2016年11月

Our Select

『光(Lux)』

BIS SACD2243 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) traditional/contemporary


スウェーデンのニッケルハルパ(キー付きフィドル)は、4本の弦と12本の共鳴弦と鍵盤をもち、澄んでいながら温もりの感じられる、よく響く個性的な音色が特徴的な民俗楽器です。この楽器は、20世紀の中頃に廃れかけたことがあるものの、復活を果たし、若い世代の奏者たちがさまざまなジャンルの音楽に使うようになっています。エミリア・アムペル Emilia Amper(1981–)は、そうしたミュージシャンのひとり。スウェーデン南東部のトルソスで育ち、10歳のころニッケルハルパを弾き始めています。トロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)で音楽学と作曲を学び、ストックホルムの王立音楽大学、シベリウス・アカデミー、南デンマーク音楽演劇アカデミー、オーレ・ブル・アカデミーで民俗音楽を修めました。2010年には、ニッケルハルパの国際チャンピオンに選ばれ、彼女の作曲したニッケルハルパと弦楽オーケストラのための民謡組曲《Abrégé(短縮)》を収めたトロンハイム・ソロイスツのアルバム『民謡の調子で』(2L068SABD)がグラミー賞にノミネートされました。 

『光(Lux)』は、2012年の『魔法の鳥(Trollfågeln)』(SACD2013)に次ぐ彼女のソロアルバム第2作です。前作と同様、彼女のオリジナル作品と伝承曲の編曲を組み合わせたプログラム構成がとられました。「すべての女性音楽家に捧げる」《戯れるピューマ》、クリスマスに先立つ「光の女神」ルシアの祭に際して作詞、作曲した「世界が外国人嫌い、不寛容、他人への冷たさに覆われる」《暗黒の時代の光》、親友の自転車事故から学んだ「ヘルメットは必ずかぶりましょう」という教訓を音楽にした《ヨハンナの自転車乗り》、瞑想しながら即興していて湧いてきたメロディがヴォカリーズの歌になった「輝く光の音楽」《光》、第一次世界大戦兵士の追悼式のために作曲した《トルーマン》、グループ「バザール」を率いたイラン出身のハープ奏者、アシタ・ハミディを偲んで書いた《バタフライ・バザール》。「私の歌はすべて、日常の生活、人々や土地や文化や運命との出会い、感情と思考といったものから生まれたエピソードだったり物語だったり……」。それぞれの曲は、ミュージシャン全員の合奏、小アンサンブル、彼女のソロで演奏され、「4つのニッケルハルパのため」に彼女が編曲した《スヴェン・ドゥーナトのポルスカ》は、彼女がソプラノとテノールのニッケルハルパのパートも弾き、多重録音されました。2016年3月、ストックホルムのスウェーデン放送第2スタジオで行われたセッションの録音です。 

トラッドミュージックの中心地のひとつ、ウップランドには、このアルバムでパーカッションを担当しているフレードリク・イッレ Fredrik Gille と同じ苗字をもち、民俗音楽の伝統を受け継ぎ、あるいはニッケルハルパの製作に携わっている人たちが今も多く住んでいるといいます。「今を生きる」アムペルの音楽を聴きながら、かの地に思いを馳せてみる……。

『光(Lux)』 
エミリア・アムペル(1981–)(作曲・編曲) 
 Spelpuma(戯れるピューマ)(Emilia Amper) 
 Halling etter Bråta Per(ブロータ・ペールのハリング)(Trad.) 
 Ljus i mörkrets tid(暗黒の時代の光)(Emilia Amper) 
 Johanna's bike ride(ヨハンナの自転車乗り)(Emilia Amper) 
 Den melancoliska pollonessen(メランコリックなポロネーズ)(Trad.) 
 Lux(光)(Emilia Amper) 
 Elden(火)(Emilia Amper) 
 Polska efter Sven Donat(スヴェン・ドゥーナトのポルスカ)(Trad.) 
 Näckens polska från gamla tider(昔の水の精のポルスカ)(Trad.) 
 Trueman(トルーマン)(Emilia Amper) 
 Sälen(アザラシ)(Emilia Amper) 
 Butterfly bazaar(バタフライ・バザール)(Emilia Amper) 
  エミリア・アムペル(ニッケルハルパ、ヴォーカル)
  ブリジット・マーズデン(ヴァイオリン) 
  エンマ・アールベリ・エーク(5弦ヴァイオリン) 
  アンデシュ・ローヴベリ(チェロ、バッキングヴォーカル) 
  ウッレ・リンデル(ベース、バッキングヴォーカル)
  ダン・スヴェンソン(パーカッション、ヴォーカル) 
  フレードリク・イッレ(パーカッション)

録音 2016年3月 スウェーデン放送(SR)第2スタジオ(ストックホルム、スウェーデン) 
制作 エミリア・アムペル、トゥーレ・ブリンクマン 
録音 トゥーレ・ブリンクマン
 
価格 ¥2,650(本体価格) 

試聴盤があります

ページの先頭へ


『地球、新たに』

Dacapo 8.226175 contemporary/classical


ソンライフ・ラスムセン Sunleif Rasmussen は、1961年、デンマーク自治領フェロー諸島の生まれ。一時期ノルウェーに住み、現在はコペンハーゲンとフェロー諸島を行き来しながら活動しています。交響曲第1番《海洋の日々》(6.220506)で2000年度北欧委員会(NOMUS)賞を受け、北欧を代表する作曲家のひとりに数えられています。《新たな地球》の副題をもつ第2番の交響曲は、2015年のシベリウス生誕150周年を記念するコンサートのためヘルシンキ・フィルハーモニックとフェロー諸島のノルディック・ハウスの共同委嘱の作品です。ラスムセンは、シベリウスがフィンランドの叙事詩集『カレヴァラ』により《クッレルヴォ》を作曲したことに倣い、古代北欧歌謡集『エッダ』のアイスランド語の詩をテクストに採り、北欧神話に語られる世界樹(生命の樹)「ユグドラシル(Yggdrasill)」に基づく「生活環」を音楽に描きました。「ユグドラシルという名の梣(とねりこ)の大樹が立っているのを、わたしは知っている。その高い樹は白い霧に濡れている……」(『エッダ』谷口幸男 訳。新潮社版 P.10)と合唱が歌い始め、泡立ち脈打つ音が光と闇の交差を描く第1楽章、「無」ともいえる静謐な音風景に世界の原始の状態が示される第2楽章、ラタトスクという名のリスが梣を駆けのぼり、さまざまな音が行き交う第3楽章、「太陽が暗くなり、大地が海に沈む」情景につづき「新たな世界」が現れる第4楽章。4つの楽章を通じ、バリトン、ソプラノ、男声合唱が『エッダ』の「巫女の予言(Völuspá)」「ギュルヴィたぶらかし(Gylfaginning)」「グリームニルの歌(Grímnismál)」の詩を歌います。デンマークのバリトン歌手ボー・スコウフス Bo Skovhus 、アメリカのソプラノ歌手シンディア・シーデン Cyndia Sieden、ヘルシンキ・アカデミー男声合唱団 Akademiska Sångföreningen とムントラ・ムシカンテル Muntra Musikanter(愉快な音楽家たち)、ヨン・ストゥールゴールズ John Storgårds 指揮のヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団。初演後、ラスムセンの新しい交響曲は、フィンランドのスウェーデン語系新聞から「きわめて洗練された、オーケストレーションが印象に残る……人を惹きつける、魅力ある旋律とリズム、魅惑的な響きの音楽」と評されています。
 
ソンライフ・ラスムセン(1961–)
交響曲第2番《地球、新たに(The Earth Anew)》(2015) 
  ボー・スコウフス(バリトン)
  シンディア・シーデン(ソプラノ)
  ヘルシンキ・アカデミー男声合唱団 
  ムントラ・ムシカンテル
  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
  ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

録音 2015年9月12日、14日 ヘルシンキ・ミュージックセンター、コンサートホール(ヘルシンキ) 
制作・編集 セッポ・シーララ 
録音 エンノ・マエメツ

価格 ¥2,350(本体価格) 

ページの先頭へ


『So Many Things』

naÏve V5436 classical


スウェーデンのメゾソプラノ、アンネ・ソフィ・フォン・オッター Anne Sophie von Otter と naïve の録音プロジェクト。ブラッド・メルドーとのデュオアルバム『愛の歌(Love Songs)』(V5241)、モンテヴェルディやカヴァッリたちの曲をアンサンブル・メディテラネアの共演で歌った『バロックの夢(Sogno Barocco)』(V5286)、フランス歌曲とシャンソンを歌い、グラミー賞を受けた『優しきフランス(Douce France)』(V5343)につづき、ニューヨーク、ブルックリンを拠点とする弦楽四重奏団ブルックリン・ライダー Brooklyn Rider とコラボレートした、クラシカルとポップミュージックのアーティストたちの作品によるアルバムが制作されました。ピューリツァー賞を受賞したキャロライン・ショー Caroline Shaw と、ブルックリン・ライダーのコリン・ジェイコブセン Colin Jacobsen が、このアルバムのために寄せた新曲、スウェーデンのアンデシュ・ヒルボリ Anders Hillborg(1954–)の声と弦楽四重奏のための《Kväll(夕べ)》。ケート・ブッシュ、ジョン・アダムズ、ビョーク、エルヴィス・コステロ、メルドー、ルーファス・ウェインライト、スティングの曲は、新しい編曲により歌われます。アルバムのリリースに合わせ、このコラボレーションによるコンサートが、2016年10月13日ニューヨークのカーネギーホール、11月3日ストックホルムのベールヴァルドホールを皮切りにヨーロッパ各地で行われました。

『So Many Things』
 Pi(Kate Bush/arr. Kyle Sanna)
 Am I in Your Light?(John Adams/arr. Evan Ziporyn)
 Cant voi l'aube(Caroline Shaw)
 For Sixty Cents(Colin Jacobsen)
 Cover Me(Björk/arr. Erik Arvinder)
 So Many Things(Nico Muhly)
 Kväll(夕べ)(Anders Hillborg)
 Hunter(Björk)
 Love Sublime(Brad Mehldau/arr. Patrick Zimmerli)
 Speak Darkly, My Angel(Elvis Costello/arr. Robert Mathes)
 Practical Arrangement(Sting/arr. Robert Mathes)
 Les feux d'artifice t'appellent(Rufus Wainwright/arr. Dana Lyn)
  アンネ・ソフィ・フォン・オッター(メゾソプラノ)
  ブルックリン・ライダー
   ジョニー・ガンデルズマン(ヴァイオリン)
   コリン・ジェイコブセン(ヴァイオリン)
   ニコラス・コーズ(ヴィオラ)
   エリック・ジェイコブセン(チェロ) 

録音 2015年8月31日–9月3日 

価格 ¥2,450(本体価格) 
試聴盤があります

Sting “Practical Arrangement”

ページの先頭へ


ホール・バロック

BIS SACD2235 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical/early music


ホール・バロック Höör Barock は、スウェーデン、スコーネ県の「小さな村」ホールのアンサンブル。2012年に始まり毎夏開催されているバロック・フェスティヴァルと、一年を通じて行われるコンサート・シリーズで演奏するため、南スウェーデンとデンマークで活動するプロフェッショナルの古楽奏者を中心に設立されました。ホール・バロックのファーストアルバムは、テレマン、コレッリ、J・S・バッハの作品。アンサンブルのリーダーを務める客演奏者のひとり、ダン・ラウリン Dan Laurin が指揮を担当しています。 

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681–1767)
 組曲 ハ長調《水の音楽(Wassermusik)》
 (ハンブルクの潮の干満) TWV55:C3
アルカンジェロ・コレッリ(1653–1713)
 合奏協奏曲第4番 ニ長調 Op.6-4 *
J・S・バッハ(1685–1750)
 チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057 *
アルカンジェロ・コレッリ(1653–1713)
 合奏協奏曲第8番 ト短調 Op.6-8《クリスマス(La nòtte de Natale)》 *
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681–1767)
 協奏曲 ハ長調 TWV54:B2
  ホール・バロック ダン・ラウリン(指揮、リコーダー *)
  アンナ・パラディーゾ(チェンバロ) 

録音 2015年10月 エスレーヴ教会(スコーネ、スウェーデン)
 
価格 ¥2,650(本体価格) 
試聴盤があります

ページの先頭へ


『UR』

2L 2L129SACD SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary/classical


2L の新作『UR』は、2006年に創設されたトロンハイムの室内合唱団アウルム Kammerkoret Aurum が、同じ音楽コミュニティで活動する作曲家たちに委嘱した作品を特集したアルバム。「ノルウェー語の "ur" には、いくつかの意味がある。伝統と新たな衝動が出会う『時』、わたしたちのルーツがどこにあるかという『起源』、岩くずのごろごろした山の『野生』……」。オッド・ヨハン・オーヴェロイ Odd Johan Overøye、オイヴィン・ヨハン・アイクスン Øyvind Johan Eiksund、マッティン・アイケセット・コーレン Martin Eikeset Koren、ガイル・ドーレ・イェルショー Geir Døhle Gjerdsjø、アウルムを指揮するエヴァ・ホルム・フースネス Eva Holm Foosnæs -- トロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)音楽学部で学び、あるいは教える音楽家たちは、ノルウェーの詩人の詩をテクストに採り、自然、人間、自然とともにある人間といったテーマを伝統的な語法のスタイルや伝統的な和声とロマンティックな技法に現代の語法を加えたスタイルの音楽と「音風景」に作りました。オーヴェロイの《ザトウクジラ》の「クジラの歌」はオイヴィン・ドリーヴェクレップ Øyvind Driveklepp  の制作、《アンコウ》のハンドドラムはアイリク・ラウヴォース Eirik Lauvås が担当しています。トロンハイムのフッゲン教会 Hoeggen kirke でのセッション録音です。

『UR』
エヴァ・ホルム・フースネス(1983–)
 森に寄せる3つの歌(Tre sanger til skogen)
 (ハンス・ブールリ(1918–1989)詩)
  野生の鳥(Villfugl) 森の歌(Skogenes sang)
  森の人々(Skogsfolk)
オッド・ヨハン・オーヴェロイ(1961–)
 ザトウクジラ(Knølkvalen)(合唱と「クジラの歌」のための
 (マーリト・カルホル(1955–)詩)
オイヴィン・ヨハン・アイクスン(1979–)
 取り替え子の子守歌(Voggesang for ein bytting)
 (ハルディス・モーレン・ヴェソース(1907–1995)詩)
マッティン・アイケセット・コーレン(1983–)
 3つの道具(Tre reiskapar)
 (オラヴ・ホーコンソン・ハウゲ(1908–1994)詩)
  大槌(Sleggja) 草刈り鎌(Ljåen) 鋸(Sagi)
オッド・ヨハン・オーヴェロイ(1961–)
 オオカミウオ(Steinbiten)
 (マーリト・カルホル(1955–)詩)
ガイル・ドゥーレ・イェルショー(1988–)
 われらの夢を生きる(Lev vår draum)
 (テリエ・ヴェソース(1897–1970)詩)
  生きよ、われらが夢(Lev, vår draum)
  夢失われしところ(Der ingen dram meir er)
  夢は常にわれらを支え(Du ber vårt liv for alltid)
エヴァ・ホルム・フースネス(1983–)
 われら名誉とともに出迎えん(Vé no velkomne med æra)
 (オーゴット・トヴァイト 歌詞)
オッド・ヨハン・オーヴェロイ(1961–)
 アンコウ(Breiflabben)(合唱とハンドドラムのための)
 (マーリト・カルホル(1955–)詩)
  室内合唱団アウルム エヴァ・ホルム・フースネス(指揮) 

録音 2015年2月、2016年3月 年6月、11月 フッゲン教会(トロンハイム、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ
録音 ビアトリス・ヨハンネセン 

[DXD (24bit/352.8kHz) 録音]

価格 ¥2,450(本体価格) 

試聴盤があります

ページの先頭へ


ヨハン・クヴァンダール

Grand Piano GP739 classical


ヨハン・クヴァンダール Johan Kvandal は、第二次世界大戦後のノルウェー音楽界でめざましい活躍をした作曲家のひとり。父は作曲家ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン、母リッサも芸術家という家に生まれ、音楽、美術、詩、文学と、さまざまな芸術に触れる子供時代を過ごしました。1937年から1942年にかけてゲイル・トヴェイトに作曲を学び、ウィーンでヨーゼフ・マルクスに師事。オスロの音楽大学で指揮とオルガンを修めた後、音楽理論とオルガンの研究を重ねました。多作で知られるクヴァンダールのピアノ作品集。1905年のスウェーデンとの連合の解消後、1920年代から30年代にかけて高まった「ノルウェーのアイデンティティ」を探る動きを反映した初期の作品《5つのピアノのための小品》(Op.1)と Op.5 の《ロンド・グラツィオーソ》《3つのノルウェー民謡》《抒情小曲集》、民俗音楽の要素を「ロンド」や「ソナタ形式」といった古典形式と結ぶことを試みた《ソナチネ》(Op.2)、パリのナディア・ブーランジェに学び、「モダニズム」による新しい語法を探った1950年代から1960年代を過ぎ、より「旋律」を重視するスタイルによって民俗音楽に新たな「統合」を求めた《3つのノルウェー舞曲幻想曲》(Op.31)、ノルウェー国立歌劇場の委嘱を受けて作曲、リレハンメル・オリンピックと関連して行われた音楽祭で初演された歌劇《神秘》の第2幕の曲をピアノのために編曲した〈ワルツ〉。未出版の2曲の《アンダンテ》と《アレグロ・スケルツァンド》をのぞき、彼のピアノソロ作品がすべて収められています。ヨアキム・クノフ Joachim Knoph(1979–)は、ノルウェーのピアニスト。イジー・フリンカ、アイナル・ステーン=ノクレベルグ、ネルソン・デル=ヴィーニュ・ファブリに学び、2004年に行ったディプロマ・コンサートでは最上位の評価を獲得しました。

ヨハン・クヴァンダール(1919–1999)
 ピアノ独奏のための作品集
 3つのノルウェー舞曲幻想曲(Tre slåttefantasier for klaver) Op.31
 (1969)
  口琴のスロット(Skjeggeloppa, Munnharpeslått)
  ランゲライク即興(Langeleikimprovisasjon)
  ヴィーグスタモーエン(Vigstadmoen)
 5つのピアノの小品(Five Small Piano Pieces) Op.1(1940)
  モデラート・コン・モート モデラート アレグレット
  リソルート アンダンティーノ
 グロッケンシュピールのメヌエット(Glockenspiel Minuet)(1968)
 気分:古いスケッチブックから(Mood: From an Old Sketchbook)
 (1952/87)
 ピアノのための8つの民謡(Åtte folketoner for klaver) Op.70
 (1986–87)
  ふざけ歌(Skjemtevise "Kjetta sett' opp veven sin”)
  Um morgon tidleg "Um morgon tidleg på høgste nut”
  農夫と狐
  (Bonden og reven "Eg gjekk meg i dalen og skaut meg ein rev”)
  愛の歌(Kjærlighetssang "Kvi ror du so du fagre ungersvein”)
  踊り(Dans "Tak hardt uti hand, tro lett utpå fot”)
  歓迎の歌(Velkomstsang, "I vare velkommen kong Albret”)
  老オーラ・フィンダール(Vesle Ola Finndal)
  おや、雄鶏が梁の上にいる(Å hanen han satt upp på bjelken)
 ロンド・グラツィオーソ(Rondo grazioso) Op.5-1(1942)
 ワルツ(Vals)
 (歌劇《神秘》(Op.75)第2幕(from Opera “Mysterier”, 2 Act)
 幻想曲(Fantasy) Op.8(1947)
 口琴のワルツ(Munnharpevals)(1980)
 抒情小曲集(Lyric Pieces) Op.5 nos.4–7
  間奏曲第1番(Intermezzo nr.1) 間奏曲第2番(Inermezzo nr.2)
  カプリッチョ(Capriccio) スケルツィーノ(Scherzino)
 3つのノルウェー民謡(Three Norwegian Folk Tunes) Op.5-2(1948)
  ロムのロック(Lokk fra Lom) 歌えアーメン(Sjung amen!)
  Da e' va liti
 踊り(Dans)(1998)(『モザイク - 古くから伝わるピアノ音楽
 (Mosaikk – Pianomusikk gjennom tidene)』第1巻)
 ソナチネ Op.2(1940)
  ヨアキム・クノフ(ピアノ)

録音 2014年3月31日–4月3日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー) 
 
価格 ¥2,250(本体価格) 

ページの先頭へ


ジャン・シベリウス

Chandos CHSA5178 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


ベルゲン・フィルハーモニックと2015年–2016年のシーズンから首席指揮者を務めるエドワード・ガードナー Edward Gardner(1974–)の新作はシベリウス。《ポホヨラの娘》《オーケアニス(大洋の女神)》《ロマンス ハ長調》の管弦楽曲3曲と、カナダのバリトン歌手ジェラルド・フィンリー Gerald Finley がソロを歌う管弦楽共演の歌曲によるプログラム。バリトンまたはメゾソプラノと管弦楽のために作曲されたバラッド《急流下りの名人の花嫁たち》以外の歌曲は、《タイスへの賛歌》がユッシ・ヤラス(1908–1985)、《三月の雪の上のダイアモンド》がイーヴァル・ヘルマン(1891–1994)、《マグヌス大公》がペッカ・ヘラスヴオ(1948–)によるオーケストレーション版。リヒャルト・デーメル、ルーネベリ、ユーセフソンの詩による7曲は、ラウタヴァーラ Einojuhani Rautavaara がオーケストレーションを行い、《人生の流れに》のタイトルの歌曲集にまとめられました。フィンリーとベルゲン・フィルハーモニックが初演、初録音した作品です。残る3曲はシベリウス自身によるオーケストレーション版です。〈静かな街〉がドイツ語、《急流下りの名人の花嫁たち》がフィンランド語、《タイスへの賛歌》が英語、その他はスウェーデン語と、すべて原曲の歌詞で歌われます。

ジャン・シベリウス(1865–1957) 
 交響的幻想曲《ポホヨラの娘(Pohjolan tytär)》Op.49 
ジャン・シベリウス(1865–1957)/エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928–2016) 
 人生の流れに(In the Stream of Life/I livets älv)(orch. 2013–16)
 (バリトンと管弦楽のための) * 
  静かな街(Die stille Stadt) Op.50-5
  狩人の少年(Jägargossen) Op.13-7 
  こころの朝(Hjärtats morgon) Op.13-3
  川とかたつむり(Älven och snigeln) Op.57-1 
  水の精(Näcken) Op.57-8
  ひともとの木(Jag är ett träd) Op.57-5 
  黒いばら(Svarta rosor) Op.36-1 
ジャン・シベリウス(1865–1957) 
 バラッド《急流下りの名人の花嫁たち(Koskenlaskijan morsiamet)》
  Op.33 * 
 ロマンス(Romance) ハ長調 Op.42(弦楽オーケストラのための) 
 タイスへの賛歌(Hymn to Thaïs) JS97
 (ユッシ・ヤラス(1908–1985)オーケストレーション) * 
 三月の雪の上のダイアモンド(Demanten på marssnön) OP.36-6
 (イーヴァル・ヘルマン(1891–1994) オーケストレーション) * 
 マグヌス大公(Hertig Magnus) Op.57-6
 (ペッカ・ヘラスヴオ(1948–) オーケストレーション) * 
 音詩《オーケアニス(大洋の女神)(Aallottaret)》Op.73 
 海辺のバルコニーで(På verandan vid havet) Op.38-2 *
 夜に(I natten) Op.38-3 * 
 来たれ、死よ(Kom nu hit, död) Op.60-1 * 
  ジェラルド・フィンリー(バスバリトン) *
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団 
  エドワード・ガードナー(指揮) 

録音 2014年3月7日(〈こころの朝〉をのぞく《人生の流れに》)、2016年8月23日–25日 グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー) 
制作 ブライアン・ピジョン 
録音 ラルフ・カズンズ、グンナル・ヘルライフ・ニルセン(NRK)

価格 ¥2,800(本体価格) 

ページの先頭へ


HEIM(家)

Losen Records LOS165-2 jazz


ギーネ・ガウスタ・アンデシェン Gine Gaustad Anderssen は、ノルウェーのムーレ・オ・ロムスダール県、テンフィヨルド生まれのヴォーカリスト。ノルウェー工科自然科学大学(NTNU)で音楽学を学び、ヨーテボリ大学舞台芸術音楽学校の修士課程で即興とジャズヴォーカルを修めました。二児の母。フィヨルド沿いの家に住み、フリーランスのジャズシンガーとして活動しています。「家」をタイトルとしたアルバム。アストル・ピアソラの《バチンの少年》に彼女が歌詞をつけた《Veslegut》とカーリ・ブレムネスの《I dine skap(あなたの戸棚に)》以外の曲は、彼女が英語とノルウェー語で歌詞を書き作曲しました。北欧の空を想わせる歌声。ヨーテボリの「スタジオ・エピデミン」でセッションが行われ、ギーネがピアノを弾く《Til deg(あなたに寄せて)》をのぞき、ギターはカール・エミール・スヴェンソン。ドラムとパーカッションをヘルムン・ニュゴーとマッティン・オーマン、ベースをフレードリク・ニルソンとユハンネス・ルンドベリが、それぞれ交代で担当しています。ノルウェーを代表するプレーヤーのひとり、アルヴェ・ヘンリクセンのトランペットが加わる《HEIM(家)》。《Som når himmelen speglar seg(空が鏡に姿を写すように)》など3曲では、スウェーデンのサックス奏者トマス・グスタフソンがギーネのヴォーカルを優しく支えています。「山はより高く、フィヨルドはより深く、風はより強く……ミュージシャンたちに心からの感謝を捧げます」(ギーネ)。

ギーネ・ガウスタ・アンデシェン - HEIM(家)
 HEIM(Gine Gaustad Anderssen)*
 I Believe in Beauty(Gine Gaustad Anderssen)**
 Til deg(Gine Gaustad Anderssen)
 Trøyst(Gine Gaustad Anderssen)**
 Veslegut(Chicelín de Bachín)
 (Astor Piazzolla/Gine Gaustad Anderssen)
 Som når himmelen speglar seg(Gine Gaustad Anderssen)**
 I dine skap(Kari Bremnes)
 5 Months Together, She Said(Gine Gaustad Anderssen)
  ギーネ・ガウスタ・アンデシェン(ヴォーカル、ピアノ)
  カール・エミール・スヴェンソン(ギター)
  フレードリク・ニルソン(ベース)
  ユハンネス・ルンドベリ(ベース)
  ヘルムン・ニュゴー(ドラム、パーカッション)
  マッティン・オーマン(ドラム、パーカッション)
  アルヴェ・ヘンリクセン(トランペット)*
  トマス・グスタフソン(サクソフォーン)** 

録音 2014年 Studio Epidemin(ヨーテボリ、スウェーデン)
制作 ギーネ・ガウスタ・アンデシェン、ユハンネス・ルンドベリ
録音 ユハンネス・ルンドベリ


価格 ¥2,350(本体価格) 

試聴盤があります

ページの先頭へ


『Christmas with My Friends V』

ACT Music ACT9830-2 jazz


「ニルス・ランドグレーンの『Christmas with My Friends』は、クリスマスツリーを飾るボールと同じように、一年でもっとも美しい時の訪れを告げる……」。その第5集がリリースされます。J・S・バッハの音楽に基づく《Morgenstern und Morgenlicht》(朝の星と朝の光)からスウェーデンの伝承曲《主の道をととのえよ》まで、セッションに参加したミュージシャンの曲も含めた18曲をクラシカル、ジャズ、カントリーといった多彩なスタイルで歌い、演奏する「お洒落なプレゼント」。 

『Christmas with My Friends V』
 Morgenstern und Morgenlicht(based on J. S. Bach)
 Stars Come out Tonight(Eva Kruse/Peter Liljeqvist)
 Joy To The World(もろびとこぞりて)
 (Lowell Mason/Isaac Watts/arr. CWMF)
 Baby It‘s Cold Outside(Frank Loesser)
 Everyday Is Christmas(Roxanne Seeman/Philipp Steinke)
 Go Tell It on the Mountain(山を登りて告げよ)(trad. arr. CWMF)
 Sleigh Ride(そりすべり)(Leroy Anderson/Mitchell Parish)
 O Heiland, reiß die Himmel auf(おお救い主よ、天の扉を開け)
 (trad. arr. CWMF)
 Auld Lang Syne(蛍の光)(trad. arr. CWMF)
 Love Is Born(Gary Hines)
 Gläns över sjö och strand(海と岸の空に光が)(Ivar Widéen)
 Hosianna(ホサナ)(Georg Joseph Vogler)
 Härlig är jorden(この世はうるわし)(trad. arr. CWMF)
 Seven Stains from Christmas Eve(Johan Norberg)
 There Is No Rose(かほど美徳のあるバラは)(trad. arr. CWMF)
 Kokles Christmas(Johan Norberg)
 Now the Time Is Here(Ida Sand)
 Bereden väg för Herren(主の道をととのえよ)(trad. arr. CWMF)
  Christmas with My Friends(CWMF)
   ニルス・ランドグレーン(トロンボーン、ヴォーカル)
   シャロン・デューアル(ヴォーカル)
   ユーナス・クヌートソン(サクソフォーン)
   シャネット・ショーン(ヴォーカル)
   エヴァ・クルーセ(ベース)
   イェシカ・ピルネス(ヴォーカル)
   イーダ・サンド(ヴォーカル、ピアノ、スクールオルガン)
   ユーハン・ノルベリ(ギター、カンテレ) 

録音 2015年12月20日–22日 アトランティス・スタジオ(ストックホルム)
録音エンジニアリング ラッセ・ニルソン

価格 ¥2,350(本体価格) 

ページの先頭へ


『かほど美徳のあるバラは…(There Is No Rose…)』

Orchid Classics ORC100062 classical


オーフス大聖堂の守護聖人にちなんで命名されたコンサート・クレメンス Concert Clemens は、1997年、大聖堂のカントルを務めるカーステン・サイヤー=ハンセン Carsten Seyer–Hansen(1971–)により創設されたヴォーカルグループ。オーフス市の音楽家たちによるデュルフレの『レクイエム、モテット、オルガン作品全曲』(Danacord DACOCD726)と『コンサート・クレメンス』(DACOCD752)につづく録音は、「愛のシンボル」バラをテーマとするクリスマス・アルバムです。ボブ・チルコット Bob Chilcott の《羊飼いのキャロル》、トーラ・ボーク Thora Borch の《雲が暗くなり》……ナージャ・マリーエ・スメーゼス・エネヴォルセン Nadja Marie Schmedes Enevoldsen 編曲によるカール・ニルセンの《つねに待ち望む心を》……。今日のデンマークとイギリスの音楽家たちが作曲、編曲した作品で構成する「21世紀のクリスマス」。

『かほど美徳のあるバラは…(There Is No Rose…)』
ボブ・チルコット(1955–)
 羊飼いのキャロル(The Shepherd’s Carol)
トーラ・ボーク(1832–1923)
(セーアン・キンク・ハンセン(1955–) 編曲)
 雲が暗くなり(Skyerne gråne)
伝承曲(アラン・グラウゴー(1984–) 編曲)
 来たれ、エマヌエル(Veni, veni Emmanuel!)
ジェイムズ・マクミラン(1959–)
 光り輝く夜明け(O Radiant Dawn)
伝承曲(オーレ・コングステズ(1943–) 編曲)
 エッサイの根より(Es ist ein Ros)
伝承曲(ナイジェル・ショート(1965–) 編曲
 羊飼いたちはみ使いらの歌(Quem Pastores)
アラン・ブラード(1947–)
 すべての星が見下ろし(And all the stars looked down)
カール・ニルセン(1865–1931)
(ナージャ・マリーエ・スメーゼス・エネヴォルセン(1988–) 編曲)
 つねに待ち望む心を(わが思い果てしなく駆けめぐり)
 (Mit hjerte altid vanker)
リチャード・コーストン(1971–)
 子守歌(Cradle Song)
ボブ・チルコット(1955–)
 かほど美徳のあるバラはなからん(There is no Rose of such virtue)
伝承曲(カーステン・サイヤー=ハンセン(1971–) 編曲)
 一輪のばらが咲いた(En rose så jeg skyde)
グスターヴ・ホルスト(1874–1934)(オーラ・ヤイロ(1978–) 編曲)
 木枯らしの風、ほえたけり(In the bleak Midwinter)
伝承曲(ポール・ヒリヤー(1949–) 編曲)
 ひいらぎと蔦は(The Holly and the Ivy)
16世紀伝承曲(ポール・ヒリヤー(1949–) 編曲)
 エッサイの根より(Es ist ein Ros)
伝承曲(ポール・ヒリヤー(1949–) 編曲)
 We Wish You a Merry Christmas
  ヴォーカルグループ・コンサート・クレメンス
  カーステン・サイヤー=ハンセン(指揮) 

録音 2016年1月23日–24日、2月27日–28日 聖マルコ教会(オーフス、デンマーク) 

価格 ¥2,250(本体価格) 

ページの先頭へ


『嵐 - 恐怖(Storm – Fear)』

Alba ABCD399 SACD hybrid(5.1 multichannel/stereo) contemporary/classical

 
「音楽は、孤立した『人工的』な芸術品ではない。だから、日々の生活や、目で見て、経験して、感じるといったあらゆることと作曲を切り離すことはできない。作曲は、言葉よりも的確に自己を表現するために必要な手段であり、他の人たちとコミュニケーションを図る方法だ」。フィンランドの作曲家ノルドグレン Pehr-Henrik Nordgren は、1976年にこう語り、その「哲学」を生涯変えることがなかったといわれます。彼の最大の理解者のひとり、ユハ・カンガス Juha Kangas(1945–)とオストロボスニア室内管弦楽団によるシリーズ。ノルドグレンの作品の中で重要な位置を占める「協奏曲」の2曲と、彼のジャンルでは数少ない歌曲集が取り上げられました。

ピアノ協奏曲第2番はオウルンサロ音楽祭の委嘱作。弦楽の各パートを分割するオーケストレーションと打楽器の効果的な使い方によって「室内管弦楽団」の規模を超える表現をめざしたドラマティックな作品です。スウェーデン系フィンランドの詩人エーディト・セーデルグランの詩による2つの歌曲集のうち2003年の作品は、「神々はどこにいるのか」「神々がやってくる」「嵐」「変身」の4つの詩を劇的、論理的な流れに構成。ハープを加えた弦楽オーケストラのために作曲されました。2007年の初演と同じモニカ・グループ Monica Groop が歌います。《左手のためのピアノ協奏曲》は舘野泉の委嘱により作曲されました。「旅に出た夫に捨てられたと思い、悲しみと怒りの末に死んでしまった女。戻ってきた男は、妻に八つ裂きにされるのではないかという恐怖に襲われる……」。小泉八雲の『影(Shadowings)』に収められた『死骸にまたがる男(The Corpse-Rider)』に基づく標題音楽です。「オープニング、第2ヴァイオリンが第1ヴァイオリンよりも半音低く調弦され、彼のこれまでのどの作品よりも幽霊っぽい雰囲気を醸し出す。骨まで凍りつきそうな泣き声をあげる打楽器。ピアノの最初の音楽は、恐怖にめざめた男の感情を表現すると考えられる……」(カレヴィ・アホ)。2つのピアノ協奏曲のソリストは、フィンランドのヘンリ・シーグフリードソン Henri Sigfridsson(1974–)。2005年にボンで開催された第1回国際ベートーヴェン・コンペティションで第1位と聴衆賞を受賞、室内楽特別賞を共同受賞、パルムグレンの3曲のピアノ協奏曲(ABCD385)とユッカ・リンコラの第1番の協奏曲(ABCD364)を Alba Records に録音しています。

『嵐 - 恐怖(Storm – Fear)』
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944–2008)
 ピアノ協奏曲第2番 Op.112(2001)(ピアノ、弦楽と打楽器のための)
 エーディト・セーデルグランの詩による歌曲集
 (Sångcykel till dikter av Edith Södergran) Op.129(2003)
 (メゾソプラノ、弦楽とハープのための)
  神々はどこにいるのか(Var bo gudarna)
  神々がやってくる(Gudarna komma)
  嵐(Stormen) 変身(Förvandling)
 左手のためのピアノ協奏曲 Op.129(2004)
 (左手のピアノと室内管弦楽のための)
  ヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ)
  オストロボスニア室内管弦楽団
  ユハ・カンガス(指揮)
  モニカ・グループ(メゾソプラノ)

録音 2015年5月22日–23日(歌曲集)、25日–26日(協奏曲) スネルマンホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音 サイモン・フォックス=ガール

価格 ¥2,300(本体価格) 

試聴盤があります

ページの先頭へ


オーレ・ブク

Dacapo 8.226589 contemporary


デンマークのオーレ・ブク Ole Buck の作曲スタイルは、簡素な中に美を追求、磨きに磨く「ニュー・シンプリシティ」を特徴としています。シンフォニエッタのための作品集。イタリアの作曲家ニッコロ・カスティリオーニへのオマージュとして作曲された、「窓のカーテンを開けると、一面氷と雪で覆われた景色が目に飛び込んできた」という夢に始まる《氷花》。「根が伝統、もっとも外側の枝がモダン……」と「木」を発展の象徴として内観する《木》、展示された絵を一枚一枚見て回る美術館のツアーをイメージした《[無題]》。禅と仏教から得たインスピレーションを得たインスピレーションを、自分の曲をニューヨークで演奏したアンサンブルへの「ちょっとした感謝のビネット」とした《花飾りの音楽》。コペンハーゲンのアテラス・シンフォニエッタを、作曲家でもあるスウェーデンのイェスペル・ヌーディン Jesper Nordin(1971–)が指揮しています。 

オーレ・ブク(1945–) シンフォニエッタのための作品集
 氷花(Fiori di ghiaccio)(1999)(9つの楽器のための)
 木(A Tree)(1996)(13人の音楽家のための)
 [無題]([Untitled])(2010)(8つの楽器のための)
 花飾りの音楽(Flower Ornament Music)(2001)(17の楽器のための)
  コペンハーゲン・アテラス・シンフォニエッタ
  イェスペル・ヌーディン(指揮) 

録音 2015年8月22日、24日、29日、30日 王立オペラハウス、リハーサルホール(コペンハーゲン)
制作 イェスパー・リュツフフト
録音 ミケル・ニュマン 

価格 ¥1,750(本体価格) 

ページの先頭へ


『More French Pieces』

Dacapo 8.224727 classical


デンマーク国立交響楽団の第1首席チェロ奏者ヘンリク・ダム・トムセン Henrik Dam Thomsen と、1989年にコペンハーゲンでプロ・デビューしたピアニスト、ウルリク・ステアク Ulrik Stærk のデュオによる「チェロとピアノのフランス小曲集」。デンマーク国内リリースのアルバム『French Pieces』の拡大バージョンとして制作されました。 
 
『More French Pieces』
クロード・ドビュッシー(1862–1918)
 チェロソナタ ニ短調(1915)
ガブリエル・フォーレ(1845–1924)
 エレジー(Élégie) Op.24 子守歌(Berceuse) Op.16
 蝶々(Papillon) Op.77 夢のあとに(Après un rêve) Op.7-1
ルイ・ヴィエルヌ(1870–1937)
 2つの小品(Deux pièces) Op.5(1895)
  夜(Le soir) 伝説(Légende)
カミーユ・サン=サーンス(1835–1921)
 ロマンス(Romance) Op.36 ロマンス(Romance) Op.51
 白鳥(Le cygne)(1877)
  ヘンリク・ダム・トムセン(チェロ)
  ウルリク・ステアク(ピアノ)

録音 2015年10月6日–8日 デンマーク放送(DR)コンサートホール 第4スタジオ(コペンハーゲン)

価格 ¥2,350(本体価格) 

ページの先頭へ


『Impasse(袋小路)』

Losen Records LOS166-2 jazz


ナポリ生まれのジャズピアニスト、アンドレア・レア Andrea Rea(1983–)の自身の名前をつけたトリオによる『White Room(白い部屋)』(2010)『Arioso(アリオーゾ)』(2014)につづくアルバム第3作。「袋小路」のアルバム名には、彼自身が置かれた今の状況と人生の難局に直面した人々への共感が反映されているといいます。前2作に参加したダニエレ・ソレンティーノ Daniele Sorrentino(1980–)のベース、エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオやエンリコ・ラヴァをはじめとするプレーヤーたちと共演を重ねてきたマルチェッロ・ディ・レオナルド Marcello di Leonardo(1969–)のドラム。レアは、トリオの新しい音楽を探るため、このアルバムのために3曲の新曲を書くとともに、ウェイン・ショーターの《Speak No Evil》とイヴァン・リンスの《Rio De Majo》、カンツォーネ《Almeno tu nell'universo(この宇宙にはあなただけ)》の編曲を新たに行っています。

アンドレア・レア・トリオ - Impasse(袋小路)
 De Repente(Andrea Rea)
 Black Bridge(Daniele Sorrentino)
 Almeno tu nell'universo(Bruno Lauzi/Maurizio Fabrizio)
 Endangered Species(Andrea Rea)
 Il Pirata(Andrea Rea) Rio De Majo(Ivan Lins)
 Speak No Evil(Wayne Shorter)
  アンドレア・レア(ピアノ)
  ダニエレ・ソレンティーノ(ベース)
  マルチェロ・ディ・レオナルド(ドラム) 

録音 2015年9月27日–29日 Studio Tor Cervara(イタリア)
制作 アンドレア・レア
録音 ファブリツィオ・フレッツァ
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

試聴盤があります

ページの先頭へ


『2nd Thoughts』

Losen Records LOS146-2 jazz


クヌート・リースネス Knut Riisnæs は、1945年、オスロ生まれのサクソフォーン奏者、作曲家、アレンジャー。チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズから影響を受けたという若い時代から、ジョン・スコフィールド、ヨン・クリステンセン、レッド・ホロウェー、アーリル・アンデションをはじめとするミュージシャンのツアーや録音に参加してきました。彼の音楽は、「ノルウェー・ジャズ」から連想される「音風景」ではなく、ビーバップに根ざしたスタイルに特徴があるといわれます。『2nd Thoughts』(思考 その2)は、「リースネス」の名を冠したアルバムの第5作。アフロ=キューバンとスウィングを混ぜ合わせた《2nd Thoughts》、リチャード・ロジャーズとローレンツ・ハートのバラード・ナンバー《She Was Too Good to Me》、このセッションでピアノを担当するオールムが作曲、エネルギッシュな主題をピアノとサックスがユニゾンで演奏する《Petite Prix》。アルバム『Thoughts』(思考)(Taurus TRCD828)のクヌート・リースネス・カルテットでピアノを担当したダーグ・アルネセンの《Liten vals(かわいいワルツ)》と、プログラムを閉じるカール・シグマンのバラード《Crazy She Calls Me》は、オスロのジャズクラブ、ヘル・ニルセン Herr Nilsen で行ったライヴの録音が収録されました。

クヌート・リースネス - 2nd Thoughts
 2nd Thoughts(Mulgrew Miller)
 Petite Prix(Anders Aarum)
 She Was Too Good to Me(Richard Rodgers/Lorenz Hart)
 Meet the Wickeds(Anders Aarum)
 Sniper(Anders Aarum) Touching(Knut Riisnæs)
 Liten vals(Dag Arnesen)*
 Crazy She Calls Me(Carl Sigman)*
  クヌート・リースネス(サクソフォーン)
  アンデシュ・オールム(ピアノ)
  イェンス・フォッスム(ベース)
  トム・オールスタ(ドラム) 

録音 2015年10月12日、19日 Sparkle Sound Studios(ソフィーミル、ノルウェー)、2016年4月9日、5月29日 Herr Nilsen(オスロ)(ライヴ)*
制作 クヌート・リースネス
録音 マリウス・ステーゲイェーデ=クリスチャンセン、アンデシュ・ブレンナ
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

試聴盤があります

ページの先頭へ


BIT20

BIS SACD2209 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical/contemporary


1989年に創設されたベルゲンの現代音楽アンサンブル、BIT20 の新作は、2016年が没後50年にあたるハンガリーのリゲティの作品集。リゲティのマイクロポリフォニック作品を代表する《アトモスフェール》(1961)と《ロンターノ》(1967)の間の時期にジークフリート・パルムのために作曲され、「トーンクラスター」による管弦楽とヴィルトゥオーゾ性の高いチェロの書法が圧倒的な音世界を構築する《チェロ協奏曲》。フルート、オーボエ、クラリネット、バスクラリネット、ホルン、トロンボーン、チェンバロ、ピアノと弦楽四重奏のために書かれ、「信頼性の低い機械のたてる騒音」を模した音を交える《室内協奏曲》。「『雲』を背景に『時計』を並べた」《メロディ》。リゲティのポリリズム探求の代表的作品に挙げられる《ピアノ協奏曲》。ヨーナス・アホネン Joonas Ahonen は、室内楽を中心に活動するフィンランドのピアニスト。2011年から、オーストリアのソリストアンサンブル「クラングフォールム・ウィーン」のメンバー。バルドゥル・ブレンニマン Baldur Brönnimann は、チェロのポルテラ Christian Poltéra と同じスイスの音楽家。 

ジェルジュ・リゲティ(1923–2006)
 チェロ協奏曲(1966)
 13人の奏者のための室内協奏曲(1969–70)
 メロディ(Melodien)(1971)(管弦楽のための)
 ピアノ協奏曲(1985–88)
  BIT20 バルドゥル・ブレンニマン(指揮)
  クリスチャン・ポルテラ(チェロ)
  ヨーナス・アホネン(ピアノ) 

録音 2015年10月 ランドス教会(ベルゲン)(チェロ協奏曲、メロディ)、オセアナ芸術文化センター(オス、ホルダラン)(室内協奏曲)、2014年4月 グリーグホール(ベルゲン)

価格 ¥2,650(本体価格) 

ページの先頭へ


『あなたにお話しするなら(Jos minä puhuisin sinulle)』

Alba ABACD15 jazz

 
ヘルシンキの商科大学(現、アールト大学商学部)の女声合唱団 KYN(キュン)は、1981年に創設されたアンサンブル。1989年からカイヤ・ヴィータサロ Kaija Viitasalo が芸術監督として合唱団を率い、バラード、フォークソング、ジャズといったジャンルがレパートリーのユニークな合唱団として知られます。フィンランド・ジャズの「ショーケース」として録音された『新しい始まり(Kynnyksellä)』(ABCD223)に次ぐアルバム『あなたにお話しするなら』。「夏の夕べ、かわいい娘っ子を見かけた。あの子が忘れられない……」。《なんと美しい夏の夕べ》はフィンランドの人たちの大好きな民謡。スタンダードナンバーの《星影のステラ》と《ラウンド・ミッドナイト》。民謡《恋人を讃えて》と、幅広いジャンルの作曲を手がけるカイ・チュデニウス Kaj Chydenius(1939–)の《あなた、私が愛しているのはあなた》も恋の歌。ドラマー、作曲家、アレンジャー、バンドリーダー、プロデューサーとして活躍、このアルバムのセッションにも参加しているミッコ・ハッシネン Mikko Hassinen(1971–)が作った組曲《あなたにお話しするなら》も歌われます。フィンランドを代表するビッグバンド UMO で演奏するマヌエル・ドゥンケル Manuel Dunkel(1971–)のテナーサックス、クリスチャン・スペリングやパレ・ダニエルソンたちに学んだヴィッレ・ヘッララ Ville Herrala(1979–)のベースが加わります。

『あなたにお話しするなら(Jos minä puhuisin sinulle)』
 Ol' kaunis kesäilta(なんと美しい夏の夕べ)(Trad.)
 Tähtien lumous(Stella by Starlight)(星影のステラ)(Victor Young)
 Kullan ylistys(恋人を讃えて)(Trad.)
 Aamulla varhain(朝早くに)(Trad.)
 Ei sanaakaan(Insensatez)(愚かな行為)(Antonio Carlos Jobim)
 Sinua, sinua rakastan(あなた、私が愛しているのはあなた)
 (Kaj Chydenius)
 Vain öisin('Round Midnight)(ラウンド・ミッドナイト)
 (Thelonious Monk/Cootie Williams)
 Jos minä puhuisin sinulle -sarja(組曲《あなたにお話しするなら》)
 (Mikko Hassinen)
  Minä kunnioittaisin sinua…(私はあなたを敬ってを…)
  Siksi kunnes kertoisit…(だから、あなたが言うまでは…)
  Sinä kulkisit ohitseni…(あなたは私とすれ違って…)
  女声合唱団 KYN カイヤ・ヴィータサロ(指揮)
  マヌエル・ドゥンケル(テナーサックス)
  ヴィッレ・ヘッララ(ベース)
  ミッコ・ハッシネン(パーカッション) 

録音 2015年11月 Finnvox Studio(ヘルシンキ)
制作 ティモ・レヘトヴァーラ
録音 マッティ・フレードリクソン

価格 ¥2,300(本体価格)

試聴盤があります

ページの先頭へ


『十二月の歌(December Song)』

Losen Records LOS157-2 jazz


モスクワ生まれのピアニスト、1994年からオスロで活動するオルガ・コンコヴァ Olga Konkova(1969–)の Losen Records のアルバム第4作は「クリスマス」がテーマ。「夏が終わり、自然が秋の色に変わる。やがて暗く憂鬱な冬が北の国に訪れる。そして十二月。北欧の冬が、しばらくの間、輝く時がやってくる。『輝く衣をまとう聖ルシア わたしたちの冬の夜に 光を与えてください』。ルシア祭が過ぎると、光り輝くクリスマスの季節……」。北欧の誰もが口ずさんでいる歌を新しい響きで届けたい。ずっと温めてきたそのアイデアを実現するためにコンコヴァが選んだパートナーは、フリーランスのギタリスト、「優雅なギターを弾く」イェンス・トーレセン Jens Thoresen(1969–)。彼は「素敵な」ギター演奏を聴かせとともに、2016年の折々に彼の家で行われたセッションの共同制作と録音も手がけました。「複雑なインタプレイ、深く印象に残る即興、幅のある表現、編曲の妙、演奏テクニック、個性あふれる音楽、一貫して温もりのある優れたサウンド。そうしたことが、音楽を聴く楽しさをもたらす。これこそ芸術……」(ペール・マティセン)。編曲は、オルガとイェンスが、単独あるいは共同で担当しています。 

『十二月の歌(December Song)』
 青々と緑、きらきらと輝く木(Du grønne glitrende tre)(C. E. F. Weyse)
 この世はうるわし(Deilig er jorden/Fairest Lord Jesus)(Trad.)
 まぶねの中で(Away in Manger)(Trad.)
 静かな村は光に輝き(Det lyser it still gender)(Lars Søraas d.y.)
 きよしこの夜(Glade jul/Silent Night)(Franz X. Gruber)
 Have Yourself a Merry Little Christmas(Martin/Blane)
 クリスマスイブには幸せな気持ちに
 (Jeg er så glad hver julekveld)(Peder Knudsen)
 ジングルベル(Jinglebells)(James Lord Pierpont)
 クリスマス・ソング(The Christmas Song)(Tormé/Wells)
 一輪のばらが咲いた
 (En rose er utsprungen/Lo How a Rose E'er Blooming)(Trad.)
 ホワイトクリスマス(White Christmas)(Berlin)
  オルガ・コンコヴァ(ピアノ)
  イェンス・トーレセン(ギター) 

録音 2016年 Jens' Place
制作 オルガ・コンコヴァ、イェンス・トーレセン
録音 イェンス・トーレセン
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

試聴盤があります

ページの先頭へ


『ヨッイェ・ヴァデニウス(70)』

Prophone PCD161 2CD's jazz


スウェーデン最北部「ノルボッテンの音楽 Norrbottensmusiken」に属するアンサンブル、ノルボッテン・ビッグバンド Norrbotten Big Band の新作は『ヤン・アッラン(80)』(PCD154)につづく「トリビュートアルバム」。ヨッイェ・ヴァデニウスの70歳を記念する2015年のツアーのため芸術監督ヨアキム・ミルデルが委嘱した新曲とヴァデニウスが1969年に書いた《Snakes in a Hole》が、2枚のアルバムに収められました。イェオリ・"ヨッイェ"・ヴァデニウス(ジョージ・ワデニウス) Georg "Jojje" Wadenius は、1945年5月4日、ストックホルム生まれ。ギタリスト、ベーシスト、作曲家、編曲者、プロデューサー、シンガーとして活動、ロックバンド「Blood, Sweat & Tears(ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ)」で演奏したことで国際的にも知られています。現在は、自身の録音スタジオのあるノルウェーのオスロを本拠に活動。アーリル・アンデションをはじめとするアーティストとツアーを行い、マグヌス・リンドグレーン、フレードリク・ヨンソン、ユーナス・ホルゲションとカルテット演奏を楽しんでいます。彼のためにミルデルが「自分の好みで選んだ、色とりどりの作曲家」は、スウェーデンのペーテル・ダーネム、マッギ・ウーリン、ヘルゲ・アルビン、ユーハン・リンドストレム、モニカ・ドミニク、デンマークのアネ・メテ・イーヴァセン、ノルウェーのガイル・リスネ。ミルデル自身も「真のヒーロー」のために《Underground》を作曲しました。「素晴らしい誕生日プレゼント。何をやってもうまく、心に火をつけてくれる音楽家たちと過ごす2週間。とても楽しい時間だった」(ヴァデニウス)。
 
『ヨッイェ・ヴァデニウス(70)』
[CD1] The Traveller(Peter Danemo)
 Light Blue & Purple(Maggi Olin)
 The Wadenius Strut(Anne Mette Iversen)
 In the Pocket(Helge Albin)
 Torshavn by Night(Geir Lysne)
[CD2] Underground(Joakim Milder)
 Music from the Jilted(Johan Lindström)
 Just Now, Just Then(Monica Dominique)
 Snakes in a Hole
 (Georg Wadenius/Tommy Borguud/arr. Anders Niska)
  イェオリ・"ヨッイェ"・ヴァデニウス(ギター)
  ノルボッテン・ビッグバンド
  ペッテル・オーロフソン(ベース)
  ヤチェク・オヌシュキエヴィチ(トランペット)
  マッツ・ガルベリ(フルート)
  ホーカン・ブルーストレム(アルトサックス)
  ペーテル・ダールグレーン(トロンボーン)
  ローベット・ヌードマルク(テナーサックス)
  ダン・ユーハンソン(フリューゲルホルン)
  アルヴィド・イングベリ(トロンボーン)
  エーリク・リンデベリ(ピアノ)

価格 ¥2,700(本体価格) 

ページの先頭へ


Choice

ジェルジュ・リゲティ

Actes Sud ASM26 contemporary/classical


フランスの指揮者、フランソワ=グザヴィエ・ロト François-Xavier Roth(1971–)は、2011年のシーズンから5年間、バーデン=バーデン・フライブルク SWR 交響楽団の首席指揮者を務め、2015年9月、ケルン市の音楽総監督(GMD)に就任しました。ロトと彼の主宰するピリオド楽器アンサンブル、レ・シエクル Les Siècles のライヴ録音をリリースする Actes Sud のシリーズ。ルーマニア生まれ、ハンガリーのリゲティ György Ligeti の作品を3曲収録したアルバムが制作されました。11楽章から構成されるソロ・ピアノのための作品《ムジカ・リチェルカータ》(1951–53)から〈アレグロ・コン・スピリト〉〈アダージョ。メスト〉など6つの楽章を選び、木管五重奏のために編曲した《6つのバガテル(Sechs Bagatellen)》。「トーンクラスター」や「ミクロポリフォニー」などの技法も用い、時間と空間、テクスチュアと色彩に対するリゲティの創造性が存分に発揮された、フルート(アルトフルート、ピッコロと持ち替え)、オーボエ(オーボエダモーレ、コールアングレと持ち替え)、クラリネット、ファゴット(バソン)、ホルンの木管五重奏のための《10の小品(Zehn Stücke)》。12人の弦楽器奏者(または弦楽オーケストラ)のための《ラミフィカシヨン(Ramification)》(分岐)を書いた翌年の作品、フルート(ピッコロと持ち替え)、オーボエ(オーボエダモーレ、コールアングレと持ち替え、クラリネット、バスクラリネット(クラリネットと持ち替え)、ホルン、トロンボーン、チェンバロ(兼ハモンドオルガン)、ピアノ(兼チェレスタ)と弦楽四重奏のための《室内協奏曲》。木管五重奏作品を演奏するレ・シエクルのメンバーは、マリオン・ラランクール(フルート)、エレーヌ・ムロ(オーボエ)、クリスティアン・ラボリ(クラリネット)、ミカエル・ロラン(バソン)、ピエール・ルジェリ(ホルン)。今日一般的な「フォゴット(バスーン)」の木管五重奏ではなく、「バソン・フランセ」を加えたアンサンブルによる「響き」も興味をそそる点のひとつです。 

ジェルジュ・リゲティ(1923–2006)
 6つのバガテル(1953)(木管五重奏のための)
 13人の奏者のための室内協奏曲(1969–70)
 10の小品(1968)(木管五重奏のための)
  レ・シエクル フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) 

録音 2016年4月12日–14日 メジャン礼拝堂(アルル)、シテ・ド・ラ・ミュジーク(パリ)(ライブ録音)
 
価格 ¥2,450(本体価格) 

ページの先頭へ


『神より、神へ(Von Gott, zu Gott)』

K&K Verlagsanstalt KUK125 classical


1983年に創設されたドイツのアンサンブル、マウルブロン室内合唱団 Maulbronner Kammerchor による宗教的合唱曲。北欧の曲は、ノルウェーのヤイロ Ola Gjeilo とニューステット Knut Nystedt、ロマンティシズム時代スウェーデンのノルマン Ludvig Norman の作品が歌われます。フランクフルト近郊のバート・ホンブルク城で行われたコンサートのライヴ録音。 

ジョヴァンニ・ガブリエーリ(c.1554/1554–1612)
 モテット「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ(Jubilate Deo)」
ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714–1785)
 貧しき者は饗せられん(Die Elenden sollen essen)
 Christus kommt her aus den Vätern
 Wie wissen, dass wir aus dem Tode in das Leben kommen sind
チャールズ・ウッド(1866–1926)
 万歳、喜びの光(Hail, Gladening Light)
ルードヴィーグ・ノルマン(1831–1885)
 祈り(Bön)(7つの歌曲(7 Lieder) Op.15 から)
 地上の苦悩は消え去り(Erdenhast muss welchen/Jordens oro viker)
  Op.50
ロバート・ルーカス・パーソール(1795–1856)
 アニュス・デイ(Agnus Dei)
 (私の葬儀馬車に花輪を置け(Lay a Garland))
ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 祝辞と格言(Fest-und Gedenksprüche) Op.109
バスク民謡/セイバイン・ベアリング=グールド(1834–1924)
 ガブリエルの伝言(Gabriel's Mesasge)
モーテン・ローリドセン(1943–)
 アヴェ・マリア(Ave Maria)
オーラ・ヤイロ(1978–)
 囚われの一角獣(Unicornis Captivatur)
松下耕(1962–)
 幸いなる光よ、三位一体よ(O lux beata trinitas)
ジェイムズ・ウィットボーン(1963–)
 霊に満たされたわたしを連れて行き(He Carried Me away in the Spirit)
クヌート・ニューステット(1915–2014)
 主よ、わたしに耳を傾け(Herr, neige deine Ohren) Op.173
  マウルブロン室内合唱団 ユルゲン・ブッダイ(指揮) 

録音 2016年2月 バート・ホンブルク城(ヘッセン、ドイツ)(ライヴ録音)

価格 ¥2,350(本体価格) 

 Gjeilo "Unicornis Captivatur"

ページの先頭へ


クリスチャン・シンディング

Et'cetera KTC1553 classical[再発売]


ヘルゲ・アントーニ Helge Antoni(1956–)は、スウェーデンのマルメ生まれ。マルメ音楽大学でスタニスラフ・クノールに学び、ベールヴァルドのピアノ協奏曲を弾いてプロ・デビュー。1979年、スウェーデンの音楽家として初めてブリティッシュ・カウンシルのフェローシップを獲得、ロンドンで4年間、ペーター・フォイヒトヴァンガーの下で学びました。ワーグナーやリストの影響を受け、ノルウェー的というよりヨーロッパ的な作風のシンディング Christian Sinding の作品集。

『忘れられてしまったロマンティック・ピアノ作品集 第3集』
クリスチャン・シンディング(1856–1941)
 ピアノ小曲集(Klaverstykker) Op.32
  - 春のさざめき(Frühlingsrauschen) 民謡の調子で(Im Volkston)
 ピアノ小曲集(Klaverstykker) Op.33 - セレナード(Ständchen)
 15のカプリース(15 Caprices) Op.44
  第1番 アレグロ・パッショナート 第2番 アンダンテ・コン・モート
  第5番 アレグレット 第8番 アニマート
  第9番 プレスト 第12番 アレグレット 第13番 アジタート
 宿命(Fatum) 変ロ短調 Op.94(ピアノのための変奏曲)
  ヘルゲ・アントーニ(ピアノ)  [旧 KTC1947]

価格 ¥2,350(本体価格) 

ページの先頭へ


アークティック・フィルハーモニック

BIS SACD2178 2SACD's hybrid(5.0 surround/stereo) classical



ピョートル・チャイコフスキー(1840–1893)
 交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
 交響曲第6番 ロ短調 Op.74《悲愴》
 交響曲第5番 ホ短調 Op.64 [SACD2018]
  アークティック・フィルハーモニック
  クリスチャン・リンドベリ(指揮)

録音 2012年1月、2月(第5番) ハーシュタ文化会館(ノルウェー)、2015年4月(第4番)、2016年2月(第6番) ボードー(ノルウェー)
 
価格 ¥5,300(本体価格) 

ページの先頭へ


LINK

















LinkIconMore


ページの先頭へ