2018年12月 

『ゴロヴィンの音楽(Golovinmusiken)』

BIS SACD2355 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) early music/classical


ユーハン・ヘルミク・ルーマン Johann Helmich Roman(1694-1758)は、フレーデリク一世の時代、宮廷の楽士長を務め、スウェーデン音楽の最初の重要な作曲家として歴史に名前を残しました。ストックホルム生まれ。父ユーハンから最初の音楽教育を受け、1711年に宮廷楽団のヴァイオリニストに就任。1715年から1721年までをロンドンで過ごし、ヘンデルのオーケストラでヴァイオリン奏者を務めました。帰国後、副楽士長に就任。スウェーデン音楽の新時代を開いていきました。 

《ゴロヴィン伯爵の祝宴のための音楽》は、彼の代表作のひとつ《ドロットニングホルムの音楽》(1744)に先立って作曲された作品です。ロシア公使ゴロヴィン伯爵が、1728年、ピョートル二世のロシア皇帝即位を祝う宴会のためルーマンに作曲を依頼。『ロシア公使ゴロヴィン伯爵主催の祝宴のための音楽(Musique satt til en Festin hos Ryska Ministren Gref Gollowin)』と記された、「アレグロ」と「序曲」に始まり、ジグ、ブレ、メヌエット、ルール、ガヴォットといった舞曲、アリア、シンフォニア、ホーンパイプ、シチリアーノなど45曲の極めてモダンなバロック様式の音楽が作られました。 

この作品は、王立音楽アカデミー制作のスウェーデン音楽アンソロジーに22曲の抜粋が収められ、今回、ピリオド楽器アンサンブル「ホール・バロック Höör Barock」とリコーダー奏者ダン・ラウリン Dan Laurin により初めて全曲が録音されます。使われた楽譜は、ルーマンの手稿譜と、イングマル・ベンクトソン Ingmar Bengtsson とラーシュ・フリデーン Lars Frydén 校訂編纂の出版譜。楽器指定が確かでないため、宮廷楽団の記録から推定した編成を元に各楽章の性格と全体の姿、そしてホール・バロックの編成を考慮して、リコーダー属とオーボエ・ダ・カッチャなどオーボエ属の楽器、ファゴット、コントラバスを加えた弦楽五重奏、チェンバロ、マンドラとバロックギターのアンサンブルにより演奏されます。ホールのショーナルプ教会でのセッション録音。ブックレット裏表紙に、祝宴の行われた伯爵の公邸「Bååtska Palatset」が遠景に描かれた18世紀初頭の作とされる絵が使われています。

ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758) 
 ゴロヴィン伯爵の祝宴のための音楽(Festmusik till Greve Golovin)
 (1728) 
  ホール・バロック ダン・ラウリン(リコーダー、指揮)

録音 2017年11月 ショーナルプ教会(ホール、スウェーデン) 
制作・録音 ファビアン・フランク
 
価格 ¥2,850(本体価格)

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『カトワール、フリードマン ピアノ五重奏曲』

BIS SACD2314 SACD hybrid(5.0 surround/stereo) classical


2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロの「古典的」弦楽四重奏とピアノ組み合わせによる五重奏は、ボッケリーニの作品の後、19世紀になってロベルト・シューマン、ブラームス、フランク、ドヴォルジャーク、フォーレたちによるインスピレーション豊かな作品が作られました。ベンクト・フォシュベリと「仲間たち」のアルバムでは、ポスト=ロマンティシズムとモダニズムの間に書かれた、あまり知られていない2曲のピアノ五重奏曲が演奏されます。

ゲオルギー・ルヴォヴィチ・カトワール Georgy Lvovich Catoire(1861–1926)は、フランスの家系に生まれたロシアの作曲家です。モスクワ音楽院でカール・クリントヴォルトにピアノを学び、ドイツに留学。帰国して数年後、モスクワから離れた田舎に移り、1916年にモスクワ音楽院の教授に任命されるまで、タネーエフやアレンスキーたちと会う以外は、作曲の研究と創作に専念したといわれます。《ピアノ五重奏曲 ト短調》は、1921年に出版された作品です。アレグロ・モデラート、アンダンテ、アレグロ・コン・スピリト・エ・カプリッチョーゾの3楽章。独創的な和声とリズム構造、哀愁にみちた雰囲気のため、カトワールの作品の中でもっとも際立った魅力をもつ作品とされています。

ポーランド生まれのイグナツィ・フリードマン Ignaz Friedman(1882–1948)は、作曲家としてよりも20世紀を代表するピアニストのひとりとして知られます。《ピアノ五重奏曲 ハ短調》は、1918年に書かれた作品です。第一次世界大戦が影を落としたともいわれる厳粛な気分の第1楽章、主題と個性的な6つの変奏の第2楽章、ポーランド民謡を主題にした第3楽章〈エピローグ〉。ロマンティックあるいはサロン・スタイルのピアノ曲や歌曲の多い彼の作品の中で最良の音楽とみなされている作品です。

BIS レーベルへの多くの録音で知られるヴァイオリニスト、王立スウェーデン音楽アカデミー会員のニルス=エーリク・スパルフ Nils-Erik Sparf、スウェーデン放送交響楽団のメンバーの者ウルフ・フォシュベリ Ulf Forsberg、アルバム『美しい人よ目覚めよ』(BIS SA-2181)のエレン・ニスベト Ellen Nisbeth、グリーグとグレインジャーとカール・ニルセン(BIS SA-2120)とフォーレ(BIS SA-2220)を録音したアンドレーアス・ブランテリード Andreas Brantelid。フォシュベリ Bengt Forsberg と室内楽を楽しんでいる仲間たちによるアンサンブル。

ゲオルギー・ルヴォヴィチ・カトワール(1861–1926)
 ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.28(1914)
イグナツィ・フリードマン(1882–1948)
 ピアノ五重奏曲 ハ短調(1918)
  ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
  ニルス=エーリク・スパルフ(第1ヴァイオリン)
  ウルフ・フォシュベリ(第2ヴァイオリン)
  エレン・ニスベト(ヴィオラ)
  アンドレーアス・ブランテリード(チェロ)

録音 2017年1月 アルヘルゴナ教会(万聖人教会)(ストックホルム)
制作・録音 マリオン・シュヴェーベル
 
価格 ¥2,850(本体価格)

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『J・S・バッハ ソナタとパルティータ』

BIS SACD2197 2SACD's hybrid(5.0 surround/stereo) classical


フィンランドのヴァイオリニスト、ヤーコ・クーシスト Jaakko Kuusisto(1974–)は、オスモ・ヴァンスカが音楽監督のラハティ交響楽団でコンサートマスターを務め、現在、指揮者、作曲家としても活動しています。2018年8月からクオピオ交響楽団の首席指揮者。2019年にはフィンランド国立オペラで彼の新作歌劇『氷』の初演を指揮することが決まっています。彼は、BIS レーベルへの録音が多く、『シベリウス作品全集』ではヴァイオリニストとして、初録音の曲も含む室内楽を中心とする作品を手がけました。クーシストの久しぶりのソロ・アルバムは、J・S・バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の全曲です。彼は、ヴァイオリンを習っていた10歳の時にホ長調のパルティータを課題として与えられ、5年から6年後には、いろいろなフーガを日課のように弾くようになったと言います。「技巧と音楽表現と目的の折り合いをつけるという、いつ終わるともしれない仕事には、なんというかスリルのような感覚がある。そのことが理解できたのも、鋭い洞察力を備えた先生たちの下で練習できたおかげだ。……これほど演奏しがいのある美しいヴァイオリン音楽は、他にない」とクーシストは語り、制作と録音を担当したインゴー・ペトリ Ingo Petry に感謝の言葉を贈っています。録音セッションは、ストックホルム市の北、ストックホルム群島に面したオステルローケルの教会で行われました。 

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
[Disc 1]
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト短調 BWV1001
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV1003
[Disc 2]
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
  ヤーコ・クーシスト(ヴァイオリン) 

[楽器 Matteo Goffriller(1702)] 

録音 2015年1月、2016年5月、2017年5月 オステルローケル教会(オステルローケル、スウェーデン)
制作・録音 インゴー・ペトリ
 
価格 ¥5,000(本体価格)

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『オスロから届いた葉書(Postcards from Oslo)』

Prima Facie PRCD071 contemporary/classical


ダン・ステュッフェ Dan Styffe は、スウェーデン生まれ。ゲーリー・カーのアシスタンを務めた後、1985年にオスロでデビューし、ノルウェーを本拠に活動しています。オスロ・フィルハーモニックの副首席奏者。『秘密の記憶』(PSC1324)と『オクトフォニア』の2枚のソロ・アルバムを Simax Classics に録音しています。『オスロから届いた葉書』は、イギリスの Prima Facie(「一見してわかる」)レーベルのプロデューサー、スティーヴ・プルーズ Steve Plews がプロジェクトを推進。ステュッフェのために書かれた作品を中心とするプログラムによる録音です。 

『オスロから届いた葉書(Postcards from Oslo)』
シモン・ガルシア(1977–)
 反映(Reflections) オーロラ(Polar Lights)
ジョン・アレクサンダー(1942–)
 The Intelligent Hand
テッポ・ハウタ=アホ(1941–)
 ダンのバラード(Dan’s Ballade)
セイディー・ハリソン(1965–)
 岩壁彫刻の地域(Hällristningsområdet)
テリエ・ヴィーケン(1968–)
 5つの小品(5 Pieces)
スティーヴ・プルーズ(1961–)
 コルトレーン(Coltrane)
ベルナール・サール(1954–)
 コントラバス・ソロのためのソナタ
マルクス・パウス(1979–)
 コントラバス・ソロのためのソナティナ
マラン・マレ(1656–1728)
 人間の声(Les Voix Humaines)(ヴィオールのための)
  ダン・ステュッフェ(コントラバス)

録音 2016年12月21日–22日 ノルウェー国立音楽大学(オスロ)
制作 スティーヴ・プルーズ
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Mare Nostrum III(地中海 III)』

ACT Music ACT9877 jazz


イタリア、サルデーニャに生まれたパオロ・フレス Paolo Fresu、フランス、カンヌ生まれのリシャール・ガリアーノ Richard Galliano、スウェーデン南部のロンネビューで育ったヤン・ルンドグレーン(ラングレン) Jan Lundgren のプロジェクト。古代から商人や旅人の航路となり、貿易と文化の交流を育んできた「われらが海」。2007年(ACT9466-2)、2016年(ACT9812-2)とリリースしてきた『Mare Nostrum(地中海)』の第3作です。スティーヴ・マックイーンとフェイ・ダナウェイ主演、ミシェル・ルグランが音楽を担当した『The Thomas Crown Affair』(邦題『華麗なる賭け』)の主題歌《風のささやき》、マックイーンがアリ・マッグローと共演した『The Getaway』(『ゲッタウェイ』)のクインシー・ジョーンズによる「愛のテーマ」、ディ・カプア作曲のカンツォーネ《あなたに口づけを》、3人のオリジナル曲によるプログラム。

『Mare Nostrum III(地中海 III)』
 Blues sure Seine(Richard Galliano) Pavese(Paolo Fresu)
 Love Land(Jan Lundgren)
 The Windmills of Your Mind(Michel Legrand)
 I'te vurria vasà(Eduardo Di Capua/Alftedo Mzzucchi)
 Le Jardin des Fées(Richard Galliano)
 Del soldato in trincea(Paolo Fresu) Ronneby(Jan Lundgren)
 Love Theme from "The Getaway"(Quincy Jones)
 Human Requiem(Paolo Fresu)
 Letter to My Mother(Richard Galliano)
 Love in Return(Jan Lundgren) Perfetta(Paolo Fresu)
 The Magic Stroll(Jan Lundgren) Prayer(Richard Galliano)
  パオロ・フレス(トランペット、フリューゲルホルン)
  リシャール・ガリアーノ(アコーディオン、バンドネオン、アコーディナ)
  ヤン・ルンドグレーン(ピアノ) 

録音 2018年5月28日–30日 Nilento Studio(ヨーテボリ、スウェーデン)
制作 ルネ・エス(René Hess)(HR Music)
録音 ラーシュ・ニルソン 
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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Choice

『イタリアのハロルド』

Harmonia Mundi HMM902634 classical


フランソワ=グザヴィエ・ロト François-Xavier Roth(1971–)とレ・シエクル Les Siècles の新しいアルバム。2019年が没後150年のベルリオーズの作品が2曲、収録されています。《イタリアのハロルド》は、パガニーニの依頼で作曲が始められ、南イタリアのアブルッツォを旅した作曲者ベルリオーズの思い出をバイロンの『チャイルド・ハロルドの遍歴』のメランコリックな夢想家の旅に重ねて描いた、ヴィオラ独奏をともなう4楽章の交響曲。コリン・デイヴィスと共演した録音(LSO Live)のあるタベア・ツィンマーマン Tabea Zimmermann が、ヴィオラのソロ。ベルリオーズの時代の楽器を弾き、作曲者の思い描いた響きをレ・シエクルとともにたどる演奏を進めていきます。《夏の夜》は、若い恋人たちの無邪気さから喪失と新たな出発まで、恋の展開をテーマとする、テオフィル・ゴーティエの6つの詩に作曲した作品。異なる声域の曲を集め、メゾソプラノで歌われることの多いこの作品が、ロトの考えによりバリトンのステファヌ・ドグー Stéfane Degout ひとりで歌われます。
 
エクトル・ベルリオーズ(1803–1969)
 イタリアのハロルド(Harold en Italie) Op.16 *
 歌曲集《夏の夜(Les nuits d'été)》Op.7 **
  タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)*
  ステファヌ・ドグー(バリトン)**
  レ・シエクル フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

録音 2018年3月2日–3日 フィルハルモニー・ド・パリ(Op.16)、8月15日–16日 イル=ド=フランス国立オーケストラホール(アルフォールヴィル、フランス)
 
価格 ¥2,600(本体価格)

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『ヘイノ・エッレル』

Ondine ODE1321-2 classical


ヘイノ・エッレル Henno Eller(1887–1970)は、大学都市タルトゥの生まれ。エストニア初の管弦楽作品を書いたルドルフ・トビアスに作曲、サンクトペテルブルクのマクシミリアン・シテインベルクに音楽理論と作曲を学びました。スクリャービンの影響による後期ロマンティシズムと表現主義、フランスの印象主義、モダニズムと、さまざまな様式で作曲。エストニアの民謡と芸術音楽の融合も図り、エストニア民族スタイルの先駆者と呼ばれます。エストニアの作曲家による最初のヴァイオリン協奏曲は、一楽章で書かれ、1965年3月、ネーメ・ヤルヴィの指揮で初演。交響曲第3番や交響詩《夜明け》とともに彼の代表作に挙げられる作品です。繊細なリリシズムとチャーミングで飾り気のない《幻想曲》。豊かな素材と巧みなオーケストレーションで作曲された《交響的伝説曲》。交響曲第2番は、第1楽章「アンダンテ-アレグロ・モルト」を書いた後、1948年の「ジダーノフ布告」を契機に作曲がストップ。2012年9月1日、一楽章の交響曲としてトヌ・カリユステ指揮エストニア国立交響楽団によコンサート初演初演されました。ヴァイオリンと管弦楽の作品は、ラトビアのバイバ・スクリデ Baiba Skride(1981–)がソロ。シベリウスとカール・ニルセン(Orfeo C869152)、バーンスタイン、コルンゴルト、ロージャの作品を弾いた『アメリカの協奏曲』(C932182)は、作品を洞察した率直な演奏が人気と高い評価を得ています。

ヘイノ・エッレル(1887–1970) 
 ヴァイオリン協奏曲 ロ短調(1933-34 rev.1937/1964)* 
 交響的伝説曲(Sümfooniline legend)(1923 rev.1938) 
 ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲(Fantaasia) ト短調
 (1916–17 orch.1964)* 
 交響曲第2番 ホ短調(1947) 
  バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)*
  エストニア国立交響楽団 オラリ・エルツ(指揮)

録音 2017年11月(協奏曲、幻想曲)、2018年4月(伝説曲)、2014年(交響曲)

価格 ¥2,350(本体価格)

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『ルトスワフスキ 管弦楽作品集』

Ondine ODE1320-2 classical


バルトークやショスタコーヴィチの作品を得意とするハンヌ・リントゥ Hannu Lintu(1967–)と、フィンランド放送交響楽団によるルトスワフスキの管弦楽作品。交響曲第1番は、ポーランドがナチ占領下にあった1941年に作曲が始められ、終戦後の1947年に完成。バルトーク、ストラヴィンスキー、プロコフィエフの音楽とつながりがあり、初期の段階ではアルベール・ルーセルの影響もあったとルトスワフスキ自身が語った作品です。ジョン・ケージからインスピレーションに受けた《ヴェネツィアのゲーム》は、「管理された偶然性」をルトスワフスキが実践した最初の作品。ヴェネツィア・ビエンナーレで初演の予定で作曲にかかり、1961年4月のフェスティヴァルで最初の3楽章を初演、同年9月、4楽章の作品としてワルシャワで初演されました。「ヴェネツィア」と「偶然性の書法のゲーム的な性格」が曲名に反映されています。第4番の交響曲は、ルトスワフスキ後期の作品のひとつ。よりニュアンス豊かで半透明な和声的アプローチとメロディによる表現の音楽。

ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913–1994)
 交響曲第1番(1947)
 ヴェネツィアのゲーム(Jeux vénitiens)(1961)
 交響曲第4番(1992)
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2018年3月26日–27日(第1番)、2018年5月28日(ヴェネツィア)、2017年12月19日–21日(第4番) ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド) 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『楽園の声(Paradisus vocis)』

Ondine ODE1327-2 contemporary/classical


アンドレイス・セリツキス Andrejs Selickis は、1960年、ラトビアのダウガフピルス生まれ。リガのヤーセプス・メディンシュ音楽学校とヤーセプス・メディンシュ音楽大学、1979年から1986年までラトビア国立音楽院でペーテリス・プラキディスに作曲を学びました。1970年代の終わり、アルヴォ・ペルトとの「運命的な」出会いが、セリツキスの音楽に大きな影響を与えたと言われます。ラトビア正教会の評議員、礼拝書編集者、賛美歌作者。セリツキスの宗教的合唱作品集。彼がコンサート音楽の作曲活動を始めた最初の作品《マザー・テレサの連禱》をきっかけにコラボレーションの始まったシグヴァルズ・クリャヴァ  Sigvards Kļava(1962–)とラトビア放送合唱団による録音。

『楽園の声(Paradisus vocis)』
アンドレイス・セリツキス(1960–) 宗教的合唱作品集
 わが青春時代から(From My Youth)(2011)
 楽園の声(Paradisus vocis)(2014)*
 わたしの魂は天国を憧れる(My Soul Is Yearning for Heaven)
 (1980 rev.2017)(男声合唱のための)**
 ケルビム讃歌(Cherubic Hymn)(2011)
 マザー・テレサの連禱(Litany to Mother Teresa)(2012)***
 われらは歌う(We Sing to Thee)(2004/20080
 おお、キリストの十字架よ(O Crux Christi!)(2016)**
 光への賛歌:キリスト(Humn to Light: Christ)(2012)†
  ラトビア放送合唱団 シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮)
  ヴァシーリ神父(朗誦)*
  イヴォ・クルースコプス(ティンパニ)**
  イェヴァ・パルシャ(メゾソプラノ)***
  イェヴァ・ニーマネ(バグパイプ)***
  マーリス・イェーカブソンス(バグパイプ)***
  イェヴァ・エゼリエテ(ソプラノ)†
  ヴィターリス・スランケヴィチス(バリトン)†  

録音 2017年11月(協奏曲、幻想曲)、2018年4月(伝説曲)、2014年(交響曲) 聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)

価格 ¥2,350(本体価格)

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『パルト・ウースベリ 合唱音楽 第1集』

Toccata Classics TOCC0331 contemporary/classical


パルト・ウースベリ Pärt Uusberg(1986–)(ペルト・ウースベルグ)。エストニア、ラプラ生まれの作曲家、合唱指揮者、映画俳優。ゲオルク・オッツ・タリン音楽学校で合唱指揮と作曲を学び、エストニア音楽アカデミーでトヌ・コルヴィツのクラスで作曲の学士号、コルヴィツとトイヴォ・トゥレヴの作曲クラスで修士号を2014年に取得しました。2008年、兄ウク・ウースベリの演出する劇『Head Ööd, Vend(おやすみ、兄弟よ)』に参加するため「ヘアド・オード・ヴェンド室内合唱団(Kammerkoor Head Ööd, Vend)」を設立。国際合唱祭「タリン2013」のグランプリを受賞、彼の合唱団は国内外で積極的な活動をつづけています。合唱のための音楽の他、ピアノ、室内アンサンブル、オーケストラ、映画のための音楽を作曲。2010年、《詩編121番 第1部》でエストニア作曲家連盟の「ダビデの歌」コンペティションの第1位を獲得、同年、ピアノ曲《楽園》が、シドニーで開催された ISCM(国際現代音楽協会)の「World Music Days(世界音楽の日々)で演奏されました。人間の存在をテーマにとり、伝承曲を思わせる旋律をベースに現代の語法も使ったスタイルで書かれた合唱作品は、エストニア各地の合唱団で歌われ、彼らとコラボレートする作品も新しく作られています。ウースベリのアカペラ混声合唱のための作品集。《ダビデの詩編121番「目を上げて、わたしは」と「主がすべての災いを遠ざけて」。「詩編51番『神よ、わたしを憐れんでください』」の《ミゼレーレ》。エストニアの人々に愛唱され、彼の代表作のひとつになった《音楽》、タリン中央図書館の「愛国歌コンテスト」で第1位の《美しくはない》、《冬の夕べに》《冬の夜》《さらば》は、ユハン・リーヴの詩をテクストに作曲されました。室内合唱団「コレギウム・ムジカーレ Collegium Musicale」は、エストニア音楽アカデミーで指揮を学び、2011年に修士号を取得、歌手でもあるエンドリク・ウクスヴァラヴ Endrik Üksvärav(1980)により2010年に創設されたアンサンブルです。

『パルト・ウースベリ 合唱音楽 第1集』
パルト・ウースベリ(1986–)
 ダビデの詩編121番 第1部(Psalm of David No.121 Part I)(2009)
 音楽(Muusika)(2008)
 ミゼレーレ(Miserere)(2008)
 美しくはない(Ilus ta ei ole)(2009)
 ミサ・ブレヴィス(Missa brevis)(2008)
  キリエ グローリア サンクトゥス アニュス・デイ 
 冬の夕べに(Talve õhtul)(2013)*
 アヴェ・マリア(Ave Maria)(2013)*
 冬の夜(Talve öö)(2015)*
 主の祈り(Meie isa palve)(2015)*
 天国には(Im Paradisum)(2016)*
 さらば(Jumalaga!)(2008)
 ダビデの詩編121番 第2部(Psalm of David No.121 Part II)(2010)
  コレギウム・ムジカーレ
  エンドリク・ウクスヴァラヴ(指揮) [* 世界初録音]

録音 2016年3月2日–3日、6月10日–11日、2017年3月6日–7日 聖ヤコブ教会(ヴィームシ、エストニア) 

価格 ¥2,250(本体価格)

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