2018年5月 

『郊外の話(Tales from Suburbia)』

BIS SACD2313 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary/classical 


アルベット・シュネルツェル Albert Schnelzer(1972–)は、スウェーデンの彼の世代でもっとも注目を集める作曲家のひとりです。国際的に知られるきっかけとなったのは、2004年、ラジオ・フランスの委嘱で作曲した《捕食の踊り(Predatory Dances)》のパリでの初演。ダイナミックな流れのなかに静謐の時と空間を挟む簡潔な音楽が、高い支持を得ました。シュネルツェルは、音楽創造を「現代音楽にふさわしいあり方に専念することではなく、もっとも自分らしい表現を求めること」と言います。彼は、マルメ音楽大学で作曲を学び、ロンドンの王立音楽カレッジでは作曲法と指揮法を修めました。近作のひとつ、映画作家ティム・バートンへの「オマージュ」とした《A Freak in Burbank(バーバンクの奇人)》は、2010年の「プロムス」で演奏され、その後、スウェーデンの現代作品としてもっとも演奏機会の多い一作になりました。

チェロ協奏曲《狂気のダイアモンド(Crazy Diamond)》は、ヨーテボリ交響楽団の委嘱作です。〈You shone like the sun(君は太陽のように輝いていた)〉〈If the cloud bursts, thunder in your ear(土砂降りになったら、君の耳に雷が)〉〈Re-arrange me 'til I'm sane(正気に戻るまで私を組み替えてくれ)〉〈Trade your heroes for ghosts?(君のヒーローを幽霊と交換するか?)〉の4楽章。「(『The Dark Side of the Moon』(邦題『狂気』)の)ピンク・フロイドやジェネシスといったグループが、ベートーヴェンとストラヴィンスキーと同じスペースを占めていた十代」を過ごした音楽家の作った音楽です。

《郊外の話(Tales from Suburbia)》は、「郊外」への個人的な思いを背景に作曲されました。「田舎の牧歌的風情の農家でもなく、都会のファッショナブルな地区のトレンディなアパートメントでもなく、ずっと郊外で育ち、オフィスこそストックホルムにあるものの、『ある種の愛憎関係』をもちつづけながら今も郊外に住んでいる」。

《ブレイン・ダメージ(Brain Damage)》は、個性をもった「個」の集合体「オーケストラ」のための協奏曲。《狂気のダイアモンド》で始めた探求を押し進める作品です。〈If Your Head Explodes(君の頭が破裂したら)〉〈Folded Faces(くしゃ顔)〉〈Dam Breaks Open(ダムが決壊する)〉。『The Dark Side of the Moon』に収録されたロジャー・ウォーターズ作詞の《ブレイン・ダメージ(Brain Damage)》(邦題『狂人は心に』)(脳損傷)の歌詞が3つの楽章のタイトルに採られています。

指揮者のベンジャミン・シュウォーツ Benjamin Shwartz(1979–)は、ロサンジェルス生まれ。カーティス音楽院でオット=ヴェルナー・ミュラーに指揮を学び、2013年から2016年までヴロツワフ・フィルハーモニックの音楽監督を務めました。新しい音楽のエクスパートと目されているひとりです。クレース・グンナション Claes Gunnarsson(1976–)は、ヨーテボリ交響楽団の首席チェロ奏者。シュネルツェルの《捕食の踊り》などの室内楽作品の初録音に参加しています。

『郊外の話(Tales from Suburbia)- アルベット・シュネルツェル 管弦楽作品集』
アルベット・シュネルツェル(1972–)
 チェロ協奏曲《狂気のダイアモンド(Crazy Diamond)》(2011)*
 郊外の話(Tales from Suburbia)(2012)(管弦楽のための)
 ブレイン・ダメージ(Brain Damage)(2014)(管弦楽のための協奏曲)
  クレース・グンナション(チェロ)*
  ヨーテボリ交響楽団 ベンジャミン・シュウォーツ(指揮)

録音 2017年5月 ヨーテボリ・コンサートホール(スウェーデン)
制作・録音 イェンス・ブラウン

価格 ¥2,650(本体価格)
 
Albert Schnelzer official website

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[関連ディスク]

Daphne DAPHNE1031 contemporary/classical[旧譜]

 
シュネルツェル Albert Schnelzer の最初の室内楽作品集。出世作の《捕食の踊り(Predatory Dances)》、「フランツ・リストとアイアン・メイデンを交配させた」と評されたヴィルトゥオーゾ曲《悪魔と踊る(Dance wih the Devil)》、三重奏曲の《ヴォルフガングが踊っている(Wolfgang is Dancing!)》。踊りは彼の作品の重要な要素のひとつです。《レクイエム》は、フィンランド系スウェーデンの詩人エーディト・セーデルグラーン Edith Södergran(1892–1923) の詩『痛み(その1)(Smärtan I)』『愛(Kärlek)』『痛み(その2)(Smärtan II)』『ばら(Rosen)』『痛み(その3)(Smärtan III)』をテクストに作曲され、家族とともにスウェーデンに移住しながら生活スタイルの違いが原因で父親に殺されたクルド人の女性に捧げられました。

『捕食の踊り(Predatory Dances)』
アルベット・シュネルツェル(1972–) 室内楽作品集
 捕食の踊り(Predatory Dances)(2003)
 (ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
 悪魔と踊(Dance with the Devil)(2000)(ピアノのための)
 凍りついた景色(Frozen Landscape(2002)
 (チェロとピアノのための)
 レクイエム(Requiem)(2004)(ソプラノとピアノのための)
 孤独(Solitude)(1999)(チェロ独奏のための)
 嘆き(Lamento)
 (ふたつ目の傘に入った言うことをきかない子どもたちのために)
 (2004)(ヴァイオリン、クラリネットとプリペアドピアノのための)
 ヴォルフガングが踊っている!(Wolfgang is Dancing!)(2002)
 (ヴァイオリン、クラリネットとチェロのための)
  トビアス・リングボリ(ヴァイオリン)
  クレース・グンナション(チェロ) ペール・ルンドベリ(ピアノ)
  スタファン・モッテンソン(クラリネット)
  スサンナ・アンデション(ソプラノ)
  フランシスカ・スクーグ(ピアノ)
 
録音 2007年4月4日–5日 ルーセンベリホール(マルメ)、2008年9月10日–12日 スウェーデン放送(ストックホルム) 第2スタジオ
制作 ビョーン・ウッデーン
録音 ビョーン・ヌレーン、ビョーン・ウッデーン

価格 ¥2,450(本体価格)

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『ステーンハンマル 交響曲第2番』

BIS SACD2329 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical 


クリスチャン・リンドベリ Christian Lindberg(1958–)の指揮者としてのキャリアは、2010年、イギリスのノザーン・シンフォニアに口説かれて指揮したところから始まりました。「ガーディアン」の好意的な批評にも後押しされ、一年も経たないうちにノルディック室内管弦楽団とスウェーデン・ウィンドアンサンブルの音楽監督に任命されるまでになりました。トロンボーン奏者としてのアルバムをリリースしてきた BIS レーベルは、彼が各地のオーケストラを指揮するアルバムも制作。スウェーデンのアッラン・ペッテションの交響曲シリーズ、リンドベリの自作管弦楽作品などが継続的にリリースされてきました。彼の新作アルバムは、スタイルも作風もペッテションとは対照的なステーンハンマルの作品です。ヴィルヘルム・ステーンハンマル Wilhelm Stenhammar(1871–1927)は、ストックホルム生まれ。指揮者、ピアニストとして活動しながら、管弦楽曲、室内楽曲、歌曲と合唱曲などを作曲。温かい人間性に裏打ちされた高貴な香りの漂う、凛とした容貌の音楽は、広く愛され、カンタータの楽章《スウェーデン》は「もうひとつの国歌」のように歌われてきました。彼はシベリウスと親しく、シベリウスは交響曲第6番を彼に献呈しています。交響曲第2番は、後期ロマンティシズムに古風な様式を融合させた作品です。「アンダンテ・エネルジーコ」「アンダンテ」「スケルツォ」「フィナーレ」の4楽章。「歌」の旋律とリズムを基本に、ドリア旋法を思わせる処理も見られます。「アウグスト・ストリンドベリの『夢の劇』のための音楽(Musik till August Strindbergs "Ett drömspel")」(Op.36)は、1916年、ヨーテボリのローレンスベリ劇場のこけら落とし上演の際に作曲されました。「演奏会組曲」は、作曲家ヒルディング・ルーセンベリ Hilding Rosenberg(1892–1985)がアレンジ、「前奏曲」から最後の「幻想曲」までを作曲者の意図した流れを尊重しながらまとめた約11分半の作品です。アントワープ交響楽団(旧、王立フランダース・フィルハーモニック)の演奏、2017年4月にセッション録音されました。

ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871–1927)
 交響曲第2番 ト短調 Op.34(1911–15)
 劇音楽《夢の劇(Ett drömspel)》 演奏会組曲
 (ヒルディング・ルーセンベリ 編曲(1970))
   アントワープ交響楽団 クリスチャン・リンドベリ(指揮)

録音 2017年4月 エリザベート王妃ホール(アントワープ、ベルギー)
制作 イェンス・ブラウン
録音 マルティン・ナゴルニ

価格 ¥2,650(本体価格)

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『旅(Journey)』

BIS SACD2273 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary 


ヴィルトゥオーゾ性の高い演奏で知られるノルウェーのテューバ奏者、オイスタイン・ボーズヴィーク Øystein Baadsvik(1966–)、「インド古典音楽のパガニーニ」とも呼ばれるインドヴァイオリン・プレーヤーで作曲家のラクシュミナラヤナ・スブラマニアム Lakshminarayana Subramaniam(1947–)。2014年の「Global Music Festival」で初めて共演、「プロフェッショナルの音楽家として活動した30年で、演奏する姿にこれほど強烈な存在感のある音楽家に初めて出会った」とボーズヴィークが語るスブラマニアムとのコラボレーション・アルバム『旅』。ボーズヴィークが委嘱した「二重協奏曲」(演奏時間、約33分)と《バッハへの捧げ物》の2つの管弦楽共演作品を中心に、ヴォーカルとキーボードを加えた小品によるプログラム。

『旅(Journey)- ラクシュミナラヤナ・スブラマニアムの音楽』
ラクシュミナラヤナ・スブラマニアム(1947–)
 インドヴァイオリンとテューバのための協奏曲(2016)*
 旅(Journey)(1987)**
 蝕(Eclipse)(2010)***
 バッハへの捧げ物(A Tribute to Bach)(1987)†
  ラクシュミナラヤナ・スブラマニアム(ヴァイオリン)
  オイスタイン・ボーズヴィーク(テューバ)
  カヴィタ・クリシュナムルティ(ヴォーカル)***
  アムビ・スブラマニアム(ヴァイオリン)†
  ドゥリパーラ・スピラマ・ムルティ(ムリダンガム)(インド太鼓)*/†
  トムス・ミカーリス(キーボード)**/***
  トロンハイム交響楽団 */† ヤーコ・クーシスト(指揮)*/†
  
録音 2016年6月 オラヴホール(トロンハイム、ノルウェー)(協奏曲、バッハへの捧げ物)、2017年9月 Sound Division Studios(リガ、ラトビア)(旅、蝕)
制作 インゴ・ペトリ
録音 ファビアン・フランク

価格 ¥2,650(本体価格)

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Choice

『アメリカの交響曲(American Symphonies)』

BIS  SACD2118 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary/classical 


ウォルター・ピストン Walter Piston(1894–1976)の交響曲第6番は、1955年の作曲。ボストン交響楽団が創立75周年を記念して委嘱、クーセヴィツキーと夫人ナタリーの思い出に献呈された作品です。「フルエンド・エスプレシーヴォ」「スケルツォ」「アダージョ・セレーノ」「アレグロ・エネルジーコ」。彼のネオクラシカルな作風の代表的作品に挙げられ、バレエ《不思議な笛吹き》と《3枚のニューイングランドのスケッチ》と合わせ、セントルイス交響楽団とレナード・スラトキンがアメリカ音楽シリーズの一枚(RCA 60798-2-RC)に録音していました。

サミュエル・ジョーンズ Samuel Jones(1935–)は、ミシシッピ州インヴァネス生まれ。イーストマン音楽学校で作曲をハワード・ハンソン、バーナード・ロジャーズ、ウェイン・バーロウに学んでいます。交響曲第3番は、テキサスの州立公園「パロ・デュロ・キャニオン」の広大な風景を「アメリカーナ」の気分も漂わせる「描画」にとらえた一楽章の作品です。スティーヴン・アルバート Stephen Albert(1941–1992)は、ニューヨーク生まれの作曲家。彼のイーストマン音楽学校でバーナード・ロジャーズに作曲を学び、ストックホルムでカール=ビリエル・ブルムダールに師事しました。ジェームズ・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』から副題を採った交響曲第1番《Riverrun(川流れ河岸)》が、1985年ピュリツァー賞の音楽賞に選ばれています。交響曲第2番は、創立150周年のためニューヨーク・フィルハーモニックから委嘱を受けて作曲されました。「アレグロ」「アダージョ」「アレグロ」の3楽章。この作品は、彼が1992年12月27日、マサチューセッツのケープコッドで自動車事故に遭い亡くなったため、セバスチャン・カリアー Sebastian Currier(1959–)が補筆完成し、初演されました。ロンドン交響楽団とアメリカの指揮者ランス・フリーデ Lance Friedel による演奏。

『アメリカの交響曲(American Symphonies)』 
ウォルター・ピストン(1894–1976) 
 交響曲第6番(1955) 
サミュエル・ジョーンズ(1935–) 
 交響曲第3番《パロ・デュロ・キャニオン(Palo Duro Canyon)》(1992) 
スティーヴン・アルバート(1941–1992) 
 交響曲第2番(1992) 
  ロンドン交響楽団 ランス・フリーデル(指揮)

録音 2017年4月 ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

価格 ¥2,650(本体価格)

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『Kisskiss Pangpang』

Losen Records LOS194-2 jazz 


「パングパング(Pangpang)」は、ノルウェー国立音楽大学の同窓生のジャズグループ。サンデル・エーリクセン・ノルダール Sander Eriksen Nordahl、ホーコン・ノルビュー・ビョルゴ Håkon Norby Bjørgo、イーヴァル・ミュルセット・アスハイム Ivar Myrset Asheim が、2014年に結成。「Paal Nilssen-Love Extra Large Unit(ポール・ニルセン=ローヴェ・エクストラ・ラージ・ユニット)」、トロン・カッレヴォーグ・ハンセン・トリオ、アウドゥン・トリオ、ベアー・ブラザーといったバンドに参加しながら、トリオ活動をつづけてきました。ロバート・ダウニー・Jr 主演の映画を連想させるアルバム名をつけた『Kisskiss Pangpang(キスキス、パングパング)』は、彼らのデビューアルバムです。プログラムは8曲。1960年代中期のウェイン・ショーター、ジョン・コルトレーン、ノルウェー・スウェーデンのバンド「Atomic(アトミック)」、オーネット・コールマン、アルノルト・シェーンベルクがインスピレーションになったという《Miso》。セルジュ・レオーネ監督の『The Good, the Bad and the Ugly(続・夕陽のガンマン)』は、エンニオ・モリコーネの音楽が「主役」のひとりとも言われ、この映画を観ながら育ったビョルゴが「愛してやまない」モリコーネの「香り」の漂う《Mexican Standoff(三すくみ)》。《Miso》のメロディと曲名の綴りを逆にした《Osim》。《Chili Con Carne(チリコンカルネ)》では「フリー・リズム」と「自由調性」による即興のセクションが特徴的です。《Ahab(エイハブ)》は、ハーマン・メルヴィルの『Moby Dick(白鯨)』のキャラクターとアメリカのジャズミュージシャン、ケン・ヴァンダマークからインスピレーションを得たナンバー。すべてビョルゴの作曲です。

『Kisskiss Pangpang』
 Miso(Håkon Norby Bjørgo)
 Mexican Standoff(Håkon Norby Bjørgo)
 Casu Marzu(Håkon Norby Bjørgo)
 The Bing Bang(Håkon Norby Bjørgo)
 Osim(Håkon Norby Bjørgo)
 Chili Con Carne(Håkon Norby Bjørgo)
 Nostalgia Isn't What It Used to Be(Håkon Norby Bjørgo)
 Ahab(Håkon Norby Bjørgo)
  パングパング
   サンデル・エーリクセン・ノルダール(ギター)
   ホーコン・ノルビュー・ビョルゴ(ベース)
   イーヴァル・ミュルセット・アスハイム(ドラム)

録音 2017年1月7日–8日 Kvadraturen Studio(オスロ)
制作 パングパング、ダーヴィド・アレクサンデル・ショーリ
録音 ダーヴィド・アレクサンデル・ショーリ

価格 ¥2,350(本体価格)

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『サティの時間(L'heure Satie)』

Danacord DACOCD790 classical 


「トリオ・サティ」は、1900年代の初頭、第一次世界大戦前後のフランス音楽に「恋をした」三人が2012年にコペンハーゲンで結成したアンサンブル。フランス人を祖先にもつオペラ歌手のイサベル・ピガニョル Isabel Piganiol、ベーシストのラース・マルター Lars Malther(1943–)、ピアニストのウラ・ヘーバマン Ulla Habermann(1943–)。彼らは、サティを中心にイベール、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクたちの音楽をレパートリーにフレゼリクスベアの「メトロノーム」でコンサートを行い、「サティと友人たちフェスティヴァル(Satie-med-venner-festival)」を毎年開催しています。彼らが共演を始めた2008年以来、コンサートで取りあげてきたサティの代表的な作品をセッション録音した『サティの時間』。メトロノームで行われるコンサートの名称が、アルバム名に採られました。

『サティの時間 - サティと彼の歌(L'heure Satie – Satie and his songs)』
エリック・サティ(1866–1925)
 食欲をそそらないコラール(Choral inappétissant)
 ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)(Je te veux)
 1916年の3つの歌(Trois mélodies de 1916)
  青銅の像(La statue de bronze)
  伊達男(ダフェネオ)(Daphénéo) 帽子屋(Le chapelier)
 スポーツと気晴らし(Sports et divertissements)
  ブランコ(la balançoire) 狩(la chasse)
  イタリア喜劇(la comédie italienne) 魚釣り(la pêche)
  ヨット遊び(le yachting) 海水浴(la bain de mer)
  競馬(les courses)
 1886年の3つの歌(Trois mélodies de 1886)
  天使(Les anges) 悲歌(Élégie) シルヴィ(Sylvie)
 グノシエンヌ第1番(Gnossienne no.1)
 グノシエンヌ第2番(Gnossienne no.2)
 潜水人形(Ludions)
  ねずみの歌(Air du rat) 憂鬱(Spleen)
  アメリカの蛙(La grenouille américaine)
  詩人の歌(L'air du poète) 猫の歌(Chanson du chat)
 ヴェクサシオン(嫌がらせ)(Vexations)
 《もうひとつの3つの歌(Trois autres mélodies)》から
  歌(Chanson) 花(Les Fleurs)
 グノシエンヌ第3番(Gnossienne no.3)
 グノシエンヌ第6番(Gnossienne no.6) 
 スポーツと気晴らし(Sports et divertissements)
  テニス(le tennis) 陣取り遊び(les quatre-coins)
  ゴルフ(le golf) ピクニック(le pique-nique)
  蛸(la pieuvre) いちゃつき(le flirt) タンゴ(le tango)
 4つの小さな歌(Quatre petites mélodies)
  悲歌(Élégie) 踊り子(Danseuse)
  乾杯の歌(Chanson à boire) さようなら(Adieu)
 ランピールの歌姫(La diva de l'Empire)
 ジムノペディ第1番(Gymnopédie no.1)
  トリオ・サティ
   イサベル・ピガニョル(ソプラノ)
   ラース・マルター(ベース)
   ウラ・ヘーバマン(ピアノ)

録音 2017年6月 ガーニソン教会(コペンハーゲン) 

価格 ¥2,450(本体価格)

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『ノルウェー放送の音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物』

Danacord DACOCD780 2CDR's for price of 1 classical 


ブレンダール・ベンクトソン Erling Blöndal Bengtsson(1932–2013)は、デンマーク人のヴァイオリニストとアイスランド人のピアニストを両親にコペンハーゲンで生まれました。フィラデルフィアのカーティス音楽院でピアティゴルスキーに学び、ソリスト、室内楽奏者として活動、母校のカーティス、コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミー、ケルン音楽大学、ミシガン大学音楽学校で教えました。20世紀から21世紀のデンマークと北欧を代表するチェリストのひとりに挙げられ、ヘンリク・ブランストロプをはじめとする教え子やラジオとテレビの番組を通じて彼の音楽を知った人たちから没後の今も慕われています。ブレンダール・ベンクトソンに捧げる「オマージュ」シリーズ。デンマーク放送(DR)(DACOCD727)、アイスランド交響楽団とアイスランド国営放送(DACOCD724, DACOCD737)、HMV と Sonet のレコード録音(DACOCD738)、スウェーデン放送(SR)(DACOCD778)と続いたリリースの最新作は、ノルウェー放送(NRK)の音源によるアルバムです。彼の主要なレパートリーだったエルガーの協奏曲、ブラームスとショスタコーヴィチの三重奏曲、グリーグのソナタ、そして、彼が初演したエッゲ Klaus Egge(1906–1979)の協奏曲と、ベルゲン在住の作曲家ヴォスレフ Ketil Hvoslef(1939–)の協奏曲第1番の録音が含まれています。室内楽は、ヴィオラのトムテル Lars Anders Tomter(1959–)、ピアノのアウストボー Håkon Austbø(1948– )とベッケルン Kjell Bækkelund(1930–2004)、ヴァイオリンのテレフセン Arve Tellefsen(1936–)という、現代ノルウェーを代表する音楽家が共演しています。

『ノルウェー放送の音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへの捧げ物』
[CD1]
ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.114
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ラーシュ・アンデシュ・トムテル(ヴィオラ)
  ホーコン・アウストボー(ピアノ)
 [録音 1990年9月11日 オスロ室内楽フェスティヴァル(ライヴ録音)]
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906–1975)
 ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  アルヴェ・テレフセン(ヴァイオリン)
  シェル・ベッケルン(ピアノ)
 [録音 1968年3月7日(テレビ収録)]
クラウス・エッゲ(1906–1979)
 チェロ協奏曲 Op.29(1966)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  オイヴィン・フィエルスタ(指揮)
 [録音 1967年10月27日 (初演コンサート・ライヴ録音)]
[CD2]
エドワード・エルガー(1857–1934)
 チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  アレクサンデル・ラザレフ(指揮) 
 [録音 2000年11月30日 (ライヴ録音)]
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 チェロソナタ イ短調 Op.36
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  シェル・ベッケルン(ピアノ)
 [録音 1985年11月30日  オスロ大学講堂(ライヴ録音)]
シェティル・ヴォスレフ(1939–)
 チェロ協奏曲第1番(1976)
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
  ウラジーミル・フェドセーエフ(指揮) 
 [録音 1981年6月12日 (ライヴ録音)]

アルバム制作 メレーテ・ブレンダール・ベンクトソン
デジタル・マスタリング クラウス・ビーリト
 
価格 ¥2,450(本体価格) 

レーベル・オフィシャルの工場製作 CDR(Sony DADC/Diamond Silver Discs)によるリリースです。

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Choice

『一条の光(A Certain Slant of Light)』

Pentatone PTC5186634 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical/contemporary 


エミリ・ディキンソン Emily Dickinson(1830–1886)は、南北戦争とその戦後の時代、マサチューセッツの大学町アマストで隠遁者のような生活を送り、56歳で没しました。彼女が紙切れに書きつけた1789篇ともいわれる詩は、死後五年が経って最初の詩集として世に出され、生前はまったく知られなかったディキンソンが、ウォルト・ホイットマンとならぶ19世紀アメリカを代表する詩人と称されるようになりました。アメリカのソプラノ歌手リサ・デロン Lisa Delon の新しいアルバム『一条の光(A Certain Slant of Light)』では、ディキンソンの詩をテクストに採った4人の作曲家の作品が歌われ、彼女の詩作の多様性が示されます。

コープランドの《エミリ・ディキンソンの8つの詩》は、声とピアノのために書かれた12の連作歌曲がオリジナルです。「ディキンスンの破壊的な脱俗性の挑戦を受けて立ったコープランドの応答」(『アーロン・コープランドのアメリカ』G・レヴィン/J・ティック、奥田恵二訳)。管弦楽がふさわしい8曲をコープランド自身が選び、オーケストレーションを施した作品です。

ジェイク・ヘジー Jake Heggie(1961–)は、フロリダ州ウェスト・パームビーチ生まれ。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)で学び、《デッドマン・ウォーキング(Dead Man Walking)》(2000年)や《白鯨(Moby-Dick)》(2010年)などのオペラ、声楽曲、管弦楽と室内楽の作品を手がけてきました。ディキンソンの5編の詩による《日々新たに》は、キリ・テ・カナワの70歳を祝い、ラヴィニア・フェスティヴァルから委嘱を受けて作曲された作品です。ゴードン・ゲティ Gordon Getty(1933–)は、「石油王」と呼ばれたJ・ポール・ゲティの第4子に生まれ、ビジネスマン、投資家、慈善家として活動し、作曲家として《アッシャー家(Usher House)》《ジャンヌと鐘(Joan and the Bells)》といったオペラ、合唱曲、管弦楽曲、ピアノ曲を作曲。ディキンソンの32編の詩に作曲され、リサ・デロンが歌った歌曲集《The White Election》(PTC5186054)をはじめ、かなりの数のアルバムが Pentatone レーベルからリリースされています。《4つのディキンソンの詩》は、リサ・デロンのアメリカ歌曲アルバム『The Hours Begin to Sing(時間が歌い始める)』(PTC5186459)でピアノ共演版が歌われていました。新しい録音は、ヘジーの作品と同様、管弦楽版による演奏です。

サンフランシスコ交響楽団音楽監督のマイケル・ティルソン・トマス Michael Tilson Thomas(1944–)は、南カリフォルニア大学(USC)のインゴルフ・ダールから指揮と一緒に作曲を学びました。オペラ《アンネ・フランクの日記から(From the Diary of Anne Frank)》や、広島への原爆投下から50年の1995年に行われた「パシフィック・ミュージック・フェスティヴァル(PMF)」のための《Shówa/Shoáh》などを作曲しています。彼は、コープランドの歌曲を通じて「ディキンソンの詩の世界に足を踏み入れた」と語り、ルネー・フレミングのために書いた《エミリ・ディキンソンの詩》では、コープランドの選択とは異なる、「皮肉、苦み、社会批評」といった色合いの濃い7篇を選び、作曲しています。このアルバムでは〈時の奇妙な流れを下り〉など5曲が抜粋して歌われます。

マルセイユ・フィルハーモニック管弦楽団 Orchestre Philharmonique de Marseille は、マルセイユ・オペラ(マルセイユ市立オペラ)のオーケストラ。ローレンス・フォスター Lawrence Foster が、2012/2013年のシーズンから音楽監督を務めています。

『一条の光(A Certain Slant of Light)』
アーロン・コープランド(1900–1990)
 エミリ・ディキンソンの8つの詩(8 Poems of Emily Dickinson)
 (1948 orch. 1958-70)
  自然、このうえなく優しい母(Nature, the gentlest mother)
  軍隊の喇叭のように風が(There came a wind like a bugle)
  世界がつまらなく感じられる(The world feels dusty)
  心よ、あの人のことは忘れましょう(Heart, we will forget him)
  いとしい月、三月よ、入っておいで(Dear March, come in!)
  あるべき眠りは(Sleep is supposed to be)
  天国へ行くの!(Going to Heaven!)
  馬車(The Chariot)
ジェイク・ヘジー(1961–)
 日々新たに(Newer Every Day)(2014)
  沈黙(Silence)
  わたしは取るに足りない!あなたはどう?(I'm Nobody! Who are you?)
  名声(Fame)
  わたしがずっと愛していたことを(That I did always love)
  おやすみ(Goodnight)
ゴードン・ゲティ(1933–)
 4つのディキンソンの詩(Four Dickinson Poems)(2008)
  雪花石膏の部屋で安らかに(Safe in Their Alabaster Chambers)
  一羽の鳥が歩道をやってきた(A Bird Came Down the Walk)
  一条の光が射しこむ(There's a Certain Slant of Light)
  死のために私が立ちどまれなかったから
  (Because I Could Not Stop for Death)
マイケル・ティルソン・トマス(1944–)
 《エミリ・ディキンソンの詩(Poems of Emily Dickinson)》
 (2002)(抜粋)
  時の奇妙な流れを下り(Down Time's Quaint Stream)
  聖書(The Bible) 名声(Fame)
  地球には数々の調べがある(The Earth Has Many Keys)
  なにもかも私から奪っていいけれど(Take All Away from Me)
  リサ・デロン(ソプラノ)
  マルセイユ・フィルハーモニック管弦楽団
  ローレンス・フォスター(指揮)

録音 2017年6月、7月 マルセイユ(フランス)

価格 ¥2,550(本体価格)

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『ビルギット・ニルソン オペラ・アリア集(Famous Opera Arias)』

Bluebell ABCD119 4CD's special price classical 


ビルギット・ニルソン Birgit Nilsson(1918–2005)は、1946年、ストックホルムの王立歌劇場で《魔弾の射手》のアガーテ役でオペラの舞台に初めて立ち、翌年、フリッツ・ブッシュが指揮した《マクベス》で注目されました。1951年のグラインドボーン音楽祭でブッシュ指揮の《イドメネオ》でエレットラ役を歌い、国際デビュー。ウィーン国立歌劇場、バイロイト音楽祭、バイエルン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ヴェントガーデン王立歌劇場へと出演が続き、スウェーデンの生んだもっとも国際的に名高いソプラノ歌手として尊敬され、愛される存在になりました。2018年は、彼女がスコーネ地方のヴェストラ・カルプで生まれてから100年を記念する年。ニルソンのスウェーデン録音をアルバムに作ってきた Blubell Records からリリースされるセットには、彼女がもっとも重要なレパートリーとした役のアリアと「場面」が、Decca、RCA、EMI といったレーベルへのセッション録音、ストックホルムの王立歌劇場のライヴ録音など、1949年から1961年の録音で収録されています。

『ビルギット・ニルソン オペラ・アリア集(Famous Opera Arias)』
[CD1]
W・A・モーツァルト(1756–1791)
 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》
 「なんと恐ろしい光景が、おお神よ/逃げるのね、ひどい男
  (Ma qual mai s'offrte, oh Dei/Fuggi, crudele, fuggi )」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  チェザーレ・ヴァレッティ(テノール)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  エーリヒ・ラインスドルフ(指揮) [録音 1959年]    
 「お分かりですわね、誰が名誉を(Or sai chi l'onore)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団
  ハインツ・ヴァルベルク(指揮) [録音 1957年] 
 「仰らないで、私の敬愛する人よ(Non mi dir, bell'idol mio)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  エーリヒ・ラインスドルフ(指揮) [録音 1959年]    
カール・マリア・フォン・ヴェーバー(1786–1826)
 歌劇《魔弾の射手》
 「あの人に会う前は/静かに、静かに、敬虔な調べよ
  (Wie nahte mir der Schlummer/Leise, leise, traute Weise)」
 歌劇《オベロン》
 「大洋よ、もののけよ(Ozean, du Ungeheuer)」
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 シェーナとアリア「ああ、不実な者よ(Ah! Perfido)」 Op.65
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団
  ハインツ・ヴァルベルク(指揮) [録音 1957年]
 歌劇《フィデリオ》
 「悪者よ、どこへ急ぐ(Abscheulicher! Wo eilst du hin?)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ) ケルン放送交響楽団
  エーリヒ・クライバー(指揮) [録音 1956年]
 「もっとよい世の中であなたがたに報いがありますように
  (Euch werde Lohn in bessern Welten)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ) ハンス・ホプフ(テノール)
  ゴットロープ・フリック(バス) ケルン放送交響楽団
  エーリヒ・クライバー(指揮) [録音 1956年]
 「おお、わたしのレオノーレ! 言葉で言い尽くせぬ喜び!
  (O meine Leonore! O namenlose Freude!)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  ジョン・ヴィッカーズ(テノール)
  メトロポリタン歌劇場管弦楽団
  カール・ベーム(指揮) [録音 1960年(ライヴ)]
リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
 楽劇《ナクソス島のアリアドネ》 (スウェーデン語歌唱)
 「まったくむだだった/ひとつの国がある
  (Es ist alles vergebens/Es gibt ein Reich)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  エリーサベト・セーデシュトレム(ソプラノ)
  ヨールディス・シュムベリ(ソプラノ)
  カール・アクセル・ハルグレーン(バリトン)
  王立歌劇場管弦楽団(ストックホルム)
  ヘルベット・サンドベリ(指揮) [録音 1949年(ライヴ)]
 楽劇《サロメ》 
 「ああ、お前はこの口に接吻させようとしなかった、ヨカナーン!
  /お前の娘は化け物だ/ああヨカナーン、わたしはお前にくちづけしたわ
  (Ah! Du wolltest mich nicht deinen Mund küssen lassen, Jokanaan!
   Sie ist ein Ungeheuer, deine Tochter
   /Ah! Ich habe deinen Mund geküsst)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  ゲルハルト・シュトルツェ(テノール)
  グレース・ホフマン(アルト) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  ゲオルク・ショルティ(指揮) [録音 1961年]
[CD2]
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813–1901)
 歌劇《アイーダ》
 「勝ちて帰れ(Ritorna vincitor)」
 「ラダメス様が来られる!/おお私の祖国よ、青い空よ
  (Qui Radamès verrà/O patria mia/O cieli azzurri)」
 「あら、お父さま(Cielo! mio padre)」*
 「また会えたね、優しいアイーダ(Pur ti riveggo, mia dolce Aida)」**
 「死の石はわたしの上で閉じられた/おお大地よ、さらば
  (La fatal pietra sovra me si chiuse/O terra addio)」***
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  コーネル・マクニール(バリトン)*
  ピエル・ミランダ・フェラーロ(テノール)**/***
  ジュリエッタ・シミオナート(メゾソプラノ)***
  ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
  ニーノ・サンツォーニョ(指揮) [録音 1960年(ライヴ)]
 歌劇《運命の力》
 「着いたわ!…あわれみの聖母さま
  (Son giunta…Madre pietosa vergine)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
  アルジェオ・クアドーリ(指揮) [録音 1959年]
 「神よ、平和を与えたまえ(Pace, pace mio Dio)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ) フィルハーモニア管弦楽団
  レオポルト・ルートヴィヒ(指揮) [録音 1957年]
 歌劇《マクベス》
 「野心の人/さあ、いらっしゃい…では皆、立ち上がるがよい
  (Ambizioso spirto tui sei/Vieni t'affretta…or tutti sorgete)」
 「光は色あせ(La luce langue)」
 「血の痕がまだここにあるわ(Una macchia è qui tutt’ora)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
  アルジェオ・クアドーリ(指揮) [録音 1959年]
[CD3]
ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
  歌劇《西部の娘》
 「どこからかしら?(Dove eravamo?)」
 「愛してるぜ、ミニー/ミニー、俺は家を飛び出してきた
  /ソレダードで私が小さかったときに
  /誰が俺の根性を叩き直してくれるんだ
  (Ti voglio bene, Minnie/Minnie, dalla mia casa son partito/
   Laggiù nel soledat/Chi c'è, per farmi i ricci?)」*
 「ああジョンソンさん、あなたは私と一緒にいるために
  /わかりません、ただの貧しい娘の私には
  (Mister Johnson, siete rimasto indietro
   /Io non son che una povera fanciulla)」**
 「ああ、あなたに知ってもらえたら、どれほど生きることが楽しい
  (Oh, se sapeste come i vivere è allegro)」***
 「誰も言った人はいなかったわ、『十分だ!」って
  /そして、あなたはどうかしら、ジョー(フィナーレ)
  (Non vi fu mai chi disse "Basta"/E anche tu lo vorrai, Joe)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  アンドレーア・モンゲッリ(バス)*
  ジョアン・ジビン(テノール)*/**/***
  ガブリエッラ・カルトゥラン(メゾソプラノ)***
  ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
  ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮) [録音 1958年]
  歌劇《トゥーランドット》 
  「この宮殿では(In questa Reggia)」
 「異国の者よ、お聞きなさい/そう、希望です/炎を与える氷
  /天子さま!(Straniero, ascolta/Si, la speranza che delude sempre!
  /Gelo che ti dà foco/Figlio del cielo!)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  ユッシー・ビョーリング(テノール)
  レナータ・テバルディ(ソプラノ)
  アレッシオ・デ・パオリス(テノール)
  ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団
  エーリヒ・ラインスドルフ(指揮) [録音 1959年]
 「死の王女よ!私はいったいどうなるの?…負けたわ
  /万年の時を(フィナーレ)
  (Principessa di morte! Che è mai di me?…Perduta/Diecimila anni)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  フランコ・コレッリ(テノール)
  メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
  レオポルド・ストコフスキ(指揮) [録音 1961年(ライヴ)]
[CD4]
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813–1901)
  歌劇《ドン・カルロ》
  「運命の贈り物(O don fatale)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
  アルジェオ・クアドーリ(指揮) [録音 1959年]
  歌劇《仮面舞踏会》
 「ここは恐ろしいところ/でも、乾いた茎から得られるのね
  (Ecco l'orrido campo/Ma dall'arido stelo divulsa)」
 「私があなたと一緒だ/ああ、誰かが近づいてきます
  (Teco io sto/Ahimè! S'appressa alcun!)」*
 「私は死にましょう、でもその前にお慈悲を(Morrò, ma prima in grazia)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  カルロ・ベルゴンツィ(テノール)*
  サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団・合唱団
  ゲオルク・ショルティ(指揮) [録音 1961年]
  歌劇《仮面舞踏会》(ドイツ語歌唱)
 「ここは恐ろしいところ(Hier ist der grauenvolle Ort)」
 「私は死にましょう(Der Tod sei mir willkommen)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ) バイエルン放送交響楽団
  アルベルト・エレーデ(指揮) [録音 1955年]
  歌劇《ナブッコ》
 「ああ宿命の文書よ/かつて私も喜びに心を開いていた
  /今や私は金色の王位の血に塗れた座につくのだ
  (Ben io t'invennio o fatal scritto!/Anch'io dischiuso un giorno
   /Salgo già del trono aurato)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
  アルジェオ・クアドーリ(指揮) [録音 1957年]
[CD4 Bonus track]
リヒャルト・ワーグナー(1813–1883)
 楽劇《トリスタンとイゾルデ》
 「おだやかに、静かに、あの方が微笑む
  (Mild und leise, wie er lächelt)」
  ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮) [録音 1960年] 

価格 ¥2,500(本体価格)

著作隣接権の切れた LP 盤から復刻した(いわゆる「板起こし」)音源コンパイルしたアルバムと思われます。

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『シベリウス』

Linn CKD566 classical 


トマス・スナゴー(セナゴー) Thomas Søndergård(1969–)は、デンマークのホルステブロー生まれ。27歳の時、王立デンマーク管弦楽団のティンパニ奏者から指揮者に転向、2005年に王立デンマーク・オペラによるルーザスの歌劇《カフカの審判》の初演を指揮して脚光を浴びました。2012年–2013年のシーズンからBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(BBC NOW)の首席指揮者を務め、2018年9月から音楽監督としてロイヤル・スコットランド・ナショナル管弦楽団を指揮することが決まっています。第2番と第7番(CKR462 旧CKD462)、第1番と第6番の交響曲(CKD502)が高い評価を受けた「スカンディナヴィアン・クール」と呼ばれるスナゴーと BBC NOW のシベリウス。第3作は、音詩・交響詩と劇音楽の代表的作品を集めたアルバムです。

ジャン・シベリウス(1865–1957)
 音詩《ある伝説(En saga)》Op.9
 音詩《フィンランディア(Finlandia)》Op.26
 交響詩《トゥオネラの白鳥(Tuonelan joutsen)》 Op.22 no.2(no.3)
 音詩《オーケアニス(大洋の女神)(Aallottaret)》Op.73
 悲しいワルツ(Valse triste)Op.44 no.1
 劇付随音楽《国王クリスチャン二世(Kung Kristian II)》組曲 Op.27
  夜想曲(Nocturne) エレジー(Elegie) ミュゼット(Musette)
  セレナード(Serenade) バラッド(Ballade)
  BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団 トマス・スナゴー(指揮)

録音 2017年11月27日–29日、2018年2月5日 BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)

価格 ¥2,350(本体価格) 


Linn CKR462[旧譜・移行発売]



ジャン・シベリウス(1865-1957)
 交響曲第2番 ニ長調 Op.43 交響曲第7番 ハ長調 Op.105
  BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団 トマス・スナゴー(指揮) 

録音 2014年3月26日–28日 BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)
制作・録音 フィリップ・ホブズ

CKD462(SACD hybrid)のレギュラー CD によるリリース。

価格 ¥2,350(本体価格)

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