Choice 2018

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『コープランド、バーバー、ガーシュウィン』

Somm SOMMCD0118[旧譜] classical


オーケストラ・オブ・ザ・スワン Orchesra of the Swan(OOTS)は、イングランド、ウォリックシャーのストラトフォード=アポン=エイヴォンを本拠とするプロフェッショナル室内管弦楽団です。1995年、ストラトフォード・サマーフェスティヴァルで演奏するためヴィオラ奏者のデイヴィッド・カーティス David Curtis により創設されました。年に50回近いコンサートを行い、シェイクスピア没後400年の2016年にはイスタンブール国際フェスティヴァルで演奏しています。20世紀アメリカの音楽によるプログラム。コープランドの《静かな都会》は、アーウィン・ショーの戯曲のために書いた劇付随音楽を基に作曲されました。静まりかえった街に男がひとりトランペットを吹く。トランペット、コールアングレと弦楽オーケストラによる情景的な音楽です。《エミリ・ディキンソンの8つの詩》は、南北戦争とその戦後の時代、マサチューセッツの大学町で隠遁者のような生活を送ったエミリ・ディキンソンの詩による声とピアノのための12の連作歌曲がオリジナルです。この作品に取りかかった時、コープランドは、詩人の暮らしたアマストの家を訪れ、部屋の窓からの緑の眺めに心をひかれたといわれます。コープランド自身のオーケストレーションによる曲集です。サミュエル・バーバーの《ノックスヴィル、1915年の夏》は、ジェイムズ・エイジー James Rufus Agee(1909–1955)の散文詩に作曲されたノスタルジックな音楽。《カプリコーン協奏曲》は、フルート、オーボエ、トランペットと弦楽オーケストラのための「合奏協奏曲」スタイルで書かれ、バーバーがマウント・キスコの自宅につけた名前を曲名にしています。最後はガーシュウィンの《サマータイム》。エイプリル・フレドリック April Fredrick は、ミネソタ州のノースウェスタン大学とロンドンの王立音楽アカデミーで学んだアメリカのソプラノ歌手。これがデビューアルバム。2011年5月29日のコンサートのライヴ録音です。

『コープランド、バーバー、ガーシュウィン』
アーロン・コープランド(1900–1990)
 静かな都会(Quiet City)(1939)
サミュエル・バーバー(1910–1981)
 ノックスヴィル、1915年の夏(Knoxville, Summer of 1915)
  Op.24(1947)
 カプリコーン協奏曲(Capricorn Concerto) Op.21(1944)
アーロン・コープランド(1900–1990)
 エミリ・ディキンソンの8つの詩(8 Poems of Emily Dickinson)
 (1948 orch. 1958-70)
ジョージ・ガーシュウィン(1898–1937)
 歌劇《ポーギーとベス(Porgy and Bess)》(1935)
 - サマータイム(Summertime)
  エイプリル・フレドリック(ソプラノ)
  オーケストラ・オブ・ザ・スワン
  デイヴィッド・カーティス(指揮)

録音 2011年5月29日 Civic Hall(ストラトフォード=アポン=エイヴォン、イングランド)(ライヴ) 

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『マ・メール・ロワ(Ma mère l'Oye) 』

Harmonia Mundi HMM905281 classical

    
フランスの指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト François-Xavier Roth(1971–)と、彼の主宰するピリオド楽器アンサンブル、レ・シエクル Les Siècles のシリーズ。Harmonia Mundi レーベルの第2作も、最初の《ダフニスとクロエ》(HMM905280)と同じラヴェル作品の特集です。《マ・メール・ロワ》は、『マザー・グース』を基にした4手のピアノのための5曲をオーケストレーション、〈前奏曲(Prélude)〉〈紡ぎ車の踊りと情景(Danse du rouet et scène)〉と5つの〈間奏曲〉を追加してバレエ音楽とした作品。《シェエラザード》は、『アラビアン・ナイト』を題材とする夢幻劇(féerie)の音楽として予定され、序曲だけが完成、1898年5月に作曲者の指揮で初演された作品です。《クープランの墓》は、1914年から1917年にかけて書かれたピアノ独奏曲から〈フーガ〉と〈トッカータ〉を外した4曲の管弦楽組曲。シリーズのこれまでの録音と同様、初演当時の楽器による演奏です。

モーリス・ラヴェル(1875–1937)
 バレエ音楽《マ・メール・ロワ(Ma mère l'Oye)》 (1911)
 夢幻劇の序曲《シェエラザード(Shéhérazade)》 (1898)
 組曲《クープランの墓(Le tombeau de Couperin)》 (1919)
  レ・シエクル フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) 

録音 2016年10月31日 フィルハーモニー・ド・パリ、11月2日 サウスバンク・センター(ロンドン)、11月4日 シテ・ド・ラ・ミュジーク・ド・ソワソン(パリ)(マ・メール・ロワ)、2017年5月20日、9月9日、9月17日 フィルハーモニー・ド・パリ(シェエラザード)、8月13日 ブローニュ=ビヤンクール、ラ・セーヌ(パリ)(クープラン)(すべてライヴ録音)

価格 ¥2,600(本体価格) 

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『Sciuscià(靴みがき)』

Losen Records LOS192-2 jazz

   
セルジョ・カサーレ Sergio Casale は、イタリアのミュージシャン。若い時、ペルージャ・ジャズオーケストラのメンバーに選ばれフルートとサクソフォーンを担当、同じ年にローマ歌劇場とオーケストラ団員として契約しました。その後、カリアリ、ペルージャ、トリノの歌劇場、ローマやバルセロナのジャズバンドで演奏。作曲家としても活動してしています。『Sciuscià(靴みがき)』は、第二次世界大戦を経験したイタリア人の姿を題材にとり、社会の問題やイタリア人のアイデンティを追求した「ネオリアリズム」時代のイタリア映画とその時代をその音楽により回顧するというアイデアを基に作られたアルバムです。20世紀後期、イタリアではクラシカル音楽を背景にもつ作曲家たちが映画のための音楽を手がけ、ヴィットリオ・デ・シーカとアレッサンドロ・チコニーニ、フェデリコ・フェリーニとニーノ・ロータ、ミケランジェロ・アントニオーニとジョヴァンニ・フスコといった監督と作曲家のパートナーシップから、傑作と呼ばれる作品が多く生まれました。フェリーニの『I vitelloni』(邦題『青春群像』)『Lo sceicco bianco』(『白い酋長』)『La strada』(『道』)『8 ½』、デ・シーカの『Stazione Termini』(『終着駅』)『Ladri di biciclette』(『自転車泥棒』)『 Sciuscià』(『靴みがき』)、アントニオーニの『Il grido』(『さすらい』)『Avventura』(『情事』)、ピエル・パオロ・パゾリーニの『Uccellacci e uccellini』『Che cosa sono le nuvole』(オムニバス映画『Capriccio all’italiana』第4エピソード)、マリオ・モニチェリの『Guardie e ladri』、ルキノ・ヴィスコンティの『Rocco e i suoi fratelli』(『若者のすべて』)。アントニオ・アリエターノ Antonia Arietano は、オーケストラの首席クラリネット奏者からキャリアをスタート、室内楽のプレーヤーとしても活動。ヴァイオリンとヴィオラ奏者のセルジョ・ファネッリ Sergio Fanelli の参加したトリオによるセッションで録音されました。

『Sciuscià(靴みがき)』
 Uccellacci e uccellini - Titoli di testa(Ennio Morricone)
 I vitelloni - I(Nino Rota) I vitelloni - II(Nino Rota)
 Geppetto - I(Fiorenzo Carpi) Geppetto - II(Fiorenzo Carpi) 
 Geppetto - III(Fiorenzo Carpi)
 Pinocchio: birichinata(Fiorenzo Carpi)
 Stazione Termini, Ladri di biciclette & Sciuscià(Alessandro Cicognini)
 Il grido: commento al film(Giovanni Fusco)
 Bolero Avventura(Giovanni Fusco)
 Lo sceicco bianco(Nino Rota)
 Guardie e ladri(Alessandro Cicognini)
 La strada - I(Nino Rota) La strada - II(Nino Rota)
 Che cosa sono le nuvole    8 ½ - La passerella d'addio(Nino Rota)
 L'amore di Rocco(Nino Rota)
 Uccellacci e uccellini - Titoli di coda(Ennio Morricone)
  セルジョ・カサーレ(フルート、ピッコロ)
  アントニオ・アリエターノ(クラリネット)
  セルジョ・ファネッリ(ヴィオラ、ヴァイオリン)

録音 2013年6月、12月 GrandeMago-Music Farm(イタリア)
編曲・制作・録音 セルジョ・カサーレ

価格 ¥2,350(本体価格)

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