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『コープランド 交響曲第3番』

Naxos 8.559844 classical

   
レナード・スラトキンと彼が音楽監督を務めるデトロイト交響楽団のシリーズ。2017年7月の来日公演に組まれた「アメリカ・プログラム」の演目のひとつ、コープランドの交響曲第3番がリリースされます。1932年から1933年の《短い交響曲》に次いで作曲されたこの交響曲は、同じ若い世代のロイ・ハリスとウィリアム・シューマンが発表し成功を収めた交響曲第3番に示された「アメリカの交響曲」を考える、コープランド自身の重要な宣言とみなされる作品です。第二次世界大戦の趨勢の見えつつあった1944年夏に作曲に着手、終戦の翌年の1946年10月、クーセヴィツキとボストン交響楽団による初演に間に合うタイミングでオーケストレーションが完成。多くのアメリカ人が史上最大の戦争に勝利した高揚感を覚え、戦後世界を楽観していた、そうした時代を反映する。ゆったりと始まり、ドラマティックな高揚を経て、最初の晴朗な気分に戻る「モルト・モデラート」の第1楽章。ホルンの「モットー」に始まる、スケルツォの性格をもつ「アレグロ・モルト」の第2楽章。深い瞑想の気分と軽快な踊りの入り混じる「アンダンティーノ・クワジ・アレグレット」の第3楽章。《市民のためのファンファーレ》を主要主題に使った「モルト・デリベラート」の第4楽章。指揮者のスラトキンにとってはセントルイス交響楽団を指揮した演奏(RCA 60149-2RC)につづく2度目の録音です。

《3つのラテンアメリカのスケッチ》は、第2曲と第3曲が1959年、第1曲が1971年に書かれ、1972年の6月にアンドレ・コステラネッツの指揮するニューヨーク・フィルハーモニックにより「セット」として初演された作品です。ベネズエラの歌を素材とした〈エストリビジョ(Estribillo)〉、「詩的で抒情的な」〈メキシコの風景(Paisaje Mexicano)〉、8分の6拍子と4分の3拍子を対比させた「よく弾む」〈ハースコの踊り(Danza de Jalisco)〉。「旋律とリズムと曲の性質は気取らない民謡調、同時にオーケストレーションは明るくきびきびしていて、音楽はただただ熱い、と、まあ、私はそう感じている」(コープランド)。彼の他の管弦楽作品ほどにはコンサートの演目に取り上げられないものの、室内管弦楽団がレパートリーとし、ヒュー・ウルフ指揮セントポール室内管弦楽団(Teldec 2292-46314-2)やオルフェウス室内管弦楽団(DG 427 335-2)をはじめとするアンサンブルが録音をリリースしています。

アーロン・コープランド(1900–1990)
 交響曲第3番(1946)
 3つのラテンアメリカのスケッチ(Three Latin American sketches)
 (1959/71)
  デトロイト交響楽団 レナード・スラトキン(指揮)

録音 2015年10月23日–25日(交響曲)、2013年10月10日–12日 Max M. and Marjorie S. Fisher Music Center オーケストラホール(デトロイト、ミシガン州) 

価格 ¥1,100(本体価格) 

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『シューベルト ピアノソナタ』

Aparté AP133 classical


スイスのピアニスト、ルイ・シュヴィツゲーベル Louis Schwizgebel(1987–)の Aparté 第5作。シューベルトのソナタ2曲を演奏しています。ハ短調の作品は、シューベルトが生涯の最後、1828年の春から秋にかけて作曲した3曲のソナタのひとつです。「アレグロ」「アダージョ」「メヌエット-トリオ」「アレグロ」の4楽章。「闇と光」の交錯する音楽。前年に没したベートーヴェンの交響曲第5番、《悲愴》ソナタ、ピアノ協奏曲第3番、Op.111 のソナタと同じ調性がとられ、3つのソナタのうちベートーヴェンの影をもっとも色濃く反映しているとみられています。イ短調のソナタは1825年に作曲されました。「モデラート」、シューベルトの書いたもっとも優れた「変奏曲」といわれる「アンダンテ・ポコ・モート」、「スケルツォ-トリオ」、「ロンド」。この曲は、作曲者の生前に出版された3つのピアノソナタの最初の作品です。2016年3月、パリ、モンマルトルのサン・ピエール教会での録音。ピアノは Yamaha CFX です。

フランツ・シューベルト(1797–1828)
 ピアノソナタ第19番 ハ短調 D.958
 ピアノソナタ第16番 イ短調 D.845
  ルイ・シュヴィツゲーベル(ピアノ) 

録音 2016年3月17日、18日 サン・ピエール教会(パリ)
芸術監修・録音 ニコラ・バルトロメ

価格 ¥2,450(本体価格) 

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『ハイドン 交響曲第53番・第64番・第96番』

Pentatone PTC5186612 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


アメリカの西海岸、ポートランドのオレゴン交響楽団と、音楽監督として精力的に活動するウルグアイ生まれの指揮者、カルロス・カルマー Carlos Kalmar(1958–)の Pentatone レーベルのシリーズ。これまでにリリースされた『戦争時代の音楽』(ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン、アイヴズ、アダムズ)(PTC5186393)、『イギリス作品集』(エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ブリテン)(PTC5186471)、『アメリカ連峰の精神(Spirit of the American Range)』(ピストン、アンタイル、コープランド)(PTC5186481)は、明快で誠実な演奏が、高品位な録音とともに、各国メディアから高く評価されてきました。第4作はハイドンの交響曲。ウィーンの音楽アカデミーで学んだカルマーの指揮で演奏する「古典」の音楽もオレゴン交響楽団の重要なレパートリーです。

ヨーゼフ・ハイドン(1732–1809)
 交響曲第53番 ニ長調《帝国》 Hob.I:53
 交響曲第64番 イ長調《時の移ろい》 Hob.I:64
 交響曲第96番 ニ長調《奇跡》 Hob.I:96
  オレゴン交響楽団 カルロス・カルマー(指揮)

録音 2013年(第64番)、2016年(第53番、第96番) アーリーン・シュニッツァー・コンサートホール(ポートランド、オレゴン州)
制作 ブラントン・オルスポー
録音 ジョン・ニュートン

価格 ¥2,550(本体価格) 

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『ダフニスとクロエ』

Harmonia Mundi HMM905280 classical

 
 バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の首席指揮者を務め、ケルン市の音楽総監督(GMD)に就任したフランスの指揮者、フランソワ=グザヴィエ・ロト François-Xavier Roth(1971–)と、彼の主宰するピリオド楽器アンサンブル、レ・シエクル Les Siècles のシリーズ。リゲティの作品集(Actes Sud ASM26)につづき、彼らが2016年に各地で行ったコンサートをライヴ収録、編集した《ダフニスとクロエ》がリリースされます。1912年6月8日、パリのシャトレ座でピエール・モントゥの指揮で初演されたバレエ。高い評価と人気を集めた《春の祭典》(ASM15)と同じように、時代楽器を使うとともに、出版譜の見直しやさまざまな考察を重ねた上で演奏が行われました。 

モーリス・ラヴェル(1875–1937)
 バレエ《ダフニスとクロエ(Daphnis et Chloé)》 
  レ・シエクル アンサンブル・エデス
  フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) 

録音 2016年 フィルハーモニー・ド・パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク・ド・ソワソン、コンビエーニュ帝国劇場、セナール劇場、アミアン・カルチャーセンター、ライスハレ(ハンブルク)、スネイプ・モルティングズ・コンサートホール(オールドバラ)(ライヴ録音)
アーティスティック・ディレクション イジー・ヘーガー
録音 Alix Ewald(アリックス・エヴァルド)、Bergame Periaux(ベルガーム・ペリオー) 

価格 ¥2,600(本体価格) 

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