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『ベートーヴェン - サラステ』

Profil PH18066 5CD's classical


2010年からケルンWDR交響楽団の首席指揮者を務めたユッカ=ペッカ・サラステ Jukka-Pekka Saraste(1956–)は、2018年/2019年のシーズンを最後にこのポストを離れます。「ケルンの新しい時代の夜明け」と言われたマーラーの交響曲第9番(PH10035)に始まり、ストラヴィンスキーの《火の鳥》と《幻想的スケルツォ》(PH11041)とリリースされたケルン・フィルハーモニーでのライヴ録音のシリーズ。ブラームスの管弦楽作品(PH18032)に続くベートーヴェンは、2017年11月と2018年の2月から3月にかけてと、2つの時期に録音された演奏です。「そもそもの始まりは、子供のころ耳にした重くロマンティックなベートーヴェンでした。そして、時代考証による当時の響きという、演奏スタイルの革命的な進展に出会います。今、私たちが手に入れることのできる情報に基づき、その両方のアプローチの感じられるベートーヴェンを示したいと思っています」(サラステ)。サラステはケルンのオーケストラについて「……大きく息を使い、大きな線を描くことのできるオーケストラ……『ドイツの伝統』が明らかな金管セクションや、木管楽器の演奏テクニックと、『ユニバーサル』なスタイルの弦楽器セクションが合わさって生まれる大きな効果……」と語り、この「多くのドイツのオーケストラが磨きあげてきた理想の響き」を最大限に活用、「ドイツの響き」と「細部まで聞こえる、今までになかった透明度」(ミヒャエル・シュトルク=シュレーン)の「ベートーヴェン」を実現。シベリウスが第3番の交響曲を作るにあたって研究した「ベートーヴェンの音楽の推進力」を基本とした自然な流れのうちに「ベートーヴェンの交響曲の啓蒙性」を示しています。第4番と第5番は、2018年6月にリリースされたディスク(PH17084)と同じ録音です。
 
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
[Disc 1]
 交響曲第1番 ハ長調 Op.21
 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 《エロイカ》
[Disc 2]
 交響曲第2番 ニ長調 Op.36
 交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 《田園》
[Disc 3]
 交響曲第7番 イ長調 Op.92
 交響曲第8番 へ長調 Op.93
[Disc 4]
 交響曲第9番 ニ短調 Op.125 *
[Disc 5]
 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
 交響曲第5番 ハ短調 Op.67
  ケルンWDR交響楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
  ラウラ・アイキン(ソプラノ)* インゲボルク・ダンツ(アルト)*
  マクシミリアン・シュミット(テノール)* タレク・ナズミ(バス)*
  北ドイツ放送合唱団 * ケルン放送合唱団 *

録音 2017年11月20日–25日(第1番–第5番)、2018年2月26日–3月3日(第6番–第9番) ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)
制作 ギュンター・ヴォッラスハイム
録音 アルント・コッパス
 
価格 ¥5,000(本体価格)

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『ブラームス ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1集』

BIS SACD2369 SACD hybrid(5.0 surround/stereo)[BIS ecopack] classical

 
古典の時代から現代まで、幅広いスタイルの室内楽を楽しみ、BIS レーベルに多くのアルバムを録音してきたスウェーデンのヴァイオリニスト、ウルフ・ヴァリーン Ulf Wallin と、『イングマル・ベルイマン監督作品の音楽』(BIS SA-2377)などアルバムで親しまれているローランド・ペンティネン Roland Pöntinen(1963–)が、ブラームスのヴァイオリンとピアノのためのソナタを「もう一度」録音しました。「ブラームスは、ヴァイオリン・ソナタを何曲作ったか? 一見、簡単な質問に思える。分かりきった答えをするなら、1878年から1879年と1886年に書かれたト長調、イ長調、ニ短調の3曲だ。しかし、これはブラームスが(モーツァルトとベートーヴェンを受け継いだ)一般的な『ピアノとヴァイオリンのためのソナタ』の名で『出版した』作品の数を言うことでしかない……」。第1集と第2集の2枚でリリースされる BIS のシリーズでは、前の Arte Nova Classics のセットになかった、歌曲の編曲も演奏されます。第1集は、ソナタ第1番《雨の歌》、《F・A・E ソナタ》の第3楽章〈スケルツォ〉、《クラリネット・ソナタ第1番》のピアノ・パートを改訂した《ヴァイオリン・ソナタ へ短調》、そして、《おお涼しい森よ》と《ナイチンゲールに寄す》の2つの歌曲。ブラームスは、なぜ、ヴァイオリンとピアノのための音楽を作曲したかったか? 録音セッションは、2017年5月、ピテオーのスタジオ・アクースティクム Studio Acusticum で行われ、ヴァリーンとペンティネンの音楽に深い理解を示す、Take 5 Music Production のマリオン・シュヴェーベル Marion Schwebel が制作と録音を担当しました。

ヨハネス・ブラームス(1833–1897)
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1集
 ヴァイオリン・ソナタ へ短調 Op.120 no.1(クラリネット・ソナタ第1番)
 ヴァイオリン・ソナタ《F・A・E ソナタ》 WoO.2 - スケルツォ
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78《雨の歌》
 おお涼しい森よ(O kühler Wald) Op.72 no.3(《5つの歌》から)
 ナイチンゲールに寄す(An die Nachtigall) Op.46 no.4(《4つの歌》から)
  ウルフ・ヴァリーン(ヴァイオリン)
  ローランド・ペンティネン(ピアノ)

[楽器 Violin: Domenico Montagnana(1746)/Piano: Steinway D]

録音 2017年5月 スタジオ・アクースティクム(ピテオー、スウェーデン)
制作・録音 マリオン・シュヴェーベル

価格 ¥2,650(本体価格) 

このアルバムは、BIS レーベルのオーナー、ローベット・フォン・バールが「環境に配慮」して採用した『BIS ecopak パッケージ』仕様でリリースされます。このパッケージは、森林認証制度の FSC と PEFC を取得した素材と、環境を配慮した接着剤、大豆油インク、水性ニスを使用。通常のデジパックと異なり、プラスチックを使わずに作られています。

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