2019年6月 

『カイヤ・サーリアホ 管弦楽作品集』

BIS SACD2402 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] contemporary/classical


カイヤ・サーリアホ Kaija Saariaho(1952–)は、フィンランドでもっとも国際的に知られる作曲家のひとり。彼女がフランスを本拠に活動するようになってから作曲した管弦楽のための作品を4曲、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団が演奏したアルバムがリリースされます。ヴァイオリンと管弦楽のための《Vers toi qui es si loin(はるか遠くのあなたへ)》は、12世紀の吟遊詩人ジョフレ(ジャウフレ)・リュデル Jaufré Rudel の物語による歌劇《L'Amour de loin(はるかな愛)》(2000)の終幕のアリアを「ペーテル・ヘッレスタールのために」編曲した作品です。《Circle Map(円周写像)》は、13世紀ペルシャの詩人ルミ Rumi の6つの詩からインスピレーションを得て「管弦楽とエレクトロニクス」のために作曲されました。〈Morning Wind(朝の風)〉〈Walls closing(壁が迫ってくる)〉〈 Circles(円)〉〈Days are sieves(昼は篩(ふるい))〉〈Dialogue(対話)〉〈Day and Night, Music(昼と夜、音楽)〉の6曲。アルシア・コント Arshia Cont が朗読したルミの詩がエレクトロニクス処理され、織りこまれます。《Neiges(雪)》は、サーリアホがシベリウス・アカデミーの客員教授を務めた1997年から1998年の冬のヘルシンキを思い出し、8つのチェロのために作曲されました。〈Nuages de neige(雪の雲)〉〈Etoile de neige 1(雪の星 1)〉〈Etoile de neige 2(雪の星 2)〉〈Aguilles de glace(つらら)〉〈Fleurs de neige(雪の花)〉の5曲。「12のチェロの版」は、今回、初めて録音されます。《Graal Théâtre(聖杯劇場)》は、サーリアホが初めて手がけた協奏曲。イギリス BBC とオランダの Vara Radio 4 が委嘱、ギドン・クレーメルにより初演されました。ジャック・ルボー Jacques Roubaud の著書『Graal Théâtre』から曲名をとり、「Graal(聖杯)」の内向的、神聖な性格と「théâtre(劇場)」の 外向的、芝居がかった性格を反映する〈Delicato(繊細に)〉と〈Impetuoso(猛烈な)〉の2楽章の作品に作っています。

ノルウェーのヴァイオリニスト、ペーテル・ヘッレスタール Peter Herresthal(1970–)は、BIS レーベルに録音したヌアゴーのヴァイオリン協奏曲(BIS-1872)やヴァリーンとビューエネの協奏曲(SA-2242)など、現代の作品をレパートリーの中心に活動。サーリアホの《Graal Théâtre(聖杯劇場)》は、2016年から2019年の間にヨーロッパとアメリカで15回以上演奏しています。指揮者のクレマン・マオ=タカーチュ Clément Mao-Takacs は、パリ国立高等音楽舞踊学校とシエナのアカデミア・ムジカーレ・チギアナで学び、ピアニスト、作曲家としても活動。《La Passion de Simone(はるかな愛)》《La Passion de Simone(シモーヌの受難)》の室内バージョンをはじめとするサーリアホ作品の初演を指揮、彼女の音楽のスペシャリストとみなされています。

『カイヤ・サーリアホ 管弦楽作品集』
カイヤ・サーリアホ(1952–)
 Vers toi qui es si loin(はるか遠くのあなたへ)(2000 arr.2018)
 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
 Circle Map(円周写像)(2012)(管弦楽とエレクトロニクスのための)
 Neiges(雪)(1998)(12のチェロのための版)
 Graal Théâtre(聖杯劇場)(1994)(ヴァイオリンと管弦楽のための版)
  ペーテル・ヘッレスタール(ヴァイオリン)
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  クレマン・マオ=タカーチュ(指揮)

[楽器 G. B. Guadagnini, Milan(1753)]
  
録音 2018年6月 オスロ・コンサートホール(オスロ、ノルウェー)
制作 ハンス・キプファー
録音 リタ・ヘルマイヤー 
 
価格 ¥2,650(本体価格)

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ヴィジリア(Vigilia)

BIS SACD2422 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] contemporary/classical


ラウタヴァーラ Einojuhani Rautavaara の《ヴィジリア》(洗礼者聖ヨハネ追悼の徹夜の祈り)は、ヘルシンキ・フェスティヴァルとフィンランド正教会の共同委嘱で作曲された作品です。「おお来たれ、神を賛美しよう」と詩篇103番「わたしの魂よ、主をたたえよ」に始まる第1部〈晩祷(Ehtoopalvelus/Vespers)〉と「聖なる三位一体に栄光あれ」から「最後の祝福」までの第2部〈朝祷(Aamupalvelus/Matins)〉から構成され、厚い合唱書法、微分音、ウィスパーボイス、グリッサンドを用いた、ビザンティン聖歌の伝統に近い音楽に作られました。ラウタヴァーラによると、1939年「冬戦争」の直前にラドガ湖のヴァラモ修道院を訪れた子供のころの思い出がインスピレーションになったといわれます。この作品は、本来、典礼のために作曲され、〈晩祷〉が1971年、〈朝祷〉が1972年にウスペンスキ大聖堂で初演された後、1996年に「演奏会版」が作られました。フィンランド放送室内合唱団による最初のCD録音もシュヴェケンディークとヘルシンキ室内合唱団の新録音も、この演奏会版による演奏です。アイルランドのダブリン生まれ、シベリウス・アカデミーでヨルマ・ヒュンニネンとトム・クラウセに学んだナイル・コレル Niall Chorell がテノール・ソロ、ヘルシンキ大学男声合唱団(YL)をはじめとするフィンランドの合唱団で歌い、ヴォーカル・アンサンブル「Club For Five」の創設メンバーのひとり、トゥーカ・ハーパニエミ Tuukka Haapaniemi(1978–)がバスのソロを担当しています。 

エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928–2016)
 ヴィジリア(Vigilia)(洗礼者聖ヨハネ追悼の徹夜の祈り)
 (1971–72 rev.1996)(混声合唱のための)
  ナイル・コレル(テノール) トゥーカ・ハーパニエミ(バス)
  ヘルシンキ室内合唱団 ニルス・シュヴェケンディーク(指揮)
  
録音 2018年8月 ヤルヴェンパー教会(ヤルヴェンパー、フィンランド)
制作・録音 ノラ・ブランデンブルク
 
価格 ¥2,650(本体価格)

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『Sounds of 3 Edition 2』

Losen Records LOS213-2 jazz


ノルウェーのベーシスト、ペール・マティセン Per Mathisen(1969–)は、2016年、ノルウェーのギタリスト、フローデ・アルネスとキューバのドラマー、ヒラルド・ピロートの共演した『Sounds of 3』(LOS147-2)をリリース。冒険心の絶えない、力強く緊迫感のある音楽が好評を得ました。「3人の音」の第2作。セッションに参加したのは、スウェーデンのギタリスト、ウルフ・ヴァケーニウス(ワケニウス)と、イギリスのドラマー、ゲーリー・ハズバンド。「ワクワクするし、誇らしい」とマティセンが共演を喜ぶプレーヤーたちです。ヴァケーニウス Ulf Wakenius(1958–)は、オスカー・ピーターソンの最後のカルテットのプレーヤーとして知られ、レイ・ブラウン・トリオにも参加。自身のバンドを主宰し、スヴェン・アスムセンからイーロ・ランタラまで新旧のプレーヤーたちと共演、スウェーデンを代表するプレーヤーとして活動を続けています。ドラマー、ピアニスト、バンドリーダー、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとして活動するハズバンド Gary Husband(1960–)は、ジョン・マクラフリンやビリー・コブハムをはじめとするミュージシャンたちと共演。オルガ・コンコヴァとペール・マティセン夫妻の「オルガ・コンコヴァ・トリオ」の『The Goldilocks Zone』(LOS134-3)のセッションに参加していました。『Sounds of 3 Edition 2』で演奏されるのは、マティセン、ヴァケーニウス、ハズバンドのオリジナル曲、スティングが「ポリス」として活動した時代の「ポップ・クラシック」《Wrapped Around Your Finger》とマイク・スターンのバラード《What Might Have Been》。「ボルテージの高いジャズ=ロック、チェンバー・ジャズの即興、アップテンポのスウィング、バラード、ブルース、変拍子ジャズ……」。「それぞれの音をもつ3人」がオスロのスタジオに集まり、コンテンポラリー・ミュージックの録音も手がけるホルントヴェト・ヤーンセン Hans Andreas Horntveth Jahnsen の録音エンジニアリングで2日間のセッションを行いました。

『Sounds of 3 Edition 2』 
 The Blues Boy(Per Mathisen) One of a Kind(Ulf Wakenius) 
 16 Knödeln(Per Mathisen) The Spin(Per Mathisen) 
 Lines for Oscar(Ulf Wakenius)
 Wrapped Around Your Finger(Sting) 
 Invasion(Per Mathisen) What Might Have Been(Mike Stern) 
 Alphabet Soup(Gary Husband) 
  ペール・マティセン(エレクトリックベース、アコースティックベース) 
  ウルフ・ヴァケーニウス(ギター) 
  ゲーリー・ハズバンド(ドラム)

録音 2019年1月28日、29日 プロペラ・スタジオ(Propeller Studio)(オスロ) 
制作 ペール・マティセン 
録音 ハンス・アンドレーアス・ホルントヴェト・ヤーンセン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『祈り(Lūgšana)』

Skani SKANI070 contemporary/classical


ペーテリス・ヴァスクス Pēteris Vasks の祖国ラトビアの100年に寄せるアルバム。イマンツ・ジードニスの詩に作曲した「女性へのカンタータ」を改題した1978年の《母への祈り》から近作の《ラウダーテ・ドミヌム》(主を賛美せよ)と《ラトビアの祈り》まで、ヴァスクスが40年間に書いたシンフォニックな声楽作品を4曲収録しています。コペンハーゲン、リガ、ヘルシンキで初演され3つのバージョン(2000, 2001, 2005)のある《ミサ》(〈キリエ〉〈グローリア〉〈サンクトゥス〉〈ベネディクトゥス〉〈アニュス・デイ〉)は、合唱と弦楽オーケストラにオルガンの加わる2005年の版による演奏。《ラトビアの祈り》は、初めて録音される作品です。作曲家のヴィルニス・シュミードベルグスがこのアルバムのために編曲した「混声合唱とウィンドオーケストラの版」で演奏されます。 

『祈り(Lūgšana)』
ペーテリス・ヴァスクス(1946–)
 母への祈り(Lūgšana mātei)(1978)(ソプラノ、合唱と管弦楽のための)
 ラウダーテ・ドミヌム(Laudate Dominum)(2016)
 (合唱と大管弦楽のための)
 ミサ(Mesa)( 2005)(混声合唱、弦楽オーケストラとオルガンのための)
 ラトビアの祈り(Lūgšana Latvijai)(2014/16)
 (混声合唱とウィンドオーケストラの版)
  ラウラ・テイヴァーネ(ソプラノ) 国立合唱団「ラトビア」
  ラトビア国立交響楽団
  リガ・プロフェッショナル・シンフォニックバンド
  マーリス・シルマイス(指揮) 

録音 2018年9月10日–13日 大ギルド・コンサートホール(リガ、ラトビア)
制作総指揮 エギールス・シェーフェルス
録音エンジニア ノルムンズ・シュネー
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『A Bit above the Earth(地上のわずか上)- インドラ・リーシェ 室内楽作品集』

Skani SKANI034 contemporary/classical [旧譜]


インドラ・リーシェ Indtra Riše(1961–)は、ヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーを卒業後、1993年、デンマーク文化省の奨学金を得てコペンハーゲンに渡り、ニルス・ロシング=スコウに作曲、イーヴァ・フロウンベアにエレクトロ=アコースティックの作曲を学びました。作曲、編曲、アコーディオン奏者マリー・ヴァルメ(『Mater mea(わが母)』(Danacord DACOCD532)の歌曲集《帰郷》)をはじめとする音楽家との交流を経験。2002年に帰国してからは、歌曲、合唱曲、室内楽曲、エレクトロニクス作品を中心に作曲活動を続けています。リーシェは目に見えない「魂の寺院」や「森の娘」といった感覚を愛するといい、無限の想像力を働かせながら素材を統合していく彼女の音楽の組み立て方は、小さなブロックを使って想像もできないものを作るデンマークの「LEGO」にも例えられています。初録音の曲を集めた室内楽作品集。2013年のアルバムの再リリースです。

『A Bit above the Earth(地上のわずか上)- インドラ・リーシェ 室内楽作品集』
インドラ・リーシェ(1961–) 室内楽作品集 [旧譜]
 春の3つのエピソード
 (Trīs pavasara epizodes/Three Episodes from Springtime)
 (1998)(サクソフォーンとアコーディオンのための)
  ロマーンス・マヌイロフス(サクソフォーン)
  セルゲイス・フェドレンコ(アコーディオン)
 風のノクターン(Vēļa noktirne/Nocturne of the Wind)
 (1996/1999)(ヴァイオリン、ピアノとエレクトロニクスのための)
  クリスティーネ・ミケーラ・プリュン(ヴァイオリン)
  インドラ・リーシェ(ピアノ)
  ウェイド・マトソン(エレクトロニクス)
 地上のわずか上(Sprīdi virs Zemes/A Bit above the Earth)
 (2011)(フルートとピアノのための)
  アネテ・トチャ(フルート) インドラ・リーシェ(ピアノ)
 沼地の亡霊(Purva dvēselītes/Marsh Souls)(1999)
 (アコーディオンのための)
  セルゲイス・フェドレンコ(アコーディオン)
 戸口の向こう側で
 (Otrpus sliekšņa/On the Other Side of the Threshold)(1999)
 (チェロとピアノのための)
  エーリクス・クリシュフェルズ(チェロ)
  インドラ・リーシェ(ピアノ)
 目覚め(Pamošanāls/Awakening)(1999)
 (フルート、打楽器と8人の女声のための)
  ミクス・ヴィルソンス(フルート)
  エドガルス・サクソンス(打楽器)
  PUTNI
 まったくのたわ言(Tīrās blēņas/Pure Nonsense)(2009)
 (8人の女声、フルート、チェロとピアノのための)
  PUTNI アンディス・クルチニエクス(フルート)
  イヴァルス・ベズプロズヴァノフス(チェロ)
  アイヤ・ズィンギーテ(ピアノ)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『グリーグのピアノ音楽』

Naxos NYCX10076(8.501404)14CD's classical [再リリース]


ノルディックサウンド広島が開店以来、さまざまに相談させていただいた大束省三氏が2018年7月に逝去されてから1年が経とうとしています。大束氏は、ピアニストのアイナル・ステーン=ノクレベルグ Einar Steen-Nøkleberg と親交が深く、ステーン=ノクレベルグの『グリーグ全ピアノ作品演奏解釈(Med Grieg på podiet)』を日本語に翻訳、ライフワークのひとつとも言えるこの著作は2007年に音楽之友社に出版されました。大束氏はそれに先立ち、ステーン=ノクレベルグの『グリーグのピアノ音楽』の日本でのリリースに際して、オイヴィン・ヌールハイムによるライナーノートの翻訳を監修するとともに日本語の解説を執筆されました。新しいデザインの BOX による『グリーグのピアノ音楽』は、国内仕様盤としてリリースされ、海外プレスのディスク14枚のセットに、この時のライナーノートの日本語訳と大束氏の解説が復刻、添付されます。

 エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
[Disc 1]
 ピアノソナタ ホ短調 Op.7(1865)
 リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲
 (Sørgemarsj til minne om Rikard Nordraak) EG107(1866)
 4つの小品(4 Stykker) Op.1(1861-62)(ピアノのための)
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108
 - 第67曲 セイレーンの誘い声(The Sirens' Enticement)
 自作の歌曲によるピアノ曲(Klaverstykker etter egne sanger) Op.41
 - 第3曲 君を愛す(Jeg elsker dig)(1875)
 ユモレスク(Humoresker) Op.6(1865)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1993年7月31日–8月2日][8.550881]
[Disc 2]
 2つのノルウェー民謡による即興曲
 (Improvisata over to norske folkeviser)Op.29(1878)
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108
 - 第62曲 聖オラヴのバラード(En Vise om Hellig Olaf)
 25のノルウェーの民謡と踊り(25 norske folkeviser og danser)
  Op.17(1870)
 自作の歌曲によるピアノ曲(Klaverstykker etter egne sanger) Op.52
 - 第2曲 はじめての出会い(Det første møte)(1891)
 伝承による19のノルウェー民謡(Hidtil utrykte Norske folkeviser)
  Op.66(1893-96)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1993年8月3日–5日][8.550882]
[Disc 3]
 アルバムのページ(4 Albumblade) Op.28(1864-78)
 詩的な音の絵(Poetiske tonebilleder) Op.3(1863)
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108
 - 第33曲 アイスランド(民謡)(Island. Folkemelodi)
 人々の暮らしの情景(Folkelivsbilleder) Op.19(1872)
 《十字軍の王シーグル(Sigurd Jorsalfar)》組曲 Op.56
 - 第1曲 王の歌(Kongekvadet)(c.1893)
 ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード
 (Ballade i form av variasjoner over en norsk folketone) ト短調 Op.24
 (1875-76)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1993年8月6日–9日][8.550883]
[Disc 4]
 組曲《ホルベアの時代から(Fra Holbergs tid)》 Op.40(1884)
 (独奏ピアノのための)
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108
 - 第110曲 夜更けて床についた(Jeg lagde mig så sildig)
 6つのノルウェーの山のメロディ(Seks norske fjiellmelodier) EG108A
 《ペール・ギュント(Peer Gynt)》 組曲第1番 Op.46
 - 第1曲 朝の気分(Morgenstemning)(1874–75)
 スロッテル(Slåtter)(ノルウェーの農民の踊り)Op.72(1901)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1993年8月10日–12日][8.550884]
[Disc 5]
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108 - 第1曲-第63曲
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ、クラヴィコード、
   オルガン、ハルモニウム)
 [録音 1994年3月6日–7日][8.553391]
[Disc 6]
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108 - 第64曲-第117曲
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ、クラヴィコード、
   オルガン、ハルモニウム)
 [録音 1994年3月6日–7日][8.553392]
[Disc 7]
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108 - 第118曲-第152曲
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ、クラヴィコード、
   オルガン、ハルモニウム)
 [録音 1994年3月14日–15日][8.553393]
[Disc 8]
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第1集 Op.12(1867)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第2集 Op.38(1883)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第3集 Op.43(1886)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第4集 Op.47(1888)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1993年12月18日–20日][8.553394]
[Disc 9]
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第5集 Op.54(1891)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第6集 Op.57(1893)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第7集 Op.62(1895)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1993年12月21日–23日][8.553395]
[Disc 10]
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第8集 Op.65(1896)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第9集 Op.68(1898)
 抒情小曲集(Lyriske stykker)第10集 Op.71(1901-02)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1993年12月28日–30日][8.553396]
[Disc 11]
 劇付随音楽《十字軍の王シーグル(Sigurd Jorsalfar)》 Op.22(1872)
 (ピアノのための)
  ボルグヒルの夢(Borghilds drøm)
  力くらべの場で(Ved mannjevningen)
  忠誠行進曲(Hyldningsmarsj)
 《ペール・ギュント(Peer Gynt)》 組曲第1番 Op.46(1888?)
 《ペール・ギュント(Peer Gynt)》 組曲第2番 Op.55(1891?)
 オペラ《オラヴ・トリグヴァソン(Olav Trygvason)》 の2つの小品
  Op.50(1873 rev.1889)(ピアノのための)
 ベルグリョート(Bergliot) Op.42(1870–71?)
 (朗読とピアノのためのメロドラマ)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
  ルート・テレフセン(朗読) ペール・トフテ(朗読) 他
 [録音 1994年1月17日–20日][8.553397]
[Disc 12]
 アジタート(Agitato) EG106(1865)
 ノルウェー舞曲(Norske danser) Op.35(1881 rev.1887)
 (独奏ピアノのための)
 アルバムのページ(Albumblad) EG109(1874–78)
 ボヤール(ルーマニア貴族)の入場行進曲(Boyarenes inntogsmarsj)
  EG183(1895)(ヨハン・ハルヴォシェンの曲の編曲)
 劇付随音楽《ペール・ギュント(Peer Gynt)》 Op.23
  オーセの死(Åses død) アラビアの踊り(Arabisk dans)
  アニトラの踊り(Anitras dans) ソールヴェイの歌(Solveigs sang)
 山の魔王の娘の踊り(Dans av Dovregubbens datter) Op.55 no.5
 《十字軍の王シーグル(Sigurd Jorsalfar)》組曲 Op.56
  1872 rev.1892)(ピアノのための)
  王の歌(Kongekvadet) ボルグヒルの夢(Borghilds drøm)
  忠誠行進曲(Hyldningsmarsj)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1994年2月12日–14日][8.553398]
[Disc 13]
 3つのピアノの小品(Tre klaverstykker) EG105(1860)
 2つの悲しい旋律(To elegiske melodier) Op.34(1880 rev.1881)
 (ピアノのための)
  心の傷み(Hjertesår)(傷つけられしもの) 最後の春(Siste vår)(春)
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108
 - 第6曲 ヴィニエのスプリンガル(Springdans fra Vinje)
 2つの旋律(To melodier) Op.53(1890 rev.1890-91)(ピアノのための)
  ノルウェーの旋律(Norsk)  はじめての出会い(Det første møte)
 自作の歌曲によるピアノ曲(Klaverstykker etter egne sanger)
  Op.41(1885)
  子守歌(Vuggesang)
  小さなホーコン(Liden Håkon)
  (マルグレーテの子守歌(Margretes vuggesang))
  君を愛す(Jeg elsker dig)
  愛しいひとはとても色白で(Hun er så hvid)
  王女(Prinsessen) 春に歌を捧げる(Jeg giver mit digt til våren)
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108
 - 第22曲 オステルダーレンのハリング(Halling fra Østerdalen)
 2つのノルウェーの旋律(To nordiske melodier) Op.63(1895 rev.?)
 (ピアノのための)
  民謡の調子で(I folketonestil)
  牛寄せの歌と農夫の踊り(Kulokk og stabbelåten)
 3つのピアノの小品(Tre klaverstykker) CW154
 (ユリウス・レントゲン 校訂)
  白い雲(Hvide skyer) EG110  小妖精の歌(Tusselåt) EG111
  踊りつづけ(Dansen går) EG112
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1994年3月7日–9日][8.553399]
[Disc 14]
 ラルヴィーク・ポルカ(Larvikspolka) EG101(c.1858)
 ピアノのための23の小品(23 Småstykker for klaver) EG104(1859)
 ハルフダン・シェルルフの記念碑で(Ved Halfdan Kjerlufs Mindestøtte)
  EG167(1874)
 自作の歌曲によるピアノ曲(Klaverstykker etter egne sanger)
  Op.52(1891)
  母の嘆き(Modersorg) はじめての出会い(Det første møte)
  海の永遠の動きをあなたは知らない
  (Du fatter ej bølgernes evege gang)
  ソールヴェイの歌(Solveigs sang) 愛(Kjærlighed)
  老いた母(Du gamle mor)
 4声のカノン(Canon à 4 voci) EG179(1860)
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108
 - 第146曲 聖トマスのヨーデル(St. Thomas Yodel)
 ピアノソナタ ホ短調 Op.7(1865)(初稿)- 第2楽章 第4楽章
 ノルウェーの旋律(Norges Melodier) EG108
 - 第87曲 ヴァルドレスの山の歌(Lualåt fra Valdres)
 ピアノ協奏曲 ロ短調(断片) EG120(1882)
  アイナル・ステーン=ノクレベルグ(ピアノ)
 [録音 1994年4月12日–14日][8.553400]
 [ノルウェー国立音楽大学 リンデマンホール(オスロ 
 
価格 ¥5,600(本体価格)

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『Kärlek i vått & torrt(愛はウェットに、愛はドライに)』

Prophone PCD209 jazz


ジャズ・アカペラグループ「Vocation(ヴォケーション)」で歌い、現在、フォークロック・バンド「Rå(ロー)」のヴォーカルを担当するエレオノル・オーエリュード Eleonor Ågeryd(1975–)と、2018年にデビュー・アルバム『Dreamer(夢をみる人)』(PCD178)をリリースしたストックホルム生まれのピアニスト、ヨエル・リュサリデス Joel Lyssarides(1992–)のデュオによる「さまざまな愛の歌」。ビル・エヴァンズの《Waltz for Debby》をモニカ・セッテルルンドがスウェーデン語の歌詞で歌った《Monicas vals(モニカのワルツ)》とドリス・デイの歌でヒットしたビクター・ヤングの曲にスウェーデン語歌詞がつけられた《Skulle jag bli kär(あなたに恋したら)》。モニカ・セッテルルンドが主演した同名のコメディ映画の主題歌《Att angöra en brygga》。夏の日、太陽が沈む夕まぐれの美しさと恋する人との初めての口づけを歌った、人気シンガソングライター、エーヴェルト・トーブの《Så skimrande var aldrig havet》は、「リアル・グループ」の歌でも知られる「クラシック」ナンバーです。ビートルズ・ファンだというシンガーソングライター、ミケール・ヴィーエ Mikael Wiehe が、ジョン・レノンのラブソングの心で作ったという《Nu kan jag gå ut och möta världen》。《Störst av dem är kärlek》を作詞、作曲したピュー・ベクマン Py Bäckman とマッツ・ヴェステル Mats Wester は、エレオノルが参加する Rå のメンバーです。プログラムの最後は、ジャズ・ピアニストのモニカ・ドミニクがラーシュ・フォシェルの歌詞に作曲、モニカ・セッテルルンドやリアル・グループも歌い、結婚パーティになくてはならないといわれるほどスウェーデンの人たちに親しまれている《Tillägnan(献呈)》。知らない街の小さなクラブに入ってみたら、優しい歌が聞こえてきた……。そうした雰囲気のあるアルバムです。

『Kärlek i vått & torrt(愛はウェットに、愛はドライに)』
 Monicas vals(Waltz for Debby)(モニカのワルツ)
 (Gene Lees/Bill Evans/Beppe Wolgers)
 Nu är det gott att leva(楽しきかな人生)(Olle Adolphson)
 Om du nånsin kommer fram till Samarkand
 (サマルカンドへ来ることがあったなら)(Thorstein Bergman)
 Säg det igen(もう一度言って)(Lisa Nilsson/Henrik Janson)
 Skulle jag bli kär(When I fall in love)(あなたに恋したら)
 (Edward Heyman/Victor Young/Ninne Olsson)
 Att angöra en brygga(舟を桟橋へ)
 (Hans Alfredson/Tage Danielsson/Lars Färrnlöf)
 Så skimrande var aldrig havet
 (あれほど海がキラキラ光ったことはない)(Evert Taube)
 Nu kan jag gå ut och möta världen
 (さあ外に出て世間と向き合おう)(Mikael Wiehe)
 Störst av dem är kärlek(なによりも大きいものは愛)
 (Py Bäckman/Mats Wester)
 I den stora sorgens famn(大きな悲しみに抱かれ)
 (Kenneth Gärdestad/Ted Gärdestad)
 Tillägnan(献呈)(Lars Forssell/Monica Dominique)
  エレオノル・オーエリュード(ヴォーカル)
  ヨエル・リュサリデス(ピアノ)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Kierkegaard's Waltz(キアケゴーのワルツ)』

Prophone PCD207 jazz


スウェーデンのグループ「ペッテル・ベリアンデル・トリオ」は、2014年に結成。翌年、デビュー・アルバムの『The Grand Dance』をリリース。ベリアンデル Petter Bergander(1973–)が、王立ストックホルム音楽大学で学び、また、さまざまな音楽の現場で出会ったアフリカ系アメリカ音楽、アルゼンチン・タンゴ、ソウル、リズム&ブルース、ヒップホップといった多様な音楽を反映させた「コンテンポラリー・ジャズミュージック」が、好意的に迎えられ評価されました。Prophone レーベルと契約してリリースする『Kierkegaard's Waltz(キアケゴーのワルツ)』は、トリオのアルバム第2作です。エネルギッシュでメロディアスなジャズ。ベリアンデルは、ヨーロッパに逃れてきた若者の目に映る「ヒューマニティ」を考える《The Return of the Afghan Boy(アフガン少年の帰還)》など、政治的な意味合いをこめた曲も含め、混沌とした今の時代、自分自身や「愛するものたち」の存在に思いを巡らす9曲を作曲。19世紀デンマークの哲学者キアケゴー(キェルケゴール)に因むナンバーをアルバム・タイトルとしました。ベーシストのエーファ・クルーゼ Eva Kruse(1978–)はハンブルク生まれ。ヨーテボリでアンデシュ・ヨルミーンに教わり、ミヒャエル・ヴォルニとエリック・シェーファーと組んだ「エーファ・クルーゼ・トリオ」のほか、ニルス・ランドグレーンとのコラボレーションをはじめ、広範囲に活動しています。ローベット・メーメト・シーナン・イーキス Robert Mehmet Sinan Ikiz は、ベリアンデルがキーボード・プレーヤーとして参加する「ニルス・ランドグレーン・ファンク・ユニット」のドラマーです。イスタンブールで生まれ、4歳の時にストックホルムに移りました。ストックホルムとロサンジェルスの音楽大学で学び、ヤコブ・カールソン・トリオやマグヌス・リンドグレーンのプロジェクトにも参加しています。

『Kierkegaard's Waltz(キアケゴーのワルツ)』 
 Kierkegaard's Waltz(Petter Bergnader)
 Starman(Petter Bergnader) 
 Lyttelä Paradise(Petter Bergnader)
 The Return of the Afghan Boy(Petter Bergnader) 
 One for Miss G(Petter Bergnader) Laike(Petter Bergnader) 
 My Simple Song(Petter Bergnader)
 Chickenized(Petter Bergnader) 
 One Night at Fasching(Petter Bergnader) 
  ペッテル・ベリアンデル・トリオ 
   ペッテル・ベリアンデル(ピアノ) 
   エーファ・クルーゼ(ベース) 
   ローベット・メーメト・シーナン・イーキス(ドラム)

録音 2018年4月 ニレント・スタジオ(Nilento Studios)(コッレレード、スウェーデン)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『ダーラナ・シンフォニエッタ & ダニエル・ブレンドゥルフ(Dalasinfoniettan & Daniel Blendulf)』

Swedish Society Discofil SCD1164 classical/contemporary


スウェーデンの室内管弦楽団「ダーラナ・シンフォニエッタ(Dalasinfoniettan)」は、ダーラナ県が主宰する「ダーラナの音楽(Musik i Dalarna)」のアンサンブルのひとつとして1988年に創設されました。28人の正規メンバーを抱え、ダーラナ地方とスウェーデン各地を回る演奏活動を行っています。チェリストでもあるダニエル・ブレンドゥルフ Daniel Blendulf(1981–)が2015年から首席指揮者を務め、スウェーデンと日本の外交関係樹立150周年を記念して行われた2018年の日本ツアーも彼が指揮しました。ダーラナ・シンフォニエッタとダニエル・ブレンドゥルフの「ポートレート・アルバム」。フランシス・プーランクがイギリス BBC3 の求めで作曲した、屈託のない、ウィットに富んだ《シンフォニエッタ》。スヴェン=ダーヴィド・サンドストレムやカレヴィ・アホたちに作曲法を学んだスウェーデンのマッツ・ラーション・グーテ Mats Larsson Gothe が、ヴェステルオース・シンフォニエッタから委嘱を受けた《秋の日記(The Autumn Diary)》。ジェルジュ・リゲティの《ルーマニア協奏曲》は、実験的な手法による作品を発表する以前、1951年の作品。前年に作曲した2つのヴァイオリンのための《バラードと踊り》を改作した〈アンダンティーノ〉と〈アレグロ・ヴィヴァーチェ〉、アルペンホルンの響きを思わせるホルン2本の音楽に始まる、精緻な技法で書かれた〈アダージョ・マ・ノン・トロッポ〉、新しい語法も取り入れられた〈モルト・ヴィヴァーチェ〉の4楽章から構成されています。

『ダーラナ・シンフォニエッタ & ダニエル・ブレンドゥルフ(Dalasinfoniettan & Daniel Blendulf)』
フランシス・プーランク(1899–1963)
 シンフォニエッタ(1947–48)
マッツ・ラーション・グーテ(1965–)
 秋の日記(The Autumn Diary)(2013–14)(シンフォニエッタのための)
ジェルジュ・リゲティ(1923–2006)
 ルーマニア協奏曲(Concert Românesc)(1951 rev.1996)*
  ダーラナ・シンフォニエッタ ダニエル・ブレンドゥルフ(指揮)
  アンデシュ・ヤーコブソン(ヴァイオリン・ソロ)*
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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『儚いフレーズ(Fragile Phrases)』

Proprius PRCD2083 contemporary/classical


王立管弦楽団のソロ・フルート奏者、ペーテル・フリードホルム Peter Fridholm とフリーランス・ギタリストのダーヴィド・ヘーレンスタム David Härenstm の「デュオ・デリンクォー(Duo Delinquo)」は、フルートとギターのアンサンブルのスタンダード曲に新作を加えたプログラムによるコラボレーションとコンサート活動を始めてから10年以上が経ちました。マックス・シェック Max Käck の《Four fragile phrases(4つの儚いフレーズ)》をタイトルにとった新しいアルバムでは、スウェーデンの作曲家に二人が委嘱した作品が6曲、演奏されます。スタファン・ストルム Staffan Storn の《Memories of Raivola(ライヴォラの思い出)》は、女優スティーナ・エークブラードの舞台に接したことがきっかけで委嘱されました。「ラグナ・ユングデルのエッセイ『ライヴォラの近代詩』によるフルートとギターのための4つの楽章(Four movements for flute and guitar after Ragna Ljungtdell's essay "Diktarmodern i Raivola")」の副題をもち、〈Raivola(ライヴォラ)〉〈The October sky(10月の空)〉〈Firelight and the northern light(火明かりと北極光)〉〈The portent in the sky(空に現れた兆し)〉で構成されています。アンナ=レーナ・ラウリン Anna-Lena Laurin の《レオン》は、彼女の息子の名を曲名にした音楽です。ユルヴァ・フレード Ylva Fred の《Three parentheses(3つの余談)》は〈The receipt in the bag(バッグに入っていたレシート)〉〈The cigarette afterwards(後のタバコ)〉〈You are disappointed(あなたはガッカリしてる〉。エーバハード・アイサー Eberhard Eyser の3つの短い「アンダンテ・ソステヌート」による《Small fancies Arietta》。ステファン・クラーヴェルダール Steffan Klaverdal の《I heard a sound/The sound I heard(音を聞いた/私の聞いた音)》は、2011年2月、ノルウェーのトロムソで行ったデュオ・デリンクォーとしての最初のコンサートで演奏した作品です。

『儚いフレーズ(Fragile Phrases)』
スタファン・ストルム(1964–)
 Memories of Raivola(ライヴォラの思い出)(2017)
マックス・シェック(1951–)
 Four fragile phrases(4つの儚いフレーズ)(2017)
アンナ=レーナ・ラウリン(1962–)
 レオン(Leon)(2016)
ユルヴァ・フレード(1990–)
 Three parentheses(3つの余談)(2018)
エーバハード・アイサー(1932–)
 Small fancies Arietta(2014)
ステファン・クラーヴェルダール Steffan Klaverdal(1975–)
 I heard a sound/The sound I heard(音を聞いた/私の聞いた音)(2010)
  デュオ・デリンクォー
   ペーテル・フリードホルム(フルート)
   ダーヴィド・ヘーレンスタム(ギター)

制作 ペール・ハルグレーン、ビョーン・ウッデーン
録音 ペール・ハルグレーン
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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『Trio ClariNord(トリオ・クラリノール)』

LAWO Classics LWC1126 contemporary/classical


「トリオ・クラリノール Trio ClariNord」は、ノルウェー国立音楽大学で学んだ音楽家のグループです。クラリネットのエミリオ・ボルゲサン Emilio Borghesan、チェロのパウラ・クェスタ・レドンド Paula Cuesta Redondo、ピアノのチェ・チャン Jie Zhang。若いプロフェッショナル音楽家の室内楽アンサンブルに活動の場を提供するために設立された「ヨーロッパ室内音楽アカデミー The European Chamber Music Academy(ECMA)」に初めてノルウェーから選ばれました。トリオ・クラリノールのデビュー・アルバム。ベートーヴェンが自作の《七重奏曲 変ホ長調》(Op.20)を編曲した《クラリネット三重奏曲》。ウクライナに生まれ、ウィーンで没したカール・フリューリング Carl Frühling の楽譜が残る数少ない作品のひとつ、ロマンティシズムの伝統に沿った《クラリネット三重奏曲》。「今」のノルウェーを代表する作曲家のひとり、ポップミュージックやロックのイディオムも応用するなど、多彩な音楽で知られるヨン・オイヴィン・ネス Jon Øivind Ness が彼らのために作曲した《Sloughs(抜け殻)》。「コンサート」の体裁のプログラムが組まれています。

『Trio ClariNord(トリオ・クラリノール)』
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 クラリネット三重奏曲 変ホ長調 Op.38
カール・フリューリング(1868–1937)
 クラリネット三重奏曲 Op.40
ヨン・オイヴィン・ネス(1968–)
 Sloughs(抜け殻)(2013)
  トリオ・クラリノール
   エミリオ・ボルゲサン(クラリネット)
   パウラ・クエスタ・レドンド(チェロ)
   チェ・チャン(ピアノ)

録音 2016年4月13日–16日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Through a network of illuminated streets(彩飾された街路網を通りぬけ)』

LAWO Classics LWC1171 contemporary/classical


『Through a network of illuminated streets(彩飾された街路網を通りぬけ)』は、室内アンサンブルのための作品を主に手がけているノルウェーの作曲家マッティン・ラーネ・バウク Martin Rane Bauck(1988–)と、Ensemble neoN(アンサンブル・ネオン)の初めてのコラボレーション・アルバム。バウクが2013年から2017年にかけて作曲、2020年代を視野に置いた室内楽作品を代表する5曲が演奏されます。「無気力な気分と巧妙なユーモアが特徴的な音楽。はっきり発音するというより、ぶつぶつ言う感じ」。シェイクスピアの『ハムレット』第2幕第2場のセリフを曲名に採った《fretted with golden fire(黄金の火で飾った)》とリルケの『悲歌第2番』の一節が曲名の《wie tau von dem frühgrass(早朝の草の露のように)》。絵画の技法がタイトルの《sfumato(スフマート)》。デンマーク政府のプログラム「DIVA(Danish International Visiting Artists)」で招かれコペンハーゲンに住んでいたカナダのクラリネット奏者、ヘザー・ロッシュ Heather Roche の委嘱で作曲した《kopenhagener stille(コペンハーゲンの静けさ)》。ディーノ・カンパーナの詩『Barche amorrate(愛のボート)』をテクストにした《Misantropi IV(人間嫌い IV)》。Ensemble neoN は、ノルウェー国立音楽大学に学んだ音楽家が2008年に結成、ビジュアルアート、パフォーマンス・アート、インストレーション・アートの芸術家たちと創作活動を行っています。

『Through a network of illuminated streets(彩飾された街路網を通りぬけ)』
マッティン・ラーネ・バウク(1988–)
 fretted with golden fire(黄金の火で飾った)(2014)
 (ギター・ソロのための)*
 sfumato(スフマート)(2014)(ヴァイオリンとチェロのための)
 wie tau von dem frühgras(早朝の草の露のように)(2013/16)
 (フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、ヴァイオリン、
  ヴィオラとチェロのための)
 kopenhagener stille(コペンハーゲンの静けさ)(2014)
 (クラリネット・ソロのための)**
 Misantropi IV(人間嫌い IV)(2016–17)
 (ソプラノ、テオルボ、ヴァイオリンとチェロのための)
  Ensemble neoN(アンサンブル・ネオン)
  オーレ・マッティン・フーセル=オールセン(ギター)*
  ヘザー・ロッシュ(クラリネット)** 

録音 2017年11月8日、10日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)、2017年11月9日 レインボースタジオ(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Folk & Jazz』

Prophone PCD202 jazz/traditional


スウェーデンのジャズヴォーカリスト、メタ・ルース Wives Margareta "Meta" Roos(1954–)は、「民謡の宝庫」と呼ばれるダーラナ地方、ブーダ(ボダ)の生まれ。16歳の時、ダーラナのダンスバンドで歌ってデビュー、「ニッペ・シュルヴェーン・バンド」との共演で大きな注目を集めました。1980年代には「ローズ・バンド」と共演、中央ヨーロッパでも人気を博しました。1990年代からは映画の歌手としても活動、ウォルト・ディズニーのアニメーション映画『ライオン・キング』(1994)のスウェーデン語版で「サークル・オブ・ライフ(En värld full av liv)」のメインヴォーカルを担当しました。彼女の Prophone レーベルへの初めてのソロ・アルバム『Folk & Jazz』。2018年、ヤン・ユーハンソン賞を受賞したことをきっかけに企画、抒情的スタイルのアルバム『トロイメライ』(PCD139)と『Atonement(つぐない)』(PCD171)を Prophone に録音した「Trio X of Sweden」とのコラボレーションとして制作されました。彼女の故郷に伝わる《ブーダポルスカ》、モニカ・セッテルルンドが歌った《フルドラの歌》、オスカル・リンドベリの編曲から広く知られるようになったダーラナ地方のコラール《夏の牧舎の古い賛美歌》、ゴトランドの民謡《すべて天空のもとに》、ジャズ・ミュージシャンたちの愛好曲でもある《レクサンドの歌》。彼女にインスピレーションを与えつづけてきた「スウェーデンの歌」への賞賛とともに、Trio X とのセッションを楽しんで作ったというアルバムです。

『Folk & Jazz』
 Bodapolskor(ブーダポルスカ)(Trad.)
 Si god afton (och god kväll)(こんにちはとこんばんはの挨拶を)
 ("Svanfeldts visbok 1848")
 Huldrans sång(フルドラの歌)(Monica Dominique/Lasse Sjöberg)
 Skogsrået(森の精)(Jon Sigurd)
 Visa från Utanmyra(ユータンミューラの歌「おお、もの言わぬ孤独よ」)
 (Trad./Björn Lindroth)
 Polska efter Höök Olle(ホーク・ウッレのポルスカ)
 (Trad. Rättvik/Meta Roos/Jacke Sjödin)
 Fäbodpsalm(夏の牧舎の古い賛美歌)
 (Oscar Lindberg/Åke Ahrenhill)
 Det goda i livet(人生の善き行い)(Meta Roos/Siv Andersson)
 Var det du/Drömdans(あなただったのか?/夢のダンス)
 (Cornelis Vreeswijk(Var det du)/Otto Francker/
 Sejr Volmer-Sørensen/Ingrid Reutersköld)
 Midsommar uti Dalom(ダロムの夏至祭)(Ingemar Ihils)
 Allt under himmelens fäste(すべて天空のもとに)(Trad. Gotland)
 Visa från Leksand(レクサンドの歌)(Erik Ingels)
  メタ・ルース(ヴォーカル)
  Trio X of Sweden(Trio X)
   レッナールト・シモンソン(ピアノ)
   ペール・V・ユーハンソン(ベース)
   ヨアキム・エークベリ(ドラム)

編曲 メタ・ルース、Trio X of Sweden、レッナールト・シモンソン(Fäbodpsalm)
録音 2019年2月7日、8日、13日
ミクシング  マッティン・インゲルストレム
マスタリング クラッセ・ペーション
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『偉大なマエストロたち X』

Estonian Records Productions ERP10619 classical



『偉大なマエストロたち X』
W・A・モーツァルト(1756–1791)
 ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
 組曲《町人貴族》 Op.60
  カッレ・ランダル(ピアノ)
  エストニア国立交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指揮) 

録音 2015年–2018年 エストニア・コンサートホール(タリン、エストニア)(ライヴ録音)

価格 ¥2,350(本体価格)

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『偉大なマエストロたち XI』

Estonian Records Productions ERP10719 classical



『偉大なマエストロたち XI』
W・A・モーツァルト(1756–1791)
 ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
(アルノルト・シェーンベルク(1874–1951)編曲)
 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25
ペーテル・ヴァヒ(1955–)
 母へ(アンコール)
  カッレ・ランダル(ピアノ)
  エストニア国立交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)

録音 2015年–2018年 エストニア・コンサートホール(タリン、エストニア)(ライヴ録音)

価格 ¥2,350(本体価格)

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『Première Rhapsodie - フランスのクラリネット音楽』

Estonian Records Productions ERP10819 classical


サン=サーンス、ドビュッシー、プーランク、サンカン。19世紀から20世紀のフランスの作曲家たちが書いたクラリネットのための音楽。セルヴァドーレ・ラハニ(レーニ) Selvadore Rähni は、1997年から2005年まで京都市交響楽団の首席クラリネット奏者を務めたエストニアのプレーヤーです。

『Première Rhapsodie - フランスのクラリネット音楽』
カミーユ・サン=サーンス(1835–1921)
 クラリネットソナタ 変ホ長調 Op.168
クロード・ドビュッシー(1862–1918)
 クラリネットのための第1ラプソディ 変ロ長調
フランシス・プーランク(1899–1963)
 クラリネットとピアノのためのソナタ 変ロ長調
ピエール・サンカン(1916–2008)
 クラリネットとピアノのためのソナティナ
  セルヴァドーレ・ラハニ(クラリネット)
  トゥーリ・ラハニ(ピアノ) 

録音 2017年 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『ベートーヴェン ピアノ三重奏曲集 第3集』

Orchid Classics ORC100101 classical


「トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン Trio con Brio Copenhagen」は、1999年、デンマークのピアニスト、イェンス・エルヴェケーア Jens Elvekjær を中心にウィーンで結成されました。サーアンセン、エーブラハムセン、ヌアゴーの作品による『ファンタズマゴリア』(Dacapo 8.226108)、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲(Marquis MAR81409)、チャイコフスキーとスメタナの三重奏曲(ORC100051)などのアルバムをリリース。ベートーヴェンは、第1集(第1番・第5番《幽霊》)(ORC100081)、第2集(第2番・第7番)(ORC100091)に続く第3集。
 
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1 no.3
 ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 Op.97 《大公》
  トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン
   スチン・ホン(ヴァイオリン)
   スキョン・ホン(チェロ)
   イェンス・エルヴェケーア(ピアノ)

録音 2019年1月7日–10日 デンマーク放送(DR)コンサートホール、第2スタジオ(コペンハーゲン)

価格 ¥2,250(本体価格)

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Choice

『ブラームス クラリネットのための音楽』

Orchid Classics ORC100099 classical


ブラームスのクラリネットのための作品は、ピアノ曲をはじめ傑作の多い晩年の作品群でもとりわけ魅力的な音楽とみなされています。クラリネットとピアノのための2曲のソナタ、クラリネットとピアノとチェロのための三重奏曲、クラリネットと弦楽器の五重奏曲。クラリネット奏者のレパートリーには欠かせず、ノルウェーのハンス・クリスチャン・ブレインによる4曲のアルバム(Simax PSC1259)、マッティン・フローストがペンティネンやテデーンたちと共演した《三重奏曲》《五重奏曲》(BIS SA-2063)、セバスティアン・マンツとデンマーク弦楽四重奏団の《クラリネット五重奏曲》(CAvi Music 4260085533008)など、新しい録音も制作されてきました。Orchid Classics から新しいアルバムがリリースされるジョーセフ・シャイナー Joseph Shiner は、イギリスのクラリネット奏者です。ウェルズ・カテドラルスクールでケヴィン・マーフィとティモシー・オーペンに学び、この間、ナショナル・ユース・オーケストラで首席奏者として演奏しました。ケンブリッジ大学に進み、2011年、セントジョンズ・スミス・スクエアで行われたケンブリッジ大学交響楽団のコンサートでソロ・デビュー。室内楽奏者としてエンデリオン四重奏団やアラウダ四重奏団と共演、木管楽器グループ「マニャール・アンサンブル」の創設メンバーに加わり、オーケストラ・プレーヤーとしてロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニック、ウェールズ BBC ナショナル管弦楽団などのオーケストラと共演してきました。ソリストとしてのレパートリーは、モーツァルト、フィンジ、ニルセン、コープランド、フランセの協奏曲、ベリオ、カーター、ジェンキンズ、モーガン=ウィリアムズ、サピエガ、ウェイリー=コーエンのソロ作品、古典、近代と現代の室内楽曲。「BBC Music Magazine」の2016年8月号で「Rising Star」として特集され、イギリスと各国の音楽祭への参加が続いています。

ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
 クラリネットソナタ第1番 ヘ短調 Op.120 no.1
 クラリネットソナタ第2番 変ホ長調 Op.120 no.2
  ジョーセフ・シャイナー(クラリネット)
  ソミ・キム(ピアノ)
  ヨアンナ・プロダノヴァ(チェロ) 

録音 2018年5月1日–3日 「ワイアストーン(Wyastone)」(モンマス、ヘレフォードシャー、イングランド)

価格 ¥2,250(本体価格)

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『冬の旅』

BIS SACD2444 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] classical


バリトンのペーテル・マッテイは、スウェーデンを代表する「スター」オペラ歌手のひとり。ピテオーの音楽祭、イッテルヤーナのコンサート、マルメ・ライヴと、共演を行ってきたラーシュ・ダーヴィド・ニルソンとのコラボレーションによる《冬の旅》がリリースされます。マッテイ Peter Mattei(1965–)は、ピテオー生まれ。王立ストックホルム音楽大学で学び、1990年、ドロットニングホルム宮廷劇場の《偽の女庭師》でナルドを歌い、デビュー。ヨーテボリ歌劇場の《ドン・ジョヴァンニ》のタイトルロールと王立スウェーデン歌劇場の《フィガロの結婚》のフィガロを歌い、スコットランド・オペラで国際デビューした後、ブリュッセルのモネ劇場、エクサン・プロバンス音楽祭に招かれ、《フィデリオ》のドン・フェルナンド役で初めてザルツブルク音楽祭の舞台に立ちました。メトロポリタン歌劇場では《フィガロの結婚》の伯爵役に続き、ドン・ジョヴァンニ、《セビーリャの理髪師》のフィガロを歌い、ドン・ジョヴァンニ役によるミラノ・スカラ座の初舞台でも成功を収めました。録音も多く、モーツァルト、ワーグナー、ブリテンの『アリア・アルバム』(BIS SA 1749)、オルフ、デュリュフレ、ステーンハンマルの曲を歌った『万華鏡』(BIS 1954)、『ペーテル・マッテイと過ごすクリスマス』(LadyBird 79556818)、《さすらう若人の歌》《リュケルトの5つの詩》など『マーラー 歌曲集』(79556834)をはじめとするアルバムをリリース。「カプリース・コンサート」にゲストとして招かれているオルフェイ・ドレンガルのアルバム『スンドの音』(BIS-NL 5030)にも参加しています。ピアニストのニルソン Lars David Nilsson(1966-)は、王立ストックホルム音楽大学で教会音楽とピアノを学び、シュナーベルの弟子マリア・クルチオにもロンドンで師事しました。ヘルマン・ステファウンソンと共演した『クラリネットとピアノのためのスウェーデン作品』(Intim Musik IMCD075)を録音しています。

フランツ・シューベルト(1797–1828) 
 歌曲集《冬の旅(Winterreise)》 D.911
  ペーテル・マッテイ(バリトン)
  ラーシュ・ダーヴィド・ニルソン(ピアノ)

録音 2018年11月 スタジオ・アクースティクム(ピテオー、スウェーデン)
 
価格 ¥2,650(本体価格)

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『北極光(Northern Lights)』

Solo Musica SM314 classical


「デュオ・フロシュハンマー Duo Froschhammer」は、ミュンヘン生まれのヴァイオリニスト、フェリクス・フロシュハンマー Felix Froschhammer が、きょうだいのユリア Julia Froschhammer と1998年に結成しました。スイス在住のフェリクス・フロシュハンマーは、カザル四重奏団の第1ヴァイオリン奏者、ヌシャテル・シンフォニックアンサンブルとローザンヌ・シンフォニエッタのコンサートマスターを務めています。『北極光(オーロラ)』と題したアルバムでは北欧の代表的なヴァイオリンとピアノのための作品がメイン・プログラムです。スウェーデンのアウリンが作曲、各国のヴァイオリニストの愛好曲となった《4つの水彩画》。ノルウェーの民俗音楽を芸術音楽に再生することをライフワークとしたグリーグの最初のヴァイオリンソナタ 。民謡や伝承曲を直接引用することなく「フィンランド」のアイデンティティを示したシベリウスの中期の《4つの小品》。スウェーデン、ノルウェー、スコットランドの伝承曲をフリッツ・フロシュハンマー Fritz Froschhammer がデュオ・フロシュハンマーの協力で編曲した《民謡組曲》と、映画『タイタニック』でも演奏された伝承曲《ドラウジー・マギー》のデュオ・フロシュハンマーによる編曲が合わせて収録されています。

『北極光(Northern Lights)』
トゥール・アウリン(1866–1914)
 4つの水彩画(Fyra akvareller)(1899)(ヴァイオリンとピアノのための)
  牧歌(Idyll) ユモレスク(Humoresk) 子守歌(Vaggsång)
  ポルスカ(Polska)
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 ヴァイオリンソナタ第1番 ヘ長調 Op.8
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 4つの小品(4 Pièces) Op.78
 (ヴァイオリンまたはチェロとピアノのための)
  即興曲(Impromptu) ロマンス(Romance) ヘ長調
  レリジョーゾ(Religioso) リゴドン(Rigaudon)
フリッツ・フロシュハンマー/デュオ・フロシュハンマー(編曲)
 民謡組曲
  カール・スヴェードのポルスカ(Polska efter Carl Sved)
  おお、私にイエスが賛美できるとは(Å, at jeg kunne min Jesus prise)
  スコットランドのリール「Da Full Rigged Ship/Da New Rigged Ship」
アイルランド伝承曲(デュオ・フロシュハンマー(編曲))
 ドラウジー・マギー(Drowsy Maggie)(ヴァイオリンとピアノのための)
  デュオ・フロシュハンマー
   フェリクス・フロシュハンマー(ヴァイオリン)
   ユリア・フロシュハンマー(ピアノ)

録音 2018年6月11日–12日 サル・ド・シャトンネイル Salle de Châtonneyre(コルソー、スイス)
 
価格 ¥2,250(本体価格)

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『Come Closer』

Stunt Records STUCD19032 jazz


ディエゴ・フィゲレード Diego Figueiredo は、1908年、ブラジル、サンパウロのフランカ生まれ。15歳のころから注目を集めはじめ、ソロ、コラボレーションのアルバムとツアーにより、2019年の今、「世界を征服した」とも言われます。『Dadaio』(STUCD08192)『Tempos Bons』(STUCD12102)『Broken Bossa』(STUCD15172)につづく「ディエゴ・フィゲレード」の名を冠した Stunt Records のアルバム第4作。女性シンガー3人をゲストに迎え、アントニオ・カルロス・ジョビンの作品、『マイ・フェア・レディ』『くたばれヤンキース』といったミュージカルから生まれたスタンダード・ナンバー、マンシーニの《ムーンリバー》など10曲をデュオ、2曲をギターソロで演奏しています。シリル・エイメー(エメー)  Cyrille Aimée は、フランス、フォンテーヌブロー生まれ。2007年のモントルー国際ジャズフェスティヴァルのヴォーカル・コンペティションで優勝。アメリカのジャニス・シーゲル Janis Siegel は、マンハッタン・トランスファーのメンバー。イタリアのシンガーソングライター、2011年のモントルー国際ジャズフェスティヴァルで優勝したキアラ・イッツィ Chiara Izzi は、2014年からニューヨークを本拠に活動しています。

『Come Closer』
 Once I Loved(Antonio Carlos Jobim/R. Gilbert)*
 I Could Have Danced All Night(Frederick Loewe/Alan Jay Lerner)*
 You Won't Be Satisfied (Until You Break My Heart)
 (Freddy James/Larry Stock)*
 Whatever Lola Wants(Richard Adler/Jerry Ross)*
 Sexta Fiera(Diego Figueiredo)
 Dreamer(Antonio Carlos Jobim/Gene Lees)**
 One Note Samba(Antonio Carlos Jobim/Newton Mendonça)**
 Gone with the Wind(Allie Wrubel/Herb Magidson)**
 Gee Baby, A'n’t I Good to You(Don Redman/Andy Razaf)**
 Like Someone in Love(Jimmy van Heusen)
 Nardis(Miles Davis/Yanina Lombardi)†
 Moon River(Henry Mancini/Johnny Mercer)†
  ディエゴ・フィゲレード(ギター)
  シリル・エイメー(ヴォーカル)*
  ジャニス・シーゲル(ヴォーカル)**
  キアラ・イッツィ(ヴォーカル)†

録音 2017年1月 ニューヨーク、2月 ニュージャージー、3月 ブラジル 
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Keys & Strings』

Stunt Records STUCD19052 2CD's jazz


『Keys & Strings』は、ディネセンの2014年のアルバム『YASMIN』(STUCD14052)に参加したタイのピアニスト、ダリン・パントームコモルのアイデアから生まれました。ピアニストのカーステン・デール、ハイネ・ハンセン、マグヌス・ユート(マウヌス・ヨート)、そしてパントームコモルに、アナス・クリステンセンをはじめとするプレーヤーのジャズ・カルテットと弦楽四重奏が参加。前作でやり残したことをスタンダードナンバーと書かれたばかりのオリジナル曲によるプログラムで実現。フィナーレの《Everything Happens to Me》ではディネセンがタイ・フィルハーモニック管弦楽団をバックに上質の磁器にも例えられる繊細な演奏を聴かせます。

『Keys & Strings』
[Disc 1]
 Homely(Jakob Dinesen, string arr. Carsten Dahl/Gliemann)
 Hope(Jakob Dinesen/Carsten Dahl/Nikolaj Torp Larsen)
 Thaya(Jakob Dinesen)
 Smuk(Jakob Dinesen, string arr. Carsten Dahl/Gliemann)
 Hugso(Jakob Dinesen/Carsten Dahl)
 Free Eddie(Jakob Dinesen)
 Konge og Bajads(Carsten Dahl)
 First One(Jakob Dinesen/Carsten Dahl/Nikolaj Torp Larsen)
[Disc 2]
 Spring Is Here
 (Richard Rodgers/Lorenz Hart, string arr. Magnus Hjorth)
 Milton(Jakob Dinesen, string arr. Magnus Hjorth)
 Nicolai Smuk(Jakob Dinesen, string arr. Heine Hansen)
 God Bless the Child
 (Billie Hliday/Arthur Herzog, string arr. Magnus Hjorth)
 Hugso(Jakob Dinesen/Carsten Dahl, string arr. Nikolaj Torp Larsen)
 Carlie Haden's Sound of Love
 (Jakob Dinesen, string arr. Magnus Hjorth)
 Dance on Roses(Jakob Dinesen, string arr. Magnus Hjorth)
 Everything Happens to Me(Tom Adair/Matt Dennis)
  ヤコブ・ディネセン(テナーサックス)
  カーステン・デール(ピアノ)
  ハイネ・ハンセン(ピアノ)
  マグヌス・ユート(マウヌス・ヨート)(ピアノ)
  ダリン・パントームコモル(ピアノ)
  ニコライ・トープ・ラーセン(キーボード)
  アナス・クリステンセン(ベース)
  ノッパドル・ティラタラドル(ベース)
  ヤコブ・ホイアー(ドラム)
  モーテン・エールー(ドラム)
  弦楽四重奏団
   アンドレーア・ギャーファス(ヴァイオリン)
   カーアン・ヨハネ・ペーザセン(ヴァイオリン)
   シセル・フェーア・モスト(ヴィオラ)
   サミラ・デイヤニ(チェロ)
  タイ・フィルハーモニック管弦楽団

録音 2015年–2018年

価格 ¥3,400(本体価格)

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『Once Upon Tomorrow』

Sundance Records SU9098-2 jazz


テレビのホスト、ジャーナリストとして知られるヤコブ・イレボー Jakob Ileborg は、若いころ、ロンドンで活動したデンマークのバンド「Warwick Avenue(ウォリック・アベニュー)」のリードヴォーカルを務めていました。『Once Upon Tomorrow』は、彼がシンガーソングライターとしての活動を再開するにあたり制作されたアルバムです。アナス・クリステンセン、ヤコブ・ディネセンや、ロンドンのヴォーカルグループ「グレン・スコットと彼の合唱団(Glenn Scott and his Choir)』が参加。「伝説的エンジニア」といわれるフレミング・ラスムセンがミクシング 、イレボー自身が制作を担当、コペンハーゲンとロンドンで年月をかけて録音されました。
 
『Once Upon Tomorrow』
 Emotional Botox(Jakob Illeborg)
 Goodbye Mary Jane(Jakob Illeborg)
 Well of Tears(Jakob Illeborg) White Lilies(Jakob Illeborg)
 Der var engang(昔むかし)(Jakob Illeborg)
 What a Crying Shame(Jakob Illeborg)
 Because(Jakob Illeborg)
 When the First Stone Is Thrown(Jakob Illeborg)
 Red Black and Blue(Jakob Illeborg)
 Let's Fly Away(Jakob Illeborg)
 Something Borrowed(Jakob Illeborg)
  ヤコブ・イレボー(ヴォーカル)
  クリストファー・ソネ(ドラム)
  アナス・クリステンセン(ベース)
  ニコライ・トープ(ハモンドオルガン)
  ルネ・フォンク(ギター)
  カスパー・トランベア(トランペット)
  ヤコブ・ディネセン(テナーサックス)
  マス・ヒューネ(トロンボーン)
  グレン・スコットと彼の合唱団
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Relations』

Prophone PCD206 jazz


「マッティン・ブランドクヴィスト・カルテット」は、スウェーデンのジャズグループ。作曲家、ドラマー、マルチ・インストルメンタリストのマッティン・ブランドクヴィスト Martin Brandqvist が、2016年、高い技術と即興感覚の確かなミュージシャンたちと結成しました。インゲ・ペッテション・リンドベク Inge Pettersson Lindbäck のサクソフォーン、ユーハン・オールソン Johan Ohlsson のピアノ。ベースは、最初のマッツ・イングヴァションからマッティアス・ユート Matthias Hjorth(1969–)に変わりました。ユートは、デイヴ・リーブマン、トミー・スミス、リーナ・ニューベリ、ペーテル・ダーネムたちとのコラボレーションで知られるアーティストです。カルテットが演奏するブランドクヴィストのオリジナル曲は、抒情的な北欧ジャズを基本に、アストリッド・リンドグレーンの『やねの上のカールソン』のテレビ・シリーズなど彼が手がけてきたテレビと映画の音楽、そして、ニューヨークのドラマーズ・コレクティブで出会ったフランク・マラべから学んだアフリカのルーツミュージックの色彩を加えたスタイルで書かれています。『Relations』は、彼らのセカンド・アルバム。マルメの学校とスタジオでセッション録音した7曲とライヴ録音の《The Caretaker》と《All the Things We Are》によるプログラムです。

『Relations』
 You and I(Martin Brandqvist)*
 On the Other Side(Martin Brandqvist)**
 Now Then(Martin Brandqvist)*
 Never Too Late(Martin Brandqvist)*
 Crossing Water(Martin Brandqvist)**
 Ginge(Martin Brandqvist)**
 The Family(Martin Brandqvist)*
 The Caretaker(Martin Brandqvist)†
 All the Things We Are(Martin Brandqvist)†
  マッティン・ブランドクヴィスト・カルテット
   マッティン・ブランドクヴィスト
   (ドラム、パーカッション、フルート、クラリネット)
   インゲ・ペッテション・リンドベク(サクソフォーン)
   マッティアス・ユート(ベース)
   ユーハン・オールソン(ピアノ)

録音 2019年5月19日、20日 マルメ・ラテンスクール(Malmö Latin)(マルメ、スウェーデン)**、2019年3月22日 グーラ・スタジオ(Gula Studion)(マルメ)*、2019年2月(ライヴ録音)†
録音 トビアス・サミュエルソン **、ダーヴィド・カールソン *、マッティン・ブランドクヴィスト †
ミクシング ・マスタリング ダーヴィド・カールソン(グーラ・スタジオ) 
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Kintsugi』

Losen Records LOS224-2 jazz


「ポカズ・トリオ」は、ウクライナのオデッサに生まれた新世代のジャズ・グループ。アンドルー・ポカズ Andrew Pokaz のピアノ、ヴィターリー・フェセンコ Vitaliy Fesendko のベース、ヤコフ・タルンツォフ Yakov Taruntsov のドラム。「ピアノトリオ」という、さまざまな可能性をもつ編成により、ジャズ、クラシカル、エスニック音楽を融合しエレクトロニクスで味付けしたスタイルの音楽を展開していきます。彼らの音楽には常に、共作者の聴き手が存在する「ストーリー」があるといい、演奏は「ハーモニーと共時性と統一性を共有。トリオが一緒に呼吸しているかのような繊細な歌を歌い、追いかけっこをしているように速い指使いで遊び戯れる」と表現されています。ポカズ・トリオのアルバム第1作。ベースのフェセンコが作曲した、スラヴの民俗音楽とベッサラビアの文化の交流を示した《Slavonic Dance(スラヴ舞曲)》に始まり、ポカズ作曲の5曲が続きます。「時間と次元を貫くヒューマニティの旅」という哲学的意味を背後にもつ《Kintsugi(金継ぎ)》、「時の必然性」への関心を示す《Elephant(象)》、この世界に生まれたことへの感謝をこめたという《Easy(気を楽にして)》、現代生活の激しいテンポを象徴的に表現した《Spark(スパーク)》、全宇宙の中の自分を見つめた《Sphere(球体)》。陶磁器の破損を修復する日本の技法に由来、「わびさび」の美意識や「無心」の哲学に関連して使われる「Kintsugi(金継ぎ)」をタイトルにした「キャッチー」な音楽のアルバム。

『Kintsugi』
 Slavonic Dance(Vitaliy Fesenko) Kintsugi(Andrew Pokaz)
 Elephant(Andrew Pokaz) Easy(Andrew Pokaz)
 Spark(Andrew Pokaz) Sphere(Andrew Pokaz)
  ポカズ・トリオ
   アンドルー・ポカズ(ピアノ)
   ヴィターリー・フェセンコ(ベース)
   ヤコフ・タルンツォフ(ドラム)

録音 2017年 ムジチ・スタジオ(キエフ、ウクライナ)
制作 アナスタシア・ポカズ、アレクス・ゴゴフィア
録音 マックス・グラデツキー 
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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