2015年3月



ブルックナー 交響曲第9番

Danacord DACOCD754 classical


コペンハーゲンとともに王立デンマーク音楽アカデミーを擁するオーフス市のオーケストラ、オーフス交響楽団の演奏するブルックナー。ジェームズ・ロッホランが指揮したオーフス大聖堂での演奏をライヴ収録した第7番(DACOCD655)につづき第9番がリリースされます。第1楽章〈荘重に、神秘的に〉、第2楽章〈スケルツォ〉、第3楽章〈アダージョ〉は1951年ノヴァーク校訂版。完成されなかった第4楽章は、アメリカのノース・S・ジョーセフソン Nors S. Josephson がオーストリア国立図書館、ウィーン市立図書館、ウィーン国立音楽大学の所蔵する自筆譜とスケッチを基に、アルフレート・オーレル校訂の資料を参照しながら再構成した〈終曲:アレグロ〉(演奏時間 20分22秒)による演奏です。ジョーセフソンは、1942年、カリフォルニア州パロ・アルト生まれの音楽家。1970年、カリフォルニア大学バークリー校で歴史的音楽学の博士号を取得。マサチューセッツ州のスミス大学の准教授、カリフォルニア大学フラトン校の教授を務め、ルネサンス教会音楽、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲第2番《内緒の手紙》の研究をはじめとする19世紀と20世紀のスラヴ作曲家に関する著作を発表し、作曲家としても活動しています。ジョン・ギボンズ John Gibbons は、イギリス、ウェスト・サセックス州のワージング交響楽団の首席指揮者。ガーディナーやレナード・スラトキンのアシスタントを経験し、2012年5月、イーリング交響楽団を指揮してロンドンでジョーセフソン版〈終曲〉によるイギリス初演を指揮しました。「私には、この交響曲がブルックナーが復活を信じていたことを確言する幻視的作品に思える……ついには一条の光が、トランペットのソロが奏するコラール風の主題の姿をとり、暗闇から射してくる」(ジョン・ギボンズ)。ブックレットには、イギリスの作曲家デイヴィッド・マシューズ David Matthews とギボンズの「考察」(英語)が、ドミニク・ナッド Dominic Nudd によるノート(英語)とともに掲載されています。Danacord のディーリアス名作集の制作と監修に携わったスウェーデンのレッナールト・デーン Lennart Dehn が制作、同シリーズの録音エンジニア、ドイツのシュテファン・フロック Stephan Flock がデーンと共同で録音を担当しました。

アントン・ブルックナー(1824–1896)
 交響曲第9番 ニ短調(1896)
 (第4楽章 再構成 ノース・S・ジョーセフソン)
  オーフス交響楽団 ジョン・ギボンズ(指揮)

録音 2014年4月22日–25日 オーフス・コンサートホール(オーフス、デンマーク)
制作 レッナールト・デーン
録音 シュテファン・フロック、レッナールト・デーン

価格 ¥2,450(本体価格)

試聴盤があります

ページの先頭へ


ゲーゼ 室内楽作品集

cpo 777 164-2 classical


デンマーク文化の黄金時代を主導した音楽家のひとり、ニルス・W・ゲーゼ Niels W. Gade の室内楽作品集。弦楽六重奏曲変ホ長調は1865年に出版された作品です。エレジーの色彩を帯びた主題をもつ〈アンダンテ-アレグロ・ヴィヴァーチェ〉、妖精の踊りに似た音楽がメンデルスゾーンを想わせる〈スケルツォ:アレグロ・ノン・トロッポ〉、北欧伝説の雰囲気をもつ〈アンダンティーノ〉、溌剌とした〈終曲:アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ〉の4楽章。作曲に苦労したとされる第1楽章は「初稿」も合わせて紹介されます。ピアノ三重奏曲は、1863年に作曲され、1864年にライプツィヒの Breitkopf & Härtel から出版されました。アンサンブル・ミトヴェスト Ensemble MidtVest は、弦楽四重奏、木管五重奏とピアノから構成されたグループです。2002年にデンマークのヘアニングに創設され、スウェーデンのジャズピアニスト、ラーシュ・ヤンソンのトリオとの共演など、多彩な活動をしてきました。プーランクの室内楽作品集(777 711-2)、カール・ニルセンの管楽器のための作品全曲(777 872-2)、イェアシルの作品集(dacapo 8.226072)を録音しています。

ニルス・W・ゲーゼ(1817–1890) 室内楽作品集 第1集
 弦楽六重奏曲 変ホ長調 Op.44
 弦楽六重奏曲 変ホ長調 Op.44 - 第1楽章(初稿)
 ピアノ三重奏曲 ヘ長調 Op.42
  アンサンブル・ミトヴェスト

録音 2013年1月9日–11日(Op.44)、1月15日(Op.42) クヌセンス(ホルステブロー、デンマーク)
制作・録音 モーテン・モーウンセン

価格 ¥1,800(本体価格)

試聴盤があります

ページの先頭へ


トマス・クラウセン ー Blue Rain

Stunt Records STUCD15012 jazz


デンマークのピアニスト、トマス・クラウセン Thomas Clausen とベーシストのイェスパー・ロンゴー Jesper Lundgaard、スウェーデンのテナーサックス奏者、トゥーマス・フランク Tomas Franck。ヨーロッパ・ジャズの「蒼穹」で活躍する三人に、ジャズの「宇宙」に輝くアメリカの伝説的ドラマー、ビリー・ハート Billy Hart が加わった新しいグループ。アルバム『Blue Rain』は、2014年の秋、彼らが行ったツアーのまとめとして、コペンハーゲンのミルファクトリー・スタジオ(MillFactory Studios)でセッション録音されました。四人のミュージシャンは、同じ空間の中で演奏。コンサートの熱い雰囲気を再現するため、ヘッドフォーンを外し、「ジャズの鼓動」というべき即興芸術に焦点を合わせファーストテイクに臨んだと言います。ここ数年のブラジル音楽やタンゴへ関心を寄せていたクラウセンは、メロディックジャズに回帰し、5曲を作曲。「スペシャル・ボーナス」として、セシーリア・ハイク Cecilia Heick が作詞作曲とヴォーカルを担当した《Spring is a Promise of Fall》(春の季節は秋の約束)がアルバムの最後に収録されました。

トマス・クラウセン ー Blue Rain
 Leaves(Thomas Clausen) Blue Rain(Thomas Clausen)
 Punk Monk(Thomas Clausen) Prelude to a Kiss(Duke Ellington)
 Prism(Thomas Clausen) Things You Are(Thomas Clausen)
 Spring is a Promise of Fall(Cecilia Heick)*
  トマス・クラウセン(ピアノ) トゥーマス・フランク(テナーサックス)
  イェスパー・ロンゴー(ベース) ビリー・ハート(ドラムズ)
  セシーリア・ハイク(ヴォーカル)*

録音 2014年9月22日–23日 ミルファクトリー・スタジオ(コペンハーゲン)

価格 ¥2,350(本体価格)

“Leaves”

このアルバムには、Stunt Records のカタログから選んだ16曲を集めたコンピレーションアルバム Vol.23『Stunt Records 2015』が、数量限定(STUM21051)で添付されます。



Sundance SU90902 Stunt Records 2015
シネ・エーイ
 What a Little Moonlight Can Do(STUCD14042)
マグヌス・ユート
 Moonlight Serenade(STUCD14012)
ヤコブ・ディネセン
 That’s All(STUCD14052)
マレーネ・モーテンセン
 Honeysuckle Rose(STUCD14162)
ヤン・ハーベク・カルテット、ウォルター・スミス
 Oblivion(STUCD14112)
ドラード+アーマティ・スミト(シュミット)
 君は知ってるだろう?(Si tu savais)(STUCD14152)
ネッド・ファーム
 Comin’ Down(STUCD14082)
マリーエ・フィスカー、キラ・スコウ
 Come Rain(STUCD14102)
エリエル・ラソ&キューバン・ファンク・マシーン
 Deja vu(STUCD14132)
クリステル・ヨンソン
 Luna(STUCD14022)
ハリー・アレン、ヤン・ルンドグレーン・カルテット
 The Shining Sea(STUCD14142)
マリリン・マスア
 The Butterflies(STUCD14122)
クリスティーナ・フォン・ビュロウ
 Tenderly(STUCD14032)
ジョージ・ガーゾン
 Abeid from Zanzibar(STUCD14072)
ペーター・ローセンデール
 Velkommen til Danmark(デンマークへようこそ)(STUCD14062)
ブルー・ロータス
 Sunset Cruise(STUCD14092)

ページの先頭へ


フィンランド・カンテレの芸術

ARC Music EUCD2573 traditional


マルッティ・ポケラ Martti Pokela、エーヴァ=レーナ・サリオラ Eeva-Leena Sariola、マッティ・コンティオ Matti Kontio。フィンランドを代表するカンテレ奏者3人が、5弦、9弦、36弦のカンテレで弾いた伝承曲と新作のコレクション。ソロとデュオの演奏。編曲も三人が手がけました。Polarvox Music Publishing のライセンスによる制作です。2002年7月10日、カナダ、ケベック州のドラモンドビル世界民族芸能フェスティヴァルで演奏されたカドリーユ「しあわせ」が bonus track として収録されています。

フィンランド・カンテレの芸術(The Art of the Finnish Kantele)
 Joutsenen tanssi(白鳥の踊り) Keinu(ぶらんこ)
 Viulan Polkka(ヴィウラ・ポルカ)
 Riekko Hangella(凍った雪の中、柳が不平を言う)
 Satavuotinen Sakka(100年の澱)
 Lampaan Ravia(はしゃぐ子羊)
 Vieraan maan valssi(見知らぬ土地のワルツ)
 Tappelupolkka(戦いのポルカ) Golggo Maanon(11月)
 Kellopolkka(鐘のポルカ) Tiaisen tanssi(小鳥の踊り)
 Valkealan Valssi(ヴァルケアラ・ワルツ)
 Vanha Pelimanni(老ペリマンニ)
 Kaijasjärvess(カイヤスヤルヴィ湖にて) Hindenkimu(ポットホール)
 Hulda ja Jalmari(フルダとヤルマリ)
 Peltoniemen Hintrekin surumarssi
 (ヒントレク・ペルトニエミの葬送行進曲)
 カドリーユ《Lieto(しあわせ)》(Bonus track)
  マルッティ・ポケラ(カンテレ)
  エーヴァ=レーナ・サリオラ(カンテレ)
  マッティ・コンティオ(カンテレ)

録音 IR スタジオ(フィンランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

音資料があります

ページの先頭へ


Choice

メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲全集 第1集

BIS SACD1960 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


エッシャー弦楽四重奏団 Escher String Quartet は、マンハッタン音楽学校に学んだ音楽家たちが2005年に結成した、ニューヨーク市を拠点とするアンサンブルです。アダム・バーネット=ハート Adam Barnett-Hart とアーロン・ボイド Aaron Boyd のヴァイオリン、ピエール・ラポワント Pierre Lapointe のヴィオラ、デイン・ジョーハンセン Dane Johansen のチェロ。オランダのグラフィックアーティスト、M・C・エッシャーの個々の構成要素を相互に作用させながら全体像に作っていく創作方法に共感し、彼の名をグループ名に採りました。2007年から2009年にかけてニューヨーク州立大学ストーニーブルック校のレジデント・カルテット。2010年から2012年の BBC Radio 3「次世代アーティスト」としてロンドンのウィグモアホールと、カドガンホールの BBC Proms にデビューし、2013年にはエイヴリ・フィッシャー・キャリアグラントを受賞しました。現在、リンカン・センター室内楽協会「アーティスト」として活動しています。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、バルトーク、ブリテン、ラヴェル、シベリウス、ショスタコーヴィチ、Naxos レーベルの全曲録音が完成したツェムリンスキーなど、弦楽四重奏のための主要な作品がレパートリー。美しい音色と響き、作品と様式への洞察、誠実なアプローチが高く評価されています。

メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は、エッシャー弦楽四重奏団の BIS レーベルへの最初の録音です。全集として企画され、第1集には Opus 番号付きの2曲と作曲者の生前に出版されなかった1曲が収録されました。第1番変ホ長調は、ベルリンで作曲が始められ1829年にロンドンで完成された作品です。〈アダージョ・ノン・トロッポ-アレグロ・ノン・タルダンテ〉〈カンツォネッタ:アレグレット ト短調〉〈アンダンテ・エスプレッシーヴォ〉〈モルト・アレグロ・エ・ヴィヴァーチェ〉の4楽章。もうひとつの変ホ長調は、1823年、メンデルスゾーンが14歳の時、弦楽のための交響曲を完成させた後に書かれました。〈アレグロ・モデラート〉〈アダージョ・ノン・トロッポ〉〈メヌエットとトリオ〉〈フーガ〉の構成。ホ短調の第4番は、スウェーデン皇太子に献呈された Op.44 の一作です。〈アレグロ・アッサイ・アパッショナート〉、アレグロ・ディ・モルトの〈スケルツォ〉、「重く引きずることなく演奏されねばならない」〈アンダンテ〉、〈プレスト・アジタート〉の終曲。ベートーヴェンの影のうかがえる第1番に対し、メンデルスゾーンの独創性の芽吹きが見られる作品です。

アルバムの録音セッションは、イングランド、サフォークのポットンホールで行われました。2014年のグラミーを受賞したオスモ・ヴァンスカとミネソタ管弦楽団のシベリウス交響曲第1番と第4番(SACD1996)を担当した BIS の録音チーム、Take5 Music Production のトゥーレ・ブリンクマン Thore Brinkmann が、エッシャー弦楽四重奏団とメンデルスゾーンの音楽を瑞々しく、リアルな音にとらえています。

フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847) 弦楽四重奏曲全集 第1集
 弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12 弦楽四重奏曲 変ホ長調 MWV.R18
 弦楽四重奏曲第4番 ホ短調 Op.44-2
  エッシャー弦楽四重奏団
   アダム・バーネット=ハート(第1ヴァイオリン)
   アーロン・ボイド(第2ヴァイオリン)
   ピエール・ラポワント(ヴィオラ)
   デイン・ジョーハンセン(チェロ)

録音 2014年4月 ポットンホール(サフォーク、イングランド)
制作・録音 トゥーレ・ブリンクマン

価格 ¥2,650(本体価格)

試聴盤があります

Officilal website

ページの先頭へ


花から花へ

BIS SACD2112 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


ミア・ペーション Miah Persson(1969–)は、スウェーデン、ヴェステルノルランドのオンショルズヴィーク生まれのソプラノ歌手。ストックホルムの大学で社会科学と法律を専攻した後、オペラスタジオ67とオペラ大学で音楽を学びました。1998年、コンフィデンセン(ウルリクスダール宮廷劇場)で上演された《フィガロの結婚》のスザンナ役でオペラデビュー。王立スウェーデン・オペラのメンバーとしてさまざまな役を歌い、シャンゼリゼ劇場、コヴェントガーデン、メトロポリタン、グラインドボーンとザルツブルクのフェスティヴァルと、各地の舞台に立ち、ロンドンのウィグモアホールでのコンサートやスウェーデン放送の番組などに出演しています。2010年、スウェーデン国王からアンナ・ラーション、マレーナ・エルンマンとともに宮廷歌手に任命されました。

花から花へ(Sempre libera)
ガエターノ・ドニゼッティ(1797–1848)
 オペラ《ドン・パスクワーレ》
 - 「あの目に騎士は…私もその不思議な力は知ってるわ」
シャルル・グノー(1818–1893)
 オペラ《ファウスト》
 - 宝石の歌「なんと美しいこの姿…ああ、私はこの鏡に映る」
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801–1835)
 オペラ《カプレーティ家とモンテッキ家》
 - 「ああ、幾たびか…私はここよ、幸せの衣装をまとって」
シャルル・グノー(1818–1893)
 オペラ《ロメオとジュリエット》- 「私は夢に生きたい」
ジョルジュ・ビゼー(1838–1875)
 オペラ《カルメン》- 「私は言いました、何も怖くはないと」
  第1幕間奏曲
レオ・ドリーブ(1836–1891)
 オペラ《ラクメ》- 「おいでマリカ…白いジャスミンとバラ」*
ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
 オペラ《ボエーム》- 「私が街をあるけば」
ジャコモ・マイアベーア(1791–1864)
 オペラ《ディノーラ》- 「かろやかな影よ」
ジャック・オッフェンバック(1819–1880)
 オペラ《ホフマン物語》- 「美しい夜、おお恋の夜よ」*
アンドレ・メサジェ(1853–1929)
 オペラ《お菊さん》- 「恵みの太陽が輝く日」
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813–1901)
 オペラ《トラヴィアータ》- 「不思議だわ…花から花へ」**
ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
 オペラ《ジャンニ・スキッキ》- 「私のお父さん」
  ミア・ペーション(ソプラノ)
  カタリーナ・カルネーウス(メゾソプラノ)*
  アンドリュー・ステイプル(テノール)**
  スウェーデン放送交響楽団 ダニエル・ハーディング(指揮)

録音 2014年3月31日–4月4日 ベールヴァルドホール(ストックホルム)

価格 ¥2,650(本体価格)

ケージ 声楽のための作品集

BIS SACD2149 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary


ニコラス・イシャウッド Nicholas Isherwood はアメリカ生まれのバスバリトン歌手。現代とバロック時代の音楽をレパートリーに、ジョエル・コーエン、ウィリアム・クリスティー、ペーテル・エトヴェシュ、ポール・マクリーシュ、ニコラス・マッギーガン、ケント・ナガノをはじめとする指揮者、エリオット・カーター、ジョージ・クラム、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ、マウリシオ・カーヘル(マウリチオ・カーゲル)、ジェルジュ・クルターグ、カールハインツ・シュトックハウゼンたち作曲家と活動を行い、2008年のストックホルム・ニューミュージック・フェスティヴァルではシルヴァーノ・ブソッティの作品を演奏しました。作曲家、演出家、研究者、教師としても活動。イシャウッドによるジョン・ケージ John Cage の声楽作品集。1958年に作曲、翌年ローマで初演された、彩色によって表される図形楽譜を用いた《アリア》。1952年にニューヨークで初演された1950年の《花》は、ふたを閉じたピアノを拳で打つといった奏法も取り入れられた作品です。

ジョン・ケージ(1912–1992) 声楽のための作品集
 アリア - フォンタナ・ミックス(Aria – Fontana Mix)(1958)
 拍手の付いた聖歌(A Chant with Claps)
 ソネクス² (Sonnekus2)(1985)
 8つのウィスクス(Eight Wiskus) 花(A Flower)(1950)
 18回目の春を迎えたすばらしい未亡人
 (The Wonderful Widow of Eighteen Springs)(1942)
 ナウス・アポン・ナハト(Nowth Upon Nacht)(1984)
 経験第2番(Experiences No.2)(1945–48)
 龍安寺(Ryoanji)(1983–85)(声とパーカッションのための)
  ニコラス・イシャウッド(バスバリトン)

録音 2014年5月 キュステン(ドイツ)

価格 ¥2,650(本体価格)

Offical website

アイノラのピアノで弾くシベリウス

BIS CD2132 classical


シベリウス50歳の誕生日プレゼントとして贈られたスタインウェイによる演奏。





アイノラのピアノで弾くシベリウス
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 アンダンティーノ ロ長調 JS44(1888)
 アレグレット 変ロ短調 JS18(1888)
 ラルゴ イ長調 JS117(1888)
 6つの即興曲 Op.5(1890-93)- ト短調 ロ短調
 10の小品 Op.24 - カプリース ロマンス 変ニ長調
 フィンランディア(Finlandia) Op.26
 《国王クリスチャン二世(Kung Kristian II)》組曲 Op.27 - ミュゼット
 ポルカ《アイノ(Aino)》 ハ短調(1902–05)
 悲しきワルツ(Valse Triste) Op.44-1
 舞踏間奏曲第3番《パンとエーコー(Pan ja kaiku)》 Op.53
 ロンディーノ 嬰ト短調 Op.68–1
 5つのピアノの小品 Op.75 《樹の組曲(The Trees)》
 - トウヒ(もみの木)(Granen/Kuusi)
 13の小品 Op.76 - エチュード アラベスク エレジアーコ
  小カプリッチョ 道化(Harlequinade)
 5つの小品 Op.85 《花の組曲》(全5曲)
 アンダンティーノ JS201(1919)
 コン・パッショーネ JS53(1919)
 8つの小品 Op.99(1922) - 思い出 ワルツのひととき
 ロマンティックな情景(Scène romantique) Op.101–5
 村の教会(The Village Church) Op.103–1
 《風景2(Landscape II)》 のための2つのスケッチ(1928-29)
  フォルケ・グレースベク(ピアノ) [Steinway No.171 261]

録音 2014年5月 アイノラ(ヤルヴェンパー、フィンランド)

価格 ¥2,550(本体価格)

ソラブジ 100の超絶技巧練習曲 第4集

BIS CD1853 classical/contemporary



カイクシュルー・S・ソラブジ(1892–1988)
 100の超絶技巧練習曲 - 第63番–第71番
  フレードリク・ウッレーン(ピアノ)

録音 2005年12月(第66番)、2014年7月 ストックホルム

価格 ¥2,550(本体価格)

ページの先頭へ


「モーツァルトのアルファとオメガ」

LAWO Classics LWC1060 classical


モーツァルトのアルファとオメガ。1774年に作曲されたファゴット協奏曲と1791年のクラリネット協奏曲をケルンWDR交響楽団のソロ奏者ふたりが録音しました。ファゴットのオーレ・クリスチャン・ダール Ole Kristian Dahl はノルウェーのトロンハイム生まれ。スタヴァンゲル大学でローベット・ロンネスに学んだ後、ジュネーヴの高等音楽院でロジャー・バーンスティングルに師事し、1998年のCIEN Riddes Schweiz コンペティションで第1位を獲得しました。同年、マレーシア・フィルハーモニックのソロ・ファゴット奏者に就任し、この時期にハノーファーの音楽大学のダーグ・イェンセンの下で研究を続けました。2000年からデンマーク国立交響楽団、2002年からケルンWDR交響楽団のソロ・ファゴット奏者を務め、マンハイム音楽大学で教授として教えています。ドイツのクラリネット奏者、ケルンWDR交響楽団の奏者とワイマールの「フランツ・リスト」音楽大学の教授を務めるトルステン・ヨハンス Torsten Johanns がソリストのクラリネット協奏曲は、ケルンWDR交響楽団とグリーグの管弦楽作品集(audite)を録音したノルウェーのアイヴィン・オードラン Eivind Aadland(1956–)が指揮しています。

W・A・モーツァルト(1756–1791)
 ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191/186e *
 クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 **
  オーレ・クリスチャン・ダール(ファゴット)*
  トルステン・ヨハンス(クラリネット)**
  ケルンWDR交響楽団
  カール=ハインツ・シュテファンス(指揮)*
  アイヴィン・オードラン(指揮)**

録音 2011年6月2日 シュタットハレ(ヴッパタール)(クラリネット)、6月10日 KVB-Saal(ケルン)
制作 セバスチャン・シュタイン
マスタリング トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


クーラウ ピアノ四重奏曲第1番・第2番

dacapo 6.220596 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


フリードリク・クーラウ Friedrich Kuhlau は北ドイツのユルツェン生まれ。1806年にハンブルクに移り、厳格な教会音楽家のシュヴェンケに師事。ハンブルクがナポレオンの軍隊に占領された1810年、コペンハーゲンに渡り、1813年に市民権と宮廷音楽家の称号を取得しました。オペラ《ルル、魔法の竪琴》、劇付随音楽《妖精の丘》 、ソナタ、二重奏曲、三重奏曲、四重奏曲など彼の全作品の約4分の1を占めるフルート作品、ピアノのためのソナタとソナティナ、《デンマーク民謡「クリスチャン四世は高いマストのそばに立つ」による主題と8つの変奏曲》をはじめとする変奏曲や幻想曲、ヴァイオリンとピアノのためのソナタといった室内楽曲、声楽曲と幅広く作曲。19世紀、デンマーク文化の黄金時代を担った作曲家のひとりです。ピアノ四重奏曲は3曲。第1番は、ハンブルク時代の友人、作曲家のアンドレーアス・ロンベルクに献呈された作品。主題の素材をベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ハ短調から借用したという〈アレグロ〉、内省的なカンタービレの〈アダージョ〉、エネルギッシュな〈終曲:アレグロ〉の3楽章から構成されています。第2番は〈アレグロ〉〈アダージョ・マ・ノン・トロッポ〉〈スケルツォ:プレスト〉〈終曲:アレグロ・ディ・モルト〉の4楽章。クーラウの芸術がもっとも実り多かったとされる時期、3つのフルート五重奏曲(Op.51)とオペラ《ルル》の間に作曲されました。牧歌的な気分、シューベルト風の甘美さ、劇的な緊張感と、さまざまな趣が交差する「ロマンティシズム」音楽。コペンハーゲン・ピアノ四重奏団は、デンマーク生まれのベネディクテ・ダムゴー Benedikte Damgaard とネール・ブラスムネス・タイルマン Neel Bramsnæs Teilmann(1984–)、チェコ、ブルノ生まれのクリスティーナ・フィアロヴァ Kristina Fialova(1987–)、ベルリン生まれ、王立デンマーク音楽アカデミーでモーテン・ソイテンのソリスト・クラスとティム・フレゼリクセンとイェンス・エルヴェケーアの室内楽クラスに学んだアダム・シュタートニキ(エーダム・スタズニキ) Adam Stadnicki(1986–)。王立デンマーク音楽アカデミーの教授、デンマーク弦楽四重奏団とナイチンゲール四重奏団を創設したティム・フレゼリクセン Tim Frederiksen が、メテ・ドゥーウ Mette Due と共同で制作を担当しました。

フリードリク・クーラウ(1786–1832)
 ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 Op.32(1820–21)
 ピアノ四重奏曲第2番 イ長調 Op.50(1831–32)
  コペンハーゲン・ピアノ四重奏団
   ベネディクテ・ダムゴー(ヴァイオリン)
   クリスティーナ・フィアロヴァ(ヴィオラ)
   エーダム・スタズニキ(アダム・シュタートニキ)(チェロ)
   ネール・タイルマン(ピアノ)

録音 2013年12月4日–5日、7日–8日(第1番)、2014年6月5日–7日、9日(第2番) 王立デンマーク音楽アカデミー、コンサートホール(コペンハーゲン)
制作 ティム・フレゼリクセン、メテ・ドゥーウ

価格 ¥2,250(本体価格)

Kuhlau Piano Quartets trailer

君の唇には魔力が宿る

dacapo 8.224724 classical/contemporary


ジャズ・ピアニスト、クロスオーバー・アンサンブルのまとめ役、子供のための音楽、スポーツの音楽、ポップミュージックとクラシカル音楽の作曲者、編曲者と、多彩なスタイルの音楽とジャンルで活動。マーティン・ルツ Martin Lutz は、自分を大胆に表現するアーティストとして注目されています。ルツが合唱のための書いた作品を5曲収めたアルバム。タイトル曲の《君の唇には魔力が宿る》は、デンマークの詩人エミール・オーオストロプ Emil Aarestrup(1800–1856)が1835年に書いた愛の詩 “Der er en Trolddom paa din Læbe” の英訳をテクストに、ソプラノ独唱をともなう混声合唱とオーボエのために作曲された「ネオロマンティックな音の宇宙とジャズで色づけした旋法スタイルを行き来する」作品。ソプラノとテノールの独唱、混声合唱、ヴィブラフォーン、オーボエとチェロのために作曲、ロッシーニとシューベルトの作品をモデルにしながらも「ロマンティックに歌いあげない」内面的な作品とした《スターバト・マーテル》。ソプラノとテノールの独唱、混声合唱、オーボエとファゴットのための作品、カトリックの聖体拝領の “Hoc est corpus (meum)”(「これはわたしの体である」)と「魔法」のための呪文 “Hokus pokus”(ホーカス・ポーカス)を合わせた《Hoc est corpus, hokus poku》。伝統のポリフォニックなモテット様式と、オーラ・ヤイロ、ポール・ミーラー、エリック・ウィテカーといった「人気」作曲家たちを思わせる現代的、旋法的な合唱の音をミックスしたとされる《2つのマリアのモテット》と、シェイクスピアの145番と128番のソネットをテクストした《2つの愛の歌》は、アカペラ混声合唱の作品です。5曲とも初めてCDで紹介されます。

君の唇には魔力が宿る(There is a spell upon your lips)
- マーティン・ルツ(1974–) 合唱のための作品
 スターバト・マーテル(Stabat Mater)(2007)
 2つのマリアのモテット(Two Marian Motets)(1998)
  サルヴェ・レジナ(Salve Regina) サルヴェ・レジナ(Ave Maria)
 Hoc est corpus, hokus pokus(2013)
 君の唇には魔力が宿る(There is a spell upon your lips)(2000)
 2つの愛の歌(Two Love Songs)(1999)
  愛の神が手ずからつくられた、あの唇が
  (Those lips that love’s own hand did make)
  わが楽の音よ、おまえがあの幸せな鍵盤にふれ
  (How oft, when thou, my music, music play’st)
  ディテ・ホイゴー・アナセン(ソプラノ)
  ボー・クリスチャン・イェンセン(テノール)
  コペンハーゲン室内合唱団カメラータ
  マーティン・ナガシマ・トフト(指揮)
  マティアス・ロイモト(マリンバ)
  アダム・シュタートニキ(エーダム・スタズニキ)(チェロ)
  メテ・テアマンセン(オーボエ)
  サビーネ・ヴァインシェンク(ファゴット)

録音 2013年2月5日、4月6日、7日、21日 エサヤ教会(コペンハーゲン)
制作 トーステン・イェセン、マーティン・ルツ
録音 トーステン・イェセン

価格 ¥2,000(本体価格)

Martin Lutz official website

“There is a spell upon your lips” teaser

ページの先頭へ


バッハ、サンドストレム モテット集

Rondeau ROP6105 classical/contemporary


バッハ、サンドストレム - モテット集
スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942–)
 来れイエス、来れ(Komm, Jesu, komm)
J・S・バッハ(1685–1750)
 モテット「イエス、わが喜び(Jesu, meine Freude)」 BWV.227
スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942–)
 霊は弱いわたしたちを助けてくださいます
 (Der Geist hilft unser Schwachheit auf)
J・S・バッハ(1685–1750)
 モテット「イエス、わが喜び(Fürchte dich nicht)」 BWV.228
スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942–)
 すべての国よ、主を賛美せよ(Lobet den Herrn)
J・S・バッハ(1685–1750)
 モテット「主に向かって新しい歌を歌え
 (Singet dem Herrn ein neues Lied)」 BWV.225
  ハノーファー室内合唱団 ラ・フェスタ・ムジカーレ
  シュテファン・ドールマン(指揮)

録音 2014年10月2日–5日 シュテファンスシュティフツ教会(ハノーファー)

価格 ¥1,800(本体価格)

ページの先頭へ


Choice

Spirit of the American Range

Pentatone PTC5186481 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


オランダのレーベル Pentatone がリリースするオレゴン交響楽団のシリーズ第3作。前作、エルガーの《コケイン》、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第5番、ブリテンの《4つの海の間奏曲》と《パッサカリア》の「イギリス」プログラム(PTC5186471)につづき、こんどはアメリカ音楽の特集です。「広がり」「並び、連なり、山脈」あるいは「牧場」をあらわす “range”。『Spirit of the American Range』をタイトルに、20世紀アメリカの作曲家3人、ピストン、アンタイル、コープランドの作品が演奏されます。

アメリカ西海岸、オレゴン州のポートラーンドを本拠とするオレゴン交響楽団は、1896年、ポートランド交響楽団として創設されました。ミシシッピ以西のアメリカで最古のオーケストラです。オットー・クレンペラー、エーリヒ・ラインスドルフ、ミトロプーロス、エネスク、ストラヴィンスキー、コープランド、ルドルフ・ゼルキン、ホロヴィッツ、カザルスといった音楽家が客演してきました。現在、カルロス・カルマーが音楽監督を務め、アーリーン・シュニッツァー・コンサートホールを中心にクラシカル、ポップ、青少年のためのコンサートなどを行い、2011年5月には、ニューヨークのカーネギーホールで行われた「音楽の春フェスティヴァル(Spring for Music Festival)」に出演しました。カルロス・カルマー Carlos Kalmar(1958–)はウルグアイ人とオーストリア人を両親に生まれ、15歳の時、一家でオーストリアに戻り、ウィーン国立音楽大学に入学しました。カール・エスターライヒャーの下で指揮法を学び、ハンブルク交響楽団、シュトゥットガルト・フィルハーモニー、デッサウのアンハルト劇場の音楽監督、ウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者を経験し、2003年にオレゴン交響楽団の音楽監督に任命されました。

ウォルター・ピストン Walter Piston はメイン州のロックランド生まれ。ハーヴァード大学を卒業、1924年から1926年にかけてパリに留学し、ナディア・ブーランジェに作曲と対位法、ポール・デュカスに作曲、ジョルジェ・エネスクにヴァイオリンを学びました。1926年から教授職を退く1960年までハーヴァードで教え、リーロイ・アンダソン、レナード・バーンスタイン、エリオット・カーター、アーヴィング・ファインも彼のクラスで学んでいます。《不思議な笛吹き》は、官能的な笛の調べで蛇や蛇使いや商人の娘を誘惑する、「パイド・パイパー」を思わせる笛吹きが主人公のバレエ。旋律的で巧みに作られた「組曲」が彼の音楽のなかでももっとも広く愛されていると言われる作品です。〈導入:市場の昼寝〉〈行商人の登場〉〈商人の娘のタンゴ〉〈サーカスの到着〉〈サーカス行進曲〉〈メヌエット〉〈シチリアーナ:笛付きと商人の娘の踊り〉〈ポルカ・フィナーレ〉など11曲。アーサー・フィードラーの依頼により作曲され、1938年、ダンサーで振付師のハンス・ウィーナーのバレエ団とボストン・ポップスにより初演されました。

ジョージ・アンタイル George Antheil はニュージャージー州トレントン生まれの作曲家です。主に、前衛的手法の《バレエ・メカニーク(Ballet Méchanique)》などの実験的な作品と、ゲーリー・クーパー主演、セシル・B・デミル監督の『平原児(The Plainsman)』(1936年)をはじめとする多くの映画のための音楽でアメリカ音楽史に名を残しました。《ジャズ交響曲》は、「ティン・パン・アリー、アフリカ=キューバ・ジャズ、ピアノやトランペットやクラリネットの表現的なソロ、不協和音をパッチワーク・キルティングにした混成曲(a crazy-quilt pastiche)」(エリザベス・シュウォーツ)。1923年に作曲され、改訂を経て、1927年、アンタイルのカーネギーホールでのデビューコンサートで初演されました。このアルバムの演奏には1955年版が使われています。

コープランド Aaron Copland は、チャールズ・アイヴズとともに「真のアメリカ音楽」を模索し、開拓していった音楽家として、音楽史に大きな足跡を残しました。交響曲第3番はクーセヴィツキー財団の委嘱により作曲された作品です。ロイ・ハリスとウィリアム・シューマンの「第3番」に倣い、交響音楽により「アメリカ」の個性を示す。第二次世界大戦中の1944年10月に作曲が始められ、翌年の夏に第1楽章と第2楽章が完成。秋から第3楽章に取りかかり、翌1946年の7月に第4楽章の草稿が完成しました。オーケストレーションが進められ、10月18日、クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団により初演されました。1942年に作曲された《市民のためのファンファーレ》が終楽章の主題に使われ、作品の英雄的資質と高潔さを象徴しています。

この3曲は、2013年4月と2014年1月のアーリーン・シュニッツァー・コンサートホールで行われたコンサートのライヴ録音です。サウスダコタ合唱団の『生と愛を歌う聖歌集』(PTC5186530)を制作したブラントン・アルスポー Blanton Alspaugh がジョン・ニュートン John Newton と録音を担当。オレゴン交響楽団とカルマーの音楽を広がりとリアルな手触りのテクスチュアのある音に捉え、「オーケストラ音楽を聴く」歓びを伝えます。《不思議な笛吹き》(RCA Victor 60798-2-RC)とコープランドの第3番(60149-2-RC)はレナード・スラトキンとセントルイス交響楽団の録音が知られています。『Spirit of the American Range』も同じように、楽しい、価値あるアルバムです。

Spirit of the American Range
ウォルター・ピストン(1894–1976)
 バレエ《不思議な笛吹き(The Incredible Flutist)》組曲
ジョージ・アンタイル(1900–1959)
 ジャズ交響曲(A Jazz Symphony)(1923 rev.-1925/1955)
アーロン・コープランド(1900–1990)
 交響曲第3番(1944–46)
  オレゴン交響楽団 カルロス・カルマー(指揮)

録音 2013年4月13日–15日(ピストン)、4月20日–22日(アンタイル)、2014年1月5日(コープランド) アーリーン・シュニッツァー・コンサートホール(ポートランド、オレゴン州)(ライヴ)
録音 ジョン・ニュートン、ブラントン・アルスポー
ミクシング・マスタリング Soundmirror(ボストン)

価格 ¥2,550(本体価格)

試聴盤があります

ページの先頭へ


サン=サーンス 交響曲集 第2集

Naxos 8.573139 classical


スウェーデンのマルメ交響楽団と首席指揮者マルク・スーストロ Marc Soustrot(1949–)によるサン=サーンスの第2集。第1集の《ファエトン》と同様にギリシャ神話のエピソードを題材とする交響詩《オンファールの糸車》。イ長調の交響曲は、サン=サーンスがパリ音楽院で学んでいた時代の作品です。〈ポコ・アダージョ-アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈ラルゲット〉〈スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈アレグロ・モルト-プレスト〉の4楽章から構成された、モーツァルトやシューベルトの香りを漂わせるという作品です。交響曲第3番のオルガニスト、カール・アダム・ランドストレム Carl Adam Landström は、1983年、スウェーデンのグレンナ生まれ。ストックホルムの王立音楽アカデミーでラルフ・グスタフソンにオルガン演奏、トゥーマス・ヴィルステットとステファン・テーシュタムに即興演奏を学び、卒業後、イギリスのデイヴィッド・サンガーとフランスのフランソワ=アンリ・ウバールに師事しました。ストックホルムのカタリーナ教会につづき、2011年からはマルメの聖ペテロ教会のオルガニストを務めています。

カミーユ・サン=サーンス(1835–1921) 交響曲集 第2集
 交響曲第3番 ハ短調 Op.78《オルガン付き》 交響曲 イ長調(c.1850)
 交響詩《オンファールの糸車(Le Rouet d’Omphale)》Op.31(1871)
  カール・アダム・ランドストレム(オルガン)
  マルメ交響楽団 マルク・スーストロ(指揮)

録音 2013年8月26日–30日 マルメ・コンサートホール(マルメ、スウェーデン)

価格 ¥1,100(本体価格)

ページの先頭へ


オーフス少女合唱団 - MUSICAL MOveMENTS

hänssler/The Choir Project 94 704 classical/contemporary


合唱コンペティションとフェスティヴァルを世界的に組織する Interkultur Foundation が隔年で開催する“The World Choir Games”(旧「合唱オリンピック」)は、世界でもっとも規模の大きな合唱コンペティションです。「Singing together brings nations together(ともに歌い世界の国をひとつにしよう)」をモットーに、2000年にオーストリアのリンツで開催された第1回(合唱オリンピック)から2014年のラトビア、リガの第8回まで、団員数、ジャンルを問わず、世界各国のアマチュア合唱団が参加してきました。このコンペティションにはドイツのレコードレーベル hänssler も協賛、hänssler/Interkultur Prize を授与するとともに、費用を負担してアルバムを制作。制作したCDをサブレーベルの “The Choir Project(合唱プロジェクト)” でリリースしてきました。2014年リリースのプロジェクト第1作、オランダ、ユトレヒトのジャズ合唱団 “Dekkor Close Harmony”(94 701)と第2作、オーストリアのヴォーカルアンサンブル “LALÁ“(94 702)のアルバムは、hänssler のディストリビューションにより紹介され、ドイツを中心に幅広い支持を集めてきました。プロジェクト第3作に選ばれたのは、hänssler/Interkultur Prize 2014 を南アフリカのステレンボッシュ大学合唱団と分け合い、女声合唱部門の金メダルを受賞したデンマークのオーフス少女合唱団 Aarhus Pigekor です。オーフス少女合唱団は、王立デンマーク音楽アカデミーのあるオーフスに本拠を置く、15歳から22歳のメンバーで構成された室内合唱団。世俗曲と宗教曲をレパートリーとするコンサート活動を行い、オーフス交響楽団のコンサートやユラン・オペラの公演にも参加しています。ヘレ・ホイアー・ヴェーゼル Hell Høyer Vedel が指揮者。企業グループ Stibo や Jyllands-Postens Fond(ユラン郵便基金)などの他、トヨタ・ヨーロッパ(Toyotafonden)もスポンサーになっています。

MUSICAL MOveMENTS
モーリス・デュリュフレ(1902–1986)
 すべてが美しいかたマリアさま(Tota pulchra es)
ライフ・カイサー(1919–2001) アヴェ・マリア(Ave Maria)
ルパート・ラング(1948–)
 新しい歌を主に向かって歌え(Cantante Domino)
エギル・ホーヴラン(1924–2012)
 主よ、わたしに耳を傾け(Bow down thine ear, O Lord)
ニルス・ラ・クーア(1944–)
 町や村に平和がおとずれ(Fred hviler over land og by)
ペア・ヌアゴー(ペーア・ネアゴー)(1932–)
 スウィンギング・イン・ライン(Swinging in the rain)
 歌う砂(Singing sand)
セーアン・ビアク(1955–) 白夜(Lyse nætter)
スヴェン・S・シュルス(1913–1998)
 デンマークは香しく(Yndigt dufter Danmark)
カール・ニルセン(1865–1931)
 デンマークの歌は、若く美しい髪の娘
 (Den danske sang er en ung, blond pige)
ヒューゴ・アルヴェーン(1872–1960)
 わが心を汝 (な) が御手に(Så tag mit hjerte)
ボー・ホルテン(1948–)
 なんと大きいわが悲しみ(How very great my grief)
セーアン・ムラー
 わたしはシャロンのばら(I am the rose of Sharon)
 恋しい人がこの園をわがものとして
 (Let my beloved come into his garden)
マーク・ウィングズ(1951–) ムーン=ダンス(Moon-Dance)
松下耕(1962–) Nenne Negro no
アンナ=マリ・カハラ(1963–)
 おまえのゆりかごで一緒に眠っているのは誰(Kuka nukkuu tuutussasi)
  オーフス少女合唱団 ヘレ・ホイアー・ヴェーゼル(指揮)

価格 ¥2,000(本体価格)

ページの先頭へ


対話

MSR Classics MS1551 classical/contemporary


クリーフ・シーグルヨウンスドウッティル Hlíf Sigurjónsdóttir(Hlíf Sigurjóns)は、デンマーク生まれ、アイスランドのヴァイオリニスト。レイキャヴィーク音楽大学、インディアナ大学、カナダのトロント大学とアルバータ州のバンフ芸術学校(Banff School of Fine Arts)で学び、ニューヨークのジェラルド・ビールに個人的に師事しました。アイスランド、デンマーク、アメリカを中心にソリスト、教師として活動しています。『対話』は、マーティン・フルーワーと組んだデュオ・ランドンの『ヴァイオリン二重奏のためのアイスランド音楽』(MS1449)につづくアルバム。アイスランドのヨウナス・トウマソン Jónas Tómasson、ルーナ・インギムンダル Rúna Ingimundur、カロウリーナ・エイリークスドウッティル Karólina Eiríksdóttir、フロウズマル・インギ・シーグルビョルンソン Hróðmar Ingi Sigurbjörnsson、スイスのアルフレート・フェルダー Alfred Felder、アメリカのメリル・クラーク Merrill Clark。彼女の友人と知り合いたちが作曲したソロ・ヴァイオリンのための曲を演奏したアルバムです。

対話(Dialogus) - ソロ・ヴァイオリンのための音楽
ヨウナス・トウマソン(1946–)
 冬の木(Vetrartré)(1983)
  良き木(góð tré) 悲しい木(sorgmædd tré)
  狂った木(óð tré) 静かに…(þögul…)
ルーナ・インギムンダル
 わが家から(Að heiman)(2012)
カロウリーナ・エイリークスドウッティル(1951–)
 瞑想(Hugleiðing)(1996)
フロウズマル・インギ・シーグルビョルンソン(1958–)
 クリエ(Kurìe)(2012)
アルフレート・フェルダー(1950–)
 「Victimae paschali laudes」による変奏曲
 (Variations on “Victimae paschali laudes”)(1987)
メリル・クラーク(1951–)
 魔法使い(Seiðkonan)(2010)
  前奏曲(Preludio) 歌(Song) フーガ(Fuga)
  ワルツ・スケルツォ(Waltz Scherzo) シャコンヌ(Ciaconna)
  クリーフ・シーグルヨウンスドウッティル(ヴァイオリン)

録音 2009年 スタジオ・シールランド Stúdíó Sýrland(レイキャヴィーク)(ヨウナス・トウマソン)、2013年7月、9月 レイクホルト教会(アイスランド)
制作・録音 スヴェイン・キャルタンソン

価格 ¥2,100(本体価格)

ページの先頭へ


カスティリョーニ 管弦楽作品集

Chandos CHAN10858 contemporary


イタリアの指揮者、ジャナンドレア・ノセダの「イタリアの音楽(Musica Italiana)」シリーズ。デンマーク国立交響楽団を指揮した、カスティリョーニ(カスティリオーニ) Niccolò Castiglione 作品集がリリースされます。知識人であり耽美主義者、明瞭な響きと軽く透明なテクスチュアを好み、独創的な芸術哲学を創造した。カスティリョーニは1960年代から1970年代にかけてイタリアとヨーロッパの音楽に新しい風を吹かせることに努めた作曲家とされています。ヴェネツィアのブラーノ島に生まれ「イル・ブラネッロ(Il Branello)」と呼ばれたガルッピの音楽からインスピレーションを得たという旋律的で和声的、繊細な《ラ・ブラネッラ》(ブラーノ島の女)。実験的で「音楽が破砕された」といわれる《アンティソナンツァ》。「天は神の栄光を物語り 大空は御手の業を示す」(『ダビデの詩編』新共同訳による)。《詩編19番》は、2人のソプラノと合唱と管弦楽を階層的に使い、ポリフォニックな手法で書かれた作品です。テレーシア・ブーコル Teresia Bokor(1981–)はスウェーデンのコロラトゥーラソプラノ。ストックホルムのフォークオペラで《魔笛》の夜の女王を歌い、2013年のソリスト賞を受賞しています。シーネ・ボンゴ Sine Bundgaard(1970–)はデンマークのソプラノ。デンマーク放送(DR)の2004年アーティストに選ばれ、2009年から王立劇場(Det Kongelige Teater)のオペラ・ソリストを務めています。

ニッコロ・カスティリョーニ(1932–1996) 管弦楽作品集
 ラ・ブラネッラ(La Buranella)(1979–80)
 アンティソナンツァ(Antisonanza)(1990–92)
 詩編19番(Salmo XIX)*
  テレーシア・ブーコル(ソプラノ)* シーネ・ボンゴー(ソプラノ)*
  デンマーク国立コンサート合唱団 *
  デンマーク国立交響楽団 ジャナンドレア・ノセダ(指揮)

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


マリンコニア

Profil PH15005 classical



マリンコニア(Malinconia)- チェロとピアノのための作品
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 マリンコニア(Malinconia)(メランコリー)Op.20
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 最後の春(Siste vår)(春) Op.34-2
 アレグレット・エスプレッシーヴォ ホ長調
 (ヴァイオリンソナタ第3番 第2楽章の編曲)
 チェロソナタ イ短調 Op.36 
 間奏曲(Intermezzo) イ短調 EG115
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
(ゲオルク・ゴルターマン(1824–1898) 編曲)
 劇付随音楽《ペール・ギュント(Peer Gynt)》 Op.23
  - 朝の気分(Morgenstemning) アニトラの踊り(Anitras dans)
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
(ダーヴィド・ゲリンガス(1946–) 編曲)
 劇付随音楽《ペール・ギュント(Peer Gynt)》 Op.23
  - ソールヴェイの歌(Solveigs sang)
ジャン・シベリウス(1865–1957)(フリードリヒ・ヘルマン 編曲)
 悲しきワルツ(Valse triste)Op.44-1
  ダーヴィド・ゲリンガス(チェロ) イアン・ファウンテン(ピアノ)

録音 2011年2月28日–3月2日 SWR室内楽スタジオ(シュトゥットガルト)

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


グリーグ 抒情小曲集 選集

hyperion CDA68070 classical



エドヴァルド・グリーグ(1843–1907) 抒情小曲集 選集
 アリエッタ(Arietta) Op.12–1 子守歌(Berceuse) Op.38–1
 エレジー(悲歌)(Elegi) Op.38–6
 蝶々(Sommerfugl) Op.43–1
 孤独なさすらい人(Ensom vandrer) Op.43–2
 故郷にて(I hjemmet) Op.43–3 小鳥(Småfugl) Op.43–4
 愛の歌(エロティク)(Erotikk) Op.43–5
 春に寄す(Til våren) Op.43–6
 即興的ワルツ(Valse Impromptu) Op.47–1
 メロディ(Melodi) Op.47–3 エレジー(悲歌)(Elegi) Op.47–7
 トロルの行進(小人の行進)(Trolltog) Op.54–3
 夜想曲(ノットゥルノ)(Notturno) Op.54–4
 鐘の音(Klokkeklang) Op.54–6 郷愁(Hjemve) Op.57–6
 風の精(Sylfide) Op.62–1 家路(Hjemad) Op.62–6
 青年時代より(Fra ungdoms dagene) Op.65–1
 サロン(Salong) Op.65–4
 トロールハウゲンの婚礼の日(Bryllupsdag på Troldhaugen) Op.65–6
 おばあさんのメヌエット(Bestemors menuett) Op.68–2
 あなたのそばに(For dine føtter) Op.68–3
 子守歌(ゆりかごの歌)(Bådnlåt) Op.68–5
 夏の夕べ(Sommeraften) Op.71–2
 小さなトロル(小妖精)(Småtrold) Op.71–3
 余韻(思い出)(Efterklang) Op.71–6
  スティーヴン・ハフ(ピアノ)

録音 2014年5月11日–14日 聖ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス)

価格 ¥2,000(本体価格)

ページの先頭へ


シベリウス 交響曲全集

Naxos (Japan) NYCC27286 4CD’s classical



ジャン・シベリウス(1865–1957) 交響曲全集
[CD1] 交響曲第1番 ホ短調 Op.39 交響曲第3番 ハ長調 Op.52
[CD2] 交響曲第2番 ニ長調 Op.43 [NYCC27274 とは別録音]
[CD3] 交響曲第4番 イ短調 Op.63 交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
[CD4] 交響曲第6番 ニ短調 Op.104 交響曲第7番 ハ長調 Op.105
  日本フィルハーモニー交響楽団 ピエタリ・インキネン(指揮)

録音 20013年3月15日(第1番・第5番)、4月19日(第4番)、4月26日(第6番・第7番)、4月27日(第3番) サントリーホール、4月20日 みなとみらい(第2番)(ライヴ)

価格 ¥4,800(本体価格)

ページの先頭へ


LINK

















LinkIconMore


ページの先頭へ