2015年1月



Our Select

カール・ニルセン 交響曲第2番第6番

BIS SACD2128 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


ストックホルム・フィルハーモニックと2008年から首席指揮者を務めるサカリ・オラモ Sakari Oramo(1965–)のカール・ニルセン交響曲シリーズ。第4番・第5番(SACD2028)と第1番・第3番(SACD2048)につづく最後のディスクがリリースされます。ニルセンが夫人たちと一緒にシェランの酒場でビールを飲んでいる時に目にした、人間の4つの気質、「胆汁質」「粘液質」「憂鬱質」「多血質」をコミカルに描いた絵からインスピレーションを得て〈アレグロ・コレリコ(怒りっぽい)〉〈アレグロ・コモード・エ・フレンマティコ(鈍く、冷静沈着な〉〈アンダンテ・マリンコリコ(憂鬱な)〉〈アレグロ・サングイネオ(血の気の多い)〉の4楽章とした第2番。「相反する感情をもった精神状態と不和」を基礎に音楽が徹頭徹尾「矛盾」を語り、「ポストモダニズムの半世紀以上前に書かれたポストモダン交響曲」と言われる第6番も4楽章から構成されています ––「無害なネオクラシカル交響曲」の顔に始まり、副題の「センプリーチェ」(簡素な)を裏切るような複雑な表情に変わる〈テンポ・ジュスト(正確なテンポで)〉。束縛を解かれた楽器がグロテスクな無秩序状態に陥っていく「アレグレット」の〈ユモレスク〉。ネオバロック風「アダージョ」の〈プロポスタ・セリア〉(「滴らんばかりの悲哀」のフーガ主題)。「不和」が頂点に達する〈主題と変奏〉。第2番、第6番とも、4つの楽章の性格を明確に描きわけ、テクスチュアのグラデーション、光と影が、豊かな音楽表現が実現されます。デンマークのオーケストラの「デンマークに生まれて」という姿とは違った「カール・ニルセンの音楽」がこよなく魅力的です。2014年にセッションの行われた録音はストックホルムのコンサートホールに響く優美で力強い音楽をイメージさせ、ストックホルム・フィルハーモニックとサカリ・オラモの演奏する第2番と第6番を、先の2枚のアルバムに収録された4曲をさらに超えた「確信をもった」音楽に聞かせます。カール・ニルセンの交響曲全曲演奏の代表的録音に数えられるシリーズです。

カール・ニルセン(1865–1931)
 交響曲第2番 ロ短調 FS29(Op.16)
 《4つの気質(De fire Temperamenter)》
 交響曲第6番 FS116
 《シンフォニア・センプリーチェ(簡素な交響曲)(Sinfonia semplice)》
  王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団
  サカリ・オラモ(指揮)

録音 2014年6月 ストックホルム・コンサートホール(ストックホルム)
制作 ハンス・キプファー
録音 マリオン・シュヴェーベル、トゥーレ・ブリンクマン

価格 ¥2,650(本体価格)

試聴盤があります

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スナゴー - シベリウス 交響曲第2番・第7番

Linn CKD462 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


トマス・スナゴー(セナゴー) Thomas Søndergård(1969–)は、デンマークのホルステブロー生まれ。王立デンマーク音楽アカデミーでゲアト・モーテンセンに打楽器とティンパニを学び、1992年に王立デンマーク管弦楽団のティンパニ奏者に就任しました。王立アカデミー在学中にヨーロッパ連合ユース管弦楽団でティンパニを演奏し、素晴らしい指揮者の下、素晴らしいホールで演奏したツアーの経験から「指揮すること」に対する興味が湧き、27歳で指揮者に転向しました。2005年、王立デンマーク・オペラによるルーザスの歌劇《カフカの審判》の初演を指揮。その公演をライヴ録音したCD(dacapo 8.226042–43)によりセナゴーの名前と評価が一気に高まりました。2009年から2011年–2012年のシーズンまでノルウェー放送管弦楽団の首席指揮者。2009年にティエリ・フィッシャーの代役としてBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(BBC NOW)を初めて指揮、2011年7月、2012年–2013年のシーズンから4年契約で BBC NOW の首席指揮者に就任することが決まりました。スナゴーはロイヤル・スコットランド・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者も2012年–2013年のシーズンから務めています。スナゴーとBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(BBC NOW)は、2013年の BBC Proms で「20世紀の音楽をカリスマ性の感じられる、畏怖の念を起こさせる解釈で演奏」し、批評家と聴衆から賞賛されました。2014年の Proms ではカール・ニルセンとシベリウスの交響曲第5番を演奏し、ふたたび「勝利」を収めています。ニルセンとシベリウスの第5番は、カーディフのセントデーヴィッド・ホール St. David’s Hall で2013年(ニルセン)と2012年(シベリウス)に行ったコンサートのライヴ録音が BBC Music Magazine のCDでも紹介されました。シベリウスの交響曲のうちもっとも人気の高い第2番と「交響曲の究極の姿」の第7番。「シベリウスの音楽を私の新しいオーケストラと一緒に再発見するのが楽しみだ」と語るスナゴー。地元ウェールズでは「スカンディナヴィアン・クール」とも言われています。

ジャン・シベリウス(1865-1957)
 交響曲第2番 ニ長調 Op.43 交響曲第7番 ハ長調 Op.105
  BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
  トマス・スナゴー(指揮)

録音 2014年3月26日–28日 BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)
制作・録音 フィリップ・ホブズ

価格 ¥2,450(本体価格)

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プロコフィエフ 交響曲第5番

BIS SACD2124 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


グリーグホールを本拠とするベルゲン・フィルハーモニックは、2015年、創設250年を迎えます。歴史のある「エドヴァルド・グリーグのオーケストラ」の記念すべき年、ベルゲン国際フェスティヴァルの《ポーギーとベス》をはじめとするコンサートを指揮するのは、ニューヨーク生まれのアンドルー・リットン Andrew Litton(1959–)。2003年に音楽監督に任命され、以来、BBCプロムスへの出演、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ウィーンのムジークフェライン、ベルリンのフィルハーモニー、ニューヨークのカーネギーホールでコンサートや、BIS と hyperion レーベルへの録音によりベルゲン・フィルハーモニックの活動に貢献してきました。2015年10月からは首席客演指揮者のエドワード・ガードナーが首席指揮者に就任することが決まっており、リットンは、さまざまな功績に対しハーラル国王からノルウェー王国功労勲章を授与されています。バレエ《ロメオとジュリエット》の3つの組曲(SACD1301)、フレディ・ケンプがソロを弾くピアノ協奏曲第2番・第3番(SACD1820)、《キージェ中尉》《3つのオレンジへの恋》の組曲と交響曲第6番(SACD1994)とリリースされたベルゲン・フィルハーモニックのプロコフィエフ。最新アルバムには、ソ連がドイツと戦争中の1944年夏に作曲され、当時、「自由で幸福な人間と、その強い力、その純粋で高貴な精神への賛歌」と作曲者が意図を語ったという交響曲第5番と、ディアギレフのために作曲したバレエ《アラとロリー》から編んだ色彩豊かな《スキタイ組曲》が収録されました。

セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953)
 交響曲第5番 変ロ長調 Op.100(1944)
 スキタイ組曲《アラとロリー》 Op.20(1914–15)
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 アンドルー・リットン(指揮)

録音 2014年1月(交響曲)、6月 グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
制作 ロバート・サフ
録音 イェンス・ブラウン

価格 ¥2,650(本体価格)

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光の中の闇

BIS SACD2093 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary


1972年フィンランド生まれ。セバスチャン・ファーゲルルンド Sebastian Fagerlund は、「21世紀の世界にどう『存在』するかを管弦楽作品によって探る、精神的ポスト=モダニズム作曲家のひとり」(スサンナ・ヴァリマキ)。豊かな音と速い動き、多面的でありながらもモダニズムの激烈さは嫌う。よく響く、色彩的で洗練された音と、明快でエネルギッシュなリズムといったことが、彼の音楽の主要な要素として挙げられています。

クラリネット協奏曲、パルティータ、管弦楽のための《島(Isola)》を収めた(BIS 1707)とオペラ《デーベルン(Döbeln)》(BIS 1780)に続く BIS レーベルの第3作。2012年のヴァイオリン協奏曲《光の中の闇》は、ペッカ・クーシストのためにタンペレ・フィルハーモニック管弦楽団がファーゲルルンドに委嘱した作品です。テューバ、バスクラリネット、ティンパニの「鼓動」を使った管弦楽の「漆黒の動き」に始まり、ソリストが「情熱的に」即興することを許されるカデンツァで閉じる第1楽章〈エネルジコ(エネルギッシュに)〉。タルコフスキーの映画『惑星ソラリス』をイメージ、「潜在意識下の存在(未知なる理性的存在)」を探る第2楽章〈レント・インテンソ(激しくゆるやかに)〉。「研磨するように耳障りな」主題を弾くソリストとオーケストラの楽器群を幅広い配置に対比させた第3楽章〈ブルスカメンテ(荒々しく)〉。《光の中の闇》の副題は、村上春樹の「とらえにくい叙述スタイル」を指してつけられたといいます。作品を献呈されたペッカ・クーシスト Pekka Kuusisto(1976–)は、フィンランドの21世紀を代表するヴァイオリニストのひとり。1995年の国際シベリウス・ヴァイオリン・コンペティションで第1位を獲得し、今なお「レファレンス」とされるシベリウスのヴァイオリン協奏曲の録音で国際的に注目された後、フェスティヴァルの主催やさまざまなジャンルの音楽家との交流などを通じ、さらなる高みをめざしています。この協奏曲は、そのクーシストの技術と「音楽」を最大限に生かして作曲された作品です。

2010年の《点火する(Ignite)》は管弦楽のための作品です。「らせん状に進む」構造がとられ、外側の〈プレスト、フリオーソ(きわめて速く、熱狂的に〉と〈エネルジコ、モルト・リトミコ(エネルギッシュ、きわめてリズミカルに〉の2つの楽章から始まり、中央の〈レント・ミステリオーソ、モルト・カルモ(神秘的にゆるやか、きわめて穏やかに〉を通り、〈エサルタート(意気揚々と)〉でふたたび外に出る。バッカナーレのリズムも現れる「旋回」……「『ブレードランナー』牧歌」とでも言えそうなフィルム・ノワールのスタイルをもつSF的印象主義……ダウランドの《悲しみよ、来れ》を想わせるメランコリー……渦は広がり、音の聞こえない領域へ。4つの楽章は「エスプレッシーヴォ」(2曲)と「インテンソ」の3つの〈間奏曲〉により結ばれ、ヴァイオリン協奏曲と同様、切れ目なく演奏されます。《点火する》はフィンランド放送(YL)の委嘱により作曲され、サカリ・オラモに献呈されました。

光の中の闇(Darkness in Light)
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972–)
 ヴァイオリン協奏曲《光の中の闇(Darkness in Light)》(2012)*
 点火する(Ignite)(2010)(管弦楽のための)
  ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)*
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2013年8月(Ignite)、12月(協奏曲) ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド)
制作 ラウラ・ヘイキンヘイモ
録音 エンノ・マエメツ

価格 ¥2,650(本体価格)

グリーグ、グレインジャー チェロのための音楽

BIS SACD2120 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


アンドレーアス・ブランテリード(ブランテリズ) Andreas Brantelid(1987–)はデンマーク系スウェーデンのチェリスト。14歳のときエルガーの協奏曲を王立デンマーク管弦楽団と共演して協奏曲デビュー。2006年のユーロヴィジョンのコンテストにスウェーデンの若い音楽家の代表として出演し第1位を獲得、翌年、デンマーク放送(DR)の「2007年最優秀アーティスト(Kunstner 2007)」に選ばれました。ノルウェーのヴァイオリニスト、ヴィルデ・フラングとの共演をはじめ、室内楽の演奏も積極的に行っています。ブランテリズとノルウェーのピアニスト、ショパンの小品とシューマンの《森の情景》を弾いたアルバム(Simax PSC1307)やヴァイオリニストのヘンニング・クラッゲルードと共演したシンディングの作品集(Naxos)で親しまれているクリスチャン・イーレ・ハドラン Christian Ihle Hadland(1983–)の共演。グリーグ自身はあまり気に入らなかったというものの、「チェロという楽器をよく知った作曲家の作品」としてスタンダード・レパートリーとなったイ短調のチェロソナタ、1866年の《間奏曲》、ヴァイオリンソナタ第3番ハ短調の第2楽章をグリーグがチェロとピアノのために編曲した《アレグレット・エスプレッシーヴォ》。ピアノ三重奏のための《アンダンテ・コン・モート》にはデンマークのヴァイオリニスト、ラース・ビャアンケーア Lars Bjørnkjær(1968–)(「ビョアンキャー」と表記していました)が加わります。スウェーデンの王立管弦楽団のコンサートマスター。スヴェンセンとランゲ=ミュラーのヴァイオリン協奏曲(Danacord DACOCD662)がソリストとしての代表的な録音です。オーストラリアの作曲家でピアニスト、グレインジャー Percy Grainger の《スカンディナヴィア組曲》は、グリーグをはじめとする北欧の音楽家と親交のあった彼が手がけた民謡の編曲やポプリのひとつです。〈スウェーデンの歌と踊り〉〈ヴェルムランドの歌〉〈ノルウェー・ポルカ〉〈デンマークの旋律〉〈スウェーデンの舞曲による歌と終曲〉。アルバムの最後にカール・ニルセン Carl Nielsen の歌曲〈花よ、ただ頭(こうべ) をしずめなさい〉の編曲がアンコールとして演奏されます。

エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 チェロソナタ イ短調 Op.36
 間奏曲(Intermezzo) イ短調 EG115(チェロとピアノのための)
 アレグレット・エスプレッシーヴォ(Allegretto expressivo)
  ホ長調(チェロとピアノのための)
 (ヴァイオリンソナタ第3番 第2楽章の編曲)
 アンダンテ・コン・モート(Andante con moto)
  ハ短調 EG.116(ピアノ三重奏のための)*
パーシー・グレインジャー(1882–1961)
 スカンディナヴィア組曲(La Scandinavie)
 (チェロとピアノのための)(1902)
カール・ニルセン(1865–1931)
 花よ、ただ頭(こうべ) をしずめなさい
 (Sænk kun dit hoved du blomst) FS42–4(Op.21–4)
  アンドレーアス・ブランテリード(チェロ)
  クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)
  ラース・ビャアンケーア(ヴァイオリン)*

楽器 Stradivarius 1707 “Boni-Hegar”(チェロ) Steinway D(ピアノ)
 Stradivarius 1714 “Yoldi-Moldenhauer”(ヴァイオリン)

録音 2014年3月 ポットンホール(サフォーク、イングランド)

価格 ¥2,650(本体価格)

ラヴェル ダフニスとクロエ

BIS SACD1850 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical



モーリス・ラヴェル(1875–1937)
 バレエ《ダフニスとクロエ(Daphnis et Chloé)》(1909–12)
 亡き王女のためのパヴァーヌ(Pavqne pour une infante défunte)
 (1910)
  ロッテルダム・フィルハーモニック管弦楽団
  オランダ放送合唱団 ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)

録音 2012年6月(ダフニス)、2014年3月(パヴァーヌ) デ・ドゥーレン(ロッテルダム)
制作 ロバート・サフ
録音 トゥーレ・ブリンクマン

価格 ¥2,650(本体価格)

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メシアン 室内楽作品集

Danacord DACOCD736 classical


「北極光アンサンブル」。アンサンブル・ノーアリュス Ensemble Nordlys は、1997年、コペンハーゲンに創設されました。オーゼンセ、カール・ニルセン音楽アカデミーのソリストクラスで学んだクリスティーネ・プリュン Chritine Pryn(1976–)。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーとロサンジェルスのイェフダ・ジラードに学んだスウェーデン系ハンガリーのクラリネット奏者、ヴィクトル・ヴェンネス Viktor Wennesz。オスロ弦楽四重奏団の創設メンバー、ノルウェー室内管弦楽団首席チェロ奏者のオイスタイン・ソンスタード Øystein Sonstad(1970–)。王立デンマーク音楽アカデミーのニクラス・シヴェレーヴのクラスで学び、ソリストのディプロマを取得したクリストファー・ヒュルディ Kristoffer Hyldig(1982–)。ヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノの四重奏をベースに作品によって楽器の組み合わせを変えながら、バロック期の音楽から今日の音楽まで幅広いレパートリーの音楽を演奏しています。アンサンブル・ノーアリュスは、2006年からコペンハーゲンのニュ・カールスベア・グリュプトテク美術館でコンサートシリーズを行い、2010年からは「ルーザスデール夏のコンサート(Rudersdal Sommerkoncerter)」のレジデンス・アンサンブルを務めています。メシアンの室内楽作品集。力強く優雅で陶酔的な《幻想曲》。フランス伝統のスタイルから離れ、独自のリズムと旋律と和声を追求して生まれた音楽が、1943年の演奏に接した若き日のピエール・ブーレーズを驚愕させたという《主題と変奏》。この2曲は、メシアンの最初の夫人、ヴァイオリニストで作曲家のクレール・デルボスのために書かれた作品です。そして、『ヨハネの黙示録』の第10章からインスピレーションを得て作曲された《時の終わりのための四重奏曲》。作品への誠実なアプローチ、確実な表現技術、磨かれた音色。アンサンブル・ノーアリュスの音楽は、風格を漂わせながらも瑞々しく、魅力的です。デンマークのギタリスト、イェスパー・リュッツフフト Jesper Lützhøft が制作を担当、ソーウンフリー教会 Sorgenfri Kirke とヴィズオウア音楽学校 Hvidovre Musikskole でセッション録音されました。

オリヴィエ・メシアン(1908–1992)
 幻想曲(Fantaisie)(1933)(ヴァイオリンとピアノのための)
 主題と変奏(Thème et variations)(1932)
 (ヴァイオリンとピアノのための)
 時の終わりのための四重奏曲(Quatuor pour la fin du temps)(1941)
  アンサンブル・ノーアリュス
   クリスティーネ・プリュン(ヴァイオリン)
   ヴィクトル・ヴェンネス(クラリネット)
   オイスタイン・ソンスタード(チェロ)
   クリストファー・ヒュルディ(ピアノ)

録音 2010年2月 ソーウンフリー教会、2013年7月 ヴィズオウア音楽学校(四重奏曲)(デンマーク)
制作 イェスパー・リュッツフフト
録音 カーステン・ヴォルスタズ

価格 ¥2,450(本体価格)

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波 - ヴォクス・アウレア、世界の歌を歌う

Alba NCD50 SACD hybrid(5.0 multichannel/stereo) classical/traditional


「海を走り始めた、青い海を疾走した。私が行くのは、この広い海。舟の帆を木で作り、舳先には金と銀の飾り。ある朝早く、舟を波に乗せた。風よ帆を満たしてくれ、櫂を漕ぐ手を添えてくれ……」(テッル・トゥルッカ《波》)。ペッカ・コスティアイネンの作品集『ロルライレー』(NCD7)と『1000×1000年』(NCD36)、キャロル集『クリスマスへの旅』(NCD41)を録音したフィンランドの少女合唱団、1968年にユヴァスキュラに創設されたヴォクス・アウレア Vox Aurea(黄金の声)が世界の歌を歌うアルバムが制作されました。「ヴァルッティナ」の創設以来のメンバー、マリ・カーシネン Mari Kaasinen の曲、アルバムのタイトルに採られたフォークミュージシャンのテッル・トゥルッカ Tellu Turkka(テッル・ヴィルッカラ)の曲、伝承曲の「フィンランド」に始まり、エストニアのトルミス Verjo Tormis とノルウェーのアスハイム Nils-Henrik Asheim の曲、ブルガリア、スペイン、ギリシャの伝承曲がつづき、日本から平田裕一編曲の《さくら》、タイの伝承曲、アメリカのスピリチュアル、最後に南アフリカのムカレ・コアペング Mokale Koapeng の曲と伝承曲が、それぞれの国の歌唱のスタイルに倣って歌われます。11歳から18歳の少女たち、40人から50人で構成されたアンサンブル。ユヴァスキュラ大学教育学部で音楽を教え、2009年からヴォクス・アウレアの指揮者を務めるサンナ・サルミネン Sanna Salminen が指揮と一部の曲の編曲を担当しました。

波(Aalloilla) - ヴォクス・アウレア、世界の歌を歌う
[フィンランド]
マリ・カーシネン(1971–) カッペー(Käppee)
伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲)
 空の星を見つめた(Katselin taivaan tähtiä)
テッル・トゥルッカ(1969–) 波(海で)(Aalloilla)
伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲)
 山のアーンダ・ニーラス(Ánda Niilas tunturissa)*
[エストニア]
ヴェルヨ・トルミス(1930–) 歌の橋(Laulusild)
[ノルウェー]
ニルス・ヘンリク・アスハイム(1960–)
 メーメー、黒い子羊(Bä, bä, vita lamm)(バッハ風フーガ)
[ブルガリア]
伝承曲 トドラの白日夢(Polegnala e Todora)
伝承曲(フィリップ・コウテフ 編曲)
 ドラガナとナイチンゲール(Dragana i Slavei)
[スペイン]
伝承曲 刈り入れをする少女(Segaba la niña)
アルフォンソ十世(エル・サビオ)(1221–1284)
(サンナ・サルミネン 編曲)
 カンティガ166番(Cantiga 166)
[ギリシャ]
伝承曲(カリ・アラ=ポッラネン 編曲) イェラキナ(Jerakina)
[日本]
伝承曲(平田裕一 編曲) さくら(Sakura)
[タイ]
伝承曲/ナガ・ボリプット(サンナ・サルミネン 編曲)
 静かな時 – 喜びの歌(Oo tua khaa Tsau – Khaa Tsau banleeng)**
[アメリカ]
スピリチュアル(カリ・アラ=ポッラネン 編曲)
 レット・イット・シャイン(Let It Shine)(輝かせよう)
スピリチュアル(スティーヴン・ハトフィールド 編曲)
 エイント・ザット・ニューズ(Ain’t That News)(すごいことだろ?)
[南アフリカ]
ムカレ・コアペング(1963–)
 平和の賛歌 – アニュス・デイ(Khutso – Agnus dei)***
伝承曲
 アフリカの響き「前へ進め – 拳銃(Shosholoza – Ama volo volo)」†
伝承曲(サンナ・サルミネン 編曲)
 天国の門(A vule kile masango)††
  ヴォクス・アウレア サンナ・サルミネン(指揮)
  イロナ・シストネン(フレームドラム)*
  ヴィルマ・エスケリネン(チン)**
  ネッリュ・ヨルマッカ(クラップ)**
  ピルッタ・ヤルヴィネン(太鼓)**
  アンニーナ・パルタネン(チャープ)**
  マリッタ・マンネル(ピアノ)***
  イルッカ・マキタロ(ソプラノサックス)***
  オッリ・モイラネン(ジャンベ)†/††
  イェミナ・ホルマ(シェイカー)†  

録音 2014年5月2日–4日、9日 トイヴァッカ教会(トイヴァッカ、フィンランド)
制作 クラウス・ヒルデーン
録音 マッティ・ヘイノネン

価格 ¥2,300(本体価格)

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ボルグストレム ヴァイオリンとピアノのための作品全集

Simax PSC1237 classical


ノルウェー・ロマンティシズム音楽の「復興(ルネサンス)」をめざす Simax のシリーズ。歌劇《リーモルのトゥーラ》(PSC1230)、ヴァイオリン協奏曲と2曲の交響詩(PSC1311)につづきボルグストレムのヴァイオリンとピアノのための作品全集が制作されました。ヤルマル・ボルグストレム Hjarmar Borgstrøm は、1864年、クリスチャニア(現オスロ)生まれ。スヴェンセン、L・M・リンデマン、オーレ・オールセンに学び、1887年から1889年までライプツィヒの音楽院、1890年からはベルリンなどで研究を続け、1903年に帰国しました。作品数は多くなく、2曲の歌劇、2曲の交響曲、5曲の交響詩、1曲ずつのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲、そして室内楽曲。彼はメロディを書く才能にめぐまれ、伝統的なナショナル・ロマンティシズムのスタイルを基本に、ヴァイオリンソナタに見られるような、ワーグナーの伝統に沿ったリストやリヒャルト・シュトラウスの標題音楽の主導者として知られた彼の嗜好を反映した音楽も作曲しました。ボルグストレムは批評家としても活躍し、「ヴェルデンス・ガング」紙と「アフトンポステン」紙に寄せた、公平でバランス感覚のそなわった批評は、ノルウェーの音楽に大きく貢献したと言われます。ヴァイオリン協奏曲の録音でソロを弾いたボートストラン Jonas Båtstrand(1973–)が演奏するボルグストレムのヴァイオリンとピアノのための作品集。グスタフ・ランゲのヴァイオリン、作曲者のピアノで1906年にクリスチャニアで初演された《ソナタ》。ウジェーヌ・イザイに献呈され、管弦楽共演とピアノ共演の2つの版が1900年にライプツィヒで出版された《ロマンス》。ドイツ時代に書かれたと推測され、オスロの国立図書館に手稿譜が保存されている《セレナード》《エレジー》《子守歌》の3曲の小品。いずれも初録音です。ピアニストのヘルゲ・ヒェクスフース Helge Kjekshus(1968–)は、ベルゲン音楽院のイジー・フリンカとイェール大学のボリス・ベルマンに学び、スウェーデンの音楽大学で教えています。1998年のグリーグ賞の受賞者。ヘンニング・クラッゲルードと共演してグリーグのヴァイオリンソナタ全曲(Naxos 8.553904)を録音しています。

ヤルマル・ボルグストレム(1864–1925)
 ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ロマンス(Romanze) ホ長調 Op.12 ヴァイオリンソナタ ト長調 Op.19
 セレナード(Serenade) エレジー(Elegie) 子守歌(Berceuse)
  ユーナス・ボートストラン(ヴァイオリン)
  ヘルゲ・ヒェクスフース(ピアノ)

録音 2013年1月13日–17日 アクースティクム(ピテオー、スウェーデン)
制作・録音 ジェフ・マイルズ

価格 ¥2,450(本体価格)

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Choice

シマノフスキ、ストラヴィンスキー

Aparté AP095 classical


ストラヴィンスキーとシマノフスキのヴァイオリンとピアノのための作品。フランスのヴァイオリニスト、ソレンヌ・パイダシの Aparté レーベルへの初めての録音です。ストラヴィンスキーがサミュエル・ドゥシュキン Samuel Dushkin(1891–1976)の協力を得てバレエ《妖精のくちづけ(Le Baiser de la fée)》とバレエ《プルチネッラ(Pulcinella)》の音楽をヴァイオリンとピアノのために編曲した《ディヴェルティメント》と《イタリア組曲》。シマノフスキも2曲。ギリシャ神話の世界からインスピレーションを授かった〈アレトゥーサの泉(La Fontaine d’Aréthuse/Żródło Aretuzy)〉〈ナルキッソス(Narcisse/Narcyz)〉〈ドリュアスとパン(Dryades et Pan/Driady i Pan)〉の「3つの詩」《神話》と、パガニーニがヴァイオリンソロのために書いた《24のカプリース》の第20曲、第21曲、ラフマニノフの《パガニーニの主題によるラプソディ》にも使われた第24曲を自由に編曲した《パガニーニの3つのカプリース》。パイダシ Solenne Païdassi は、1985年、ニースの生まれ。ジュネーヴ音楽院とロンドンの王立音楽アカデミーで学び、カーティス音楽学校でジョーセフ・シルヴァスタインに師事。2010年のロン=ティボー・コンクールに参加、第1位に選ばれました。「シマノフスキの音楽の曖昧さと脆さに、ひどく心を動かされる」。アルバムのブックレットのノートも彼女が執筆しました。「臆することなくエロティシズムを表現する。卑俗に堕することなく官能を描写する。いつか過ぎ行く思いを伝える。作曲者の意図に正しく沿いながら、その音楽を私たち自身のものにする。どうすれば私たち音楽家にそうしたことができるか。この疑問がプロジェクトの間ずっと頭を離れなかった」。4つの作品とその背景が洞察と「音楽家の感覚」により語られます(フランス語・英語)。ピアノのフレデリク・ヴァイセ=クニッテル Frédéric Vaysse-Knitter(1975–)は、ポーランド系フランス人。パリのコンセルヴァトワールでヴェンティスラフ・ヤンコフとミシェル・ベロフに教わり、ドイツ、フライブルクの音楽院でソリストのディプロマを取得しました。ソリスト、室内楽奏者として活動、マリア・ジョアン・ピレシュのリレ・ピアノフェスティヴァルをはじめとするフェスティヴァルに出演、スイスのアマデウス・フェスティヴァルではアレクサンドル・タローのアシスタント、自身が創設した南フランスのタルヌの A Tempo フェスティヴァルの芸術監督を務めています。サティ、ハイドン、ショパン、リスト、ベートーヴェン、シューマン、ドビュッシーの作品を録音、シマノフスキはピアノ曲の全曲録音が Integral レーベルで予定され、最初のディスクがリリースされています。

シマノフスキ、ストラヴィンスキー
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882–1971)
(ストラヴィンスキー、サミュエル・ドゥシュキン 編曲)
 ディヴェルティメント (Divertimento)
 イタリア組曲(Suite italienne)
カロル・シマノフスキ(1882–1937)
 神話(Mythes/Mity) Op.30
 パガニーニの3つのカプリース(Trois caprices de Paganini) Op.40
  ソレンヌ・パイダシ(ヴァイオリン)
  フレデリク・ヴァイセ=クニッテル(ピアノ)

録音 2014年6月18日–20日 サン・ピエール(聖ペテロ)教会(パリ)
アーティスティックディレクション・録音 Maximilien Ciup(Little Tribeca)

価格 ¥2,450(本体価格)

試聴盤があります

Solenne Païdassi official website

Frédéric Vaysse-Knitter official website

Aparté Music

Aparté はフランスのレコード・レーベル。長年レコード制作に携わり、1999年に Ambroisie レーベルを創設し2008年から録音スタジオ Little Tribeca を主宰するニコラ・バルトロメ Nicolas Bartholomée 氏が、スタジオの設立と同時にスタートさせました。オフェリー・ガイヤールによるチェロ小品集『夢(Dreams)』(AP001)が第1作。ソプラノのカレン・ヴルチがグリーグ、ラングストレム、シベリウス、ドビュッシーを歌った『ソールヴェイに寄せて(Till Solveig)』(AP002)、ガイヤールのショパン(AP003)、トランペット奏者ロマン・ルルーの『スラヴの魂(Slavic Spirit)』(AP004)とリリースし、90を超す数のアルバムがカタログを彩っています。Aparté は、チェンバロ奏者のブランディーヌ・ヴェルレ、パーセルの宗教的作品を集めた『Harmonia Sacra』(AP027)のクリストフ・ルセとレ・タラン・リリークといった名声の定まった音楽家たちによる録音にとどまらず、若い芸術家を起用したアルバムの制作も積極的に行っています。キアロスクロ四重奏団、ソプラノのジュリー・フックス、BBC Radio 3 の “2013 New Generation Artist” に選ばれたヴィオラ奏者のリーズ・ベルトー。ベルトーと同じ “2013 New Generation Artist” のひとり、ブラームスの室内楽作品集(AP053)でガイヤールと共演、ラヴェル、リスト、ホリガー、リスト編曲のシューベルト歌曲によるピアノソロ・アルバム『詩集(Poems)』(AP067)とベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と第2番(AP098)のルイ・シュヴィツゲーベルも Aparté の発掘した新しい才能です。Aparté のアルバムは、録音とサウンド処理の水準を向上させる目的で作られた Little Tribecca の実験と研究の成果を反映した優れた音質の録音でも知られます。Harmonia Mundi France のディストリビューションです。

Official website

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ラ・クーア 合唱とオルガンのための作品集

dacapo 8.224725 contemporary/classical


バランスのとれた表現、内面の統一感、静かに息づく旋律。デンマークの作曲家ニルス・ラ・クーア Niels La Cour の音楽は宗教音楽の幅広い伝統が出発点だと言われます。彼は、高校時代にフィン・ヴィーザウーの下でオルガンを学び、コペンハーゲンの王立音楽アカデミーでフィン・フフディング、ビャアン・イェルムボー、スヴェン・ヴェスタゴー、「デンマークのメシアン」とも呼ばれるライフ・カイサー、ローマの聖チェチーリア音楽院でヴィエリ・トサッティとアルマンド・レンツィに師事しました。管弦楽曲、室内楽曲、器楽曲、声楽曲と手がけ、代表作のひとつ、1992年の《3つのラテン語のモテット》はデンマークや海外の混声合唱団のレパートリーとなっています。コペンハーゲンの三位一体教会 Trinitatis Kirke で録音されたラ・クーアの合唱とオルガンのための作品集。『旧約聖書』の『詩編』の3編からテクストを採ったモテット《いかに幸いなことでしょう、あなたの家に住むことができるなら》。ネオロマンティックな音楽語法も用いられた、ラテン語の典礼文による《マリアの賛歌》。デンマークの詩人インゲマン B. S. Ingemann の詩による《偉大なる主(あるじ)がおいでになる》と《救い主は私の良き羊飼い》。ホルムボーの合唱曲のスタイルの影響が明らかな《翼》は、ラ・クーアの最初の合唱曲。カレン・ブリクセン Karen Blixen の詩がテクストに使われ、現在のところ彼の書いた唯一の世俗的合唱作品です。《オルガンのための晩祷》は、《マリアの賛歌》と同じスタイルの語法と古典的な調性の和声が取り入れられ、〈前奏曲(Preludio)〉〈讃えよ(Lauda)〉〈祈り(Preghiera)〉〈フーガ(Fuga)〉〈瞑想(Meditazione)〉〈沈黙(Quiète)〉〈賛美歌(Inno)〉〈祈り(Orazione)〉〈後奏曲(Postludio)〉の9曲から構成されています。三位一体教会の聖歌隊を務め、アルバム『ペーザセンからレウコヴィチまでのデンマーク教会音楽』(Point PCD5132)で知られるトリニターティス・カントーリ Trinitatis Kantori と、ブクステフーデのオルガン作品全曲(dacapo)を録音したビーネ=カトリーネ・ブリンドーフ Bine-Katrine Bryndorf(1969–)による演奏です。

ニルス・ラ・クーア(1944–) 合唱とオルガンのための作品集
 いかに幸いなことでしょう、あなたの家に住むことができるなら
 (Salige de, der bor i dit hus)(1985/86)
 オルガンのための3つの間奏曲(1973–74)
 マリアの賛歌(Cantio Mariæ)(2005)(混声合唱のための)
  すべてが美しいかたマリアさま(Tota Pulchra Es)
  悲しみの聖母(Stabat Mater)
  天の元后(Regina caeli)
 オルガンのための晩祷(Vesper Organi)(2003)
 偉大なる主(あるじ)がおいでになる(Den store mester kommer)
 (2001/06)(混声合唱のための)
 翼(Vinger)(1973)(女声合唱のための)
 救い主は私の良き羊飼い(Frelseren er mig en hyrde god)
 (2009)(混声合唱のための)
  ビーネ=カトリーネ・ブリンドーフ(オルガン)
  トリニターティス・カントーリ
  セーアン・クリスチャン・ヴェスタゴー(指揮)

録音 2014年6月15日–18日、8月20日 三位一体教会(コペンハーゲン)
制作・録音 プレーベン・イーヴァン

価格 ¥2,000(本体価格)

カール・ニルセン 合唱のための歌集

dacapo 6.220569 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


カール・ニルセンは生涯に約300曲の歌を作りました。古典歌曲の伝統に沿った独唱曲もあれば、人々が日常さりげなく口ずさめるような素朴な曲も数多くあります。「こうした単純な旋律を書いていると、作曲家ではなく、私が子供のころ周りにいた人々だとか、私に通じて何かをしたいと思っているデンマークの人たちにでもなったような気分がして、不思議だ」(カール・ニルセン)。アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン Ars Nova Copenhagen とミケール・ボイエセン Michael Bojesen の新しいアルバムでは、今もデンマークの人たちに愛されている歌が20曲、Edition Wilhelm Hansen 出版の『Carl Nielsen Edition』により歌われます。《いつでも出帆できる船のように》《古き日々は終わりぬ》《おおデンマークの男よ、力のかぎり歌え》はニルセン自身の編曲。そのほかの曲は、『国民高等学校歌集(Folkehøjskolens Melodibog)』に掲載されたニルセンのオリジナル・ピアノパートに基づきボイエセンが4声の合唱曲に編曲しました。

カール・ニルセン(1865–1931) 合唱のための歌集
 今、この日は歌にあふれ(Nu er dagen fuld af sang)
  CNW213(FS70-12)
 歓喜の叫びをあげ喜べ(Frydeligt med jubelkor) CNW375(FS34a)
 復活祭の花よ、つよき香りの一滴を(Påskeblomst! en Draabe stærk)
  CNW361(FS59)
 われら平原の子は(Vi sletternes sønner) CNW147(FS43 から)
 デンマークをかこむ海(Havet omkring Danmark) CNW146(FS44 から)
 陽ざしをうけ私はスキを押す(I solen går jeg bag min plov)
  CNW129(FS18-4)
 今明らかになる(Nu skal det aabenbares) CNW261(FS101-4)
 いま木々の葉は明るく輝く(Ny lyser løv) CNW256(FS95 から)
 見てごらん夏の日を(Se dig ud en sommerdag) CNW221(FS78-7)
 自由は最良の金(Frihed er det bedste guld) CNW255
 いつでも出帆できる船のように (Som en rejselysten flåde)
  CNW237(FS94 から)
 古き日々は終わりぬ(Udrundne er de gamle dage) CNW253
 漁師が物思いに耽り座っていた(Der sad en fisker så tankefuld)
  CNW244(FS95 から)
 おおデンマークの男よ、力のかぎり歌え(Du danske mand! af al din magt)
  CNW288(FS35)
 つましいところに(På det jævne) CNW238(FS95 から)
 なぜわれらの目は喜びを感じるのか(Derfor kan vort øje glædes)
  CNW239
 重く暗い夜空の雲(Tunge, mørke natteskyer) CNW250
 ついたての向こうに座っているのは誰だ(Hvem sidder der bag skærmen)
  CNW137(FS42-3)
 私のもろい蜘蛛の巣をごらん(Betragt mit svage spind) CNW254
 デンマークの歌は、若く美しい髪の娘
 (Den danske sang er en ung, blond pige) CNW271(FS114-10)
  アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン
  ミケール・ボイエセン(指揮)

録音 2014年5月8日–10日 旧聖母教会(ロスキレ、デンマーク)
制作・録音 プレーベン・イーヴァン

価格 ¥2,250(本体価格)

忙しい蜂と鳥

dacapo 8.226543 contemporary


デンマークのモーウンス・クリステンセン Mogens Christensen は、並はずれた音色の感覚と、夢や占星術や自然現象といった変わったところから作品のアイデアを見つけてくることで知られます。蜜蜂たちが忙しく動きまわる巣箱の音を架空の鳥の歌と並べてみせた《忙しい蜂と鳥》。1993年から1998年にかけて作曲された連作「夜の鳥(Nocturnal Birds)」では、ペアニレ・ペータセン Pernille Petersen のリコーダーを囲むプレーヤーたちのアクースティックとエレクトロニックの音が、四季折々の鳥が歌う美しい歌を表現します。

忙しい蜂と鳥(Busy Bees and Birds)
 - モーウンス・クリステンセン(1955–) リコーダーのための作品集
 炎の鏡(Feuerspiegel)(2012)(リコーダーとアコーディオンのための)
 春の夜の鳥(Birds of a Spring Night)(1993)
 (ソプラノリコーダーのための)
 真夏の夜の鳥(Birds of a Midsummer Night)(1994)
 (リコーダー、ギターとエレクトロニクスのための)
 秋の夜の鳥(Birds of an Autumn Night)(1998 rev.2014)
 (テナーリコーダーのための)
 冬の夜の鳥(Birds of a Winter Night)(1996/2014)
 (バスリコーダーとエレクトロニクスのための)
 アリア(Arie(s))(2014)(アルトリコーダーのための)
 ダンス・バガテル(Dansebagateller)(2008)
 (リコーダーとギターのための)
 忙しい蜂と鳥(Busy Bees and Birds)(2005 rev.2013)
 (リコーダーと弦楽四重奏のための)
  ペアニレ・ペータセン(リコーダー)
  ビャーケ・モーウンセン(アコーディオン)
  ペア・ポールソン(ギター)
  メサー四重奏団

録音 2011年10月31日、6月28日、2014年6月22日 トアスロネ教会(イスホイ、デンマーク)、2013年11月29日、2014年2月7日 ファーロム教会(ファーロム、デンマーク)、2014年3月28日、6月6日 コンサート教会(ブロゴー教会)(コペンハーゲン)
制作・録音 ヴィゴ・マンゴ

価格 ¥2,000(本体価格)

玉突き事故

dacapo 8.226576 contemporary


デンマークのアクセル・ボーロプ=ヤーアンセン Axel Borup-Jørgensen は、作品の細部の細部まで練り上げるタイプの作曲家だったと言われます。音楽の要素を分子レベルにまで分離し、鋭い直感によって再構築する。彼の豊かな感受性から生まれた音楽は、新しく、たとえ断片的に見える作品であっても、詩的だったりロマンティックだったりする気分が漂います。「死」の存在を詠んだリルケの詩『Schlußstück(結び)』による《ポケット・オラトリオ》以下、アンサンブルと声のためのボーロプ=ヤーアンセンの主要な作品が4曲。ピアニストのエーリク・カルトフト Erik Kaltoft、打楽器奏者のヘンリク・ラーセン Henrik Larsen、ギタリストのフレゼリク・モンク・ラーセン Frederik Munk Larsen たちのオーフス・シンフォニエッタと、アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン。彼の音楽を「知った」音楽家たちによる演奏です。

玉突き事故(Carambolage)
  - アクセル・ボーロプ=ヤーアンセン(1924–2012)
 アンサンブルと声のための作品集
 冬のエレジー(Winterelegie) Op.55(1968)
 (3人の女声、フルート、オーボエ、ファゴット、打楽器、
  ピアノと弦楽のための)
 シレーンたちの海岸(Sirenernes kyst) Op.100(1983)
 (フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ギター、ピアノ、
  打楽器と多声のテープのための)
 玉突き事故(Carambolage) Op.79(1979–80)
 (ピアノ/電子オルガン、エレクトリックギターと打楽器のための)
 ポケット・オラトリオ(Pocket Oratorio) Op.50(1965)
 (16声、ピアノ、チェンバロ、ティンパニと打楽器のための)
  オーフス・シンフォニエッタ
  アルス・ノーヴァ・コペンハーゲン
  セーアン・キンク・ハンセン(指揮)

録音 2014年5月24日–25日 ヴェーアケト(ラナス、デンマーク)、11月8日 音楽アカデミー(オーゼンセ、デンマーク)、6月26日–27日 オーフス・コンサートホール(オーフス)、1月20日、22日 マリエンデール教会、オーフス・コンサートホール(オーフス、デンマーク)
制作・編集・ミクシング・マスタリング プレーベン・イーヴァン

価格 ¥2,000(本体価格)

合金

dacapo 8.226580 contemporary


「フランスの音」と「構成に対する北欧的思考」を融合させたロシング=スコウ Niels Rosing-Schow の音楽は、いろいろなスタイルの作曲家を擁するデンマークでも際立ってユニークです。グリーンランドのメロディに基づく「ちょっとした劇的情景」《熊》(“Nanu” はグリーンランド語の「熊」)。〈輪郭(Outline)〉〈詩の一行(Verse)〉〈行間(Between the Lines)〉の3つの《ライン》。テナーサックスとアコーディオン、ヴィオラとアコーディオン、2つの楽器を混合させた2曲の《合金》。息を吹き出す、口笛を吹く、ため息をつく……「フルートの音」による《…息を出す…》。デンマークの詩人たち、ピート・ハイン Piet Hein(1905–1996)、グレーテ・リスビェアウ・トムセン Grethe Risbjerg Thomsen(1925–2009)、ピーア・タフドロプ Pia Tafdrup(1952–)の詩に作曲し、ロシング=スコウが作曲を教わったネアホルムに献呈された《3つの単純な歌》。インド音楽の旋法ラーガの「抽象的肖像画」《儀式 I》。シャネト・バラン Jeanette Balland をはじめ、作曲にあたり彼が念頭に置いたプレーヤーたちがセッションに参加しました。

合金(Alliages) - ニルス・ロシング=スコウ(1954–) 作品集
 熊(Nanu)(2007)(声、サクソフォーンと石のための)
 ライン(Lines)(2013)(ギター・ソロのための)
 合金 I(Alliage I)(2010)(テナーサックスとアコーディオンのための)
 …息を出す…(…aus atmen…)(2014)(フルート・ソロのための)
 合金 II(Alliage II)(2008)(ヴィオラとアコーディオンのための)
 3つの単純な歌(Three Simple Songs)(2013)(声とギターのための)
 儀式 I(Ritus I)(1991)(フルートと打楽器のための)
  ヘレーネ・ゲリス(メゾソプラノ)
  シャネト・バラン(サクソフォーン)
  マティアス・ロイモト(打楽器)
  イェスパー・シーヴェベク(ギター)
  アンドレーアス・ボーアゴー(アコーディオン)
  スヴェン・メルビュー(フルート)
  エレーヌ・ナヴァス(フルート)
  アスビャアン・ネアゴー(ヴィオラ)

録音 2012年–2014年 王立デンマーク音楽アカデミー(コペンハーゲン)
制作 プレーベン・イーヴァン、ミケル・ニュマン、メテ・ドゥーウ

カール・ニルセン 交響曲第5番・第6番

dacapo 6.220625 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


ニューヨーク・フィルハーモニックとアラン・ギルバートによるカール・ニルセンのシリーズ。第2番・第3番(6.220623)と第1番・第4番(6.220624)につづき交響曲の残り2曲がリリースされます。交響曲第5番は、1920年の終わりまでに着想が固まり、翌年、ヨーテボリ交響楽団を指揮する合間に最初の楽章が完成、カンタータ《フュンの春》の作曲を挟み、1922年1月の初演の9日前に後半の第2楽章が書き上げられました。「人類、動物、そして植物のもつ根源的な力……全世界が火事や洪水や火山の噴火などによって破壊され、生きとし生けるものがすべて死に絶えたとしても、なお自然は、ふたたび新しい生命を育くみ、道を押し開き始める……」。「戦争の交響曲」という見方をニルセン自身は否定したものの、この作品には「第一次世界大戦と人類のもつ暴力」が影を落としているとみなされてきました。第6番の交響曲は、音楽が「相反する感情をもった精神状態と不和」を基礎に徹頭徹尾「矛盾」を語ります。「無害なネオクラシカル交響曲」の顔に始まり、副題の「センプリーチェ」(簡素な)を裏切るような複雑な表情に変わる「テンポ・ジュスト(正確なテンポで)」の第1楽章。束縛を解かれた楽器がグロテスクな無秩序状態に陥っていく「アレグレット」の第2楽章〈ユモレスク〉。ネオバロック風「アダージョ」の第3楽章〈プロポスタ・セリア〉(「滴らんばかりの悲哀」のフーガ主題)。「不和」が頂点に達する第4楽章〈主題と変奏〉。1925年の初演当時は「この音楽を聴く耳をもったものは誰もいなかった」ものの、今日、「ポストモダニズムの半世紀以上前に書かれたポストモダン交響曲」と言われる曲は、ニルセンの書いたもっとも「先を見据えた」作品のひとつとして高い評価を獲得しています。この「ニルセン・プロジェクト」は、この春にリリースが予定されている3つの協奏曲のディスクで完結です。

カール・ニルセン(1865–1931)
 交響曲第5番 FS97(Op.50)
 交響曲第6番 FS116
  《シンフォニア・センプリーチェ(Sinfonia semplice)》
  ニューヨーク・フィルハーモニック
  アラン・ギルバート(指揮)

録音 2014年10月1日–3日 エイヴリー・フィッシャー・ホール(リンカンセンター、ニューヨーク)
制作 プレーベン・イーヴァン、マッツ・エングストレム
録音 プレーベン・イーヴァン [DXD(352.8kHz/24bit)録音]

価格 ¥2,250(本体価格)

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ヨアキム・カール、ピアノ

Claves 50-1416 classical


クラシカル音楽界の若い才能を発掘しようというスイスのレーベル Claves の「デビュー」シリーズ。最新作ではノルウェーのピアニスト、カールが紹介されます。ヨアキム・カール Joachim Carr(1988–)はベルゲン生まれ。アンスネスを始めとするピアニストを育てたことで知られるオスロのバラット=ドゥーエ音楽学校のイジー・フリンカに学び、2013年、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でバチェラーのディプロマを取得しました。ホーヴァル・ギムセ、アイナル・ステーン=ノクレベルグ、アンスネスといった同じノルウェーのピアニストたちから音楽的刺激を受け、現在はハンス・アイスラー音楽大学のエルダル(エルダー)・ネボルシンのマスタークラスで研究を続けています。2014年10月、ベルゲンで行われた第14回国際エドヴァルド・グリーグ・ピアノコンペティションで第1位、オーディエンス賞、ベルゲン・フィルハーモニックのオーケストラ賞を受賞。リヨンのコンクールでも第1位に選ばれました。シューマン、ブラームス、ベルク、リストの曲を弾いた「デビュー」アルバムは、ベルゲンのコンペティションに先立つ2014年9月、ベルリンのテルデック・スタジオでセッション録音されました。

ヨアキム・カール、ピアノ
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 ダーヴィト同盟舞曲集(Die Davidsbündler-tänze) Op.6
ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 創作主題による変奏曲(Variationen über ein eigenes Thema) Op.21-1
アルバン・ベルク(1885–1935) ピアノソナタ Op.1
フランツ(フェレンツ)・リスト(1811–1886)
 献呈(Widmung) S.566(ロベルト・シューマンによる)
  ヨアキム・カール(ピアノ) [ピアノ Steinway & Sons]

録音 2014年年9月21日–24日 テルデック・スタジオ(ベルリン、ドイツ)

価格 ¥2,350(本体価格)

2013 Clara Haskil Piano Competition

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マリウス・ネセット - ピンボール

ACT Music ACT90322-2 jazz


ノルウェーのジャズミュージシャン、マリウス・ネセット Marius Neset(1985–)のトロンハイム・ジャズオーケストラ共演の『ライオン(Lion)』に次ぐ ACT Music の第2作。自作と、クインテットに加わったスウェーデン系ノルウェーのジャズドラマー、アントン・エーゲル Anton Eger(1980–)との共作によるプログラム。デンマーク系スウェーデンのチェリスト、ブランテリード(ブランテリズ) Andreas Brantelid とデンマーク弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、トンスゴー・サーアンセン Tonsgaard Sørensen がゲスト参加し、オーレスンのスタジオ、北大西洋を臨むオーシャン・サウンド・レコーディングズ Ocean Sound Recordings で録音セッションが行われました。

マリウス・ネセット - ピンボール(Pinball)
 World Song Part 1(Marius Neset)*
 World Song Part 2(Marius Neset)*
 Pinball(Marius Neset)***
 Odes of You(Marius Neset/Anton Eger)**
 Police(Marius Neset)†
 Music for Cello and Saxophone(Marius Neset/Anton Eger)*
 Theatre of Magic(Marius Neset/Anton Eger)*
 Aberhonddu(Marius Neset/Anton Eger)
 Jaguar(Marius Neset/Anton Eger)
 Music for Drums and Saxophone(Marius Neset/Anton Eger)
 Summer Dance(Marius Neset)††
 Hymn from the World(Marius Neset)
  マリウス・ネセット(テナーサックス、ソプラノサックス)
  アイヴォ・ニーム(ピアノ、ハモンド B3オルガン、CP80、
   クラヴィネット)
  ジム・ハート(ヴィブラフォーン、マリンバ、ドラムズ **)
  ペッテル・エルド(ベース)
  アントン・エーゲル(ドラムズ、パーカッション)
  ゲスト・ミュージシャン
   アンドレーアス・ブランテリード(チェロ)*
   ルーネ・トンスゴー・サーアンセン(ヴァイオリン)*/††
   イングリ・ネセット(フルート)*/†/††
   アウゴスト・ヴァングレン(タンバリン)***
   ピンボール・バンド(クラッピング) *

録音 2014年6月30日–7月2日 オーシャン・サウンド・レコーディングズ(オーレスン、ノルウェー)
制作 マリウス・ネセット、アントン・エーゲル
録音 ヘンニング・ヴァトネ・スヴォーレン
ミクシング アウゴスト・ヴァングレン

価格 ¥2,600(本体価格)

ニルス・ランドグレーン - Redhorn Collection

ACT Music ACT6013-2 2CD’s special price jazz


ニルス・ランドグレーン Nils Landgren(1956–)はスウェーデンのヴェルムランド生まれ。彼が「ファンク・ユニット」によるセッションによるアルバムをはじめ、ACT Music に録音を始めてから20年が経ちます。過去のアルバムから選んだ25曲に未発表曲を1曲加えた「記念アルバム」。メイシオ・パーカー、ブレッカー・ブラザーズ、ジョー・サンプル、ロイ・ハーグローヴ、フレッド・ウェズリー、レイ・パーカー・ジュニア、バーナード・パーディー、ティル・ブロンネル、リーグモル・グスタフソン、イーダ・サンド、エスビョーン・スヴェンソン、ラーシュ・ダニエルソン、ペール・ルスクトラスク・ユーハンソン、マグナム・コルトレーン・プライス、マグヌス・リンドグレーン、ヴォルフガング・ハフナー、マイケル・ウォルニー、NDR ビッグバンドといった「華麗な」顔ぶれの共演です。

ニルス・ランドグレーン - Redhorn Collection
[CD1] ファンク・ユニット
 Traci(Nils Landgren/Henrik Janson)
 Simple Life(Nils Landgren)
 You Dig(Nils Landgren/Henrik Janson/Magnum Coltrane Price)
 Da Fonk(Magnum Coltrane Price)
 Six Beauties on a Rooftop(Esbjörn Svensson)
 Riders on the Storm(The Doors)
 Knowing Me, Knowing You
 (Björn Ulvaeus/Benny Andersson/Stig Anderson)
 House Party(Fred Wesley)
 Stuff like That(Quincy Jones/Nick Ashford/Valerie Simpson)
 Kibera Sunrise(Nils Landgren/Magnum Coltrane Price/
  Magnus Lindgren/Jonas Wall/Sebastian Studnitzky/
  Wolfgang Haffner/Andy Pfeiler/Robert Mehemt Ikiz) 
 Mag Runs the Voodoo Down(Nils Landgren/
  Magnum Coltrane Price/Magnus Lindgren/Jonas Wall/
  Sebastian Studnitzky/Wolfgang Haffner/Andy Pfeiler/
  Robert Mehemt Ikiz)
 Get Serious Get a Job(Nils Landgren)
 Ain’t Nobody(Nils Landgren)
 ああ、美しいヴェルムランドよ(Ack, Värmland du sköna)(traditional)
[CD2] バラード
 Song from the Valley(traditional)
 Love of My Life(Nils Landgren)
 This Masquerade(Leon Russel)
 The Moon’s a Harsh Mistress(Jimmy Webb)
 Silent Way(Wolfgang Haffner) Fire and Rain(James Taylor)
 Fragile(G. M. Sumner) Imagine(John Lennon)
 You Stole My Heart(Eddie Harris)
 The Brightest Smile in Town(Ray Charles/Barry de Vorzon/
  Bob Sheman)
 I Will Survice(Dino George Fekaris/Freddie Perren)
 Get Here(Brenda Russel)
  ニルス・ランドグレーン(トロンボーン) 他

コンピレーション制作 シッギ・ロッホ
マスタリング クラウス・ショイアマン

価格 ¥2,600(本体価格)

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サン=サーンス 交響曲集 第1集

Naxos 8.573138 classical


サン=サーンスの5つの交響曲を管弦楽曲を加え3枚のCDで紹介するシリーズ。最初のアルバムは3曲。交響曲第1番は17歳の時の作品です。〈アダージョ – アレグロ〉〈行進曲 – スケルツォ:アレグレット・スケルツァンド〉〈アダージョ〉〈アレグロ・マエストーゾ〉の4楽章。弦楽器の弱音に始まる第3楽章の穏やかな気分と対照的に終楽章は大きな楽器編成で書かれています –– ピッコロ、フルートとオーボエとクラリネットが2本、バスクラリネット、2本のファゴット、Fホルンと2つのE♭ヴァルヴホルンが2本ずつ、E♭トランペットとB♭コルネットが2本ずつ、2本のサックスホルン、3本のトロンボーン、4つのティンパニ、シンバル、4台のハープ、弦楽器。1853年にパリで初演され、ベルリオーズとグノーの賛辞を受けたと言われます。イ短調の優雅な第2番は1859年の夏に作曲されました。「フーガ」に基づく第1楽章、〈アダージョ〉の第2楽章、〈スケルツォ〉と〈タランテラ〉。ギリシャ神話、太陽の車を駆るファエトンを題材に採った交響詩《ファエトン》。フランスのマルク・スーストロ Marc Soustrot(1949–)は2011年/2012年のシーズンからマルメ交響楽団の首席指揮者を務めています。

カミーユ・サン=サーンス(1835–1921) 交響曲集 第1集
 交響曲第1番 変ホ長調 Op.2(1853)
 交響曲第2番 イ短調 Op.55(1859)
 交響詩《ファエトン(Phaéton)》Op.39(1873)
  マルメ交響楽団 マルク・スーストロ(指揮)

録音 2013年8月19日–23日 マルメ・コンサートホール(マルメ、スウェーデン)

価格 ¥1,100(本体価格)

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北風の組曲

Prophone PCD153 traditional/jazz/crossover


トラッド歌手でフィドル奏者でもあるレーナ・ヴィッレマルク Lena Willemark と民俗楽器のマルチプレーヤーのアーレ・モッレル Ale Möller のふたりが、1994年のアルバム『北風(Nordan)』(ECM1536)から始めた音楽の旅の二つ目の「里程標」がリリースされます。『北風の組曲』。「中世の3つのバラードに伝わる古いスカンディナヴィアの神話に基づく管弦楽と民俗音楽奏者のための組曲」。《魔法の蛇(Lindormen)》をはじめ、『スウェーデン中世バラード集(Sveriges Medeltida Ballader)』に収められた、世代から世代へと歌い継がれてきた神話と伝説のバラードを素材にモッレルが、指揮者、アレンジャーとして活躍するハンス・エーク Hans Ek と共作。ストックホルムの西、メーラレン湖に面したヴェステロースのオーケストラ、ヴェステロース・シンフォニエッタ Västerås Sinfonietta とトラッドのプレーヤーが共演し、クラシカル音楽、ジャズ、ポップ、トラッド音楽の出会う、新しい音世界が創造されます。

北風の組曲(The Nordan Suite)
アーレ・モッレル(1955–)、ハンス・エーク(1964–)(作曲)
 北風の組曲(The Nordan Suite)
  序奏(Introduction) 地と海を越えて飛ぶ(Flyg över land och sjö)
  間奏曲 1:白鳥の飛翔(Intermezzo 1: Svaneflykt)
  白蛇(Vita Orm) 少女と魔法の蛇(Jungfrun och Lindormen)
  間奏曲 2:追跡(Intermezzo 2: Jakten)
  目覚め(Uppvaknandet)アグラリア(Aglaria)
  牛飼いの呼び声(Vallåtar) 祝福(Välgangsönskan)
  間奏曲 3:蛇の踊り(Intermezzo 3: Ormdans)
  黄金の竪琴(Gullharpan) エピローグ(Epilogue)
  バラとサルビア(Rosor och Salivier)
  ヴェステロース・シンフォニエッタ ハンス・エーク(指揮)
  レーナ・ヴィッレマルク(ヴォーカル、フィドル、呼び子)
  アーレ・モッレル(笛、マンドーラ、牛角笛、ショーム、
   アコーディオン、木製トランペット、ハンマーダルシマー、
   ハーモニカ、カンテレ)
  ラファエル・シダ・フイサル(打楽器)

価格 ¥2,350(本体価格)

ヤン・アッラン(80)

Prophone PCD154 2CD’s jazz


トランぺッターのヤン・アッラン Jan Allan は、1934年11月7日、ダーラナ地方のファールンに生まれました。スウェーデンの20世紀を代表するジャズ・ミュージシャンのひとりとして、アリス・バブス、モニカ・セッテルルンド、スタン・ゲッツをはじめ、世界中のジャズプレーヤーや歌手と共演してきました。アッランが80歳を迎える2014年、2004年にリリースされた『Jan Allan – 70』(Phono Suecia PSC130)に倣い、誕生日プレゼントとして『Jan Allan (80)』が制作されました。2枚セットのアルバムに収められたのは、ノルボッテン・ビッグバンドのリーダーを務めるサックス奏者、ヨアキム・ミルデル Joakim Milder が「自分の好みで選んだ、色とりどりの作曲家たち」がアッランのために書いた「カスタムメード」の9曲。ノルボッテン・ビッグバンドとアッランが、2014年2月、スウェーデン北部地方を回ったツアーの最終日の翌日に行なわれたセッションで録音されました。セシーリア・ペーション、フレードリク・ルンディン、ペーテル・ダーネム(ダネモ)、エリーン・ラーション・フォルケリード、ホーカン・ブルーストレム、アン=ソフィ・セーデルクヴィスト、そしてミルデルと作曲者が「色とりどり」なら、テナーサックスのカール=マッティン・アルムクヴィスト Karl-Martin Almquist やベースのクリスチャン・スペリング Christian Spering 以下、素晴らしい顔ぶれのソロ・プレーヤーが参加しています。彼らのツアーは「エキサイティングでスタイリッシュ!」(「ピテオー・ティードニンゲン」紙)、「驚きがいっぱい、エレガント!」(「ノルボッテンス=クーリレン」紙)と賛辞を呈され、その熱い気分がこのアルバムにそのまま収録されています。

ヤン・アッラン(80)
[CD1] Avid Flyer(軽飛行機)(Cecilia Persson)
 Och vågorna går genom stan(波は町を抜けていく)(Fredrik Lundin)
 Boye(Peter Danemo) Öppet hav(外洋)(Elin Larsson Forkelid)
[CD2] By the Window(窓辺で)(Joakim Milder)
 Between You and Me(君とぼくの間に)(Håkan Brostöm)
 I Stole It(盗ったのは私だ)(Joakim Milder)
 Shades of Blue(ブルーの色合い)(Ann-Sofi Söderqvist)
  ヤン・アッラン(トランペット)
  アルヴィド・イングベリ(トロンボーン)
  クリスチャン・スペリング(ベース)
  カール=マッティン・アルムクヴィスト(テナーサックス)
  アダム・フォルケリード(ピアノ)
  ホーカン・ブルーストレム(アルトサックス、ソプラノサックス)
  ベンクト・スタルク(ドラムズ)
  マッツ・ガルベリ(テナーサックス)
  ダン・ユーハンソン(フリューゲルホルン)
  ペーテル・ダールグレーン(トロンボーン)
  ノルボッテン・ビッグバンド

価格 ¥3,300(本体価格)

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ハリー・アレン/ヤン・ルンドグレーン・カルテット - Quietly There

Stunt Records STUCD14142 jazz


ハリー・アレン Harry Allen(1966–)。アメリカ東海岸のワシントン生まれのテナーサックス・プレーヤー。「私にとってスタン・ゲッツは史上最高のアーティスト、技術も音楽もユニーク」と語る彼は、スコット・ハミルトンのタイプの伝統的プレーヤーと言われます。アレンがスカンディナヴィアのミュージシャンと組んだカルテットで演奏したアルバム『Quietly There(そっと、そこに)』。スウェーデンのヤン・ルンドグレーン(ラングレン) Jan Lundgren(1966–)のピアノ、ベースは、モニカ・セッテルルンド、アルネ・ドムネールスをはじめとするミュージシャンと共演してきたスウェーデンのハンス・バッケンルート Hans Backenroth(1966–)。ドラマーのクリスチャン・レト Kristian Leth(1973–)はデンマークのプレーヤーです。ポール・ニューマン主演の映画『Harper』(邦題『動く標的』)で歌われる《Sure as Your Are Born》、チェット・ベイカーとカーメル・ストリングズのコラボレーション・アルバムのタイトルとなった《Quietly There》、映画『The Sandpiper』(『いそしぎ』)の「テーマ」として知られる《The Shadow of Your Smile》や、映画『M*A*S*H』(『M⭐︎A⭐︎S⭐︎H マッシュ』)で歌われる「ブラック」な《Suicide Is Painless》。曲目はすべてジョニー・マンデル Johnny Mandel(1925–)の作品です。2014年夏、コペンハーゲン・ジャズフェスティヴァルの期間中に STC スタジオで録音セッションが行われました。

ハリー・アレン/ヤン・ルンドグレーン・カルテット - Quietly There
ジョニー・マンデル(曲) Sure as Your Are Born Emily
 The Shining Sea Quietly There A Time for Love
 Cinnamon and Clove The Shadow of Your Smile Just a Child
 Suicide Is Painless
  ハリー・アレン(テナーサックス) ヤン・ルンドグレーン(ピアノ)
  ハンス・バッケンルート(ベース) クリスチャン・レト(ドラムズ)

録音 2014年7月11日–12日 STC スタジオ(コペンハーゲン)

価格 ¥2,350(本体価格)

Eliel Lazo & the Cuban Funk Machine

Stunt Records STUCD14132 jazz/world



エリエル・ラソ - Eliel Lazo & the Cuban Funk Machine
 Deja vu Tabueno A ver que sale Sunny Beach Rumba
 Late Night Zombie El verdadero amor New Songo
 Rhapsody in Abakua Piña Colada
  エリエル・ラソ&キューバン・ファンク・マシーン
   エリエル・ラソ(パーカッション、ヴォーカル)
   ボブ・ミンツァー(テナーサックス)
   カルロス・ペレス(トロンボーン、コーラス)
   アンドレーアス・ポールソン(ハモンド B3)
   ミケル・ノアスー(ギター) ペア・ゲーゼ(ギター)
   ヤサー・ピノ(ベース) ラシエル・ヒメネス(ドラムズ)
  ゲスト マヘラ・エレッラ(フルート)
   ユリエスキ・ゴンサレス(トランペット)
   ヨハン・ラモン(ティンバレス、コーラス)
   ミケール・ハイセ(フェンダーローズ)

価格 ¥2,350(本体価格)

Eliel Lazo & the Cuban Funk Machine

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カール・ニルセン 交響曲全集

LSO Live LSO0789 3SACD’s hybrid + Pure Audio Blu-ray(5.1 surround/stereo) classical


ロンドン交響楽団が2009年から2011年にかけてコンサートで演奏したニルセンの交響曲を「全曲セット」として再リリース。SACD hybrid のディスク3枚に、同じ音源による 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz)/2.0 LPCM(24bit/192kHz)の録音を収めた Pure Audio Blu-ray ディスクが付属。

カール・ニルセン(1865–1931) 交響曲全集
 交響曲第1番 ト短調 FS16(Op.7)
 交響曲第2番 ロ短調 FS29(Op.16)
 《4つの気質(De fire Temperamenter)》
 交響曲第3番 FS60(Op.27)
  《シンフォニア・エスパンシーヴァ(Sinfonia espansiva)》*
 交響曲第4番 FS76(Op.29) 《消しがたきもの(Det uudslukkelige)》
 交響曲第5番 FS97(Op.50)
 交響曲第6番 FS116
  《シンフォニア・センプリーチェ(Sinfonia semplice)》
  ロンドン交響楽団 サー・コリン・デーヴィス(指揮)
  ルーシー・ホール(ソプラノ)*
  マーカス・ファーンズワース(バリトン)*

録音 2009年10月1日、4日(第5番)、2010年5月6日、9日(第4番)、2011年5月26日、6月2日(第6番)、10月2日、4日(第1番)、12月4日、6日(第2番)、12月11日、13日(第3番) バービカンホール(ロンドン)(ライヴ)
制作 ジェイムズ・マリンソン
録音 Classic Sound

[DSD(24bit/192kHz)録音]
[Pure Audio Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 2.0 LPCM(24bit/192kHz) Region: ABC]
[SACD DSD 5.1 surround/2.0 stereo/CD 2.0 stereo]

価格 ¥4,200(本体価格)

5.1 DTS–HD MA と 2.0 LPCM の音声を収録した Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください。

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カルダーラ オラトリオ《キリストの死と埋葬》

Glossa GCD923403 2CD’s classical/early music


イタリアのバロック・バイオリニスト、ファビオ・ビオンディ Fabio Biondi(1961–)は、2006年からスタヴァンゲル交響楽団のアーリーミュージック・プログラムの芸術監督を務めています。ヘンデルの《イェフタ》(BIS CD1864)(2011)、『マリエッタ・マルコリーニのためのアリア集』(Naïve V5309)(2012)などに次ぐ録音は、バロック期イタリアの作曲家カルダーラ Antonio Caldara がウィーンの宮廷に仕えていた時代、1724年に作曲したオラトリオ。

アントニオ・カルダーラ(c.1670–1736)
 オラトリオ《キリストの死と埋葬(Morte e sepoltura di Christo)》
  マリア・グラツィア・スキアーヴォ(ソプラノ)
  シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
  マルティーナ・ベッリ(アルト)
  アニーチョ・ゾルツィ・ジュスティニアーニ(テノール)
  ウーゴ・グアリヤルド(バス)
  スタヴァンゲル交響楽団 ファビオ・ビオンディ(指揮)

録音 2014年1月 スタヴァンゲル・コンサートホール(スタヴァンゲル、ノルウェー)

価格 ¥3,400(本体価格)

SSO: Morte e sepoltura di Christo

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エネスク 協奏交響曲、交響曲第1番

Ondine ODE1198-2 classical

 
ジョルジェ・エネスク(ジョルジュ・エネスコ)(1881–1955)
 チェロと管弦楽のための協奏交響曲 変ロ短調 Op.8
 交響曲第1番 変ホ長調 Op.13
  トルルス・モルク(チェロ)
  タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2013年9月20日–21日(第1番)、2014年6月6日–7日 タンペレホール(タンペレ、フィンランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

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