2014年1月



デュールード 《暗闇から出て》— イエス・キリストの受難と復活

2L 2L099SABD Pure Audio Blu-ray + SACD hybrid (5.1 surround/stereo) contemporary/classical


トロンハイムはノルウェー第3の都市。997年、オラヴ一世(オラヴ・トリグヴァソン)が城を築き、中世ノルウェーの首都として栄えました。古都トロンハイムを象徴するひとつが、ノルウェー最大の中世ゴシック建築、市の中心にあるニーダロス大聖堂です。この大聖堂は、内装の彫刻や「ばらの窓」と呼ばれるステンドグラスが建築の面で知られるとともに、ノルウェーの音楽と芸術の拠点のひとつとしても大きな役割を担っています。イエス・キリストの受難と復活を語る《暗闇から出て》は、このニーダロス大聖堂の合唱団と指揮者シュードネスの委嘱により作曲されました。作曲者のトルビョルン・デュールード Torbjørn Dyrud は、ノルウェー東部、トーテン地方の生まれ。オスロの国立音楽アカデミーで教会音楽家の資格を得た後、ストックホルムの王立音楽大学で合唱指揮者のディプロマを取得しました。オスロ室内合唱団をはじめとする合唱団の指揮者、オルガニスト、作曲家、即興音楽家として活動をつづけ、アルバム『これぞわが家』(Grappa GRCD4426)ではシンガーソングライターとしてデビューしました。《暗闇から出て》は、混声合唱、2つのトランペット、打楽器と朗読のために書かれ、イエス・キリストの生と死がラテン語と英語のテクストによる歌と英語による朗読で綴られます。「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった」(『ヨハネによる福音書』1章)の〈プロローグ — 初めに(Prologue – In the Beginning)〉から、「言は神であった。言は肉となった。取って食べなさい。これはわたしの体である。これはわたしの血、新たな契約の血である」(『ヨハネによる福音書』1章・『マタイによる福音書』26章)の〈エピローグ — ティベリアス湖畔で(Epilogue – By the Sea of Tiberias)〉まで。伝統的な受難曲とは異なり、イエスの死ではなく復活で作品を閉じます。ヴィヴィアンネ・シュードネス Vivianne Sydnes は、国立アカデミーで学び、ストックホルムの音楽大学でデュールードと同じアンデシュ・エビに師事しました。2002年から2012年にかけてニーダロス大聖堂の音楽監督を務め、この《暗闇から出て》が彼女の最後のプロジェクトになりました。朗読を担当するサラ・ヘッド Sarah Head はイギリスの女優、歌手。ゲイル・モッテン・オイエン Geir Morten Øien とエルレン・オーゴール・ニルセン Erlend Aagaard Nilsen は、トロンハイムのノルウェー空軍音楽隊のトランペット奏者。打楽器奏者のラーシュ・シッテル Lars Sitter はトロンハイム交響楽団のメンバーです。アルバムの録音セッションはニーダロス大聖堂で2012年の9月から10月にかけて行われました。グラミー賞へのノミネートがつづく 2L のスタッフ、ノルウェーを代表する録音エンジニアのひとりに挙げられるモッテン・リンドベルグ Morten Lindberg がプロデュース、バランス・エンジニアリング、ミクシングとマスタリング、ビアトリス・ヨハンネセン Beatrice Johannessen が録音技術、ヨルン・シメンスタ Jørn Simenstad が編集を担当しました。

トルビョルン・デュールード(1974–)
 暗闇から出て(Out of Darkness)(イエス・キリストの受難と復活)
  ゲイル・モッテン・オイエン(トランペット)
  エルレン・オーゴール・ニルセン(トランペット)
  ラーシュ・シッテル(打楽器) サラ・ヘッド(朗読)
  ニーダロス大聖堂合唱団 ヴィヴィアンネ・シュードネス(指揮)

録音 2012年9月–10月 ニーダロス大聖堂(トロンハイム、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ
録音 ビアトリス・ヨハンネセン

[DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), mShuttle: MP3 & FLAC, Region ABC]
[SACD DXD (5.1 surround 2.8224 Mbit/s/ch, 2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch)/CD 2.0 stereo (16 bit/44.1 kHz)]

価格 ¥3,900(本体価格)

5.1 DTS–HD MA と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクは、SACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください。

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遥かな銀河 — ベッペ 管弦楽作品集

2L 2L100PABD Pure Audio Blu-ray contemporary/classical


『フルート・ミステリー(Flute Mystery)』(2L58SABD)につづくフリント・フベンティーノ・ベッペ Flint Juventino Beppe(旧名 フレード・ヨニー・ベルグ) の作品集。オランダのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ラルフ・ルソー Ralph Rousseau が、グラスハーモニカも加えた管弦楽と共演する《遥かな銀河》。フィルハーモニア管弦楽団とロンドン・シンフォニエッタの首席クラリネット奏者、マーク・ヴァン・デ・ヴィール Mark van de Wiel がソロの《遠い言葉》。「良き友」愛犬のレディ・ベッシーを失ったことをきっかけに書かれた《9月に失くして》。嘲弄するように薄笑いを浮かべ、高く張ったワイヤーの上を渡る男をイメージした「自伝的」な《天国の下で綱渡り》。『フルート・ミステリー』で紹介されたフルート協奏曲第1番のソロを担当したロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席フルート奏者、エミリー・バイノン Emily Beynon(1969–)が、彼女に献呈され、オルガンをともなう大編成の管弦楽と共演したフルート協奏曲第2番。メロディ、ハーモニー、鮮やかな色彩のオーケストレーション。寄り添うように聴き手を「遥かな」時空に誘う音楽。 5つの作品に共通するコンセプトは「距離」です。前作と同じフィルハーモニア管弦楽団によるセッションは、ワトフォードのコロシアムで行われました。5.1 surround に「高さ」成分の 4 channel を加えた 9.1 channel で録音され、オリジナル録音をミックスダウンした 5.1 DTS-HD MA、7.1 DTS-HD MA、2.0 LPCM と、Auro-decoder を搭載した機器で再生する 9.1 Auro-3D の4つのフォーマットでこの Pure Audio Blu-ray ディスクに収録されました。

遥かな銀河(Remote Galaxy)
— フリント・フベンティーノ・ベッペ(1973–) 管弦楽作品集
 遥かな銀河(Remote Galaxy)Op.81
 (ヴィオラ・ダ・ガンバと管弦楽のための)*
 遠い言葉(Distant Words)Op.43b
 (クラリネットと弦楽オーケストラのための)**
 9月に失くして(Lost in Semptember)Op.17(管弦楽のための)
 天国の下で綱渡り(Tightrope walking beneath heaven)Op.32–8
 (管弦楽のための)
 フルート協奏曲第2番 Op.80 †
  フィルハーモニア管弦楽団 ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)
  ラルフ・ルソー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*
  マーク・ヴァン・デ・ヴィール(クラリネット)**
  エミリー・バイノン(フルート)†

録音 2012年5月 ワトフォード・コロシアム(ワトフォード、イギリス)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ
録音 ビアトリス・ヨハンネセン

[DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA (24bit/192kHz), 7.1 DTS-HD MA (24bit/96kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz), 9.1 Auro-3D (24bit/96kHz), mShuttle: MP3 & FLAC, Region ABC]

価格 ¥3,300(本体価格)

5.1 DTS-HD MA、7.1 DTS-HD MA、2.0 LPCM、9.1 Auro-3D の音声を収録した Pure Audio Blu-ray のディスクです。インデックスを除き映像は収録されていません。CDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください。

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ブルーストレム 作品集

dB Productions dBCD154 contemporary/classical


トビアス・ブルーストレム Tobias Broström は1978年生まれ。スウェーデンの音楽シーンで活躍めざましい、新しい世代の作曲家のひとりです。ヘルシングボリ生まれ。マルメ音楽アカデミーで打楽器演奏を学んだ後、マスターコースでロルフ・マッティンソンとルカ・フランチェスコーニの下で作曲法を修めました。打楽器奏者として活動しながら、打楽器の音楽、室内楽、管弦楽、エレクトロアクースティック音楽、映画とダンスの音楽など幅広いジャンルに作品を書いています。スウェーデン最古のオーケストラのひとつ、ヴェステーロス・シンフォニエッタ Västerås Sinfonietta によるブルーストレムの作品集。ヴァイオリンとマリンバをソロとする二重協奏曲《サンサーラ》。「輪廻転生」を意味するジャイナ教の言葉をタイトルに、打楽器の音節を声で演奏する「コンナッコール」をはじめとするインド音楽の奏法に基づく音楽に特徴のある作品です。スウェーデン・ナショナル・ユース管弦楽団の委嘱により作曲されました。イギリス生まれのヒューゴ・ティチアーティ Hugo Ticciati(1980–)のヴァイオリン、ブルーストレムが打楽器協奏曲第1番《アリーナ》を献呈したユーハン・ブリッジャー Johan Bridger(1976–)のマリンバ、2010年から2013年にかけてヴェステーロス・シンフォニエッタの第一客演指揮者、現在、フィンランドのオウル交響楽団の首席指揮者を務めるユハンネス・グスタフソン Johannes Gustavsson(1975–)の指揮。ユース・オーケストラのメンバーもセッションに参加しています。マッツ・ロンディン Mats Rondin(1960–)がソリストと指揮者を兼ねたチェロ協奏曲は、いくつかの部分に分かれた単一楽章の作品です。生き生きとした音楽、コラール風の穏やかな音楽。チェロのソロが最初に提示する五音音階のモチーフが曲全体を通じて回想されます。《ドリームスケープ》は、「夢」が少しずつ変化しながら作り上げていく情景を音楽とした作品です。ペール・ユーハンソン Per Johansson とイギリス生まれのイアン・ピーストン Ian Peaston のデュオ、essens:1 のために作曲されました。「同時代の音楽」が、「モダニズム」を超え、音楽と聴き手が親しい関係にある、今日のスウェーデン音楽のひとつの姿を示すアルバムです。

トビアス・ブルーストレム(1978–) 作品集
 サンサーラ(Samsara)(2011)
 (ヴァイオリン、マリンバと管弦楽のための二重協奏曲)*
  ヒューゴ・ティチアーティ(ヴァイオリン)
  ユーハン・ブリッジャー(マリンバ)
  ヴェステロース・シンフォニエッタ
  スウェーデン・ナショナル・ユース管弦楽団員
  ユハンネス・グスタフソン(指揮)
 ドリームスケープ(Dreamscape)(2010)
 (エレクトリックヴァイオリン、エレクトリッククラリネットと
  2台のラップトップのための)**
  essens:1
   ペール・ユーハンソン(エレクトリッククラリネット)
   イアン・ピーストン(エレクトリックヴァイオリン)
 チェロ協奏曲(2011)†
  マッツ・ロンディン(チェロ、指揮) ヴェステロース・シンフォニエッタ

録音 2012年10月 ヴェステロース・コンサートホール *、2012年11月 ビーチハウス音楽スタジオ **、2011年10月 ヴェステロース・コンサートホール †
制作 トビアス・ブルーストレム */**/†、エーリク・ニルソン†
録音 キャリー・ブーデルマン *、 トビアス・ブルーストレム **、エーリク・ニルソン†
 

The Six Tones — Signal in Noise

dB Productions dBCD157–158 2CD’s world


スウェーデンとベトナムの音楽家のグループ、The Six Tones が活動を始めたのは2006年。ベトナムとヨーロッパの芸術音楽を結びつけ、器楽アンサンブルあるいはミュージックシアター・プロジェクトとして各地をツアーでまわり、また、振付師との共同作業も行ってきました。ギタリストのステファン・オステルシェー Stefanu Östersjö と作曲家で即興音楽家のヘンリク・フリスク Henrik Frisk、ベトナム琴ダントラン奏者のグイェン・タン・トゥイ Nguyen Thanh Thuy と、一弦の楽器ダンバウ奏者のゴ・トラ・ミ Ngo Tra My。ベトナム語の特徴とされる音の高低、6つの声調(six tones)をグループ名としています。『Signal in Noise(雑音の中の信号)』は、彼らが実験的なエレクトロニックミュージックをハノイの音楽シーンで始めた段階に録音されたアルバムです。

The Six Tones — Signal in Noise
[CD1] Nam Ai He Moi Oan Mot Da Mot Moc(木)
 Gio(風) Tre(竹) Tu Dai Oan
[CD2] Da Hai Oan Hai Hoa(火) Loi Lo * Kim(金属)
 Da Co Hoai Lang Thuy(水) Tin Hieu(信号) Tho(大地)
  The Six Tones
   ヘンリク・フリスク(ラップトップ、サクソフォーン)
   ステファン・オステルシェー
   (10弦ギター、ダンティバ、エレクトリックギター)
   グイェン・タン・トゥイ(ダントラン)
   ゴ・トラ・ミ(ダンバウ)
  ゲストミュージシャン
   レ・フォー(フルート)
   トリ・ミン(ラップトップ)
   ヴ・ニャット・タン(ラップトップ、エレクトロニクス、竹笛)
   トラン・ティ・キム・ゴク(ヴォーカル、ダントラン)

録音 2010年3月 キエン・クイェット・スタジオ(ハノイ、ベトナム)、マルメ音楽アカデミー(マルメ、スウェーデン)*
制作 ステファン・オステルシェー、ヘンリク・フリスク
録音 キエン・クイェット、ヘンリク・フリスク *

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マーク・アダリー 《Bite the Dog II》

Fabra FBR-CD11 contemporary


マーク・アダリー Mark Adderley はイギリスのコヴェントリー生まれ。1981年からオスロに移り、ノルウェー作曲家協会のメンバーに加わりました。ヨン・オイヴィン・ネス、ヘンリク・ヘルステニウス、アスビョルン・スコートゥン、クヌート・ヴォーゲ、オーレ=ヘンリク・ムー、ニルス・ヘンリク・アスハイムたちとともに1960年代生まれの世代を代表する作曲家のひとり。作曲家協会のレーベル Aurora のアルバム『Bad Language』(ACD5031)が代表的ディスクです。《Bite the Dog II》は2013年の作品です。"Bite the dog" — 「犬を噛む」、スラングで「二日酔いの朝の迎え酒」。この作品は、アダリーがテル・ユング Lars-Erik ter Jung(1957–)のために作曲したソロヴァイオリン曲《Bite the Dog》(2005)を基に作られました。「これは管弦楽版に作るべきだ!」。《Bite the Dog》の「きわめて複雑な音楽」。その初演を聴いた作曲者が自発的にオーケストレーションを提案したと言われます。室内オーケストラの編成は、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、打楽器、弦楽5部。〈プロローグ〉と〈エピローグ〉の間に4つの楽章を挟む作品構成です。遊び好き。何が起きるか予測がつかない。アダリーの音楽のおもしろさが特徴的に表れた作品のひとつです。初演と録音でヴァイオリンソロを弾くカミッラ・ ショル Camilla Kjøll は1984年生まれのノルウェーのヴァイオリニスト。ソリスト、室内楽奏者として早くからノルウェー各地のフェスティヴァルとオーケストラのコンサートに出演し、最近、ノルウェー歌劇場管弦楽団の第1コンサートマスターに就任しました。彼女が現在弾くヴァイオリンはジョヴァンニ・バッティスタ・ガダニーニ(1747年)。Sparebankstiftelsen(ノルウェー貯蓄銀行基金)の Dextra Musica から貸与された楽器です。アルバムの録音セッションは、2013年4月7日に行われた初演の翌日から2日間、同じカンペン教会で行われました。アダリーの音楽が、聴き手の目の前で「視覚的」に展開する。オスロ弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、ロツベルグ Geir Inge Lostberg がプロデュースとエンジニアリングを担当しました。

マーク・アダリー(1960–)
 Bite the Dog II(2013)(ヴァイオリンと室内オーケストラのための)
  カミッラ・ショル(ヴァイオリン) テレマルク室内管弦楽団
  ラーシュ=エーリク・テル・ユング(指揮)

録音 2013年4月8日–9日 カンペン教会(オスロ)
制作・録音 ゲイル・インゲ・ロツベルグ
 
[関連ディスク]



Aurora ACD5036
"Tightrope Walker" — ヴァイオリンのためのノルウェー音楽
マーク・アダリー(1960–)
 Tightrope Walker(2001)(ヴァイオリンとピアノのための)
スヴェン・リーデル・カーシュ(1959–)
 Da lontano cosi vicino(1999)
 (ソロヴァイオリンと Prerecorded Sounds のための)
オーレ=ヘンリク・ムー(1966–)
 Eraser’s Edge(1995)(ヴァイオリン、ピアノと消しゴムのための)
ヨン・オイヴィン・ネス(1968–)
 Dead Kitten in the Trash(2000)(ヴァイオリンとピアノのための)
ヘンリク・ヘルステニウス(1963–)
 Book of Songs I(2002)(ソロヴァイオリンのための)
ダーグ・エギル・ニョー(1969–)
 Morphogenesis(2004)(ソロヴァイオリンのための)
  シーギン・フォスネス(ヴァイオリン)
  アイナル・ヘンニング・スメビ(ピアノ)
  アイナル・フャルヴォル(消しゴム)

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テレマルク室内管弦楽団 — トンメセン、ビバロ

Fabra FBR-CD12 classical/contemporary


テレマルク室内管弦楽団はテレマルク地方に高いレベルの音楽を提供する目的で1992年に創設されました。創設以来芸術監督を務めるのはラーシュ=エーリク・テル・ユング Lars-Erik ter Jung(1957–)。ベルゲン・フィルハーモニックのコンサートマスターを12年間務め、1994年からフリーランスで活動するヴァイオリニストです。ハイドン、エルガー、モーツァルトの作品による『パッショーネ(Passione)』(FBR-CD07)をリリースした彼らの新しいアルバムでは、クルーセ、オーデゴール、クヴェルンドクの曲を集めた『ノストス(Nostos)』(FBR-CD04)につづき今日のノルウェーの作品が紹介されます。オラヴ・アントン・トンメセンの《速い雲》とアントニオ・ビバロの室内協奏曲第3番。20世紀と21世紀のノルウェーを代表する作曲家ふたりの作品です。

トンメセン Olav Anton Thommessen はオスロ生まれ。アメリカのインディアナ大学でハイデン Bernhard Heiden とクセナキス Ianis Xenakis に学んだ後、ワルシャワとユトレヒトに留学しました。《序奏とグリーグのイ短調ピアノ協奏曲によるマクロファンタジー》など3曲の《ガラス玉演戯(Et glasspeerlespill)》第1部(Aurora ACD4927)で注目され、《ガラス玉演戯》の第5曲、チェロとオルガンのための二重協奏曲《プリズムを通して(Gjennom prisme)》(Caprice CAP21403)で1990年度の北欧音楽委員会(NOMUS)賞を受賞しました。「アルネ・ガルボルグの『ハウグトゥッサ』の基づくグリーグの音楽コラージュ」《霊感を与えられた娘ヴェスレモイ》(2L078SABD)が近年の代表作です。《速い雲》は2011年に作曲されました。「もしガーシュウィンが、ジャズミュージシャンがオーケストラを背に自由に演奏する曲を書いていたとしたら、どんな音楽だったろうか。あるいはラヴェルが、ストラヴィンスキーが」。そのコンセプトから出発したこの作品は、1999年に結成されたアンサンブル、POING との出会いから生まれました。サクソフォーンのロルフ=エーリク・ニューストレム Rolf-Erik Nystrøm、アコーディオンのフルーデ・ハルトリ Frode Haltli、コントラバスのホーコン・テーリン Håkon Thelin。「即興という芸術と真剣に取り組む音楽家たち」。《速い雲》には「弦楽オーケストラと即興奏者のための抒情パステル」の副題がつけられました。

ビバロ Antonio Bibalo は、イタリア、トリエステ生まれの作曲家、ピアニストです。1955年に休暇で訪れたノルウェーが気に入り、オスロから100キロほどのところにあるラルヴィーク市近郊にそのまま定住を決めました。幅広いジャンルに作曲し、とりわけ劇場のための音楽に心血をそそぎました。代表作とされるのがイプセンの舞台劇によるオペラ《幽霊》(Aurora ACD4982)です。室内協奏曲第3番はテレマルク室内管弦楽団のために作曲されました。〈序曲 –ブレーヴェ(Overtüre – breve)〉〈ラルゴ・メロディコ(Largo melodico)〉〈カプリッチョ・ラプソディコ(Capriccio rapsodico)〉の3つの楽章、あるいは「エチュード(Etude)」から構成された作品は、ピアノのソロあるいは木管楽器がバロック期の合奏協奏曲を連想させます。アルバム『パッショーネ』で演奏されたモーツァルトのピアノ協奏曲第12番のソロを弾いたイングリ・アンスネス Ingrid Andsnes(1978–)のピアノです。

オラヴ・アントン・トンメセン(1946–)
 速い雲(Rapid Clouds)(2011)*
アントニオ・ビバロ(1922–2008)
 室内協奏曲(Concerto da Camera)第3番(2005)**
 テレマルク室内管弦楽団 ラーシュ=エーリク・テル・ユング(指揮)
 POING *
  ロルフ=エーリク・ニューストレム(アルトサックス、
   ソプラニーノサックス)
  フルーデ・ハルトリ(アコーディオン)
  ホーコン・テーリン(コントランバス)
 イングリ・アンスネス(ピアノ)**

録音 2013年4月28日–30日 カンペン教会(オスロ)
制作・録音 ゲイル・インゲ・ロツベルグ

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オスカー・ピーターソンに捧ぐ

BIS SACD2034 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) jazz


ベルゲン・フィルハーモニックの音楽監督。ニューヨーク生まれの指揮者アンドルー・リットン Andrew Litton(1959–)は、ピアニストとしての実力も備え、ピアノを弾きながらオーケストラを指揮するほか、室内楽の演奏も楽しんでいると言います。「ピアニスト」リットンの初めてのソロアルバム。カナダ生まれのジャズピアニスト、オスカー・ピーターソン Oscar Peterson(1925–2007)がレパートリーとしたスタンダードナンバーから12曲をインプロヴィゼーションとともに演奏しています。ピアノはベーゼンドルファー。ベーゼンドルファーは、1970年代にウィーンのコンサートでモデル290(インペリアル)を弾いて以来、ピーターソンの気に入りの楽器になったというピアノです。

オスカー・ピーターソンに捧ぐ(A Tribute to Oscar Peterson)
 Lulu's Back in Town(Harry Warren)
 'Round Midnight(Thelonius Monk/Cootie Williams)
 Body and Soul(Johnny Green) A Child is Born(Thad Jones)
 Little Girl Blue(Richard Rodgers)
 Take the 'A' Train(Billy Strayhorn)
 Basin Street Blues(Spencer Williams)
 How Long Has This Been Going On(George Gershwin)
 The Nearness of You(Hoagy Carmichael)
 Over the Rainbow(Harold Arlen)
 Things Ain't What They Used to Be(Mercer Ellington)
 Perdido(Juan Tizol)
  アンドルー・リットン(ピアノ) [ピアノ ベーゼンドルファー]

録音 2012年11月 ポットン・ホール(サフォーク州、イギリス)
制作・録音 インゴー・ペトリ

価格 ¥2,650(本体価格)

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ピェートゥル・サカリ — フランス・オルガン作品集

BIS SACD1969 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical


フィンランドのオルガニスト、ピェートゥル・サカリ Pétur Sakari (1992–)の弾くフランス音楽。ピェートゥル・サカリは3歳からチェロを習い、8歳の時、ペッカ・スイッカネンについてオルガンを学び始めました。その後トゥオマス・カルヤライネンとカレヴィ・キヴィニエミ、2010年からはパリのエスケシュとヴァルニエの下で学び、その間、2006年のトゥルク、2009年のラハティ、2010年のポリとトゥルク大聖堂のオルガンフェスティヴァルに参加し、最優秀若手芸術家と最優秀若手オルガニストに選ばれました。ピェートゥル・サカリは、アイスランドの男子名をファーストネームにもち、アイスランド交響楽団の首席指揮者・音楽監督を務めていた父ペトリ Petri Sakari とともに、子供時代の大半をアイスランドで過ごしています。20世紀フランスのオルガン音楽による新しいアルバムは、彼の BIS への初めての録音です。即興の達人と言われたトゥルヌミール Charles Tournemire が録音に残した1930年の「即興」を「鋭い耳をもった」デュルフレが完璧な楽譜とした《「復活のいけにえに」によるコラール即興曲》。15歳のピェートゥルが夢中になったというヴィエルヌ Louis Vierne の《幻想小品集》の第2組曲と第3組曲から2曲ずつ。メシアン Olivier Messiaen の「美しく半透明の音色が全曲を支える」《天上の宴》。「音楽的に素晴らしく、ポリフォニックな構造がとても興味深い」デュプレ Marcel Dupré の《前奏曲とフーガ ロ長調》。そして、デュルフレ Maurice Duruflé と妻のマリ=マドレーヌがオルガニストを務めたサンテティエンヌ・デュ・モン教会 Église Saint-Étienne-du-Mont のオルガンを「象徴する」音楽としてデュルフレの《組曲》が選ばれました。〈前奏曲(Prélude)〉〈シシリエンヌ(Sicilienne)〉〈トッカータ(Toccata)〉の3曲。「他でもない、マダム・デュルフレの生徒で後継者のヴァンサン・ヴァルニエと、もうひとりの先生、モーリス・デュルフレの後を継いだティエリ・エスケシュの下、デュルフレの音楽を『彼自身の』楽器で研究することは、わたしにとってたいへん名誉なことだ」。ブックレットのノーツはピェートゥルが執筆し、このアルバムの意図と作品の概要を「個人的な想い」とともに語っています。1633年に建立され、6回の追加と修復を経て、61鍵の4段鍵盤、32鍵のペダルの現在の姿になった「大オルガン」の奥深い音色と壮麗な響きを BIS のエンジニアが見事な音に捉えています。

フランス・オルガン作品集
シャルル・トゥルヌミール(1870–1939)(モーリス・デュリュフレ 編曲)
 「復活のいけにえに」によるコラール即興曲
  (Choral-improvisation sur le "Victimae paschali")(1930)
ルイ・ヴィエルヌ(1870–1937)
 24の幻想小品集(24 Pièces de fantasie)(1926–27)
 — 月の光(Clair de Lune) トッカータ(Toccata)
  即興曲(Impromptu)
  ウェストミンスターの鐘(Carillon de Westminster)
オリヴィエ・メシアン(1908–1992)
 天上の宴(Le banquet céleste)(1926/28)
マルセル・デュプレ(1886–1971)
 前奏曲とフーガ ロ長調 Op.7–1(1912)
モーリス・デュリュフレ(1902–1986)
 組曲 Op.5(1933)
  ピェートゥル・サカリ(オルガン)

録音 2013年4月 サンテティエンヌ・デュ・モン教会(パリ、フランス)
制作 ビャルニ・ルーナル・ビャルナソン
録音 ダニエル・キーナス

価格 ¥2,650(本体価格)

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スウェーデン室内管弦楽団 — シューベルト交響曲集

BIS SACD1786 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical


ダウスゴー Thomas Dausgaard(1963–)とスウェーデン室内管弦楽団がロマンティシズム時代の音楽を探求するシリーズ、"Open Doors" のシューベルト第3作。




フランツ・シューベルト(1797–1828)
 交響曲第3番 ニ長調 D.200 交響曲第4番 ハ短調 D.417《悲劇的》
 交響曲第5番 変ロ長調 D.485
  スウェーデン室内管弦楽団 トマス・ダウスゴー(指揮)

録音 2009年5月(第5番)、2010年1月(第3番)、2010年5月・2011年8月 オレブルー・コンサートホール(オレブルー、スウェーデン)
制作 ハンス・キプファー
録音 バスチャン・シック

価格 ¥2,650(本体価格)

セーゲルスタム — レーガー管弦楽作品集

BIS CD9047 3CD's for price of 2 classical


マックス・レーガー(1873–1916) 管弦楽作品集
 モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132
 ある悲劇のための交響的プロローグ Op.108
 ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114 * 古い様式の組曲 Op.93
 ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ Op.86 バレエ組曲 Op.130
 4つのベックリンによる音の絵 Op.128
  ノルショーピング交響楽団 レイフ・セーゲルスタム(指揮)
  ルーヴェ・デルヴィンゲル(ピアノ)*

録音 1993年5月(Op.86/Op.130)、1993年8月(Op.128)、1994年12月(Op.114/Op.93)、1995年10月Op.132)、1996年3月(Op.108) [CD601, CD711, CD771のセット]

価格 ¥5,100(本体価格)

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ヤン・グンナル・ホフ — Fly North

Losen LOS119-2 jazz


ヤン・グンナル・ホフ Jan Gunnar Hoff は、1958年、ノルウェーの北極圏、ボードー生まれ。1976年にボードーのアドリブ・ジャズクラブ Ad Lib Jazzklubb で自身のトリオを率いてデビュー、翌1977年から1978年にかけて、ヨン・クリステンセンやヨン・エーベションといったアーティストとともに地元のジャズ・プロジェクトで演奏しました。ジャズ・ピアニスト、作曲家、アレンジャーとして活躍しながら、トロムソとアグデルの大学の教授を務めています。ノルウェーを代表するミュージシャンたち — トランペットのマティアス・アイク、ベースのアーリル・アンデシェン(アリルド・アンデルセン)、ギターのボルゲ・ペーテシェン=オーヴェルライル、ハリングフェレとニッケルハルパのアンビョルグ・リーエン、パーカッションのルーネ・アルネセン — とのアンサンブルも知られ、彼らに8人のヴォーカリストを加えオスロのソフィエンベルグ教会でセッション録音した Pure Audio Blu-ray アルバム『静かな冬の夜(Quiet Winter Night)』(2L087PABD)は、臨場感のある録音(24bit/192kHz)も素晴らしく、注目を集めました。彼のオリジナル曲によるアルバム『Fly North』は、2013年秋、オスロのレインボー・スタジオで録音されました。「北に向かって空を行く」。陰影のある、柔らかいキーボード、深いリリシズムを湛えた気分。スウェーデンのベーシスト、アンデシュ・ヨルミン Anders Jormin(1957–)、ニューヨークに生まれデンマークで活躍するパーカッション奏者、マリリン・マスア(マズーア) Marilyn Mazur(1955–)、ノルウェーのトランぺッター、アルヴェ・ヘンリクセン Arve Henriksen(1968–)。共演のミュージシャンたちが、あたかも画家のように色彩と雰囲気を添えます。ヤン・エーリク・コングスハウス Jan Erik Kongshaug のエンジニアリングです。

ヤン・グンナル・ホフ — Fly North
ヤン・グンナル・ホフ(曲)
 Fly North Living Arise Places Sacrifice Böcklin Spheres
 Valse de Décembre Questions Gathering
  ヤン・グンナル・ホフ(ピアノ、キーボード)
  アルヴェ・ヘンリクセン(トランペット、ヴォーカル)
  アンデシュ・ヨルミン(ベース)
  マリリン・マスア(ドラムズ、パーカッション)

録音 2013年10月、11月 レインボースタジオ(オスロ)
制作 ヤン・グンナル・ホフ、アルヴェ・ヘンリクセン
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ

価格 ¥2,350(本体価格)

ヒルデグン・オイセット — Valencia

Losen LOS121-2 jazz



ヒルデグン・オイセット — Valencia
 Sacred(Frode Fjellheim) Chasing My Own Tail(Hildegunn Øiseth)
 Sårt(Hildegunn Øiseth) A Day in Valencia(Tommy Kotter)
 Roxy(Anders Kjellberg) Vinternatt(冬の夜)(Tommy Kotter)
 Nattjoik(夜のヨイク)(Frode Fjellheim)
  ヒルデグン・オイセット(トランペット) トミー・コッテル(ピアノ)
  ペーテル・ヤンソン(ベース) アンデシュ・シェルベリ(ドラムズ)

録音 2013年6月 Studio Barxeta(スペイン)
制作 ヒルデグン・オイセット
録音 ダーニ・カステラル

価格 ¥2,350(本体価格)

リタ・ロヴィセ — Craving Coffee

Losen LOS127-2 jazz



リタ・ロヴィセ — Craving Coffee
リタ・ロヴィセ・ハウグスエッゲン(曲)
 Glasshouse Pale Indulgence Årer av kull(石炭の暖炉)*
 Silke(絹)** Craving Coffee I’m Not Your Baby Solitude
 Interlude ** Settled for Less
  リタ・ロヴィセ・ハウグスエッゲン(ヴォーカル、ギター)
  フィン・スレッテン(ドラムズ)
  ビョルン・アルテルハウグ(ベース)
  ビョルン・アンドル・ドラーゲ(ピアノ)
  ヘンニング・グラヴローク(テナーサックス)
  ガウテ・ヴィークダール(鹿角笛 *、ルーレ **)

録音 2013年10月 レインボースタジオ(オスロ)
制作 リタ・ロヴィセ・ハウグスエッゲン
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ

価格 ¥2,350(本体価格)

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トマス・クラウセン&スティーヴ・スワロウ — Morning... Dreaming...

Stunt Records STUCD13162 jazz


デンマークのピアニスト、トマス・クラウセン Thomas Clausen と、ゲーリー・バートンやポール・ブレイたちとの共演で知られるアメリカのベーシスト、スティーヴ・スワロウ Steve Swallow(1940–)のデュオ。クラウセンのオリジナル曲に始まり、スワロウが作曲し、ビル・エヴァンズもレパートリーとした《Hullo Bolinas》で閉じるプログラムです。

トマス・クラウセン&スティーヴ・スワロウ — Morning... Dreaming...
 Morning... Dreaming...(Clausen) Country Dreams(Clausen)
 Come en Vietnam(Swallow) Evocation(Clausen)
 You’re My Girl(Styne/Cahn) Falling Grace(Swallow)
 Sweet Rain(Gibbs) A la Blues(Clausen) Nordic Ballad(Clausen)
 Hullo Bolinas(Swallow)
  トマス・クラウセン(フェンダーローズ、ピアノ Steinway d)
  スティーヴ・スワロウ(5弦エレクトリックベース)

録音 2013年9月2日–3日 ニレント・スタジオ(ヨーテボリ、スウェーデン)

ニルス・ヴィンセンス — Is that So?

Stunt Records STUCD13172 jazz


ニルス・ヴィンセンス Niels Vincentz はデンマークのテナーサックス奏者。コペンハーゲンのリズミック音楽院でサクソフォーンを学び、1999年にソリストとして卒業しました。「メロディと即興に焦点をあてた音楽」と自身の音楽スタイルを語っています。アルバム『Early Reflection』で2012年デンマーク音楽賞にノミネートされました。キャメロン・ブラウン Cameron Brown とビリー・ハート Billy Hart と組んだトリオにトランぺッターのトム・ハレル Tom Harrell の加わったセッション。Stunt Records への初めての録音です。

ニルス・ヴィンセンス — Is that So?
 Jericho Rose(Vincentz) Haiku(Vincentz) Hot House(Dameron)
 Cecilie(Vincentz) Modal Dancer(Vincentz) Baby Suite(Brown)
 Raison d’tre(Vincentz) Is that so?(Vincentz/Hart/Brown)*
  ニルス・ヴィンセンス(テナーサックス)
  キャメロン・ブラウン(ベース、ヴォーカル *)
  ビリー・ハート(ドラムズ) トム・ハレル(トランペット)

録音 2013年9月23日 テデスコ・スタジオ(パラマス、ニュージャージー州)

フィン・シーラー — Jazz ifølge Erik Rasmussen

Stunt Records STUCD13112 CD+Book special price jazz


『Jazz ifølge Erik Rasmussen(ジャズはエリク・ラスムセンと調和して)』は、ベルント・ルーセングレンの “In Copenhagen, Live at JazzCup”(STUCD13082)をはじめとする Stunt Records のジャケット・アートワークを多数手がけてきたデンマークの画家、エリク・ラスムセン Erik Rasmussen の70歳を記念するアルバム。ラスムセンが描いたジャズのイラストレーションを約40点、オリジナルのカラーで収めた画集とCDのセットです。デンマークのジャズヴァイオリニストでヴィブラフォーン奏者としても高名だったフィン・シーラー Finn Ziegler(1935–2005)のヴァイオリン、ヤコブ・フィシャー Jacob Fischer(1967–)のギター、イェスパー・ロンゴー Jesper Lundgaard(1954–)のベースによるトリオ。1999年のプライベート録音による5曲に、2003年のラスムセンの60歳記念ライヴの1曲が加えられています。

フィン・シーラー — Jazz ifølge Erik Rasmussen
 Lille Lise let på tå Der var engang La Fontaine Blues
 Den blå anemone(青いアネモネ) Lille Lise, lille Lise
 Willow Weep for Me *
  フィン・シーラー(ヴァイオリン) ヤコブ・フィシャー(ギター)
  イェスパー・ロンゴー(ベース)

録音 1999年11月14日 Lise and Flemming’s living room(プライベート録音)、2003年11月3日 Café Chips(ライヴ録音)*

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ランゴー 弦楽四重奏曲集 第2集

dacapo 6.220576 SACD hybrid (Multichannel/stereo) classical


ランゴー Rued Langgaard の弦楽四重奏曲シリーズ第2集。20歳の夏休みに両親と滞在したスウェーデン、ブレーキンゲの温泉地シルクフルトの家「バラ園(Rosen–gården)」に因んだタイトルをもつ弦楽四重奏のための《バラ園の遊び》。同じ1918年に作曲され、《バラ園の遊び》の新古典的な作風をさらに徹底させた変イ長調の弦楽四重奏曲 BVN155。1931年の第4番《夏の日》は3楽章の作品です。第1楽章と第3楽章は、1918年の《バラ園の遊び》の第1楽章と第4楽章の改訂、再使用。第2楽章は、弦楽四重奏曲第1番 BVN68(1914–15)の第2楽章を基に作曲されました。ランゴーが、ロマンティックでパスティーシュ風のスタイルを採ったとされる時代の一作です。ナイチンゲール弦楽四重奏団は、コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーのソリストコースに学び、ティム・フレゼリクセンに室内楽を教わった4人 — ゴンヴォ・シーム Gunvor Sihm、ヨセフィーネ・ダルスゴー Josefine Dalsgaard、マリーエ・ルイーセ・ブロホルト・イェンセン Marie Louise Broholt Jensen、ルイーサ・スヴァプ Louisa Schwab — が2007年に結成したアンサンブル。2012年にリリースされたランゴーの第1集(6.220575)は、デンマーク放送の「最優秀デンマークCD」に選ばれ、美しく気品のある音楽が、イギリスをはじめとする国々で高く評価されました。

ルーズ・ランゴー(1893–1952)
 弦楽四重奏曲集 第2集
 バラ園の遊び(Rosengaardsspil)BVN153(1918)
 (弦楽四重奏のための)
 弦楽四重奏曲(変イ長調)BVN155(1918)
 弦楽四重奏曲第4番《夏の日(Sommerdage)》BVN215
 (1914–18, 1931)
  ナイチンゲール四重奏団
   ゴンヴォ・シーム(ヴァイオリン)
   ヨセフィーネ・ダルスゴー(ヴァイオリン)
   マリーエ・ルイーセ・ブロホルト・イェンセン(ヴィオラ)
   ルイーサ・スヴァプ(チェロ)

録音 2012年8月18日–21日(BVN215)、11月16日–17日、12月20日–21日(BVN153)、2013年1月7日–10日
(BVN155) 王立デンマーク音楽アカデミー、コンサートホール(コペンハーゲン)
制作 ティム・フレゼリクセン、シモン・ブリンクマン
録音 シモン・ブリンクマン

リスエーヤ Symphonic Edition 第3集

dacapo 8.226148 classical


リスエーヤ Knudåge Riisager のエディション第3集には世界初演・初録音の4作品が収録されした。《夏のラプソディ》はデンマーク民謡の「ポプリ」。1930年代のリスエアのネオバロック様式によるもっとも美しい作品とされる《弦楽のための協奏交響曲》。《ガイア》と《セレナ》の2つのシンフォニアは、破棄を試みながら、結局は残すことに決めたという作品です。

クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897–1974) Symphonic Edition 第3集
 夏のラプソディ(Sommerrhapsodi)(デンマーク民謡による)(1943)
 弦楽のための協奏交響曲
 (Sinfonia Concertante per strumenti ad arco)Op.34(1937)
 シンフォニア・ガイア(Sinfonia gaia)
 (交響曲第4番)Op.38(1939–40)
 シンフォニア・セレナ(Sinfonia serena)
 (交響曲第5番)Op.52(1949–50)(弦楽とティンパニのための)
  オーフス交響楽団 ボー・ホルテン(指揮)

録音 2012年9月10日–14日、11月19日–20日(協奏交響曲) オーフス・コンサートホール、シンフォニックホール(オーフス、デンマーク)

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ボーロプ=ヤーアンセン リコーダーのための音楽

Our Recordings 8.226910 classical/contemporary


アクセル・ボーロプ=ヤーアンセン Axel Borup-Jørgensen のリコーダー作品集。ミカラ・ペトリ Michala Petri(1958–)、ボーロプ=ヤーアンセンと夫婦だったフィンランド生まれのイングリド・ミュアホイ Ingrid Myrhøj(1926–)、ふたりの間の子、エリサベト・セリン Elisabet Selin(1953–)、そして、デンマークを代表する打楽器奏者のひとり、ゲアト・モーテンセン Gert Mortensen(1958–)による録音が集められました。

アクセル・ボーロプ=ヤーアンセン(1924–) リコーダーのための音楽
 迂言的表現(Periphrasis)Op.156(1977 rev.1993–94)
 (リコーダーと打楽器のための)*
  ミカラ・ペトリ(リコーダー) ゲアト・モーテンセン(打楽器)
 夜の小品(Nachtstück)Op.118–1(1987)
 (テナーリコーダー独奏のための)**
  エリサベト・セリン(テナーリコーダー)
 アーキトレーヴ(Architraves)Op.83(1977)
 (ソプラニーノ・リコーダー独奏のための)†
  ミカラ・ペトリ(ソプラニーノ・リコーダー)
 対話(Zwiegespräch)Op.131(1988–89)
 (ソプラニーノ・リコーダーとチェンバロのための)††
  エリサベト・セリン(ソプラニーノ・リコーダー)
  イングリド・ミュアホイ(チェンバロ)
 鳥のコンサート(Birds Concert)Op.91–9(1995)
 (ディスカント・リコーダー独奏のための)†
  ミカラ・ペトリ(ディスカント・リコーダー)
 ファンタジア(Fantasia)Op.75(1975 rev.1986–88)
 (ディスカント・リコーダーとチェンバロのための)**
  エリサベト・セリン(ディスカント・リコーダー)
  イングリド・ ミュアホイ(チェンバロ)
 ペルゴラート(Pergolato)Op.183(2011)
 (トレブル・リコーダー独奏のための)†
  ミカラ・ペトリ(トレブル・リコーダー)
 手帳(Notenbüchlein)Op.82(1977–79)
 (ディスカント・リコーダー独奏のための)**
  エリサベト・セリン(ディスカント・リコーダー)

録音 2013年9月 王立デンマーク音楽アカデミー *、1988年 デンマーク放送 **、2013年6月 王立デンマーク音楽アカデミー †、1990年 オルステュケ教会 ††
制作 ヴィゴ・マンゴ *、ライフ・ヘセルベア†、カーリン・ユーアンセン ††

ミカラ・ペトリ — テレマン リコーダーと通奏低音のためのソナタ全集

Our Recordings 8.226909 classical



G・P・テレマン(1681–1767) リコーダーと通奏低音のためのソナタ全集
 《忠実な音楽の師》— ソナタ ヘ長調 TWV41:G3
  ソナタ 変ロ長調 TWV40:111 ソナタ へ短調 TWV41:f1
  ソナタ ハ長調 TWV41:C2
 《音楽の練習帳》— ソナタ ニ短調 TWV41:d4
  ソナタ ハ長調 TWV41:C5
  ミカラ・ペトリ(リコーダー) アンソニー・ニューマン(チェンバロ)

[チェンバロ ハッセ(c.1730)のフィリップ・タイアーによるコピー楽器(1991)]

録音 2013年2月14日 セント・マシュー教会(ベドフォード、ニューヨーク州)
制作総指揮 ラース・ハニバル
録音 スティーヴ・エプスタイン

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ニルス・ランドグレーン — Eternal Beauty

ACT Music ACT9562-2 jazz


スウェーデンのトロンボーン奏者、ニルス・ランドグレーン Nils Landgren(1956–)が優しい声の歌も聴かせるバラードアルバム。ドイツのピアニスト、ミヒャエル・ヴォルニ Michael Wollny(1978–)、スウェーデンのラーシュ・ダニエルソン Lars Danielsson、ユーハン・ヌーベリ Johan Norberg、ラスムス・シールベリ Rasmus Kihlberg。《For Your Love》のヴォーカルはリサ・ニルソン Lisa Nilsson です。ジェイムズ・テイラーの《Don't Let Me Be Lonely Tonight》(邦題《寂しい夜》)、フォークグループのブラザーズ・フォーの歌でヒットした《グリーンフィールズ》、ジョージ・ハリスンの《Isn't It a Pity》、ティナ・ターナーの歌で知られる《We Do not Need Another Hero》(邦題《孤独のヒーロー》)。E.S.T. のピアニスト、エスビョーン・スヴェンソン(1964–2008)の曲が2曲。エヴァ・スヴェンソンとヴォルニの《Eternal Beauty》がアルバムタイトルに採られました。

ニルス・ランドグレーン — Eternal Beauty
 Love of My Life (Nils Landgren) 
 Another Kind of Blue (Torsten de Winkel)
 Broken Wings (Steven George/John Lang/Richard Page)
 Don't Let Me Be Lonely Tonight (James Taylor)
 Green Fields (Richard Dehr/Terry Gilkyson/Frank Miller)
 One Frozen Moment (Johan Norberg)
 Eternal Beauty (Michael Wollny/Eva Svensson)
 Isn't It a Pity (George Harrison) Get Here (Brenda Russel)
 One More Angel (John Patitucci)
 We Don't Need Another Here (Terry Britten/Graham Lyle)
 For Your Love/Quem Me Dera (Ivan Lins/Vitor Martins/Lisa Nilsson) *
 Dear Diary (Esbjörn Svensson/Per Holknekt)
 Love Is Real (Esbjörn Svensson/Josh Haden)
  ニルス・ランドグレーン(トロンボーン、ヴォーカル)
  ミヒャエル・ヴォルニ(ピアノ) ユーハン・ヌーベリ(ギター)
  ラーシュ・ダニエルソン(ベース、チェロ)
  ラスムス・シールベリ(ドラムズ) リサ・ニルソン(ヴォーカル)*

録音 2013年8月26日–28日 ハンザ・スタジオ(ベルリン)
制作 シッギ・ロッホ、ニルス・ランドグレーン、ユーハン・ヌーベリ
録音 アルネ・シューマン

価格 ¥2,350(本体価格)

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レッド・ミッチェル — “What I am”

Caprice CAP21833 jazz


LP音源をCDリリースする Caprice のシリーズ。ドン・チェリーの『オーガニック・ミュージック・ソサエティ』(CAP21827)と『ライヴ・イン・ストックホルム』(CAP21832)、『ベルント・ルーセングレン・ビッグバンド』(CAP21829)につづくディスクは、1968年にスウェーデンに移住したレッド・ミッチェルの “What I am”。彼の友人たちが加わったストックホルムのジャズクラブ “Fasching” でのライヴと彼の自宅で録音された弾き語りを収めたアルバムです。

レッド・ミッチェル — “What I am”
 What I Am Avksed(別れ) Talking The Sun and the Water
 Tango Magnolia Micro-thought Number Two
 Now What Are We Gonna Do You’re Me Autumn in New York
 Envy In a Sentimental Mood Micro-thought Number One
  レッド・ミッチェル(ヴォーカル、ベース、ピアノ)
  ヨーラン・ストランドベリ(ピアノ)
  ルネ・カールソン(ドラムズ) ボッセ・ブルーベリ(トランペット)
  ニッセ・サンドストレム(テナーサックス)
  ストゥーレ・ノルディン(ベース)

録音 1978年 スウェーデン

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ハーラル・ヘッレスタール — ノルウェー・オルガン作品集

Pro Musica PPC9067 contemporary/classical


ハーラル・ヘッレスタール Harald Herresthal(1944–)は、オルガニスト、音楽教師、批評家、作家。ノルウェー国立音楽アカデミーの教会音楽科教授とアルネ・ヌールハイム・センタの会長を務め、オーレ・ブルの生誕200年にあたる2010年にはブルに関する3巻の著作を完成させました。ヘッレスタールの70歳を記念するアルバム。20世紀ノルウェーのオルガン音楽を代表する作品が6曲、彼の数多くの録音から選ばれ収められています。エギル・ホーヴラン Egil Hovland は多作で知られ、協奏曲、室内楽曲、教会音楽とさまざまなジャンルに作品を残しました。ヴィルトゥオーゾ性が高く、祝祭の気分にみちた《『今、われら神に感謝せん』によるトッカータ》。イギリス、ウェストミッドランドのコヴェントリー大聖堂にノルウェーのトルシルセン兄弟のオルガンが建立された際に作曲された《ノルウェー伝承曲『主なる神よ、御名の讃えられんことを』によるコラールパルティータ第5番》。《海の歌》はヘッレスタールのために書かれた作品です。ノルウェー・ソリスト合唱団を長年に渡り指揮し、合唱指揮者としても知られるクヌート・ニューステット Knut nystedt は、さまざまのスタイルにより、管弦楽と室内楽のための音楽と教会のための音楽を作曲してきました。《オルガン組曲》は、フランスのオルガン音楽に触発されたと言われる作品です。〈マニフィカト(Magnificat)〉〈デュオ(Duo)〉〈トリオ(Trio)〉〈バス・ド・トロンペット(Basse de Trompette)〉〈フルート(Flûte)〉〈きわめておそく(Extrêmement lent)〉〈カプリース(Caprice)〉。ベルゲンの聖マリア教会の献堂式に際して作曲され、ヘッレスタールに献呈されました。作曲家、オルガニスト、批評家、音楽教師として活躍したコンラード・バーデン Conrad Baden の《『おお神の子羊よ、あなたが立っているのが見える』による変奏曲》は、ネオクラシカルなスタイルと自由調性による、主題と7つの変奏からなる作品です。アルネ・ヌールハイム Arne Nordheim のオルガンに2人の打楽器奏者を加えた《レスポンス III》は、シュトックハウゼンの《コンタクテ》からインスピレーションを受け2人の打楽器奏者とテープのために作曲された《レスポンス I》の「ヴァリエーション」ともみなされる作品です。電気的に処理されたさまざまな楽器、合唱音楽、鐘の音を素材に含む音楽です。LPとCDでリリースされていた音源をアルバム化するにあたり、ベテランのエンジニア、アウドゥン・ストリーペ Audun Strype によるマスタリングが行われました。

ハーラル・ヘッレスタール
 — ホーヴラン、ニューステット、バーデン、ヌールハイムのオルガン作品
エギル・ホーヴラン(1924–2012)
 『今、われら神に感謝せん』によるトッカータ
 (Toccata over “Nu la oss takke Gud”)(1973)*
 ノルウェー伝承曲『主なる神よ、御名の讃えられんことを』による
  コラールパルティータ第5番
 (Koralpartita no.5 over den norske folketonen
   “Herr Gud, ditt dyre namn og ære”)(1967)*
クヌート・ニューステット(1915–)
 オルガン組曲(Suite d’orgue)Op.84(1979)*
コンラード・バーデン(1908–1989)
 『おお神の子羊よ、あなたが立っているのが見える』による変奏曲
 (Variasjoner over “Jeg ser deg, o Guds lam, å stå”)**
エギル・ホーヴラン(1924–2012)
 海の歌(Il canto del mare)Op.114 *
アルネ・ヌールハイム(1931–2010)
 レスポンス III(Response III)(1984)
 (オルガンと4人または2人の打楽器奏者のための)†
  ハーラル・ヘッレスタール(オルガン)
  ピーター・ケイツ(打楽器)† テリエ・ヴィーケン(打楽器)†
 [フィリプスタード教会のグローンルンド・オルガン *、
   オスロ・コンサートホールのパウル・オット・オルガン **/†]

録音 1984年7月9日–11日 フィリプスタード教会(スウェーデン)*、年月日不明 オスロ・コンサートホール (ノルウェー)**/†
制作 アルネ・エクセルベルグ *、アルネ=ペーテル・ルーグナン **、アーリル・エーリクスタ †
録音 アルネ・エクセルベルグ */**、ヤン・オルセン・スカーレ †
初出 Simax (LP) PN2013 *、Philips (LP) 6507 056 **、Aurora ACD4990 †

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Choice

ホルツマイアー — シューマンとライマンを歌う

Wigmore Hall Live WHLIVE 0063 classical


2013年11月16日、ロンドンのウィグモアホール、オーストリア生まれのバリトン歌手ヴォルフガング・ホルツマイアーの「フェアウェルコンサート」が行われました。プログラムは、マイアホーファーの詩によるシューベルトの歌曲。ピアニストは、コンサートやレコード録音で彼と共演をつづけてきたイモージェン・クーパーです。37回にわたりウィグモアホールのステージに立ったというホルツマイアーがウィグモアホールにデビューしたのは1989年。最後のフルリサイタルとなる夕べの終わりには、ホールのディレクター、ジョン・ギルフーリーからホルツマイアーに彼が1989年にウィグモアホールにデビューした「シューベルティアーデ」のプログラムの複製を入れた額が贈呈されたと言われます。Wigmore Hall Live のシリーズ。新しい一枚は、ホルツマイアーが、2010年12月14日、クーパーと共演したコンサートの録音です。アイヒェンドルフの詩による《リーダークライス》の6曲、《ロマンスとバラード 第3集》からハイネの詩による〈哀れなペーター〉の3曲、ケルナーの詩をテクストとした《12の詩》などロベルト・シューマンの歌曲、そして、アイヒェンドルフの詩によるライマン Aribert Reimann の《夜曲》。ホルツマイアーやソロのリサイタルからは退いたものの、今後、ウィグモアホールでは彼のマスタークラスや2015年にはナッシュ・アンサンブルとの共演も予定されています。

ホルツマイアー、クーパー — シューマンとライマンを歌う
ロベルト・シューマン(1810–1856) 私の馬車はゆっくりと Op.142–4
 私の恋は輝く Op.127–3 哀れなペーター Op.53–3
 浜辺の夕暮れ Op.45–3 二人の擲弾兵 Op.49–1 異郷にて Op.39–1
 静けさ Op.39–4 月の夜 Op.39–5
アリベルト・ライマン(1936–) 夜曲(Ständchen)
ロベルト・シューマン(1810–1856) 悲しみ Op.39–9 黄昏 Op.39–10
 美しい異郷 Op.39–6 12の詩 Op. 35
[アンコール]
ロベルト・シューマン(1810–1856) 歌による慰め Op.142–1
 歌手の慰め Op.127–1
  ヴォルフガング・ホルツマイアー(バリトン)
  イモージェン・クーパー(ピアノ)

録音 2010年12月14日 ウィグモアホール(ロンドン)(ライヴ)

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アンデシュ・ヨルミン、クリスチャン・ヨルミン — Provenance

Footprint FRCD063 jazz


ベーシストのアンデシュ、ピアニストで打楽器も演奏するクリスチャン。ヨルミン兄弟のはじめてのデュオアルバム。




アンデシュ・ヨルミン、クリスチャン・ヨルミン — Provenance
 And Yet, I Wish You Well(trad. arr. Christian Jormin)
 Cirrus(Christian Jormin) Adagio Faroese(Anders Jormin)
 Song from the Like of Jorm(Christian Jormin)
 M(Anders Jormin) Sol(Anders Jormin)
 Herging Song(trad. after Hanna Hansson, arr. Christian Jormin)
 Ave Maria(trad. after Sinikka Langeland, arr. Anders Jormin)
 Bismilah(Christian Jormin) Villages and Rivers(Anders Jormin)
 Adagio Solitudo(Christian Jormin)
 Laid on Straw(trad. arr. Christian Jormin)
  アンデシュ・ヨルミン(ベース) クリスチャン・ヨルミン(ピアノ)

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ヘードルンド、サンブクト — 永遠のワルツ

Vax Records VAXCD1043 traditional


ニッケルハルパ奏者、スウェーデンのペーテル・“プーマ”・ヘードルンド Peter “Puma” Hedlund と、ノルウェーのギタリスト、オイスタイン・サンブクト Øystein Sandbukt のデュオ。ニッケルハルパ奏者エーリク・サールストレム Eric Sahlström(1912–1986)の曲、スウェーデンとノルウェーの伝承曲を演奏しています。

ヘードルンド、サンブクト — 永遠のワルツ(Tidlösa valsen)
 1814(trad., after Edward Andersson)*
 Skinntufsa(trad, after Erik Almhjell)
 Surpolskan(Peter Hedlund)* Polska efter Eric Sahlström(trad.)
 Disapolskan(Anders Bohlin) Fläckpolskan(Peter Hedlund)
 Neådalingen(trad., after Hallvard Ørsald)
 Pojkarna Hedlund(Peter Hedlund)* Dagsmarsj(Øystein Sandbukt)
 Två-och-en-halv(Peter Hedlund)
 Senpolska(trad., after Eric Sahlström)
 Örebropolskan(Eric Sahlström) Ödetorpsvalsen(Eric Sahlström)
 Eklundapolska nr 2(Leonard “Viksta-Lasse” Larsson)
 Meistervals(Per Bolstad)
 Tidlösa valse(永遠のワルツ)(Peter Hedlund)*
  ペーテル・“プーマ”・ヘードルンド(ニッケルハルパ)
  オイスタイン・サンブクト(ギター)
  マッツ・アンデション(ピアノ、アコーディオン)*

制作 ラッセ・サクリソン
録音 ペール・ハルグレン

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わたしたちは地球からやってきた

Footprint Records FRCD075 classical


ヨーテボリ室内合唱団は、1963年、現在も指揮者を務めるグンナル・エーリクソン Gunnar Eriksson により創設されました。創設50周年記念アルバム『わたしたちは地球からやってきた』。カール=ビリエル・ブルムダール Karl-Birger Blomdahl のスペースオペラ《アニアーラ》の基になったハリー・マッティンソンの「サイエンスフィクション」叙事詩をインスピレーションに、宇宙における人間の居場所をテーマに、ブルムダール、メルネス Arne Mellnäs、ルーセンベリ Hilding Rosenberg、シュニトケのモダンクラシックスと、シンガーソングライターの歌のグンナル・エーリクソンによるプログラムが組まれています。

わたしたちは地球からやってきた(Vi kom från Jorden)
レッナールト・ルンデーン 地球とヨンソン(Jorden och Jonsson)
スヴェン=エーリク・ ユーハンソン(1919–1997) Triss
エリーサベト・ ヘルムードソン(1927–) 自然の悲しみ(Naturens sorg)
 われわれは夏とどう向き合うのか、仲間たちよ
 (Vad gör vi med sommaren, kamrater)
 赤い夢(Den röda drömmen) 風の中で歌う(Visa i vinden)
アルフレート・シュニトケ(1934–1998) 自然の声(Voices of Nature)
ヒルディング・ルーセンベリ(1892–1985)
 わたしたち地球の女は(Vi jordens kvinnor)
カール=ビリエル・ブルムダール(1916–1968)
 わたしたちは、ドーリスの地、地球からやってきた
 (Vi kom från Jorden, Doris land)
アルネ・メルネス(1933–2002) 宇宙(Kosmos)
ヴラディーミル・ヴィソツキー(1938–1980)
 地球の歌(Sången om jorden)
  ヨーテボリ室内合唱団 グンナル・エーリクソン(指揮)

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クレース・ヤンソン — Stevie Wonder Unplugged

Ladybird 79556827 jazz/soul


クレース・ヤンソンの気に入りのスティーヴィー・ワンダーの曲から選んだ13曲をマッツ・エングストレムが編曲。2週間のコンサートツアーで「初演」した後、ストックホルムの St Eriksplan 1 スタジオでセッション録音。


クレース・ヤンソン — Stevie Wonder Unplugged
 Boogie on Reggae Woman You Are the Sunshine of My Life
 Superstition I Wish Lately Isn’t She Lovely
 Don’t You Worry ‘bout a Thing Master Blaster My Cherie Amour
 Sir Duke Overjoyed Living for the City For Once in My Life
  クレース・ヤンソン(ヴォーカル)
  クラース・トゥーレソン(テナーサックス、フルート)
  モッテン・ルンドグレーン(トランペット、フリューゲルホルン)
  マッティン・ポールソン(トロンボーン)
  クレース・クルーナ(ピアノ) ハンス・バッケンロート(ベース)
   マッツ・エングストレム(ドラムズ)

“Stevie Wonder Unplugged”

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ユーハン・ベルケ — Open Door

GASON GASONCD753 jazz



ユーハン・ベルケ — Open Door
 Pushover Short, but Sweet no 20 Two in One
 Flipside Extensions in Shades of Green Part 1
 Flipside Extensions in Shades of Green Part 2
 Wisteria Floribunda The Big Krumbukto 
  フレードリク・ヌードストレム(サクソフォーン)
  マッツ・エレクリント(トロンボーン)
  ユーハン・ベルケ(ギター) フィリップ・アウグストソン(ベース)
  フレードリク・ルンドクヴィスト(ドラムズ)

録音 2012年6月13日–14日 グレン・ミラー・カフェ(ストックホルム)(ライヴ)

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ベンクト・ベリエル — Beches Brew BIG

Country & Eastern CE27 jazz



ベンクト・ベリエル — Beches Brew BIG
 Babel Twist Till Mera Over the Hill Penye Gahu
 Seven Stops to Heaven Metapolka Djupet Pain
 Pizza Excess Edith Morfars Schottis
  リーヴェット・ヌード(ヴォーカル、ヴァイオリン)
  ユーナス・クヌートセン(サクソフォーン、パーカッション)
  トゥーマス・グスタフソン(サクソフォーン)
  サー・トマス・イェーデルルンド(ヴォーカル、サクソフォーン、
   バスクラリネット)
  マッツ・オーベリ(ハーモニカ、キーボード)
  ヨーラン・クリングハーゲン(バンジョー、ギター)
  マックス・シュルツ(ヴォーカル、バンジョー、ギター)
  ステファン・ベルナス(ベース)
  ベンクト・ベリエル(ドラムズ)

録音 2012年9月19日、21日 ネフェルティティ(ヨーテボリ)、“the jazz musicians’ own place”(ストックホルム)(ライヴ)
制作 ベンクト・ベリエル
録音 シッゲ・クランツ

“Babel Twist”

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シベリウス 管弦楽作品集

Chandos CHSA5134 SACD hybrid (Multichannel/stereo) classical


ジャン・シベリウス(1865–1957)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 《カレリア(Karelia)》組曲 Op.11
 悲しいワルツ(Valse triste)Op.44-1
 トゥオネラの白鳥(Tuonelan joutsen)Op.22–2
 抒情的なワルツ(Valse lyrique)Op.96a
 アンダンテ・フェスティーヴォ(Andante Festivo)JS34a
 音詩《フィンランディア(Finlandia)》Op.26
  ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
  アンドリュー・デイヴィス(指揮)

録音 2013年6月17日–20日 グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)

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アデス、シベリウス ヴァイオリン協奏曲

Avie AV2276 classical/contemporary


アデス、シベリウス ヴァイオリン協奏曲
トマス・アデス(1971–)
 ヴァイオリン協奏曲《同心軌道(Concentric Paths)》
ジャン・シベリウス(1865–1957) ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 ユモレスク (Humoresque) 第2番 ニ長調 Op.87-2
 ユモレスク (Humoresque) 第4番 ト短調 Op.89b
 ユモレスク (Humoresque) 第5番 変ホ長調 Op.89c
  アウグスティン・ハーデリヒ(ヴァイオリン)
  ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団
  ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2013年6月21日–24日 フライアリー(リヴァプール、イギリス)

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ヴィヴィアン・ブチェク — Vivianity

Volenza VMCD109 jazz


スウェーデンのアンサンブル、Artistry Jazz Group のアルバム3作、『We Love Previn』(VMCD101)『Too Darn Hot』(VMCD102)『Tribute!』(VMCD103)から、正式にグループに加わったヴィヴィアン・ブチェク Vivian Buczek の歌ったナンバーのコレクション。


ヴィヴィアン・ブチェク — Vivianity
 It’s Alright with Me(Cole Porter)
 You’re Gonna Hear Me(André Previn)
 Changing My Tune(George Gershwin)
 Lost in a Summer Night(André Previn)
 I Happen to Be in Love(Cole Porter) Like Young(André Previn)
 The Man That Got Away(Harold Arlen)
 At Long Last Love(Cole Porter)
 Last Night When We Were Young(Harold Arlen)
 What Is This Thing Called Love?(Cole Porter)
 As You Are (Nils Lindberg) Boplicity(Miles Davis)
  Artistry Jazz Group
   ヴィヴィアン・ブチェク(ヴォーカル) 
   ヤン・ルンドグレーン(ラングレン)(ピアノ)
   ヤコブ・フィッシャー(ギター)
   ハンス・バッケンロート(ベース)
   ユーハン・ローヴクランツ・ラムジ(ドラムズ)
  ゲストミュージシャン
   ペーテル・アスプルンド(トランペット)
   クラース・リンドクヴィスト(サクソフォーン)

録音 2009年6月3日–7日(VMCD101)、2010年6月2日–4日(VMCD102)、2012年1月25日–27日(VMCD103)

“Vivianity”

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グリーグ ピアノ作品集

Champs Hill Records CHRCD067 classical


ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のピアニスト、イヴァナ・ガヴリッチ Ivana Gavric のアルバム第3作。




エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 バラード(Ballade)ト短調 Op.24
 《抒情小曲集 (Lyriske stykker)》— 蝶々(Sommerfugl)Op.43–1
  ワルツ(Vals) Op.38–7 小鳥(Småfugl) Op.43–4
  夜想曲(ノットゥルノ)(Notturno)Op.54–4 
  農民の歌(Bondens sang) Op.65–2
 トロールハウゲンの婚礼の日(Bryllupsdag på Troldhaugen) Op.65–5
 《スロッテル(Slåtter)》Op.72
  — ヴォッセヴァンゲンのトロルの婚礼行列
  (Tussebrureferda på Vossevangen)
  ハウゲロート(ハリング)(Haugelåt, halling)
  シヴレ谷の娘たち(ガンガル)(Kivlemøyane, gangar)
  ヨン・ヴェスタフェのスプリンガル(Jon Vestafes springar)
 ピアノソナタ ホ短調 Op.7 
シェリル・フランセス=ホード(1980–)
 瞑想(Contemplation)(グリーグに捧げる抒情的小品)
  イヴァナ・ガヴリッチ(ピアノ)

録音 2012年10月、2013年5月

ブラームス、ゲーゼ クラリネットとピアノのための作品

Champs Hill Records CHRCD065 classical


2002年からスコットランド室内管弦楽団の首席奏者を務めるスペイン生まれのクラリネット奏者、マクシミリアーノ・マルティーン Maximiliano Martín の Champs Hill Records への最初の録音。


ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 クラリネットソナタ第1番 ヘ短調 Op.120–1
ニルス・W・ゲーゼ(1817–1890)
 4つの幻想的小品(4 Fantasiestücke)Op.43
ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 クラリネットソナタ第2番 変ホ長調 Op.120–2
  マクシミリアーノ・マルティン(クラリネット)
  ジュリアン・ミルフォード(ピアノ)

録音 2012年7月30日–31日 チャンプス・ヒル・ミュージックルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)

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エッレル ピアノ作品集 第5集

Toccata Classics TOCC0225 classical


ヘイノ・エッレル(1887–1970) ピアノ作品集 第5集
 カプリッチョ 嬰ヘ短調(1911) ロマンス 嬰ヘ長調(1914)
 モルト・ヴィーヴォ 嬰ヘ短調(1910年代) 夜想曲 ロ長調(1915)
 プレスト 嬰ヘ長調(1910年代) 抒情的なワルツ(1930–31 rev.)
 ワルツ ロ長調(1931) 小さなワルツ(1935) 瞑想曲(1936)
 前奏曲 第2集(1920) 主題と変奏 ホ長調(1912)
 エストニアの主題による13の小品(1940-41)
  ステン・ラスマン(ピアノ)

録音 2012年3月12日–14日、7月26日–-27日 オールド・グラナリー・スタジオ(ベックルズ、サフォーク州、イギリス)

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