2020年1月 

『アンダラグ(Andalag)』

Dacapo 8.226133 contemporary/classical


フェロー諸島の作曲家ソンライフ・ラスムセン Sunleif Rasmussen と1995年に結成されたアンサンブル「アルドゥバーラン Aldubáran」(フェロー語「小さな波」)の『踊る雨だれ』(8.226567)に次ぐコラボレーション。《ファンファーレ・ロンターネ(遠いファンファーレ)》は、《金管のための前奏曲(Prelude for Brass)》と《オラフ祭(Ólavsøka)》カンタータの2009年野外演奏の音楽を新しい音楽と組み合わせて新たな文脈に再構成した作品です。2つのトランペットとトロンボーンのトリオをセッションの行われたホイヴィーカー教会の「遠い」回廊に置き、残り5つの楽器のアンサンブルを会衆席に置くというスタイルで演奏されます。フェロー語の「霊」または「息吹」の "anda" と「レイヤー」または「メロディ」の "lag" に由来する『アンダラグ(Andalag)』は、ラスムセンが2011年から作曲を始め、今も続けている一連の作品です。これまでに第2番(2つのフルートのための)をアルドゥバーラン(8.226567)、第1番(フルートとクラリネットのための)、第3番(クラリネットとホルンのための)、第11番(アルトフルートとファゴットのための)をラップランド室内管弦楽団木管五重奏団(6.220643)が録音していました。木管四重奏で演奏する第5番と第7番は、ラスムセンが生まれたサンドイ島に吹く風と寄せる波の爽やかさと変わりやすさをラスムセン、カール・ニルセン、ヨウン・レイフスの音楽に共通する書法を使って表現したとされる作品です。

《ヴィオラソナタ第1番》は、ラスムセンがトースハウンで教えた音楽理論のクラスで学んだヤークプ・リュツェンのために、彼の「非常にいい歌手でもある」という特性を反映して書かれたという音楽です。「アンダンテ・カンタービレ」「アレグロ・コン・ブリオ」「アンダンテ・エ・ドルチェ」「コン・ブリオ」「エスプレッシーヴォ」の5楽章。リュツェン Jákup Lützen(1988–)は、コペンハーゲン・フィルハーモニックのヴィオラ奏者。フェロー諸島で生まれ、クラウディオ・アバドが音楽監督だったグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団で演奏した後、王立デンマーク音楽アカデミーでラーシュ・アンデシュ・トムテルに学び、ソリスト・ディプロマを取得しています。

『アンダラグ(Andalag)』
ソンライフ・ラスムセン(1961–) ソロとアンサンブルのための作品集
 ファンファーレ・ロンターネ(Fanfare Lontane)(2009)
 (木管八重奏のための)
 アンダラグ第5番(Andalag #5)(2012)
 (アルトフルート、A クラリネット、ホルン、ファゴットのための)
 アンダラグ第7番(Andalag #7)(2013)
 (ピッコロ、E♭クラリネット、ホルンとファゴットのための)
 ヴィオラソナタ第1番(2016)(ヴィオラ・ソロのための)
  アルドゥバーラン
   アンドレア・ヘインドリクスドウッティル(フルート)
   ダニエル・ボゴラズ(オーボエ)
   アナ・クレト(クラリネット)
   ブリタ・コルタバリア(ファゴット)
   オウラヴル・オルセン(トランペット)
   ヨハン・ヘンツェ(トランペット)
   ラース・ハストロプ(トロンボーン)
   パウトル・ソウルステイン(ホルン)
  ヤークプ・リュツェン(ヴィオラ)
 
録音 2018年10月9日–13日 ホイヴィーカー教会(トースハウン、フェロー諸島)
制作・録音 プレーベン・イーヴァン
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『世界はバベルと象牙(The World Is Babel and Ivory)』

Dacapo 8.226137 contemporary/jazz/classical


デンマークの音楽家ヤコプ・デーヴィズセン Jakob Davidsen は、ジャズから出発、ボー・ホルテンとニルス・マーティンセンに作曲を学び、ピアニストと作曲家として北欧ジャズとフュージョンから影響を受けたスタイル、室内ミュージカルのスタイルと、多彩な活動をつづけています。アルバム『世界はバベルと象牙』は、デーヴィズセンと彼の「一座」が聴き手を安全で慣れ親しんだ道から連れだし、ジャンルを超えた冒険へと誘うことを考えて作られました。アルバムは、新しく作曲された3つの作品で構成されています。「プロローグ」の役割を担う《あなたのためを思うから残酷に(Cruel to Be Kind)》は、シェイクスピアの『ハムレット』の「残酷にならねばならない、それもあなたのためを思うからだ(I must be cruel, only to be kind)」(第3幕第4場)をタイトルに引用した、キーボードと管楽器のリズミカルで不協和の音型から始まる作品です。メインの《世界はバベルと象牙(Verden er Babel og elfen)》は、ウアスラ・アンキャー・オールセン Ursula Andkjær Olsen の詩集『Det 3. årtusindes hjerte(三千年紀の心)』の詩による「組曲」です。〈あなたを想像できる(Jeg kan forestile mig dig)〉〈ガラスの世界(Verdner al glas)〉〈やり方(Som)〉〈 世界はバベルと象牙(Verden er Babel og elfen)〉〈あなたは私の(Due er mit)〉〈みんな立ちあがれ(All Rise)〉。ワルツ、神秘の気分、デューク・エリントン風のブルース、ファン・ティソルの東洋趣味感覚、「母と胎内の子」の結びつきを表す温かい音楽……。多種多様なスタイルで書かれています。「エピローグ」の《もっと近くに(Nærmere)》は、オーレ・サーヴィー Ole Sarvig の詩集『Grønne digte(緑の詩)』から採った「夢の中にいるように天高くきらめく星」を詠んだ詩をテクストにした美しい作品です。

『世界はバベルと象牙(The World Is Babel and Ivory)』
ヤコプ・デーヴィズセン(1969–)
 あなたのためを思うから残酷に(Cruel to Be Kind)
 世界はバベルと象牙(Verden er Babel og elfen)
 もっと近くに(Nærmere)
  シーネ・アスムセン(メゾソプラノ)
  FIGURA アンサンブル
   アナ・クレト(クラリネット)
   カール・フーソム(トランペット)
   イェスパー・エーイロン(コントラバス)
   フランス・ハンセン(打楽器)
  ヤコプ・デーヴィズセン室内オーケストラ
   ペーター・フールサング(クラリネット)
   ヤコプ・モンク(トロンボーン)
   マリーエ・ルイーセ・リン(チェロ)
   ヤコプ・デーヴィズセン(ピアノ)

録音 2018年8月25日–26日 The Village Recording Studio(コペンハーゲン)
制作 ヤコプ・デーヴィズセン
録音 ヨン・フォムスゴー
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『アメリカ・ピアノ音楽アンソロジー 第4集』

Danacord DACOCD869 classical


フィリピンのピアニスト、セシル・リカド Cecile Licad による『アメリカ・ピアノ音楽アンソロジー』のシリーズ。ガーシュウィンがピアノとオーケストラのために書いた4つの作品の全曲を演奏しています。南ユラン交響楽団(南デンマーク・フィルハーモニック管弦楽団)を指揮するジェラード・サロンガ Gerard Salonga(1973–)は、マニラのアテネオ大学、ボストンのバークリー音楽大学で学びました。Sony Pictures でオーケストレーターを経験、帰国後は、アレンジャー、指揮者、ピアニストとして活動し、ABS-CBN フィルハーモニック管弦楽団の音楽監督と指揮者を務めています。ウェストエンドとブロードウェイで上演されたミュージカル『ミス・サイゴン』の主役に起用されトニー賞を獲得したレイア・サロンガの弟です。

『アメリカ・ピアノ音楽アンソロジー 第4集』
ジョージ・ガーシュウィン(1898–1937)
 ラプソディ・イン・ブルー(Rhapsody in Blue)(1924)
 第2ラプソディ(Second Rhapsody)(1931)
 ピアノ協奏曲 へ長調(Concerto in F for piano and orchestra)(1925)
 『アイ・ガット・リズム』による変奏曲
 (Variations on an original theme "I got rhythm")(1934)
  セシル・リカド(ピアノ)
  南ユラン交響楽団 ジェラード・サロンガ(指揮)
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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Choice

『アレクサンドル・ネフスキー』

Reference Recordings FR735SACD SACD hybrid(5.0 surround/HDCD stereo) classical


ユタ州、ソルトレイクシティのユタ交響楽団は、2020年、創設から80周年を迎えます。このオーケストラは、1947年に音楽監督に就任したモーリス・アブラヴァネルがアメリカを代表する地方オーケストラのひとつに育てあげ、アメリカのオーケストラでは初めてのマーラーの交響曲全集を Vanguard Records に録音しました。ヴァルジャン・コジアン、ジョーセフ・シルヴァスタイン、キース・ロックハートに続き、2009年からティエリー・フィッシャーが音楽監督を務めています。 

《アレクサンドル・ネフスキー》は、1938年に製作されたエイゼンシテイン監督の作品のためにプロコフィエフが書いたフィルム・スコアを作曲者自身が翌年、メゾソプラノ、合唱と管弦楽のための「カンタータ」に仕立てた作品です。〈モンゴル治下のロシア〉〈アレクサンドル・ネフスキーの歌〉〈プスコフの十字軍〉〈起て、ロシアの民よ〉〈氷上の戦い〉〈死者の原野〉〈アレクサンドルのプスコフ入場〉の7曲。〈死者の原野〉では戦死者を悼む哀歌がメゾソプラノによって歌われ、強い印象を残します。組曲《キージェ中尉》も、ファインツィンメル監督の映画のために作曲したフィルム・スコアに基づくコミカルで洒落た作品です。 

アメリカのオーケストラによる《アレクサンドル・ネフスキー》は、ステレオの初期から録音が行われ、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団(RCA)とトマス・シッパーズ指揮ニューヨーク・フィルハーモニック(Columbia)によるレコードが1950年代の終わりから1960年代にかけてリリースされています。ティエリー・フィッシャーは、BBCウェールズ交響楽団を指揮したライヴをラジオ録音したドビュッシーの《聖セバスチャンの殉教》に示されるように、スケールの大きな作品を巧くまとめることに長けていると言われます。「大きな軌跡、知性、明晰さ、美しい響き」(「Gramophone」)と評されたマーラーの交響曲第8番(FR725SACD)につづく Referencd Recordings による録音です。 

セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953) 
 カンタータ《アレクサンドル・ネフスキー》 Op.78 
 組曲《キージェ中尉》 Op.60 
  アリサ・コロソワ(メゾソプラノ)
  ユタ大学アカペラ合唱団 ユタ大学室内合唱団 
  ユタ交響楽団 ティエリー・フィッシャー(指揮) 

録音 2016年11月18日–19日 モーリス・アブラヴァネル・ホール(ソルトレイクシティ、ユタ州) 
 
価格 ¥2,500(本体価格)

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『モーツァルト、ダンツィ、ベートーヴェン - ピアノと木管楽器の音楽』

LAWO Classics LWC1187 classical


オスロ・カンマーアカデミー Oslo Kammerakademi は、2009年、オスロ・フィルハーモニックをはじめとするアンサンブルのプレーヤーが室内楽を楽しむために結成されました。創設から10年。オスロの音楽シーンを彩る彼らの音楽は、ベートーヴェンの木管八重奏曲(LWC1036)やモーツァルトの木管八重奏曲(LWC1141)など LAWO Classics に録音した4枚のアルバムでも親しまれてきました。節目の年にリリースするアルバム。オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットにピアノを加えた編成によるアンサンブルのために書かれた3曲が演奏されます。モーツァルトが1784年に書いた創意と興趣にあふれた作品、ベートーヴェンがモーツァルトの作品からインスピレーションを得て作曲したとも言われる同じ変ホ長調の作品、そして、古典的なたたずまいの2曲とは打って変わって、ロマンティシズムを予感させる寒々しい雰囲気の漂うダンツィのニ短調の作品です。

このアルバムのメンバーは、リーダーを務める、オスロ・フィルハーモニックの首席オーボエ奏者ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク David Friedemann Strunck、クラリネットの首席奏者ピエール・ゾニュー Pierre Xhonneux、ノルウェー放送管弦楽団のファゴット奏者アレッサンドロ・カプロッティ Alessandro Caprotti、ノルウェー・ウィンドアンサンブルで演奏するナチュラルホルンの名手、スタイナル・グランモ・ニルセン Steinar Granmo Nilsen。ゲスト・ピアニストとしてクリスチャン・イーレ・ハドラン Christian Ihle Hadland が参加しています。古典時代から現代まで、多彩なレパートリーでノルウェーの新しい世代をリードするひとり。プーランクのピアノ協奏曲(LWC1173)の素晴らしい録音が LAWO Classics からリリースされ、人気を呼びました。エストフェル県のフレドリクスタに1880年に建てられたレンガ造りの大聖堂でのセッション録音です。
『モーツァルト、ダンツィ、ベートーヴェン - ピアノと木管楽器の音楽』
W・A・モーツァルト(1756–1791)
 五重奏曲 変ホ長調 K.452(ピアノ、オーボエ、クラリネット、
  ホルンとファゴットのための)
フランツ・イグナーツ・ダンツィ(1763–1826)
 五重奏曲 ニ短調 Op.41(ピアノ、オーボエ、クラリネット、
  ホルンとファゴットのための)
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 五重奏曲 変ホ長調 Op.16(ピアノ、オーボエ、クラリネット、
  ホルンとファゴットのための)
  クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)
  オスロ・カンマーアカデミー
   ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク(オーボエ)
   ピエール・ゾニュー(クラリネット)
   スタイナル・グランモ・ニルセン(ナチュラルホルン)
   アレッサンドロ・カプロッティ(ファゴット)

録音 2018年6月12日14日 フレドリクスタ大聖堂(フレドリクスタ、ノルウェー)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『オスロ・フィルハーモニック+ペトレンコ+シュトラウス 第3集』

LAWO Classics LWC1192 classical


オスロ・フィルハーモニックとペトレンコがリヒャルト・シュトラウスの交響詩を録音するシリーズ、最後のディスクがリリースされます。《アルプス交響曲》と《死と変容》。オスロ・フィルハーモニックが長年パートリーにしてきた2曲です。ヴァシーリー・ペトレンコは、2013年から首席指揮者を務め、第1集の《ツァラトゥストラはこう語った》《英雄の生涯》、第2集の《ドン・キホーテ》《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》は、大きく盛り上がる、高い技術を求める音楽を演奏するこのオーケストラの独特のスタイルを活かした演奏が評価され、「Gramophone」誌の "Editor's Choice" に選ばれています。

『オスロ・フィルハーモニック+ペトレンコ+シュトラウス 第3集』
リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
 アルプス交響曲(Eine Alpensinfonie) Op.64
 交響詩《死と変容(Tod und Verklälung)》 Op.24
  オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
  ヴァシーリー・ペトレンコ(指揮)

録音 2017年10月17日–21日、11月29日–12月1日 オスロ・コンサートホール(オスロ)
制作 アンドルー・ウォルトン
録音 トマス・ヴォルデン、ヴェーガル・ランドース
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『歌うオーボエ(Singing Oboe)』

LAWO Classics LWC1186 contemporary/classical


1981年から2018年までノルウェー放送管弦楽団のソロ・オーボエ奏者を務めたトリグヴェ・オールヴィーク Trygve Aarvik は、ラジオとテレビの番組にも何度となく出演、「歌うオーボエ」のプレーヤーとして親しまれてきました。「ソリスト」としてのアルバム。現代ノルウェーの作曲家3人の親しみやすい作風の曲を演奏しています。戦後モダニズムの音楽と宗教音楽からインスピレーションを得た音楽で知られるホーヴラン Egil Hovland の《カントゥス第8番》と民俗音楽の色彩を強くうかがわせるクヴァンダール Johan Kvandal の《オーボエ協奏曲》は、このジャンルの隠れた名作と言われる作品です。オールヴィークから協奏曲を委嘱されたシェル・ハッベスタ Kjell Habbesta は、ノルウェー国立音楽大学で学び、主に教会音楽家として活動しています。『イザヤ書』をテクストに作曲したオラトリオ《地の一夜》に代表される、宗教と人間のつながりを音楽に表現した作品を中心に作曲してきました。「技巧的なオーボエのソロと太い筆運びの管弦楽」による《オーボエ協奏曲》も「聖と俗」の雰囲気を漂わせる一作です。ルイ・アームストロングの歌で親しまれているジャズ・バラード《この素晴らしき世界》が、アンコールとして演奏されます。

『歌うオーボエ(Singing Oboe)』
エギル・ホーヴラン(1924–2013)
 カントゥス第8番(Cantus VIII) Op.129(オーボエと弦楽四重奏のための)
シェル・ハッベスタ(1955–)
 オーボエ協奏曲 Op.89
ヨハン・クヴァンダール(1919–1999)
 オーボエと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.46
ボブ・シール(1922–1996)
ジョージ・デーヴィッド・ワイス(1921–2010)
(オイヴィン・ヴェストビュー 編曲)
 この素晴らしき世界(What a Wonderful World)
  トリグヴェ・オールヴィーク(オーボエ)
  ノルウェー放送管弦楽団 インガル・ベルグビュー(指揮)
  コルビョルン・ホルテ(ヴァイオリン)
  ヘンリク・ハンニスダール(ヴァイオリン)
  ヨン・ソンステボー(ヴィオラ)
  フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(チェロ)

録音 2018年4月9日–11日、5月1日、5月14日–16日 ノルウェー放送(NRK)コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン、ノルウェー放送(NRK)音楽録音技術スタッフ

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]

 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『アスハイム、チャイコフスキー』

LAWO Classics LWC1191 contemporary/classical


2007年に学生たちが結成した「アンサンブル・アレグリア」(Ensemble Allegria)の LAWO Classics 第4作。弦楽オーケストラのための古典的作品のひとつ、チャイコフスキーの《弦楽セレナード》と、弦楽器の「限界」に挑み、それを表現に活かしたニルス・ヘンリク・アスハイム Nils Henrik Asheim の《雅歌》という対照的な2つの作品を取り上げています。アスハイムの《雅歌》は、『旧約聖書』の『ソロモンの雅歌』をテクストに使った作品です。第1部「どうかあの方が、その口づけをもって」第2部「衣を脱いでしまったのに」第3部「友よ食べよ、友よ飲め」の3部構成。初演のナレーションを担当したノルウェーの女優アーネ・ダール・トルプとアスハイムが『雅歌』の詩を自由に並べ替えて作ったノルウェー語テクストの朗読を交えながら演奏されます。『雅歌』の「おとめの歌」(5章2節)「眠っていても、わたしの心は目覚めていました」が副題にとられています。この作品は、アンサンブル・アレグリアがノルウェー作曲家基金の支援を受けて委嘱、2015年ベルゲン国際フェスティヴァル期間中の6月4日にホーコン王の館で初演しました。バールムの教会で行なわれたセッション録音。イギリス生まれのノルウェーの女優ペトロネッラ・バーカー Petronella Barker がナレーションを担当しています。

『アスハイム、チャイコフスキー』 
ニルス・ヘンリク・アスハイム(1960–) 
 雅歌「眠っていても、わたしの心は目覚めていました」
 (Høgsongen – Eg søv, men hjartet vakar)* 
ピョートル・チャイコフスキー(1840–1893) 
 セレナード ハ長調 Op.48(弦楽オーケストラのための) 
  アンサンブル・アレグリア 
  ペトロネッラ・バーカー(朗読)*

録音 2017年8月14日–17日 ヤール教会(バールム)(音楽)、2019年8月30日 Notam Studio(オスロ) 
制作 ヴェーガル・ランドース 
録音 トマス・ヴォルデン、ノルウェー放送(NRK)音楽録音スタッフ

[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『愛と音楽のカップル(Couples in Love and Music)』

dB Productions DBCD192 classical


ロシアのサンクトペテルブルク在住のスウェーデン人の家に生まれたインゲボルク・ブロンザルト・フォン・シュレンドルフ Ingeborg Bronsart von Schllendorf と、フランツ・リストに学んだドイツの音楽家ハンス・ブロンザルト・フォン・シュレンドルフ Hans Bronsart von Schllendorf の夫婦、アマンダ・マイエル=レントヘン Amanda Maier-Röntgen とユリウス・レントヘン Julius Röntgen の夫婦の歌曲集。ソプラノのサビーナ・ビスホルト Sabina Bisholt は、2016年にストックホルム・オペラ大学を卒業、翌年、ノルランドオペラで《ファウスト》のマルグリートを歌ってデビューしました。スウェーデン王立オペラで《ラ・ボエーム》のミミ、《カルメン》のミカエラ、ヴェルムランド・オペラの《ピーター・ブルックのカルメン》のミカエラ、コッパルベリの「Opera på Skäret(オペラ・ポー・シェーレット」で《魔笛》のパミーナを歌い、2020年にハンブルク州立歌劇場でミカエラを歌う予定です。ベンクト=オーケ・ルンディン Bengt-Åke Lundin と共演した、初めてのソロ・アルバム。マイエル=レントヘンのヴィルセーンの詩による《4つの歌》は、『アマンダ・マイエル=レントヘン 作品集 第2集』(DBCD182)で歌った彼女が歌った作品の再録音です。

『愛と音楽のカップル(Couples in Love and Music)』
インゲボルク・ブロンザルト・フォン・シュレンドルフ(1840–1913)
 ローレライ(Die Lreley)
 5つのミズラ・シャフィの歌 Op.8
  ズレイカ(Zuléikha)
  茂みでナイチンゲール不平を言っている(I lunden klagar näktergalen)
  春の喜びよ!(O du våtrnd ftöjd!)
  太陽が明るく輝く(Den klara solen lyser)
  私の前にあるあなたの写真は(Din bild inför mig står) 
ハンス・ブロンザルト・フォン・シュレンドルフ(1830–1913)
 3つの詩(Drei Gedichte)
  ヒワがツグミに話すには(Zue Drossel sprach der Fink)
  きみに会う前に(Eh' ich dich sah)
  見せてあげよう、言ってあげよう(Dürft’ ich zeigen, dürft’ ich sagen)
ユリウス・レントヘン(1855–1932)
 3つの未出版の歌曲
  矢車草で花飾りを編もう(Kornblumen flech' ich dir zur Kranz)
  とても静かで、とても優しく、とても魅力的な
  (Du bist so still, so sanft, so sinning)
  菩提樹の息吹きとともにいるきみ(Die ihr mit dem Odem Linde)
 9つのミズラ・シャフィの歌 Op.15
  私は感じる、きみの息吹きを(Ich fühle deinem Odem)
  蒼穹で天使たちに会うこともなく
  (Nicht mit Engeln in blauen Himmelszeit)
  私の心はきみによって輝く(Mein Herz schmückt sich mit dir)
  その一瞥で私は嬉しくなった(Ein Blick des Aug's hat mich erfreut)
  こんなに愛らしく優しいきみに会うと
  (Wenn ich dich seh' so lieb und hold)
  きみはその響きに誘われて(Du lockst den Klang)
  明るい陽の光が(Die helle Sonne leuchtet)
  私は苦心して探し求める(Ich suche durch Mühen)
  ナイチンゲールがバラに口をつけるように
  (Wie die Nachtigallen an den Rosen nippen)
アマンダ・マイエル=レントヘン(1853–1894)
 4つの歌(C.D.アーヴ・ヴィルセーンの詩による)
  夕べの鐘(Aftonklockan) 若者の勇気(Ungt mod)
  病める少女の歌(Den sjuka flickans sång) 歌(Sången)
  サビーナ・ビスホルト(ソプラノ)
  ベンクト=オーケ・ルンディン(ピアノ)

録音 2019年
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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『Two』

Prophone PCD224 jazz/fusion


トランペットのユーナス・リンデボリ Jonas Lindborg とサックスのアンドレーアス・アンデション Andreas Andersson は、スウェーデンの音楽シーンで何10年にも渡り共演を続け、2015年、デュオ「アーバン・ソウル Urban Soul」を結成しました。デビューアルバム『Nothing is impossible』で聴かせた都会風のくつろいだ気分の音楽は、「楽しさあふれ、音楽の喜びは果て知らず」「このアルバムを心の中に置いておけば、もっといい人にはなれないにしても、自分の理想には近づけるだろう」といった評が寄せられました。セカンドアルバム『Two』。前のアルバムにゲスト参加した、ポップロック・バンド「シカゴ」のヴォーカリストだったビル・チャンプリン Bill Champlin、サラ・ヌーデンベリ Sara Nordenberg、キーボード奏者ヨナタン・フリセーン Jonathan Fritzén、ギタリストのヨッイェ・ヴァデニウス Jojje Wadenius の他、アメリカのギタリスト、マイケル・ランダウ(マイケル・ランドー) Michael Landau、アイスランドのフュージョンバンド「メゾフォルテ Mezzoforte」でベースを担当するヨウハン・アスムンソン Jóhann Asmundsson たちを迎え、「新鮮なオリジナル曲をグローヴァー・ワシントン・ジュニアやカーク・ウェイラムの精神に基づくオーガニックなライヴ・ミュージックの伝統に結びつけること」を目標にセッションを楽しんで制作されました。 

『Two』 
 Golden State(Andreas Andersson) Get up!(Andreas Andersson)
 Workin'(Thomas Bergquist)
 You're Everything(Andreas Andersson)
 Twin Cities(Thobias Gabrielson)
 More than You'll Ever Know(Al Kooper)
 Love in the Time of Darkness(David Hughes)
 Stepping up(Andreas Andersson)
 Meditation(Thobias Gabrielson) Faithfully(Jonathan Cain)
  アーバン・ソウル
   ユーナス・リンデボリ(トランペット)
   アンドレーアス・アンデション(サクソフォーン)
  ゲスト・ミュージシャン
   ビル・チャンプリン サラ・ヌーデンベリ(以上 ヴォーカル)
   ペール・リンドヴァル マグヌス・フリツ(以上 ドラム)
   トビアス・ガブリエルソン ヨウハン・アスムンソン
   デーヴィッド・ヒューズ(以上 ベース)
   カッレ・フレムステーン ヨナタン・フリセーン
   ハンス・ガルデマル マッツ・ビューストレム
   セバスチャン・ローベットソン マッティン・オステルグレーン
   ダン・リンド(以上 キーボード)
   マイケル・ランダウ ヨッイェ・ヴァデニウス
   マッティアス・トレル ユーハン・リリエダール
   ユーハン・オイイェン エフライム・トーンフェルト(以上 ギター)
   ヨアキム・アイナス カーリン・ハンマル
   スタファン・フィンディン(以上 ホルン)
   トマス・ベリクヴィスト(パーカッション) 

録音 Full Gospel Studio(ストックホルム)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『イグナーツ・フリードマン 1923年-1941年録音』

Danacord DACOCD861–864 6CDR's for price of 3 classical


初期の LP アルバムを再リリースするシリーズ。Danacord がイグナーツ・フリードマンの全録音を初めて集成して1985年に復刻リリースしたコレクション(DACD141–146)は、当時、批評家の賞賛を集めました。ベートーヴェンの《月光》、ショパンのマズルカ、メンデルスゾーンの《無言歌》など、レコード録音の「古典」を収めたこのコレクションを新しい世代のリスナーに伝えるため、よりクリアな音にリマスタリング。6枚のCDを特別価格でリリースします。

『イグナーツ・フリードマン 1923年-1941年録音』
[Disc 1]
ドメニコ・スカルラッティ(1685–1757)(タウジヒ 編曲)
 パストラーレ ホ短調
W.A.モーツァルト(1756–1791)
 トルコ行進曲
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27 no.2 《月光》 
カール・マリア・フォン・ヴェーバー(1786–1826)
 舞踏への勧誘(華麗なロンド)変ニ長調 Op.65
 ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調《クロイツェル》 Op.47 *
[Disc 2]
フランツ・シューベルト(1797–1828)(タウジヒ 編曲)
 軍隊行進曲(Marche Militaire) D.733(Op.51)
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27 no.2 《月光》
クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714–1787)(ブラームス 編曲)
 ガヴォット
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778–1837)(フリードマン 編曲)
 ロンド・ファヴォリ Op.11
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 《無言歌集》から(9曲)
[Disc 3]
フレデリク・ショパン(1818–1849)
 マズルカ(13曲) ワルツ イ短調 Op.34 no.2
 夜想曲 変ホ長調 Op.55 no.2 即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36
 ポロネーズ第9番 変ロ長調 Op.71 no.2
 ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53《英雄》
[Disc 4]
フレデリク・ショパン(1818–1849)
 バラード第3番 変イ長調 Op.47 マズルカ 変ロ長調 Op.7 no.1
 マズルカ ニ長調 Op.33 no.2 マズルカ 嬰ハ短調 Op.63 no.3
 ワルツ 変ニ長調 Op.64 no.1 子守歌  変ニ長調 Op.57
 前奏曲 変ニ長調 Op.28 no.15《雨だれ》
 ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 から
 前奏曲 変ホ長調 Op.28 no.19 練習曲(5曲)
 バラード第3番 変イ長調 Op.47 マズルカ ニ長調 Op.33 no.2
 「フリードマンが語る」(2トラック)
[Disc 5]
ニコロ・パガニーニ(1782–1840)/フランツ・リスト(1811–1886)
/フェルッチョ・ブゾーニ(1866–1924)
 ラ・カンパネラ
フランツ・リスト(1811–1886)
 ハンガリー・ラプソディ第2番
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 スケルツォ ホ短調 Op.16 no.2
アントニーン・ドヴォルザーク(1841–1904)
 ユモレスク
フランツ・シューベルト(1797–1828)
/フランツ・リスト(1811–1886)
 聞け、ひばり
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 **
[Disc 6]
アントン・ルビンシテイン(1829–1894)
 ワルツとロマンス
モーリツ・モシュコフスキ(1854–1925)
 セレナード Op.15
I.J.パデレフスキ(1860–1941)
 メヌエット Op.14 no.1
ヨゼフ・スク(1874–1935)
 メヌエット
フランツ・ミットラー(1893–1970)
 小さなナナのオルゴール(Little Nana's Music Box)
作者不詳/イグナーツ・フリードマン(1882–1948)
 パリスの審判
イグナーツ・フリードマン(1882–1948)
 オルゴール(Music Box) Op.33 no.3
 Elle Danse(彼女は踊る) Op.10 no.5
 Marquis et Marquise(侯爵ならびに侯爵夫人) Op.22 no.4
フランツ・シューベルト(1797–1828)
/イグナーツ・フリードマン(1882–1948)
 古き街、ウィーン
イグナーツ・フリードマン(1882–1948)
 ゲルトナーの主題によるウィーン舞曲(3曲)
フレデリク・ショパン(1818–1849)
 マズルカ 嬰ハ短調 Op.41 no.1
  イグナーツ・フリードマン(ピアノ)
  ブロニスラフ・フーベルマン(ヴァイオリン)*
  管弦楽団 ** フィリップ・ゴーベール(指揮)** 

復刻 クラウス・ビューリト [DACO141–146]
 
価格 ¥7,350(本体価格)

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『ルチアーノ・ベリオ 合唱作品集』

BIS SACD2391 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] contemporary/classical


ルチアーノ・ベリオ Luciano Berio は、ルイジ・ノーノ、フランコ・ドナトーニ、ブルーノ・マデルナとともに、第二次世界大戦後に注目されたイタリア・モダニズムの国際性を示した世代のひとりとして広く知られます。J.S.バッハの『モテット集』(BIS SA2251)をはじめとするアルバムがどれも高く評価されたノルウェー・ソリスト合唱団とグレーテ・ペーデシェン Grete Pedersen が、このベリオの作品を手がけます。《コーロ》と《ロンドンの呼び声》。ベリオの名が現代音楽シーンに定着した後、1973年から1977年の間に書かれた2曲です。

《コーロ》は、それぞれ10人のソプラノ、アルト、テノール、バスと、44人の器楽奏者(弦楽器14人、木管楽器15人、金管楽器11人、打楽器2人、ピアノと電子オルガン)のために書かれた、「声と楽器のためのコーロ」が正式曲名の作品です。さまざまな国と人種の名もない作家たちの詩とチリの詩人パブロ・ネルーダの『地上の住処』の詩がテクストに使われ、〈Today is mine…Wake up, woman, reise up, woman(今日はわたしのもの…目覚めよ、女よ、立ち上がれ、女)〉から〈Spin, colours, spin…El día pálido se asoma(回れ、色よ、回れ…青ざめた日が現われる)〉まで、31の部分に分かれています。異なる声と器楽の音色を最大にブレンドするため演奏者の配置に工夫が凝らされ、指揮者の左に第1ソプラノと第1フルート、その左に第8ソプラノと第1ヴァイオリンといった具合に歌手と器楽奏者を「4つの層」に分けるよう指示されています。

《ロンドンの呼び声》は、街頭で売り子たちが道行く人たちにかけるロンドン名物の「呼び声」をテクストに、7つの部分で構成した作品です。《シンフォニア》で成功した後、キャバレーソング、マドリガルやパートソングをレパートリーとするイギリスの男声グループ、キングズ・シンガーズのために作曲。ノルウェー・ソリスト合唱団は、1975年に改訂された「8人の歌手」の版で歌っています。

『ルチアーノ・ベリオ 合唱作品集』
ルチアーノ・ベリオ(1925–2003)
 コーロ(Coro)(1975–76)(声と楽器のための)*
 ロンドンの呼び声(Cries of London)(1973–74 rev.1975)
 (8人の声のための)
  ノルウェー・ソリスト合唱団
  ノルウェー放送管弦楽団 *
  グレーテ・ペーデシェン(指揮)

録音 2019年2月(2月2日の公開コンサートを含む) ノルウェー放送(NRK)コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)*、2018年9月 オスロ・コンサートホール、小ホール(オスロ)
制作 ハンス・キプファー *、イェンス・ブラウン
録音 アンドレーアス・ルーゲ *、リタ・ヘルマイアー 

価格 ¥2,650(本体価格)

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『グリーグ/ヘムシング』

BIS SACD2456 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] classical


2018年、ショスタコーヴィチとヤルマル・ボルグストレムのヴァイオリン協奏曲(BIS SA2366)でデビューしたエルビョルグ・ヘムシングのアルバム第4作。グリーグのヴァイオリン・ソナタと彼女がヴァイオリン・ソロのために書いた作品を組み合わせたプログラムを演奏しています。

グリーグは、ヴァイオリンとピアノのためのソナタを3曲作りました。「素朴で、さまざまな音楽をモデルにした第1番、民族的な響きの第2番、より広い地平線をもつ第3番」(グリーグ)。彼の作曲家としての展開と成長の示された作品群と言われます。とりわけ、セザール・フランクのイ長調のソナタやブラームスのニ短調の曲とほぼ同じ時期に書かれたハ短調の第3番は「このうえなく高貴なロマンティシズムの表現と力強さを独自のやり方で結合した」(エルリング・ダール)とも評され、各国のヴァイオリニストが気に入りのレパートリーにしている作品です。

グリーグのソナタは、テリエ・トンネセン、アルヴェ・テレフセン、ゲイル・インゲ・ロツベルグ、ヘンニング・クラッゲルードたち、ノルウェーのヴァイオリニストも多く録音しています。「ノルウェー」の色濃い第2番にかぎらず、ノルウェーのヴァイオリニストの弾くグリーグは、リズムやアーティキュレーションに独自性があり、グリーグが歌曲集に作ったガルボルグの『ハウグトゥッサ』の神秘の世界を垣間見せる表現も現れます。ヘムシング Eldbjørg Hemsing(1990–)の生まれたヴァルドレスは、ノルウェー南部、グーブランスダールとハリングダールの間にあり、さまざまな伝説と民俗音楽の故郷としても知られる地域です。グリーグの後に演奏される《帰郷》は、彼女がヴァルドレスの民謡を主題にして作曲した変奏曲です。共演者のシモン・トルプチェスキ Simon Trpčesk(1979–)は、マケドニアのピアニスト。高いヴィルトゥオジティと深い表現のアプローチが評価され、BBC Next Generation Artist にも選ばれました。

『グリーグ/ヘムシング』
エドヴァルド・グリーグ(1843–1907)
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.8(1865)
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 Op.13(1867)
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op.45(1886-87)
エルビョルグ・ヘムシング(1990–)
 帰郷(Homecoming)(2019)
 (ヴァルドレスの民謡による変奏曲)(ヴァイオリン・ソロのための)
  エルビョルグ・ヘムシング(ヴァイオリン)
  シモン・トルプチェスキ(ピアノ)

録音 2018年12月、2019年3月 ゼンデザール(ブレーメン、ドイツ)(グリーグ)、2019年9月 アウルダール教会(ヴァルドレス、ノルウェー)
制作・録音 インゴ・ペトリ

価格 ¥2,650(本体価格)

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『バーンスタイン 交響曲第1番・第2番』

BIS SACD2298 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] classical


「指揮者」クリスチャン・リンドベリ Christian Lindberg の「バーンスタイン・アルバム」第2作。《キャンディード》序曲、《ウエストサイド・ストーリー》の「シンフォニックダンス」、《オン・ザ・タウン》の「3つのダンスのエピソード」などの前作『波止場』(BIS SA2278)につづき、交響曲を2曲、アークティック・フィルハーモニックを指揮して演奏しています。

『旧約聖書』の予言者の名を副題にした交響曲第1番《エレミア》は、1939年、ハーバード大学を卒業後に作曲した「ヘブライ語」による『哀歌』を最後の楽章に使った、3楽章の作品として書かれました。「予言者から人々への強い嘆願」〈予言(Prophecy)〉、「異教の堕落がもたらす破壊と混沌」の「スケルツォ」〈冒涜(Profanation)〉、『エレミアの哀歌』の詩をメゾソプラノが歌う〈哀歌(Lamentation)〉。ニューイングランド音楽院の作曲コンペティションには落ちたものの、バーンスタインが指揮法を教わったフリッツ・ライナーに認められ、1944年、ライナーが音楽監督を務めていたピッツバーグ交響楽団をバーンスタイン自身が指揮して初演しました。

交響曲第2番《不安の時代》は、1948年のピューリツァー賞を受賞したW.H.オーデンの詩『不安の時代』からインスピレーションを得て作曲された作品です。第二次世界大戦中のニューヨーク、酒場を舞台に3人の男とひとりの女が、それぞれの不安を語り、意味とアイデンティティを求めている。バーンスタインは、オーデンの詩の構造とタイトルに倣い、「第1部」〈プロローグ(The Prologue)〉〈7つの時代(The Seven Ages)〉(第1変奏-第7変奏)〈7つの段階(The Seven Stages)〉(第8変奏-第14変奏)と「第2部」〈挽歌(The Dirge)〉〈仮面劇(The Masque)〉〈エピローグ(The Epilogue)〉の構成の作品としました。この作品にはブルースやジャズの要素も織りこまれ、バーンスタインの楽器「ピアノ」が重要な役割を担わされています。1949年4月8日、バーンスタインがピアノを弾き、作曲を委嘱したクーセヴィツキーがボストン交響楽団を指揮して初演されました。

2010年にスウェーデン宮廷歌手に指名されたアンナ・ラーション Anna Larsson と、ウルフ・ヴァリーンやトゥールレイフ・テデーンと共演したBIS レーベルの室内楽録音でも知られるローランド・ペンティネン Roland Pöntinen をソリストに起用。ノルウェー、ボードーのコンサートホール「ストルメン」でのセッション録音です。

レナード・バーンスタイン(1918–1990)
 交響曲第1番《エレミア(Jeremiah)》(1939–43)
 (管弦楽とメゾソプラノのための)*
 交響曲第2番《不安の時代(The Age of Anxiety)》
 (1945–49 rev.1965)(ピアノと管弦楽のための)**
  アークティック・フィルハーモニック
  クリスチャン・リンドベリ(指揮)
  アンナ・ラーション(メゾソプラノ)*
  ローランド・ペンティネン(ピアノ)**

録音 2017年5月、6月 ストルメン(ボードー、ノルウェー)
制作 インゴ・ペトリ
録音 ファビアン・フランク
 
価格 ¥2,650(本体価格)

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『メンデルスゾーン、エネスク 八重奏曲』

BIS SACD2447 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopak] classical


 
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)
 八重奏曲 変ホ長調 Op.20 *
ジョルジェ・エネスク(ジョルジュ・エネスコ)(1881–1955)
 弦楽八重奏曲 ハ長調 Op.7 **
  グリンゴルツ四重奏団
   イリア・グリンゴルツ(第2ヴァイオリン *、第1ヴァイオリン ** )
   アナヒット・クルティキャン(第3ヴァイオリン *、第2ヴァイオリン **)
   シルヴィア・シモネスク(第2ヴィオラ *、第1ヴィオラ **)
   クラウディウス・ヘルマン(第1チェロ)
  META4
   アンティ・ティッカネン(第4ヴァイオリン *、第3ヴァイオリン **)
   ミンナ・ペンソラ(第1ヴァイオリン *、第4ヴァイオリン **)
   アッテ・キルペライネン(第1ヴィオラ *、第2ヴィオラ **)
   トマス・ユープシェーバカ(第2チェロ)

録音 2018年12月 セッロホール、エスポー(フィンランド)
 
価格 ¥2,650(本体価格)

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『ルトスワフスキ 管弦楽作品集 第2集』

Ondine ODE1332-2 contemporary/classical


ハンヌ・リントゥ Hannu Lintu(1967–)とフィンランド放送交響楽団によるルトスワフスキの管弦楽作品。交響曲第1番と第4番、《ヴェネツィアのゲーム》を収録した第1集(ODE1320-2)につづくアルバムがリリースされます。交響曲第2番は、スターリンの死後、「新しい音楽」が次々とポーランドで紹介され、国外でもルトスワフスキの名声が高まった時期、1965年から1967年にかけて作曲されました。ルトスワフスが《ヴェネツィアのゲーム》で実践した、個々の楽器のパートが厳密に書かれながら、管理された「偶然」の要素を使いながら正確な対等関係に体系づけられるという「管理された偶然性」の技法による、2楽章の作品です。第3番の交響曲は、3管の木管楽器、4管の金管楽器、ティンパニ、多種類の打楽器、チェレスタ、4手のピアノ、2台のハープの大編成のために書かれ、充分に成熟した「管理された偶然性」も使われた作品です。1973年、シカゴ交響楽団の委嘱で作曲が始められ、1983年9月29日、ゲオルク・ショルティの指揮で初演されました。
 
『ルトスワフスキ 管弦楽作品集 第2集』
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913–1994)
 交響曲第3番(1983) 交響曲第2番(1967)
  フィンランド放送交響楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

録音 2018年11月26日–30日 ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『ヴァスクス ピアノ三重奏のための作品集』

Ondine ODE1343-2 contemporary/classical


ラトビアの作曲家ペーテリス・ヴァスクス  Pēteris Vasks は、敬虔な宗教心を示す合唱曲、交響曲、協奏曲といった作品により国際的な高い評価を獲得してきました。ヴァスクスは、その他のジャンルも手がけ、ピアニストのレイニス・ザリンシュ Reinis Zariņš を中心とするラトビアのグループ「トリオ・パラディオ Trio Palladio」のアルバムでは、ピアノ三重奏の作品が3曲、演奏されます。ヴァイオリン・ソロと弦楽合奏の曲をピアノ三重奏版にした《孤独な天使》。ヴァスクスが前衛的な手法を使っていたころに書かれた8曲からなる《エピソードと終わりなき歌》。《平原の情景》は、ヴァイオリン、チェロと合唱のために書かれ、2002年にウィーンで初演された作品をピアノ三重奏曲に編曲した作品です。

『ヴァスクス ピアノ三重奏のための作品集』
ペーテリス・ヴァスクス(1946–)
 孤独な天使(Lonely Angel)(2019)
 ピアノ三重奏曲《エピソードと終わりなき歌(Episodi e Canto perpetuo)》
 (1985)
 平原の情景(Lidzenuma ainavas)(2011)
  トリオ・パラディオ
   エヴァ・ビンデレ(ヴァイオリン)
   クリスティーナ・ブラウマネ(チェロ)
   レイニス・ザリンシュ(ピアノ) 

録音 2019年4月5日–7日 ジンターリ・コンサートホール、小ホール(ユールマラ、ラトビア)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『アテネの廃墟』

Naxos 8.574076 classical


ベートーヴェンの劇付随音楽《アテネの廃墟》は、ペスト市(現 ブダペスト)の新しいドイツ劇場のこけら落としに上演された劇のため1811年の秋から1812年にかけて作曲された作品です。「知恵の女神ミネルヴァは、ゼウスの罰により2000年の眠りに就く。眠りから目覚めたミネルヴァがメルクル(メルクリウス)に連れられてアテネに行くと、町はトルコに支配され、荒廃してしまっている。ミネルヴァは、ムーサ(ミューズ)たちが逃れたというハンガリーのペストに行き、この街を新たなアテネとする」。ベートーヴェンの音楽は、序曲と8つの曲で書かれ、第4曲に〈トルコ行進曲(Marcia alla turca)〉が演奏されます。ミネルヴァとモーツァルの台詞を加えた初めての録音です。

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 《献堂式(Die Weihe des Hauses)》 序曲 Op.124
 付随音楽《献堂式》  Hess118 導入の合唱
  「Folge dem mächtigen Ruf der Ehre!」
 付随音楽《献堂式》 への合唱曲「若々しく脈うつところ」
  WoO.98(1822)
 《アテネの廃墟》のための行進曲と合唱曲 Op.114(1811)
 劇付随音楽《アテネの廃墟(Die Ruinen von Athen)》 Op.113(1811)
  レータ・ハーヴィスト(ソプラノ)
  アンゲラ・エバライン(台詞:ミネルヴァ)
  クラウス・オバルスキ(台詞:メルクル)
  ユハ・コティライネン(バス) ローランド・アストル(台詞)
  レア・シンカ(台詞) エルンスト・オーダー(台詞)
  「カテドラーレス・アボエンシス」聖歌隊
  トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム(指揮)  

録音 2018年10月15日–19日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)
 
価格 ¥1,100(本体価格)

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『19世紀デンマークの協奏曲』

Dacapo 6.220664 SACD hybrid(Multichannel/stereo) classical


このアルバムで演奏される協奏曲は、デンマークが文学、美術、音楽、物理学、医学と、さまざまな分野でおびただしい数の「宝石」を生み出した、いわゆる「デンマーク文化の黄金時代」に書かれた作品です。ドイツからコペンハーゲンに移ったフリードリク・クーラウ Friedrich Kuhlau(1786–1832)は、「ソナチネ」をはじめとするピアノ曲や室内楽曲、オペラ《ルル》や《魔法の竪琴》などの声楽曲を書き、古典主義からロマンティシズムへの橋渡しをしました。《2つのホルンと管弦楽のための小協奏曲》は、1821年、ドイツとオーストリアへの旅行の帰りに立ち寄ったハンブルクで出会ったホルン奏者ヨーゼフ・グーグルと彼の息子のために作曲されました。「アダージョ・ノン・トロッポ」「アレグロ・アラ、ポラッカ」「ラルゲット」の3楽章。グーグル父子の演奏による初演は実現しなかったものの、多くのホルン奏者の愛好曲となった作品です。《ウィリアム・シェイクスピア》序曲は、カスパー・ヨハネス・ボイイの戯曲のために作曲されました。ベートーヴェンの演奏会序曲《命名祝日》をモデルにしたとされ、ヴェーバーの《オーベロン》やメンデルスゾーンの《真夏の夜の夢》の序曲との類似性も言われる音楽です。

クリスチャン・フレゼリク・バート Christian Frederik Barth(1787–1861)は、オーボエ一家に生まれ、宮廷楽団と「ホルステン協会」でオーボエ奏者を務めました。初めて録音される、1823年ごろに書かれた《オーボエ協奏曲》は、デンマーク音楽のオーボエ・レパートリーにとって「エキサイティング」な再発見と言われています。ゲーゼ Niels W. Gade の《カプリッチョ イ短調》は、曲名どおりの「気まぐれなユーモア」の作品です。フレミング・アクスネス Flemming Aksnes とリサ・マリア・クーパー Lisa Maria Cooper のホルン、オリヴァー・ノアデール Oliver Nordahl のオーボエ、イアン・ヴァン・レンスブルク Ian van Rensburg のヴァイオリン。オーフス交響楽団の首席奏者による演奏です。

『19世紀デンマークの協奏曲』
フリードリク・クーラウ(1786–1832)
 2つのホルンと管弦楽のための小協奏曲 Op.45(c.1822)
クリスチャン・フレゼリク・バート(1787–1861)
 オーボエ協奏曲 Op.12(c.1823)(世界初録音)
ニルス・W・ゲーゼ(1817–1890)
 カプリッチョ イ短調(1878)(ヴァイオリンと管弦楽のための)
フリードリク・クーラウ(1786–1832)
 《ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)》序曲 Op.74
  (1825–26)
  フレミング・アクスネス(ホルン)
  リサ・マリア・クーパー(ホルン)
  オリヴァー・ノアデール(オーボエ)
  イアン・ヴァン・レンスブルク(ヴァイオリン)
  オーフス交響楽団 ジャン・トレル(指揮)

録音 2018年4月4日–5日(ホルン小協奏曲)、6月19日–20日(バート)、5月29日(ゲーゼ)、5月31日(序曲) オーフス・コンサートホール、シンフォニックホール(オーフス、デンマーク)
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『キム・シューグレン、ヴァイオリン』

Danacord DACOCD850 CDR classical


レーベル設立初期に LP リリースしたアルバムのシリーズ。デンマークのヴァイオリスト、22歳の時に最年少で王立デンマーク管弦楽団のコンサートマスターに就任したキム・シューグレンが録音したパガニーニのヴァイオリンとギターのための音楽とカール・ニルセンのヴァイオリンソナタが、新たなデジタル・リマスターで初めて CD リリースされます。キム・シューグレン Kim Sjøgren(1955–)は、南デンマークのナクスコウに生まれました。オーフス王立音楽アカデミーでヘンリク・サクセンスキョルとトゥター・ギウスコウに学び、17歳でデビュー。チェコ、ローマニア、アメリカに留学した後、コンサートマスターに選ばれました。ギターのラース・ハニバル Lars Hannibal(1951–)は、オーフス王立音楽アカデミーでギター、ハーグの佐藤豊彦にリュートを学び、前妻ミカラ・ペトリと共演したコンサートや録音で知られています。ニルセンのソナタは、アネ・ウーランとの貴重な共演です。ウーラン Anne Øland(1949–2015)は、王立デンマーク音楽アカデミーでヘアマン・D・コペル、ローマでグイド・アゴスティに学びました。カール・ニルセンの全ピアノ作品やベートーヴェンのソナタ全曲の録音で親しまれ、多くの若い音楽家を育て慕われた芸術家です。

『キム・シューグレン、ヴァイオリン』
ニコロ・パガニーニ(1782–1840)*
 チェントーネ・ディ・ソナタ第4番 イ長調 Op.64 no.4
 ヴァイオリンとギターのためのソナタ第1番 イ長調 Op.2 no.1
 ロマンス(Romanza)
 (《大ソナタ》 Op.39(カール・シャイト 編曲)から)
 協奏的ソナタ(Sonata Concertata) イ長調 Op.61
 チェントーネ・ディ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.64 no.2
カール・ニルセン(1865–1931)**
 ヴァイオリンソナタ第1番 イ長調 FS20(Op.9)(1895)
 ヴァイオリンソナタ第2番 ト短調 FS64(Op.35)(1912)
  キム・シューグレン(ヴァイオリン)
  ラース・ハニバル(ギター)*
  アネ・ウーラン(ピアノ)**

録音 1983年(パガニーニ)、1984年(ニルセン) コレモーテン・スタジオ(デンマーク)[DACO221, DACO222(stereo ADD)]
制作 カーリン・ヤーアンセン
録音 ライフ・ラムルフ・スヴェンセン
復刻 クラウス・ビューリト

価格 ¥2,450(本体価格)  

[高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。]

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『ブクステフーデ チェンバロ作品集』

Danacord DACOCD852 CDR classical


レーベル設立初期に LP リリースしたアルバムのシリーズ。ウラ・カペルによるブクステフーデのチェンバロ作品集。イ長調と『愛の組曲』の曲名で知られるニ短調の《組曲》、ブクステフーデと同時代の有名なデンマークの司教で詩人のトマス・キンゴの賛美歌《Det mulmer mod den mørke Nat(夜の闇の方へ消えていく)》を主題にした《クーラント・ジンプレ》。J・S・バッハが《ゴルトベルク変奏曲》の終曲に使った《Kraut und Rüben(キャベツとカブ)》、デンマークでは《Bro Brille》や《Skære Havre(オート麦を切れ》の曲名で知られる子供の歌の旋律を主題とする変奏曲《ラ・カプリッチョーザ》は、当時のチェンバロ音楽を代表する作品のひとつとされています。ウラ・カペル Ulla Kappel は、1936年、ドイツ、ヴェストファーレンのミュンスターでデンマーク人の両親の元に生まれました。コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーでピアノ、チェンバロとオルガンのディプロマを取得。パリとバーゼルでチェンバロ、インスブルックとムーリでオルガンの研究を続けました。1968年から1974年までコペンハーゲンのアカデミーでチェンバロを教え、1975年からはトマス・キンゴゆかりのスランゲロプ教会のオルガニストを務めました。「ボーナス・トラック」のオルガン曲は、ハンガリー生まれのヤーノシュ・シェベシュチェーン János Sebestyén(1931–2012)が、シュトゥットガルトの教会に設置されたばかりのオルガンを弾いた演奏です。

ディートリク(ディゼリク)・ブクステフーデ(c1637-1707)
 組曲 イ長調 BuxWV.243
 クーラント・ジンプレ(Courent Zimble) イ短調 BuxWV.245
 (8つの変奏曲)
 組曲 ニ短調 BuxWV.233(愛の組曲(Suite d'Amour))
 アリアと3つの変奏曲「ロフィリス(Rofilis)」 ニ短調 BuxWV.248
 コラール幻想曲「わが愛する神に(Auf meinen lieben Gott)」
  ホ短調 BuxWV.179
 アリアと32の変奏曲《ラ・カプリッチョーザ(La Capricciosa)》
  ト長調 BuxWV.215
  ウラ・カペル(チェンバロ)
 [楽器 ノイペルト・チェンバロ(1984年)]
[Bonus tracks]
ベルナルド・パスクィーニ(1637–1710)
 ベルガマスカ(Bergamasca)
ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706–1784)
 ガヴォット へ長調
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
 パストラーレ へ長調 BWV.590
  ヤーノシュ・シェベシュチェーン(オルガン)
 [シュトゥットガルト=フォイエルバッハ・シュタットキルヒェの
  ヨハンネス・ロールフ・オルガン(1983年)] 

録音 1986年2月 オッドフェロー・パレス・ホール(コペンハーゲン)[DACO236(ブクステフーデ)(stereo ADD)]、1984年5月 シュトゥットガルト=フォイエルバッハ・シュタットキルヒェ(ドイツ)[初リリース(Bonus)・(stereo ADD)]
制作・録音 アイヴィン・ラフェン
復刻 クラウス・ビューリト 

価格 ¥2,450(本体価格)  

[高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。]

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『新しい北欧のピアノ音楽』

Danacord DACOCD854 CDR classical


レーベル設立初期に LP リリースしたアルバムのシリーズ。ハンガリー生まれのデンマークのピアニスト、エリサベト・クラインが、演奏した北欧の作曲家たちの新しいピアノ音楽。クラインが、1986年、オスロに近いバールムのへニ・オンスタード美術館(ホーヴィコッデン美術センター)で演奏した録音のことを彼女の子で作曲家のニルス・ホルガー=ペータセン Niles Holger-Petersen から聞かされ、Danacord 初の現代ピアノ音楽アルバムとしてリリースした音源です。クライン Elisabet Klein(1911–2004)は、トレンチーン(現スロヴァキア)で生まれ、ブダペストで育ちました。フランツ・リスト音楽院(リスト・フェレンツ音楽大学)で学び、ベーラ・バルトークにも数年間ピアノを教わりました。1939年にデンマークに渡って結婚、その後、オスロのノルウェー国立音楽大学で70歳になるまで教え、コペンハーゲンの王立音楽アカデミーの講師を務めました。現代音楽のスペシャリストとして国際的にも知られ、ブーレーズ、シュトックハウゼン、ジョージ・クラムの作品のヨーロッパ初演を手がけ、ヨーロッパ、アメリカ、イスラエル、メキシコで何度となく行ったリサイタルにより北欧の音楽を広めることにも尽力しました。このアルバムでは、彼女のために作られた曲を含む、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの作曲家による作品が演奏されます。「ボーナス・トラック」のルーザスとラスムセンの曲は、クラインが1975年にオーフス王立音楽アカデミーで行ったセッションのテープから選ばれた録音です。

『新しい北欧のピアノ音楽』
ニルス・ホルガー=ペータセン(1946–)
 白昼のノクターン(Nocturne in Daylight)(1986)
ペア・クリスチャン・ヤコブセン(1940–)
 間奏曲(Mellomspil)(1975)
マイ・ソンステヴォル(1917–1996)
 主題と4つの変奏(Theme with four variations) Op.2(1963)
ミケール・エードルンド(1950–)
 燃えさしの中のラン(Orchids in the Embers)(1984)
 (ピアノのためのタンゴ)
カーリン・マルムレーヴ=フォシュリング(1916–2005)
 視点:東西(Viewpoints: East-West)(1979)
グズロン・ロン(1930–)
 マッチ(Match) Op.92(1985)
  I. Moving…  II. With difficulty…  III. Longing, towards…  IV. Home
カウコ・クオスマ(1926–2013)
 《スピクラ(Spicula)》(ピアノのための前奏曲集)から
  ソムニウム-夢(Somnium)(1983)
  つながったもの(The Articulated)(1984)
  彼方からの声(Voices from Beyond)(1983)
フォルケ・ストロムホルム(1941–)
 冬の夜(Winternight) Op.22 no.1
 (《2つのサーミの詩(2 Samiske dikt)》から)
ニルス・ホルガー=ペータセン(1946–)
 無調ファンタジー(A-Tonal Phantasy)(1985)
[Bonus tracks]
ポウル・ルーザス(1949–)
 見知らぬ兵士から届いた3通の手紙
 (Three Letters from the Unknown Soldier) Op.1(1967)
カール・オーウ・ラスムセン(1947–)
 アリア・グリージャ I(Aria Grigia I)(1965)
  エリサベト・クライン(ピアノ) 

録音 1986年 へニ・オンスタード美術館(バールム、ノルウェー)[DACOD237(stereo ADD)]、1975年 オーフス王立音楽アカデミー(オーフス、デンマーク)[初リリース(Bonus)(stereo ADD)]
制作・録音 クラウス・ビューリト(Bonus)
復刻 クラウス・ビューリト 

価格 ¥2,450(本体価格)  

[高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。]

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『ニルス・ヴィゴ・ベンソン』

Danacord DACOCD859 2CDR's special price contemporary/classical


個性的な作曲スタイルをもち、20世紀デンマークでもっとも多作の作曲家のひとり、ニルス・ヴィゴ・ベンソン Niels Viggo Bentzon(1919–2000)は、優れたピアニストとしても知られていました。J・P・E・ハートマンの孫でピアニストのカーアン・ベンソンを母にもち、1938年から1942年まで王立デンマーク音楽アカデミーで和声、対位法、オルガン、ピアノを学び、ディプロマ取得のコンサートで演奏したヒンデミットの《ルードゥス・トナリス》が「他のピアニストとはかなり違う、他と比べることのできないテクニックと表現」と評されたと言われます。このコレクションには、彼がキャリアの絶頂期に自作と彼のレパートリーの作品を弾いた録音が、初期の HMV 録音などを加えて収録されています。デンマーク放送交響楽団のオーボエ奏者トフテ=ハンセン Paul Tofte Hansen のために書いたモダニズムとネオクラシシズムの《ソナタ》。《パルティータ》は、1947年にコペンハーゲンで開催された国際現代音楽協会(ISCM)のコンサートで演奏して国際的に注目を集めた作品です。 

『ニルス・ヴィゴ・ベンソン』
[Disc 1]
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919–2000)
 木版画(Træsnit) Op.65(1947)
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1954年 HMV KBLP 8(mono)][初CD化]
 コールアングレとピアノのためのソナタ Op.71(1951)
  パウル・トフテ=ハンセン(コールアングレ)
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1952年 HMV KBLP 8(mono)][初CD化]
 ピアノソナタ第5番 Op.77(1951)
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1954年 HMV KALP 13(mono)][初CD化]
 パルティータ Op.38(1945)
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1946年 HMV Z 7013–15(mono)]
 [Danacord DACOCD521–522]
 ピアノソナタ第3番 Op.44
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1949年 HMV Z 7030–31(mono)]
 [Classico CLASSCD561]
[Disc 2]
 音楽のモザイク(Mosaïque Musicale) Op.54(1950)
 (フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
  アイヴィン・ラフェン(フルート)
  アーネ・スヴェンセン(ヴァイオリン)
  ピエール・ルネ・オナンス(チェロ)
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ) 
 [録音 1954年 Triola TDLP 207(mono)][初CD化]
 ピアノソナタ第18番 Op.459(1983)
 ピアノソナタ第19番 Op.460(1983)
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1986年6月、7月 ボーロプス高等学校(コペンハーゲン)
  (stereo)][Danacord DACO225]
フェルッチョ・ブゾーニ(1866–1924)
 ソナチネ第4番《In diem nativitatis Christi MCMXVII
 (1917年のキリスト生誕の日)》 BV.274
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1986年6月、7月 ボーロプス高等学校(コペンハーゲン)
  (stereo)][初CD化]
アレクサンドル・スクリャービン(1872–1915)
 ピアノソナタ第9番 Op.68
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1986年6月、7月 ボーロプス高等学校(コペンハーゲン)
  (stereo)][Danacord DACO225]
ゴッフレード・ペトラッシ(1904–2003)
 ピアノのためのインヴェンション(Inenzioni per pianoforte)
  ニルス・ヴィゴ・ベンソン(ピアノ)
 [録音 1986年6月、7月 ボーロプス高等学校(コペンハーゲン)
  (stereo)][初CD化] 

制作・録音 トーベン・スコウスボー(1986年録音)
復刻 クラウス・ビューリト 

価格 ¥2,450(本体価格)  

[高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。]

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『ヘルゲ・ロスヴェンゲ デンマークのポピュラーソング(1929年-1932年)』

Danacord DACOCD855 CDR popular music


レーベル設立初期に LP リリースしたアルバムのシリーズ。トマス・ビーチャムの《魔笛》でタミーノ役を歌ったデンマークのテノール歌手、ヘルゲ(ヘリエ)・ロスヴェンゲ Helge Rosvænge(1897–1972)が、ベルリンのダンスオーケストラと共演して録音した「デンマークのポピュラーソング」コレクション。オペラ歌手としてベルリン・デビューした頃、ささやくように優しくバラードを歌う「クルーナー」としてのロスヴェンゲの記録です。デンマーク放送のアーカイヴと、このコレクションのアイデアを出したデンマーク放送のプロデューサー、ハンス・スコーロプ Hans Skaarup の個人コレクションの78回転レコードを復刻した音源によるアルバムです。 

『ヘルゲ・ロスヴェンゲ デンマークのポピュラーソング(1929年-1932年)』
 誰を見ているんだ?(Hvad kigger du på?)
 (Gunnar Hall/Paul Anker)[Polyphon XS 41456]*
 グレーテ、お話を聞いてごらん(Grete hør et eventyr)
 (Pat O'Henry(Henry Cansen)/Boøge Müller)
 [Polyphon XS 41458]*
 鳴れ、小さな鐘(Lille klokke ring)(Edward Brown/Aage Hermann)
 [Polyphon XS 41460]*
 夜、一夜だけ(En Nat en eneste Nat)
 (José Main/Kay Rostgaard-Frøne)[Polyphon XS 41456]* 
 ピッピ!ピッピ!(Pip! Pip!)(鳥のポプリ)(arr. Teddy Petersen)
 [Polyphon XS 41470]* 
 父さん母さんごっこして遊ぼう(Vi to skal lege Far og Mor)
 (Fred Tarlan/Carl Hocheim)[Polyphon XS 41472]* 
 かつてフレゼリクスベアでは(Det var på Frederiksberg)(ポプリ) 
 (arr. Aage Juhl-Thomsen/Emil Reesen)[Polyphon XS 41440]** 
 コペンハーゲン・ワルツ(Københavnnervalsen)
 (Ella Heiberg/Paul Anker)[Polyphon XS 41499]** 
 コペンハーゲン-カルンボー(København-Kalundborg)(ポプリ)
 (arr. Jens Warny)[Polyphon XS 41503]** 
 木立でみんなが踊っている(Der går dans i lunde)
 (Carl Rydahl/Axel Breidal)[Polyphon XS 41554]** 
 ディデリ、ディデル、ディデレイ(Dideli, Didelu, Didelej)
 (フォックストロット)(Victor Cornelius/Carl Viggo Meincke)
 [Polyphon XS 41554]** 
 きれいな娘さんがいっぱい(Der er nok af smukke piger)
 (Hector Sants/Alfred Kjerulf)[Polyphon XS 41709]** 
 小さなご婦人は人を楽しくしてくれる
 (En lille kvinde som kun er skabt til Græde) 
 (Ejler Krahn/Fredrik Nygaard)[Polyphon XS 41709]** 
 弾けスペルマン、弾け(Spill, Spillemand, spill)
 (Frierich Eisenstein/Dan Folke)[Polyphon XS 41727]† 
 聴衆のワルツ 1932(Lyttervalsen 1932)[Polyphon XS 50033]†† 
 おやすみ、今夜はありがとう(Godnat og tak for i aften)
 (G. Spenser)[Polyphon XS 50033]†† 
 なぜ微笑んでいるんだ、モナリザ?(Hvorfor spiller du Mona Lisa?) 
 (Robert Stolz/Alfred Holck/O. Schray)[Polyphon XS 50042]†† 
 ヴェネツィア(Venedig)(Lauritz Howalt/Mogens Dam)
 [Polyphon XS 50042]†† 
 愛することは生きること(At elske er at leve)
 (Kai Normann Andersen/Boøge Müller/Arvid Müller) 
 [Polyphon XS 50050]†† 
 のぞきあい(Titte til hinanden)
 (Kai Normann Andersen/Boøge Müller/Arvid Müller)
 [Polyphon XS 50050]†† 
  ヘルゲ・ロスヴェンゲ(テノール) 
  ポール・ゴドウィン・ダンスオーケストラ */**/†
  イリヤ・リヴシャコフ・ダンスオーケストラ †† 

録音 1929年 *、1930年 **、1931年†、1932年†† ベルリン [DACOD169(mono ADD)] 
復刻 アクセル・プレス(デンマーク放送)、クラウス・ビューリト 

価格 ¥2,450(本体価格)  

[高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。]

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Choice

『アメリカの様相 - ピューリツァー賞受賞作品集(Aspects of America – Pulitzer Edition)』

Pentatone PTC5186763 classical


オレゴン交響楽団と2003年から音楽監督を務めるカルロス・カルマー Carlos Kalmar の Penttone レーベルへのシリーズ。ショーン・シェパード、セバスチャン・カリアー、クリストファー・ラウス、ケンジ・バンチ、サミュエル・バーバーの作品による『アメリカの様相』(PtC5186727)の第2作として、ピューリツァー賞を受賞した3作品のアルバムがリリースされます。

ピストン Walter Piston の交響曲第7番は、フィラデルフィア管弦楽団の委嘱で作曲され、1961年2月10日、ユージン・オーマンディの指揮で初演された作品です。〈コン・モート〉〈アダージョ・パストラーレ〉〈アレグロ・フェステヴォーレ〉の3楽章から構成され、ピストンが1959年に作曲した《3つのニューイングランドのスケッチ》と似たところのある、牧歌の雰囲気と喜びにあふれた交響曲です。

モートン・グールド Morton Gould は、バレエ《フォールリヴァーの伝説》をはじめとする管弦楽曲の作曲者、指揮者、編曲者、ピアニストとして活躍、レコード録音が SP から LP へ、モノラルからステレオへと大きく変化する時代を中心にアメリカ音楽を彩ったひとりとして記憶されています。弦楽オーケストラのための《ストリングミュージック》は、〈前奏曲(Prelude)〉〈タンゴ(Tango)〉〈挽歌(Dirge)〉〈バラード(Ballad)〉〈ストラム(Strum)〉の5曲による「組曲」ないし「セレナード」とされる作品です。ワシントンのナショナル交響楽団が、音楽監督を離れるロストロポーヴィチのために委嘱。1994年3月10日、ケネディ・センターで初演され、1995年のピューリツァー賞に全員一致で選ばれました。

スウェーデンからの移民の家系に生まれたハワード・ハンソン Howard Hanson は、第1番《北欧》や第2番《ロマンティック》など7曲の交響曲を作曲しています。交響曲第4番は、1943年、父の死を悼んで作曲され《レクイエム》の副題がつけられました。〈キリエ〉〈レクゥィエスカト(安らかに眠れ)〉〈ディエス・イレ(怒りの日)〉〈ルクス・エテルナ(永遠の光)〉の4楽章の作品は、アメリカ・ロマンティシズムの絶頂期を代表する作品と言われています。

『アメリカの様相 - ピューリツァー賞受賞作品集(Aspects of America – Pulitzer Edition)』
ウォルター・ピストン(1894–1976)
 交響曲第7番(1960)
モートン・グールド(1913–1996)
 ストリングミュージック(Stringmusic)(1993)
ハワード・ハンソン(1896–1981)
 交響曲第4番 Op.34《レクイエム(The Requiem)》(1943)
  オレゴン交響楽団 カルロス・カルマー(指揮)

録音 2018年(ピストン、ハンソン)、2017年(グールド) アーリーン・シュニッツァー・コンサートホール(ポートランド、オレゴン州)
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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『Swing Is the Thing』

Stunt Records STUCD19142 jazz


イェスパー・ティロ Jesper Thilo(1941–)は、60年以上もデンマークのジャズシーン活動し、すでに1960年代のはじめからデンマーク・ジャズ界の大物(Collosus)のひとりと言われてきました。ベン・ウェブスター、コールマン・ホーキンズ、ベニー・カーター、ロイ・エルドリッジ、ハリー・"スウィーツ"・エディソン、クラーク・テリー、ディジー・ガレスピーたちと共演、独自の力強いスウィング・スタイルで知られます。『Swing Is the Thing』(これがスウィング)は、彼の約10年ぶりのアルバム。ジョン・クレナーの《Just Friends》をはじめとするスタンダードナンバーとデンマークの伝承の歌《それは土曜の夕べのこと》によるプログラムを、セーアン・クリスチャンセン Søren Kristiansen、ダニエル・フランク Daniel Franck、フランス・リフビェア Frands Rifbjer と演奏。《Nature Boy》にはレベカ・ティロ・ファーホルト Rebecca Hilo Farholt のヴォーカルが加わります。コペンハーゲンの録音スタジオ「The Village」で「スタジオ・ライヴ」のスタイルでセッションが行われ、無編集のままマスターテープが作られました。

『Swing Is the Thing』
 Just Friends(John Klenner)
 I'll Never Be the Same(Matty Malneck/Frank Signorelli)
 I Want to Be Happy(Vincent Youmans)
 I Can't Get Started(Vernon Duke)
 Det var en lørdag aften/It Happened One Saturday Night
 (それは土曜の夕べのこと)(Traditional)
 Woody 'n' You(Dizzy Gillespie)
 Broadway(Wilbur H. Bird/Teddy McRae/Henri Woode)
 Nature Boy(Eden Ahbez)* Rosetta(Earl Hines)
 Embraceable You(George Gershwin)
 Swinging till the Girls Come Home(Oscar Pettiford)
 I Want to Be Happy(Vincent Youmans)
  イェスパー・ティロ(テナーサックス)
  セーアン・クリスチャンセン(ピアノ)
  ダニエル・フランク(ベース)
  フランス・リフビェア(ドラム)
  レベカ・ティロ・ファーホルト(ヴォーカル)*

録音 2019年10月23日–25日 The Village(コペンハーゲン) 

価格 ¥2,350(本体価格) 

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『Trickstar』

Stunt Records STUCD19152 jazz


Stunt Records に『PICA-PAU』(STUCD10022)『Old Man's Kitchen』(STUCD12072)『Love for Snail』(STUCD14062)のアルバムを録音したデンマークのピアニスト、ペータ・ローセンデール Peter Rosendal(1976–)の新作。彼が参加するフォークグループ「Trio Mio」とこのプロジェクトのための「The Orchestra」を組み合わせて、「トリックスター」としての魅力と「ローセンデール・スピリット」を存分に発揮した気まぐれでユーモラスなアルバムに作り上げています。インスピレーションを得たのは、デンマーク、南ユラン西岸の島フェーヌーとブラジルの都市ベロ・オリゾンテ。スウェーデンのポルスカもスパイスとして加えられました。

『Trickstar』
 Solstik 2(Peter Rosendal)
 Første brudestykke(Søndeerhoning trad./arr. Peter Rosendal)
 Hu Hej Hummel i Æ vand(Søndeerhoning trad./arr. Peter Rosendal)
 Geddefiskeren(Ktistine Heebøll/arr. Peter Rosendal)
 Petuko(Peter Rosendal)
 Soveåret(Ktistine Heebøll/arr. Peter Rosendal)
 LSD(Peter Rosendal)
 The Trickster(Peter Rosendal)
 Dieselvals(Jens Ulvsand/arr. Peter Rosendal)
  Trio Mio
   ペータ・ローセンデール(ピアノ、ワーリツァー)
   イェンス・ウルヴサン(ブズーキ、ギター)
   クリスティーネ・ヘーブル(ヴァイオリン)
  The Orchestra
   エーリク・アイレットセン イェンス・ゴトホルト
   マイ・ベーリト・グアソラ ヘンドリク・ヤアアンセン
   (以上 トランペット)
   ステーン・ハンセン ミーア・エングセーア
   グスタフ・ラスムセン ニルス・ゲアハルト
   キム・オーゴー(以上 トロンボーン)
   ペーター・フールサング カスパー・ヴァウナー
   ラース・ムラー フレズリク・メンシス
   アナス・ゴーマン
   (以上 サクソフォーン、クラリネット、フルート、mm)
   トア・マセン(ギター)
   カスパー・ヴァズホルト(ベース)
   ヨーナス・ヨハンセン(ドラム)

録音 2019年秋 The Village(コペンハーゲン)
 
価格 ¥2,350(本体価格) 

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