2014年12月



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ルーマン フルートと通奏低音のためのソナタ集 第1集

BIS SACD2105 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


ユーハン・ヘルミク・ルーマン Johan Helmich Roman はストックホルム生まれ。歌手で後に宮廷楽団のヴァイオリニストになった父、ユーハン・ルーマン Johan Roman(?–1720)から最初の音楽教育を受け、1711年に宮廷楽団のヴァイオリニストに正式に就任しました。1715年にロンドンに渡り、「音楽のメトロポリス」の豊かな音楽生活を享受、ヘンデルのオーケストラでは第2ヴァイオリン奏者を務めました。スウェーデンがカール十二世の治下、リヴォニアをめぐるロシアとの戦い、いわゆる大北方戦争(1700–1721)に敗れ、「平和」の時代が始まった1721年、ルーマンは帰国の命令を受け、宮廷の副楽士長に就任。1727年からは楽士長を務め、スウェーデンの音楽がデューベン一家の「古い」音楽から「新しい」音楽に移行する時代を代表する音楽家として活躍しました。フルートと通奏低音のためのソナタ(Sonate a flavto traverso, violine e cembalo da Roman, Svedese)(BeRI.201–212)はルーマンが出版した唯一の作品(作品群)です。1727年ストックホルム。出版譜の前書きには「saggi giouanili(若い時代の作品)」と記され、楽士長に取り立ててもらった感謝の印として、戦死したカール十二世を継いで王位に就いたウルリカ・エレオノーラ女王 Queen Ulrika Eleonora(1688–1741 在位 1718–1720)に献呈されました。「作曲技法と様式的要素の結びつきの素晴らしさ。フルートソナタでは、複雑な感情表現の文脈が、ヴィラネッラやピーヴァといったイタリア世俗音楽の形式、あるいは、タランテッラ同然の楽章と対照を見せる」(ダン・ラウリン)。ダン・ラウリン Dan Laurin と夫人のアンナ・パラディーゾ Anna Paradiso を中心とする「良質のワインと食事と音楽を分かち合う」音楽家たちのアンサンブル、J・S・バッハ、C・P・E・バッハとテレマンのソナタを演奏した『父と子と名付け親』(CD1895)のパラディーゾ・ムジカーレ Paradiso Musicale による録音では、全12曲の曲集から、「ルーマンのモダンなスタイルの好例」というニ長調の第2番を含む最初の5曲が、トラヴェルソに代わりリコーダーで演奏されます。「著しくイタリア的な性格の作品だと考え、イタリア様式の通奏低音で演奏することにした」。編成は、第1番と第5番がリコーダー、チェロ、バロックギターとチェンバロ、第4番がリコーダー、チェロとチェンバロ、第2番と第3番がリコーダーとチェンバロ。録音セッションは、ストックホルムに近いストックスンドの聖ペテロ教会で行われ、パラディーゾ・ムジカーレの音楽が陰影に富む音色とともに捉えられ、「複雑な感情表現」を伝えます。かつてスウェーデン宮廷に響いた雅な音楽が「今」に息づく。興趣あふれるアルバムです。

ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694–1758)
 フルートと通奏低音のためのソナタ集 第1集
 ソナタ第1番 ト長調 BeRI.201 ソナタ第2番 ニ長調 BeRI.202
 ソナタ第3番 ハ短調 BeRI.203 ソナタ第4番 ト長調 BeRI.204
 ソナタ第5番 ホ短調 BeRI.205
  パラディーゾ・ムジカーレ
   ダン・ラウリン(リコーダー) アンナ・パラディーゾ(チェンバロ)
   マッツ・オロフソン(チェロ) ユーナス・ヌードベリ(バロックギター)

Instrumentarium
Dan Laurin: Voice flute、Alto recorder E-flat(Sonata III)by Frederick G. Morgan, Daylesford, Australia
Anna Paradiso: Neapolitan harpsichord after Onofrio Guarracino by Masao Kimura, Japan, 2012
Mats Ofofsson: Cello by Johann Öhberg the elder, Stockholm C.1765. Bow by René Groppe
Jonas Nordberg: Baroque guitar by Hendrik Hasenfuss 2004

録音 2013年10月、12月(第3番) 聖ペテロ教会(ストックスンド、スウェーデン)
制作・録音 トゥーレ・ブリンクマン

価格 ¥2,650(本体価格)

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生と愛を歌う聖歌集

Pentatone PTC5186530 SACD hybrid (Multichannel/stereo) contemporary/classical


サウスダコタ合唱団 South Dakota Chorale は、アメリカ中西部のグレートプレーンズ(大平原)の州サウスダコタのスーフォールズに2009年に創設されたプロフェッショナルのアンサンブルです。芸術監督のブライアン・A・シュミット Brian A. Schmidt は、ノースカロライナ州のデューク大学チャペルの聖歌隊などの指揮者を務め、アメリカを代表する合唱指揮者のひとりに挙げられる合唱指揮者です。『生と愛を歌う聖歌集』はサウスダコタ合唱団のセカンドアルバム。バルト三国、スカンディナヴィアとスイスの作曲家による「もっとも美しい現代合唱作品」から選ばれた「宗教歌」が歌われます。エストニア生まれ、アルヴォ・ペルト Arvo Pärt の『新約聖書』『ルカによる福音書』による《マニフィカト》と《主よ、今こそあなたは》、そして、ベルリンのRIAS室内合唱団の委嘱で作曲した《マニフィカトの7つのアンティフォナ》。ノルウェー・ソリスト合唱団の委嘱作、デンマークの哲学者キアケゴー(キルケゴール)の著作から採ったテクストの英訳で歌われるニューステット Knut Nystedt の《キアケゴーの祈り》から2曲。リトアニアのアルギルダス・マルティナイティス Algirdas Martinaitis とラトビアのエリクス・エシェンヴァルズ Ēriks Ešenvalds の作品も「生を歌う」聖歌です。「愛」の歌は2つ。スウェーデンのスヴェン=ダーヴィド・サンドストレム Sven-David Sandström の《4つの愛の歌》とスイスのイヴォ・アントニーニ Ivo Antognini の《わたしはシャロンのばら》は、いずれも『旧約聖書』『雅歌(ソロモンの雅歌)』がテクストです。

サウスダコタは、スー族をはじめとする原住民と白人の間で激しい戦いが行われた暗い歴史をもちながら、今は、4人の大統領の顔を彫刻したラシュモア山の名を冠した国立公園をはじめとする観光地に恵まれ、内外の観光客が多く訪れる州として知られます。州最大の都市スーフォールズは、人口が15万。「アメリカ最良の小都市(Best Little City in America)」のニックネームで呼ばれています。アルバム『生と愛を歌う聖歌集』は、市の名所のひとつ、カトリックの聖ヨセフ大聖堂(セント・ジョーセフ大聖堂)で録音セッションが行われました。ネオルネサンス様式の大聖堂は、最初は木造の教会として作られ、1915年から1919年にかけて石灰石による建築が行われました。なんどか修復が行われ、2011年に最後の内装が完成しています。この大聖堂は音響のよさが知られ、聖歌隊のコンサートのほか、スーフォールズを本拠とするサウスダコタ合唱団 South Dakota Chorale のコンサート会場のひとつとしても使われています。セッションの制作は、サウスダコタ合唱団の最初のアルバム『天国には(In Paradisum)』などの録音により2013年グラミー賞の最優秀プロデューサーに選ばれたブラントン・アルスポー Blanton Alspaugh が担当しました。「Pentatone クオリティ」の録音。TVシリーズ化されたローラ・インガルス・ワイルダーの『大草原の小さな家』(原作『インガルス一家の物語』)をイメージしてしまうサウスダコタの今の「文化」に触れることができるアルバムです。芸術監督のシュミットは、2015年の秋、国際指揮者交換プログラムのアメリカ代表としてスウェーデンで客演指揮することが決まっています。

生と愛を歌う聖歌集(Sacred Songs of Life & Love)
アルヴォ・ペルト(1935–)
 マニフィカト(Magnificat)(1989)
 聖母マリアよ喜べ(Bogoróditse Djévo)
 マニフィカトの7つのアンティフォナ
 (Sieben magnificat Antiphonen)(1991)
  おお叡智よ(O Weistheit) おおアドナイ(わが主)よ(O Adonai)
  おおエッサイの根より出でし若枝よ(O Sproß aus Isis Wurzel)
  おおダヴィデの鍵よ(O Schlüssel Davids)
  おお暁の星よ(O Morgenstern)
  おお、すべての民の王よ(O König aller Völker)
  おおインマヌエルよ(O Immanuel)
アルギルダス・マルティナイティス(1950–) アレルヤ(Alleluia)(1996)
クヌート・ニューステット(1915–)
 《キアケゴーの祈り(Prayers of Kierkegaard)》 Op.157(1999)から
  第3曲 偉大なり、おお神よ!(Great are you, o God!)
  第6曲 天におられる父よ!あなたは、まず私たちを愛してくださいました!
  (Father in heaven! You loved us first!)
スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942–)
 4つの愛の歌(Four Songs of Love)(2009)
  どうかあの方が、その口のくちづけをもって(Let Him Kiss Me)
  夜が明け、影が闇にまぎれる前に(Until the Daybreak)
  北風よ、目覚めよ(Awake, O North Wind)
  あの人が左の腕を(His Left Hand)
イヴォ・アントニーニ(1963–)
 わたしはシャロンのばら(I am the rose of Sharon)(2010)
エリクス・エシェンヴァルズ(1977–)
 おお救いの生贄(O salutaris hostia)(2009)
アルヴォ・ペルト(1935–) 主よ、今こそあなたは(Nunc dimittis)(2001)
 サウスダコタ合唱団 ブライアン・A・シュミット(指揮)

録音 2014年1月 聖ヨセフ大聖堂(スーフォールズ、サウスダコタ州、アメリカ合衆国)
制作 ブラントン・アルスポー
録音 ジェシー・ブレイマン

価格 ¥2,550(本体価格)

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Choice

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番・第2番

Aparté AP098 classical


1999年、イギリスの BBC Radio 3 は “New Generation Artists” という計画を新たに発足させました。「世界を舞台にした活動を始めようとする若い音楽家が次のステージに進む手助けをする」。最初の年には、ジョージア(グルジア)のヴァイオリニスト、リサ・バティアシュヴィリや、イギリスのピアニスト、スティーヴン・オズボーンとポール・ルイスたち12人が、翌年度からは6人から8人のミュージシャンが選ばれ、Radio 3 の録音、イギリス各地にある BBC のオーケストラとの共演、チェルトナム音楽祭 Cheltenham International Festival や BBC Proms といった音楽祭への出演、Harmonia Mundi、Decca、BIS をはじめとするレコード会社と共同制作するCD録音など、3年間にわたりさまざまな演奏機会を与えられてきました。北欧ではスウェーデンのクラリネット奏者マッティン・フローストとノルウェーのピアニストのクリスチャン・イーレ・ハドランが、それぞれ2003年と2011年のアーティストに選ばれています。スイスのピアニスト、シュヴィツゲーベルは、イギリスのメゾソプラノ歌手キティ・ホウェイトリーやデンマーク弦楽四重奏団とともに2013年のアーティストに選出された6人(グループ)のひとりです。

ルイ・シュヴィツゲーベル Louis Schwizgebel。1987年、ジュネーヴ生まれ。ローザンヌのブリギッテ・マイヤーとベルリンのパスカル・ドヴァイヨンに学び、ジュリアード音楽学校のエマヌエル・アックスとロバート・マクドナルドに師事しています。2007年、ライプツィヒの Young Concert Artists European Auditions とニューヨークの Young Concert Artists International Auditions で第1位。New Generation Artists に選ばれてまもなく、シューベルトのイ短調(D.845)、ベートーヴェンの《月光》、ハイドンのハ長調(Hob XVI:50)の3つのソナタを2013年11月と2014年2月にロンドンの BBC スタジオで録音。その音源を収録したCD(BBC Music Magazine 2014 August)により彼の名は国際的にも知られるようになりました。現在はロンドンに住み、王立音楽アカデミーのパスカル・ネミロフスキの下で学んでいます。

シュヴィツゲーベルはレコード録音契約を Harmonia Mundi グループの Aparté レーベルと結んでいます。チェロのオフェリー・ガイヤール、クラリネットのファビオ・ディ・カソラと共演したブラームスの室内楽(AP053)と、ラヴェル、リスト、ホリガー、シューベルトの曲を弾いた最初のソロアルバム(AP067)を2013年にリリース。つづく第3作として、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と第2番を収めたアルバムが制作されました。彼はベートーヴェンの5曲の協奏曲をレパートリーにしていて、第1番は、2013年のヴェルビエ音楽祭でシャルル・デュトワの指揮する音楽祭オーケストラと共演。スイスの「Le Temps」紙から「新鮮で生命力にあふれ、楽器の美感をいっぱいに発揮した」演奏と評されました。Aparté のアルバムは、ティエリ・フィッシャー指揮のロンドン・フィルハーモニック管弦楽団が共演し、2014年6月30日と7月1日、ロンドンでセッション録音されました。「二十代」のベートーヴェンが書いた音楽にひたすら共感を寄せるピアニストとオーケストラ。シュヴィツゲーベルのピアノの音と響きも「リアル」で、美しく、スイスの新聞の評した音楽が実感されます。

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
  ルイ・シュヴィツゲーベル(ピアノ)
  ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 ティエリ・フィッシャー(指揮)

録音 2014年6月30日、7月1日 ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
アーティスティックディレクション・ミクシング・マスタリング Ken Yoshida(Little Tribeca)
録音 フレデリク・ブリアン

価格 ¥2,450(本体価格)

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Louis Schwizgebel official website

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Choice

1865年 - アメリカ南北戦争時代の希望と故郷の歌

Harmonia Mundi HMU807549 SACD hybrid(Multichannel/stereo) traditional/classical


Harmonia Mundi グループに属する Harmonia Mundi USA は、カリフォルニアのバーバンクに本拠を置き、芸術性と娯楽性がほどよく融合したアルバムを継続して制作してきました。アフリカ系アメリカ人のスピリチュアルを集めたコンスピラーレの『歌え自由を!(Sing Freedom!)』(HMU807525)、現代アメリカの作曲家、ケヴィン・プッツ(HMU907580)とロバート・カイア(HMU807577)の作品集。エストニア・フィルハーモニック合唱団がトルミス、シベリウス、クレーク、ベリマンの曲をポール・ヒリヤーの指揮で歌った『バルト海のルーン(Baltic Runes)』(HMU807485)も Production USA の制作です。Harmonia Mundi USA の主要アーティスト、アメリカの女性ヴォーカルグループ、アノニマス4 Anonymous 4 はこれまでに20枚を超すアルバムを作ってきました。ヒルデガルトの詩歌、13世紀イングランドの頌歌、アメリカのフォークソングとゴスペル、グループのための新作と、いずれも高い評価を受け、音楽ファンから支持されているアルバムです。ルース・リード・カニングハム Ruth Reid Cunnigham、マーシャ・ジェネンスキー Marsha Genensky、スーザン・ヘラウアー Susan Hellauer、ジャクリーン・ホーナー=クウィアテク Jacqueline Horner-Kwiatek の4人。1986年春にグループを結成。休止の時期を挟み、30年近く活動を続けてきました。そのアノニマス4が2015年から2016年のシーズンを最後に活動をやめることが発表され、最後となるアルバムが制作されました。1861年から1865年にかけての時代、北軍と南軍、双方の兵士や市民の間に広まっていた「希望と故郷の歌」を歌った『1865年』。フィドル奏者のブルース・モルスキーをゲストアーティストに迎えて行う最終ツアーのプログラムによるこのアルバムは、アメリカ南北戦争の終戦150年を記念するとともに、『アメリカの天使(American Angels)』(HMU907326)と『グローリーランド(Gloryland)』(HMU907400)とつづいたアノニマス4の「アメリカ三部作」を完結させる一枚でもあります。

北軍の歌として書かれ、南北双方で版を重ねた《Weeping, Sad and Lonely(悲しくて、寂しくて、涙を)》から始まるプログラム。つづいて、奴隷制度廃止論者の歌《Darling Nelly Gray》。フォスターの《Hard Times Come Again No More(つらい時代は、二度と来ないでくれ)》。キトレッジ作詞作曲の《Tenting on the Old Camp Ground》はチャールズ・アイヴズが《They Are There》に引用した歌です。「今夜は昔のキャンプ場で夜営だ。疲れた心が元気になる歌を歌ってくれ。故郷を思い、いとしい友人たちを思う歌を。今夜、大勢の心が疲れている。大勢が望んでいる、この戦争が終わることを。大勢の心が、正義を望んでいる、平和の夜明けを見ることを。今夜は夜営だ。かつて布教の集いのあったキャンプ場。……今日、古いキャンプ場で戦ってきた。大勢の戦友がそこに横たわっている。死んでしまったもの、息をひきとろうとしているもの。多くのものが泣いている。大勢の心が、正義を望んでいる、平和の夜明けを見ることを。今夜、死んでゆく。古いキャンプ場で死んでゆく」。春、クロウタドリが柳の枝にとまり歌うという《オーラ・リー》は、エルヴィス・プレスリーの《ラヴ・ミー・テンダー》の原曲です。優しいメロディが愛され、日本のグリークラブでも歌われていました。《ホーム・スウィート・ホーム》は「埴生の宿」の邦題で親しまれています。アイヴズの歌曲《川のほとりで(At the River)》の基になった賛美歌《Shall We Gather at the River》がプログラムの最後です。

これら、南北戦争の後も広く歌われている歌を含む20曲は、アカペラの五重唱と四重唱、バンジョー、ギターあるいはフィドルが伴奏するヴォーカル、フィドルのソロと、変化のある編成で歌われ、演奏されます。アノニマス4のメンバーとモルスキーが、各地の図書館の「南北戦争コレクション」に保存されている当時の楽譜や兵士がポケットに入れていた「歌集(songster)」にあたって、編曲を行いました。フィドルのブルース・モルスキー Bruce Molsky(1955–)は、主にアパラチア地方の音楽のスペシャリストとして知られ、バークリー音楽大学の終身客員教授を務めています。ソロ活動に加え、「スーパーグループ」モザイク Mozaik や、シェトランドのフィドラー、アリ・ベイン Aly Bain とスウェーデンのマルチミュージシャン、アーレ・モッレル Ale Möller(『ペガサス(Pegasus)』Prophone PCD121)と組んだトリオなどのグループ活動も行っています。制作を担当したロビーナ・G・ヤング Robina G. Young と録音のブラッド・マイケル Brad Michel は『歌え自由を!』のチームです。

『1865年』は、オリジナルの英語歌詞、フランス語とドイツ語に翻訳された歌詞、そして当時の図版や写真を多数掲載したブックレットをつけた、ジパック仕様でリリースされます。アメリカ独立戦争の時代から南北戦争の時代にかけての音楽を集めた『シャロンのばら(Rose of Sharon)』(Harmonia Mundi France HMC902085)や『歌え自由を!』とならぶ、アメリカ音楽を楽しむための貴重なアンソロジーです。

1865年 - アメリカ南北戦争時代の希望と故郷の歌
(Songs of Hope and Home from the American Civil War)
 Weeping, Sad and Lonely(When This Cruel War Is Over)
 (Charles Carroll Sawyer/Henry Tucker)
 Darling Nelly Gray(B. R. Hanby)
 Hard Times Come Again No More(Stephen Foster)
 Sweet Evelina(M/T) Bright Sunny South(trad.)
 The Southern Soldier Boy(Capt. C. W. Alexander/trad.)/
  Rebel Raid(trad.)
 Tenting on the Old Camp Ground(Walter Kittredge)
 Aura Lea(W. W. Fosdick/George R. Poulton)
 Listen to the Mocking Bird(Alice Hawthorne)
 Camp Chase(trad.) Brother Green(trad.)
 The Faded Coat of Blue(The Nameless Grave)
 (J. H. McNaughton)
 The Maiden in the Garden(trad.)
 The True Lover’s Farewell(trad.)
 Home, Sweet Home(John Howard Payne/Henry Bishop)/
  Polly Put the Kettle on(trad.)
 The Picture on the Wall(Henry Clay Work)
 Abide with Me(Henry F. Lyte/William H. Monk)
 Shall We Gather at the River(Robert Lowry)
  アノニマス4
   ルース・リード・カニングハム(ヴォーカル)
   マーシャ・ジェネンスキー(ヴォーカル)
   スーザン・ヘラウアー(ヴォーカル)
   ジャクリーン・ホーナー=クウィアテク(ヴォーカル)    
  ブルース・モルスキー(フィドル、バンジョー、ギター、ヴォーカル)

録音 2014年6月 ドルー大学コンサートホール(マディソン、ニュージャージー州)
制作 ロビーナ・G・ヤング
録音 ブラッド・マイケル

価格 ¥2,650(本体価格)

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ヴィヴァルディ 《四季》

BIS SACD2103 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


オーストラリア室内管弦楽団(ACO)は1975年に創設されたアンサンブル。1989年、シドニーとスイスの音楽院に学んだオーストラリア生まれのリチャード・トニェッティ Richard Tognetti(1965–)が首席ヴァイオリン奏者、芸術監督に就任し、さまざまな作品に柔軟に対応する「ソリストたちのアンサンブル」の音楽が国際的に高く評価されています。モーツァルトのヴァイオリンと管弦楽のための作品集(SACD1754, SACD1755)、メンデルスゾーンの《ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲》《弦楽八重奏曲》(SACD1984)を録音。《ホルベアの時代から》《2つの悲しい旋律》、トニェッティ編曲の《弦楽四重奏曲 ト短調》などを演奏したディスク(SACD1877)は、グリーグの弦楽オーケストラのための作品の代表的アルバムのひとつに挙げられます。《四季》をはじめとするヴィヴァルディの作品集。《4つのヴァイオリンのための協奏曲》では、アシスタント・リーダーを務める第二ヴァイオリン奏者、フィンランド出身のサトゥ・ヴァンスカ Satu Vänskä がソリストのひとり。シベリウス・アカデミーとストックホルムのエーズベリ音楽学校で学んだティモ・ヴェイッコ・ヴァルヴェ Timo Veikko Valve は、2006年に ACO の首席チェロ奏者に任命されました。

アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
 ヴァイオリン協奏曲集《和声と創意の試み》 Op.8
  - 四季(〈春〉 RV.269, 〈夏〉 RV.315, 〈秋〉 RV.293, 〈冬〉 RV297)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.226 - ラルゴ
 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 RV.580 *
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV.356
 合奏協奏曲 ニ長調 RV.562 《聖ロレンツォの祝日のために》 - グラーヴェ
 歌劇《試練の中の真実》 RV.739 - シンフォニア
  オーストラリア室内管弦楽団
  リチャード・トニェッティ(ヴァイオリン、指揮)
  ヘレナ・ラズボーン(ヴァイオリン)*
  サトゥ・ヴァンスカ(ヴァイオリン)* アイク・シー(ヴァイオリン)*
  ティモ・ヴェイッコ・ヴァルヴェ(チェロ)*

録音 2014年3月 チャツウッド・コンコース・コンサートホール(シドニー)

価格 ¥2,650(本体価格)

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ヴィヴァルディ 《四季》

Obsidian OBSCD713 classical


ヨーロッパ連合バロック管弦楽団 European Union Baroque Orchestra(EUBO)は、1985年、バロック期の偉大な音楽家3人、J・S・バッハ、G・F・ヘンデル、ドメニコ・スカルラッティの生誕300年を祝う「ヨーロッパ音楽年」の事業の一環として創設されました。EU各国の音楽大学に学ぶ学生がオーケストラ演奏を経験することにより、新たなステージに進む、その手助けをする。この事業は成功を収め、創設以来500人を超す学生が EUBO を経験し、それぞれにキャリアを発展させていきました。EUBO の新録音はヴィヴァルディの協奏曲。J・S・バッハのチェンバロ協奏曲(cpo 999 989-2, 777 248-2)、ブクステフーデのチェンバロ作品集(Kontrapunkt 32069)をはじめとする録音で親しまれているデンマークのチェンバロ奏者モーテンセン Lars Ulrik Mortensen(1955–)が指揮と通奏低音を担当。《四季》の〈春〉〈夏〉〈秋〉〈冬〉のソロを分担するヒュー・ダニエル Huw Daniel、ボーヤン・チチッチ Bojan Cicic、ヨハネス・ブラムゾーラー Johannes Pramsohler、ゼフィラ・ヴァロヴァー Zefira Valova は、それぞれ2004年、2000年、2007年、2008年に EUBO のメンバーを務め、現在、みずから主宰するアンサンブルやプロフェッショナルのオーケストラで活躍しています。《四季》の各季節の演奏に先立ち、アントニオ・デ・サルロ Andonio de Sarlo が「ソネット」を朗読。イタリア語の原詩と英語訳がブックレットに掲載されています。

アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.214
 ヴァイオリン協奏曲集《和声と創意の試み》 Op.8
  - 四季(〈春〉 RV.269, 〈夏〉 RV.315, 〈秋〉 RV.293, 〈冬〉 RV297)
 弦楽のための協奏曲 ト短調 RV.157
  ヨーロッパ連合バロック管弦楽団
  ラース・ウルリク・モーテンセン(指揮、チェンバロ)
  ヒュー・ダニエル(ヴァイオリン)(春)
  ボーヤン・チチッチ(ヴァイオリン)(夏)
  ヨハネス・ブラムゾーラー(ヴァイオリン)(秋)
  ゼフィラ・ヴァロヴァー(ヴァイオリン)(冬)
  アントニオ・デ・サルロ(語り)

録音 2014年6月22日–24日 トリフォリオン・アトリウム(エヒタナハ、ルクセンブルク)
制作・録音 シュテファン・レー

価格 ¥2,350(本体価格)

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ミュージック・フォー・ア・ホワイル - 冬の頌歌

Grappa GRCD4458 jazz/classical/crossover


パーセルの曲のタイトルをグループ名に採った「ミュージック・フォー・ア・ホワイル(Music for a While)」(束の間の音楽)。キャバレーソングの「無冠の女王」トーラ・アウゲスタ Tora Augesta を中心に、アコーディオンのスチャン・カシュテンセン Stian Carstensen、トランペットのマティアス・アイク Mathias Eick、テューバのマッティン・タクスト Martin Taxt、ドラムズとパーカッションのポール・ハウスケン Pål Hausken と、ノルウェーの「ドリームチーム」ともいえるジャズミュージシャンの集まったバンドが結成から10年を迎えます。クルト・ワイルの音楽を独創的なアルバムに作った『ワイル・バリエーション』でアルバムデビュー、ダウランドからプーランクの「クラシック」作品をカバーした前作も高く評価されたバンド。その10周年を記念するアルバム『冬の頌歌』では、16世紀から20世紀の「どことなくクリスマスを思わせる」冬の歌が歌われ、演奏されます。シューベルトの《冬の旅》の第1曲〈おやすみ〉、ヘンデルのオラトリオ《ソロモン》のシバの女王のアリア「太陽は輝くことを忘れるのだろうか」。ロックのスティングもアルバムで歌っている「冬はゆっくりとやってくる」はパーセルのオペラ《妖精の女王》の曲。バッハの《クリスマス・オラトリオ》からコラール「我いかに汝を迎えん」。ノルウェーに伝わる曲を蒐集し『古いまた新しいノルウェーの山のメロディ』として出版したリンデマン Ludwig Mathias Lindeman がデンマークのグルントヴィの詩に曲を書いた《教会は古き家》。そして伝承のキャロル。ジャンルを超えた選曲によるプログラムが組まれました。ヴォーカルのアウゲスタはベルゲン生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーとストックホルムの王立音楽大学で学び、「キャバレー歌唱法」の修士号を取得しています。2007年からはベルリンに住み、クラングフォルム・ウィーンやアンサンブル・モデルンといったグループに客演、演出家クリストフ・マルトハーラーとも共同作業を行っています。

ミュージック・フォー・ア・ホワイル - 冬の頌歌(Canticles of Winter)
フランツ・シューベルト(1797–1828) おやすみ(Gute Nacht) D.911-1
G・F・ヘンデル(1685–1759)
 太陽は輝くことを忘れるのだろうか(Will the Sun Forget to Streak)
ジョヴァンニ・ステファーノ・カルボネッリ(1690–1772) アレグロ
ハロルド・ダーク(1888–1976)
 木枯らしの風、ほえたけり(In the Bleak Mid-winter)
ヘンリー・パーセル(c.1659–1695)
 冬はゆっくりとやってくる(Now Winter Comes Slowly)
J・S・バッハ(1685–1750)
 我いかに汝を迎えん(Wie soll ich dich empfangen)
ジョン・ダウランド(1563–1626) 来れ深き眠り(Come, heavy sleep)
ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン(1812–1887)
 教会は古き家(Kirken den er et gammelt hus)
伝承曲 ウェクスフォード・キャロル(Wexford Carol)
 甘き喜びのうちに(In dulci jubilo)
 つねに待ち望む心を(わが思い果てしなく駆けめぐり)
 (Mitt hjerte altid vanker) 
 コヴェントリー・キャロル(Coventry Carol)
  ミュージック・フォー・ア・ホワイル
   トーラ・アウゲスタ(ヴォーカル)
   スチャン・カシュテンセン(アコーディオン、ペダル・スティールギター)
   マティアス・アイク(トランペット) マッティン・タクスト(テューバ)
   ポール・ハウスケン(ドラムズ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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Piano Improvisational Two.five- マッツ・オーベリ

Caprice CAP21838 improvisation


Caprice Records のシリーズ “Improvisational” は、4つの基本コンセプトで制作されています。「即興を音楽表現の重要な要素と考えるピアニストを起用する。同じホール (ニューブルーカイェン (Nybrokajen) 11) と同じピアノ (Steinway Model D) を使う。録音セッションが始まるまで即興のテーマをピアニストに知らせない。脳が異なった活動状態にあり、人間が内的、精神的な行動をしやすいと一部の科学者の言う、夜に録音セッションを行う」。このシリーズは、これまでに4枚のアルバムがリリースされました。C・M・ベルマンによるニクラス・シヴェレーヴ(“Improvisational One” CAP21776)、コルネリウス・ヴレスヴィークによるマッツ・オーベリ(“Two” CAP21780)、モーリス・ラヴェルによるヤコブ・カールソン(“Three” CAP21786)、ジョニ・ミッチェルによるオルガ・コンコヴァ(“Four” CAP21799)。そしてシリーズ第5作は、TVプロデューサーとしても活躍したジャズピアニストで作曲家のベルント・エーゲルブラード Berndt Egerbladh(1932–2004)の作品が即興のテーマ、ピアニストは、「ジャンルを超えたキーボード奏者」として、自身のトリオの他、アーレ・モーレル、フランク・ザッパ、モルガン・オーグレン、レーナ・ヴィッレマルク、アン=クリスティン・ヘードマルク、ユーナス・クヌートソンといったミュージシャンと共演したマッツ・オーベリ Mats Öberg(1972–)。“Improvisational Two” につづき起用されたため “Piano Improvisational Two.five” のアルバムタイトルがつけられました。

Piano Improvisational Two.five- マッツ・オーベリ
 You Never Come Closer A Song for Amy Ossians väst
 Worksong November min vän Nighthawks - It’s Rising’ Up Real
 Charlie Boy and Verkstandsbossa Elisabet You Shall Find Your Way
 Sarek - Won’t You Take Me to the Theatre
 Kleine Titelinformation(Hidden track)
  マッツ・オーベリ(ピアノ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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カレヴィ・アホ ソロ・ピアノ作品集

BIS SACD2106 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary


カレヴィ・アホ Kalevi Aho のソロ・ピアノのための作品集。本格的に作曲を学び始めたころに作曲された、親しみやすい「メロディ」をもつ《19の前奏曲》。1980年のピアノソナタは、作曲を始める前にショパン、リスト、ドビュッシー、バルトーク、メシアンたちの作品を徹底的に研究し、彼らの発展させた語法を駆使し「ヴィルトゥオーゾ」作品に作り上げたという作品。ヴァイオリンのための《ソロI》(1975)につづく「ソロ」シリーズの第2作《ソロII》も技巧を要求される作品。「序奏に始まり、運動性のあるダンス風の『事態の激変』を経て、静かな結末に至る、論理的アーチを形成する単一楽章」(キンモ・コルホネン)。「クラスターで中断されるアレグレットの行進曲、第4交響曲のコーラル風パッセージをアレンジしたアンダンテ」(コルホネン)の《子供のための2つのやさしいピアノ曲》。フィンランドのピアニスト、ソニヤ・フラキ Sonja Fräki(1977–)による演奏です。

カレヴィ・アホ(1949–) ソロ・ピアノ作品集
 ピアノのための19の前奏曲(19 preludia pianolle)(1965–68)
 3つの小さなピアノ曲(Kolme pientä pianokappaletta)(1971)
 子供のための2つのやさしいピアノ曲
 (Kaksi pientä pianokappaletta lapsille)(1983)
 ソナチネ(1993) ソロII(Solo II)(1985) ピアノソナタ(1980)
  ソニヤ・フラキ(ピアノ)

録音 2013年1月 フィンランド
ピアノ Steinway D

価格 ¥2,650(本体価格)

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ゴウダゲアイドヌーのヨイク

DAT DATCD64 traditional


サーミ文化の中心地のひとつ、ノルウェー北部のゴウダゲアイドヌー(ノルウェー名、カウトケイノ)の男女11人のヨイク歌手が歌い、朗唱する伝承曲。歌い手のひとり、ヘアイカ・ヘッタ Heaika Hætta が録音と制作を担当したアルバムです。


ゴウダゲアイドヌーのヨイク(Guovddut juoigmá)
  インゲル・マリ・ニールト(ヨイク)
  ペール・ヨルゲンセン・ガウプ(ヨイク)
  マーリト・クリスティーネ・ヘッタ・サラ(ヨイク)
  ミケル・イーサク・トルネンシス(ヨイク)
  ヘアイカ・ヘッタ(ヨイク) 他

価格 ¥2,450(本体価格)

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カール・セーグレム - NyeSongar.no

NORCD NORCD1322 jazz


ノルウェーのテナーサックス奏者、カール・セーグレム Karl Seglem が、アンドレーアス・ウルヴォ Andreas Ulvo、シーグル・ホーレ Sigurd Hole、ユーナス・ホーヴデン・ショーヴォーグ Jonas Howden Sjøvaag とカルテットを組み、2012年10月、ハルダンゲル湾の端にある町オッダの Formannshuset で二日間行ったライヴの録音。メロディックで古典的ジャズカルテットのスタイルによる「アクースティック・ジャズの風景」は「音楽詩」とも呼ばれます。このハウスにある豊かで温かい響きの Steinway D ピアノは、オスロ大学から寄贈され、かつてキース・ジャレットやセローニアス・モンクも弾いたことのあるという楽器です。

カール・セーグレム - NyeSongar.no
 Desembersongen(Karl Seglem) Porten(Karl Seglem)
 Angular momentum(Sigurd Hole) Din folketone(Karl Seglem)
 Dordei(Ulvo, Sjøvaag, Seglem, Hole) Drömvisa(Göran Fristorp)
 Nordover(Andreas Ulvo) Inn i juni(Karl Seglem)
 Etter snø (Odda)(Ulvo, Sjøvaag, Seglem, Hole)
  カール・セーグレム(テナーサックス、ゴートホーン、ヴォーカル)
  アンドレーアス・ウルヴォ(ピアノ) シーグル・ホーレ(ベース)
  ユーナス・ホーヴデン・ショーヴォーグ(ドラムズ)

録音 2012年10月29日–30日 Formannshuset(オッダ、ノルウェー)(ライヴ)
制作 カール・セーグレム
録音 アウドゥン・ストリーペ

価格 ¥2,450(本体価格)

ギスレ・トルヴィーク - Tranquil Fjord

NORCD NORCD1320 jazz


ギスレ・トルヴィーク Gisle Torvik(1975–)はベルゲン生まれ。ハルダンゲルのトルヴィークビュグドで育ち、1992年の春、ヘフナーの古いギターを屋根裏で見つけたことをきっかけにギタリストの道を歩み始めたといわれます。オスロの Nordic Institute of Stage and Stugio でギターと作曲を専攻。いくつかのバンドに参加し、1999年に自身のバンドによる初めてのアルバムをリリースしました。ギターとヴォーカルによる初めてのアルバム『Frozen Moment』(2009)につづく『Tranquil Fjord』は、作曲者、アレンジャー、プロデューサー、音楽教師としても活動するトルヴィークの幅広い才能が発揮されたアルバムです。

ギスレ・トルヴィーク - Tranquil Fjord(静寂のフィヨルド)
 Tranquil Fjord Kryssande For Bløming Bløming
 Endelaus Veg Stille Song Arv Blå skugge(青い影)
 Lang veg heim(故郷までの長い道のり) Tranquil Fjord Solo
  ギスレ・トルヴィーク(ギター) アウドゥン・エリングセン(ベース)
  ヘルムン・ニューゴール(ドラムズ)

価格 ¥2,450(本体価格)

ベーカー・ハンセン - Chet på norsk – Ei som deg

NORCD NORCD1429 jazz


チェット・ベーカーの「アメリカ西海岸」ジャズとノルウェーの山の空気の出会い。チェット・ベーカーは、1980年代に数年間スカンディナヴィアに滞在したことがあり、その際、ノルウェーの音楽家とコラボレーションを行いました。ノルウェーの詩人ヤン・エーリク・ヴォルとアルバムを制作したこと、ピアニストのエルリング・アクスダール、ベースのビョルン・アルテルハウグとツアーを行ったことが特に知られています。アルバム『Chet på norsk – Ei som deg(ノルウェー語のチェット – あなたのように)』。ベーカー・ハンセンのノスタルジックかつ新しいタッチの編曲によりチェット・ベーカーの音楽をしのびます。

ベーカー・ハンセン - Chet på norsk – Ei som deg
 Lyse renda/Look for the silver lining
 E bi so lett foreslka/I fall in love too easily
 Gong etter gong/Time afte time Så søt/Candy
 Ei som deg/There will never be another you
 Ulykkesfugl/Everything happens to me
 Om du drog frå meg/If I should lose you
 Sea du drog/I get along without you very well
  ベーカー・ハンセン(ピアノ)
  トマス・フスモー・リトレスカーレ(トランペット)
  シェティル・イェルヴェ(ピアノ)
  スチャン・アンドレーアス・アンデシェン(ベース)
  トゥーレ・フラトフィヨルド(ドラムズ)

価格 ¥2,450(本体価格)

ダニエル・ヘシュケダール - Dagane

NORCD NORCD1326 jazz


ダニエル・ヘシュケダール Daniel Herskedal はオスロ在住のフリーランス・ミュージシャン。トロンハイム音楽院でジャズを学び、コペンハーゲンのリズムミュージック音楽院(RMC)の修士課程を修了しています。ヘシュ含めケダール作曲、オイヴィン・エッベスヴィーク Øyvind Ebbesvik 作詞の曲によるアルバム『Dagane』は、ヴォーカル、木管楽器、金管楽器、弦楽器など多くのミュージシャンが参加して制作されました。

ダニエル・ヘシュケダール - Dagane
 Sjøbygda(海沿いの村) Dagen etter(次の日)
 Viktoria(ヴィクトリア) Inderøymarsj(インデロイ行進曲)
 Dagen vi aldri gløymer(忘れられない日)
 Lysning i skogen(森のあかり) Cellulose(セルロース)
 Hymne til Trøndelag(トロンデラーグ賛歌)
 Putins Voggevise(プーティンの子守歌)
 Tonar som vil deg vel(安らぎの調べ)
  ダニエル・ヘシュケダール(テューバ、バストランペット)
  マリウス・ネセット(サクソフォーン)
  アントン・ヴィルヘルム・エーゲル(ドラムズ)
  エルレン・テュニング・ラーシェン(ホルン)
  アスラク・スカウ(ベース) ペッテル・エルド(ベース)
  マリアンネ・ボードワン・リ(チェロ)
  マーリト・アスポース(チェロ) エスペン・ベルグ(ピアノ)
  ヘレーネ・ボクスレ(ヴォーカル) スヴァホルム・シンガーズ 他

録音 2013年6月 リュードハーゲン・スタジオ(ヴェルダール、ノルウェー)、2013年8月 プロペラースタジオ(オスロ)、We-Know-Music Studios(コペンハーゲン)
制作 ダニエル・ヘシュケダール
録音 アウグスト・ヴァングレーン、クリストフェル・ボンサクセン

価格 ¥2,450(本体価格)

トルルス・ホルヴァイ -Paraplyer ved havet

NORCD NORCD1330 jazz


ノルウェーの詩人トルルス・ホルヴァイ Truls Horvei と音楽家仲間の「ビート詩」アルバム。




トルルス・ホルヴァイ -Paraplyer ved havet(海辺の雨傘)
 Paraplyer ved havet(海辺の雨傘) Kråker(カラス)
 Paraplyer ved havet II(海辺の雨傘 II) Klar
 Havsaksfon(海のサクソフォーン)
 Paraplyer ved havet III(海辺の雨傘 III) Tog av drømmere
 Malemester Gammel beatpoesi(古いビート詩)
 Ordsvidd Månens øye
  トルルス・ホルヴァイ(ヴォーカル)
  インゲ・リプダール(ギター、ラップスティール)
  ロイ・オーレ・フォルラン(キーボード)
  イーヴェル・サンドイ(ドラムズ、パーカッション)
  アインリーデ・トルヴィーク(ベース)

価格 ¥2,450(本体価格)

パーピルフリュー - Papirfly

NORCD NORCD1327 jazz


ハンネ・カッレベルグ Hanne Kalleberg のヴォーカル、フィリップ・ビルケネス Philip Birkenes のピアノ、クヌート・オラヴ・ブーヴェルー・サンヴィーク Knut Olav Buverud Sandvik のベース、ヤコプ・ヤンソン Jakop Janssønn のドラムズ。「パーピルフリュー Papirfly(紙飛行機)」のデビューアルバム。

パーピルフリュー - Papirfly(紙飛行機)
 Sommervinden Du sover over Kviljo På tur Et rom
 Kom Kom flom Flyet faller Spil mer Et hav
  パーピルフリュー
   ハンネ・カッレベルグ(ヴォーカル)
   フィリップ・ビルケネス(ピアノ)
   クヌート・オラヴ・ブーヴェルー・サンヴィーク(ベース)
   ヤコプ・ヤンソン(ドラムズ、ソー)

価格 ¥2,450(本体価格)

ドゥープレクス - Duolia

NORCD NORCD1324 jazz


ドゥープレクス Duplex。美しい音風景と、さらに自由なスタイルの音風景を探求しているという、ノルウェーの新しい世代のジャズプレーヤーふたり、サックス奏者のハーラル・ラッセン Harald Lassen とベーシストのクリスチャン・メオース・スヴェンセン Christian Meaas Svendsen のデュオ。

ドゥープレクス - Duolia
 Smukt Mats Holland Veslola Kaisei Wayne Brask
 Olines Mantra Siste Reise
  ドゥープレクス
   ハーラル・ラッセン(テナーサックス、ソプラノサックス)
   クリスチャン・メオース・スヴェンセン(ベース)

価格 ¥2,450(本体価格)

エーリク・ハルヴォシェン・トリオ - Undergrunnane

NORCD NORCD1431 jazz


リビングルームにピアノ(Bechstein Cocert 8)、子供部屋にドラム、キッチンにベースをセット。エーリク・ハルヴォシェン・トリオ Erik Halvorsen Trio がハルヴォシェンの自宅で録音した新作。


エーリク・ハルヴォシェン・トリオ - Undergrunnane
 Kjempefin ballade Pommac Plac Wolnica Ni åtte
 Fløyta Røst Opptakten Skyss Syreveien
  エーリク・ハルヴォシェン・トリオ
   エーリク・ハルヴォシェン(ピアノ)
   イーヴァル・トールモーセーテル(ドラムズ)
   マグネ・トールモーセーテル(ベース)

価格 ¥2,450(本体価格)

ホーコン・ストルム - Fosfor

NORCD NORCD1434 jazz


ホーコン・ストルム Håkon Storm のソロアルバム。1968 Martin D-18、12-string Guild F-414 、Ramirez 2 cwe nylon、Taylor GT-8 Baritone、Gibson ES335 と楽器を弾き分けています。


ホーコン・ストルム - Fosfor
 Hu Hei Klorofyll Ambleside Barbeint Wille Pete
 Tölt/Ross Questar Atom 15 Fosfor Skrømt
 My One and Only Love
  ホーコン・ストルム(ギター)

録音 レインボースタジオ(オスロ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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北欧の冬とクリスマスの歌

Danacord DACOCD755 classical


ギタ(イッタ)=マリア・シェーベリ Gitta-Maria Sjöberg はスウェーデン生まれ。コペンハーゲン・オペラ・アカデミーのキム・ボリ(ボルイ)に学び、オペラと歌曲の分野で活躍しています。デンマーク王立オペラが上演したワーグナーの《ワルキューレ》でジークリンデを歌い(『コペンハーゲン・リング』)、2014年秋にはチェコのブルノで行われたヤナーチェク国際フェスティヴァルに招待され《マクロプロスの秘事》のエミリア・マルティを歌いました。ヴェルディとプッチーニのアリア集(DACOCD665)、『北欧の民謡とバラッド』(DACOCD686)、マッティ・ボーウの《グスタフ・フローディングの詩による15の歌》(DACOCD748)が近年の主な録音。アルバム『北欧の冬とクリスマスの歌』は、トランペットのドーテ・シールケ Dorthe Zielke、ヴァイオリンのトビアス・ドゥーアホルム Tobias Durholm、オルガンのリンデュ・ロスボー Lindy Rosborg が参加し、コペンハーゲンの教会で録音セッションが行われました。編曲は作曲家のマッティ・ボーウ Matti Borg が担当。キム・ボリの子息、彼女の夫君です。

北欧の冬とクリスマスの歌
マッティ・ボーウ(1956–)
 《15のクリスマスと冬の歌》 - クリスマスの日(Juledag)
  冬の森(Vinterskoven) クリスマスの星(Julestjernen)
  十二夜(Hellingtrekongersaften)
ダーラナ地方のコラール 祝福された日(Den signade dag)
ドイツ民謡(ベティ・エーレンボリ=ポッセ(編曲)) 
 輝くクリスマスの朝がくると(När juldagmorgon glimmar)
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886–1949)
 クリスマス、輝くクリスマス(Jul, jul strålande jul)
アリス・テグネール(1864–1943)
 ベツレヘムの星(Betlehems stjärna)
C・E・F・ヴァイセ(1774–1842)
 神様の小さな天使たち、ふたたびようこそ
 (Velkommen igen, Guds engle små)
ポウル・ハムブアウアー(1901–1972)
 雪ほど静かなものはない(Der er ingenting i verden så stille som sne)
トーヴァル・オーゴー(1877–1937)
 雪のかけらが吹き寄せて(Sneflokke kommer vrimlende) 
マッティ・ボーウ(1956–)
 あなたは安らかに眠っているかしら(Hviler du min ven)
ルーベン・リリエフォシュ(1871–1936)
 もうじきクリスマス(När det lider mot jul)
エミー・シェーレル(1858–1925)
 たくさんのキャンドルに灯がともった(Nu tändas tusen juleljus)
アドルフ・アダン(1803–1856)
 クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」(Julsång “O helga natt”)
マッティ・ボーウ(1956–) 冬の夜(Vinternatt)
レーイン・デール(1918–2007)
 冬は寒さと雪をもたらす(Venturin kom við kulda og kava)
アイスランド民謡 夏は過ぎ行く(Sumri hallar)
ペーデル・クヌーセン(1819–1863)
 クリスマスイブには幸せな気持ちに(Jeg er så glad hver julekveld)
ノルウェー伝承曲 幸せを運ぶクリスマスよ(O jul med din glede)
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 今ふたたび山と谷が見える(No ser eg atter slike fjell og dalar)
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」
 (Julvisa "Giv mig ej gland, ej guld, ej prakt”) Op.1-4
 三月の雪の上のダイアモンド(Demanten på marssnön) Op.36-6
アルマス・マーサロ(1885–1960) クリスマスの鐘(Joulun kellot)
  ギタ=マリア・シェーベリ(ソプラノ)
  ドーテ・シールケ(トランペット)
  トビアス・ドゥーアホルム(ヴァイオリン)
  リンデュ・ロスボー(オルガン)

録音 アンドレーアス教会(コペンハーゲン)
制作 トーステン・イェセン

価格 ¥2,450(本体価格)

試聴盤があります

コンサート・クレメンス

Danacord DACOCD752 classical


2012年に制作されたデュルフレの『レクイエム、モテット、オルガン作品全曲』アルバム(DACOCD726)に参加したヴォーカルグループ、コンサート・クレメンス Concert Clemens の単独アルバム。オーフス大聖堂の守護聖人、聖クレメンスにちなむ名前をもつこのアンサンブルは、オーフス大聖堂のカントルを務めるカーステン・サイヤー=ハンセン Carsten Seyer–Hansen(1971–)により、1997年、オーフス大聖堂聖歌隊のメンバーを中心として創設されました。ゲーゼの〈朝の歌〉から始まりクレマン・ジャヌカンの〈鳥の歌〉に終わるプログラム。コンサート・クレメンスがこの2年間、コンサートで取り上げてきた作品が歌われます。デュリュフレの《モテット》の4曲は2012年のアルバムの音源が使われ、その他の曲はオーフスの大聖堂、聖ルカ教会、聖マルコ教会でセッション録音されました。

コンサート・クレメンス
ニルス・W・ゲーゼ(1817–1890)
  《妖精王の娘(Elverskud)》 Op.30 - 朝の歌(Morgensang)
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 《エリヤ(Elias)》
  - それ、主は汝のためにみ使いたちに命じ(Denn er hat seinen Engeln)
ペレ・グズモンセン=ホルムグレン(1932–) 春の夜(Forårsnat)
ベアンハート・レウコヴィチ(1927–) 暁に(All’Aurora)
モーリス・デュリュフレ(1902–1986)
 慈しみと愛のあるところ(Ubi Caritas)
カルロ・ジェズアルド(c.1560–1613)
 オリーヴ山でイエスは神に祈った(In monte Oliveti oravit ad Patrem)
ヨースタ・ニューストレム(1890–1966) なんと美しい(Huru skön)
モーリス・デュリュフレ(1902–1986)
 すべてが美しいかたマリアさま(Tota Pulchra Es)
セザール・ジェフレー(1901–1972)
 マリア三部作:あなたの子の娘(Triptyque Marial: Fille de ton fils)
モーリス・デュリュフレ(1902–1986) おまえはペテロ(Tu es Petrus)
クヌート・ニューステット(1915–)
 イエス、なんじ優しき友よ(Jesus, din søte forening å smake)
ジョン・タヴナー(1944–2013) 子羊(The Lamb)
ステファウン・アーラソン(1978–) ベネディクトゥス(Benedictus)
ヤーアン・イェアシル(1913–2004) 夜の雨(Natteregn)
モーリス・デュリュフレ(1902–1986)
 かくも偉大な秘蹟を(Tantum ergo) 
ウィリアム・バード(1543–1623)
 4声のミサ曲 - アニュス・デイ(Agnus Dei)
カール・ニルセン(1865–1931)
 わがイエスよ、わが心に(Min Jesus lad mit hjerte få)
クレマン・ジャヌカン(c.1485–1558) 鳥の歌(Le chant de oiseaux)
  コンサート・クレメンス カーステン・サイヤー=ハンセン(指揮)

録音 オーフス大聖堂、聖ルカ教会、聖マルコ教会(オーフス、デンマーク)
録音エンジニア ヘンリク・ヴィンター=ハンセン

価格 ¥2,450(本体価格)

試聴盤があります

ロシアのピアノ音楽

Danacord DACOCD753 classical


ロシアのピアノ音楽 
ピョートル・チャイコフスキー(1840–1893)
 夕べの夢想(Rêverie du soir) Op.19-1 ユモレスク ト長調 Op.10-2
セルゲイ・ラフマニノフ(1873–1943) 悲歌(Elegie) Op.3-1
 前奏曲 変ホ長調 Op.23-6 前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12
 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2 前奏曲 ト長調 Op.32-5 前奏曲 ト短調 Op.23-5
セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953) ガヴォット Op.12-2
 伝説(Legend) Op.12-6 前奏曲 ト長調 Op.12-7
 束の間の幻影(Vision fugitive) 変ロ短調 Op.22-10
 行進曲 (March)(《3つのオレンジへの恋》 Op.33 から)
 風刺(Sarcasms) Op.17 - テンペストーゾ アレグロ・ルバート
  アレグロ・プレピチタート スマニオーゾ プレチピシトシッシモ
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906–1975)
 24の前奏曲 Op.34 - 第1曲 ハ長調 第2曲 イ短調 第6曲 ロ短調
  第10曲 嬰ハ短調 第13曲 嬰ホ長調 第14曲 変ホ短調
  第15曲 変ニ長調 第16曲 変イ長調 第20曲 ハ短調
  ニナ・カフタラーゼ(ピアノ)

録音 2014年10月1日–2日 ヘスレト・ホール(コペンハーゲン)
制作・録音 ヴィゴ・マンゴ

価格 ¥2,450(本体価格)

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サッリネン 室内楽作品集

cpo 777 814-2 contemporary/classical


作曲者サッリネン Aulis Sallinen の協力を得て進められた、主要な交響作品による「エディション」に続き、彼のその他のジャンルの作品を紹介する企画。アルト・ノラス Arto Noras(1942–)とラルフ・ゴトーニ Ralf Gothóni(1946–)の共演により、サッリネンがもっとも多くの作品を書いたソロ楽器、チェロのための室内楽作品が3曲、録音されました。フィンランド、ナーンタリ音楽祭の委嘱作、ノラスとゴトーニのために作曲され、2005年のフェスティヴァルで初演されたチェロソナタ。チェリストとピアニストのふたりをドラマティックな対話を演じる俳優に見立てた《白鳥の歌から》。視力を失ってしまった画家の感覚世界をイメージしたという、サッリネンの唯一のピアノ三重奏曲は、2010年夏のナーンタリ音楽祭のため、ノラス、ゴトーニ、《バラバの対話》の録音(777 077-2)に参加したエリナ・ヴァハラ Elina Vähälä のトリオを念頭に置いて作曲された作品です。

アウリス・サッリネン(1935–) 室内楽作品集
 ピアノ三重奏曲 Op.96(2009–10) チェロソナタ Op.86(2004)
 白鳥の歌から(From a Swan Song) Op.67(1990–91)
  アルト・ノラス(チェロ) エリナ・ヴァハラ(ヴァイオリン)
  ラルフ・ゴトーニ(ピアノ)

価格 ¥1,800(本体価格)

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The Cabin Project

Stunt Records STUCD14102 jazz/pop


“The Cabin Project” は、キラ・スコウ Kira Skov とマリーエ・フィスカー Marie Fisker、ソロアーティストとして名前を確立したデンマークのヴォーカリストで作曲家ふたりが新たに結成したグループ。このアルバムは、ギタリストのオリヴァー・ホイネス Oliver Hoiness とサックス奏者のネッド・ファーム Ned Ferm を伴い、2013年の春、カナダの深い森にある小屋(a cabin in the woods)で9日間かけて録音が行われました。共同で制作と録音を担当したマーク・ハワード Mark Howard は、1964年イギリス生まれ、カナダ在住のプロデューサー、エンジニア。ボブ・ディラン、ルシンダ・ウィリアムズ、トム・ウェイツ、マリアンネ・フェイスフル、ダニエル・ラノワ、ニール・ヤング、ウィリー・ネルソン、エミルー・ハリス、ピーター・ゲイブリエル、U2、ニール・ヤングをはじめ、多くのアーティストのアルバムを手がけています。

マリーエ・フィスカー、キラ・スコウ - The Cabin Project
 Come Rain My Bride Oxygen Johnny Guitar Orgelsten
 First Time Ever I Saw Your Face Hostile Face
 Lost Something in the Hills Portrait of a Winking Nun
 Seize My Ease
  マリーエ・フィスカー(ヴォーカル、ギター)
  キラ・スコウ(ヴォーカル、ギター)
  オリヴァー・ホイネス(ギター、キーボード、他)
  ネッド・ファーム(フルート、サックス、キーボード、フィドル、他)

録音 2013年春 カナダ
制作・録音 マーク・ハワード

価格 ¥2,350(本体価格)

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ソールベルグ 管弦楽、コラールとオルガン音楽

Toccata TOCC0260 contemporary/classical


ノルウェー、リレハンメル在住の作曲家でオルガニストのライフ・ソールベルグ Leif Solberg は、2014年11月18日、100歳の誕生日を迎えました。軍楽隊で訓練を積み郵便配達夫として働きながらホフ教会のオルガニストを務めていた父から音楽の手ほどきを受けた後、オスロのアーリル・サンヴォルに私的に師事。オスロの音楽院に進んでからもサンヴォルの下で学び、1938年、ファーゲルボルグ教会でコンサート・オルガニストとしてデビューしました。その後、コペンハーゲンのフィン・ヴィーザウーとヤーアン・イェアシル、ロンドンのウィリアム・マッキー、ザルツブルクのハインツ・ビーンとエゴン・コルナウトに教わり、ノルウェーのペール・ステーンベルグの下で対位法を学び、シェーベルクの和声法を学んだ作曲家カール・アンデシェンにも師事しました。作品は、フーガ、パッサカリア、シャコンヌ、コラール変奏曲、ノルウェー民謡を素材とした作品などのオルガン曲、アカペラ合唱曲、オルガン作品に示されるのと同じ熟練の対位法の見られる交響曲、ヴァイオリンソナタ、2曲の弦楽四重奏曲、独唱と合唱と管弦楽(またはオルガン)のための《マイハウグカンタータ》と抒情的な《聖金曜日のための瞑想》。100歳を記念するアルバム。《ノルウェー行進曲》《パストラーレ》《聖金曜日のための瞑想》と交響曲が初録音です。

ライフ・ソールベルグ(1914–) 管弦楽、コラールとオルガンの音楽
 民謡「太陽の美しい光と輝きを見よ」による幻想曲とフーガ
 (Fantasy and Fugue on the Folk Tune “Se solens skjønne lys
   og prakt”)(1936)(オルガンのための)*
 聖金曜日のための瞑想(Good Friday Meditation)(1948)
 (独唱、混声合唱とオルガンのための)**
 ノルウェー行進曲(Norsk March)(1941)(管弦楽のための)†
 パストラーレ ニ長調(1930 rev.1954-55)†
 聖なる春(Ver sacrum)(1947/2003)(ポール・マン補筆 2014)†
 交響曲第1番 ト短調(1951)†
  ティム・コリンズ(オルガン)
  アンナ・スンストレム・オテルヴィーク(メゾソプラノ)
  マグヌス・インゲムン・ヒェルスタ(バリトン)
  ソールベルグ・センテナリー・シンガーズ
  マーリト・トンデル・ボズベルグ(指揮)
  リエパヤ交響楽団 ポール・マン(指揮)

録音 2014年5月26日 *、8月21日 ** リレハンメル教会(リレハンメル、ノルウェー)、2014年8月6日–8日 ラトビア・ソサエティ・ホール(リエパヤ、ラトビア)†

価格 ¥2,500(本体価格)

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聖らに星すむ今宵

Ondine ODE1252-2 classical



聖らに星すむ今宵(Oi jouluyö) - イソコスキ、キャロルを歌う
レーヴィ・マデトヤ(1887–1947)
 日々の苦労を忘れ(Arkihuolesi kaikki heitä)
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854–1924)
 クリスマスの鐘「静かに、静かに鐘よ鳴れ」
(Joulun kellot “Hiljaa, hiljaa heikkyellen”
ヘイノ・カスキ(1885–1957)
 小屋は雪の下に眠る(Mökit nukkuu lumiset)
エルランド・フォン・コック(1910–2009) 冬の田園詩(Vinterpastoral)
セリム・パルムグレン(1878–1951)
 聖母マリアは幼子をあやし(Ja neitsyt pikku poiljuttansa)
マックス・レーガー(1873–1916) マリアの子守歌(Mariä Wiegenlied)
エルッキ・メラルティン(1875–1937)
 サーミランドのクリスマス(Lapin joulu)
スルホ・ランタ(1901–1960) サーミの子守歌(Kehtolaulu Lapista)
J・S・バッハ(1685–1750)
 いざ来れ、異教徒の救い主よ(Nun komm’ deer Heiden Heiland)
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」
 (Jouluvirsi "En etsi valtaa, loistoa”) Op.1-4
オスカル・メリカント(1868–1924) 子供のクリスマス(Lasten joulu)
ラウリ・イコネン(1888–1966)
 ヴェイッコくんのクリスマスのお願い(Pikku Veikon joulurukous)
ベルトルト・フンメル(1925–2002)
 スケルツァンド(《クリスマス組曲(Weihnachtliche Suite)》から)
レーヴィ・マデトヤ(1887–1947)  星明かりの空(Tähtitaivas) Op.2-4
アドルフ・アダン(1803–1856)
 クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵(Oi jouluyö/O Holy Night)」
タネリ・クーシスト(1905–1988)
 見よ、平和の祭りを(Oi saavu, rauhan juhla)
アハティ・ソンニネン(1914–1984)
 クリスマス賛歌「平和、ただ平和だけを」
 (Jouluhymni "Rauhaa, vain rauhaa”)
  ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)
  ラップランド室内管弦楽団 ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

録音 2014年4月30日–5月3日 コルンディ文化ホール(ロヴァニエミ、フィンランド)

価格 ¥2,350(本体価格)
 

フィンランド国立オペラのクリスマス

Ondine ODE1257-2 classical



フィンランド国立オペラのクリスマス(Joulu)
シュレジェン民謡 この世はうるわし(Maa on niin kaunis)
アルマス・マーサロ(1885–1960) クリスマスの鐘(Joulun kellot)
カール・コッラン(1828–1871)
 ナイチンゲールのクリスマスの歌(Sylvian joululaulu)
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854–1924) 
 クリスマスの星よ、きらきらと(Tuikkikaa, oi joulun tähtöset)
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 雪はうず高く積もり(On hanget korkeat)Op.1-5
ヘイノ・カスキ(1885–1957)
 小屋は雪の下に眠る(Mökit nukkuu lumiset)
フランツ・グルーバー(1787–1863) きよしこの夜(Jouluyö, juhlayö)
レーヴィ・マデトヤ(1887–1947)
 日々の苦労を忘れ(Arkihuolesi kaikki heitä)
オット・コティライネン(1868–1936)
 クリスマスの朝の雀(Varpunen jouluaamuna)
伝承曲
 あの気高き白い鳩(一輪のばらが咲いた)(Tuo armon valkokyyhky)
G・F・ヘンデル(1685–1759)
 シオンの娘よ、大いに喜べ(Riemuitse tytär Siionin)
 (《ユダス・マカベウス》から)
オット・コティライネン(1868–1936)
 クリスマスがくると(Kun joulu on)
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 外は暗くなる(夜のとばりがおりて)(Det mörknar ute) Op.1-3
 クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」
 (Jouluvirsi "En etsi valtaa, loistoa”) Op.1-4
伝承曲 いと高き天より(Enkeli taivaan lausui näin)
アドルフ・アダン(1803–1856)
 クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵(Oi jouluyö)」
  アンナ=クリスティーナ・カーポラ(ソプラノ)
  ハンナ・ランタラ(ソプラノ)
  アン=マリー・ヘイノ(メゾソプラノ)
  ニーナ・カイテル(メゾソプラノ)
  リッリ・パーシキヴィ(メゾソプラノ)
  トゥオマス・カタヤラ(テノール)
  ミカ・ポホヨネン(テノール) ユハ・リーヒマキ(テノール)
  ユッシ・メリカント(バスバリトン)
  ハンヌ・フォシュベリ(バス) ユルキ・コルホネン(バス)
  コイト・ソアセップ(バス)
  フィンランド国立オペラ合唱団・児童合唱団・管弦楽団
  ミヒャエル・ギュトラー(指揮)

録音 2014年5月26日–28日 ヘルシンキ

価格 ¥2,350(本体価格)

サーリアホ 作品集

Ondine ODE1255-2 contemporary/classical


フランスの作家アミン・マアルーフの詩をテクストに採り、カリタ・マッティラのために作曲された《4つの瞬間》(ピアノ共演版『カリタ・マッティラ、ヘルシンキ・リサイタル』(ODE1100-5))。カーネギーホールから委嘱されエマーソン四重奏団のために作曲した曲を弦楽オーケストラ版に改めた《大地の記憶》。女性科学者のさきがけと言われる18世紀フランスの数学者で物理学者のエミリー・デュ・シャトレ侯爵夫人の生涯と著作に基づきマアルーフが執筆した台本によるモノドラマ。カリタ・マッティラのソロ、大野和士の指揮でリヨン・オペラが初演したソプラノと管弦楽のための《エミリー》による組曲。カイヤ・サーリアホ Kaija Saariaho の近作が3つ集められました。

カイヤ・サーリアホ(1952–)
 歌曲集《4つの瞬間(Quatre Instants)》(2002)
 (ソプラノと管弦楽のための)
  憧れ(Attente) 苦悩(Douleur)
  瞬間の香り(Parfun de l'instant) 余韻(Résonances)
 大地の記憶(Terra Memoria)(2007/2009)
 (弦楽オーケストラのための)
 《エミリー(Émilie)》組曲(2008-09/2011)
 (ソプラノと管弦楽のための)
  前兆(Pressentiments) 間奏曲 I(Interlude I) 原則(Principia)
  間奏曲 II(Interlude II) 忘却に対して(Contre l’oubli)
  カレン・ブルチ(ソプラノ)
  ストラスブール・フィルハーモニック国立管弦楽団
  マルコ・レトーニャ(指揮)

価格 ¥2,350(本体価格)

エネスク 交響曲第3番

Ondine ODE1197-2 classical



ジョルジェ・エネスク(ジョルジュ・エネスコ)(1881–1955)
 ルーマニア民謡による演奏会用序曲 イ長調 Op.32
 交響曲第3番 ハ長調 Op.21
  タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団・合唱団
  ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2011年8月25日 タンペレホール(タンペレ、フィンランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

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アクア・アルタ

Footprint Records FRCD073 classical/contemporary


スウェーデンのヨーテボリに本拠を置く、歌手とピリオド楽器奏者のアンサンブル。セリコン Serikon は、16世紀以降の音楽を新しい感覚と手法で現代に甦らせるとともに、新たに生まれた音楽を紹介することをめざし、トロンボーンのダニエル・スティーグヘル Daniel Stighäll により創設されました。『海図にない路に沿って(Along uncharted routes)』(FRCD056)に次ぐアルバム『アクア・アルタ』では、16世紀から17世紀のヴェネツィアの音楽と、現代の作曲家ふたり、アレクサンダー・カンプキン Alexander Campkin とヤン・サンドストレム Jan Sandström の作品を合わせたプログラムを組んでいます。

アクア・アルタ(Acqua Alta)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(c.1554/1554–1612)
 8声のカンツォン第10番(Canzon X á 8)
クラウディオ・メールロ(1533-1604)
 16声のサンクトゥス(Sanctus á 16)
アレクサンダー・カンプキン(1984–) Colour Blinds the Eye
アドリアン・ヴィラールト(c.1490–1562) 深き淵より(De profundis)
バルバラ・ストロッツィ(1619–c.1677) サルヴェ・レジナ(Salve Regina)
ダリオ・カステッロ(c.1590–c.1658) ソナタ第12番(Sonata duodecima)
ジョヴァンニ・ロヴェッタ(1596–1668)
 我らが神なる主(Domine Deus Noster)
ヤン・サンドストレム(1954–) アクア・アルタ(満潮)(Acqua Alta)
アンドレア・ガブリエーリ(c.1532/33–1585)
 主よ、怒ってわたしを責めないでください(Domine ne in furore)
 (詩編6番)
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(c.1554/1554–1612)
 4声のカンツォン第2番(Canzon II á 4)
 すべての民よ手を打ち鳴らせ(16声)
 (Omnes gentes plaudite manibus á 16)
  セリコン エーリク・ヴェストベリ(指揮)

録音 2013年2月

価格 ¥2,450(本体価格)

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ユッシの思い出

Simax PSC1338 classical


ノルウェーの若いテノール歌手、トーデネスのデビューアルバム。20世紀のオペラシーンで活躍したスウェーデンのテノール、ユッシ・ビョルリングを回想し、彼がレパートリーにしていたオペラのアリアや歌曲を歌います。ブルール・マグヌス・トーデネス Bror Magnus Tødenes は、1993年、ノルウェー中西部の海岸沿いにある小さな村アイクスン Eiksund に生まれました。17歳の時、トロンハイムのノルウェー科学技術大学(NTNU)の音楽学部が主宰する才能発掘プログラム「若い音楽家」に参加、学士課程に学び、2年目を終えた2014年の秋からローマの聖チェチーリア音楽院でイタリア・オペラとベルカント・スタイルの歌唱を学び始めました。アルバム『ユッシの思い出』。最初に歌われるのはプッチーニ。ビョルリングにとって最後の全曲録音となったビルギット・ニルソン共演の《トゥーランドット》をはじめ、「愛された」リリックテノールの全曲録音が残された4つのオペラのアリアです。つづいてグリーグ、シベリウスの歌曲と、これもビョルリングの愛唱歌だったスウェーデンの《海へ》と《音楽(トゥーネナ)》。映画『Seven Hills of Rome』でマリオ・ランツァが歌った《さらばローマ》も、ビョルリングの好きだった一曲です。最後はアダンの《クリスマスの歌》。ビョルリングが歌ったのと同じスウェーデン語による歌唱です。ビョルリングの歌が愛された「LP時代」に制作された「リサイタルアルバム」や「ポートレートアルバム」を思わせる構成のアルバム。ノルウェーを代表するピアニスト、ホーヴァル・ギムセ Håvard Gimse(1966–)が歌曲、インガル・ベルグビ Ingar Bergby(1964–)の指揮するノルウェー放送管弦楽団がアリアで共演しています。

ユッシの思い出(Remembering Jussi)
ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
 歌劇《ラ・ボエーム(La bohème)》
  - 冷たい手を(Che gelida manina)*
 歌劇《トスカ(Tosca)》 - 星は光りぬ(E lucevan le stellea)*
 歌劇《蝶々夫人(Madama Butterfly)》
  - 愛の家よ、さようなら(Addio fiorito asil)*
 歌劇《トゥーランドット(Turandot)》
  - 誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)*
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907) ある夢(En drøm) Op.48-6 **
 君を愛す(Jeg elsker dig) Op.5-3 ** 白鳥(En Svane) Op.25-2 **
 詩集の一節(小句集)(Stambogsrim) Op.25-3 **
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 逢い引きから帰ってきた娘
 (Flickan kom ifrån sin älskings möte) Op.37-5 **
 三月の雪の上のダイアモンド(Demanten på marssnön) Op.36-6 **
グスタフ・ヌードクヴィスト(1886–1949) 海へ(Till havs)**
カール・レオポルド・シェーベリ(1861–1900)
 音楽(トゥーネナ)(Tonerna)**
ピョートル・チャイコフスキー(1840–1893)
 歌劇《エフゲニー・オネーギン(Eugene Onegin)》
  - レンスキーのアリア「どこへ行ってしまったのか(Kuda, kuda)」*
ウンベルト・ジョルダーノ(1867–1948)
 歌劇《フェドーラ(Fedora)》
  - 愛さずにはいられぬこの思い(Amor ti vieta)*
レナート・ラシェル(1912–1991)
(スヴェッレ・インドリス・ユーネル(1963–)編曲)
 さらばローマ(Arrivederci Roma)*
ジョルジュ・ビゼー(1838–1875)
 歌劇《カルメン(Carmen)》
  - 花の歌「おまえが投げたこの花は(La fleur que tu m’avais jeté)」*
アドルフ・アダン(1803–1856)(ギスレ・クヴェルンドク(1967–)編曲)
 クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵(O helga natt/O Holy Night)」*
  ブルール・マグヌス・トーデネス(テノール)
  ホーヴァル・ギムセ(ピアノ)**
  ノルウェー放送管弦楽団 * インガル・ベルグビ(指揮)*

録音 2014年10月9日–10日、15日–16日 ノルウェー放送 大スタジオ(オスロ)
制作 ヨルン・ペーデシェン
録音 オイスタイン・ノールデンゲン

価格 ¥2,450(本体価格)

試聴盤があります

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ガブリエル・フリフレート - Valseria

Etnisk Musikklubb EM107 traditional


多文化を背景にした音楽表現で知られるノルウェーのミュージシャン、ガブリエル・フリフレート Gabriel Fliflet(1958–)は、フィンランドの自治領、スウェーデン語系住民の多いオーランドの生まれ。スウェーデンのスコーネで育ち、6歳の時にベルゲンに移りました。リムファクセ Rimbakse とフリーフリュート Fri Flyt(Free Flow)に加わって活動。シェトランドのウィリー・ハンターとピーリー・ウィリー・ジョンソン、ノルウェーのベーリト・オプハイム、ソンドレ・ブラトエラン、ニルス・オークランとも共演してきました。1999年からベルゲンのフォーククラブ「Columbi Egg(コロンブスの卵)」のリーダーを務め、2011年にはノルウェーの最優秀フォークミュージシャンに選ばれました。『Valseria(ワルツ)』は、ノルウェーのフェスティヴァル、ヴォッサジャズ Vossajazz の委嘱により制作されたアルバム。ヒャルタン・フローグスタ Kjartan Fløgsta、フリフレート、アイナル・オークラン Einar Økland 作詞、フリフレート作曲、フリフレートと参加ミュージシャンが共同で編曲しています。

ガブリエル・フリフレート - Valseria(ワルツ)
 Dalen Portland Svaberg Svev
 Ingenmannlandets Vals(イングリアのワルツ) Indre Strøk
 Solgang Brennenesle Spontan Doina Vårvals(春のワルツ)
 Floragram Bris Hardvals Kyrkjegardsvals(墓地のワルツ)
 Vinden Som Sommeren Bor I Eshaness Ida Lanterne
  ガブリエル・フリフレート(アコーディオン、ピアノ、トイピアノ、
   ヴォーカル)
  ヨルゲン・サンヴィーク(ギター、マンドリン、ヴォーカル)
  ヨルン・マリ・クヴェルンベルグ(フィドル、ハリングフェレ、
   バリトンフィドル、ツィター)
  クリストフェル・シェルソム・ヴォークト(ベース、ヴォーカル)

録音 2013年3月22日 Old Cinema(ヴォス)、5月4日 Riksscenen(オスロ)、5月26日 Sardinen USF(ベルゲン)(ライヴ)
制作 ガブリエル・フリフレート
録音 トム・カールスルー

価格 ¥2,450(本体価格)

グーブランスダーレン

Etnisk Musikklubb EM95 2CD’s traditional


ノルウェーのフォークミュージシャン、トゥーレ・ヨルゲン・ロードーレン Tore Jørgen Rødølen が演奏する、「ペール・ギュントの谷」としても知られるグーブランスダーレン(グーブランスダール)の音楽。フォレビューの教会で録音された200曲から54曲が選ばれ、CD1にグーブランスダールのフィドル奏者から直接教わったというスロッテル(舞曲)、CD2にロードーレンが育ったオッタとセルに伝わるスロッテルが収録されています。




グーブランスダーレン(Gudbrandsdølen)
- グーブランスダーレン伝承の民俗音楽
  トゥーレ・ヨルゲン・ロードーレン(フィドル、ニッケルハルパ)

価格 ¥4,900(本体価格)

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ルーザス ナイトシェード三部作

Bridge Records BCD9433 contemporary


10人編成の室内アンサンブルのための簡素な《ナイトシェード》からスタートし、室内管弦楽団、交響楽団と編成を大きくしていきながら「三部作」となったルーザス Poul Ruders の作品。「青ざめた月の光、石棺を納めた地下室、夜更けの古代の森、その奥深くに存在する形容しがたい影。そうした『ゴシック』とも呼びたい気分の作品群」(ルーザス)。

ポウル・ルーザス(1949–) ナイトシェード三部作(Nightshade Trilogy)
 ナイトシェード(Nightshade)(1986-87)(10の楽器のための)
  カプリコーン オリヴァー・ナッセン(指揮)
 交響的夜想曲《二つ目のナイトシェード(Second Nightshade)》(1991)
 (室内管弦楽団のための)
  オーゼンセ交響楽団 ポール・マン(指揮)
 夜のアダージョ《最後のナイトシェード(Final Nightshade)》(2003)
 (交響楽団のための)
  オーゼンセ交響楽団 スコット・ユー(指揮)

価格 ¥2,100(本体価格)

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ラモー クラヴサン曲集

nosag records nosagCD213 classical


シェル・ビュグデーン Kjell Bygdén はスウェーデンのアコーディオン奏者。トロッシンゲン州立音楽大学(ドイツ)でフーゴ・ノート教授に学び、劇場音楽家、ソリスト、室内楽奏者として活動しています。


ジャン=フィリップ・ラモー(1683–1764)
 クラヴサン曲集 第1巻(Premier Livre de Pièces de Clavecin)
 (1706)から
 クラヴサン曲集(Pièces de Clavecin)(1724)から
 新クラヴサン組曲(Nouvelles suites de pièces de clavecin)
 (1728)から
 王太子妃(La Dauphine)(c.1747) リヴリ(La Livri)
  シェル・ビュグーデン(アコーディオン)

録音 2013年
価格 ¥2,450(本体価格)

ヒンデミット 3つのオルガンソナタ

nosag records nosagCD208 classical


マルクス・トレーン Marcus Torén(1971–)はストックホルム生まれ。父はオルガニストのトゥールヴァルド・トレーン(1945– 2001)。マルクスは、ストックホルムの王立音楽大学とパリ音楽院に学び、2002年からイェイェル・スクールの教師、2013年からはソルナ教会のオルガニストを務めています。

パウル・ヒンデミット(1895–1963) オルガンソナタ第1番(1937)
 オルガンソナタ第2番(1937)
 オルガンソナタ第3番《古い民謡による》(1940)
ヨハン・ネーポムク・ダーヴィト(1895–1977)
 幻想曲とフーガ ハ長調(1935)
フーゴ・ディストラー(1908–1942)
 オルガンソナタ(トリオ) Op.18-2(1939)
ヘルマン・シュレーダー(1904–1984)
 小前奏曲と間奏曲(Kleine Präludien und Intermezzi) Op.9(1932)
  マルクス・トレーン(オルガン)
 [シェンニゲ教会(スウェーデン)のマークセン・オルガン(1939年)]

録音 2007年、2008年

価格 ¥2,450(本体価格)

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