2019年9月 

『ブラームス ヴァイオリンとピアノのための5つのソナタ 第2集』

BIS SACD2419 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopack] classical 


ウルフ・ヴァリーン Ulf Wallin とローランド・ペンティネン Roland Pöntinen のデュオが「もう一度」録音したブラームスのソナタ。第1集(BIS SA-2369)は、王立ストックホルム音楽大学のスヴェン・カルぺとウィーン国立音楽大学のヴォルフガング・シュナイダーハンに学び、艶やかな音の「ドメニコ・モニタニャーナ」を弾くヴァリーンと、彼の音楽を知り尽くしたペンティネンの合奏から生まれる美しく深い音楽が、好評を得てきました。第2集では、ヴァイオリンとピアノのために書かれたソナタの第2番と第3番、そして前作の第1番につづき第2番のクラリネット・ソナタが原曲の《ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調》が演奏されます。ピテオーのスタジオ・アクースティクムで行われた第1集と同じセッションの録音です。

ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.120 no.2(クラリネット・ソナタ第2番)
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
  ウルフ・ヴァリーン(ヴァイオリン)
  ローランド・ペンティネン(ピアノ)

[楽器 Violin: Domenico Montagnana(1746)、Piano: Steinway D]

録音 2017年5月 スタジオ・アクースティクム(ピテオー、スウェーデン)
制作・録音 マリオン・シュヴェーベル

価格 ¥2,650(本体価格) 

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『マーラー 交響曲第4番』

BIS SACD2356 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopack] classical 

 

グスタフ・マーラー(1860–1911)
 交響曲第4番 ト長調(1892, 1899–1901 rev.1901-10)
  ミネソタ管弦楽団 オスモ・ヴァンスカ(指揮)
  キャロリン・サンプソン(ソプラノ) 

録音 2018年6月 オーケストラホール(ミネアポリス、ミネソタ) 

価格 ¥2,650(本体価格) 

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『愛の詩(Et kjærlighetsdikt)- カタリヌス・エリング ピアノ作品集』

LAWO Classics LWC1185 classical 


カタリヌス・エリング Catharines Elling は、1858年、クリスチャニア(現 オスロ)生まれ。オスロ大学で哲学を学び、ライプツィヒとベルリンに留学。オーストリアの作曲家ハインリヒ・ヴォン・ヘルツォーゲンベルクを通じて知ったブラームス、シューマン、メンデルスゾーンのスタイルが背後に感じられる作品を管弦楽曲から声楽曲まで幅広いジャンルに作曲しました。指揮者としても活動、音楽教師としてダーヴィド・モンラード・ヨハンセンやファッテイン・ヴァーレンといった重要な作曲家を育てたことで知られます。彼の初期の歌曲を集めた『若きエリング』(LWC1072)につづく LAWO Classics のエリング作品集『愛の詩』。彼の膨大な数のピアノ作品から《ノルウェー民謡のピアノ編曲》《愛の詩》、2巻の《過ぎ去りし日々》といった作品を選び、ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンのピアノ作品全集『父の山』(LWC1101)を録音したルネ・アルヴェル Rune Alver(1957–)が演奏。エリングのピアノ曲の初めての録音です。

『愛の詩(Et kjærlighetsdikt)- カタリヌス・エリング ピアノ作品集』
カタリヌス・エリング(1858–1942)
 ワルツ(Vals) Op.1
 2つのピアノの小品(To Klaverstykker) Op.2
  行進曲風に(Alla marcia) スケルツォ(Scherzo)
 無言歌(Sanger uten Ord) Op.3
  アンダンテ・センプレ・レガート アレグレット
  アンダンティーノ アレグレット
 ノルウェー民謡のピアノ編曲
 (Norske folkemelodier bearbeidet for Klaver)
  スンフィヨルドの2つの婚礼歌(To Brudeslaatter fra Sundfjord)
   教会への道行きで(Naar de reiser til Kirken)
   教会からの帰路に(Naar de kommer fra Kirken)
  スンフィヨルドのフォルデの子守歌(Baansull fra Førde, Sundfjord)
  オプダールのフルドラの歌(Huldresull fra Opdal)
  スンフィヨルドの子守歌(Baansull Sundfjord)
  スンフィヨルドのフォルデのハリング(Halling fra Førde, Sundfjord)
  スンモーレの結婚行進曲(Bruremarsch fra Sundmøre)
  ノールフィヨルドのブレイムの山羊呼びの声
  (Gjeitelokk fra Bræim, Nordfjord)
  スンフィヨルドのフォルデのハリング(Halling fra Førde, Sundfjord)  
 4つのピアノの小品(Fire Klaverstykker)
  アンダンテ ジョコーゾ レント ジョコーゾ
 愛の詩(Et kjærlighetsdikt)
  疑い。 彼:ゆっくりと、焦らしながら(Tvivl. Han: Langsomt, dvælende)
  答え。 彼女:なめらかな動きで、なだめるかのように
  (Svar. Hun: Jævnt bevæget, ligesom beroligende)
 ピアノ小曲集《過ぎ去りし日々(Svundne Dage)》 第1巻
  朝のこと(Om Morgenen) 冗談だろ!(Det spøger!)
  憂鬱(Vemod) このうえない幸せ(Lykke over Lykke)
 ピアノ小曲集《過ぎ去りし日々(Svundne Dage)》 第2巻
  少年たちの旗の行進(Smaagutternes Flag-Marsch)
  失楽園(Det tabte Paradis) 山猫(Vildkat) 牧歌(Idyl)
 ワルツ=カプリース(Vals-Capricer)
  コン・パッショーネ ヴィーヴォ
 ピアノのためのスナップショット(Snapshots for Klaver)
  アンダンテ ヴィーヴォ ポコ・モッソ ヴィヴァーチェ
 ピアノのためのスケルツォ(Scherzi for Klaver)
  エネルジーコ アジタート
  ルネ・アルヴェル(ピアノ)

録音 2018年3月5日–7日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『囚人仲間のための祈り(Gebete für Mitgefangene)』

LAWO Classics LWC1176 classical 


ソプラノのベーリト・ノルバッケン・ソールセットとオルガンのグロー・ベルグラッブのコラボレーションによる北部ノルウェーの賛美歌と教会音楽。ニューステット Knut Nystedt の《囚人仲間のための祈り》は、ナチスの思想に断固として反対し、ヒトラー暗殺計画に加わり逮捕、処刑された牧師ディートリヒ・ボンヘッファー Dietrich Bonhoeffer(1906–1945)の詩に作曲した「3つの祈り」の音楽です。フリチョフ・アンデシェン Fridthjov Anderssen は、作曲家、ボードー教会のオルガニスト、指揮者としてボードーで活動。ノールラン県でもっとも人気の音楽家だったと言われます。フーガとコラール「主を主人とする者は誰であれ(Hvo ene lager herren råde)」は、伝承のコラールに基づいて作曲されました。この作品につづき、元の伝承曲が、北部ノルウェー、ファウスケ出身の教会音楽家ビョルン・リーエン Bjørn Lien の編曲で歌われます。北部ノルウェーの教会音楽家、イーヴァル・ヤーレ・エリーアセン Ivar Jarle Eliassen が新しく作曲した賛美歌が2曲。ボードー大聖堂のオルガニストと聖歌隊指揮者を務めたビョルン・アンドル・ドラーゲ Bjørn Andor Drage が編曲したマヤヴァトンの民謡《昼がそっと目を閉じ》は、エリーアス・ブリクス Elias Blix(1836–1902)の詩をテクストとする、北部ノルウェーでもっとも親しまれている民謡のひとつです。

ベーリト・ノルバッケン・ソールセット Berit Norbakken Solset は、ノルウェー国立音楽大学を卒業後、主にオラトリオ、受難曲、ミサ曲のソリストとして活動しています。グロー・ベルグラッブ Gro Bergrabb(1979–)は、2007年からボードー大聖堂のオルガニストと聖歌隊指揮者。大聖堂のオルガニストを務めていたドラーゲからオルガンの手ほどきを受け、ノルウェー国立音楽大学とベルリン芸術大学で学びました。録音セッションの行われたボードー大聖堂は、1940年5月27日のドイツ軍によるボードー市街地の爆撃で破壊されたボードー教会の跡地に戦後再建され「平和の大聖堂」と呼ばれています。

『囚人仲間のための祈り(Gebete für Mitgefangene)』
クヌート・ニューステット(1915–2014)
 囚人仲間のための祈り(Gebete für Mitgefangene)
  朝の祈り(Morgengebet) 夕べの祈り(Abendgebet)
  苦難の時の祈り(Gebet in besonderer Not)
フリチョフ・アンデシェン(1876–1937)
 フーガとコラール「主を主人とする者は誰であれ
 (Hvo ene lager herren råde)」
民謡(ビョルン・リーエン(1967–)編曲)
 主を主人とする者は誰であれ(Hvo ene lager herren råde)
イーヴァル・ヤーレ・エリーアセン(1958–)
 夜が陸から広がってくる(No ror et natt seg ut fra land)
 主よ、私たちの感謝を捧げます(Herre, så stiger vår takk til deg)
ノールランのマヤヴァトンの民謡
(ビョルン・アンドル・ドラーゲ(1959–)編曲)
 昼がそっと目を閉じ(Dagsens auga slokner ut)
  ベーリト・ノルバッケン・ソールセット(ソプラノ)
  グロー・ベルグラッブ(オルガン)
 [ボードー大聖堂のオイレ(Hermann Eule Orgelbau)オルガン]

録音 2017年1月3日–4日 ボードー大聖堂(ボードー、ノルウェー)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『ヴォスレフ 室内楽作品集 第6集』

LAWO Classics LWC1180 contemporary/classical 


ベルゲンの作曲家シェティル・ヴォスレフ Ketil Hvoslef の室内楽作品38曲をグリーグ・アカデミーで教える音楽家とベルゲン・フィルハーモニックのメンバーたちが演奏するプロジェクトのシリーズ第6集。《トロンボーン四重奏曲》は、同質の楽器のアンサンブルに対するヴォスレフの興味が示された音楽のひとつ。「聴き手がちょっとした儀式ないし考古学調査に誘われるような感じを抱くかもしれない」作品。《クラリネット五重奏曲》は、モーツァルト、ブラームス、レーガーの作品の伝統に沿いながら「個人的なタッチ」を加えた、ヴォスレフの「クラシカル」なスタイルによる音楽の一例です。3曲の《ハリングフェレ三重奏曲》は、ソプラノ、ピアノ、ハリングフェレ(ハルダンゲルフィドル)が、それぞれ独立して演奏。一定の明確な拍を欠き、フィドルの弾く民謡を共通要素に永遠を思わせる音風景を創造してゆく趣の音楽。ローマのバス会社に因む《アコトラル》の副題がつけられた「13人のためのトリオ」は、「4人の歌手」「4人の弦楽器奏者」「4人の木管楽器奏者」の3つのグループにまとめ役の打楽器奏者を加えて演奏される、ヴォスレフ一流のユーモアのセンスが発揮された作品です。

『ヴォスレフ 室内楽作品集 第6集』
シェティル・ヴォスレフ(1939–)
 トロンボーン四重奏曲(Trombonekvartett)
  スヴェッレ・リーセ(トロンボーン)
  ペッテル・ヴィンロート(トロンボーン)
  アウドゥン・ブレーン(トロンボーン)
  クレア・ファー(トロンボーン)
 クラリネット五重奏曲(Klarinettikvinett)
  ディエゴ・ルケージ(クラリネット)
  リカルド・オドリオソーラ(ヴァイオリン)
  マーラ・ハウゲン(ヴァイオリン)
  イルゼ・クラーヴァ(ヴィオラ)
  ヨン・エーデ(チェロ)
 ハリングフェレ三重奏曲第1番(Hardingtrio I)
 ハリングフェレ三重奏曲第2番 (Hardingtrio II)
 ハリングフェレ三重奏曲第3番 (Hardingtrio III)
  ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(ソプラノ)
  ホーコン・アスハイム(ハリングフェレ)
  アイナル・ロッティンゲン(ピアノ)
 13人のためのトリオ《アコトラル》(Trio for tretten "Acotral")(1987)
  カイア・ルッレスタ・タイゲン(ソプラノ)
  クリスティーナ・ヨンシ(アルト)
  フレードリク・シェルヴェ(テノール)
  アイリク・ヴァルデラン(バス)
  フリーダ・アンドレーアセン・レーレング(フルート)
  イサベル・マリーア・ベラスコ(オーボエ)
  アクセル・ホーヴダル(クラリネット)
  ホーヴァル・ロクティング・ラーシェン(ファゴット)
  ヴラディミーラ・シュチグリンスカ(ヴァイオリン)
  オッドヒル・ニューベルグ(ヴァイオリン)
  エウジェニオ・メネゲル(ヴィオラ)
  カルメン・ボベダ(チェロ)
  シグヴァル・フェルスム(打楽器)
  リカルド・オドリオソーラ(指揮)

録音 2017年6月4日、18日–19日 グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー(ベルゲン、
ノルウェー)、2018年12月12日 NRK(ノルウェー放送)コンサートホール(オスロ)(トロンボーン四重奏曲)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『トイヴォ・クーラ ピアノ作品全集』

Alba ABCD445 classical 


ナショナル・ロマンティシズムの作曲家トイヴォ・クーラ Toivo Kuula(1883–1918)は、1907年のホ短調のヴァイオリンソナタと1908年のピアノ三重奏曲イ長調で注目され、歌曲を中心とする声楽曲とピアノ曲で当時、オスカル・メリカントと同じように人気を集めました。フィンランド内戦中の1918年、白軍の勝利を祝う会場での口論による発砲事件の傷が元で亡くなってからも、「短調」で書かれた《結婚行進曲》をはじめとする「哀愁と感傷の音楽」は、広く愛され、演奏されています。将来を期待される若いピアニストのひとり、フィンランドのヤンネ・オクサネンは、クーラが作曲したピアノのための全作品を弾いたこのディスクがデビュー・アルバムです。シベリウス・アカデミーのフェスティヴァル「Sibafest 2018」でクーラの作品を弾き、ラジオ放送などのメディアを通じて好評だったことから、今回の録音が実現しました。シベリウスの家があることでも知られるヤルヴェンパーのホールでセッション録音。詳細なプログラム・ノート(英語・フィンランド語)もオクサネンが執筆しました。オクサネンは、9月19日、ヘルシンキのテンペリアウキオ教会で行われたアルバム・リリース・コンサートの後、2020年2月2日のヤルヴェンパーまで、30都市をまわる「クーラ:ピアノ作品-ツアー」を計画しています。

[プロフィール]
ヤンネ・オクサネン Janne Oksanen(1994–)。ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーとパリ音楽院でテッポ・コイヴィスト、レベッカ・アンゲルヴォ、ドニ・パスカルに学び、リスト=マッティ・マリンの修士課程で研究。ヨルマ・パヌラのクラスで指揮を学び、作曲家として25曲を超す歌曲などを作り、《フィンランディア》を2台ピアノ用に編曲。ポップミュージックとジャズも学び、ロックバンド「Aurora Lights」を創設、グループを解散するまで歌手とギタリストを務めた。

『トイヴォ・クーラ ピアノ作品全集』
トイヴォ・クーラ(1883–1918)
 ピアノのための3つの小品 Op.3b
  悲歌(Elegia)(1908)
  結婚行進曲(Häämarssi)(1908)
  小さなガヴォット(Pikku gavotti)(1906)
 ピアノのための2つの小品(歌曲の編曲) Op.37
  流れを漂う舟(Virta venhettä vie)(1907)
  舟歌(Barcarolle)(1912)
 フィンランドの歌による変奏曲(Vir varié) ホ短調(c.1900)
 インヴェンション(Invention)(c.1905)
 昔の秋の歌(Vanha syyslaulu) Op.24 no.3(1917)
 ショッティーシュ(Schottis)(c.1904)
 祝祭行進曲(Juhlamarssi) Op.13b(1910)
 ピアノのための組曲 Op.26
  ピーリレイッキ(輪踊り)(Piirileikki)(1914)
  羊飼いの想い(Paimentunnelma)(1914)
  即興的な踊り(Tanssi-improvisationi)(1914)
  夜想曲(Nocturne)(1914)
  平安(Rauha)(アダージョ(Adagio))(1914)
  葬送行進曲(Surumarssi)(1915)
 羊のポルスカ(Lampaanpolska)(1915)
 3つの童話の情景(Satukuvia) Op.19(1912)
  童話の情景第1番(Satukuva 1)
  童話の情景第2番(Satukuva 2)
  童話の情景第3番(Satukuva 3)
  ヤンネ・オクサネン(ピアノ)

録音 2019年1月22日–23日 ヤルヴェンパー・ホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)
制作 リスト=マッティ・マリン
録音 マルック・ヴェイヨンスオ

価格 ¥2,300(本体価格) 
  
Kuula: The Piano Works Album trailer 

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『隠れた宝物(Hidden Treasure)』

Alba ABCD446 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical 


シベリウス・アカデミーの博士課程で「ピアノ・トランスクリプション」を研究、『ピアノ・トランスクリプションの芸術』の2枚(ABCD240, ABCD305)を録音したリスト=マッティ・マリン Risto-Matti Marin(1976–)の Alba レーベルのアルバム第8作。フィンランドのロマンティックなピアノ音楽の「忘れられてしまっていた珠玉の作品」を7曲弾いています。ドイツに生まれ、パーシウスにつづいてフィンランド音楽に貢献したリカルド・フレデリク・ファルティン Richard Frederik Faltin(1835–1918)のシューマンやメンデルスゾーンの影響を反映する《創作主題による変奏曲》。《初雪(Ensilumi)》《泉のほとりで(Suihkulähteellä)》といった小品で知られるイルマリ・ハンニカイネン Ilmari Hannikainen(1892–1955)が書いた2つの大曲のひとつ《ピアノソナタ ハ短調》。ヘルシンキ音楽学校(現 ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー)を設立、シベリウスも教わったマルティン・ヴェゲリウス Martin Wegelius(1846–1906)が、ドイツ、ザクセン州の国立公園「ザクセン・スイス(ゼジッシェ・シュヴァイツ)」をインスピレーションに作曲した〈ラルゴ-アレグロ・ヴィヴァーチェ〉〈アンダンテ・クワジ・アレグレット〉〈ポコ・アダージョ、マ・ルバート〉の「3つの幻想的小品」。イルマリ・ハンニカイネンの生徒だった女性作曲家シルッカ・ハルユンマー Sirkka Harjunmaa(1926–2018)の2つの小品。エイナリ・マルヴィア Einari Marvia(1915–1997)は、彼が師事したエルッキ・メラルティンの影響を受けた音楽に印象主義と表現主義の要素を加えた、100を超す数の歌曲を作曲。《ピアノソナタ 変ニ長調》は、代表作とされる作品です。すべて初めての商用録音です。

『隠れた宝物(Hidden Treasure)』
リカルド・ファルティン(1835–1918)
 創作主題による変奏曲(Muunnelmia omasta teemasta)(1861)
イルマリ・ハンニカイネン(1892–1955)
 ピアノソナタ ハ短調 Op.1(1912)
マルティン・ヴェゲリウス(1846–1906
 3つの幻想的小品《ザクセン・スイスの一日の思い出
 (Minnen från en dag i Sachsiska Schweiz)》(1872)
シルッカ・ハルユンマー(1926–2018)
 結婚行進曲(Häämarssi)(1948)
 練習曲(Etydi)(1947)
エイナリ・マルヴィア(1915–1997)
 ピアノソナタ 変ニ長調 Op.16(1945)
 オストロボスニア民謡による変奏曲
 (Muunnelmia eteläpohjalaisesta kansanlaulusta) Op.10(1935)
  リスト=マッティ・マリン(ピアノ)

録音 2018年9月24日–26日 カンガサラ・ホール(カンガサラ、フィンランド)
制作 リスト=マッティ・マリン
録音 マッティ・ヘイノネン 
 
価格 ¥2,300(本体価格) 
 
"Faltin: Variations on an Original Theme"

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『J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲』

Alba ABCD444 2CD's classical 


マルコ・ユロネン Marko Ylönen(1966–)は、シベリウス・アカデミーでエルッキ・ラウティオとヘイッキ・ラウタサロ、バーゼルでハインリヒ・シフに学び、ソリスト、室内楽奏者、音楽祭の芸術監督、教師として国際的に活動してきました。ユロネンは、CD録音も積極的に行い、ラウタヴァーラ、コッコネン、ヴァスクス、シチェドリン、C・P・E・バッハのチェロ協奏曲、シベリウスの弦楽四重奏曲などのアルバムをリリース。オスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団と共演したシベリウスの《2つの荘重な旋律》(BIS–1485)やヤーコ・クーシストたちと共演したピアノ三重奏曲(BIS-1282, BIS-1292)は、BIS レーベルの『シベリウス全作品』に収められました。重要なレパートリーのひとつ、J・S・バッハの『6つの無伴奏チェロ組曲』のユロネンにとって初めての録音。彼は、それぞれの組曲の「対話」の中での異なる性格を際立たせるため、第5番の「情熱の世界」から第6番の「喜びあふれる音調」まで、6つの組曲を番号にとらわれない順序で演奏しています。

『J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲』
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
[Disc 1]
 無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV.1011
 無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV.1009
 無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV.1008
[Disc 2]
 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV.1007
 無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV.1010
 無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV.1012
  マルコ・ユロネン(チェロ)

[楽器 バルトロメオ・クリストフォリのチェロ(1720年代)]

価格 ¥4,000(本体価格) 

J. S. Bach: 6 Suites for Solo Cello traier

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『マーラー 交響曲第3番』

Simax PSC1272 2CD's classical 


オスロ・フィルハーモニック管弦楽団は、1919年に創設され、2019年の9月から10月にかけて「100周年」を記念するコンサートが行われます。Simax レーベルが制作するオスロ・フィルハーモニックのマーラーの交響曲シリーズ。マリス・ヤンソンス指揮の第1番・第9番(PSC1270)と第7番(PSC1271)、ユッカ=ペッカ・サラステ指揮の第6番(PSC1316)につづき第3番がリリースされます。ヤンソンスが音楽監督を務めていた2001年8月にオスロのコンサートホールで行われたコンサートのライヴ録音。グリーグの《ハウグトゥッサ》、ペッテション=ベリエル、アルヴェーン、ハイセの歌曲を歌った『女の定めと幸運』(PSC1145)や『シベリウス歌曲集』(PSC1240)などのアルバムを Simax に録音したノルウェーのメゾソプラノ、ランディ・ステーネ Randi Stene と、『クリスマス・ミサ』(2L42SACD)のアルバムを作ったノルウェー放送の「ソルグッテネ少年合唱団」が参加しています。 

グスタフ・マーラー(1860–1911)
 交響曲第3番 ニ短調(1893-96 rev.1902)
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団・合唱団
  マリス・ヤンソンス(指揮)
  ランディ・ステーネ(メゾソプラノ)
  ソルグッテネ少年合唱団 

録音 2001年8月 オスロ・コンサートホール(ノルウェー)(ライヴ録音)

価格 ¥2,450(本体価格) 

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『A Better Place(もっといい場所)』

Prophone PCD200 jazz 


スウェーデンのジャズピアニスト、ヨエル・リュサリデス Joel Lyssarides は、『Dreamer(夢をみる人)』(PCD178)でデビュー。ニクラス・フェーンクヴィスト Niklas Fernqvist のベース、ラスムス・スヴェンソン・ブリクスト Rasmus Svensson Blixt のドラムのトリオによる演奏は、Spotfly の再生回数が250万回を超えたと言われます。第2作の『Kärlek i vått & torrt(愛はウェットに、愛はドライに)』(PCD209)ではヴォーカリストのエレオノル・オーエリュードと共演、美しい抒情を印象づけました。第3作『A Better Place(もっといい場所)』は、デビュー作と同じトリオによるアルバムです。「エスビョーン・スヴェンソン、ビル・エヴァンズ、そして、バッハとラフマニノフからインスピレーションを得たキース・ジャレットと会話する」。それまでに書きためた曲から選んでプログラムを組んだデビュー作と異なり、〈Vilse(道に迷って)〉から〈Walking Tune(ウォーキング・テューン)〉、唐時代の画家の名を曲名にした〈Wu Tao-Tzu(呉道玄)〉、ポルトガルに想いを馳せる〈Fado(ファド)〉、〈Free at Last(やっと自由に)〉〈A Better Place(もっといい場所)〉まで、リュサリデスが数日間で書いた、セッションでの即興にスペースをとった11曲を演奏しています。

『A Better Place(もっといい場所)』
 Vilse(Joel Lyssarides) Circling(Joel Lyssarides)
 Walking Tune(Joel Lyssarides) Still(Joel Lyssarides)
 Eon(Joel Lyssarides) Wu Tao-Tzu(Joel Lyssarides)
 Fado(Joel Lyssarides) Denial(Joel Lyssarides)
 Meditation(Joel Lyssarides) Free at Last(Joel Lyssarides)
 A Better Place(Joel Lyssarides)
  ヨエル・リュサリデス(ピアノ)
  ニクラス・フェーンクヴィスト(ベース)
  ラスムス・スヴェンソン・ブリクスト(ドラム)

録音 2019年6月25日–26日 ニレント・スタジオ(コッレレード、スウェーデン)
制作 ヨエル・リュサリデス
録音 ミケール・ダールヴィド
ミクシング、マスタリング ラーシュ・ニルソン 

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『エグモントの音楽』

Naxos 8.574956 classical 


生誕250年のアニバーサリーイヤーを前にリリースされるトゥルク・フィルハーモニックとセーゲルスタムのベートーヴェン。バレエ《プロメテウスの創造物》(8.573853)につづくアルバムは、劇付随音楽《エグモント》の全曲です。ヘルシンキ・バロック管弦楽団とハッキネンのピリオド楽器による演奏(Ondine ODE1331-2)も制作されたこの音楽は、スペイン・ハプスブルク家の支配下にあったネーデルラントの貴族エフモント(エグモント)伯ラモラールを題材にしたゲーテの戯曲のために作曲されました。この全曲録音ではバス歌手のマッティ・サルミネン Matti Salminen が「モノローグ」のナレーションを担当しています。

『エグモントの音楽』
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 劇付随音楽《エグモント(Egmont)》 Op.84(1809–10)
  序曲 モノローグ「Besteigt denn, von den Tönen hold geleitet」
  リート「太鼓は響く(Die Trommel gerühret)」
  間奏曲第1番「アンダンテ」
  モノローグ「Wo Egmont wandelt, hoch auf steilem Pfade」
  間奏曲第2番「ラルゲット」
  モノローグ「Die Geliebte harrt」
  リート「喜びに満ち、悲しみに満ち(Fruedvoll und Leidvoll)」
  間奏曲第3番「アレグロ - マルチア」
  モノローグ「Sorglos dem Wort des Königs trauend」
  間奏曲第4番「ポコ・ソステヌート・エ・リソルート」
  モノローグ「Doch jenes Mädchen」
  クレールヒェンの死(Clärchens Tod)
  メロドラマ「甘い眠り(Süßer Schlaf)」
  勝利のシンフォニア「アレグロ・コン・ブリオ」
 歌劇《レオノーレ(Leonore)》- 第2幕 WoO.2b Hess.117(1805年版)
 6つのメヌエット WoO.10(1796)(F・バイヤーによる管弦楽版(1982))
  第1番 ハ長調 第2番 ト長調 第3番 ニ長調
  第4番 変ロ長調 第5番 変ホ長調 第6番 ハ長調
 『タルペイア』のための凱旋行進曲 WoO.2a Hess.117(1813)
 劇付随音楽《レオノーレ・プロハスカ》 WoO.96(1815)- 葬送行進曲
  マッティ・サルミネン(バス、ナレーション、エグモント)
  カイサ・ランタ(ソプラノ、クレールヒェン)
  トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム(指揮)

録音 2018年1月15日–19日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)
 
価格 ¥1,100(本体価格) 

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『リコーダーによるフルートソナタ』

Our Recordings 6.220673 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical 


デンマークのリコーダー奏者、ミカラ・ペトリ Michala Petri のJ・S・バッハの『フルートとチェンバロのための3つのソナタ』と『フルートと通奏低音のための3つのソナタ』の2度目の録音。1992年にリリースされた最初の録音(RCA)は、キース・ジャレットと共演したことでも話題になりました。新しいディスクは、ドイツのヴィオラ・ダ・ガンバの名手、ヒレ・パール Hille Perl(1965–)とテヘラン生まれのチェンバロとオルガンの奏者、マハン・エスファハ Mahan Esfahani(1984–)が共演、コンチェルト・コペンハーゲンやアルス・ノーヴァ・コペンハーゲンの録音でしばしば使われるコペンハーゲンのガーニソン教会でセッションが行われました。ペトリは、前回はソプラノリコーダーとアルトリコーダーを使い、今回はアルトリコーダーとテナーリコーダーで演奏しています。

『リコーダーによるフルートソナタ』
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
 ソナタ ロ短調 BWV.1030
 (アルトリコーダー、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバによる)
 ソナタ 変ホ長調 BWV.1031
 (テナーリコーダー、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバによる)
 ソナタ ト長調 BWV.1032(原調:イ長調)
 (テナーリコーダー、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバによる)
 ソナタ ハ長調 BWV.1033
 (テナーリコーダーと通奏低音(チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバ)による)
 ソナタ ト短調 BWV.1034(原調:ホ短調)
 (アルトリコーダーと通奏低音(チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバ)による)
 ソナタ へ長調 BWV.1035(原調:ホ長調)
 (アルトリコーダーと通奏低音(チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバ)による)
  ミカラ・ペトリ(リコーダー)
  ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  マハン・エスファハニ(チェンバロ)

録音 2019年6月11日–14日 ガーニソン教会(コペンハーゲン、デンマーク) 
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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Choice

『ニューイングランドの合唱作品(New England Choirworks)』

Hyperion CDA68314 contemporary/classical 


アメリカ、コネティカット州ニューヘイヴンの室内合唱団「イェール・スコラ・カントールム Yale Schola Cantorum」(イェール大学スコラ・カントールム合唱団)は、2003年、キングズ・シンガーズの創設メンバーのひとり、サイモン・カリントン(キャリントン) Simon Carrington(1942–)により設立されました。「アイビーリーグ」の一校、イェール大学の学生からオーディションでメンバーを選考、イェール大学教会音楽研究所 Yale Institute of Sacred Music の支援を受けて活動しています。2009年から2013年まで鈴木雅明が指揮。現在、ウィンチェスター大聖堂やウェストミンスター大聖堂の聖歌隊を指揮してきたデイヴィッド・ヒル David Hill(1957–)が、監督と首席指揮者を務めています。1750年代から後の作品を主なレパートリーとし、サイモン・ホルジー、ポール・ヒリヤー、ニコラス・マッギーガン、ステファン・パルクマン、クシシュトフ・ペンデレツキ、ヘルムート・リリングたちの指揮でも演奏してきました。新しいアルバムは、「ニューイングランド」という捻りをきかせて「今日の合唱音楽」を讃えることをコンセプトに制作されました。

トニー・オルソン Tawnie Olson(1974–)の《マニフィカト》は、ブルガリアの女声合唱団のスタイルに倣った「エルム・シティ少女合唱団 Elm City Girls' Choir」の歌う「マニフィカト(マリアの賛歌)」とイェール・スコラ・カントールムによる「アヴェ・マリア」を「ペア」にした作品です。バリトン歌手として知られるロデリック・ウィリアムズ Roderick Williams(1965–)が作曲した《ニューイングランド交響曲》は、ジョン・グリーンリーフ・ホイッティア John Greenleaf Whittier(1807–1893)、アン・ブラドストリート Anne Bradstreet(1612–1672)、フィリス・ホイートリー Phillis Wheatley(1753–1784)、ジェイムズ・W・C・ペニントン James W. C. Pennington(c.1807–1870)の詩を4つの楽章のテクストに採った作品です。デイヴィッド・ヒル David Hill(1957–)が親友の死を悼んで編曲した賛美歌《神よ、わたしの頭の中に》。ダニエル・ケロッグ Daniel Kellogg(1976–)の《喜びの叫びをあげよ》は、『詩篇』の喜びの精神を讃えるマデレイン・レングル Madeleine L'Engle(1918–1007)の詩がテクストです。リーナ・エスメイル(エスマイル) Reena Esmail(1983–)の《私たちの間のこの愛は「団結のための祈り」》は、仏教、シク教、キリスト教、ゾロアスター教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、イスラム教の教典の言葉をテクストにした「私たちの国と私たちの世界の暗黒の時代」のための音楽。ジュリアード音楽院のピリオド楽器アンサンブル「ジュリアード 415」、シタールとタブラのソロが加わります。

 『ニューイングランド合唱作品(New England Choirworks)』
トニー・オルソン(1974–)
 マニフィカト(Magnificat)
ロデリック・ウィリアムズ(1965–)
 ニューイングランド交響曲(A New England Symphony)
  O brother man(おお兄弟よ)
  By night when others soundly slept(他の人がぐっすり眠っている夜に)
  Divine Humanity! Behold(聖なる人!見よ)
  Liberty's champion(自由の闘士)
デイヴィッド・ヒル(1957–)
 神よ、わたしの頭の中に(God be in my head)
ダニエル・ケロッグ(1976–)
 喜びの叫びをあげよ(Shout joy!)
リーナ・エスメイル(1983–)
 私たちの間のこの愛は「団結のための祈り」
 (This Love between Us "Prayer for Unity")†
  イェール・スコラ・カントールム デイヴィッド・ヒル(指揮)
  エルム・シティ少女合唱団 * レベッカ・ローゼンボーム(指揮)*
  ジュリアード 415 †
  ラビンドラ・ゴスワミ(シタール)†
  ラムチャンドラ・パンディット(タブラ)†

録音 2018年1月24日 米国聖公会聖トマス教会(ニューヘイヴン、コネティカット州)(オルソン)、2016年1月20日–23日(ウィリアムズ、ヒル、ケロッグ)、2017年3月4日(エスメイル) キリスト教会(Christ Church)(ニューヘイヴン、コネティカット州)
制作 アンドルー・ウォルトン
録音 ブライアン・ロシュ(オルソン)、マテウス・ゼコフスキ(ウィリアムズ、ヒル、ケロッグ、エスメイル)
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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Choice

『幻想交響曲』

Harmonia Mundi HMM902644 classical 


レ・シエクルとロトによるベルリオーズの没後150年記念アルバム。《イタリアのハロルド》(HMM902634)に続き、彼らにとって二度目の《幻想交響曲》がリリースされます。最初の録音(Actes Sud ASM02)と同じコンセプトにより主にベルリオーズの時代の楽器で演奏され、2本のオフィクレイドは1837年と1860年に製造された楽器、セルパンは19世紀ボドワンのレプリカが使われました。ハープは、20世紀初頭のエラール製の楽器を4台、指揮者の両脇に配置。終楽章は、2013年のベルリオーズ・フェスティヴァルに際してスコアの指示どおりに鋳造された鐘を借りて演奏されました。序曲《宗教裁判官》は、ベルリオーズが大規模な管弦楽による表現を試みた最初の作品、友人フェランの書いた台本による未完のオペラのための作曲された音楽です。

エクトル・ベルリオーズ(1803–1869)
 幻想交響曲(Symphonie fantastique) Op.14
 序曲《宗教裁判官(Les francs-juges)》 Op.3
  レ・シエクル フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

録音 2019年7月16日、17日 アンフォールヴィル

 
価格 ¥2,600(本体価格) 

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『クッレルヴォ』

Ondine ODE1338-5 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical 


《クッレルヴォ》は、シベリウスが26歳だった1892年に発表した作品です。フィンランド民族叙事詩『カレヴァラ』(第31章–第36章)の「兄と妹」の悲劇に題材をとり、伝統の吟唱法を暗示するスタイルも導入、「真にフィンランド的」な音楽に作曲しました。1892年4月28日、シベリウスがヘルシンキ管弦楽協会(現 ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団)のオーケストラと合唱を指揮して初演。初演に接した作曲家オスカル・メリカントの「それまで耳にしたことはなかったにしろ、これこそ、われらフィンランド人の旋律だとわかった」という言葉にも示されるように、ロシア支配下にあったフィンランドの人々を熱狂させました。シベリウスは、その後、この作品を撤回。「若書きの音楽」に改訂の手を入れる意図があったとも推測されています。シベリウスの死後、娘婿のユッシ・ヤラスが再演。パーヴォ・ベリルンドとボーンマス交響楽団による最初のセッション録音がリリースされ、シベリウスの初期を代表する作品のひとつとみなされるようになりました。かなりの数の録音があり、Ondine レーベルからもセーゲルスタムとヘルシンキ・フィルハーモニックによる2007年の録音(ODE1122-5)がリリースされています。ハンヌ・リントゥ Hannu Lintu のシベリウスは、《タピオラ》と《ある伝説》(ODE1289-5)や《レンミンカイネン》と《ポホヨラの娘》(ODE1262-5)にみられるように、シベリウスの音楽にある「色彩」を表現の重要な要素として使うことに特色があるように思います。ヨルマ・パヌラとトゥルク・フィルハーモニックの録音(Naxos 8.553756)(1997年)でクッレルヴォの妹を歌ったヨハンナ・ルサネン Johanna Rusanen(1971–)と、ラウタヴァーラの《アレクシス・キヴィ》(ODV4009)でキヴィの青年時代を歌ったヴィッレ・ルサネン Ville Rusanen(1977–)がセッションに参加しています。 

ジャン・シベリウス(1865–1957)
 クッレルヴォ(Kullervo) Op.7(1892)
 (メゾソプラノ、バリトン、男声合唱と管弦楽のための交響詩)
  ヨハンナ・ルサネン(ソプラノ)
  ヴィッレ・ルサネン(バリトン)
  エストニア国立男声合唱団 ポリテク合唱団
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮) 

録音 2018年8月14日–16日 ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド) 
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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『ヘイノ・エッレル 交響詩集』

Ondine ODE1335-2 classical 


エストニアの作曲家エッレル Heino Eller の管弦楽作品。ヴァイオリン協奏曲と交響曲第2番(ODE1321-2)につづき交響詩を収めた第2集がリリースされます。エッレルは、ナショナル・ロマンティシズムの様式を基本に表現主義、印象主義、モダニズムの影響による色使いを作品によってアレンジ、エストニアの民謡を巧みに織りこんだ語法も大きな特徴として挙げられています。バルト海の向こうにフィンランドを臨むエストニアの自然をインスピレーションに1917年に作曲された《たそがれ》と、1918年のピアノ曲をオーケストラ作品に改訂した1920年の《夜明け》--「湖の上の空が白み、葦笛が朝を告げる。日の光に目覚めた鳥は朝の歌を歌い、野に森に、新たな一日が訪れる」。北国に暮らす人々の生活をしのばせる舞曲や行進曲のリズムを織りこみ組曲とした《白夜》。第1集と同じエストニア国立交響楽団とオラリ・エルツ Olari Elts(1971–)によるセッション録音です。

『ヘイノ・エッレル 交響詩集』
ヘイノ・エッレル(1887–1970)
 交響組曲《白夜(Valge öö)》(1939)
  白夜(Valge öö) 舞曲のリズムで(Tantsurütmis)
  回想(Meenutused) キャプファイア(Lõkketuli) 
  漁師の歌(Kaluri laul) 行進曲のリズムで(Marsirütmis)
  白夜(Valge öö)
 交響詩《たそがれ(Videvik)》(1917)
 交響詩《夜明け(Koit)》(1918 rev.1920)
  エストニア国立交響楽団 オラリ・エルツ(指揮)

録音 2018年4月(白夜)、2019年3月25日–28日 エストニア・コンサートホール(タリン、エストニア)
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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『オスロ・フィルハーモニック+ペトレンコ』

LAWO Classics LWC1184 classical 


オスロ・フィルハーモニックとヴァシーリー・ペトレンコのリヒャルト・シュトラウスのシリーズ。《ツァラトゥストラはこう語った》と《英雄の生涯》を収めた第2作がリリースされます。《ドン・キホーテ》のチェロとヴィオラのソロを担当するルイーザ・タック Louise Tuck とカスリーン・ブロック Cathrine Bullock は、それぞれのサクションの首席奏者。タックは、コロ・ガリアーノの1745年製のチェロを弾いています。《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》のヴァイオリン・ソロは、第1コンサートマスターのひとり、エリセ・ボートネス Elise Båtnes。前作と異なるチームによる制作と録音です。 

『オスロ・フィルハーモニック+ペトレンコ』
リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
 交響詩《ドン・キホーテ(Don Quixote)》 Op.35
 交響詩《ドン・ファン(Don Juan)》 Op.20
 交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
 (Till Eulenspiegels lustige Streiche)》 Op.28
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  ヴァシーリー・ペトレンコ(指揮)
  ルイーザ・タック(チェロ) 
  カスリーン・ブロック(ヴィオラ)
  エリセ・ボートネス(ヴァイオリン) 

録音 2017年10月17日–21日、11月29日 オスロ・コンサートホール(オスロ)
制作 アンドルー・ウォルトン
録音 トマス・ヴォルデン、ヴェーガル・ランドース

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『シアトル交響楽団+ダウスゴー』

Seattle Symphony Media SSM1023 classical


シアトル交響楽団の自主レーベルの新しいアルバム。2018年/19年のシーズンから音楽監督を務めるデンマークのダウスゴー Thomas Dausgaard(1963–)の指揮による2曲がライヴ録音で収録されました。〈前奏曲〉が演奏される「最後の審判の日」のオペラ《反キリスト(Antikrist)》は、デンマーク後期ロマンティシズムの作曲家ランゴー Rued Langgaard の最も重要な作品とみなされています。ダウスゴーは、2002年の8月と9月にコペンハーゲンの「騎士の館」で行われた公演を指揮、ライヴ録音(Dacapo 6.220523–24)と録画(2.110402 DVD/2.110409BD Blu-ray)がリリースされ、このオペラの真価を示した演奏として高く評価されています。前奏曲は「原典版」による初めての録音です。『Der Antichrist: Eine Alpensinfonie(反キリスト:アルプス交響曲)』のワークタイトルでスケッチされたリヒャルト・シュトラウスの《アルプス交響曲》との組み合わせです

『シアトル交響楽団+ダウスゴー』
ルーズ・ランゴー(1893–1952)
 歌劇《反キリスト(Antikrist)》 BVN170 - 前奏曲(原典版)
リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
 アルプス交響曲(Eine Alpensinfonie) Op.64
  シアトル交響楽団 トマス・ダウスゴー(指揮)

録音 2019年4月4日、6日、7日(ランゴー)、2017年6月15日、17日(シュトラウス) ベナロヤホール(シアトル、ワシントン州)(ライヴ録音) 
 
価格 ¥2,250(本体価格) 

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『ブロッケス受難曲』

cpo 555 286-2 2SACD's hybrid(Multichannel/stereo) ealry music/classical 


コンチェルト・コペンハーゲン Concerto Copenhagen(CoCo)は、1991年に最初のコンサートを行い、以来、スカンディナヴィアを代表するアーリーミュージック・アンサンブルといわれる存在に成長してきました。1999年からチェンバロ奏者のラース・ウルリク・モーテンセン Lars Ulrik Mortensen が首席芸術監督を務め、海外ツアーも行い人気を集めました。《ブランデンブルク協奏曲》(555 158-2)や《ミサ曲 ロ短調》(777 851-2)をはじめとするJ・S・バッハの作品などのアルバムも各国のメディアから高い評価を獲得しています。《合奏協奏曲 Op.3》(777 488-2)につづくヘンデル。《ブロッケス受難曲》は、18世紀初頭の文学ベストセラーとされる、ハンブルクの文筆家バルトルト・ハインリヒ・ブロッケス Barthold Heirich Brockes(1680–1747)の詩に作曲されたヘンデルの手がけた唯一の「キリストの受難の音楽」です。イギリスに移った後の1716年に作曲され、ドイツ語のテクストを使いながら、イタリア音楽のスタイルに沿った、バロック・オペラを思わせる音楽言語で書かれています。ハレ版による演奏。

ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685–1759)
 ブロッケス受難曲(Passion nach Brockes) HWV.48
  マリア・ケオへイン(ソプラノ)
  ジョアン・ラン(ソプラノ)
  ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)
  ダニエル・カールソン(カウンターテナー)
  ダニエル・エルヘルスマ(カウンターテナー)
  エド・ライオン(テノール)
  グウィリム・ボウエン(テノース)
  ピーター・ハーヴィ(バス)
  ヤコブ・ブロク・イェスパセン(バス)
  コンチェルト・コペンハーゲン(CoCo)
  ラース・ウルリク・モーテンセン(音楽監督、チェンバロ) 

録音 2019年1月14日–19日 ガーニソン教会(コペンハーゲン)
 
価格 ¥5,000(本体価格) 

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『人間の声(Vox Humana)』

cpo 999 286-2 classical 


ペッテション Allan Pettersson の《人間の声(Vox Humana)》は、1974年、チリの詩人パブロ・ネルーダ Pablo Neruda(1904–1973)の詩がテクストに使われた交響曲第12番《広場に死す者たち(De döda på torget)》の完成直後、ネルーダを含むラテンアメリカと南米インディオの詩をテクストに作曲に着手された、虐げられた人々の苦しみと怒りを直截的な音楽に表現した三部のカンタータです。スウェーデンの歌手、合唱団、精緻なアンサンブルで知られる室内管弦楽団「ムシカ・ヴィテ」を、マルメ大学の芸術監督と指揮者のダニエル・ハンソンが指揮。スティーグ・ヴェステルベリとスウェーデン放送交響楽団・合唱団のディスク(BIS CD55)以来の録音です。カンタータにつづき、スタファン・ストルム Staffan Storm(1964–)の編曲したペッテションの初期の歌曲が収録されています。

『人間の声(Vox Humana)』
アッラン・ペッテション(1911–1980)
 カンタータ《人間の声(Vox Humana)》(1974–76)
 (4人の独唱者、混声合唱、弦楽オーケストラのための)
アッラン・ペッテション(1911–1980)
(スタファン・ストルム(1964–)編曲)
 6つの歌曲(声、弦楽オーケストラとハープのための)*
  クリスティーナ・ヘルグレーン(ソプラノ)
  アンナ・グレヴェリウス(アルト)
  コニー・ティマンデル(テノール)
  ヤコブ・ホーグストレム(バリトン)*
  アンサンブル SYD
  ムシカ・ヴィテ
  ダニエル・ハンソン(指揮)

録音 2016年5月26日–27日 パラディウム・マルメ(マルメ、スウェーデン) 

価格 ¥2,600(本体価格) 

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『4 Wheel Drive Live』

ACT Music ACT9895-2 jazz 


ACT Music を代表するミュージシャンたち、スウェーデンのニルス・ランドグレーン(ラングレン) Nils Landgren とラーシュ・ダニエルソン Lars Danielsson、ドイツのミヒャエル・ヴォルニ Michael Wollny とヴォルフガング・ハフナー Wolfgang Haffner のカルテットは、2019年3月、スタジオ・セッションによるアルバム『4 Wheel Drive』(四輪駆動)(ACT9875-2)をリリース。メンバーのオリジナル曲にフィル・コリンズ、スティング、ポール・マッカートニー、ビリー・ジョエルたちの曲を加えたアルバムは、ドイツのジャズチャートで4ヶ月連続でトップになり、話題を呼びました。その約1ヶ月後、彼らがシュトゥットガルトの「Teaterhaus Jazztage Stuttgart」で行ったコンサートのライヴ録音によるアルバムがリリースされます。8つのトラックのうち7曲はスタジオ録音と同じナンバーを演奏。高揚感、疾走感といった「ライヴ」の雰囲気を堪能させるアルバムに作られました。

『4 Wheel Drive Live』
 4WD(Lars Danielsson) Lobito(Wolfgang Haffner)
 That's All(Phil Collins/Michael Rutherford/Anthony Banks)
 Shadows in the Rain(Sting) Polygon(Michael Wollny)
 Le chat sur toit(Nils Landgren)
 If You Love Somebody Set Them Free(Sting)
 Silent Way(Wolfgang Haffner)
  ニルス・ランドグレーン(トロンボーン、ヴォーカル)
  ミヒャエル・ヴォルニ(ピアノ)
  ラーシュ・ダニエルソン(ベース、チェロ)
  ヴォルフガング・ハフナー(ドラム) 

録音 2019年4月19日 Teaterhaus Jazztage Stuttgart(シュトゥットガルト、ドイツ)
制作 ニルス・ランドグレーン、ミヒャエル・ヴォルニ、ラーシュ・ダニエルソン、ヴォルフガング・ハフナー
録音 アドリアン・フォン・リプカ

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『音の墓所(Tomba sonora)』

2L 2L155SABD Pure Audio Blu-ray + SACD hybrid(5.0 surround/stereo) contemporary 


オスロのスレムダールにあるエマヌエル・ヴィーゲラン美術館は、彫刻家グスタフの弟、エマヌエル Emanuel Vigeland(1876–1948)が彫刻と絵画の作品を展示するため1926年に建設されました。この施設には「Tomba Emmanuelle(エマルエル墓所)」と名付けられたマウソレウムがあり、オスロ観光の穴場のひとつとされています。この墓室は、低く狭い入り口の上に彼の遺灰を納めた壺が置かれ、『Vita(人生)』と題したフレスコ画の描かれた800平方メーターの壁が巨大な空間を形成しています。『Tomba sonora(音の墓所)』は、このマウソレウムのための音楽プロジェクトとして企画されました。プロジェクトの音楽は、多彩な活動をする作曲家クリスティン・ボルスタ Kristin Bolstad が、この部屋の残響時間を念頭に置き、固有の周波数特性とそれから派生する倍音を音楽要素としながら作詞、作曲した作品です。2人のヴォーカリストのための《Echoes & Shadows(エコー&影)》、3人の《Stilla(静寂)》と《Mellom Skyene(雲と雲の間に)》、5人で歌う《TRY》と4人のチェリストが加わる《Tomba sonora(音の墓所)》。ボルスタもメンバーのヴォーカルアンサンブル「ステンメクラング(Stemmeklang)」(声の響き)の歌手の配置は、マウソレウムの空間を「創作」に活かすため、それぞれの曲の音楽の流れと動きの全体の姿を考えながら決められていきました。2L のモッテン・リンドベルグ Morten Lindberg が、プロジェクトを楽しみながら制作と録音にあたっています。



[プロフィール] 
クリスティン・ボルスタ Kristin Bolstad(1981–)は、ノルウェーのヴォス生まれ。民俗音楽とクラシカル・ミュージックをベースに、ジャズ、ポップ、ロック、ソウル、ファンクも経験し、オスロに住み、作曲家、ヴォーカリスト、即興音楽家として活動。2010年から2017年まで「新音楽作曲家グループ(Ny Musikkis Komponistgruppe)」に所属、特定の場所や空間で演奏する音楽を主に手がけ、内外の演奏家やアンサンブルとのコラボレーションによる作品を発表しています。

『音の墓所(Tomba sonora)』
クリスティン・ボルスタ(1981–)
 Echoes & Shadows(エコー&影)(2011)
 Stilla(静寂)(2011)
 TRY(2017)
 Mellom Skyene(雲と雲の間に)(2011)
 Tomba sonora(音の墓所)(2009)
  ステンメクラング
   クリスティン・ボルスタ(ヴォーカル)
   ユリー・クライヴェ(ヴォーカル)
   リンネア・スンフェール・ハウグ(ヴォーカル)
   カロリーネ・ダール・グッルベルグ(ヴォーカル)
   ガブリエーレ・ソーレンセン(ヴォーカル)
  エルレン・ハッベスタ(チェロ)
  ダグ・オイスタイン・ベルゲル(チェロ)
  ヴィルデ・アルメ(チェロ)
  カトリーネ・ペーデシェン(チェロ) 

録音 2018年8月 エマヌエル・ヴィーゲラン美術館マウソレウム(オスロ)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ
編集 クリスティン・ボルスタ、モッテン・リンドベルグ 

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[Blu-ray: 5.0 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 7.0.4. Dolby Atmos(48kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz),  7.0.4. Auro-3D(96kHz), mShuttle: MQA + FLAC + MP3 Region ABC]
[SACD hybrid(5.0 surround DSD/2.0 stereo DSD)/CD 2.0 stereo(16bit/44.1kHz)/MQA-CD] 
 
価格 ¥3,900(本体価格) 

Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください。SACD ディスクの CD 層は MQA-CD 仕様になっており、MQA デコーダーを搭載した機器を使用すればハイレゾ・スペックの音を聴くことができます。

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『おとぎ話(Skazki)』

2L 2L156SACD SACD hybrid(5.1 surround/stereo) classical 


「1970年代のある日、耳慣れないピアノ音楽がラジオから聞こえてきた。独特な、何かを呼び起こすような、時として催眠術にでもかけるような音楽。同時に、そこには豊富な対位法とはっきりした構造があった。手短に言うと、心と頭の両方のための音楽だ。ニコライ・メトネルの〈回想ソナタ〉、ピアニストは他ならぬエミール・ギレリスだった。この作品を弾ければ!……」(グンナル・サーマ)。ノルウェーのピアニスト、グンナル・サーマ Gunnar Sama(1949–)は、2000年、最初のメトネル作品集(Lindberg Lyd PIANO-002)をリリース。当時、世界初録音の作品を2曲含む5つの作品を弾いていました。メトネルの第2作は、2018年、前作と同じオスロのソフィエンベルグ教会でのセッション録音です。「ノームの嘆き」の副題をもつ〈楽興の時〉など、帝政ロシアの時代の《4つの小品》。シューマンの《ノヴェレッテ》を思わせる曲名がつけられた《3つの話》。「おとぎ話」の曲名で書かれ個人的経験や人の内面の対立を語ると言われる作品からは、1916年と1924年の2つの曲集。「ソ連」となった祖国を離れた後、1926年から1928年にかけて、プロテスタントの労働倫理の表現とみなされる曲名で作曲した《3つの労働の賛歌》。アルバムの最後に歌曲集《プーシキンの6つの詩》の一曲をピアノ・ソロ曲に編曲した初録音の作品が演奏されます。グンナル・サーマは、オスロのリヴ・グラーセルとローベット・リフリング、王立ノザーン音楽大学のリシャルト・バクスト、イジー・フリンカに学び、1975年にオスロでデビューしました。ノルウェー国立音楽大学で伴奏ピアニストを務め、ソリストとしても活動。一般的なレパートリーに加え、メトネルの他、アルカン、ブゾーニ、シチェドリンといった比較的珍しい作曲家の作品を広く手がけています。このアルバムの録音には、メトネルの気に入りの楽器といわれ彼がロンドンのアパートメントに置いていた Bechstein の新しいモデル D282 のピアノが使われました。

『おとぎ話(Skazki)』
ニコライ・メトネル(1880–1951) ピアノ作品集
 4つの小品(Quatre Morceaux)Op.4(1897–1902)
  練習曲(Etude) カプリース(Caprice)
  楽興の時(Moment musical) 前奏曲(Prelude)
 3つの話(Drei Novellen) Op.17(1908–09)
  アンダンテ(ダフニスとクロエ)(Daphnis und Chloe)
  テンポ・ジュスト アレグロ、モルト・ソステヌート
 4つのおとぎ話(4 Skazki) Op.35(1916)
  アンダンテ・マエストーゾ
  カプリッチョーゾ、コン・グラツィア
  カンタービレ、ナランテ
  アレグロ・アパッショーナート・エ・テンペストーゾ
 3つのおとぎ話(4 Skazki) Op.42(1924)
  ロシアのおとぎ話(アレグロ・ソステヌート)
  コン・モート・ディジンヴォルト・エ・グラツィオーゾ(フリギア旋法)
  モデラート、ナランテ  
 3つの労働の賛歌(Drei Hymnen an die Arbeit) Op.49(1926–28)
  労働の前の賛歌(Vor der Arbeit)
  賛歌「鉄敷に向かって(Am Amboss)」
  労働の後の賛歌(Nach der Arbeit)
 バラはもうしおれ(When rosed fade) Op.36 no.3
  グンナル・サーマ(ピアノ) [Piano: Bechstein Concert D282] 

録音 2018年10月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ 

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[SACD: 5.1 multichannel DSD/2.0 stereo DSD/RedBook PCM: MQA CD]

価格 ¥2,450(本体価格) 

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『バルトーク 管弦楽作品集 第1集』

Onyx ONYX4210 classical 


BBCスコットランド交響楽団と首席指揮者ダウスゴー Thomas Dausgaard による新しいシリーズ。「バルトークの多様なスタイルを示すため、2曲以上の対照的な作品を1枚のディスクに収める」というコンセプトで制作されます。1905年の若々しい活力あふれる《組曲第1番》と、アメリカに渡ったバルトークが完成させた最後の管弦楽作品、1943年の《管弦楽のための協奏曲》。《組曲第1番》は、カットのない「初稿」による初録音。バルトークが《組曲第1番》(初稿)の「5楽章」の構成に立ちかえって作曲した《管弦楽のための協奏曲》は、作曲者による最終変更を組みこんで演奏されました。 

『バルトーク 管弦楽作品集 第1集』
ベーラ・バルトーク(1881–1945)
 組曲第1番 Op.3 Sz.31 BB.39(1905)(初稿版)
 管弦楽のための協奏曲 Sz.116 BB.123(1943)
  BBCスコットランド交響楽団 トマス・ダウスゴー(指揮)
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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Choice

『ハーゲン四重奏団 ブラームス』

Myrios Classics MYR021 classical 


ハーゲン四重奏団の Myrios レーベルのブラームス。《クラリネット五重奏曲》(MYR007)につづき《弦楽四重奏曲第3番》と《ピアノ五重奏曲》がリリースされます。変ロ長調の弦楽四重奏団は、1875年の夏に作曲された、「ヴィヴァーチェ」の楽章に始まり、主題との8つの変奏曲の第4楽章で終わる、伸びやか、朗らかな作品です。交響曲第1番の1週間前、1876年10月30日にベルリンで初演。ブラームスがこの曲について、交響曲の深刻な表情に面と向かうことを避けた「役に立たないちょっとした作品」と語ったといわれます。モーツァルトの《春》と《狩》の四重奏曲(MYR017)と同じ2014年12月のゼンデザールで行われたセッションでの録音です。《ピアノ五重奏曲》は、ブラームスが1864年夏に完成させた作品です。同じ編成によるシューマンの変ホ長調の作品とも比べられ、「天才的発想」のメロディで彩るシューマンの魅力に対して、「動機ともみなされる簡素な旋律」を大きな全体に構築してゆくブラームスの手腕と、それぞれの特色が語られます。ハーゲン四重奏団の演奏する《ピアノ五重奏曲》は、これまでに2つの録音がリリースされていました。「ロッケンハウス室内楽フェスティヴァル」でオレク・マイセンベルクと共演したライヴの録音(Philips)(第2ヴァイオリンは、アンネッテ・ビク)とパウル・グルダとのセッション録音(DG)。どちらの録音にも新たな地平線を求めつづける彼らの「その時」が示されています。キリル・ゲルシュタインの共演する演奏は、2014年8月、ケルンのドイツ放送室内楽ホールでセッション録音されました。 

ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67
 ピアノ五重奏曲 へ短調 Op.34
  ハーゲン四重奏団
   ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)
   ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)
   ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)
   クレメンス・ハーゲン(チェロ)
  キリル・ゲルシュタイン(ピアノ) 

録音 2014年8月 ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)(五重奏曲)、2014年12月 ゼンデザール(ブレーメン、ドイツ)
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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『ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集』

BIS SACD2274 2SACD's hybrid(5.0 surround/stereo) classical 


オランダのピアニスト、ロナルド・ブラウティハム Ronald Brautigam(1954–)は、フォルテピアノによる演奏の名手として知られ、BIS レーベルの多くの録音で親しまれています。2020年のベートーヴェンのアニヴァーサリ・イヤーに合わせてセット化された2003年から2015年の録音の『ピアノソナタ』(BIS SA2000)と『変奏曲、バガテル、小品』(BIS SA2403)に続き、ピアノ協奏曲の全曲録音がリリースされます。ブラウティハムがモーツァルトやメンデルスゾーンの協奏曲の録音を通じて信頼関係を築いてきたというアメリカの指揮者マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ Michael Alexandeer Willens とウィレンズが音楽監督を務めるケルン・アカデミー Kölner Akademie の共演。2017年と2018年、ケルンのドイツ放送室内楽ホールでセッションが行われ、「彼の製作したレプリカ楽器を弾くと、演奏と解釈の面でも新しいインスピレーションを得ることができる」とブラウティハムが語るマクナルティによるアントン・ヴァルターとコンラート・グラーフのレプリカ楽器が、作曲の時期によって使い分けられています。ヘンレ出版の原典版よる演奏です

『ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集』
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
[Disc 1]
 ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19 
 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 
[Disc 2]
 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37 
 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73《皇帝(Emperer)》
  ロナルド・ブラウティハム (フォルテピアノ)
  ケルン・アカデミー
  マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)

[楽器 ポール・マクナルティ製作(2012年)のアントン・ヴァルター(1805年頃)のレプリカ(第1番・第2番・第3番)、ポール・マクナルティ製作(2007年)のコンラート・グラーフ(1819年頃)のレプリカ(第4番・第5番)]

録音 2017年7月(第1番・第3番)、2018年7月(第2番・第4番・第5番) ドイツ放送室内楽ホール(ケルン)
制作 インゴ・ペトリ
録音 クリスティアン・シュタルケ
調律 ポール・マクナルティ 

価格 ¥5,000(本体価格) 

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『ブラームス 交響曲全集 第1集』

Chandos CHSA5236 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical 



ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 交響曲第1番 ハ短調 Op.68 交響曲第3番 へ長調 Op.90
  ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
  エドワード・ガードナー(指揮)

録音 2018年10月2日–5日 グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)
 
価格 ¥2,450(本体価格)(特別価格)

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『エセル・スマイス ミサ曲』

Chandos CHSA5240 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical 


BBC交響楽団と首席指揮者サカリ・オラモのシベリウスの《レンミンカイネン》(CHAN20136)に続く録音。イギリスの作曲家で女性参政権運動家のエセル・スマイス Dame Ethel Mary Smyth(1858–1944)の作品が取り上げられました。《ミサ曲 ニ調》は、トマス・ア・ケンピスの『The Imitation  of Christ(キリストに倣いて)』から刺激を受け、1891年夏、ナポレオン三世の妃だったウジェニー・ド・モンティジョの客としてモナコに近いカップ・マルタンに滞在中にほぼ全曲が書かれたという作品です。スマイスは、英国国教会の中でもカトリックの伝統を重んじる高教会派に属し、このミサ曲もカトリックのミサ典礼文に作曲しています。〈キリエ〉〈クレド〉〈サンクトゥス〉〈ベネディクトゥス〉〈アニュス・デイ〉〈グローリア〉と、通常文とやや異なる順序のとられた、ニ短調とニ長調を主調とするコンサート用の音楽です。コーンウォールの村に伝わる話を基にした歌劇《難船略奪者》の〈序曲〉が合わせて収録されました。
 
エセル・スマイス(1858–1944)
 歌劇《難船略奪者(The Wreckers)》- 序曲
 ミサ曲 ニ調(Mass in D)(独唱、合唱と管弦楽のための)
  スザンナ・ハレル(ソプラノ)
  カトリオーナ・モリソン(メゾソプラノ)
  ベン・ジョンソン(テノール)
  ダンカン・ロック(バリトン)
  BBC交響楽団・合唱団 サカリ・オラモ(指揮)

録音 2019年1月26日–27日 ワトフォード・コロシアム(ワトフォード、イングランド) 

価格 ¥2,800(本体価格) 

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12月の定休日


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