2017年10月

『ランゴー ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第1集』

Dacapo 8.226130 classical

 
デンマークのナショナル・レーベル Dacapo が、カール・ニルセンに続く世代の作曲家、「今や大切な存在となった」ルーズ・ランゴー Rued Langgaard の音楽をプロモートする目的で始めたプロジェクト。交響曲、ピアノ曲、室内楽曲、合唱作品などに続き、ヴァイオリンとピアノのための作品の全曲を3枚のアルバムに収めるシリーズの第1作がリリースされます。「迷信、反対意見に対する極端な不寛容、一般的には宗教権力」を攻撃するために使われたヴォルテールの言葉をランゴーが反語的な意味合いで曲名に採ったとされる《嫌悪すべきものを押しつぶせ(Écrasez l'infâme)》は、1949年の8月から9月にかけて作曲された作品です。「ブラームス風のロマンティックなしぐさ……予測できない『ワイルドな』身振り……機知のひらめき……純真素朴な子供の歌……」。第1楽章と第3楽章から最後の第5楽章が「Præciet og eftertrykkeligt(正確に、断固として)」、第2楽章が「Samme tempo(同じテンポで)」と指示されています。ランゴー自身が「未完の」と呼んだ《ソナタ》は、2楽章の作品です。1909年から翌年にかけて書かれた「エネルジーコ」と「レント」の第1楽章。1911年作曲の「アンダンテ」の第2楽章。1911年の2月と11月に作曲者の叔父にあたるアクセル・ゲーゼが共演して初演しました。《短いヴァイオリンソナタ》は、当初「ヴァイオリンの詩編」の曲名がつけられ、「アレグロ」「アダージョ」「スケルツォ」「終曲(フィナーレ)」の4つの楽章に、後に削除される『ダヴィデの詩編』からの引用が書きこまれていました。ソナタ第4番も1949年の作品です。〈Doux!(柔らかく)〉、「力強く」の〈Prière(祈り)〉、〈スケルツォ〉〈プレスト・フリオーゾ〉、デンマークの賛美歌「なんじ、主キリストよ、わが救い主(Du, Herre Christ, min Frelser est)」の冒頭の引用に始まる〈終曲:アレグロ〉。デンマーク国立交響楽団第2ヴァイオリンの第2コンサートマスターで、ランゴーの弦楽四重奏曲全集を録音したナイチンゲール弦楽四重奏団のゴンヴォ・シーム Gunvor Sihm と、ランゴーのピアノ作品全集を録音したベーリト・ヨハンセン・タンゲ Berit Johansen Tange の共演です。

『ランゴー ヴァイオリンとピアノのための作品全集 第1集』 
ルーズ・ランゴー(1893–1952) 
 嫌悪すべきものを押しつぶせÉcrasez l'infâme) BVN385(1949)
 (ヴァイオリンとピアノのための) 
 ソナタ(未完) BVN41(1909–11)(ヴァイオリンとピアノのための) 
 短いヴァイオリンソナタ(Kort Violinsonate) BVN372(1949) 
 ソナタ第4番《イエスよ、我らを許したまえ!(Parce nobis, Jesu!)》
  BVN376(1949) 
  ゴンヴォ・シーム(ヴァイオリン)
  ベーリト・ヨハンセン・タンゲ(ピアノ)

録音 2015年2月22日(BVN385)、12月21日(BVN376)、2016年1月16日(BVN41)、2月7日(BVN372) 王立デンマーク音楽アカデミー、コンサートホール(コペンハーゲン) 
制作 ティム・フレゼリクセン 
録音 フランシスカ・ヴァカヘーイン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『ヌアゴー 初期ピアノ作品集』

Dacapo 6.220590 SACD hybrid(Multichannel/stereo) contemporary/classical

 
カール・ニルセン後のデンマークでもっとも影響力のある作曲家とされるペア・ヌアゴー Per Nørgård は、2017年7月13日、85歳の誕生日を迎えました。2016年にはドイツの名高いエルンスト・フォン・ジーメンス音楽賞を受賞し、さらなる活躍が期待されています。デンマークのナショナル・レーベル Dacapo は、85歳を迎える彼のために2枚の新しいアルバムを企画しました。その一枚、ヌアゴーが1940年代から50年代にかけて作曲したピアノのための音楽。《ソナタ・デテルミナータ》(決然たるソナタ)、《ソナタ・カプリチョーザ》(気まぐれなソナタ)。バッハとストラヴィンスキーの初期の影響とともに、シベリウスの後期の交響曲や《タピオラ》といった作品に感銘を受けたヌアゴーが意識した「北欧精神の宇宙(universe of the Northern mind)」の展開を描く作品群。スウェーデンの作曲家でピアニスト、王立デンマーク音楽アカデミーで教えるニクラス・シヴェレーヴ Niklas Sivelöv(1968–)の演奏。《一楽章のソナタ》と《クローバー》をのぞく作品はすべてシヴェレーヴに献呈されています。

ペア・ヌアゴー(1932–)
 ソナタ・デテルミナータ(Sonata determinata)(1949–50)
 (ピアノのための) *
 ミニチュア・コンチェルト(Miniature Concerto) G Major(1949) *
 ソナタ・カプリチョーザ(Sonata capricciosa)(1949)
 (ピアノのための)
 クローバー(Trifoglio) Op.7(1954 rev.1956) *
 一楽章のソナタ(Sonata in One Movement) Op.6
 (1953 rev.1956–57)
 トッカータ(Toccata)(1949)(ピアノのための)
  ニクラス・シヴェレーヴ(ピアノ)

録音 2016年9月3日–6日、11月20日、12月21日。2017年1月8日–9日、28日–29日 王立デンマーク音楽アカデミー、コンサートホール(コペンハーゲン)
制作 ダニエル・デーヴィズセン、フリードリク・ギュアトラー
録音 ダニエル・デーヴィズセン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『カノン(Canon)』

Dacapo 6.220656 SACD hybrid(Multichannel/stereo) contemporary/classical

 
ヌアゴー Per Nørgård の85歳誕生日を祝うもう一枚は、コペンハーゲンの救世主教会のオルガニストを務め、王立デンマーク音楽アカデミーで教えるイェンス・E・クリステンセン Jens E. Christensen(1946–)の演奏によるオルガン作品。1955年から2014年にかけて作曲された前奏曲とコラール幻想曲を集めた2015年出版の《オルガン本》。《カノン》は、「無限セリー(infinity series)」と「黄金比リズム(golden rhythmic proportions)」が特徴の大規模なオルガン曲です。

『カノン(Canon)』
ペア・ヌアゴー(1932–) オルガンのための作品集
 オルガン本(Orgelbogen)(17の前奏曲とコラール幻想曲)(2015)
  祝祭前奏曲(Preludio Féstivo)
  5つのオルガン・コラール(Five Organ Chorales) Op.12
  賛美歌『一年』のための前奏曲とコラール前奏曲
  (Preludes and Chorale Preludes for the hymn Året)
  キリストは死者より立ちあがり(Krist stod op af døde)
  夏の前奏曲(Sommer-præludium)
  私は永遠の天国を知っている(Jeg ved et levigt Himmerig)
  祝福を受けた喜び(Den signede fryd)
  (「祝福された日」によるコラール前奏曲)
  トッカータ『天秤座(Libra)』
 カノン(Canon)(2017)(オルガンのための)
  イェンス・E・クリステンセン(オルガン)

録音 2017年6月7日–8日、12日–13日 救世主教会(コペンハーゲン)
制作・録音 プレーベン・イーヴァン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『甘き喜びのうちに(In dulci jubilo)』

Dacapo 6.220661 SACD hybrid(Multichannel/stereo)classical/early music

 
ヴォーカル・アンサンブル、シアター・オブ・ヴォイセズ Theatre of Voices は、合唱指揮者ポール・ヒリヤー Paul HIllier が1990年にアメリカで創設、2004年に彼が活動の場をコペンハーゲンに移したことにともないデンマークで再編成されました。アルヴォ・ペルト、ペレ・グズモンセン=ホルムグレーンといった作曲家たち、演出家のピーター・セラーズ、ミカラ・ペトリやクロノス四重奏団といった演奏家とコラボレーションを行い、ユニークな活動を続けています。新作アルバム『甘き喜びのうちに』。2016年の『ブクステフーデと音楽仲間たち』(Dacapo 6.220634)と同じくデンマーク生まれのブクステフーデと17世紀北ドイツ作曲家の作品を取り上げ、「クリスマス」をテーマに構成されています。ガイストの《暁の星のいと美しきかな》、トゥンダーの《小さな御子》、ヴェックマンの《徳高き王》は独唱と器楽アンサンブル、ヨハン・クリストフ・バッハの《汝を去らしめず》は2群の四重唱(Coro I, Coro II)と器楽アンサンブル。その他、二重唱、三重唱、四重唱と器楽アンサンブルの作品、オルガン独奏曲と、変化のあるプログラムが組まれました。彼らがアルス・ノーヴァ・コペンハーゲンと共演して作った『クリスマス物語(The Christmas Story)』(Harmonia Mundi HMU807565)とも異なる、新しいコンセプトによるクリスマス・アルバムです。 

『甘き喜びのうちに(In dulci jubilo)』
「受胎告知と降臨節(The Annunciation & Advent)」
ハインリヒ・シャイデマン(c.1595–1663)
 前奏曲(Preambulum) ヘ長調(室内オルガン・ソロ)
クリスティアン・ガイスト(c.1650–1711)
 暁の星のいと美しきかな(Wie schön leuchtet der Morgenstern)
ヨハン・クリストフ・バッハ(1642–1703)
 汝を去らしめず(Merk auf, mein Herz)
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637–1707)
 いざ来たれ異教徒の救い主よ(Nun komm, der Heiden Helland)
 (オルガン・ソロ)
「羊飼いたち(The Shepherds)」
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637–1707)
 恐れるな(Fürchtet euch nicht)
クリスティアン・ガイスト(c.1650–1711)
 羊飼いたちよ、汝ら見たものを語れ(Pastores dicite quidnam vidistis)
ヨハン・アダム・ラインケン(1643–1722)
 フーガ(Fuga) ト短調(室内オルガン・ソロ)
「キリスト降誕(The Nativity)」
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637–1707)
 新たに生まれし御子(Das neugeborne Kindelein)
フランツ・トゥンダー(1614–1667)
 小さな御子(Ein kleines Kindelein)
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637–1707)
 甘き喜びのうちに(In dulci jubilo
ヨハン・アダム・ラインケン(1643–1722)
 前奏曲(Preambulum) ニ短調(室内オルガン・ソロ)
「新年、公現祭と受胎告知(New Year, Epiphany & Annunciation)」
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637–1707)
 イエスの優しき思い出(Jesu dulcis memoria)
マティアス・ヴェックマン(1619–1674)
 徳高き王(Rex virtutum)
ヤン・ピータスソン・スヴェーリンク(1562–1621)
 東方の三博士(Ab Oriente venerunt Magi) 
ディートリク・ブクステフーデ(c.1637–1707)
 暁の星のいと美しきかな(Wie schön leuchtet der Morgenstern)
 (オルガン・ソロ)
  シアター・オブ・ヴォイセズ ポール・ヒリヤー(指揮)
  コンチェルト・コペンハーゲン(CoCo)団員
  アラン・ラスムセン(オルガン) 

録音 2017年1月29日–2月1日 ガーニソン教会(コペンハーゲン)
制作・録音 プレーベン・イーヴァン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『誰もが天使を愛している(Everybody Loves Angels)』

ACT Music ACT9847-2 jazz

 
「ノルウェーのブッゲ・ヴェッセルトフトほどソロピアノの録音で静寂を音にできる音楽家は、ちょっと思いあたらない」。ジャズピアニスト、ブッゲ・ヴェッセルトフト Bugge Wesseltoft(1964–)の新作は、無重力と安らぎを象徴する「天使」をタイトルにしたソロアルバム。1997年のソロアルバム『It's Snowing on My Piano(わたしのピアノに雪が降る)』(ACT9260-2)が、アルバム『最後の春(Last Spring)』(ACT9526-2)で共演したヘンニング・クラッゲルードが「クリスマスの季節、毎年12月の初めから1月の終わりまで私の家で流れている」と語ったことを受け、「一年を通じた静穏の時」をイメージして制作されました。伝承曲《三人の天使が歌っていた》、ポール・サイモンの《明日に架ける橋》、J・S・バッハの《コラール》、ジミ・ヘンドリックスの《エンジェル》、キャット・スティーヴンスがアルバム『Teaser and the Firecat』で歌った、ゲール民謡に基づく《Morning Has Broken(雨にぬれた朝)》、デンマークの作曲家C・E・F・ヴァイセの《賛美歌》、ボブ・ディランの《風に吹かれて》、ローリング・ストーンズの《Angie(悲しみのアンジー)》、ブルーノ・マーズの《Locked out of Heaven(ロックト・アウト・オブ・ヘヴン)》(天国から締め出され)、レノン=マッカートニーの《レット・イット・ビー》、そしてヴェッセルトフトの作曲した《Reflecting》(反射、反映)。2017年2月、ロフォーテンのカテドラルで録音されました。

『誰もが天使を愛している(Everybody Loves Angels)』
 Es sungen drei Engel(Trad/arr. Bugge Wesseltoft)
 Bridge over Troubled Water(Paul Simon)
 Koral(Johann Sebastian Bach/Bugge Wesseltoft)
 Angel(Jimi Hendrix) Reflecting(Bugge Wesseltoft)
 Morning Has Broken(Cat Stevens)
 Salme(Christoph Ernst Friedrich Weyse/Bugge Wesseltoft)
 Blowing in the Wind(Bob Dylan)
 Angie(Mick Jagger/Keith Richard)
 Locked out of Heaven(Bruno Mars/Philip Lawrence/Ari Levine)
 Let It Be(John Lennon/Paul McCartney)
  ブッゲ・ヴェッセルトフト(ピアノ)

録音 2017年2月24日–26日 ロフォート大聖堂(ロフォーテン、ノルウェー)
制作 シギ・ロッホ、ブッゲ・ヴェッセルトフト
録音 アスレ・カーシュタ
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『地中海(Mediterraneo)』

ACT Music ACT9849-2 jazz

 
ACT Music のオーナー、シギ・ロッホ Siggi Loch が、「ヨーロッパの音(Sound of Europe)」を探り、キュレーターを務める「Jazz at Berlin Philharmonic」のシリーズ。「ケルトのルーツ」から「ノルウェーの森」を経て、第8作は「地中海」です。ヨーロッパ音楽のルーツのひとつ、豊かな民謡の伝統をもち、オペラを生み、「チネチッタ」から世界に向けて映画音楽を発信するイタリア。このアルバムが録音された2017年6月12日、ベルリン・フィルハーモニーの大ホールで行われたコンサートでは、イタリアのピアニスト、ステファノ・ボッラーニ Stefano Bollani がデンマークのイェスパー・ボーディルセン Jesper Bodilsen とモーテン・ロン Morten Lund と結成し、10年以上にわたって活動をつづけるトリオがステージの中央に立ち、フィルハーモニーのメンバー14人のアンサンブルと共演しました。モンテヴェルディの《トッカータ》と《シンフォニア》に始まり、ニーノ・ロータの《アマルコルド》、エンニオ・モリコーネの《Chi Mai(キ・マイ)》《The Good, the Bad and the Ugly》(邦題『続・夕陽のガンマン』)《Indagine su un cittadino al di sopra de ogni sospetto》(邦題『殺人捜査』)の3曲を「組曲」風に並べ、ポップソングの《Azzurro》、プッチーニの〈わたしのお父さん〉とレオンカヴァッロの《マッティナータ(朝の歌)》、ロッシーニの《セビーリャの理髪師》から〈私は町のなんでも屋〉、そしてロータの《Fortunella》(邦題『キンカン』)。ノルウェーのガイル・リュスネ Geir Lysne が指揮と編曲を担当しました。

『地中海(Mediterraneo)』
 Toccata(Claudio Monteverdi) Sinfonia(Claudio Monteverdi)
 Amarcord(Nino Rota) Chi Mai(Ennio Morricone)
 The Good, the Bad and the Ugly(Ennio Morricone)
 Indagine su un cittadino al di sopra de ogni sospetto
 (Ennio Morricone)
 Azzurro(Paolo Conte/Michele Virano)
 O mio babbino caro(Giacomo Puccini)/
  Mattinata(Ruggero Leoncavallo)
 Largo al factotum(Gioachino Rossini)
 Fortunella(Nino Rota)
  ステファノ・ボッラーニ・トリオ
   ステファノ・ボッラーニ(ピアノ)
   イェスパー・ボーディルセン(ベース)
   モーテン・ロン(ドラム)
  ヴィンセント・ペイラーニ(アコーディオン)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団員 ガイル・リュスネ(指揮)

編曲 ガイル・リュスネ
録音 2017年6月12日 Berlin Philharmonie, Großer Sall(ベルリン)[ライヴ録音]
制作 シギ・ロッホ
録音 ナンニ・ヨハンソン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『Good Stuff』

ACT Music ACT9851-2 jazz

 
フィンランドのピアニスト、イーロ・ランタラ Iiro Rantala とスウェーデンのギタリスト、ウルフ・ヴァケーニウス Ulf Wakenius は、それぞれのプロジェクトのリーダーとして、なんどとなく世界各地を旅してきました。2015年10月の「Jazz at Berlin Philharmonic」の共演がきっかけとなって作られた「世界を周る」デュオ・アルバム。「モーツァルトの姿も映る」ウィーン、「リラックスした、グルーヴィなところ」ヘルシンキ、パルマ、ソウル、「眠ることのない街」ベルリン、ローマ……さまざまな都市からインスピレーションを得て彼らが書いた曲を中心に、ビゼーとプッチーニのオペラの曲、スティーヴィー・ワンダーの《サー・デューク》、ジョン・コルトレーンの《ジャイアント・ステップス》を演奏。1970年代から80年代にかけて活動したフュージョンバンド「スタッフ」の《Love the Stuff》とマーヴィン・ゲイとタミー・テレルが歌って「ビルボード」のチャートを飾った「アシュフォード&シンプソン」の「モータウン」ナンバー《Ain't No Mountain High Enough》のトラックでアルバムを終えます。

『Good Stuff』
 Vienna(Ulf Wakenius)
 Carmen: Michaëla & Don José(Ulf Wakenius) *
 Helsinki(Iiro Rantala) Palma(Iiro Rantala)
 Seoul(Iiro Rantala) Nessun Dorma(Giacomo Puccini) **
 Sir Duke(Stevie Wonder) ** Berlin(Ulf Wakenius)
 What a Wonderful World(George David Weiss/Bob Thiele) **
 Rome(Ulf Wakenius) Giant Steps(John Coltrane) *
 Love the Stuff(Stuff)/Ain't No Mountain High Enough
 (Nickolas Ashford/Valerie Simpson)
  イーロ・ランタラ(ピアノ)
  ウルフ・ヴァケーニウス(ギター)

編曲 イーロ・ランタラ(*)、ランタラ & ヴァケーニウス(**)
録音 2017年5月30日–31日 ACT Art Collection Berlin(ベルリン、ドイツ)
制作 シギ・ロッホ
録音 ナンニ・ヨハンソン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『Recurrence』

Sono Luminus DSL92213  Pure Audio Blu-ray + CD contemporary


アイスランド交響楽団は、創設以来、自国、各国の「今日の音楽」をコンサートや録音の演目に献身的に取り上げてきました。2011年、レイキャヴィークにコンサートホール「ハルパ」が完成。指揮者、作曲家、教育者として多彩な活動をするダニーエル・ビャルナソン  Daníel Bjarnason(1980–)が、オーケストラのアーティスト・イン・レジデンスを務めています。常に意欲的、実験的な「アイスランドの音楽」を反映するアルバム『Recurrence』。アコースティックと電子音楽の響きのつながりを探ることに興味をもつというスーリーズル・ヨウンスドウッティル Þuríður Jónsdóttir(1967–)、ロックバンドのプレーヤーでもあるクリヌル・A・ヴィルマルソン Hlynur A. Vilmarsson(1976–)、「多色の音のパレット」を使うバンド「アミーナ amiina」のメンバーとして国際的な舞台で活躍するマリーア・フルド・マルカン・シグフースドウッティル María Huld Markan Sigfúsdóttir(1980–)、彼女の感覚でとらえた「広大な風景と自然の音」を素材とした管弦楽作品を発表してきたアンナ・ソルヴァルスドウッティル Anna Þorvaldsdóttir(1977–)。ダニーエル・ビャルナソンの《Emergence》は、〈Silence〉〈Black Breathing〉〈Emergence〉の3つの部分からなる作品です。

『Recurrence』
スーリーズル・ヨウンスドウッティル(1967–)
 Flow and Fusion
クリヌル・A・ヴィルマルソン(1976–)
 bd
マリーア・フルド・マルカン・シグフースドウッティル(1980–)
 Aequora
ダニーエル・ビャルナソン(1980–)
 Emergence
アンナ・ソルヴァルスドウッティル(1977–)
 Dreaming
  アイスランド交響楽団
  ダニーエル・ビャルナソン(指揮)

録音 2016年12月5日–9日 ハルパ・コンサートホール(レイキャヴィーク、アイスランド)
 
価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


『英雄の生涯』

Farao B108092 classical


スウェーデンのヨーテボリ交響楽団と2013年/2014年のシーズンから首席客演指揮者と芸術顧問を務めるケント・ナガノ Kent Nagano(1951–)のリヒャルト・シュトラウスのシリーズ。作曲者の生誕150周年を記念して企画され、「アルプスの壮大な姿と人間の内面のエネルギーを感じさせる圧倒的な表現力」と評された《アルプス交響曲》(B 108091)につづき、2曲の交響詩を収めたアルバムがリリースされます。みずからを「英雄」に見立て、「英雄」「英雄の敵」「英雄の伴侶」「英雄の戦場」「英雄の業績」「英雄の隠遁と完成」の6つの部分に描いた、シュトラウスの最後の交響詩《英雄の生涯》。1888年から1889年にかけて、交響詩《ドン・ファン》の直後にシュトラウスが作曲した、死に行く者の想いの内に展開する過ぎし日々と来たるべき世界の姿を描いた《死と変容》。ヨーテボリ交響楽団がシュトラウス作品を演奏する歴史は古く、1905年から1906年のシーズンにヴィルヘルム・ステーンハンマルが交響詩《ドン・ファン》を50回指揮、首席指揮者に就任した後、1908年に交響詩《マクベス》、1913年に《死と変容》、オペラ《グントラム》序曲、《ティル・オイレンシュピーゲル》を演奏。その後もセルジュ・コミッシオーナ、シクステン・エールリング、シャルル・デュトワ、ネーメ・ヤルヴィといった指揮者たちが積極的にコンサートの演目に取り上げてきました。豊かなオペラ経験をもち、2015年/2016年のシーズンからハンブルク州立歌劇場の音楽監督を務めるケント・ナガノ。さまざまなスタイルの音楽を優美に、繊細なグラデーションのうちに表現するヨーテボリのオーケストラ。2018年秋、シリーズの最終作として《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》と《家庭交響曲》がリリースされる予定です。

リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
 交響詩《英雄の生涯(Ein Heldenleben)》 Op.40
 交響詩《死と変容(Tod und Verklärung)》 Op.24
  ヨーテボリ交響楽団 ケント・ナガノ(指揮)

録音 2016年2月15日–20日(英雄の生涯)、6月9日–11日(死と変容) ヨーテボリ・コンサートホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
制作 フェリクス・ガーゲルレ、アンドレーアス・ツェンメラー
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


 『ドリームランド(Dreamland)』

Stunt Records STUCD17132 jazz


ブラジルのマルチ木管楽器奏者カルロス・マルタ Carlos Malta とデンマークのピアニスト、トマス・クラウセン Thomas Clausen。かつて「tRIO」などで共演を重ねた二人のミュージシャンが、コペンハーゲン・ジャズフェスティヴァル 2016 をきっかけにコラボレーションを再開。色彩的なブラジルのリズムとサウンドと「北欧ジャズ」の出会い。ヨーテボリのニレント・スタジオでセッション録音されたアルバム。

『ドリームランド(Dreamland)』
 Shadows Fanfare 3 No Samba After the Metronome
 Tiger Rag Nippon Under the Strawberry Moon
 One or More Logum Ede Nocturne Tok Joy Dreamland
  カルロス・マルタ(テナーサックス、ソプラノサックス、
   バスクラリネット、C フルート、バスフルート、ピッコロ)
  トマス・クラウセン(ピアノ、フェンダーローズ、チェレスタ)
  ロムロ・ドゥアルテ(ベース)
  ニクラス・カンパニョール(ドラム)

録音 2017年5月 ニレント・スタジオ(ヨーテボリ、スウェーデン)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


 『ティンベロ(Timbero)』

Stunt Records STUCD17142 jazz


キューバとスカンディナヴィアのジャズを融合、2006年にアルバム『Blanco y Negro(白と黒)』(STUCD06062)をリリースした「ブランコ・イ・ネグロ」が、デンマーク放送ビッグバンドでプレーするスウェーデンのカール・マッティン・アルムクヴィスト Karl-Martin Almqvist と、キューバ出身のピアニスト、アベル・マルセル Abel Marcel を加えて活動を再開、コペンハーゲンのヴィレッジ・レコーディングで録音セッションを行いました。

『ティンベロ(Timbero)』
 Something Personal The Caretaker Timbero The Munch
 La aldea del norte(北の村) Taa-Daa
 Nostalgia de un sueno(夢のノスタルジア) Tradicion
 October 6th Nostalgia De Otro Sueno(別の夢のノスタルジア)
  ブランコ・イ・ネグロ
   カール・マッティン・アルムクヴィスト(サクソフォーン)
   アベル・マルセル(ピアノ)
   ヤッサー・モレホン・ピノ(ベース)
   ヨーナス・ヨハンセン(ドラム、パーカッション)
   エリエル・ラソ(パーカッション、ヴォーカル)

録音 2017年8月 Village Recordings(コペンハーゲン、デンマーク)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


LINK

















LinkIconMore


ページの先頭へ