2013年10月



Our Select

フォン・オッター — 優しきフランス

naïve V5343 2CD's special price classical/chanson


スウェーデンのメゾソプラノ、フォン・オッター Anne-Sofie von Otter が「私と同じ哲学をもっている」と契約したフランスのレーベル naïve。ブラッド・メルドーとのデュオアルバム『愛の歌 (Love Songs)』(V5241) につづいて録音した『優しきフランス』は「フランスの歌に捧げるオマージュ」として企画されました。ディスク2枚のアルバム。最初のディスクは、レイナルド・アーンの歌曲集《灰色の歌》の〈いみじき時〉に始まり、サン=サーンス、フォーレ、ラヴェルの歌曲、ドビュッシーの《ビリティスの3つの歌》、アメリカの作曲家レフラーのフランス語の詩による歌曲が歌われ、次のディスクでは、バルバラ、ルマルク、ハジダキス、ムスタキたち、20世紀フランスのシャンソンが歌われます。レオ・フェレの《ミラボー橋》、イヴ・モンタンの歌で知られるジョゼフ・コスマの《枯葉》、エディット・ピアフが歌ったグランツベルクの《パダム・パダム》、シャルル・トレネの《ブン!》、ルイギとマルグリート・モノの書いた《バラ色の人生》、いずれもシャンソンのスタンダードナンバーです。『シェルブールの雨傘』につづいてミシェル・ルグランがジャック・ドミと共同作業したミュージカル映画『ロシュフォールの恋人たち』の2曲もプログラムに組まれ、映画でフランソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーヴの姉妹が歌った〈双子姉妹の歌〉は、リアル・グループで歌っていたヴォーカリスト、マルガレータ・ベンクトソン Margareta Bengtson がフォン・オッターとデュオで歌います。ピアニストのベンクト・フォシュベリ Bengt Forsberg、ギタリストのマッツ・ベリストレム Mats Bergström、パーカッション奏者のペール・エークダール Per Ekdahl をはじめとする、フォン・オッターの音楽を愛するミュージシャンたちが共演。シャンソンの録音は、ストックホルムの「伝説的スタジオ」、ABBAやエルヴィス・コステロも使ったアトランティス・スタジオでセッションが行われました。「芸術歌曲もシャンソンも歌の性格をみれば、ひとつのファミリー」(フォン・オッター)。ゆたかな感受性、テクストの知的な解釈、フランス語の美しいディクション。かつてバルバラ、レオ・フェレ、トレネが歌ったシャンソンは、ノスタルジックな想いに誘うとともに「今の歌」として新しい衣装をまとっています。フランスの魂とも言うべき歌の遺産をフォン・オッターがひとつひとつ、慈しみながら歌う素敵なアルバムです。

フォン・オッター — 優しきフランス (Douce France)
[CD1] 歌曲
レイナルド・アーン (1875–1947) いみじき時 (L’heure exquise)
 もっとも美しき今 (Le plus beau présent)
カミーユ・サン=サーンス (1835–1921) 月の光 (Claire de lune)
 私に何も言うことがないのなら (Si vous n’avez rien à me dire)
 行け、行け、船よ (Vogue, vogue la galère) *
レイナルド・アーン (1875–1947)
 離れ家に閉じ込められたとき (Quand je fus pris au pavillon)
 私はくちづけをしたから (Puisque j’ai mis ma lèvre)
 田舎の墓地 (Cimetière de campagne)
ガブリエル・フォーレ (1845–1924) 秘めごと (Le secret) Op.23–3
モーリス・ラヴェル (1875–1937)
 スピネットを歌うアンヌへの (D’Anne jouant de l’espinette)
 愛に死せる王女のためのバラード (Ballade de la reine morte d’aimer)
クロード・ドビュッシー (1862–1918)
 ビリティスの3つの歌 (Trois chansons de Bilitis)
チャールズ・マーティン・レフラー (1861–1935)
 4つの詩 (4 Poems) Op.5 – ひびわれた鐘 (La cloche fêlée) **
  セレナード (Sérénade) **
カミーユ・サン=サーンス (1835–1921) 死の舞踏 (Danse macabre) **
  アンネ=ソフィ・フォン・オッター(メゾソプラノ)
  ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
  ビョーン・イェーヴルト(ハルモニウム)*
  アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ)**
[CD2] シャンソン
バルバラ (1930–1997) ゲッティンゲン (Göttengen)
ノルベルト・グランツベルク (1910–2001) パダム・パダム (Padam padam)
レオ・フェレ (1916–1993)
 サン=ジェルマン=デ=プレ (Á Saint-Germain-des-Prés)
バルバラ (1930–1997)
 なんて美しい季節(9月)(Quel joli temps (Septembre))
フランシス・ルマルク (1917–2002) パリで (Á Paris)
マノス・ハジダキス (1925–1994) 若い郵便屋さん (Le facteur)
ミシェル・ルグラン (1932–)
 ロシュフォールの恋人たち (Les Demoiselles de Rochefort)
  – 双子姉妹の歌 (Chanson des jumeilles)
  君なしで生きていく (Je vivrai sans toi)
ジョゼフ・コスマ (1905–1969) 枯葉 (Les feuilles mortes)
レオ・ショーリアック (1913–1977)/シャルル・トレネ (1913–2001)
 優しきフランス (Douce France)
シャルル・トレネ (1913–2001) ブン! (Boum!)
レオ・フェレ (1916–1993) ミラボー橋 (Le Pont Mirabeau)
ジョルジュ・ムスタキ (1934–2013) タンドル国の地図 (La carte du Tendre)
レイナルド・アーン (1875–1947) 秋の歌 (Chanson de l’automne)
ルイギ (1916–1991)/マルグリート・モノ (1903–1961)
 バラ色の人生 (La vi)e en rose)
レオ・ショーリアック (1913–1977)/シャルル・トレネ (1913–2001)
 残されし恋には (Que reste-t-il de nos amours?)
ジャン・ルノワール (1891–1976)
 聞かせてよ愛の言葉を (Parlez-moi d’amour)
  アンネ=ソフィ・フォン・オッター(メゾソプラノ)
  ペール・エークダール(バーカッション) カール・バッゲ(ピアノ)
  ベンクト・フォシュベリ(ピアノ) マッツ・ベリストレム(ギター)
  ウッレ・リンデル(ベース) ベンガン・ヤンソン(アコーディオン)
  マルガレータ・ベンクトソン(ヴォーカル、ハープ)
  ペール・グレバッケン(クラリネット、バスクラリネット、アルトサックス)
  カール・ウーランデション(トランペット)
  マグヌス・ヴィークルンド(トロンボーン)
  ウルス・フォシュベリ(ヴァイオリン)
  アンデシュ・ヤコブソン(ヴァイオリン)
  マーリン・ブルーマン(ヴィオラ) カティ・ライティネン(チェロ)
 [編曲 ペール・エークダール、カール・バッゲ、ベンガン・ヤンソン、
   マルガレータ・ベンクトソン]

録音 2013年2月 ベールヴァルド・ホール(ストックホルム)(CD1)、2013年5月 アトランティス・スタジオ(ストックホルム)(CD2)
制作 ジャン=ピエール・ロワジル(CD1)、ペール・エークダール、アンネ=ソフィ・フォン・オッター(CD2)
録音 トマス・ダッペロ(CD1)、ヤンネ・ハンソン(CD2)

価格 ¥2,850(本体価格)

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“Douce France” trailer

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ノルウェー・ソリスト合唱団 — バラ、クリスマスの歌

BIS SACD2029 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical


バラの花は、キリスト教の教義では「秘跡」と密接なつながりがあります。もっとも大きな秘跡はイエス・キリストの生誕。「エッサイの根から一輪のバラが咲いた」……プレトーリウスの単旋聖歌ではキリストはバラにイメージされ、バラはまた、三位一体につながる聖母マリアの象徴とされます。スカンディナヴィア屈指のアンサンブル、「ノルウェーの大地と空気」の感じられる音楽で知られるオスロ・ソリスト合唱団のクリスマスアルバム。ヒルデガルト・フォン・ビンゲンや伝承曲など9つの曲を指揮者のペーデシェン Grete Pedersen (1960–) が編纂し、古北欧語の「バラ (Rós)」をタイトルとする組曲《バラ》をプログラムの中心に、多様な曲がアカペラ合唱と器楽をともなう合唱で歌われ、あるいは、器楽のアンサンブルで演奏されます。録音セッションはオスロのリス教会で行われました。ノルウェーでもっとも名高い女性フォークシンガーのひとり、ソグネフィヨルドのヴォス生まれのベーリト・オプハイム Berit Opheim (1967–)と、オスロの国立音楽アカデミーに学びジャンルを越えて活躍する、ノルウェーの音楽シーンを代表するフィドル奏者、イェルム・ラーシェン Gjermund Larsen (1981–) のふたりが、前作『白夜 — ノルウェー民俗音楽の印象』(SACD1871) に次いで参加。テリエ・リプダール、ヨン・バルケ、シェティル・ビョルンスタとコラボレーションを行い、ジョー・ヘンダソン、チェット・ベイカー、パット・メセニーと共演したジャズ・ベーシストのビョルン・シェッレミュル Bjørn Kjellemyr と、ノルウェー国立音楽アカデミーとバーゼルのスコラ・カントールムに学び、ジョルディ・サヴァールのグループで長年演奏したリュート奏者のロルフ・リスレヴァン Rolf Lislevand も加わり、独自のカラーをもったペーデシェンとオスロ・ソリスト合唱団の音楽に新たな色彩を添えます。「クリスマス、輝くクリスマス、白い森の上にきらきらと、天の冠は光り輝き、神の家の窓にはみな、あかあかと灯がともる」。スウェーデンのキャロルでプログラムを閉じます。それぞれに趣向を凝らした北欧のクリスマスアルバムが多い中でももっともユニークな一枚に挙げられるでしょう。

バラ (Rós) — クリスマスの歌
ミヒャエル・プレトーリウス (1571–1621)
 一輪のバラが咲いた (Det hev ei rose sprunge)
伝承曲(ロルフ・リスレヴァン 編曲)
 古いマリアの歌 (Old Marian Song)(ヴァイオリンとリュートのための)*/**
ヴェスト・アグデル民謡(スコットランド伝承曲由来)
(ヨー・アスゲイル・リ、グレーテ・ペーデシェン 編曲)
 神の天使たちがやってくる (No koma Guds englar) †/*/**/***
ディエゴ・オルティスのリチェルカータ第2番による即興
(Improvisation on Ricercata Segunda by Diego Ortiz)
(ヴァイオリン、リュートとベース)*/**/***
グレーテ・ペーデシェン (1960–)(編纂)
 クリスマス組曲《バラ (Rós)》
  おお永遠の力よ (O vis æternitatis)
  (ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (1098–1179))(short version) */***
  おお、青々とした小枝よ (O frondens virga)
  (ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (1098–1179))
  (グレーテ・ペーデシェン 編曲)**
  ベツレヘムに御子が生まれた (Eit barn er født i Betlehem)(伝承曲)
  (トリスパン、オルヤン・マトレ 編曲)*/**/***
  めでたし、気高き方 (Ave, generosa)
  (ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (1098–1179))
  愛らしいこのクリスマスの時に (I denne søte juletid)
  (オーラ・O・ファーゲルハイム)(オルヤン・マトレ 編曲)†/**
  もっとも清らかなバラ (Den fagraste rosa)(伝承曲)
  (ロルフ・リスレヴァン 編曲)†/**
  マリアは無垢の娘 (Maria, hun er en jomfru ren)
  (伝承曲、ヘルゲ・ディラン、オスカル・フォルデン)
  (ロルフ・リスレヴァン 編曲)
  (ヴァイオリン、リュートとベースのための)*/**/***
  つねに待ち望む心を (Mitt hjerte alltid vanker)(ヴォス民謡)
  (オルヤン・マトレ 編曲)†
  おお永遠の力よ (O vis æternitatis)
  (ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (1098–1179))
  (グレーテ・ペーデシェン 編曲)(long version) */***
ペーア・ネアゴー (1932–) クリスマスの喜び (Julens glæde)
イタリア・バロックの旋律
 タランテラ (Tarantella)(ロルフ・リスレヴァン 編曲)
 (ヴァイオリン、リュートとベースのための)*/**/***
ノールモーレとヴォスの民謡(ロルフ・リスレヴァン、オルヤン・マトレ 編曲)
 クリスマスの詩「それは愛らしい幼子が」
  (Jolevers “Et lite barn så lystelig”) †/*/**/***
グスタフ・ ヌードクヴィスト (1886–1949)
 クリスマス、輝くクリスマス (Jul, jul, strålande jul)
  ノルウェー・ソリスト合唱団 グレーテ・ペーデシェン(指揮)
  ベーリト・オプハイム(ヴォーカル)†
  イェルムン・ラーシェン(ヴァイオリン)*
  ロルフ・リスレヴァン(リュート)**
  ビョルン・シェッレミュル(ベース)***

録音 2013年4月 リス教会(オスロ、ノルウェー)
制作・録音 イェンス・ブラウン

価格 ¥2,650(本体価格)

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カメラータ・ノルディカ — ブリテン 弦楽オーケストラのための作品集

BIS SACD2060 SACD hybrid (Multichannel/stereo) classical


「作曲することは、霧の中を車で家に向かうことに似ている。スレートや煉瓦の色、窓の形といった、家の細かい部分が少しずつ姿を見せてくる」(ブリテン)。1974年、オスカシュハムン・アンサンブル Oskarshamnsensemblen の名で発足したスウェーデンの弦楽オーケストラ、カメラータ・ノルディカ Camerata Nordica と、オスロ・フィルハーモニックの第1コンサートマスター、テリエ・トンネセン Terje Tønnesen (1955–) によるブリテンの作品集。オスカシュハムン・アンサンブル Oskarshamnsensemblen の名で1974年に発足、オスロ・フィルハーモニックの第1コンサートマスター、テリエ・トンネセン Terje Tønnesen (1955–) が監督を務めるスウェーデンの弦楽オーケストラ、カメラータ・ノルディカ Camerata Nordica のブリテン作品集。ブリテンの弦楽オーケストラのための初期の傑作、《シンプル・シンフォニー》と《フランク・ブリッジの主題による変奏曲》に、14歳から16歳の間に作曲され、ブリテン自身の楽器だったヴィオラのソロを含む第2曲が自画像とみなされている《2つの肖像画》、カメラータ・ノルディカが2013年のBBCプロムスで初演、初録音する1928年の《弦楽のためのエレジー》。ヴィオラとピアノのために作曲された《ラクリメ》は、1976年、ブリテンが亡くなる少し前にヴィオラと弦楽オーケストラのために編曲された版による演奏です。ヴィオラのソロを弾くカスリーン・ブロック Catherine Bullock (1976–) はイギリスのヨーヴィル生まれ。チェサム音楽学校と王立音楽アカデミーで学んだ後、オスロ・フィルハーモニックに入団するため1999年にノルウェーに移りました。ラーシュ・アネシュ・トムテルに師事し、現在、オスロ・フィルハーモニックの首席ヴィオラ奏者を務めながら、フィルハーモニア管弦楽団、ノルウェー室内管弦楽団をはじめとするオーケストラに客演をつづけています。

ベンジャミン・ブリテン (1913–1976)
 弦楽オーケストラのための作品集
 フランク・ブリッジの主題による変奏曲
  (Variations on a Theme of Frank Bridge) Op.10
 シンプル・シンフォニー (Simple Symphony) Op.4
 ラクリメ - ダウランドの歌曲の投
  (Lachryme, Reflections on a song of Dowland) Op.48a
 (独奏ヴィオラと小弦楽オーケストラのための)
 2つの肖像画 (Two Portraits) (1930)
 弦楽のためのエレジー (Elegy for Strings) (1928)
  カメラータ・ノルディカ テリエ・トンネセン(指揮)
  カスリーン・ブロック(ヴィオラ)

録音 2010年10月、2011年1月、2012年10月、2013年1月 スウェーデン

価格 ¥2,650(本体価格)

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マルクス・パウス チェロとピアノのための作品集

Aurora ACD5076 contemporary/classical


マルクス・パウス Macus Paus は今日のノルウェー音楽でもっとも人気のある作曲家のひとりです。ノルウェー音楽アカデミーを卒業、2003年から2005年にかけてニューヨークのマンハッタン音楽学校に学びました。伝統的なハーモニーとメロディに新しい方向性を与えることに努め、さまざまなジャンル、とりわけ映画のための音楽(フィルムスコア)とオペラの分野で成功を収めています。W・B・イェーツの詩をテクストとする、オスロの室内合唱団、アンサンブル96のための《さらわれた子供》(2L76) をはじめ、委嘱作も多く、多忙な作曲活動を続けています。チェロとピアノのための作品を集めた Aurora のアルバムはパウスの作品だけを集めた最初のアルバムです。《葬送音楽》は、J・S・バッハとマラン・マレの曲を想わせる、チェロ独奏のための作品。ピアノ独奏のための《4つのメメント・モリ(死を想え)》は、パウスが長年に渡り共同作業を行っているヨーテボリ生まれの画家クリストフェル・ロードルンド Christopher Rådlund (1970–) の美術展「Death Passages(死の推移)」の視覚世界を基に作曲されました。チェロとピアノのためのソナタは〈プロローグ〉〈スケルツォⅠ〉〈カデンツァと変奏〉〈スケルツォⅡ〉〈エピローグ〉の5楽章構成。優雅なメロディとスケルツォの「ein musikalischer Spass(音楽の冗談)」的気分が鮮やかな印象を残す作品です。オスロ・フィルハーモニックで演奏し、ソロと室内楽の音楽家としても活動するヨハンネス・マッテンス Johannes Martens (1977–)。ステーン=ノクレベルグ、リヴ・グラーセル、イジ・フリンカに学び、2009年にロベルト・レヴィン賞を受けたヨアシム・クヴェツィンスキ Joachim Kwetzisky (1978–)。パウスとふたりの音楽家の友情から生まれた作品集です。

マルクス・パウス (1979–) チェロとピアノのための作品集
 葬送音楽 (Trauermusik)(チェロ独奏のための)
 4つのメメント・モリ (4 Memento Mori)(ピアノ独奏のための)
 チェロソナタ (Sonate for cello og klavér)(チェロとピアノのための)
  ヨハンネス・マッテンス(チェロ)
  ヨアシム・クヴェツィンスキ(ピアノ)

録音 2013年1月7日–9日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
制作 マルクス・パウス
録音 アウドゥン・ストリーペ

価格 ¥2,450(本体価格)

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星の神話

Aurora ACD5083 contemporary/classical


20世紀中期以降、新しい声楽技法を合唱に応用することが積極的に行われるようになってから、合唱音楽は幾何級数的に発展を遂げ、「古典」とみなされる作品が生まれました。ラッセ・トゥーレセン Lasse Thoresen も、合唱による音楽表現の可能性を追求する作曲家のひとりです。彼がノルウェー音楽アカデミーに発足させたプロジェクト「Concrescence(合生)」では、スカンディナヴィア民謡の歌唱法やモンゴルの倍音唱法(ホーミー)の研究を通じ、新たな声素材、非調性、装飾技法に焦点を当てる活動をつづけています。このプロジェクトの中心的存在としてトゥーレセンの芸術活動を支えているのは、今日を代表するヴィルトゥオーゾ合唱団のひとつ、ラトビア放送合唱団です。ラトビア放送合唱団のアルバム『星の神話』は、トゥーレセンのプロジェクトの成果の一端を示す目的で制作されました。トゥーレセンの《星の神話》は、イタリアの作曲家、ジャチント・シェルシ Giacinto Scelsi (1905–1988) の書いた象徴主義的詩をテクストとする、演奏時間24分の作品です。〈時は来れり (Voici l’heure)〉〈影と形 (Ombres et images)〉〈超自然の存在 (Une Présence Miraculeuse)〉の3曲が、24声(SMATBarB)のアカペラ室内合唱で歌われます。「クラスター」による合唱曲の代表的な一作、リゲティ György Ligeti の《ルクス・エテルナ(永遠の光)》は、この作品に先立って作曲された《レクイエム》の〈キリエ〉とともにスタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』に使われ、一躍有名になりました。ラトビアのマールティニシュ・ヴィリュムス Mārtiņš Viļums は、アコーディオン奏者として活動しながら、作曲家として、ユニークな作品を発表しています。《「太初の雄牛で行なう戦いについて」》は、古代ペルシャ、ゾロアスター教の宇宙生成(天地創造)からインスピレーションを得て作曲された、劇的な作品です。ケージ John Cage の《Four 2》は、彼が晩年に作曲した一連の「ナンバーピース number pieces(数字の小品)」のひとつ。神秘的な音世界が《星の神話》と調和します。スウェーデンのアンデシュ・ヒルボリ Anders Hillborg (1954–) が1983年に作曲した《muo::a:yiy::oum》は、音声学の記号による「曲名」と、ヴォカリーズで歌われる「宇宙のトランス」音楽が話題になり、16部の混声合唱の版、男声合唱の版とも合唱音楽の「古典的」レパートリーとして各国の合唱団により歌われています。トイヴォ・トゥレヴ Toivo Tulev はエストニアの作曲家。《とても優しく》は、ダンテ・アリギエーリ Dante Alighieri (1265–1321) の詩集『新生 (La Vita Nuova)』の詩をテクストに作曲されました。このアルバムは、ラトビア放送チェンバーシンガーズの創設者、カルパルス・プトニニシュ Kaspars Putniņš が指揮。ラトビア放送合唱団の芸術監督シグヴァルズ・クリャーヴァ Sigvards Kļava が制作にあたっています。

星の神話 (Mythes Étoilés)
ラッセ・トゥーレセン (1949–) 星の神話 (Mythes Étoilés) Op.43 (2010)
ジェルジュ・リゲティ (1923–2006) ルクス・エテルナ (Lux Aeterna) (1966)
マールティニシュ・ヴィリュムス
 「太初の雄牛で行なう戦いについて」 (“gaw ek-dad kard”)
ジョン・ケージ (1912–1992) Four2 (1990)
アンデシュ・ヒルボリ (1954–) Mouyayoum (muo::a:yiy::oum) (1983/86)
トイヴォ・トゥレヴ (1958–) とても優しく (Tanto Gentile) (2009/10)
  ラトビア放送合唱団 カスパルス・プトニニシュ(指揮)

録音 2012年 聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)
制作・編集 シグヴァルズ・クリャーヴァ
マスタリング アウドゥン・ストリーペ

価格 ¥2,450(本体価格)

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獰猛なケンタッキーの運命の母たち

Aurora ACD5069 contemporary


ヨン・オイヴィン・ネス Jon Øyvind Ness は、今日のノルウェー音楽シーンでもっともユニークな音楽家のひとり。イギリスやアメリカのポピュラーミュージックとポップカルチャーに関心をもち、独自の着想による作品を発表してきました。オスロを本拠とする現代音楽のグループ、アンサンブル・エルンストを共同創設した指揮者トマス・リームルとノルウェー放送管弦楽団の新しいアルバム『獰猛なケンタッキーの運命の母たち』。オスロ・フィルハーモニックが録音したヴァイオリン協奏曲《マッド・キャップ・トゥートリング》とチェロ協奏曲《ウェット・ブラバー・スープ》(Simax PSC1278)、ノルウェー軍西部音楽隊(ベルゲン)によるクラリネット協奏曲《砂漠から届いた悪い知らせ》(Aurora ACD5053) とチェロ協奏曲《軌道に乗ったズヴェズドフカ》(ACD5063) につづき、ネスの協奏曲が3曲紹介されます。

2007年に完成したピアノ協奏曲は、ピアニストのロドガールとクリスチャンサン交響楽団の委嘱による作品です。メシアンを連想させる「にぎやかな」音楽でソロピアノが登場し、3台の木琴やピッコロも絡み、雲間から突然現れる「強烈な日の光」のタイトルを映すように、明るく輝かしい響きの音楽が展開します。マグヌス・ロドガール Magnus Loddgard (1979–) は、ノルウェー音楽アカデミーでシーグル・スロッテブレックにピアノ、オーレ・クリスチャン・ルードに指揮を学びました。ベルリンの芸術大学のルッツ・ケーラーにも指揮を教わり、現在、トロンハイムに近い故郷のメルフースの「フョスフェスティヴァル」の監督をはじめ、多彩な活動をしています。

《私の心をカトノサに埋めてくれ》は、電気的に音を増幅したギターと管弦楽のために作曲されました。アメリカ先住民と白人の戦争の象徴とされる「ウーンデッド・ニーの虐殺」に題材を採ったディー・ブラウンの著作『わが心をウーンデッド・ニーに埋めてくれ (Bury My Heart at Wounded Knee)』(わが魂を聖地に埋めよ)とバフィ・セント=マリーの同名の歌に、オスロの北にある森を中心とする自然保護区のカトノサ湖の名を重ね、曲名としています。ギタリストのトマス・ヒェクスタ Thomas Kjekstad (1971–) は、オスロのアカデミーで学び、ラーシュ=エーリク・エル・ユングのヴァイオリンとのデュオ「ツイッター・マシン」としての活動で知られます。この作品は、ヒェクスタとノルウェー放送管弦楽団の委嘱により作曲されました。

2つのトロンボーンと2つのアンサンブルのための協奏曲はエンディングの異なるショートバージョンとロングバージョンの2つの版が作られています。ショートバージョンが《獰猛なケンタッキーの母たち》、ロングバージョンが《獰猛なケンタッキーの運命の母たち》と、曲名も少し違っています。このアルバムのロングバージョンは、クエンティン・タランティーノが脚本を書いたバンパイア・ホラー『フロム・ダスク・ティル・ドーン (From Dusk till Dawn)』、ギターとバンジョーが掛け合うブルーグラス《デュエリング・バンジョー》の場面で知られるジョン・ブアマン監督の『脱出 (Deliverance)』、そして、SF/ホラー・ビデオゲーム『DOOM 3(ドゥーム 3)』に影響を受けたと作曲者のネスは語っています。トロンボーンのスヴェッレ・リセ Sverre Riise はノルウェー放送管弦楽団、マリウス・ヘスビ Marius Hesby は王立ノルウェー海軍音楽隊のメンバー。2008年の初演のソリストです。

3曲すべて、「野蛮な印象主義」の具体化とも言える「ブラックコメディ」です。

ヨン・オイヴィン・ネス (1968–) 獰猛なケンタッキーの運命の母たち
 ピアノ協奏曲《強烈な日の光(サンバースト) (Sunburst)》 (2005–07)
 増幅したギターと管弦楽のための協奏曲
 《私の心をカトノサに埋めてくれ (Bury my Heart at Katnosa)》 (2005)
 2つのトロンボーンと2つのアンサンブルのための協奏曲
 《獰猛なケンタッキーの運命の母たち》(ロングバージョン)(2006)
   (Fierce Kentucky Mothers of Doom)
  マグヌス・ロドガール(ピアノ) トマス・ヒェクスタ(ギター)
  スヴェッレ・リス(トロンボーン) マリウス・ヘスビ(トロンボーン)
  ノルウェー放送管弦楽団 トマス・リームル(指揮)

録音 2011年3月10日、14日–15日、21日–23日 ノルウェー放送 (NRK) 大スタジオ(オスロ)
制作 ジェフ・マイルズ
録音 テリエ・ヘッレム

価格 ¥2,450(本体価格)

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クララ・ヴースト — Here’s to Love

Storyville 101 4288 jazz


デンマーク、オーフスの郊外に生まれたヴォーカリスト、クララ・ヴースト Clara Vuust のデビューアルバム。イタリアのジャズミュージシャンふたり、フランチェスコ・カリ Francesco Cali とニコ・ゴリ Nico Gori がセッションに参加。スカンディナヴィアのミュージシャンたち、ダニエル・フランク Daniel Franck、イェペ・ホルスト Jeppe Holst、フレミング・エーヤスコウ Flemming Agerskov も加わり、北欧の抒情と南欧の情熱をブレンドしたアルバムができあがりました。ジュール・スタインとサミー・カーンの《Time after Time》、チャーリー・チャップリンの《Smile》といった「エバーグリーン」、フランスのバラードとブラジルのボサノバ、そして、シチリア民謡のメランコリックな音色から影響を受けたという新作を加えたプロブラム。「恋。どんな風に恋を見つけるか。失恋とはどんな感覚なのか」。『Here’s to Love』……恋に乾杯! アルバムのタイトルは、彼女の気に入りのスタンダードナンバー、アーティー・バトラーとフィリス・モリナリーの《Here's to Life》の歌詞から採られました。

クララ・ヴースト — Here’s to Love
 Don't Care Much (J. Kander/F. Ebb)
 Here's to Life (A. Butler/P. Molinary)
 Once Upon a Summertime (M. Legrand/J. Mercer/E. Barclay)
 Samba em Preludio (B. Powell/V. de Moraes)
 Sicilian Lovesong (E. Cali/C. Vuust)
 Time after Time (S. Cahn/J. Styne) Evening (E. Cali/C. Vuust)
 It's Happening Again (E. Cali/C. Vuust) *
 Smile (C. Chaplin/J. Turner/G. Parsons) Você Vai Ver (A. C. Jobim)
  クララ・ヴースト(ヴォーカル)
  フランチェスコ・カリ(ピアノ、アコーディオン)
  ニコ・ゴリ(クラリネット) ダニエル・フランク(ベース)
  イェペ・ホルスト(ギター) フレミング・エーヤスコウ(トランペット)*
 [編曲 フランチェスコ・カリ]

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グリーグ 管弦楽作品集 第7集

Naxos 8.573045 classical


ビャッテ・エンゲセット Bjarte Engeset (1985–) のグリーグ管弦楽作品シリーズの第7集。イギリスからノルウェーに帰還したヴァイキングの王、オラヴ・トリグヴァソン Olav Tryggvasson(995–1000 在位)(オラヴ一世)の想いを詩に詠んだ、バリトン独唱、男声合唱、オルガンと管弦楽のための《故郷への帰還(陸地望見)》。未完のオペラ《オラヴ・トリグヴァソン》の場面。「十字軍の王シーグル」としてノルウェー史に名を残すシーグル・マグヌソン Sigurd Magnusson (1090–1130) を題材した劇のための付随音楽。1903年にノーベル文学賞を受けた作家ビョルンスチェーネ・ビョルンソン Bjønstjerne Bjørnsson (1832–1910) とグリーグの共同作業による作品から、ノルウェーの歴史に関わる3作が演奏されています。グリーグのピアノ協奏曲を初演したピアニスト、エドムント・ノイペルト Edmund Neupert (1842–1888) の〈アンダンティーノ〉をグリーグがオーケストラ用の作品とした《あきらめ》は初めての録音です。

エドヴァルド・グリーグ (1843–1907) 管弦楽作品集 第7集
 故郷への帰還 (Landkjenning) Op.31 
 劇付随音楽《十字軍の王シーグル (Sigurd Jorsalfar)》 Op.22
  – 北国の民 (Norrønafolket) 王の歌 (Kongekvadet)
  ファンファーレ (Hornsignaler)
  王の歌 (Kongekvadet)(第1幕への前奏曲) 間奏曲 (Intermezzo)
 オペラ《オラヴ・トリグヴァソン (Olav Trygvason)》の3つの場面 Op.50
 あきらめ
 (エドムント・ノイペルト (1842–1888) の《練習曲 (Studier)》 (Op.26)
  (第1曲 アンダンティーノ)のオーケストレーション)
  マリアンネ・E・アンデシェン(メゾソプラノ)
  マグネ・フレンメルリド(バス) ニーナ・グラーヴロク(ソプラノ)
  ヘルゲ・ロンニング(テノール)
  イングヴェ・アンドレ・ソーベルグ(バリトン) ルンド大学男声合唱団
  マルメ室内合唱団 マルメ・オペラ合唱団 マルメ・オペラ管弦楽団
  マルメ交響楽団 ビャッテ・エンゲセット(指揮)

録音 2009年5月26日、2012年6月7日–9日 マルメ交響楽団コンサートホール(スウェーデン)

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ある夢を見た — デンマークの歌

OUR Recordings 8.226907 classical


ミカラ・ペトリ Michala Petri とデンマーク国立ヴォーカルアンサンブルの『ナイチンゲール — リコーダーと混声合唱のための作品集』 (6.220605) につづくコラボレーションアルバム第2作。デンマーク民謡の《深く静かな森の中で》、ハーダーの《青いアネモネ》、ヴァイセの《夜のしじまに》、オーロフ・リングの《デンマークは今、白夜にまどろむ》、カール・ニルセンの《花よ、ただ頭 (こうべ) をしずめなさい》と《かあさん、太陽があんなに赤いよ》、オーゴーの《スズメは枝のかげでものも言わず》、ロックミュージシャンのキム・ラーセン Kim Larsen が作った《すぐに静けさが》など、デンマークの合唱団の愛唱歌によるプログラム。

ある夢を見た (Drømte mig en Drøm) — デンマークの歌
デンマーク民謡 夜、ある夢を見た (Drømte mig en drøm i nat)
デンマーク民謡 それは土曜の夕べのこと (Det was en lørdag aften)
ベント・ ファブリシウス=ビャー (1924–) 鳩が飛んでいる (Duerne flyver)
スウェーデン伝承曲
 誰が向かい風で航海できるだろう (Hvem kan sejle foruden vind)
デンマーク民謡 深く静かな森の中で (I skovens dybe stille ro)
エーギル・ ハーダー (1917–1997) 青いアネモネ (Den blå anemone)
C・E・F・ヴァイセ (1774–1842) 夜のしじまに (Natten er så stille)
ビョアン・イェルムボー (1911– 1994) 美しい白夜 (Den fine lyse nat)
オーエ・ニルセン (1971–) 真夏の大空 (Midsommerteltet)
オーロフ・リング (1884–1946)
 デンマークは今、白夜にまどろむ (Danmark nu bluner den lyse nat)
カール・ニルセン (1865-1931)
 花よ、ただ頭 (こうべ) をしずめなさい (Sænk kun dit hoved du blomst)
ベニ・アンデシェン (1929–) スヴァンテの幸せな日 (Svantes lykkelige dag)
モーウンス・イェアミン・ ニセン (1906–1972)
 幸福について (Noget om lykke) 夕べの道 (Aftensti)
カール・ニルセン (1865-1931)
 かあさん、太陽があんなに赤いよ (Solen er så rød mor)
オト・モーテンセン (1907–1986)
 九月の空はこよなく青く (Septembers himmel er så blå)
カール・ミケール・ベルマン (1740–1795)
 今、大地と空は静まり (Nu er jord og himmel stille)
マッティ・ボーウ (1956–)
 今、庭に静けさが漂い (Et have der vugger sig til ro nu)
トマス・ラウブ (1852–1927)
 心よしずまれ、太陽が沈んでいく (Stille hjerte sol går ned)
トーヴァル・オーゴー (1877–1937)
 スズメは枝のかげでものも言わず (Spurven sidder stum bag kvist)
ポウル・ハムブーア (1901–1972)
 だが嵐のあとには静けさが (Men det bli’r atter stille)
キム・ラーセン (1945–) すぐに静けさが (Om lidt bli’r her stille)
  ミカラ・ペトリ(リコーダー) デンマーク国立ヴォーカルアンサンブル
  ミケール・ボイェセン(指揮)

録音 2012年8月27日–30日 デンマーク放送(DR)コンサートホール第2スタジオ(コペンハーゲン)
制作・録音 プレーベン・イヴァン

ミケルボー 《Going to Pieces – Without Falling Apart》

OUR Recordings 6.220607 SACD hybrid (Multichannel/stereo) contemporary


デンマークと北欧を代表するトランペット奏者のひとり、ジャズとクラシカルの分野で活躍するパレ・ミケルボー Palle Mikkwelborg (1941–) は作曲家としての顔でも知られています。ミケルボーのギターとヴァイオリンのための《Everything Matters》 (1988) (8.226902) を紹介した OUR Recordings の新作は、ハープ、リコーダーと弦楽オーケストラのための協奏曲《Going to Pieces – Without Falling Apart》。「心が崩れていく……形は保ちながら」。郷愁や感傷といった想いをまじえながら、魂の成長していく跡をたどるという作品は、〈夜明けの合唱 (The dawn chorus)〉〈朝のラーガ (Morning Raga)〉〈日の出 (Sunrise)〉〈アフリカの少女 (The African girl)〉〈夏の日暮れ (A summer nightfall)〉〈歌う修道士たち (Chanting monks)〉〈優しい夏の雨 (Gentle summer rain)〉〈心の回転木馬 (A spiritual carousel)〉〈黄金色の神秘 (A golden mystery)〉〈中国の少女 (The Chinese girl)〉〈大人たちの話している間に歌う子守歌 (Lullabies while the adults are talking)〉〈影のワルツ (Shadow Waltz)〉の12の部分から構成されています。《後から思いついたこと》。ミケルボーのトランペットによる音楽がアルバムを閉じます。

パレ・ミケルボー (1941–)
 ハープ、リコーダーと弦楽オーケストラのための協奏曲
 《Going to Pieces – Without Falling Apart》
  ミカラ・ペトリ(リコーダー) ヘレン・デイヴィス(ハープ)
  南ユラン交響楽団 ヘンリク・ヴァウン・クリステンセン(指揮)
 後から思いついたこと (Afterthoughts)
  パレ・ミケルボー(トランペット)

録音 2012年12月17日–21日 アルシオン・コンサートホール(セナボー、デンマーク)
制作 プレーベン・イヴァン

ギタ・ネアビューとアンデルセン童話

OUR Recordings 8.226908 classical


人気、実力ともデンマークを代表する女優のひとり、ギタ・ネアビュー Ghita Nørby は、40年以上に渡りアンデルセンの作品と関わってきました。その彼女が初めて録音するアンデルセン童話集。『カタツムリとバラの茂み』『ナイチンゲール』など、気に入りの作品から選んだ6つの童話を彼女が朗読し、その間にミカラ・ペトリ Michala Petri をはじめとする6人の音楽家の演奏するバッハ、カタルーニャのリョベート、ベートーヴェンたちの音楽が挟まれます。

ギタ、H・C・アンデルセンを読む (Ghita læser H. C. Andersen)
 カタツムリとバラの茂み (Sneglen og Rosenhækken)
 (曲 J・S・バッハ 前奏曲 ニ短調 BWV999)
 ナイチンゲール (Nattergalen)
 (曲 中国民謡《ジャスミンと梅の花》(抜粋)
   ミゲル・リョベート (1878_1938)《聖母の御子 (El Noi de la Mare)》)
 蝶々 (Sommerfuglen)
 (曲 フェルナンド・ソル (1778–1839) 練習曲第6番
   リョベート《糸を紡ぐ娘 (La Filadora)》(抜粋))
 とても信じられないこと (Det Utroligste)
 (曲 ベートーヴェン ソナティネ ハ長調(抜粋))
 ブタ飼い王子 (Svinedrengen)
 (曲 ジュリアーニ 協奏的大二重奏曲 Op.52 – メヌエット)
 まったくほんとう (Det er ganske vist)
 (曲 モーツァルト フルート四重奏曲 ハ長調 – 主題と変奏)
  ギタ・ネアビュー(朗読) ミカラ・ペトリ(リコーダー)
  チェン・ユー(簫) ラース・ハニバル(ギター)
  カロリン・ヴィートマン(ヴァイオリン) ウラ・ウリヨナ(ヴィオラ)
  マルタ・スドラバ(チェロ)

録音 2012年8月16日–17日 ノアディスク映画スタジオ(ヴァルビ、デンマーク)
制作・録音 ミケル・ニューマン、プレーベン・イヴァン

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《西部の娘》 — スウェーデン王立歌劇場

EuroArts 20 72594 Blu-ray video/20 72598 DVD-video classical


ゴールドラッシュに沸くアメリカ西部を舞台にした《西部の娘》。新たな管弦楽語法への道を開いたオペラとしてプッチーニ自身が最良、最重要と自負していたという作品です。初演は、1910年、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場でした。その約100年後、ストックホルムの王立歌劇場で新しい演出による公演が行われました。今日もっとも優れたドラマティックソプラノのひとりに数えられるスウェーデンのニーナ・ステンメ Nina Stemme が主役のミニーを歌い、2008年にザルツブルク音楽祭で上演されたリッカルド・ムーティ指揮の《オテッロ》でタイトルロールを歌ったラトビアのアレクサンドルス・アントネンコ Aleksandrs Antonenko がディック・ジョンソン、コペンハーゲンの王立歌劇場に属し《さまよえるオランダ人》のオランダ人や《トスカ》のスカルピアなどを持ち役とするスウェーデンのバリトン、ヨン・ルンドグレン John Lundgren がジャック・ランス役で共演。1987年タングルウッド音楽祭のコンペティションで優勝し1989年にローマ歌劇場の首席指揮者に就任したピエル・ジョルジョ・モランディ Pier Giorgio Morandi が王立管弦楽団を指揮し、スウェーデンを中心とする歌手のアンサンブルを巧みにまとめています。演出を担当したのは、2011年ザルツブルク音楽祭の《影のない女》が代表的作品に挙げられるドイツのクリストフ・ロイ Christof Loy (1962–)。「西部」をイメージさせる伝統的舞台を中心に、サイレント映画時代のウェスタンを模した映像を投影するといった工夫を凝らしたステージを展開させていきます。

ジャコモ・プッチーニ (1858–1924)
 歌劇《西部の娘 (La fanciulla del West )》
  ニーナ・ステンメ(ソプラノ、ミニー)
  アレクサンドルス・アントネンコ(テノール、ディック・ジョンソン)
  ヨン・ルンドグレン(バリトン、ジャック・ランス)
  ニクラス・ビョーリング・リューイェット(テノール、ニック)
  ミケール・スミッドベリエル(バス、アシュビー)
  ウーラ・エリーアソン(バリトン、ソノーラ)
  カール・ロムブー(テノール、トリン)
  グンナル・ルンドベリ(バリトン、シド)
  リヌス・ボリエソン(バリトン、ベッロ)
  コニー・ティマンデル(テノール、ハリー)
  マグヌス・シューレ(テノール、ジョー)
  クリスチャン・フルール(バリトン、ハッピー)
  イアン・パワー(バス、ラルケンス)
  アラール・ピントソール(バス、ビリー・ジャックラビット)
  アイネタ・ルンドグレン(メゾソプラノ、ウォークル)
  ヨン・エーリク・エレビ(バス、ジェイク・ウォレス)
  アントン・エーリクソン(バリトン、ホセ・カストロ)
  ヨン・ニルソン(テノール、郵便配達夫)
  スウェーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
  ピエル・ジョルジョ・モランディ(指揮)
[演出 クリストフ・ロイ]

収録 2012年2月 王立歌劇場(ストックホルム)(ライヴ)

[Blu-ray: 1080i Full HD 16:9 Color Region All (ABC) 140min PCM2.0/DTS-HD MA 5.1 字幕:英、独、仏、西、伊、日]
[DVD: NTSC 16:9 Color Region All (0) 140min PCM2.0/Dolby Digital 5.1/DTS 5.1 字幕:英、独、仏、西、伊、日]

“La fanciulla del West” trailer

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J・S・バッハ チェンバロ協奏曲集 第2集

Aeolus AE10067 SACD hybrid (Multichannel/stereo) classical


J・S・バッハ (1685-1750) チェンバロ協奏曲集 第2集
J・S・バッハ (1685-1750) チェンバロ協奏曲第3番 ニ長調 BWV1054
 チェンバロ協奏曲第4番 イ長調 BWV1055
 チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057 幻想曲 ハ短調 BWV906
W・F・バッハ (1710–1784) チェンバロ協奏曲 ト長調 Fk.40
  アーポ・ハッキネン (ハープシコード) ヘルシンキ・バロック管弦楽団

録音 2010年、2011年

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J・S・バッハ フランス組曲 第2集

Alba ABCD361 SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo) classical


1967年、ヘルシンキ生まれ。「アコーディオンの魔術師」ミカ・ヴァユリネン Mika Väyrynen の弾くバッハ、フランス組曲のシリーズ。第1集(ABCD346)につづく第2集では第4番から第6番の長調による3曲とオルガンのための《前奏曲とフーガ イ短調》、そして《管弦楽組曲第3番》の〈アリア〉が最後に演奏されます。

J・S・バッハ (1685-1750) フランス組曲 第2集
 フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815
 フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
 フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
 G線上のアリア(管弦楽組曲第3番 から)
  ミカ・ヴァユリネン(アコーディオン)

録音 2013年5月6日–8日

制作 ミカ・ヴァユリネン
録音 ミカ・コイヴサロ

価格 ¥2,300(本体価格)

試聴盤があります

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リゲティ 管弦楽作品集

Ondine ODE1213-2 contemporary


ジェルジュ・リゲティ György Ligeti は、20世紀後期、もっとも重要な革新的な創作を行った作曲家のひとり。トランシルバニアに生まれ、ハンガリーに住んだ後、オーストリアの市民権を取得しました。フィンランド放送交響楽団とハンヌ・リントゥ Hannu Lintu による新しいアルバムでは、リゲティが管弦楽のために書いた4作品が演奏されます。スタンリー・キューブリックが映画『2001年宇宙の旅』に《レクイエム》の〈キリエ〉や《ルクス・エテルナ》とともに使ったことをきっかけに広く知られるようになったトーンクラスターの名作《アトモスフェール》。キューブリックの『シャイニング』に使われた《ロンターノ》。リゲティの1960年代を代表するとも言われるこの2曲は「大管弦楽 (large orchestra)」のための作品です。サンフランシスコ交響楽団の委嘱により作曲された《サンフランシスコ・ポリフォニー》(1973/74)は、ピッコロ、アルトフルート、オーボエダモーレ、コールアングレ、バスクラリネット、コントラバスーンを含む拡張した木管セクションを中心とする煌めく音楽が強い印象を残す作品です。ベンヤミン・シュミットがソロを弾くヴァイオリン協奏曲は、4年をかけて完成されました。微分音をはじめとする技法を使いながら、ハンガリー民謡の旋律、ブルガリアの舞曲のリズム、中世とルネサンスの音楽の要素を織り込み、ゆったりしたテンポの甘い音色の音楽から角張った燃え立つような音楽までヴァイオリンという楽器の幅広い性格を活かした書法による独奏パートが特徴的な協奏曲です。

ジェルジュ・リゲティ (1923–2006) 管弦楽作品集
 ロンターノ (Lontano) (1967)(大管弦楽のための)
 ヴァイオリン協奏曲 (1989–93)
 アトモスフェール (Atmosphères) (1961)(大管弦楽のための)
 サンフランシスコ・ポリフォニー (San Francisco Polyphony) (1973/74)
 (管弦楽のための)
  ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2012年4月29日–30日、2013年3月1日–2日 ヘルシンキ・ミュージックセンター

バレエ組曲《雪の女王》

Ondine ODE1231-2 classical


雪の女王にさらわれた少年カイと彼を救おうとする少女ゲルダ(ケルットゥ)。H・C・アンデルセンの『雪の女王』が、フィンランド国立バレエ団の芸術監督ケネス・グリーヴ Kenneth Greve の手でバレエ化されました。作曲と初演の指揮を担当したのはトゥオマス・カンテリネン Tuomas Kantelinen。クラシック音楽の分野で活動しながら、主に映画と劇場のための音楽やCMの音楽で知られます。バレエは、2012年11月、ヘルシンキの国立歌劇場で世界初演され、大きな成功を収めました。この作品は、家族そろって楽しめるバレエとして話題を呼び、2013年11月から2014年1月にかけて再演が予定されています。バレエ組曲《雪の女王》は、さまざまなスタイルと色彩に書かれた2時間25分の音楽を約70分に短縮した音楽です。

トゥオマス・カンテリネン (1969–)
 バレエ組曲《雪の女王 (Lumikuningatar)》
  フィンランド国立歌劇場管弦楽団 トゥオマス・カンテリネン(指揮)

録音 2012年11月23日 フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)

グラウプナー 組曲集

Ondine ODE1220-2 classical

ザクセンのハルトマンスドルフ生まれ。オルガニストだった叔父のニコラウス・キュストナーから音楽の手ほどきを受け、ライプツィヒ大学で法学を学んだ後、聖トーマスシューレのカントル、ヨハン・クーナウの下で音楽の学習を完成させました。チェンバロ奏者、作曲家として活動し、シンフォニア、管弦楽のための組曲、協奏曲、オペラ、宗教カンタータ、世俗カンタータ、ソナタ、チェンバロ組曲など、約2000曲が作品目録に掲載されています。近年、グラウプナーの再評価が行われ、2005年には彼の器楽作品の主題付目録が出版されました。フィンランド・バロック管弦楽団とシルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク Sirkka-Liisa Kaakinen-Pilch の新しいアルバムでは、85曲あるという管弦楽のための組曲から3曲が演奏されます。

クリストフ・グラウプナー (1683–1760) 組曲集
 組曲 へ長調 GWV450(フラウトトラヴェルソ、ヴィオラダモーレ、
  シャルモー、弦楽とチェンバロのための)
 組曲 ト長調 GWV458(ヴィオラダモーレ、ファゴット、
  弦楽とチェンバロのための)
 組曲 へ長調 GWV451(フラウトトラヴェルソ、ヴィオラダモーレ、
  2つのシャルモー、ホルン、弦楽とチェンバロのための)
  フィンランド・バロック管弦楽団
  シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(指揮)

録音 2013年5月20日–22日 シウンティオ教会(シウンティオ、ウーシマー、フィンランド)

カーキネン=ピルク — バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

Ondine ODE1241-2D 2CD’s


シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク Sirkka-Liisa Kaakinen-Pilch はフィンランドのヴァイオリニスト、指揮者。ヴィオラ、ヴィオラダモーレの奏者としても室内楽の演奏に参加しています。オランダ留学中は、フランス・ブリュッヘンとフィリップ・ヘレヴェッへのオーケストラでヴァイオリンを弾き、ヘレヴェッへのコレギウム・ヴォカーレのリーダーを10年に渡り務めました。デンマーク王立音楽アカデミーとブレーメン芸術大学の教授の他、シベリウス・アカデミーでも教え、現在はノルウェーのスタヴァンゲル大学の室内楽教授です。

J・S・バッハ (1685–1750)
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 ト短調 BWV1001
 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
 無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 イ短調 BWV1003
 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
  シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(ヴァイオリン)

録音 2012年10月、11月、2013年3月 カルヤー教会(カルヤー、フィンランド)

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セプテントリオ

ARC Music EUCD2472 traditional


「チェンバー・フォークミュージック」とでもいったスタイルでチャーミングでエレガントな北欧の調べを聴かせるセプテントリオ Septentrio は、2011年にスウェーデンで結成されたアンサンブル。フィンランドのモダンフォークバンド、ツーミ・サウンド・システム Tsuumi Sound System のアコーディオン奏者、ハンヌ・ケッラ Hannu Kella。Forsmark 3、Bäsk、Nordik 等のグループで活躍するスウェーデンのフィドル奏者、ハンス・ケンネマルク Hans Kennemark。5弦チェロを弾くスウェーデンのチェリスト、レオノル・パラッツォ Leonor Palazzo。オリジナル曲を中心にトラッドナンバーを加えたプログラム。

セプテントリオ — Septentrio
 Flat Dance 90-Årspolskan
 Polska från Hisingen(ヒーシンゲンのポルスカ)
 Polonäs från Sexdrega(セクスドレーガのポロネーズ)
 Föllinge(フォリンゲ) Brudmarsch från Väddö(ヴェッデの花嫁の行進)
 L’appel Långedrag(ロンゲドラーグ) Där intet vissnar mera
 Polska efter Hakberg(ハークベリのポルスカ) Kasperi’s Adventures
 Tourbillon(渦巻)
  セプテントリオ
   ハンヌ・ケッラ(フリーベース・アコーディオン)
   レオノル・パラッツォ(チェロ) ハンス・ケンネマルク(ヴァイオリン)

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エンマ・ヌーディン — 心の歌

Agnas Musikproduktioner AM022 traditional


スウェーデン、ダーラナ地方レットヴィーク出身のシンガーソングライター、エンマ・ヌーディン Emma Nordin のデビューアルバム。

エンマ・ヌーディン — 心の歌(Sånger från hjärtat)
 Ljusare dagar(もっと明るい日)
 Fågelröd Min vackra lilja(わたしの美しい百合)
 Nu är jag här(わたしは今ここに) Kom ut(出ておいで)
 Ainas sång(アイナの歌) Sång för oss(私たちのための歌)
 Dina ögon blå(あなたの青い目) Din hand i min(あなたと手を重ね)
 Fäbodrömmar Vakna(目が覚めて)
  エンマ・ヌーディン(ヴォーカル)
  クリストフェル・スンドベリ(ギター、ベース、ヴォーカル)
  カーリン・テングレン(フィドル、ヴォーカル)
  ヨアシム・ホーゴース(パーカッション)

クラッケル・カペル

Agnas Musikproduktioner AM023 traditional


2011年2月、ストックホルム・コンサートホールのグリューネヴァルド・ホールでデビューコンサート。クラッケル・カペル Krackel Kapell は、「民謡の宝庫」ダーラナ地方にルーツをもつミュージシャン3人、ヴァイオリニストのマリア・ヒュルトグレン Maria Hultgren、王立ストックホルム・フィルハーモニックの共同首席ヴィオラ奏者のミケール・シェーグレン Mikael Sjögren、チェリストのヨハンナ・ダール Johanna Dahl が結成した民俗音楽グループです。伝承曲の編曲とオリジナル曲がレパートリー。フェスティヴァルとコンサートへの出演をつづけています。

クラッケル・カペル
 Leksandslåt(レークサンドの歌) Polska(ポルスカ)
 Hulda Flicka Tro Mina Ord * Silvberghalling(シルヴベリ・ハリング)
 Lyckans Sång(幸福の歌) Särnahurven Tänk Ôm I Kun Beskriva
 Norskhurven Piren(桟橋) Letzin Ass Håkan
 Svenska(スウェーデンの女) Malungsdansen(マールングのダンス)
 I Vestferde(ヴェストフェーデにて) Tänk Ôm I Kun Beskriva *
 Polska(ポルスカ) Sunnanäng
  クラッケル・カペル
   マリア・ヒュルトグレン(ヴァイオリン)
   ミケール・シェーグレン(ヴィオラ、ヴィオラダモーレ)
   ヨハンナ・ダール(チェロ、ヴォーカル *)

録音 2012年8月

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スカーテレーヴ・スペルマンスラーグ

Chamber Sound CSCD12047 traditional


スウェーデン南部、スモーランド地方、スカーテレーヴのフィドルアンサンブル、スカーテレーヴ・スペルマンスラーグ Skatelövs Spelmanslag。ギター、バンジョー、ハープ、カズー、ヴォーカルを交え、スモーランド伝承の舞曲を20曲演奏しています。

スカーテレーヴ・スペルマンスラーグ
 Polska(ポルスカ) Snoa(スヌーア)
 Dansmästare Lundkvists gavoritpolska
 (踊りの名手ルンドクヴィストのお気に入りのポルスカ)
 Schottis(ショッティーシュ) Vals(ワルツ) Polska(ポルスカ)
 Schottis från Eskilskulla(エスキルスクッラのショッティーシュ)
 Kadrilj(カドリーユ) Vispolska(ヴィスポルスカ)
 Polska från Tuna(テューナのポルスカ)
 Schottis(ショッティーシュ) Rul Hambo-polska(ハムブー=ポルスカ)
 Vals(ワルツ) Polska/Lille David(ポルスカ/小さなダーヴィド)
 Polska(ポルスカ) Schottis(ショッティーシュ)
 Marsch/Böndernas avsked från gästabud
 (行進曲/宴に別れを告げる農民たち)
  スカーテレーヴ・スペルマンスラーグ   

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クレース・オッテリード — アロンソの歌

Euterpe Musica EMCD1215 traditional


『ギターポルスカ (Gitarrpolska)』(EMCD0611) を2006年に発表したスウェーデンのギタリスト、クレース・オッテリード Claes Ottelid のアルバム第2作。ギターのソロだった前作と異なり、パーカッション、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラダモーレを加えたアンサンブルで、ジャズ、フラメンコなど多様なスタイルの音楽を展開。パーカッションのヤール Stephan Jarl は、カホン、コンガ、カバサ、ウドゥ、トンバックといった民俗楽器を演奏しています。

クレース・オッテリード — アロンソの歌 (Alonso's Tune)
 Halling från Nedre Ullerund Trollrikepolska Polska efter Munter Johan
 En ny polska Pekkos Per’s storpolska Farmors brudpolska
 Två Orsapolskor Halling från Alvdalen Lorikspolskan
 Polska i Forskingringen Spranget Morapolska efter Timas Hans
 Polska ur Boden Happy Bastard Polska efter Arvid Brannlund
 Spansk polska nr.1 Brudmarsch Alonsos ganglåt
  クレース・オッテリード(ギター) ステファン・ヤール(パーカッション)
  ダーン・マルムクヴィスト(クラリネット)
  フィリップ・ルーネソン(ヴァイオリン)
  マッツ・エーデン(ヴィオラダモーレ)

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昔日の歌 ― エストニア民謡聖歌とルーン歌曲

Harmonia Mundi HMU907488 classical


ヘイナヴァンケル Heinavanker は、古い教会音楽をレパートリーとするエストニアのヴォーカルアンサンブル。作曲家でもある指揮者のマルゴ・コラル Margo Kõlar が1996年に創設し、以来、彼が音楽監督を務めています。エストニアの宗教的民俗コラールとオケヘムのミサ曲 (Alba ABCD237) につづくアルバム。西ヨーロッパの聖歌を独自に変容させた聖歌や民謡として歌い継がれた聖歌など、宗教が禁止されたソ連体制が崩壊した後に伝統の復活した聖歌が歌われます。

昔日の歌 (Songf of Olden Times) ― エストニア民謡聖歌とルーン歌曲
 わが心目覚め、歌えよ 異教徒の救い主 来たれ創造主よ
 主よ、私はここにいます おおアダム、何と罪な 逃げられたガチョウ
 奇跡の家 創造物 おおイエス、あなたの苦しみ
 イエスよ、わたしはあなたを見捨てません 主よ、お守り頂き感謝します
 お前はあのように死ぬか 子らを来させよ 来なさい、と神の息子は言い
 今や休息が夜のとばりに
  ヘイナヴァンケル マルゴ・コラル(指揮)

録音 2007年10月 主の変容教会(タリン)、2013年1月 エストニア音楽演劇アカデミー(タリン)

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イェスパー・ロンゴー — Love & Peace

Storyville 101 4286 jazz


1960年代、ピアニスト、作曲家として数々の名作を Blue Note に残し、1972年からはコペンハーゲンを拠点に活躍したホレス・パーランに捧げるアルバム。デンマークを代表するベーシスト、イェスパー・ロンゴー Jesper Lundgaard をリーダーとする、ヘンリク・ゴネ Henrik Gunde、オーウ・タンゴー Aage Tanggaard、ボブ・ロックウェル Bob Rockwell によるカルテットをベースに、5つのナンバーがギターのダグ・レイニー Doug Raney を加えたクインテットで演奏されます。アルバム最後のトラックには、2013年6月28日、ホレス・パーランが Blue Note のエンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーと行った対話の録音が収録されています。

イェスパー・ロンゴー — Love & Peace, the Music of Horace Parlan
 Speaking My Piece * Up in Cynthia’s Room * Return Engagement
 Love & Peace Waltz Number One * Back from the Gig
 Billy’s Bossa * A Happy Frame of Mind * Low Down Up & Down
 H. P. Interview
  イェスパー・ロンゴー(ベース) ヘンリク・ゴネ(ピアノ)
  オーウ・タンゴー(ドラムズ)
  ボブ・ロックウェル(テナーサックス) (except track 3)
  ダグ・レイニー(ギター)*

デール、アンデシェン、クリステンセン - Under the Rainbow

Storyville 101 4287 jazz


デール、アンデシェン、クリステンセン - Under the Rainbow
 Under the Rainbow #1 Under the Rainbow #2
 Under the Rainbow #3 Koloni på Yderkanten
 Under the Rainbow #4 Under the Rainbow #6
 Two Geese in the Sky Under the Rainbow #7
 Under the Rainbow #8
  カーステン・デール (プリペアドピアノ、パーカッション)
  アーリル・アンデシェン (ベース)
  ヨン・クリステンセン (ドラムズ)

録音 2013年4月 レインボースタジオ(オスロ)
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ

カーステン・デール・エクスペリエンス - Reveréntia

Storyville 101 4285 jazz


カーステン・デール・エクスペリエンス (Carsten Dahl Experience)
- Reveréntia
 Reveréntia Troubadour Consistene Dear Keith Arytmi
 Geese in the Sky Koloni på Kanten Nature Blues Dybe Favne Duo
  カーステン・デール・エクスペリエンス
   カーステン・デール (ピアノ) イェスパー・ソイテン (アルトサックス)
   ニルス・“ボッセ”・デーヴィズセン (ベース)
   ステファン・バスボー (ドラムズ)

録音 2013年6月 レインボースタジオ(オスロ)
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ

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『パリの印象』

Louhi Records LP07001 jazz


リラの花、グレヴァン蝋人形館、自転車道、サンミシェル駅、サンジュリアン・ル・ポーヴル教会、ウルク運河……。ピアニスト、作曲家としてジャンルを超えた活動で知られるフィンランドのジャズミュージシャン、ヘイッキ・サルマント Heikki Sarmanto が「大好きな街」をピアノの小品に綴った『パリの印象』。1997年パリで作曲に着手し、2006年に完成しました。それぞれの小品には景色の描写とともにその歴史への考察が反映していると言われます。ピアニストのライッコネン Ilmari Räikkönen はシベリウス・アカデミーの出身。リーサ・ポホヨラのソリストクラスで学び、バリトンのヨルマ・ヒュンニネンをはじめとする教授に歌曲のピアノを学んでいます。ソロコンサートと歌曲のリサイタルで演奏し、2004年からはプロデューサー、アレンジャー、スタジオミュージシャンとしてさまざまなジャンルに活動しています。

パリの印象 (Paris Impressions) — ヘイッキ・サルマント (1939–) 
 Les Lilas Musée Grévin Piste Cyclable Station St Michel
 St Julien des Pauvres Canal de l’Ourcq Chez Chartier
 Les Tuileries Ballade en Moineau Belleville Gare de l’Est
 Quai des Orfevres La Huchette Rue de la Butte aux Cailles
 Bateaux Mouch Les Bouquinistes Foire du Trone
 Soir de Mouff’tard Bastille Paris-Turner
  イルマリ・ライッコネン(ピアノ)

録音 2007年

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ドン・チェリー — Live in Stockholm

Caprice CAP21832 jazz


『オーガニック・ミュージック・ソサエティ』をCD (CAP21827) と LP (CAP21828 2LP’s) に復刻した Caprice Rrecords が、ドン・チェリー Don Cherry (1936–1995) が1968年と1971年にストックホルムで行ったコンサートのライヴ録音をリリースします。ABF(労働者教育協会)のホールと近代美術館 (Moderna Museet/The Modern Museum in Sweden) のバッキー・ドーム(Bucky Dome)のコンサート。ベルント・ルーセングレン Bernt Rosengren、トミー・クーヴェルヒュルト Tommy Koverhult、トゥルビョーン・ヒュルトクランツ Torbjörn Hultcrantz、レイフ・ヴェンネシュトレム Leif Wennerström、ロルフ・オルソン Rolf Olsson のスウェーデンのプレーヤーたちに加え、トルコのミュージシャンふたり、トランペットのマフィ・ファライ Maffy Falay とドラムズのオカイ・テミズ Okay Temiz が参加しています。このライヴ録音は今回初めて紹介され、CDと同時に LP アルバム(CAP21836 2LP’s)もリリースされます。

ドン・チェリー — Live in Stockholm
 ABF Suite, Part 1 * ABF Suite, Part 2 * Another Dome Session †
  ドン・チェリー(ポケット・トランペット、フルート、パーカッション、
   ピアノ、ヴォーカル)
  マフィ・ファライ(トランペット、フルート、パーカッション)
  ベルント・ルーセングレン(テナーサックス、フルート、パーカッション)
  トミー・クーヴェルヒュルト(テナーサックス、フルート、パーカッション)
  トゥルビョーン・ヒュルトクランツ(ベース)
  レイフ・ヴェンネシュトレム(ドラムズ)
  ロルフ・オルソン(ベース) オカイ・テミズ(ドラムズ)

録音 1968年9月2日 ABF House, Z Hall(ストックホルム)(ライヴ)*、1971日7月3日頃 ストックホルム近代美術館、バッキー・ドーム(ストックホルム)(ライヴ)†

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グリーグ、プロコフィエフ ピアノ協奏曲

Ambroisie AM210 classical


エドヴァルド・グリーグ (1843–1907) ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
セルゲイ・プロコフィエフ (1891–1953) ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
  ニコライ・ルガンスキー(ピアノ) ベルリン・ドイツ交響楽団
  ケント・ナガノ(指揮)

録音 2013年2月 イエス・キリスト教会(ベルリン)

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