2015年8月



Our Select

ショパン ピアノ作品集 I–II

Estonian Classics EC014/015 2CD’s classical


エストニアのピアニスト。トゥビンのピアノ作品全集(BIS CD414/416)と、ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための作品全集(CD541/542)の録音で知られるヴァルド・ルメセン Vardo Rumessen(1942–)がショパンの作品を録音しました。ピアニストとして音楽家として、そして人として、過ぎ去った日々を内省する。そうした趣が漂います。ルメセンが執筆した『フレデリク・ショパン-ピアノの心と魂』の一文がブックレットに収められました(エストニア語、英語)。

[追記] エストニアの報道によると、8月25日朝、ヴァルド・ルメセン氏が病気のため亡くなりました。トビアス、マルト・サール、ヘイノ・エッレル、エドゥアルド・オヤたち、エストニア作曲家の作品の紹介に努め、トゥビン作品の解釈は、BIS のアルバムを通じ、国際的にも高く評価されてきました。2004年10月25日、広島のコンサートではいくつかのハプニングもありました。懐かしい思い出です。心からの哀悼の意を表します。

フレデリク・ショパン(1810–1849) ピアノ作品集 I–II
[CD1] 前奏曲 ハ長調 Op.28-1 前奏曲 ホ短調 Op.28-3
 前奏曲 イ長調 Op.28-7 前奏曲 嬰ヘ短調 Op.28-8
 前奏曲 イ短調 Op.28-2 前奏曲 嬰ハ短調 Op.28-10
 前奏曲 ロ長調 Op.28-11 前奏曲 変ホ短調 Op.28-14
 前奏曲 変ニ長調 Op.28-15 夜想曲 嬰ハ短調 Op.posth
 マズルカ ホ短調 Op.41-2 マズルカ イ短調 Op.17-4
 マズルカ ト短調 Op.24-1 マズルカ ハ短調 Op.30-1
 マズルカ ヘ短調 Op.63-2 マズルカ ヘ短調 Op.68-4
 マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1 マズルカ ロ短調 Op.33-4
 マズルカ イ短調 Op.68-2 マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
[CD2] 練習曲 ヘ短調 Op.posth 練習曲 変イ長調 Op.25-1
 練習曲 変ホ短調 Op.10-6 練習曲 変ト長調 Op.10-5
 夜想曲 変ホ長調 Op.9-2 夜想曲 ト短調 Op.37-1
 夜想曲 ヘ短調 Op.55-1 ワルツ イ短調 Op.34-2
 ワルツ ロ短調 Op.69-2 ワルツ ヘ短調 Op.70-2
 子守歌 変ニ長調 Op.57 ポロネーズ ハ短調 Op.40-2
 バラード第3番 変イ長調 Op.47
  ヴァルド・ルメセン(ピアノ) [ピアノ Steinway & Sons]

録音 2010年10月27日、11月13日、12月5日、2014年3月5日–6日 エストニア・コンサートホール(タリン、エストニア)
録音 タネル・クレスメント

価格 ¥3,500(本体価格)

試聴盤があります

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わが命の光

BIS SACD2184 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary/classical


オスロを本拠とするノルウェー・ソリスト合唱団 Det Norske Solistkor は、1950年、作曲家クヌート・ニューステット Kunt Nystedts により創設されました。洞察にもとづく解釈をひろがりのある深い響きに実現した音楽は、高く評価され、ノルウェーと北欧を代表する合唱アンサンブル、ヨーロッパ屈指の室内合唱団に挙げられてきました。1990年からはグレーテ・ペーデシェン Grete Pedersen が芸術監督を務め、彼女の個性を映しつつ、ニューステットの目指した「芸術」をさらなる高みへと導く努力を続けています。グリーグの合唱作品集(BIS SACD1661)、ブラームスとシューベルトの作品集『秋に』(SACD1869)、ヴァーレン、メシアン、ヴェーベルン、ベルクを曲を歌った『屈折』(SACD1970)、フィドル奏者のイェルムン・ラーシェンを加えた「ノルウェー民俗音楽の印象」『白夜』(SACD1871)、クリスマス・アルバム『バラ』(SACD2029)につづく BIS Records の第6作『わが命の光』は、主に哀悼の音楽で構成され、2014年12月8日に99歳で亡くなった創設者ニューステットへの「墓碑銘」ともみなされるアルバムとして制作されました。

プログラムは、ニューステットの代表的作品と彼がボーイソプラノだったオラヴ少年合唱団の時代から親しみ、その後のキャリアに深く関わってきたJ・S・バッハの作品。ニューステットの作品は5曲です。1957年に出版された混声合唱のための《3つのモテット》のうちもっとも広く知られる一作となった『ヨハネの福音書』による《わたしは、平和をあなたがたに残し》。バビロニアに捕らえられたユダヤ人の解放を予言する『イザヤ書』の2つの章がテクストの《恐れることはない》。『ルカによる福音書』(1章28節)の天使ガブリエルによる「受胎告知」をテクストとしたヴァイオリンと混声合唱のための《アヴェ・マリア》。イエス・キリストの体を担い「どの星よりも輝かしい」十字架を讃える聖ヴェナンティウス・フォルトゥナトゥスの詩による《おお十字架よ》。バッハのコラール「甘き死よ来れ(Komm, süßer Tod)」を素材に、和声、歌手の配置、声部の受け継ぎに工夫を凝らし「時間を超越し永遠に生きるバッハ」を印象づけることを試みた《不滅のバッハ》。ラテン語、ドイツ語、英語と異なる言語をテクストに採った、ニューステットの多様なスタイルと技法を示す5曲が選ばれました。バッハは、ある葬儀のために1736年から1737年にかけ作曲されたとされる《おおイエス・キリスト、わが命の光》と、バッハの現存するモテットのうちもっとも長い《イエス、わが喜び》の2つのモテットです。

ノルウェー・ソリスト合唱団と共演する弦楽オーケストラ、アンサンブル・アレグリア Ensemble Allegria は、2007年、ノルウェー国立音楽アカデミーの学生たちによって創設されました。オスロの国立音楽アカデミーとコペンハーゲンの王立音楽アカデミーで学び、2011年8月からスタヴァンゲル交響楽団のコンサートマスターを務めるマリア・アンゲリカ・カールセン Maria Angelika Carlsen(1988–)がリーダーと芸術監督。ノルウェーの石油会社スタトイルの主宰するスタトイル・タレント賞をアンサンブルとしては初めて受賞しています。アルバムの録音セッションはオスロのリス教会で行われました。1990年のニューステット・フェアウェルコンサートでノルウェー・ソリスト合唱団が歌った《不滅のバッハ》は、この録音では、ペーデシェン編曲の混声合唱と弦楽オーケストラための版が使われています。

『わが命の光(Mein Lebens Licht)』
クヌート・ニューステット(1915–2014)
 わたしは、平和をあなたがたに残し
 (Peace I Leave with You) Op.43-2(混声合唱のための)
ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685–1750)
 モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光
 (O Jesu Christ, meins Lebens Licht)」 BWV118
クヌート・ニューステット(1915–2014)
 恐れることはない(Be not afraid) Op.146(混声合唱のための)
 アヴェ・マリア(Ave Maria) Op.110
 (ヴァイオリンと混声合唱のための)
ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685–1750)
 モテット「イエス、わが喜び(Jesu, meine Freude)」 BWV227
クヌート・ニューステット(1915–2014)
 おお十字架よ(O Crux)Op.79(混声合唱のための)
クヌート・ニューステット(1915–2014)(グレーテ・ペーデシェン 編曲)
 不滅のバッハ(Immortal Bach)(1987)
 (合唱と弦楽オーケストラのための)
  ノルウェー・ソリスト合唱団 グレーテ・ペーデシェン(指揮)
  アンサンブル・アレグリア
  マリア・アンゲリカ・カールセン(リーダー、ヴァイオリンソロ)
  ヤン・ベッテルセン(オーボエ)
  マグダレーナ・オルロフスカ(オーボエ)
  アレッサンドロ・カプロッティ(ファゴット)
  クヌート・ヨハンネセン(オルガン)

録音 2015年2月 リス教会(オスロ、ノルウェー)
制作・録音 イェンス・ブラウン

価格 ¥2,650(本体価格)

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署名

Danacord DACOCD762 contemporary/classical


クリスティーネ・プリュン Christine Pryn(1976–)はデンマークのヴァイオリニスト。オーゼンセにあるカール・ニルセン音楽アカデミーのソリストクラスで学び、ドイツとフィンランドに留学。ソリスト、室内楽奏者として活動し、1997年には、メシアンの《時の終わりのための四重奏曲》(DACOCD736)を録音したアンサンブル・ノーアリュス Ensemble Nordlys を結成しました。『署名』は彼女のソロアルバム第1作。100を超す曲の初演を手がけた彼女のレパートリーから「コントラスト、展開、遠近」をテーマに選んだ「新しい音楽と古い音楽」6曲によるプログラムが組まれました。デンマークのベント・サーアンセン(セーアンセン) Bent Sørensen の作品は、アーサー王物語の人物を描いたイギリスの画家ジョン・ウィリアム・ウォータハウス John William Waterhouse の『シャロットの女』からインスピレーションを得たという「夢の情景と歌」。ポーランドのラファウ・アウグスティン Rafal Augustyn のヒンドゥ哲学とガムラン音楽の反復音型をインスピレーションの源とする《周期的小品第1番》の「出現と再出現」。パガニーニの《24のカプリース》によるコラージュ、シュニトケの《ア・パガニーニ》の「表現と隔たり」。英語の “anthems” (アンセム)とフランス語の “thèmes”(テーマ)を合わせた曲名をもつピエール・ブーレーズの《アンテーム》の「旋律と透明性」。バッハの《シャコンヌ》への「賛辞」、ルチアーノ・ベリオの《セクエンツァ第8》の「ドラマと展開」。そして、J・S・バッハの《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番》の終楽章〈シャコンヌ(Ciaconna)〉の「構造と変奏」。明確な「イメージ」とともにプログラムを展開させていきます。

署名(Signature)- 独奏ヴァイオリンのための作品
ベント・サーアンセン(1958–)
 シャロットの女(The Lady of Shalott)(1987)
ラファウ・アウグスティン(1951–)
 周期的小品第1番(Utwor cykliczny no1/Cyclic Piece No.1)
アルフレート・シュニトケ(1934–1998)
 ア・パガニーニ(A Paganini)(1982)
ピエール・ブーレーズ(1925–)
 アンテーム(Anthèmes)(1992)
ルチアーノ・ベリオ(1925–2003)
 セクエンツァ第8(Sequenza VIII)(1976)
J・S・バッハ(1685–1750)
 シャコンヌ(Ciaconna)(1720)
  クリスティーネ・プリュン(ヴァイオリン)

録音 2014年12月29日–30日、2015年5月1日–2日、7月1日、7月3日 ソーウンフリー教会(ソーウンフリー、デンマーク)
録音 カーステン・ヴォルスタズ

価格 ¥2,450(本体価格)

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トマス・フォネスベク - Where we belong

Prophone PCD159 jazz


ラーシュ・ヤンソン・トリオのベーシスト、デンマーク生まれのトマス・フォネスベク Thomas Fonnesbæk(1977–)の「シンプルなメロディの主題をリズミックな推進力と結びつけた」作品を中心に、トリオの3人が共作した2曲、ヴィクター・ヤングとジューリー・スタインのスタンダードナンバー、カール・ニルセンの《10のデンマーク小歌曲》の〈かあさん、太陽があんなに赤いよ〉を加えたプログラム。優れた技巧をもつアンサンブルは、どんなふうに音楽を創るか。コンサートをライヴ収録した2時間半の音源から、彼らの音楽のエッセンスが凝縮されているという12曲が選ばれました。

トマス・フォネスベク - Where we belong
 ノルランド(Norrland)(Fonnesbæk) Cooking(Fonnesbæk)
 The Accounter(Fonnesbæk)
 First Impressions Last(Fonnesbæk)
 No Gluten, please!(Fonnesbæk/Jansson/Svanberg)
 Do it!(Fonnesbæk) I am who am I?(Fonnesbæk)
 Where we belong(Fonnesbæk)
 Beautiful Love(Victor Young/Wayne King/Egbert Van Alstyne)
 The Swedish Way(Fonnesbæk/Jansson/Svanberg)
 かあさん、太陽があんなに赤いよ(Solen er så rød mor)(Carl Nielsen)
 Just in time(Jule Styne)
  ラーシュ・ヤンソン・トリオ
   トマス・フォネスベク(ベース) ラーシュ・ヤンソン(ピアノ)
   パウル・スヴァンベリ(ドラムズ)

録音 2014年6月9日–10日 ニレント・スタジオ(ヨーテボリ、スウェーデン)
録音 ラッセ・ニルソン、ミケール・ダールヴィド

価格 ¥2,350(本体価格)

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More Than a Pair - do play!

Prophone PCD158 jazz


ヨーテボリのジャムセッションで出会ったジャズヴォーカリストのペルニッラ・アンデション Pernilla Andersson とトランペッターのサミュエル・オールソン Samuel Olsson が、8年後、2人の子とタウンハウスとともに手に入れたジャズ・セクステット More Than a Pair のデビューアルバム。サクステットのメンバーは、ペルニッラ、サミュエル、子息ヴィリアムとエドヴァルドの兄弟、そしてベーシストのアダム・リンドブルム Adam Lindblom と、時にはキューバ風のタッチも添えるピアニストのダーヴィド・トールネベク David Törnebäck。『サウンド・オブ・ミュージック』の〈ドレミの歌〉のアップテンポ・バージョン、映画『カラミティ・ジェーン』でドリス・デイが歌った《シークレット・ラブ》を彼女へのオマージュとともに……オリジナル曲の《The Too Late Bucket》と《Wander》、ガーシュウィンの2曲、エロル・ガーナーの《ミスティ》。コール・ポーターの《エニシング・ゴーズ》でアルバムを閉じるプログラムです。編曲はサミュエル・オールソン。《I Got Rhythm》はサラ・ヴォーン、《Go down Sunshine》はオデッタ・ホームズのバージョンをベースにした編曲です。

More Than a Pair - do play!
 Do-Re-Mi(Richard Rodgers/Oscar Hammerstein II)
 Secret Love(Sammy Fain/Paul Francis Webster)
 Old Devil Moon(Burton Lane/E.Y. Harburg)
 Go down Sunshine(Felicia Gordon)
 Jazzbacillen(Horace Silver/Peter Himmelstrand)
 The Too Late Bucket(Samuel Olsson)
 Wander(Pernilla Andersson/Karin Rosenberg)
 They Can’t Take That away from Me(George Gershwin/Ira Gershwin)
 I Got Rhythm(George Gershwin/Ira Gershwin)
 Misty(Errol Garner/Johnny Burke)
 That Old Black Magic(Harold Arlen/Johnny Mercer)
 Anything Goes(Cole Porter)
  More Than a Pair
   ペルニッラ・アンデション(ヴォーカル)
   サミュエル・オールソン(トランペット、フリューゲルホルン)
   ヴィリアム・オールソン(テナーサックス、フルート)
   ダーヴィド・トールネベク(ピアノ)
   アダム・リンドブルム(ベース)
   エドヴァルド・オールソン(ドラムズ)

録音 2015年4月18日–19日 スンニンゲ・サウンド(ウッデヴァッラ、スウェーデン)
録音 クリステル・オーロフソン

価格 ¥2,350(本体価格)

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シベリウス/ニルセン ヴァイオリン協奏曲

Orfeo ORFEO896152 2CD’s classical


サントゥ=マティアス・ロウヴァリ Santtu-Matias Rouvali(1985–)は、フィンランドの指揮者、打楽器奏者。シベリウス・アカデミーでセーゲルスタムに指揮法を学び、フィンランド放送交響楽団、タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団、キュミ・シンフォニエッタ、オストロボスニア室内管弦楽団、タピオラ・シンフォニエッタ、ラハティ交響楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団などを指揮。2011年秋からタピオラ・シンフォニエッタの芸術パートナー、2013年秋からタンペレ・フィルハーモニックの首席指揮者を務めています。オスロ・フィルハーモニック、BBC交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団と客演がつづき、2014年には東京交響楽団を指揮しました。ラトビア出身のバイバ・スクリデ Baiba Skride がソロを弾くシベリウスとニルセン。コルホネンがソロを弾いたキンモ・ハコラと細川俊夫のギター協奏曲(Ondine ODE1219-2)に次ぐロウヴァリの録音です。

ジャン・シベリウス(1865–1957) ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 2つのセレナード Op.69(ヴァイオリンと管弦楽のための)
  第1番 ニ長調 Op.69a 第2番 ト短調 Op.69b
カール・ニルセン(1865–1931) ヴァイオリン協奏曲 FS61(Op.33)
  バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
  タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
  サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指揮)

録音 2015年1月7日–9日 タンペレホール(タンペレ、フィンランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

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SEONVEH

Simax PSC1339 contemporary/classical


ノルウェーのギタリスト。スタイン=エーリク・オールセン Stein-Erik Olsen(1953–)は、ベルゲンのグリーグ・アカデミーの教授を務め、ソリスト、室内楽奏者として活動しています。『SEONVEH』は、ブローウェル、ヴィラ=ロボス、コシュキンの協奏曲を集めた2014年の『ハバナ、リオ、モスクワ』(PSC1313)につづく新作。ノルウェーの作曲家ヴォスレフが1966年から2011年にかけて作曲したギターのための音楽が4曲、演奏されます。

シェティル・ヴォスレフ Kjetil Hvoslef は、作曲家ハーラル・セーヴェルーを父にベルゲンに生まれました。ベルゲン音楽院でオルガン演奏を修め、ストックホルムのブルムダールとリードホルム、ロンドンのトマス・ライナとアンリ・ラザロフに作曲を学びました。シンプルなものと複雑なものを結ぶことに長け、管弦楽曲と協奏曲、器楽曲、舞台とテレビのための音楽と、特定の作曲技法やスタイルに固執することなく、幅広いジャンルに多くの作品を発表してきました。今日ノルウェーでもっとも尊敬される作曲家のひとり。オールセンは、1973年から1977年にかけて、彼に音楽理論を学びました。

「悲しげな歌」「詩」「鳥のさえずり」「マーチ」など、多彩な表情をもつ5つの楽章から構成された《ギター五重奏曲》。ヴォスレフが「作曲者の夢」とまで言うオールセン、ヴィンデネス、ハウグランの「トリオ」のために作曲し、三人の名前のイニシャルを曲名に採った《SEONVEH》は、クラシカルギターの限界に挑んだ色彩的な音楽。「ロマンティックな楽器」フルートとギターの「恋愛」をイメージしたという《二重協奏曲》。ギターという楽器の音色、テクスチュア、表現の可能性を探る〈ヴィヴァーチェ〉〈アダージョ〉〈アンダンティーノ〉〈モデラート〉〈レント〉〈アニマート〉の《6弦のための6つの小品》。

ベルゲン大学カレッジで教えるニョル・ヴィンデネス Njål Vindenes(1957–)とエギル・ハウグラン Egil Hauglan(1959–)、ベルゲン・フィルハーモニックの首席フルート奏者を務めたグロー・スキプステード・サンヴィーク Gro Schibsted Sandvik(1942–)、オスロ・フィルハーモニックのメンバーたち、第1コンサートマスターのエリセ・ボートネス Elise Båtnes、ダニエル・ダルノキ Daniel Dalnoki とイーダ・ブリューン Ida Bryhn、ソロと室内楽の奏者として活動するチェリストのトールン・スターヴセン Torunn Stavseng、ノルウェー室内管弦楽団とクリスチャン・エッゲン Christian Eggen(1957–)。ノルウェー音楽シーンの第一線で活躍する音楽家たちの共演です。

SEONVEH - シェティル・ヴォスレフ(1939–) ギターのための音楽
 ギター五重奏曲(2004)*
 SEONVEH(2011)(3つのギターのための)**
 フルート、ギターと弦楽オーケストラのための二重協奏曲(1977)†
 6弦のための6つの小品(1966)
  スタイン=エーリク・オールセン(ギター)
  エリセ・ボートネス(ヴァイオリン)*
  ダニエル・ダルノキ(ヴァイオリン)*
  イーダ・ブリューン(ヴィオラ)*
  トールン・スターヴセング(チェロ)*
  エギル・ハウグラン(ギター)** ニョル・ヴィンデネス(ギター)**
  グロー・スキプステード・サンヴィーク(フルート)†
  ノルウェー室内管弦楽団 クリスチャン・エッゲン(指揮)

録音 2014年10月1日–4日 ロンメダーレン教会(ベールム)(*/†)、2014年6月9日–11日 ヴァクスダール教会(ヴァクスダール、ノルウェー)
制作 サイモン・キルン(*/†)、アルネ・アクセルベルグ、スタイン=エーリク・オールセン
録音バランス・エンジニアリング アルネ・アクセルベルグ

価格 ¥2,450(本体価格)

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ベートーヴェン 管弦楽作品全集 第12集

Simax PSC1285 classical



ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 管弦楽作品全集 第12集
 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73《皇帝(Kaiser)》
 ピアノ、合唱と管弦楽のための幻想曲 ハ短調 Op.80
  ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
  インガー・ダム=イェンセン(ソプラノ)
  リッリ・パーシキヴィ(メゾソプラノ)
  ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
  トーステン・ニルセン(バリトン)
  カール=マグヌス・フレードリクソン(バリトン)
  デンマーク放送合唱団 スウェーデン室内管弦楽団
  トマス・ダウスゴー(指揮)

録音 2001年、2005年 オレブルー・コンサートホール(オレブルー、スウェーデン)
制作 アンドリュー・キーナー
録音 ジェフ・マイルズ

価格 ¥2,450(本体価格)

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シベリウス 《誰もかれも》

Naxos 8.573340 classical


セーゲルスタム Leif Segerstam とトゥルク・フィルハーモニック管弦楽団によるシベリウスの「劇音楽」シリーズ。第3集には、ホフマンスタールが1911年に中世の寓話に基づいて書いた道徳寓話劇(教訓劇)『誰もかれも(Jederman/Everyman)』のための付随音楽が収められました。シベリウスは、1916年夏、この戯曲のフィンランド語上演を計画したフィンランド国立劇場から音楽の委嘱を受け、作曲に着手。死神、「善行」、「信仰」、悪魔、マモン(金の神)といった寓意物語の人物を宗教的モチーフと象徴主義ととも描く、〈ラルゴ〉から〈天のいと高きところには神に栄光あれ〉の16曲を10月6日までに書き上げました。1916年11月5日、ロベルト・カヤヌスの指揮で初演。「軽快な踊りの曲から、セリフが語られる間ずっと流れる上品な『ムードミュージック』まで」《誰もかれも》の音楽は、舞台上の動きと密接な関係があり、シベリウスの劇付随音楽にはめずらしく、演奏会のための「組曲」が作られませんでした。1914年の〈頌歌〉と1915年の〈献呈〉による《2つの荘重な旋律》は、ヴァイオリンと管弦楽のために作曲され、交響曲第5番の初稿がシベリウスの生前最後に演奏された1916年の3月30日のコンサートで、新しく編曲されたチェロと管弦楽の版で初演されました。《イン・メモリアム》は、1905年にアイデアが浮かび、1909年から1910年にかけて作曲されました。この曲についてシベリウスは、ロシア皇帝ニコライ二世が派遣した総督ボブリーコフを1904年に暗殺し、みずから命を絶ったオイゲン・シャウマンを追悼する音楽(イン・メモリアム)として書いたと、娘エヴァに語ったと言われます。この曲は、1957年9月29日、シベリウスの葬儀でも演奏されました。

ジャン・シベリウス(1865-1957)
 劇付随音楽《誰もかれも(Jokamies)》 Op.83
 (独唱、混声合唱と管弦楽のための)
  ラルゴ ラルゴ アレグロ-アレグロ・コモード
  踊りの歌「われら招待状をもち」
  (Tanssilaulu “Me kutsun saimme…”)**
  ふたたび歌う時が(On riemussa hetket mennehet taas)*
  雨が降ると(Kun vettä sataa, niin kastutaan)*
  森が緑に彩られ(Maat ja metsät viheriöivät)*
  ああ、わが愛しき夫人(Oi, Lempi, armas Lempi!)***
  森が緑に彩られ(Maat ja metsät viheriöivät)
  アレグロ・モルト ラルゴ、センプレ・ミステリオーゾ
  アダージョ・ディ・モルト I アダージョ・ディ・モルト II
  ラルゴ・エ・メスト-ドロローゾ-コン・グランデ・ドローレ レント
   天のいと高きところには神に栄光あれ
  (Gloria in excelsis Deo – Sempre dolce sin a Fine)
 2つの荘重な旋律(Zwei ernste Melodien) Op.77
 (ヴァイオリンと管弦楽のための)†
  頌歌「わが心の喜び」(Cantique "Laetare anima mea”)
  献呈「わが心からの」(Devotion "Ab imo pectore”)
 イン・メモリアム(In memoriam)(葬送行進曲) Op.59
  ピア・パヤラ(ソプラノ)* トゥオマス・カタヤラ(テノール)**
  ニコラス・セーデルルンド(バス)*/***
  カテドラーレス・アボエンシス合唱団 **/***
  ミカエラ・パルム(ヴァイオリン)†
  トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム(指揮)

録音 2014年1月20日–24日、2月3日–7日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)
制作・録音 ショーン・ルイス

価格 ¥1,100(本体価格)

サン=サーンス 《首都ローマ》

Naxos 8.573140 classical


マルメ交響楽団と首席指揮者スーストロ Marc Soustrot(1949–)のサン=サーンス・シリーズの第3集。ヘ長調の交響曲は、1856年、サン=サーンスが21歳の時の作品です。ボルドーの聖セシリア協会の主宰するコンペティションの応募作として書かれ、音楽の内容とは直接関係のない《首都ローマ》の副題がつけられています。第1楽章〈ラルゴ-アレグロ-ラルゴ-アレグロ〉。スケルツォの第2楽章〈モルト・ヴィヴァーチェ-ピウ・プレスト-プレスティッシモ〉。第3楽章は〈モデラート、アッサイ・セリオーゾ〉の葬送行進曲。終楽章の〈ポコ・アレグレット-メノ・モッソ-リステッソ・テンポ-アンダンテ・コン・モート〉は「主題と変奏」。作品は、1857年1月、第1位に選ばれ、パリで初演された後、作曲者自身が指揮してボルドーで演奏されました。《ヘラクレスの青年時代》は、サン=サーンスの書いた4つの交響詩の最後の作品です。「生まれた時、ヘラクレスの前には、彼がとるべき行動の道がふたつ示されていた。快楽の道か、徳の道か……」。ギリシャ神話に基づき劇的な音楽として書かれ、アンリ・デュパルクに献呈されました。サン=サーンスのもっとも人気のある作品のひとつ《死の舞踏》では、マルメ交響楽団のコンサートマスター、マーリカ・フェルトスクーグ Marika Fältskogh がヴァイオリン・ソロを担当しています。

カミーユ・サン=サーンス(1835–1921) 交響曲集 第3集
 交響曲 ヘ長調《首都ローマ(Urbs Roma)》
 交響詩《ヘラクレスの青年時代(La jeunesse d’Hercule)》Op.50
 死の舞踏(Danse macabre) Op.40 *
  マルメ交響楽団 マルク・スーストロ(指揮)
  マーリカ・フェルトスクーグ(ヴァイオリン)

録音 2013年8月29日–30日 マルメ・コンサートホール(マルメ、スウェーデン)
制作・録音 ショーン・ルイス

価格 ¥1,100(本体価格)

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マーラー/シュタイン 交響曲第4番

CAvi Music 4260085533343 classical


夏、ヨーロッパ各地で、さまざまな音楽祭が開催されます。ドイツの音楽祭「シュパヌンゲン:ハイムバッハ発電所の音楽(Spannungen: Musik im Kraftwerk Heimbach)」は、1998年、ピアニストのラルス・フォークトが創設しました。「ボルト(電圧)」「緊張」あるいは「興奮」を意味する “Spanunngen”。バロック期の音楽から、初演作品をふくむ「今日の音楽」まで、各国の音楽家たちによるコンサートとワークショップが、毎年6月、ノルトライン=ヴェストファーレン州、アイフェルの山中に1904年に建てられたアール・ヌヴォー様式の「ハイムバッハ水力発電所」を会場に行われ、山のフェスティヴァルに訪れる聴衆を楽しませています。CAvi Music がライヴ録音をリリースするマーラーの交響曲第4番は、2014年フェスティヴァルの演目のひとつ。シェーンベルクの生徒、友人として知られるオーストリアの音楽家で著述家、エルヴィン・シュタイン Erwin Stein が、シェーンベルクを中心とする「私的演奏協会」のために編曲した「ソプラノと室内アンサンブル」版による演奏です。終楽章のソプラノ・ソロは、ドイツのクリスティアーネ・エルツェ Christiane Oelze。ドイツの音楽家を中心にクリスチャン・テツラフ Christian Tetzlaff がリーダーを務めるアンサンブルには、アメリカのベンジャミン・ベイルマン Benjamin Beilman、イスラエルのシャロン・カム Sharon Kam、日本の諸岡亮子、ノルウェーの打楽器奏者ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン Hans-Christian Kjos Sørensen(1965–)(『Open』BIS CD1219)が参加しています。

グスタフ・マーラー(1860–1911)
(エルヴィン・シュタイン(1885–1958)編曲)
 交響曲第4番 ト長調(ソプラノと室内アンサンブルのための)
  クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
  フェスティヴァル・アンサンブル・シュパヌンゲン
   クリスチャン・テツラフ(ヴァイオリン)
   ベンジャミン・ベイルマン(ヴァイオリン)
   フォルカー・ヤコブセン(ヴィオラ) ターニャ・テツラフ(チェロ)
   アロイス・ポッシュ(コントラバス)
   マリー=クリスティーネ・ツーパンチチ(フルート)
   ブランカ・グライスナー(オーボエ) シャロン・カム(クラリネット)
   マリオ・ヘリング(ピアノ) 諸岡亮子(ハーモニアム)
   ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器)
   ディルク・オッフェルダー(打楽器)

録音 2014年6月10日 ハイムバッハ水力発電所(ノルトライン=ヴェストファーレン、ドイツ)(ライヴ録音)
制作 シュテファン・シュミット
録音 シュテファン・ハイネン

価格 ¥2,600(本体価格)

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クーラ 管弦楽作品集

Ondine ODE1270-2 classical


「哀感と感傷の音楽」。トイヴォ・クーラ Toivo Kuula は、19世紀から20世紀にかけてフィンランドのナショナル・ロマンティシズムを代表する作曲家のひとり。1883年7月7日、フィンランド西部、ボスニア湾に面するオストロボスニア(ポホヤンマー)に生まれました。ヴァーサで育ち、1900年秋、ヘルシンキ音楽学校(現シベリウス・アカデミー)に進学したものの、スウェーデン系学生との関係や経済面の問題から、1903年の春に退学。そして、ヴァーサに戻ってまもないころ、中世に建造された教会の600周年を祝うためのカンタータの作曲を依頼され、その成功をきっかけに音楽家としてのキャリアをスタートさせました。ホ短調のヴァイオリンソナタ、〈秋の想い〉〈炎を見つめて〉〈朝の歌〉〈歌曲〉、〈結婚行進曲〉を含む《ピアノのための3つの小品》、《教会墓地の夏の夜》、ピアノ三重奏曲など、今も親しまれている曲は、この時期、1904年から1908年にかけて書かれた作品です。クーラは、フィンランド内戦中の1918年、白軍の勝利を祝う会場での口論から発砲事件が起き、その際に受けた銃弾による傷が元で死亡したため「フィンランド音楽の悲劇的ロマン主義作曲家」と呼ばれています。セーゲルスタムとトゥルク・フィルハーモニックによる管弦楽作品集。混声合唱団スオメン・ラウルの10周年記念のために作曲された《祝祭行進曲》。第1集と第2集の《南オストロボスニア組曲》は、民謡に基づく作品です。第1集の第4曲、「悪魔のポルスカ」として知られる〈オストロボスニア舞曲第2番〉は、「オストロボスニア」ではなくフィンランド中部のハンニラ村のペリマンニから教わったというフィドル曲が素材です。1912年から1913年にかけて書かれた第2集には、「湖の国」のロマンティシズムに彩られた〈花嫁の到着〉〈メヌエット〉〈みなしごのポルスカ〉、フランス留学の際に接したドビュッシーの印象主義への興味が反映する〈森の雨〉〈鬼火〉と、異なるスタイルの5曲が収められています。

トイヴォ・クーラ(1883–1918) 管弦楽作品集
 祝祭行進曲(Juhlamarssi) Op.13a(1910)
 南オストロボスニア組曲 第1集(Etelä-Pohjalainen sarja 1) Op.9
  風景(Maisema) 民謡(Kansanlaulu)
  オストロボスニア舞曲第1番(Pohjalainen tanssi 1)
  オストロボスニア舞曲第2番《悪魔のポルスカ》
  (Pohjalainen tanssi 2 "Pirun polska”)
  たそがれの歌(Hämärän laulu)
 南オストロボスニア組曲 第2集(Etelä-Pohjalainen sarja 2) Op.20
  花嫁の到着(Tuloperi) 森の雨(Metsässä sataa)
  メヌエット(Menuetti/Minuee)
  みなしごのポルスカ(Orpolasten polska)
  鬼火(Hiidet virvoja viritti)
 前奏曲とフーガ Op.10
  トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム(指揮)

録音 2015年1月20日–22日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)
制作 セッポ・シーララ
録音 エンノ・マエメツ

価格 ¥2,350(本体価格)

試聴盤があります

ショーソン、ベルリオーズ、デュパルク 管弦楽共演の歌曲集

Ondine ODE1261-2 classical


シベリウス、シューマン、リヒャルト・シュトラウス、ヒンデミットと歌曲アルバムを作ってきたフィンランドのリリック・ソプラノ、イソコスキがフランス歌曲を録音しました。友人モーリス・ブショールの同名の詩集をテクストに採った〈水の花〉と〈愛の死〉の2部を間奏曲でつなぐショーソンの《愛と海の詩》。友人テオフィル・ゴーティエの詩によるベルリオーズの《夏の夜》は〈ヴィラネル〉〈ばらの精〉〈入り江のほとり〉〈君なくて〉〈墓地にて〉〈知られざる島〉の6曲。《愛と海の詩》をショーソンから献呈されたデュパルクのボードレールの詩による《旅への誘い》など3曲。様式も性格も異なる作品が歌われます。

ショーソン、ベルリオーズ、デュパルク 管弦楽共演の歌曲集
エルネスト・ショーソン(1855–1899)
 愛と海の詩(Poème de l’amour et de la mer) Op.19
エクトル・ベルリオーズ(1803–1869)
 夏の夜(Les nuits d’été) Op.7
アンリ・デュパルク(1848–1933)
 ロズモンドの館(La manoir de Rosemonde)
 旅への誘い(L’inviation au voyage) 悲しき歌(Chanson triste)
  ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

録音 2014年9月8日、10日、15日 ミュージックセンター(ヘルシンキ、フィンランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

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デュオ・ブリランテ

LAWO Classics LWC1080 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


エンゲゴール四重奏団を主宰、ヴァイオリニスト、指揮者として活動するボードー生まれのアルヴィド・エンゲゴール Arvid Engegård(1963–)。ウィーンのルートヴィヒ・シュトライヒャーに学び、ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団の首席コントラバス奏者を務めるトロムソ生まれのクヌート・エーリク・スンクヴィスト Knut Erik Sundquist(1961–)。デュオ・ブリランテ Duo Brillante は、ノルウェー北部出身のふたりが1980年代の初期にオーストリアで出会い、育んできた友情から生まれました。ボッテジーニの《メンデルスゾーン風に》はスンクヴィスト、スヴェンセンとボルグストレムの《ロマンス》はエンゲゴール、ヴィエニャフスキの《華麗なるポロネーズ》はふたりが、ノルウェー放送管弦楽団の共演で演奏しています。指揮者、ファゴット奏者のテリエ・ボイェ・ハンセン Terje Boye Hansen(1946–)は、ノルウェー音楽史に埋もれてしまっていた作品の発掘を積極的に行っており、ボルグストレム Hjalmar Borgstrøm が1897年に作曲したオペラ《リーモルのトーラ(Thora på Rimol)》(Simax PSC1230)は、2002年、彼の指揮で初演されました。ボルグストレムの《ロマンス》は初録音です。

デュオ・ブリランテ(Duo Brillante)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835–1880)
 華麗なるポロネーズ第2番 イ長調 Op.21
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821–1889)
 グランド・アレグロ《メンデルスゾーン風に》
 (コントラバスと管弦楽のための)
ヨハン・スヴェンセン(1840–1911)
 ロマンス Op.26(ヴァイオリンと管弦楽のための)
ヤルマル・ボルグストレム(1864–1925)
 ロマンス Op.12(ヴァイオリンと管弦楽のための)
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821–1889)
 協奏的大二重奏曲
  デュオ・ブリランテ
   アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)
   クヌート・エーリク・スンクヴィスト(コントラバス)
  ノルウェー放送管弦楽団 テリエ・ボイェ・ハンセン(指揮)

録音 2013年10月22日25日 ノルウェー放送(NRK)大スタジオ(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,450(特別価格)(本体価格)

Domestic Bach

LAWO Classics LWC1073 classical



Domestic Bach - J・S・バッハ(1685–1750)
 トリオソナタ ト長調 BWV.1039/BWV.1027
 コラール「最愛のイエス、われらここにあり」 BWV.731
 アンダンテ(トリオソナタ第3番ニ短調 BWV.527 から)
 コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」 BWV.645
 『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』
  - メヌエット ト長調 BWV Anh.114
  アリア「私はしばしパイプにタバコをつめて」BWV.515a
  ポロネーズ ト短調 BWV Anh.125 メヌエット ト長調 BWV Anh.116
  マーチ ニ長調 BWV Ahh.122 ポロネーズ ニ短調 BWV Anh.128
  アリア ニ短調 BWV.515 ミュゼット BWV Anh.126
 サラバンド ニ短調(無伴奏フルート・パルティータ イ短調 BWV.1013 から)
 『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』
  - アリア「何ゆえに悲しむや、わが心よ」 BWV.516
  ロンドー 変ロ長調 BWV Anh.183
 螺旋カノン(《音楽の捧げもの》BWV.1079 から)
 上5度のカノン風フーガ(《音楽の捧げもの》BWV.1079 から)
 『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』
  - コラール「イエス、わが確信」 BWV.728
  アリア「汝わがそばにあらば、喜びもてわれは行く」 BWV.508
  コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」 BWV.691
  ベルゲン・バロック
   フローデ・トゥーシェン(リコーダー)
   モナ・ユールスルー(ソプラノ)
   ハンス・クヌート・スヴェーン(オルガン)
   マルック・ルオラヤン=ミッコラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
   ミッコ・ペルコラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

録音 2012年12月10日–13日 ヴァクスダール教会(ヴァクスダール、ノルウェー)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,450(本体価格)

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シューマン 交響曲全集

Challenge Classics CC72553 2SACD’s hybrid(Multichannel/stereo) classical



ロベルト・シューマン(1810–1856) 交響曲全集
 交響曲第1番 変ロ長調 Op.38《春(Frühling)》
 交響曲第2番 ハ長調 Op.61
 バッハの名による6つのフーガ(6 Fugen über den Namen ‘BACH’)
  Op.60 - 第6曲 変ロ長調
 (ヘンク・デ・フリーヘルによる管弦楽編曲版(2007年))
 交響曲第3番 変ホ長調 Op.97《ライン(Rheinische)》
 交響曲第4番 ニ短調 Op.120(初稿)
 交響曲 ト短調(ツヴィッカウ交響曲)
  オランダ放送室内フィルハーモニック ミケール・シュンヴァント(指揮)

録音 2012年4月16日–20日(第1番・第4番)、6月5日–9日(第2番・第3番)、8月(フーガ、ツヴィッカウ)

価格 ¥3,400(本体価格)

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シベリウス 交響曲全集

BIS SACD2076 3SACD’s hybrid(5.0 surround/stereo) classical



ジャン・シベリウス(1865–1957) 交響曲全集
[CD1] 交響曲第1番 ホ短調 Op.39 交響曲第4番 イ短調 Op.63
[CD2] 交響曲第2番 ニ長調 Op.43 交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
[CD3] 交響曲第3番 ハ長調 Op.52 交響曲第6番 ニ短調 Op.104
  交響曲第7番 ハ長調 Op.10
  ラハティ交響楽団 オッコ・カム(指揮)

録音 2012年5月(第1番、第3番第1・第2楽章)、2013年1月(第3番第3楽章、第7番)、2013年5月(第2番)、2014年1月(第5番)、2014年1月、2月(第6番)、2014年5月(第4番) シベリウスホール(ラハティ、フィンランド)

価格 ¥5,300(本体価格)

試聴盤があります

ラフマニノフ 交響曲第2番

BIS SACD2071 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


アメリカの指揮者アンドルー・リットン Andrew Litton(1959–)は、2003年からベルゲン・フィルハーモニックの音楽監督と首席指揮者を務め、2015年にオーケストラを離れるにあたって桂冠指揮者の称号を得ました。ストラヴィンスキーの《火の鳥》(SACD1874)、ガーシュウィンの《ラプソディ・イン・ブルー》(SACD1940)、ラフマニノフの《交響的舞曲》(CD1751)、プロコフィエフの交響曲第6番と《キージェ中尉》(CD1994)、第5番と《スキタイ組曲》(CD2124)などにつづくベルゲン・フィルハーモニックの録音。リムスキー=コルサコフに学んだリャードフがオペラのためのスケッチを素材に作曲した《魔法にかけられた湖》と、リットンがロイヤル・フィルハーモニックを指揮して録音(Virgin Classics)したことのあるラフマニノフの第2番。ラフマニノフは、原典版に依り、第1楽章の反復を行った演奏です。

セルゲイ・ラフマニノフ(1873–1943)
 交響曲第2番 ホ短調 Op.27
アナトリー・リャードフ(1855–1914)
 おとぎ話の描画《魔法にかけられた湖》 Op.62
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 アンドルー・リットン(指揮)

録音 2014年6月(ラフマニノフ)、2014年6月 グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)

価格 ¥2,650(本体価格)

試聴盤があります

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