2013年12月



Our Select

マトヴェイェフ、リンコラ 管弦楽のための音楽

Alba ABCD364 SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo) classical/contemporary

 
ヴィッレ・マトヴェイェフとユッカ・リンコラ。フィンランドの今の音楽シーンでもっとも多彩な活動をするふたりの作品集。マトヴェイェフ Ville Matvejeff はシベリウス・アカデミーとエスポー音楽学校に学び、指揮者、作曲家、ピアニストとして活躍しています。「作曲家」マトヴェイェフの名を一躍高めた作品が《アド・アストラ(星へ)》です。夜、赤い色の海に裸の若い女性が金色の髪をなびかせ、月を背に立っている。見つめているのは天の高み。フィンランドの画家アクセリ・ガッレン=カッレラの『アド・アストラ』の一作から受けた強い感情が、復活祭の真夜中のミサの「明るい光」のイメージと結びついた、「光と星へ向かう旅と復活」の音楽。ギリシア=ビザンティンの賛美歌《来たりて光を受けよ》に基づく主題が使われています。フィンランドの新聞「ヘルシンキ・サロマット」から「21世紀フィンランド管弦楽のヒット作」と讃えられたという作品です。

チェロ協奏曲はフィンランド放送交響楽団とフィンランド室内管弦楽団の共同委嘱により作曲されました。「チェロと管弦楽のための協奏的作品」のアイデアは、フィンランド放送交響楽団の首席奏者、友人のトゥオマス・レヘト Tuomas Lehto (1985–) の提案でした。美しい「カンティレーナ」の楽器チェロ。フィンランドのヘヴィロック・チェロアンサンブル「アポカリプティカ」の音楽からヘヴィメタルの楽器として注目されるようになったチェロ。チェロという楽器の性格を「交差」させたこの作品は、フリートリヒ・グルダのチェロ協奏曲にみられる「ロックスタイル」の表現も意識していると言われます。一楽章の「ヘヴィスタイルのファンタジー」。「音楽は、大きな弧を描きながら自由に呼吸する。その間、チェロは、暗く、ややメランコリックな世界を彷徨する」。この協奏曲は、2009年秋、ラッペーンランタ市管弦楽団により初演され、2010年上海国際博覧会(EXPO2010)でフィンランド国立バレエの音楽に使われました。

リンコラ Jukka Linkola は、ジャズピアニストからキャリアをスタートさせ、管弦楽曲、合唱曲、オペラ、ジャズ作品と、広いジャンルに作品を発表してきました。独奏楽器とオーケストラのための協奏曲は、彼の作品リストの中でもっとも重要な位置を占め、トランペット、ユーフォニアム、テューバをはじめとする12の作品がこれまでに作曲されています。ピアノ協奏曲第1番はトゥルク・フィルハーモニックの委嘱作です。「急流を見下ろす河岸高く、古い、荒れ果てているようにも見える城が立っている。城が姿を現してから歳月が経つが、それがいつだったか、誰も思い出せない……この城の住人は常に裕福だった。今の主も金をもっているが、身なりは質素だ。何につけ、城下にあるかなり大きな町の住人と同じ生活を送ろうとしている。主と夫人は宴が好きだ。秋の夕べ、仮面舞踏会が盛大に開催されることになった。夜空は澄み、秋色が輝く。町の名士たちとともに、さまざまの芸術家、船乗り、腕の立つ職人といった、ごく普通の人たちも招かれた……」。協奏曲は、この仮面舞踏会をインスピレーションに作曲されました。〈城の夕べ〉〈ヴォードヴィルと悲しい道化〉〈河の鏡〉〈老船乗りと踊るマリオネット〉〈舞踏会〉の5楽章。「歌う旋律の主題、きらきら輝くテクスチュアのピアノ、打ちつけるリズム」。演奏時間42分のこの協奏曲には、作品が完成するまでの5年間にリンコラが手がけた4つのオペラと2つのミュージカルの音楽が、そのまま反映していると言います。ピアノソロを担当するヘンリ・ シーグフリードソン Henri Sigfridsson (1974–) は、フィランドの彼の世代を代表するピアニストのひとり。ラフマニノフの第2番と第3番の協奏曲とシベリウスの管弦楽曲のピアノトランスクリプション集を hänssler CLASSIC に録音しています。

このディスクに収録された3曲はすべて初録音です。トゥルク・フィルハーモニックを指揮するスロボデニュク Dima Slobodeniouk はモスクワ生まれ。フィンランドに移りシベリウス・アカデミーでアトソ・アルミラ、セーゲルスタム、パヌラをはじめとする指揮者に学び、2005年から2008年までオウル交響楽団の芸術監督を務めました。

ヴィッレ・マトヴェイェフ (1986–)
 アド・アストラ (Ad Astra) (2008–09)
 チェロ協奏曲《交差点 (Crossroads)》(2009)
 (ヘヴィスタイルのファンタジー)
ユッカ・リンコラ (1955–)
 ピアノ協奏曲第1番《仮面舞踏会 (Naamiaiset)》(2011)
  トゥオマス・レヘト(チェロ) ヘンリ・ シーグフリードソン(ピアノ)
  トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団
  ディーマ・スロボデニュク(指揮)

録音 2011年10月10日–11日(ピアノ協奏曲)、2012年5月10日–11日
制作・録音 マルック・ヴェイヨンスオ

価格 ¥2,300(本体価格)

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クリステンセン — ハイドン、フンメル、ネルダ トランペット協奏曲

Danacord DACOCD742 classical


デンマークのトランペット奏者、コペンハーゲンの王立オペラで演奏する王立デンマーク管弦楽団 Det Kongelige Kapel の首席を務めるケティル・クリステンセン Ketil Christensen (1952–) がトランペット協奏曲のアルバムを録音しました。ヨーゼフ・ハイドン、フンメル、ネルダ。トランペットのスタンダード・レパートリー3曲です。クリステンセンは、王立デンマーク音楽アカデミーでクアト・ペーザセンとオーレ・アナセンに学び、パリ、ロンドン、ニューヨークに留学しました。オーゼンセ交響楽団で短期間演奏した後、1972年に王立デンマーク管弦楽団の第2ソロ・トランペット奏者に就任し、1982年から現在のポストを務めています。1981年からコペンハーゲンのコレギウム・ムジクムのメンバー。共同で創設した王立デンマーク・ブラスアンサンブルで1978年から1989年まで演奏し、1989年からトランペット奏者のラース・オーレ・スミット(シュミット)をパートナーとするコンサートシリーズを続けています。クリステンセンと共演するのは、ラトビアのリエパーヤ交響楽団アンバーサウンド・オーケストラです。1881年にバルト・フィルハーモニックとして創設された、バルト三国最古のオーケストラです。指揮者のアトヴァルス・ラクスティーガラ Atvars Lakstigala は、ラトビア音楽アカデミーで金管楽器を学び、1997年から2010年までラトビア国立オペラでホルンを演奏し、現在は指揮者として活動しています。国立オペラの2010/2011年のシーズンに《トラヴィアータ》《マクベス》《エフゲニ・オネーギン》とバレエ《眠りの森の美女》を指揮し、オペラの90周年を祝うコンサートでは急病のマリス・ヤンソンスの代役を務めました。2010年からリエパーヤ交響楽団アンバーサウンド・オーケストラの首席指揮者と芸術リーダーを務め、その業績に対して、ラトビア最高の栄誉とされる2010年 “The Great Music Award” を受賞しています。トランペットとオーケストラの共演が瑞々しく美しいアルバムです。

ケティル・クリステンセン — トランペット協奏曲集
ヨーゼフ・ハイドン (1732–1809) トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe/1
ヨハン・ネーポムク・フンメル (1778–1837)
 トランペット協奏曲 変ホ長調 S.49 (1803)
ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルダ (1706–1780)
 トランペット協奏曲 変ホ長調 (c.1770)
  ケティル・クリステンセン(トランペット)
  リエパーヤ交響楽団アンバーサウンド・オーケストラ
  アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)

録音 2012年5月29日–31日 リガ放送(ラトビア)
録音 ノルムンズ・スラーヴァ
マスタリング ハンス・ニルセン

価格 ¥2,450(本体価格)

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憂鬱の影像

BIS SACD2057 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
2005年、ベルゲンに創設された古楽アンサンブル、バロックソリステネ(バロック・ソロイスツ)。バロックヴァイオリンの第一人者のひとり、ビャッテ・アイケ Bjarte Eike が芸術監督を務めるアンサンブルは、ベルゲン国際フェスティヴァル、ストックホルム古楽フェスティヴァル、ロンドンのプロムスなど、ヨーロッパ各地の音楽祭で演奏、デンマークのエスビェアのニューオペラ、デンマーク放送ヴォーカルアンサンブル、ノルウェーのヴェストフォル音楽祭との協力活動を通じ、独自の音楽をアピールしてきました。『憂鬱の影像』は、ヘンデルと彼と同時代の作品を演奏した2012年の『ロンドン・コーリング! (London Calling!)』 (SACD1997) につづく BIS 第2作です。「深い森を通り、いつ果てるとも知れない下り坂の泥道を車で行く。時折、右手下に湖が一瞥できる。古い校舎がどこからともなく姿を現す。湖のほとりに、もうひとつ建物がある。どちらもさびれ、悲しげだ。誰かいるのか。音はしない。さわやかな空気。日没。静寂。最初の食事をみんなで一緒に作る。携帯電話は通じず、インターネットが使えるのも一カ所だけだ。かつて教室だったところに輪になって座る。器楽奏者が六人、歌い手がひとり、ひとつに積み重ねた楽譜、おおいのない暖炉に薪が燃える……音。これがシェービグダ。音楽のもつ『憂鬱』のさまざまな姿を探ろうと私が友人たちを誘ってきた場所がここだ」(ビャッテ・アイケ)。アルバムは、アイケの《寂しさ》にはじまり、ホルボーンとダウランドの曲、ノルウェーとスウェーデンとスロヴァキアの伝承曲、17世紀アイルランドの古謡《どうぞ、お手を》を交え、《ふたり目の妻の死を嘆くニール・ガウ》に終わります。ヴァイオリン、ヴィオラ、リュート、テオルボ、バロックギター、チェロ、ヴィオリーネ、オルガン、チェンバロのアンサンブル。ノルウェー音楽アカデミーを2005年に卒業し、ノルウェーとヨーロッパのアンサンブルとオーケストラに客演をつづけるソプラノ歌手、ベーリト・ノルバッケン・スールセット Berit Norbakken Solset がソロを歌い、ピアニスト、作曲家としてノルウェーのジャズシーンを中心に活躍するヨン・バルケ Jon Balke がオルガンとアルバムの「サウンドスケープ(音風景)」を担当しました。ビャッテ・アイケは、シェービグダに近いセルビュの教会で行われた録音セッションとポストプロダクションの共同制作も担い、「ライヴ・ミュージシャン」の立場から「音楽の生まれる瞬間」の再現を願い、ポストプロダクションの段階で、異なるテークのミックス、ソロ楽器のダビング、ミュージシャンがそれぞれに感じ考えた「憂鬱」を反映した自由な即興による録音を加えるといった手法を取り入れたと言います。「場所と音楽とプロジェクトに関係した音楽家たちと響き合った、私の個人的『憂鬱の影像』」が描きあげられました。

憂鬱の影像 (The Image of Melancholy)
ビャッテ・アイケ (1972–) 寂しさ (Savn)(シグネの旋律)
アントニー・ホルボーン (c.1547–1602)
 パヴァーヌ《憂鬱の影像 (The Image of Melancholy)》
ジョン・ダウランド (1563–1626) 悲しみよとどまれ (Sorrow, stay) *
ノルウェー伝承曲(ビャッテ・アイケ (1972–) 編曲)
 ビョルンソンの結婚行進曲 (Bjørnsons bruremarsj)
アントニー・ホルボーン (c.1547–1602) ガイヤルド《浮気者 (Wanton)》
ノルウェー伝承曲(ヨン・バルケ (1955–)、ビャッテ・アイケ (1972–) 編曲)
 イェンディーネの子守歌 (Gjendines bådnlåt) */**
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー (1644–1704)
 十字架を担う (Die Kreuztragung)(ソナタ)
ディズリク(ディートリヒ)・ブクステフーデ (c.1637–1707)
 嘆きの歌 (Klag-Lied) *
アントニー・ホルボーン (c.1547–1602)
 ガイヤルド《とてもかわいい (Muy linda)》
スロヴァキア伝承曲(ミロシュ・ヴァレント (1960–) 編曲)
 いとしい母さん (Joj Mati) †
スウェーデン伝承曲(ビャッテ・アイケ (1972–) 編曲)
 エヴェルツベリの昔の結婚行進曲 (Evertbergs gamla brudmarsch)
ノルウェー伝承曲(ヨン・バルケ (1955–)、ビャッテ・アイケ (1972–) 編曲)
 子守歌 (Bånsull) */**
アントニー・ホルボーン (c.1547–1602)
 パヴァーヌ《遺言 (Last will and testament)》
Ruaidri Dáll Ó Catháin (c.1570–c.1650)
 どうぞ、お手を (Tabhair dom do Lámh) **
ジョン・ダウランド (1563–1626)
 流れよ、わが涙 (Flow, my tears)/昔の涙 (Lachrimae antiquae) *
ヨン・バルケ (1955–) 
 シュザンヌを紹介 (Introducing Susanne)
 (「ある日シュザンヌが」による瞑想)**
ヨハン・ゾンマー (1570–1627)
 パヴァーヌ《シュザンヌを想像する (Devising Susanne)》
ジョン・ダウランド (1563–1626)
 ガイヤルド《スザンナ (Susanna)》
ウィリアム・バード (1540–1623)
 汝、聖なるミューズよ (Ye sacred Muses) *
ニール・ガウ (1727–1807)(ビャッテ・アイケ (1972–) 編曲)
 ふたり目の妻の死を嘆くニール・ガウ
  (Niel Gow’s lament for the death of his second wife)
  バロックソリステネ ビャッテ・アイケ(芸術監督、ヴァイオリン)
  ベーリト・ノルバッケン・スールセット(ソプラノ)*
  ヨン・バルケ(オルガン、サウンドスケープ)**
  ミロシュ・ヴァレント(ヴィオラ、ヴォーカル †)

録音 2011年10月、2012年3月 セルビュ教会(セルビュ、ノルウェー)
制作 マルカム・ブルーノ、ビャッテ・アイケ
録音 ハンス・ペーテル・ロランジュ

価格 ¥2,650(本体価格)

[関連ディスク]

BIS SACD1997 『ロンドン・コーリング!(London Calling!)』
G・F・ヘンデル(1685–1759)
 オペラ《ゴールのアマディージ》 HWV11 – 第1幕へのシンフォニア
  アリア「汝を愛す」 アリア「準備万端」
  アリア「返してください」 第3幕へのシンフォニア
  アリア「喜びを聞き」
 オペラ《ヘラクレス》 HWV60 – 第3幕へのシンフォニア
  レチタティーヴォ「どこへ飛びましょうか」
 オペラ《テオドーラ》 HWV68 – アリア「バラ色の歩みで」
アルカンジェロ・コレッリ(1653–1713)
 合奏協奏曲 ニ長調 Op.6–4
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690–1768)
 ヴァイオリンソナタ イ長調 Op.2–9
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687–1762)
 合奏協奏曲 ニ短調 《ラ・フォリア》
  テュヴァ・センミングセン(メッツォソプラ)
  バロックソリステーネ ビャッテ・アイケ(指揮)

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ニコライセン、アイク — I Concentrate on You

Grappa GRCD4425 jazz/pop


エルヴィラ・ニコライセン Elvira Nikolaisen(1980–)はノルウェーのシンガー・ソングライターです。2006年に『Quiet Exit(静かな出口)』でレコードデビュー。このアルバムは、5万枚を売り上げるとともに、スペルマン賞(ノルウェー・グラミー賞)の3部門にノミネートされ、アルバムで歌われた《Love I Can’t Defend》と《Egypt Song》は新しいスタンダードとまで呼ばれ、成功を収めました。セカンドアルバムの『あなたに夢中』は、彼女がずっと、ひそかに夢見ていた企画。彼女が大好きな「偉大なアメリカン・ソングブック」から選んだバラードを10曲歌っています。ECM レーベルのアルバムで知られるマティアス・アイク Mathias Eick をはじめとする友人たちが共演。彼女のヴォーカルを加えたトリオ、カルテット、クインテットと、曲によって編成を替えています。ペギー・リーの歌で知られる《ベッドで煙草はよくないわ》は、エルヴィラのヴォーカルとアンレアス・ウルヴォ Andreas Ulvo のピアノのデュオ。サミー・フェインとアーヴィング・バーリンの《アイル・ビー・シーイング・ユー》とジュール・スタインとサミー・カーンが書きフランク・シナトラが歌った《タイム・アフター・タイム》もデュオ。《タイム・アフター・タイム》でアイクは、ピアノの他にベース、ヴィブラフォーン、トランペットを演奏しています。

エルヴィラ・ニコライセン、マティアス・アイク — I Concentrate on You(あなたに夢中)
 What’s New(ホワッツ・ニュー) (Robert Haggart/Johnny Burke)
 I Concentrate on You(あなたに夢中) (Cole Porter)
 Don’t Smoke in Bed(ベッドで煙草はよくないわ) (Robison Willard)
 Time after Time(タイム・アフター・タイム) (Jule Styne/Sammy Khan)
 For All We Know(フォー・オール・ウィー・ノウ)
  (Fred Coots/Sam M. Lewis)
 I’ll Be Seeing You(アイル・ビー・シーイング・ユー)
  (Sammy Fain/Irving Kahal)
 You Can Have Him(ユー・キャン・ハヴ・ヒム) (Irving Berlin)
 Come Rain or Come Shine(降っても晴れても)
  (Harold Arlen/Johnny Mercer)
 Little Girl Blue(リトル・ガール・ブルー) (Richard Rodgers/Lorenz Hart)
 Answer Me(アンサー・ミー)
  (Fred Rauch/Carl Sigman/Gerhard Winkler)
  エルヴィラ・ニコライセン(ヴォーカル)
  マティアス・アイク(ベース、ヴィブラフォーン、ピアノ、トランペット、
   バッキングヴォーカル)
  アンレアス・ウルヴォ(ピアノ、チェンバロ、チェレスタ)
  ガール・ニルセン(パーカッション)
  オーラ・クヴェルンベルグ(ヴァイオリン、バスヴァイオリン、ヴィオラ)

録音 2013年1月 プーカ・スタジオ、2013年2月 アルバトロス・リコーダーズ(オスロ)
制作 マティアス・アイク
録音 ハッセ・ロスバック、エヴェン・オルメスタ

価格 ¥2,450(本体価格)

フリーダ・オンネヴィーク — 野性の言葉

Grappa GRCD4391 pop


フリーダ・オンネヴィーク Frida Ånnevik(1984–)は、ノルウェー、ハンマル生まれのシンガー・ソングライターです。2010年にアルバム『Synlige hjerteslag(心の鼓動が見える)』(GRCD4330)を発表。このデビューアルバムはノルウェー放送のラジオ局 Pl の「2010年最優秀ノルウェー語アルバム」に選ばれ、内面的経験から生まれた歌を個性的な声と抑えた表現で歌う彼女の歌を多くの聴き手が支持しました。“pop in an open landscape”(広々とした景色のポップ)とも呼ばれるオンネヴィークの歌。アルバム第2作『野性の言葉』の曲も彼女が作詞、作曲、編曲しました。歌詞はノルウェー語。心の内をみつめ、物思う季節。そういった気分の感じられるアルバムです。

フリーダ・オンネヴィーク — Ville ord(野性の言葉)
フリーダ・オンネヴィーク 作詞・作曲・編曲
 A til å(AからZまで) Lillebror(弟)
 Hu som han vil ha(あの娘が欲しい) Skyggeløs(影のない)
 Livet på glass(ガラス瓶の中の生活)
 Så hardt så hardt så hardt så(とてもとても固く)
 Brå sving(急な変化) Natta Oslo(おやすみオスロ)
 Fuglen(鳥) Lyset(光)
  フリーダ・オンネヴィーク(ヴォーカル、シンセサイザー)
  アンレアス・ミョス(ベース、ギター、パーカッション、
   ピアノ、シンセサイザー)
  エリサベト・ネセ(ドラムズ、パーカッション)
  オースムン・ヴィルテル・エーリクソン(ベース)
  アイナル・ネース・ハウグセット(ローズ、シンセサイザー)
  シェティル・ヴェストルム・アイナシェン(フルート)
  ペッテル・マリウス・グンデシェン(トランペット)
  ハルドル・ロイネ(ギター)
  エスペン・エルヴェルム・ヤコブセン(ギター)
  ビョルン・ホルム(ベース)
  アーニャ・ラウヴダール(シンセサイザー、ワーリツァーピアノ)
  トリユス・エッゲン(ベース)
  ストーレ・ストゥールロッケン(ローズ、シンセサイザー)

制作・録音 アンレアス・ミョス

価格 ¥2,450(本体価格)
 

プスト — Fryktløs(怖くない)

Grappa GRCD4417 jazz/pop/folk


オスロを本拠とする、歌手6人のアカペラグループ、プスト(PUST)は2013年に創設から10年を迎えます。2007年に発表したファーストアルバム『Femkant(五角形)』はスペルマン賞(ノルウェー・グラミー賞)にノミネートされ、2011年の第3作『Julero(クリスマスの静けさ)』は、ノルウェーのクリスマスアルバムとして、シーズンでもっとも人気を集めた一枚となりました。民謡、ジャズ、エスニックなヴォーカル音楽と、さまざまな要素に即興を加えた「声の遊び」。第4作の『怖くない』はメンバーの作ったオリジナル曲をメインに、デペシュ・モードの《Enjoy the Silence》のメロディにノルウェー語歌詞をつけた《沈黙を楽しめ》、ニック・カーショーの《The Riddle》による《旅》、ミシェル・ルグランとジャック・ドミのミュージカル映画『シェルブールの雨傘』の《Je ne pourrais jamais vivre sans toi(あなたなしでは生きられない)》による《あなたを待っている》が歌われます。編曲は、プストとメンバー、制作と録音のホーコン・イーヴェシェン Håkon Iversen が担当しました。歌詞はすべてノルウェー語です。

プスト — Fryktløs(怖くない)
 Fryedtløs(怖くない) (Elisabeth Anvik/Camilla Susann Haug)
 Nyt stillheten(沈黙を楽しめ) (Camilla Susann Haug/Martin Gore)
 Tenk om(考えよう)
  (Elisabeth Anvik/Anne Hilde Grøv/Kenneth Kaland Fjellstad)
 Hymne(讃歌) (Elisabeth Anvik)
 Plass i hjertet(心の中の場所) (Øyvind Ebbesvik/Jostein Hasselgård)
 Fred(平安) (Øyvind Ebbesvik/Elisabeth Anvik)
 Slitt pyjamas(着古したパジャマ)(Camilla Susann Haug)
 Skip frå sør(南から来た船) (Knut Hauland/Anne Hilde Grøv)
 Alt jeg kan(私にできることすべて)
  (Øyvind Ebbesvik/Jostein Hasselgård)
 Løft(高揚) (Øyvind Ebbesvik)
 Rot som glimra(輝くものが散らかり) (Anne Hilde Grøv/Knut Hauland)
 Vandring(旅) (Håvard Gravdal/Nik Kershaw)
 Eg vil vent(あなたを待っている) (Camilla Susann Haug/Michel Legrand)
  プスト
   アンネ・ヒルデ・グローヴ(ソプラノ)
   カミッラ・スサーン・ハウグ(ソプラノ)
   エリサベト・アンヴィーク(アルト)
   ヨースタイン・ハッセルゴー(テノール)
   ホーヴァル・グラヴダール(バリトン)
   マス・イーヴェシェン(バス)

録音 2013年春
制作・録音 ホーコン・イーヴェシェン

価格 ¥2,450(本体価格)

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ニルセン 交響曲第4番・第5番

BIS SACD2028 SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo) classical


エルガーの交響曲第2番 (BIS SACD1879) につづくストックホルム・フィルハーモニックとサカリ・オラモの新録音はカール・ニルセンの交響曲第4番と第5番。ストックホルムのコンサートホールで録音セッションが行われ、フィルハーモニックの演奏を BIS のエンジニアが、広がりと奥行きのある音場、広いダイナミックレンジ、瑞々しい響きに捉えています。

カール・ニルセン (1865–1931)
 交響曲第4番 FS76 (Op.29) 《消しがたきもの (Det uudslukkelige)》
 交響曲第5番 FS97 (Op.50)
  王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団 サカリ・オラモ(指揮)

録音 2012年8月(第4番)、2013年6月 ストックホルム・コンサートホール(スウェーデン) 
制作 イェンス・ブラウン
録音 マッティアス・スピッツバット(第4番)、トーレ・ブリンクマン

価格 ¥2,650(本体価格)

 

カメラータ・ノルディカ — ベートーヴェン 後期弦楽四重奏曲

BIS CD1096 3CD's for price of 2 classical


カメラータ・ノルディカは、スウェーデンの東沿岸、スモーランド地方カルマル郡のオスカーシュハムンに本拠を置く弦楽オーケストラ。1974年にオスカーシュハムン・アンサンブルとして創設され、地域の音楽組織の一翼を担ってきました。現在の芸術監督はノルウェーのヴァイオリニスト、テリエ・トンネセン Terje Tønnesen (1955–) です。トンネセンはオスロ生まれ。17歳でデビューした後、スイスに留学しマックス・ロスタルに学びました。帰国後の1977年にノルウェー室内管弦楽団を創設、オスロ・フィルハーモニックの第1コンサートマスターとカメラータ・ノルディカの芸術監督を務めながら、現在も芸術監督の地位にあります。ブリテンの弦楽オーケストラのための作品集(SACD2060) がカメラータ・ノルディカとトンネセンの最新録音です。トンネセンの編曲は、オリジナルのテクスチュアを尊重しつつ、トゥッティとソリを対比させる合奏協奏曲風の工夫も凝らし、違った趣の音楽として響かせます。Op.130 の終楽章は、ベートーヴェンが出版社の要望に妥協して書いたとされる新しいフィナーレではなく、原曲どおりの《大フーガ》です。2001年から2005年にかけてカルマル郡ヴィールセルムの教会とエーランド島のアルグツルム教会で録音され、これまで Altara レーベルからリリースされていた音源。カメラータ・ノルディカが BIS レーベルと契約を結んだため、BIS のアルバムとして再リリースされます。BIS のエンジニアによるリマスタリングです。

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770–1827)
(テリエ・トンネセン (1955–) 編曲)
 弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127
 弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131
 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130 大フーガ Op.133
 弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135
  カメラータ・ノルディカ テリエ・トンネセン(指揮)
 [Altara ALT1024]

録音 2001年11月29日–12月2日 (Op.130 & Op.133)、2002年9月20日–22日(Op.135)、2003年9月18日–20日 (Op.132)、2005年1月25日–27日 (Op.131) ヴィールセルム教会(ヴィールセルム、スウェーデン)、2005年4月25日–27日 アルグツルム教会(エーランド、スウェーデン)(Op.127) 
制作・録音 ウーリ・シュナイダー

価格 ¥5,100(本体価格)
 

モーツァルト ピアノ協奏曲第24番、ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番

BIS SACD1978 SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo) classical


W・A・モーツァルト (1756–1791)
 ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491(カデンツァ:スドビン)
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770–1827)
 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
  エフゲニー・スドビン(ピアノ) ミネソタ管弦楽団
  オスモ・ヴァンスカ(指揮)

録音 2011年6月(ベートーヴェン)、2012年5月、6月 オーケストラホール(ミネアポリス、ミネソタ州)

ペッテション 交響曲第9番

BIS SACD2038 SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo) classical


アッラン・ペッテション (1911–1980)
 交響曲第9番 (1970)
  ノルショーピング交響楽団 クリスチャン・リンドベリ(指揮)
[Bonus DVD]
 『The Voice of Man』(スウェーデン放送(SR)制作ドキュメンタリー)
 (英語字幕)

録音 2013年1月 ルイ・ド・イェール・コンサートホール(ノールショーピング、スウェーデン)

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ペーター・ヴースト & ヴェロニカ・モーテンセン — September Song

Imogena IGCD195 jazz


ベーシスト、作曲家、脳科学者、2008年からオーフスの王立音楽アカデミーの教授でもあるペーター・ヴースト Peter Vuust と、同じデンマークの女性ヴォーカリスト、ヴェロニカ・モーテンセン Veronica Mortensen の共演。スウェーデンのミュージシャンたち、ラーシュ・ヤンソン Lars Jansson と彼の子息のパウル・スヴァンベリ Paul Svanberg、テナーサックスのウーヴェ・インゲマション Ove Ingemarsson が加わったセッション。ラーシュ・ヤンソンの《The Inner Child》とレノン/マッカートニーの《ヘイ・ジュード》をのぞくナンバーは、ヴーストとノルウェーのロイ=フルーデ・ローヴラン Roy-Frode Løvland の作曲です。アルバム最後の《ヘイ・ジュード》はピアノとベースをバックに歌われます。

ペーター・ヴースト & ヴェロニカ・モーテンセン — September Song
 My September Song Meet Me with a Kiss Sugar Bowl
 The Absence of Open Air I Could Feel the Joy of Your Love
 I Know The Inner Child (Lars Jansson) Tomorrow Will Be Better
 Keep Me Close It Isn’t Always Hard to Leave
 Silver Lining around My Heart Hey Jude (Lennon/McCartney)
 [ペーター・ヴースト、ロイ・フローゼ・レーヴラン 曲]
  ヴェロニカ・モーテンセン(ヴォーカル) ラーシュ・ヤンソン(ピアノ)
  ウーヴェ・インゲマション(テナーサックス)
  パウル・スヴァンベリ(ドラムズ) ペーター・ヴースト(ベース)

制作 ペーター・ヴースト
録音 ラーシュ・ニルソン

価格 ¥2,350(本体価格)


ペーション、ダニエルソン、スンドビ — The Second Time Around

Imogena IGCD197 jazz


ペーション、ダニエルソン、スンドビ — The Second Time Around
 Torrent (Anders Persson) Pallas Huvudverk (Palle Danielsson)
 The Second Time Around (Jimmy van Heusen)
 Highland Park (Terje van Heusen)
 En Lille Vals til Onkel Kaj(カーイ叔父さんに寄せる小さなワルツ)
  (Terje van Heusen)
 Le Fruit Defendu (Anders Persson) Choro para El Bife (Anders Persson)
 Allt under himmelens fäste(すべて天空のもとに)
  (Trad. – arr. Anders Persson)
 Everything I Love (Cole Porter)
  アンデシュ・ペーション(ピアノ) パレ・ダニエルソン(ベース)
  テリエ・スンドビ(ドラムズ)

価格 ¥2,350(本体価格)

アンデシュ・ペーション — Ten Small Masterpieces

Imogena IGCD170 jazz


アンデシュ・ペーション (Personkrets II–V–I) — Ten Small Masterpieces
 Masterpiece #1 Masterpiece #2 Masterpiece #3 Masterpiece #4
 Masterpiece #5 Masterpiece #6 Masterpiece #7 Masterpiece #8
 Masterpiece #9 Masterpiece #10
  ウーヴェ・インゲマション(テナーサックス、B♭クラリネット)
  ユーハン・ボリストレム(ソプラノサックス、テナーサックス、
   バスクラリネット)
  アンデシュ・ペーション(ピアノ) 森泰人(ベース)
  マグヌス・グラーン(ドラムズ)

録音 2012年10月29日30日 スタジオ・ブーヒュース(ヨーテボリ・ ブーヒュース、スウェーデン)
録音 オーケ・リントン

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Early & Late』

dacapo 6.220640 SACD hybrid (Multichannel/stereo) traditional/classical/contemporary


デンマーク自治領グリーンランドのドラムダンスとフェロー諸島のチェーンダンス、デンマークのフェヌー島の婚礼の音楽。中世にルーツをもつ音楽と、今日の作曲家、グズモンセン=ホルムグレン Gudmundsen-Holmgreen、ソンライフ・ラスムセン Sunleif Rasmussen、グレロプ Rune Glerup の新しい響きの出会い。ボレテ・ローズ Bolette Roed のリコーダー、ルネ・トンスゴー・セーアンセン Rune Tonsgaard Sørensen のヴァイオリン、アンドレーアス・ボアゴー Andreas Borregaard のアコーディオン。デンマークのトリオ、ガウマン Gáman のデビューアルバム。

『Early & Late — デンマーク、グリーンランド、フェロー諸島の音楽』
デンマーク伝承曲(ガウマン 編曲) Two Svabo Polonaises
ルネ・グレロプ (1981–) Objets/décalages (2008)
グリーンランド伝承曲(ガウマン 編曲) Tornge’s Song
ペレ・グズモンセン=ホルムグレン (1932–) Together or Not (2012)
グリーンランド伝承曲(ガウマン 編曲) Qivittoq Song after Jakob Dorph
フェロー諸島伝承曲(ガウマン 編曲) Ormurin langi + Regin Smiður
デンマーク伝承曲(ガウマン 編曲)
 セナホーの3つの結婚の小品 (Three Bridal Pieces from Sønderho) *
ソンライフ・ラスムセン (1961–) Accvire (2008)
フェロー諸島伝承曲(ガウマン 編曲) Brestiskvæði
グリーンランド伝承曲(ガウマン 編曲) Traditional Song
フェロー諸島伝承曲(ガウマン 編曲) Goodnight and farewell
  ガウマン
   ボレテ・ローズ(リコーダー、ティンウィッスル *)
   ルネ・トンスゴー・セーアンセン(ヴァイオリン、ピアノ *)
   アンドレーアス・ボアゴー(アコーディオン、メロデオン *)
  ポウル・ビェレーアー・クリスチャンセン(ヴァイオリン)*

録音 2012年12月3日–5日、2013年4月18日–19日 ガーニソン教会(コペンハーゲン) 
制作・録音 プレーヴェン・イーヴァン

価格 ¥2,250(本体価格)

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『鏡の国のアリス』

dacapo 8.226579 contemporary


古典的な音楽、委嘱作、即興、世界各国の民俗音楽、エレクトロアコースティック、中世の音楽、そして自分たちの作品。デンマークのトリオ、アルファ Alpha の音楽コンセプトはユニークです。コペンハーゲンの王立音楽アカデミー出身のボレテ・ローズ Bolette Roed (1979–) とデーヴィズ・ヒレブラント David Hildebrandt (1976–)、スペインに生まれマドリードの音楽院とコペンハーゲンのアカデミーに学んだペーター・ナヴァロ=アロンソ Peter Navarro-Alonso (1973–)。アルバム『鏡の国のアリス (Through the Looking Glass)』は、今日のデンマークを代表する作曲家たち、ルーザス Poul Ruders、ヌアゴー Per Nørgård、エーブラハムセン Hans Abrahamsen、サーアンセン Bent Sørensen の作品をリコーダー、サクソフォーン、打楽器のアンサンブルで演奏する試み。

『鏡の国のアリス (Through the Looking Glass)』
ポウル・ルーザス (1949–)(アルファ 編曲)
 星の前奏曲と愛のフーガ (Star Prelude and Love Fugue) (1990)
ペア・ヌアゴー (1932–)(アルファ 編曲)
 Heyday’s Night (1981 rev.1982)
ハンス・エーブラハムセン (1952–)(アルファ 編曲)
 花の歌 (Flowersongs) (1973)
 雪、カノン2a:
  楽しく、しかし楽しくなりすぎず、いつも少しメランコリックに
  (Schnee, Canon 2a: Lustig spielend, aber nicht zu lustig,
   immer ein bißchen melancholisch) (2008)
ベント・サーアンセン (1958–)(ペーター・ナヴァロ=アロンソ 編曲)
 Looking on Darkness (2000) 
ポウル・ルーザス (1949–)(アルファ 編曲)
 カーニヴァル (Carnival) (1980)
ペア・ヌアゴー (1932–)(ペーター・ナヴァロ=アロンソ 編曲)
 イステルニア (Isternia) (1979)
  アルファ
   ボレテ・ローズ(リコーダー)
   ペーター・ナヴァロ=アロンソ(サクソフォーン)
   デーヴィズ・ヒレブラント(打楽器)

録音 2009年12月、2010年5月、2011年10月、2012年3月 ヘアスホルム教会(ヘアスホルム、デンマーク) 
制作・録音 プレーヴェン・イーヴァン

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ペトリ・クメラ — 不思議な仲間がいて

Alba ABCD366 SACD hybrid (5.1 multichannel/stereo) contemporary


ペトリ・クメラ Petri Kumela は今日のフィンランドでもっとも多才で、もっとも人気の高いギタリストのひとりです。ヘルシンキ音楽院でファン・アントニオ・ムロ、ニュルンベルク=アウグスブルク音楽大学でフランツ・ハラースに学び、在学中にスカンディナヴィア・ギターフェスティヴァルとスタフォード・クラシカルギター・リサイタルのふたつのコンペティションに優勝しています。彼が Alba Records に録音した『C・P・E・バッハ、ギターのためのトランスクリプション集』 (ABCD244)、「変奏曲」をテーマにした『変化はやってくる』 (ABCD313)、オストロボスニア室内管弦楽団が共演したコルピヤーコの作品集 (ABCD345) などのアルバムは、「技巧」を聞かせるといったスタイルとは一線を画した、知的で誠実、遊び心をもった音楽が、音楽ファンと批評家の両方から高い評価を受けてきました。クメラとアンサンブルによる新しいアルバム『不思議な仲間がいて』はギターのための「折衷的」室内音楽集です。「夜の旅」がサブタイトル。「この旅には3つのステージがある。東洋の不条理主義と社会不安から旅が始まり、かなり歯切れのいいフィノ=ウゴルの楽器と音色の『どんちゃん騒ぎ』を経て、西洋の大草原と不思議な安らぎに至る。移動手段は、伝統的な趣のブルースのワゴン。熱狂的だった旅立ちは、しだいに深い満足に、そして、夜の平原をベランダから黙って眺めているような、静かな瞑想に変わる」(クメラ)。このプログラムによるコンサートがあり、つづいてCDのためのセッションが行われました。ファーゲルド Markus Fagerudd とトゥオメラ Tapio Tuomela の曲は初録音です。

不思議な仲間がいて(夜の旅)
(In Strange Company (A Nocturnal Journey))
マルクス・ファーゲルド (1961–)
 In F (I Dream of Bob Beamon) – Bluesoresque I (2013)
ジェルジュ・クルターグ (1926–)
 A Kis Csáva(ちょっとした苦境) Op.15b (1978)
 (ピッコロ、トロンボーンとギターのための)
  Fanfare in Mussorskis Manier(ムソルグスキー風のファンファーレ)
  Hymne in Stravinskys Manier(ストラヴィンスキー風の頌歌)
  Scherzo(スケルツォ) Nachtstück(夜の小品) 
マルクス・ファーゲルド (1961–) Slow and Howl – Bluesoresque II (2013)
タピオ・トゥオメラ (1958–) Crisp (2011)(カンテレとギターのための)
マルクス・ファーゲルド (1961–) G & B♭ – Bluesoresque III (2013)
ジョージ・クラム (1929–)
 Quest(探求) (1994)(ギター、ソプラノサックス、ハープ、
  コントラバスと2人の打楽器奏者のための)
  Refrain 1(反復1) Dark Paths(暗い小道)
  Fugitive Sounds(束の間の音) Refrain 2(反復2)
  Forgotten Dirges(忘れられた哀歌) Fugitive Sounds(束の間の音)
  Refrain 3(反復3) Nocturnal(夜の小品)
  ペトリ・クメラ(クラシカルギター、スチール弦ギター)
  ヘイッキ・ニクラ(バスクラリネット) ヘルヤ・ラテュ(ピッコロ)
  ヴァルッテリ・マルミヴィルタ(トロンボーン)
  エイヤ・カンカーンランタ(カンテレ、ダルシマー)
  ヨーナタン・ラウティオラ(ソプラノサックス、ハーモニカ)
  リリ=マルレーネ・プーセップ(ハープ)
  エーロ・イグナティウス(コントラバス) ヤニ・ニーニマキ(打楽器)
  ティム・ファーチェン(打楽器)

ノルドグレン クラリネット協奏曲、交響曲第1番

Alba ABCD359 SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo) classical/contemporary


フィンランド自治領のオーランド生まれ。ノルドグレン Pehr Henrik Nordgren は、20世紀と21世紀のフィンランド音楽にひとつの足跡を残した作曲家です。ヘルシンキ大学に学びながら、作曲家のコッコネンに私的に師事、1960年代後半に音楽シーンに登場しました。シベリウス・アカデミー出身の作曲家が「本流」だった時代、コッコネンは一風変わった存在だったと言われています。彼の音楽について音楽学者キンモ・コルホネンがこう語っています。「音符の抽象的な遊戯ではない。彼の音楽は、一番の深み、人生のもっとも悲劇的な深淵からこみ上げてくるような強い表現意欲にあふれている。そうした感情を伝えるため彼は、十二音音楽、リゲティ流のフィールド・テクニーク、偶然性の対位法、自由調性、ミニマル音楽、フィンランドと日本の民俗音楽といった、多様な技法を用いて作曲した」。ノルドグレンが活動の拠点としたカウスティネンの指揮者、友人のユハ・カンガス Juha Kangas (1945–) によるシリーズの新しいアルバム。《クラリネット、民俗楽器と小管弦楽のための協奏曲》と交響曲第1番の2曲が初めて録音で紹介されます。クラリネットが主役の協奏曲は、「伝統音楽とヨーロッパから輸入したモダニズムの技法を結合する作業があらゆる世代の作曲家たちの間で積極的に行われていた」という日本にノルドグレンが留学する1970年の作品です。グラーヴェ《霊 (Maanit)》、アレグレット《セルミン・マイヤの短い歌 (Sermin Maijan Ralli)》、エレジアーコ、インテルメッツォ《予感 (Odotus)》、クオドリベット《姿をくらます踊り (Piilotanssi)》の5楽章。この作品では、民俗楽器と民俗音楽の要素が、クラリネットやオーケストラから分離して使われ、「良好な共存関係にある一方、その並置は徹底しており、粗野なユーモアとさえ言えるほどだ」(ヨウニ・カイパイネン)。2005年からフィンランド放送交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるクリストフェル・スンドクヴィスト Christoffer Sundqvist (1978–) がソロを担当しています。第1番の交響曲は、東京芸術大学に学び帰国した後、1974年に完成された作品です。ノルドグレンのもっとも人気の高い作品《ペリマンニの肖像》(1976年)にも使われるフィドルのメロディ《ペリマンニの十八番の調べ》など民俗音楽の素材は、存在を主張しながらもテクスチュアに深くはめ込まれ、民俗音楽と芸術音楽を真に融合させるノルドグレンの後のスタイルを予見することができます。行進曲 (Marssi)、合奏協奏曲 (Concerto grosso)《カプリース (Caprice)》、エピローグ (Epilogeja) の3楽章構成です。

ペール・ヘンリク・ノルドグレン (1944–2008)
 クラリネット、民俗楽器と小管弦楽のための協奏曲 Op.14 (1970) *
 交響曲第1番 Op.20 (1974)
  クリストフェル・スンドクヴィスト(クラリネット)*
  アンナ=カリン・コルホネン(カンテレ)*
  イルッカ・ヘイノネン(弓形ハープ)*
  マルック・レピスト(2列ボタン・アコーディオン)*
  フィンランド放送交響楽団 ユハ・カンガス(指揮)

録音 2011年4月5日–6日 文化ホール(文化の家)(協奏曲)、12月19日–20日 音楽ホール、ヘルシンキ・ミュージック・センター(ヘルシンキ)
制作 ラウラ・ヘイキンヘイモ
録音 ヤリ・ランタカウリオ(フィンランド放送 YLE)

価格 ¥2,300(本体価格)
 

The Brightest Matter(もっとも明るいもの)

Alba ABCD363 CD (Stereo)+Pure Audio Blu-ray (5.1/7.1 multichannel/stereo) jazz


ペトリ・ニエミネン Petri Nieminen はフィンランドのミュージシャン。とりわけ知られているのが、映画、テレビ、演劇の分野での作曲活動です。教育者としても評価が高く、タンペレ音楽院ではサクソフォーンとクラリネットのクラスを教えています。新しいアルバム『The Brightest Matter(もっとも明るいもの)』では、ニエミネンのジャズ作品が、彼のアンサンブルにソプラノのアヌ・コムシ Anu Komsi と、トランペットのロウヒヴオリ Jorma Kalevi Louhivuori とクルイェンニエミ Veli-Pekka Kurjenniemi を加えたメンバーで演奏されます。ロックとクラシカル音楽の影も見えるプログレッシヴ・ジャズ。『アヌ・ コムシ、エイノ・レイノの詩を歌う』をはじめとする知的な企画のアルバムで知られるコムシが、ペトリ・ニエミネン・アンサンブルのミュージシャンたちと一緒に素敵にスウィングします。歌詞はすべて英語です。

このアルバムのパッケージには2枚のディスクが収められています。1枚は通常のCD、もう1枚は、同じセッションの音楽をステレオと、5.1と7.1のマルチチャンネルの録音で収めた Pure Audio Blu-ray のディスクです。

ペトリ・ニエミネン(作曲・編曲)
 The Brightest Matter(もっとも明るいもの)
  Wait until * Prelude for Whales Mermaid Song *
  Well You Shouldn’t * Pohjoinen * Theme for June †
  Time to Run † New Year’s Night * Trip of Lunatic *
  アヌ・コムシ(ソプラノ)*
  ヨルマ・カレヴィ・ロウヒヴオリ(トランペット)†
  ヴェリ=ペッカ・クルイェンニエミ(トランペット、フリューゲルホルン)*
  ペトリ・ニエミネン・アンサンブル
   ペトリ・ニエミネン(テナーサックス、バスクラリネット、
    バリトンサックス、アルトフルート)
   アルト・ピースパネン(ピアノ) ヴィレ・ラウハラ(ベース)
   シモ・ライホネン(ドラムズ) ケパ・ケットゥネン(ドラムズ)

録音 2012年6月4日、18日、2013年6月12日 Studio JJ(タンペレ、フィンランド)
制作 ペトリ・ニエミネン
録音 ユーソ・ノルドルンド

価格 ¥3,900(本体価格)

Pure Audio Blu–ray ディスクには、インデックスを除き、映像は収録されていません。CDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください。

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カール・ニルセン 管楽器のための室内楽作品全集

cpo 777 872-2 classical


アンサンブル・ミトヴェスト Ensemble MidtVest は2002年に創設されました。弦楽四重奏、木管五重奏、ピアノの編成。デンマークのヘアニングに本拠を置き、HEART(ヘアニング現代美術館)のレジデントアーティストとして国内外で毎年80回を超すコンサートを行っています。モーツァルト、ブラームスといった古典的作品から即興音楽まで多彩なジャンルの音楽を楽しみ、2007年には、デンマークのジャズピアニスト、カーステン・ダールを最初の芸術顧問に指名しています。ヘルエ・ローゼの劇『母』のための付随音楽、《甲斐のないセレナード》、オーボエとピアノのための《幻想的小品》、ホルンとピアノのための《カント・セリオーゾ》、木管五重奏曲。カール・ニルセン Carl Nielsen が管楽器アンサンブルのために書いた作品を美しい音で興趣たっぷりに演奏。HEART でのセッション録音です。

カール・ニルセン (1865–1931) 管楽器のための室内楽作品全集
 劇付随音楽《母 (Moderen)》 FS94 (Op.41)
  — 霧が晴れていく (Tågen letter)(フルートとハープのための)
 甲斐のないセレナード (Serenata in vano) FS68
 (チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルンとファゴットのための)
 幻想的小品 (Fantasistykke) FS8 (Op.2)(オーボエとピアノのための)
  ロマンス (Romanze) ユモレスク (Humoresque)
 劇付随音楽《母 (Moderen)》 FS94 (Op.41)
  — 子供たちが遊んでいる (Børnene leger)(フルートソロのための)
 幻想的小品 (Fantasistykke) ト短調 (1883–85)
 (クラリネットとピアノのための)
 劇付随音楽《母 (Moderen)》 FS94 (Op.41)
  — 信仰と希望が大事 (Tro og håb spiller)(フルートとヴィオラのための)
 カント・セリオーゾ (Canto serioso) (厳粛な歌) FS132
 (ホルンとピアノのための)
 木管五重奏曲 FS100 (Op.43)
  アンサンブル・ミトヴェスト

録音 2013年1月7日–10日、14日–19日 HEART(ヘアニング現代美術館)(ヘアニング、デンマーク)
制作総指揮 ブルクハルト・シュミルグン
録音 プレーベン・イーヴァン

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エミール・ハートマン ピアノ作品全集

Danacord DACOCD744-745 2CD’s classical


J・P・E・ハートマンの子、デンマーク後期ロマンティシズムの作曲家、エミール・ハートマン Emil Hartmann のピアノ作品集。未出版の曲は手稿譜により演奏、彼がピアノソロのために書いた全作品が収められています。ピアニストのカトリーネ・ペネロプ Catherine Penderup は、王立デンマーク音楽アカデミーでトーヴェ・レンスコウに学び、2006年にデビューコンサートを行いました。デンマーク女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集(DACOCD680)、エミール・ハートマンの歌曲集(DACOCD711-712)につづく録音です。ピアノは Steinway D。ブックレットのエミール・ハートマンと作品の解説は、彼女の執筆です(デンマーク語、英語、ドイツ語、フランス語)。

エミール・ハートマン (1836–1898) ピアノ作品全集
 高地から(Fra Højlandene)Op.11
  高地から(Fra Højlandene) 古い記憶(Gamle Minder)
  遊戯(En Leg) 山で(Paa Fjorden) 民俗舞踊(Folkedans)
 アラベスク(Arabesque)(主題と変奏)Op.16-1
 カプリース(Caprice)Op.16-2
 ジャン・ド・フランス(Jean de France)(サラバンド) ソナタ ヘ長調
 スケルツェット(Scherzetto)(1854) ソナタ ヘ長調 Op.17
 アルバムのページ(Albumsblad)
 カプリッチョ第1番(Capriccio 1)ロ短調(ロンド)
 カプリッチョ第2番(Capriccio 2)変ロ短調
 未完のソナタ ト短調(Sonate inachevée en sol mineur) ソナタ ニ長調
 舞踏会の情景(Ballscenen)Op.23
  導入(Introduction) 優雅なワルツ(Valse gracieuse)
  ポルカ(Polka) メヌエット(Menuet)
  間奏曲Ⅰ – あだっぽい女(Intermezzo I – La Coquette)
  コントルダンス(Contredanse) ワルツ(Valse)
  ギャロップ・フリオーゾ(Galop furioso)
  間奏曲Ⅱ – 愛の情景(Intermezzo II – Scène d’amour)
  ティロリエンヌ(Tyrolienne) フィナーレのワルツ(Valse-finale)
 3つのマズルカ(Trois Mazourukas)Op.28
 4つのピアノ小品(Vier Klavierstücke)Op.31
  悲歌(Elegi) 即興曲(Impromptu)
  カンツォネッタ(Canzonetta) エチュード(Etude)
  カトリーネ・ペネロプ(ピアノ)

録音 2012年2月9日–11日、2013年6月18日–20日 ラース・ヘスレト(ゲントフテ、デンマーク)
制作・録音 イェスパー・リュツホフト、カーステン・ヴォルステズ

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シーグルズル・フロウサソン・コペンハーゲン・カルテット — The Eleventh Hour

Storyville 101 4289 jazz


1964年、アイスランドのレイキャヴィーク生まれ。1983年にレイキャヴィーク音楽アカデミーでクラシカル・サクソフォーンのソロ演奏を修了。ウジェーヌ・ルソーとデイヴィッド・ベイカーの下でクラシカルとジャズのサクソフォーンを学び、1986年に学士号を、1988年に修士号を取得しました。1988年から1989年にかけてニューヨークでジョージ・コールマンに私的に学んでいます。「デンマークのジャズシーンにはずっと興味をもっていた。そして、一連の偶然から、私も、小さいながらその一部になることができたようだ」と語るシーグルズル・フロウサソン Sigurður Flósason が、ハモンドオルガンのキェル・ラウリセンと共演した『Nightfall』(101 4280)、カトリーネ・レガーのヴォーカルとのデュオアルバム『Land & Sky』(103 4269)につづきデンマークのミュージシャンとのセッション録音をリリースしました。ピアノのニコライ・ヘス Nikolaj Hess、ベースのレナート・ギンマン Lennart Ginman、ドラムズのモーテン・ロン Morten Lund。「この音楽のためのデンマークのドリームチーム」と彼が呼ぶメンバーです。

シーグルズル・フロウサソン・コペンハーゲン・カルテット — The Eleventh Hour
シーグルズル・フロウサソン(曲)
 By Myself, All Alone When I Think Back Couting Sheep
 While the Night Lingers Forty-nine Father of Light
 Faraway Shore The Eleventh Hour No One Knows
 Where the Road Leads
  シーグルズル・フロウサソン・コペンハーゲン・カルテット
   シーグルズル・フロウサソン(アルトサックス)
   ニコライ・ヘス(ピアノ) レナート・ギンマン(ベース)
   モーテン・ロン(ドラムズ)

録音 2013年9月14日–15日


エディ・ゴメス&カーステン・ダール — Live at Montmartre

Storyville 101 8450 jazz


エディ・ゴメス&カーステン・ダール — Live at Montmartre
 I Hear a Rhapsody There Is No Greater Love Autumn Leaves
 Body & Sould How Deep Is the Ocean All the Things You Are
 First Encounter
  エディ・ゴメス(ベース) カーステン・ダール(ピアノ)

録音 2011年11月9日 ジャズクラブ・モンマルトル(コペンハーゲン)(ライヴ)

ニコライ・ベンソン・トリオ — Live at Montmartre

Storyville 101 8451 jazz


ニコライ・ベンソン・トリオ — Live at Montmartre
 Smile Stacey Almost in Your Arms West Coast Scenario
 Old-timers Flyv Fugl, Flyv Cantilena Elegiaca
 Svetlana Botswana Rusticana The Heather on the Hill Lonely Bottles
 My Blue Heaven
  ニコライ・ベンソン・トリオ
   ニコライ・ベンソン(ピアノ) トマス・フォネスベク(ベース)
   ウィナード・ハーパー(ドラムズ)

録音 2013年5月24日–25日 ジャズクラブ・モンマルトル(コペンハーゲン)(ライヴ)

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サカリ・クッコ — Valo

Rockadillo ZENCD2152 jazz


サカリ・クッコ Sakari Kukko は、1953年、フィンランドのカヤーニ生まれ。シベリウス・アカデミーに学びました。サクソフォーンとフルートのプレーヤー、作曲家としてフィンランドのジャズシーンで活躍し、とりわけ、ジャズとワールドミュージックのバンド、ピールパウケ Piirpauke のリーダーとして知られます。『明かり(Valo)』は、賛美歌と礼拝の曲をベースにした音楽によるアルバム。エドワード・ヴェサラのバンドで演奏し、夫だったヴェサラの死後、ソロ活動を始め、UMOジャズオーケストラでも演奏したイロ・ハールラ Iro Haarla (1956–)、ヴェサラのグループにも参加、2003年にはユハニ・アールトネン、トム・ネクリュドフとトリオを結成したウルフ・クルークフォシュ Ulf Krosfors (1966–)、さまざまのジャズミュージシャンと共演、サムリ・ミッコネンのファーストアルバム『Korpea kuunnelessa(野生の声に耳を澄まして)』(SMCD-1) でクルークフォシュとのトリオとして演奏したミカ・カッリオ Mika Kallio (1974–)。ベテランミュージシャンたちのセッションです。

サカリ・クッコ — 明かり(Valo)
 Valo(明かり) Seimi(飼い葉桶) Matkamiehen virsi(旅人の歌)
 Kirkasta(わたしたちに光を) Paimenet(羊飼いたち)
 Tuhansin kielin(たくさんの舌で) Oi Jumala(神よ)
 Mikä silloin multa puuttuis(わたしに足りないものは)
 Rukoukset(祈り) Hiljaa(静かに) Sielu(わが魂)
 Riemu(歓び) Armo(優美) Elävää vettä(生きている水)
 Kautta tyynen, vienon yön(穏やかで静かな夜をとおして)
  サカリ・クッコ(サクソフォーン、フルート)
  イロ・ハールラ(ピアノ、ハープ)
  ウルフ・クルークフォシュ(ベース) ミカ・カッリオ(ドラムズ)

録音 2013年8月 E-Studio(ヘルシンキ)
制作 サカリ・クッコ

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ペッカ・テゲルマン & クルモ — Bound

Kulumo KULU001fusion/jazz


1970年代中期、弟ユッシ・テゲルマン Jussi Tegelman とキーボード奏者のユッカ・リッサネンとともに、プログレッシヴロック・バンド Finnforest を結成し、フィンランドの Love Records に3枚のアルバムを録音したギタリスト、ペッカ・テゲルマン Pekka Tegelman の新録音。一緒にセッションを組んだクルモ Kulumo は、フィンランドのベテラン・ミュージシャンの集まったインストルメンタル・バンドです。ジャズ・ファンク・バンド The Soultwisters で演奏したアンテロ・プリハ Antero Priha の「哀愁」のトランペット、フランク・ザッパを想わせるという、自由な形式のエレクトリックギター。個性的なハーモニーのジャズ・フュージョン・サウンド。

ペッカ・テゲルマン & クルモ — Bound
ペッカ・テゲルマン(曲)
 Heart Beats Alone Bound 9th Dream Padre
 Relaxin’ at the Morgue Quickie Splendid Sorrows
 Kiss Me Wings...But the Years Flew Walk for Miles
  ペッカ・テゲルマン(ギター)
  クルモ  アンテロ・プリハ(トランペット)
   テロ・シートネン(ベース)
   トミ・パルッコネン(ドラムズ)
  L.A. 追加ミュージシャン
   ユッシ・テゲルマン(パーカッション)
   ヴィック・アイヴォリー(キーボード)

録音 スタジオ・アーニタイヴァス Studio Äänitaivas(ヘルシンキ)
ミクシング・マスタリング Nevermind Ranch(グリーン・ヴァリー、カリフォルニア)
制作 ペッカ・テゲルマン
録音 イルッカ・オランデル

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ハンス・ウルリク — クリスマスソング

Stunt Records STUCD13132 jazz


ハンス・ウルリク — クリスマスソング(The Christmas Song)
 ウィンター・ワンダーランド (Winter Wonderland) (Smith/Bernard)
 クリスマス・ソング (The Christmas Song) (Tormé)
 グリーンスリーヴズ (Greensleeves) (British trad.)
 赤鼻のトナカイ (Rudolph the Red Nosed Reindeerz) (Marks)
 今クリスマスの祝いを告げる鐘が鳴る (Det kimer nu til julefest)
  (Grundtvig/Balle) 
 ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
  (Have Yourself a Merry Little Christmas) (Martin/Blane)
 この世はうるわし (Deilig er jorden)
  (Ingemann/18th Century Silesian folk tune) 
 クリスマスは幸いな知らせをもたらし (Julen har bragt velsignet bud)
  (Ingemann/Weyse) 
 天にはさかえ (Hark! The herald angels sing) (Wesley/Mendelssohn) 
 つねに待ち望む心を (Mit hjerte altid vanker) (Brorson/Carl Nielsen)
  ハンス・ウルリク(テナーサックス) ヘンリク・ゴネ(ローズ)
  カスパー・ヴァズホルト(ベース) セーアン・フロスト(ドラムズ)
 [ハンス・ウルリク 編曲]

アレックス・リール & ステファン・パスボー — Drumfaces

Stunt Records STUM22131 (STUCD13122 + Bonus CD) jazz


伝説的なジャズクラブ、コペンハーゲンのジャズハウス・モンマルトル Jazzhus Montmartre で1960年代から演奏し、2010年9月に70歳を迎えたアレクス・リール Alex Riel と、彼の下で学んだ若いドラマー、ステファン・パスボー Stefan Pasborg の共演。バーニー・ミラーが作曲し、ジェリー・マリガンの代表作として知られる《Bernie’s Tune》、ベース奏者ボブ・ハガートが書いた《Big Noise from Winnetka》、ジョン・コルトレーンの《Giant Steps》のスタンダードナンバーと、オリジナル曲によるプログラム。初回限定の Bonus CD として、2013年が創立30周年の Stunt Records がその歴史をたどるコンピレーション・アルバム(非売品)が添付されます。

アレックス・リール & ステファン・パスボー — Drumfaces
 Bernie’s Tune (Miller) Byen vågner(街が目覚める) (Koppel)
 Big Noise from Winnetka (Haggaart) Lux (Pasborg)
 Giant Steps (Coltrane) Stalagmites (Riel/Pasborg/Dahl/Pohjola)
 Lille Empum (Riel) Drumfaces (Riel/Pasborg)
  アレックス・リル(ドラムズ) ステファン・パスボー(ドラムズ)
  カーステン・デール(ローズ) イェペ・トゥクセン(オルガン)
  ニクラス・クヌーセン(ギター) ヴェルネリ・ポホヨラ(トランペット)
  ペッテル・ヴェットレ(サクフォソーン) トマス・フォネスベク(ベース)
  トマス・ヴァング(エレクトリックベース)

ポール・バンクス — Blackberry Wine

Stunt Records STUCD13142 jazz


ポール・バンクス Paul Banks はアメリカ生まれ。ジャズ、フォーク、ブルース、カントリー、ポップのミュージシャンとしてデンマークの音楽シーンで活躍しています。リーダーアルバム。ヤコブ・ディネセン Jakob Dinesen とクリスティーナ・フォン・ビュロウ Christina von Bülow のサックスを加え、自作を中心とするプログラムを演奏しています。

ポール・バンクス — Blackberry Wine
 Maybe They Can Fixt It (Banks) The Rest of Mine (Banks)
 Blackberry Wine (Banks)
 Long Hot Summer Days (John Hartford arr. Banks) *
 Josh and the Devil (Banks) Hymn (Banks)
 Down from the Mountain (Banks) Astronaut (Banks)
 Time Machine (Banks) Working Another Man’s Land (Banks)
 Make Me a Pallet on Your Floor (Missisippi John Hurt) *
  ポール・バンクス(ヴォーカル、ギター、エレクトリックギター、
   マンドリン)
  ヤコブ・ディネセン(テナーサックス)
  クリスティーナ・フォン・ビュロウ(アルトサックス)
  ベント・クラウセン(ヴィブラフォーン、マリンバ)
  ミケール・フリース(ベース) クラウス・メンサー(パーカッション)
  ペーター・バンクス・ジョンズ(5弦バンジョー)

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フルメリ ピアノのための作品

Ictus IMP0806 classical


ピアニストしても高名だったグンナル・ド・フルメリ Gunnar de Frumerie の2つのピアノ曲集。〈前奏曲 (Preludium)〉〈エチュード(Etyd)〉〈バグパイプ (Bagpipe)〉〈ワルツ (Vals)〉〈オスティナート (Ostinato)〉〈ガヴォット (Gavott)〉〈シチリアーノ (Siciliano)〉〈カリヨン (Carillon)〉〈田園詩 (Pasotral)〉〈ハバネラ (Habanera)〉〈サラバンド (Saraband)〉〈後奏曲 (Postludium)〉など、「5度音程の体系」の20の優雅な小品集《Circulus Quintus》。《献呈》は、スティーナ・スンデル、グレタ・エーリクソン、ラーシュ・セッレルグレンをはじめとする友人ピアニスト12人のために彼らの電話番号に基づいて作曲したという曲集。

グンナル・ド・フルメリ (1908–1987) ピアノのための作品
 Circulus Quintus Op.62 献呈 (Dedikationer) Op.80
  エヴァ・ルータンデル(ピアノ)

録音 ベッティル・アルヴィング

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ダリンデオ — カッリオ

Suomen Musiikki KHYCD51 jazz


ダリンデオ Dalindéo は、ギターと作曲を担当するリーダーのヴァルッテリ・ラウレル・ポユホネン Valtteri Laurell Pöyhönen が2003年に結成したフィンランドのジャズ・セクステット。デューク・エリントン時代のスウィングジャズ、ディック・デイル流のサーフギター、サスペンス映画のサウンドトラックを想わせるスリリングなジャズ、クラブダンス・ミュージックと、ダリンデオの多彩なサウンドには独特の味わいがあると言われます。フィンランドの Ricky-Tick Records レーベルからリリースされた2枚のアルバムにつづく第3作は、シベリウスの《カッリオ教会の鐘の音》でも知られるヘルシンキの人気スポットの名前をタイトルにとっています。

ダリンデオ — カッリオ (Kallio)
 Ota linja 8!/Take the Line 8!
 Karhupuiston kuningatar/Queen of Bear Park
 Pyöräily Hämeentiellä/Biking on Hämeentie
 Ilta Tokoinrannassa/Evening at Tokoi-Beach
 Kurvi-Twist/Kurvi-Twist
 Jäähyväiset Hesarille/Farewell to Helsinki-Street
 Musa kissa/The Black Cat Piritori-Shuffle/Piritori-Shuffle
 Ammattilaiset/Professionals Kallion rytmi/Rhythm of Kallio
 Pitkänsillan parempi puoli/Better Side of The Long Bridge
 Pengerkadulla/On the Terrace Street
  ダリンデオ
   ヴァルッテリ・ラウレル・ポユホネン(ギター、オルガン、
    アナログシンセサイザー)
   ジョセ・マエンパー(トランペット)
   ペトリ・“ポープ”・プオリタイヴァル(テナーサックス)
   ペッカ・レヘティ(ベース) ラスムス・パイロス(パーカッション) 
   ヤスカ・ルッカリネン(ドラムズ)
  ゲスト・ミュージシャン
   アンティ・サルピラ(クラリネット) ミモサ・パレ(ミュージカルソー)
   ヘイッキ・トゥフカネン(トロンボーン)
   パヌ・サヴォライネン(ヴィブラフォーン)

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New Eyes on Baroque

ACT Music ACT9547-2 classical/jazz


スウェーデンのソプラノ、シャネッテ・シェーン Jeanette Köhn が、ジャズミュージシャンとコラボレート。スウェーデン放送合唱団がアンサンブルとして参加し、J・S・バッハ、パーセル、ヘンデルの作品に新しい視点から取り組みます。

シャネッテ・シェーン&スウェーデン放送合唱団 — New Eyes on Baroque
 Jesus bleibet meine Freude (J. S. Bach) Quia in respexit (J. S. Bach)
 Music for a While (Henry Purcell) Gia Nel seno (G. F. Händel)
 Ode to Queen Anne (G. F. Händel) Air (Bass Solo Intro) (J. S. Bach)
 Air on a G-string (J. S. Bach) Wachet auf (J. S. Bach)
 Bist du bei mir (J. S. Bach) Bachpolska (J. S. Bach)
 In deine Hände (J. S. Bach) When I Am Laid (Henry Purcell)
 With Drooping Wings (Henry Purcell) Lascia chio pianga (G. F. Händel)
 Ach Herr lass dein lieb Englein (J. S. Bach)
  シャネッテ・シェーン(ソプラノ) スウェーデン放送合唱団
  グスタフ・シェークヴィスト(指揮)
  ニルス・ランドグレン(トロンボーン) ユーハン・ノルベリ(ギター)
  ユーナス・クヌートソン(バリトンサックス、ソプラノサックス)
  エヴァ・クルーセ(ベース)

録音 2012年2月6日–10日 スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)
録音 ルーネ・スンドベリ

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四季を歌うデンマークの26の歌

Point PCD5170 classical


エーレンスレーアー、グルントヴィ、テーアー・ラーセン、オーストロプ、ヨハネス・V・イェンセン……デンマークの詩人が自然と季節を詠んだ詩をテクストとする、オロフ・リング、トマス・ラウブ、ヘフディング、マッティ・ボーウ、オット・モーテンセン、イェペセン、カール・ニルセンをはじめとするデンマークの作曲家たちの歌曲集。《花咲く季節がやってくる》はスウェーデンの民謡。指揮者ヨーアンセン Jesper Grove Jørgensen の編曲で歌われます。

一年(Årets gang) — 四季を歌うデンマークの26の歌
[夏の歌] オークの木が芽吹くとき(Når egene knoppes)
 影の中をわれらはさすらい(I skyggen vi vanke) 夏の島(Sommerens ø)
 デンマークの明るい夏(Danmarks lyse sommer)
 花咲く季節がやってくる(Nu blomstertiden kommer)
 自然は聖霊降臨祭の祝いを花で飾り(Naturen holder pinsefest)
 夏至(Midsommer)
 フレゼリクスボーの夏至の夜(Midsommers-natten ved Frederiksborg)
 晩夏の歌(Sensommervise)
[秋の歌] 一日の喧噪は過ぎ去り(Dagens travlhed døde)
 落葉(Løvfald)
 主よ、われに土地を与えたもうた(Du gav mig, o Herre, en lod)
 黒い鳥が飛んでくる(Den sorte fugl er kommer)
 一年が終わろうとしている(Dybt hælder året i sin gang)
 静かな刈り入れの音が(En stille, høstlig brusen)
[冬の歌] 小さな太陽(Liden sol)
 重く暗い夜空の雲(Tunge, mørke natteskyer)
 見わたすかぎり雪(Det er hvidt herude)
 雪ほど静かなものはない(Der er ingenting i verden så stille som sne)
 雲が暗くなり(Skyerne gråne)
 神の善きことを誉めたたえん(Guds godhed vil vi prise)
 小声で(Lavmælt)
[春の歌] 土の下からマツユキソウが(Vintergæk er brudt af mulden)
 明るい朝は骨の髄まで冷たく(Lysfyldt morgen, til marven kold)
 ようこそ、かわいいヒバリよ(Velkommen, lærkelil!)
 わが心よ立ち上がれ、夜明けだ(Stat op, min sjæl, i morgengry)
  コペンハーゲン大学合唱団 リレ・ムコ
  イェスパー・グローヴェ・ヨーアンセン(指揮)

録音 2011年–2012年 ブローゴー教会(コペンハーゲン)

制作 ベント・グレンホルト
録音 ヤコブ・クヴィスト・ハンセン

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ギターのためのコンテンポラリー音楽

MSR MS1491 contemporary/classical


イルッカ・トゥルタ Ilkka Turta は、1987年、フィンランドのトゥルク生まれ。マッティ・シッランパーにギターの手ほどきを受けた後、トゥルク音楽学校のリスト・ヴオリネン、トゥルク音楽アカデミーのティモ・コルホネン、イスモ・エスケリネン、ユルキ・ミュラリネンに学びました。ソロと室内楽の奏者。カイクカスティ Kaikukasti のメンバーとしてポピュラー音楽の分野でも活動しています。1910/1911年製の Stauffer とカウコ・リーカネン Kauko Liikanen 製造の楽器を弾いています。トゥルタの《エチュード I–X》は2011年の作品。初録音。それぞれ、コルシカ(Korsika)、予言者(Ennustaja)、ラ・トラヴィアータ(La Traviata)、海の旅(Merimatka)、クレオパトラ(Kleopatra)、少年(Poika)、冒険旅行(Harharetket)、黄金の壷(Rahapata)、煽動屋(Riidankylväjä)、裂け目(Kuilu)のタイトルがつけられています。

ギターのためのコンテンポラリー音楽
イルッカ・トゥルタ (1987–) エチュード I–X (Etudes I–X) (2011)
レオ・ブロウウェル (1939–) 黒いデカメロン (El Decamerón negro) (1981)
細川俊夫 (1955–)
 2つの日本の歌 (Two Japanese Songs) (2004)
  さくら(Sakura) 子守唄(Komori-uta)
  イルッカ・トゥルタ(ギター)

録音 2012年8月 ノウシアイネン教会(フィンランド)

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アッテルベリ 管弦楽作品集 第2集

Chandos CHSA5133 SACD hybrid (Multichannel/stereo) classical


クット・アッテルベリ (1887-1974) 管弦楽作品集 第2集
 交響曲第2番 ヘ長調 Op.6 交響曲第8番 Op.48
  ヨーテボリ交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)

録音 2013年1月14日–17日 ヨーテボリ・コンサートホール(ヨーテボリ、スウェーデン)

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暗示 — 弦楽オーケストラのための作品集

Stradivarius STR33977 classical


リアルキアンサンブル GliArchiEnsemble。イタリア、シチリア島のパレルモに本拠を置く弦楽オーケストラ。

暗示(Luggestioni)
カール・ニルセン (1865–1931) 小組曲 (Lille suite) FS6 (Op.1)
エドヴァルド・グリーグ (1843–4907)
 2つの旋律 (To melodier) Op.53
  ノルウェーの旋律 (Norsk) はじめての出会い (Det første møte)
ジャン・シベリウス (1865–1957)
 アンダンテ・フェスティーヴォ (Andante Festivo) JS34a
ピョートル・チャイコフスキー (1840–1893) フィレンツェの思い出 Op.70
  リアルキアンサンブル

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ミエルク 管弦楽と合唱のための作品集

Toccata Classics TOCC0174 classical


ミエルク Ernst Mielck は、フィンランドのヴィープリ生まれ。14歳の時、1891年から1894年にかけてベルリンのシュテルン音楽院で学びました。その後も二度、マックス・ブルックの下で学ぶためベルリンに渡っています。1897年の春、ヘルシンキのコンサートで弦楽四重奏曲と交響曲ヘ短調が演奏され、一躍有名になったものの、2年後、病没しました。シベリウスの第1番が発表される2年前に作曲されたこの交響曲が、フィンランド最初の実質をもった交響曲です。エストニア生まれ、フィンランド在住のミック・ムルドヴェー Mikk Murdvee (1980–) とヘルシンキ大学交響楽団による管弦楽と合唱のための作品集。《劇的序曲》をのぞき初録音です。

エルンスト・ミエルク (1877–1899) 管弦楽と合唱のための作品集
 序曲《マクベス (Macbeth)》Op.2
 古いボヘミアのクリスマスの歌 (Altböhmisches Weihnachatslied) Op.5 *
 劇的序曲 (Dramaattinen alkusoitto) Op.6
 古いドイツのクリスマスの祭り (Altgermanisches Julfest) Op.7 **
 フィンランド組曲 Op.10
  ユハ・コティライネン(バリトン)**
  ヘルシンキ・アカデミー男声合唱団 */**
  カンピン・ラウル室内合唱団 * ヘルシンキ大学交響楽団
  ミック・ムルドヴェー(指揮)

録音 2013年10月27日28日、2月23日24日 ウーシ・パヴィヨンキ・ホール(フィンランド)

オト・マリング オルガン音楽

Toccata Classics TOCC0224 classical


オト・マリング Otto Malling は19世紀末期から20世紀のデンマーク音楽に大きな足跡を残したひとり。いわゆる「デンマーク文化の黄金時代」の作曲家たち、ニルス・W・ゲーゼとJ・P・E・ハートマンに作曲を学び、彼らの後継者としてコペンハーゲンの大聖堂のオルガニストと王立デンマーク音楽アカデミーの学長を務めました。オルガンのための作品と声楽作品を中心にさまざまなジャンルに作品を残し、1889年のピアノ三重奏曲イ短調 Op.36 と1890年のピアノ協奏曲ハ短調 Op.43 (dacapo 8.224114)は、デンマーク・ロマンティシズム期の美しい遺産とみなされています。聖書からインスレーションを授かったオルガンのための3つの作品。《ダビデの詩編の余韻》は〈詩編23番「主は羊飼い」〉と〈詩編33番「主に従う人よ」〉から構成される情景画(Stimmungsbilder)です。スヴェルケル・ユッランデル Sverker Jullander (1951–) はスウェーデンのオルガニスト。ストックホルムの王立音楽大学で教会音楽を学び、ヨーテボリ大学の音楽学校でオルガン独奏のディプロマを取得しました。ルレオー工科大学音楽メディア学部教授、ヨーテボリ大学の芸術学部博士課程主任教授。ヨーテボリ・オルガン芸術センター(GOArt)の創設メンバーのひとり。オット・オルソンのオルガン作品(DAPHNE1011・DAPHNE1013)が代表的録音です。

オト・マリング (1848–1915) オルガン音楽
 オルガンのためのクリスマスの情景
 《三人の王(Die heiligen drei Könige)》Op.84 (1907) 
 オルガンのための情景
 《聖処女マリア(Die heilige Jungfrau)》Op.70 (1897)
 オルガンのための情景画
 《ダビデの詩編の余韻(Nächklänge aus Davids Psalmen)》Op.89 (1910)
   スヴェルケル・ユッランデル(オルガン)

録音 ヴァーサ教会(ヨーテボリ、スウェーデン)

プラキディス 弦楽オーケストラのための音楽

Toccata Classics TOCC004 contemporary

ペーテリス・プラキディス Pēteris Plakidis はラトビアの作曲家。1947年生まれ。ラトビア民俗音楽の旋律的特徴にルーツをもち、構成と内的結合のツールとして、フーガ、シャコンヌ、カノン、変奏といったルネサンスとバロックのポリフォニーと形式が使われているといわれます。

ペーテリス・プラキディス (1947–) 弦楽オーケストラのための音楽
 ピアノ、弦楽とティンパニのための音楽(1969)
 風と血の歌(1991)
  誰もこの森には入らない 血が流れる暗い水 おお風よ、私を連れていって
 2つのオーボエと弦楽のための協奏曲(1982)
 2つのヴァイオリン、ピアノと弦楽のためのコンチェルト=バラード(1984)
  ペーテリス・プラキディス(ピアノ)
  アントラ・ビガチャ(メゾソプラノ)
  ウルディス・ウルバーンス(オーボエ)
  ヴィルニス・ペルネーンス(オーボエ)
  アンドリス・パウルス(ヴァイオリン)
  ジンタルス・ベイターンス(ヴァイオリン)
  リガ・チェンバープレーヤーズ ノルムンズ・シュネー(指揮)

録音 1999年2月12日–16日 宗教改革教会(リガ、ラトビア)

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エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 第3集

Danacord DACOCD740 CDR classical


アイスランド放送の音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソン Erling Blöndal Bengtsson (1932–2013) のシリーズ。スタジオ録音によるカバレフスキーの協奏曲とジョリヴェの独奏曲、レイキャヴィークのノルディックハウスで行われたコンサートのライヴ録音によるメンデルスゾーンのソナタが、工場制作のCDRによりリリースされます。初めて商用リリースされる音源です。

エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物 第3集
ドミートリー・カバレフスキー (1904–1987)
 チェロ協奏曲第1番 Op.49 (1949)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  アイスランド交響楽団 ジャン=ピエール・ジャキャ(指揮)
フェリクス・メンデルスゾーン (1809–1847)
 チェロソナタ ニ長調 Op.58 (1843)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  アンカー・ブリーメ(ピアノ)
アンドレ・ジョリヴェ (1905–1974) チェロ独奏のための演奏会組曲 (1965)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)

録音 1973年10月5日 ハウスコウラビーオウ(カバレフスキー)、1980年10月11日 ノルディックハウス(メンデルスゾーン)(ライヴ)、1970年 アイスランドテレビ・スタジオ(レイキャヴィーク、アイスランド) 
制作 マウニ・シーグルヨウンソン(カバレフスキー)、ビャルニ・ルーナル・ビャルナソン(メンデルスゾーン)、テーエ・アメンドロプ
録音 シグソウル・マーリノウソン(カバレフスキー)、フレイン・ヴァルディマルソン(メンデルスゾーン) 
アルバム制作 メレーテ・ブレンダール・ベンクトソン
デジタル・トランスファー、マスタリング ビャルニ・ルーナル・ビャルナソン

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Choice

レ・シエクル、ロト — デュカス 作品集

Actes Sud ASM12 classical


レ・シエクル Les Siècle とロト François-Xavier Roth のライヴ録音シリーズ。ケルトの巫女ヴェレダとローマ人のエウドレの愛を描いたフェルナン・ベシエの台本によるカンタータ《ヴェレダ》、異教徒のキリスト教への改宗をテーマとしたコルネイユの劇に基づく演奏会序曲《ポリュークト》、そして、ゲーテのバラードにもとづく「スケルツォ」の《魔法使いの弟子》。デュカス Paul Dukas が19世紀末、1888年から1891年に作曲した3曲が収録されました。1900年ビュッフェ・クランポン製のバソン、ミュステル製のグロッケンシュピールなど、当時の楽器で演奏され、弦楽器以外のすべての使用楽器がブックレットに記載されています。

ポール・デュカス(1865–1935)
 ゲーテのバラードによるスケルツォ《魔法使いの弟子(L’apprenti sorcier)》
 (1897)
 カンタータ《ヴェレダ(Velléda)》(1888)*
 《ポリュークト(Polyeucte)》序曲(1891)
  シャンタル・サントン(ソプラノ)* ジュリアン・ドラン(テノール)*
  ジャン=マニュエル・カンドノ(バリトン)*
  レ・シエクル フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

録音 2011年4月12日 スクオーラ・グランデ(ヴェネツィア)、2012年5月31日 ラベイ・デ・レボー *(すべてライヴ)

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北欧の女性

Heilo HCD7269 traditional


ノルウェーの映画監督、音楽プロデューサー、作曲家、レコードプロデューサー、人権活動家のディーアー Deeyah (1977–) が自ら主宰するレーベル、Fuuse Musiqi の「女性シリーズ」第1作。北欧の女性歌手とグループの録音を18曲集めたコンピレーション。

北欧の女性(Iranian Woman)
 Januses månad(ヤヌスの月)
  フリーフート(Frifot) [スウェーデン]
 Gulan Du(あなたの声を聞き)
  マリ・ボイネ(Mari Boine)(ヴォーカル) [サーミ]
 Lilja(百合)
  バウラ・グリームスドウッティル(Bára Grímsdóttir)
 (ヴォーカル) [アイスランド]
 Å gjev du batt meg(おお、もしお前が麻縄と紐で私を打ったなら)
  テュヴァ・リヴスダッテル・シヴェットセン&
  ワルキューレ・オールスターズ
  (Tuva Livsdatter Syvertsen & Valkyrien Allstars) [ノルウェー]
 Raudan synty(鉄の起源)
  スデン・アイカ(Suden Aika) [フィンランド]
 Krummi(ワタリガラス)
  ヴァルラウン(Valravn) [デンマーク]
 Vind, kom(さあ風よ)
  ウンニ・ローヴリド(Unni Løvlid)(ヴォーカル) [ノルウェー]
 Besta syng barneviser(歌うのは子供の歌が一番)
  ヒシュテン・ブローテン・ベルグ(Kirsten Bråten Berg)(ヴォーカル)
  [ノルウェー]
 Suvvi ljat
  アドヤーガス(Adjágas) [サーミ]
 Og þótt enginn gráti(悲しむものがいなくても)
  ラッガ・グロンダル&アイスランド・フォークアンサンブル
  (Ragga Gröndal & the Icelandic Folk Ensemble) [アイスランド]
 Fønix(フェニックス)
  アンビョルグ・リーエン(Annbjørg Lien)(ヴォーカル) [ノルウェー]
 Hvor du vender dig(あなたはどっちへ)
  フェニックス(Phønix) [デンマーク]
 Mieli miehelle
  メナイセット(MeNaiset) [フィンランド]
 Euchari (Hildegard von Bingen version)
  ガルマルナ(Garmarna)(ヴォーカル) [スウェーデン]
 Sofi, sofi barnið(ねんねんころり)
  ヘイザ・アウルナドウッティル(Heiða Árnadóttir)(ヴォーカル)
  [アイスランド]
 Mieltäni meri ajaa
  スオ(SUO) [フィンランド]
 Brinna Inga Hjärtan(心に火をつけないで)
  ラナリム(Ranarim) [スウェーデン]
 Svevende・jord(浮遊する・大地)
  トゥーネ・フルベクモ(Tone Hulbækmo)(ヴォーカル)
  [ノルウェー]

制作 ディーアー
 

イランの女性

Heilo HCD7269 traditional


映画監督、音楽プロデューサー、作曲家、レコードプロデューサー、人権活動家。ノルウェーのディーアー Deeyah (1977–) が自らのレーベル Fuuse Musiqi で進める「女性シリーズ」の第2作。イランの女性歌手13人がさまざまなレーベルに録音した音源のコンピレーションアルバム。

イランの女性(Iranian Woman)
 Sorrowful spring(悲しい春)
  マフサ・ヴァフダット(Mahsa Vahdat)(ヴォーカル)
 Bigharat/Restless Yearning(憧れはずっと)
  ママク・ハデム(Mamak Khadem)(ヴォーカル)
 Atash e Tabnak/Bright Fire(明るい火)
  ヤスナ(Yasna)(ヴォーカル)
 Mathnavi
  パリッサ(Parissa)(ヴォーカル)
 Na’re-ye Showgh
  セピデフ・ライッサダト(Sepideh Raissadat)(ヴォーカル)
 Balald of Cypress(糸杉のバラード)
  ナグメフ・ゴラミ(Naghmeh Gholami)(ヴォーカル)
 The Hunt(狩)
  アザム・アリ(ニヤズ)(Azam Ali (Niyaz))(ヴォーカル)
 Moment/Hengaam(瞬間)
  ラハ(Raha)(ヴォーカル)
 Dokhtar Maret Mana/Girl! May Your Mother Live Long
 (少女よ、おかあさんの長寿を)
  パリ・イサザデフ(Pari Isazadeh)(ヴォーカル)
 Rooted in You(あなたに根をおろし)
  マリヤン・ヴァフダット(Marjan Vahdat)(ヴォーカル)
 Miyane Tariki/In the Darkness(暗闇で)
  パリ・マレキ(Pari Maleki)(ヴォーカル)
 Avaz dashti
  ファリバ(Fariba)(ヴォーカル)
 The Candle and the Moth(ろうそくと蛾)
  スッサン・デイヒム(Sussan Deyhim)(ヴォーカル)

制作 ディーアー

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カトリーネ・ギスリネ — シューマン、ヌアゴー ピアノ作品集

Danacord DACOCD741 classical/contemporary


カトリーネ・ギスリネ — シューマン、ヌアゴー ピアノ作品集
ロベルト・シューマン (1810–1856)
 クライスレリアーナ (Kreisleriana) Op.16
ペア・ヌアゴー (1932–) Grooving (1967–68)
 Turn (1973) Unfolding (2012)
  カトリーネ・ギスリネ(ピアノ)

録音 2012年4月4日–8日 エンゲルスホルム城(ブレステン、デンマーク)

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