2018年11月 

『光(Lux)』

2L 2L150SABD Pure Audio Blu-ray + SACD hybrid(5.1 surround/stereo) contemporary/classical


ニーダロス大聖堂少女合唱団 Nidarosdomens jentekor は、聖オラヴが礎を築いた町トロンハイムの大聖堂に1992年に創設されました。「わたしたち少女合唱団の使命の中心にあるのは、能力を試されるような脆い人生の局面で生きる技を身につけていくことです。帰属することを学び、見られ包まれていると感じることを学び、友情を築くことを学ぶ」。合唱団はこれまで、ヌールハイム、オーラ・ヤイロ、ボブ・チルコット、キム・アンドレ・アルネセンをはじめとする作曲家に作品を委嘱してきました。創設25周年を迎える作品に選ばれたのは「レクイエム」。イギリス生まれ、オルガニストと作曲家としてノルウェーで活動するアンドルー・スミス Andrew Smith(1970–)に作曲を依頼、少女合唱に管楽器の即興とオルガンを加えた作品が作られました。アルバム『光』は、この《レクイエム》と、その「エコー」ともいえるクライベルグの2つの作品で構成されています。

アンドルー・スミスの《レクイエム》は、カトリックの典礼文をベースに『聖書』の「子供」に関する部分をテクストに使い、グレゴリオ聖歌からインスピレーションを得た素材で作曲されました。〈入祭唱(Introitus)〉、オルガン・ソロの〈祈り(Precatio)〉、〈キリエ(Kyrie)〉、わが子イエスの死を嘆くマリアを歌う〈彼女は泣いている(Prorans ploravit)〉、〈若い殉教者たちへの賛歌(Hymnum canentes martyrum)〉、王ヘロデの命令で殺されたラマの子供たちを悼むラケルの歌〈ラマの声(Vox in Rama)〉、〈主は羊飼い(Dominus pascit me)〉〈サンクトゥス(Sanctus)〉〈天国には(In paradisum)〉。ECM レーベルの録音で知られるジャズ・プレーヤー、作曲家でもあるトリグヴェ・サイム Trygve Seim(1971–)がサックスの即興、ジャズ・ミュージシャンのストーレ・ストールロッケン Ståle Storløkken(1969–)がオルガンを弾いています。

ストーレ・クライベルグ Ståle Kleiberg(1958–)の《愛に寄せる賛歌》は、『新約聖書』の「コリントの信徒への手紙 I』(13章1節–13節)をテクストとする「信仰と希望と愛」の音楽です。「たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル……」(新共同訳)。大聖堂のオルガニスト、ペトラ・ビョルクハウグ Petra Bjørkhaug(1964–)が共演する《光》は、ノルウェーの抒情詩人、作家、心理学者、ヘルゲ・トルヴン Helge Torvund(1951–)の言葉「The light you need exists/Lyset du treng finst(あなたの必要とする光は存在する)」をテクストに歌われます。この2曲は、2011年7月22日にオスロとウトヤ島で起きた「ノルウェー連続テロ事件」で命を落とした若者たちを追悼するために作曲されました。 

全作品を指揮する芸術監督、指揮者のアニタ・ブレーヴィク Anita Brevik(1964–)は、1992年の創設から合唱団に関わり、2018年、ノルウェー国王功労褒章 Kongens Fortjenstmedalje を授与されました。2015年の第58回グラミー賞の最優秀サラウンドサウンド・アルバムにノミネートされたトロンハイム・ソロイスツ TrondheimSolistene 共演の『マニフィカト』(2L106SABD)と同じモッテン・リンドベルグ Morten Lindberg の制作。ニーダロス大聖堂でのセッション録音です。



『光(Lux)』
ストーレ・クライベルグ(1958–)
 愛に寄せる賛歌(Hymn to Love)(少女合唱と弦楽オーケストラのための)
アンドルー・スミス(1970–)
 レクイエム(Requiem)(少女合唱、サクソフォーンとオルガンのための)*
ストーレ・クライベルグ(1958–)
 光(The Light)(少女合唱、弦楽オーケストラとオルガンのための)**
  ニーダロス大聖堂少女合唱団 トロンハイム・ソロイスツ
  アニタ・ブレーヴィク(指揮)
  トリグヴェ・サイム(サクソフォーン)*
  ストーレ・ストールロッケン(オルガン)*
  ペトラ・ビョルクハウグ(オルガン)**

録音 2017年10月、2018年5月 ニーダロス大聖堂(トロンハイム、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ
録音エンジニアリング ビアトリス・ヨハンネセン

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 7.1.4. Dolby Atmos(48kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz),  7.1.4. Auro-3D(96kHz), mShuttle: MP3 and MQA Region ABC]
[SACD hybrid(5.1 surround DSD/2.0 stereo DSD)/CD 2.0 stereo(16bit/44.1kHz)/MQA-CD]
 
価格 ¥3,900(本体価格)

Artwork: Morten Lindberg 

Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください。SACD ディスクの CD 層は MQA-CD 仕様になっており、MQA デコーダーを搭載した機器を使用すればハイレゾ・スペックの音を聴くことができます。

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『光(Ljos)』

2L 2L151SACD SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical/traditional


『光(Ljos)』は、グレクス・ヴォーカリスの『大いなる神秘』(2L26SACD)』やソルヴグッテネ少年合唱団の『クリスマス・ミサ』(2L42SACD)などを制作した 2L の新しいクリスマス・アルバム。「秋になり、冬になる。北の国に寒く暗い日々がやってくる。だから、クリスマスの季節をいつも歓迎してきた。クリスチャンとして祝い、日が長くなり明るい日のやってくることを祝う……」。「ファウナ・ヴォーカルクインテット(Fauna vokalkvintet)」は、2009年秋、ノルウェー国立音楽大学で結成された女性5人のグループです。オスロ生まれ、バールム少女合唱団などの指導者としても活動するクリスティーナ・ティングヴォル Christina Thingvold。子供時代をエチオピアで過ごし、フォークやポップ・ミュージックのコンサートに作曲者、指揮者、オーガナイザーとして参加するシリエ・ヴォルケネシュ・オストビュー・クライヴェン Silje Worquenesh Østby Kleiven。オスロ生まれ、子供のころから「Oslo Ungdomskor(オスロ青年合唱団)」とグレクス・ヴォーカリスに参加、女声合唱のアンサンブル「Oslo Nye Ungdomskor(オスロ新青年合唱団)」の指揮者、グドルン・エミリー・ゴッフェング Gudrun Emilie Goffeng。フレドリクスタ出身、オペラ・オストフォルの合唱団に所属するカミラ・マリー・ビョルク・アンドレーアセン Camilla Marie Bjørk Andreassen。ヴォーカルグループ「Cornelis」とトラッドの「Østerdalslåt」でも歌う、ヘードマルク県、ストール=エルヴダール生まれのベアーテ・ボーリル・ロッケン Beate Børli Løkken。このアルバムで歌われるクリスマス・ソングは、リリ・パウルスベルグ Lilly Paulsberg 作詞作曲の《クリスマス・キャロル》とヘンニング・ソンメッロ Henning Sommerro の編曲した《さあ鐘よ鳴れ》をのぞき、ファウナのメンバーが編曲、光と闇のコントラストを再現することをめざしたと言います。録音セッションは、1861年にバールムのリュッケンに建てられた信徒席400、レンガ造りのブリュン教会で行われました。 



『光(Ljos)』
カール・クリスチャン・ニコライ・バレ(1806–1855)(CT 編曲)
 今一度クリスマスの鐘が鳴る(Det kimer nå til julefest)
グットルン・フリーセン(1908–1992)の旋律(BBL 編曲)
 クリスマスイブは幸せな気持ちに(Jeg er så glad hver julekveld)
ノールムーレ伝承曲(CMBA 編曲)
 それは愛らしい幼子が(Et lidet barn så lystelig)
ヤコブ・ゲアハード・マイデル(1778–1857)(SWØK 編曲)
 うるわしき青空(Deilig er den himmel blå)
ドイツ伝承曲(SWØK 編曲)
 エッサイの根より(一輪のバラが咲いた)(Ei rose er utsprungen)
オステルダーレン伝承曲(BBL 編曲)
 ベツレヘムに御子が生まれた(Et barn er født i Betlehem)
ノルウェー伝承の賛美歌(CMBA 編曲)
 われらが救い主よ来たれ(Folkefrelsar til oss kom)
テレマルク伝承曲/リカルド・ヨイティルとホイ・ストランの旋律
 (BBL 編曲)
 ハウゲボンデン(Haugebonden)
オステルダーレン伝承曲(BBL 編曲)
 古き年は過ぎ去り(Nu er det gamle år forsvunnet)
ノルウェー民謡(CMBA 編曲)
 こよなく清らなバラ(Den fagraste rosa)
ヴェステルヨートランド民謡(CT 編曲)
 わが思い果てしなく駆けめぐり(つねに待ち望む心を)
 (Mitt hjerte alltid vanker)
リリ・パウルスベルグ(作詞・作曲)
 クリスマス・キャロル(Julesang)
スルナダール伝承曲(ヘンニング・ソンメッロ(1952–)編曲)
 さあ鐘よ鳴れ(Kling no, klokka)
  ファウナ・ヴォーカルクインテット
   クリスティーナ・ティングヴォル(メゾソプラノ、アルト)(CT)
   シリエ・ヴォルケネシュ・オストビュー・クライヴェン
   (メゾソプラノ、アルト)(SWØK)
   グドルン・エミリー・ゴッフェング(メゾソプラノ、ソプラノ)
   カミラ・マリー・ビョルク・アンドレーアセン(ソプラノ)(CMBA)
   ベアーテ・ボーリル・ロッケン(メゾソプラノ、アルト)(BBL)

録音 2018年6月、9月 ブリュン教会(バールム、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ
録音 ビアトリス・ヨハンネセン

[DXD (352.8kHz/24bit) 録音]
[SACD DXD(5.0 surround 2.8224 Mbit/s/ch, 2.0 stereo 2.8224 Mbit/s/ch)/CD 2.0 stereo(16 bit/44.1 kHz)/MAQ-CD]

価格 ¥2,450(本体価格)

Artwork/Artist Photo: Oda Hveem

SACD hybrid ディスク。 CD 層は MQA-CD 仕様になっており、MQA デコーダーを搭載した機器を使用すればハイレゾ・スペックの音を聴くことができます。 

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『自然と魂(Daba un dvēsele)』

Skani SKANI054 classical


それぞれに物語と明確な個性をもち、郷愁を誘う、ラトビアのアカペラ合唱曲コレクション。
 
 
 
 
『自然と魂(Daba un dvēsele)』
エミールス・ダールズィンシュ(1875–1910)
 ずっと昔(Senatne) 月の光(Mēness starus stīgo)
 倒れた松の木(Lauztās priedes)
エミールス・メルンガイリス(1874–1954)
 自然と魂(Daba un dvēsele)
 ラトヴィア・レクイエム(Latviešu rekviēms)
  やさしく静かに動いて(Pamazām brauciet)
  やさしく、ゆっくりと(Pamazām, palēnām)
  太陽が沈んでいく(Saule riet) 最後の審判の日(Pastarā diena)
ヤーニス・ザーリーティス(1884–1943)
 死の島のゴブレット(Biķeris miroņu salā)
イェーカブス・グラウビンシュ(1886–1961)
 森は夜にしずむ(Mežā nakts ir ienākusi)
ヤーゼプス・ヴィートリス(1863–1948)
 一日が終わる(Diena beidzas)
 月はうそをついた(Mēnestiņš meloja)
 魔法にかけられた森(Dūkņu sils)
 こびとたちとメジャヴェツィス(森の老人)(Rūķīši un Mežavecis)
 王とキノコ(Karalis un bērzlapīte)
 ダビデはサウルの御前に(Dāvids Zaula priekšā)
 太陽の休日(Saules svētki)
  ラトビア放送合唱団 カスパルス・プトニンシュ(指揮)

録音 2016年10月 聖ヨハネ教会(リガ)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『北風』

Skani SKANI050 contemporary/classical


「深い感情を呼び起こし、心の喜びを与えるシンプルで真摯な音楽。木管五重奏のレパートリーで見つけたもっとも美しいと思う作品」(カリオン)



『北風』
イマンツ・ゼムザリス(1951–)
 A・カルニンシュの主題による4つの前奏曲
 (Četras prelūdijas par A. Kalniņa tēmu)
 声(Balss)(ソロ・クラリネットのための)
ペーテリス・プラキディス(1947–)
 前奏曲と鼓動(Prelūdija un Pulsācij)
 2枚のスケッチ(Divas skices)(ソロ・オーボエのための)
ペーテリス・ヴァスクス(1946–)
 飛ぶ鳥のための音楽(Mūzika aizlidojošajiem putniem)
 亡き友の思い出に(Mūzika aizgājušajam draugam)
  カリオン木管五重奏団

録音 2016年11月1日–4日 ラトビア放送スタジオ(リガ)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『楽興の時(Moments Musicaux)』

Skani SKANI069 classical


ラトビアのアルフレーズ・カルニンシュ Alfrēds Kalninš(1879–1951)は、作曲家、オルガニスト、指揮者として活動。ラトビア初のオペラを作曲、多くのピアノ曲と歌曲を残しました。ラトビアのピアニスト、トムス・オストロフスキス Toms Ostrovskis のこのアルバムでは、ラトビアが人口の半分を失った第一次世界大戦という困難な時代の作品が演奏されます。

『楽興の時(Moments Musicaux)』
アルフレーズ・カルニンシュ(1879–1951)
 7つの小品(Sept morceaux)
  友の墓のそばで(Auprès du tombeau d'un ami)
  アルバムのページ(Feuillet d'album)
  秋の夕べ(Soir d'automne)
  楽興の時(アレグレット)(Moment musicaux, Allegretto)
  楽興の時(モデラート、センプリーチェ)
  (Moment musicaux, Moderato, semplice)
  楽興の時(アレグロ・モデラート)
  (Moment musicaux, Allegro moderato)
  楽興の時(ライニス氏に)(Moment musicaux, A monsieur Rainis)
 7つの詩(Sept poèmes)
  アレグレット ニ長調 アジタート・エド・アパッショナート ロ短調
  アンダンティーノ 変ト長調
  イン・モード・ディ・ヴァルス・レント
  (ゆったりしたワルツのモードで) 嬰へ短調
  トランクィッロ 嬰ヘ長調 モデラート 嬰ハ短調
  レッジアドーロ 変イ長調
 4つのカプリチェット(4 Capriccietti)
  ヴィーヴォ ピアチェヴォーレ アレグレット
  アレグロ・モデラート、マ・リソルート
 アルバム『青春』のための3つの小品(Trīs gabaliņi albumam "Jaunībai")
  歌(Dziesmiņa) 小川のほとりで(Pie strauta)
  古いコクレ(Vecais koklētājs)
  トムス・オストロフスキス(ピアノ)

録音 2018年1月 ラトビア放送スタジオ(リガ)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『弦楽のための交響曲』

Skani SKANI068 classical


ラトビアを代表する作曲家のひとり、ヤーニス・イヴァノフス Jānis Ivanovs(1906–1983)が、豊かな内面世界からインスピレーションを得て作曲したとされる作品集。青年たちのために作曲された《シンフォニエッタ》。《ポエマ・ルットゥオーソ》は、ナチスがラトビアに作ったサラスピリス強制収容所の犠牲者に捧げられた交響詩です。

『弦楽のための交響曲』
ヤーニス・イヴァノフス(1906–1983)
 シンフォニエッタ
 ポエマ・ルットゥオーソ(嘆きの詩)(Poema Luttuoso)
 交響曲第14番(室内交響曲)
  リガ・シンフォニエッタ シュネー・ノルムンズ(指揮)

録音 2018年1月、4月 ラトビア放送スタジオ(リガ)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『シューベルト 編曲作品集(Schubert Arrangements)

Proprius PRSACD2053 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical [旧譜再案内]


宮廷やサロン、個人の集まりで日常的にコンサートが行われた時代、シューベルトの作曲した室内楽や歌曲は、ピアノ・パートをギターに編曲して演奏することが好まれ、原曲よりも先にギター共演の楽譜が出版されることもあったといわれます。スウェーデンのギタリスト、マッツ・ベリストレム Mats Bergstöm(1961–)が友人たちを集めて行ったスタジオ・コンサートをライヴ収録した『シューベルト 編曲作品集(Schubert Arrangements)』は、2010年にリリースされ、しばらく在庫を切らしていたアルバムです。Op.137 として出版されたチャーミングな《3つのヴァイオリンとピアノのためのソナティナ(ソナタ)》の第1番。当時の新しい弦楽器アルペッジョーネのために作曲され、今はヴィオラやチェロで演奏されることの多い《アルペッジョーネ・ソナタ》。この2曲は、北欧の演奏家を中心に人気のあるベリストレム編曲版による演奏です。《15のオリジナル舞曲》は、ピアノ小品集《36のオリジナル舞曲》(ワルツ第1集)の15曲をディアベッリが1820年代の初頭に編曲したとされる曲集。《四重奏曲》(D.96)は、シューベルトが、マティーカの作曲したフルート、ヴィオラ、ギターのための《夜想曲(ノットゥルノ)Op.21》にチェロ・パートを追加した作品です。ヴェンツェスラウス・マティーカ Wenzeslaus Thomas Matiegka(1773–1830)は、ウィーンで活躍したボヘミアの作曲家、ギタリスト。フリードリヒ・フライシュマンの《お嬢さん、まだ寝ていないのか(Mädchen, o schlummre noch nicht!)》を主題にした変奏曲スタイルの〈セレナード〉を終曲にもつこの曲は、1807年ごろ出版され、彼の代表作のひとつとみなされる作品です。 

『シューベルト 編曲作品集』
フランツ・シューベルト(1797–1828)
(マッツ・ベリストレム(1961–)編曲)
 ヴァイオリンとギターのためのソナティナ ニ長調 D.384(1816)
 (ヴァイオリンとピアノのためのソナティナ ニ長調)
 ヴィオラとギターのためのソナタ イ短調 D.821(1824)
 (アルペッジョーネ・ソナタ イ短調)
フランツ・シューベルト(1797–1828)
(アントン・ディアベッリ(1781–1858)編曲)
 15のオリジナル舞曲(フルートまたはヴァイオリンとギターのための)
 (36のオリジナル舞曲 D.365(ピアノのための)から)
フランツ・シューベルト(1797–1828)
 四重奏曲(Quartetto) D.96
 (マティーカの《夜想曲(Notturno) Op.21》による)
  マッツ・ベリストレム(ギター)
  アンデシュ・ユーンヘル(フルート)
  ニルス=エーリク・スパルフ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
  クリカン・ラーション(チェロ) 

録音 2008年春 TeaterStudio Lederman(ストックホルム)(ライヴ) 
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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『ノルウェーのサクソフォーン(Norwegian Saxophone)』

LAWO Classics LWC1162 contemporary/classical


サクソフォーン奏者オーラ・アスダール・ロッコネス Ola Asdahl Rokkones(1983–)は、ノルウェー北部のトロムソに住み、ジャズとクラシカル音楽の両分野で活動しています。『ノルウェーのサクソフォーン』は、彼の初めてのクラシカル・レパートリーの録音。ノルウェーの世代の異なる3人の作曲家が彼のために作曲、献呈した作品を演奏しています。

マッティン・ロムベルグ Martin Romberg(1978–)は、J・R・R・トールキンの物語やインドの叙事詩《ラーマーヤナ》に基づく交響詩に代表されるように多くの作品を神話と伝説をインスピレーションに作曲しています。《タリエシンの物語》は、ウェールズの詩人タリエシンを題材にアルト・サクソフォーンと弦楽のための「音詩(tone poem)」として作曲されました。「タリエシンの主題(Taliesin's Theme)」「ケリドウェンの大鍋(Cauldron of Ceridwen)」「タリエシンの逃走(The Escape of Taliesin)」「ケリドウェンの子宮(In Ceridwen's Womb)」「海にさまよい(On the Sea)」「王宮のタリエシン(Taliesin at the King's Court)」「馬の競走(The Horse Race)」「コーダ - 終わり(Coda – The End)」の8つの部分に分かれ、「ウェールズ」を思わせるリズムと和声が全曲にわたって使われています。

トシュタイン・オーゴール=ニルセン Torstein Aagaard-Nilsen(1964–)の「アルト・サクソフォーンと弦楽のための協奏曲」は、文脈によって「重荷」「降雨」、動詞の「…すべき」と訳されるノルウェー語「Bør」を曲名とする作品。〈"…vekten av det lys…"(「…光の重さ…」)〉〈"…som alle begynner å glitre…"(「…すべてが輝きはじめる…」〉〈"…gåten er ikke tid og rom…"(…謎は時と空間ではない…〉。スタイン・メーレンの詩『Det andre lyset(ほかの光)』の3つの節から採った一行を各楽章のタイトルにしています。

シェル・ハッベスタ Kjell Habbestad(1955–)の《ノルウェーの夢》は、ノルウェー伝承のバラード『夢の詩(Draumkvedet)』がコンセプトの作品です。ヌールハイムをはじめとする作曲家たちも題材にしたこのバラードに民謡の要素と現代のクラシカル音楽の要素をブレンド。後期ロマンティシズム・スタイルの〈Insomnium(夢)〉、サックスのソロとオーケストラが一体になる〈Beatitudo(祝福)〉、死者の王国に渡る橋、最後の審判を待つ煉獄、天国と魂の世界という、主人公オラヴ・オステソンの見た夢の情景が描かれる〈Visio(ビジョン)〉。

ファビオ・マストランジェロ Fabio Mastrangelo が2016年春に創設したサンクトペテルブルク・ノーザン・シンフォニアの共演。さまざまなノルウェー・レーベルの録音に携わっているショーン・ルイス Sean Lewis の制作と録音です。

『ノルウェーのサクソフォーン(Norwegian Saxophone)』
マッティン・ロムベルグ(1978–)
 タリエシンの物語(The Tale of Taliesin)(2009)
トシュタイン・オーゴール=ニルセン(1964–)
 Bør(2014)(アルト・サクソフォーンと弦楽のための協奏曲)
シェル・ハッベスタ(1955–)
 ノルウェーの夢(Un rêve norvégien)(2002/2015)
  オーラ・アスダール・ロッコネス(サクソフォーン)
  サンクトペテルブルク・ノーザン・シンフォニア
  ファビオ・マストランジェロ(指揮) 

録音 2016年11月17日–19日 レンドク・スタジオ(Lendok Studios)(サンクトペテルブルク、ロシア)
制作・録音 ショーン・ルイス 
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Pyramids(ピラミッド)』

Footprint Records FRCD101 classical


ヨーテボリ交響楽団の代理第1コンサートマスターを務め、スペイン国立管弦楽団のコンサートマスターに指名されたルーマニア出身のヴァイオリニスト、ヴラド・スタンクレアーサ Vlad Stănculeasa とオーストラリアのピアニスト、ジェイムズ・マドックス James Maddox の共演。メシアンが抒情の音世界を追い求めた《幻想曲》と《主題と変奏》。半音階と不協和音による大胆な和声による音楽と抒情のページ(モルト・アダージョ)が対照的なカール・ニルセンのソナタ第2番。ルーマニアの民俗音楽と20世紀初期のウィーンとパリのラプソディックな気分と色彩を結合したエネスク(エネスコ)のソナタ第3番。

『Pyramids(ピラミッド)』
オリヴィエ・メシアン(1908–1992)
 幻想曲(Fantaisie)(1933)(ヴァイオリンとピアノのための)
カール・ニルセン(1865–1931)
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト短調 FS64(Op.35)(1912)
オリヴィエ・メシアン(1908–1992)
 主題と変奏(Théme et variations)(1932)
 (ヴァイオリンとピアノのための)
ジョルジェ・エネスク(1881–1955)
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調 Op.25
 《ルーマニア民謡の性格の(dans le caractère populaire roumain)》
  ヴラド・スタンクレアーサ(ヴァイオリン)
  ジェイムズ・マドックス(ピアノ)

録音 2017年6月25日–27日 ステーンハンマル・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
制作 ヴラド・スタンクレアーサ、トゥールビョーン・サミュエルソン
録音 トゥールビョーン・サミュエルソン 
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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『Urban Gardening』

Oslo Session Recordings OSR004 jazz


『Urban Gardening』(都会の園芸)は、ノルウェーのギタリスト、ジェイコブ・ヤング Jacob Young の主宰する Oslo Session Recordings のアルバム第4作。地球上のすべての都市に花と緑を植え、人々を豊かにする。さまざまな土地からやってきたアーティストたちが集い、新しい文化が育まれる……。アメリカのヒップホップ・デュオ「アウトキャスト(OutKast)」の《Hey Ya》やアラン・トゥーサンの《Everything I Do Gonna Be Funky》と、ヤングのオリジナル曲によるプログラムが組まれ、オスロに近いヘッゲダールの「Blåbæerenga Studio」(ブルーベリー畑スタジオ)でセッションが行われました。メイン・ヴォーカルは、オスロ生まれのソウルとジャズのシンガー、ローヘイ・ターラ Rohey Taalah と『Last Thing』(OSR003)のシリル・マルメダール・ハウゲ Siril Malmedal Hauge の「希望の星」ふたり。伝説的サックス・プレーヤーのクヌート・リスネス Kunt Riisnæs をはじめとするオスロのプレーヤーたち、そして、イヴァン・マズゼの『Moya』(Losen LOS209-2)で演奏したマリのパーカッション奏者シディキ・カマラ Sidiki Camara とキューバのドラマー、ラシエル・トーレス Raciel Torres というオスロで活動する海外からのアーティスト。「多様なノルウェー」を反映するメンバーによる「ポップミュージックの好きな人たちにも聞いてもらえるジャズアルバム」。

『Urban Gardening』
 Sunrise(Jacob Young)
 16 Bars of Funk/Roll the Dice(Charles Bukowski)
 Everything I Do Gonna Be Funky (from Now on)(Allen Toussaint)
 Boogaloo You(Jacob Young) Hey Ya(André 3000)
 Image of a Man(Jacob Young)
 Prelude/In a Torpy Way(Jacob Young)
 Dark Matter(Jacob Young) Gettin' Ready(Jacob Young)
 Dance All Night(Sidiki Camara/Jacob Young/Øyvind Brække)
 Sunrise(Bonus Track Version)(Jacob Young)
  ローヘイ・ターラ(ヴォーカル)
  シリル・マルメダール・ハウゲ(ヴォーカル)
  ステラ・ヤング(ヴォーカル)
  クヌート・リスネス(テナーサックス、フルート)
  オイヴィン・ブレッケ(トロンボーン)
  ジェイコブ・ヤング(エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター)
  アンデシュ・オールム(フェンダーローズ)
  ボー・ベルグ(エレクトリック・ベース)
  シディキ・カマラ(パーカッション、ヴォーカル)
  ラシエル・トーレス(ドラム、パーカッション)

録音 2018年6月11日-12日 Blåbæerenga Studio(ヘッゲダール、アスケル、ノルウェー)
制作 ジェイコブ・ヤング
録音 オイスタイン・セヴォーグ 
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Maximum』

Prophone PCD191 jazz


スウェーデンのギタリスト、マックス・シュルツ Max Schultz(1960–)。ジミ・ヘンドリックスのストックホルムでのコンサートをきっかけにギターを弾き始めました。グループ「Mynta(ミュンタ)」でジャズ・ギタリストとして7年間プレー。1993年、Caprice Records の「Jazz in Sweden」を受賞。ジャズ、ブルース、ポップのプレーヤーとして活動を続けています。ペーテル・ユーハンネセン、ダン・ベリルンド、ヤコブ・カールソンと録音した『Cause and Effect』(PCD132)に次ぐ Prophone アルバム『Maximum』。彼のオリジナル曲など14曲を、2年間、ジャム・セッションを重ねてきたトリオで演奏しています。ピアニストのレオ・リンドベリ Leo Lindberg は1993年生まれ。ベルント・ルーセングレーンやアマンダ・セジウィックたちと共演、ケンキ・ラブソン、ムーサ・ファデラと組んだトリオで最初のアルバム『Leo’s Bag』を2014年にリリース。2015年、ストックホルムのジャズクラブを後援する「Faschings Vänner」(ファッシング友の会)の奨学金を獲得しています。ヴェルムランド出身のドラマー、クリス・モントゴメリー Chris Montgomery は、カール=マッティン・アルムクヴィストをはじめとするアーティストと共演。トランペットのニルス・ヤンソンたちと「クリス・モントゴメリー・クインテット」を結成、2017年のストックホルム・ジャズフェスティヴァルでウェイン・ショーターの曲を演奏。2018年には、クインテットのカール・バッゲとマッティン・ホーペルと一緒に、ストックホルム群島の美術館「アーティぺラーグ(Aartipelag)」の「Summer of Jazz」でマックス・シュルツ率いるハウスバンドに参加しました。

『Maximum』
 Hold on A C Shuffle Far away What Do You Say Leo Bob
 Whitney Blues for W N Tell Me Why Steeplechase
 Manic Depression Catch Me Jojje Felipe Jika
  マックス・シュルツ・トリオ
   マックス・シュルツ(ギター)
   レオ・リンドベリ(ハモンドオルガン)
   クリス・モントゴメリー(ドラム)

録音 2017年12月1日 Porksausage Studios(ポークソーセージ・スタジオ)(ストックホルム)
録音 クリステル・ブルーベリ
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Unpainted Portraits』

Prophone PCD187 jazz


スウェーデン、ノルボッテン県の「ノルボッテン・ビッグバンド Norrbotten Big Band」が特定の作曲家とコラボレートするプロジェクト。スウェーデンのセシリア・ペーション(PCD161)とペーテル・ダーネム(PCD162)、デンマークのアネ・メテ・イーヴァセン (PCD188)につづく2017年の「コンポーザー・イン・レジデンス」はフィンランドのオウティ・タルキアイネンです。タルキアイネン Outi Tarkiainen(1985–)は、極北の地、ロヴァニエミに生まれ、ラップランドの自然に囲まれて育ちました。ヘルシンキのシベリウス・アカデミー、ロンドンのギルドホール音楽学校、アメリカのマイアミ大学で作曲を学び、作曲家と指揮者としてヨーロッパの主要なジャズ・オーケストラと共演しています。フィンランドのヴォーカリスト、アイリ・イコネンと始めたコラボレーションは、各地のジャズ・オーケストラの一連のコンサートに発展、ノルボッテン・ビッグバンドとのコンサートはアルバム『Into the Woodland Silence』(2013)にも作られました。プロジェクトのアルバム第4作『Unpainted Portraits』(描いてなかったポートレート)。彼女の作品にインスピレーションを与えてきた人たちを描いた8枚の新しいポートレートを収めたアルバムです。20世紀イギリス文学のモダニスト、ヴァージニア・ウルフ、フィンランドの幻視的劇作家ミンナ・カント、現代サーミの詩人ラウニ・マッガ・ルッカリ、女性の参政権を求めたサフラジェットの人たち。そして、ジャズの伝統に敬意をこめ、ギル・エヴァンズ、チャールズ・ミンガス、マリア・シュナイダーといった気に入りの音楽家たちの「余韻」も織りこまれました。

『Unpainted Portraits』 
 Mrs. Dalloway(Outi Tarkiainen) Prayer(Outi Tarkiainen) 
 Suffragette Dance(Outi Tarkiainen)
 Our Heritage(Outi Tarkiainen) 
 Born on Another Star(Outi Tarkiainen)
 Minna's Dream(Outi Tarkiainen) Primroses(Outi Tarkiainen)
 First Steps(Outi Tarkiainen) 
  ノルボッテン・ビッグバンド

録音 2017年 Kulturens Hus(文化の家)(ルーレオ、スウェーデン)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『アンタイル 管弦楽作品集 第2集』

Chandos CHAN10983 classical


ヨン・ストゥールゴールズ John Storgårds(1963–)とBBCフィルハーモニックによるアンタイル George Antheil(1900–1959)の管弦楽作品集。第4番と第5番の交響曲などを収めたアルバム(CHAN10941)につづく第2集がリリースされます。キューバ=カリブのルンバ・リズムを礼賛した《多島海》。20年を過ごしたヨーロッパから帰国、アメリカの音楽を探っていた時期に書かれた交響曲第3番《アメリカの交響曲(アメリカ人)》。ボストン・ポップスが初演した《ホットタイム・ダンス》。戦争の空気をとどめる第1楽章とラグライムの終楽章、ショスタコーヴィチとプロコフィエフの音楽を思わせる交響曲第6番《ドラクロワにならい》。バレエ・カンパニーを舞台にしたフィルム・ノワール『Specter of the Rose』(バラの妖怪)(1946)のために書いた音楽によるコンサート・ピース《Specter of the Rose Waltz》。

ジョージ・アンタイル(1900–1959) 管弦楽作品集 第2集
 多島海(Archipelago)(1935)
 交響曲第3番《アメリカの交響曲(American)》(1936–39 rev.1945/46)
 ホットタイム・ダンス(Hot-Time Dance)(1948)
 交響曲第6番《ドラクロワにならい(After Delacroix)》(1947–48)
 Specter of the Rose Waltz
  BBCフィルハーモニック ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

録音 2018年2月12日–13日 メディアシティUK(サルフォード、イギリス)

価格 ¥2,350(本体価格)

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ルンドクヴィスト 交響曲第3番・第4番

Sterling CDM3004-2 CDR classical


Sterling Records の「モダン」シリーズ。20世紀スウェーデンの交響曲作家のひとり、ルンドクヴィストのCDになかった交響曲が2曲、ライヴ録音でリリースされます。トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト Torbjörn Iwan Lundquist(1920–2000)は、ストックホルムのセーデルマルムで育ち、ストックホルムの王立音楽大学に進むものの、時代遅れの教育内容に嫌気がさして中退。ウプサラ大学で音楽史を専攻、ピアノをユングヴェ・フリュークト、歌と合唱指揮をヒューゴ・ハンマルストレム、対位法をハンス・レイグラフ、作曲をダーグ・ヴィレーンと、自身で選んだ音楽家たちに師事しました。完成した8曲の交響曲の他、管弦楽曲と協奏曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲、オペラ、映画と劇場とラジオ番組の音楽、子供のための音楽、モニカ・セッテルルンドやヤン・ユーハンソンといったジャズ・ミュージシャンのための曲と、幅広く手がけました。1986年、スウェーデンのパルメ首相暗殺事件の翌日に作曲を始めた交響曲第7番 《人間性 - ダーグ・ハマーショルド追悼》(Caprice CAP21419)が代表作のひとつに挙げられ、ミケール・リンが初演した《風景》(Caprice CAP21403)も各国のテューバ奏者がレパートリーとしています。

交響曲第3番《シンフォニア・ドロローザ》(悲しみの交響曲)は、ルンドクヴィストが交響曲作家として認められるきっかけとなった作品です。1970年夏、夫人のマウドを病気で亡くし、山歩きをしている時にアイデアが浮かび、1971年にヤムトランドで作曲に取り掛かり、1975年、ブーヒュースレーンのサルトー島で完成させました。「ひと気のない山の景色……山歩きをする者は、選んだ道に歩みを進める……孤独なさすらい人……嵐……シンコペーションのリズムと歌うメロディ……嘆きの歌……追憶」。一貫性のある3つの部分で構成された単一楽章の作品です。1976年9月14日、ヤーノシュ・フュルスト指揮のマルメ交響楽団が初演。マウド夫人に献呈されました。

ヨーテボリ交響楽団の50周年記念の委嘱作として書かれた交響曲第4番は、ルンドクヴィストが深い関心を寄せる環境と環境破壊という問題への想いを語った作品です。副題の《シンフォニア・エコロジカ》(エコロジーの交響曲)は、この作品が政治的メッセージととられることを避けるため、初演に際して撤回。1986年の改訂稿からも削除されました。三管編成、ティンパニ、14の打楽器、2台のハープ、ピアノとチェレスタ。「激しく(Furioso)……感情をこめて、ロマンティックに(Espressivo e romantico)……」と進む単一楽章の作品。ルンドクヴィストは、リズムの扱いの巧みな指揮者のシクステン・エールリング Sixten Ehrling(1918–2005)を念頭に置き、ジャズの影響をうかがわせる音楽も含む多様なスタイルで書き上げています。ヨーテボリ交響楽団とエールリングに献呈。1985年10月3日、ヨーテボリ・コンサートホールで初演。そのコンサートのライヴ録音です。

トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト(1920–2000)
 交響曲第3番《シンフォニア・ドロローザ(Sinfonia dolorosa)》
 (1976)*
 交響曲第4番《シンフォニア・エコロジカ(Sinfonia ecologica)》
 (1984–85)(初稿)**
  ヨーテボリ交響楽団
  トゥルビョーン・イーヴァン・ルンドクヴィスト(指揮)*
  シクステン・エールリング(指揮)**

録音 1982年9月18日(第3番)、1985年10月3日(第4番) ヨーテボリ・コンサートホール(スウェーデン)(ライヴ)
制作 ウルフ=ボリエ・ベリ
録音 レーナ・サミュエルソン(第3番)、ミケール・ベリエク(第4番)

価格 ¥2,450(本体価格)

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『True North』

Challenge Records CR73469 jazz


モーテン・ラムスブル Morten Ramsbøl(1970–)。デンマーク、オーフス生まれのジャズ・ミュージシャン。オーフス王立音楽アカデミーで学び、ニルス=ヘニング・アーステズ・ペーザセン、クリスチャン・マクブライド、イェンス・イェフセン、ペーター・ヴースト、イェスパー・ロンゴーに個人的に師事しました。2002年、自身のバンドによる『Short Stay』をリリース、クリュヴァス・ビッグバンドにも参加。シネ・エーイ、セシーリエ・ノアビュー、スコット・ハミルトン、モーテン・ロン、ラーシュ・ヤンソンたちと共演してきました。2013年からグラーツ国立音楽大学の教授。『True North』は、2017年夏、デンマークに戻った時に得たインスピレーションで書いた作品を集めて制作されました。グラーツで知り合ったライニ・シュメルツァー Reini Schmölzer が編曲と弦楽四重奏セクションのオーケストレーションを行い、2018年5月、スウェーデンのピアニスト、ヤコブ・カールソン Jacob Karlzon たち、息のあったプレーヤーで組んだカルテットとイグマル・イェンナー弦楽四重奏団によりグラーツのコンサートで演奏した翌日、イタリアのステファノ・アメリオの ArteSuono Studio でセッション録音されました。

『True North』
 As Seen from Above(Morten Ramsbøl)
 Marianne(Morten Ramsbøl) Brothers(Morten Ramsbøl)
 Keith(Morten Ramsbøl) True North(Morten Ramsbøl)
 Naymenhay(Morten Ramsbøl) Le Grand(Morten Ramsbøl)
 Signal Me(Morten Ramsbøl)
 Brothers II(Morten Ramsbøl) Surface(Morten Ramsbøl)
  モーテン・ラムスブル(ベース)
  ジュリアン・アーゲルズ(サクソフォーン)
  ヤコブ・カールソン(ピアノ)
  ライニ・シュメルツァー(ドラム)
  イグマル・イェンナー弦楽四重奏団
   イグマル・イェンナー(ヴィオリン)
   アンドレーアス・セムリッチュ(ヴァイオリン)
   デルフィーヌ・クレン=ヴィアール(ヴィオラ)
   カティヤ・フィンセル(チェロ)

録音 2018年5月24日–25日 ArteSuono Studio(タヴァニャッコ、イタリア)
制作・録音 ステファノ・アメリオ

価格 ¥2,350(本体価格)

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『No Thought of Leaving』

Footprint FRCD89 jazz


オレブルーの音楽大学で19世紀のピアノ即興を研究、博士号を取得したマッティン・エーディン Martin Edin と、ヴォーカリスト、カロリーネ・ステーゲニウス Caroline Stegenius の初めてのデュオ・アルバム。



『No Thought of Leaving』
 Who Knows Where the Time Goes(Sandy Denny)
 Willow Weep for Me(Ann Ronell)
 Left Alone(Mal Waldton/Billie Holiday)
 No Trouble Livin'(Mose Allison)
 The More I See You(Harry Warren/Mack Gordon)
 When Sunny Gets Blue(Jack Segal/MarvinFisher)
 The Gentle Rain(Luiz Bonfá/Matt Dubey)
 Sometimes I'm Happy(Vincent Youmans/Irving Caesar)
 Wild Is the Wind(Dimitri Tiomkin/Ned Washington)
 I Remember You(Victor Schertzinger/Johnny Mercer)
 Le  mal de vivre(Monique Serf/Barbara)
 You Go to My Head(John Frederick Coots/Haven Gillespie)
 Dykaren(Jonas Forssell/Léo Ferré)
   カロリーネ・ステーゲニウス(ヴォーカル)
   マッティン・エーディン(ピアノ) 

録音 2015年8月30日、2016年1月17日 スウェーデン 
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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『Open』

Footprint FRCD107 jazz


トマス・マークソン Thomas Markusson(1978–)は、スウェーデンのサンドヴィーケン生まれ。ヨーテボリ大学の舞台芸術・音楽学校でアンデシュ・ヨルミンにベースを学びました。コルポ(Corpo)とウォルター・ラング・トリオのメンバー。『Open』は、彼のリーダーアルバム第1作。抒情的、刺激的なナンバーはすべて彼の作品です。2018年1月18日から3日間、ヨーテボリのハーガ教会で、1日だけ聴衆を入れ、セッションが行わました。e.s.t.(エスビョーン・スヴェンソン・トリオ)やラーシュ・ダニエルソンたちの録音を手がけてきたオーケ・リントン Åke Linton のエンジニアリング。

『Open』
 Ending(Thomas Markusson) As It Is(Thomas Markusson)
 Folke(Thomas Markusson)
 Improvisation No.3(Thomas Markusson)
 Duo(Thomas Markusson) Open(Thomas Markusson)
 Into the Woods(Thomas Markusson)
  トマス・マークソン(ベース) 坂田尚子(ピアノ)
  スタファン・スヴェンソン(トランペット)
  コルネリア・ニルソン(ドラム)

録音 2018年1月18日–20日 ハーガ教会(ヨーテボリ、スウェーデン)
録音 オーケ・リントン
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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『ORBI – the Oscillating Revenge of the Background Instruments(陽の目を見ない楽器たちの動揺する仕返し)』

BIS CD2297 classical/rock/metal


ブラム・ファン・サムベーク、リック・ストーティン、スヴェン・フィへー、マレイン・コルフ・デ・ヒッツ。4人のオランダのミュージシャンが「一風変わった」ロック・バンドを結成しました。「ORBI」(The Oscillating Revenge of the Background Instruments)。「陽の目を見ない楽器たちの動揺する仕返し」。ファゴット、コントラバス、ハモンドオルガン、パーカッションという、オーケストラやロックバンドの奥に押しやられがちな楽器のアンサンブルです。このバンド演奏するため彼らが選んだのはプログレッシヴ・ロックとメタルのレパートリー。イギリスのロックバンド、マシュー・ベラミーがヴォーカルの「ミューズ」、ジミー・ページがギターの「レッド・ツェッペリン」、プログレッシヴ・ロックバンド「ジェントル・ジャイアント」、アメリカのプログレッシヴ・ロックバンド「ドリーム・シアター」とヘヴィメタル・バンド「メタリカ」、ドイツのプログレッシヴ・デス・メタルバンド「アルカロイド」。「ピンク・フロイド」は「ロックオペラ」アルバム『The Wall』の《Hey You》。ロックグループ「ドアーズ」がオリジナルに手を入れてデビューアルバム『ハートに火をつけて(The Doors)』で歌った、ブレヒトとヴァイルの歌劇《マハゴニー市の興》の《アラバマ・ソング》。コントラバス・ソロのための《Motivy》は、ブルガリアのタバコフ Emily Tabakov が、ブルガリアの民謡とショスタコーヴィチの音楽から影響を受けて作曲した1968年の作品です。こうした「ハード」な音楽のゴツゴツした感覚や「シャウト」をファゴットで表現するにはどうするかといった、それぞれの楽器の限界との「戦い」をメンバー全員が楽しんだといいます。「メタリカ」の《Pulling Teeth》は、ファゴットのサムベークの編曲。《Cthulhu》は、「アルカロイド」の作曲、ギター、ヴォーカルを担当、「現代クラシカル音楽の作曲家が、その気になれば、うなり声で歌うデスメタルのシンガーに変貌」(サムベーク)するフローリアン・マグヌス・マイアー Florian Magnus Maier(Morean)が編曲、その他の曲はオランダのコントラバス奏者、マレイン・ファン・プローイエン Marijn van Prooijen が ORBI のための編曲を引き受けました。

[プロフィール]

ブラム・ファン・サムベーク Bram van Sambeek(1980–)。ハーグ王立音楽院で学び、2002年から10年間、ロッテルダム・フィルハーモニックの首席ファゴット奏者を務めました。2009年にオランダ音楽賞、2011年にボルレッティ=ブイトーニ賞を受賞。2011年からハーグ王立音楽院で教え、室内楽奏者、ソリストとして活動。カレヴィ・アホとセバスチャン・ファーゲルルンドの協奏曲(BIS SA2206)が代表的録音。

リック・ストーティン Rick Stotijn(1982–)。アムステルダム音楽院とフライブルクの大学で学び、2013年のオランダ音楽賞を受賞。スウェーデン放送交響楽団、アムステルダム・シンフォニエッタ、ハーグ・レジデンティ管弦楽団などにソリストとして客演。現在、スウェーデン放送交響楽団とマーラー室内管弦楽団の首席コントラバス奏者。

スヴェン・フィへー Sven Figee(1975–)。ロッテルダム音楽院でジャズ・ピアノを学び、ファンクとロックのバンドで演奏。2006年に「スヴェン・ハモンド(Sven Hammond)」を結成。このアルバムのセッションが行われた「Marmalade Music(マーマレード・ミュージック)」を2008年に設立しています。

マレイン・コルフ・デ・ヒッツ Marijn Korff de Gidts。アムステルダム音楽院の修士課程、ニューヨーク、西アフリカ、インドで学び、クラシカル、コンテンポラリー、ワールド、即興と、多様なジャンルの打楽器奏者として活動。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、オランダ放送室内フィルハーモニー、Slagwerk Den Haag (ハーグ打楽器グループ)、オランダ管楽アンサンブルと共演。「Twitching Eye Trio」と「SOIL」の2つのグループを主宰しています。

『ORBI – the Oscillating Revenge of the Background Instruments(陽の目を見ない楽器たちの動揺する仕返し)』
 1. Uprising(Matthew Bellamy)- Muse(ミューズ)
 2. Since I've Been Loving You(貴方を愛しつづけて)
 (Jimmy Page/Robert Plant/John Jones)
  - Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)
 3. Octavarium(John Petrucci/Michael Portnoy/John Myung/
  Kevin Labriel/Jordan Rudess)
  - Dream Theater(ドリーム・シアター)
 4. Fight Fire with Fire(Cliff Burton/James Hetfield/Lars Ulrich)
  - Metallica(メタリカ)
 5. Hey You(Roger Waters)- Pink Floyd(ピンク・フロイド)
 6. Orion(Cliff Burton/James Hetfield/Lars Ulrich)
  - Metallica(メタリカ)
 7. Proclamation(Kerry Minnear/Derek Shulman/Ray Shulman)
  - Gentle Giant(ジェントル・ジャイアント)
 8. Motivy(Emil Tabakov)(コントラバス・ソロのための)
 9. (Anesthesia) Pulling Teeth(Cliff Burton) - Metallica(メタリカ)
10. Supermassive Black Hole(Matthew Bellamy) - Muse(ミューズ)
11. Cthulhu(Florian Magnus Maier (Morean)/Hannes Grossmann)
  - Alkaloid(アルカロイド)
12. Alambama Song (Whisky Bar)(アラバマ・ソング)
 (《マハゴニー市の興亡(Aufstieg und Fall der Stadt Mahagonny)》
  から)(Bertolt Brecht/Kurt Weill)- The Doors(ドアーズ)
  ORBI
   ブラム・ファン・サムベーク(ファゴット)
   リック・ストーティン(コントラバス)
   スヴェン・フィへー(ハモンドオルガン)
   マレイン・コルフ・デ・ヒッツ(ドラム、パーカッション、
    プリペアドピアノ)

編曲 マレイン・ファン・プローイエン、ブラム・ファン・サムベーク(Pulling Teeth)、フローリアン・マグヌス・マイアー(Morean)(Cthulhu)
録音 2017年3月、7月、2018年2月 Marmalade Music(デルフト、オランダ)
制作・サウンドエンジニアリング マリオン・シュヴェーベル
録音 ローラント・ディルクセ(Marmalade Music)

価格 ¥2,550(本体価格)

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『Moya』

Losen Records LOS209-2 jazz/world music 


ノルウェーを本拠にヨーロッパとアフリカで活動するモザンビーク生まれのミュージシャン、イヴァン・マズゼ Ivan Mazuze の第2作。都会感覚のジャズ・ナンバーも交えたプログラムで構成した最初のアルバム『Ubuntu(ウブントゥ)』(2015)(LOS139-2)に次ぐ新作は、アフリカとインドの伝統音楽のメロディとリズムに基づいた曲を中心にした「ソウル・ミュージック」のアルバムとして作られています。全11曲をマズゼが作曲。ヴォーカル・ナンバー《Lunde》の歌詞をハンネ・トヴェーテル Hanne Tveter が手がけました。ミャンマーの人々《Rohingya(ロヒンギャ)》、霊的な意味の「魂、風」と訳されるツォンガ語をタイトルに「音楽の魂を追求する」《Maya》、早口で唱える《Mantra(マントラ)》、ある一族の名字《Masessa》、ノルウェー、テレマルク地方の民俗音楽からインスピレーションを得たという《Lunde(ルンデ)》、コンゴのポップアーティスト「パパ・ウェンバ」にちなむ《Wemba Wa》、マラウイ中部、ンチシの景色と人々がイメージされた《Nchisi(ンチシ)》、西アフリカの「語り部(吟遊詩人)」《Griot(グリオ)》、スワヒリ語で「ありがとう」《Asante(アサンテ)》、「生命の樹」《Baobav(バオバブ)》。15年ほど前に作曲された《Khuloiya》は、「祖先」を意味するツォンガ語の曲名を提案したベーシスト、「亡き友 Filipinho」に捧げられました。「Xikwemb」(神)と呼ばれる、恍惚状態を誘う宗教儀式に使われる音楽を探ることも試み、サックス、ピアノ、ギター、ベースから、タブラ、コラ、カラバッシュ(ひょうたんドラム)、トーキングドラムといった楽器が使われています。セネガル出身のイブー・シソコIbou Cisookho、ネパールのサンスクリティ・シュレシュタ Sanskriti Shresta、マリのシディキ・カマラ Sidiki Camara が参加してセッションが行われました。

『Moya』
 Rohingya(Ivan Mazuze) Mantra(Ivan Mazuze)
 Masessa(Ivan Mazuze) Moya(Ivan Mazuze)
 Lunde(Ivan Mazuze/Hanne Tveter)* Wemba Wa(Ivan Mazuze)
 Nichisi(Ivan Mazuze) Griot(Ivan Mazuze) Asante(Ivan Mazuze)
 Baobab(Ivan Mazuze) Khuloiya(Ivan Mazuze)
  イヴァン・マズゼ(サクフォソーン、フルート、手拍子、ヴォーカル)
  ハンネ・トヴェーテル(ヴォーカル)*
  オルガ・コンコヴァ(ピアノ)
  ビョルン・ヴィーダル・ソッリ(ギター)
  ペール・マティセン(ベース)
  ラシエル・トーレス(ドラム)
  イブー・シソコ(コラ)
  シディキ・カマラ(パーカッション、トーキングドラム)
  サンスクリティ・シュレシュタ(タブラ、ヴォーカル)

録音 2018年8月 Fresk Lyd Studios(オスロ)
追加録音 2018年9月 Urban Sound Studios(オスロ)
制作 イヴァン・マズゼ
録音 ギールト・クラウセン、ジョック・ラヴバンド

価格 ¥2,350(本体価格)

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『The Morricone Duel(モリコーネ決闘)- かつてないもっとも危険なコンサート』

EuroArts 20 64884 Blu-Ray/20 64888 DVD classical/film score 


イタリアの作曲家エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone は、『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』といった「マカロニ・ウェスタン」の音楽で国際的に名を知られ、『ヘイトフル・エイト』のスコアでアカデミー賞、『ミッション』『海の上のピアニスト』『ヘイトフル・エイト』でゴールデン・グローブ賞を受賞。映画音楽(フィルムスコア)の世界を代表するひとりに挙げられています。2018年11月10日は、モリコーネの90歳の誕生日。2018年1月にデンマーク国立交響楽団がコペンハーゲンで行ったコンサートを収録した映像が Blu-ray と DVD でリリースされます。『The Morricone Duel(モリコーネ決闘)- かつてないもっとも危険なコンサート』。モリコーネの作品と合わせて、バーナード・ハーマンたちが作曲したマーティン・スコセッシ監督の『タクシードライバー』、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』、フランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』の音楽が演奏されます。サラ・ハツコ・ヒックス Sarah Hatsuko Hicks は、東京生まれ、ハワイのホノルル育ちの指揮者。ハーヴァード大学とカーティス音楽院で学び、ミネソタ管弦楽団の Pops and Presentations の首席指揮者を務めています。『タクシードライバー』のアルトサックスのソロは、コペンハーゲンのジャズシーンで活躍するハンス・ウルリク Hans Ulrik が都会の雰囲気たっぷり、スマートに吹いています。

『The Morricone Duel(モリコーネ決闘)- かつてないもっとも危険なコンサート』
エンニオ・モリコーネ(1928–)
 復讐のガンマン(The Big Gundown)(1966)
 イングロリアス・バスターズ(Inglourious Basterds)(2009)
 荒野の用心棒(A Fistful of Dollars)(1964)
 ヘイトフル・エイト(The Hateful Eight)(2015)
 ウェスタン(Once Upon a Time in the West)(1968)(組曲)
 アンタッチャブル(The Untouchables)(1987)
 続・夕陽のガンマン(The Good, the Bad and the Ugly)(1966)(組曲)
 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
 (Once Upon a Time in America)(1984)(組曲)
 シシリアン(The Sicilian Clan)(1969)(組曲)
バーナード・ハーマン(1911–1975)
 タクシードライバー(Taxi Driver)(1976)
ソニー・ボノ(1935–1998)
 キル・ビル(Kill Bill)(2003)
ニーノ・ロータ(1911–1979)
 ゴッドファーザー(The Godfather)(1972–1974)(組曲)
エンニオ・モリコーネ(1928–)
 夕陽のガンマン(For a Few Dollars More)(1965)
  デンマーク国立交響楽団 サラ・ヒックス(指揮) 
  テュヴァ・センミングセン(メゾソプラノ、口笛)
  ハンス・ウルリク(サクソフォーン)  
  クリスティーネ・ノンボ・アナセン(ソプラノ)
  マス・キョルビュー(ギター)

収録 2018年1月5日 DR コンサートホール(コペンハーゲン)
音楽制作 トーレ・ブリンクマン
録音 ミケル・ニューマン 

[Blu-ray: 16:9, Full HD, DTS-HD MA 5.1/PCM 2.0, Region All, 75min]
[DVD: 16:9, NTSC, DD 5.1, DTS 5.1/PCM 2.0, Region All, 75min]
 
価格 Blu-ray ¥4,600(本体価格) DVD  ¥3,100(本体価格)

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『ロッシーニ、ホフマイスター 第2集』

BIS SACD2318 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical 


ドイツの作曲家ホフマイスターの「独奏四重奏曲」とロッシーニの《四重奏のソナタ》を組み合わせたアルバムの第2集。フィンランドのミンナ・ペンソラ Minna Pensola、アンティ・ティッカネン Antti Tikkanen、トゥオマス・レヘト Tuomas Lehto とエッセンの大学で教えるオランダのコントラバス奏者、ニーク・デ・グロート Niek de Groot。美しく溌剌とした音楽を聴かせた第1集(SACD2317)と同じ音楽家たちによる録音です。

ジョアキーノ・ロッシーニ(1792–1868)
 四重奏のソナタ第4番 変ロ長調 *
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754–1812)
 独奏四重奏曲第3番 ニ長調 **
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792–1868)
 四重奏のソナタ第5番 変ホ長調 *
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754–1812)
 独奏四重奏曲第4番 ニ長調 **
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792–1868)
 四重奏のソナタ第6番 ニ長調 *
  ミンナ・ペンソラ(第1ヴァイオリン)
  アンティ・ティッカネン(第2ヴァイオリン *、ヴィオラ **)
  トゥオマス・レヘト(チェロ)
  ニーク・デ・グロート(コントラバス) 

録音 2017年1月、2月 シャウマン・ホール(ヤコブスタード、フィンランド) 

価格 ¥2,650(本体価格)

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『復活』

BIS SACD2296  SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical 

 

グスタフ・マーラー(1860–1911)
 交響曲第2番 ハ短調《復活(Auferstehung)》
  ルビー・ヒューズ(ソプラノ) サーシャ・クック(メゾソプラノ)
  ミネソタ管弦楽団・合唱団 オスモ・ヴァンスカ(指揮) 

録音 2017年6月 オーケストラホール(ミネアポリス、ミネソタ州)

価格 ¥2,650(本体価格)

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『The Maze(迷路)』

Oslo Session Recordings OSR001 jazz 


ジェイコブ・ヤング Jacob Young は、1970年、リレハンメル生まれ。オスロ大学を卒業後、奨学金を受けてマンハッタンの New School for Jazz and Contemporary Music に留学。ジャズのスタンダード・レパートリーと即興を学びました。ジム・ホールとジョン・アバクロンビーのクラスでギター、リッチー・バイラーク、ボブ・ベルデン、ケン・ワーナーの下で作曲を研究。帰国後はオスロに住み、バンドとアンサンブルのリーダー、ベンディク・ホフセット、ヤン・エーリク・ヴォル、ブッゲ・ヴェッセルトフト、カーリン・クローグたちのサイドマンといった活動を行なっています。2017年、モダンジャズのレーベル「Oslo Session Recordings」を友人たちと設立。ジャズ・フュージョンのグループ「ステップス・アヘッド Steps Ahead」を創設したマイク・マイニエリ Mike Manieri が参加したクインテットによる『The Maze(迷路)』を最初のアルバムとしてリリースしました。 

『The Maze(迷路)』
 The Void(Mats Eilertsen)* Capital(Bendik Hofseth)
 Bordeaux State of Mind(Jacob Young)* Bolero(Jacob Young)*
 Bora(Mats Eilertsen) Kokomiemie(Bendik Hofseth) 
  ベンディク・ホフセット(サクソフォーン)
  マイク・マイニエリ(ヴィブラフォーン)*
  ジェイコブ・ヤング(ギター)
  マッツ・アイレットセン(ベース)
  パオロ・ヴィナッチャ(ドラム)

録音 2016年5月 レインボースタジオ(オスロ)
録音 ヤン・エーリク・コングスハウグ

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Rathkes gate 12:21:58(ラトケ通り 12:21:58)』

Oslo Session Recordings OSR002 jazz 


Oslo Session Recordings の第2作。ジェイコブ・ヤングたちがフィンスコーゲンの小さなギャラリーで行ったコンサートの後、浮かんだアイデアによるアルバム。第1作『The Maze(迷路)』の3人のトリオによる「ベースのない音風景」として制作。ジェイコブとベンディクが3曲ずつ作曲、バンジョーの加わった1曲を3人が即興で作りあげました。Fresk Lyd Studios(フレッシュサウンド・スタジオ)での「ライヴ」録音。

『Rathkes gate 12:21:58(ラトケ通り 12:21:58)』
 Oh, My Country Here We Go Again
 The Man, the Myth & the Legend Horizon Little Berlin
 Kilamba Bird Ballad
  ベンディク・ホフセット(サクソフォーン)
  ジェイコブ・ヤング(ギター)
  パオロ・ヴィナッチャ(ドラム) 

録音 Fresk Lyd Studios(オスロ)
制作 パオロ・ヴィナッチャ
録音 ギールト・クラウセン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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Our Select

『ラヴェル ピアノ独奏曲全集』

Simax PSC1366 2CD's classical

 
ノルウェーのホーコン・アウストボー Håkon Austbø(1948–)は、メシアンとドビュッシーのピアノ作品を全曲録音、フランスのピアノ音楽に特別な愛着を持っています。2018年秋、アウストボーの70歳の誕生日を記念し、もうひとりのフランスの大家、モーリス・ラヴェルのピアノのソロ作品全集がリリースされます。ラヴェルの最初のピアノ曲、スパニッシュギター風の音調の《グロテスクなセレナード》、気品のある《古風なメヌエット》、優しくもの悲しい《亡き王女のためのパヴァーヌ》、泉や滝や小川から聞こえる水音からインスピレーションを得た《水の戯れ》、優美な《ソナティナ》、アヴァンギャルドの芸術家サークル「アパッシュ」のメンバーに捧げた《鏡》、ベルトランの幻想の詩による《夜のガスパール》、ラヴェルが最後に書いたピアノ曲、第一次世界大戦で失くした戦友たちの思い出に捧げた6つの楽章の《クープランの墓》。「ラヴェルが彼の音楽を通じて示す複雑で神秘につつまれた領域に深く入れば入るほど、解けない謎が残る。彼の音楽をずっと演奏してきて、今なお、どう考えるか迷う側面のあることを認めねばならない」(アウストボー)。鮮やかな熟練の技の陰にラヴェルのもっとも暗い面が隠れていることもアウストボーの演奏で示されます。この録音の楽器にアウストボーは、1893製造のスタインウェイ Model D-274 を選びました。「ラヴェルのピアノ曲は、彼の管弦楽作品と同様、緻密で色彩的に書かれている。ペダルはピアノの『オーケストレーター』だと彼は言う。事実、鐘や水を連想させる響きは、しっかりしたペダルの使い方なしに考えられない」。アルバムの共同制作とエンジニアリングを、ブーレーズ、カーター、スコートゥンの作品を弾いた『Wanted(お尋ね者)』(Aurora ACD5071)などのアルバムでアウストボーとコラボレートしたアルネ・アクセルベルグ Arne Akselberg が担当。オスロのソフィエンベルグ教会で録音セッションが行われました。

『ラヴェル ピアノ独奏曲全集』
モーリス・ラヴェル(1875–1937)
[Disc 1]
 夜のガスパール(Gaspard de la nuit)(1908)
  オンディーヌ(Ondine) 絞首台(Le Gibet) スカルボ(Scarbo)
 鏡(Miroirs)(1905)
  蛾(Noctuelles) 悲しい鳥たち(Oiseaux tristes)
  洋上の小舟(Une barque sur l'océan)
  道化師の朝の歌(Alborada del gracioso)
  鐘の谷(La vallée des cloches)
 ソナティナ(Sonatine)(1903–05)
[Disc 2]
 グロテスクなセレナード(Sérénade grotesque)(1893)
 古風なメヌエット(Menuet antique)(1895)(ピアノのための)
 亡き王女のためのパヴァーヌ(Pavane pour une infante défunte)(1899)
 水の戯れ(Jeux d’eau)(1901)
 メヌエット 嬰ハ短調(Menuet en ut dièse mineur)(1904)
 ハイドンの名によるメヌエット(Menuet sure le nom de Haydn)(1909)
 高雅で感傷的なワルツ(Valses nobles et sentimentales)(1911)
 ボロディン風に(À la manière de Borodine)(1913)
 シャブリエ風に(À la manière de Chabrier)(1913)
 前奏曲(Prélude)(1913)
 クープランの墓(Le tombeau de Couperin)(1914–17)
  ホーコン・アウストボー(ピアノ)

[Piano: Steinway D-274(1893 New York)(Res. 2010 Steinway & Sons, Hamburg)]
  
録音 2018年5月1日–3日、7月10日–12日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
制作 ホーコン・アウストボー、アルネ・アクセルベルグ
録音 アルネ・アクセルベルグ 

価格 ¥3,500(本体価格)

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『カレヴィ・アホ 金管楽器のための協奏曲』

BIS SACD2196 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary/classical


フィンランドの作曲家カレヴィ・アホ Kalevi Aho のシリーズ。《ティンパニと管弦楽のための協奏曲》と《ピアノと管弦楽のための協奏曲第1番》(BIS SA-2306)につづく新作は、金管楽器のための2つの協奏曲。 

《トロンボーン協奏曲》は、ヨルゲン・ファン・ライエンが、2006年に受けたボルレッティ=ブイトーニ・トラスト賞の賞金を原資にカレヴィ・アホに委嘱。2012年3月2日、フィンランドのサントゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団の共演で初演しました。アホがトロンボーンのための協奏的作品を手掛けるのは、「協奏交響曲」のスタイルによる交響曲第9番(BIS-706)に続いて二度目。作曲に先立って彼はアムステルダムを訪れ、ライアンから教わった楽器の可能性と彼の技巧と個性を投影する作品に作りあげました。4楽章の作品。トロンボーンの「歌」とソリストの実際の「歌」を共鳴させるコラール風パッセージが組みこまれた、抒情的な第1楽章と、ジャンベと2つのコンガの複雑なリズムが支配する「プレスト」の第2楽章。第3楽章「アダージョ」の間奏曲と、ジャンベとコンガがさらに複雑なリズムで演奏する「ヴィヴァーチェ」そして「トランクィッロ」の第4楽章。楽章を2つずつ休止なく(アタッカ)演奏する構成がとられています。 

《トランペットとシンフォニック・ウィンドオーケストラのための協奏曲》は、ロンドン・ブラス・ヴィルトゥオージとのプロジェクトとして始まり、計画が撤回されたため、フィンランドのシンフォニック・ウィンドオーケストラ「Sisu」とヘルシンキの「衛兵バンド(Kaartin soittokunta)」が共同で委嘱、王立フランダース・フィルハーモニック(現、アントワープ交響楽団)も参加して作曲が実現した作品です。中規模の交響楽団の管楽器セクションにアルトとテナーのサクソフォーン、バリトン・ホルン、3人の打楽器奏者を加えた編成。ソロ・トランペットには特殊奏法を含む高度な技巧とセンスが求められます。「ミステリオーソ」の第1楽章。ジャズの要素が織りこまれる「ヴィヴァーチェ」の第2楽章。第3楽章「間奏曲とカデンツァ」からアタッカで「カプリッチョ」(気まぐれに)の第4楽章〈終曲(Finale)〉へ。終幕、ソロ・トランペットが最初の楽章の余韻を響かせます。ウィンドオーケストラのテクスチュアとハーモニックスが活かされた、美しい彩りの音楽。アラン・ド・リュデのトランペット、アントワープ交響楽団とマーティン・ブラビンズの指揮。2012年3月31日の初演メンバーによる録音です。 

[プロフィール] 

ヨルゲン・ファン・ライエン Jörgen van Rijen(1975–)。オランダのトロンボーン奏者。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者を務め、現代とバロック期の楽器のスペシャリストとしてレパートリーを開拓。ソリストとしても活躍しています。アルヴォ・ペルトとJ・S・バッハの作品による『フラトレス』(BIS SA-2316)が、ソリストとしての最新録音。 

アラン・ド・リュデ Alain de Rudder。ベルギーのトランペット奏者。ルーヴェンのレメンス音楽院とブリュッセルの王立音楽院で学び、カールスルーエの州立音楽大学でラインハルト・フリードリヒに師事。1990年、ヨーロッパ・ユース・オーケストラのソロ・トランペット奏者に選ばれ。現在、アントワープ交響楽団の首席トランペット奏者。ピリオド楽器の奏者としてシャンゼリゼ管弦楽団とコレギウム・ヴォカーレ・ヘント管弦楽団の第1ソロ・トランペット奏者を務めています。

マーティン・ブラビンズ Martyn Brabbins(1959–)。イギリスの指揮者。キーロフ歌劇場、スカラ座、バイエルン国立歌劇場、リヨン国立オペラなどを経て、イギリス・ナショナル・オペラの音楽監督。BBC Proms に定期的に出演、イギリス各地のオーケストラを指揮。新作の初演も数多く手がけてきました。賞を受けたコルンゴルト、バートウィッスル、ハーヴィのオペラを含む、120を超すCD録音を行っています。

カレヴィ・アホ(1949–) 
 トロンボーンと管弦楽のための協奏曲(2010)* 
 トランペットとシンフォニック・ウィンドオーケストラのための協奏曲
 (2011)** 
  ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)* 
  アラン・ド・リュデ(トランペット)** 
  アントワープ交響楽団 マーティン・ブラビンズ(指揮)

録音 2015年7月 deSingel(アントワープ、ベルギー) 
制作 インゴー・ペトリ 
録音 アンドレーアス・ルーゲ *、ノラ・ブランデンブルク ** 

価格 ¥2,650(本体価格)

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『Ember』

Stunt Records STUCD18122 jazz

  
ユーセフィーン・クロンホルム Josehine Cronholm(1971–)は、透きとおった美しいアルトの声をもち、スウェーデンの「ソングバード」とも呼ばれます。スウェーデンのドムステーン生まれ。コペンハーゲンのリズム音楽院で学び、在学中に紹介されたイギリスのピアニストで作曲家、ジャンゴ・ベイツとコラボレートを始め、同じころ、『Wild Garden』(STUCD10232)と『Hotel Paradise』(STUCD03082)を録音したグループ「IBIS」を結成しました。「人生の輝き」へのオマージュとして作られた『Ember』(燃えさし)は、彼女のソロ・アルバム第4作。シンガーソングライターの彼女が作詞、作曲した8曲とレノン/マッカートニーの《ブラックバード》によるプログラム。平林牧子のピアノ、ノルウェー生まれ、デンマークで活動する「どんな楽器もエレガントに演奏する」トルベン・スネッケスタ Torben Snekkesta(1973–)がサクソフォーン、クラリネットとトランペット。デンマークのパーカッション奏者、リスベト・ディーアス Lisbeth Diers(1969–)とスウェーデン生まれのトミー・アンデション Thommy Andersson(1973–)は、IBIS のメンバーです。

『Ember』 
 Sing(Josephine Cronholm)
 From My Window(Josephine Cronholm) 
 Rain(Josephine Cronholm) Horses(Josephine Cronholm)
 Blackbird(Lennon/McCartney) 
 The Surrender(Josephine Cronholm)
 On Your Wing(Josephine Cronholm) 
 The Wind Blows(Josephine Cronholm)
 Love Song(Josephine Cronholm) 
  ユーセフィーン・クロンホルム(ヴォーカル、アクアドラム) 
  トルベン・スネッケスタ(サクソフォーン、クラリネット、トランペット) 
  平林牧子(ピアノ) 
  トミー・アンデション(ベース) 
  リスベト・ディーアス(ドラム、パーカッション)

録音 2017年12月 The Village Studios(コペンハーゲン)

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Out There』

Stunt Records STUCD18092 jazz


ミケル・ノアスー Mikkel Nordsø(1955–)。デンマークのギタリスト、作曲家。11歳からフラメンコギターを弾き始め、15歳の時にパレ・ミケルボーの「V8」とラテン・ファンクのバンド「Buki-Yamaz」に参加。1985年、自作を演奏するためミケル・ノアスー・バンド(MNB)を組織しました。MNB としてのアルバムと『Five Steps to Heaven』(STUCD10172)などのディスクが Stunt Records からリリースされています。『Out There』は、彼が子供のころから接し、ずっとインスピレーションを受けてきたというふたりのミュージシャン、ジョン・コルトレーンとジミ・ヘンドリックスが、もし生きていて出会うことがあったら、どんな音楽を響かせただろう、という想像をめぐらして作られました。「コルトレーンの無限の空間とヘンドリックスのサイケデリックな宇宙」を探る。クインテットのメンバーは、「現役として活動する最高のジャズ・ドラマー」(ノアスー)、アメリカ生まれのアルヴィン・クイーン Alvin Queen(1950–)、スウェーデンに生まれデンマークで活動するサックス奏者、トゥーマス・フランク Tomas Franck(1958–)、ヤコブ・ディネセン・トリオのベーシスト、アナス・クリステンセン Anders Christensen(1975–)。デンマークのピアニスト、1970年代初頭からいろいろなグループに参加、イェスパー・ティロ、ジョー・ヘンダソン、デーヴ・リーブマン、スティーヴ・スワロウたちと共演してきたベン・ベシアコウ Ben Besiakov(1956–)がキーボードを担当しています。

『Out There』 
 Take Off Out There Floating Squaw Rock Train
 Next to the Mountain Sweet Silence 
  ミケル・ノアスー・クインテット 
   ミケル・ノアスー(ギター) 
   トゥーマス・フランク(テナーサックス) 
   ベン・ベシアコウ(キーボード) 
   アナス・クリステンセン(ベース) 
   アルヴィン・クイーン(ドラム)

録音 2018年4月3日–4日 Sweet Silence Studio(コペンハーゲン) 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Commuter Report(通勤者レポート)』

Losen Records LOS204–2 jazz

 
アイオルフ・ダーレは、ジャズ・ミュージシャン。テレマルク県のシーエンに住み、フェスティヴァルやツアーに出ていない日は、スタジオと家の間を通い、かつて学び、准教授を務める国立音楽大学で教える時はオスロまで通勤する。自転車に乗った学生たちが走り過ぎていく。ひと気のない街角。列車の窓から郊外の景色が見える……。シーエン・ジャズオーケストラ Scheen Jazzorkester の新作『Commuter Report(通勤者レポート)』は、委嘱を受けたダーレが通勤という単調な時間からインスピレーションを得て書いたナンバーを9曲、演奏したアルバムです。《Empty Crowds》はトランペット、《Overture》と《South Drive》はテナーサックス、《Wonderific》(素敵じゃないか)はフルートとトロンボーン、《Commuter Interlude》はダーレのピアノと、各楽器のソロをフィーチャー。ポップな感覚やクラシカルの気分ももった、都会の空気を感じるアルバムに作られました。

[プロフィール]

アイオルフ・ダーレ Eyolf Dale は、1985年、シーエン生まれ。フリーのピアニスト、指揮者、アレンジャーとして活動、ノルウェー国立音楽大学でジャズ演奏と即興を学び、修士号を取得しました。「北海ジャズ・フェスティヴァル」やアイルランドの「12 Point Festival」など、北欧と海外の音楽祭に出演。スペルマン賞(ノルウェー・グラミー賞)に二度ノミネートされています。

『Commuter Report(通勤者レポート)』
 Empty Crowds(Eyolf Dale)
 A Certain Kind of Basement Disco(Eyolf Dale)
 Overture(Eyolf Dale) Rhône(Eyolf Dale)
 Commuter Interlude(Eyolf Dale)
 Commuter Report(Eyolf Dale) Infinite(Eyolf Dale)
 South Drive(Eyolf Dale) Wonderific(Eyolf Dale)
  シーエン・ジャズオーケストラ
   アイオルフ・ダーレ(ピアノ、チェンバロ、チェレスタ)
   アンドレ・カッセン(ソプラノサックス、テナーサックス)
   グットルム・グットルムセン(アルトサックス、クラリネット、フルート)
   ヨン・オイスタイン・ロースラン(テナーサックス)
   リーネ・ビョルノル・ロースラン(バスクラリネット、クラリネット)
   フィン・アルネ・ダール・ハンセン(トランペット)
   トマス・ユーハンソン(トランペット、フリューゲルホルン)
   マグネ・ルートレ(トロンボーン)
   マリウス・ホーヴェン(トロンボーン)
   オースゲイル・グロング(バストロンボーン)
   ルネ・クラーケグ(アコーディオン)
   ヤン・オラヴ・レンヴォーグ(ベース)
   アウドゥン・クライヴェ(ドラム)

録音 2018年1月26日–29日 レインボースタジオ(オスロ、ノルウェー)
制作 アイオルフ・ダーレ
録音 ペール・アスペン・ウーシュフィヨルド

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Jan Gunnar Hoff Group featuring Mike Stern』

Losen Records LOS196-2 jazz 


ノルウェーのピアニスト、ヤン・グンナル・ホフ Jan Gunnar Hoff(1958–)、ベーシストのペール・マティセン Per Mathisen(1969–)、ドラマーのアウドゥン・クライヴェ Audun Kleive(1961–)にアメリカのギタリスト、マイク・スターン Mike Stern(1953–)が加わったアンサンブル。ホフとスターンは、2006年、ノールラン音楽祭の『Magma』で初めて共演、2006年から2008年にかけてノルウェー、ウクライナ、エストニアとツアー。2016年に行ったツアーのメンバーによるアルバム制作が計画され、スターンが事故による怪我から復帰して活動を再開した後、2018年3月、スタヴァンゲル、ベルゲン、オスロのコンサートにつづき2日間の録音セッションが行われました。覚えやすいメロディをマイクのエレクトリック・ギターとヤン・グンナルのピアノが愛らしく弾く《Some Day》、アウドゥンのドラムとペールのベースがリードする、ジャズ・ロック風の《City Z》、バラード《Her Song》と《Common Ground》、チャーミング、軽やかな《All You Need》。ホフが新しく書いた5曲とスターンが過去のソロアルバムから選んで新たに編曲した3曲を、4人のミュージシャンが素敵なアンサンブルで演奏するアルバム。

『Jan Gunnar Hoff Group featuring Mike Stern』
 Some Day(Jan Gunnar Hoff) City Z(Jan Gunnar Hoff)
 Her Song(Jan Gunnar Hoff) Seven Thirty(Mike Stern)
 Mike 6/4(Jan Gunnar Hoff) Common Ground(Mike Stern)
 All You Need(Mike Stern) Point Blank(Jan Gunnar Hoff)
  ヤン・グンナル・ホフ・グループ
   ヤン・グンナル・ホフ(ピアノ、キーボード)
   マイク・スターン(ギター、ヴォーカル)
   ペール・マティセン(エレクトリックベース、アコースティックベース)
   アウドゥン・クライヴェ(ドラム)

録音 2018年3月4日–5日 プロペラ・スタジオ(Propeller Studio)(オスロ、ノルウェー)
制作 ヤン・グンナル・ホフ、ペール・マティセン
録音 ハンス・アンドレーアス・ホルントヴェト・ヤンセン

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Hymns in a Jazz Mood Vol.2(ジャズ気分で賛美歌を)』

Losen Records LOS210-2 jazz

 
オスロ郊外、シー村のカントルを務めるウルフ・クルプカ Ulf Krupka のピアノとオルガン、リーネ・ファルケンベルグ Line Falkenberg のサクソフォーン、ティーネ・アスムンセン Tine Asmundsen のベース。「クルプカ・トリオ Krupka Trio」は2010年から共演を始め、2012年のコングスベルグ・ジャズフェスティヴァルでノルウェー伝承の賛美歌をジャズで演奏して好評を博しました。2014年のフェスティヴァル出演は聴衆の大喝采を浴び、ノルウェー放送(NRK)が彼らのコンサートをテレビとラジオで全国放送しています。『Hymns in a Jazz Mood(ジャズ気分で賛美歌を)』の第2作。人々が歌い継ぎ、親しんできた《やさしき道しるべの光よ》をはじめとする9曲はすべてクルプカが編曲。ドイツの「北欧の響き(Nordischer Klang」フェスティヴァルと「トロムソ国際教会音楽フェスティヴァル」の後、2018年7月にオスロ・フィヨルドのスレンメスタ村の教会でセッション録音されました。ベースのティーネ・アスムンセンにとっては、アイナル・イーヴェシェンの曲を演奏した『Pastor'n』(LOS167-2)に次ぐ Losen Records への録音です。

『Hymns in a Jazz Mood Vol.2(ジャズ気分で賛美歌を)』 
 Lei, milde ljos(やさしき道しるべの光よ) 
 Guds menighet, syng for vår skaper
 (神の家に集う者よ、創り主に向かって歌え) 
 Den dag du gav oss, er til ende(なんじの与えし日が終わる) 
 Milde Jesus, dine hender(やさしきイエスよ、汝が御手を)
 Sannhets tolk og taler(真理を代弁する者) 
 No vil eg aldri Jesus gløyma(私はイエスを決して忘れない) 
 Med Jesus vil eg fara(イエスとともに私は旅立つ)
 No kviler skog og lundar(森は休息する) 
 I all sin glans nu stråler solen(栄光のすべてに) 
  クルプカ・トリオ 
   ウルフ・クルプカ(ピアノ、オルガン) 
   リーネ・ファルケンベルグ(サクソフォーン) 
   ティーネ・アスムンセン(ベース)

録音 2018年7月2日–4日 スレンメスタ教会(ロイケン、ノルウェー) 
制作 クルプカ・トリオ 
録音 ゲオルゲ・ヘルムケ

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Mountain Solitude(山の孤独)』

Losen Records LOS203-2 jazz


『Hymns in a Jazz Mood Vol.2(ジャズ気分で賛美歌を)』(LOS210-2)のクルプカ・トリオでサックスを担当するリーネ・ファルケンベルグ Line Falkenberg の主宰する「Line & the Lions」のアルバム第1作。オスロ・フィヨルド、ネソーデン半島の彼女の家の近所に住むアンドレーアス・ハッデラン Andreas Haddeland、フィン・グットルムセン Finn Guttormsen、ヤルレ・ヴェーシュペシュタ Jarle Verspestad の三人に「スパイス」として旧友のトランペット奏者ヘイデン・パウエル Hayden Powell を加えたメンバーでセッションに臨みました。タイトル曲の《Alene på fjellet/Mountain Solitude(山の孤独)》をはじめとする13曲は、すべて彼女が作曲。それぞれの曲の背景にあるストーリーから生まれたテーマとリフを、ジャズの「ルールブック」にもその他のどんな「ブック」にも従わず、バンドのカラーとトーンに沿わせながらさまざまなスタイルで展開させていきます。ギタリストのハッデランの弾くアフガニスタンの民族楽器ルバーブが、ユニークな雰囲気を醸し出します。

『Mountain Solitude(山の孤独)』
 Vårflow(Line Falkenberg) Loke(Line Falkenberg)
 Vassdraget(水路)(Line Falkenberg)
 Afterski(アフタースキー)(Line Falkenberg)
 Alene på fjellet(山の孤独)(Line Falkenberg)
 Shannon(Line Falkenberg)
 Vandreren(放浪する者)(Line Falkenberg)
 Sorry(Line Falkenberg)
 Under terskelen(敷居の下で)(Line Falkenberg)
 Novembertone(十一月の調べ)(Line Falkenberg)
 Happy(Line Falkenberg)
 That's It(Line Falkenberg) Chicky(Line Falkenberg)
  Line & the Lions
   リーネ・ファルケンベルグ(アルトサックス、ソプラノサックス)
   ヘイデン・パウエル(トランペット)
   アンドレーアス・ハッデラン(ギター、バリトン・ギター、ルバーブ)
   フィン・グットルムセン(ベース)
   ヤルレ・ヴェーシュペシュタ(ドラム)

録音 2018年3月22日–23日 ムシークロフテ(Musikkloftet)(アスケル、ノルウェー)
制作 リーネ・ファルケンベルグ
録音 ヴィーダル・ルンデン

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Copenhagen Session』

SAB Music SAB004 jazz


デンマークのピアニスト、ベン・ベシアコウ Ben Besiakov(1956–)とノルウェーのサックス・プレーヤー、スヴァイン・アトレ・ブライスタイン Svein Atle Breistein のプロジェクト『コペンハーゲン・セッション』。2017年11月にコペンハーゲンで録音。2018年2月、ミクシングを行い、9月22日、ベルゲンでリリースされました。ベン・ベシアコフは、1970年代初頭からいろいろなグループに参加、イェスパー・ティロ、ジョー・ヘンダソン、デーヴ・リーブマン、スティーヴ・スワロウをはじめとするミュージシャンと共演してきました。デーヴィズ・ベシアコウ David Besiakov は、彼の子息です。スヴァイン・アトレ・ブライスタインは、ベルゲンを本拠に活動、ノルウェーのミュージシャン、ジョン・ゴードン、グスタボ・ベルガリたちとも共演しています。ベルゲン生まれのベーシスト、シーグル・ウルヴェセト Sigurd Ulveseth(1953–)は、アダム・ヌスバウム、クヌート・リスネス、ダーグ・アルネセンと組んだカルテットで3枚のアルバムを録音。ヤン・グンナル・ホフ、フローデ・ニモたちとも共演してきました。スヴァイン・アトレの子、サクソフォーン・プレーヤーのインゲ・ウェザヘッド・ブライスタイン Inge Weatherhead Breistein もアンサンブルに参加。プログラムに含まれている《Hymne(賛美歌)》は、彼の作曲です。

『Copenhagen Session』 
 A Night in Tunisia(Dizzy Gillespie)
 Blues for Plaka(Svein Atle Breistein)
 Recorda Me(Joe Henderson)
 You Don't Know What Love Is(Gene de Paul)
 Chippie(Ornette Coleman) Whisper Not(Benny Golson)
 Don't Blame Me(Jimmy HcHugh)
 Torils Vals(Svein Atle Breistein)
 Hymne(Inge Weatherhead Breistein)
 The Promise(John Coltrane)
  スヴァイン・アトレ・ブライスタイン(サクソフォーン、クラリネット)
  インゲ・ウェザヘッド・ブライスタイン(サクソフォーン)
  デーヴィズ・ベシアコウ(ドラム)
  ベン・ベシアコウ(ピアノ)
  シーグル・ウルヴェセト(ベース)

録音 2017年11月 コペンハーゲン

価格 ¥2,350(本体価格)

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