2016年8月

『ひばり(The Lark)

Simax PSC1337 classical


クリスチャン・イーレ・ハドラン Christian Ihle Hadland(1983–)は、ノルウェー、スタヴァンゲル生まれのピアニスト。2008年にノルウェー・オペラでデビューコンサートを行い、2011年にはイギリス BBC の新世代アーティストのひとりに選ばれました。BBC交響楽団やロイヤル・スコットランド・ナショナル管弦楽団をはじめとするイギリスのオーケストラと共演、ウィグモアホールのリサイタル、リーソール室内楽フェスティヴァルへの出演と活動を広げ、音楽の繊細なニュアンスを大切にする演奏スタイルから「ピアノの抒情詩人」とも呼ばれるようになりました。ショパンの《即興曲》とシューマンの《森の情景》を弾いたファーストアルバム(PSC1307)、2015年のノルウェー・グラミー賞に選ばれたグリーグの《ホルベアの時代から》(PSC1332)につづくソロアルバム第3作では中央ヨーロッパとロシアの「音楽風景」に焦点を当てるプログラムが組まれました。「シュトゥルム・ウント・ドラング」の気分をとどめる〈プレスト〉と、〈アダージョ〉と「アレグロ・ヴィヴァーチェ」の〈終曲〉から構成されたハイドンのホ短調ソナタ。詩的な気分の〈間奏曲〉に始まり、リズムの印象的な〈ラプソディ〉に終わるブラームスの「性格的」小品集。ボロディンの1885年に出版された「高級サロン」風の小品集。簡素な旋律とメランコリックな気分をもつグリンカの歌曲(ロマンス)をバラキレフが「ヴィルトゥオーゾ」的なパッセージを組み込んだピアノ・ソロ曲に編曲した《ひばり》。そして、ハンガリー民謡に特徴的な旋律と和声をもつシューベルトの小品。録音セッションはフレドリクスタのオストシーデン教会で行われました。クシシュトフ・ドラーブ Krzysztof Drab の制作、アルネ・アクセルベルグ Arne Akselberg のエンジニアリング。ファーストアルバムと同じスタッフです。 

『ひばり(The Lark)』
ヨーゼフ・ハイドン(1732–1809)
 ピアノソナタ第34番(旧 53番) ホ短調 Hob.XVI:34
ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 4つの小品(Vier Klavierstücke) Op.119(1892)
  間奏曲(Intermezzo) ロ短調 間奏曲(Intermezzo) ホ短調
  間奏曲(Intermezzo) ハ長調 ラプソディ(Rhapsodie) 変ホ長調
アレクサンドル・ボロディン(1833–1887)
 ピアノのための小組曲(Petite suite pour piano)(1884–85)
  修道院にて(Au couvent) 間奏曲(Intermezzo)
  マズルカ(Mazourka) ハ長調 マズルカ(Mazourka) 変ニ長調
  夢想(Rêverie) セレナード(Sérénade) 夜想曲(NOcturne)
ミハイル・グリンカ(1804–1857)
(ミリー・バラキレフ(1837–1910)編曲)
 ひばり(Zhavoronok/L'Alouette)(1840)
フランツ・シューベルト(1797–1828)
 ハンガリーの旋律(Ungarische Melodie) D.817(1824)
  クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)
  
録音 2014年3月27日–29日 オストシーデン教会(フレドリクスタ、ノルウェー)
制作・編集 クシシュトフ・ドラーブ
バランスエンジニア アルネ・アクセルベルグ

価格 ¥2,450(本体価格)

ページの先頭へ


『ベリマニアーナ(Bergmaniana)

Alba ABCD392:1-3 classical


エーリク・ベリマン Erik Bergman(1911–2006)は、フィンランド・モダニズムに大きな存在感を示した音楽家のひとり。1930年代から1940年代にかけてはロマンティックなスタイルで作曲、1940年代の後期からは半音階を用いた作曲を手がけ、1952年、フィンランド初の十二音技法による作品となるピアノのための《エスプレッシーヴォ》を作曲しました。作曲家ベリマンの好奇心は、時代は古代エジプトから古代フィンランドの呪文や中世の宗教音楽へ、地域はサーミの地方から地中海地方、ヨーロッパから極東へと広がり、異なる世界から得たインスピレーションは多様なジャンルの作品に活かされました。ベリマンは合唱指揮者としても活躍、1950年代の初期からはヘルシンキのアカデミー男声合唱団 Akademiska Sångerföreningen と男声アンサンブルのムントゥラ・ムシカンテル Muntra Musikanter の指揮を任され、彼らのためにさまざまなスタイルの男声合唱曲を作曲しました。新たな試みを行った作品も多く、男声合唱のための作品は、作品番号をもつものだけでも150を数える彼の作品群の中でも重要な位置を占めています。

20世紀の男声合唱音楽を彩った彼の作品を3枚のディスクに収めたアルバム『ベリマニアーナ』。「民謡調」の組曲《わたしのバラ、わたしのユリ》、古代北欧の詩集『エッダ』による《石碑》、南伝仏教の経典『スッタニパータ』による《ティピタカ組曲》、ステーンハンマルも歌曲にしたブー・ベリマンの詩による《アダージョ》、フィンランドの伝承詩などをテクストにした組曲《おいで愛しい人》、ブルムダールのオペラで知られる『アニアーラ』の原作者、ノーベル文学賞を受賞したハッリ・マッティンソンの詩に作曲した「ジャン・シベリウスへのオマージュ」《トゥオネラの家畜》、『旧約聖書』の『イザヤ書』による《イスラエルの民》、スウェーデンのヤン・フリーデゴード、ハリエット・ローヴェンイェルム、グスタフ・フローディングの詩による3つの《それほど真剣でない歌》。ベリマニア・アンサンブル Bergmania Ensemble は、シベリウス・アカデミー・ヴォーカルアンサンブルの男声セクションによるグループ。ヘルシンキ大学男声合唱団を長年指揮したことで知られるマッティ・ヒュオッキ Matti Hyökki が指揮しました。 

録音セッションは2011年から2014年にかけてが行われ、オペラとコンサートの歌手として活動するソリストたち、ラハティ交響楽団の首席打楽器奏者を務めたマルティカイネン Olli-Pekka Martikainen をはじめとする器楽奏者、俳優のトム・ヴェンツェル Tom Wentzel たちが朗読に参加。ベリマン自身のフィンランド語詩による男声六重唱曲《カレリアーナ》は、パシ・ヒュオッキ Pasi Hyökki がリーダーのタッラ・アンサンブル Talla Ensemble が担当しました。

『ベリマニアーナ(Bergmaniana)』
エーリク・ベリマン(1911–2006) 男声合唱のための音楽
[CD1]
 わたしのバラ、わたしのユリ(Min ros och lilja) Op.77a(1975)
 (独唱と男声合唱のための民謡調組曲)
 5つの歌(Fem sånger) Op.15(1944)
 - 古い陶磁器(Gammalt porslin) 夜想曲(Nocturne)
 石碑(Bauta) Op.54(1961)
 (バリトン、男声合唱と打楽器のための)(『エッダ』による)
 4つのそれほど真剣でない歌 I(Fyra mindre allvarliga sånger I)
  Op.22b(1947)(男声合唱のための)
  楽園の一日(Paradisdag) 違う、あなたじゃない(Nej, inte du)
  花(Blommorna) 行商人(Gårdfarihandlaren)
 ティピタカ組曲(Tipitaka-suite) Op.93(1980)
 (バリトンと男声合唱のための)(『スッタニパータ』による)
  朗読(Recitation) 目覚め(Uppvakande)
  サイ(Noshörningen) 矢(Pilen)
 雪(Snö) Op.59b(1966)
 (フルート、バリトンと男声合唱のための組曲)
  音が鳴る(Det ljuder) 新雪(Nysnö) 霜(Rimfrosten)
  雪の上の影のようにやさしく(Mild som en snöskugga)
[CD2]
 子供の夢(Barnets dröm) Op.56b(1963)
 (子供と大人2人の朗読、男声合唱とリコーダーのための)
  子供の夢(Barnets dröm) 森の子供(Barnet i skogen)
 故郷の村(Kotikylä) Op.17(1945)
  仕事を終えて家路に(Työstä paluu)
  踊り(Tanssit) 民謡調のポルカ(Poklla kansantyylinn)
 北欧の春(Nordisk vår) Op37a(1951)
 (テノール、クラリネットと男声合唱のための幻想曲)
 野原は歌う(Nu sjunger slätterna)(1957)
 青春の夢(Ungdomsdröm) Op.22a(1946)
 イスラエルの民(Jesurun) Op.61(1968)
 (バリトン、男声合唱、2つのトランペット、
  2つのトロンボーンと3人の打楽器奏者のための)
 (『イザヤ書』による)
 古代の絵(Arkaisk bild) Op.35c(1950)
 アダージョ(Adagio) Op.47a(1957)
 (バリトン、フルート、男声合唱とヴィブラフォーンのための)
 変身(Metamorfos) Op.35d(1950)
 夜の声(Voices in the Night) Op.84(1977)
 (バリトンと男声合唱のための)
 6月のサウナ(Junibastu) Op.50b(1959)
 プンシュ酒の歌(Punschens visa) (1955)
[CD3]
 Hä Li Bomp Op.57a(1964)(朗読、テノールと男声合唱のための)
 おいで愛しい人(Tule armaani) Op.111(1988)
 (バリトンと男声合唱のための組曲)
  僕の大好きな人は君(Sinua minä rakastan)
  君がいなくなった(Olit poissa)
  僕と一緒に来るかい?(Tuletko kanssani korekealle?)
  海に歌う憧れの歌(Laulu ikävästä merellä)
  わたしの知ってる人がやって来ることがあれば(Jos mun tuttuni tulisi)
 3つの歌(Kolme laulua) Op.30(1948)
 - 朝早く(Aikainen aamu)
  ぐるぐる回るパンケーキ(Pyörivä pannukakku)
 トゥオネラの家畜(Tonelas hjordar) Op.57b(1964)
 (ジャン・シベリウスへのオマージュ)(男声合唱のための)
 3つのそれほど真剣でない歌 II(Fyra mindre allvarliga sånger II)
  Op.35b(1950)(男声合唱のための)
  天国の楽団(Hymnes band) 子守歌(Vaggvisa)
  鳥を狩る(Jakt på fågel)
 鳥(Fågelna) Op.56a(1962
 (バリトン、5人の独唱、男声合唱、打楽器とチェレスタのための)
 3つのそれほど真剣でない歌 III(Fyra mindre allvarliga sånger III)
  Op.39(1952)(男声合唱のための)
  鳥のさえずり(Fågelkvitter)
  カタツムリの歌(Snigelns visa) おーい!(Oho!)
 山の上に古い町がある(På berget ligger en gammal stad)(1956)
 カレリアーナ(Careliana) Op.112(1988)
 (男声六重唱のための組曲)*
  子守歌(Kehtolaulu/Lullaby) 田園詩(Pastoraali/Pastoral)
  魔法(Magia/Magic) 嘆きの歌(Valituslaulu/Lament)
  わたしの恋人(Heilani/My Sweetheart)
  ベリマニア・アンサンブル マッティ・ヒュオッキ(指揮)
  ペトリ・ベクストレム(テノール、バリトン)
  サンポ・ハーパニエミ(バリトン)
  ラッベ・オステルホルム(バリトン) イーダ・アントラ(ソプラノ)
  ハンナ・キンヌネン(フルート)
  ミッコ・ラーサッカ(クラリネット)
  エーロ・サウナマキ(リコーダー)
  リスト・ラッパライネン(チェレスタ)
  オッリ=ペッカ・マルティカイネン(打楽器)
  パシ・スオマライネン(打楽器) ユッシ・マルッカネン(打楽器)
  ヴェリ=へイッキ・パルヴィアイネン(打楽器)
  トマ・ビュニョ(トランペット)
  アンニ・ヤースケライネン(トランペット)
  ヴァルッテリ・マルミヴィルタ(トロンボーン)
  ダレン・アコスタ(トロンボーン) ダニエル・シュルツ(朗読)
  トゥーマス・トコランデル(朗読) トム・ヴェンツェル(朗読)
  タッラ・アンサンブル * パシ・ヒュオッキ(リーダー)* 

録音 2011年5月27日–28日、2012年1月7日、5月26日、2013年1月11日–12日、5月18日、2014年3月29日、5月9日–10日 フィンランド放送(YLE)M2 録音スタジオ(ヘルシンキ)
制作 ラウラ・ヘイキンヘイモ、マッティ・ヒュオッキ
録音 アヌ・ピュルッカネン 

価格 ¥5,500(本体価格)

ページの先頭へ


『ロメオとジュリエット』

LAWO Classics LWC1105 2CD's classical


スクリャービンの交響曲第3番・第4番(LWC1088)に次ぐオスロ・フィルハーモニックと首席指揮者ヴァシーリー・ペトレンコの LAWO Classics の第2作。《ロメオとジュリエット》は、1989年にマリス・ヤンソンスの指揮で組曲第1番と第2番を録音したものの、全曲の録音は初めて。ペトレンコにとっても初めての全曲録音です。2015年11月、アルネ・アクセルベルグがエンジニアリングを担当し、オスロのコンサートホールでセッションが行われました。

セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953)
 バレエ《ロメオとジュリエット》 Op.64
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  ヴァシーリー・ペトレンコ(指揮) 

録音 2015年11月2日–6日 オスロ・コンサートホール(ノルウェー)
制作 ジョン・フレーザー
録音 アルネ・アクセルベルグ

価格 ¥3,400(本体価格)(特別価格)

音資料があります

ページの先頭へ


We Live Here』

Losen Records LOS162-2 jazz


「エレクトリック・ジャズのプロダクションやプロジェクトに関わる年月を過ごした後、ページをめくり、自分の音楽冒険の新たな一章を綴る準備は整った。わたしは、クラシカルの室内アンサンブルにみられる強さをもった、それでなければならない音、静けさ、自然な音の空間、それを探りつづけた。その成果がこの『ジャズ・カルテット組曲』です」。ロレンツォ・デ・フィンティ Lorenzo de Finti は、イタリアのジャズピアニスト。ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピアノを学び、作曲とジャズの即興も身につけました。現在、ジャズとコンテンポラリーミュージックの分野で活動しています。ノルウェーの Losen Records がリリースする『We Live Here』は、彼のソリストとしてのアルバム第4作です。クラシカルとジャズの分野で活躍するベーシスト、同じジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学びファーストアルバムから共演をつづけるステファノ・ダッローラ Stefano Dall’Ora に、第3作『Colors of Life』に参加したヘンドリクセン・メナ Gendrikson Mena とマルコ・カスティリョーニ Marco Castiglioni を加えたカルテットによる音楽。クラシカル音楽に近い気分で作曲され、リハーサルが行われ、演奏された音楽。「まさにモダンジャズ」という印象をもった人もいるといわれます。「何にもじゃまされないところで、灯りを消し、ゆっくりと、組曲の全体を通して聴くことをお勧めします。なにか特別なことが起きるに違いありません」(ロレンツォ・デ・フィンティ)

ロレンツォ・デ・フィンティ/ステファノ・ダッローラ
 ジャズ・カルテット組曲《We Live Here》
  Intro Praeludium Intro 2 Emotional Landscape Intro 3
  Chorale We Live Here Intro 4 The Very Last Song
  ロレンツォ・デ・フィンティ・カルテット
   ロレンツォ・デ・フィンティ(ピアノ)
   ステファノ・ダッローラ(アクースティックベース)
   ヘンドリクセン・メナ(トランペット、フリューゲルホルン)
   マルコ・カスティリョーニ(ドラム) 

録音 2015年3月 スイス放送協会 RSI 第2スタジオ(ベッソ、ルガノ、スイス)
制作 ロレンツォ・デ・フィンティ、ステファノ・ダッローラ
共同制作 スイス放送協会 RSI
録音 ガブリエーレ・カム
制作総指揮 オッド・イェルスネス
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『how long is now?』

ACT Music ACT9823-2 jazz


フィンランドのピアニスト、イーロ・ランタラ Iiro Rantala は、自身が創設したトリオ・トイケアットの音楽が人気を呼び、サックス奏者ユッカ・ペルコとのデュオ、ジョン・レノンやエスビョーン・スヴェンセンへのオマージュアルバムなどを通じて国際的にも高い名声を獲得しました。『how long is now?』は、彼がスウェーデンのラーシュ・ダニエルソン Lars Danielsson とアメリカのピーター・アースキン Peter Erskine と組んだトリオのデビューアルバムです。ケニー・バロンの《Voyage》、ランタラの音楽のルーツを示すといわれるジミ・ヘンドリクスの《Little Wing》、J・S・バッハの《キリエ》。簡素なメロディのバラード《How Long Is Now》やファンキーな《スナップチャット》など7曲をランタラが作曲。ダニエルソンの2曲とアースキンの1曲が演奏されます。

『how long is now?』 
 Voyage(Kenny Barron) How Long Is Now(Iiro Rantala)
 Snapchat(Iiro Rantala) Taskim by Night(Lars Danielsson)
 Little Wing(Jimi Hendrix) Trust(Iiro Rantala) 
 Assisi(Iiro Rantala) Kyrie(Johann Sebastian Bach)
 Each Breath(Peter Erskine) A Nut(Iiro Rantala)
 Bruno(Iiro Rantala) Topi(Iiro Rantala)
 Choral(Lars Danielsson) 
  イーロ・ランタラ(ピアノ)
  ラーシュ・ダニエルソン(ベース) 
  ピーター・アースキン(ドラム、パーカッション) 

録音 2015年6月10日–11日 バウアー・スタジオ(ルートヴィヒスブルク、ドイツ) 
制作 シギ・ロッホ 
録音・ミクシング・マスタリング アドリアン・フォン・リプカ 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『ハイ・ヌーン』

ACT Music ACT9596-2 jazz


「男は、なすべきことをなさなければならない」。フィンランド生まれ、ベルリン在住のギタリスト、カッレ・カリマ Kalle Kalima の ACT 初のリーダーアルバムは、ゲーリー・クーパー主演の西部劇『真昼の決闘(High Noon)』の主題歌をタイトルに掲げ、「カントリー&ウェスタン」の色彩の濃いジャズ・アルバムに作られました。プログラムは、メキシコの将軍サンタ・アナを歌ったシーシャンティ(船乗りの労働歌)《Santy Anno》、ジョニー・キャッシュの歌でも知られる《Ghost Riders in The Sky》、ハワード・“ジャック”・ソープのカウボーイ・ソング《Little Joe the Wrangler》、映画『国境の南』の主題歌としてジミー・ケネディとマイケル・カーが作り、主演のジーン・オートリーの歌、ビング・クロスビーやフランク・シナトラのカバーバージョンでヒットした《国境の南》、《ハイ・ヌーン》のディミトリー・ティオムキンが映画『アラモ(The Alamo)』の主題歌として書いた《アラモのバラード》とブラザーズ・フォーが歌った《遥かなるアラモ》、同じくティオムキンによるジョン・ウェインの主演映画『紅の翼』のための同名の主題歌、カントリー歌手マーティ・ロビンスの《エル・パソ》とレナード・コーエンの《ハレルヤ》、そして、シベリウスの《イェガタイ(フィンランド狙撃兵) 行進曲》。「男の使命」が大きなテーマです。セッションに参加したのは、オーネット・コールマン、ジョン・ゾーン、ローリー・アンダソン、ルー・リードたちのニューヨークの先端音楽に関わってきたベーシスト、グレッグ・コーエン Greg Cohen と、ポーランド系ドイツのパーカッション奏者のマックス・アンジェイエフスキーMax Andrzejewski。編曲も三人が担当しました。

『ハイ・ヌーン(High Noon)』 
 Santy Anno((traditional)
 Ghost Riders in the Sky(Stan Jones) 
 Ballad of the Alamo(アラモのバラード)(Dimitri Tiomkin) 
 Jääkärimarssi(イェガタイ行進曲)(Jean Sibelius)
 Lännen Lokari (Hiski Salomaa) 
 High Noon(ハイ・ヌーン)(Dimitri Tiomkin)
 El Paso(Marty Robbins) Hallelujah(Leonard Cohen)
 Little Joe the Wrangler(Jack Thorp) 
 Man of Mystery(Michael Carr)
 The High and the Mighty(紅の翼)(Dimitri Tiomkin) 
 The Green Leaves of Summer(遥かなるアラモ)(Dimitri Tiomkin) 
 South of the Border(国境の南)(Michael Carr/Jimmy Kennedy) 
  カッレ・カリマ(ギター グレッグ・コーエン(ベース)
  マックス・アンジェイエフスキー(ドラム) 

録音 2014年12月14日–15日 ハンザ・スタジオ(ベルリン) 
制作 シギ・ロッホ 
録音・ミクシング クラウス・ショイアマン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『The Voyage』

Stunt Records STUCD16032 jazz


イタリア生まれ、クラシック音楽のピアノと作曲を学び、2003年からコペンハーゲンに住むフランチェスコ・カリ Francesco Calì と、デンマークのピアニスト、トマス・クラウセン Thomas Clausen(1949–)のデュオ。南欧の民俗音楽、ブラジルのショーロ、タンゴ、印象主義風の軽快なリズム、アメリカのジャズなど、さまざまな雰囲気の小曲。トーヴェ・ボーンフフトとダニエラ・ピカーリが1985年にコペンハーゲンに創設した劇団「Teater Rio Rose」の映画『The Arrival』のためにクラウセンが書いた音楽によるアルバム。

『The Voyage』
トマス・クラウセン&フランチェスコ・カリ - The Voyage
 Prologue: Old Portraits Morning Alone Clouds
 People Ordeal Street Life no.1 The Room
 The Family Morning in the City Tough Tale
 Street Life no.2 Horror Story New Friends
 The Morning After Get a Job!  Factory Life
 The Soldier's Tale Battlefield End Of The Day
 Reunion Bliss Epilogue
  トマス・クラウセン(ピアノ)
  フランチェスコ・カリ(アコーディオン) 

録音 2016年2月7日–8日 ニレント・スタジオ(ヨーテボリ、スウェーデン)

価格 ¥2,350(本体価格) 

Trailer  

ページの先頭へ


『Flashbacks & Dedications』

Stunt Records STUCD16042 jazz


バラードをテーマにした『Portraits, Poems and Places』(2008)(STUCD08022)、ブルース中心の『Past & Present』(2011)(STUCD011022)、ジャズのスタンダードからインスピレーションを得たという『Red Python』(2013)(STUCD13062)につづく、デンマークのピアニスト、オーレ・マティーセン Ole Matthiessen の Stunt Records 第4作。『フラッシュバックと献身』では、明快なデンマークの歌の伝統とジャズのスピリチュアルな領域に根ざし、彼の個人的、音楽的な経験に触発されて書いた曲と即興とを自在に交差させる音楽が展開されます。

『Flashbacks & Dedications』
オーレ・マティーセン
 - フラッシュバックと献身(Flashbacks & Dedications)
 Love Song Augustaften i Tivoli(チボリ公園の八月の夜)
 Drummer's Mare Für,-? OCBBCT
 Voodoo Dance  To Trane(トラーネに) From the Top
 Light And Darkness Flashback  Miss Lise
  オーレ・マティーセン(ピアノ)
  ボブ・ロックウェル(テナーサックス)
  ヘンリク・ボルベア(トランペット、フリューゲルホルン)
  イェスパー・ロンゴー(ベース、ベースギター)
  オーレ・ストレーンベア(ドラム) 

録音 2016年3月17日–18日 STCスタジオ(コペンハーゲン) 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


雪のかけら(Fjon

Losen Records LOS153-2 jazz


ピアニスト、作曲家、アレンジャー。ルネ・クラーケグ Rune Klakegg(1955–)は、バンドリーダー、再度ミュージシャン、音楽教師、ライター、ジャズ雑誌「Jazznytt(ニュージャズ)」の編集者としても活動し、ノルウェーのジャズ・シーンに40年以上にわたり多彩な足跡を残してきました。2006年、彼は、オスロの南西約130キロ、生まれ故郷の町シーエン Skien(1814年までは “Scheen”)に本拠を移し、新たな活動を始めました。そのひとつ、彼が創設に関わり芸術監督を務めるシーエン・ジャズオーケストラ Scheen Jazzorkester は、2015年、60歳を迎える彼のために「ルネのラウンド(Runes runde)」と題するコンサートを企画。14人の音楽家で演奏するために編曲した自作曲、新作、スタンダードナンバーが演奏されました。『雪のかけら』は、このコンサートで演奏したナンバーを彼らがオスロのレインボースタジオにもちこみベテランの録音技師ヤン・エーリク・コングスハウグ Jan Erik Kongshaug の手に委ねて生まれたアルバムです。フランスの作曲家ドビュッシーのミドルネームを曲名にとり、クラシカル音楽の印象主義を想わせるピアノに始まる《アシル》、「ピアニストの復讐」のつもりで「ピアノが主役」となるよう旧作を編曲し直した《なにか怪しいものがここに》。このプロジェクトにはヴィブラフォーン奏者のロブ・ウェアリング Rob Waring がゲスト参加。ヘンリー・マンシーニとジョニー・マーサーが映画『ティファニーで朝食を』のために書いた《ムーン・リバー》は、クラーケグがトロンハイムのグループ、ソイル Søyr のために手がけた編曲をもうひとりのゲスト、女性ヴォーカルのニーナ・グロムスタ Nina Gromstad が素敵な気分の歌に歌います。

『雪のかけら(Fjon)』
 Achille(アシル)(Rune Klakegg) Slapback(Rune Klakegg)
 Din meg(私はあなたのもの)(Rune Klakegg)
 Blue Club(Rune Klakegg)
 Moon River(ムーン・リバー)(Henry Mancini/Johnny Mercer)*
 Det er noe muffens her(なにか怪しいものがここに)(Rune Klakegg)
 Fjon(雪のかけら)(Rune Klakegg)
  シーエン・ジャズオーケストラ
   グットルム・グットルムセン(アルトサックス、フルート)
   アンドレ・カッセン(ソプラノサックス、テナーサックス)
   ヨン・オイスタイン・ロースラン(テナーサックス)
   リーネ・ビョルノル・ロースラン(クラリネット、バスクラリネット)
   フィン・アルネ・ダール・ハンセン(リード・トランペット)
   トマス・ユーハンソン(トランペット)
   マグネ・ルートレ(リード・トロンボーン)
   ベネディクテ・フォレッグ・ホル(トロンボーン)
   オースゲイル・グロング(バストロンボーン)
   ソンドレ・ストールダーレン(ギター)
   ルネ・クラーケグ(ピアノ)
   ヤン・オラヴ・レンヴォーグ(ベース)
   アウドゥン・クライヴェ(ドラム)
  ゲスト・ミュージシャン
   ロブ・ウェアリング(ヴィブラフォーン)
   ニーナ・グロムスタ(ヴォーカル)* 

録音 2016年1月21日–23日 レインボースタジオ(オスロ)
制作 ルネ・クラーケグ、ヤン・オラヴ・レンヴォーグ
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


Choice

『ケヴィン・プッツ』

Naxos 8.559794 contemporary/classical


American Classics シリーズ。2012年にピューリッツァー賞を受賞したケヴィン・プッツの作品が3曲、マリン・オールソップ Marin Alsop 指揮のピーボディ交響楽団による演奏で録音されました。プッツ Keven Puts はミズーリ州セントルイス生まれ。イーストマン音楽学校の学士号と修士号、イェール大学の博士号を取得、現在、ピーボディ音楽院作曲科教授とミネソタ管弦楽団の主宰する作曲スクールのディレクターを務めています。 

交響曲第2番は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに、世界が、豊かな経済を謳歌した幸せな時代を忘れ、恐怖と復讐の時代に入るという「価値観の劇的変化」を音楽に描いた単一楽章の作品。「至福、強い愛国心をもったラプソディ……激変……希望の織り交ざる期待と不確実性の内省的エピローグ」。コープランド、ジョン・ウィリアムズやジェリー・ゴールドスミスたちの「アメリカーナ」も映る音楽は、バーロウ音楽基金の委嘱で作曲され、2002年4月、シンシナティ交響楽団がパーヴォ・ヤルヴィの指揮で初演しました。 

2004年9月、レナード・スラトキン指揮で初演された《流れ激しき川》は、セントルイス交響楽団の委嘱作。「ミシシッピ川のことを考えていたと思う」と作曲者が言う情景が、「画家がキャンバスの上で絵の具を混ぜ合わせるのとほとんど同じように、異なる調性から自由に直感的に選んだ長調と短調の和音を組み合わせた」繊細な色彩とテクスチュアで描かれます。 

フルート協奏曲は、プッツのもっとも新しい作品のひとつ。第1楽章「With great sincerity and affection; flexible, with motion(とても真剣に大いなる優しさをもって、しなやかに動きながら)」は、トム・ソーヤーとハックルベリー・フィンの世界でも垣間見るような気分。第2楽章「アンダンテ」についてプッツは、モーツァルトのピアノ協奏曲ハ長調K.467の緩徐楽章が頭にあったと言います。「三連符でつづく長三和音、ピッツィカートで演奏される簡素な低声部、その上を漂うメロディ。モーツァルトは、たったそれだけのものからマジックを紡いだ」(プッツ)。第3楽章「Very fast, with tremendous energy(きわめて速く、巨大なエネルギーをもって)」。プッツが2007年に作曲した交響曲第4番(Harmonia Mundi HMU907580)の「踊り」を連想させる瞬間があります。この協奏曲は、マリン・オールソップが音楽監督を務めるカリフォルニア州サンタクルーズのカブリロ現代音楽フェスティヴァルのパトロン、ベティ・ハーシュとジョー・ハーシュから委嘱された作品です。この作品の初演者、2009年に21歳でロンドン交響楽団の首席奏者に就任したイギリスのフルーティスト、アダム・ウォーカー Adam Walker(1987–)が、この録音でもソロを担当しています。 

ピーボディ交響楽団は、ボルティモア市、ジョンズ・ホプキンズ大学附属のピーボディ音楽院のアンサンブル。メンバーは、主に音楽院の卒業生と上級クラスの学生から選抜されたプレーヤーにより構成されています。 

2015年の4月と10月に行われたセッションは、ピーボディ音楽院のレコーディング・アーツ&サイエンス科の学生が、制作、録音エンジニアリング、録音助手を担当しました。オーケストラのタペストリーが目の前に広がるスタイルの録音。プッツの音楽が充実した美しい響きとともに表現されます。3曲とも初録音です。

ケヴィン・プッツ(1972–)
 交響曲第2番(2002)
 流れ激しき川(River's Rush)(2004) 
 フルート協奏曲(2013 rev.2014)* 
  ピーボディ交響楽団 マリン・オールソップ(指揮
  アダム・ウォーカー(フルート)*

録音 2015年10月22日–23日(交響曲)、10月21日(川)、4月9日、11日(協奏曲) ジョンズ・ホプキンズ大学ピーボディ音楽院 ミリアム・A・フリードバーグ・コンサートホール(ボルティモア、メリランド州) 
制作 カレン・チェスター 
録音 エドワード・テトロー 

価格 ¥1,100(本体価格)

ページの先頭へ


『死んだ英雄 - エスビョーンへの涙』

ACT Music ACT9815-2 jazz


ACT Music の「Jazz at Berlin Philharmonic」シリーズの第5作。フィンランドのピアニスト、イーロ・ランタラ Iiro Rantala(1970–)がプロジェクトのリーダーシップを執り、E.S.T. のリーダー、2008年に事故死したエスビョーン・スヴェンソン Esbjörn Svensson(1964–2008)に捧げられたコンサートのライヴ録音。ランタラが「死んだ英雄」スヴェンソンを追悼して作曲、ACT Music デビューアルバム『死んだ英雄たち(Lost Heroes)』(ACT9504-2)で演奏した《セスビョーンへの涙》に始まり、E.S.T. のスヴェンソンとダン・ベリルンド Dan Berglund とマグヌス・オーストレム Magnus Öström が共作したナンバーをはさみ、ジョン・レノンの《イマジン》に終わるプログラム。2015年10月1日のコンサートでランタラと共演したのは、スヴェンソンが亡くなった年に E.S.T. のソングブック『Love Is Real』(ACT9459-2)を発表したスウェーデンのギタリスト、ウルフ・ヴァケーニウス Ulf Wakenius、そのアルバムに参加したラーシュ・ダニエルソン Lars Danielson とデンマークのモーテン・ロン Morten Lund、1997年のデビューアルバムをスヴェンソンがサポートしたヴィクトリア・トルストイ Victoria Tolstoy。スヴェンソンゆかりのミュージシャンたちです。

『死んだ英雄 - エスビョーンへの涙(Lost Hero - Tears for Esbjörn)』
 Tears for Esbjörn(Iiro Rantala)
 Love Is Real(Esbjörn Svensson/Josh Haden) 
 Waltz for The Lonely Ones(Esbjörn Svensson/Lina Nyberg) 
 Seven Days of Falling
 (Esbjörn Svensson/Dan Berglund/Magnus Öström) 
 Elevation of Love(Esbjörn Svensson/Dan Berglund/Magnus Öström) 
 Shining on You(Esbjörn Svensson/Emrik Larsson) 
 Dodge the Dodo(Esbjörn Svensson/Dan Berglund/Magnus Öström) 
 From Gargarin’s Point of View
 (Esbjörn Svensson/Dan Berglund/Magnus Öström) 
 Imagine(John Lennon) 
  イーロ・ランタラ(ピアノ)
  ヴィクトリア・トルストイ(ヴォーカル)
  ウルフ・ヴァケーニウス(ギター) 
  ラーシュ・ダニエルソン(ベース)
  モーテン・ロン(ドラム) 

録音 2015年10月1日 ベルリン・フィルハーモニー(KMS)(ライヴ録音) 
録音・ミクシング・マスタリング クラウス・ショイアマン 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


Conditions

Losen Records LOS156-2 jazz


オイスタイン・ブリクス Øystein Blix は、ノルウェーのミュージシャン。トロンハイムのノルウェー科学技術大学(NTNU)のジャズ学部で学び、ノルウェー北極圏の都市トロムソを本拠にトロンボーン奏者、作曲家として活躍しています。作曲は、ジャズ、新音楽、サウンドアート、劇場音楽など、さまざまなアンサンブルの委嘱による曲も含め、幅広いジャンルの音楽を手がけてきました。《Conditions(状態)》は、トロムソの2013年「北極光フェスティヴァル」のためにブリクスが作曲、フェスティヴァル期間中に初演した作品です。「経済的政治的に難しい時代を耐えたイタリアの芸術家と文化機間の努力を語る」。イタリアに滞在し現地のアーティストと共演したころの経験をもとにブリクス自身が歌詞を執筆。ジャズの語法を基本とする3人のプレーヤーと男声合唱のための作品に作り上げました。2015年6月24日から27日、彼がトロンボーン奏者として加わったティエリ・ジロー、アラン・コーザク、リヴ・ハンネ・ハウゲンのアルバム『Kemedu』の録音と平行してセッションが行われ、『Kemedu』でパーカッションと録音を受け持ったクリスチャン・スヴァーレスタ・オールスタ Kristian Svalestad Olstad がギターとエレクトロニクス、アレクサンデル・コストポロウス Alexander Kostopolous がドラムとエレクトロニクスを担当。初演のノルウェー男声合唱団に代わり、スロヴェニアのウルサ・ラー Ursa Lah が指揮するトロムソ大学のミマス男声合唱団 Mimas Male Choir が参加しました。

オイスタイン・ブリクス(1966–) 
 Conditions(状態)(トロンボーン、ギター、ドラム、男声合唱
  とエレクトロニクスのための) 
  Salvare l'Italia Aria Fritta Momentum Intrata 
  Alto Della Nomino Sticazzi Interlude 1 
  Interlude 2 Anche Cultura Asse Sorri 
  オイスタイン・ブリクス(トロンボーン) 
  クリスチャン・スヴァーレスタ・オールスタ(ギター、エレクトロニクス) 
  アレクサンデル・コストポロウス(ドラム、エレクトロニクス) 
  ミマス男声合唱団 ウルサ・ラー(指揮)

録音 2015年6月24日–27日 シュステン・スタジオ(トロムソ、ノルウェー)
制作 オイスタイン・ブリクス 
録音 ベンヤミン・モルク 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


I'll Be Seeing You

Prophone PCD165 jazz


エレン・アンデション Ellen Andersson は、1991年、スウェーデン、リンショーピング生まれのヴォーカリスト。スタンダードのジャズナンバーと現代のスタイルの音楽をレパートリーにソロ歌手として活動、デンマークのヴォーカルグループ、トゥシェ Touché で正メンバーとして歌っています。ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーン、ジュディ・コリンズをはじめ多くのシンガーが歌ってきたナンバーをタイトルにした『I’ll Be Seeing You』は、エレン・アンデション・カルテットの Prophone デビューアルバムです。アントン・フォシュベリ Anton Forsberg のギター、ハンネス・ヨンソン Hannes Jonsson のベース、セバスチャン・ブリドニアク Sebastian Brydniak のドラム。ガーシュウィンの《ス・ワンダフル》、チャーリー・パーカーの《Au Privave》、レジェー・シェレシュの曲にサム・M・ルイスが英語の歌詞をつけた《暗い日曜日》、チャップリンの《スマイル》など9曲のプログラム。スウェーデンを代表するトランペッター、ペーテル・アスプルンド Peter Asplund と、デンマークのジャズシーンで活躍するサクソフォーン奏者のオイリー・ウォレス Oilly Wallace が、ゲスト参加しています。エレン・アンデション・カルテットは、夏のコペンハーゲン・ジャズフェスティヴァルで演奏し、9月19日にはストックホルムのクラブ「ファッシング」でこのアルバムの公式リリース・コンサートが予定されています。

エレン・アンデション・カルテット - I'll Be Seeing You
 'S Wonderful(George Gershwin/Ira Gershwin)
 You've Changed(Carl Fischer/Bill William Carey)
 A Day in the Life of a Fool(Luiz Bonfá/Carl Sigman)
 Au Privave(Charlie Parker)
 I'll Be Seeing You(Sammy Fain/Irving Kahal)
 Gloomy Sunday(暗い日曜日)(Rezső Seress/Sam M. Lewis)
 Everything I Love(Cole Porter)
 Smile(Charlie Chaplin/Geoffrey Parsons/John Turner)
 I Cried for You(Arthur Freed/Abe Lyman/Gus Arnheimg)
  エレン・アンデション・カルテット
   エレン・アンデション(ヴォーカル)
   アントン・フォシュベリ(ギター)
   ハンネス・ヨンソン(ベース)
   セバスチャン・ブリドニアク(ドラム)
  スペシャル・ゲスト
   ペーテル・アスプルンド(トランペット、フリューゲルホルン)
   オイリー・ウォレス(アルトサックス)

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


Sounds of 3

Losen Records LOS147-2 jazz


ノルウェーのジャズ・ベーシスト。ペール・マティセン Per Mathisen(1969–)は、テリ・リン・キャリントン、ジェリ・アレン、ゲーリー・トマスをはじめとするアメリカのミュージシャンやノルウェーのテリエ・リプダールたちとのコラボレーションで知られ、親しみをこめて「ノルウェーのベース・ヴァイキング」と呼ばれます。夫人のオルガ・コンコヴァと共演した『My Voice』(LOS102-2)、ゲーリー・ハズバンドが加わったトリオによる『The Goldilocks Zone』(LOS134-2)などを録音した Losen Records の新作。ノルウェーのロックバンド「Dance with a Stranger」のリーダー、伝説的とまで言われるジャズ・ギタリストのフローデ・アルネス Frode Alnæs(1959–)と、国際的にも知られるキューバのバンド「クリマックス(Klimax)」を率いるドラマーで作曲家のヒラルド・ピロート Girald Piloto がスペインの Studio Barxela に集まってて展開した『Sounds of 3』。「ボルテージの高い『ロッキンジャズ』から、広がる音の描く音楽景色まで……ファンク、ロック、ブルース、ラテン、ポップ、フリーバッグ、クラシカル音楽、中東の香りが、手を取り合い、ジャンルの特定できない音楽にに溶け合っていく…」。作曲家としても忙しいマティセンの作ったオリジナル曲と、フランスのフォーレの《パヴァーヌ》が「グルーヴィな」即興を加えて演奏されます。

ペール・マティセン - Sounds of 3
 The C Sharp Man(Per Mathisen) Rabbagast II(Per Mathisen)
 Maestro H. Sunde(Per Mathisen) Kick A♭ Shuffle(Per Mathisen)
 Pavane(パヴァーヌ)(Gabriel Faure)
   Skumringstimen(黄昏のとき)(Per Mathisen)
 Rumbamania(Per Mathisen)
 Travelin' Man(Per Mathisen/Nils Mathisen)
  ペール・マティセン(エレクトリックベース、アクースティクベース)
  フローデ・アルネス(ギター)
  ヒラルド・ピロート(ドラム、パーカッション) 

録音 2015年10月 Studio Barxela(スペイン)
制作 ペール・マティセン
録音 ダニ・カステラル 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『雪解け』

ACT Music ACT9035-2 contemporary/jazz


ノルウェーのサクソフォーン奏者マリウス・ソフテラン・ネセット Marius Søfteland Neset は、モルデ・ジャズフェスティヴァルで初演する音楽によるアルバム『Lion』(ACT9031-2)でトロンハイム・ジャズオーケストラと共演、アメリカの「ダウンビート」誌が特集した「味来を担う25人」のひとりに選ばれました。イギリスのニーム Ivo Neame、スウェーデンのエルド Petter  Eldh、ノルウェーのエーゲル Anton Eger と組んだカルテットのアルバム『雪解け』は、オスロ・シンフォニエッタの委嘱を受け、サクソフォーン、5人の歌手、室内アンサンブルのために2013年に作曲した239ページの作品《雪解け(Snowmelt)》を核に制作されました。〈プロローグ〉に始まり〈雪解け〉に終わるアルバムは、「シレーヌ」「曲芸」「輪」「洞窟」「パラダイス」「虹」「ピラミッド」の7つの〈自然のアーチ〉が大きな部分を占めています。弦楽アンサンブルは、ジェフリー・パタソン Geoffrey Paterson 指揮のロンドン・シンフォニエッタの演奏。

雪解け(Snowmelt)』 
マリウス・ネセット(1968–) 
 Prologue Arches of Nature: Sirens
 Arches of Nature: Acrobatics Arches of Nature: Circles 
 Arches of Nature: Caves Arches of Nature: Paradise
 Arches of Nature: Rainbows Arches of Nature: Pyramiden
 The Storm Is Over Introduction to Snowmelt Snowmelt 
  マリウス・ネセット(テナーサックス、ソプラノサックス)
  アイヴォ・ニーム(ピアノ) ペッテル・エルド(ベース)
  アントン・エーゲル(ドラム)
  ロンドン・シンフォニエッタ ジェフリー・パタソン(指揮) 

録音 2015年3月16日–17日 AIR スタジオ(ロンドン) 
制作 マリウス・ネセット、アントン・エーゲル 
録音 ジョン・ベイリー 

価格 ¥2,350(本体価格) 

ページの先頭へ


『カール・ニルセン 合唱作品集』

Dacapo 8.226112 classical


カール・ニルセン Carl Nielsen は、その生涯に約300の歌曲や合唱曲を作曲しました。彼の作った「歌」はデンマーク賛美歌集にも収められ、今も親しみを持って歌い継がれています。《愛らしき国あり》《素晴らしい夕べのそよ風》《復活祭の花よ、つよき香りの一滴を》《春の生け垣は緑》《かあさん、太陽があんなに赤いよ》……。Dacapo の新しいアルバムにはカール・ニルセンの「珠玉」の合唱曲から23曲が、ミケール・シュンヴァント Michael Schønwandt、フィリップ・フェイバー Philip Faber、スサネ・ヴェント Susanne Wendt の3人が、混声合唱、男声合唱、女声合唱、児童合唱など、それぞれのアンサンブルを指揮した演奏で収録されています。 

カール・ニルセン(1865–1931) 合唱のための作品
 愛らしき国あり(Der er et yndigt Land) FS110/CNW351
 (混声合唱のための)*
 郷愁「素晴らしい夕べのそよ風」(Hjemve "Underlige aftenlufte")
  FS70-4/CNW205(混声合唱のための)*
 2つの学校の歌(To Skolesange) FS138/CNW343
  - うてなからこぼれる花粉(Blomsterstøv fra Blomsterbæger)
 (混声合唱のための)*
 マヒワの歌(Sidskensang) FS40/CNW348(女声四部合唱のための)*
 セレナード(Serenade) FS300/CNW349(混声合唱のための)*
 自然の生まれ「ほほえみながら重荷を担う」
 (Sundt Blod "Jeg bærer mid smil min byrde") FS70-10/CNW212
 (混声合唱のための)* 
 来たれ、神の天使よ、静かな死よ(Kom, Gudsengel, stille Død)
  FS41/CNW350(混声三部合唱のための)* 
 2つの学校の歌(To Skolesange) FS138/CNW343 
  - あまりに短い時は過ぎてしまった(Nu er for stakket Tid forbi)
 (混声合唱のための)* 
 夕べの気分(Aftenstemning) FS48/CNW359(男声合唱のための)* 
 水仙「復活祭の花よ、つよき香りの一滴を」
 (Påske-Liljen "Påskeblomst! en Draabe stærk") FS59/CNW361
 (男声合唱のための)* 
 子供の歌「さあ、今日はみんなで歌おう」
 (Barnets sang "Komm, i dag må alle synge") FS72/CNW301
 (児童合唱のための)† 
 四月の歌「春の生け垣は緑」(Aprilsvise "Grøn er vårens hæk")
  FS114-7/CNW268(児童合唱のための)†† 
 ぼくはひばりの巣を知っている(Jeg ved en lærkerede)
  FS114-1/CNW262(児童合唱のための)† 
 かあさん、太陽があんなに赤いよ(Solen er så rød, Mor)
  FS114-2/CNW263(児童合唱のための)†† 
 デンマークの歌「いつでも出帆できる船のように」
  (Sangen om Danmark "Som en rejselysten flåde")
  FS94/CNW237(混声合唱のための)** 
 オーフス市地方博覧会のためのカンタータ
 (Kantate ved Landsusstillingen i Aarhus)(FS54)の編曲
 (混声合唱のための) 
  デンマーク、なんじトウモロコシ色の美しい髪の娘
  (Danmark, du kornblonde datter)CNW342 ** 
  海は波高く泡立ち(Skummende lå havet) CNW341 ** 
 祖国の歌「おおデンマークの男よ」
 (Fædrelandssang "Du danske mand") FS35/CNW288
 (男声合唱のための)** 
 ベルカント男声合唱団のスナップスに(Till Snapsen i "Bel Canto")
  FS53/CNW360(男声合唱のための)** 
 デンマークの歌は、若く美しい髪の娘
 (Den danske sang er en ung, blond pige) FS114-10/CNW271
 (男声合唱のための)** 
 今、東の空に優しく太陽が昇る(Nu sol i øst oprinder mild)
  CNW186(少女合唱のための)*** 
 私は心地よい眠りにつく(Jeg lægger mig så tryg til ro)
  FS114-8/CNW269(少女合唱のための)*** 
 郷愁「素晴らしい夕べのそよ風」(Hjemve "Underlige aftenlufte")
  FS70-4/CNW205(少女合唱のための)*** 
 愛らしき国あり(Der er et yndigt Land) FS110/CNW351
 (少女合唱のための)*** 
  デンマーク国立ヴォーカルアンサンブル *
  デンマーク国立コンサート合唱団 ** 
  ミケール・シュンヴァント(指揮)*/**
  デンマーク国立少女合唱団 ***
  フィリップ・フェイバー(指揮)*** 
  デンマーク国立青少年合唱 †  デンマーク国立児童合唱団 ††
  スサネ・ヴェント(指揮)†/†† 

録音 2014年6月18日–20日 *、2015年5月7日–8日 **、2015年6月 †/††、2015年8月24日 *** ガリソン教会(要塞教会)(コペンハーゲン) 
制作・録音 プレーベン・イーヴァン 
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『ベートーヴェン 交響曲全集 第2集』

Orchid Classics ORC100059 2CD's classical


コペンハーゲン・フィルハーモニック管弦楽団は、デンマーク政府の支援を受けて活動する5つのオーケストラのひとつ。1843年にチボリ公園のダンス・オーケストラとして発足、ニルス・W・ゲーゼをはじめとする音楽家たちの指揮で演奏経験と重ねてきました。団員数は約70名。コペンハーゲンとシェラン島の都市でコンサートを行い、毎夏、チボリ交響楽団の名前で公園の専属オーケストラとして活動しています。2007年から首席指揮者を務めるラン・シュイ Lan Shui は、中国の杭州市生れ。シンガポール交響楽団の音楽監督とデンマークのオルボー交響楽団の首席客演指揮者を兼務しています。彼は、このオーケストラの金管楽器奏者がモダン楽器とピリオド楽器の両方を演奏できることから、この交響曲シリーズでは金管楽器とティンパニに作曲者と同時代の楽器を用いて演奏しています。

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 交響曲第5番 ハ短調 Op.67 交響曲第6番 ヘ長調 Op.68《田園》
 交響曲第7番 イ長調 Op.92 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
  コペンハーゲン・フィルハーモニック管弦楽団
  ラン・シュイ(指揮) 

録音 2011年2月(第5番)、2013年12月(第6番)、2012年9月(第7番)、2012年4月(第8番) デンマーク王立音楽アカデミー コンサートホール(コペンハーゲン)

価格 ¥3,200(本体価格) 

ページの先頭へ


『旅(Ferðalag)

Smekkleysa SMK88 contemporary/classical


クリスティーン・ミョトル・ヤーコブスドウッティル Kristín Mjöll Jakobsdóttir は、アイスランドの最初のプロ・ファゴット奏者シーグルズル・マルクーソンにレイキャヴィーク音楽学校で学んだ後、1989年、アメリカのイェール大学で修士号を取得。アムステルダムのスヴェーリンク音楽院とアメリカのシンシナティでも学びました。1991年kから1992年のシーズン、香港フィルハーモニックの団員になり、1998年までレジデントを務めました。アイスランド交響楽団のメンバー。アイスランド・オペラと室内アンサンブルにも参加しています。彼女のポートレートアルバム『旅』。14世紀の修道士エイステイン・アウスグリームソンの詩に書かれた作者不詳の歌《百合》、アンナ・ソルヴァルスドウッティル Anna Þorvaldsdóttir とハフディース・ビャルナドウッティル Hafdís Bjarnadóttir が彼女のために書いた作品、アトリ・ヘイミル・スヴェインソン Atla Heimi Sveinsson がシーグルズル・マルクーソンのために書いた曲を彼女のために改訂した《作品 IV》などが演奏されます。

『旅(Ferðalag)』- ファゴットのためのアイスランド音楽
作者不詳(14世紀アイスランド) 百合(Lilja)
ソルケトル・シーグルビョルンソン(1938–2013)
 ローランの冒険(Úr rímum af Rollant/The Adventures of Rollant)
 (1976)(ファゴットとチェンバロのための)
アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938–)
 作品 IV(Fönsun IV/Compositio IV)(1968 rev.2008)
 (ファゴットのための)
ヨウナス・トウマソン(1946–)
 ソナタ XII(1976)(ファゴットとチェンバロのための)
アンナ・ソルヴァルスドウッティル(1977–)
 要素(Hugleiðing/Elements)(2007)(ファゴットのための)
リーカルズル・オットルン・パウルソン(1946–)
 ファゴットとピアノのためのソナタ(1996)
ハフディース・ビャルナドウッティル(1977–)
 はい!(Já!/Yes!)(2012)(ファゴットとエレクトロニクスのための)  
  クリスティーン・ミョトル・ヤーコブスドウッティル(ファゴット)
  グヴズルーン・オウスカルスドウッティル(チェンバロ)
  ヨウン・シーグルズソン(ピアノ)

録音 2008年–2013年 ヴィージスターザ教会(ハブナルフィヨルド、アイスランド)
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

ページの先頭へ


『終わりにする(I call it)

Smekkleysa SMK87 contemporary/classical



『終わりにする(I call it)』
アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938–)
 ピアノ五重奏曲(1994 rev.2002)
 ポーランドとアイスランドの詩による4つの歌
 (Fjórir söngvar við pólsk og íslensk ljóð)(1979)
 (アルト、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)*
  われらへの伝言ではない(Skeytið ekki um okkur)
  (タデウシュ・ルジェヴィッチ、エイナル・ブラーギ)
  海辺の家から(Úr heimkynni við sjó)
  (ハンネス・ピェートルソン)
  きれいな手(Hreinar hendur)
  (クリスティナ・ブロール、エイナル・ブラーギ)
  ショパンのマズルカ(Mazurka eftir Chopin)
  (ステイン・ステイナル)
 終わりにする(I call it)(1974)
 (コントラルト、チェロ、ピアノと2人の打楽器奏者のための)
 (ソウルズル・ベン・スヴェインソン)**
  ランヴェイグ・フリーザ・ブラガドウッティル(メゾソプラノ)*
  シグニー・サイムンスドウッティル(ソプラノ)**
  レイキャヴィーク室内管弦楽団
  ベルンハルズル・ヴィルキンソン(指揮)

録音 2002年6月、2005年2月 ヴィージスターザ教会(ハブナルフィヨルド、アイスランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『シグルーン・エズヴァルスドウッティル』

Iceland Symphony Orchestra/Smekkletsa ISO3 2CD's classical


シグルーン・エズヴァルスドウッティル Sigrún Eðvaldsdóttir(1967–)。レイキャヴィーク音楽大学でグヴズニー・グヴズムンスドウッティルに学び、アメリカに留学。1988年にフィラデルフィアのカーティス音楽学校の学位を取得しました。1998年からアイスランド交響楽団の第1コンサートマスター。シンガーソングライターのビョークをはじめとする音楽家たちとの共演でも知られます。 

ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
 ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.77 *
アルバン・ベルク(1885–1935)
 ヴァイオリン協奏曲(1935)**
アントニーン・ドヴォルジャーク(1841–1904)
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53 ***
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.45 †
  シグルーン・エズヴァルスドウッティル(ヴァイオリン)
  アイスランド交響楽団 ペトリ・サカリ(指揮)*
  ラモン・ガンバ(指揮)**
  ユリ・シーガル(ウリエル・セガル)(指揮)***
  ベルンハルズル・ヴィルキンソン(指揮)† 

録音 1991年10月24日 *、2008年3月6日 **、1999年11月18日 ***、2009年2月25日 † ハウスコウラビーオウ(レイキャヴィーク、アイスランド)(ライヴ録音)

価格 ¥2,900(本体価格)

ページの先頭へ


Sus

Losen Records LOS164-2 jazz


ノルウェーの若いシンガーソングライター、サンドラ・ボーロイ Sandra Borøy のデビューアルバム。彼女が2012年からコラボレーションを始めた若い三人の音楽家、ギタリストのヨーナス・ディーシュタ・ヴァルベルグ Jonas Dyrstad Valberg、ベーシストのグットルム・ストランデ・シルリスト Guttorum Strande syrrist、ドラマーのヨーナタン・スカンケ・アイクム Jonatan Eikum が共演。日常のさまざまな姿と想いを率直な歌詞、陽気なメロディ、特有のハーモニーに映したという10曲が歌われます。

サンドラ・ボーロイ - Sus
 Sus I Ny Tråd(新しい糸)** Quelea Jiffy I
 Tett Til Sitt Hjerte(あのひとの心にしっかりと)
 Stille Vann(静かな水面)* Virvelvind(つむじ風)
 Jiffy II Udefinert(まだ決まらない)** Sus II ***
  サンドラ・ボーロイ(ヴォーカル、ピアノ *)
  ヨーナス・ディーシュタ・ヴァルベルグ
  (ギター、バッキングヴォーカル **/***)
  グットルム・ストランデ・シルリスト
  (ベース、エレクトリックベース、バッキングヴォーカル ***)
  ヨーナタン・スカンケ・アイクム(ドラム、バッキングヴォーカル ***) 

録音 2016年2月 Amper Tone Studio(オスロ)
制作 サンドラ・ボーロイ、ヤン・バング
録音・サンプリング * ボルド・インゲブリクトセン

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『セシリア・ペーション & ノルボッテン・ビッグバンド』

Prophone PCD161 jazz


ノルボッテン・ビッグバンド Norrbotten Big Band は、スウェーデンのもっとも北に位置するノルボッテン県が組織した「ノルボッテンの音楽 Norrbottensmusiken」の団体のひとつ。トランペッターのティム・ヘイゲンズと作曲家で指揮者のオルヤン・ファールストレムの後を受け、現在、サクソフォーン奏者のヨアキム・ミルデル Joakim Milderg が芸術監督を務めています。ノルボッテン・ビッグバンドは、県とスウェーデンの音楽文化を支えるため積極的な活動をつづけ、ヤン・アッラン、マグヌス・リンドグレーン、ヤン・アッラン、トゥーツ・シールマンスをはじめとする第一線で活躍するプレーヤーも客演、アメリカとスウェーデンのグラミー賞にたびたびノミネートされてきました。ノルボッテン・ビッグバンドは、数年前、ひとりの作曲家と一年間緊密な共同作業を行うため、コンポーザー・イン・レジデンスのプロジェクトを開始。スウェーデン放送が主宰する Jazzkatten の作曲者部門賞に二度選ばれた、ピアニストでもあるセシリア・ペーション Cecelia Persson を最初の作曲家に選びました。ペーションは、プレーヤーの異なる個性を活かした曲を作るとともに、ビッグバンドの伝統的な楽器配置を変更。金管楽器奏者がピアノトリオを近くから取り囲むよう配置することで、プレーヤーたちが目と耳の両方を使ってインタープレイできる環境を整えてもいます。ノルボッテン・ビッグバンドとペーションがコラボレートした最初のアルバム。茶目っ気のある曲がりくねるような旋律と時間差をもったフレーズの反復といった彼女の「署名」にインプロヴィゼーションをたっぷり取り入れた6曲が演奏されます。

セシリア・ペーション & ノルボッテン・ビッグバンド
セシリア・ペーション(1982–)
 Lulu(ルル) Stad i aska(灰の都会)
 Låba & månen(ローバと月)
 Till Bengt Hallberg(ベンクト・ハルベリに寄せて)
 Furioso(フリオーゾ)
 En by om än skön(今も美しい村)
  ノルボッテン・ビッグバンド セシリア・ペーション(指揮) 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『マーラー 交響曲第10番』

Seattle Symphony Media SSM1011 classical



グスタフ・マーラー(1860–1911)
(デリック・クック(1919–1976)補筆・1976年第3稿)
 交響曲第10番 嬰ヘ短調・嬰ヘ長調
  シアトル交響楽団 トマス・ダウスゴー(指揮) 

録音 2015年11月19日、21日、22日 Mark Taper Foundation Auditorium, Benaroya Hall(シアトル、ワシントン州)

価格 ¥2,250(本体価格)

ページの先頭へ


『ヘルステズ 十重奏曲と弦楽四重奏曲』

Dacapo 8.226111 classical


ゴスタウ・カール・ヘルステズ Gustav Carl Helsted は、1857年、主に指揮者と教育者としての業績によりデンマーク音楽史に名を残すカール・エードルフ・ヘルステズ Carl Adolf Helsted(1818–1904)の子に生まれました。商務の見習いとして働いた後、23歳の時にコペンハーゲンの音楽アカデミーに入学。ピアノとオルガンの演奏を学び、ニルス・W・ゲーゼのたちに作曲法と対位法を教わりました。王立デンマーク劇場のオーケストラ団員とレペティトゥールを務め、1891年、ヴァルビューに建立されたイエズス教会のオルガニストに就任。母校のアカデミーで音楽理論とオルガンを教え、1915年に聖母教会(コペンハーゲン大聖堂)のオルガニストに任命されました。作曲家としては、オペラ《警鐘(Stormklokken)》、2曲の交響曲、ヴァイオリン協奏曲(Danacord DACOCD465–466)、父と子の作曲家のシリーズ『仲のいい家族』の第5集(DACOCD537)で紹介されたヴァイオリンと管弦楽のための《ロマンス》とチェロ協奏曲、管弦楽のための《夏の日の徒歩旅行(På Fodtur en Somerdag)》、合唱と管弦楽のための《グアアの歌(Gurresange)》などを作曲。室内楽のための作品は特に高く評価され、国外でも演奏されました。ヘルステズは、ドイツ、フランス、イタリアに旅した際に「後期ロマンティシズム」に出会ったことから、8歳年下のカール・ニルセンと同じように、「青白い」デンマーク・ロマンティシズムから距離を置いた作風をとるようになったといわれます。

フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための十重奏曲は1891年の作品です。第1楽章〈アレグロ〉、メランコリックな旋律を主題とする〈主題と変奏(アンダンテ)〉、チェロの弾く主題に始まるアレグロ・モルト・ヴィヴァーチェの〈スケルツォ〉、アダージョ・マ・ノン・トロッポの序奏と「アレグロ」の〈終曲〉。デンマーク音楽の曲調を底流にもち、後期ロマンティシズムのスタイルで書かれています。

ヘ短調の四重奏曲は、ヘルステズが書いた5曲の弦楽四重奏曲の最後の作品です。〈アレグロ・コン・フォコ〉〈プレスト・アパッショナート〉〈アンダンテ・ソステヌート〉〈アレグロ・リゾルート〉の4楽章。王立図書館所蔵のオリジナル手稿譜に1917年9月23日の日付が書かれ、1942年、王立デンマーク音楽アカデミーの創立記念日にも演奏されました。

ゴスタウ・ヘルステズ(1857–1924)
 十重奏曲 ニ長調 Op.18(1891)
 (フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、
  2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための)*
 弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.33(c.1917)
  デンマーク・シンフォニエッタ(ラナス室内管弦楽団)
  デイヴィッド・リドル(指揮)* 

録音 2013年9月19日–21日、10月7日(弦楽四重奏曲)、10月4日–6日、10月8日(十重奏曲) ヴェーアケト音楽演劇ホール(ラナス、デンマーク)

制作・録音 プレーベン・イーヴァン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『ジョン・フランセン 歌曲集』

Dacapo 8.226582 contemporary/classical


デンマークの作曲家ジョン・フランセン John Frandsen は、詩に対する深い理解で知られるひとり。ピーア・タフドロプ Pia Tafdrup のデンマーク語の詩と『ソロモンの雅歌』のラテン語の詩をひとつの作品に織り込んだ《欲望の典礼》、ヘルマン・ヘッセの4つの詩による《冬の夜》、ウィリアム・ブレイクの『無垢の歌』の9つの詩と『経験の歌』の5つの詩による曲集、ヘンリク・ノアブラント Henrik Nordbrandt の詩による《かつて私が暮らした部屋》、アメリカとイギリスのナンセンス詩による7つの歌。エロティックとさえいえる個人的な色彩の歌から哲学的な内容の歌まで、そして軽く愉快な歌。「テクスト」を重視するフランセンの意図を生かすためデンマークとノルウェーの歌手を起用して録音されました。 

ジョン・フランセン(1956–) 歌曲集 
 欲望の典礼(Lystens liturgi)(1993)(ソプラノとピアノのための)*
 冬の夜(Winternächte)(1989 rev.2015)
 (カウンターテナーとピアノのための)**
  1944年10月(Oktober 1944) La belle qui veut…
  曲がった枝の軋み(Knarren eines geknickten Astes)
  悪い時代(Böse Zeit)
 無垢の歌(Songs of Innocence)(1984)
 (ソプラノとギターのための)***
  序詩(Introduction) 羊飼い(The Shepherd)
  こだまする草原(The Echoing Green) 子羊(The Lamb)
  花(The Blossom) 迷子になった少年(The Little Boy Lost)
  笑いの歌(Laughing Song) ゆりかごの歌(A Cradle Song)
 経験の歌(Songs of Experience)(1991)
 (ソプラノとギターのための)*
  昔の吟遊詩人の声(The Voice of the Ancient Bard)
  愛の園(The Garden of Love) 蝿(The Fly)
  病めるバラ(The Sick Rose) ああ、ひまわりよ(Ah! Sun-Flower)
 かつて私が暮らした部屋(rummet, hvor jeg engang boede)(1990)
 (バリトンとピアノのための)†
  眠れる森の美女(Tornerose) のような(Sådan en)
  死者の標識(De dødes vejskilt) クレイヘッド(Et lerhoved)
 7つの馬鹿げた歌(Seven Silly Songs)
 (カウンターテナーとギターのための)
  酒飲み歌(Drinking Song)
  木の中のジプシーたち(Gypsies in the Wood)
  コキジバト(The Turtle-Dove) 希望的観測(Wishful Thinking)
  ぼくのリンゴの木(My Apple Tree)
  きれいな子馬をぜんぶ(All the Pretty Little Horses)
  そぞろ歩き(Promenade)
  リーセ・ダーヴィドセン(ソプラノ)*
  モーテン・グローヴェ・フランセン(カウンターテナー)
  リヴ・オッドヴェイ・ミトマーゲリ(ソプラノ)***
  アレクサンデル・ノール(バリトン)
  ソフィア・ヴィルクマン(ピアノ)*/†
  オルシ・ファイゲル(ピアノ)**
  イェスパー・シヴェベク(ギター)

録音 2015年9月 王立オペラ劇場オーケストラ練習場(コペンハーゲン)*/†、2015年9月、10月 ファーロム教会教区ホール(ファーロム、デンマーク)**/***
制作・録音 ジョン・フランセン

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『ロメオとジュリエット』

Linn CDK521 2CD's classical


イギリスのティチアーティ Robin Ticciati がスコットランド室内管弦楽団とスウェーデン放送交響楽団を指揮して録音するシリーズの第4作は、《キリストの幼時》(CKD440)につづきスウェーデン放送交響楽団と合唱団による《ロメオとジュリエット》。この作品は、ベルリオーズに《幻想交響曲》の着想を与えたことで知られるハリエット・スミスソンが主演したオリオン座の『ロメオとジュリエット』からインスピレーションを得て作曲されました。エミール・デシャンがシェイクスピアの戯曲に基づいて台本を執筆。3人の独唱者と混声合唱、管弦楽は、ピッコロとファゴット2本を追加した二管編成、弦楽、2組のティンパニ、2つのスネアドラム、バスドラム、シンバル、クロタル、2つのハープにより演奏される大規模な作品です。

エクトル・ベルリオーズ(1803–1869)
 劇的交響曲《ロメオとジュリエット(Roméo et Juliette)》 Op.17(H.79)
  カティア・ドラゴイェヴィチ(メゾソプラノ)
  アンドルー・ステイプルズ(テノール)
  アラステア・マイルズ(バス)
  スウェーデン放送交響楽団・合唱団
  ロビン・ティチアーティ(指揮) 

録音 2014年11月3日–5日 ベールヴァルドホール(ストックホルム)

価格 ¥3,400(本体価格)

ページの先頭へ


『イースタード・コンサート』

ACT Music ACT9814-2 jazz


2010年に発足した「イースタード・スウェーデン・ジャズフェスティヴァル」の芸術監督を務めるピアニスト、ヤン・ルンドグレーン Jan Lundgren の2015年コンサートのライヴ録音。スウェーデン、ロシア、ハンガリーの民謡、彼のオリジナル曲、ヤン・ユーハンソンの《長くつ下のピッピがやってくる》によるプログラム。ベースのマティアス・スヴェンソン Matthias Svensson と、マッティン・ベリグレーン Martin Berggren の編曲を演奏するボンフィリオーリ弦楽四重奏団 Bonfiglioli Weber String Quartet の共演。

『イースタード・コンサート(The Ystad Concert)』
 - ヤン・ユーハンソンへのオマージュ
 Emigrantvisa(移民の歌)(trad.)
 Gånglek från Älvdalen(エルヴダーレンのゴングレーク)(trad.)
 Polska från Medelpad(メーデルパッドのポルスカ)(trad.)
 Polska efter Höök Olle(ホーク・ウッレのポルスカ)(trad.)
 Berg-Kirstis Polska(ベリ=ヒシュティのポルスカ)(trad.)
 Bandura(trad.)
 Kvällar i Moskvas förstäder(モスクワ郊外の夕べ)(trad.)
 På ängen stod en björk(草原に樺の木が立っていた)(trad.)
 Det går en kosack(コサックが行く)(trad.)
 Stepp min stepp(trad.)
 Det snöar(雪が降っている)(trad.)
 Det vore synd att dö än(trad.)
 Visa från Utanmyra(ユータンミュラの歌)(trad.)
 Lycklig resa(幸せの旅)(Jan Lundgren)
 Slängpolska efter Byss-Kalle
 (ビュッセ=カッレのスレングポルスか)(trad.)
 Här kommer Pippi Långstrump
 (長くつ下のピッピがやってくる)(Jan Johansson)
  ヤン・ルンドグレーン(ラングレン)(ピアノ)
  マティアス・スヴェンソン(ベース)
  ボンフィリオーリ・ヴェーバー弦楽四重奏団
   クラウディア・ボンフィリオーリ(ヴァイオリン)
   ダニエラ・ボンフィリオーリ(ヴァイオリン)
   カロリーナ・ヴェーバー・エクダール(ヴィオラ)
   カルロッタ・ヴェーバー・ヴィーデシュトレム(チェロ) 

録音 2015年7月30日 イースタード劇場(イースタード、スウェーデン)(ライヴ録音)
制作 ヤン・ルンドグレン
録音 ベッティル・カールソン、ベンクト・ペッテション(P2 スウェーデン放送)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『ロビン・フッド』

Alba AB-DVD-1 classical


12世紀イングランド。十字軍遠征に出かけた国王リチャードの留守、王の代理を務める弟ジョンの意思の弱さにつけこんだノッティンガムの代官は、権力を握ることを推し進めていた。彼が狙うのは、王家の血をひく少年リチャードの後見人になること。国王が戦死することになれば……。歌劇《ロビン・フッド》は、フィンランド国立歌劇場の創設100周年にあたる2011年の上演作品として委嘱されました。俳優、作家、詩人、演出家、ジャーナリストとして活躍するユッカ・ヴィルタネン Jukka Virtanen(1933–)が台本を執筆。金管楽器のための協奏曲をはじめとする管弦楽曲、ミュージカル《ピーター・パン》、映画『雪の女王』の音楽、バレエ《盗賊の娘ロニヤ》などのステージ作品で知られるユッカ・リンコラ Jukka Linkola(1955–)が、三管編成、4人の打楽器奏者、ハープ、ピアノによるオーケストラの共演するオペラに作曲しました。
 
アリア、ロビンとマリアンの二重唱、ミュージカルを思わせる群衆の合唱。打楽器によるリズミカルな音楽が作品の駆動力として使われ、「6歳の時、エロール・フリンの映画を観て、ワクワクした」と語るリンコラの手で、シャーウッドの森をねじろにノッティンガムの代官に反抗したロビン・フッドの物語が「大人から子供まで家族揃って楽しめるオペラ」に作り上げられました。スコットランド・オペラの《セビーリャの理髪師》でフィガロを歌ったヴィレ・ルサネン Ville Rusanen がロビン・フッド、モーツァルト・オペラのソプラノ役や《ボエーム》のムゼッタが持ち役のマリ・パロ Mari Palo がマリアン、ワーグナーの《指輪》のフンディングやハーゲンの役で知られるマッティ・サルミネン Matti Salminen が代官。俳優、脚本家としても活躍するカリ・ヘイスカネン Kari Heiskanen(1955–)が、1993年に建てられた歌劇場の舞台機構を活かした動きの多いステージを演出。2006年から2013年まで国立歌劇場の総音楽監督を務めたミッコ・フランク Mikko Franck(1979–)が指揮を担当しました。初演は2011年1月14日。このDVDには2月6日の公演が収録されています。 

ABBRDV1(Blu-ray + DVD)と同様内容です。 

ユッカ・リンコラ(1955–)
 歌劇《ロビン・フッド(Robin Hood)》(2011) 
  ヴィッレ・ルサネン(ロビン・フッド:バリトン)
  マリ・パロ(マリアン:ソプラノ) 
  マッティ・サルミネン(ノッティンガムの代官:バス)
  パイヴィ・ニスラ(代官の母:ソプラノ) 
  ユルキ・アンティラ(ギズボーンのガイ:テノール)
  メリス・ヤーティネン(ジャミラ:メゾソプラノ) 
  ナイル・コレル(ウィル・スカーレット:テノール)
  アキ・アラミッコテルヴォ(修道士タック:テノール) 
  コイト・ソアセップ(リトル・ジョン:バス)
  ハンヌ・フォシュベリ(粉屋のマッチ:バスバリトン) 
  アンナ=リーサ・ヤコブソン(マッチの妻:メゾソプラノ)
  ハンナ・フサール(侍女:ソプラノ) 
  トーヴェ・オーマン(侍女:ソプラノ)
  オラヴィ・ニエミ(少年リチャード:台詞) 
  イェッセ・リスコラ(代官の犬)
  アルットゥ・ペルトニエミ(代官の犬) 
  ヤルモ・マキネン(獅子王リチャード:台詞)
  フィンランド国立歌劇場管弦楽団・合唱団・児童合唱団 
  ミッコ・フランク(指揮) 

台本 ユッカ・ヴィルタネン 
演出 カリ・ヘイスカネン 
装置 カティ・ルッカ 
衣装 マルヤ・ウーシタロ 
照明 ミッキ・クントゥ 
剣戟振付 セッポ・クンプライネン 

収録 2011年2月6日 フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ) [歌唱:フィンランド語] 
映像監督 ハンヌ・カンピラ 
映像デザイン ミカ・パーヴィライネン 
サウンドデザイン サムリ・リーカネン 
制作 クラウス・ピュルッカネン 
製作総指揮 ティモ・ルオッティネン 

[画面:16:9 PAL 音声:5.1 Dolby Digital/2.0 Dolby Digital 字幕:英語・スウェーデン語・フィンランド語]

価格 ¥3,100(本体価格)

PAL 規格の DVD です。一般のプレーヤーでは再生できないので、PAL/NTSC 変換機能のある DVD Player か PC で再生してください。

ページの先頭へ


『クレーナウ 交響曲第9番』

Dacapo 8.226098 2CD's classical


クレーナウ Paul von Klenau は、コペンハーゲンに住むドイツ人の家系生まれ。コペンハーゲン音楽院でヴァイオリンと作曲を学び、十代が終わるころ、「田舎くさく活力のない」デンマークの音楽体制に対する反抗心もあり、ドイツに渡りました。マックス・ブルッフ、ルートヴィヒ・トゥイレ、マックス・シリングスに師事、「偉大なブルジョワ・ドイツ文化の伝統」に情熱を燃やし、後にナチスの文化政策に受け継がれる「理想とビジョン」を取り入れるようになりました。指揮者としても活躍し、影響力をもった音楽家、詩人、哲学者のサークルでも知られた存在だったといわれます。1939年、個人的、政治的な理由からオーストリア人の妻とともにデンマークに戻り、1946年にコペンハーゲンで没しました。独唱と合唱をともなう交響曲第9番は、クレーナウが1945年に作曲した彼にとって最後の大曲となる作品です。〈アレグロ〉〈レクイエム(アンダンテ)〉〈アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ〉〈アンダンテ「この矛盾は永遠の命なりや(Estne haec vitae discrepantia sempiterna)」〉〈アレグロ〉〈アダージョ〉〈ミゼリコルディア(Sehr leidenschftlich bewegt(きわめて情熱的な動きで))〉〈Ruhige Viertel(静かな地域)「Stella lucet per coelum(空に星がきらめく)」〉。調性のある8つの楽章から構成されています。この作品は、初演の行われないまま楽譜が行方不明になり、2001年になって発見。コペンハーゲンの王立図書館で編集作業が行われた後、2014年3月、ミケール・シュンヴァント Michel Schøonwandt(1953–)がデンマーク国立楽団を指揮して初演されました。初演コンサートのライヴ録音。 

パウル・フォン・クレーナウ(1883–1946)
 交響曲第9番(1945)
  コルネリア・プタセク(ソプラノ)
  スサンネ・レスマルク(メゾソプラノ)
  ミケール・ヴェイニウス(テノール)
  ステファン・ブルーン(バス)
  デンマーク国立コンサート合唱団 デンマーク国立交響楽団
  ミケール・シュンヴァント(指揮) 

録音 2014年3月20日–21日 デンマーク放送(DR)コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ)
制作 クリス・ヘイゼル
録音 ヤン・オルロプ
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『ヘルマン・ヴォークト ヴァイオリン協奏曲』

Afontibus ATBCD-11 contemporary/classical


作曲家ヘルマン・ヴォークト Herman Vogt(1976–)はノルウェーのドランメン生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーで1995年から1997年にかけてヴァイオリン、1999年から2004年までビョルン・クルーセ、ラッセ・トーレセン、ヘンリク・ヘルステニウスとオラヴ・アントン・トンメセンに作曲を学びました。2003年にはオランダに留学、ハーグの王立音楽院のマルタイン・パディングとルイ・アンドリーセンに師事しました。主なジャンルは、器楽曲、室内楽曲、管弦楽曲。ノルウェーと北欧の他、2010年のシドニーと2012年のベルギーの「世界音楽の日々」(国際現代音楽協会(ISCM)フェスティヴァル)でも作品が紹介されています。ヴァイオリン協奏曲は、ゲイル・インゲ・ロツベルグとノルウェー放送管弦楽団の委嘱により2011年から2015年にかけて作曲されました。活発に動く2つの楽章がゆったりと流れ瞑想する楽章をはさむ伝統的な協奏曲の形式がとられ、ベートーヴェンの時代からの語法と現代の語法を交差させながら、ヴァイオリンのソロと透明な響きの管弦楽の交わす会話が綴られていきます。ヴァイオリニストのロツベルグ Geir Inge Lotsberg(1969–)は、ライフ・ヨルゲンセン、シャーンドル・ヴェーグ、カミラ・ウィックス、アナ・チュマチェンコに学び、ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団とノルウェー国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを歴任。オスロ弦楽四重奏団の創設、トロンハイム・ソロイスツの客演コンサートマスター、バラット・ドゥーエ音楽学校の教師、レコード録音のプロデューサーなど、多忙な日々を送っています。楽器は Dextra Musica から貸与された 1703年製の Joseph Guarnerius filius Andrae です。2016年3月31日にノルウェー放送の大スタジオで行われた初演の総練習とコンサートの録音と翌日のセッション録音を編集した音源を使い、ロツベルグの Afontibus レーベルとノルウェー放送(NRK)が共同でリリースします。

ヘルマン・ヴォークト(1976–)
 ヴァイオリン協奏曲(2011–15) 
  ゲイル・インゲ・ロツベルグ(ヴァイオリン)
  ノルウェー放送管弦楽団 ビャッテ・エンゲセット(指揮) 

録音 2016年3月31日、4月1日 ノルウェー放送(NRK)大スタジオ(オスロ)
制作 ジェフ・マイルズ 
録音 テリエ・ヘッレム、オイスタイン・ノルデンゲン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番・第3番・第4番』

Ondine ODE1244-2 classical



セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953)
 ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26
 ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調 Op.10
 ピアノ協奏曲第4番 変ロ長調 Op.53
  オッリ・ムストネン(ピアノ)
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮) 

録音 2015年3月(第1番)、5月(第3番・第4番) ミュージックセンター(ヘルシンキ、フィンランド)

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『ペルト 宗教合唱曲集』 

Ondine ODE1286-2 classical



アルヴォ・ペルト(1935–)
 トリオディオン(Triodion)(1988/1991)
 (7つのマニフィカト=アンティフォン)
 主よ、今こそあなたは(Nunc Dimittis)(2001)
 勝利の後に(Dopo la vittoria)(1996 rev.1998)
 聖母マリア(ビルヘンシータ)(Virgencita)(2012)
 石膏の壺をもつ女(The Woman with the Alabaster Box)(1997)
 (『マタイによる福音書』26章6–13節)
 皇帝に納める税金 (Tribute to Caesar)
 (『マタイによる福音書』22章15–22節)
 主よ、平安を与えたまえ(Da pacem Domine)
 (アカペラ混声合唱のための)
  ラトビア放送合唱団 シグヴァルズ・クリャーヴァ(指揮) 

録音 2016年2月22日–25日 聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア) 

価格 ¥2,350(本体価格)

ページの先頭へ


『セバスチャン・ジャコー - プレミア!』

Orchid Classics ORC100054 classical


セバスチャン・ジャコー Sébastian Jacot(1987–)はジュネーヴ生れ。ジュネーヴ高等音楽院でイザベル・ジローとジャック・ゾーン(ズーン)に学び、2010年に教育学とソリストの最優秀ディプロマを取得しました。2013年神戸国際フルート・コンペティションの第1位と聴衆賞、2014年の第5回カール・ニルセン国際フルート・コンペティションの第1位と委嘱デンマーク曲最優秀演奏賞を獲得しました。オーゼンセ交響楽団を指揮するダーヴィド・ビョルクマン David Björklman(1973–)は北部スウェーデンの生れ。王立スウェーデン音楽アカデミーでヨルマ・パヌラとエサ=ペッカ・サロネン、ニューヨークでシクステン・エールリングに指揮を学び、ヴァイオリニストとコンサートマスターを経て、2008年、サンクトペテルブルクの第8回プロコフィエフ国際コンペティションの指揮部門で第2位に選ばれました。スウェーデン放送交響楽団、ヨーテボリ交響楽団、マルメ交響楽団などを客演指揮、2016年にストックホルムのスウェーデン王室近衛兵音楽隊 Livgardets Dragonmusikkår の首席指揮者に任命されました。

『セバスチャン・ジャコー - プレミア!(Sébastian Jacot - Premere!)』
カール・ライネッケ(1824–1910) フルート協奏曲 ニ長調 Op.283
ジャック・イベール(1890–1962) フルート協奏曲
カール・ニルセン(1865–1931) フルート協奏曲 FS.119
  セバスチャン・ジャコー(フルート)
  オーゼンセ交響楽団 ダーヴィド・ビョルクマン(指揮)

録音 2015年6月22日–25日 オーゼンセ・コンサートホール(オーゼンセ、デンマーク)
制作・録音 メテ・ドゥーウ
 
価格 ¥2,250(本体価格)

ページの先頭へ


『ゴルトベルク変奏曲』

Alba ABCD396 classical


J・S・バッハが鍵盤楽器独奏のために作曲した《ゴルトベルク変奏曲》は、リストやブゾーニのころから編成を変えて演奏することが行われ、19世紀の終わりには2台ピアノの版も作られました。旧ソ連のアゼルバイジャンに生まれたアメリカのヴァイオリニスト、ドミートリー・シトコヴェツキー(1954–)による弦楽三重奏のための編曲が作られたのはグレン・グールドが亡くなった後。グールドを追悼したこの作品は、スウェーデンのトリオ・シリアクス=ペーション=ライティネンをはじめ各国のグループにより演奏され、弦楽三重奏のレパートリーとして定着してきています。ロシアのヴァイオリンとヴィオラの奏者、セルゲイ・マーロフ Sergey Malov(1983–)が「肩掛けのチェロ」ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを弾き、弦楽四重奏団 Meta4 のミンナ・ペンソラ Minna Pensolaj と、Meta4 の創設メンバーだったアンティ・ティッカネン Antti Tikkanen と組んだ「ラ・コンパニー・ポシェット La Compagnie Pochette」の《ゴルトベルク変奏曲》は、シトコヴェツキーの版を基本に三人が共同で編曲を手がけました。彼らはフィンランドで演奏した後、ロシアのサンクトペテルブルクに渡り、ネフスキー大通りにあるカトリックの聖カタリナ教会でアルバムのための録音セッションに臨みました。マーロフのヴィオロンチェロ・ダ・スパッラは、ドミートリー・バディアロフが彼のために2011年に製作した楽器。ペンソラはカルロ・ベルゴンツィ製作のヴァイオリン(1732年)、ティッカネンはエーロ・ハーハティのヴィラ(2010年製作)を弾いています。

 『ゴルトベルク変奏曲(Goldberg-Variations)』
J・S・バッハ(1685–1750) ゴルトベルク変奏曲 BWV988
  ラ・コンパニー・ポシェット
   ミンナ・ペンソラ(ヴァイオリン)
   アンティ・ティッカネン(ヴィオラ)
   セルゲイ・マーロフ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ) 

録音 2016年2月17日、19日–20日 聖カタリナ教会(サンクトペテルブルク、ロシア)
制作・録音 アレクセイ・バラシュキン
 
価格 ¥2,300(本体価格)

ページの先頭へ


LINK

















LinkIconMore


ページの先頭へ