2020年2月 

Our Select

『変容 - ベートーヴェン・クラッゲルード(Metamorphoses – Beethoven・Kraggerud)」

Simax PSC1370 contemporary/classical


ベートーヴェンの生誕250年の2020年。極北のプロオーケストラ、アークティック・フィルハーモニックが、アニバーサリー・イヤーを祝うトリビュート・アルバムをリリースします。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と『セリオーソ四重奏曲』、そして、クラッゲルードの《マントラ-メタモルフォーゼン》の3曲のプログラムです。

ヴァイオリン協奏曲は、ソリストのヘンニング・クラッゲルードが、少年のころ、オイストラフが1948年に録音したレコードで初めて聴き、たちまち虜になったという音楽です。クラッゲルードが師事したカミラ・ウィックスのレパートリーでもあり、彼にとってかけがえのない作品のひとつだと言います。オルフェウス室内管弦楽団のカーネギーホールのコンサートをはじめ世界各地で演奏。録音が待たれていました。

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の「物語」をどう語るか。クラッゲルードは、手稿譜のファクシミリ版を携えてセッションに臨み、即興的な視点でスコアを研究していて発見したことを反映させ、オイストラフやクライスラーたちの過去の録音も心の片隅に置いて演奏を進めていきました。カデンツァは、彼が愛してやまないというピアノソナタや弦楽重奏曲といったベートーヴェンの他の作品の和声進行をインスピレーションにクラッゲルード自身が作曲しています。

《マントラ-メタモルフォーゼン》は、2019年にスヴァールバル諸島で行われたアークティック・フィルハーモニックのフェスティヴァルでリヒャルト・シュトラウスの《メタモルフォーゼン》のリハーサル中にクラッゲルードが作曲した小品です。ヴァイオリンのデュオ曲として書かれ、アークティック・フィルハーモニックの第1コンサートマスター、ブリンヤル・リーエン・スクーレルード Brynjar Lien Schulerud がパートナーを務めました。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のうちもっとも簡潔な曲のひとつ《セリオーソ》は、クラッゲルードが演奏したことのあるマーラーの編曲版ではなく、現代の弦楽オーケストラに合わせて彼が編曲した版で演奏しています。

アークティック・フィルハーモニックは、ノルウェーの北極圏に2009年に設立されました。小編成のシンフォニエッタと室内管弦楽団からフル編成の交響楽団と、異なる大きさのアンサンブルで活動、「アークティック・オペラ」のピットにも入ります。2019年1月、カナダのヴィクトリア交響楽団の音楽監督、コペンハーゲン生まれのクリスチャン・クルクセン Christian Kluxen(1981–)が、クリスチャン・リンドベリの後任として首席指揮者に就任。ヘンニング・クラッゲルード Henning Kraggerud(1973–)が、室内管弦楽団の音楽監督を務めています。

 

『変容 - ベートーヴェン・クラッゲルード(Metamorphoses – Beethoven・Kraggerud)」
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 
 (カデンツァ:ヘンニング・クラッゲルード)
ヘンニング・クラッゲルード(1973–)
 マントラ-メタモルフォーゼン(Mantra-Metamorphosen)(2019)
 (2つのヴァイオリンのための)*
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827
(ヘンニング・クラッゲルード(1973–)編曲)
 弦楽四重奏曲第11番 へ短調 Op.95 《セリオーソ(Serioso)》
  ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
  ブリンヤル・リーエン・スクーレルード(ヴァイオリン)*
  アークティック・フィルハーモニック
  クリスチャン・クルクセン(指揮)

録音 2018年5月28日–31日 ストルメン・コンサートホール(ボードー、ノルウェー)
制作 ショーン・ルイス
録音 アルネ・アクセルベルグ 

価格 ¥2,450(本体価格)

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『アルカディアの恋愛ごと(Arcadian Affairs)』

Simax PSC1365 classical


ヘンデルは、1706年ごろから1710年にかけて、イタリアを旅して周りました。この旅では最初のカンタータ《時と悟りの勝利》を作曲、彼が手がけた初めてのイタリア・オペラ《ロドリーゴ》も上演し、実りの多い創作活動の時代だったといわれます。ローマ滞在中、パトロンの宮殿では音楽を中心にした集まりが毎週のように開かれ、ヘンデルはそのため、独唱と通奏低音のためのカンタータを約70曲書いています。このジャンルは当時のイタリアでもてはやされ、ロマンティックな姿に描かれるアルカディア地方の牧人たちの情熱の愛と恋が主要なテーマにとられていました。

『アルカディアの恋愛ごと』をタイトルとするアルバムでは、ヘンデルの室内カンタータの5曲が演奏されます。ソプラノのディテ・マリー・ブレイン Ditte Marie Bræin(1985–)は、ノルウェー最古の音楽家の家系に生まれました。ノルウェー国立音楽大学で学び、ソリスト、アンサンブル歌手として、バロック、クラシカル、現代の音楽の分野で活動しています。メゾソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン Marianne Beate Kielland(1975–)は、透明感のある声、深い解釈、表現力などが評価され、スカンディナヴィアを代表する歌手のひとりとみなされ、バッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートへの参加でも知られます。通奏低音のクリスチャン・ショス Christian Kjos(1980–)は、近年、めざましく活動。ノルウェーの古楽アンサンブル「バロッカネルネ」、デンマークの「コンチェルト・コペンハーゲン」、スイスの「アンサンブル・メリディアーナ」などのアンサンブルに参加、2015年からノルウェー国立音楽大学のフェローとして、 ヘンデルの通奏低音カンタータにおけるチェンバロ伴奏をリサーチするプロジェクトに携わっています。

『アルカディアの恋愛ごと(Arcadian Affairs)』
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685–1759)
 独唱と通奏低音のためのカンタータ
 ニーチェはどうしてる? どう思ってる?
 (Nice, che fa? Che pensa?) HWV.138 *
 心の平和を奪ったのは誰?(Chi papì la pace al core?) HWV.90 *
 いろいろな思いのあるなかで(Fra pensieeri quel pensiero) HWV.115 **
 わたしの美しい神から遠く離れていると
 (Lungi dal mio bel nume) HWV.127A *
 ルクレツィア「おお、永遠の神々」
 (Lucrezia "O numi eterni") HWV.145 **
  ディテ・マリー・ブレイン(ソプラノ)*
  マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾソプラノ)**
  クリスチャン・ショス(チェンバロ)

[楽器 Harpsichord: Christian Fuchs, 2016 after an anonymous Italian (Florentine) model c.1680, housed in the Handel house in Halle, Germany]

録音 2019年1月17日–20日 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・録音 ヨルン・ペーデシェン
 
価格 ¥2,450(本体価格)

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Choice

『Free America!(アメリカ解放)- 抵抗と反乱の初期の歌』

Harmonia Mundi HMM902628 classical


「ボストン・カメラータ(The Boston Camerata)」は、ヨーロッパとアメリカの数多い古楽グループの中でもユニークな位置を占めています。1954年、ボストン美術館の楽器コレクションに付属するアンサンブルとして設立されました。中世初期から19世紀、中東から初期ニューイングランドの音楽を主要なレパートリーにコンサートやレコード録音を行っています。シェーカー教徒の賛美歌を歌った『ささやかな贈り物(Simple Gifts)』(Erato)が代表的ディスクです。1969年から2009年までジョエル・コーエンが芸術監督を務め、2009年にアンヌ・アゼマ Anne Azéma(1957–)が後を継ぎました。アゼマは、フランス生まれのソプラノ歌手。中世のフランスとプロヴァンスの俗謡が中心分野の学者、舞台監督として活動、ボストン・カメラータのプログラム編成に携わり、ソリストも務めてきました。

『Free America!(アメリカ解放)- 抵抗と反乱の初期の歌』は、ボストン・カメラータと Harmonia Mundi の初めてのコラボレーションによるアルバムです。「ボストン虐殺」の1770年からリンカーンがアメリカ合衆国第16代大統領に選ばれた1860年の時代に歌われた揺籃期の「共和国アメリカ」の歌を特集。「Let tyrants shake their iron rod(圧政者ども、鉄の棒を振り回すがよい)」と始まる《チェスター》や《ヤンキードゥードゥル》といった独立戦争の時代を代表する愛国歌など、集会の自由を要求、代償を承知した上で反逆し戦いに臨む意欲と決意を示した歌、とりわけ、新しい「約束の地」に向かう長い旅をともにした歌、賛美歌、マーチが29曲、アコーディオン、フィドル、笛、太鼓の演奏をともない、さまざまなヴォーカルの組み合わせで歌われます。

1775年4月19日、独立戦争の始まるきっかけとなった戦闘が起きたマサチューセッツのレキシントン、6月17日のイギリス軍と大陸軍の「バンカーヒルの戦い」、ボストンの公園「ボストンコモン(ザ・コモン)」にあった「自由の木」と呼ばれる楡の木……。ボストン・カメラータのメンバー、バス歌手のジョエル・フレデリクセン Joel Fredeeriksen がリーダーを務めるアンサンブル・フェニックス・ミュンヘンが、同じ時代の宗教的内容の歌を中心に歌った『シャロンのばら(Rose of Sharon) - アメリカ音楽の100年 1770年–1870年』(HMC902085)や「アノニマス4」の『1865年-アメリカ南北戦争時代の希望と故郷の歌』(HMU807549)と同様、アメリカの歴史を歌とともにたどる一枚です。

『Free America!(アメリカ解放)- 抵抗と反乱の初期の歌』
[All unite!(みな団結せよ)]
作者不詳
 Friendly Union
ジェレマイア・インガルズ
 The Cuba March – The New Union
アンドルー・ロー(1749–1821)
 Bunker Hill(バンカーヒル)
作者不詳
 Liberty Tree(自由の木) Chester(チェスター)
[Gone for a soldier(戦場に行ってしまった)]
作者不詳
 Captain Robert Kidd Jolly Soldier Boston March
 Saw You My Hero
ウィリアム・ビリングズ(1746–1800)
 David's Lamentation
作者不詳
 Johnny Has Gone for a Soldier Prince William's March
[Repentance(悔恨)]
作者不詳
 Repentance Thirst for Gold My Body Rock 'Long Fever
 Didn't My Lord Deliver Daniel Sanctum Te Pretty Home
 Hebrew Children
[The Rich Man(富める者)]
トマス・コマック(1804–1855)
 False Are the Men of High Degree
ジェレマイア・インガルズ
 The Rich man
作者不詳
 The Jolly Sailor
[A land of freedom(自由の地)]
作者不詳
 The Appletree Trumpet of Peace March (Clamanda)
 O Zion Arise Free Americay!
トマス・アーン(1710–1778)
 Rise Columbia!
作者不詳
 Yankee Doodle or the Lexington March
 (ヤンキー・ドゥードゥル、または、レキシントン・マーチ)
  ボストン・カメラータ アンヌ・アゼマ(指揮)
 
価格 ¥2,600(本体価格)

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『ベント・サーアンセン 3つの協奏曲』

Dacapo 8.226095 contemporary/classical


デンマークのベント・サーアンセン Bent Sørensen の3つの協奏曲。《朝(La Mattina)》は、《夜(La Notte)》(8.226045)に次ぐピアノ協奏曲の第2作。ピアニスト「ライフ・オーヴェ・アンスネス(Leif Ove Andsnes)」という存在をインスピレーションに作曲したといい、彼に献呈された作品です。クラリネットと室内オーケストラのための《セレニダード》は、作品が完成した2012年の11月3日、マッティン・フロースト Martin Fröst(1970–)がオランダ放送室内フィルハーモニックの共演で初演。このディスクの演奏は、2014年、彼がデンマークの「レオニー・ソニング音楽賞」を受賞した際に行ったコンサートのライヴ録音です。《トランペット協奏曲》は、ティーネ・ティング・ヘルセット Tine Thing Helseth(1987–)と彼女のユニークで名人芸的な楽器の扱いのために書かれ、サーアンセンの娘ふたりに献呈されました。「ヴェネツィアへの私の永遠の夢」(サーアンセン)を反映した「舟歌のような宇宙」を中間に置いた3楽章で書かれています。ピアノ協奏曲とトランペット協奏曲は、60歳になったサーアンセンをテーマ作曲家にした2019年の「ウルティマ」現代音楽祭の期間中の録音です。

ベント・サーアンセン(1958–)
 朝(La Mattina)(2007–09)(ピアノと管弦楽のための)*
 セレニダード(Serenidad)(2011–12)
 (クラリネットと室内オーケストラのための)**
 トランペット協奏曲(2012–13)†
  ライフ・オーヴェ・アンスネス(ピアノ)*
  マッティン・フロースト(クラリネット)**
  ティーネ・ティング・ヘルセット(トランペット)†
  ノルウェー室内管弦楽団 */†
  ペール・クリスチャン・スカルスタード(指揮)*/†
  デンマーク国立交響楽団 **
  トマス・スナゴー(指揮)** 

録音 2019年9月18日–19日 オスロ大学講堂(オスロ)*/†、2014年5月10日 デンマーク放送(DR)コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ)**
制作 ヨルン・ペーデシェン */†、トーレ・ブリンクマン **
録音 アルネ・アクセルベルグ */†、ヤン・オルロプ **、ミケル・ニューマン **
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『Translations』

Naxos 8.574124 contemporary/classical


ラトビアの作曲家エーリクス・エシェンヴァルズ Ēriks Ešenvalds(1977–)が21世紀になって作曲した精緻さと無骨さをあわせもった響きの合唱曲は、さまざまな賞に輝いてきました。イーサン・スペリー Ethan Sperry の指揮するポートランド州立室内合唱団の新しいアルバムでは、伝説と神話を素材に使い「translation(解釈、言い換え、転換、編成、翻訳)」の考え方をさまざまに探った作品が歌われます。調性の幅を広げ、ハンドベルを効果的に使った《Translation》。東方正教会の聖職者アントノフの詩をテクストにした《わが思考》。バルト海南岸の伝説の都市を題材にしたヴィルヘルム・ミュラーの詩による《ヴィネータ》。「天使」の美しさのためヴィオラとチェロを加えた《天国には》。《塀に囲まれた女の伝説》は、アルバニア民謡を編曲した作品です。

『Translations』
エーリクス・エシェンヴァルズ(1977–) 合唱作品集
 おお救いの生贄よ(O salutaris hostia)(2009)(Thomas Aquinas)
 天の群れ(The Heaven's Flock)(2014)(Paulann Petersen)
 Translation(2016)
 わが思考(My Thoughts)(2019)(Simeon Ivanovich Antonov)
 ヴィネータ(Vineta)(2009)(Wilhelm Müller)
 塀に囲まれた女の伝説(Legend of the Walled-in Woman)(2005)
 (Traditional/Martin Camaj/Robert Elsie)
 天国には(Im Paradisum)(2012)(ミサ通常文)
  ポートランド州立室内合唱団 イーサン・スペリー(指揮)

録音 2019年1月21日、23日、25日、6月17日、19日、21日、23日 聖マリア・カトリック教会(マウントエンジェル、オレゴン州)

価格 ¥1,100(本体価格)

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『葬送カンタータ、戴冠式カンタータ

Naxos 8.574077 classical


ボンの宮廷音楽隊の隊員だったベートーヴェンが、1790年、亡くなった皇帝ヨーゼフ二世を追悼する葬儀と定位を継ぐレオポルト二世の戴冠式のために委嘱された2曲のカンタータ。完成度の高い作品とされるものの、両曲とも彼の生前は演奏されず、仕上がりに自信をもっていたとされるベートーヴェンは『葬送カンタータ』の一部を歌劇《フィデリオ》の終幕に転用しています。

ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 皇帝ヨーゼフ二世のための葬送カンタータ
 (Kantate auf den Tod Kaiser Josephs II) WoO.87(1790)
 皇帝レオポルト二世戴冠式カンタータ
 (Kantate auf die Erhebung Leopold II, zur Kaiserwürd) WoO.88
 (c.1790)
  レータ・ハーヴィスト(ソプラノ) ヨハンナ・レヘスヴオリ(ソプラノ)
  トゥオマス・カタヤラ(テノール) ユハ・コティライネン(バス)
  ニクラス・スポンベリ(バス)
  「カテドラーレス・アボエンシス」聖歌隊
  「キー・アンサンブル」室内合唱団
  トゥルク・フィルハーモニック管弦楽団
  レイフ・セーゲルスタム(指揮) 

録音 2018年8月27日–31日、10月15日–19日 トゥルク・コンサートホール(トゥルク、フィンランド)

価格 ¥1,100(本体価格)

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『Harmonium Repertoire』

LAWO Classics LWC1190 contemporary/classical


『Drones, Scales and Objects』(LWC1083)や『チカーダ - ハダスフィールド現代音楽フェスティヴァル・ライヴ』(LWC1086)の現代音楽アンサンブル「チカーダ Cikada)」の新作アルバム。』。彼らが長年連携してきたノルウェーの作曲家、ラーシュ・ペッテル・ハーゲンの作品を演奏しています。ラーシュ・ペッテル・ハーゲン Lars Petter Hagen(1975–)は、ドナウエッシンゲン音楽祭の委嘱で作曲した《ノルウェー・アーカイヴ》と《ツァイトブロムに》をはじめとする「独自の声」をもった作品で国際的に知られ、高い評価を獲得してきました。このアルバムでは彼がこの20年あまりの間に作曲した、「過去」とはっきりした関連のある作品が演奏されます。

リヒャルト・シュトラウスの曲を素材とする《3つの変容》。グリーグの《リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲》を基にした《エドヴァルド・グリーグ追悼の葬送行進曲》。シェーンベルク、マーラー、シュトラウス、ベルク、ブルックナーの管弦楽曲の「ハーモニウム」パートによる《ハーモニウムのレパートリー》。ラーシュ・ペッテルがベルリンに住んでいた時、ベルリン・ユダヤ博物館で買った写真集からインスピレーションを得たといタイトルの〈A Tower of Absence(不在の塔)〉〈Stairs to Unanswered Questions(答えられないまま残る疑問へつづく階段)〉〈A Garden of Memories(記憶の庭)〉の3曲で構成された《Max F: Passage - Silence and Light Triptych》。スピリチュアルの《深い河(Deep River)》とチェコスロヴァキア民謡の《マリアと御子(Maria og barnet)》を「再作曲」した2つの《パウリーネのピアノ》は、作曲家パウリーネ・ハル Pauline Hall(1890–1969)が使っていたピアノで演奏するための作品です。ハルは、「Ny Musikk(新音楽)」の会長を務め、「国際現代音楽協会(ISCM)世界音楽の日々」の1953年オスロ開催に奔走しました。ラーシュ・ペッテルが譲り受け、一家が休暇を過ごす別荘に置かれているという彼女のピアノによる演奏です。

『Harmonium Repertoire』
ラーシュ・ペッテル・ハーゲン(1975–)
 パウリーネのピアノ I(Paulines piano I
 (《深い河(Deep River)》(伝承曲))
 (ラーシュ・ペッテル・ハーゲン 編曲)
 3つの変容(Three Transfigurations)
 ハーモニウムのレパートリー(Harmonium Repertoire)
 エドヴァルド・グリーグを追悼する葬送行進曲
 (Sørgemarsj over Edvard Grieg)
 Max F: Passage - Silence and Light Triptych
 (マックス・F:通路-沈黙と光のトリプティク)
 パウリーネのピアノ II(Paulines piano II)
 (《マリアと御子(Maria og barnet)》(伝承曲))
 (ラーシュ・ペッテル・ハーゲン 編曲)
  チカーダ
   アンネ・カリーネ・ハウゲ(フルート)
   ロルフ・ボルク(クラリネット)
   ケンネト・カールソン(ピアノ)
   ビョルン・ラッベン(打楽器)
   カーリン・ヘルクヴィスト(ヴァイオリン)
   オッド・ハンニスダール(ヴァイオリン)
   ベンディク・フォス(ヴィオラ)
   トールン・セーテル・スターヴセング(チェロ)
   マグヌス・セーデルベリ(コントラバス)
   クリスチャン・エッゲン(指揮) 

録音 2019年1月4日、6日、7日 NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン [DXD(24bit/352.8kHz)録音] 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『テレマン リコーダーソナタ』

LAWO Classics LWC1181 early music/classical


「Singen ist das Fundament zur Music in allen Dingen(歌うことが音楽のあらゆることの基本)」。テレマンがマッテゾンに宛てた手紙の最初に書いたこのモットーは、旋律の美しい音楽を作曲するテレマンの基本原則を言い表したものとされています。『ブロックバード(Blockbird)- ノルウェーのリコーダー音楽』(LWC1069)『ノルウェーのソナタ(Sonata Norwegica)』(LWC1165)がリリースされたカロリーネ・アイステン・ダール Caroline Eidsten Dahl(1980–)の LAWO Classics の第3作アルバムでは、テレマンがリコーダーと通奏低音のために作曲したソナタとソナチネの全曲が演奏されます。アイルランドのダブリン生まれ、王立音楽アカデミーと王立ストックホルム音楽大学で学んだケイト・ハーン Kate Hearn と、ノルウェー国立音楽大学でチェンバロを学び、バーゼル・スコラ・カントルムでアーリーミュージックのディプロマを取得したクリスチャン・ショス Christian Kjos の共演です。

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681–1767)
 ソナチネ ハ短調 TWV.4l:c2 ソナチネ イ短調 TWV.41:a4
 ソナタ ハ長調 TWV.41:C2 ソナタ へ短調 TWV.41:f1
 ソナタ へ長調 TWV.41:F2 ソナタ 変ロ長調 TWV.41:B3
 ソナタ ハ長調 TWV.41:C5 ソナタ ニ短調 TWV.41:d4
 ソナタ へ短調 TWV.41:f2
  カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)
  ケイト・ハーン(バロック・チェロ)
  クリスチャン・ショス(チェンバロ) 

[楽器 Recorders: Alto after P.I. Bressan Hz.415 by Luca de Paolis, Italy, Alto after P. I. Bressan Hz.415 by Hiroyuki Takeyama, Japan, Voiceflute after P.I. Bressan Hz.440 by Luca de Paolis, Italy, Baroque cello: Nicolas Augustin Chappuy, Paris, 1770, Harpsichord: Flemish double XV after Ruckers, Zuckermann-kit built by Amfinn Nedland, Sanderfjord, 2001]  

録音 2017年2月27日–28日 ヤール教会(バールム、ノルウェー)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン [DXD(24bit/352.8kHz)録音]
 
価格 ¥2,350(本体価格)

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『シューマン ピアノ五重奏曲・ピアノ四重奏曲』

LAWO Classics LWC1189 classical


LAWO Classics に多くのアルバムを録音しているノルウェーのピアニスト、ニルス・アンデシュ・モッテンソン Nils Anders Mortensson と、『シューマンのヴァイオリン・ソナタ』(LWC1110)で彼と共演したアルヴィド・エンゲゴール Arvid Engegård が主宰するエンゲゴール四重奏団のアルバム。ロベルト・シューマンがかなりの数の室内楽曲を作った1842年に書かれたピアノと弦楽のための2曲が演奏されます。決然としたメロディとこのうえなく優しくロマンティックなメロディの楽章に始まる、インスピレーションに満ちた《ピアノ五重奏曲》。シューマンが書いたもっとも美しい旋律のひとつとされる「アンダンテ・カンタービレ」の第3楽章をもつ《ピアノ四重奏曲》。ともに変ホ長調で書かれ、シューマンの深い音楽的感情を表すとともに、ロマンティシズム時代の室内楽作品の「礎石」とみなされる作品です。モーツァルトの『プロシャ王』弦楽四重奏曲(LWC1123)に続くエンゲゴール四重奏団の LAWO Classics 録音。

ロベルト・シューマン(1810–1856)
 ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(1842)
 ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47(1842)
  ニルス・アンデシュ・モッテンソン(ピアノ)
  エンゲゴール四重奏団
   アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)
   アレックス・ロブソン(ヴァイオリン)
   ジュリエット・ジョプリング(ヴィオラ)
   ヤン・クレメンス・カールセン(チェロ)

録音 2018年8月29日–31日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
制作 ヴェーガル・ランドース
録音 トマス・ヴォルデン [DXD(24bit/352.8kHz)録音]

価格 ¥2,350(本体価格)

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『UP』

Losen Records LOS225-2 jazz


「Pericopes+1」は、ピアニストのアレッサンドロ・スゴッビオ Alessandro Sgobbio とサクソフォーン奏者のエミリアーノ・ヴェルニッツィ Emiliano Vernizzi が始め、2012年にアメリカのドラマー、ニック・ワイト Nick Wight を加えて再スタートしたプロジェクトです。『These Human Beings』(2015)『Legacy』(2018)のアルバムを制作。ヨーロッパ・ジャズ界の「新しい世代に属する」(Jazz 'N' More – Switzerland)「独創的、興味あるスタイル」(Concerto – Austria)のクロスジャンル・バンドと評されてきました。『UP』は、彼らのアルバム第3作。「みんながいつも手元のスマートフォンを見ている社会に残された希望。頭を上げ、視点を増やし、前向きな変化を生むためのヒント。芸術家と文明が生き残るために前を向き、上を向く」というコンセプトを基に「UP」のアルバム・タイトルがつけられました。スゴッビオとヴェルニッツィのオリジナル作品が4曲ずつ、マーク・ノップラーの《Sultans of Swing》が最後に演奏されます。力を抜き、ゆったりと演奏を楽しむ。ニューヨーク、パリ、ミラノと、離れて住む三人がイタリアのカヴァリッコのスタジオに集まってセッションを行いました。

『UP』
 Wonderland(Alessandro Sgobbio)
 Ucronia(Emiliano Vernizzi)
 Disco Gagarin(Emiliano Vernizzi)
 The Earth's Shape(Emiliano Vernizzi)*
 Danza di Kuwa(Emiliano Vernizzi)
 Marthyrlied(Alessandro Sgobbio)
 Gorod Malinov(Alessandro Sgobbio)
 La Rentrée(Alessandro Sgobbio)
 Sultans of Swing(Mark Knopfler)
  Pericopes+1
   エミリアーノ・ヴェルニッツィ(テナーサックス、エレクトロニクス)
   アレッサンドロ・スゴッビオ
   (ピアノ、フェンダーローズ、エレクトロニクス)
   ニック・ワイト(ドラム)
  ストリング・セクション *
   アンナ・アポロニオ(ヴァイオリン)
   ジュリア・ポンタロロ(ヴァイオリン)
   マルゲリータ・コッシオ(ヴィオラ)
   アンドレア・ムスト(チェロ) 

録音 2019年7月 アルテスオーノ録音スタジオ(Artesuono Recording Studios)(カヴァリッコ、ウーディネ、イタリア)
制作 Pericopes+1
録音 ステファノ・アメリオ

価格 ¥2,350(本体価格)

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『北斗七星(Karlavagnen)』

Prophone PCD219 jazz

 
エミール・イングマル Emil Ingmar は、ヴェルムランドのカールスタード生まれ。スウェーデンのジャズシーンでピアニスト、作曲家として活動しています。『北斗七星』は、彼のデビュー・アルバム。《カロリーナバッケン》から《チェーデシュティーゲン》まで、彼が作曲した11曲で構成したプログラムを演奏しています。音楽の背景にあるのは、スウェーデンの森、通り沿いの古い家々、水浴場、田園風景。それは、夢で見た場所であったり、たくさんの時間を過ごしたり100万回も自転車で通ったところであったり。しまいこんでしまっていたポラロイド写真を眺めるような、故郷を思う温かい気持ちと、同時に、故郷を離れて大都会をめざす思いを反映していると言います。セッションには、輝かしい顔ぶれの音楽家たちが集まりました。サックスのユーナス・クヌートソン Jonas Knutsson、トロンボーンのマルクス・アールベリ Markus Ahlberg、ベースのフレードリク・ユーンソン Fredrik Jonsson、ドラムのカッレ・ラスムソン Calle Rasmusson。ジャズシンガーのマリア・ヴィンテル Maria Winther は、バッキングヴォーカリストとして彩りを添えています。アコースティックの音楽にエレクトロニクスのスパイスを効かせながら、ヒップホップ、ジャズ、フォークミュージックと、幅広い音風景のアルバムに仕上げられました。

『北斗七星(Karlavagnen)』
 Karolinabacken(カロリーナバッケン)(Emil Ingmar)
 Buss 823(823号線バス)(Emil Ingmar)
 Folkärna(フォルシェーナ)(Emil Ingmar)
 Åtta(8)(Emil Ingmar)
 Stora Kullen(ストゥーラ・クッレン)(Emil Ingmar)
 Ellegatan(エッレガータン)(Emil Ingmar)
 Vattentornet(ヴァッテントゥーネ)(Emil Ingmar)
 Gössa Anders Väg(ヨッサ・アンデシュ・ヴェーグ)(Emil Ingmar)
 Alster(アルステル)(Emil Ingmar)
 Karlavagnen(北斗七星)(Emil Ingmar)
 Tjäderstigen(チェーデシュティーゲン)(Emil Ingmar)
  エミール・イングマル(ピアノ、キーボード)
  ユーナス・クヌートソン(ソプラノサックス)
  マルクス・アールベリ(トロンボーン)
  フレードリク・ユーンソン(ベース)
  カッレ・ラスムソン(ドラム)
  ゲスト・ミュージシャン
   ペーテル・フレードマン(フルート、バスクラリネット)
   マリア・ヴィンテル(ヴォーカル)
   エーリク・テングホルム(トランペット)

録音 2019年4月2日–3日 キングサイド・スタジオ(Kingside Studio)(グネスタ、スウェーデン)
制作 エミール・イングマル
録音 オト・ヴェルトン 

価格 ¥2,350(本体価格)

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『サルメンハーラ オルガン作品全集』

Toccata Classics TOCC0515 contemporary/classical


エルッキ・サルメンハーラ Erkki Salmenhaara は、1960年代にフィンランド音楽の新しい時代を切り開いた作曲家のひとり。シベリウス・アカデミーでコッコネンの作曲クラスに参加、ウィーンのリゲティの下で研究を続け、ヘルシンキ大学で音楽学と美学と理論哲学を学びました。リゲティの作品に関する論文で博士号を取得、1975年から亡くなる2002年まで、ヘルシンキ大学で音楽学を教えました。サルメンハーラは、最新の作曲技法を積極的に取り入れる、急進的な実験家、モダニストと言われながら、突然、さらに新しい調性の、簡素な技法による作品を発表、批評家や聴衆を驚かせました。オルガンのための音楽は、ピアノの作品(FC Records FCRCD9707)と同様、前衛から1970年代初期の「新調性」を経て、その後のスタイルまで、それぞれの時代を反映しているとみなされています。《トッカータ》は「ペザンテ」「モデラート」「ミステリオーゾ - グラーヴェ」の3部構成の作品。初録音の《序奏とトッカータ》は、フィンランド放送(YLE)の委嘱作です。『歴史的オルガンと作曲家』のシリーズ、サン=サーンスやヴィドールの作品を録音したヤン・レヘトラ Jan Lehtola(1972–)の演奏。

『サルメンハーラ オルガン作品全集』
エルッキ・サルメンハーラ(1941– 2002)
 トッカータ(Toccata)(1965)
 イントラーダ(Intrada per organo)(1967)
 前奏曲-間奏曲-後奏曲(Prelude – Interlude – Postlude)(1969)
 カンツォーナ(Canzona per organo)(1971)
 リチェルカータ(Ricercata per organo)(1977)
 序奏とトッカータ(Introduzione e toccata)(1985)
  ヤン・レヘトラ(オルガン)

録音 2018年5月21日 トゥルク大聖堂(トゥルク、フィンランド) 

価格 ¥2,250本体価格)

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『シベリウス 交響曲第4番・第6番』

Hallé CDHLL7553 classical

 
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 交響曲第4番 イ短調 Op.63 交響曲第6番 ニ短調 Op.104
  ハレ管弦楽団 マーク・エルダー(指揮)

録音 2018年8月2日–3日(第4番)、2019年1月9日–10日 ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター、イングランド) 

価格 ¥1,900本体価格)

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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『ポウル・ルーザス・エディション 第15集』

Bridge BCD9531 contemporary/classical


デンマークのポウル・ルーザス Poul Ruders のシリーズ。パガニーニの《カプリッチョ第24番》の主題を素材にした協奏曲《パガニーニ変奏曲》。チェンバロとピアノのデュオのための8曲の《チェンバル・ダモーレ 第2巻》。3作目のオペラ《カフカの審判(Kafka's Trial)》(Dacapo 8.226042–43)による管弦楽組曲《カフカプリッチョ》。すべて初録音の作品。

『ポウル・ルーザス・エディション 第15集』
ポウル・ルーザス(1949–)
 ピアノ協奏曲第3番《パガニーニ変奏曲(Paganini Variations)》(2014)
  アン=マリー・マクダーモット(ピアノ)
  オーゼンセ交響楽団 ベンジャミン・シュウォーツ(指揮)
 チェンバル・ダモーレ 第2巻(Cembal d'Amore, Second Book)(1986)
  クアットロ・マーニ
   スティーヴン・ベック(チェンバロ) スーザン・グレース(ピアノ)
 カフカプリッチョ (Kafkapriccio)(2008)
  オーゼンセ交響楽団 アンドレーアス・デルフス(指揮)

録音 2016年9月(協奏曲)、2018年6月(カフカプリッチョ ) オーゼンセ(デンマーク)、2016年10月 ウォレン(コロラド) 
 
価格 ¥2,250本体価格)

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『ミトス(Mythos)』

Alpha ALPHA595 contempotary/classical


エストニアの作曲家エルッキ=スヴェン・トゥール Erkki-Sven Tüür の比較的新しい管弦楽作品集。「神話」の副題をもつ交響曲第9番は、エストニア共和国建国100周年記念のため政府からの委嘱で作られた作品です。三管編成の管弦楽のための単一楽章の音楽。初演者のパーヴォ・ヤルヴィに献呈されています。2014年の《テンペストの呪文(Tormiloits)》は、男声合唱曲集《大波の魔術(嵐の海の呪文)(Incantatio maris aestuosi/Incantation for a StormySea)》を作曲したヴェリヨ・トルミス Veljo Tormis(1930–2017)に献呈された作品です。バンベルク交響楽団の委嘱で作曲され、ヤクブ・フルシャの指揮で初演されました。《風を蒔いて…》は、『旧約聖書』『ホセア書』(8章7節)「彼らは風を蒔いて、つむじ風を刈り取る。麦には穂が出ない。麦粉も作れない」から曲名をとり、特定の標題をもたない、「最初の『一陣の風』がまさに『旋風』に発達する」音楽に書いたという作品です。パリ管弦楽団とウィーン交響楽団の委嘱作。

『ミトス(Mythos)』
エルッキ=スヴェン・トゥール(1959–)
 交響曲第9番《ミトス(Mythos)》(2017)
 テンペストの呪文(Tormiloits/Incantation of Tempest)(2014)
 風を蒔いて…(Sow the wind…)(2015)
  エストニア祝祭管弦楽団 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

録音 2018年1月 エストニア・コンサートホール(タリン)(交響曲)、2016年7月(テンペスト)、2019年7月 (風を) パルヌ・コンサートホール(パルヌ、エストニア) 
 
価格 ¥2,450本体価格)

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『GALAXYMPHONY』

Euro Arts 20 65214 Blu-ray video film score/classical


デンマーク国立交響楽団の「ガラコンサート」。エンニオ・モリコーネの音楽を特集した『The Morricone Duel(モリコーネ決闘)- かつてないもっとも危険なコンサート』(Euro Arts 20 64884/20 64888)につづき、「銀河(galaxy)」を舞台にした作品を中心とするSF映画の音楽による『GALAXYMPHONY』コンサートが行われました。1968年4月に公開されたスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』に使われたリヒャルト・シュトラウスの《ツァラトゥストラはこう語った》の「導入」の音楽から、『スター・ウォーズ』の全9作のためにジョン・ウィリアムズが作曲したスコアまで。ジェリー・ゴールドスミス、ジェームズ・ホーナー、エリック・セラたちの作品を交えた選曲によるコンサートです。ゲストとして、『ヒットマン』のエージェント47役の声優を務めたデイヴィッド・ベイトソンが登場します。コンサートを映像収録した Blu-ray ディスクと、80分の音楽を収めたCDがリリースされます。「スペシャルトラック」をダウンロードできる「ダウンロード・コード」が付属しています。

『GALAXYMPHONY』
 映画『2001年宇宙の旅』
  - ツァラトゥストラはこう語った(リヒャルト・シュトラウス 曲)
 映画『アバター』- アバター組曲(ジェームズ・ホーナー 曲)
 映画『エイリアン』- エイリアンのテーマ(ジェリー・ゴールドスミス 曲)
 映画『ブレードランナー』- ブレードランナー組曲(ヴァンゲリス 曲)
 映画『インターステラー』- インテーステラー組曲(ハンス・ジマー 曲)
 映画『フィフス・エレメント』- ディーヴァ・ダンス(エリク・セラ 曲)
 スタートレック・メドレー
 映画『猿の惑星』- ノーエスケープ(ジェリー・ゴールドスミス 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - メインテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
  - アナキンのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
  - 運命の戦い(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
  - ルークとレイアのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ 1』- 帝国のマーチ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
  - ヨーダのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - レイア姫のテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - スター・ウォーズ、王座の間とフィナーレ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - カンティーナ・バンド(ジョン・ウィリアムズ 曲)
  デンマーク国立交響楽団・合唱団 アントニー・ハーマス(指揮)
  キム・ジヘ(ソプラノ) デイヴィッド・ベイトソン(ゲスト俳優)

収録 DR(デンマーク放送)コンサートホール(コペンハーゲン)

[Blu-ray: 16:9 Full HD PCM stereo/DTS-HD MA5.1 102min Region All]

価格 ¥4,500(本体価格)

Euro Arts 20 65211 CD film score/classical



『GALAXYMPHONY』
 映画『2001年宇宙の旅』
  - ツァラトゥストラはこう語った(リヒャルト・シュトラウス 曲)
 映画『アバター』- アバター組曲(ジェームズ・ホーナー 曲)
 映画『エイリアン』- エイリアンのテーマ(ジェリー・ゴールドスミス 曲)
 映画『フィフス・エレメント』- ディーヴァ・ダンス(エリク・セラ 曲)
 スタートレック・メドレー
 映画『猿の惑星』- ノーエスケープ(ジェリー・ゴールドスミス 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - メインテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
  - アナキンのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
  - 運命の戦い(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』
  - ルークとレイアのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ 1』- 帝国のマーチ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
  - ヨーダのテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
  - レイア姫のテーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)

収録 DR(デンマーク放送)コンサートホール(コペンハーゲン)

価格 ¥3,050(本体価格)

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『聖シーグフリッドの聖務日課(S:t Sigfrids officium – Celebremus karissimi)』

Sterling CDA1840 CDR early music


スカンディナヴィアに関わる中世の教会音楽を演奏するため2006年に創設、ビルギッタ修道会の聖歌400年のアルバム『マリア!マリア!』をリリースした「アンサンブル・イェマ」(Ensemble Gemma)の新作。南スウェーデン、ヴェクショー教区の聖人シーグフリッドの祝日、2月11日の聖務日課のため13世紀の変わり目あたりに書かれた聖歌を歌ったアルバムです。芸術監督カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン Karin Strinholm Lagergren(1971–)を中心とする4人の歌に、王立ストックホルム音楽大学とヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーで学んだミュージシャン、ハーディガーディを得意とするユハンネス・ゲヴォルキアン・ヘルマン Johannes Geworkian Hellman(1990–)の演奏をはさんで進められます。前のアルバムと同じヴェクショーの教会で録音セッションが行われました。 

『聖シーグフリッドの聖務日課(S:t Sigfrids officium – Celebremus karissimi)』
 聖シーグフリッドの聖務日課(S:t Sigfrids officium)
  Celebremus karissimi(Instrumental)
  Celebremus karissimi & psalm 109: Dixit dominus(交唱第1晩課)
  Is namque(第2朝課交唱)
  Audito namque(第3朝課交唱)
  Audito namque(Instrumental)
  Evoluto quoque & psalm 4: Cum invocarem(第4朝課交唱)
  Ibi nempe(第5朝課交唱)
  Ibi nempe(Instrumental)
  Rex igitur Suecie(第7朝課交唱)
  Predicante itaque(第8朝課交唱)
  Dolens igitar diabolus(第2賛歌交唱)
  Tres siquidem cum eo(第3賛歌交唱)
  Cancitat continuo(第5賛歌交唱)
  Dilectus dei athleta(第5朝課応唱)
  Cancitat continuo(Instrumental)
  Sacerdos dei Sigfridus(第6朝課応唱)
  Accelerat denique(第7朝課応唱)
  Sanctus Sigfridus cum sedans(第8朝課応唱)
  Christi fidelis famulus(Instrumental)
  Christi fidelis famulus & Benedictus(ベネディクトゥス交唱)
  Laude atque preconia(賛歌聖歌)
  アンサンブル・イェマ
   クリスティン・ユーンソン ドロテーア・クヌースト エメリ・ルース
   カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン(芸術監督)
   ユハンネス・ゲヴォルキアン・ヘルマン(ハーディガーディ)

録音 2019年10月6日8日 ヘムショー新教会(ヴェクショー、スウェーデン)
制作 カーリン・ストリンホルム・ラーゲルグレーン
録音 トゥルビョーン・イーヴァション

価格 ¥2,450(本体価格)

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

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