2018年7月 

『歌(Sången)』

BIS SACD2359 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)classical


ヴィルヘルム・ステーンハンマル Wilhelm Stenhammar(1871–1927)は、19世紀から20世紀の変わり目の時代、スウェーデンでもっとも重要な作曲家のひとりでした。ピアニスト、指揮者としても尊敬を集め、彼が作曲した2曲のピアノ協奏曲と交響曲、6曲の弦楽四重奏曲、歌曲、管弦楽をともなう大規模の合唱曲といった作品は、人々から広く愛されてきました。彼の作曲する音楽は、和声の独創性以上に旋律の個性が際立っていることから、ステーンハンマルは、しばしば「歌の作家」と呼ばれます。彼の「メロディ」は、細やかなニュアンスに満ち、このうえなく繊細な詩の朗読にも例えられてきました。

4人の独唱者、混声合唱、児童合唱と管弦楽」による交響的カンタータ(En symfonisk kantat)《歌》は、1921年、スウェーデン王立音楽アカデミーの設立150年記念のために作曲れた作品です。作曲家テューレ・ラングストレム Ture Rangström(1884–1947)が詩を作り、第1部「わが歌、祖国 - わが歌を生みし国よ!(Min sång, mitt land – du mina sångers land!)」と第2部「神殿が輝く。天空が鳴っている(Templet strålar. Rymder ljuda.)』から構成され、「歌の国スウェーデン」の最初の偉大な歌曲作家へのオマージュとしてリンドブラード Adolf Fredrik Lindblad(1801–1878)の歌曲《夏の日(En sommardag)》が「モチーフ」として引用されます。第2部の冒頭に置かれた〈間奏曲(Mellanspel)〉は、ステーンハンマルの温かい人間性の生んだ「モルト・アダージョ、ソレンネ」の音楽が美しく、単独の作品としても演奏されています。「ステーンハンマルのオーケストラ」と王立音楽アカデミーの会員でもあるネーメ・ヤルヴィによる新録音です。

このアルバムの曲はすべて、設立から間もない交響楽団の首席指揮者に就任するためステーンハンマルが、1907年、ヨーテボリに移ってからの作品です。演出家ペール・リンドベリがヨーテボリの劇場で上演した『ロメオとジュリエット』のための音楽(Op.45)は、ストリンドベリ、ヤルマル・ベリマン、タゴール、シェイクスピア、ゴッツィの劇のために書いた付随音楽の一作。作曲家ヒルディング・ルーセンベリ Hilding Rosenberg(1892–1985)がアレンジした、〈田園詩(Pastorale)〉〈クラント(Corrente)〉〈ガヴォット(Gavotte)〉〈ピーターの笛(Petters pipa)〉〈サラバンド(Sarabanda)〉の5曲の組曲版が演奏されます。《レヴェレンツァ》(イタリア語「尊敬、敬意」)は、《セレナード》(Op.31)第1稿の第2楽章として作曲され、1919年の改訂の際に省略されました。ウィーン古典音楽の「スケルツォ」の伝統へのオマージュといわれる音楽です。《2つの感傷的なロマンス》は、抒情的な「イ長調」と情熱的な「へ短調」の2曲。1911年ヨーテボリ、ステーンハンマルと長年の友情で結ばれたヴァイオリニストのトゥール・アウリンが聴衆を前に演奏した最後のコンサートで初演されました。この録音のソリスト、サラ・トルーベック Sara Trobäck(1978–)は、ヨーテボリ交響楽団第一コンサートマスター。楽器は G・B・ガダニーニ(パルマ 1753年)。2008年に王立音楽アカデミーの会員に選ばれました。

『歌(Sången)』
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871–1927)
 《ロメオとジュリエット(Romeo och Julia/Romeo and Juliet)》組曲
 (Op.45)(ヒルディング・ルーセンベリ 編(1944))(管弦楽のための)
 レヴェレンツァ(Reverenza)(1911-13)(管弦楽のための)
 2つの感傷的なロマンス(Två sentimentala romanser) Op.28(1910)
 (ヴァイオリンと管弦楽のための)*
 交響的カンタータ《歌(Sången)》 Op.44(1921)
 (独唱、合唱と管弦楽のための)**
  サラ・トルーベック(ヴァイオリン)*
  カルロッタ・ラーション(ソプラノ)**
  マッティーナ・ディーケ(アルト)**
  ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)**
  フレードリク・セッテシュトレム(バリトン)**
  ノルショーピング音楽クラス **
  ヨーテボリ交響楽団ヴォーカルアンサンブル **
  ヨーテボリ交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)

録音 2018年2月、3月 ヨーテボリ・コンサートホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
制作 ハンス・キプファー
録音 シュテファン・レー

価格 ¥2,650(本体価格)

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『《ハウス・オブ・カード》交響曲(House of Cards Symphony)』

BIS SACD2299(KII KKC4144/5) 2SACD's hybrid(5.0 surround/stereo) classical/film score


「ひとりの下院議員が、彼に劣らず狡猾な妻と手を携え、裏切り者たちへの復讐を進めていく」(IMDb)。ケヴィン・スペイシー主演の Netflix テレビ・シリーズ『House of Cards』(邦題『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)は、2013年から2018年まで6シーズン、66のエピソードが制作されました。「ポリティカル・スリラー」のドラマは人気を集め、テレビを変えたとまでいわれる評価を獲得しました。このシリーズの音楽は、ロサンジェルスを本拠にテレビの分野を中心に活躍するジェフ・ビール Jeff Beal(1963–)が担当。シリーズのクリエーター、ボー・ウィリモン Beau Willimon は、急展開するドラマの中で移ろう人々の心理を各エピソードの全体像を見据えながら「独自の声」で表現した音楽がシリーズに欠かせない要素だったと語っています。 

《ハウス・オブ・カード》交響曲は、シリーズの音楽を約83分の管弦楽曲とした作品です。ワシントンのジョン・F・ケネディ・センター、マイアミ、オランダ、デンマーク、イェルサレムで行われた「『ハウス・オブ・カード』イン・コンサート」を基に創られました。作曲者ビールは、〈Forward March(フォワード・マーチ)〉から〈Making History(歴史作り)〉まで10の楽章を、時系列によらず、アンダウッド家を取りまくドラマの情緒的、劇的な流れに沿って配置。サウンドトラックの演奏に使われたエレクトリックベース、ギター、フリューゲルホルンといった楽器とソプラノの声を残しながらフルオーケストラのためのオーケストレーションを行なっています。《ハウス・オブ・カード》幻想曲は、メインタイトル、フランクとクレアの「愛と策略」のテーマ、フランク・アンダウッドの人形使いのモチーフを素材に使い、「シャロン・べザリー・フォン・バールのため」に《フルート協奏曲》のアンコールとして作られた小品です。 

《シックス・シクスティーン》は、ギターと室内オーケストラのための「急-緩-急」3楽章の作品。曲名は、室内楽のために書かれた原曲の「弦の数」(ギターの6本、弦楽四重奏の楽器の弦の数4本の4倍)からとられ、「白日夢」や「記憶の感覚」のストーリーをイメージした、時刻(午前6時16分)、部屋番号、番地、特別の日なども示しています。「クラシカル・ギタリストのエリート」のひとり、アメリカのジェイソン・ヴィオー Jason Vieaux(1973–)がソロを弾いています。弦楽オーケストラのための《頌歌》は、憧れや大きな喪失といった気分を歌った「ショートストーリー」あるいは「祈り」の音楽です。《フルート協奏曲》は、2015年6月、北欧の夏の太陽に照らされたストックホルム港で作曲者のビールがシャロン・べザリーとコーヒーを飲みながら雑談していていて浮かんだアイデアにより作曲されました。「テスラを運転しながらアクセル性能の良さを見せびらかすべザリーとフルートを吹くべザリー」のイメージされた「喜び、活力、リズムにあふれた協奏曲」。ミネソタ管弦楽団の『American Voices(アメリカの声)』と題するコンサートで、べザリーのソロ、オスモ・ヴァンスカの指揮で初演されました。『ハウス・オブ・カード』に熱中したという BIS レーベルのオーナー、ローベット・フォン・バールのたっての願いで制作されたアルバムです。 

[プロフィール]
ジェフ・ビール Jeff Beal は、1963年、カリフォルニアのヘイワード生まれ。サンフランシスコのベイエリアでトランペットを習いながら育ち、70年代ジャズ、クラシカル、ロック、ポップと幅広いジャンルに熱中。高校時代からビッグバンドやオーケストラのために作曲を始め、イーストマン音楽学校に進んでからはクリストファー・ラウス、レイバーン・ライト、ビル・ドビンズたちに学びました。ニューヨークとサンフランシスコでジャズの録音と作曲を経験した後、ロサンジェルスに移り、エド・ハリス監督・主演の『Pollock』(邦題『ポロック 2人だけのアトリエ)』)(2000)の音楽が World Soundtrack Awards の「Discovery of the Year」にノミネートされ、彼の映画音楽作家としての活動が始まりました。『Monk』(2002)第1シーズンの主題歌でエミー賞を初めて受賞。共和制ローマの最後の日々を描いた『Rome(ローマ)』(2005)のテーマとスコアもノミネートされています。トム・セレック制作・主演の「ジェッシー(ジェッシィ)・ストーン」シリーズは、ロバート・B・パーカーの小説に基づく第1作『Stone Cold』(原作邦題『影に潜む』)から全作品のスコアを担当。マサチューセッツの港町の雰囲気と登場する人たちの内面を静かな音楽で表現したスコアが作品の高い評価に寄与、第9作『Jesse Stone: Lost in Paradise』(2015)のスコアがエミー賞にノミネートされました。『House of Cards』は、第32章と第63章のスコアが2015年と2017年のエミー賞を獲得しています。

『《ハウス・オブ・カード》交響曲(House of Cards Symphony)』 
ジェフ・ビール(1963–) 
[Disc 1] 
 《ハウス・オブ・カード》交響曲(House of Cards Symphony)* 
  Forward March(フォワード・マーチ) Betrayal(裏切り)
  New Deal(新たな取引) Clair Underwood(クレア・アンダウッド)
  Russia(ロシア) Portrait of a Marriage(結婚の肖像) 
  Power(権力) Dignity(威厳) Puppet Master(人形使い)
  Making History(歴史作り) 
[Disc 2] 
 《ハウス・オブ・カード》幻想曲(House of Cards Fantasy)
 (フルートと管弦楽のための)** 
 シックス・シクスティーン(Six Sixteen)(ギターと室内管弦楽のための)*** 
 頌歌(Canticle)(弦楽オーケストラのための)† 
 フルートと管弦楽のための協奏曲(Concerto for Flute and Orchestra)†† 
  ジョーン・ビール(ソプラノ)*
  ジェフ・ビール(フリューゲルホルン)(即興)* 
  ヘンリー・ビール(ベースギター)*/††
  ヨアキム・ルンドストレム(ギター)* 
  マッティン・オッラリード(ドラムキット)*
  フレードリク・インゴー(ピアノ)* 
  エーリク・モンソン(ピアノ)*
  シャロン・べザリー(フルート)**/†† 
  ジェイソン・ヴィオー(ギター)***
  ヘンリク・ユン・ペーテシェン(ヴァイオリン・ソロ)† 
  ノルショーピング交響楽団 ジェフ・ビール(指揮)

録音 2017年6月 ルイ・ド・イェール・コンサートホール(ノルショーピング、スウェーデン) 
制作 トーレ・ブリンクマン 
録音 ファビアン・フランク

価格 ¥5,000(本体価格)

BIS の輸入盤に日本語帯・解説をつけた「国内仕様」リリースです。

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『風は思いのままに吹く(The Wind Blows)』

BIS SACD2341 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary/classical 

 
ノルウェー・ソリスト合唱団 Det Norske Solistkor の BIS アルバム第9作『風は思いのままに吹く』。ノルウェーの作曲家アルフレード・ヤンソンの作品のアンソロジーです。ヤンソン Alfred Janson(1937–)は、ジャズとポピュラー・ミュージックのピアニスト、アコーディオン・プレーヤー、作曲家として活動しながらクラシカルのピアノを学び、ビョルン・フォンゴールとフィン・モッテンセンから音楽理論を教わりました。ヨーロッパ・アヴァンギャルド、後期ロマンティシズム、ジャズ、民俗音楽など、さまざまなジャンルからインスピレーションを得て、多様なスタイルの音楽を作りつづけています。ヤンソンの作曲の中心のひとつ、ヴォーカルのための作品は、ノルウェー・ソリスト合唱団も1950年の創設以来、重要なレパートリーにしています。初期のモダニスト・スタイルの作品から近作まで、創作の全段階から選ばれた合唱のための音楽。スウェーデンのニューストレムが《シンフォニア・デル・マーレ》や歌曲集《魂と風景》に使ったスウェーデンの女性詩人の詩をテクストにした《エバ・リンドクヴィストの3つの詩》。『ヨハネによる福音書』(第3章第8節)の一節をヤンソンが「事実上盗み」自由にアレンジしたテクストに作曲した《風は思いのままに吹く》。ノルウェーの作家アーリル・ニュークヴィスト Arild Nyquist(1937–2004)の詩による2つの曲、「……だってカラーテレビがあるもの」と戦争や飢餓でさえ美しく見せるメディアを皮肉たっぷりに謳った詩による《今は暮らしがとても楽しい時》と、思慮のない人類による破壊が止まない地球への賛歌《母なる小さな地球》は、簡素なメロディで書かれています。《キーと美しいマダム・キー》は、ノルウェーの詩人ハーラル・スヴェードルプ Harald Sverdrup(1923–1992)が、ベトナム戦争時代の政争を暗喩的に詠んだ詩がテクストです。エミリ・ディキンソンの『In this short Life(この短い人生の中で)』に作曲した《サラバンド》とシェイクスピアの《ソネット76番》(「Why is my verse so barren of new pride(なぜ私の詩は誇れる新しさに欠けるのか)」)は、《風は思いのままに吹く》と同じく、ペーデシェンとノルウェー・ソリスト合唱団の委嘱で作曲されました。《建造》は、管弦楽のための《建造と賛美歌(Konstruksjon och Hymne/Construction and Hymn)》(1963)(Aurora NCD-B4941)を、ヨーテボリ室内合唱団の指揮者グンナル・エーリクソン Gunnar Eriksson が混声合唱と器楽のために書き直した作品。エーリクソンとヤンソンの共同作業は長く、エリーサベト・ヘルムードソン Elisabeth Hermodsson(1927–2017)の詩による《風よささやけ》もヨーテボリ室内合唱団のために書かれた作品です。ニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』の「ツァラトゥストラのラウンドレイ」による実験的な語法も交えたネオロマンティックな《夜想曲》は、ノルウェー・ソリスト合唱団の創設者ニューステットの指揮で録音(NCD-B4941)したあと、ペーデシェンが指揮してアルバム『夢と同じ糸で(As Dreams)』(SACD2139)に録音。このアルバムにも収録されました。

『風は思いのままに吹く(The Wind Blows)』
アルフレード・ヤンソン(1937–) 合唱のための音楽
 エバ・リンドクヴィストの3つの詩(Tre Dikt av Ebba Lindqvist)
 (1975–80)(混声合唱のための)
  海辺に生まれた私たちは(Vi som är födda vid havet)
  浄化(Katarsis)
  私は家にいて道を知っている(Vägarna vet jag därhemma)
 風は思いのままに吹く(The wind blows – where it wishes)(2016)
 (混声合唱、ヴァイオリン、チェロとファゴットのための)
 今は暮らしがとても楽しい時(Nå er det fint å leve)(1983)
 (混声合唱とピアノのための)
 母なる小さな地球(Lille mor klode)(1983)
 (混声合唱、ピアノとメロディカのための)
 サラバンド(Sarabande)(1995)(二重合唱、2つのホルン、
  2人の打楽器奏者、オルガン、2つのヴァイオリン、2つのチェロのための)
 ソネット76番(Sonet No.76)(2000)
 (合唱、バリトン・ソロまたはシンギング・アクターのための)
 建造(Construction)(1963)(混声合唱と器楽のための)
 (グンナル・エーリクソン(1936–)編)
 キーと美しいマダム・キー(Ky og vakre madame Ky)(1967)
 (混声合唱、ピアノとメロディカのための)
 風よささやけ(Viska du vind)(1973)
 (混声合唱、ピアノメロディカのための)
 夜想曲(Nocturne)(1967)
 (二重合唱、2つのチェロ、ハープと2人の打楽器奏者のための)
  ノルウェー・ソリスト合唱団 グレーテ・ペーデシェン(指揮)
  アルフレード・ヤンソン(メロディカ即興、メロディカ)
  エミーリエ・ヘルダール・リースハイム(ヴァイオリン)
  ヤン・クレメンス・カールセン(チェロ)
  エムブリーク・スネルテ(コントラフォルテ)
  ヘルゲ・リーエン(ピアノ)
  ラーシュ・ノットー・ビルケラン(オルガン)
  マリア・アンゲリカ・カールセン(ヴァイオリン)
  アンデシュ・クレグネス・ハンセン(打楽器)
  オスロ・シンフォニエッタ団員 

録音 2014年6月 リース教会(オスロ)(3つの詩)、2015年6月 ソフィエンベルグ教会(サラバンド、夜想曲)、2017年6月 リース教会(オスロ)
制作 イェンス・ブラウン
録音 イェンス・ブラウン(3つの詩)、アンドレーアス・ルーゲ(サラバンド、夜想曲)、ノーラ・ブランデンブルク 

価格 ¥2,650(本体価格)

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『四月(April)』

Alba ABCD400 SACD hybrid(5.1 multichannel/stereo)classical


ポリ・シンフォニエッタとヤン・セーデルブロム Jan Söderblom のパルムグレン Selim Palmgren(1878–1951)作品集。ピアノ協奏曲第1番・第2番・第3番と《ヴァイオリンとピアノのための小品》を演奏した最初のアルバム(ABCD385)につづく第2集がリリースされます。ピアノ協奏曲第4番は、パルムグレンがアメリカのロチェスターに滞在していた時期に作曲され、帰国後、ナーンタリで完成しました。《四月》の副題をもち、5曲のピアノ協奏曲のうち印象主義の要素がもっとも鮮やかに示された、単一楽章の作品です。第5番は、ピアニスト、ヘルシンキ音楽院(現、シベリウス・アカデミー)のピアノと作曲の教授、批評家として多忙なパルムグレンが、第二次世界大戦中、作曲家として最後に積極的に作品を発表した時代を代表する作品です。古典的な語法と伝統的な3楽章の構成。1942年2月、初演の翌日、ラジオ放送で演奏を聴いたシベリウスから電話があり、賛辞が贈られたといわれます。《田園詩》は、1918年、フィンランド内戦の時代の作品です。アレグロ・ヴィヴァーチェの〈朝〉、抒情的な〈エレジー〉、弦楽セクションだけで演奏されるノスタルジックな気分の〈夕べ〉。《異国風の行進曲》は、ピアノのための《行進曲風に(Alla Marcia)》を作曲者自身が管弦楽用に編曲した作品です。ピアノ協奏曲2曲は、コッコネンの作品集(ABCD127)、ショパンの《夜想曲》(ABCD160, ABCD190)とピアノ協奏曲(ABCD247)などの録音で知られるヤンネ・メルタネン Janne Mertanen(1967–)がソロを弾いています。

『四月(April)』
セリム・パルムグレン(1878–1951)
 ピアノ協奏曲第4番 Op.85《四月(Huhtikuu/April)》(1926–27)
 ピアノ協奏曲第5番 イ長調 Op.99(1939–41)
 3つの情景の田園詩(Kolmikohtainen pastoraali) Op.50(1918)
  朝(Aamu) エレジー(Elegie) 夕べ(Ilta)
 異国風の行進曲(Exotisk Marsch/Eksoottinen marssi) Op.46
 (1915 rev.1945)
  ヤンネ・メルタネン(ピアノ)
  ポリ・シンフォニエッタ ヤン・セーデルブロム(指揮)

録音 2016年2月15日–19日 プロムナードホール(ポリ、フィンランド)
制作・録音 サイモン・フォックス=ガール

価格 ¥2,300(本体価格)

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『渓谷に映るもの(Reflections of a River Valley)

Alba ABCD404 SACD hybrid(5.1 multichannel/stereo) classical


エーリク・フォルデル Erik Fordell(185–21985)は、フィンランド、コッコラのスウェーデン系フィンランドの家に生まれました。ベンクト・カールソン、ユッシ・ヤラス、アーレ・メリカント、レオ・フンテクたちに学んだ後、オストロボスニアで作曲家、指揮者、ピアノ教師として活動しました。44曲の交響曲、協奏曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲を作曲。1952年の《民謡の調子で》の弦楽オーケストラ版は、オストロボスニア室内管弦楽団をはじめとする北欧のアンサンブルがレパートリーにし、フィンランド放送など北欧を中心とする放送局も彼の作品を録音、ラジオ放送しています。『渓谷に映るもの』は、フォルデルが作曲したさまざまなジャンルとスタイルの音楽による「ポートレート・アルバム」です。

『渓谷に映るもの(Reflections of a River Valley)- 作曲家エーリク・フォルデルのポートレート』

エーリク・フォルデル(1917–1981)
 民謡の調子で(I folkton)(1952)(弦楽オーケストラのための)
 歌(Toner)(1955)(声と弦楽オーケストラのための)
 (ユーセフ・ヴェクセル 詩)
 北のロマンス(Pohjoismainen romannsi)(1950s)(ピアノのための)
 春の歌(Vårvisa) Op.1 no.1(1941)(声とピアノのための)
 (ユーハン・ルードヴィーグ・ルーネベリ 詩)
 フィンランド民謡風に(Suomalainen kansansävelmä)(1950s)
 (ピアノのための)
 眠れぬ月夜(Månvaka)(1946)(声とピアノのための
 (エーリク・リンドルム 詩)
 四月最後の宵(Huhtikuun viimeinen ilta)(1953)
 (声と弦楽オーケストラのための)(カトリ・ヴァラ 詩)
 オストロボスニアの民謡(Kansanlaulu Keksi-Pohjanmaalta)(1955)
 (弦楽オーケストラのための)
 三枚の渓谷の絵(Tre älvdalsbilder)(1974)(弦楽オーケストラのための)
 オストロボスニアの民謡 II(Kansanlaulu Keksi-Pohjanmaalta II)
 (1970)(弦楽オーケストラのための)
 まだ花が咲いている(Finnes blomma än)(1963)(混声合唱のための)
 (グンナル・ビョーリング 詩)
 渓谷のロマンス(Romans från älvdalen)(1951)(ピアノのための)
 夜(Natt)(1951)(声と弦楽オーケストラのための)
 (ヨエル・ルント 詩)
 夜想曲(Nocturne)(1940s)(ヴァイオリンとピアノのための)
 七月の夜は、もう明けようとしている(Radan ljusnar julinatten)(1946)
 (声とピアノのための)(カール・スプルンド 詩)
 夏の牧場(Sommarängen)(1981)(混声合唱のための)
 (ヴィクトル・スンド 詩)
 オストロボスニアの民謡 III(Kansanlaulu  Keksi-Pohjanmaalta III)
 (1978)(弦楽オーケストラのための) 
 ディヴェルティメント・プラッカ II(Divertimento Pulakka II) Op.6
 (1975(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)
 即興曲(Impromptu)(1950s)(ピアノのための)
 ベネディクトゥス(Benediktus)(1960)
 (ヴァイオリンとピアノのための)
 ピアノの楽譜(Piannoter) Op.1(1962)(ピアノのための)
 大男の農夫(Ein Stören bond)(1976)(男声合唱のための)
 ヴィットサルの古い民謡(Gammal folkmelodie från Vittsar)(編曲)
 (1980)(弦楽オーケストラのための)
  オストロボスニア室内管弦楽団 ユハ・カンガス(指揮)
  アヌ・コムシ(ソプラノ) メーリ・プラッカ(ソプラノ)
  モニカ・グループ(メゾソプラノ) レイヨ・トゥンカリ(ヴァイオリン)
  キリル・コズロフスキ(ピアノ) テロ・タヴァラ(ピアノ)
  アグレプタ合唱団 マーリン・ストゥールビョーク(指揮)
  プラッカ四重奏団
   ティモ・プラッカ(フルート) ペッコ・プラッカ(ヴァイオリン)
   ハイナルカ・スタンディ(ヴィオラ) ラウリ・プラッカ(チェロ)

録音 2014年6月5日、2015年5月23日、2016年5月28日–6月1日、11月24日 スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音 サイモン・フォックス=ガール

価格 ¥2,300(本体価格)

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『ウィリアム・バード ヴァージナルのための後期の音楽(Late Music for the Virginals)』

Alba ABCD405 SACD hybrid(5.0 multichannel/stereo) early music


フィンランドの古楽ミュージシャン、アーポ・ハッキネン Aapo Häkkinen(1976–)は、ルネサンス期イギリスのウィリアム・バード William Byrd を彼のレパートリーに欠かせない重要な作曲家のひとりに位置づけてきました。彼がバードのヴァージナル曲を弾いた最初のアルバム(ABCD148)は、「輝かしいヴィルトゥオーゾ性からは本当の意味での興奮が生まれ、それでいながら、ざっくばらんな演奏スタイル、知的な充足感、気さくな性格は変わらない」('Early Music Review" Robin Bigwood)と評されています。いつの時代にあっても五指に入る偉大な作曲家」と、ハッキネンの師事したグスタフ・レオンハルトが語るバードのヴァージナル音楽の第2集。「後期の音楽」を録音するにあたりハッキネンが選んだ楽器は、ベネデット・フロリアーニ Bendetto Floriani が1570年ごろ製作、1988年にリストアされたチェンバロと、アントワープのルッケルス兄弟の工房で製作されたヴァージナル(スピネット)。これらの楽器を所蔵するジュゼッペ・アッカルディの鍵盤楽器コレクションのあるイタリアのサルッツォに赴き、録音セッションが行われました。
 
『ウィリアム・バード ヴァージナルのための後期の音楽(Late Music for the Virginals)』
ウィリアム・バード(1543–1623)
 前奏曲(Praeludium) MB1
 サー・ウィリアム・ピーターのパヴァーヌとガイヤルド
 (Pavan and Gaillard Sir Willaim Petre) MB3
 パヴァーヌとガイヤルド(Pavan and Gaillard) MB52
 さあジョン、私に口づけを(John come kiss me now) MB81
 ファンタジア(Fantasia) MB25
 カリーノ・カストゥラメ(Callino Casturame) MB35
 ガイヤルド(Gaillard) MB77
 ラクリメのパヴァーヌ(Lachrimae Pavan) MB54
 ハーディングのガイヤルド(Harding's Gaillard) MB55
 ムッシュのアルマン(Monsieur’s Alman) MB44
 鐘(The Bells) MB38
 ソールズベリ伯爵のパヴァーヌとガイヤルド
 (Pavana and Gaillardo, The Earl of Salisbury) MB15
 私のうけた苦しみの訴えが情熱を動かすなら(If my complaints) MB113
 わが窓辺より去れ(Go from my window) MB79
オーランド・ギボンズ(1583–1625)
 ソールズベリ卿のパヴァーヌとガイヤルド
 (Pavane and Gaillard, Lord Salisbury) MB18/19
  アーポ・ハッキネン(チェンバロ、ヴァージナル)

[楽器 チェンバロ:Benedetto Floriani(c.1570) ヴァージナル:Joannes Ruckers(1604)]

録音 2016年6月11日–13日 Sacrestia di Sant’Ignazio(聖イグナチオ聖具室)(サルッツォ、イタリア)
制作・録音 ミッコ・ムルトニエミ

価格 ¥2,300(本体価格)

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『オルフェオ・アモローゾ(Orfeo Amoroso)』

Alba ABCD406 contemporary/classcal


フィンランドのギタリスト、マリ・マンテュラ Mari Mäntylä の『10弦ギター(Decacorde)』(ABCD261)に続く10弦ギターによるアルバムの第2作。イギリスのグレアム・リンチ Graham Lynch がボードレールの詩集『パリの憂鬱』からインスピレーションを得て書いた「ブルー」な気分の4つの組曲《ロンドンのブルー》。「エスニック」と「アルカイック」に関心を寄せるペッカ・ヤルカネン Pekka Jalkanen の《アナバシス》組曲から第3曲〈不眠症のためのノクターン〉と第1曲〈湿原のジプシー〉。フィンランドきっての「アヴァンギャルド」音楽家、ユッカ・ティエンスー Jukka Tiensuu が「最低域4弦フレットレス」の新モデル10弦ギターのために書いた「不思議なオーラ」を放つ《Kymmari》。ニキータ・コシュキン Nikita Koshkin の《オルフェオ》は、アダージョ、アレグレット、アダージョの3つの部分から成る哀悼の音楽。《手のひらに乗った雲》は、カレリア共和国のペトロザヴォーツク生まれ、フィンランドをルーツにもつアナスタシア・サロ Anastasia Salo の書いた楽しい小品。《10弦ギターのための即興曲》のシド・ヒッレ Sid Hille は、ドイツのフライブルク生まれ、フィンランド在住の音楽家。ジャズを背景にピアニスト、作曲家、指揮者として活動しています。エストニアのトヌ・コルヴィツ Tõnu Kõrvits の《セレナード》は、穏やかな気分の小品。「愛のオルフェウス」をイメージしたプログラム構成のアルバムです。 

『オルフェオ・アモローゾ(Orfeo Amoroso)』
グレアム・リンチ(1957–)
 ロンドンのブルー(London Blues)(2016)
ペッカ・ヤルカネン(1945–)
 アナバシス(Anabasis)(2015)
 (ギターまたは10弦ギターのための5つのノクターン)-
  不眠症のためのノクターン(Nokturni Suden Hetkellä)
  湿原のジプシー(Suon mustalaiset)
ユッカ・ティエンスー(1948–) 
 Kymmari(2016)
ニキータ・コシュキン(1956–)
 オルフェオ(Orpheo)
アナスタシア・サロ(1980–)
 手のひらに乗った雲(Pilvi kämmenellä)
シド・ヒッレ(1961–)
 10弦ギターのための即興曲(Impromptu pour decacorde)
トヌ・コルヴィツ(1969–)
 セレナード(Serenade)
  マリ・マンテュラ(10弦ギター) 

[楽器 10弦ギター(最低域4弦フレットレス):Kauko Liikanen(2015) 10弦ギター:Kauko Liikanen(2001)] 

録音 2016年5月27日–29日、6月12日–14日、2017年1月20日–22日 ハウホ教会(ハメーンリンナ、フィンランド)
制作 マリ・マンテュラ、ペッカ・ヴェサネン
録音 ペッカ・ヴェサネン

価格 ¥2,300(本体価格)

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『カロル・シマノフスキ ピアノ作品集 第4集・第5集』

Alba ABCD407:1-2 2CD's classcal


フィンランドのピアニスト、アヌ・ヴェヘヴィライネン Anu Vehviläinen がシベリウス・アカデミーの博士課程でシマノフスキを研究した成果を5枚のアルバムに録音するプロジェクトの最後のリリース。
 

『カロル・シマノフスキ ピアノ作品集 第4集・第5集』 
カロル・シマノフスキ(1882–1937) 
[CD1] ピアノ作品集 第4集 
 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調(1905–09) 
 ポーランド民謡による変奏曲 ロ短調 Op.10(1900–04) 
 ピアノのための12の習作 Op.33(1916) 
 4つのポーランド舞曲(1926) 
  マズルカ クラコヴィアク オベレク ポロネーズ 
 ロマンティックなワルツ(1925) 
[CD2] ピアノ作品集 第5集 
 変奏曲 変ロ短調 Op.3(1903) 
 ピアノソナタ第1番 ハ短調 Op.8(1903–04) 
 20のマズルカ Op.50(1924–25) 
  第5曲 モデラート 第6曲 ヴィヴァーチェ
  第7曲 ポコ・ヴィヴァーチェ 第8曲 モデラート 
 20のマズルカ Op.50(1924–25) 
  第17曲 モデラート 第18曲 ヴィヴァーチェ、アジタート 
  第19曲 ポコ・ヴィヴァーチェ、アニマート・エ・グラツィオーゾ 
  第20曲 アレグラメンテ、コン・ブリオ 
  アヌ・ヴェヘヴィライネン(ピアノ)

価格 ¥4,000(本体価格)

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『ホムンクルス(Homunculus)』

Alba ABCD409 SACD hybrid(5.0 multichannel/stereo) contemporary/classical


シベリウス・アカデミーの学生たちが2002年に結成した弦楽四重奏団「カムス(Kamus)」のアルバム第3作。前作の『異なった声』(ABCD383)ではシベリウスの《内なる声》とカイパイネンとティエンスーの四重奏曲を演奏、新作では、彼らが学んだブリテン=ピアーズ・プログラムで知った「海を強く志向した」ブリテンの作品を中心に「海と人生」を考察したプログラムが組まれました。「遠い昔から、人生は海になぞらえられてきた。波浪、大嵐、潮の流れが弱まって停止する憩流には、私たちに語りかけ説明する力がある。とりわけ、海に面した国々は常に畏怖の念を抱き、その身勝手な原理を愛し、魂の伴侶とみなしてきた」。フィンランドのエサ=ペッカ・サロネン Esa-Pekka Salone(1958–)は、作曲家としてより指揮者として知られています。作曲をラウタヴァーラ、イタリアのドナテッリとカスティリョーニに学び、代表作のひとつに挙げられるアルト・サクソフォーン協奏曲(1980)や《L. A. Variations》(1996)など、40数曲の作品を発表してきました。《ホムンクルス(Homunculus》は、ニューヨークのアイスリップ・アーツカウンシルなどの委嘱で作曲されました。錬金術師が作り出す人造人間(ラテン語「小人」)の曲名が示唆するとおり「室内楽」という小さな型につめられた大きな音楽とみなされています。リゲティの 弦楽四重奏曲第1番《夜の変容》は、彼がハンガリーから亡命する前、バルトークの第3番と第4番の四重奏曲からインスピレーションを得て作曲されたという単一楽章の作品です。ブリテンの弦楽四重奏曲第3番は、海を眺めながら死んだ芸術家を主人公とするオペラ《ヴェニスに死す》の2年後に書かれた、最後の作品群の一作。ブリテンの私的遺言とも考えられ、オペラからの引用のある最後の第5楽章〈レチタティーヴォとパッサカリア〉には、ヴェネツィアのニックネーム「La Serenissima(こよなく晴朗なところ)」のタイトルがつけられています。

 『ホムンクルス(Homunculus)』
エサ=ペッカ・サロネン(1958–)
 ホムンクルス(Homunculus)(2007)(弦楽四重奏のための)
ジェルジュ・リゲティ(1923–2006)
 弦楽四重奏曲第1番《夜の変容(Métamorphoses Nocturnes)》
 (1953–54 rev.1958)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 弦楽四重奏曲第3番 Op.94(1975)
  カムス弦楽四重奏団
   テルヒ・パルダニウス(第1ヴァイオリン)
   ユッカ・ウンタマラ(第2ヴァイオリン)
   ユッシ・トゥフカネン(ヴィオラ)
   ペトヤ・カイヌライネン(チェロ)

録音 2016年9月1日–4日 聖カタリナ教会(カルヤー、フィンランド)
制作・録音 サイモン・フォックス=ガール

価格 ¥2,300(本体価格)

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『レクイエム(Requiem)』

Alba ABCD417 SACD hybrid(5.1 multichannel/stereo) contemporary/classical


フィンランドのペッカ・コスティアイネン Pekka Kostiainen(1944–)は、主に合唱音楽の作曲家として知られています。100曲を超す合唱作品は、児童合唱のための作品、宗教作品、フィンランド民族叙事詩集『カレヴァラ』にテーマを求めた作品と、大きく3つに分類され、『不滅の詩人(Ikirunoja)』(Alba NCD49)をはじめとする Alba Records の「コスティアイネン自作を指揮する」シリーズで紹介されてきました。《レクイエム》は、ユヴァスキュラ教区とユヴァスキュラ・シンフォニア(シンフォニア・フィンランディア)の共同委嘱により作曲された作品です。〈主よ、永遠の安息を彼らに与え(Requiem aeternam)〉〈あなたに賛歌が捧げられ(Te decet hymnus)〉〈キリエ(Kyrie)〉〈涙の日(Lacrimosa)〉〈主イエス・キリスト(Domine Jesu Christe)〉〈賛美の生贄と祈り(Hostias)〉〈聖なるかな(Sanctus)〉〈慈悲深き主、イエスよ(Pie Jesu)〉〈神の子羊(Agnus Dei)〉〈永遠の光(Lux aeterna)〉〈楽園へ(In Paradisum)〉。「平安、慈悲、光、愛」を清冽、抒情、輝かしい音楽に表すため、〈涙の日〉をのぞき、〈怒りの日〉のように来世を暗く描いた章が省略されています。ユヴァスキュラ・シンフォニアの首席指揮者ヴィッレ・マトヴェイェフ Ville Matvejeff(1986–)は、《チェロ協奏曲》や《アド・アストラ》(ABCD364)などの作曲家としても知られます。トゥルク音楽祭の芸術監督。2020年からサヴォンリンナ・オペラ・フェスティヴァルの芸術監督に就任する予定です。
 
『レクイエム(Requiem)』
ペッカ・コスティアイネン(1944–)
 レクイエム(Requiem)(2016)
  スヴィ・ヴァユリネン(ソプラノ) エナ・ポングラク(メゾソプラノ)
  シモ・マキネン(テノール) タパニ・プラトハン(バス)
  ムシカ合唱団
  ユヴァスキュラ・シンフォニア 聖ミカエル弦楽オーケストラ
  ヴィッレ・マトヴェイェフ(指揮)

録音 2016年10月30日、11月1日 ミカエル・ホール(ミッケリ、フィンランド)
制作・録音 サイモン・フォックス=ガール 

価格 ¥2,300(本体価格)

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『ルオカンガス-エストラ-ローラン(Ruokangas-Estola-Roland)』

Alba ABCD408 jazz


フィンランド中部、ボスニア湾に面した都市オウルを拠点にジャズ/アヴァンギャルドのギタリスト、作曲家として活動するヘイッキ・ルオカンガス Heikki Ruokangas(1987–)。コペンハーゲンのリズム音楽院で学び、デンマークのジャズシーンから国際的なステージに躍り出たベーシスト、ヤコブ・ローラン Jakob Roland(1985–)。ルオカンガスと同じオウル音楽院とポリテク、コペンハーゲンのリズム音楽院で学んだドラマーのオッリ・エストラ Olli Estola。ルオカンガスにとって第3作のアルバムは「強い意欲で結ばれた二つの友情」に基づく「トリオ」により、自作と2曲のスタンダード・ナンバーによるプログラムを即興とノイズを交え、演奏しています。オウルに近いヒエタサーリ島のキャビン「ヴィッラ・ヴィエナ」で2016年10月23日の午後に三人が行った2回のギグの録音です。

『ルオカンガス-エストラ-ローラン(Ruokangas-Estola-Roland)』
 Boat Voyage(Heikki Ruokangas) Grip de Sip(Heikki Ruokangas)
 Change of Thought(Heikki Ruokangas)
 Alone Together(Arthur Schwartz/Howard Dietz)
 Sailfish(Heikki Ruokangas) How Deep Is the Ocean(Irving Berlin)
 Autumn Is Almost Here(Heikki Ruokangas)
  ヘイッキ・ルオカンガス(エレクトリック・ギター)
  オッリ・エストラ(ドラム)
  ヤコブ・ローラン(ベース)

録音 2016年10月23日 Villa Viena(オウル、フィンランド)
録音 ユッシ・ヘイッキネン

価格 ¥2,300(本体価格)

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『スヴェン・エーリク・タープ 管弦楽作品集 第1集』

Dacapo 6.220668 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical

 
20世紀デンマークを代表する作曲家のひとりでありながら一般的にはあまり知られていないタープの作品を紹介するシリーズの第1集。スヴェン・エーリク・タープ Svend Erik Tarp は、1908年、デンマークのティステズに生まれ、2歳の時からコリングで育ちました。高校を卒業した1927年からコペンハーゲン大学で音楽を学び始め、1930年に王立デンマーク音楽アカデミーに移り、クヌーズ・イェペセンに音楽理論、ルドルフ・シモンセンにピアノを学びました。ドイツ、オーストリアとオランダに留学。帰国後は、デンマーク著作権協会(KODA)で長年働き、デンマーク放送協会(DR)の音楽顧問も務めました。多くのピアノ曲のほか、交響曲や協奏曲をはじめとする管弦楽作品、室内楽作品、2つのオペラと2つのバレエなどの音楽劇や映画の音楽を作曲。彼が1940年に書いた《心の憩いの場はここに(Her har hjertet hjemme)》と《緑の森で(I de grønne skove)》の2つの歌曲は、1964年の『Folkehøjskolens Melodibog(国民高等学校歌集)』に追補収録されています。抑えたロマンティックな表現と1930年代当時の新しいスタイルが美しくバランスする《ヴァイオリン小協奏曲》。「北欧ロマンティシズムをルーツとする青年がフランス印象主義の方向に密かに目をやった」《古いデンマーク民謡による組曲》。ネロクラシカル、ネオバロックのスタイルの《フルート小協奏曲》。チャーミングな音楽が人気を集めたという《コメディ序曲 第1番》。「権威をかさに踊り子をものにしようとする調教師をサーカス団の若い芸人たちがライオンとムチの手を借りて懲らしめる」。1944年に王立デンマーク劇場で初演されたバレエ《地に落ちた調教師》のための音楽から、〈サーカスの楽団が演奏を始める〉から「カンカン」と「勝利の行進」の〈フィナーレ〉までの9曲の組曲。

『スヴェン・エーリク・タープ 管弦楽作品集 第1集』
スヴェン・エーリク・タープ(1908–1994)
 バレエ《地に落ちた調教師(Den detroniserede dyretæmmer)》組曲
  Op.38(1942)
 フルートと管弦楽のための小協奏曲 Op.30(1937)
 コメディ序曲(Overture to a Comedy)第1番 Op.36(1940)
 ヴァイオリンと管弦楽のための小協奏曲 Op.13(1932)
 古いデンマーク民謡による組曲(1933)
  ワタリガラスが、夜空を飛んだ(Ravnen, ha flyver om Aften)
  滑稽なバラード(Skæmtevise)
  小さなキアステンの踊り(Liden Kirstens dans)
  領主ラーモン(Hr. Ramund)
  オーフス交響楽団 トビアス・リングボリ(指揮)
  レーナ・キルデール(フルート)
  スタニスラフ・プローニン(ヴァイオリン)

録音 2016年8月22日–26日 オーフス・コンサートホール、シンフォニックホール(オーフス、デンマーク)
制作・録音 プレーベン・イーヴァン 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『セーアン・ニルス・アイクベア』

Dacapo 8.226144 contemporary/classical

 
デンマーク国立交響楽団の最初のコンポーザー・イン・レジデンスを務めたドイツ系デンマークの作曲家セーアン・ニルス・アイクベア Søren Nils Eichberg(1973–)が、オーケストラとコラボレートして成し遂げたことの「まとめ」として制作されたアルバム。「これまででもっとも個人的な意味合いの作品」とアイクベアが語る交響曲第3番は、管弦楽、合唱とエレクトロニクスのために書かれています。大小さまざまな疑問を思考のベースに、NASA の探査機「ボイジャー」が録音した音、中国、屈原 Qu Yuan の『天問(The Heavenly Questions)』、カール・ニルセンの子守歌《かあさん、太陽があんなに赤いよ(Solen er så rød, Mor)》、ダーヴィド・フォーゲル David Vogel(1891–1944)が失われた子供時代を詠んだヘブライ語詩『Al sfat hakrach esheva』などをテクスト、素材として織りこんだ8楽章の交響曲です。ギリシャ神話の「夢の神」をタイトルに採った《モルペウス》は「管弦楽のための協奏曲」として作曲されました。〈Vortex – Entschieden(渦 - 決まった〉〈Trees and Walls – Einsam(木と壁 - 寂しい)〉〈Escher(Toccata)(エッシャー)〉〈Crystal – Zurückgehalten(水晶-)〉〈Into the Cloud – Breit(雲の中へ-広い)〉〈Non-Euclid – Nervös(非ユークリッド-)〉〈Arctica – Mit grösster Energie(アークティカ-最大のエネルギーで)〉の7つの短いセクションから構成されています。 

セーアン・ニルス・アイクベア(1973–)
 交響曲第3番(2015)(管弦楽、合唱とエレクトロニクスのための)*
 モルペウス(Morpheus)(2013)(管弦楽のための協奏曲)**
  デンマーク国立交響楽団 デンマーク国立コンサート合唱団
  ロバート・スパーノ(指揮)*
  ジョシュア・ワイラスティーン(指揮)** 

録音 2015年4月10日–11日(交響曲)、2013年3月7日(モルペウス) DR(デンマーク放送)コンサートホール(コペンハーゲン)
制作 ベルンハルト・ギュトラー(交響曲)、モーテン・モーウンセン(モルペウス)
録音 ミケル・ニューマン(交響曲)、ペーター・ボー・ニルセン(モルペウス) 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Connect - ギターのための電子作品』

Dacapo 8.226597 contemporary

 
ノルウェーのティーネ・スーレル・ランゲ Tine Surel Lange(1989–)、セルビア出身のアンドレヤ・アンドリチ Andreja Andric(1973–)、クラウス・ケーレト・ハンセン Klavs Kehlet Hansen(1990–)、アメリカ生まれのウェイン・シーゲル Wayne Siegel(1953–)、イギリスのカイ・ダンカン・デーヴィッド Kaj Duncan David(1988–)。デンマークで活動する5人の作曲家が、若いクラシカルギター・プレーヤー、ヤコブ・バングスーのために書いた音楽の世界初録音。「ライヴ・エレクトロニクス、サウンド=トランスフォーミング・アルゴリズム、インタラクティヴ・システムを使い、アコースティックとデジタル、未加工と加工済のもの、聞いたものと聞き直すもの、その境界地帯にあるはずの魅惑の音風景をギターとエレクトロニクスが対等のパートナーとなって探る」。ヤコブ・バングスー Jakob Bangsø(1988–)は、オーフス王立音楽アカデミーでフレゼリク・モンク・ラーセン、ケルン音楽舞踊大学でロベルト・アウセルに学び、ソリストとしてフランス、ドイツ、スペインで行われた国際コンペティションで第1位、第2位を受賞、各国の奨学金を獲得してきました。

『Connect - ギターのための電子作品』 
ティーネ・スーレル・ランゲ(1989–) 
 Periferi(2016)(ギターとライヴ・エレクトロニクスのための) 
アンドレヤ・アンドリチ(1973–) 
 Streams(2015)(ギターとコンピュータのための) 
クラウス・ケーレト・ハンセン(1990–) 
 Feed(2016)(プリペアド・ギターとトランスデューサのための) 
ウェイン・シーゲル(1953–) 
 Dive(2016)(ギターとエレクトロニクスのための) 
カイ・ダンカン・デーヴィッド(1988–) 
 451(2015)(ギターとエレクトロニクスのための) 
  ヤコブ・バングスー(ギター) 

録音 2016年–2017年 DIEM(Danish Institute of Electronic Music)、オーフス王立音楽アカデミー(オーフス、デンマーク) 
制作 セバスチャン・エーディン、ヤコブ・バングスー 
録音・ミクシング セバスチャン・エーディン 

価格 ¥1,750(本体価格)

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『時のコラージュ(Collage de temps)』

Dacapo 8.226590 contemporary/classical

 
マーティン・ローセ Martin Lohse(1971–)は、コペンハーゲン生まれ。王立デンマーク音楽アカデミーでニルス・ロシング=スコウとハンス・エーブラハムセンに学び、クラシカル音楽の作曲家とビジュアル・アーティストとして活動。「複数の様式と技法の要素を和音の単純な反復の繰り返しと結合、異なるテンポを取りながらも不協和音がないか、ほとんどない、バロックとロマンティックな要素を合わせもつ音楽に創造する」という、作曲者ローセが「mobile(モビール)」と呼ぶ技法とエーブラハムセンから学んだ「ニュー・シンプリシティ」を取りいれ、小さな時間軸の素材を大きな時間の流れに展開していくスタイルが彼の音楽の特徴とされています。《時のコラージュ》は、ピアノとシンフォニエッタのための「協奏曲」として書かれた作品です。「バロックの舞踊組曲から、ロココの優雅とロマンティシズムの激情を経て、ミニマリズムのリズミカルなスウィングとモチーフの反復まで、音楽史の『時(テンポ)』と語法のミックス」。《動きのある5つの瞬間》は、アコーディオン・ソロの《Passing》とサクソフォーン四重奏のための《8 momenti mobile》の楽章や要素の編曲ないし改作。動きの「密集」したセクションと静的なセクションのコントラストを曲名にした《動きのない動き》。

『時のコラージュ(Collage de temps)』
マーティン・ローセ(1971–)
 時のコラージュ(Collage de temps)(2013)
 (ピアノとシンフォニエッタのための)
 動きのある5つの瞬間(5 momenti mobile)(2013)
 (アコーディオン・デュオとピアノトリオのための)
 動きのない動き(Moto immoto)(2009 rev.2015)
 (シンフォニエッタ版)
  デーヴィズ・ラウ・マウヌセン(ピアノ)
  ビャーケ・モーウンセン(アコーディオン)
  クラウディオ・ジャコムッチ(アコーディオン)
  クリスティーナ・オストラン(ヴァイオリン)
  トーケ・ムルドロプ(チェロ)
  デンマーク・チェンバー・プレーヤーズ
  カスパー・スクライバー(指揮) 

録音 2016年5月17日–18日、25日–26日(時のコラージュ、動きのない動き)、10月15日–16日(動きのある5つの瞬間) KUMUS コンサートホール(ロラン、デンマーク)
制作 クラウス・ドゥーウ、ヴィゴ・マンゴ
録音 ヴィゴ・マンゴ

価格 ¥1,750(本体価格)

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『犯行の現場(The Scene of the Crime)』

Colin Currie Records/LSO Live CCR0002 contemporary/classical

 
エディンバラ生まれの打楽器奏者コリン・カリー Colin Currie(1976–)が、打楽器のソロやアンサンブルのレパートリーを制作するために作った「コリン・カリー・レコード」の第2作。スウェーデンのトランペッター、ホーカン・ハーデンベリエル(ハーデンベルガー) Håkan Hardenberger(1962–)と共演して、ジョリヴェの「古典的」作品《エプタード》、イギリス、スウェーデン、オーストラリアの現代作品を演奏しています。《キャッチ》を作曲したジョー・ダデル Joe Duddel(1972–)は、サルフォード大学とロンドンの王立音楽アカデミーで学び、2000年、当時最年少で BBC プロムスの委嘱を受け、2011年にはイギリスで初めてポップ・フェスティヴァルの「コンポーザー・イン・レジデンス」を務めるなど、幅広い活動を行っています。スウェーデンのトビアス・ブルーストレム Tobias Broström(1978–)は、打楽器奏者も経験、ふたりのために書いた《夢の変奏》 では、ジャワ・ゴング、アルムグロッケン、ヴィブラフォーン、シンバル、ウッドブロック、ログドラム(木鼓)、タムタム、dubaci といった楽器を効果的に使っています。《バッコスの巫女》(1991)、《マリー・アントワネット》(1998)、《ゴヤ》(2009)などのオペラやオラトリオで主に知られるスウェーデンの作曲家ダニエル・ベルツ Daniel Börtz(1943–)の《ディアローゴ 4》は、「チェロとピアノ」「2台のピアノ」など「デュオ」のための一連の『ディアローゴ (対話)』のひとつ。ブレット・ディーン Brett Dean(1961–)は、2013年、トランペット協奏曲の《ドラマティス・ペルソネ》(劇の登場人物たち)(BIS SACD2067)をハーデンベリエルのために作曲したことがあります。《犯行の現場》は、2017年のマルメ室内楽フェスティヴァルの委嘱によりハーデンベリエルとカリーのために作曲されました。この曲の前に完成させたシェイクスピアの『ハムレット』に基づくオペラの雰囲気を反映するかのような「ブラック」なセクションも見られる作品です。《ドラマティス・ペルソネ》をはじめとする BIS 録音を手がけてきたマリオン・シュヴェーベル Marion Schwebel がアルバムのプロデュースを担当しました。

『犯行の現場(The Scene of the Crime)』 
アンドレ・ジョリヴェ(1905–1974) 
 エプタード(Heptade)(1971)(トランペットと打楽器のための) 
ジョー・ダデル(1972–) 
 キャッチ(Catch)(マリンバとトランペットのための) 
トビアス・ブルーストレム(1978–) 
 夢の変奏(Dream Variations)(トランペットと打楽器のための) 
ダニエル・ベルツ(1943–) 
 ディアローゴ 4(Dialogo 4)(打楽器とトランペットのための) 
ブレット・ディーン(1961–) 
 犯行の現場(The Scene of the Crime)(2017)
 (トランペット、フリューゲルホルンと打楽器のための) 
  コリン・カリー(打楽器) 
  ホーカン・ハーデンベリエル(ハーデンベルガー)
  (トランペット、フリューゲルホルン)

録音 2018年6月9日–11日 ポットンホール(サフォーク、イングランド) 
制作・録音 マリオン・シュヴェーベル 
 
価格 ¥1,700(本体価格)

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『e.s.t. essentials』

ACT Music ACT7006 jazz


エスビョーン・スヴェンソン・トリオ(e.s.t.)制作の ACT Music 第1作『From Gagarin's Point of View』、2002年ドイツ・レコード批評家賞とドイツ・ジャズ・アウォードを受賞した『Strange Place for Snow』、100ヶ所超、20万人の聴衆を集めたツアーの直前にストックホルムのアトランティス・スタジオで録音され、「エキサイティングなくらいエキサイティングなサウンドアート」「シンプルさが効果を発揮したアート」「催眠のような賛歌」と賞賛されたという『Viaticum』。3枚のアルバムのセット・リリース。
 
『e.s.t. essentials』
[Disc 1]『From Gagarin's Point of View』(ACT9005-2)
 Dating Picnic The Chapel Dodge the Dodo
 The Return of Mohammed Cornette In the Face of Day
 Subway Definition of a Dog Southwest Loner
 From Gagarin's Point of View
[Disc 2]『Strange Place for Snow』(ACT9011-2)
 The Message Serenade for the Renegade
 Strange Place for Snow Behind the Yashmak
 Bound for the Beauty of the South Years of Yearning
 When God Created the Coffeebreak Spunky Sprawl Carcrach
[Disc 3]『Viaticum』(ACT9015-2)
 Tide of Trepidation Eighty-eight Days in My Veins
 The Well-wisher The Unstable Table & the Infamous Fable
 Viaticum In the Tail of Her Eye Letter from the Leviathan
 A Picture of Doris Traveling with Boris
 What though the Way May Be Long
  エスビョーン・スヴェンソン・トリオ(e.s.t.)
   エスビョーン・スヴェンソン(ピアノ)
   ダン・ベリルンド(ベース)
   マグヌス・オーストレム(ドラム) 

録音 1998年5月、9月、11月 Atlantis Studio(ストックホルム)(Disc 1)、2001年12月 Atlantis Studio(ストックホルム)、2001年4月 Roma Studio(track 1)(Disc 2)、録音 2004年8月30日10月11日 Atlantis Studio(ストックホルム)(Disc 3)
制作 e.s.t.
録音 ヤンネ・ハンソン、オーケ・リントン(Disc 2 track 1)
 
価格 ¥5,000(本体価格)

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『幻想曲とおとぎ話(Fantasies and Fairy Tales)』

Naxos 8.573589 classical



『幻想曲とおとぎ話(Fantasies and Fairy Tales)』
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 幻想小曲集(Phantasiestücke) Op.88(ピアノ三重奏のための)
 アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.77(チェロとピアノのための)
 幻想小曲集(Phantasiestücke) Op.73(クラリネットとピアノのための)
 おとぎ話の挿絵(Märchenbilder) Op.113(ヴィオラとピアノのための)
 3つの幻想小曲(3 Phantasiestücke) Op.111(ピアノのための)
 おとぎ話(Märchenerzählungen) Op.132
 (クラリネット、ヴィオラとピアノのための)
  アーポ・ハッキネン(ピアノ)(Pleyel 1846)
  レーカ・シルヴァイ(ヴァイオリン)
  アスコ・ヘイスカネン(クラリネット)
  ドミートリー・シンコフスキ(ヴィオラ)
  アレクサンドル・ルディン(チェロ)

録音 2017年4月3日–6日 ヴィヒティ教会(ヴィヒティ、フィンランド)
 
価格 ¥1,100(本体価格)

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『H・C・アンデルセンへと向かう道(On the Path to H. C. Andersen)』

Naxos 8.573904 contemporary/classical


中国系オランダのアコーディオン奏者、ハンジ・ワン Hanzhi Wang のソロ・アルバム。マーティン・ローセ Martin Lohse が彼女に献呈した《マッチ売りの少女》をはじめ、現代デンマークの作曲家たちがアンデルセン童話の「暗闇」と「光明」を探求、アコーディオンのために書いた作品が演奏されます。室内管弦楽のための夏の牧歌《空の下のアリス(Alice under Skied)》や演奏会アリア《夏の日の思い出(Memory of a Summer Day)》(Dacapo 8.55502)など、ルイス・キャロルの作品による曲を手がけてきたイェスパー・コク Jesper Koch は、同じキャロルの『ジャバウォックの詩』を小品に作っています。
 
『H・C・アンデルセンへと向かう道(On the Path to H. C. Andersen)』
マーティン・ローセ(1971–)
 メヌエット(Menuetto)(2014)
 Passing(2011–12)
  Allegro con passione sostenuto
  Andante con dolore sostenuto Moderato maestoso
 マッチ売りの少女(The Little Match Girl)(2015)
イェスパー・コク(1967–)
 ジャバウォックの詩(Jabberwocky)(1995)
ベント・ロランセン(1935–)
 涙(Tears)(1992)
スヴェン・オークヴィスト(1948–)
 サーガの夜(Saga Night)(1992)
  ハンジ・ワン(アコーディオン)

録音 2015年1月27日(涙)、2月28日(サーガ)、3月16日(メヌエット、ジャバウォック)、5月21日(Passing)、6月19日(マッチ売りの少女) 王立デンマーク音楽アカデミー、スタジオ・ホール(コペンハーゲン)

 
価格 ¥1,100(本体価格)

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Choice

『虚しい栄光の歌(Songs of Vain Glory)』

Wigmore Hall Live WHLIVE0090 classical

 
イギリスのソプラノ歌手ソフィー・べヴァン Sophie Bevan(1983–)と王立音楽大学の学生時代から共演をつづけるピアニスト、セバスチャン・ウィブルー Sebastian Wybrew が、2014年12月14日、ウィグモアホールで行なったリサイタルのライヴ録音。第一次世界大戦の勃発から100年を記念、「国を離れ戦った者たちの興奮と幻滅と安らぎ、そして、後に残った者の愛と恐怖と喪失」を語った英語の歌によるプログラムが組まれました。トマス・ハーディの詩にフィンジが作曲した〈月食に思う〉、トマス・モアの詩によるブリテンの《ああ、なんと心を奪う眺め》、アイヴズ自身が詩を書いた《トムは船出する》、マシュー・アーノルドの詩によるブリッジの《夢の中で会いにきてく》、スタンフォードがヘンリー・ニューボルトの詩をテクストに作曲した《海の歌》の第4曲〈帰航〉。《世界に女の子があなただけだったら》は、20世紀初頭イギリスの貴族一家を描いたテレビ・シリーズ『ダウントン・アビー』の印象に残る場面でも歌われたスタンダード・ナンバー。同じくミュージカルから生まれた、ウェールズのアイヴァー・ノヴェロの《ライラックの花を集めましょう》は、アンコールとしても歌われました。

『虚しい栄光の歌(Songs of Vain Glory)』
ジェラルド・フィンジ(1901–1958)
 月食に思う(At a Lunar Eclipse) Op.19 no.6
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 ああ、なんと心を奪う眺め(O the sight entrancing)
アーサー・サマヴェル(1863–1937)
 戦場に赴くルーカスタに寄せて(To Lucasta, on going to the wars)
フランク・ブリッジ(1879–1941)
 一週間しか経たない(Tis but a week)
チャールズ・アイヴズ(1874–1954)
 トムは船出する(Tom Sails Away)
アイヴァー・ガーニー(1890–1937)
 こよなく聖らな夜(Most Holy Night)
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852–1914)
 穏やかな日(A soft day)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 かわいいポリー・オリヴァー(Sweet Polly Oliver)
ヘイドン・ウッド(1882–1959)
 ピカルディのバラ(Roses of Picardy)
ロバート・P・ウェストン(1878–1936)/バート・リー(1880–1946)
 Good bye-ee
ナット・エイヤー(1887–1952)
 世界に女の子があなただけだったら(If you were the only girl in the world)
アイヴァー・ノヴェロ(1893–1951)
 ライラックの花を集めましょう(We'll gather lilacs)
ヨーゼフ・ハイドン(1732–1809)
 水夫の歌(Sailor's Song)  HXXVLa:31
エドワード・エルガー(1857–1934)
 潜水艦(Submarines)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 トム・ボウリング(Tom Bowling)
アイヴァー・ガーニー(1890–1937)
 船(The ship)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 静かな夜にはたびたび(Oft in the stilly night)
ジョン・アイアランド(1879–1962)
 春の悲しみ(Spring sorrow)
リザ・レーマン(1862–1918)
 最愛のあなた、私が死んでも(When I Am Dead, My Dearest)
フランク・ブリッジ(1879–1941)
 夢の中で会いにきてくれ(Come to me in my dreams)
ピーター・ウォーロック(1894–1930)
 私だけの国(My Own Country)
グスターヴ・ホルスト(1874–1934)
 旅路の果て(Journey’s End) Op.48 no.9
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852–1914)
 帰航(Homeward Bound) Op.19 no.4
アイヴァー・ノヴェロ(1893–1951)
 ライラックの花を集めましょう(We'll gather lilacs) (reprise)
  ソフィー・べヴァン(ソプラノ) セバスチャン・ウィブルー(ピアノ)

録音 2014年12月14日 ウィグモアホール(ロンドン)(ライヴ)

価格 ¥1,200(本体価格)

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Choice

『Resilience(立ち直る力)』

Signum Classics SIGCD551 classical


カリドア弦楽四重奏団の Signum Classics アルバム第1作。ニューヨークを活動の拠点とするカリドア弦楽四重奏団 Calidore String Quartet は、2010年、コルバーン音楽学校で結成されました。ジェフリー・マイヤーズ Jeffrey Myers とライアン・ミーハン Ryan Meehan のヴァイオリン、ジェレミー・ベリー Jeremy Berry のヴィオラ、エステル・チョイ Estelle Choi のチェロ。2014年から2016年までロングアイランドのストーニーブルック大学のアーティスト=イン=レジデンスを務め、2016年、ミシガン大学の音楽演劇舞踊学校が主催して行われた M-Prize Competition の第1回大会で優勝しました。2016年2月、ロンドンのボルレッティ=ブイトーニ財団の奨学金(fellowship)を北米のアンサンブルとして初めて獲得。2016年から2018年の BBC New Generation Artists に選ばれました。『Resilience(立ち直る力)』では、「第二次世界大戦のナチス・ドイツのソ連侵攻からの逃走、中東の武力衝突にさらされた生活、親友の突然の死、愛のない結婚に縛られた苦悶といった、切実な個人的ストーリーから生まれた」4つの作品を演奏しています。

『Resilience(立ち直る力)』
セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953)
 弦楽四重奏曲第2番 へ長調 Op.92《カバルダの主題による》(1941)
レオシュ・ヤナーチェク(1854–1928)
 弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》
オスバルド・ゴリホフ(1960–)
 テネブレ(Tenebrae)(2002)(弦楽四重奏のための)
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 弦楽四重奏曲第6番 へ短調 Op.80
  カリドア弦楽四重奏団
   ジェフリー・マイヤーズ(ヴァイオリン)
   ライアン・ミーハン(ヴァイオリン)
   ジェレミー・ベリー(ヴィオラ)
   エステル・チョイ(チェロ)

録音 2017年11月15日–17日 オールトン・モールティングズ(サフォーク、イングランド)

価格 ¥2,350(本体価格)
 
Official website

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『モーツァルト フルートと管弦楽のための音楽』

Bridge BCD9502A/B 2CD's for price of 1 classical


オーゼンセ交響楽団とソロ・フルート奏者のルーネ・モスト Rune Most によるモーツァルト。モストは、オーゼンセのカール・ニルセン音楽アカデミーでカール・レウコヴィチに学んだ後、ブダペストのローラント・コヴァーチに師事しました。コペンハーゲン、王立デンマーク音楽アカデミーのトーケ・ロン・クリスチャンセンのソリスト・クラスで学び、1990年にソリストとしてデビュー。オーゼンセ交響楽団のソロ・フルート奏者を務め、カール・ニルセン音楽アカデミーで教えています。室内楽奏者とソリストとして活動、ニルス・ペーター・イェンセンのフルートとピアノの作品集(Dacapo 8.226053)とフルート二重奏曲集(8.226029)、ヘアマン・D・コペルのフルート協奏曲(8.226032)を録音しています。楽器は、ロンドンのハウェル・ロバーツ Howel Roberts 製作の木製フルートです。ハープ奏者のシヴァン・マゲン Sivan Magen(1980–)は、イスラエルのイェルサレム生まれ。パリのジェルメーヌ・ロランジーニ(ロレンツィーニ)とジュリアード音楽院のナンシー・アレンに学んでいます。

W・A・モーツァルト(1756–1791)
 フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313/285c *
 フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314/285d *
 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299/297c **
 アンダンテ ハ長調 K.315/285e **
  ルーネ・モスト(フルート) シヴァン・マゲン(ハープ)
  オーゼンセ交響楽団 スコット・ヨー(指揮)*
  ベンジャミン・シュウォーツ(指揮)**

録音 2015年3月(第1番)、2014年9月(第2番)、2015年5月(フルートとハープ)、2016年9月(アンダンテ)  オーゼンセ・コンサートホール(オーゼンセ、デンマーク) 
 
価格 ¥2,100(本体価格)

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『オッカムの剃刀(Occam's Razor)』

Bridge BCD9500 contemporary/classical


Bridge Records を夫人と主宰するアメリカのギター奏者、デイヴィッド・スタロビン David Starobin(1951–)のプロジェクトの「ギターのための新しい音楽」の第11集では、デンマークの作曲家ポウル・ルーザス Poul Ruders(1949–)の作品が特集されます。《侍女の物語》(Dacapo 8.224165-66)や《カフカの審判》(8.226042–43)といったオペラで国際的に知られるルーザスは、スタロビンと約30年間コラボレートし、ソロ曲、室内楽曲、2つのギター協奏曲といった作品を書いてきました。14世紀イギリスのスコラ学者、フランチェスコ会修道士のウィリアム・オブ・オッカムの「オッカムの剃刀」をタイトルとする「オーボエとギターのための8つの小品」は、量子力学の「シュレーディンガーの猫」が曲名の「ヴァイオリンとギターのための12のカノン」と相似関係にあるという作品。ニューヨーク・フィルハーモニックのリャン・ワン Liang Wang がスタロビンと共演。ニューヨーク・フィルハーモニックのダニエル・ドラックマン Daniel Drukman が打楽器を担当した《シュレーディンガーの猫》と、《ニューロシェル組曲》は「ルーザス・エディション 第9集』(BCD9427)と同じ録音です。

『オッカムの剃刀(Occam's Razor)』
ポウル・ルーザス(1949–)
 《ページ(Pages)》(2008)から(ギター・ソロのための)
 《ふたりのための三つの音楽(Three for Two)》(2016)か
 (ヴァイオリンとギターのための) 
 オッカムの剃刀(Occam's Razor)(2013)
 (オーボエとギターのための8つの小品)
 変化のあるアリア(Air with Changes)(2018)
 (4つのギターのための)
 ニューロシェル組曲(New Rochelle Suite)(2003/06)
 (ギターと打楽器のための) [BCD9427]
 シュレーディンガーの猫(Schrödinger's Cat)(2012)
 (ヴァイオリンとギターのための12のカノン) [BCD9427]
  デイヴィッド・スタロビン(ギター) リャン・ワン(オーボエ)
  ダニエル・ドラックマン(打楽器)
  モウゼス・ポゴシアン(ヴァイオリン)
  アメリア・ホール(ヴァイオリン) シャオボ・プー(ギター)
  ユンシャン・ファン(ギター) ハオ・ヤン(ギター)

録音 2010年–2017年

価格 ¥2,100(本体価格)

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『ボレテ・ローズ、リコーダー』

Ondine ODE1323-2D 2CD's for price of 1 classical


J・S・バッハの「無伴奏」作品をフランス・ブリュッヘンがリコーダーのために編曲した曲集の全曲録音。デンマークのリコーダー奏者ボレテ・ローズ Bolette Roed(1979–)は、2004年に王立デンマーク音楽アカデミーを卒業、中世から現代の音楽をレパートリーに演奏活動をしています。さまざまなアンサンブルと共演、コンチェルト・コペンハーゲンや王立デンマーク管弦楽団などにソリストとして客演しています。『高貴なリコーダー協奏曲 - 国王フレゼリク四世の宮廷の音楽』(Dacapo 6.220630)が、ソリストとしての代表的録音。『Alfa』(8.226518)『Early & Late - デンマーク、グリーンランド、フェロー諸島の音楽』(6.220640)『四季』(8.226591)のアンサンブル「アルファ」のメンバー。 
 
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
(フランス・ブリュッヘン(1934–2014)編曲)
 無伴奏リコーダーのための作品全集
[Disc 1]
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006(抜粋)
   前奏曲 ガヴォットとロンド ブレ ジグ
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
  - 第1楽章「アダージョ」
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
  - 第4楽章「アレグロ」
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
  - 第4楽章「アレグロ・アッサイ」
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004(抜粋)
   アルマンド クラント サラバンド ジグ
[Disc 2]
  無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV.1007
  無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV.1008
  無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV.1009
   ボレテ・ローズ(リコーダー)

[楽器 Ralf Ehlert(Bizey model) alto recorder A392Hz、Jean-Luc Boudreau(Bressan model) soprano  4th flute in B♭' recorder A415Hz、Fred Morgan/Nikolaj Ronimus(Stanesby senior model)5th flute in c' recorder A415Hz、Fred Morgan(Bressan model) alto g' recorder A415Hz、Fred Morgan(Stanesby and Bressan model) voice flute d' A415Hz]

録音 2017年5月2日–5日 アウゴステンボー、デンマーク
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Structures of Light and Spruce(光とトウヒの構造物)』

Neos Music NEOS11817 contemporary


スウェーデンの作曲家マーリン・ボング Malin Bång(1974–)。ピテオーの音楽アカデミー、ベルリン芸術大学、王立ストックホルム音楽大学、ヨーテボリ大学で学び、ブライアン・ファーニホウ、ジェラール・グリゼー、フィリップ・マヌーリ、ペール・リンドグレーン、ヤン・サンドストレム、ピーター・リンたちに師事。ストックホルムに住み、ケルンやシュトゥットガルトのドイツ放送、ドナウエッシンゲンやダルムシュタットのフェスティヴァル、ヨーテボリ交響楽団、オスロ・フィルハーモニックなどの委嘱によるプロジェクトに取り組んできました。彼女の作品集。パリとストックホルムのフィールド・レコーディングを夕暮れと夜明けの東京、新宿の録音と関連させ、都会の時間を「舞台化」したという《Structures of Molten Light》。《Arching》は、ストックホルムのリュート工房で録音した音から選んだ道具(木版、石目やすり、鋸、爪やすり、マーカー)とチェロの対話。「息づき、未来に向かって進むベルリンの都市風景」を表した《Palinode》(先に発表した詩の内容を撤回する頌歌)。セーテリウスのリュート工房を訪れた際の録音を素材にした《Purfling》(ヴァイオリンの縁飾り)。「北極の海氷融解、インドの記録的高温、キリバス諸島の海面上昇、熱帯雨林の消失といった現象に示される地球の危機」をイメージ、植物が危険を伝えるために放出するといわれる「ジャスモン酸類」をタイトルに採った《Jasmonate》では、事象を文章にする「タイプライターと大判の便せん」、残り時間を悲しむ「砂時計」も楽器として使われています。

『Structures of Light and Spruce(光とトウヒの構造物)』
マーリン・ボング(1974–)
 Structures of Molten Light(溶融した光の構造物)(2011)
 (alto flute, bass clarinet, percussion/radio, piano/radio, guitar,
  violin, cello)*
 Arching(アーチ現象)(2013)
 (amplified cello, amplified tools(wooden plank, rasp, saw, file,
  marker), electronics)**
 Palinode(パリノード)(2013)
 (amplified ensemble of bass flute, bass clarinet, cello and
  three objects – metal sculpture, vase and swing)*
 Purfling(パーフリング)(2013)(amplified violin and electronics)†
 Jasmonate(ジャスモン酸類)(2017)
 (amplified ensemble of piccolo flute, bass clarinet,
  percussion/writing pad, inside piano/typewriter, tabletop guitar,
  violin, cello, two hourglasses)*
  キューリアス・チェンバープレーヤーズ(Curious Chamber Players)*
  UmeDuo **
  カーリン・ヘルクヴィスト(ヴァイオリン)†

録音 2017年夏 Element Studio(ヨーテボリ、スウェーデン)

価格 ¥2,350(本体価格)
 
Official website "Jasmonate"

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『ルイ・グラス 交響曲全集』

Danacord DACOCD541-544 4CD's special price classical


デンマーク後期ロマンティシズムの作曲家ルイ・グラスの交響曲の全集。ルイ・グラス Louis Glass(1864–1936)は、ニルス・W・ゲーゼに作曲、ボヘミア出身のフランス・ネルダにチェロ、ヨーゼフ・ヴィエニャフスキーも教えていたブリュッセルの音楽院でピアノを学びました。父クリスチャンが創設した音楽院の経営に携わり、同時代のカール・ニルセンの新しいスタイルには倣わない、ひたすらロマンティックな音楽を作曲。コペンハーゲンの音楽界に足跡を残しました。 

交響曲第1番は、カール・ニルセンの第1番の初演から4ヶ月後に完成した作品です。流麗な主題に始まる〈アレグロ〉、葬送行進曲の雰囲気の漂う〈アンダンテ・ソステヌート〉、「ブルックナーを思わせるファンファーレ」のある〈スケルツォ〉、さまざまな主題を単純な対位法で展開させた〈終曲〉の4楽章。交響曲第2番は、後期ロマンティシズムの典型的な音楽とみなされる作品です。ブルックナー風の〈レント - アレグロ・モデラート〉、情熱的な〈プレスト〉、J・P・ヤコブセンの象徴主義的な詩を男声合唱が歌う第3楽章〈アダージョ〉、「アレグロ、モルト・モデラート」の終楽章。

交響曲第3番《森の交響曲》は、デンマーク的な響きをもち、イギリスのライター、ロナルド・アドレムがコペンハーゲンの公園の名を引用してグラスを「アアステズ公園のブルックナー」と呼んだ、牧歌的な気分の作品です。第4番の交響曲も、4楽章の作品です。独創性を指摘される旋律を中心にゆったりと歩む第1楽章、弦楽合奏とハープによる抒情的な旋律が微細な表情の変化を見せる中間部のある「スケルツォ」の第2楽章、美しい旋律にあふれる第3楽章、劇的な展開をみせる第4楽章。「叫ぶかと思うと、かすかな光がゆらめく。大声がとどろき、渦巻く音楽。まるで、壮麗に元気よく描かれた、祝祭の日の感動のドラマでもあるかのようだ」と、現代デンマークのある作家が語ったという作品です。 

交響曲第5番は、幸運をもたらす印とも輪廻の象徴ともいわれる仏教の「卍(まんじ)」が副題としてつけられています。エネルギッシュな第1楽章〈一日の仕事(Dagvirke)〉、抒情の第2楽章〈憩い(Hvile)〉、独創的なスケルツォの第3楽章〈影(Skygger)〉、静かな夜明けから、燦々と輝く太陽を描いたとされる終結に向かって高揚する第4楽章〈夜明け(Morgengry)〉。神智学に傾倒していたグラスの神秘思想的な物の見方が反映したと考えられている作品です。交響曲第6番は、古代デンマークの英雄「スキョル」に因む副題を与えられ、B・S・インゲマンの詩『ヴァルデマ大王と部下たち』の「墓よりよみがえれ、死んだ世代よ」と「われらを忘却の審判から救ってくれ」の2節が「モットー」に選ばれました。5楽章構成。デンマーク・ロマンティシズム時代の作曲家の「北欧スタイル」をさらに展開させたと作曲者自身が語った交響曲です。ピアノと管弦楽のための《幻想曲》は、神秘的な響きとリズムの音楽。「霊の永遠の住みかから音が響き、人に呼びかける。そこで人は、心の平安を見出すため俗世から顔をそむける」という作曲者自身によるモットーがスコアに書かれています。 

4つのアルバムでリリースされていた、ブルガリアのナイデン・トドロフ Nayden Todorov(1974–)とプロヴディフ・フィルハーモニックによる最初の全曲録音をセット化。

『ルイ・グラス 交響曲全集』 
ルイ・グラス(1864–1936) 
[CD1] 
 交響曲第4番 ホ短調 Op.43(1910–11) 
[CD2] 
 交響曲第3番 ニ長調 Op.30 《森の交響曲(Skovsymfonien)》
 (1900–01) 
 交響曲第5番 Op.57 《卍(まんじ)の交響曲(Sinfonia Svastica)》
 (1919–20) 
[CD3]
 交響曲第2番 ハ短調 Op.28(1899)* 
 ピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.47(1913)** 
[CD4]
 交響曲第1番 ホ長調 Op.17(1894)  
 交響曲第6番 Op.60 《スキョル王の子孫(Skjoldungeæt)》(1924) 
  プロヴディフ・フィルハーモニック管弦楽団
  ナイデン・トドロフ(指揮) 
  フィリッポポリス合唱団 * ロメオ・スミルコフ(ピアノ)**
 
価格 ¥4,900(本体価格)

[高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。]

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『Gästezimmer(客部屋)』

NORCD NORCD1885 jazz


ノルウェー、スウェーデン、スイスのミュージシャンたち5人のジャズ・グループ。古代ローマの公職、鳥の飛翔を観察することにより神々の意思を判断する役割を担った「アウグル」をアンサンブルの名前に採りました。メンバーが自由に作曲した作品や、過去の素材を新たな即興により再加工した作品を、新しい演奏テクニックも交えながら演奏。『Gästezimmer(客部屋)』は、ツアーで演奏したナンバーと新作で構成したアルバムです。

『Gästezimmer(客部屋)』
 Baselgia(Fabian M. Müller) Click(Eirik Dørsdal)
 Days till Done(Eirik Dørsdal) Frütt(Fabian M. Müller)
 Gästezimmer(Kaspar von Grünigen) Orbis(Fabian M. Müller)
 Fluens(Fabian M. Müller) Hinweis(Kaspar von Grünigen)
 Wandel(Fabian M. Müller) Le Concierge(Fabian M. Müller)
 Sorger(Anni Elif Egecioglu)
  アウグル・アンサンブル
   アイリク・ドーシュダール(トランペット)
   アンニ・エリフ・エゲジオウル(チェロ、ヴォーカル)
   ファビアン・M・ミュラー(ピアノ、チェレスタ、ハルモニウム)
   カスパル・フォン・グリューニゲン(ベース)
   ユン・フェルト(ドラム) 

録音 2016年12月 ドイツ、2016年4月 ヘルシンキ(ライヴ)(Wandel) 

価格 ¥2,450(本体価格)

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『StaiStua』

NORCD NORCD1681 traditional


2016年秋、地域の音楽文化を支援する「Musikk i Hedmark(ヘードマルクの音楽)」がオーガナイズして催されたコンサート・シリーズ「Arkivkonserten」。エルヴェルムの文化歴史博物・美術館「グロムダール・ミュージアム Glomdalsmuseet」の1801年に作られた部屋「StaiStua」で行われた最初のコンサートでは、アイスコーグのアンドレーアス・ウルヴォ Andreas Ulvo、ヴォーレルのフローデ・ハルトリ Frode Haltli、レンダーレンのシーグル・ホーレ Sigurd Hole という国際的にも知られる音楽家たちのトリオが、ジャズの即興を織りこみながらトラッド曲を演奏しました。数多くの録音を手がけてきたノルウェーのエンジニア、アウドゥン・ストリーペによるライヴ録音。

 『StaiStua』
 Sandsjøbekken(サンショーベッケン川)
 Den første vals i Vinger(ヴィンゲルの第一ワルツ)
 Halling frå Norra Finnskoga(ノラ・フィンスコーガのハリング)
 Lavo lavo gokko Oksvor'n
 Rigedom, gods eller penningar Reinlender(ラインレンデル)
 Jenta i neset(岬の娘)
 Pols(ポルス) Haltegutens Halling(ハルテグーテンのハリング)
 Gråtaren Brudemarsj(結婚行進曲)
  アンドレーアス・ウルヴォ(ピアノ)
  シーグル・ホーレ(ベース)
  フローデ・ハルトリ(アコーディオン) 

録音 2016年8月22日–25日 Glomdalsmuseet, StaiStua(エルヴェルム、ノルウェー)

価格 ¥2,450(本体価格)

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『Jeg roper til deg(主よ、あなたに向かって叫び)』

NORCD NORCD1781 traditional/jazz


ノルウェー、ナルヴィーク生まれの歌手で詩人のトールヒル・オースタ Torhild Ostad(1969–)とデンマークのジャズピアニスト、カーステン・デール Carsten Dahl(1967–)の共演。「詩篇142番」をテクストにした《主よ、あなたに向かって叫び》をアルバム・タイトルに、男と女、親と子、人と神、人類と自然といった関係をテーマとするノルウェーの伝統の歌が、夕べの賛美歌を中心に即興を交えて歌われ、演奏されます。

『Jeg roper til deg(主よ、あなたに向かって叫び)』
 寝ずに待て(Vaka og vente) いま一度考えよ(Tenk når ein gong)
 主よ、あなたに向かって叫び(Jeg roper til deg)
 闇から光が(Lyset fra mørket)
 太陽が西に沈む(Ned i vester soli glader)
 今、太陽が沈む(Nu solen gaar ned)
 おおイエス、日の明るい光よ(O Jesu dagens klare sol)
 子よ、悲しいのか(Gret du barnet) 子守歌(Voggesong)
 いま一度考えよ-光が射しこんでくる
 (Tenk når ein gong - Lyset bryder igennem)
 すべては変わる(Alt forandrer seg) 不思議な光(Foruroligende lys) 
 お守りください、なんじ愛しい父よ(Sørg, o kjære Fader, du)
  トールヒル・オースタ(ヴォーカル) カーステン・デール(ピアノ)

録音 2016年–2017年 レインボースタジオ(オスロ)

価格 ¥2,450(本体価格)

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『Isglem 5te』

NORCD NORCD1678 free jazz/improvisation


テリエ・イースングセット Terje Isungset とカール・セーグレム Karl Seglem のデュオ「イースグレム(Isglem)」は、NORCD レーベル設立の1991年に最初のアルバム『Rom(空間)』(NORCD9203)をリリース。セーグレムの生まれたソグネフィヨルドのオルダールをはじめとする地域のトラッド音楽とコンテンポラリー・ミュージックを加えた自由な即興を展開、ノルウェー・ジャズのもっとも「クレージー」なプロジェクトのひとつとまで言われました。『第5作(5te)』アルバム。 

『Isglem 5te』
 Morgonane har dette lyset To troll(二匹のトロル)
 Fjellet kviskrar(山がささやく) Jazzlønsj
 I lauvskogen Dialogdagen(対話の日) Me er reisande
 Spankulant kompostbukk Den andre valsen(もうひとつのワルツ)
 Djup norsk jungel(深いノルウェーのジャングル)
 Gjennom skylag(スカイライトを通して)
 Kvelden kan komma(夕べになりそうだ)
  イースグレム
   テリエ・イースングセット(ドラム、パーカッション、山羊角笛、声)
   カール・セーグレム(テナーサックス、山羊角笛、羚羊角笛、声) 

録音 2012年6月 レールダル(ノルウェー)
制作 カール・セーグレム
録音 イースグレム、トール・マグネ・ハリバッケン

価格 ¥2,450(本体価格)

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『It's Another Wor d』

NORCD NORCD1674 jazz/traditional


シーグルン・ターラ・オーヴェルラン Sigrun Tara Øverland とアイリク・ドーシュダール Eirik Dørsdal が2005年に結成したデュオ「ピッキデー(Picidae)」(ラテン語の「キツツキ」)のセカンドアルバム。ライアーをはじめとする弦楽器とトランペットのコンビネーションが作る「音」の上をメロディアスなヴォーカルが漂う、独特の音世界で知られます。ノルウェー、スウェーデン、イタリアのほか、日本にも何度かツアーで訪れています。

『It's Another Wor d
 Corey * Freia Emmet Hill Meadows Iaponiae Insulae *
 Souled Out Sustain Seven Bells * Colored Bones
 Crowd of Clouds * Uba & Andor Love Changes Color *
 Cristicola Blecksprut
  ピッキデー(Picidae)
   シーグルン・ターラ・オーヴェルラン(ヴォーカル、ライアー、
    オートハープ、大正琴、ギター)
   アイリク・ドーシュダール(トランペット、シンセベース、
   エレクトロニクス、バッキングヴォーカル)
  ゲスト・ミュージシャン
   モッテン・マッテンス(シンセサイザー、ベース&ビーツ)*

録音 2015年9月 ノルウェー

価格 ¥2,450(本体価格)

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『I eit landskap(ある景色の中で)

NORCD NORCD1675 contemporary jazz


ピアニストで作曲家のローアルスネス Dag-Filip Roaldsnes(1984–)が率いる「チェンバージャズ」アンサンブルの『First』(NORCD1212)に次ぐ第2作アルバム。彼が生まれたノルウェー西岸のヴァルデローヤ島と彼が学んだ国立音楽大学のあるオスロの2つの景色の「出会い」がインスピレーションとなったと言います。スタジオで行われたライヴの「アナログ録音」。

『I eit landskap(ある景色の中で)』
 Valderøy i snø(雪のヴァルデロイ)(Dag-Filip Roaldsnes)
 Preludium(前奏曲)(Dag-Filip Roaldsnes)
 Studie av Ass-moll og Ciss-moll(変イ短調と嬰ハ短調の研究)
 (Dag-Filip Roaldsnes)
 Åker(オーケル)(Dag-Filip Roaldsnes)
 Dunkelt(薄暮の)(Dag-Filip Roaldsnes)
 Rommet(空間)(Ensemble)
 Ostinat(オスティナート)(Dag-Filip Roaldsnes)
 I eit landskap(ある景色の中で)(Dag-Filip Roaldsnes)
  ダーグ=フィリップ・ローアルスネス(ピアノ)
  ハンナ・パウルスベルグ(サクソフォーン)
  モッテン・バッリクモー(クラリネット)
  イングヴィル・N・サンスネス(チェロ)
  マグンヒル・S・トールヴァンゲル(ヴァイオリン)
  トーレ・T・サンバッケン(ドラム)

録音 2016年6月 Athletic Sound(ハルデン、ノルウェー)
制作 ダーグ=フィリップ・ローアルスネス、トーレ・T・サンバッケン
録音 カイ・アンデシェン 

価格 ¥2,450(本体価格)

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『トニー・シェリダンと Opus 3 アーティスト(Tony Sheridan and Opus 3 Artists)』

Opus 3 CD24001 SACD hybrid(Stereo) rock


ビートルズの『ポリドール・セッション』に共演したロックのシンガーソングライター、トニー・シェリダン Tony Sheridan(1940–2013)の歌を「Opus 3 のアーティスト」が歌ったアルバム。ポール・マッカートニーと共作した《Tell Me if You can》と、Bill Haley & HIs Comets(ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ)の《Skinny Minnie》を除くナンバーは、シェリダンの作詞作曲。ギタリストのペーテル・メリーン Peter Melin とベット・オストルンド Bert Östlund をはじめとするミュージシャンが共演。最後の《The Puzzle》は、シェリダンのヴォーカルとギター、ローゲル・エークマン Roger Ekman のベースによる演奏。マリア・ヴィンテル Maria Winther の《Open Road》とボトルネック・ジョン Bottleneck John の《Numbers on the Sund》は、『Opus 3 Records 40周年記念アルバム』(CD26000)に収録されました。

『トニー・シェリダンと Opus 3 アーティスト(Tony Sheridan and Opus 3 Artists)』
 Tell Me if You can(Paul McCartney/Tony Sheridan)
  トニー・シェリダン(ヴォーカル)
 Muscovado(Tony Sheridan)
  マリア・ヴィンテル(ヴォーカル、バッキングヴォーカル)
 Numbers on the Sun(Tony Sheridan)
  ボトルネック・ジョン(ヴォーカル)
 Travelling through the Night(Tony Sheridan)
  ヤミナ(ヴォーカル) 
 He Said Yeah(Tony Sheridan)
  テレーセ・メルセデス・ミュールヘード(ヴォーカル)
 Julie, Julie(Tony Sheridan)
  ニック・マルメストレム(ヴォーカル、バッキングヴォーカル)
 Indochina(Tony Sheridan)
  トニー・シェリダン(ヴォーカル)
 Open Road(Tony Sheridan) 
  マリア・ヴィンテル(ヴォーカル)
 The Music Must Go on(Tony Sheridan)
  ローゲル・エークマン(ヴォーカル)
 Serene Is All(Tony Sheridan)
  マリア・ヴィンテル(ヴォーカル)
 Skinny Minnie(Bill Haley/Rusty Keefer/Milt Gabler/Catherine Cafra)
  ボトルネック・ジョン(ヴォーカル、ドブロ・ギター、スライド・ソロ)
 The Puzzle(Tony Sheridan)
  トニー・シェリダン(ヴォーカル、ギター)
  セッション・アーティスト
   ペーテル・メリーン(アコースティック・ギター、
    エレクトリック・ギター)
   ベット・オストルンド
   (アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、オルガン、
    ワーリツァー、ピアノ)
   ビョーン・ヤンソン(テナーサックス、ソプラノサックス)
   フィリップ・エーケストゥッベ(ピアノ、ポンプオルガン)
   アンナ・ヴァルグレーン(チェロ)
   トニー・シェリダン(ギター)
   ボトルネック・ジョン(ドブロ・ギター)
   ローゲル・エークマン(エレクトリック・ベース、
    アコースティック・ベース)
   ローベット・カールソン(ドラム)
   ホーカン・ティングスハーゲン(ドラム) 

録音 2016年
制作 ローゲル・エークマン
録音 ヤン=エーリク・ペーション
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『モーツァルト ヴァイオリン協奏曲集 第2集』

LSO Live LSO0804 SACD hybrid(5.1 surround/stereo) classical


 
『モーツァルト ヴァイオリン協奏曲集 第2集』
W・A・モーツァルト(1756–1791)
 ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
 ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
 ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
  ニコライ・スナイダー(ヴァイオリン、指揮) ロンドン交響楽団 

[カデンツァ:ニコライ・スナイダー]
[楽器 "Kreisler" Guarneri 'del Gesù'] 

録音 2016年、2017年 バービカン・ホール(ロンドン)(ライヴ)
 
価格 ¥2,550(本体価格)

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『The Unrecorded Fox』

Nilento NILCD1803 2CD's jazz 

 
「ビッグ・コンステレーション」を率いるスウェーデンのトランペッター、ラッセ・リンドグレーン Lasse LIndgren(1962–)の新作『The Unrecorded Fox』(録音されなかったフォックス)。「私の偉大なトランペットのヒーロー」と彼が語るカナダ生まれのジャズ・トランペッター、メイナード・ファーガソン Maynard Ferguson(1928–2006)のレパートリーをファーガソンのオリジナル編曲で演奏した『Spirits!』(Imogena IGCD154)につづくトリビュート・アルバムの第2作です。キャロル・キングの《It's Too Late》と《You've Got a Friend》(邦題『きみの友だち』)、ビートルズ・ナンバーの《Something(サムシング)》と《Eleanor Rigby(エリナー・リグビー)》、エルトン・ジョンの《Don't Let the Sun Go Down on Me》(邦題『僕の瞳に小さな太陽』)。《Soul Brothers》と《Doo's Blues》は、ファーガソンとも共演したセルビアのミュージシャン、ダスコ・ゴイコヴィチの作品。ミシェル・ルグランが映画『The Thomas Crown Affair』(邦題『華麗なる賭け』)の主題歌として書いた《The Windmills of Your Mind》(邦題『風のささやき』)。シンガーソングライターのジミー・ウェッブの作品が3曲。グレン・キャンベルが歌ってヒットした《Wichita Lineman(ウィチタ・ラインマン)》《By the Time I Get to Phoenix》(邦題『恋はフェニックス』)と、リチャード・ハリスのシングル《MacArthur Park(マッカーサー・パーク)》のB面に収録され、グレン・キャンベルやフランク・シナトラたちも録音した《Didn't We》。ファーガソンも録音してヒットした《MacArthur Park》をイメージしてエイドリアン・ドローヴァーが作曲、編曲した《Return to MacArthur Park》。ファーガソン("The Fox")が商用録音しなかったオリジナル編曲を基にラッセが独自の解釈と試みを加えて演奏しています。

『The Unrecorded Fox』
[CD1]
 Down Home Feelin'(Keith Mansfield)*
 God Bless the Child(Billie Holiday/Arthur Herzog, Jr.)*
 It's Too Late(Carole King)* Soul Brothers(Dusko Gojkovic)*
 Didn't We(Jimmy Webb)* Something(George Harrison)**
 You've Got a Friend(Carole King)* El Vendre(Moises Simons)**
[CD2]
 Don't Let the Sun Go Down on Me(Elton John/Bernie Taupin)**
 Wichita Lineman(Jimmy Webb)** Doo's Blues(Dusko Gojkovic)**
 The Windmills of Your Mind(Michel Legrand)**
 You've Made Me so Very Happy(Berry Gordy, Jr./Brenda Holloway/
  Patrice Holloway/Frank Wilson)**
 By the Time I Get to Phoenix(Jimmy Webb)*
 Return to MacArthur Park(Adrian Drover)**
 Eleanor Rigby(Lennon/McCartney)**
  ラッセ・リンドグレーン・ビッグ・コンステレーション

録音 2014年6月 ザグレブ(クロアチア)*、2017年2月13日–15日 ニレント・スタジオ(コッレレード、スウェーデン)**
制作 ラーシュ・ニルソン
録音 Sašta Wozdecky *、ラーシュ・ニルソン **、ミケール・ダールヴィド **

価格 ¥2,500(本体価格)

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