2014年2月



ピートとスモークと海藻の嵐

Alba ABCD367 contemporary/classical


フィンランドの作曲家。オスモ・タピオ・ライハラ Osmo Tapio Räihälä は、モダニズムや表現主義に新古典主義や新ロマン主義といった様式も取り入れながら、より自由なスタイルで作曲する世代のひとりです。『ピートとスモークと海藻の嵐』は、サッカーとシングルモルトのウィスキーをこよなく愛するというライハラの「ポートレート・アルバム」。室内楽のための音楽を中心に作曲するライハラが、管弦楽、ホルン、ピアノのための書いた作品が紹介されます。管弦楽のための《バーリニー・ナイン》は、リバプールのチーム、エヴァートンFCでプレーしたダンカン・ファーガソン Duncan Ferguson の「音楽による肖像画」です。曲名の「バーリニー」は、相手チームの選手に対する暴行で有罪になったファーガソンが服役した刑務所の名、「ナイン(9)」はファーガソンもつけたことのあるエヴァートンFCのセンターフォワードの背番号です。フィンランド放送交響楽団をサカリ・オラモ Sakari Oramo が指揮しています。《独白 2》は、ライハラの友人、フィンランド放送交響楽団の首席奏者を務める「ホルンの魔術師」ユッカ・ハルユ Jukka Harju のために作曲された小品です。冬の嵐の吹き叫ぶ日に録音セッションが行われ、静かなパッセージにくると外の風の音が聞こえることから《旋風》の副題がつけられました。フィンランド放送交響楽団の委嘱作《鉄の雨》は、「物語」という背景をもたない「描画」のイメージで書かれたという作品です。ピアノのための《アフラオ・ハイウェイ》は、ライハラの西アフリカへの旅から生まれました。アフラオは、トーゴ経由でベナンに向かう「ハイウェイ」に沿ったガーナ国境の町。〈More Than Able(もっとやれる)〉〈Observers Are Worried(監視員たちは心配そう)〉〈Do Good in Case of Tomorrow(明日の用心に良い行いを)〉。穴ぼこ道を車で行く途中で目にした車のステッカーのスローガンをタイトルとする3曲から構成されています。ピアノのマティルダ・カルッカイネン Matilda Kärkkäinen(1980–)はシベリウス・アカデミーの出身です。ロマンティシズム時代のソナタを研究した論文で博士号を取得、新作の初演も積極的に行っています。《アードベック》は、スコットランドを代表するシングルモルトのひとつ「アードベッグ」の蒸留所があるインナー・ヘブリディーズ諸島、アイラ(アイレー)島の「音楽による風景画」として作曲されました。この曲と《鉄の雨》は、ロシア出身の指揮者、シベリウス・アカデミーに学んだディーマ・スロボデニュク Dima Slobodeniouk が、フィンランド放送交響楽団を指揮しています。

ピートとスモークと海藻の嵐(Peat, Smoke & Seaweed Storm)
オスモ・タピオ・ライハラ(1964–)
 バーリニー・ナイン(Barlinnie Nine)(1999)(管弦楽のための)*
 独白 2《旋風》(Soliloque 2: La tornade)(2012)
 (ホルン独奏のための)**
 鉄の雨(Rautasade)(2008)(管弦楽のための)†
 アフラオ・ハイウェイ(Aflao Highway)(2011)(ピアノのための)***
 アードベッグ(Ardbeg)(2003)(管弦楽のための究極の小品)†
  フィンランド放送交響楽団 */† サカリ・オラモ(指揮)*
  ディーマ・スロボデニュク(指揮) † ユッカ・ハルユ(ホルン)**
  マティルダ・カルッカイネン(ピアノ)***

録音 2005年4月20日(バーリニー)、2008年10月15日(鉄の雨) フィンランディアホール、2011年4月28日–29日 文化ホール(文化の家)(アードベッグ)、2012年11月21日 フィンランド放送(アフラオ)、11月30日 シポー旧教会(旋風)(フィンランド)
制作 リスト・ラテュ(バーリニー)、オスモ・タピオ・ライハラ(旋風、アフラオ)、マルック・ヴェイヨンスオ(鉄の雨)、ラウラ・ヘイキンヘイモ(アードベッグ)
録音 アヌ・ピュルッカネン(バーリニー、アフラオ)、カイ・ラッスフォルク(旋風)、ヤリ・ランタカウリオ(鉄の雨)、アンティ・ポホヨラ(アードベッグ)

喜びと悲しみの賛美歌

Alba ABCD362 SACD hybrid (5.0 multichannel/stereo) classical


カリ・ヴオラ Kari Vuola は、フィンランドを代表するオルガニストのひとり。シベリウス・アカデミーで教会音楽とオルガンを学び、1990年に卒業。デンマーク、ドイツ、スイスに留学し、2001年シベリウス・アカデミーの博士課程を修了しました。欧米各地でコンサートを行い、オルガン・フェスティヴァルの芸術監督、教師としても活動しています。ブラームス(ABCD121)、レーガー(ABCD175)、J・S・バッハ(ABCD209)の作品集、20世紀フィンランドの作品とブクステフーデとバッハの作品による『コントラスト』(ABCD343)につづくアルバム。娘を病気で失くしたリストの悲しみを癒したというバッハのカンタータ『泣き、嘆き、憂い、おののけ』に基づくピアノの変奏曲をオルガン用に編曲した作品と、フランスの作曲家による「喜びと悲しみ」の宗教的オルガン曲のプログラムです。この録音のためにヴオラが選んだ楽器は、フィンランド、ポリ市の中央ポリ教会(Keski-Pori kirkko)に2007年に設置された、北ドイツ、キールのパッシェン・キール・オルガン工房(Paschen Kiel Orgelbau)制作のオルガンです。ストップ数58、3段鍵盤とペダル。フランスのロマンティック・オルガンの伝統に基づき、オルガンのスペシャリスト、パリのクルト・ルーダース Kurt Lueders が設計、カレヴィ・マキネン Kalevi Mäkinen が調律を担当しました。府中の森芸術劇場ウィーンホールのオルガン(1991年)も、この工房の制作です。

喜びと悲しみの賛美歌
セザール・フランク(1822–1890) コラール第1番 ホ長調(1890)
 カンタービレ ロ長調(《3つの小品》(1878)第2曲)
フランツ・リスト(1811–1886)
 J・S・バッハのカンタータ『泣き、嘆き、憂い、おののけ』による変奏曲
 (1862 arr.1863)
カミーユ・サン=サーンス(1835–1921) 前奏曲とフーガ ロ長調 Op.99–2
ウジェーヌ・ジグー(1844–1925)
 トッカータ ロ短調(《10の小品》第4曲)
ルイ・ヴィエルヌ(1870–1937)
 ウェストミンスターの鐘(Carillon de Westminster)Op.54–6
 (《幻想的小品集》から)
  カリ・ヴオラ(オルガン)
 [中央ポリ教会(フィンランド)のパッシェン・キール・オルガン
  (2007年)]

録音 2011年10月24日 中央ポリ教会(ポリ、フィンランド)
制作 カリ・ヴオラ
録音 ミカ・コイヴサロ

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デンマーク・パートソングの黄金時代

dacapo 6.220568 SACD hybrid (Multichannel/stereo) classical/contemporary


19世紀の前半はデンマーク文化の真の黄金時代として知られます。ハンス・クリスチャン・アンデルセンやセーアン・キアケゴー(キルケゴール)の文学、オギュスト・ブルノンヴィルのバレエ、ヨハン・トマス・ロンビの絵画。音楽では、クーラウ Friedrich Kuhlau、ヴァイセ C.E.F. Weyse、J・P・E・ハートマン J.P.E. Hartmann、ニルス・W・ゲーゼ Niels W. Gade、ハイセ Peter Arnold Heise といった作曲家たちが、さまざまなジャンルにロマンティックな作品を次々と発表しました。アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン Ars Nova Copenhagen とポール・ヒリアー Paul Hillier の新しいアルバムは、このデンマーク文化の黄金時代とつづく世代の作曲家たちが書いた合唱作品を合わせて収録し、今に息づくデンマーク合唱音楽の「黄金時代」の姿を見つめます。

デンマーク・パートソングの黄金時代
カール・ニルセン(1865–1931)
 わがイエスよ、わが心に(Min Jesus lad mit hjerte få)
 自然の生まれ「ほほえみながら重荷を担う」
 (Sundt Blod “Jeg bærer mid smil min byrde”)
 郷愁「素晴らしい夕べのそよ風」(Hjemve “Underlige aftenlufte”)
フリートリヒ(フレゼリク)・クーラウ(1786–1832)
 あずま屋が影を作ってくれるように(Nu løvsalen skygge)
 (《妖精の王の娘》から)
 五月の歌「おお、美しき五月よ』(Majsang “O, den skønne, skønne maj”)
C・E・F・ヴァイセ(1774–1842)
 さすらい人の夜の歌「安らぎはすべての峰の彼方に」
 (Wandrers Nachtlied “Über allen Gipfeln ist Ruh”)
 舟歌「夜のしじまに」(Barcarole “Natten er så stille”)
 光の天使が輝きながら行く(Lysets Engel gaar med Glans)
 (ポール・ヒリアー 編曲)
J・P・E・ハートマン(1805–1900)
 宗教的、世俗的な詩 Op.86
  春、緑鮮やかに菩提樹が芽吹く(I våren knoppes en lind så grøn)
  私を愛していないことは知っている
  (Jeg ved, jeg vorder dig aldrig kær)
ニルス・W・ゲーゼ(1817–1890)
 ヴァルデマー王の狩「シェロンの勇ましき平野に」
 (Kong Valdemars jagt “På Sjølunds fagre sletter”)
 ダウマー妃の死(Dronning Dagmars død)(民謡編曲)
 5つの歌(Fünf Gesänge)Op.13 — 睡蓮(Die Wasserrose)
  秋に(Im Herbst) 森で(Im Wald)
トマス・リネマン・ラウプ(1852–1927)
 心よしずまれ、太陽が沈んでいく(Stille hjerte, sol går ned)
ペーター・アーノル・ハイセ(1830–1879)
 夜は優しくいとしく(Natten var mild og kær)
スヴェン・S・シュルツ(1913–1998)
 デンマークは香しく(Yndigt dufter Danmark) 
イプ・ネアホルム(1931–)
 わがデンマークの源泉(Mine danske kilder)Op.128
 (混声合唱のための5つの歌)
  明るい雲(De lette skyer) 神は肥沃な土地に(Wi saais nu)
  鳥の群れ(Fugleflokke) 無邪気に寝転がる(Innocens den liggende)
  杭州の一皿(Fadet fra Hangchou)
  アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン ポール・ヒリアー(指揮)

録音 2011年、2012年

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マデトヤ 交響曲第1番・第3番

Ondine ODE1211–2 classical


交響詩《クッレルヴォ》、交響曲第2番、《エレジー》(ODE1212-2)につづくヘルシンキ・フィルハーモニックとストゥールゴールズ John Storgårds のマデトヤ Leevi Madetoja 管弦楽作品集。3曲の交響曲のうちもっとも短く、オーケストレーションも簡潔な第1番。「フランス風のエレガンスなオーケストレーションとさりげなく流れる対位法に彩られたテクスチュア」(キンモ・コルホネン)が特徴的な第3番の交響曲。日本の題材に基づきながらも「表面的な異国趣味の罠にはまることなく、うっとりするような様式化された東洋の雰囲気を魔術でも使ったように巧みに呼び起こす」(コルホネン)バレエパントマイム《オコン・フオコ》。

レーヴィ・マデトヤ(1887–1947)
 交響曲第1番 ヘ長調 Op.29 交響曲第3番 イ長調 Op.55
 バレエパントマイム《オコン・フオコ (Okon Fuoko)》組曲 Op.58)
  夢の魔術師オコン・フオコ 客の登場 人形たちの踊り
  男の踊り、女の踊り、ダンス・グロテスク
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

録音 2013年4月19日、22日–23日 ヘルシンキ・ミュージックセンター

ユンパネン — ベートーヴェン ピアノソナタ集

Ondine ODE1248–2D 2CD's classical


パーヴァリ・ユンパネン Paavali Jumppanen はシベリウスアカデミーの出身。1994年のマーイ・リンド・ピアノコンペティションで第1位を獲得した後、バーゼル音楽アカデミーのクリスチャン・ツィマーマンに学びソリストのディプロマを取得しました。パリ、ニューヨーク、ウィーン、ロンドンなど欧米のオーケストラと共演。ソロコンサートを行いながら、フィンランドのクフモ室内楽フェスティヴァルをはじめとする室内楽コンサートへの出演も続けています。ピエール・ブーレーズに指名されて録音した彼のピアノソナタ3曲(DG 477 5328)が代表的録音。Op.2 の3曲、第28番と第29番《ハンマークラヴィーア》。ベートーヴェンのソナタ5曲は、クフモ・アーツセンターの大きい方のホール、席数668のレントゥアホールで録音セッションが行われました。

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827) ピアノソナタ集
 ピアノソナタ第1番 ヘ短調 Op.2–1 ピアノソナタ第2番 イ長調 Op.2–2
 ピアノソナタ第3番 ハ長調 Op.2–3 ピアノソナタ第28番 イ長調 Op.101
 ピアノソナタ第29番 変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》
  パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ)

録音 2011年6月(Op.106)、2012年6月 クフモ・アーツセンター、レントゥアホール(クフモ、フィンランド)

ラッテュア — スカルラッティ ソナタ集

Ondine ODE1232–2 classical


シベリウスアカデミーで修士号を取得。オーストリアの音楽大学で教えながらソロと室内楽の活動をつづけるフィンランドのアコーディオン奏者、ヤンネ・ラッテュア Janne Rättyä(1974–)の《ゴルトベルク変奏曲》(ODE1209–2)に次ぐアルバム。

ドメニコ・スカルラッティ(1685–1757)(ヤンネ・ラッテュア 編曲)
 ソナタ ハ短調 K.22 ソナタ ハ短調 K.11 ソナタ ハ長調 K.159《狩り》
 ソナタ ハ短調 K.129 ソナタ ヘ長調 K.6 ソナタ ヘ短調 K.386
 ソナタ ヘ短調 K.19 ソナタ ヘ短調 K.519 ソナタ ホ長調 K.135
 ソナタ ホ短調 K.203 ソナタ ト長調 K.13 ソナタ ト短調 K.30
 ソナタ ト短調 K.13 ソナタ ニ短調 K.1 ソナタ ニ短調 K.52
 ソナタ ニ長調 K.140
  ヤンネ・ラッテュア(アコーディオン)

録音 2013年6月24日26日 グラーツ=シュトラスガング教区教会(オーストリア)

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アナグラム(Anagram)

Grong GMP13016 classical/contemporary


金管アンサンブル、ノルウェー・ブラス・エクスポ Norwegian Brass Expo は、長い伝統をもつノルウェーのブラス音楽をさらに発展させるため、2007年に創設されました。メンバーは、オスロ・フィルハーモニック、スタヴァンゲル交響楽団、 ノルウェー・オペラ管弦楽団、ノルウェー軍音楽隊、アイカンゲル=ビョシュヴィーク金管バンド、スウェーデンのマルメ交響楽団の金管楽器奏者。フリーランスのプレーヤーも参加しています。2009年、ムソルグスキーの《展覧会の絵》、ドビュッシーの《マスク》、J・S・バッハの《ブランデンブルク協奏曲第3番》によるアルバム第1作『展覧会』(Grong GMP9–17N)をリリース。高い技術に裏打ちされた興に乗った音楽は、ブラスミュージックのファンばかりでなくオーケストラ音楽の聴き手からも支持されました。ロングセラーの一枚です。セカンドアルバム『アナグラム』。彼らの重要なレパートリー「今日の音楽」から4曲が選ばれました。デリク・ブルジョワ Derek Bourgeois の《10の金管楽器のための合奏協奏曲》はフィリップ・ジョーンズの委嘱作。ロンドンのサッカーチーム、アーセナルのファンとして知られるターネッジ Mark-Anthony Turnage の《Set To(本気で行く)》は、スタジアムの「チャント」をモデルにしたような音楽から始まります。フィンランドのラウタヴァーラ Einojuhani Rautavaara の《天使の遊び場》はヘルシンキ・フェスティヴァルの委嘱により作曲され、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルが初演。ブラスアンサンブルのスタンダード曲として定着しています。ヨン・オイヴィン・ネス Jon Øivind Ness は今日のノルウェーを代表する作曲家のひとり。日常のさりげない事象をヒントに思考をめぐらせた、さまざまなスタイルの作品を発表しています。彼の作品はどれも一風変わった題名をもち、環境音楽とミニマルミュージックの影響を受けて作曲したという金管十重奏と打楽器のための音楽も、「Yacky Gut Fur, Sour Beehives(まずいはらわたの猟獣、酸っぱいミツバチの巣)」のタイトルがつけられています。ファーストアルバムと同じモッテン・シェルレルプ・ヴェンスベルグ Morten Schjelderup Wensberg(1973–)の指揮。オスロ郊外、アスケルのホルメン教会での録音です。

アナグラム(Anagram)
デリク・ブルジョワ(1941–)
 10の金管楽器のための合奏協奏曲
 (Concerto Gross for 10 Piece Brass)Op.61
マーク=アンソニー・ターネッジ(1960–)
 Set To(本気で行く)(1992–93)(金管十重奏のための)
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928–)
 天使の遊び場(Playgrounds for Angels)(1981)
ヨン・オイヴィン・ネス(1968–)
 Yacky Gut Fur, Sour Beehives
 (まずいはらわたの猟獣、酸っぱいミツバチの巣)
 (金管十重奏と打楽器のための)
  ノルウェー・ブラス・エクスポ
  モッテン・シェルレルプ・ヴェンスベルグ(指揮)

録音 2013年2月25日–28日 ホルメン教会(アスケル、ノルウェー)
制作・録音 オースゲイル・グロング

試聴盤があります

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オースゴール — ブラームス チェロとピアノのための作品全集

Avie AV2300 2CD's special price classical


ヨナタン・オースゴール Jonathan Aasgaard(1974–)はノルウェー生まれ。オスロのバラット=デゥーエ音楽学校でビョルン・スールムに学んだ後、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校でレナード・スティーンに師事しました。1999年からロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団の首席奏者を務めています。マーティン・ロスコー Martin Roscoe(1952–)と共演したブラームス作品集。ピアノ協奏曲第2番の〈アンダンテ〉は、DG録音のプロデューサーとして知られるドイツのピアニスト、指揮者、編曲者、コルト・ガルベン Cord Garben(1943–)が編曲し、2011年に出版された版による、世界初録音です。

ヨハネス・ブラームス (1833–1897) チェロとピアノのための作品全集
 チェロソナタ第1番 ホ短調 Op.38 チェロソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
 スケルツォ(ヴァイオリンソナタ《F.A.E. のソナタ》から)
 (ワトソン・フォーブズ 編曲)
 ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調 Op.78《雨の歌》(ブラームス 編曲)
 ハンガリー舞曲集(アルフレード・ピアッティ 編曲) – 第1番 第2番
  第5番 第6番 第7番
 歌曲の編曲(編曲者不詳)
  野の寂しさ Op.86-2 調べのように私を通り抜ける Op.105-1
  サッフォー風頌歌 Op.94-4 子守歌 Op.49-4 愛のまこと Op.3-1
  愛の歌 Op.71-5
 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 – 第3楽章 アンダンテ
 (コルト・ガルペン 編曲)(世界初録音)
  ヨナタン・オースゴール(チェロ) マーティン・ロスコー(ピアノ)

録音 2009年2月1日–2日、2011年4月11日、2012年9月3日 フライアリー(リヴァプール、イギリス)

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テーム・ヴィーニカイネン・トリオ — hit it!

Prophone PCD146 jazz


ギタリストのテーム・ヴィーニカイネン Teemu Viinikainen(1975–)をリーダーにベーシストのヴィッレ・ヘッララ Ville Herrala とドラマーのミカ・カッリオ Mika Kallio が加わったフィンランドのトリオ。デビューアルバム『Nyt!(今!)』(PCD117)につづく第2作は、彼らが2013年の初頭に行ったツアーの間に少しずつ形が整えられました。アップテンポのブルースナンバー《Hit It!》に始まり、古典的ナンバー、デューク・エリントンの《Things Aren’t What They Used to Be》とジョー・ザヴィヌルの《Directions》を加えたプログラム。音楽のエネルギーが前作より強く意識されていると言われます。キース・ジャレットの音楽からインスピレーションを受けたという《Kiitti J(ありがとう、J)》など6曲はヴィーニカイネンのオリジナル曲です。

テーム・ヴィーニカイネン・トリオ — hit it!
 Hit It!(Viinkainen) Things Aren’t What They Used to Be(Ellington)
 5 am(Viinkainen) Kiitti J(Viinkainen) Intro(Viinkainen)
 VP(Viinkainen) Directions(Zawinul) Prology(Viinkainen)
  テーム・ヴィーニカイネン・トリオ
   テーム・ヴィーニカイネン(ギター) ヴィッレ・ヘッララ(ベース)
   ミカ・カッリオ(ドラムズ)

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ヴァルド・ルメセンブラームス ピアノ作品集

Estonian Record Productions ERP7513 classical



ヨハネス・ブラームス (1833–1897) ピアノ作品集
 4つのバラード Op.10 カプリッチョ 嬰ヘ短調 Op.76–1
 間奏曲 変ホ長調 Op.117–1 間奏曲 変ロ短調 Op.117–2
 間奏曲 イ短調 Op.118–1 間奏曲 イ長調 Op.118–2
 間奏曲 ホ短調 Op.118–6 間奏曲 ロ短調 Op.119–1
 ラプソディト短調 Op.79–2
  ヴァルド・ルメセン(ピアノ) [ピアノ Steinway & Sons]

録音 2013年11月2日–3日 エストニア・コンサートホール(タリン、エストニア)

ピュア・ヘンデル

Estonian Record Productions ERP6212 classical



ピュア・ヘンデル(Pure Handel)
G・F・ヘンデル(1685–1759)
 歌劇《アドメート(Admeto)》HWV22 – 序曲
 カンタータ《エーロとレアンドロ(Ero e Leandro)》HWV150 *
 《水上の音楽(Water Music)》組曲第1番 ヘ長調 HWV348
 カンタータ《ああ!あまりにも不釣り合いな(Ah! che troppo ineguali)》
  HWV230 *
 合奏協奏曲 ヘ長調 Op.6–2 HWV320
 オラトリオ《時と悟りの勝利(Il trionfo del Tempo e del Disnganno)》
  HWV46a
  – 選ばれし天よりの使者よ(Tu del ciel ministro eletto)*
  ヨーロッパ・ユニオン・バロック管弦楽団
  ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ、指揮)
  マリア・キーオヘイン(ケオハーン)(ソプラノ)*

録音 2008年–2011年 トリフォリオン文化・観光・国際会議センター(エヒタナハ、ルクセンブルク)

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サロネンバルトーク《青ひげ公の城》

Signum Classics SIGCD372 classical



ベーラ・バルトーク(1881–1945) 歌劇《青ひげ公の城》
  ジョン・トムリンソン(バス、青ひげ公)
  ミシェル・デヤング(メゾソプラノ、ユーディト)
  ジュリエット・スティーヴンソン(ナレーション)
  フィルハーモニア・ヴォイセズ
  フィルハーモニア管弦楽団 エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
 [歌唱(後報)]

録音 2011年(ライヴ)

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グリーグ、ドホナーニ、ショパン チェロソナタ

Centaur CRC3293 classical


エドヴァルド・グリーグ(1843–1907) チェロソナタ イ短調 Op.36
エルノ(エルネスト・フォン)・ドホナーニ(1877–1960)
 チェロソナタ 変ロ短調 Op.8
フレデリク・ショパン(1818–1849)
(アレクサンドル・グラズノフ(1865–1936)編曲)
 チェロとピアノのための練習曲 Op.25–7
  ロナルド・レナード(チェロ) チャン・ヤ=ティン(ピアノ)

録音 2012年8月15日–16日

ギターで弾くグリーグ

Centaur CRC3306 classical


エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
(ピーター・フレッチャー(1968–)編曲)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第1集 Op.12
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第9集 Op.68
 ソールヴェイの歌(Solveigs sang)
 組曲《ホルベアの時代から(Fra Holbergs tid)》 Op.40
  — サラバンド(Sarabande)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第4集 Op.47 — メロディ(Melodi)
  エレジー(悲歌)(Elegi)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第8集 Op.65 — 農民の歌(Bondens sang)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第10集 Op.71
  — 昔むかし(Det var engang) 余韻(思い出)(Efterklang)
 伝承による19のノルウェー民謡(Hidtil utrykte Norske folkeviser)Op.66
  — 子守歌 (Bådnlåt)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第3集 Op.43 — 故郷にて(I hjemmet)
  ピーター・フレッチャー(ギター)

録音 2009年–2012年

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