2015年6月



Our Select

ダーヴィド・ヘーレンスタム、リサイタル

Daphne DAPHNE1053 classical


スウェーデンのギタリスト。ダーヴィド・ヘーレンスタム David Härenstam(1972–)は、スウェーデンとノルウェーで学び、王立ウェールズ音楽演劇大学のジョン・ミルズに師事しました。1997年にアドヴァンスト・ディプロマを取得し、ソロ、ヴァイオリンのスパルフやピアノのフォシュベリとのデュオ、ジャズやトラッド音楽のミュージシャンとのコラボレーションなど、さまざまな活動を行ってきました。スパルフとのデュオでシュネルツェル、アイサー、モッセンマークの新作を含むスウェーデンとデンマークの曲を演奏した『球(Spheres)』(DAPHNE1027)につづいて制作されたアルバムはソロによる「ポートレート」。パガニーニ、ファリャ、ジュリアーニ、フランスのディアンス Roland Dyens、パラグアイのバリオス=マンゴレ Agustín Barrios Mangoré、キューバのブロウェル Leo Brouwer といった、多くのギタリストたちも演奏してきた作品。ブルガリアのウルクズノフ Atanas Ourkouzounov の新作。スクーグとペンティネンの演奏で録音されたピアノ曲(DAPHNE1036)をはじめ、スウェーデンの主だった音楽家たちとコラボレートした器楽作品で親しまれているストルム Staffan Storm の《失われた夏》。スウェーデンの教会音楽家マリア・ローヴべリ Maria Löfberg の《夢見心地の踊り》。ヘーレンスタムが15年間にわたり世界各地をまわるツアーで演奏してきた曲から、もっともプログラムに取り上げることの多かった作品を一夜の「リサイタル」のスタイルにまとめています。録音セッションは、デンマーク、西シェランのスレーエルセにある聖ペテロ教会で4日間行われ、制作とエンジニアリングを担当したライフ・へセルベア Leif Hesselberg が、ヘーレンスタムのギターと音楽を澄みきった響きにとらえています。ストルムとローヴベリの曲は初録音の作品です。

『ダーヴィド・ハーレンスタム、リサイタル』
ロラン・ディアンス(1955–)
 炎(Fuoco)(《ソナティネの本(Libra Sonatine)》(1986)から)
アタナス・ウルクズノフ(1970–)
 民謡による変奏曲(Folk Song Variations)(1999)
マヌエル・デ・ファリャ(1876–1946)(グンナル・スピュート 編曲)
 漁夫の物語(Romance del Pescador)
 (《恋は魔術師(El amor brujo)から》
マウロ・ジュリアーニ(1781–1829)
 大序曲 イ長調(Grosse Ouvertüre)
ニコロ・パガニーニ(1782–1840)(ダーヴィド・ヘーレンスタム 編曲)
 ロマンツァ(Romanza - Più tosto largo -Amorosamente)
 (《大ソナタ イ長調》から )
サンチャゴ・デ・ムルシア(1680–1710)(エミリオ・プホル 編曲)
 組曲 ニ長調(Suite en ré majeur)
マヌエル・ポンセ(1882–1948)
 カベソンの主題による変奏曲(Variations on a theme of Cabezón)
アグスティン・バリオス=マンゴレ(1885–1944)
 前奏曲(Preludio adagio)
 クリスマスのビリャンシーコ(Villancico de Navidad)
 すべての人のための祈り(Oración Para Todos)
レオ・ブローウェル(1939–)
 鐘の鳴るキューバの風景(Paisaje Cubano con campanas)
スタファン・ストルム(1964–)
 失われた夏(Lost Summers)
マリア・ローヴベリ(1968–)
 夢見心地の踊り(Dreaming Dance)
  ダーヴィド・ヘーレンスタム(ギター)

録音 2014年6月–7月 聖ペテロ教会(スレーエルセ、デンマーク)
制作・録音 ライフ・へセルベア

価格 ¥2,450(本体価格)

Härenstam Recital

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『キッチンにスナークが(Snarks in the Kitchen)』

Aurora ACD5081 contemporary


ノルウェー作曲家協会の新しいアルバム『キッチンにスナークが』は、ノルウェー放送管弦楽団のスヴェッレ・リース Sverre Riis の演奏する「トロンボーン」にスポットライトを当てた「トロンボーンの参加するグループ写真」として制作されました。ノルウェーの作曲家たち、ヌールハイム、マトレ、ネスの書いたソロ作品、室内楽作品、シンフォニエッタ共演の作品が6曲収められています。

「スナーク」は、『不思議の国のアリス』のルイス・キャロルが書いたナンセンス詩『スナーク狩り(The Hunting of the Snark)』に現れる伝説の怪生物。アルネ・ヌールハイム Arne Nordheim の《スナーク狩り》とその素材を再加工した《スナークの帰還》は、この詩に基づく作品です。作曲者ヌールハイムのイメージした「スナークの発する声」をトロンボーンのソロが演奏。ノルウェーの現代音楽を半世紀にわたり主導したヌールハイムは、ラルヴィークで過ごした時代に少年バンドでトロンボーンを演奏し、この楽器のさまざまなテクニックを理解していたと言います。《タペストリー》は、テクスタイル・アーティストのハンナ・リッゲン Hannah Ryggen(1894–1970)へのオマージュとして作曲され、この曲にも《スナーク狩り》の素材が使われています。これが初めての録音。フリーランスの作曲家、サウンドアーティストとして活動するアスビョルン・ブロックム・フルー Asbjørn Blokkum Flø(1973–)がエレクトロニクスによる「背景」を担当しています。

オルヤン・マトレ Ørjan Matre は、現代音楽シーンでさまざまなプロジェクトに携わる若い作曲家たちの音楽をノルウェー放送管弦楽団が演奏したアルバム『ライツ・アウト(Lights Out)』(ACD5048)で紹介され、大きな注目を集めました。トロンボーンとピアノのための《「…なぜなら、わたしが今、そう言うから」》は、イギリスのプレーヤー、ゲアリー・マクフィー Gary MacPhee の委嘱で作曲されました。トロンボーンの特殊奏法も使われ、マトレの作品の特色のひとつ、「音」の使い方の際立ったセンスの良さが発揮された小品です。

ヨン・オイヴィン・ネス Jon Øivind Ness は、「いろいろなところ」からインスピレーションと作品のヒントを見つけてきては、「ユーモア」を底流とする作品に創り上げることで知られます。スヴェッレ・リースがトロンボーン・ソロのひとつを担当した協奏曲《獰猛なケンタッキーの運命の母たち》や、ギター協奏曲《私の心をカトノサに埋めてくれ》のように「独特のセンス」の曲名をもった作品が多く、彼の代表作のひとつ、「誕生から始まる子猫の日記」を音楽に綴った《危険な子猫(The Dangerous Kitten)》もフランク・ザッパの《The Dangerous Kitchen(危険がひそむキッチンにて)》をもじってつけられました。《ウツボ(かつてフェックス・ピフトルフとして知られた小品)》は、「ユーモア作家のイメージから一歩引く」ことをみずから宣言していながら、例外的にユーモアを織り込んだ書いた作品です。しっかり訓練されたトロンボーン奏者の演奏できる「4オクターブ半」の音域と同じ幅の声域をもつというアメリカのロック・ミュージシャン、プリンスが一時期使った「The Artist Formerly Known as Prince(かつてプリンスとして知られたアーティスト)」の名に倣い、さらに、イギリスのパンクロック・バンド、セックス・ピストルズ Sex Pistols の "s" を "F(pf)" と舌もつれで発音した「かつてフェックス・ピフトルフとして知られた小品」の副題を「カッコ書き」。調子っぱずれのピアノや、トロンボーンとチェロの微分音も使い、「血に餓えた魚」を(ブラック)ユーモアたっぷりに表現しています。

スヴェッレ・リース Sverre Riis はノルウェー音楽アカデミーでインゲマル・ロースに学び、卒業後、ノルウェー歌劇場管弦楽団に採用されました。マレーシア・フィルハーモニック管弦楽団で演奏、現在、ノルウェー放送のオーケストラのソロ・トロンボーン奏者を務めています。オスロのバラット=ドゥーエ音楽学校で教えるとともに、オスロ・シンフォニエッタやアンサンブル・エルンストにソリストとして客演し、室内楽奏者としても活動しています。このアルバムの曲は、ネスの作品集『ダンディなガラクタ(Dandy Garbage)』(ACD5012)に収録された音源を使った《危険な子猫》をのぞき、ノルウェー放送局のスタジオでセッション録音されました。ブックレットのライナーノート(英語・ノルウェー語)を、トヴェイトの《太陽神交響曲》を復元したことでも知られる作曲家フースビ Kaare Dyvik Husby が執筆しています。

『キッチンにスナークが(Snarks in the Kitchen)』
アルネ・ヌールハイム(1931–2010)
 スナーク狩り(The Hunting of the Snark)(1976)
 (トロンボーン・ソロのための)
 タペストリー(Vevnad)(1993)
 (トロンボーン、チェロとエレクトロニクスのための)
 スナークの帰還(The Return of the Snark)(1987)
 (トロンボーンとテープのための)
オルヤン・マトレ(1979–)
 「…なぜなら、わたしが今、そう言うから」("...since I say it now")
 (2010)(トロンボーンとピアノのための)
ヨン・オイヴィン・ネス(1968–)
 ウツボ(かつてフェックス・ピフトルフとして知られた小品)
 (2013)(Moray (The Piece Formerly Known as Phekph Piphtolph))
 (トロンボーン、チェロとピアノのための)
 危険な子猫(The Dangerous Kitten)(1998)
 (トロンボーンと室内オーケストラのための)*
  スヴェッレ・リース(トロンボーン)
  エメリー・カルダス(チェロ)
  アスビョルン・ブロックム・フルー(エレクトロニクス)
  シーグスタイン・フォルゲルー(ピアノ)
  オスロ・シンフォニエッタ *
  クリスチャン・エッゲン(指揮)* [* ACD5012(1999)]

録音 2014年1月13日–15日、3月17日–18日 ノルウェー放送(NRK)大スタジオ(オスロ)
制作 ハルドル・クローグ
録音 アルネ・クリスチャン・ディプヴィーク、ビャルネ・ダンケル、オイスタイン・ハルヴォシェン

価格 ¥2,450(本体価格)

[注:マトレの曲がジャケットとブックレットの曲目一覧に《「…だが、これはきっと前に言ったことがある」("...but I must have said this before")》と誤って記載されています。ブックレットのライナーノートに書かれた《「…なぜなら、わたしが今、そう言うから」》が正しい曲目です]

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マンケル、ニューストレム

Capriccio C5240 classical


19世紀から20世紀にかけてスウェーデン音楽を彩った作曲家たち、ヘンニング・マンケルとヨースタ・ニューストレムのピアノと管弦楽のための作品2曲の初録音。ピアニスト、批評家、音楽教師としても知られたヘンニング・マンケル Ivar Henning Mankell は、ピアノのソロ作品(アンナ・クリステンソン、ピアノ。Phoenix Edition PE184)やピアノをともなうアンサンブルのための室内楽作品などを中心に作曲。当時の批評家からは「印象主義」あるいは「未来主義」のレッテルを貼られながらも、特定の主義や確立された形式に固執することを拒み、独自の和声書法を発展させていきました。ピアノ協奏曲は、マンケルがもっとも色彩豊かな作品を多く書いたという1910年代から1920年代、1917年の作品です。『殺人者の顔』や『笑う男』など刑事クルト・ヴァランダー(クット・ヴァッランデル)のシリーズで世界的に知られるスウェーデンの作家、同名のヘニング・マンケル(ヘンニング・マンケル)は彼の甥にあたります。

ヨースタ・ニューストレム Gösta Nystroem は、ルーセンベリとともに、現代スウェーデン音楽の「門戸」とも呼ばれる作曲家。「スウェーデンの音楽界に身を置き、自分たちの作品を通じ、そして、第一次世界大戦の後『外にある大きな世界』で起きていたエキサイティングなことを通じ、後期ロマンティシズムと印象主義と表現主義が大荒れる中から出てきた新しい音楽へと向かう道を開拓した」(レッナールト・レイメシュ)。「ストラヴィンスキーやオネゲルやヒンデミットとスウェーデンの『夏の牧場』の中継局の役割を果たした」。《シンフォニア・デル・マーレ(海の交響曲)》をはじめとする交響曲、ペール・ラーゲルクヴィストとシェクスピアの劇のための音楽、《魂と風景》などの歌曲。ニューストレムの作品は力強く、同時に、「海を愛する」男の憧憬と心を映しています。1959年に作曲された《コンチェルト・リチェルカンテ》は、「アレグロ・エネルジーコ」「アダージョ・アド・リビトゥム」「アレグロ・スケルツァンド」の3つの部分から構成された単一楽章の作品。《シンフォニア・エスプレッシーヴァ(表情ゆたかな交響曲)》とともに「大陸の表現主義」の要素がもっとも色濃い一作とみなされ、彼が1951年のコメディ映画『Leva på ‘Hoppet’(希望号の生活)』のために書いたスケルツォ風のテーマと半音階のワルツのメロディが「アレグロ・スケルツァンド」の主要主題として使われています。

アンナ・クリステンソン Anna Christnsson は、ストックホルムの王立音楽大学でアンデシュ・シールストレムとマッツ・ヴィードルンドに学び、2007年にコンサート・デビューしました。現代音楽がレパートリーの室内アンサンブル、Curious Chamber Players のメンバー。2014年からストックホルムのオペラカンパニー、カルムラテルナ Karmraterna の音楽監督を務めています。

マンケル、ニューストレム
ヘンニング・マンケル(1868–1930) ピアノ協奏曲 Op.30(1917)
ヨースタ・ニューストレム(1890–1966)
 コンチェルト・リチェルカンテ(Concerto Ricercante)(1959)
 (ピアノと管弦楽のための)
  アンナ・クリステンソン(ピアノ)
  ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
  ロベルト・パーテルノストロ(指揮)

録音 2015年1月6日–9日 フィルハーモニー(ルートヴィヒスハーフェン・アン・ライン、ドイツ)
制作 シュテファン・ラング、ミヒャエル・カウフマン
録音 ベルント・ノトナーゲル

価格 ¥2,600(本体価格)

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Chopin Now

Simax PSC1347 classical


スクリャービンのソナタ全曲(Simax)、ドビュッシーのピアノ・ソロ作品全曲(Simax)、ノルウェー軍西部音楽隊と共演したメシアンの《異国の鳥たち》(Aurora ACD5057)、メシアンのピアノ・ソロ作品全集(Naxos)などの録音で知られるノルウェーのピアニスト。ホーコン・アウストボー Håkon Austbø(1948–)は、30年以上に渡りオランダを本拠に活動し、帰国後はさらに多面的な活動をつづけています。彼が教授を務めるノルウェー国立音楽アカデミーの研究プロジェクト “The Reflective Musician” は、そのひとつ。「バッハ、あるいはストラヴィンスキー、あるいはスクリャービンを解釈するために演奏者にはどんな経験と技術が備わっていなければならないか? “The Reflective Musician(反映する音楽家)” は、タイプの違う作品が演奏者に投げかける、特定の解釈、認識、技術的要求を発見することに狙いを定め、新旧の作品を熟練の演奏家たちの解釈を通じて調査、探求する」。プロジェクトには、作曲家ラッセ・トゥーレセン、ジョージ・クラムの《マクロコスモス第1巻・第2巻》(Simax PSC1263)などの録音で知られるピアニストのエレン・ウゲルヴィーク、アカデミーで教えるカナダの音楽家で音楽学者のダーラ・クリスピン、そしてアウストボーが参加しています。アウストボーがショパンの作品を演奏するアルバム『Chopin Now』は、プロジェクトの一環として録音が行われました。4つのバラード、Op.62 の《夜想曲》といった、ショパンの中期から後期の作品に焦点を当てたプログラムです。

Chopin Now - フレデリク・ショパン(1818–1849) ピアノ作品集
 バラード第1番 ト短調 Op.23 バラード第2番 ヘ長調 Op.38
 バラード第3番 変イ長調 Op.47 バラード第4番 ヘ短調 Op.52
 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 夜想曲 ロ長調 Op.62-1 夜想曲 ホ長調 Op.62-2
 ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61《幻想ポロネーズ》
  ホーコン・アウストボー(ピアノ)

録音 2014年3月24日–26日 オストシーデン教会(フレードリクスタ、ノルウェー)

価格 ¥2,450(本体価格)

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トーレ・ヨハンセン - The Set

Inner Ear INEA19 jazz


トーレ・ヨハンセン Tore Johansen(1977–)は、ノルウェー、トロンハイム在住のミュージシャン。ボードーで生まれ、トロンハイム音楽院のジャズ科に学びました。トランペッター、編曲者、作曲家、指揮者、音楽教師として活動。カーリン・クローグ、ジョン・サーマン、ジョン・テイラー、ヤン・グンナル・ホフ、アンデシュ・ヨルミンをはじめとするミュージシャンと共演し、2000年7月のモルデジャズでは、チック・コリアがコラボレートしてピアノを弾いたトロンハイム・ジャズオーケストラでマティアス・アイクと一緒にトランペットを演奏しました。オスロに住みドラマー、ソングライター、プロデューサー、教育者として活動する兄のローゲル・ヨハンセン Roger Johansen(1972–)と共同で Inner Ear レーベルを創設し、ヴィーグライク・ストロース Vigleik Storaas(1963–)のピアノ、オーレ・モッテン・ヴォーガンのベース、トーレのトランペットのトリオがオスロのレインボースタジオで録音した『Rainbow Session』(INEA01)を2007年にリリース。翌年には、フィンランドのユッカ・ペルコとスウェーデンのラーシュ・ヤンソンが加わった6人のグループ、トーレ・ヨハンセン・ユニティ Tore Johansen Unity の『Giving』(INEA04)を制作しました。旋律的、抒情的、詩的なジャズ。トーレのトランペットは、チェット・ベイカーやアート・ファーマーにも比べられてきました。ブルンボルグ Tore Brunborg のテナーサックスとスコーンサル Jo Skoaansar のベースを加えたクインテットによるアルバム『The Set』も、コングスハウグ Jan Erik Kongshaug とウーシュフィヨルド Peer Espen Ursfjord がエンジニアリングを担当し、レインボースタジオで録音されました。

トーレ・ヨハンセン - The Set
 Opening Waltz for Eber Ballad 414 A.D.'s Vamp Bring It Up
 The Anchor The Other Ballad
  トーレ・ヨハンセン(トランペット)
  トーレ・ブルンボルグ(テナーサックス)
  ヴィーグライク・ストロース(ピアノ)
  ヨー・スコーンサル(ベース)
  ローゲル・ヨハンセン(ドラムズ)

録音 2013年12月1日 レンボースタジオ(オスロ)
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ、ペール・エスペン・ウーシュフィヨルド

価格 ¥2,450(本体価格)

The Set

ストロース、イトレダール - Chamber

Inner Ear INEA21 jazz


ノルウェーのジャズシーンを彩るふたり、サックス奏者のトール・イトレダールとピアニストのヴィーグライク・ストロースのデュオ・アルバム。イトレダール Tor Yttredal は、トロンハイムの NTNU(Norwegian University of Science and Technology)(トロンハイム音楽院)でジャズを学び、スタヴァンゲル大学ジャズ科の教授を務めるミュージシャン。ジョン・スコフィールド、パレ・ミケルボー、テリエ・リプダールをはじめとするプレーヤーと共演し、ベルゲン・ビッグバンドでも演奏。チック・コリアの参加した2000年のトロンハイム・ジャズオーケストラでソプラノサックスとアルトサックスを担当しました。ストロース Vigleik Storaas(1963–)はベルゲン生まれ。NTNU のジャズ科を1984年に卒業、フリーランスのミュージシャンとして活動を始め、ジョン・サーマン、カーリン・クローグ、ヨン・クリステンセン、チェット・ベイカー、パレ・ダニエルセンたちと共演。デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスなど各局のジャズフェスティヴァルに参加。リーダーを務めるアルバムで2度、スペルマン賞 Spellemannsprisen(ノルウェー・グラミー賞)を受賞しています。作曲も手がけ、ピアニストとして参加したトーレ・ヨハンセンのアルバム『Rainbow Session』(INEA01)の《Three Coins》《Ballade Impromptu》など4曲は彼の作品です。

ヴィーグライク・ストロース、トール・イトレダール - Chamber
 One Servitrise(ウェートレス) Contemplation
 The Illusionist's Lullaby Chamber Sikaden(蝉)
 Silly Walk I Love You Answer Me, My Love
  ヴィーグライク・ストロース(ピアノ)
  トール・イトレダール(ソプラノサックス)

価格 ¥2,450(本体価格)

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森で

BIS SACD2154 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


スウェーデンのソプラノ歌手カミッラ・ティリング Camilla Camilla(1971–)。1999年、ロッシーニの《ランスへの旅》の女性詩人コリンナを歌ってニューヨークシティ・オペラにデビューし、国際的に注目されました。彼女は、ヨーテボリ大学とロンドンの王立音楽大学で学び、コヴェントガーデンの王立オペラの《ばらの騎士》のゾフィー役でデビュー。同じ役をシカゴのリリックオペラ、モスクワのボリショイ劇場、ベルギーのモネ劇場、ミュンヘン音楽祭で歌い、《魔笛》のパミーナや《仮面舞踏会》のオスカルをはじめとするリリックソプラノのレパートリーで再びコヴェントガーデンの舞台に立ちました。ニューヨークのメトロポリタン・オペラでは《ドン・ジョヴァンニ》のツェルリーナと《ファルスタッフ》のナンネッタを歌い、ベルリン・フィルハーモニーやボストン交響楽団などのコンサートにも出演しています。リヒャルト・シュトラウスの歌曲集『赤いばら(Rote rosen)』(SA1709)とシューベルトの歌曲集『ただあなたのそばに!(Bei dir allein!)』(SA1844)をドイツのピアニスト、パウル・ラヴィニウス Paul Ravinius と共演して録音、2007年8月のグラインドボーン・オペラ公演、家庭教師役を歌ったブリテンの《ねじの回転》(エドワード・ガーティナー指揮)もライヴ録音(Glyndebourne GFOCD011)がリリースされています。

ティリングの歌う北欧の歌曲。「木々の葉は落ち、湖は凍りつく。渡る白鳥たち、空を飛べ、行け、悲しみとともに南の国をめざし……」。シベリウスの気に入りの詩人のひとり、ルーネベリのスウェーデン語の詩による〈北の国〉に始まり、ドイツ語の詩による「6つの歌曲」が歌われます。《森の精》はシベリウスの初期の作品のひとつ。「ビョルンは、腕っぷしの強い、眉目秀麗な若者だった……ある秋の夕暮れ、彼は宴の集まりに出かけた、月の光が木と岩を照らし、ヒューヒューと風が吹く……」。森の精に魅せられた若者ビョルンの運命を語ったヴィクトル・リュードベリのこの詩はシベリウスの心をとらえ、交響詩《クッレルヴォ》の数年後には、朗読と小編成のアンサンブルのためのメロドラマ《森の精》と管弦楽のための音詩《森の精》の2曲を新たな着想で作曲しています。

グリーグの作品からは、「物言わず、動かず、その最後にだけ声を発する白鳥」を詠んだイプセンの詩にグリーグが芸術家としての姿を重ねたと言われる〈白鳥〉と、ハイネ、ガイベル、ゲーテたちの詩による《6つのドイツ語の歌》。ステーンハンマルの作品は、彼のこのジャンルの代表作とも言える6曲が歌われます。牧歌的な作風で知られるイェッレルステットの詩を息の長いメロディに乗せた〈森で〉。歌曲集《歌と気分》からエーケルンド、カールフェルト、ブー・ベリマンの詩による4曲。歌曲集《ルーネベリの『牧歌と墓碑銘』から》の第1曲、シベリウスも歌曲に書いた〈逢い引きから帰ってきた娘〉も歌われます。「娘が恋人との逢い引きから帰ってきた 手を赤くしている 母は言った どうしてお前の手は赤いんだい、娘よ……」。プログラムの最後は〈森は眠る〉。「森は眠る。空が大地と接するところ、一筋の光が力なくあえぐ」。六月の夜、愛する人を見守る詩人の心を詠んだエルンスト・ティールの詩にアルヴェーンが作曲しました。

『森で(I skogen)- 北欧歌曲集』
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 北の国(Norden) Op.90-1
 6つの歌(6 sånger) Op.50
  春の歌(Lenzgesang) あこがれ(Sehnsucht)
  野原でおとめが歌っている(Im Feld en Mädchen singt)
  不安な胸から(Aus banger Brust) 静かな街(Die stille Stadt)
  ばらの歌(Rosenlied)
 森の精(Skogsrået) JS171
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 6つのドイツ語の歌(Sechs Lieder) Op.48
  挨拶(Gruss) いつの日か、わが思いは(Dereinst, Gedanke mein)
  この世のならわし(Lauf der Welt)
  口をきかないナイチンゲール(Die verschwiegene Nachtigale)
  ばらの季節に(青春時代に)(Zur Rosenzeit) ある夢(Ein Traum)
 白鳥(En Svane) Op.25-2
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871–1927)
 森で(I skogen) (《歌とバラッド(Sånger och visor)》から)
 歌と気分(Visor och stämningar) Op.26 から
  さすらい人(Vandraren) 胡蝶蘭(Nattyxne)
  一隻の船が行く(Det far ett skepp)
  ブロンド嬢とブルネット嬢(Jungfru Blond och Jungfru Brunett)
 逢い引きから帰ってきた娘(Flickan kom ifrån sin älsklings möte) Op.4-1
ヒューゴ・アルヴェーン(1872–1960)
 森は眠る(Skogen sover) Op.28-6
  カミッラ・ティリング(ソプラノ) パウル・ラヴィニウス(ピアノ)

録音 2014年9月 バイエルン・音楽スタジオ(ミュンヘン、ドイツ)
制作・録音 マリオン・シュヴェーベル

価格 ¥2,650(本体価格)

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Choice

メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲全集 第2集

BIS SACD1990 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


マンハッタン音楽学校に学んだ音楽家たちが2005年に結成した、ニューヨーク市を拠点とするアンサンブル、エッシャー弦楽四重奏団 Escher String Quartet のメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲集。第1番と第4番、生前に出版されなかった変ホ長調の曲を収録した第1集(SACD1960)につづく第2集では、第2番、第3番と《弦楽四重奏のための4つの小品》からの2曲が演奏されます。メンデルスゾーンのもっとも情熱的な作品のひとつに挙げられるイ短調の第2番は、1827年、18歳の時の作品です。〈アダージョ-アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈アダージョ・ノン・レント〉〈間奏曲:アレグレット・コン・モト-アレグロ・ディ・モルト〉〈プレスト-アダージョ・ノン・レント〉の4楽章。第3番も、4楽章の構成です。〈モルト・アレグロ・ヴィヴァーチェ〉、ウン・ポコ・アレグレットの〈メヌエット〉、〈アンダンテ・エスプレッシーヴォ・マ・コン・モト〉、〈プレスト・コン・ブリオ〉の終曲。作曲は1838年。メンデルスゾーンがスウェーデン皇太子に献呈した Op.44 の一曲です。〈アンダンテ(変奏曲)〉と〈スケルツォ〉は1847年に作曲され、メンデルスゾーンが没する少し前に《弦楽四重奏のための4つの小品》として出版されました。アダム・バーネット=ハート Adam Barnett-Hart とアーロン・ボイド Aaron Boyd のヴァイオリン、ピエール・ラポワント Pierre Lapointe のヴィオラ、デイン・ジョーハンセン Dane Johansen のチェロ。美しい音色のアンサンブルと誇張のない表現によりメンデルスゾーンの「ロマンティシズム」が瑞々しい第1集と同じくトゥーレ・ブリンクマン Thore Brinkmann が制作とエンジニアリングを担当、サフォーク州のポットンホールで録音セッションが行われました。

フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847) 弦楽四重奏曲全集 第2集
 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13
 弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81 - アンダンテ(変奏曲) ホ長調
  スケルツォ イ短調
 弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.44–1
  エッシャー弦楽四重奏団
   アダム・バーネット=ハート(第1ヴァイオリン)
   アーロン・ボイド(第2ヴァイオリン)
   ピエール・ラポワント(ヴィオラ)
   デイン・ジョーハンセン(チェロ)

録音 2014年9月 ポットンホール(サフォーク、イングランド)
制作・録音 トゥーレ・ブリンクマン

価格 ¥2,650(本体価格)

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グリーグ、トヴェイトと私

COCO & CO COCO008CD jazz/classical/traditional


「グリーグの街」ベルゲン在住のジャズピアニスト、ダーグ・アルネセン Dag S. Arnesen の新作。ノルウェーの作曲家たちの曲と民謡を「ジャズ」で楽しむという『ノルウェーの歌』シリーズ(Losen LOS107-2, LOS108-2, LOS101-2)のコンセプトをさらに進め、ピアノトリオに弦楽を加えたアンサンブルによりセッションを行ったアルバムです。『グリーグ、トヴェイトと私』。ピアノを習い始めた少年時代からのアルネセンの「気に入りの作曲家」グリーグの《ペール・ギュント》から〈朝の気分〉と〈ソールヴェイの歌〉、《子供の歌》から〈働きものの馬のためのおやすみの歌〉、《抒情小曲集》からは第1集の〈アリエッタ〉と第5集の「歩き踊り」〈ガンガル〉。グリーグと同じくピアニストとしても活躍し、《ハルダンゲルの100の旋律》の組曲で知られるゲイル・トヴェイト Geirr Tveitt(1908–1981)の作品は、《ヤコブ・サンネの詩による歌》の〈春のきざし〉が選ばれています。《ホーヴァル・ヘッデ》は『ノルウェーの歌』の最初のアルバムでも演奏された伝承曲です。《Theme from Reminiscence》と《Morning Light(朝の光)》はアルネセンが作曲。編曲もすべてアルネセンが手がけました。ダーグ・アルネセンのピアノ、オーレ・マリウス・サンベルグ Ole Marius Sandberg のベース、イーヴァル・トールモセーテル Ivar Thormodsæter のドラムズ。ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団のメンバーが集まったハンサ四重奏団とベルゲン在住の音楽家たちがセッションに参加。ジャズ、クラシカル、トラッドのジャンルの垣根を超えた音楽を楽しんでいます。

ダーグ・アルネセン - グリーグ、トヴェイトと私(Grieg, Tveitt & I)
 Mogenstemning(朝の気分)(Edvard Grieg)**
 Våren(春)(Edvard Grieg)†
 Håvard Hedde(ホーヴァル・ヘッデ)(trad.)* 
 Arietta(アリエッタ)(Edvard Grieg)
 Kveldsang for Blakken(働きものの馬のためのおやすみの歌)
 (Edvard Grieg)*
 Gangar(ガンガル)(Edvard Grieg)
 Vårteikn(春のきざし)(Geirr Tveitt)
 Solvegs sang(ソールヴェイの歌)(Edvard Grieg)*
 Theme from Reminiscence(Dag S. Arnesen)*
 Morning Light(Dag S. Arnesen)
  ダーグ・アルネセン(ピアノ)
  オーレ・マリウス・サンベルグ(ベース)
  イーヴァル・トールモセーテル(ドラムズ)
  ハンサ四重奏団 *
   オースタ・ヨルゲンセン(ヴァイオリン) ハヤト・ナカ(ヴァイオリン)
   ヘルガ・ステーン(ヴィオラ) ヴァルテル・ハイム(チェロ)
  ピア・カミッラ・トンメルネス(フルート)**
  ブリッタ・スコールビ・ヴィンデネス(ヴァイオリン)**/†
  ハヤト・ナカ(ヴァイオリン)**/†
  ジェニファー・A・ターナー(ヴィオラ)**/†
  ヨハン・セバスチャン・ブルム(チェロ)**/†

編曲 ダーグ・S・アルネセン
録音 リュードリケ・スタジオ Lydriket Studio(ベルゲン、ノルウェー)
制作 ゲイル・リューディ、ダーグ・S・アルネセン

価格 ¥2,350(本体価格)

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ホールム・トリオ - 家

NORCD NORCD1551 jazz


ヴェーガル・クヴァンメ・ホールム Vergard Kvamme Holum のトランペット、スチャン・A・アンデシェン Stian A. Andesen のベース、オイスタイン・オールネス・ヴィーク Øystein Aarnes Vik のパーカッション。2011年に出会った三人が結成したホールム・トリオのデビューアルバム『家(Heim)』は、ノルウェー西海岸の美しい風景と特有の空気からインスピレーションを得て録音されたといわれます。

ホールム・トリオ - 家(Heim)
 Rast(休息) Heim(家) Veridian Vesle veng(小船室)
 Hoppla(おっと) Før/Etter Møllers Vandring(さすらい)
 Rastlaus(落ちつかない)
  ヴェーガル・クヴァンメ・ホールム(トランペット、ヴォーカル、カリンバ)
  スチャン・A・アンデシェン(ベース、ヴォーカル)
  オイスタイン・オールネス・ヴィーク(ドラムズ、グロッケンシュピール)

価格 ¥2,450(本体価格)

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ヒェティル・フーセボー - Steps

Optical Substance OSP006 jazz/improvisation


ヒェティル・フーセボー Kjetil Husebø(1975–)はベルゲン生まれのミュージシャン。大学で思想史を学び、ピアニスト、キーボード奏者、ライヴエレクトロニクスのテクニシャン、レコードプロデューサーとして、さまざまなジャンルの音楽家、プロジェクト、バンドと関わってきました。Optical Substance Productions はフーセボーの主宰するレーベル。新しいアルバム『Steps』は、前作『影の戯れ(Skyggespill)』の「作曲」された作品によるエレクトロニック・サウンド世界から一転、スタインウェイのDモデルを弾いた「即興」によるアクースティック・サウンド世界への旅に誘われます。2014年12月のはじめ、ヤン・エーリク・コングスハウグ Jan Erik Kongshaug が調整卓から見守る中、オスロのレインボースタジオで録音セッションが行われました。

ヒェティル・フーセボー - Steps
 Far But Near Typisk Steps Ease Carousel Inversion
 Strange Steps Veien blir til mens du går deg vill(迷ったときの道)
 Reverence for Otherness Hypnagogia
  ヒェティル・フーセボー(ピアノ) [Piano: Steinway D]

録音 2014年12月 レイボースタジオ(オスロ)
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ

価格 ¥2,450(本体価格)

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サッリネン 室内音楽

Ondine ODE1256-2D 2CD’s contemporary/classical


フィンランドの作曲家アウリス・サッリネン Aulis Sallinen は、1975年初演の《騎馬兵卒》をはじめとする6つのオペラや8つの交響曲を通じ、国際的にも名前が知られています。2015年、サッリネンは80歳の誕生日を迎えます。それを記念し、オペラ《クッレルヴォ》(ODE1258-2T/ODE780-3T)《英国王はフランスへ行く》(ODE1066-2D)《赤い線》(ODV4008 DVD)など、彼の代表的作品を継続してリリースしてきた Ondine は、サッリネンが1975年から2009年にかけて書いた8曲の《室内音楽(Kamarimusiikki)》を収めたアルバムを制作しました。ヒンデミットの「室内音楽」と同じように、弦楽オーケストラのための第1番をのぞき、アルトフルート、チェロ、ピアノ、アコーディオン、弦楽四重奏、木管五重奏の独奏楽器(または独奏楽器群)が重要な役割を果たす「室内協奏曲」の性格をもった音楽。2006年のパリ音楽祭でドビュッシー四重奏団とオーヴェルニュ管弦楽団により初演された第6番と、フィンランドのウーシカウプンキで行われるクルーセル音楽祭から委嘱された第7番は、初録音。『マルコによる福音書』の物語を題材とする《バラバの対話》(cpo 777 077-2)から派生した、アコーディオンを独奏楽器とする第5番は、ピアニストで作曲家のラルフ・ゴトーニ Ralf Gothóni(1946–)が編曲したピアノと弦楽オーケストラの版による演奏です。ユヴァスキュラ・シンフォニエッタに所属するフランスのフルート奏者、アレクシス・ロマン Alexis Roman が第2番、フィンランドを代表するチェリストのひとり、アルト・ノラス Arto Noras(1942–)が第3番と第8番のソロを、それぞれ担当しています。

アウリス・サッリネン(1935–) 室内音楽(Kamarimusiikki)
 室内音楽第1番 Op.38(1975)(弦楽オーケストラのための)*
 室内音楽第3番 Op.58 《ドン・ファンキホーテの夜の踊り
 (The Nocturnal Dances of Don Juanquixote)》(1985–86)
 (チェロと弦楽オーケストラのための)*
 室内音楽第5番 Op.80 《バラバ変奏曲(Barabbas Variations)》
 (2000 arr.2006)(ピアノと弦楽オーケストラのための)
 (ラルフ・ゴトーニ 編曲)**
 室内音楽第7番 Op.93《クルーセリアーナ(Cruselliana)》(2007–08)
 (木管五重奏と弦楽オーケストラのための)*
 室内音楽第2番 Op.41(1976)
 (アルトフルートと弦楽オーケストラのための)*
 室内音楽第4番 Op.79 《セバスチャン・ナイトのためのエレジーによる
  メタモルフォーゼ
 (Metamorphosen from Elegia Sebastian Knightille)》
 (1964 rev.2000)(ピアノと弦楽オーケストラのための)*
 室内音楽第6番 Op.88《航海への三つの誘い(3 inviations au voyage)》
 (2005–06)(弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための)*
 室内音楽第8番 Op.94
 《木々、その緑のすべて(The Trees, All Their Green)》(2008–09)
 (チェロと弦楽オーケストラのための)
 (パーヴォ・ハーヴィッコの思い出に)**
  ユヴァスキュラ・シンフォニエッタ
  ヴィッレ・マトヴェイェフ(ピアノ、指揮)*
  ラルフ・ゴトーニ(ピアノ、指揮)**
  アレクシス・ロマン(アルトフルート)
  アルト・ノラス(チェロ) Meta4
  ユヴァスキュラ・シンフォニエッタ木管五重奏団

録音 2014年2月11日、13日–14日、10月9日–11日、2015年2月1日 ハンニカイスサリ(ユヴァスキュラ、フィンランド)

価格 ¥2,600(本体価格)

ヴァリーン 管弦楽作品集

Ondine ODE1267-2D CD+Pure Audio Blu-ray contemporary


クラリネット協奏曲(Aurora ACD5002/ACD5011)で1997年の「北欧音楽委員会(NOMUS)賞」を受けた
ロルフ・ヴァリーン Rolf Wallin は、ノルウェーでもっともユニークな音楽を書く作曲家のひとりです。ユッカ=ペッカ・サラステ指揮のオスロ・フィルハーモニックの演奏する《ACT》などを収めたアルバム(ODE1118-2)につづく Ondine の2作目の管弦楽作品集。《漁夫王》は、アーサー王の伝説に登場する「漁夫王(いさなとりのおう)」が曲名。「とある暗い場所、どん底の地を訪れ……その『荒地』を明るさと活力にみちた土地に変える希望を語る」(ヴァリーン)。2011年9月16日、スウェーデンのハーデンベリエル(ハーデンベルガー) Håkan Hardenberger のソロ、サラステ指揮ケルンWDR放送交響楽団により初演されました。1982年の《ID》は、ヴァリーンが初めて手がけた管弦楽曲。作曲家のマグネ・ヘグダールから「オーケストラの色彩を起点に力強い筆致で描きながら、構造の全体から細部に至るまで、明確な線で示される」と評された作品です。《多世界》は「大管弦楽」のための音楽。「パラレルワールド……量子物理学の『多世界理論』によりながら無限の可能性を探り、多彩色の像を刻むように作曲した」(ヴァリーン)。2010年9月23日、ベルゲン・フィルハーモニックがストゥールゴールズ John Storgårds の指揮で初演しました。CDと Pure Audio Blu-ray を収めたコンボアルバムとして制作。 Blu-ray のディスクには、24bit/96kHz の音源とともに、ビデオ作家でサウンドデザイナーのボヤ・ボクマン Boya Bøckman が製作した《多世界》の 2D と 3D の映像が収録されています。

ロルフ・ヴァリーン(1957–) 管弦楽作品集
 漁夫王(Fisher King)(2011 rev.2014)(トランペット協奏曲)
 ID(1982)(管弦楽のための)
 多世界(Manyworlds)(管弦楽のための)
  ホーカン・ハーデンベリエル(トランペット)
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
  ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

録音 2014年2月18日–21日(漁夫王)、2010年9月23日–24日 グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)

[Blu-ray: Surround PCM(24bit/96kHz), 5.0 DTS-HD MA(24bit/96kHz), 2.0 PCM (24bit/96kHz) Region ABC]

価格 ¥2,350(本体価格)

Manyworlds

ヴェンナコスキ 管弦楽作品集

Ondine ODE1259-2 contemporary


フィンランドの作曲家ヴェンナコスキ Lotta Wennäkoski は、豊かな色彩の音世界が特徴の音楽で知られます。フランス語による曲名の《絹》は、〈薄織物(Voile)〉〈目の粗い布(Lin gros)〉〈絹(Soie)〉の3つの部分から構成された作品。《ハーヴァ》はタピオラ・シンフォニエッタの創設20周年を記念する2008年1月のコンサートのための委嘱作。《すべての愛》組曲は、フィンランドの映画監督コンラード・タルロート Konrad Tallroth(1872–1926)の1922年のサイレント映画『Rakkauden kaikkivalta – Amor omnia(愛こそすべての力)』のためフィンランド放送交響楽団から委嘱された約85分のスコア(2011–12)を、演奏会用の組曲とした作品です。フィンランド放送交響楽団を指揮するスロボデニュク Dima Slobodeniouk はモスクワ生まれ。シベリウス・アカデミーでアルミラ、セーゲルスタム、パヌラに学び、2005年から2008年まで芸術監督としてオウル交響楽団を指揮しました。トゥルク・フィルハーモニックを指揮したマトヴェイェフとリンコラの協奏曲(Alba ABCD364)が代表的録音。《絹》のソロは、初演者のペトリ・アランコに代わり、2005年から王立コンセルトヘボウ管弦楽団の首席フルート奏者を務めるケルステン・マッコール Kersten McCall です。

ロッタ・ヴェンナコスキ(1970–) 管弦楽作品集
 絹(Soie)(2009)(フルートと管弦楽のための)
 ハーヴァ(Hava)(2007)
 《すべての愛(Amor omnia)》組曲(2014)
  ケルステン・マッコール(フルート)
  フィンランド放送交響楽団 ディーマ・スロボデニュク(指揮)

価格 ¥2,350(本体価格)

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キャラクター

Footprint FRCD076 early music


カールソン・バロック Karlsson Barock は、スウェーデン、ヨーテボリの古楽アンサンブルです。ルーマンの《ドロットニングホルムの音楽》(cpo 777 589-2)を録音したルンドの古楽アンサンブル、アンサンブル1700 Ensemble 1700 のリーダーでチェンバロ奏者のヨーラン・カールソン Göran Karlsson が、約15人の弦楽器奏者を集め、2009年に創設しました。17世紀から18世紀に移る時代のイタリア、フランス、イギリスの作品を演奏した『キャラクター』がデビューアルバムです。

『キャラクター(Characters)』
アルカンジェロ・コレッリ(1653–1713)
 合奏協奏曲 ト短調 Op.6-8《クリスマス》
ジャン=フェリ・ルベル(1666–1747)
 踊りのキャラクター(Les caractères de la danse)
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.230
チャールズ・アヴィソン(エイヴィソン)(1709–1770)
 5声の協奏曲
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 RV.565
G・P・テレマン(1681–1767)
 シンフォニア・スピリトゥオーザ(Sinfonia spirituosa) TWV.44:1
アルカンジェロ・コレッリ(1653–1713)
 合奏協奏曲 ハ長調 Op.6-10
  カールソン・バロック

録音 2013年7月
サウンドデザイン ペール・シェーステン

価格 ¥2,450(本体価格)

Characters

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リーヴェ・フォイン・フリース - With Strings

Curling Legs CLPCD139 jazz


リーヴェ・フォイン・フリース Live Foyn Friis(1985–)はオスロ生まれ。トロムソ大学芸術学部、ストックホルムの王立音楽大学に学び、オーフスの王立音楽アカデミーの修士号を取得しました。現在、アカデミーの次の課程で研究をつづけながら、ジャズシンガー、ソングライターとして活動しています。デビューアルバムの『Joy Visible』が2012年デンマーク音楽賞「最優秀デンマーク・ジャズヴォーカル・アルバム」にノミネートされ、ヤング・ジャズ作曲家とデンマーク・ニュージャズスター賞を獲得しています。

リーヴェ・フォイン・フリース - With Strings
 Time Goes Too Slow Sailing Lady Light Dementor
 You Go There First Ahaahee Can You Live
 Mermaid Song My Anchor
  リーヴェ・フォイン・フリース(ヴォーカル、イフェクツ) 
  アレクス・イェンソン(ギター、イフェクツ、クワイア)
  イェンス・ミケル・マセン(ベース、クワイア)
  アンドレーアス・スカムビュー(ドラムズ)
  ルイーセ・ゴーム(ヴァイオリン)
  アメーリェ・ケアゴー(ヴァイオリン)
  ミケル・スクライバー(ヴィオラ)
  マリーア・エズロン(チェロ)

録音 2013年5月25日、26日 ライヴ

価格 ¥2,450(本体価格)

リーヴェ・フォイン・フリース - Running Heart

Curling Legs CLPCD138 jazz


フリースのオリジナル曲による2014年9月リリースのアルバム。




リーヴェ・フォイン・フリース - Running Heart
  リーヴェ・フォイン・フリース(ヴォーカル、イフェクツ) 
  アレクス・イェンソン(ギター、イフェクツ、クワイア)
  イェンス・ミケル・マセン(ベース、クワイア)
  アンドレーアス・スカムビュー(ドラムズ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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ニルセン 《仮面舞踏会》

Dacapo 6.220641 2SACD’s hybrid(Multichannel/stereo) classical


カール・ニルセンの作曲したコメディ・オペラ《仮面舞踏会》は、1906年の初演以来、デンマークの国民的オペラとしての地位を確かなものとし、高い人気を保っています。カール・ニルセンの生誕150年を記念する全曲録音アルバム。指揮者のミケール・シュンヴァント Michael Schønwandt は、ニルセンの音楽のスペシャリストとして知られ、デンマークのナショナルレーベル Dacapo の制作した最初のニルセン交響曲全曲録音に起用。『コペンハーゲン・リング』で知られるカスパー・ベク・ホルテンが演出した王立オペラの2006年公演(Dacapo 2.110407 DVD)もシュンヴァントの指揮でした。2014年8月、デンマーク放送コンサートホールでのセッション録音。スティーヴン・ミリングのイェロニムス、ヨハン・ロイターのヘンリク、ニルス・ヤーアン・リスのレアンダーは、2006年公演と同じキャスト。コミカルな役も得意とするふたりのベテラン歌手、グイド・ペヴァタルーとスティー・フォウ・アナセンが参加しています。

カール・ニルセン(1865–1931)
 歌劇《仮面舞踏会(Maskerade)》 FS39
  ヨハン・ロイター(バス) スティーヴン・ミリング(バス)
  ニルス・ヤーアン・リス(テノール) ドニーズ・ベク(ソプラノ)
  アネ・マーグレーテ・デール(ソプラノ)
  ディテ・ホイゴー・アナセン(ソプラノ)
  クリスチャン・ダムスゴー=マセン(テノール)
  シモン・ドゥース(バス) グイド・ペヴァタルー(バリトン)
  スティー・フォウ・アナセン(テノール)
  クリスチャン・ボラン(バリトン) ステフェン・ブルーン(バス)
  デンマーク国立コンサード合唱団 デンマーク国立交響楽団
  ミケール・シュンヴァント(指揮)

録音 2014年8月12日–25日 デンマーク放送(DR)コンサートホール
制作 クリス・ヘイゼル
録音 ヤン・オルロプ

価格 ¥4,600(本体価格)

Trailer

フォンデール 作品集

Dacapo 8.226113 contemporary


カーステン・フォンデール Karsten Fundal は、デンマークのヴァルビュー生まれ。ハンス・エーブラハムセン、イプ・ヌアホルム、ペア・ヌアゴー、カール・オーウ・ラスムセンに学び、オランダでルイス・アンドリーセンに師事。ナイジェル・オスボーン、とりわけモートン・フェルドマンとの出会いが彼の音楽に強いインパクトを与えたと言われます。「きわめて哲学的で体系的な物の考え方と同時に、聴覚空間、パルス、動きといったものに対する感覚的で直感的に優れた音楽才能をそなえた作曲家」。フォンデールは、コンサートホールや実験的なステージの音楽とともに、ナチスドイツ占領下のレジスタンス活動を描いたデンマーク映画『誰がため(Flammen & Citronen)』をはじめ、内外の映画のための音楽も多く手がけています。EKOZONE は、アヴァンギャルド、ミニマリズム、「クロスオーバー」の作品を中心に演奏するため、指揮者、編曲者としても活躍するマティアス・ロイモト Mathias Reumert(1960–)が2013年に作ったアンサンブル。〈zero one. Nancarrow〉〈one two. Ligeti〉〈one, two, three. Gamelan〉〈into infinite. Xenakis, Feldman〉の間に間奏曲をはさむ構成の《4つのミニチュアと3つの間奏曲》など、6つの作品が演奏されます。

カーステン・フォンデール(1966–) 作品集
 4つのミニチュアと3つの間奏曲(4 Miniatures and 3 Intermzzi)
 (2010)(ピアノと2人の打楽器奏者のための)*/**
 沈黙のポートレート(A Portrait of Silence)(2011)
 (アルトサクソフォーン、ピアノと打楽器のための)*
 メビウス #1(Möbius #1)(2001)(マリンバ独奏のための)*
 メビウス #3(Möbius #3)(2002)
 (ソプラノサクソフォーンとヴィブラフォーンのための)**
 テンポ・ピエガメント(Tempo Piegamento)(2009)
 (打楽器独奏のための)**
 ソナタ第1番《Drones and Waves》(1996)(ピアノ独奏のための)
  ロルフ・ハインド(ピアノ)
  マティアス・ロイモト(打楽器、マリンバ)*
  マティアス・サイベク(打楽器、ヴィブラフォーン)**
  ペーテル・ナバロ=アロンソ(サクソフォーン)
  EKKOZONE カーステン・フォンデール(指揮)

録音 2014年2月10日–12日 王立デンマーク音楽アカデミー(コペンハーゲン)

価格 ¥2,000(本体価格)

アナス・コペル 作品集

Dacapo 6.220633 SACD hybrid(Multichannel/stereo) contemporary



アナス・コペル(1947–) 作品集
 リコーダー、サクソフォーンと管弦楽のための協奏曲(2010)
 メゾサクソフォーン、チェロ、ハープと管弦楽のための三重協奏曲(2009)
  ミカラ・ペトリ(リコーダー) ベンヤミン・コペル(サクソフォーン) 
  オイシーネ・ヒュー=クヌセン(チェロ)
  ティーネ・レーリング(ハープ)
  オーゼンセ交響楽団アンサンブル
  ヘンリク・ヴァウン・クリステンセン(指揮)

録音 2013年5月10日–13日 オーゼンセ・コンサートホール
制作 モーテン・モーウンセン
録音 クラウス・ビューリト

価格 ¥2,250(本体価格)

カール・ニルセン 協奏曲

Dacapo 6.220556 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical



カール・ニルセン(1865–1931)
 ヴァイオリン協奏曲 FS61(Op.33)
 フルート協奏曲 FS119 クラリネット協奏曲 FS129(Op.57)
  ニコライ・スナイダー(ヴァイオリン)
  ロベール・ランジュヴァンン(フルート)
  アンソニー・マッギル(クラリネット)
  ニューヨーク・フィルハーモニック アラン・ギルバート(指揮)

録音 2012年10月10日–13日(ヴァイオリン、フルート)、2015年1月7日–10日、13日(クラリネット) エイヴリー・フィッシャー・ホール(リンカンセンター、ニューヨーク)
制作 プレーベン・イーヴァン、マッツ・エングストレム
録音 プレーベン・イーヴァン

価格 ¥2,250(本体価格)

Concertos

カール・ニルセン 交響曲・協奏曲全集

Dacapo 6.220556 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical



カール・ニルセン(1865–1931)
 交響曲・協奏曲全集
[CD1] 交響曲第3番 FS60(Op.27)《ひろがりの交響曲》
 交響曲第2番 ロ短調 FS29(Op.16) 《4つの気質》 
 [6.220623]
[CD2] 交響曲第4番 FS76(Op.29) 《消しがたきもの》 
 交響曲第1番 ト短調 FS16(Op.7)[6.220624]
[CD3] 交響曲第5番 FS97(Op.50)
 交響曲第6番 FS116 《簡素な交響曲》[6.220625]
[CD4] ヴァイオリン協奏曲 FS61(Op.33) フルート協奏曲 FS119
 クラリネット協奏曲 FS129(Op.57)[6.220556]
  ニューヨーク・フィルハーモニック アラン・ギルバート(指揮)
  エリン・モーリー(ソプラノ) ジョシュア・ホプキンズ(バリトン)
  ニコライ・スナイダー(ヴァイオリン)
  ロベール・ランジュヴァンン(フルート)
  アンソニー・マッギル(クラリネット)

価格 ¥5,100(本体価格)

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J・S・バッハの息子と弟子たち

Daphne DAPHNE1052 classical


ハンス・ファーギウス Hans Fagius(1951–)は、J・S・バッハのオルガン作品を全曲録音(BIS)したスウェーデンのオルガニスト。さまざまな鍵盤楽器の演奏技術、通奏低音、即興、和声法と対位法、作曲をJ・S・バッハに学んだ音楽家たちの作品集。スコーネ地方のホール(ハール)教会に設置された、スロヴェニアのオルガン工房、モチュニク製作の楽器は、響きの美しさと軽やかさが特色です。

『J・S・バッハの息子と弟子たち』
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713–1780)
 B-A-C-H主題によるフーガ 変ロ長調 トリオ ホ短調
W・F・バッハ(1710–1784) フーガ 変ロ長調 フーガ ハ短調
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714–1785)
 おのれを潔めよ私の心よ(Mache dich, mein Herz, bereit)
 装うべし、おお愛する魂よ(Schmücke dich, o liebe Seele) 
 主イエスよ助けたまえ(Hilf, Herr Jesu, lass gelingen)
ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728–1788)
 幻想曲 ヘ長調
C・P・E・バッハ(1714–1788) ソナタ ヘ長調 Wq.70/3
 幻想曲とフーガ ハ短調 Wq.119/7
 J・S・バッハのコラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」
  によるオルガン・コラール
ヨハン・クリスチャン・キッテル(1732–1809)
 16の大前奏曲 - 第5番 ニ長調 第9番 ホ長調 第12番 ヘ短調
  第15番 ト長調
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713–1780)su
 ああ神よ、わが嘆きを聞きたまえ(Ach Gott, erhör mein )
 「主イエス・キリストよ、われを顧みたまえ」による幻想曲
 (Fantasia sopra “Herr Jesu Christ, dich zu uns wend”)
 トッカータとフーガ ホ長調
  ハンス・ファーギウス(オルガン) [ホール教会のモチュニク・オルガン]

録音 2014年4月 ホール教会(ホール、スウェーデン)

価格 ¥2,450(本体価格)

Sons and Pupils of J. S. Bach

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暖かな夜の中へ

Acte Prealable AP0342 contemporary


フィンランドの作曲家。ペルッティ・ヤラヴァ Pertti Jalava は、ユッカ・リンコラと同じように、ジャズのミュージシャンを出発点にクラシカルの音楽を手がけるようになった音楽家のひとり。ジャズとクラシカルをクロスオーバーのスタイルに結びつけず、それぞれのジャンルに区分するやり方もリンコラに似ています。「自由調性による、時としてネオロマンティックともいえるスタイル」の第1番《いなくなった子供》と「ほぼ同じようなスタイルで書かれながら、多少の鋭さも感じさせる」(キンモ・コルホネン)第2番の2つの交響曲がヤラヴァのもっとも重要な作品とされ、室内楽のための音楽も彼の作品リストで大きな位置をしめています。ペッペ・ヤラヴァ・バンド Peppe Jalava Band で録音した『海岸へ行こう(Go to the Beach)』(Alba ABCD304)がジャズの代表的アルバム。フィンランドのギタリスト、キンモ・ラフネン Kimmo Rahunen とポーランドの音楽家たちによる室内楽のための作品集。アルバムタイトルは《あなたが眠っているあいだに、わたしはドアを開け》から採られました。

暖かな夜の中へ - ペルッティ・ヤラヴァ(1960–) 室内楽のための音楽
 ワシミミズク(Huuhkaja)(2009)(ギターと弦楽四重奏のための)
 6つの小品(6 miniatures)(1998)(ギターのための)
 弦楽四重奏第1番《春の小川の描画(Kuvia kevätpurolta)》(2006/09)
 あなたが眠っているあいだに、わたしはドアを開け
 (Kun nukuit, avasin oven)(2010)
 (フルート、ハープとヴィオラのための)
  キンモ・ラフネン(ギター)
  アカデモス四重奏団
   アンナ・シャベルカ(第1ヴァイオリン)
   ヨアンナ・ツォギェル(第1ヴァイオリン)
   アレクサンドラ・バトク(ヴィオラ)
   ソビク=プトク・ダヌタ(チェロ)
  ロリエン三重奏団
   アリチヤ・リゼル=モリトリス(フルート)
   アグニェシュカ・カチマレク=ビャリク(ハープ)
   アレクサンドラ・バトク(ヴィオラ)

録音 2014年3月 カトヴィツェ(ポーランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

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ブルッフ ヴァイオリン協奏曲

BIS SACD2069 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


シェーンベルクのヴァイオリン作品全集(CD1407)やシューマンのソナタ全曲(SACD1784)を録音したスウェーデンのヴァイオリニスト、ウルフ・ヴァリーン Ulf Wallin が、ブルッフを録音しました。1877年の春から夏にかけてボンで作曲され、サラサーテに献呈された、〈アダージョ・マ・ノン・トロッポ〉、アレグロ・モデラートの〈レチタティーヴォ〉、アレグロ・モルトの〈終曲〉のヴァイオリン協奏曲第2番。「アダージョ」の《イン・メモリアム》と《コンツェルトシュテュック 嬰ヘ短調》。オッコ・カム Okko Kamu 指揮ベルリン・ドイツ交響楽団の共演です。

マックス・ブルッフ(1838–1920)
 ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 Op.44
 イン・メモリアム(In memoriam) Op.65
 コンツェルトシュテュック 嬰ヘ短調 Op.84
  ウルフ・ヴァリーン(ヴァイオリン)
  ベルリン・ドイツ交響楽団 オッコ・カム(指揮)

録音 2014年5月 イエス・キリスト教会(ベルリン)

価格 ¥2,650(本体価格)

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グリーグ、エヴュー

Grand Piano GP689 classical


作曲者と親交のあったグレインジャー Percy Grainger(1882–1961)の校訂した版によるグリーグのイ短調協奏曲と、ヘルゲ・エヴューの「グリーグの断片に基づく」ピアノ協奏曲。ヘルゲ・エヴュー Helge Evju(1942–)は、ノルウェー、ドランメン生まれのピアニスト。1961年から1963年にかけてアメリカ、マサチューセッツ州のブランダイス大学で学び、1968年にオスロ・フィルハーモニック、ベルゲン・フィルハーモニック、ノルウェー歌劇場管弦楽団と共演してデビューしました。1971年から歌劇場のピアニストを務め、モーツァルトのピアノ協奏曲のために書いたカデンツァのコレクションをドイツで出版しています。ピアノ協奏曲ロ短調は、グリーグの残した断片とスケッチに基づき、1997年に作られました。〈モデラート・トランクウィッロ〉〈スケルツォ〉〈アダージョ〉〈カデンツァ〉〈終曲〉。最近では、2009年3月にリトアニアのカウナスで行われたグリーグ=チュリュリョーニス・フェスティヴァルで演奏されています。ピアニストのカール・ペッテション Carl Pettersson(1981–)は、スウェーデンのルンド生まれ。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーに学びました。

『グリーグ、エヴュー』
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16(パーシー・グレインジャー校訂版)
 ピアノ協奏曲 ロ短調(断片) EG120(ピアノのための)
ヘルゲ・エヴュー(1942–) ピアノ協奏曲 ロ短調(1997)
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)(ヘルゲ・エヴュー(1942–)編曲)
 睡蓮を手に(Med en vandlilje) Op.25-4(ピアノのための)
 ある夢(Ein Traum/En drøm) Op.48-6(ピアノのための)
   カール・ペッテション(ピアノ)
  プラハ放送交響楽団 ケリー・ストラットン(指揮)

録音 2014年3月2日(グリーグ協奏曲)、3月3日(エヴュー) チェコ放送局(プラハ、チェコ)、6月28日 王立デンマーク音楽アカデミー(コペンハーゲン)

価格 ¥1,800(本体価格)

Grieg A-minor Concerto

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ステーンハンマル、シベリウス ピアノ作品集

Capriccio C5229 classical


カッサンドラ・ヴィス Cassandra Wyss(1993–)はスイスのルガーノ生まれ。オーストリア、ブレゲンツのフォアアールベルク州立大学でカール=ハインツ・ケンメルリング、ザルツブルクのモーツァルテウムでスタン・フォードにピアノを学びました。テノール歌手のフランシスコ・アライサに学び、ソプラノ歌手としても活動。現在はウィーンで、デンマークのピアニストで指揮者のニルス・ムースの下で学んでいます。2012年、ステーンハンマルのピアノ作品集(3つの幻想曲 晩夏の夜 ピアノソナタ 変イ長調)(C5117)でレコード・デビュー。2014年録音の第2作では、歌曲と管弦楽曲の編曲を含むステーンハンマルとシベリウスの作品が演奏されます。

ステーンハンマル、シベリウス ピアノ作品集
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871–1927)
 ピアノソナタ ト短調(1890)
 間奏曲(Intermezzo)(1898) 即興曲(Imprmptu) 変ト長調(1898)
 即興曲ワルツ(Impromptu-Vals) フュリア(Fylgia)(ピアノのための)
ジャン・シベリウス(1865–1527)
 悲しいワルツ(Valse triste)Op.44-1(ピアノのための)
 ロマンス(Romance) 変ニ長調 Op.24-9
 6つの即興曲(Kuusi impromptua) Op.5
 フィンランディア(Finlandia)Op.26(ピアノのための)
  カッサンドラ・ヴィス(ピアノ)

録音 2014年8月4日–6日 聖アンドレーアス教会(ベルリン)

価格 ¥2,600(本体価格)

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献呈

Chamber Sound CSCD13050 contemporary


ソプラノサックス奏者のスヴェン・ヴェステルベリ Sven Westerberg を中心に1969年に結成されたアンサンブル。フランス在住の中国の作曲家、レイレイ・チャン(チャン・レイレイ) Leilei Tian、ルーマニアのドイナ・ロタル Doina Rotaru、主にエレクトロ=アクースティック作品を手がけるスウェーデンのパウリーネ・スンディン Pauline Sundin、エストニア生まれのトゥール Erkki-Sven Tüür に委嘱した作品集。

『献呈(Dedicated)』
レイレイ・チャン(1971–)
 La Caverne des Idées(思想の洞窟)(2010)
ドイナ・ロタル(1951–) Alean
パウリーネ・スンディン(1970–) Ti Chor(1997)
 Taal Bundu(2006–09)
 表面張力(Ytspänning)(2010)
 (サクソフォーン四重奏とオーケストラのための)*
エルッキ=スヴェン・トゥール(1959–) 哀歌(Lamentatio)
  ストックホルム・サクソフォーン四重奏団
  ムシカ・ヴィテ室内管弦楽団 *

録音 2010–年2011年

価格 ¥2,450(本体価格)

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Romantic Evergreen 2

Chamber Sound CSCD14052 jazz



Eva Meets Hubert - Romantic Evergreen 2
 Love for Sale(Cole Porter)
 Almost like Being in Love(FrederickLoewe/Alan Jay Lerner)
 Desafinado(Antonio Carlos Jobim)
 Hallelujah I Just Love Her So(Ray Charles)
 ‘Round Midnight(Thelonious Monk)
 Lover Man(Jimmy Davis/Roger Ramirez/James Sherman) 
 Reach for Tomorrow(Jimmy McHugh/Ned Washington)
 Moon River(Henry Mancini/Johhny Mercer) 
 The Very Thought of You(Ray Noble)
 S’ Wonderful(George Gershwin/Ira Gershwin)
 Waltz for Debby(Bill Evans)
 Like Someone in Love(Jimmy van Heusen/Johnny Burke)
 Time after Time(Sammy Cahn/Jule Styne)
 In My Solitude(Duke Ellington)
  エヴァ・スタンコ(ヴォーカル)
  フーベルト・シムチンスキ(ピアノ、ヴォーカル)
  ユーハン・オトルンド(ベース)
  ヨッケ・ヴィークストレム(トランペット)
  ユナタン・マッティンソン(ドラムズ)
  ホーカン・トゥーネル(トロンボーン)

価格 ¥2,450(本体価格)

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グリーグ ヴァイオリンソナタ全集

Audite AU97707 classical


フランツィスカ・ピーチュ Franziska Pietsch は旧東ドイツ生まれ。ベルリンでデビュー。その後、ジュリアード音楽院のドロシー・ディレイと、ルッジェーロ・リッチの下で学びました。トリオ・テストーレの創設メンバー。



エドヴァルド・グリーグ(1843–1907) ヴァイオリンソナタ全集
 ヴァイオリンソナタ第1番 ヘ長調 Op.8
 ヴァイオリンソナタ第2番 ト長調 Op.13
 ヴァイオリンソナタ第3番 ハ短調 Op.45
  フランツィスカ・ピーチュ(ヴァイオリン)
  デトレフ・アイシンガー(ピアノ)

録音 2014年12月4日–6日 ビブリオテークザール(ポリング、バイエルン)

価格 ¥2,350(本体価格)

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Natural Artefacts - California Connection

LJ Records LJCD5258 jazz/contemporary


Natural Artefacts は、MWENDO DAWA のミュージシャンふたり、スサンナ・リンデボリ Susanna Lindeborg とウーヴェ・ユーハンソン Ove Johansson が、ライヴエレクトロニクス、ジャズ、即興と新音楽を融合させたユニークなサウンドと新しい音楽をめざし、作曲家ペール・アンデシュ・ニルソン Per Anders Nilsson とスタートさせたコラボレーション。『California Connection』は、彼らが行ったカリフォルニア・ツアーのカリフォルニア大学バークリー校 CNMAT(The Center for New Music and Audio Technologies)のライヴ録音と、同じ日のスタジオ録音を組み合わせたアルバム。

Natural Artefacts - California Connection
 California Connection Hadkeu uekdah Bay Bridge
 Webern lines Golden Gate Bridge New stream four
 Richmond-San Rafael Bridge Near the coast
 Dumbarton Bridge San Mateo-Hayward Bridge
 Chasing Webern Antioch Bridge Carquinez Bridge
  スサンナ・リンデボリ(ピアノ、エレクトロニクス)
  ウーヴェ・ユーハンソン(テナーサックス、EWI、エレクトロニクス)
  ペール・アンデシュ・ニルソン(exPressurePad、エレクトロニクス)
  ゲスト  ジノ・ロベア(パーカッション、エレクトロニクス)
   ティム・パーキズ(エレクトロニクス)

価格 ¥2,450(本体価格)

Sudden Meeting

LJ Records LJCD5257 2CD’s jazz/contemporary



リンデボリ、ユーハンソン - Sudden Meeting
[CD1] Session 1
[CD2] Session 2 Session 3
  スサンナ・リンデボリ(キーボード、エレクトロニクス)
  ウーヴェ・ユーハンソン(テナーサックス、ewi、エレクトロニクス)
  トマス・ファント(ベース)
  ミケール・アンデション(ドラムズ、パーカッション、エレクトロニクス)

価格 ¥4,900(本体価格)

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