2014年11月



クリスチャニアの生活

2L 2L101SABD Pure Audio Blu-ray + SACD hybrid (5.1 surround/stereo) classical


19世紀の後期は、しばしば、ノルウェー音楽の「黄金時代」と呼ばれます。ヨハン・スヴェンセンとエドヴァルド・グリーグのふたりが「ノルウェー」の国際的な知名度の向上に貢献したこと、そして、人口の増加と経済の発展のためあらゆるジャンルで音楽が求められ、ノルウェーの音楽生活が活力と創造性を享受した時期だったことが、主な理由だと言われます。ノルウェー王国軍のプロフェッショナル・バンドのひとつ、ノルウェー軍音楽隊 Forsvarets stabsmusikkorps も、この時代、急速に発展する音楽生活に大きな役割を果たしました。1818年の創設以来、音楽隊は、公的な場だけでなく社会生活のさまざまなところで音楽を演奏し、才能のある演奏者や作曲者の発掘と育成に努めました。フランスのウィンド音楽を演奏した『凱旋路』(2L086SABD)とノルウェー憲法制定200周年を記念する『われらこの国を愛す』(2L104SABD)につづく『クリスチャニアの生活』は、首都クリスチャニア、現在のオスロをしのばせる作品を集めたアルバムです。

1871年に創設されたクリスチャニア音楽協会(現、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団)の指揮者を務めていたヨハン・スヴェンセン Johan Svendsen は、スカンディナヴィアを代表する音楽家のひとり。彼の代表作とみなされる交響曲第2番は、1874年から1876年にかけて作曲されました。ゆったりした主題から始まる、気まぐれな気分の〈アレグロ〉、ロンドと変奏曲の要素をもつ抒情的な〈アンダンテ・ソステヌート〉、「間奏曲」の副題をもち、4分の2拍子の舞曲、ハリングを思わせる「スケルツォ」の音楽の〈アレグロ・ジュスト〉、アンダンテの序奏から躍動するリズムの音楽に移る〈終曲:アンダンテ〉の4楽章。このアルバムで演奏される「ウィンドアンサンブル」版は、アドルフ・ハンセンが、スヴェンセンから生徒となるための課題として与えられ、ハルデンの軍楽隊を指揮していたオスカル・ボルグ Oscar Borg(1851–1930)の協力を得て書き上げた作品です。フルート、ピッコロ、E♭管クラリネット、8つのB♭管クラリネット、E♭管コルネット、B♭管コルネット、2つのトランペット、2つのアルトホルン、3つのテナーホルン、2つのB♭管テューバ、ティンパニ。単純な「編曲」というより、作曲者のスヴェンセンと「空気」を共有する音楽家による「解釈」という言葉がふさわしい音楽です。

ハンセン Adolf Hansen は、クラリネットとヴァイオリンを学び、クリスチャニア劇場管弦楽団の奏者を務め、指揮者、作曲家として活躍した音楽家です。フランス留学から帰国後、クリスチャニア・チボリのオーケストラを指揮。コペンハーゲンのチボリの音楽家として有名なH・C・ロンビューに似た活動をしました。音楽による描画《クリスチャニアの生活》は、ギャロップを始めとする当時の流行曲による「ポプリ」です。《グリーグ夫妻の銀婚式に寄せるセレナード》は、ハンセンがベルゲンの音楽隊を指揮していた1892年、エドヴァルドとニーナのグリーグ夫妻のために作曲した音楽です。6月11日の「朝」、トロールハウゲンのグリーグ邸の庭で演奏され、グリーグはその時のことを「素晴らしい静かな夏の朝、この美しい音楽が与えてくれた気分を忘れることができない」と記しています。

オーレ・オールセン Ole Olsen はハンメルフェスト生まれ。ヴァイオリニストとオルガニストとして町の文化の一翼を担っていた父の下で音楽に親しみ、トロンハイムとライプツィヒで学んだ後、軍楽隊の指揮者、ノルウェー全軍の音楽隊の視察官、ノルウェー芸術家協会の有力メンバーとして活動し、代表作の交響曲ト長調をはじめとする管弦楽曲や5つのオペラなどの作品を残しました。『スヴァイン・ユーレッド』序曲は、ジングシュピールのための音楽をオールセン自身がウィンドアンサンブルのために編曲した作品です。《葬送行進曲》は、1883年に亡くなった義弟のために作曲され、後に国王ホーコン七世と国王オラヴ五世の国葬でも使われました。

アルフレード・エーヴェンセン Alfred Evensen は、ハーシュタの士官大学、最初期の音楽訓練生のひとりです。卒業後、クリスチャニアでオールセン、グスタフ・ランゲ、クリスチャン・カッペレンの下で学び、第2旅団音楽隊で3年間演奏した後、ハーシュタに新たに設立された第6旅団音楽隊のファゴット奏者と副指揮者に任命されました。合唱団やオーケストラも指揮し、ハーシュタの音楽生活の中心で活動しました。ノルウェー舞曲第1番と第2番は、グリーグのノルウェー舞曲に似たスタイルをとり、民謡を素材としたグリーグの曲と異なり、エーヴェンセン自身のメロディが使われています。1934年、エーヴェンセンはオスロに移り、ノルウェー軍音楽隊の指揮者に就任しました。第2次世界大戦中のドイツ軍の占領下では、エーヴェンセンは、ノルウェー軍楽隊が「ナチス」の行事に参加しないよう奔走し、そのために逮捕され、1ヶ月間留置されています。1942年、健康状態の悪化のため没したものの、彼の抵抗の精神は「ノルウェー人」の心意気を表したものとして他の音楽家たちを勇気づけたことが伝わります。

2006年から2012年まで音楽監督を務めたルード Ole Kristian Ruud(1958–)は、アルバムの音楽について、「1850年から1900年にかけてのオスロのウィンドバンドの伝統から生まれた『忘れられた黄金時代』を代表する作品は、今の聴き手にもアピールする」と語っています。演奏にあたっては、音楽隊のアーカイヴに保存されていた古い楽譜と手稿譜の「埃を吹き飛ばす」作業が行われ、かつて響いた音に可能な限り近づけるため、歴史的に検証された、当時の楽器が演奏に使われました。録音セッションは『凱旋路』や『われらこの国を愛す』と同じヤール教会で行われ、「ノルウェー軍音楽隊の歴史を映す音楽」が Pure Audio Blu-ray の 24bit/192kHz の「音」により、リアルに、空気感をともなって再現されます。

Pure Audio Blu-ray と SACD hybrid のディスクをセットにしたアルバム。ハンセンの《田舎の婚礼》とオールセンの《葬送行進曲》は、収録時間の関係から、Blu-ray ディスクにだけ収録されています。

クリスチャニアの生活(Christianialiv)
 - ノルウェー、ウィンドミュージック黄金時代の作品集
ヨハン・スヴェンセン(1840–1911)
(アードルフ・ハンセン(1852–1911)編曲)
 交響曲第2番 変ロ長調 Op.15
アードルフ・ハンセン(1852–1911)
 グリーグ夫妻の銀婚式に寄せるセレナード
 (Serenade til Griegs sølvbryllup)(1892)
 セレナード(Serenade) 田舎の婚礼(Bondebryullupet)(1896)*
 ロマンス(Romance)(1895)(B♭コルネットと軍楽隊のための)
 音楽の描画《クリスチャニアの生活(Christianialiv)》(1888)
オーレ・オールセン(1850–1927)
 『スヴァイン・ユーレッド』序曲(Ouverture to Svein Uræd)
 葬送行進曲(Sörgemarsch) Op.41(1883)*
アルフレード・エーヴェンセン(1883–1942)
 ノルウェー舞曲第1番(Norsk Dans nr.1)(1911)
 ノルウェー舞曲第2番(Norsk Dans nr.2)(1912)
  ノルウェー軍音楽隊 オーレ・クリスチャン・ルード(指揮)
 [* Blu-ray のみ収録]

録音 2012年6月、11月 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ
録音 ビアトリス・ヨハンネセン

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[Pure Audio Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 2.0 LPCM(24bit/192kHz), mShuttle: MP3 & FLAC 96kHz, Region: ABC]
[SACD DSD(5.1 surround 2.8224 Mbit/s/ch, 2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch)/CD 2.0 stereo(16 bit/44.1 kHz)]

価格 ¥3,900(本体価格)

試聴盤があります

5.1 DTS–HD MA と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください。

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Now & Then

BIS SACD2115 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical/contemporary


1993年の創設。シレナ・リコーダー四重奏団は、デンマークのオーゼンセ、カール・ニルセン音楽アカデミーのダン・ラウリンのクラスから生まれたアンサンブルです。中世、ルネサンス、バロックから、コンテンポラリーまで多彩な音楽をレパートリーとするコンサート活動を行い、高く評価されてきました。マイエリング、トーア・ビャアン・ラーセン、広瀬量平たちの現代作品アンソロジー『Sitting Ducks』(CD1112)、シックハルト、テレマン、ボワモルティエのリコーダー作品による『バロック』(CD1234)につづく『Now & Then』は、ダンスと共演した舞台や子供のためのコンサートで演奏を重ねてきた作品を「コンサート」のスタイルに組んだアルバムです。

Now & Then
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
(ダニエル・ブリュッヘン、シレナ 編曲)
 合奏協奏曲 ニ短調 Op.3-11 RV.565
J・S・バッハ(1685–1750)(シレナ 編曲)
 3つのコラール前奏曲 
  「最愛のイエス、われらここにあり」BWV.731
  「甘き喜びのうちに」BWV.608
  「イエス,わが喜び」BWV.610
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689–1755)(シレナ 編曲)
 5つのフルートのための協奏曲第3番 ニ長調 Op.15-3
キエル・マイエリング(1954–) サンクトゥス Sanctus(2003)
ディック・コーマンス(1957–)
 ジョギングをする人(The Jogger)(1994)
スタファン・モッセンマルク(1961–)
 子供時代(Childhood)(1998/2003)
フルヴィオ・カルディーニ(1959–)
 時計仕掛けのトッカータ(Clockwork Toccata) Op.68/C(1999)
ザムエル・シャイト(1587–1654)(エリック・F・フィードラー 編曲)
 「ああ私はこんなに傷ついて」による幻想曲
  (Fantasia super ‘Io son ferito ai lasso’)
タルクィニオ・メールラ(1594/5–1665)
 4声の器楽カンツォーナ 第1集 - ナイチンゲール(La Lusignuola)
 ラ・メールラ(La Merula)
作者不詳(14世紀)『Robertsbridge Codex』(シレナ 編曲)
 ペトローネ(Petrone)
  シレナ・リコーダー四重奏団
   カリーナ・エーヤボ(リコーダー)
   ピーア・ブリンク・イェンセン(リコーダー)
   マーリト・エアンスト・ボク(リコーダー)
   ピーア・ローマン(リコーダー)

録音 2013年12月 西部教会(バレロプ、デンマーク)
制作・録音 マリオン・シュヴェーベル

価格 ¥2,650(本体価格)

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カール・ニルセン 交響曲第1番・第3番

BIS SACD2048 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


ストックホルム・フィルハーモニックとオラモのカール・ニルセンの交響曲シリーズ。第4番・第5番(SACD2028)につづき第1番と第3番がリリースされます。第1番は、1893年12月から翌年の1月にかけて完成。スヴェンセンの指揮で初演され、「ポリティケン」紙のチャーレス・ケアウルフ Charles Kjerulf が、「この音楽では『光』がこれ以上ないというほどめざましい効果をあげている。流れる水の上を雲の影が急ぎすぎゆく。陽が射したと思えば、太陽の姿が隠れる。高波が押し寄せては、またひいていく。……落ち着きのない冷酷な和声と転調、だが、実に素晴らしいほど無邪気だ。まるでダイナマイトで遊ぶ子供のようだ」と「詩的」な批評を寄せた作品。第3番は、オペラ《仮面舞踏会》などを作曲したニルセンが、1910年4月から1911年3月にかけて完成させた作品です。「素朴と洗練、ユーモアと抒情、暴力と気品が、不思議な姿に混ぜ合わさった音楽は純正の『カール・ニルセン』様式」(ケアウルフ)の作品は、翌年の2月、ヴァイオリン協奏曲と一緒に初演され大きな成功を収めています。「勢いのある風と人生の肯定を広い世界に向けて吹き出させた第1楽章……第2楽章は純粋な牧歌……善と悪が、論争の解決のないままに示される第3楽章……終曲、労働と日常生活の健全な行動への賛歌」(カール・ニルセン)。第3番には、初演後、「アレグロ・エスパンシーヴォ」の第1楽章にちなみ、「おおらかな交響曲」と訳される “Sinfonia espansiva” の副題がつけられました。「アダムとイブが追放される前の楽園を想像させる穏やかな気分」(ニルセン)の第2楽章〈アンダンテ・パストラーレ〉にはヴォカリーズによる「人間の声」が加わり、フィンランドのソプラノ、アヌ・コムシ Anu Komsi と、スウェーデンのバリトン、ステーンハンマルのアルバム(Naxos 8.572186)で《フロレスとブランセフロール》と《イタケー》を歌ったカール=マグヌス・フレードリクソン Karl-Magnus Fredriksson がソロを担当しています。シューマンの交響曲全曲やエルガーの2つの交響曲を録音した「サカリ・オラモとストックホルム・フィルハーモニック」から思い描かれる、美しく深い響きによる「カール・ニルセン」です。

カール・ニルセン(1856–1931) 交響曲全集 第2集
 交響曲第1番 ト短調 FS16(Op.7)
 交響曲第3番 FS60(Op.27)
  《シンフォニア・エスパンシーヴァ(Sinfonia espansiva)》
  王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団
  サカリ・オラモ(指揮) アヌ・コムシ(ソプラノ)
  カール=マグヌス・フレードリクソン(バリトン)

録音 2013年1月(第1番)、2014年5月 ストックホルム・コンサートホール(スウェーデン)
制作 イェンス・ブラウン(第1番)、ハンス・キプファー
録音 トゥーレ・ブリンクマン

価格 ¥2,650(本体価格)

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マッティン・フロースト、北欧の協奏曲

BIS CD2123 classical/contemporary


モーツァルトの協奏曲と《ケーゲルシュタット・トリオ》(SACD1893)、クルーセルの3つの協奏曲(SACD1723)、カール・ニルセンとカレヴィ・アホの協奏曲(SACD1463)や、『フランスの美女とスウェーデンの野獣』(CD693)、『オペラの笛吹き』(CD1053)、ダンスとコラボレートして演奏した作品を集めた『黒管ともに踊る』(CD1863)など、スウェーデンのクラリネット奏者、マッティン・フロースト Martin Fröst(1970–)は、魅力的なアルバムを約20タイトル、BIS レーベルに録音してきました。新たにリリースされるアルバムには、フローストがこれまで録音した音源から選ばれた「北欧の協奏曲」が収録されています。19世紀、クルーセルの《序奏とスウェーデンの旋律による変奏曲》から、21世紀、スウェーデンのレーンクヴィストの《遠い岸辺で》まで、それぞれの時代を反映した多様なスタイルの4曲。スウェーデンで当時、人気のあった乾杯の歌を主題とする「クラリネットと管弦楽のため」の変奏曲は、リンショーピングの軍楽隊を指揮していた作曲家自身による「クラリネットとウィンドバンド」版による録音。ヒルボリの《孔雀物語》は、クラリネット、ピアノと弦楽オーケストラのための “Chamber Version”(1998-2002)(CD1863)をはじめ、いくつかある版のうち「クラリネットと管弦楽のため」の最初の版が、Ondine レーベルのライセンスを得て収録されました。フローストは、2015年1月、来日公演を行う予定です。

マッティン・フロースト、北欧の協奏曲
アンデシュ・ヒルボリ(1954–)
 クラリネット協奏曲《孔雀物語(Peacock Tales)》(1998)
  マッティン・フロースト(クラリネット)
  スウェーデン放送交響楽団 エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
 [録音 2001年12月 ベールヴァルドホール(ストックホルム)]
 [Ondine ODE1006-2]
ヴァウン・ホルムボー(1909–1996)
 協奏曲第3番 Op.21 M.121(クラリネットと室内管弦楽のための)
  マッティン・フロースト(クラリネット) オルボー交響楽団
  オーウェイン・アーウェル・ヒューズ(指揮)
 [録音 1998年1月 オルボーホール(オルボー、デンマーク)]
 [BIS CD1176]
カーリン・レーンクヴィスト(1957–)
 遠い岸辺で(On a distant shore/På andra sidan havet)(2002)
 (クラリネット協奏曲)
  マッティン・フロースト(クラリネット)
  スウェーデン室内管弦楽団 ペッテル・スンドクヴィスト(指揮)
 [録音 2003年5月 オレブルー・コンサートホール
  (オレブルー、スウェーデン)][BIS CD1396]
ベルンハード・ヘンリク・クルーセル (1775-1838)
 序奏とスウェーデンの旋律による変奏曲
 (Introduction et air suédois varié) Op.12
  マッティン・フロースト(クラリネット)
  オーショッタ・シンフォニック・ウィンドアンサンブル
  アリエ・ヴァン・ベーク(指揮)
 [録音 1996年5月 リンショーピング・コンサートホール
  (リンショーピング、スウェーデン)][BIS CD818]

価格 ¥2,550(本体価格)

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ルーマン キーボードのためのソナタ集 第1集

BIS SACD2095 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


ストックホルムに生まれ、宮廷の楽士長を務めたルーマン Johan Helmich Roman(1694–1758)は、《ドロットニングホルムの音楽》《ゴロヴィン伯爵の音楽》《スウェーデン・ミサ曲》、シンフォニア、協奏曲、トリオソナタなどの室内楽曲、器楽曲を作曲、18世紀スウェーデンの音楽界で大きな役割を果たし、音楽史に大きな足跡を残しました。ルーマンの作品は、フラウトトラヴェルソと通奏低音のためのソナタ(12曲)をのぞき、ほとんどの作品が出版されず、『J. H. Roma och hans instrumentalmusik: käll– och stilkritiska studier(J・H・ルーマンとその器楽音楽:出所と様式の批評研究)』(Uppsala, 1955)を著したイングマル・ベンクトソン Ingmar Bengtsson が BeRI.225 から BeRI.236 の整理番号を付けた「高音部と低音部の2段に書かれた」12曲も未出版のまま残された作品です。この12曲は、手稿譜に曲名の記載がなく、曲(楽章)も3曲から7曲と一定でないため、組曲(svit)なのかソナタ(sonate)なのかが不明。楽器の指定もなく、ヌーデンフェルトの全曲録音(Swedish Society Discofil SCD1060–61)をはじめ一般にはチェンバロで演奏され、ルーマンの音楽を研究したオスカル・エークベリは全曲をピアノで演奏しています(Daphne DAPHNE1041)。BIS の新しいアルバムを録音したアンナ・パラディーゾは、チェンバロと「スウェーデンに長い伝統のある」クラヴィコードを曲によって弾きわけるという選択をしました。パラディーゾ Anna Paradiso はイタリアのバリ生まれ。ピアノとチェンバロ演奏のディプロマを得た後、ウィーンでゴードン・マーリーに師事し、ストックホルムの王立音楽大学でチェンバロの修士号を取得しました。イタリアの「チマローザ」音楽院のエンリコ・バイアーノにはイタリア・バロック音楽と通奏低音、パリでクリストフ・ルセのレッスンを受け、トーン・コープマンのマスタークラスで演奏しています。彼女の夫君、リコーダー奏者のダン・ラウリンと創設した「良質のワインと食事と音楽を分かち合う」音楽家たちのバロック・アンサンブル、パラディーゾ・ムジカーレ Paradiso Musicale によるJ・S・バッハ、C・P・E・バッハとテレマンのソナタ集『父と子と名付け親』(CD1895)が BIS レーベルへの最初の録音です。バロック音楽、とりわけイタリア・バロックの様式を想わせる、のびやかで明るく優美な音楽。アルバムの録音セッションは、ヤコブ・リンドベリやロンドン・バロックの録音にも使われているロンナ教会で行なわれました。

ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694–1758)
 キーボードのためのソナタ(組曲)集 第1集
 ソナタ第1番 変ホ長調 BeRI.225 • ソナタ第2番 ニ長調 BeRI.226 **
 ソナタ第3番 ト長調 BeRI.227 * ソナタ第4番 ニ長調 BeRI.228 **
 ソナタ第5番 ト短調 BeRI.229 ** ソナタ第6番 変ロ長調 BeRI.230 †
 ソナタ第7番 ヘ長調 BeRI.231 †
  アンナ・パラディーゾ(チェンバロ、クラヴィコード)

楽器 Onofrio Guarracino(c.1650)を模した
  木村雅雄制作(2012)ナポリ様式チェンバロ *
 Nicolas & François Blanchet(1730)を模した
  François Paul Ciocca 制作(2008)クラヴサン **
 Philip Jakob Specken(1743)を模した
  ダン・ユーハンソン Dan Johansson 制作(1997)クラヴィコード †

録音 2013年11月 ロンナ教会(ロンナ、スウェーデン)
制作 マリオン・シュヴェーベル、ハンス・キプファー
録音 マリオン・シュヴェーベル

価格 ¥2,650(本体価格)

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ステーンハンマル 弦楽四重奏曲集 第3集

BIS SACD2019 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


2002年に結成されたステーンハンマル四重奏団によるステーンハンマル Wilhelm Stenhammar の弦楽四重奏のための作品集。第1集[弦楽四重奏曲第3番・第4番、《ロドレッツィは歌う》 組曲の〈エレジー〉と〈間奏曲〉](SACD1659)、第2集[弦楽四重奏曲第5番・第6番、弦楽四重奏曲 ヘ短調](SACD2009)につづく第3集。1892年から1893年のシーズン、ベルリンのハインリヒ・バルトの下でピアノを学び、ピアノ協奏曲第1番を作曲した、その翌年に書かれ、「ロマンティックな感傷にも技巧主義にも陥らず、古典主義とロマンティシズムのバランスのとれた」(ブー・ヴァルネル)第1番。ルーネベリの詩集『牧歌と墓碑銘』とハイデンスタムの詩集『孤独の想い』、オーストリアのフォーゲルヴァイデやデンマークのJ・P・ヤコブセンの詩による一連の歌曲、ピアノための《3つの幻想曲》を書いた翌年、交響的序曲《天の高みに昇らん(Excelsior!)》 と同じ1896年の第2番。ステーンハンマルの弦楽四重奏曲の出版された全曲の録音を予定ていたオスロ弦楽四重奏団が、メンバーの交代により第3番から第6番までの4曲(cpo 777 426-2)しか録音できなかったため、ステーンハンマル四重奏団によるこの2曲は、フレスク四重奏団(第1番)とコペンハーゲン弦楽四重奏団(第2番)(Caprice CAP21337)以来の録音です。

ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927)
 弦楽四重奏曲集 第3集
 弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.2(1894)
 弦楽四重奏曲第2番 ハ短調 Op.14(1896)

ステーンハンマル四重奏団
   ペーテル・オロフソン(ヴァイオリン)
   ペール・オーマン(ヴァイオリン) トニー・バウアー(ヴィオラ)
   マッツ・オロフソン(チェロ)

録音 2013年9月(第2番)、12月 スウェーデン
制作・録音 トゥーレ・ブリンクマン 

価格 ¥2,650(本体価格)

ブラジルの魂

BIS SACD2086 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical/crossover


アメリカ生まれドイツのギタリスト、フランツ・ハラース Franz Halász は、武満徹のギター独奏のための作品全集『すべては薄明のなかで』(CD1075)でギター音楽愛好家以外の音楽ファンにも親しまれ、フィンランドのペトリ・クメラをはじめとする音楽的に優れた奏者を育てたことで知られます。ヘンツェ(8.557344, 8.557345)、カルッリ(8.550587, 8.550588)、サインス・デ・ラ・マーサ(8,572977)の作品を Naxos からリリースした彼の久しぶりの BIS 録音は、ハダメス・ニャターリのギターとピアノのための作品集です。ハダメス・ニャターリ Radamés Gnattali(1906–1988)は、ブラジルの作曲家、指揮者、オーケストレーター、編曲者。クラシカル音楽、ジャズ、ポピュラー音楽と、ジャンルを問わず携わり、フランス印象主義、ネオロマンティックなスタイル、ブラジルの民俗音楽など、さまざまな音楽のエッセンスを活かした洒落っ気のある曲を作りました。フランツの夫人、Naxos のアルバムでも共演したデボラ・ハラース Débora Halász がピアノ、スイスのベルン生まれのウェン=シン・ヤン Wen-Sinn Yang がチェロを担当しています。

ブラジルの魂(Alma Brasileira) - ハダメス・ニャターリ(1906–1988)
 ギターとピアノのための作品集
 ソナチネ第2番(ギターとピアノのための)
 ブラジルの魂(Alma Brasileira)(ギターのための)
 ブラジル舞曲(Dança Brasileira)(ギターのための)
 小組曲(Petite Suite)(ギターのための)
 サンバのリズムによるトッカータ第1番
 (Toccata em ritmo de samba no.1)(ギターのための)
 サウダーデ(郷愁)(Saudade)(ギターのための)
 (ラウリンド・アルメイダ 編曲)
 サンバのリズムによるトッカータ第2番
 (Toccata em ritmo de samba no.2)(ギターのための)
 チェロとギターのためのソナタ
 モト・コンティヌオ(Moto contínuo)(ピアノのための)
 誘惑のショーロ(Negaceando)(ピアノのための)
 カニョート(左利き)(Canhôto)(ピアノのための)
 見栄っ張り I(Vaidosa I)(ピアノのための)
 カポエイラ(Capoeirando)(ピアノのための)
 ずる(Trapaceando)(ピアノのための)
 器用に(Manhosamente)(ピアノのための)
 バトゥキ(ドラミング)(Batuque)(ピアノのための)
 トッカータ(ピアノのための)
  フランツ・ハラース(ギター) デボラ・ハラース(ピアノ)
  ウェン=シン・ヤン(チェロ)
 [楽器 Matthias Danman(ギター)、Steinway D(ピアノ)]

録音 2013年7月(ピアノ・ソロ曲、ソナタ、ソナチネ)、2014年2月(ギター・ソロ曲) 音楽演劇大学大ホール(ミュンヘン)
制作 ヨハンネス・ミュラー(ソナチネ)、マルチェロ・アマラル(ピアノ・ソロ曲)、フランツ・ハラース(その他の曲)
録音 ヨハンネス・ミュラー

価格 ¥2,650(本体価格)

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ヴィヴィアン・ブチェク - Curiosity

Volenza VMCD110 jazz


ヴィヴィアン・ブチェク Vivian Buczek のソロアルバム第5作。チャールズ・ミンガスの《Goodbye Pork Pie Hat》、リチャード・ロジャーズとオスカー・ハマースタイン二世の《It Might as Well Be Spring》、ホレース・シルバーの《Nica's Dream》、アーヴィング・バーリンの《How Deep Is the Ocean》、カーペンターズのカバー・バージョン(邦題『ふたりの誓い』)がヒットした《For All We Know》、ソウル・ナンバー《You're Everything》などスタンダードナンバーとオリジナル曲によるプログラム。

ヴィヴィアン・ブチェク - Curiosity
 Lighthouse I'm Strong */** Indian Love Song(Cherokee)
 Goodbye Pork Pie Hat * It Might as Well Be Spring
 Once You Love Curiosity * How Deep Is the Ocean
 You're Everything Nica's Dream For All We Know
  ヴィヴィアン・ブチェク(ヴォーカル)
  マッティン・シェーステット(ピアノ、ローズ)
  ニクラス・フェーンクヴィスト(ベース)
  ユーハン・ローヴクランツ・ラムジー(ドラムズ、パーカッション、
   バッキングヴォーカル)
  エリアス・シェルヴィーク(ギター)*
  クラウディア・カマニョル(バッキングヴォーカル)**

価格 ¥2,450(本体価格)

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不滅の詩人

Alba NCD49 SACD hybrid(5.0 multichannel/stereo) contemporary/classical


フィンランドの作曲家、合唱指揮者ペッカ・コスティアイネン Pekka Kostiainen が自作の合唱曲を指揮するシリーズ。第8集は、フィンランドの民族叙事詩『カレヴァラ』の「英雄」のひとり、ヴァイナモイネン(ワイナミョイネン)を示す「不滅の詩人」をアルバムタイトルに、『カレヴァラ』とバルト海沿岸のイングリア地方の伝承詩にテクストを採った作品と、フィンランドとカレリア地方の民謡が歌われます。《サンポ組曲》は、ユパラ音楽劇場のためにコスティアイネンが作曲したオペラ《サンポの物語(Sammon tarina)》の『カレヴァラ』をテクストとしたアカペラ合唱曲から選んだ5曲を演奏会用の組曲とした作品です。第1章「序詩」の「天地創造」、第8章の「ポホヤの乙女」、第10章「サンポの鋳造」、第50章「ヴァイナモイネンの出立」に基づき、もっとも長い第4曲の〈あの場所へサンポを持ち出そう〉は、第42章「サンポ奪回」と第43章「サンポ戦争」のヴァイナモイネンの歌、第20章「婚礼準備」の「蜜蜂の呪文」の詩文から構成されています。同じく『カレヴァラ』による《ラップから鳥が飛んできた》《呪師は俺たちに呪いをかけず》《寒さがわたしに詩歌を語り》とともに、『カレヴァラ』を朗誦する伝統の唱法を取り入れたスタイルで書かれました。《花嫁を待つ》は、19世紀中期、マリア・ルーカネン Maria Luukanen の詩による「イングリアの婚礼の歌」。それぞれ4曲の2つの曲集が、2005年と2006年に作曲されました。「子守歌」3曲を含む民謡は、ユヴァスキュラ・スタジオ合唱団とムシカ合唱団の委嘱によりコスティアイネンが編曲した版による歌唱です。ムシカ合唱団は、1977年、ユヴァスキュラ大学音楽学部の合唱団としてコスティアイネンが創設したアンサンブルです。以来リーダーを務め、2014年に70歳の誕生日を迎えるコスティアイネンは、合唱団にとっての「不滅の詩人」でもあります。このアルバムは、そのアニヴァーサリーを記念してリリースされます。

不滅の詩人(Ikirunoja) - コスティアイネン自作を指揮する 第8集
ペッカ・コスティアイネン(1944–)
 サンポ組曲(Sampo-sarja)(2004)
  ひとり我らに夜が訪れ(Yksin meillä yöt tulevat)
  ポホヤの乙女は美しかった(Tuo oli kaunis Pohjanneiti)
  乙女よ、わしのもとへ来てくれるか(Joko nyt minulle neiti)
  あの場所へサンポを持ち出そう(Tuonne Sampo saatetahan) 
  そこに舟とともに留まった(Sinne puuttui pursinensa)
 ラップから鳥が飛んできた
 (Avis aquila de Lappis/Lenti lintunen Lapista)(2009)
フィンランド民謡(ペッカ・コスティアイネン(1944–)編曲)
 ラウンドレイ(Piirileikkilaulu)(2007)
 馬はオート麦を食んでいる(Hevonen se kauroja rouskuttaa)(1972)
 子守歌(Kehtolaulu)(2007)
東カレリア民謡(ペッカ・コスティアイネン(1944–)編曲)
 ねんねんころり(Luuli luuli)(2007)
フィンランド民謡(ペッカ・コスティアイネン(1944–)編曲)
 ねんねんよ、愛しいわが子(Tuu, tuu, tupakkarulla)(2007)
ペッカ・コスティアイネン(1944–)
 呪師は俺たちに呪いをかけず(Viel’ ei meitä noiat noiu)(1984)
 寒さがわたしに詩歌を語り
 (The cold told a tale to me/Vilu mulle virttä virkkoi) (2009)
 花嫁を待つ I(Morsiota ootellessa I)(2005)
  月の光を見にやってきた(Tulimma kuuta katsomaha)
  花嫁の名はマリじゃない、ピリでもない(Ei ole Mari, ei ole Piri)
  かんぬきを言葉で溶かそう(Suulla myö ukut sulatamma)
  母さんがおまえに持たせた食べ物(Jo siun emäsi syötti)
 花嫁を待つ II(Morsiota ootellessa II)(2006)
  花嫁にベールをかけながら歌う(Morsiamen hunnutusvirsi)
  おお愛しい人、大切な姉妹よ(Maareni, sisarueni)
  神を讃えよ、全能の主よ(Olkoo kiitetty Jumala)
  みんなで花婿の悪口を言っていた(Sanottii meijä vello)
フィンランド民謡(ペッカ・コスティアイネン(1944–)編曲)
 わたしは若い乙女(Minä nuori neitonen)(2007)
 夕暮れは悲しく(Ikävät on illat)(1972)
 みなし児のため息(Orvon huokaus)(2007)
  ムシカ合唱団 ペッカ・コスティアイネン(指揮)

録音 2014年3月21日–23日、5月9日–10日 ケルティンマキ教会(ユヴァスキュラ、フィンランド)
制作 ミカ・コイヴサロ、ペッカ・コスティアイネン
録音 ミカ・コイヴサロ

価格 ¥2,300(本体価格)

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C・P・E・バッハ 6つのシンフォニア

Alba ABCD374 SACD hybrid(5.1 multichannel/stereo) classical


オストロボスニア室内管弦楽団 Keski-Pohjanmaan Kamariorkesteri は1972年、ユハ・カンガス Juha Kangas(1945–)により創設されました。1989年からプロ・オーケストラとしての活動を始め、1993年に「NOMUS(北欧音楽委員会)賞」を受賞。名実ともフィンランドと北欧を代表する弦楽オーケストラとして国際的に知られるようになりました。2013年、ユハ・カンガスが名誉指揮者に就くと、後任の首席指揮者に王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団、BBC交響楽団、西海岸コッコラ・オペラ(West Coast Kokkola Opera)の首席指揮者、サカリ・オラモ Sakari Oramo(1965–)が就任しました。オラモとオストロボスニア室内管弦楽団が最初の録音に選んだのはC・P・E・バッハ Carl Philipp Emanuel Bach の《6つのシンフォニア》です。「いくら天才でも、その心から、いつも、これほど高度で大胆で機知にとんだ性格の音楽作品を生み出せるとはかぎらない」(「アルゲマイネ・ムジーカリッシェ・ツァイトゥング(1814年)」)。ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵 Gottfried van Swieten(1733–1803)から「技巧的にむずかしく、洗練された様式の音楽」の要望とともに委嘱された弦楽オーケストラのための6曲は、1773年に出版され、「ハンブルク交響曲(Hamburger Sinfonien)」と呼ばれます。「予期せぬ和声、半音階、すばやいダイナミックスの変化、旋律間の鋭い対比、技巧の求められる器楽書法」。C・P・E・バッハの音楽と彼の時代の様式を踏まえながら現代楽器の美点を活かした演奏をする。ユハ・カンガスの育てたアンサンブルが、2010年12月にフィンランド政府から「フィンランド獅子勲章プロ・フィンランディア・メダル」を授与されたオラモとともに新しいスタートを切ったことを示す録音です。

C・P・E・バッハ(1714–1788) 6つのシンフォニア Wq.182
 シンフォニア ト長調 Wq.182-1(H.657)
 シンフォニア 変ロ長調 Wq.182-2(H.658)
 シンフォニア ハ長調 Wq.182-3(H.659)
 シンフォニア イ長調 Wq.182-4(H.660)
 シンフォニア ロ短調 Wq.182-5(H.661)
 シンフォニア ホ長調 Wq.182-6(H.662)
  オストロボスニア室内管弦楽団 サカリ・オラモ(指揮)
  アンナ=マーリア・オラモ(チェンバロ)

録音 2013年8月28日–31日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音 シモン・フォクス=ガール

価格 ¥2,300(本体価格)

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クリスマスの夜よ

Alba NCD48 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


フィンランド、ユヴァスキュラの室内合唱団、カンティノヴム Cantinovum のクリスマス・アルバム。カンティノヴムは1989年の創設。ユヴァスキュラ応用科学大学(JAMK)のレジデント合唱団です。約30名のメンバーは JAMK とユヴァスキュラ大学の学生、職員から構成されています。ラテン語の “canti” と “novum” を合わせた「新しい歌」の団名に示されるとおり、彼らのために作曲された曲や新しい曲を歌うことに 活動の主眼が置かれています。芸術監督のリタ・ヴァロネン Rita Varonen はハンガリー生まれ。フェレンツ・リスト・アカデミーで学び、トヌ・カリユステ、ヨルマ・パヌラ、ステファン・ショルドにも師事しました。JAMK で合唱指揮の主任講師を務め、1993年からカンティノヴムを指揮しています。2004年にはフィンランド合唱指揮者協会の最優秀指揮者に選ばれ、海外のワークショップでも活躍しています。『クリスマスの夜よ』は、彼らが自主制作したディスクにつづく4枚目のアルバムです。P・J・ハンニカイネン P. J. Hannikainen の《クリスマスの鐘》、クーラ Toivo Kuula の《祈り》、トラッド・ヴォーカルグループ、スデン・アイカのリーサ・マトヴェイネン Liisa Matveinen の《クリスマスの小鳥》など新旧のフィンランドのキャロルと各国のクリスマスキャロルによるプログラム。イギリスのマイケル・ヘッド Michael Head の《ベツレヘムにつづく小さな道》とアイルランド伝承の《ウェクスフォード・キャロル》のソロをシベリウス・アカデミーに学んだカナダのソプラノ、エミリ・ロジエ Emili Losier が歌っています。

クリスマスの夜よ(Joutuos jouluyö)
P・J・ハンニカイネン(1854–1924) クリスマスの鐘(Joulun kello)
フランス伝承曲(ティモ・ラークソ 編曲)
 はるか遠くの飼い葉桶(Heinillä härkien kaukalon)
トイヴォ・クーラ(1883–1918) 祈り(Rukous)
ミッコ・シドロフ(1985–) 聖なる夜(Pyhä yö)
マイケル・ヘッド(1900–1976)
 ベツレヘムにつづく小さな道(The Little Road to Bethlehem)
セリム・パルムグレン(1878–1951)(イルッカ・クーシスト 編曲)
 そして、聖母マリアは幼子を抱き(Ja neitsyt pikku poijuttansa)
ユッシ・シュデニウス(1972–) 薄霧の中の声(Voices in the Mist)
リーサ・マトヴェイネン(1961–) クリスマスの小鳥(Joulun lintu)
P・J・ハンニカイネン(1854–1924) クリスマスの星(Joulutähti)
ミッコ・シドロフ(1985–) クリスマスの夜に(Jouluyönä)
アイルランド伝承曲(フィリップ・W・J・ストップフォード 編曲)
 ウェクスフォード・キャロル(Wexford Carol)
レーヴィ・マデトヤ(1887–1947)(エッラ・キヴィニエミ 編曲)
 天使のクリスマスの歌(Enkelien joululaulu)
アハティ・ソンニネン(1914–1984) クリスマス賛歌(Jouluhymni)
マルッティ・ヘラ(1890–1965)
 静かなクリスマスキャロル(Hiljainen joululaulu)
R・ラーラ(ベルント・サルリン)(1886–1971)(メルヤ・ラヤラ 編曲) 
 クリスマスの朝の教会(Joulukirkkoon)
シュレジェン伝承曲 巡礼の旅路で(Toivioretkellä)
  カンティノヴム室内合唱団 リタ・ヴァロネン(指揮)
  エミリ・ロジエ(ソプラノ)

制作 リタ・ヴァロネン
録音 マッティ・ヘイノネン

価格 ¥2,300(本体価格)

ポエマ – チェロと弦楽のための作品集

Alba ABCD372 SACD hybrid(5.1 multichannel/stereo) contemporary/classical


マルコ・ユロネン Marko Ylönen(1966–)はフィンランドのチェリスト。チャバ・シルヴァイ、エルッキ・ラウティオ、ヘイッキ・ラウタサロ、ハインリヒ・シフの下で学び、伝統的な作品と今日の作品をレパートリーにソロ活動を行なっています。チェロと弦楽のためのフィンランド音楽。1993年に「NOMUS(北欧音楽委員会)賞」を受けたオストロボスニア室内管弦楽団と2013年に名誉指揮者となったユハ・カンガス Juha Kangas(1945–)の共演による新録音です。サルメンハーラ Erkki Salmenhaara の《ポエマ》は「葬送」を思わせる陰鬱な曲調の音楽。ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための曲をチェロのために編曲した作品です。ノルドグレン Pehr Henrik Nordgren の《憎しみ – 愛》は、「メランコリックな気分と内にある激しい気質を表現できる」楽器としてチェロが選ばれました。「後期ロマンティシズムの気分と三和音から、クラスターに似た構造と瞬間的に微分音で着色する手法まで、幅広い和声世界をもつ」(キンモ・コルホネン)。作曲者の「内なる声」を表現した音楽。オストロボスニア室内管弦楽団の委嘱により作曲されました。サッリネン Aulis Sallinen の《室内音楽第8番》は、弦楽オーケストラのために作曲された一連の「室内音楽」のうち、第3番の《ドン・ファンキホーテの夜の踊り》とともにチェロを独奏楽器とした作品です。アムステルダム・シンフォニエッタなど4つのアンサンブルが共同委嘱。サッリネンのオペラ《騎馬兵卒》と《英国王フランスへ行く》の台本を書いたフィンランドの作家パーヴォ・ハーヴィッコ(1931–2008)への追悼の作品とし、スコアの表紙に彼の『Puut, kaikki heidän vihreytensä(木々、その緑なるものすべて)』の書名が引用されました。オランダのペーター・ウィスペルウェイがソロを弾き、2010年3月、アムステルダムで初演されています。《チェロと弦楽のための協奏曲》を作曲したユホ・カンガス Juho Kangas は、ユハ・カンガスの子。ヘルシンキ音楽院とシベリウス・アカデミーで音楽理論を学び、オッリ・コルテカンガスに作曲法を私的に教わった後、シベリウス・アカデミーのヘイニネン、ハメーンニエミ、ヴェリ=マッティ・プーマラと、カールスルーエの音楽大学のヴォルフガング・リームの下で研究を続けました。室内音楽を中心に作曲し、大きな編成の作品も少しずつ手がけてきています。この協奏曲は彼がこれまでに作曲したもっとも規模の大きい作品です。3楽章構成。〈エスプレッシーヴォ〉、「夜の音楽(Nachtmusik)」の副題にもかかわらず「スケルツォ」的な性格の〈2つの間奏曲(Due intermezzi)〉、もっとも長い〈プレスト〉。多彩な和声と音色をもった音楽です。ユロネンがオストロボスニア室内管弦楽団と共演して1990年に初録音したノルドグレンの《憎しみ – 愛》をのぞき、初録音です。

ポエマ(Poema)– チェロと弦楽のための作品集
エルッキ・サルメンハーラ(1941–2002) ポエマ(Poema)(1975)
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944–2008)
 憎しみ – 愛(Hate-Love) Op.71(1987)
ユホ・カンガス(1976–) チェロと弦楽のための協奏曲(2010)
アウリス・サッリネン(1935–)
 室内音楽第8番《パーヴォ・ハーヴィッコ追悼》
 (Kammarimusiikki VIII “Paavo Haavikko in memoriam”) Op.94
 (2008–09)
  マルコ・ユロネン(チェロ) オストロボスニア室内管弦楽団
  ユハ・カンガス(指揮)

録音 2013年5月21日–24日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音 シモン・フォクス=ガール

価格 ¥2,300(本体価格)

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マサ・オルパナ – 故郷への旅

Alba ABCD371 jazz


マサ(マッティ=ユハニ)・オルパナ Masa (Matti-Juhani) Orpana(1973–)は、フィンランド、カンガサラのミュージシャンです。この町は、サカリアス・トペリウスが『カンガサラの夏の日(Kesäpäivä Kangasalla)』の詩に描いたとおり、美しい自然で知られます。マサは、テナーサックスをメインの楽器に、その他のサクソフォーン、クラリネット、フルート、ギターを演奏。R&B、ルーツミュージック、ジャズ、即興、ロックと、さまざまな要素を取り入れた独自のスタイルをもっています。『兄弟(Brothers)』(ABCD254)と『星へ(To the Stars) – タンペレ・ビッグバンド・ライヴ!』(ABCD295)につづく『故郷への旅』は、彼のサックスを中心としたバンド、マサ・オルパナ・ホンク Masa Orpana Honk によるアルバムです。アメリカ、都会の場末か片田舎の酒場の土曜の夜を思わせるオリジナル曲《Waiting for the train》(列車を待って)。エディー・ハリスの《Gone Home》、スピリチュアルをオルパナとヨンニ・セッパラがアレンジした《Wade in the water》(流れを渡れ)、アフロ・ソウルジャズのマヌ・ディバンゴの《Ekedi》。ジェリー・ライバー Jerry Leiber とマイク・ストーラー Mike Stoller がザ・コースターズ The Coasters のために書いた《Searchin’》の演奏は、エドガー・ウィンターの若い時代の録音からインスピレーションを授かったと言います。オルパナの音楽の性格がすべて反映したというプログラム。「ホンキートンク」気分いっぱいのセッションが展開します。『兄弟』に参加したエレクトリックベース奏者のユーソ・ノルドルンド Juuso Nordlund が、共同制作、24トラックのフルアナログによる録音とミクシングを担当しました。

マサ・オルパナ – 故郷への旅(Travelin’ Home)
 Waiting for the train(Orpana) Stormy(Orpana)
 Walkin’ and thinkin’(Orpana) Slower slower(Orpana)
 Gone home(Eddie Harris)
 Wade in the water(Trad. arr. Orpana, Seppälä)
 Searchin’(Leiber, Stoller) Goin’ to Kangasala(Orpana, Seppälä)
 Inna slow motion(Orpana) Ekedi(Manu Dibango)
  マサ・オルパナ・ホンク
   マッティ=ユハニ・オルパナ(サクソフォーン)
   ヨンニ・セッパラ(ギター、ラップスティール)
   ヴィッレ・ヴァッリラ(ベースギター)
   ユッポ・パーヴォラ(ドラムズ、パーカッション)
  ワイリー・カズンズ(ピアノ、エレクトリックピアノ)
  イスマイラ・サネ(パーカッション) ヴィッレ・ラウハラ(ベース)

録音 2013年5月、10月 JJ-Studio(タンペレ、フィンランド)
制作 マサ・オルパナ、ヴィッレ・ヴァッリラ、ユーソ・ノルドルンド
録音 ユーソ・ノルドルンド

価格 ¥2,300(本体価格)

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シマノフスキ ピアノ作品集 第3集

Alba ABCD375 classical


フィンランドのピアニスト、アヌ・ヴェヘヴィライネン Anu Vehviläinen がシベリウス・アカデミーの博士課程で研究した成果を5枚のアルバムに示すシマノフスキ Karol Szymanowski(1882–1937)のシリーズ第3集。「トリスタン」和声と入念なピアノのテクスチュアを使い、後期ロマンティシズム音楽に傾倒した初期のスタイルから、独自の作曲スタイルに発展していく、その境目に位置するとされるソナタ第2番。第2集で第1曲から第4曲が演奏された《20のマズルカ》は第9曲から第16曲の8曲です。第1集(ABCD296)と第2集(ABCD337)が独特の響きのある教会で録音されたのに対し第3集はエスポーのセッロ・ホールで録音セッションが行なわれ、ニュートラルでモダンな響きのピアノが使われています。

カロル・シマノフスキ(1882–1937) ピアノ作品集 第3集
 ピアノのための4つの習作 Op.4(1900–02)
 ピアノソナタ第2番 イ長調 Op.21(1910–11)
 20のマズルカ Op.50(1924–25)
  第13曲 モデラート 第14曲 アニマート 第15曲 アレグロ・ドルチェ
  第16曲 アレグラメンテ. ヴィゴローゾ
 20のマズルカ Op.50(1924–25)
  第9曲 テンポ・モデラート
  第10曲 アレグラメンテ. ヴィヴァーチェ. コン・ブリオ
  第11曲 アレグレット 第12曲 アレグレット・モデラート
  アヌ・ヴェヘヴィライネン(ピアノ)

価格 ¥2,300(本体価格)

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Sun Trio - In the Dreamworld



CAM Jazz CAMJ7876 jazz


トランペットのヨルマ・カレヴィとドラムズのオラヴィのロウヒヴオリ兄弟 Jorma Kalevi Louhivuori & Olavi Louhivuori、ベースのアンティ・ロトヨネン Antti Lötjönen。「Sun Trio(サン・トリオ)」は、「北欧ジャズに特有の穏やかさの中の美しい時間」や「突然姿を現す、心をゆさぶるリズム」など、「音」を幅広く、どん欲に試す音楽作りで知られます。『Time Is Now』(CAMJ3306)と『Dreams Are True』(CAMJ7840)につづく CAM Jazz 第3作。エレクトロニクス処理したトランペットを交えた〈Waves(波)〉、憑かれたようなドラムのリズムが際立つ〈Dark Forest(暗い森)〉、古典的ジャズを思わせる〈Travelling(旅)〉、トランペットにギターに似たニュアンスをもたせた〈Narrow Mind(狭い心)〉、エキゾティックな〈Soleil d’Afrique(アフリカの太陽)〉、ドン・チェリーの世界をほのめかす〈In the Dreamworld(夢の世界で)〉。トリオのメンバーのオリジナル曲から構成されたアルバムです。

Sun Trio - In the Dreamworld
 Waves(Jorma Kalevi Louhivuori)
 Dark Forest(Jorma Kalevi Louhivuori)
 Travelling(Jorma Kalevi Louhivuori)
 Narrow Mind(Jorma Kalevi Louhivuori)
 Unknown(Jorma Kalevi Louhivuori)
 Soleil d'Afrique(Olavi Louhivuori)
 In the Dreamworld(Jorma Kalevi Louhivuori)
 Old Devil's Boogie(Olavi Louhivuori)
 Sightseeing(Jorma Kalevi Louhivuori)
 Sunson(Antti Lötjönen) Little One(Olavi Louhivuori)
 Searching for Your Path(Jorma Kalevi Louhivuori)
  ヨルマ・カレヴィ・ロウヒヴオリ(トランペット)
  アンティ・ロトヨネン(ベース)
  オラヴィ・ロウヒヴオリ(ドラムズ)

録音 2014年2月3日–6日 ヴィラ・リル・カルヴィク(ヘルシンキ)
録音 アブディッサ・アッセファ

価格 ¥2,000(本体価格)

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頌歌

Centaur CRC3360 contemporary/classical


コール・カンティアモ Cor Cantiamo は、アメリカのイリノイ州、ノーザンイリノイ大学(NIU)のレジデント室内合唱団です。現代合唱音楽の振興とこのジャンルの新しい作曲家を紹介することをめざし、2009年の春、創設されました。創設時から芸術監督と NIU の合唱活動の監督を務めるエリック・A・ジョンソン Eric A. Johnson(1965-)は、ヘルムート・リリング、デニス・キーン、ロバート・ファウンテン、ウェストン・ノーブルに学び、合唱クリニックや出版物を通じてアメリカの合唱音楽に寄与する指揮者。モーテン・ローリドセンをはじめとする作曲家と共同作業を行い、ジョン・タヴナー、マンテュヤルヴィ、ステイシー・ギブズに新作を委嘱してきました。コール・カンティアモとジョンソンの最初の商用アルバム『頌歌』では、《ヨイクに似せて(Pseudo-Yoik)》(シュード=ヨイク)で知られる、フィンランドを代表する合唱音楽の作曲家のひとり、ヤーコ・マンテュヤルヴィ Jaako Mäntyjärvi の作品が、近年の作品を交え歌われます。各国の合唱団がレパートリーとする《4つのシェクスピアの歌》(1984)につづく5曲の《さらなるシェイクスピアの歌》。1994年9月28日、フィンランド群島、ウト島沖のバルト海で起きた海難事故の犠牲者を追悼する「レクイエム」として作曲され、『バレンツ室内合唱団 イン・コンサート』(Caprice CAP21752)にも収録された《海の惨事の頌歌》。『旧約聖書』の「詩編122番」による《わたしはうれしかった》。中世イギリスの舞曲のリズムと旋法による和声の《Profane and Profaner》。4曲の《告知》は、出口の場所を示すなど、コンサートの聴衆とコミュニケートすることを意図して書かれた「コミカル」な小曲。ユーモラスな《タバコを吸うと死にます》は、イギリスのマドリガルを「現代」に再創造する一連の「現代マドリガル」の《おいで、一緒に暮らそう》と《銀色の白鳥》につづく第3作です。

頌歌 - ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-) 合唱作品集
 さらなるシェイクスピアの歌(More Shakespeare Songs)(1997)
  灼熱の太陽も恐れるな(Fear No More)
  丘を越え、谷を越え(Over Hill, Over Dale)
  時(Time) シルヴィアとは誰だ?(Who Is Silvia?)
  卑しい節(A Scurvy Tune)
 警鐘(Alarum Bells)(2011)
 おお主よ、わたしの魂にご慈悲を(Oi Herra, armos mulle suo)(2002)
 海の惨事の頌歌(Canticum Calamitatis Maritimae)(1997)
 アヴェ・マリア・ダオスタ(Ave Maria d’Aosta)(2004)
 わたしはうれしかった(I Was Glad)(2003)
 告知 I(Announcement I)(2001)
 告知 III(Announcement III)(2006)
 Profane and Profaner(2006/2008)
 告知 IV(Announcement IV)(2007)
 タバコを吸うと死にます(Smoking can kill)
 (現代マドリガル第3番)(2009)
 告知 II(Announcement II)(2002)
  コール・カンティアモ エリック・A・ジョンソン(指揮)

録音 2013年7月20日–23日

価格 ¥2,350(本体価格)

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『白霜頭と夢見る若者』の音楽

DAT DATCD61 traditional/contemporary


「若いトナカイ牧夫が眠っていると、夢の中に大昔の賢者が現れる。賢者は忘れられてしまっている知恵を若者に伝え、人間は宇宙の小さな一部分にすぎず、自然に従順でなければならないことを人が忘れないよう、混沌と破壊の姿を描いてみせる」。「夢の劇」のスタイルによる『白霜頭と夢見る若者』は、サーミの詩人、作曲家、パフォーマー、芸術家と、多面的な活動を行ったニルス=アスラク・ヴァルケアパー Nils-Aslak Valkeapää(1943–2001)が、日本の「能」からインスピレーションを得て台本と音楽を手がけた作品です。サーミの劇団、ノルウェー国立サーミ劇場 Sami Nasunalateahter の制作、1980年からノルウェーで活動するアイスランド出身の演出家ヘイクル・J・グンナルソン(ハウクル・J・グンナション)の演出で上演され、2013年11月の同劇団の来日公演でも演目に取り上げられました。〈アイロハス(Aillohas)〉〈白霜頭(Ritnoaivi)〉〈先導者 II(Ofelas II)〉〈夜、昼も(Ijaid, beivviid nai)〉〈生命の海(Eallima ahpi)〉〈サーミの平原(Sami eatnan duoddariid)〉〈太陽がまわる(Johta beaivi)〉〈北へ(Davas)〉 〈風(Biegga)〉〈どうか(Leage leage)〉〈シャーマンの太鼓(Govadas)〉〈おお、ビレット=マレット(Vuoi, Biret-Maret, vuoi)〉〈トナカイのカウベル(Aldobiellut)〉。ヴァルケアパーは、サーミの歌唱「ヨイク」の歌い手として知られ、彼の作曲した音楽もヨイクがベースとなっています。ノルウェー北部、フィンマルク県のカウトケイノにある出版社 DAT のアルバムです。

『白霜頭と夢見る若者(Ritnoaivi ja nieguid oaidni)』の音楽
  ノルウェー国立サーミ劇場

価格 ¥2,450(本体価格)

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女王のための音楽

LAWO Classics LWC1065 classical


17世紀イタリアのギター奏者バルトロッティ Angelo Michele Bartolotti がスウェーデンのクリスティーナ女王のために作り、演奏した曲集。フレードリク・ボック Fredrik Bock はスウェーデンのリュートとギターの奏者。バロッックギターのスペシャリストとして、コンチェルト・コペンハーゲン(CoCo)、シアター・オブ・ヴォイセズ、アタランテ、バロック・ソロイストをはじめとするアンサンブルと共演しています。

女王のための音楽(Music for a Queen)
アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ(17th Century)
 パッサカリア ト長調 組曲 ハ長調 フォリア ト短調 組曲 ニ短調
 組曲 ニ長調
  フレードリク・ボック(バロックギター)

録音 2012年5月6日–9日

価格 ¥2,450(本体価格)

グリーグ ガルボルグ、ヴィンニェ、イプセン歌曲集

LAWO Classics LWC1059 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


ガルボルグ Arne Garborg(1851– 1924)、ヴィンニェ Aasmund Olavsson Vinje(1818–1870)、イプセン Henrik Ibsen(1828–1906)。ノルウェーを代表する作家たちの詩によるグリーグの代表的歌曲集。メゾソプラノ歌手のマリアンネ・ベアーテ・シェラン Kielland, Marianne Beate(1975–)とピアニストのニルス・アンデシュ・モッテンセン Nils Anders Mortensen(1971–)のデュオは、オラヴ・アントン・トンメセンの《霊感を与えられた娘ヴェスレモイ》(2L078SABD)が2012年グラミー賞の「最優秀クラシカル・ヴォーカル・アルバム」部門にノミネートされました。

エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 ガルボルグ、ヴィンニェ、イプセン歌曲集
 歌曲集《ハウグトゥッサ(Haugtussa)(山の娘)》 Op.67
  それは歌う(Det syng) ヴェスレモイ(Veslemøy)
  ブルーベリーの丘の斜面(Blåbær-Li) 逢引き(Møte)
  愛(Elsk) 仔山羊のダンス(Killingdans) 悪い日(Vond Dag)
  小川で(Ved Gjetlebekken)
 A・O・ヴィンニェの詩による12の歌
 (Tolv melodier til digte af A. O. Vinje) Op.33
  若者(Guten) 春(Våren) 傷つけられしもの(Den Særde)
  コケモモ(Tyteberet) 流れにそって(Langs ei Å)
  まぼろし(Eit Syn) 老いた母(Gamle Mor)
  最初のもの(Det Første) ルンダーネで(Ved Rondane)
  破れた友情(Eit Vennestykke) 誠実(Trudom)
  たどり着くところ(Fyremål)
 ヘンリク・イプセンの6つの詩(Sex digte af Henrik Ibsen) Op.25
  吟遊詩人(Spillemænd) 白鳥(En Svane)
  詩集の一節(Stambogsrim)(小句集)
  睡蓮を手に(Med en vandlilje) 行ってしまった(Borte)(亡き人)
  鳥の歌(En fuglevis)
  マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾソプラノ) 
  ニルス・アンデシュ・モッテンセン(ピアノ)

録音 2013年1月4日–5日
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,450(本体価格)

使命(The Mission)

LAWO Classics LWC1061 classical


ハルデンに本拠を置くノルウェー管楽アンサンブル Det Norske Blaseensemble の新しいアルバム『使命』は、17世紀から18世紀のヨーロッパ音楽と南アメリカ伝統の音楽の出会いから生まれました。バロック期の音楽を活き活きした踊りのリズムと南米の気質で色づけ。編曲は、アンサンブルのトランペット奏者、スチャン・オーレスキョル Stian Aareskjold が行ないました。中世音楽を主なレパートリーとする6声のアカペラアンサンブル、ノルディック・ヴォイセズが共演しています。

使命(The Mission)
スチャン・オーレスキョル(編曲)
作者不詳 カチュア《ラ・セラニータ(La Serranita)》
『コロンビーナの歌集(Cancionero de la Colombina)』
 プロピニャン・デ・メリョール(Propiñán de Melyor)
作者不詳 ブルゴスの大聖堂(Catedral de Burgos)
フアン・アラネス(c.1580–1650)
 チャコーナ《素敵な人生(A la vida bona)》
作者不詳 ファンファーレ(Fanfarria) Hanacpachap Cussicuinin
フアン・イダルゴ・デ・ポランコ(1614–1685) Ay que me río de amor
フランシスコ・デ・サリナス(1513–1590)
 クラロス伯のロマンス(Romance del Conde Claros)
作者不詳 ランサローテのロマンス(Romance de Lanzarote)
 ホタ(Jota)
ガスパル・サンス(1640–1710)
 カナリオスとサラバンド(Canarios y Zarabanda)
ルイス・ミラン(1500–1561)
 パヴァーヌとガイヤルド(Pavana y Galliarda)
作者不詳 ファンタジア(Fantasia)
トワノ・アルボー(1519–1595)
 パヴァーヌ《おお、美しい方よ(Belle qui tiens ma vie)》
アントニオ・デ・カベソン(1510–1566)
 変奏曲《ご婦人の望み(La Dama Le Demanda)》
アドリアン・ヴィーラルト(1490–1562) Vecchie Letrose
マルコ・ファブリティオ・カローゾ(1525/35–1605/20)
 カナリオ(Il Canario)
フアン・ガルシア・デ・セスペデス(1619–1678)
 ガラチャ《Ay Que Me Abraso》
  ノルディック・ヴォイセズ ノルウェー管楽アンサンブル
  マーク・ベネット(指揮)

録音 2012年9月24日–27日
制作 ショーン・ルイス、スチャン・オーレスキョル
マスタリング トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,450(本体価格)

愛のまこと(Liebestreu)

LAWO Classics LWC1053 classical


メンデルスゾーンとシューマン、シューマンとブラームス。詩と音楽に表現された3人の作曲家の友情を、ノルウェーのソプラノ歌手ヘレーネ・ヴォル Helene Wold とピアニストのリヴ・グラーセル Liv Glaser のふたりの芸術家が映し出します。



愛のまこと(Liebestreu)
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 恋する女が書き記す(Die Liebende schreibt) Op.86-3
 葦の歌(Schilflied) Op.71-4 新しい恋(Neue Liebe) Op.19a-4
 ゆりかごのそばで(Bei der Wiege) O.47-6
 歌の翼に(Auf Flügeln des Gesanges) Op.34-2
 信頼(Confidence) Op.19-4(《無言歌 第1巻》から)(ピアノのための)
 問い(Frage) Op.9-1
 Weinend seh’ ich in die Nacht(1828)
 Tanzt dem schönen Mai entgegen(1823/24)
ヨハネス・ブラームス (1833–1897) 春(Der Frühling) Op.6-2
クララ・シューマン(1819–1896)
 《夕べに》の前奏曲(ピアノのための)
ロベルト・シューマン(1810–1856) 
 夕べに(Des Abends) Op.12-1(《幻想小曲集》から)(ピアノのための)
 くるみの木(Der Nussbaum) Op.25-3
 捨てられたおとめ(Das verlassne Mägdelein) Op.64-2
 恋の歌(Liebeslied) Op.51-5
ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 愛のまこと(Liebestreu) Op. 3, No. 1
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスター』によるリート、歌
 およびミニョンのためのレクイエム
  君よ知るや南の国(Kennst du das Land) Op.98a-1
  私に言わせないで
  (Heiss’ mich nicht reden, heiss’ mich schweigen) Op.98a-5
  ただあこがれを知る者だけが
  (Nur wer die Sehnsucht kennt) Op.98a-3
  悲しそうに歌わないで(Singet nicht in Trauertönen) Op.98a-7
  大人になるまでこのままに(So lasst mich scheinen) Op.98a-9
ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 間奏曲(Intermezzo) Op.119-1(ピアノのための)
ロベルト・シューマン(1810–1856) 夜の歌(Nachtlied) Op.96-1
  ヘレーネ・ヴォル(ソプラノ) リヴ・グラーセル(フォルテピアノ)

録音 2011年1月3日–5日
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,450(本体価格)

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クリスチャン・ボルラウグ - ルスケ=サラの思い出

Etnisk Musikklubb EM76 traditional


ノルウェーを代表するハリングフェレ奏者のひとり、クリスチャン・ボルラウグ Christian Borlaug の弾く民俗音楽遺産コレクション。ノルウェーの伝説的フィドル弾きたち、ラーシュ・フュケルー Lars Fykerud(1860–1902)、「粉屋の若者」ミュラルグーテン Mullarguten、ホーヴァル・ギボーエン Håvard Gibøen(1809–1873)、クヌート・ダーレ Knut Dahle(1834/7–1921)の曲と、古くから伝わる舞曲、ガンガル、スプリンガル、ハリングが演奏されます。

クリスチャン・ボルラウグ - Ruske-Saras minne(ルスケ=サラの思い出)
 Fyrespel og Gullfakse(スプリンガル、Lars Fykerud)
 Nonsnatten(ノンスナッテン)(ガンガル、Lars Fykerud)
 Tre Folketone(3つの民謡の調べ)
 (L. Fykerud/Murukleiven/Folketone e. L. Fykerud)
 Livius Smiths minne(リヴィウス・スミットの思い出)
 (スプリンガル、Lars Fykerud)
 Siklebekken(さざなみの小川)(スプリンガル、Myllarguten)
 To salmetoner(2つの賛美歌の調べ)
 Vesle-Signe(スプリンガル、Lars Fykerud)
 Hallingrosa(ハリングのバラ)(スプリンガル、Kunt Buen)
 Hildalen(ヒルダーレン)(ガンガル)
 Ruske-Sara(ルスケ=サラ)(スプリンガル、Lars Fykerud)
 Brynesteinslurken(砥石の棒)(スプリンガル、Håvard Gibøen)
 Kivlemøyspringar 1(シヴレモイスプリンガル 1)
 (スプリンガル、Knut Dahle)
 Kivlemøyspringar 2(シヴレモイスプリンガル 2)
 (スプリンガル、Håvard Gibøen)
 Sevlen(ハリング、Lars Fykerud)
 Fjellbekken(山の小川)(ヴァルドレスのスプリンガル)
 Fanitullen(ファニトゥレン)(悪魔の踊り)(ハリング)
  クリスチャン・ボルラウグ(ハリングフェレ)

価格 ¥2,450(本体価格)

フィリル - 夏の太陽のような微笑み

Etnisk Musikklubb EM74 traditional


2009年の上海コンサートをめざして結成されたトラッド・グループ、フィリル Firil のファーストアルバム。バラードからエネルギッシュなスロッテルまで、ノルウェーの民謡の宝庫といわれるハリングダールに伝わる民謡を自分たちの編曲して歌い、演奏します。マルギット・ミュール Margit Myhr、オラヴ・ミェルヴァ Olav Mjelva、アンデシュ・ハル Anders Hall、アダム・ユーハンソン Adam Johansson。スウェーデンとノルウェーのミュージシャンのアンサンブルです。

フィリル - Smile som summarsole(夏の太陽のような微笑み)
 Ei bakvendt vise
 I mine kåte ungdomsdagar(あれこれやらかした青春の日々に)
 Perigarden Syrg ikkji, gråt ikkji Brennevinsvisa(ブランデーの歌)
 Det er den største dårlighet(もっとも愚かなこと) Asle Myro
 Låtten åt Hauga, reinlender Attegløyma Toingen, springar
 Ser du hallingen Når månen tindrar Oleanna
  フィリル
   マルギット・ミュール(ヴォーカル、ハリングフェレ)
   オラヴ・ミェルヴァ(ハリングフェレ)
   アンデシュ・ハル(ヴィオラ、オクターヴフィドル)
   アダム・ユーハンソン(ギター)

録音 2012年10月

価格 ¥2,450(本体価格)

リーセ・ルンデ・ブレンハーゲン - Kjeringe i snødrevet

Etnisk Musikklubb EM61 traditional


ノルウェーの民俗楽器ランゲレイク Langeleik は、ヨーロッパのツィターに似た撥弦楽器。現在では、ヴァルドレスとヴァルダールの地域で演奏されています。リーセ・ルンデ・ブレンハーゲン Lise Lunde Brennhagen のソロアルバムでは、ヴァルドレスとヴァルダールに伝わるスプリンガルやハリングが演奏されます。

リーセ・ルンデ・ブレンハーゲン - Kjeringe i snødrevet
 Kjeringe i snødrevet(ハリング)
 Velkommen att frå Beitogardo(ハリング)
 Bukkehornlåtten(角笛の調べ)(Lydarlått、スプリンガル)
 Rødalsoksin(Lydarlått) Fjellbekken(山の小川)(スプリンガル)
 Jørnsrengja(スプリンガル)
 Nissedansen(ニッセの踊り)(ハリング)
 Polka etter Olav Snortheim(オラヴ・スノットハイムのポルカ)
 Fuglelåtten(鳥の歌)(スプリンガル)
 Halling etter Embrik Beitohaugen
 (エンブリーク・バイトハウゲンのハリング)
 Tusselåtten(小妖精の歌)(Lydarlått) I OIekjedn(Lydarslått)
 Likferdssælmin åt Joma(スプリンガル)
 Langeberglåtten(ランゲベルグの調べ)(Lydarlått)
 Lydarlått etter Ragna Brenno Frydenberg 
 Halling etter Ragna Brenno Frydenberg
 (ラグナ・ブレンノ・フリューデンベルグのハリング)
 Rangdi Røllung(スプリンガル) Trompen hass Trond(スプリンガル)
 Springar etter Ulrik Jensestogun
 (ウルリク・イェンセストゥーグンのスプリンガル)
 Karia vår(ハリング)
  リーセ・ルンデ・ブレンハーゲン(ランゲレイク)

価格 ¥2,450(本体価格)

オラヴ・ステフェン・アイデ - 祝宴司会者の歌

Etnisk Musikklubb EM75 2CD’s traditional


ノルウェーの町や村の結婚式や宴会の司会者たちが、五世代にわたって歌い継いできた歌をオラヴ・ステフェン・アイデ Olav Steffen Eide が歌い、演奏するアルバム。2枚のCD、楽譜、歌詞がデジブックに収められています。








オラヴ・ステフェン・アイデ - Kjømeistersongar(祝宴司会者の歌)
 Adam i paradiset(楽園のアダム) Grautvisa(オートミールの歌)
 I dansehuset(ダンスホールで) 他(全40曲)
  オラヴ・ステフェン・アイデ(歌、ギター、ハリングフェレ、
   アコーディオン)
  シーグヴァト・アンドレーアス・ホーレ・アイデ(ハリングフェレ)

価格 ¥4,900(本体価格)

ノルウェー、フィン系クヴェン人の伝統音楽

Etnisk Musikklubb EM59 2CD’s traditional


ノルウェー北部に住む少数民族、フィン系クヴェン人の伝統音楽。エリン・セッポラ・ブランヴォル Elin Seppola Brandvoll をはじめとする歌い手たちの歌う60曲を収めた2枚のCD、クヴェン人に関する資料、写真、歌詞をめたデジブック仕様のアルバム。







ノルウェー、フィン系クヴェン人の伝統音楽
 - Minner fra barndom og undgom(子供時代と青春時代の思い出)
  エリン・セッポラ・ブランヴォル(歌) ビョルナル・セッポラ(歌)
  ヴァイノ・ニルセン(歌、ハルモニウム)
  マリ・セッポラ・ラスムセン(歌) アクセル・ファスルネス(歌)
  アクセン・エーリクセン(歌) イングヴァル・ヨハンセン(歌)
  ハンナ・ホーエグ・エーリクセン(歌)

価格 ¥4,900(本体価格)

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ヘンリク・ロング、フレゼリク・ロングの歌曲と二重唱曲

Danacord DACDCD751 classical


アルバム『美の女神の娘たちはいない』(DACOCD705)でクーラウ、ハイセ、バーネコウ、ベクゴーの抒情歌曲を歌ったデンマークのテノール、エーリク・ベカー・ハンセン Erik Bekker Hansen(1974–)の新しいアルバムは、デンマークでもっともロマンティックな歌を書いたヘンリクとフレゼリクのロング父子の歌曲と二重唱曲です。父のヘンリク・ロング Henrik Rung(1807–1871)は、1828年、コペンハーゲンの王立劇場のコントラバス奏者として音楽家としてのキャリアをスタートさせました。1837年に王立劇場で上演されたヘンリク・ヘアツ Henrik Hertz(1797–1870)の劇『スヴェン・リューディングの家(Svend Dyrings Hus)』の付随音楽を作曲して成功を収め、手にした奨学金でイタリアに留学しました。帰国後は王立劇場のレペティトゥールを務め、オペラ、劇付随音楽、ヴォードヴィルの音楽、歌曲とロマンス、ギターの小品を作曲。アンデルセンの詩による《デンマークに生まれて(I Danmark er jeg født)》をはじめとする歌曲と賛美歌は今も歌われています。フレゼリク・ロング Frederik Rung(1854–1914)は父から音楽を教わり、1866年から王立劇場でギターを演奏しました。王立音楽アカデミーでゲーゼに和声法、ハートマンに対位法を学び、1908年に王立劇場の首席指揮者に就任しました。マドリガル合唱団の指揮者、音楽院のピアノと声楽の教師を務め、交響曲ロ短調、セレナード、2曲の弦楽四重奏曲、ヴァイオリンとピアノのための作品、歌曲などの作品を残しました。「ナイル川がエジプト人の大地に水を与える地……」。アンデルセンの詩による《グア》に始まるアルバム。ソプラノのバストロプ・ムラー Trine Bastrup Møller とバリトンのシーウ Thomas Christian Sigh が二重唱に参加し、2007年からハンセンと共演を始めた『美の女神の娘たちはいない』のエレン・レフストロプ Ellen Refstrup がピアノを弾いています。

ヘンリク・ロング、フレゼリク・ロングの歌曲と二重唱曲
ヘンリク・ロング(1807–1871)
 グア「ナイル川がエジプト人の大地に水を与える地」
 (Gurre “Hvor Nilen vander ægypterens jord”)
 ヴァルデマ王がグアで狩りをする(Kong Valdemars jager udi Gurre)**
 失ったものと得たもの(Det svundne og det vundne)**
 日没(Solnedgang)* 憧れ(Længsel)*
 いとしい乙女よ、眠らないで(Jomfru, du må ikke sove)
 月光の夢(Måneskinsdrømme) 冬の訪れ(Vintervisite)
 『ブラン』の二重唱(Vexelsang af “Brand”)*
 逢い引き(Stevnemødet) 舟歌(Barcarole)
P・E・ランゲ=ミュラー(1850–1926)
 1914年フレゼリク・ロングの思い出に寄せる『追悼』
 (“In Memoriam” til minde om Fr. Rung 1914)(ピアノのための)
フレゼリク・ロング(1854–1914)
 『平野の詩』への序詩(Indledningsdigt til “Viddernes poesi”)
 歌(Sangen)**
 4つの歌(Fire sange)
  おまえの春にわたしの歌を捧げる(Jeg vier min Sang til din Vaar)
  日曜日の静けさ(Sonntagstille) 音楽(Musikken)
  鳥のバラード(Fuglevise)
 森で(I Skoven)* 昔の記憶(Gammelt minde) 追憶(Erindring)
  エーリク・ベカー・ハンセン(テノール)
  トリーネ・バストロプ・ムラー(ソプラノ)*
  トマス・クリスチャン・シーウ(バリトン)**
  エレン・レフストロプ(ピアノ)

録音 2014年5月 ユラン歌劇場大リハーサル室(オーフス、デンマーク)
制作・録音 ヘンリク・ヴィンター・ハンセン

価格 ¥2,450(本体価格)

試聴盤があります

レコード録音によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物

Danacord DACOCD738 2CDR’s for price of 1 classical


コペンハーゲン生まれのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン Erling Blöndal Bengtsson(1932–2013)への「オマージュ」シリーズ。アイスランド放送とデンマーク放送(DR)のアーカイヴ録音につづき、彼がキャリアの初期に HMV と Sonet に録音したチェロとピアノ、チェロと室内管弦楽のための作品が2枚のディスクでリリースされます。作曲家ヴィクト・ベンディクスの子、ランゴーやニルス・ヴィゴ・ベンソン作品を初演したピアニスト、ヴィクト・シューラー Victor Schiøler(1899–1967)。カール・ニルセンの娘婿のエミール・テルマーニとのデュオをきっかけにデンマークに移った、ブダペスト生まれ、バルトークとエドヴィン・フィッシャーに学んだピアニスト、ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ Georg Vásárhelyi(1915–2002)。ピアニストとしても高名でカール・ニルセンのピアノ曲集(dacpao 8.224095–96)を録音した作曲家のヘアマン・D・コペル Heman D. Koppel(1908–1998)。1962年から1965年までティヴォリのオーケストラでコンサートマスターを務め、ヴァイオリニスト、指揮者として活動したヘンリク・サクセンスキョル Henrik Sachsenskjold(1918–)。20世紀デンマーク音楽しい名を残すアーティストが共演しています。クラウス・ビューリト Claus Byrith が復刻を担当。工場製作の CDR によるリリースです。

レコード録音によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物
(A Gramophone Tribute to Erling Blöndal Bengtsson)
[Disc1]
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 チェロソナタ第3番 イ長調 Op.69
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヴィクト・シューラー(ピアノ)
 [録音 1954年(mono)][HMV KALP9, mtx 2XCS108]
 モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
   WoO.46
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ(ピアノ)
 [録音 1960年(stereo)][Sonet slps 1212, mtx DG1212-B]
ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 チェロソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヴィクト・シューラー(ピアノ)
 [録音 1954年(mono)][HMV KALP9, mtx 2XCS109]
 チェロソナタ第1番 ホ短調 Op.38
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1950年(mono)][HMV DB20148–50, mtx 2XCS2894–99]
[Disc2]
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
 チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  コペンハーゲン・プロムシカ室内管弦楽団
  ヘンリク・サクセンスキョル(指揮)
 [録音 1961年(stereo)][Sonet slps 1212, mtx DG1212-A]
ルイジ・ボッケリーニ(1743–1805)
 チェロソナタ イ長調 G.13
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ(ピアノ)
 [録音 1962年(stereo)][Sonet slps 1212, mtx DG1212-B]
 ロンド(Rondo)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1952年(mono)][HMV DA5280, mtx 3253]
デイヴィッド・ポッパー(1843–1913)
(ガスパール・カサド(1897–1966) 編曲)
 妖精の踊り(Elfentanz) Op.39
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1952年(mono)][HMV DA5280, mtx 3254]
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882–1971)
(グレゴール・ピアティゴルスキー(1903–1976) 編曲)
 イタリア組曲(Suite italienne)(1932)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1951年(mono)][HMV DB20168–70, mtx 3094–3098]
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)(ベンクトソン/コペル 編曲) 
 春に寄す(Til våren/An den Frühling)Op.43-6
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1952年(mono)][HMV DA5279, mtx OCS3250]
ジャン・シベリウス(1865–1957)(ベンクトソン 編曲)
 悲しいワルツ(Valse triste)Op.44-1
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1952年(mono)][HMV DA5279, mtx 3251]
アントン・ルビンシテイン(1829–1894) ロマンス(Romance)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1952年(mono)][HMV DA5283, mtx 3252]
カミーユ・サン=サーンス(1835–1921)  白鳥(Le cygne)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1952年(mono)][HMV DA5283, mtx 3253]
ダリユス・ミヨー(1892–1974) エレジー(Elegie)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1951年(mono)][HMV DA20168, mtx 3099]
ヘアマン・D・コペル(1908–1998) テルニオ(Ternio) Op.53B
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ヘアマン・D・コペル(ピアノ)
 [録音 1951年(mono)]
 [HMV DA20100–101, mtx OCS3090–3093]

制作 メレーテ・ブレンダール・ベンクトソン
デジタル復刻 クラウス・ビューリト

価格 ¥2,450(本体価格)

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カールセン オルガン、トランペットと金管アンサンブルのための作品集

Elegia ELEORG028 contemporary/classical


カールセン Kjell Mørk Karlsen はノルウェーの作曲家、教会音楽家。父のロルフ・カールセンに作曲を教わり、1883年にオルガン学校の名で設立されたオスロ音楽院で学びました。教会音楽、室内楽、管弦楽を中心とする多作の作曲家として知られ、オルガニスト、リコーダーとオーボエの奏者としても活動しています。2009年には、教会音楽家、作曲家としての功績によりノルウェー王国政府から聖オラヴ騎士賞を授与されました。オマール・カプーティ Omar Caputi(1970–)のオルガン、トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を1982年に卒業したエルコーレ・チェレッタ Ercole Ceretta のトランペット、2011年に創設された金管楽器と打楽器のアンサンブル、カナヴェイサンブラス CanaveisanBrass。イタリアの音楽家たちによる演奏です。

シェル・モルク・カールセン(1947–)
 オルガン、トランペットと金管アンサンブルのための作品集
 オルガン、金管楽器と打楽器のための協奏曲 Op.28(1973/86)
 トランペットとオルガンのためのコラールソナタ
 《いざ喜べ、愛するキリスト者たちよ
 (Nun freut euch liebe Christen g'mein)》 Op.13-3(1972)
 この世はうるわし(Deilig er jorden)
 (金管と打楽器のための4つのクリスマス賛美歌)
 オルガンのためのシンフォニア・アンティクァ(Sinfonia Antiqua) Op.116
 オルガンと金管アンサンブルのための典礼組曲(Suite Liturgican) Op.164
  オマール・カプーティ(オルガン)
  エルコーレ・チェレッタ(トランペット) カナヴェイサンブラス
 [聖リタ教会のグスターヴォ・ザニン・オルガン(1990年)]

録音 2013年10月 聖リタ教会(トリノ、イタリア)

価格 ¥2,350(本体価格)

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クリストフェル・コンペン - A Tribute to Jack Teagarden

Herman Records HJCD1043 jazz


ノルウェーのトロンボーン奏者、オスロとストックホルムで学んだクリストフェル・コンペン Kristoffer Kompen の『Short Stories of Happiness』(2011)につづくアルバム。「ジャズ・トロンボーン」の先駆者とみなされ、“Big T” や “The Swingin’ Gate” のニックネームで知られるジャック・ティーガーデン Jack Teagarden(1905–1964)の作曲した曲から選んだ12曲による「オマージュ」。

クリストフェル・コンペン - A Tribute to Jack Teagarden
 Old Folks Stars Fell on Alabama
 Baby Won't You Please Come Home
 A Hundred Years from Today 他
  クリストフェル・コンペン(トロンボーン)
  デイヴィッド・スキナー(ピアノ)
  ボッレ・フリューデンルンド(ギター、ヴォーカル)
  スヴァイン・オールボースタ(ベース)
  トゥーレ・サンバッケン(ドラムズ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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カーリン・クルーグ、ジョン・サーマ Things about This and That

Meantime Records MR20 jazz


鏡、桜の木、尋ねたいこと、サークル、幸せ、月の光、雨、小石、修道士。ノルウェーのジャズフェスティヴァルのひとつ、ヴォス・フェスティヴァル Voss Festival から2010年コンサートのために委嘱されクルーグ Karin Krog とサーマン John Surman が歌に作った「いろいろなこと」。ヴィブラフォーンのイーヴァル・コルヴェ Ivar Kolve、ギターとエレクトロニクスのビョルン・クラーケグ Bjørn Klakegg、ドラムズのトム・オルスタ Tom Olstad、そして、ダーグ・アルネセン・トリオの『ノルウェーの歌(Norwegian Song)』の最初の2枚(Losen Records LOS107-2, LOS108-2)のベーシスト、テリエ・ゲヴェルト Terje Gewelt がセッションに参加。自由な即興からスウィングジャズまで幅広いスタイルの音楽が展開されます。

カーリン・クルーグ、ジョン・サーマン ― Things about This and That
 Mirror Song Cherry Tree Song Question Song Circle Song
 Happy Song Moonlight Song Rain Song Pebble Song Monk Song
  カーリン・クルーグ(ヴォーカル)
  ジョン・サーマン(ソプラノサックス、バリトンサックス、
   バスクラリネット、バスリコーダー)
  イーヴァル・コルヴェ(ヴィブラフォーン)
  ビョルン・クラーケグ(ギター、エレクトロニクス)
  テリエ・ゲヴェルト(ベース) トム・オルスタ(ドラムズ)

録音 2013年4月23日–24日 レインボースタジオ(オスロ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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ブーディル・ニスBlue

Bare Jazz Records BJCD100 jazz


1996年からジャズグループ「Girl Talk」で演奏、最初のソロアルバム『Night Time』(BJCD101)でノルウェー・ジャズシーンの「有名人」となったサックス奏者、ブーディル・ニスカ Bodil Niska のセカンドアルバム。フランク・シナトラの歌で知られる《In the Wee Small Hours of the Morning》、ペギー・リーの《Golden Earrings》、カーペンターズが歌った《For All We Know》(邦題『ふたりの誓い』)などのスタンダードナンバーを中心としたプログラムが組まれました。ノルウェーとスウェーデンのミュージシャンが参加したセッション。前作と同じく、彼女の自主レーベル Bare Jazz Records のリリースです。

ブーディル・ニスカ ― Blue
 In the Wee Small Hours of the Morning(David Mann/Bob Hilliard)
 How about You(Burton Lane/Ralph Freed)
 Et gammelt stykke Oslo
 Taking a Chance on Love(Vernon Duke/John La Touche/Ted Fetter)
 Little Lulu Vika mitt drømmested Sunday
 Golden Earrings(Victor Young/Jay Livinsgton/Ray Evans)
 For All We Know(J. Fred Coots/Sam M. Lewis)
 Little Old Lady(Hoagy Carmichael/Stanley Adams)
 Blues for Madeleine(Wild Bill Davis/Johnny Hodges)
  ブーディル・ニスカ(テナーサックス) エギル・カプスタ(ピアノ)
  ビョルン・アルテルハウグ(ベース) ペレ・ヒュルテーン(ドラムズ)
  パレ(ポール)・ヴァンベリ(ハモンド B3)

録音 2004年1月 レインボースタジオ(オスロ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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シマノフスキ ヴァイオリンのための作品集

Orfeo ORFEO873141 classical


「地中海南岸、北アフリカの音世界と人々に魅せられた作曲家の華やかな夜のファンタジー」。シマノフスキの第1番のヴァイオリン協奏曲は、2013年9月、BBC Proms のコンサートでラトビアのバイバ・スクリデがペトレンコ指揮オスロ・フィルハーモニックと共演した演目です。プロムスに先立って第2番とともにオスロでセッション録音され、妹のラウマ・スクリデが共演した《神話》(全3曲)と合わせてリリースされます。

カロル・シマノフスキ(1882–1937) ヴァイオリンのための作品集
 ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35 ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61
 神話 Op.30(ヴァイオリンとピアノのための)
  バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団 ワシーリー・ペトレンコ(指揮)
  ラウマ・スクリデ(ピアノ)

録音 2013年2月14日、15日 オスロ・コンサートホール(協奏曲)、6月16日 イエス・キリスト教会

価格 ¥2,600(本体価格)

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トゥシェ - Touché!

Hot Club Records HCR353 jazz


「現代のジャンゴ」スタイルのグループ、トゥシェ Touché のデビューアルバム。




トゥシェ - Touché!
 Snooze * Creepy sleepers Citrine(黄水晶) Mhm
 La valse du demon(悪魔のワルツ) IPA *
 On the Sunny Side of the Street Samoreau(サモロー)
 Tout de suite(すぐに) Dream of You
  トゥシェ
   ヨハン・トビアス・ベルグストレム(ギター)
   ボール・ヘルゲルー(ギター、ヴォーカル)
   ホーコン・オーセ(ヴァイオリン)
   フレードリク・ソールベルグ(ベース)
  ラーシュ・フランク(クラリネット)*

価格 ¥2,450(本体価格)

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ヴァインベルグ 室内交響曲第3番・第4番

Chandos CHSA5146 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical



ミエチスワフ(モイセイ)・ヴァインベルグ(1919–1996)
 室内交響曲第3番 Op.151 室内交響曲第4番 Op.153
  ヘルシングボリ交響楽団 トルド・スヴェードルンド(指揮)

価格 ¥2,800(本体価格)

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