2014年10月



波動と中断(Waves & Interruptions)

2L 2L103PABD Pure Audio Blu-ray contemporary


ノルウェーの作曲家シェルブレードの室内楽作品が Pure Audio Blu-ray のアルバムでリリースされます。打楽器奏者ラウデによって演奏されることを念頭におき、「メロディ楽器」としての打楽器をクローズアップした5曲と、ヴィオラ・ソロのための1曲。2001年から2013年にかけて書かれた作品です。

ビョルン・ボルスタ・シェルブレード Bjørn Bolstad Skjelbred は1971年生まれの作曲家です。ノルウェー国立音楽アカデミーのアスビョルン・スコートゥンとビョルン・クルーセに作曲を学び、ディプロマを取得、ルチアーノ・ベリオのアシスタントを務めたルカ・フランチェスコーニ Luca Francesconi(1956–)に私的に師事しています。編曲者、即興演奏家、音楽教師としても活動し、ノルウェーの俳優グループ「デ・ユートヴァルグテ」(選ばれし者たち)、ヴォーカルアンサンブル「ノルディック・ヴォイセズ」、ハンガリーのバンド「ファビュラ・ラサ」、スウェーデンのアンサンブル「ペーロル・フォール・スヴィーン」(豚に真珠体験)をはじめ、さまざまなジャンルの芸術家と共同作業を行ってきました。このアルバムのプログラムノートは、彼を教えた作曲家スコートゥンが執筆し、彼の音楽についてこう述べています。「シェルブレードの音楽は静かだ。彼の音楽に個性と独創性を与える『静けさ』は、はにかみがちな人物像そのままだ。ステージから跳びだし、威圧的に聴き手を掴む音楽ではない。むしろ、聴き手が自ら身を乗り出し、表面には表れない微細に刻まれた過程をたどってみたくなる音楽だ。シェルブレードは、曖昧さのないフィナーレに向けて聴き手を誘導することを意識して避ける」(アスビョルン・スコートゥン)。

このアルバムで演奏される作品には、ギリシア神話の「夜の女神」を曲名とするヴィオラのための《ニュクス》をのぞき、《動き》《底流を認める》《静止した流れ…》《絡み合い、動く線》《波動と中断》と抽象的なタイトルが与えられています。作曲家からの「解説」もなく、すべてが聴き手に委ねられます。「私は自分自身を、音楽に黙想の時を探し求める、落ち着かない魂だと考えています。静けさという、私の生活の中に時折現れる、わずかだが、素晴らしい瞬間」(シェルブレード)。

アルバムのメイン・アーティスト、アイリク・ラウデ Eirik Raude(1973–)は、シェルブレードがしばしば共同作業を行ってきたプレーヤーです。ノルウェー国立音楽アカデミー、ロッテルダム音楽院、イェール大学で学び、オスロ・フィルハーモニックの打楽器奏者を10年間務めた後、ソリスト、教師として活動し、優れた打楽器奏者の多いスカンディナヴィアでも際立った技術と感覚をもった奏者とみなされています。ベルリンのフィルハーモニー、ロサンジェルス、ヘルシンキ、ストックホルム、オスロをはじめとするオーケストラと共演。ネアゴーの《易経(I Ching)》、マグヌス・リンドベリの《メタルワーク》、マーク・アダリーの《メカニクス 1》を演奏した最初のソロアルバム『易経』(Simax PSC1255)は、高い評価を受けました。《動き》《静止した流れ…》《波動と中断》のマリンバ、《底流を認める》《絡み合い、動く線》のヴィブラフォーン。スコートゥンとシェルブレードの言う「静けさ」が現実の「音」に表現されます。《絡み合い、動く線》では、アンティークシンバル「クロタル」も使われています。

アルバム『波動と中断』の録音セッションは、オスロに近いベールムのヤール教会で行われました。ノルウェー生まれ、ノルウェー室内管弦楽団の首席ヴィオラ奏者、ロンドンの王立音楽大学の教授を務めるイーダ・ブリューン Ida Bryhn(1981–)。ノルウェー放送管弦楽団とノルウェー室内管弦楽団の首席フルート奏者、ソリストとしても人気のトム・オッタル・アンドレーアセン Tom Ottar Andreassen(1963–)。今日の音楽をレパートリーに活動し、ヴァイオリニストのラーシュ=エーリク・テル・ユングとデュオ「Twitter Machine」を組んだ録音活動もするギタリストのトマス・シェクスタ Thomas Kjesktad(1971–)。それぞれに音楽シーンで活躍するプレーヤーたちです。DXD(352.8kHz/24bit)録音。マリンバ、ヴィブラフォーン、バスフルート、ヴィオラ、ギター……楽器の音が「楽器」を超え、作曲者の思い描いた「音楽」となって聴き手を包みこむ。作曲家のヴォルフガング・プラッゲとシェルブラードが共同で制作にあたりました。

波動と中断(Waves & Interruptions)
ビョルン・ボルスタ・シェルブレード(1970–)
 動き(Movements)(マリンバとヴィオラのための)
 底流を認める(Recognizing the Undercurrent)
 (ヴィブラフォーンのための)
 静止した流れ…(Still Waters…)(マリンバとバスフルートのための)
 絡み合い、動く線(Lines in Motion, Entwined)
 (ヴィブラフォーン、クロタル、フルート群とギターのための)
 ニュクス(Nyx)(ヴィオラのための)
 波動と中断(Waves & Interruptions)(マリンバのための)
  アイリク・ラウデ(打楽器) イーダ・ブリューン(ヴィオラ)
  トム・オッタル・アンドレーアセン(フルート群)
  トマス・シェクスタ(ギター)

録音 2013年8月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
制作 ヴォルフガング・プラッゲ、ビョルン・ボルスタ・シェルブレード
録音エンジニアリング ビアトリス・ヨハンネセン
ミクシング、マスタリング ビアトリス・ヨハンネセン、モッテン・リンドベルグ

[DXD(352.8kHz/24bit)録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(192kHz/24bit), 2.0 LPCM (192kHz/24bit), mShuttle: FLAC 96kHz + MP3 Region ABC]

https://www.youtube.com/watch?v=gow2mMswPR8

価格 ¥3,300(本体価格)

Pure Audio Blu-ray ディスクのアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください


[アイリク・ラウデのディスク]



Simax PSC1255 『易経』 ― 打楽器のための音楽
ペア・ネアゴー(1932–) 易経(I Ching)
マグヌス・リンドベリ(1958–)
 メタルワーク(Metal Work)(1984)(打楽器とアコーディオンのための)
マーク・アダリー(1960–) メカニクス(Mechanics)
  アイリク・ラウデ(打楽器) フルーデ・ハルトリ(アコーディオン)



Aurora ACD5057 異国の鳥たち(Oiseaux Exotiques)
オリヴィエ・メシアン(1908–1992)
 異国の鳥たち(Oiseaux exotiques)(1955–56)
トシュタイン・オーゴール=ニルセン(1964–)
 ウィンズ・オブ・チェンジズ(Winds of Changes)(2002)
 (小ウィンドアンサンブルのための)
アイヴィン・ビューエネ(1973–)
 トポグラフィックス(Topographics)(2002)(バンドのための)
  ホーコン・アウストボー(ピアノ) アイリク・ラウデ(打楽器)
  ノルウェー国防軍軍楽隊(ベルゲン) ペーテル・シルヴァイ(指揮)

ページの先頭へ


見えざる都市

Daphne DAPHNE1046 classical/contemporary


ブリッタ・ビューストレム Britta Byström は、スウェーデン、スンツヴァールの生まれ。14歳から作曲を学び始め、ストックホルムの王立音楽大学のペール・リンドグレーン、ベント・セーアンセンの下で研究を続けました。管弦楽のための作品を中心に作曲し、室内楽作品、声楽作品、室内オペラも手がけています。彼女の作品では、文学だったり絵画だったり、音楽外の要素がしばしば出発点になり、それが作品のタイトルにも反映しています。ピアノ三重奏曲《黄色の中の交響曲(Symphony in Yellow)》(dB Productions dBCD133)はオスカー・ワイルドの詩、アントンセンが録音したトランペット協奏曲《錯誤(Förvillelser)》(BIS CD1548)はヤルマル・セーデルベリの小説、彼女の「ポートレート・アルバム」の『説得』(Phono Suecia PSCD174)に収録された3つの作品は、管弦楽のための《説得(Persuasion)》がジェーン・オースティン、打楽器協奏曲《木のぼり男爵(The Baron in the Trees)》はイタロ・カルヴィーノ、《緋色の研究(En studie i rött)》はコナン・ドイルの小説。こうしたタイトルは、音楽の内容に直接関係がない場合でも、「音楽を知るため、感じるため」の手がかりとすることができます。

アルバム『見えざる都市』には3つの作品が収められました。《ピクニック・アット・ハンギングロック》は、ハリソン・フォード主演の『刑事ジョン・ブック 目撃者(Witness)』(1985)やロビン・ウィリアムズ主演の『いまを生きる(Dead Poets Society)』(1989)で知られるオーストラリアの映画監督ピーター・ウィア Peter Weir(1944–)が1975年に撮った『ピクニック・アット・ハンギングロック(Picnic at Hanging Rock)』を基にした「音詩」です。「All that we see or seem / Is but a dream within a dream(わたしたちに見えるもの、見えると思っているものは、すべて 夢のなかの夢にすぎない)」という、エドガー・アラン・ポーの詩『A dream within a dream(夢のなかの夢)』の一節に始まるウィアの映画は、ピクニックに出かけた女学校の生徒の失踪事件を描いた作品です。ビューストレムは「失踪」を音楽のモチーフに選び、「少女たちが岩の中に入って行く」といったイメージを「夢のような環境(drömska)」を背景とする多彩で絶えず変化する音楽に重ね合わせています。

《暗くなってからの散歩》は、《ピクニック・アット・ハンギングロック》の「夢のような環境」を共有する作品です。賛美歌やアフリカの音楽からもインスピレーションを得たという、快活さ、居心地のいい気分、リズミカルな推進力をもった音楽。この作品は、彼女が作曲法を教わり、この曲に取り組んでいた時に亡くなったアンデシュ・エリーアソン Anders Eliasson(1947–2013)の思い出に捧げられました。

《見えざる都市》は、イタロ・カルヴィーノ Italo Calvino(1923–1985)の『見えざる都市(Le città invisibili)』からインスピレーションを得て作曲されました。マルコ・ポーロとフビライ汗の会話という体裁をとり、都市の存在の仕方、ひいては人間の在り方を語った小説。ビューストレムは、この曲を「官能的にうねるピアノの音型を道標とする変奏曲のセット」に設定。カルヴィーノの小説の各章と同じ〈都市と記憶〉〈都市と欲望〉〈都市と記号〉〈精緻な都市〉〈交易都市〉〈都市と(まなさざし)〉〈都市と名前〉〈都市と死者〉〈都市と空〉〈連続都市〉〈隠れた都市〉のタイトルをもつ11の部分が、連続して演奏されます。「迷宮の体験」ともみなされる音楽の中に、ルトスワフスキの《ヴェネツィアの遊び(Jeux vénetiens)》、オッフェンバックの《ホフマン物語》の〈舟歌〉、ビューストレム自身の《舟歌(Barcarole)》が引用されています。

指揮者のダニエル・ブレンドゥルフ Daniel Blendulf (1981–)は、テデーエンとハインリヒ・シフにチェロを学び、チェリストとしてデビューしました。指揮者となってからは、マルメ交響楽団、王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、ヨーテボリ交響楽団、スウェーデン室内管弦楽団と、スウェーデンを代表するオーケストラを指揮。デンマーク国立交響楽団、ニュージーランド交響楽団、シドニー交響楽団などに客演してきました。オペラもレパートリーとし、王立スウェーデン・オペラの《カルメン》《ドン・パスクアーレ》、エリーアソンの室内オペラ《カロリーナの眠り(Karolinas sömn)》初演を指揮しています。エレン・ニスベト Ellen Nisbeth はスウェーデンのヴィオラ奏者。ストックホルムの王立音楽大学、ノルウェー国立音楽大学、ロンドンの王立音楽大学で学びました。

見えざる都市(Invisible Cites)― ブリッタ・ビューストレム(1977–)
 管弦楽作品集
 ピクニック・アット・ハンギングロック
 (Picnic at Hanging Rock/Utflykt i det okända)(2009–10)*
 ヴィオラ協奏曲《暗くなってからの散歩(A Walk after Dark)》(2013)**
 見えざる都市(Invisible Cites)(2013)†
  マルメ交響楽団 */† エレン・ニスベト(ヴィオラ)**
  スウェーデン放送交響楽団 ** ダニエル・ブレンドゥルフ(指揮)

録音 2014年2月15日 ベールヴァルドホール(ストックホルム)(ライヴ)、3月28日–29日 マルメ・コンサートホール(スウェーデン)
制作 ビョーン・ウッデーン *、ヤン・B・ラーション **、グンナル・ヤンソン †
録音 ハンス・ラーション */†、イアン・シーダホルム **

価格 ¥2,450(本体価格)

試聴盤があります

ページの先頭へ


アルフ・ヘッグクヴィスト ― 霧

Losen Records LOS133-2 jazz


スウェーデンのグループ。リーダーのピアニスト、アルフ・ヘッグクヴィスト Alf Häggkvist は、ヴェステルボッテンの農村に生まれ、コミュニティカレッジとマルメ音楽大学で学びました。ピテオーとストックホルムの音楽アカデミーで教職を務め、1992年にストックホルムに移って、1999年からフリーランスのミュージシャンとして活動しています。プッテ・ヴィクマン、ウルフ・アドーケル、ヨアキム・ミルデル、スヴァンテ・テューレソン、ペーテル・アスプルンド、ミケール・ローベリ、クレース・ヤンソンと共演。1991年からトリオを発足させ、1995年から現在のメンバー、フレードリク・ユングクヴィストやカール=マッティン・アルムクヴィストと演奏したベーシストのフィリップ・アウグストソン Filip Augustson(1973–)と、子息のクリステル・ヘッグクヴィスト Krister Häggkvist のトリオで演奏しています。『Fog』は、『The Beautiful High Coast』(2001)と『Crystals』(2004)につづくアルフ・ヘッグクヴィスト・トリオの3作目のアルバムです。ヘッグクヴィストは、キース・ジャレット、ビル・エヴァンズ、ジョン・テイラー、ケニー・ウィーラーの音楽から影響を受け、北欧の抒情をこよなく愛していると言います。このアルバムのコンセプトも「北欧の色調で彩った、ジャズとクラシカルミュージックのミックス」です。スタンダードナンバーの《All The Things You Are》と《I Hear a Rhapsody》のハーモニーを使い「アルフのテーマ」とした2曲と、作曲家でもある彼がこのアルバムのために書いた新曲を合わせた11曲。「三人のインタープレイがとても楽しかったセッション」で録音され、ほとんどのトラックが「ファーストテイク」の収録。オッド・イェルスネス Odd Gjelsnes の主宰するノルウェーのレーベル、Losen Records の制作です。

アルフ・ヘッグクヴィスト ― 霧(Fog)
 All The Things You Are/Alf's theme(Jerome Kern/A. Häggkvist)
 Fog(霧)(A. Häggkvist)
 Five Years Later(5年後に)(A. Häggkvist)
 Annie(アニー)(A. Häggkvist)
 I Hear a Rhapsody/Alf’s theme
 (George Fragos/Jack Baker/Dick Gasparre/A. Häggkviste)
 Meditation(瞑想)(A. Häggkvist)
 Spring Lingers(春たたずみて)(A. Häggkvist)
 May(五月)(A. Häggkvist)
 Winter Is Over(冬が過ぎ)(A. Häggkvist)
 Glitter(きらきら輝く)(A. Häggkvist)
 Soft November(やわらかな十一月)(A. Häggkvist)
  アルフ・ヘッグクヴィスト(ピアノ)
  フィリップ・アウグストソン(ベース)
  クリステル・ヘッグクヴィスト(ドラムズ)

録音 2014年6月12日–13日 ゴンドリン・スタジオ(ストックホルム)
録音・ミクシング ペール・ハルマン

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


イリナ・ビョークルンド ― La vie est une fête

naïve NJ623811 pop/vocal


イリナ・ビョークルンド Irina Björkund(1973–)はフィンランドのシンガーソングライター。スウェーデンのダンデリードに生まれ、両親とともにフィンランドに移る前、幼い頃にフランスにも住んだことがあります。フィンランド演劇アカデミーに学び、ヘルシンキのスウェーデン劇場から女優としてのキャリアーをスタートさせ、ミカ・カウリスマキ監督の作品、フランス映画などに出演。ジョージ・クルーニー主演の映画『ラスト・ターゲット(The American)』(2010)ではクルーニーの恋人役を演じました。フランスのレーベル naïve からリリースされる『La vie est une fête(人生はパーティ)』は彼女の4作目のソロアルバム。フィンランド語で書かれた歌を彼女がフランス語に訳した歌詞で歌っています。《ロマンス》は、混声合唱と男声合唱のための作品で親しまれている作曲家、合唱指揮者としても活躍したフォウグステット Nils-Eric Fougstedt(1910–1961)のもっともよく知られた曲のひとつです。フランスのミュージシャンでヌーヴェル・ヴァーグのマルク・コラン Marc Collin と、ヌーヴェル・ヴァーグのリードヴォーカルでもあるキューバ系アメリカのミュージシャン、リセット・アレア LIset Alea が制作を担当しました。

イリナ・ビョークルンド ― La vie est une fête(人生はパーティ)
 Ma fleur bleue(わたしの青い花)(Irina Björkund/Olavi Uusivirta)
 L’automne(秋)(Erna Tauro/Tove Jansson)
 La vie est une fête(人生はパーティ)(Irina Björkund/Samuli Putro)
 La voix des étoiles(星の声)(Toivo Kärki/Reino Helismaa)
 Pour Laura(ローラに)(Mats Hulden/Kauko Röyhkä)
 Le rêve bleu(青い夢)(Tapio Rautavaara/Martti Haavio)
 Lui(彼)(Irina Björkund/Jukka Karjalainen)
 Au loin s’envolent les nuages(雲は遠くへ)
 (Jani Uhlenius/Jarkko Laine)
 Un accord bleu(青のハーモニー)(Irina Björkund/Timo Kiiskinen)
 Ton mariage(あなたの結婚)(Irina Björkund/Knipi)
 Romance(ロマンス)(Nils-Eric Fougstedt/Reino Hirviseppä)
 Tout vu(すべてが見えてしまった)(Irina Björkund/Timo Kiiskinen)
  イリナ・ビョークルンド(ヴォーカル、ミュージカルソー)
  ヤンネ・ハーヴィスト(パーカッション、ドラムズ)
  ミッコ・マケラ(ベース)
  マルクス・ノルデンストレング(エレクトリックギター、
   アクースティックギター、スライドギター、トレモロギター、
   チェンバリン、マルクソフォーン、オプティガン・オルガン、
   ファルフィサ・オルガン、アトモスフェリック・オルガン)
  テロ・ペンナネン(アコーディオン、フェンダーローズ)
  ヤンネ・ラッパライネン(アクースティックギター)
  ヴェーラ・ライティオ(ヴァイオリン)

録音 G-Point Studio(パリ)、E-Studio(ヘルシンキ)
制作 マルク・コラン、リセット・アレア

価格 ¥2,050(本体価格)

“La vie est une fête”

ページの先頭へ


海の星 ― 海と海岸の行進曲

LAWO Classics LWC1062 classical/wind band music


ノルウェー海軍には、ホルテンに本拠を置き「海軍音楽隊(Marinemusikken)」とも呼ばれる王立ノルウェー海軍音楽隊(Kongelige norske marines musikkorps)とベルゲンの海軍基地に所属するノルウェー軍西部音楽隊(Forsvarets musikkorps vestlandet)(FMKV)のふたつのプロフェッショナル・バンドがあります。ベルゲンのバンドは、1792年、ノルウェー陸軍によって創設され、今日も高い水準の技術を保ちながら、ミリタリーミュージック、クラシカル音楽、ジャズ、ポップ・ミュージックをレパートリーとする活動を続けています。土曜日の午後、ベルゲンの広場で彼らの演奏する音楽が「ベルゲンっ子」と観光客を楽しませるとともに、ヨン・オイヴィン・ネスやベルゲン在住のクヌート・ヴォーゲの作品を演奏した『砂漠から届いた悪い知らせ』(Aurora ACD5053)をはじめとする現代音楽の録音によりノルウェーの音楽シーンで重要な役割を担っています。2009年からは海軍の軍服を着て演奏するようになり、ノルウェー海軍音楽隊(Sjøforsvarets musikkorp)の名でも呼ばれます。2013年に録音されたアルバム『海の星』では、ノルウェーとスウェーデンの作曲家による作品も含み、「海」にちなむ音楽が演奏されます。《祝祭行進曲》は、FMKV のトランペット奏者、スヴァイン・ヘンリク・ギスケ Svein Henrik Giske が、隊の委嘱により作曲した作品です。ノルウェーの指揮者、インガル・ベルグビ Ingar Bergby(1964–)は、ノルウェー音楽アカデミーのリカルド・シェルストルプにクラリネット、カシュテン・アンデシェンに指揮法を教わった後、シベリウス・アカデミーのヨルマ・パヌラの指揮法クラスで学びました。1991年にベルゲンの BIT20 アンサンブル、1993年に Opera Vest の首席指揮者に就任。ノルウェーとスウェーデン各地のオーケストラに客演し、1999年にはスウェーデンのヴェルムランド歌劇場の首席指揮者に就任。《フィデリオ》《トスカ》《仮面舞踏会》やベートーヴェンとブラームスの交響曲などを指揮しています。ノルウェーのウィンドバンドへの客演も多く、これまでに5回、リレストレムのバンドを率いてナショナル・チャンピオンシップに優勝しています。

海の星(Stella Maris)― 海と海岸の行進曲(Marches from Sea and Shore)
ヴィルヘルム・ツェーレ(1876–1956) 陸軍と海軍(Army and Marine)
フリードリヒ・シュポーア(1830–1896) キールに敬礼(Gruss an Kiel)
カール・ラタン(1840–1888)
 ストッシュ提督行進曲/クロノベリ連隊行進曲
 (Admiral Stosch-Marsch/Kungliga Kronobergs regementes marsch)
オスカル・ボルグ(1851–1930)
 アメリカ-ノルウェー(Amerika – Norge)
ジョン・フィリップ・スーザ(1854–1932)
 海を越える握手(Hands across the Sea)
ユリウス・フチーク(1903–1943)
 提督旗の下で(Unter der Admirals Flagge) Op.82
ジャック・オッフェンバック(1819–1880)
 海兵隊賛歌(The Marines' Hymn)
ケネス・アルフォード(1881–1945)
 船尾甲板の上で(On the Quarter Deck)
エルンスト・ウルバッハ(1872–1927) 女王行進曲(Regina-Marsch)
サム・リュードベリ(1885–1956)
 海軍兵学校行進曲(Flottans Sjömannsskolas Marsch)
ジョン・フィリップ・スーザ(1854–1932)
 ヤンキー海軍の栄光(The Glory of the Yankee Navy)
イーヴァル・ヴィードネル(1891–1973) わが艦隊(Vår Flotta)
ケネス・アルフォード(1881–1945) H・M・ジョリーズ(H.M. Jollies)
オスカル・ボルグ(1851–1930)
 英雄行進曲《トルデンスキョル(Tordenskiold)》
ヴィクトル・ヴィードクヴィスト(1881–1952)
 メーラレン湖の女王(Mälardrottningen)
サム・リュードベリ(1885–1956)
 ヴァクスホルム王立沿岸砲兵連隊行進曲
 (Kungliga Vaxholms kustartilleriregimentes marsch)(Gardeskamrater)
チャールズ・A・ジマーマン(ツィマーマン)(1861–1916)
 錨を上げて(Anchors Aweigh)
スヴァイン・ヘンリク・ギスケ(1973–) 祝祭行進曲(Jubileumsmarsj)
  ノルウェー軍西部音楽隊(ノルウェー海軍軍楽隊)
  インガル・ベルグビ(指揮)

録音 2013年11月15日、18日–21日

価格 ¥2,450(本体価格)

ライプツィヒ!

LAWO Classics LWC1058 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


オスロ・カンマーアカデミー Oslo Kammerakademi は、木管楽器のための室内音楽「ハーモニーミュージック」の演奏を中心に活動するアンサンブル。2004年からオスロ・フィルハーモニックのソロ・オーボエ奏者を務めるドルトムント生まれのダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク David Friedemann Strunck を芸術監督に、オスロ・フィルハーモニック、ノルウェー軍音楽隊、トロンハイム交響楽団のプレーヤーたちが集まりました。木管八重奏曲のためのベートーヴェンの音楽(LWC1036)でアルバムデビューした彼らの第2作『ライプツィヒ!』は、ライプツィヒで学んだ北欧の作曲家たち、ノルウェーのグリーグとスヴェンセン、デンマークのエミール・ハートマン Emil Hartmann と、音楽院で教えていたカール・ライネッケ Carl Reinecke の音楽によるプログラムが組まれました。ハートマンが1885年ごろ作曲したとされる《セレナーデ》は、〈アンダンテ ― アレグロ、マ・ノン・タント〉〈スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェ・コン・フォコ〉〈間奏曲:アンダンテ〉〈終曲:アレグロ・モデラート―アンダンティーノ・レリジョーゾ〉の4楽章の音楽。スヴェンセンが管弦楽のための書いた《ノルウェー・ラプソディ第1番》と、《抒情小曲集 第5集》の〈羊飼いの少年(Gjætergut)〉〈ガンガル(Gangar)〉〈夜想曲(Notturno)〉〈トロルの行進(Trolltog)〉をグリーグ自身が管弦楽のための作品とした《抒情組曲》は、カンマーアカデミーのファゴット奏者、トロン・オラフ・ラーシェン Trond Olaf Larsen がハートマンの曲の楽器編成に倣って編曲した版で演奏されます。

ライプツィヒ!(Leipzig!)
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)(トロン・オラフ・ラーシェン 編曲)
 抒情組曲(Lyrische suite)Op.54(木管八重奏とコントラバスのための)
ヨハン・スヴェンセン(1840–1911)(トロン・オラフ・ラーシェン 編曲)
 ノルウェー・ラプソディ(Norsk rapsodi)第1番 Op.17
 (木管八重奏とコントラバスのための)
エミール・ハートマン(1836–1898) セレナーデ(Serenade)Op.43
カール・ライネッケ(1824–1910) 八重奏曲 変ロ長調 Op.216
  オスロ・カンマーアカデミー

録音 2012年8月6日–9日 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


インゲル・マリ ― My Heart Would Have a Reason

Stunt Records STUCD09052 jazz


ノルウェーの女性ヴォーカル、インゲル・マリ・グンデシェ Inger marie Gundersen(1959–)の Stunt Records 第3作。彼女のバンド、オスカル・ヤンセン Oscar Jansen、オーレ・クリスチャン・クヴァンメ Ole Kristian Kvamme、トム・ルーディ・トリユセン Tom Rudi Torjussen、オイヴィン・G・ストーメル Øivind G. Stømer に、トランペット奏者のマティアス・アイク Mathias Eick をゲストに迎え、スウェーデンのギタリスト、イェオリ・ヴァデニウス Georg Wadenius(1945–)がギターと制作を担当しました。ヴァデニウスは、1970年代初期にアメリカに渡って Blood, Sweat and Tears に加わり、ルーサー・ヴァンドロス、ロバータ・フラック、ダイアナ・ロス、ディオン・ウォリック(ディオンヌ・ワーウィック)、アレサ・フランクリン、ドナルド・フェイゲン、マイケル・フランクス、バックストリート・ボーイズたちと共演、現在はスカンディナヴィアに戻り、インゲル・マリとのコラボレーションが実現しました。ジョージ・ハリソン、ボブ・マーリーなど、彼女とバンドに合った歌も彼の選曲です。

インゲル・マリ ― My Heart Would Have a Reason
 Some things Never Change(Ole Henrik Gjørtz)
 I Can See Clearly Now(Johnny Nash)
 That’s All(Georg Wadenius/G. Jensen)
 Something(George Harrison) 
 The Road from Yesterday(G. Jensen, D. O’Neill)
 Last First Kiss(Tony de Sare)
 The First Time Ever I Saw Your Face(Ewan Maccoll) 
 I Only Want to Be with You(Raymonde Hawker)
 Turn Your Lights Down Low(Bob Marley)*
 Why Should I Cry for You(Gordon Matthew Summer)
 Even When(Byung Woo Lee/Hee Eun Yang)
  インゲル・マリ・グンデシェン(ヴォーカル)
  オスカル・ヤンセン(ピアノ、ローズ)
  オーレ・クリスチャン・クヴァンメ(ベース)
  トム・ルーディ・トリユセン(ドラムズ、パーカッション)
  オイヴィン・G・ストーメル(アルトサックス、ソプラノサックス)
  マティアス・アイク(トランペット)
  イェオリ・ヴァデニウス(ギター、スキャット)
  ラスムス・スーレム(ヴォーカル)*

制作 イェオリ・ヴァデニウス

価格 ¥2,350(本体価格)

マスア、クロンホルム、ユーンソン ― フラミンゴ・スカイ

Stunt Records STUCD14122 jazz


デンマークのマルチプレーヤー、マイルズ・デイヴィスのバンド、ウェイン・ショーター、ギル・エヴァンズ、ヤン・ガルバレクたちのツアーに参加し国際的に知られるマリリン・マスア Marilyn Mazur(1955–)が、スウェーデンのミュージシャンふたり、ヴォーカリストのユーセフィーン・クロンホルム Josefine Cronholm(1971–)とギタリストのクリステル・ユーンソン Krister Jonsson(1971–)と共演するトリオ。『フラミンゴ・スカイ』では、やさしいバラードから夢を描いた音楽キャンバスまで、ファンキーな小品から熱狂のアシッドミュージックまで、さまざまなスタイルの音楽が展開されます。

マスア、クロンホルム、ユーンソン ― Flamingo Sky(フラミンゴ・スカイ)
 Flamingo Sky(Mazur) Rustle of the Lambs(Mazur, Jonsson)
 The Butterflies(Mazur/Mazur)*  Ø(島)(Mazur, Friis Nielsen)
 Like a Lover(The Trio/Cronholm)
 Skoven som kirke(教会のような森)(Mazur)
 Aftenlys(夕べの明かり)(Mazur/Mazur) Strange Spell(The Trio)
 Eletelephony(The Trio/Richards) Ufozil(Mazur)*
 New Deep(Mazur) Gone(Mazur/Cronholm)
 Drum Dream(Mazur) Frisk baglæns(Mazur)
 Gong Snake(Mazur/Jonsson) Crystalize(Mazur/Mazur)
  マリリン・マスア(ドラムズ、ピアノ、ヴォーカル、パーカッション)
  ユーセフィーン・クロンホルム(ヴォーカル、パーカッション)
  クリステル・ユーンソン(ギター、ライヴ・エレクトロニクス)
  クラウス・ホウマン(エレクトリックベース)*

録音 2014年2月24日、25日

価格 ¥2,350(本体価格)

ブルー・ロータス ― 7つの大陸

Stunt Records STUCD14092 jazz


デンマークのギタリスト、ミケル・ノアスー Mikkel Nords(1955–)がリーダーのグループ、ブルー・ロータス Blue Lotus。エスビェア・アンサンブルと共演してネアゴーのハープとアンサンブルのための作品集(dacapo 8.226039)を録音したハープ奏者、ティーネ・レーリング Tine Rehling と、タブラの演奏でも知られるドラマーで作曲家のオーレ・タイル Ole Thill(1956–)。ジャンルを超えた音楽の創造が魅力のアンサンブルです。「アジア」風味を大きなテーマにしたセカンドアルバム『Seven Continents(7つの大陸)』は、インド出身のフルーティスト、シャシャンク・スプラマニャム Shashank Subramanyam と、ムリダンガムの奏者がふたり、ゲスト参加しています。

ブルー・ロータス ― Seven Continents(7つの大陸)
 Sunflower(Mikkel Nordsøe) Ekaas Ballad(Ole Theill)
 5 Eiffel(Mikkel Nordsøe) Candencia de Tarantos(Mikkel Nordsøe)
 Seven Contnents(Mikkel Nordsøe) Life Flow(Ole Theill)
 Sunset Cruise(Mikkel Nordsøe) Cloud Nine(Mikkel Nordsøe) 
 I Rosens Tegn(Per Nørård arr. Mikkel Nordsøe)
 Hello October(Mikkel Nordsøe)
 朝日のあたる家(House of the Rising Sun)(Trad. arr. Mikkel Nordsøe)
  ブルー・ロータス
   ミケル・ノアスー(アクースティックギター)
   ティーネ・レーリング(ハープ) (タブラ)
  ゲスト・ミュージシャン
   シャシャンク・スプラマニャム(フルート)
   パトリ・サティシュ・クマル(ムリダンガム)
   サイ・ギリダル(ムリダンガム) ヤコブ・アナセン(パーカッション)

録音 2013年、2014年

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


3つのトランペット協奏曲

Alba ABCD369 contemporary/classical


パシ・ピリネン Pasi Pirinen(1969–)はフィンランドのトルニオ生まれ。シベリウス・アカデミーのジュニア・アカデミーで学んだ後、1988年からロンドンのギルドホール音楽演劇学校のジョン・ミラー、ポール・コッシュ、スティーヴン・キーヴィの下で学びました。卒業後、クリーヴランドのマイケル・サックスとパリのアントワーヌ・キュレにも師事しています。1995年から2005年までフィンランド放送交響楽団の首席トランペット奏者、2005年からはヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団の首席奏者を務めています。コンセルトヘボウ管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、オスロ・フィルハーモニック、王立ストックホルム・フィルハーモニックをはじめとするオーケストラで客演首席奏者として演奏、フィンランド・バロック管弦楽団ではピリオド楽器を演奏しています。ソロ奏者としても活動し、マックスウェル=デイヴィスの協奏曲、ヘンツェの《レクイエム》、ベリオの《セクエンツァX》を演奏、フィンランドのエーリク・ベリマンとハッリ・ヴェッスマンの協奏曲を初演しました。カイパイネン Jouni Kaipainen のトランペット協奏曲もピリネンが初演した作品です。この作品は、カイパイネンが「エリート主義」的作風を離れる転機になったという1990年のクラリネット協奏曲《Carpe Diem!(今を楽しめ!)》の後、オーボエ、ピアノ、サクソフォーン四重奏、ヴィオラ、ホルン、チェロ、ファゴット、ヴァイオリンとつづく、ソロ楽器と管弦楽のための作品のひとつ。フィンランド文化基金の支援を受けピリネンがカイパイネンに委嘱して作曲され、ピリネンが1997年からメンバーを務める室内アンサンブル、アヴァンティ!の「夏の響き」フェスティヴァルで初演されました。〈アンダンテ〉〈コメ・カデンツァ:アレグロ〉〈ラルゴ・クヴィエト〉〈プレスト〉の4楽章で構成された、演奏時間が約29分半の作品です。初録音のカイパイネンの作品に続きハイドンとトマジ、トランペットのスタンダードレパートリーの協奏曲が2曲演奏されます。〈速く(Vif)〉〈夜想曲(Nocturne);アンダンティーノ〉〈終曲(Finale):アレグロ〉の3楽章のトマジの作品は、ノルウェーのアントンセンもアルバム『フランス・トランペット協奏曲』(BIS SA1778)で演奏していました。シベリウス・アカデミーのヨルマ・パヌラに教わった指揮者のひとり、ハンヌ・リントゥ(1967-)は、2009年から2013年までタンペレ・フィルハーモニックの首席指揮者、2013年のシーズンからフィンランド放送交響楽団の首席指揮者を務めています。カイパイネンのホルン、チェロ、ファゴットのための協奏曲もリントゥの指揮で初演されました。

トランペット協奏曲
ヨウニ・カイパイネン(1956–) トランペット協奏曲 Op.66(2003)
ヨーゼフ・ハイドン(1732–1809) トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1
アンリ・トマジ(1901–1971) トランペット協奏曲(1948)
  パシ・ピリネン(トランペット)
  タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

価格 ¥2,300(本体価格)

試聴盤があります

ページの先頭へ


ペルガメント 《ユダヤの歌》

Caprice CAP21834 classical


モーセス・ペルガメント Moses Pergament(1893–1977)は、ヘルシンキのフィンランド系ユダヤ人家庭の生まれ。ロシア支配下の「フィンランド大公国」だった時代、ヘルシンキで育ち、サンクトペテルブルクでヴァイオリンを学びました。1916年、ストックホルムに移住。音楽家としての生活が始まりました。舞踊詩《クレランテムスとエルデリング》(Phono Suecia PSCD704)、オラトリオ《7つの大罪》、ペール・ラーゲルクヴィストの一幕の戯曲による室内オペラ《天の秘密》、ラジオオペラ《エリ》といった劇場のための音楽、管弦楽曲、協奏曲、ヴァイオリンソナタ(PSCD711)と4曲の弦楽四重奏曲(第1番 PSCD711)をはじめとする室内楽曲、歌曲、合唱曲など、多数の作品を作り、音楽批評家としても活動しました。ペルガメントは、スウェーデン音楽サークルの「過激派」とみなされるといった背景もあり、「演奏される」より「よく知られた」作曲家と言われ、エリー・サクスの台本による音楽劇《アブラハムの目覚め》のように未初演、あるいは、初演されただけで「忘れられて」しまった重要な作品が多くあります。合唱交響曲《ユダヤの歌》は、美術史家、作家のラグナル・ユーセフソン Ragnar Josephson(1891–1966)の『鎖』と『ユダヤの詩』の2つの詩集からテクストを採った、ソプラノとテノールの独唱、合唱と管弦楽による「世俗カンタータ」です。ユダヤ人、ロマ、同性愛者やその他の人たちへのナチス・ドイツの犯罪が明るみに出たころの1944年に3週間で作曲され、1947年11月19日、ストックホルムのコンサートホールでカール・フォン・ガラグリの指揮、ビルギット・ニルソンとヨースタ・ベケリンの独唱で初演されました。Caprice Reissue Series により初めてCDリリースされる音源は、1974年2月3日、初演と同じコンサートホールで行われたコンサートのライヴ録音。この作品が最後に演奏されたコンサートの記録です。

モーセス・ペルガメント(1893–1977)
 合唱交響曲《ユダヤの歌(Den judiska sången)》(1944)
  ビルギット・ヌーディン(ソプラノ)
  スヴェン・オーロフ・エリーアソン(テノール)
  王立ストックホルム・フィルハーモニック合唱団
  王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団
  ジェイムズ・デプリースト(指揮)

録音 1974年2月3日 ストックホルム・コンサートホール(スウェーデン)(ライヴ)

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


ヤン・ハーベク・カルテット、ウォルター・スミス ― Variations in Blue

Stunt Records STUCD14112 jazz


Stunt Records のファーストアルバム『In the Still of the Night』(STUCD08202)が、Jazz Danmark の主宰する Danish Music Awards Jazz の2009年度最優秀デンマーク・ジャズ・レコード賞を受賞した、テナーサックス・プレーヤー、ヤン・ハーベクのカルテットの『Copenhagen Nocturne』につづく第3作。アメリカのテナーサックス・プレーヤー、ウォルター・スミス三世 Walter Smith III が参加。三年かけて見つけたという「ドラマティックな面を損なうことなく演奏者が音楽の核心まで掘り下げていけるシンプルなメロディ」のスタンダード・ナンバーに、オリジナル曲を加えたプログラム。アルバムのインスピレーションとなったのは、エディ・“ロックジョー”・デイヴィスとポール・ゴンザルヴズが1967年に録音し、今ではほとんど忘れられてしまったLPアルバム『Love Calls』と、アンドラーシュ・シフが1982年に録音したJ・S・バッハの《ゴルトベルク変奏曲》(Decca)。とりわけ、シフの音楽のもつ「存在感と温かさ」を表現することを意図したと言います。録音セッションはコペンハーゲンのヴィレッジ・スタジオで行われました。ハーベクのテナーサックスが右チャンネル、ウォルター・スミスが左チャンネルに配置されています。

ヤン・ハーベク・カルテット、ウォルター・スミス ― Variations in Blue
 East St. Louis Toodle-oo(Duke Ellington/Bubber Miley)
 Nordic Echoes(Jan Harbeck)
 Don’t Let the Sun Catch You Cryin’(Joe Greene)
 Salvation(Jan Harbeck) Blues in the Night(Harold Arlen)
 Oblivion(Astor Piazzolla) Third time to Tango(Jan Harbeck)
 May Each Day(Mort Green)
  ヤン・ハーベク・カルテット  ヤン・ハーベク(テナーサックス)
   ヘンリク・ゴネ(ピアノ) エスケ・ネアルケ(ベース)
   アナス・ホルム(ドラムズ)
  ウォルター・スミス三世(テナーサックス)

録音 2014年6月10日–11日 ヴィレッジ・スタジオ(コペンハーゲン)

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


トマス・ハス ― Trio’s & Beyond “Lotus Energy”

Storyville 101 4294 jazz


デンマークのサクソフォーン奏者、トマス・ハス Thomas Hass は、共同で作ったハードバップのクインテット、Page One を足がかりに音楽シーンに登場しました。1987年、国際ジャズ連盟がドイツのレーヴァークーゼンで行なったヨーロッパの若いジャズグループのコンペティションに優勝。クインテットがコペンハーゲンのモンマルトル(ナーアゴー)とロンドンのロニー・スコッツで行なったライブは2枚のアルバムでリリースされました。ハスは1990年代初頭からリーダーアルバムを制作し、カスパー・ヴィンディング、ハネ・ボール、セシーリエ・ノアビュー、リス・セーアンセンといったアーティストと録音も行なってきました。「Trio’s & Beyond」は彼が新しく始めたプロジェクトです。うちとけたアンサンブル演奏による音楽の創造と、その自発性を創造の原動力とする。ファーストアルバムの『Lotus Energy』では、ハスと、Page One で一緒に演奏したベーシストのレナート・ギンマン Lennart Ginman(1960–)は固定し、ニコライ・ヘス Nikolaj Hess のピアノとフランス・リフビェア Frands Rifbjerg のドラムズを曲によって変える、2つの異なった「トリオ」による演奏が試されます。ハスのオリジナル曲、メンバーとの共作、ウェイン・ショーターとジョン・コルトレーンの曲にハスが手を加えた《Gimbo》、坂本龍一の《美貌の青空》、ハロルド・アーレンの《カム・レイン・オア・カム・シャイン》でアルバムを閉じる構成。6ヶ月の間に行なった3度のセッションで録音されました。

トマス・ハス ― Trio’s & Beyond “Lotus Energy”
 Angel Park(Thomas Hass)
 Gimbo(Wayne Shorter, John Coltraine, Thomas Hass)
 Short Free(Lennart Ginman, Thomas Hass, Frank Rifbjerg)
 Anti - Freeze(Thomas Hass) Lotus Energy(Thomas Hass)
 Bibo No Aozora(美貌の青空)(Ryuichi Sakamoto)
 False Waltz(Thomas Hass)
 Clark’s Heavenly Blues(Thomas Hass)
 Come Rain or Come Shine(Harold Arlen)
  トマス・ハス(テナーサックス、ソプラノサックス)
  ニコライ・ヘス(ピアノ) レナート・ギンマン(ベース)
  フランス・リフビェア(ドラムズ)

価格 ¥2,250(本体価格)

ページの先頭へ


ユンゴル・プロジェクト Vol.1

Lyngør Records LYRE01 jazz


ユンゴル Lyngør は、南ノルウェー、リーソールとトヴェーデストランの間に位置する島。ナポレオン戦争の時代の1812年、デンマーク=ノルウェー軍とイギリス軍の海戦の舞台となり、フリゲート艦「ナヤデン」が沖合で撃沈されたという歴史をもっています。80人が住む小さな島は、1991年、ヨーロッパでもっとも昔の姿のまま保存されている村に指名されました。ニューヨークを拠点に活動するノルウェーのギタリスト、ヴォーカリスト、作曲家、ビョルン・ヴィーダル・ソッリ Bjørn Vidar Solli の「ユンゴル・プロジェクト」は、2007年、島に住む友人を彼が訪れた時がスタート。ニューヨーク、上海、ローマの友人たちを誘い、毎年コンサートを開催するうちに、2012年、ユンゴル・ジャズクラブがソッリに作曲とレコードアルバムの制作を委嘱。ソッリが15ヶ月をかけて書いた曲が、彼と友人たちによりニューヨークで録音されました。クリスチャン・ラーディク号のオスロからニューヨークへの航海を CINERAMA(Cinemiracle)のドキュメンタリー映画に撮った『Windjammer』(1958)でも知られる、19世紀から20世紀にかけて建造された帆船をタイトルとする《ウィンドジャマー》、「ユンゴルの秋」の曲名が予定されていた《暗闇に光り輝く》、熱帯の海を航海する船乗りを悩ました「熱帯病」《カレンチュア》、ノルウェー語で「騒ぎ」を意味する「ラバルデル」はボートの名前、一年ほどの間に大切な人を三人亡くした彼が作曲した《やさしい未練》、「私の知っているもっともヒップな」犬を曲名した《ファニーという名の犬》……バラード、ワルツ、スウィング、ブルース、ペルーのリズムと、さまざまなスタイルの音楽。ジョン・スコフィールドの「Quiet Band」のサックスプレーヤー、シーマス・ブレイク Seamus Blake。ジョシュア・レッドマンの録音に参加、Blue Note と ECM から自身のアルバムをリリースしたアーロン・パークス Aaron Parks。シーマス・ブレイクのバンドで長年演奏するオーストラリア出身のベーシスト、マット・クロージー Matt Clohesy。パット・メセニーやスコフィールドとも共演した、ラリー・ゴールディングズ・トリオのドラマー、ビル・スチュワート Bill Stewart。マリア・シュナイダー・ジャズオーケストラのトランぺッター、イングリッド・イェンセン Ingrid Jensen もセッションに参加しています。

ユンゴル・プロジェクト Vol.1 ― Aglow(光り輝く)
 Windjammer(ウィンドジャマー) Aglow in the Dark(暗闇に光り輝く)
 To the Lighthouse(灯台へ)* Calenture(カレンチュア)*
 Sweet Lingering(やさしい未練) Rabalder(ラバルデル)
 August at Last(やっと8月に) Battle of Lyngør(ユンゴルの戦い)*
 A Dog Named Fanny(ファニーという名の犬)*
  ビョルン・ソッリ(ギター)
  シーマス・ブレイク(テナーサックス、ソプラノサックス)
  アーロン・パークス(ピアノ) マット・クロージー(ベース)
  ビル・スチュワート(ドラムズ)
  イングリッド・イェンセン(トランペット)* 

録音 2013年–2014年 ブルックリン・レコーディング(ニューヨーク・シティ)

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


ヴァイキングのエイリーク ― テューバのための音楽

LAWO Classics LWC1064 classical


アイリク・イェルデヴィーク Eirik Gjerdevik(1968–)は、ノルウェーのフーサ生まれ。ベルゲン音楽院で教えていたベルゲン・フィルハーモニックのテューバ奏者、ニルス・アイヴィン・ニコラセンに学び、マンチェスターの王立ノーザン音楽大学でハワード・スネル、ブライアン・キングズリー、アンドリュー・ダンカン、ティモシー・レイニシュに師事しました。1996年からベルゲンのノルウェー軍西部音楽隊 Forsvarets musikkorps vestlandet(FMKV)の首席奏者を務めています。『ヴァイキングのエイリーク』は、『ブルーな日々のための音楽(Music for blue days)』(LWC1039)よりも前の2004年と2005年に録音されリリースされていた(ETV01)アルバムです。アルバムタイトルにとられたオーゴール=ニルセン Torstein Aagaard-Nielsen の『ヴァイキングのエイリーク』は、「赤毛のエイリーク(アイリク)」の名で歴史に残るヴァイキング。ゲームのキャラクターにもなっています。ヴァイオリンと管弦楽のための作品がオリジナルのオーレ・ブル Ole Bull の《孤独の時に(メランコリー)》。ジャズピアニストで作曲家のニルス・リンドベリ Nils Lindberg のダーラナ地方の伝承曲に基づく《トゥーン・エーリクのバラード》。《テューバ小協奏曲》を作曲したフルーデ・ディングネス Frode Thingnæs はジャズミュージシャンとして活動したノルウェーのトロンボーン奏者、《秋の日》のハーバート・L・クラーク Herbert L. Clark はアメリカのコルネットプレーヤーです。エルランド・フォン・コック Erland von Koch の《モノローグ》は、彼が18の独奏楽器のために作曲した一連の作品(Intim Musik IMCD096)の1曲。いずれも旋律的な部分と速いテンポの部分の2部に分かれ、プレーヤーに「音楽」と「技巧」の求められる作品です。イェルデヴィークと共演しているスタヴァンゲル金管バンド Stavanger Brass Band は1981年の創設。ウィンドミュージックの盛んなノルウェーで毎年行われる「ノルウェー・カップ(Norgesmesterskapet for brassband)」に何度も優勝しています。ベルゲン・テューバ四重奏団は、2001年12月7日、ダンスシアター「カルト・ブランシュ」のガラ公演でデビュー。民謡、フィルムスコア、ポップなど、ライトミュージックを主なレパートリーに活動しています。トール=アルネ・ペーデシェン Thor-Arne Pedersen とベント・エーリク・ブローテン・ロード Bent Erik Bråten Roed のユーフォニアム、イェルデヴィークとポール・マグネ・アウストネス Pål Magne Austnes のテューバです。

ヴァイキングのエイリーク(Eirik the Viking) ― テューバのための音楽
トシュタイン・オーゴール=ニルセン(1964–)
 ヴァイキングのエイリーク(Eirik the Viking)
ラーシュ・エーリク・グーディム(1965–)
 テューバ・リブル(Tuba Libre)
ニルス・リンドベリ(1933–)
 トゥーン・エーリクのバラード(Torn Eriks visa/Torn-Erik’s Song)
オーレ・ブル(1810–1880)
 孤独の時に(メランコリー)(I ensomme stunde “La Mélancolie”)
ハーバート・L・クラーク(1867–1945) 秋の日(An Autumn Day)
フルーデ・ティングネス(1940–2012)
 テューバ小協奏曲(Concertino for Tuba)
エルランド・フォン・コック(1910–2009)
 モノローグ第9番(Monolog nr.9)
トシュタイン・オーゴール=ニルセン(1964–)
 ブラッドアックスの悲しみ(Bloodaxe’ Lament)
ヴィットリオ・モンティ(1868–1922) チャルダーシュ(Czardas)
ハーバート・L・クラーク、ジュールズ・レヴィ(1838–1903)、
ハーマン・ベルステット(1858–1926)、
デラウェア・ステイガー(1899–1950)
 ヴェニスの謝肉祭(Carnival of Venice)
  アイリク・イェルデヴィーク(テューバ)
  スタヴァンゲル金管バンド ベルゲン・テューバ四重奏団

録音 2004年9月、2005年2月、3月

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


Perfect Strangers

LAWO Classics LWC1063 SACD bybrid(Multichannel/stereo) contemporary


ドイツの作曲家ハイナー・ゲッベルス Heiner Goebbels とアメリカの「マルチ」音楽家フランク・ザッパ Frank Zappa の音楽。ゲッベルスは、アンサンブル作品、管弦楽作品、劇場と映画のための作品と幅広いジャンルの音楽を手がけ、とりわけ旧東ドイツの作家ハイナー・ミュラー Heiner Müller(1929–1995)との共同作業による作品で知られます。〈サンプラーと管弦楽のための組曲〉は、ミュラー、アイルランドのヒューゴ・ハミルトン Hugo Hamilton(1953–)、アメリカのポール・オースター Paul Auster(1947–)のテクストにより「想像上の都市風景画」として作曲されたメゾソプラノと朗読をともなうサンプラーと大編成の管弦楽のための《代理都市》の最初の部分です。バロック音楽、ユダヤの祈り、産業社会の音など、さまざまな引用と断片と音源から組み立てられています。ザッパの作品は、ピエール・ブーレーズがアンサンブル・アンテルコンタンポランを指揮してパリの IRCAM で録音、アルバム『Boulez conducts Zappa: The Perfect Stranger』(1984)に収録された《Dupree’s Paradise》《The Perfect Stranger》(ブーレーズ委嘱作)など5曲。

指揮者のトマス・スナゴー Thomas Søndergård(1969–)はデンマークのホルステブロー生まれ。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーでゲアト・モーテンセンの下で打楽器とティンパニの演奏を学び、ヨーロッパ連合ユース・オーケストラを経て、1992年に王立デンマーク管弦楽団のティンパニ奏者に就任しました。27歳から集中して指揮法を学び始め、アレクサンドル・ポリアニフコ、イヴ・アベル、グレアム・ボンドに師事。2005年、王立デンマーク・オペラで行われたポウル・ルーザスのオペラ《カフカの審判》の初演を指揮しました(ライヴ録音 dacapo 8.226042-43)。2009年から2011年-2012年のシーズンまでノルウェー放送管弦楽団(KORK)の首席指揮者を務め、現在、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の首席指揮者とロイヤル・スコットランド・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者。着実にキャリアを積んできています。ゲッベルスとザッパの音楽によるアルバムは、ノルウェー放送管弦楽団の首席指揮者だった2010年2月11日、オスロのダウンタウン、娯楽複合施設にある1350席のロケフェッレル・ミュージックホール Rockefeller Music Hall で行ったライヴの録音です。

Perfect Strangers
ハイナー・ゲッベルス(1952–) 
 サンプラーと管弦楽のための組曲
 (《代理都市(Surrogate Cities)》(1994))
 サラバンド(N-touch) アルマンド(Les Ruines)
 クラント ジグ ブレー(Wildcard) パッサカリア 
 シャコンヌ(Kantorloops) メヌエット(L’Ingenieur)
 ガヴォット(N-touch remix) アリア
フランク・ザッパ(1940–1993)
 The Dog Breath Variations/Uncle Meat Dupree’s Paradise
 The Perfect Stranger G-spot Tornado
 Revised Music for Low Budget Orchestra
 (低予算オーケストラのための改訂音楽)
  ノルウェー放送管弦楽団 トマス・スナゴー(指揮)

録音 2010年2月11日 ロケフェッレル・ミュージックホール(オスロ)

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


ヨーナ・トイヴァネン・トリオ ― November

CAM Jazz CAMJ7878 jazz


フィンランド生まれ、スウェーデンを本拠に活動するヨーナ・トイヴァネン Joona Toivanen が、彼が学んだユヴァスキュラのフィンランド音楽院のジャズ科を卒業したタパニ・トイヴァネン Tapani Toivanen、オラヴィ・ロウヒヴオリ Olavi Louhivuori と結成したトリオの第2作。静謐な自然を想わせるピアノを中心とする「詩的世界」。第1作の『At My Side』(CAMJ3308)と同じく、3人のオリジナル曲で構成されました。

ヨーナ・トイヴァネン・トリオ ― November
 Moon Illusion(J. Toivanen) Troll Walk(O. Louhivuori)
 Moonkrad(J. Toivanen) November(J. Toivanen)
 Duoibal(J. Toivanen) Plainfiled(J. Toivanen)
 Behind Her Eyes(O. Louhivuori)
 Two Steps Aside(O. Louhivuori) Beyonder(O. Louhivuori)
 Light and Color(O. Louhivuori) Open, Closed(J. Toivanen)
  ヨーナ・トイヴァネン・トリオ
   ヨーナ・トイヴァネン(ピアノ) タパニ・トイヴァネン(ベース)
   オラヴィ・ロウヒヴオリ(ドラムズ)

録音 2014年2月21日–23日 Svenska Grammofonstudion(ヨーテボリ、スウェーデン)

価格 ¥2,000(本体価格)

ページの先頭へ


アンドレー ピアノ作品全集

Daphne DAPHNE1047 classical


エルフリーダ・アンドレー Elfrida Andrée は、19世紀から20世紀にかけてのスウェーデン音楽でもっとも重要な音楽家のひとりです。ヨーテボリ大聖堂のはじめての女性オルガニスト……スウェーデン社会への女性の進出、とりわけ19世紀スウェーデン音楽界の「体制」に女性の地位を確立することに挑み、成功した「けんかっ早い」女性……エヴァ・オールストレム Eva Öhrström が著した伝記『エルフリーダ・アンドレー ― ある運命的できごと(Elfrida Andrée – Ett levnadsöde)』は「色とりどりのエピソード」にみちている一方、ロマンティックな香りを漂わせる彼女の管弦楽曲、室内楽曲、オルガン曲、声楽曲は、多くの人々から愛されてきました。演奏家、作曲家としての生活が長かったにもかかわらずピアノのための作品は多くありません。最初の出版されたピアノ作品《3つの音の描画》、アンドレーの「可愛い」とも「放蕩息子」とも呼ばれる、もっとも長く、もっとも野心的なピアノ曲の《ソナタ》、シューマンやメンデルスゾーンの音楽とも比べられる《5つの小さな音の連作画》、彼女が若い時代に書いた《アンダンテ》《クリスマスのポルスカ》など、彼女のピアノのための全作品が、出版譜と手稿譜による演奏でこのアルバムに収録されています。ピアニストのオスカル・エークベリ Oskar Ekberg(1977–)は、ヨーテボリ大学の音楽演劇アカデミーとストックホルムの王立音楽大学でマッツ・ヴィードルンドに師事しました。2003年にスウェーデン放送交響楽団と共演してデビュー。彼が研究し、録音したルーマンの『12の鍵盤楽器組曲』(DAPHNE1041)は、スウェーデン・グラミー賞にノミネートされました。

エルフリーダ・アンドレー(1841–1929) ピアノ作品全集
 3つの音の描画(Tre tonbilder) Op.4
  水の上で(På vattnet) 子供のメヌエット(Barn-menuett)
  夕べに(Om kvällen)
 ソナタ Op.3
 5つの小さな音の連作画(Fem smärre tonbilder i sammanhang) Op.7
  ラルゲット アンダンテ アレグロ・モデラート アンダンテ レント
 4つのピアノ小品(1881)
  アンダンティーノ アレグレット アンダンテ・カンタービレ
  テンポ・ルバート – マエストーゾ
 カプリース(Caprice) クリスマスの気分(Julstämning)
 子供の音楽 – 行進曲(Barnmusk – Marsch)
 歯痛のフゲッタ(Tandvärksfughetta)
 子供時代の小品
  アンダンテ 変ホ長調(1848)
  アレグレット ヘ長調(1848)
  クリスマスのポルスカ(Julpolska)(1849)
  小品 変ホ長調(c.1850/1851)
  クリスマスのワルツ(Julvals)(1853)
  アンダンテ 変イ長調
  ソナタ1o(Sonate 1o)
  オスカル・エークベリ(ピアノ)

録音 2014年4月19日–21日 メディカ講堂(Aula Medica)(ソルナ、スウェーデン)
制作 カルロス・ムラカミ
録音 ビョーン・ウッデーン

価格 ¥2,450(本体価格)

試聴盤があります

ページの先頭へ


ドヴィエンヌ フルート協奏曲集 第1集

Naxos 8.573230 classical


フランソワ・ドヴィエンヌ François Devienne は、フランス、シャンパーニュ=アルデンヌ地方オート=マルヌのジョワンヴィル生まれ。パリ・オペラ座管弦楽団のファゴット奏者を務め、首席フルート奏者だったフェリクス・ロー Félix Rault にフルートを教わりました。ファゴット協奏曲をはじめとする管楽器のための作品とオペラを主に作曲。フルート協奏曲は、1784年3月24日のコンセール・スピリチュエルで演奏された第1番から、フェリクス・ローのために作曲された後期の作品まで、13曲が現存するいわれます。パトリック・ガロワ Patrick Galois とスウェーデン室内管弦楽団によるシリーズ。第1集では、1782年から1784年の3曲と、1780年代後期に書かれたと推測されている第4番が演奏されています。ドヴィエンヌのフルート協奏曲は、ほとんどが「急–緩–急」の3楽章の作品。このアルバムの4曲も、「アレグロ」の第1楽章、「アダージョ」または「ロマンス」の第2楽章、「ロンド」の第3楽章で構成されています。ロココの時代から「フランス革命」の時代へ。革命後に創設され1795年にパリ音楽院に改組された音楽学校でドヴィエンヌはフルートを教え、ジョゼフ・ギヨーをはじめとする優れたフルート奏者を育てました。「学究的で想像力に欠ける」とされ、現在、数曲をのぞいて演奏されることの少ないドヴィエンヌの協奏曲にガロワは「新たなアプローチを試みた」と言っています。

フランソワ・ドヴィエンヌ(1759–1803) フルート協奏曲集 第1集
 フルート協奏曲第1番 ニ長調(1782)
 フルート協奏曲第2番 ニ長調(1783)
 フルート協奏曲第3番 ト長調(1784)
 フルート協奏曲第4番 ト長調
  パトリック・ガロワ(フルート) スウェーデン室内管弦楽団

録音 2013年5月20日–24日 オレブルー・コンサートホール(オレブルー、スウェーデン)

価格 ¥1,100(本体価格)

ページの先頭へ


グラウプナー トリオソナタ

Ondine ODE1240-2 classical


ドイツ後期バロックの作曲家、ライプツィヒの聖トーマス教会カントルを務めたグラウプナー Christoph Graupner の管弦楽組曲3曲(ODE1220-2)を録音したフィンランド・バロック管弦楽団のメンバー、ヴァイオリンのシルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク Sirkka-Liisa Kaakinen-Pilch やヴィオラ・ダ・ガンバのマルック・ルオラヤン=ミッコラ Markku Luolajan-Mikkola たちによるトリオソナタ集。

クリストフ・グラウプナー(1683–1760) トリオソナタ
 ヴィオラ・ダモーレ、シャルモーとチェンバロのためのトリオ ヘ長調
  GWV.210
 2つのヴァイオリンとチェンバロのためのトリオ ハ短調 GWV.203
 ファゴット、シャルモーとチェンバロのためのソナタ ハ長調 GWV.201
 フルート、ヴィオラ・ダモーレとチェンバロのための3声のソナタ ニ短調
  GWV.207
 2つのヴァイオリンとチェンバロのためのトリオ ホ長調 GWV.208
 フルート、ヴィオラ・ダモーレとチェンバロのためのトリオ 変ロ長調
  GWV.217
  フィンランド・バロック管弦楽団員
   ペトラ・アミノフ(フルート)
   シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(ヴィオラ・ダモーレ)
   ハンヌ・ヴァサラ(ヴァイオリン)
   アスコ・ヘイスカネン(シャルモー)
   ヤニ・スンナルボリ(ファゴット)
   マルック=ルオラヤン・ミッコラ(バロックチェロ、
    ヴィオラ・ダ・ガンバ)
   エーロ・パルヴィアイネン(バロック・リュート)
   ペトリ・ピトゥコ(チェンバロ)

録音 2013年10月14日–16日 ペルナヤ教会(ペルナヤ、ロヴィーサ、フィンランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

ベリオ シンフォニア

Ondine ODE1227-5 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary



ルチアーノ・ベリオ(1925–2003)
 L・ボッケリーニの「マドリードの夜警の行進」による4つの変奏
 (Quarttro versioni originali della Ritirata Notturuna di Madrid
   de L. Boccherini)(1975)
 カルモ(Calmo)(1974/1989)(メゾソプラノと22の楽器のための)
 シンフォニア(Sinfonia)(1968–69)(8声と管弦楽のための)
  ヴィルピ・ライサネン(メゾソプラノ)
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2014年1月 ミュージックセンター(ヘルシンキ)

価格 ¥2,350(本体価格)

トゥール 交響曲第5番

Ondine ODE1234-2 contemporary



エルッキ=スヴェン・トゥール(1959–)
 交響曲第5番(ビッグバンド、エレクトリックギターと
  シンフォニーオーケストラのための)
 予言(Prophecy)
 (アコーディオンとシンフォニーオーケストラのための)
  グエン・レ(エレクトリックギター) UMOジャズオーケストラ
  ミカ・ヴァユリネン(アコーディオン)
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 オラリ・エルツ(指揮)

録音 2013年6月2日–3日、10月25日、28日 ミュージックセンター(ヘルシンキ)

価格 ¥2,350(本体価格)

ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲

Ondine ODE1239-2 classical



ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906–1975)
 ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77 
 ヴァイオリン協奏曲第2番 嬰ハ短調 Op.129
  クリスチャン・テツラフ(ヴァイオリン)
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

録音 2013年11月27日–28日、30日 ミュージックセンター(ヘルシンキ)

価格 ¥2,350(本体価格)

ラフマニノフ 歌劇《モンナ・ヴァンナ》

Ondine ODE1249-2 classical



セルゲイ・ラフマニノフ(1873–1943)
 歌劇《モンナ・ヴァンナ》第1幕(序奏と3場)
 (ゲンナジー・ベロフによる管弦楽補筆版)
  エフゲニア・ドゥーシナ(ソプラノ、モンナ・ヴァンナ)
  ヴラディーミル・アフトモノフ(バリトン)
  ドミートリー・イヴァンチェフ(テノール)
  エドヴァルト・アルチュニャン(テノール)
  ミハイル・ゴロヴシュキン(バス)
  モスクワ音楽院オペラ・ソロイスツ モスクワ音楽院学生合唱団
  モスクワ音楽院管弦楽団 ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)
 歌曲集  私の窓辺に Op.26-10 夜は悲しい Op.26-12
  リラの花 Op.21-5 ねずみ捕りの男 Op.38-4
  ヴォカリーズ Op.34-14 ここはすばらしい場所 Op.21-7
  夢 Op.38-5
  ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)
  ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)

録音 2009年6月17日 モスクワ・チャイコフスキー音楽院、2013年9月 ミュージックセンター(ヘルシンキ)(歌曲集)

価格 ¥2,350(本体価格)

シベリウス フォトアルバムつき管弦楽名作集

Ondine ODE1265-2D 2CD’s classical


ジャン・シベリウス(1865–1957) フォトアルバムつき管弦楽名作集
 《カレリア(Karelia)》組曲 Op.11
 悲しいワルツ(Valse triste)Op.44-1
 交響的幻想曲《ポホヨラの娘(Pohjolan tytär)》Op.49
 トゥオネラの白鳥(Tuonelan joutsen) Op.22-2
 劇付随音楽《テンペスト(Stormen)》 組曲 Op.109
  オークの木(Eke) カリバンの歌(Calibans sång)
  ミランダ(Miranda)
 音詩《フィンランディア(Finlandia)》Op.26
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム(指揮)
 アンダンテ・フェスティーヴォ(Andante Festivo)JS34a
  フィンランド放送管弦楽団 ジャン・シベリウス(指揮)
  [録音 1939年1月1日]
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
  ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム(指揮)
 交響曲第2番 ニ長調 Op.43
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム(指揮)

Ondine からリリースされたヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団とセーゲルスタムの管弦楽作品とシベリウス指揮の《アンダンテ・フェスティーヴォ》を2枚に再編集し、写真家ベッティル・ダールグレーン Bertil Dahlgren の撮影したシベリウスなど、52ページの写真集を添付したアルバム。

価格 ¥2,600(本体価格)

ページの先頭へ


シクステン 《レクイエム》

Intim Musik IMCD120 contemporary/classical


スウェーデンの教会音楽家。オルガニスト、指揮者として活動し、《スウェーデン・マルコ受難曲》(Caprice CAP21803)や《スウェーデン・クリスマスオラトリオ》(Footprint FRCD069)など、多くの宗教的作品を作曲しているシクステン Fredrik Sixten の《レクイエム》がCDリリースされます。《レクイエム》は、親友のパトリック・ルーネケ Patrik Runeke が37歳で病死し、シクステンが感情的、理性的に「生と死」を見つめたことがきっかけで作曲されました。怒りと感謝、罪と赦し、慰めと愛と希望。ベンクト・ポホヤネン Bengt Pohjanen(1944–)の言葉と「死者のためのミサ曲」のラテン語の典礼文をテクストとする歌が、ソプラノとバスの独唱、混声合唱、2つのホルン、ティンパニと弦楽アンサンブルにより演奏されます。初演は、2007年11月4日、ストックホルムの聖マリア・マグダレーナ教会。教会のモテット合唱団と王立管弦楽団のメンバーによるアンサンブルをラグナル・ブーリーン Ragner Bohlin(1965–)が指揮しました。「混沌、怒り、緊張、狂乱。超現実主義的で不安定な現実……作品中もっとも美しい〈楽園へ (In paradisum)〉の章に受難者は光明を見いだす」(「スンツヴァル・ティードニング」)。〈ピエ・イェズ(慈悲深きイエス)(Pie Jesus)〉は、混声合唱とピアノのための版も出版されました。このアルバムには、2012年11月に行われた演奏のライヴ録音が収められました。合わせて、アメリカのウィテカー Eric Whitacre の作曲した、息子アブサロムの死を知ったダビデの嘆きの歌が、収録されています。

フレードリク・シクステン(1962–)
 レクイエム(Requiem)(2007)
エリック・ウィテカー(1970–)
 アブサロムが殺されたと聞きダビデは(When David Heard)
 (混声合唱のための)
  カーリン・インゲベック(ソプラノ)
  アンデシュ・ラーション(バス) スウェーデン放送合唱団
  ノルディック室内管弦楽団 ラグナル・ブーリーン(指揮)

録音 2012年11月1日–2日 ストックホルム

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


チェロとギター

Euterpe Musica EMCD1316 contemporary/classical


1950年代のギター音楽を集めた『The Classical Guitar Reborn(よみがえるクラシカルギター)』(dB Productiond dBCD46)のグンナル・スピュート Gunnar Spjuth と、ブロンダール=ベンクトソンとトルトゥリエに学んだヘーゲ・ヴァルデランド Hege Waldeland のデュオ。〈日時計〉〈昼と夜(Tag und Nacht)〉〈影付き文字(Schattenschrift)〉〈Im dunklen Spiel〉〈終着点で(Am Ziel)〉の5曲からなるストルム Staffan Storm の《日時計》は、ふたりが初演した作品です。

チェロとギター
マヌエル・デ・ファリャ(1876–1946) 子守歌(Nana)
ハダメス・ジナタリ(1906–1988) チェロとギターのためのソナタ
スタファン・ストルム(1964–)
 夏の夜のセレナード(Serenad i sommarnatten)(2001)
 日時計(sonnenuhr)(2003)
ディレルマンド・レイス(1916–1977) もしも彼女が尋ねたら
ソフィヤ・グバイドゥーリナ(1931–) 2つの前奏曲
ロルフ・マッティンソン(1956–) ふたご(Twins) Op.64
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887–1959)
 アリア(《ブラジル風バッハ第5番》から)
  グンナル・スピュート(ギター) ヘーゲ・ヴァルデランド(チェロ)

価格 ¥2,450(本体価格)

Music for Dreamers

Euterpe Musica EMCD1317 contemporary/classical


舞踊、劇場、ドキュメンタリー、オルガンコンサート、合唱音楽の作曲家、ギタリスト、プロデューサーと、多角的な活動を行い、ヴォーカルのオットソン、ソプラノサックスのフレードマンと共演した『Tales』(dB Productions dBCD62)など、5枚のアルバムを制作してきたスウェーデンのペーテル・テグネール Peter Tegnér の自作自演集。

Music for Dreamers ― ペーテル・テグネールの音楽
  ペーテル・テグネール(ギター)

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


スカンディナヴィア

Challenge Classics CC72137 classical


マタンギ四重奏団 Matangi はデン・ハーグとロッテルダムの音楽院の学生が1999年に結成したアンサンブルです。オルランド四重奏団のチェリスト、ステファン・メツが指導するオランダ弦楽四重奏アカデミーの2年間のコースで学び、2003年に修了しました。エクサン・プロヴァンス、シュレスヴィヒ=ホルシュタインなどの音楽祭に出演。2002年、オランダの優れた室内楽奏者に贈られる「Kersjes can de Groenekan」を受賞、2008年のヨーゼフ・ヨアヒム国際室内楽コンペティションでは第3位に選ばれました。ジャズのプレーヤー、ヴォーカリスト、バンドネオン奏者ともコラボレーションを行っています。Challenge Records に継続してアルバムを録音し、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ラルフ・ルソーと共演した『愛の歌(Chansons d’amour)』(2008)でオランダの音楽賞、2009年の Edison Audience Awards を獲得しました。グリーグ、モンラード・ヨハンセン、レントヘンの曲を演奏したアルバム『スカンディナヴィア』。「ノルウェーの音楽史におけるきわめて熱烈な作品……悲しみと絶望の日々に心臓の血で書いた」(アーリング・ダール、小林ひかり・訳)グリーグの四重奏曲。ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン David Monrad Johansen の四重奏曲は、印象主義風の作風から、新古典的、対位法によるポリフォニックなスタイルに移った後、1969年に完成された作品です。〈アジタート ― アレグロ〉〈アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈ラルゴ〉〈アジタート〉の4楽章。不協和音による荒々しい音楽、機知の感じられるスケルツォ、内省的の音楽、古風な響きのカノンと、さまざまなページに彩られた作品です。この曲は、オスロ弦楽四重奏団も、グリーグの作品と同じアルバム(Naxos 8.550879)に録音していました。オランダの作曲家ユリウス・レントヘン Julius Röntgen はグリーグと親交があり、グリーグが1891年に作曲した未完成の弦楽四重奏曲ヘ長調の第1楽章と第2楽章を編曲、完成させたことでも知られます。イ短調の小四重奏曲は、2楽章構成。演奏時間9分半の作品です。

スカンディナヴィア(Scandinavia)
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907) 弦楽四重奏曲 ト短調 Op.27
ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン(1888-1974) 弦楽四重奏曲 Op.35
ユリウス・レントヘン(1855-1932) 弦楽小四重奏曲 イ短調(1922)
  マタンギ四重奏団

録音 ルーテル教会(ハウダ(ゴーダ)、オランダ)

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


On the Carpet of Leaves Illuminated by the Moon

Alice ALCD028 contemporary


スウェーデンのリュート奏者、アルベール・ド・リップ(アルベルト・ダ・リーパ)の幻想曲とシャンソン(Alice ALCD022)を録音したペーテル・セーデルベリ Peter Söderberg が、ライヒとケージの作品を演奏した『コンテンポラリー・リュート』(ALCD04)につづき、エレクトロニクスをコラボレートさせた、ルシエ Alvin Lucier、テニー James Tenney、ケージ、ライヒの理論的、実験的な作品を録音。エーリク・ペーテシュ Erik Peters との共同作業により制作されました。

On the Carpet of Leaves Illuminated by the Moon
アルバン・ルシエ(1931–)
 On the Carpet of Leaves Illuminated by the Moon
 (ウードと正弦波のための)
ジェイムズ・テニー(1934–2006)
 半音階カノン(Chromatic Canon)
 (リュートとライヴ・エレクトロニクスのための)
ジョン・ケージ(1912–1992)
 One7(ギターとライヴ・エレクトロニクスのための)
スティーヴ・ライヒ(1936–)
 Violin Phase(リュートとライヴ・エレクトロニクスのための)
  ペーテル・セーデルベリ(アクースティックギター、ウード、
   ルネサンス・リュート)
  エーリク・ペーテシュ(ライヴ・エレクトロニクス)

録音 2012年–2013年

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


バッハのよく知られた編曲集

Ictus IMP1317 classical


スウェーデンのオルガニスト、グスタフソン Ralph Gustafsson(1950–)は、オット・オールソンの全集(Swedish Society Discofil SCD1121–22, SCD1123–24, SCD1125–26, SCD1127–28)をはじめ、ゲーゼ、ヘッグ、オスカル・リンドベリ、アンドレー、フリュクレーヴのオルガン作品を体系的に録音してきたことで知られます。1989年からストックホルムの聖マリア・マグダレーナ教会のオルガニストを務めています。

バッハのよく知られた編曲集(Bach Famous Arragements)
J・S・バッハ(1685–1750)
 シンフォニア(カンタータ第29番 から)(デュプレ 編曲)
 ソナティネ(カンタータ第106番 から)(ギルマン 編曲)
 アリオーゾ(カンタータ第156番 から)(フォックス 編曲)
 シチリアーノ(フルートソナタ から)(ヴィドール 編曲)
 目覚めよと呼ぶ声あり(カンタータ第140番 から)(フォックス 編曲)
 いざ、もろびとよ、神に感謝せよ(カンタータ第192番 から)
 (フォックス 編曲)
 アリア(管弦楽組曲第3番 から)(カルク=エーレルト 編曲)
 羊は安らかに草を食み(カンタータ第208番 から)(フォックス 編曲)
 主よ人の望みの喜びよ(カンタータ第147番 から)(デュルフレ 編曲)
 シンフォニア(クリスマスオラトリオ から)(カルク=エーレルト 編曲)
 甘き死よ来れ(フォックス 編曲)
 アダージョ・カンタービレ(ヴァイオリンソナタ第2番 から)
 (フォックス 編曲)
 《マタイ受難曲》終曲(ヴィドール 編曲)
  ラルフ・グスタフソン(オルガン)
 [聖マリア・マグダレーナ教会のオーケルマン&ルンド・オルガン]

録音 2012年11月 聖マリア・マグダレーナ教会(ストックホルム)

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


モーツァルト ピアノ協奏曲

nosag records CD2212 2CD’s classical


ペール・エンフルー Per Enflo は、1944年、ストックホルム生まれ。根本的な難問を解決した数学者として知られ、現在、アメリカ、オハイオ州のケント州立大学の教授を務めています。コンサートピアニストでもあり、1963年にストックホルムのコンサートホールでデビューコンサートを行いました。ブルーノ・ザイドルホーファー、ゲーザ・アンダ、アルトゥール・シュナーベルに学んだゴットフリート・ボーンがピアノの師。オハイオ州コロンバスのフェスティヴァル・オーケストラと共演するモーツァルト・シリーズを続けています。ソフィアの室内オーケストラと共演したモーツァルトの協奏曲。第21番と第22番のカデンツァはエンフルーの作曲。ピアノはベーゼンドルファーとスタインウェイ(第17番)です。

W・A・モーツァルト(1756–1791)
 ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467 ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
 ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453 ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595
  ペール・エンフルー(ピアノ) ソフィア・シンフォニエッタ
  スヴィレン・シメオノフ(指揮)

録音 2012年–2013年

価格 ¥4,900(本体価格)

ブラームス ドイツ・レクイエム

nosag records CD211 classical



ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 ドイツ・レクイエム(Ein deutsches Requiem) Op.45(ロンドン版)
  カロリーネ・イェンテレ(ソプラノ) ユーハン・ヴォールベリ(バリトン)
  マリア・ロストツキ(ピアノ) ヨアキム・アンデション(ピアノ)
  ストックホルム大聖堂合唱団 ミケール・ヴァルデンビュ(指揮)

録音 2013年6月13日 ストックホルム大聖堂(ライヴ)

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


パガニーニ 24のカプリース

Nilento NILCD133 classical


スカンディナヴィアのヴァイオリニストによる初めてのパガニーニ《24のカプリース》の録音。ヤン・スティーグメル Jan Stigmer(1964–)はスウェーデンのヴァイオリニスト。ティボル・フューレプ、アンドレ・ゲルトラー、ヘルマン・クレッバスに学び、イギリス室内管弦楽団やモスクワ室内管弦楽団で演奏しました。カメラータ・ルーマン(現 カメラータ・ノルディカ)とノルウェーのクリスチャンサン室内管弦楽団のリーダーを務め、ソリスト、室内楽奏者として活動しています。ハイドンのヴァイオリン協奏曲を3曲演奏したアルバム(Intim Musik IMCD083)が代表的録音です。

ニコロ・パガニーニ(1782–1840) 24のカプリース Op.1
  ヤン・スティーグメル(ヴァイオリン)

録音 2012年2月26日–27日、3月4日 ナッカホール(講堂)(ストックホルム)

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


陰と対比(Shades & Contrasts)

Odradek (USA) ODRCD326 classical


クリスティーナ・サンセンゲン Christina Sandsengen(1987–)。ノルウェーのギタリスト。ノルウェー国立音楽アカデミーとスペインの「マヌエル・カスティッロ」高等音楽院(Concervatorio de Música “Manuell Castillo”)に学び、パリのジェラール・アビトンに師事しています。ギターのスタンダード曲、ノルウェーのギタリスト、スヴェン・ルンデスタ Sven Lundestad の《夜更けて》を演奏した『陰と対比』は、アメリカのレーベル Odradek Records へのデビューアルバムです。

陰と対比(Shades & Contrasts)
ディオニシオ・アグアド(1784–1849) アンダンテとロンド Op.2-3
イサーク・アルベニス(1860–1909)
 マリョルカ島(舟歌)(Mallorca) Op.202
 アストゥリアス(Asturias)(《スペイン組曲》 Op.47 から)
作者不詳 スペインのロマンス
バリオス・マンゴレ(1885–1944) 大聖堂(La Catedral)
カルロ・ドメニコーニ(1947–) コユンババ(Koyunbaba) Op.19
エグベルト・ジスモンチ(1947–) 水とワイン(Agua e Vinho)
スヴェン・ルンデスタ(1950–) 夜更けて(Late at Night)
フランシスコ・タレガ(1852–1909) 涙(Lágrima)
  クリスティーナ・サンセンゲン(ギター)

録音 2013年8月12日–15日、2014年5月20日–26日 イスタンブール

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


ライムライト&ライムストーン、歌の旅

Sterling CDA1693-2 CDR classical


マルガレータ・デッレフォシュ Margareta Dellefors(1926–)はスウェーデンのヨーテボリ生まれ。ノルウェー・オペラとヨーテボリ・オペラで歌い、スウェーデン放送の音楽部門のプロデューサーを務めました。ダーラナ地方、レットヴィークの北にある、かつての石灰岩(limestone)採石場跡に野外劇場を作るプロジェクトに携わり、1994年の完成後は、この「ダルハラ」のステージで歌いました。2003年に職を退くまで芸術監督も務め、2006年、カール=グスタフ・エークベリ制作のブロンズ胸像が劇場に設置されました。彼女の芸術をライヴ録音によりたどる。ヤルマル・グッルベリの詩によるラングストレムの抒情的情景《選ばれし者(Den utvalda)》の5つの歌は、これが初めての録音です。[レーベル・オフィシャル、工場製作の CD-R によるリリース]

ライムライト&ライムストーン、歌の旅
(Limelight & Limestone – a Singing Journey)
トゥーレ・ラングストレム(1884–1947)
 抒情的情景《選ばれし者(Den utvalda)》の5つの歌
  祭礼の準備 五感の眠り 生け贄の贈り物について 漕ぎ手の歌 日の出
リヒャルト・ワーグナー(1813–1883) ヴェーゼンドンクの5つの詩
ウンベルト・ジョルダーノ(1867–1948)
 歌劇《アンドレア・シェニエ》 ― 私の亡くなった母が
ジュゼッペ・ヴェルディ(1913–1901)
 歌劇《運命の力》 ― 神よ、平和を与えたまえ
ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
 歌劇《トスカ》 ― 歌に生き、恋に生き
イーヴァル・ハルストレム(1826–1901)
 歌劇《山の王の花嫁(Den Bergtagna)》
  ― トロルの合唱と山の女王のアリア 山の女王とカルクの二重唱
リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
 歌劇《ナクソス島のアリアドネ》
  ― テセウスとアリアドネ、なんと美しかったこと
トシュテン・ソーレンセン(1902–1992)
 ハンナの頌歌(Canticum Annae)(ソプラノとオルガンのための)
  マルガレータ・デッレフォシュ(ソプラノ) 大劇場管弦楽団
  ヨーテボリ交響楽団 オランダ放送交響楽団
  シクステン・エケルベリ(指揮) レッナールト・ヘードヴァル(指揮)
  グンナル・ステルン(指揮) トシュテン・ソーレンセン(オルガン) 他

録音 1963年–1972年(ライヴ)

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


ブラームス 宗教的合唱作品集

Channel Classics CCSSA35814 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical



ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 カノン・ミサ曲 ハ長調 2つのモテット Op.29 2つのモテット Op.74
 3つのモテット Op.110 祝辞と格言 Op.109
  スウェーデン放送合唱団 ペーター・ダイクストラ(指揮)

価格 ¥2,800(本体価格)

ページの先頭へ


LINK

















LinkIconMore


ページの先頭へ