March 2022

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『母親たちが戦ってきたことのすべて(Alt hva mødrene har kjempet)』
2L 2L 167SACD SACD hybrid (5.0 surround/stereo) contemporary/classical

 
エヴァ・ホルム・フースネス(1983–)
 マララ(Malala)*
トーネ・オーセ(1965–)
 母親たちが戦ってきたことのすべて(Alt hva mødrene har kjempet)
  女性参政権協会(Kvinnestemmerettforeningen)
  正しい声(Rettstemmen) 織物(Veven)
トロン・H・F・クヴェルノ(1945–)
 スターバト・マーテル・ドロローサ(Strabat mater dolorosa)
マリアンネ・ライダシュダッテル・エーリクセン(1971–)
 雨が降ったあと(Etter Regnfallet)**
ビルギット・ユーペダール(1994–)
 忘れてはいけないことがありすぎる(Ofte må jeg så mye)
エレン・リンクウィスト(1970–)
 ドクトーラ(Doctora)
エヴァ・ホルム・フースネス(1983–)
 黒い猿(The Black Monkey)
  室内合唱団アウルム エヴァ・ホルム・フースネス(指揮)
  ヴァレリア・ナイラ・リレビェルカ(ソロ)*
  クリスチャン・スレッタ(ソロ)**
  ハンネ・マーリト・モルダール・イーヴェシェン(ソロ)**
 
録音 2019年11月、2020年11月 セルビュ教会(セルビュ、ノルウェー)
制作、バランスエンジニアリング、編集、ミクシング、マスタリング モッテン・リンドベルグ
 
[DXD(24bit/352.8kHz)録音]
[SACD: 5.0 multichannel DSD/2.0 stereo DSD/RedBook PCM: MQA CD]

 
2006年創設の「室内合唱団アウルム Kammerkoret Aurum」とエヴァ・ホルム・フースネス Eva Holm Foosnæs は、2016年にアルバム『UR』(2L 129 SACD)をリリース。同じトロンハイムの音楽コミュニティの音楽家たちが「自然、人間、自然とともにある人間」をテーマにして書いた混声合唱曲を歌いました。新しいアルバム『母親たちが戦ってきたことのすべて』のテーマは「強い女たち」。ノルウェーで活動する作曲家たちの7つの作品を歌っています。
 
指揮者のフースネスが、2014年にノーベル平和賞を受けたパキスタンの女性マララ・ユフスザイに寄せたスヴァンヒル・アムダール・テルネスの詩に作曲した《マララ》。ノルウェー工科自然科学大学(NTNU)で教えるエレン・リンクウィスト Ellen Lindquist がシリアの女性医師に寄せた《ドクトーラ》も、テルネスの詩による作品です。シンガーソングライターのトーネ・オーセ Tone Åse(1965–)は、ユーモリストで作家のマリアンネ・メーロイの詩『母親たちが戦ってきたことのすべて』に作曲。教皇インノケンティウス三世の作とも言われるラテン語詩による《スターバト・マーテル・ドロローサ》(悲しみの御母は立ちませり)を作曲したトロン・H・F・クヴェルノ Trond H. F. Kverno(1945–)は、《マタイ受難曲》(Aurora ACD 4994)など宗教的作品を多く手がけてきました。マリアンネ・ライダシュダッテル・エーリクセン Marianne Reidarsdatter Eriksen(1971–)は、合唱指揮者、ソプラノ歌手など多面的な活動で知られます。《雨が降ったあと》は、5つの部分に分かれ、彼女独特のダイナミックな音楽語法で書かれた作品です。「日常」に追いまくられる女性たちを冷ややかに描いたアイリル・ノース・ホイスタの詩によるビルギット・ユーペダール Birgit Djupedal(1994–)の《忘れてはいけないことがありすぎる》。フースネスの「劇的、劇場的」な《黒い猿》は、少女の反抗を語るキャサリン・マンスフィールド(1888–1923)の詩に作曲され、2019年の「ウプサラ大学合唱団&アンデシュ・ヴァール作曲コンペティション」の第1位と、ニューヨークの「ORTUS 第4回国際ニューミュージック・コンペティション」受賞作のひとつに選ばれた作品です。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)
 

MQA-CD は、すべての CD プレーヤーで再生できます。「MQA」再生には、MAQ対応の CD プレーヤー、もしくは、専用のデコーダーが必要です。

『2L – The MQA Experience』
2L MQACD 2021 (MQA-CD) contemporary/classical

 
ミコラ・レオントヴィチ(1877–1921)/ピーター・J・ウィルウフスキー(1902–1978)
 キャロル・オブ・ザ・ベル(鐘のキャロル)(Carol of the Bells)
  ノルウェー少女合唱団
  アンネ・カーリン・スンダール=アスク(指揮)
  トルド・グスタフセン(ピアノ) [2L 164SABD]
キム・アンドレ・アルネセン(1980–)
 マニフィカト(Magnificat)
 - わたしの魂は主をあがめ(Magnificat anima mea)
  ニーダロス大聖堂少女合唱団 トロンハイム・ソロイスツ
  アニタ・ブレーヴィク(指揮)
  リーセ・グランデン・ベルグ(ソプラノ) [2L 106SABD]
ハンス・ペッテル・スタングネス(編曲)
 組曲《ヨーロッパ巡り(European Tour)》
 - 「ラ・スパーニャ」による舞曲(Danza Alta sobre “la Spagna”)
  Hopper Dancz “Routi Bouilli”
  ノルディック・ブラスアンサンブル [2L 128SABD]
フローデ・フェルハイム(1959–)
 キリエ(Kyrie)
  カントゥス トーヴェ・ラムロ=ユースタ(指揮)
  フローデ・フェルハイム(ヨイク、シンセサイザー)
  スノッレ・ビェルク(打楽器) [2L 110ABD]
トリグヴェ・マドセン(1940–)
 デュプレのトンボー(Le Tombeau de Dupré) Op:62
  テリエ・ヴィンゲ(オルガン) [2L 123 SABD]
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
 半音階的幻想曲とフーガ 二短調
 (Chromatische Fantasie und Fuge) BWV 903 - 幻想曲
  クリスチャン・グローヴレン(ピアノ) [2L 139(配信のみ)]
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 フランク・ブリッジの主題による変奏曲
 (Variations on a theme by Frank Bridge) Op.10
  トロンハイム・ソロイスツ
  オイヴィン・ギムセ(指揮) [2L 125SABD]
ゲイル・ボーレン、ベント・オーセルード(ヤン・グンナル・ホフ(編曲))
 Blågutten(青い少年)
  ホフ・アンサンブル [2L 087PABD]
ポール・デュカス(1865–1935)
 ヴィラネル(田園詩)(Villanelle)(1906)
  スタイナル・グランモ・ニルセン(ヒストリカル・ホルン)
  クリスティン・フォスハイム(フォルテピアノ) [2L 162SABD]
ヘンニング・ソンメッロ(1952–)
 ウジャマー(Ujamaa)- アメリカ(America)
  トロンハイム交響楽団 インガル・ベルグビュー(指揮)
 [2L 146SABD]
ヤン・グンナル・ホフ(1958–)
 The Elder 
  ヤン・グンナル・ホフ(ピアノ) アンデシュ・ヨルミン(ベース)
  アウドゥン・クライヴェ(ドラム) [2L 145SABD]
ジェラルド・フィンジ(1901–1958)
 花輪をささげよう(Let Us Garlands Bring) Op.18
 - 来れ、死よ(Come Away, Death)
  マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾソプラノ)
  セルゲイ・オサドチュク(ピアノ) [2L 064SACD]
ストーレ・クライベルグ(1958–)
 弦楽四重奏曲第3番(2018)- 第3楽章 アニマート
  アトレ・スポンベルグ(第1ヴァイオリン)
  アンデシュ・ラーシェン(第2ヴァイオリン)
  オーレ・ヴットゥダール(ヴィオラ)
  オイヴィン・ギムセ(チェロ) [2L 152SACD]
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791)
 ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218 - 第1楽章 アレグロ
  マリアンネ・トーシェン(ヴァイオリン) トロンハイム・ソロイスツ
  オイヴィン・ギムセ(指揮) [2L 138SACD]
クリスティン・ボルスタ(1981–)
 エコー&影(Echoes & Shadows)(2011)
  ステンメクラング [2L 155SABD]
 
録音 2005年-2020年

 
「2L」レーベルのカタログから MQA 音源を集めたコンピレーション・アルバム。
 
プロダクション会社「Lindberg Lyd」は、1992年、モッテン・リンドベルグ Morten Lindberg が中心になってノルウェーのオスロに設立されました。EMI/Virgin、Naxos、Hyperion、Philips、ASV をはじめとするレーベルの制作と録音を担当、2001年に自分たちのレコード・レーベル「2L」をスタート。Pure Audio Blu-ray のアルバムを世界で初めて制作、さまざまな試みによる「高音質」再生が注目され、話題を呼びました。2L は、イギリスの Meridian Audio が提案したハイレゾ再生の新しい技術「MQA(Master Quality Authenticated)にも賛同、2017年あたりのアルバムから「MQA CD」を一般仕様にしています。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)
 

MQA-CD は、すべての CD プレーヤーで再生できます。「MQA」再生には、MAQ対応の CD プレーヤー、もしくは、専用のデコーダーが必要です。

『Hyperrealistic Songs(ハイパーリアリスティック・ソング)』
Alba ABCD 508 contemporary

 
木山光(1983–)
 Death Metal Rock with Headbang(2013)
 (フルート、バス・クラリネット、ピアノ、ハープ、チェロ、
  サンプラーとライヴ・エレクトロニクス)
アスタ・ヒュヴァリネン(1963–)
 Improbable(2018)
 (フルート/アルト・フルート、B管クラリネット/
  バス・クラリネット、ハープ、チェロとオーディオ・トラック)
サミ・クレモラ(1973–)
 Peak(2014)
 (バス・クラリネット、ピアノ、ハープ、チェロと
  ライヴ・エレクトロニクス)
クリスチャン・ヴィンター=クリステンセン(1977–)
 Four Hyperrealistic Songs for Quintet(2015)
 (アルト・フルート、バス・クラリネット、ピアノ、ハープ、
  チェロとライヴ・エレクトロニクス) 
ペルットゥ・ハーパネン(1972–)
 Doll Garden(2013)(ピッコロ/フルート・アルト・フルート、
  B管クラリネット/バス・クラリネット、ピアノ、ハープ、
  チェロとオーディオ・トラック)
  Defunensemble(デファンアンサンブル)
   ハンナ・キンヌネン(フルート、アルト・フルート、オブジェクト)
   ミッコ・ラーサッカ(クラリネット、バス・クラリネット、ミシン)
   リリ=マルレーネ・プーセップ
   (ハープ、サンプラー、オブジェクト)
   エミール・ホルムストレム(ピアノ、オブジェクト)
   マルクス・ホホティ(チェロ)
   アンデルス・ポホヨラ(サウンド・デザイン)
   ティモ・クルキカンガス(サウンド・デザイン)
 
録音 2019年夏-秋 ヘルシンキ・ミュージックセンター、スタジオ(ヘルシンキ、フィンランド)
制作 ヘイディ・クーサヴァ
アーティスティック・ディレクション サミ・クレモラ
録音 アンデルス・ポホヨラ、ティモ・クルキカンガ
アーティスティック・プロダクション、ミクシング アンデルス・ポホヨラ

 
エレクトロアコースティック音楽のグループ「Defunensemble(デファンアンサンブル)」は、2009年に結成され、フィンランドのもっとも重要な現代音楽グループのひとつとして急速に名を高めてきました。「古典」となった作品から「現代」の作品までエレクトロ=アコースティック音楽のレパートリーに欠かせない作品の初演を含めた演奏活動と、最新のテクノロジーを取り入れた作品の各国の作曲家への委嘱をつづけてきました。フルートのハンナ・キンヌネン Hanna Kinnunen、クラリネットのミッコ・ラーサッカ Mikko Raasakka、ハープのリリ=マルレーネ・プーセップ Lily-Marlene Puusepp、ピアノのエミール・ホルムストレム Emil Holmström、チェロのマルクス・ホホティ Markus Hohti、サウンド・デザインのアンデルス・ポホヨラ Anders Pohjula とティモ・クルキカンガス Timo Kurkikangas。現代フィンランドの音楽シーンで活発な活動をする音楽家たちです。
 
アルバム『Hyperrealistic Songs(ハイパーリアリスティック・ソング)』では、彼らが初演あるいは委嘱した、デジタルの時代とクラシカル音楽の伝統のつながりを反映する作品が演奏されています。日本の木山光(1983–)、デンマークのクリスチャン・ヴィンター=クリステンセン Christian Winther-Christensen(1977–)、フィンランドのサミ・クレモラ Sami Klemola(1973–)、ペルットゥ・ハーパネン Perttu Haapanen(1972–)。アスタ・ヒュヴァリネン Asta Hyvärinen(1963–)の《Improbable》(起こり得ない)は、〈Dawn〉(夜明け)〈Awakening〉(目覚め)〈Mobile〉(動きまわれる)〈Stagnant〉(停滞している)〈Modernity〉(現代性)〈Concrete-Fictional〉(現実の-虚構の)〈Chorale〉(コラール)〈Dreamtime〉(ドリームタイム)の8つの部分に分かれた約13分の作品です。委嘱した Defunensemble がタンペレ・ビエンナーレ・フェスティヴァルで初演。彼らに献呈されました。それぞれの作曲家が楽音と日常の音とノイズを統合して作った独創的な音世界をもつ音楽を作品の組み立てをよく知った音楽家たちが楽天的な姿勢で演奏していきます。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『ハッリ・ヴェッスマン 室内楽作品集』 Selection
Alba ABCD 511 contemporary/classical

 
ハッリ・ヴェッスマン(1949–)
 ピアノ四重奏曲(1985)
 前奏曲とシシリエンヌ(Preludi ja Sicilienne)(1984)
 (ピアノ三重奏のための)
 ピアノ三重奏曲第1番(1981)
 ピアノ三重奏曲第2番《修辞学(Retorinen)》(1992)
 ピアノ三重奏曲第3番(2000)
  KAAÅS三重奏団
   アンネマリー・オーストレム(ヴァイオリン)
   ウッラ・ランペラ(チェロ)
   ティーナ・カラコルピ(ピアノ)
  ハンナ・パッカラ(ヴィオラ)*
 
録音 2021年5月31日–6月6日 スネルマンホール(コッコラ、フィンランド)
制作、録音、編集、マスタリング サイモン・フォックス=ガール

 
KAAÅS三重奏団(カーオス三重奏団)は、2011年に創設されたアンサンブル。ヴェゲリウス・チェンバー・ストリングズ芸術監督のアンネマリー・オーストレム Annemarie Åström  のヴァイオリン、オストロボスニア室内管弦楽団メンバーのウッラ・ランペラ Ulla Lampela のチェロ、『もっと別のフィンランドのヴァイオリン作品集』(ABCD 507)を録音したティーナ・カラコルピ Tiina Karakorpi のピアノ。3人の苗字のアルファベットを並べ、フィンランド語の「混沌(カオス)」を意味するグループ名がつけられました。ヴェッスマンの室内楽曲は、彼女たちが創設以来ずっと考えていたプロジェクトのひとつでした。
 
ハッリ・ヴェッスマン Harri Wessman(1949–)は、現代フィンランドで独自の道を歩む作曲家のひとり。「モダニストの語法に背を向け……ロマンティックな心情と内面的なリリシズムに支えられた作品……」(キンモ・コルホネン)を書いてきました。1987年の《トランペット協奏曲》がもっともよく知られ、児童合唱のための《雪の下の流れは力なく(Vesi Vasyy Lumen Alle)》などの合唱曲も親しまれています。60を超す数の彼の室内楽の作品から、このアルバムでは、ピアノのついた5曲が演奏されます。
 
《ピアノ四重奏曲》は、クフモ室内楽フェスティヴァルと「フィンランド・ピクチャー・マガジン」の委嘱により作曲されました。〈アパッショナート〉〈ノスタルジコ〉〈ラッセニャート(諦めの)〉〈ブルレスコ〉の4楽章。オストロボスニア室内管弦楽団のソロ・ヴィオラ奏者ハンナ・パッカラ Hanna Pakkala がヴィオラを担当しています。《前奏曲とシシリエンヌは、若い演奏者のために書かれた作品。《ピアノ三重奏曲第2番》は、〈導入(Exordium)〉〈陳述と脱線(Narratio cum digressione)〉〈命題(Propositio)〉〈論述(Argumentatio)〉〈結論(Peroratio)〉の5楽章で構成され《修辞学》の副題がつけられました。ジャズのハーモニーも部分的に感じられる《第1番》とエルッキ・メラルティン室内楽コンペティションの課題曲として委嘱された《第3番》の2つの《ピアノ三重奏曲》は、ともに1楽章の作品。シニッカ・フルスカイネンの『Kevättä ilmassa(春の気配)』が、ジャケットのカバーアートに使われました。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『ロンドンの一夜(A Night in London)』
Aparté AP 274 early music/classical

 
ジェームズ・オズワルド(1710–1769)
 彼女は何も着ていないときがいちばんかわいい
 (She’s Sweetest When She’s Naked)(ソロ・バージョン)
チャールズ・アヴィソン(1709–1770)
 合奏協奏曲第5番 二短調 - ラルゴ(Largo)
 (ドメニコ・スカルラッティによる)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687–1762)
 合奏協奏曲第12番 二短調 H.143《ラ・フォリア(La Folia)》
 (コレッリの《ヴァイオリン・ソナタ》 Op.5 no.12 による)
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685–1759)
 歌劇《セルセ(Serse)》 HWV 40
 - シンフォニア(Sinfonia)(第3幕)
ニコラ・ポルポラ(1686–1768)
 チェロ協奏曲 ト長調 INP 18
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685–1759)
 歌劇《アルチーナ(Alcina)》 HWV 34
 -「わたしの痛みを信じてください(Credete al mio dolore)」
 (第3幕)*
 合奏協奏曲 変ロ長調 Op.3 no.2 HWV 313
 - ラルゴ ト短調(Largo)(第2楽章)**
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699–1783)
 フーガ・エ・グラーヴェ ト短調(Fuga e Grave)
ジョヴァンニ・バッティスタ・チッリ(1724–1808)
 チェロ協奏曲第2番 ト長調 Op.14 no.2
ジェームズ・オズワルド(1710–1769)
 マレイの行進曲(The Murrays March) My Nanio
 彼女は何も着ていないときがいちばんかわいい
 (She’s Sweetest When She’s Naked)
 (チェロとオーケストラ・バージョン)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687–1762)
 音楽芸術における良い趣味の理論 - 夜が静かに毛皮をまとい
 (A Treatise of Good Taste in the Art of Musick:
  The Night Her Scent Sable Wore)†
ジェームズ・オズワルド(1710–1769)
 パンチボウルの底(The Bottom of the Punch Bowl)
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687–1762)
 音楽芸術における良い趣味の理論 - ベッシー・ベルとメアリー・グレイ
  (A Treatise of Good Taste in the Art of Musick:
  Oh Bessy Bell and Mary Gray)†
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685–1759)
 聖セシリアの祝日の頌歌(Ode for Saint Cecilia’s Day) HWV 76
 - 音楽が元気づけたり鎮めたりすることのできない感情があるだろうか
  (What Passion Cannot Music Raise and Quell)††
  オフィリー・ガイヤール(チェロ、指揮)
  プルチネッラ・オーケストラ
  サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)*
  ラケル・カマリーナ(ソプラノ)††
  ルシール・リシャルドー(メゾソプラノ)†
  ガブリエル・ピドゥ(オーボエ)**
 
[楽器 Cello: Francesco Goffriller 1737]
 
録音 2021年9月27日–30日、2022年1月30日 Temple Saint-Pierre(パリ)
芸術監督 ニコラ・バルトロメ
録音 ニコラ・バルトロメ、アンブロワーズ・エルムランジェ
ミクシング ニコラ・バルトロメ、エミリー・ルビー
編集、マスタリング エミリー・ルビー

 
1730年代のロンドン、各国の音楽家たちが、名を上げ、認められる機会を求めて集まってきていました。コレッリの《ラ・フォリア》を基にした合奏協奏曲で大胆な手法を見せたジェミニアーニ。彼に学び、スカルラッティのソナタを12曲の合奏協奏曲に作ったチャールズ・アヴィソン。カストラート歌手ファリネッリやハイドンの師として知られ、チェロという楽器の「声楽性」を活かした、当時もっとも美しい協奏曲のひとつ《チェロ協奏曲 ト長調》を作曲したニコラ・ポルポラ。スコットランドに生まれ、ロンドンでジョージ三世に仕えたジェームズ・オズワルドは、スコットランドの民謡を主題にした作品を多く手がけました。フランス系スイスのチェリスト、オフィリー・ガイヤール Ophélie Gaillard と2005年に彼女が創設した古楽のヴォルトゥオーゾ・アンサンブル「プルチネッラ Pulcinella」の新しいアルバムは、こうした時代のロンドンの「詩のような夜」を再現することをめざして作られました。ソプラノのサンドリーヌ・ピオー Sandrine Piau とメゾソプラノのルシール・リシャルドー Lucile Richardot がゲストとして参加、ヘンデルのオペラのアリア、ジェミニアーニの《音楽芸術における良い趣味の理論》の2曲を美しく歌います。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)

『ドヴォルジャーク 交響曲第6番』
ARTA Music F 10265 classical

 
アントニーン・ドヴォルジャーク(1841–1904)
 組曲 イ長調 Op.98b B.190(1894 rev.1895)(管弦楽のための)
 交響曲第6番 ニ長調 Op.60 B.112(1880)
  ムジカ・フロレア マレク・シュトリンツェル(指揮)
 
録音 2021年5月14日 Kulturní centrum Na Chrupavce(リーベズニツェ、チェコ)(ライヴ録音)
録音監督 ヤン・スヴェイコフスキー
バランス・エンジニア マルティン・ストゥプカ

 
ドヴォルジャークの交響曲と管弦楽曲を組み合わせて録音するマレク・シュトリンツェル Marek Štryncl(1974–)とピリオド楽器オーケストラ「ムジカ・フロレア(Musica Florea)」のシリーズの第8作。《組曲 イ長調》は、ニューヨークに渡ったドヴォルザークが、1894年に作曲したピアノのための《組曲》(Op.98 B.184)を、翌年、管弦楽用に編曲した5曲からなる作品です。《チェコ組曲》《弦楽のためのセレナード》《木管楽器のためのセレナード》の「姉妹作」とみなされ、作曲の場所、そして、冒頭の主題にアメリカの影響が感じられることから《アメリカ組曲(American Suite)》の曲名でも呼ばれます。《交響曲第6番》は、1880年に作曲され、翌年の3月25日にチェコで初演されました。ウィーン・フィルハーモニーの指揮者だったハンス・リヒターに献呈。ナショナル・ロマンティシズムの気分をドイツの古典とロマンティシズムの形式のうちに表現した、ドヴォルジャークが国際的に注目されるきっかけとなる最初の作品のひとつと言われています。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『Emerging from Currents and Waves』
BIS SACD 2559 SACD hybrid (5.0 surround/stereo)  contemporary/classical

 
イェスペル・ヌーディン(1971–)
 Emerging from Currents and Wave(潮流と波浪の間から出現する)(2018)
 (クラリネット、管弦楽とライヴ・エレクトロニクスのための)
  Currents(潮流)(第1部)
  Emergng(出現する)(第2部)
  (クラリネット、管弦楽とジェストルメントのための)
  Waves(波浪)(第3部)*
  マッティン・フロースト(クラリネット、ジェストルメント)
  スウェーデン放送交響楽団
  エサ=ペッカ・サロネン(指揮、ジェストルメント)
  マグヌス・ホルマンデル(クラリネット・ソロ)*
   
録音 2018年8月31日 ベールヴァルドホール(ストックホルム、スウェーデン)(初演ライヴ録音)
制作 ヤン・B・ラーション(スウェーデン放送)
録音 スタファン・ショイエル(スウェーデン放送) [24bit/48kHz 録音]
技術チーム:
サウンド・エンジニア マルタン・アンティフォン(Music Unit)
コンピューター・ミュージック・デザイン セバスチャン・リヴァス
ポスト・プロダクション:
制作 イェスペル・ヌーディン
編集、ミクシング  マッティアス・スピツバルト

 
スウェーデンの音楽シーンでは、ロック、即興音楽、民俗音楽といったジャンルを背景にもち、情感に強く訴えかける音楽を作る、《バーバンクの変わり者》(BIS SA 2483)のアルベット・シュネルツェルに代表される1970年代生まれの作曲家たちが注目を集めています。イェスペル・ヌーディン Jesper Nordin もそのひとり。スウェーデン放送交響楽団が初演した《Röster: trilogy for orchestra(声:管弦楽のための三部作)》(2015)のような北欧のアンサンブルのための作品のほか、ストラスブールの「フェスティヴァル・ムジカ」で初演された《Visual exformation》(2016)など、海外の音楽祭やオーケストラの委嘱作も手がけています。2010年には「独創性と不屈の好奇心をもち、アコースティック空間を探求し拡大する音の魔術師」として王立スウェーデン音楽アカデミーの賞も受けました。
 
《Emerging from Currents and Wave(潮流と波浪の間から出現する)》は、クラリネット・ヴィルトゥオーゾのマッティン・フロースト(マルティン・フレスト)Martin Fröst、指揮者エサ=ペッカ・サロネン Esa-Pekka Salonen とヌーディンのコラボレーションから生まれた作品です。「ソーシャル・メディア、バーチャル・リアリティ、AI の出現は、われわれの文化にかぎらず社会の全体に変化をもたらしている……そうした変化の真っただ中にいるわれわれは、どんなやり方をすれば、芸術と芸術表現とその実践に新しいテクノロジーの力を利用することができるのか……」(ヌーディン)。大編成の管弦楽、ソロ・クラリネット、指揮者とライヴ・エレクトロニクスのために書かれ、コンサートではリアルタイムのヴィジュアル効果も用いられました。サロネンに献呈された〈Currents(潮流)〉と〈Waves(波浪)〉の間にフローストに献呈された〈Emerging(出現する)〉をはさむ3つの部分による構成。「クラリネット協奏曲」の〈Emerging(出現する)〉では、作曲者のデザインした対話式(インタラクティブ)音楽ツール「Gestrument(ジェストルメント)」(「gesture instrument(ジェスチュア・インストルメント)」)をクラリネット奏者と指揮者が「演奏」するようスコアに指定されています。
 
2018年8月31日にストックホルムのベールヴァルドホールで行われた初演には IRCAM のサウンド・マネージャーとしてカイヤ・サーリアホたちのコンサートに協力したマルタン・アンティフォン Martin Antiphon と作曲家のセバスチャン・リヴァス Sebastian Rivas の技術チームが参加。「無限の可能性をもつように見えるテクノロジーが、伝統への架け橋としても使えるのか」という問いへの答えが探られました。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『ローマ賞のためのカンタータ』
BIS SACD 2582 2SACD’s hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
モーリス・ラヴェル(1875–1937)
 カンタータ《アリッサ(Alyssa)》 M.38(1903)
 (ソプラノ、テノール、バリトンと管弦楽のための) *
 カンタータ《アルシオーヌ(Alcyone)》 M.34(1902)
 (ソプラノ、アルト、テノールと管弦楽のための)**
 カンタータ《ミルラ(Myrrha)》 M.29(1901)
 (ソプラノ、テノール、バリトンと管弦楽のための)***
 カンタータ《オーロラ(L’Aurore)》 M.45(1905)
 (テノール、混声合唱と管弦楽のための)†
 カンタータ《夜(La Nuit)》 M.33(1902)
 (ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための)††
 カンタータ《踊り子たち(Les Bayadères)》 M.25(1900)
 (ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための)††
 カンタータ《プロヴァンスの朝(Matinée en Provence)》 M.37
 (1903)(ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための)††
 カンタータ《すべては光明(Tout est lumière)》 M.28(1901)
 (ソプラノ、混声合唱と管弦楽のための)††
  ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)*
  ジュリアン・ベーア(テノール)*/**
  ジャック・インブライロ(バリトン)*/***
  ソフィー・コシュ(ソプラノ)**
  ヤニナ・ベヒレ(メゾソプラノ)**
  ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ)***
  マイケル・スパイアーズ(テノール)***
  マティス・ラジェ(テノール・ソロ)†
  クラリス・ダレ(ソプラノ・ソロ)††
  フランス国立ロワール合唱団 ヴァレリー・ファイエ(合唱指揮)
  フランス国立ロワール管弦楽団 パスカル・ロフェ(指揮)
 
録音 2020年9月3日–5日、8日、10日–11日 シテ・デ・コングレ(ナント、フランス)*/**/***、2021年9月10日–11日 コンヴェンションセンター(アンジェ、フランス)

 
芸術を専攻する学生にフランス国家が授与する奨学金付留学制度「ローマ賞(Prix de Rome)」は、1663年、ルイ十四世によって創設されました。当初は建築、絵画、彫刻、版画の分野が対象とされ、1803年、音楽に対する授与が追加されました。フーガと合唱作品による予選を経て、3人の独唱者と管弦楽による大規模な「カンタータ」が本線で審査されます。音楽賞は30歳以下の作曲者に限られ、ラヴェルは、1900年から1905年にかけて5回応募。1901年に《ミルラ》で第3位に選ばれたものの、「グランプリ」は一度も受賞することができず、1905年には本選にも進めませんでした。キャロリン・サンプソンの『オーヴェルニュの歌』(BIS SA 2513)でタピオラ・シンフォニエッタを指揮したパスカル・ロフェ Pascal Rophé(1960–)によるこのアルバムでは、ラヴェルが応募した8曲のカンタータがすべて演奏されています。
 
価格 5,500円(税込価格)(本体価格 5,000円)

『レッスン(Lessons)』
BIS SACD 2627 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) early music/classical

 
ジョン・ダウランド(1563–1626) リュート作品集
 プレリュード(Prelude) P 98 ファンシー(A Fancy) P 73
 蛙のガリアード(The Frog Galliard) P 23a 
 別れ(イン・ノミネ)(Farewell (An ‘In Nomine’)) P 4
 ファンシー(A Fancy) P 6
 エリザベス女王のガリアード
 (The Most Sacred Queen Elizabeth, Her Gaillard) P 41
 失われし望みのファンシー(Forlorn Hope Fancy) P 2
 ダービー伯爵ファーディナンド閣下のガリアード
 (The Right Honouralble Ferdinando Earl of Derby, His Gaillard) P 44a
 去り行く定め(Loth to Depart) P 69
 彼女は許してくれようか(Can She Excuse) P 42
 男ひとりに女ひとり(Solus Cum Sola) P 10
 ジョン・スミス卿のアルメイン(Sir Joh Smith, His Almain) P 47
 オルランドは眠る(Orlando Sleepeth) P 61
 レディ・ハンズドンのパフ(Lady Hundson’s Puffe) P 54
 いつもダウランド、いつも悲しく
 (Semper Dowland Semper Dolens) P 9
 デンマーク王クリスチャン四世のガリアード
 (The Moat Highly and Mighty Christianus the Fourth,
  King of Denmark, His Gaillard) P 40
 ファンタジア(A Fantasia) P 1a
 艦長パイパーのパヴァン(Piper’s Pavan) P 8
 ファンシー(A Fancy) P 5 ラクリメ(Lachrimæ) P 15
 ラクリメによるガリアード(Galliard to Lachrimæ) P 46
  ユーナス・ヌードベリ(9コース・バロックリュート)
 
[楽器 Lute: built in 2015 by Lars Jönsson after an original by Magno Tieffenbruecker, strung in gut with mineral-loaded bass strings]
 
録音 2021年3月8日10日、15日17日 デューヴブー教会(スンドビュベリ、スウェーデン)
制作、録音 マッティアス・スピッツバルト

 
カプスペルガーの『キタローネのためのタブラチュア曲集』(BIS SA 2417)で高い評価を獲得したスウェーデンのプレーヤー、ユーナス・ヌードベリ Jonas Nordberg の新作は、ダウランドのリュート作品です。ヌードベリは、ザルツブルク・モーツァルテウムとストックホルム王立音楽大学で学び、バロック・ギター、テオルボ、リュートと、さまざまなタイプの撥弦楽器を弾き、16世紀初頭から18世紀中ごろにかけての作品を主なレパートリーに活動しています。このアルバムで演奏される「レッスン(練習曲)」には、ダウランドの子ロバートが1610年に出版した『さまざまなリュート練習曲集の音楽(A Varietie of Lute-Lessons)』に収められた《エリザベス女王のガリアード》《ダービー伯爵ファーディナンド閣下のガリアード》《ジョン・スミス卿のアルメイン》《デンマーク王クリスチャン四世のガリアード》《ファンタジア》が含まれています。調弦は「a’=392Hz」。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『Scandinavian Landscapes(スカンディナヴィアの風景)』
Carpe Diem CDCD 222 classical

 
『Scandinavian Landscapes(スカンディナヴィアの風景)』
トマス・エンロート(1982–)(ニルス=ペッテル・アンカルブルム 編曲)
 弦楽四重奏曲第1番
  第1部〈海の賛歌(Anthem of the Sea)〉*
  第2部〈雨(Rain)〉**
  第3部〈フィドル弾きを追って(Follow the Fiddler)〉**
  第4部〈夏の夜の納屋の踊り(Summer Night Dancing in the Barn)〉**
  第5部〈北国の夏の夜(Nordic Summer Nights)〉**
  第6部〈九月(September)〉**
  第7部〈一周して(Full Circle)〉**
 1000の湖のある国(The Land of the Thousand Lakes)***
 美の中を歩かせてくれ(Let Me Walk in Beauty)†
 春の雨の中で踊るエルサ(Elsa’s Dance in the Spring Rain)††
  FAME スタジオ・オーケストラ */††
  ヨアキム・セッテルクヴィスト(ヴァイオリン)**
  アニー・スヴェードルンド(ヴァイオリン)**
  マリア・ベリストレム(ヴィオラ)**
  ユハンネス・ベリオン(チェロ)**
  チェコ国立交響楽団 *** トマス・エンロート・オーケストラ †
  エリカ・ニューゴールド(フルート)††
  シェル・ローラクス(アコーディオン)††

  
フィンランドの作曲家、オストロボスニア生まれのトマス・エンロート Thomas Enroth は、クラシカルからフォークまで幅広い音楽を手がけてきました。北欧の人々たちのつながりを大切にし、スウェーデンのラッセ・ベリハーゲン、オーサ・インデル、ミーケル・ヴィーヘをはじめとする人たちの詩による歌も数多く手がけています。「大地と神と天国とすべて美しいもの」に捧げる瞑想のアルバム『Scandinavian Landscapes(スカンディナヴィアの風景)』。《弦楽四重奏曲第1番》は、7つの部分で構成され、最初の〈海の賛歌(Anthem of the Sea)〉が弦楽オーケストラで、〈雨(Rain)〉以下の6曲が弦楽四重奏で演奏されます。フィンランドのニックネームを曲名にした《1000の湖のある国》。アメリカ先住民ナバホ族の「美と調和の世界を歩けますように」という祈りの言葉につながる《美の中を歩かせてくれ》。フルートとアコーディオンとオーケストラのための《春の雨の中で踊るエルサ》。この3曲はスカンディナヴィアの自然と静けさからインスピレーションを得て書かれました。「神から自然を通じて教わったあらゆる美と善と真実を音楽に映した」(エンロート)。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『アラジン(Aladdin)』
Dacapo 6.200007 3SACD’s hybrid (Multichannel/stereo) classical

 
クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン(1840–1906)
 歌劇《アラジン(Aladdin)》 Op.4(初稿)
  ブルール・マグヌス・トーデネス(テノール、アラジン)
  デニセ・ベク(ソプラノ、ギュリナーラ)
  ヨハン・ロイター(バリトン、ヌレディン)
  ステフェン・ミリング(バス、スルタン)
  ヘニング・フォン・シュルマン(バス、宰相)
  ハネ・フィシャー(メゾソプラノ、モルジアナ)
  ステフェン・ブルーン(バス、ランプのジーニー)
  エリサベト・ヤンソン(メゾソプラノ、指輪のジーニー)
  フレゼリケ・カンプマン(ソプラノ、第一の侍女)
  シセル・アヤ・エーリクセン(メゾソプラノ、第二の侍女)
  クラウディア・キドン(ソプラノ、第一の妖精)
  リケ・レンダー(メゾソプラノ、第二の妖精)
  ヤコプ・スルベア(バスバリトン、使者)
  デンマーク国立コンサート合唱団 デンマーク国立交響楽団
  ミケール・シュンヴァント(指揮)  
 
録音 2019年4月30日 デンマーク放送(DR)コンサートホール(コペンハーゲン)

 
『千夜一夜物語』の「アラジンの物語」は、これまで、何度となくさまざまな方法で語られてきました。デンマークの劇作家エーダム・ウーレンスレーヤー(アダム・エーレンシュレーアー) Adam Oehlenschläger(1779–1850)は、この物語を戯曲に作り、フレゼリク・クーラウやニルス・W・ゲーゼが作曲した劇付随音楽とともに人気を博しました。デンマーク後期ロマンティシズム時代の作曲家クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン Christian Frederik Emil Horneman(1840–1906)の歌劇《アラジン(Aladdin)》は、19世記から20世紀への変わり目のころに書かれた作品です。ウーレンスレーヤーの戯曲に基きベンヤミン・フェザセン Benjamin Feddersen(1823–1902)が台本を執筆。1888年の初演は、準備不足もたたり、大失敗に終わりました。ホーネマン自身の改訂稿による1902年の再演は、18回の公演が完売するなど、大きな成功を収めたものの、1903年以降、王立デンマーク歌劇場での上演は行われず、自身も同じ題材による劇音楽を書いたカール・ニルセンも指揮した〈序曲〉だけ、デンマークのコンサート・レパートリーとして定着しました。ハイセの歌劇《王と代官》(6.200007)を録音したミケール・シュンヴァント Michael Schønwandt とデンマーク国立交響楽団による世界初録音は「初稿」による演奏です。ノルウェーのテノール、ブルール・マグヌス・トーデネス Bror Magnus Tødenes や『コペンハーゲン・リング』の《ラインの黄金》でヴォータンを歌ったデンマークのバリトン、ヨハン・ロイター Johan Reuter をはじめとする、王立デンマーク歌劇場を中心に活躍する歌手を起用。デンマーク放送のコンサートホールでセッション録音されました。
 
価格 5,720円(税込価格)(本体価格 5,200円)
 

『Dichotomy(ダイコトミー)』
Dacapo 6.220716 SACD hybrid (Multichannel/stereo) contemporary/classical

 
カスパー・ローフェルト(1982–)
 Dichotomy(ダイコトミー)(2020)(アンサンブルのための)*
 Entourage II(2013)(ヴァイオリン、ホルンとピアノのための)
 Forward!(2014 rev.20)(コントラバス・クラリネット、ハープ、
  ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)**
 Around(2015)(チェロとピアノのための)
 Stay(2012)
 (フルート、クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための)**
 Sérénade pour Ionesco(イヨネスコへのセレナード)(2009/19)
 (アンサンブルのための)**
 Cantando(2007 rev.2019)(アンサンブルのための)**
  デンマーク・チェンバー・プレーヤーズ
   ステファン・トラン・ゴク(ヴァイオリン)
   クリスチャン・エレゴー(ヴァイオリン)
   ピョートル・ゼラズニ(ヴィオラ)
   トビアス・ラウトロプ(チェロ)
   スヴェン・メルビュー(フルート) 
   ソム・ハウイー(クラリネット)
   グンナル・エクホフ(ファゴット)
   ヤコプ・カイディング(ホルン) 
   メテ・フランク(ハープ) ヤコプ・ヴェスト(ピアノ)
  アネ・マリーエ・グラーナウ(指揮)*
  イアン・ライアン(指揮)**
 
録音 2021年2月2日–3日、8日–10日、9月24日 KUMUS(フールサング・ヘレゴー、デンマーク)
制作、録音、編集、ミクシング 、マスタリング ラグンヘイズル・ヨウンスドウッティル

 
カスパー・ローフェルト Kasper Rofelt(1982–)は、ベント・サーアンセンとペア・ヌアゴーに学び、過去の作品やジャズとタンゴなど、さまざまな素材の集合体を使い、反復を多用しつつ、独自の色と響きのある音楽に作りあげることで知られます。「二分法、両極端、矛盾」の『Dichotomy(ダイコトミー)』をタイトルにしたアルバムでは、彼が、相容れないとさえ思える対照的な素材を結合することに挑んだ室内楽の作品が演奏されます。《Dichotomy(ダイコトミー)》は、デンマーク・チェンバー・プレーヤーズ(Ensemble Storstrøm/Danish Chamber Players)の委嘱で作曲された、遊び心のある抒情的な楽章とリズミカルでエネルギッシュな楽章が対照をみせる2楽章の作品。《Around》は、チェロ協奏曲《Night Phase》(2016-17)のための「短い習作」としてチェロとピアノのために書かれました。ルーマニア出身のフランスの劇作家ウジェーヌ・イヨネスコの作品からインスピレーションを得て作曲された《Sérénade pour Ionesco(イヨネスコへのセレナード)》は、2009年に作曲した「ハープのための3楽章」を拡大した作品です。〈Ouverture(序曲)〉〈Berceuse(子守歌)〉〈Intermezzo(間奏曲)〉〈Conversation avec Louis et Gustav(ルイとギュスターヴとの会話)〉〈Intermezzo(間奏曲)〉〈A Room with No Windows or Doors(窓も扉もない部屋)〉の6つの部分で構成。〈ルイとギュスターヴとの会話〉は、ルートヴィヒ(ルイ)・ファン・ベートーヴェンとグスタフ(ギュスターヴ)・マーラーの出会いを空想して書かれ、ふたりの音楽が引用されています。透明感のある響きと簡潔な表現が、ローフェルトがサーアンセンに学んだことを窺わせます。
 
価格 2,696円(税込価格)(本体価格 2,450円)

『BEINTA(バインタ)』
Dacapo 8.226187 contemporary

 
アナ・カトリン・ウスアスドッティル・エーギルストル(1981–)/アラン・グラウゴー・マセン(1984–)
 交響的歌曲集《BEINTA(バインタ)》(2015–16)
 (声と管弦楽のための)
  A vibrant landscape - Intermezzo #1
  A drop of time, a pinch of salt - Intermezzo #2
  Tempted - Intermezzo #3 - Intermezzo #4
  Moon Óró - Intermezzo #5 Reflection Departure
  アナ・カトリン・ウスアスドッティル・エーギルストル(ヴォーカル)
  オーフス交響楽団 アンドレーアス・デルフス(指揮)
 
録音 2021年11月23日 オーゼンセ・コンサートホール(オーゼンセ)、2019年4月24日–26日 オーフス・コンサートホール(オーフス、デンマーク)
制作、録音、編集、ミクシング、マスタリング プレーベン・イーヴァン

 
17世紀のフェロー諸島で「邪悪なバインタ」として知られるようになったバインタ・ブロベア Beinta Broberg(c.1667–1775)の物語。彼女は、3人の司祭と結婚、うちふたりが死に、ひとりが発狂したことから、「魔女」の烙印を押されてしまいました。フェローのアナ・カトリン・ウスアスドッティル・エーギルストル Anna Katrin Øssursdóttir Edgilstrøð とアラン・グラウゴー・マセン Allan Gravgaaard Madsen は、小説や映画にもなったこの物語を「電気的に変容された」声と「受動的攻撃的」な風景のオーケストラのための歌曲集に作りました。
 
価格 2,696円(税込価格)(本体価格 2,450円)

『En fugl synger et sted(鳥がどこかで歌っている)』
Danacord DACOCD 906 contemporary/classical

 
『En fugl synger et sted(鳥がどこかで歌っている)』
トマス・クラウセン(1949–) 歌曲集
 フルダ・リュトケンの詩(Hulda Lütken)
  Jeg tørster aldrig efter vin(私はワインは望まない)
  Som en døende(死にゆく者のように) Morgen(朝)
  Ingen at elske(愛するひとがいない)
  Til en vissen blomst(枯れてしまった花に)
  Folkevise(民謡) Det var i dag(それは今日だった)
  Ingen må det vide(誰も知らなくていい) Lænken(つなぐもの)
 クラウス・リフベアの詩(Klaus Rifberg)
  Fugle cha-cha-cha(鳥のチャチャチャ) Evigheden(永遠)
 トーヴェ・ディトレウセンの詩(Tove Ditlevsen)
  Den sidste gæst(最後の客) Sommernat(夏の夜)
  Hengivelse(献身) En dag i december(十二月のある日)
  Mod hæld(衰えてゆく) Sind(心のありかた)
  Kærlighedens skygge(愛の影)
 オスカー・ワイルドの詩(Oscar Wilde)
  Requiescat(死者のための祈り) The true knowledge(真の知識)
  Impression de voyage(航海の印象) Wasted days(無為な日々)
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887–1959)
 ブラジル風バッハ第5番(Bachianas Brasileiras)
 - アリア:カンティレーナ(Ária: Cantilena)
  ニーナ・スヴァイストロプ・クラウセン(ソプラノ)
  トマス・クラウセン(ピアノ)
 
録音 2020年10月 デンマーク

 
トマス・クラウセン Thomas Clausen(1949–)は、パレ・ミケルボー、デクスター・ゴードン、ベン・ウェブスターといった多くの国際的ジャズ・アーティストたちとセッションと録音を行い、デンマークの代表するピアニストのひとりとして活動をつづけています。作曲家としての彼は、自身のグループやスカンディナヴィアのビッグバンドのための曲のほか、オーケストラ曲、室内楽曲、ピアノ曲、合唱曲と幅広いジャンルの曲を手がけてきました。ミカラ・ペトリのために作曲した《リコーダーと弦楽のための小協奏曲》が、近年の代表的作品に挙げられています。『どこかで鳥が歌っている』と題したアルバムは、彼の亡くなった妻を追悼して作られ、彼の作曲した親愛の情のこもった22の歌曲をニーナ・スヴァイストロプ・クラウセン Nina Sveistrup Clausen が父のピアノと共演して歌っています。ヴィラ=ロボスの《ブラジル風バッハ第5番》からルツ・V・コレア Ruth V. Corrêa の歌詞で書かれた〈アリア:カンティレーナ〉がアルバムの最後に歌われます。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)

『トマス・イェンセンの遺産(Thomas Jensen Legacy) 第9集』
Danacord DACOCD 919 2CDR’s for price of 1 classical

 
[Disc 1]
エミール・レーセン(1887–1964)
 歌劇《ある母親の物語(Historie om en moder)》 (1941)
 - 間奏曲(Intermezzo)
フィン・フフディング(1899– 1997)
 歌劇《裸の王様(Kejserens nye klæder)》(1926–27)
 - 行列(Procession)
ヘニング・ヴェレユス(1919–2002)
 H・C・アンデルセンの絵本から(Fra H. C. Andersens Billedbog)
 (1954)(管弦楽のための)
クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897–1974)
 バレエ《郵便馬車で来た十二人(Tolv med Posten)》 Op.37(1939)
  - 一月(Januar) 五月(Maj) 八月(August) 十月(Oktober)
フィニ・ヘンリケス(1867–1940)
 バレエ《人魚姫(Den lille havfrue)》(1920)
 - ポロネーズ(Polonaise) メヌエット(Menuet)
  ゆったりしたワルツ(Valse lente)
  生の喜びの踊り(Livsglædens dans)
クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897–1974)
 《…の場合(I anledning af –)》(1934)*
  - 黒い鉢の中で(Bro bro brille)
  パウルとにわとり(Paul sine Høns)
  しっかりもののスズの兵隊(Tingelater)
 交響的幻想曲第2番《まったくほんとう!(Det er ganske vist!)》
 (1944)†
クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897–1974)
 バレエ《乳と蜜の流れる土地(Slaraffenland)》 組曲(1936)*
 2つの乞食学生の歌 (To danske peblingeviser)(1937)*
[Disc 2]
エベ・ハメリク(1898–1951)
 クワジ・パッサカリア・エ・フーガ(Quasi Passacaglia e Fuga)
 (1932)(弦楽オーケストラのための)
 歌劇《マリー・グルッベ(Marie Grubbe)》(1939)組曲
ヘアマン・サンビュー(1881–1965)
 演奏会序曲《ヘルゲランのヴァイキング
 (Hæmændene paa Helgeland)》
 《森の気分(Skovstemninger)》(1938)- 夏(Sommer)
  秋(Efterår)
J・P・E・ハートマン(1805–1900)
 バレエ《スリュムの伝説(Thrymskviden)》 Op.67(1868)
  - 北欧神の勝利の行進(Gudernes Triumfmarch)•
ニルス・W・ゲーゼ(1817–1890)
 歌劇《マリオッタ(Mariotta)》(1849)- 序曲
ヘアマン・サンビュー(1881–1965)
 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲(1958)**
ラウニ・グランデール(1886–1960)(編曲)
 3つのデンマーク民謡
  マースク・スティーの娘の歌 こよなく楽しい夏 ランゲランの民謡
  デンマーク放送交響楽団
  コペンハーゲン・フィルハーモニック管弦楽団 *
  ティヴォリ・コンサートホール管弦楽団 †
  トマス・イェンセン(指揮) 
  レオ・ハンセン(ヴァイオリン)**
  アルベルト・メディチ(チェロ)** 
 
復刻 クラウス・ビューリト

 
トマス・イェンセン Thomas Jensen(1898–1963)の「遺産」シリーズ。オペラやバレエから採った管弦楽のための親しみやすい小品は、交響曲や協奏曲とともに、イェンセンの得意のレパートリーでした。ラジオ放送されたデンマーク放送交響楽団のコンサートの音源を中心にしたこの第9集は、H・C・アンデルセンのメモリアル・コンサートの録音が[Disc 1]に、エベ・ハメリクとヘアマン・サンビューのポートレート・コンサートの録音が[Disc 2]に収録されています。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)
 

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

『トマス・イェンセンの遺産(Thomas Jensen Legacy) 第10集』
Danacord DACOCD 920 2CDR’s for price of 1 classical

 
[Disc 1]
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919–2000)
 ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.70(c.1952)*
 [録音 1957年9月26日 デンマーク放送コンサートホール
  (コペンハーゲン)(放送コンサート)]
フランス・シベア(1904–1955)
 交響曲(1940)
 [録音 1961年5月27日 デンマーク放送コンサートホール
  (コペンハーゲン)(スタジオ放送)]
クヌーズオーウ・リスエーヤ(1897–1974)
 演奏会序曲《春(Primavera)》 Op.31(1934)
 [録音 1960年 スタジオ録音(コペンハーゲン)]
 [Odeon MOAK 10]
 弦楽のための小序曲(1934)
 [録音 1949年1月27日–28日 スタジオ録音(コペンハーゲン)]
 [Tono X 25146/DACOCD 523-524]
[Disc 2]
シークフリト・セーロモン(1885–1962)
 チェロ協奏曲 二短調 Op.34(1922)**
 [録音 1959年6月16日 スタジオ放送(コペンハーゲン)]
 [DACOCD 727]
ライフ・テューボ(1922–2001)
 チェロ協奏曲(1959)**
 [録音 1962年5月40日 デンマーク放送コンサートホール
  (コペンハーゲン)(放送コンサート)]
 [DACOCD 846]
ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919–2000)
 チェロ協奏曲第1番 Op.106(1956)**
 [録音 1957年8月16日 ティヴォリ・コンサートホール
  (コペンハーゲン)(放送コンサート)]
 [DACOCD 727]
  デンマーク放送交響楽団 トマス・イェンセン(指揮)
  チャーレス・センデローヴィツ(ヴァイオリン)*
  エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(チェロ)**
 
復刻 クラウス・ビューリト

 
トマス・イェンセン Thomas Jensen(1898–1963)の「遺産」シリーズの第10作。イェンセンが、友人として支援者として、積極的に取り上げた20世紀中期デンマークの作曲家たちの作品が収録されました。ニルス・ヴィゴ・ベンソン Nile Viggo Bentzon(1919–2000)、フランス・シベア Franz Syberg(1904–1955)、クヌーズオーウ・リスエーヤ Knudåge Riisager(1897–1974)、シークフリト・セーロモン Siegfried Salomon(1885–1962)、ライフ・テューボ Leif Thybo(1922–2001)。それぞれの「主観的モダニズム」と「伝統」との対話を行いながら創作活動をつづけた5人の作品にイェンセンは他の人たち以上の熱意と信念をもって取り組み、デンマーク音楽の発展に寄与しました。
 
《交響曲》を作曲したフランス・シベアは、フューンのケアテミネに生まれ、ライプツィヒのジークフリート・カルク=エーレルトに作曲と音楽理論、コペンハーゲンのペーター・トムセンにオルガンを学びました。1932年にケアテミネのオルガニストに任命され、1955年に没するまで故郷の音楽文化に貢献しました。この《交響曲》は、《木管五重奏曲》ともに彼の作曲活動の最後の作品のひとつです。王立デンマーク管弦楽団の作曲コンペティションのために書かれ、ホルムボーの作品に次ぐ第2位に選ばれました。ヒンデミットやカール・ニルセンの影響も指摘されているこの交響曲は、1940年1月19日の初演後も、何度となく演奏され、このアルバムの作曲家のひとり、ベンソンが、ニルセンの交響曲よりも優れた作品とまで言って評価した、という話が伝わっています。
 
ベンソンの《ヴァイオリン協奏曲第1番》のソロを弾くチャーレス・センデローヴィツ Charles Senderovitz(1916–1996)は、マルセル・ダリューやヴォルフガング・シュナイダーハンたちに学び、この録音の当時、デンマーク放送交響楽団のコンサートマスターを務めていました。
 
エアリング・ブレンダール・ベンクトソン Erling Blöndal Bengtsson(1932–2013)がソロを弾いた《チェロ協奏曲》は、シークフリト・セーロモン Siegfried Salomon とニルス・ヴィゴ・ベンソン Nile Viggo Bentzon が『初期デンマーク録音(1955-59)』(DACOCD 727)、ライフ・テューボ Leif Thybo が『デンマーク放送録音 第3集』(DACOCD 846)と、ベンクトソンのトリビュート・アルバムに収録されたものと同じ音源です。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)
 
高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

『FANTASYMPHONY』
Euro Arts 20 65194 Blu-ray film music/game music [未案内旧譜] 

 
『FANTASYMPHONY』
 映画『ハイランダー -悪魔の戦士(Highlander)』
 - カインド・オブ・マジック(A kind of magic - fanfare)
 映画『ハリー・ポッター(Harry Pollter)』- ハリーの不思議な世界
 映画『ハリー・ポッター(Harry Pollter)』- ヘドウィグのテーマ
 映画『パンズ・ラビリンス(Pan’s Labyrinth)』
 - ロング・ロング・タイム・アゴー(Long Long Time Ago)
 映画『ナルニア国物語(The Chronicles of Narnia)』
 - ナルニアの子守歌(The Deep magic of Narnia)
 映画『ナルニア国物語(The Chronicles of Narnia)』
 -  戴冠式(Coronation)
 映画『ウィロー(Willow)』
 - エローラ・ダナンの誕生(Elora Danan’s Birth)
 ゲーム『ワールド・オブ・ウォークラフト(World of Warcraft)』
 - インヴィンサブル/無敵(Invincible)
 テレビドラマ『シャナラ・クロニクルズ(Shannara Chronicles)』
 - アンティル・ウィ・ゴー・ダウン(Until we go down)
 テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』
 - 黄金の手(Hands of Gold)
 テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』
 - キャスタミアの雨(Rains of Castamere)
 テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』
 - ゲーム・オブ・スローンズ組曲
 映画『ホビット(The Hobbit)』
 - ミスティ・マウンテン(Misty Mountain)
 映画『ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)』
 - 指輪の時(Verse of the ring)
 映画『ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)』
 - ホビット庄の社会秩序(Concerning the Hobbits) 
 映画『ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)』
 - 闇夜の短剣(A knife in the dark)
 映画『ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)』
 - May it be
 映画『ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)』
 - 一行の離散(The breaking of the fellowship)
 映画『ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)』
 - すべての終わり(The end of all things)
 映画『ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)』- 組曲
 映画『ハイランダー -悪魔の戦士(Highlander)』
 - リヴ・フォーエヴァー(Who Wants to Live Forever)
  デンマーク国立交響楽団・合唱団・児童合唱団
  クリスティアン・シューマン(指揮)
  ホン・スジン(コンサートマスター) キム・ジヘ(ソプラノ)
  トゥーヴァ・セミングセン(メゾソプラノ)
  ヨハン・カールストレム(バス)
  デイヴィッド・ベイトソン(ナレーション)
 
収録 2018年 DR(デンマーク放送)コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ)
 
[Blu-ray: 16:9 Full HD PCM stereo/DTS-HD MA5.1 99min Region All]

 
デンマーク国立交響楽団の「ガラコンサート」。2017年の『GALAXYMPHONY』(20 65211/20 65214)につづき、ファンタジー映画やドラマの音楽を演奏した『FANTASYMPHONY』をライヴ収録した Blu-ray アルバムがリリースされます。コンサートの最初は、首を切り落とされないかぎり死なない一族の宝をめぐる戦いを描いた、クリストファー・ランバートとショーン・コネリーが出演した映画『ハイランダー -悪魔の戦士』のエンディング曲に使われた「クイーン」の《カインド・オブ・マジック》。『ハリー・ポッター』『ナルニア国物語』、ジェームズ・ホーナーが曲を書いた『ウィロー』、ハワード・ショア作曲の『ロード・オブ・ザ・リング』。テレビ・ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は、2011年から2019年まで8シーズン、アメリカで放映され、「王座」をめざす者たちの「殺され方」も話題になったシリーズです。コンサートの最後、『ハイランダー -悪魔の戦士』の愛する人との別れのシーンに使われた《リヴ・フォーエヴァー》が「アンコール」として演奏されました。オリジナル・スコアに基づいたコンサート・オーケストレーションを使ったスペクタキュラーな音楽、80人編成の合唱団、デイヴィッド・ベイトソンのナレーション、大がかりな演出と照明。『GALAXYMPHONY』と同じく、視覚的にも音響的にも楽しめるコンサートです。
 
価格 4,950円(税込価格)(本体価格 4,500円)
 
『FANTASYMPHONY』は、Blu-ray のみのリリース。CD は制作されませんでした。

『魔弾の射手』
Harmonia Mundi HMM 902700 2CD’s classical

 
カール・マリア・フォン・ヴェーバー(1786–1826)
 歌劇《魔弾の射手(Der Freischütz)》 Op.77(1817–21)
  クリスティアン・イムラー(バス、隠者)
  ポリーナ・パスティルチャーク(ソプラノ、アガーテ)
  カテリーナ・カスパー(ソプラノ、エンヒェン)
  マクシミリアン・シュミット(テノール、マックス)
  ヤニク・ディーブス(バリトン、オットカール侯爵、キリアン)
  マティアス・ヴィンクラー(バス、クーノー)
  マックス・ウルラッハー(語り役、ザミエル)
  ディミトリ・イヴァシュチェンコ(バス、カスパール)
  フライブルク・バロック管弦楽団
  ペトラ・ミュレヤンス(リーダー)
  コリーナ・ゴロモス(ヴィオラ・ソロ)
  シュテファン・ミューライゼン(チェロ・ソロ)
  チャーリー・フィッシャー(ティンパニ)
  クリスティアン・ディールシュタイン(打楽器)
  ミコライ・リトフスキ(即興、効果音)
  チューリヒ・ジングアカデミー
  フローリアン・ヘルガート(合唱指揮)
  セバスティアン・ブロイニンガー(合唱指揮)
  ルネ・ヤーコプス(指揮)
 
対話部分再構築 ルネ・ヤーコプス、マルティン・ザウアー
録音 2021年6月 コンツェルトハウス、アンサンブルハウス(フライブルク、ドイツ)
制作 マルティン・ザウアー
録音 ルネ・メラー、ユリアン・シュヴェンクナー

 
ヴェーバーの《魔弾の射手》は1817年に作曲が始められ、1821年6月18日、ベルリン王立歌劇場で初演されました。初演から200年の記念としてルネ・ヤーコプスとフライブルク・バロック管弦楽団による公演が企画され、このコンサートに起用された歌手を中心にしたメンバーによるセッション録音が合わせて行われました。「若い狩人マックスは、森林保護官クーノーの娘アガーテと結ばれるため、ライヴァルのカスパーにそそのかされて、悪魔ザミエルと取引をする」。ヴェーバーは、ヨハン・フリードリヒ・キントの書いた台本に基づき、序曲と3幕の「ジングシュピール」に作りました。ルネ・ヤーコプスは、この録音で、台本にありながらヴェーバーが妻だった歌手のカロリーネ・プラントの助言を入れてカットしたという、序曲につづく「隠者の家の場面」の復活を試み、終幕の隠者の登場する場面の音楽やその他の旋律を転用して完成させました。ハンガリー人とロシア人を両親とするブダペスト生まれのソプラノ歌手ポリーナ・パスティルチャーク Polina Pasztircsá がアガーテ、ウクライナ出身のソプラノ、カテリーナ・カスパー Kateryna Kasper がエンヒェン、モーツァルトのオペラのリリック・テノール役やバッハの《マタイ受難曲》のエヴァンゲリストを得意とするドイツのマクシミリアン・シュミット Maximilian Schmidt がマックス、ハンブルク生まれのバリトン、ヤニク・ディーブス Jannick Debus がオットカール侯爵とキリアンの2役を歌っています。
 
[追記]
このセットには、『René Jacobs: A Life at the Opera』と題した小冊子が添付されています。モンテヴェルディの《オルフェオ》(HML 5901563)からベートーヴェンの《レオノーレ》(HMM 932414)まで、ヤーコプスが40年以上の間に録音してきたオペラを「17世紀イタリア・オペラの誕生」「18世紀イタリアの覇権」「モーツァルトの初期オペラ」「ダ・ポンテ・オペラ三部作」「モーツァルトとオペラ・セリア」「ドイツのオペラ」のセクションに分け、概略と合わせて紹介したディスコグラフィです。このディスコグラフィは「オペラの歴史」の流れそのものとみなされ、ヤーコプスの指揮で《魔弾の射手》を聴くと、ヴェーバーのこの作品が、19世紀に突然、「ドイツ民族」のために作られたオペラというより、オペラ史の線上に生まれた、キリスト教信仰の時代を背景にした「ローカル・オペラ」としての姿を見せます。瑞々しいロマンティシズム。Teldex Studio のマルティン・ザウアー Martin Sauer による制作は、第2幕の「狼谷の場」をはじめとする随所に効果音を趣味良く配し、聴き手が「空想の舞台」を作る手助けをします。
 
価格 4,950円(税込価格)(本体価格 4,500円)

『ペーテリス・ヴァスクス ピアノ作品集』
Ondine ODE 1361-2 contemporary/classical

 
ペーテリス・ヴァスクス(1946–)
 カッコウの声、春のエレジー(Cuckoo’s Voice. Spring Elegy)(2021)
 ピアノのためのサイクル(Cikls klavierēm)(1976)
 四季
  白い情景(Baltā ainava)(1980)
  春の音楽(Pavasara mūzika)(1995)
  緑の情景(Zaļā ainava)(2008)
  秋の音楽(Rudens mūzika)(1981)
  レイニス・ザリンシュ(ピアノ)
 
録音 2021年3月7日–9日、9月28日–29日 The Embassy of Latgale GORS(レーゼクネ、ラトビア)

 
ラトビアの作曲家ペーテリス・ヴァスクス Pēteris Vasks のピアノ作品。もっとも新しい《カッコウの声、春のエレジー》は、COVID-19 のパンデミック下、ラトビアのピアニスト、レイニス・ザリンシュ Reinis Zariņš(1985–)のために書かれた作品です。ヴァスクス自身が COVID-19 に感染、その苦しみと治癒への祈りがこめられた音楽と言われます。《ピアノのためのサイクル》は、ヴァスクスが20世紀のさまざまな作曲技法による表現を試みていたころ、1976年に作曲した、彼の最初のピアノ作品です。〈プロローグ〉〈夜想曲〉〈ドラマ〉〈エピローグ〉の4曲の「サイクル」。彼の友人のターリヴァルディス・デクスニスが、1977年6月10日、ラトビア音楽アカデミーで初演しました。この2曲は初録音の作品です。『四季』として括られる4つの小品は、1980年から2008年の作品です。4曲のうち『クワジ・ウナ・ソナタ』の副題がつけられた《春の音楽》は、1996年3月25日、ベンクト・フォシュベリがストックホルムで初演しました。レーゼクネのラトガレ地区に2013年にオープンしたコンサートホール「The Embassy of Latgale GORS」でのセッション録音です。
 
価格 2,640円(税込価格)(本体価格 2,400円)

『シベリウス+ニコラス・コロン』
Ondine ODE 1404-2 classical

 
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 交響曲第7番 ハ長調 Op.105(1924)
 劇付随音楽《国王クリスチャン二世(Kung Kristian II)》組曲 Op.27(1898)
  夜想曲(Nocturne) エレジー(Elegie) ミュゼット(Musette)
  セレナード(Serenade) バラード(Ballade)
 劇付随音楽《ペレアスとメリザンド(Pelléas et Mélisande)》 組曲 Op.46(1905)
  城の門で(Vid slottsporten) メリザンド(Mélisande)
  浜辺で(På stranden vid havet) 外苑の泉(En källa i parkena)
  三人の盲目の姉妹(De trenne blinda systrar) 
  田園詩(Pastorale) 糸を紡ぐメリザンド(Mélisande vid sländan)
  間奏曲(Mellanaktsmusik) メリザンドの死(Mélisandes död)
  フィンランド放送交響楽団 ニコラス・コロン(指揮)
 
録音 2021年10月(ペレアス)、2012年12月 ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド)
録音・編集・マスタリング エンノ・マエメツ

 
2021年9月8日、フィンランド放送交響楽団にとって初めての外国人首席指揮者、イギリスのニコラス・コロン Nicholas Collon(1983–)を迎える記念のコンサートが行われました。トマス・アデスの《Dawn(夜明け)》、モーツァルトの《ジュピター交響曲》、リリ・ブーランジェの《D’un matin de printemps(春の朝の)》、ロッタ・ヴェンナコスキの《Flounce》、ストラヴィンスキーの《ペトルーシュカ》という、ちょっとユニークなプログラムです。ニコラス・コロンはロンドン生まれ。ヴィオラ、ピアノ、オルガンを学び、イギリス・ナショナル・ユース管弦楽団にヴィオラ奏者として参加しました。イートン・カレッジとケンブリッジのクレア・カレッジで学び、サー・コリン・デイヴィスに指揮法を教わりました。ユース管弦楽団の同僚、同年生まれのロビン・ティチアーティたちと一緒にオーロラ管弦楽団を2004年に創設し、注目されました。ドイツ、フランス、スペイン、北欧のオペラハウスとオーケストラに客演、ハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席指揮者とケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席客演指揮者を務め、2017年3月、初めてフィンランド放送交響楽団を指揮しました。2019年5月2日、二度目の客演に先立ち、次期首席指揮者に就任することが決まりました。
 
フィンランド放送交響楽団がコロンの指揮で録音する初めてのアルバム。2021年12月6日のフィンランド独立記念日ガラ・コンサートの演目の《交響曲第7番》と劇付随音楽《国王クリスチャン二世》の組曲。ヘルシンキのスウェーデン劇場で上演されたメーテルランクの『ペレアスとメリザンド』のための音楽による組曲。シベリウス作品によるプログラムです。
 
価格 2,640円(税込価格)(本体価格 2,400円)
 
 

『Violin Unlimited』
Orfeo C 210051 classical

 
エルヴィン・シュルホフ(1894–1942)
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ WV 83(1927)
パウル・ヒンデミット(1895–1963)
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.31 no.2(1924)
フィリップ・ヤルナッハ(1892–1982)
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.13(1922)
エドゥアルト・エルトマン(1896–1958)
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.12(1920–21)
  バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
 
録音 2020年11月4日7日 イエス・キリスト教会(ダーレム、ベルリン、ドイツ)

 
ラトビアのヴァイオリニスト、バイバ・スクリデ Baiba Skride の新作アルバム。20世紀の作曲家4人がヴァイオリン・ソロのために作曲した「ソナタ」を演奏しています。シュルホフの《ソナタ》は、チェコの民俗音楽とジャズの要素を取り入れた、演奏者に高度の技巧の求められる作品。ヒンデミットの《ソナタ》は、1924年4月7日にハノーファーとフランクフルトの間の列車の中で作曲され、モーツァルトの《春への憧れ》による「5つの変奏」が最後の楽章に置かれています。スペイン生まれのフィリップ・ヤルナッハ Philipp Jarnach(1892–1982)は、ヒンデミットのヴァイオリン・ソナタの後継者のひとりと言われます。ブゾーニが磨きをかけたネオ・クラシシズムの影響を受けたとされる独自のスタイルによる「無伴奏ヴァイオリンのソナタ」をいくつも作曲しました。Op.13 の《ソナタ》は、マックス・レーガーからインスピレーションを得て書かれた、精巧で技巧的な作品です。
 
エドゥアルト・エルトマン Eduard Erdmann(1896–1958)は、リヴォニアのヴェンデン、現在のラトビアのツェーシス生まれ。リガでピアノと和声法と対位法を学んだ後、1914年にベルリンに移住。コンラート・アンゾルゲにピアノ、ハインツ・ティーセンに作曲を学びました。1937年、国家主義には共鳴しなかったものの、音楽活動のためにナチ党に入党。このことが第二次世界大戦後の活動に影響を与えたと言われます。《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ》は、古典的ソナタの枠組みの中で初期モダニズムの技法を展開したとされる作品です。戦前から戦中にかけて彼がたびたび共演したオーストラリアのヴァオリニスト、アルマ・ムードルが1921年にベルリンで初演。彼女に献呈されました。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)

『NEO』
Rubicon Classics RCD 1059 classical

 
アレクサンドル・スクリャービン(1872–1915)
 幻想曲 ロ短調 Op.28(1900)
セルゲイ・プロコフィエフ(1891–1953)
 ピアノソナタ第2番 ニ短調 Op.14(1912)
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906–1975)
 ピアノソナタ第2番 ロ短調 Op.61(1943)
ソフィヤ・グバイドゥーリナ(1931–)
 シャコンヌ(1962)
  オーダ・ヴォルテシュヴィーク(ピアノ)
 
制作 イアン・ワトソン
録音 フィリップ・サイニー

 
ノルウェーのピアニスト、オーダ・ヴォルテシュヴィーク Oda Voltersvik は、オスロのノルウェー・オペラハウスでのリサイタル、ベルゲンのグリーグ博物館で毎年開催されるランチタイム・コンサート、ベルゲン室内楽協会の定期演奏会といった活動を行い、2005年から2008年にかけてベルゲン大学グリーグ・アカデミーの「ヤング・ミュージシャン・タレント・プログラム」で、2009年から2016年までベルゲンのイジー・フリンカ・グランド・ピアノアカデミーで学びました。『NEO』は、彼女のアルバム第2作。スクリャービン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、グバイドゥーリナ。「ロマンティシズムの過剰をかなぐり捨て、新たな明晰さと情緒の安定を求めた」作曲家たちの作品を弾いています。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『シンフォニエッタ・リガ』
Skani SKANI 130 contemporary/classical

 
アンドリス・ジェニーティス(1978–)
 室内オーケストラのための序曲《ユーフォリア(Euphoria)》(2017)
プラトンス・ブラヴィツキス(1989–)
 サクソフォーンと室内オーケストラのための協奏曲
 《プラスティックの温度(Plastmasas temperatūra)》(2019)*
リンダ・レイマネ(1989–)
 レイ=ボウ(Ray-Bows)(2019)
ルタ・パイデレ(1977–)
 テンペラ(Tempera)(2012)
  シンフォニエッタ・リガ ノルムンツ・シュネー(指揮)
  アイガルス・ラウマニス(サクソフォーン)*
 
録音 2021年7月 リガ録音スタジオ(リガ、ラトビア)
制作 ノルムンツ・スラヴァ
編集、ミクシング 、マスタリング ノルムンツ・スラヴァ、ノルムンツ・シュネー

 
国立の室内管弦楽団「シンフォニエッタ・リガ Sinfonietta Rīga」は、2006年に創設。ノルムンツ・シュネー Normunds Šnē が芸術監督を務め、ラトビアの音楽生活の一環を担っています。「わたしたちの生きている今、ラトビア音楽は、もっとも輝かしい創造の時にある」(シュネー)。シンフォニエッタ・リガと現代ラトビアの4人の作曲家によるコラボレーション。スタイル、作曲技法、音楽思考の異なる4人が、インスピレーションから得たものをそれぞれの個性と結びつけ、多様な響きと気分とニュアンスをもった音楽を創り出しています。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『ペーテリス・バリソンス』
Skani SKANI 132 classical

 
ペーテリス・バリソンス(1904–1947)
 3つの前奏曲(Trīs preludijas)(1935)
 交響曲第2番《ロマンティック(Romansiskā)》(1939)
  リエパーヤ交響楽団 ギンタラス・リンケヴィチュス(指揮)
 
録音 2021年 グレート・アンバー・コンサートホール(リエパーヤ、ラトビア)

 
1930年代はラトビア音楽の発展にとって重要な意味をもつ時代だったと言われます。すべての世代の作曲家の作品、音楽教育、演奏活動、定期刊行物、5年毎に開催される「ラトビア・ソングフェスティヴァル」と、この時代のラトビアの音楽には大きな飛躍の跡が見られました。ペーテリス・バリソンス  Pēteris Barisons(1904–1947)は、そうした時代に足跡を残した作曲家のひとりです。エルネスツ・ヴィーグネルスとヤーニス・メディンシュに作曲、ヤーゼプス・ヴィートリスに指揮を学び、1945年にラトビア音楽院の教授に就任するものの、2年後、交響曲第3番を完成させないまま没しました。後期ロマンティシズムのスタイルの作品を手がけ、ソングフェスティヴァルのための合唱作品がもっともよく知られています。「アレグロ・モルト」「アンダンティーノ」「アンダンテ・フェローチェ」の《3つの前奏曲》。交響曲第2番《ロマンティック》は〈愛のめざめ(Mīlas atmoda)〉〈歓喜(Jūsma)〉〈エロティカ(Erotika)〉〈愛の死(Mīlas nāve)〉の4楽章の作品。ギンタラス・リンケヴィチュス Gintaras Rinkevičius(1960–)とリエパーヤ交響楽団によるセッション録音です。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『ラトビア交響曲』
Skani SKANI 133 classical

 
カールリス・ラーツィス(1977–)
 ピアノ協奏曲第1番(2013)*
 ラトビア交響曲(Latvju simfonija)(2019)**
  リエパーヤ交響楽団 アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)
  アグネセ・エグリニャ(ピアノ)*
  アルトゥールス・ノヴィクス(アコーディオン)**
 
録音 2021年8月 グレート・アンバー・コンサートホール(リエパーヤ、ラトビア)
制作、録音 ノルムンツ・スラヴァ

 
カールリス・ラーツィス Kārlis Lācis(1977–)は、オーケストラや器楽の音楽と同時に、ミュージカルをはじめとする劇場や映画の音楽、ジャズ、ポップミュージックと、幅広いジャンルを手がけ、現代ラトビアでもっとも名を知られた作曲家のひとりと言われます。《ピアノ協奏曲第1番》は、〈アレグロ〉〈岐路(Krustceles)〉〈絶望(Izmisums)〉、ラトビア民謡の子守歌を使った〈子守歌(Šūpļa dziesma)〉の4楽章。《ラトビア交響曲》は、ラーツィスがタイ旅行から帰国してすぐ、タイの印象にラトビアとラトビアの自然を反映させて作曲したという作品です。〈暗い夜(Tumša nakte)〉〈湖(Ezers)〉〈ラトビア・スケルツォ(Latvju skerc)〉ラトビア民謡による〈急げ、いとしい太陽よ(Tec, saulīte, tecēdama)〉の4楽章で構成され、ラーツィスの気に入りの楽器「フランスのミュゼット」アコーディオンも加えた、色彩豊かなオーケストレーションが特徴的な音楽です。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『ヴァスタルズ・シムクス』
Skani SKANI 134 classical

 
ヴェスタルズ・シムクス(1984–)
 ピアノ協奏曲第1番《扱いにくい人に捧げる
 (Veltits neērtajam cilvēkam)》(ピアノと弦楽オーケストラのための)
 夢の情景(Sapņus ainas)(ピアノのための9つのエチュード)
  水門 蛇 Silverdark Trees 浮かぶ星 津波
  忘れてしまった夢-ヨハン・ゼバスティアン・バッハに捧ぐ
  平行する夢の時間 現実 弾丸
 運命の門(Likteņa vārti)(ピアノと交響楽団のための)
  ヴェスタルズ・シムクス(ピアノ)
  リエパーヤ交響楽団 アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)

 
ヴェスタルズ・シムクス Vestards Šimkus(1984–)は、ラトビアの独立後に活動を始めた演奏家のひとりです。彼らの世代は、ソ連の時代にはむずかしかった海外留学、演奏活動、欧米の著名なレコードレーベルとの契約といったことが自由に行え、キャリアの最初から将来を明るく展望することができるようになりました。シムクスは、リガの音楽学校や南カリフォルニア大学などでピアニストとしての教育を受け、ペーテリス・ヴァスクスの下で作曲法を学びました。彼の作曲家としての活動は、学生のころに手がけた、パラフレーズ、変奏曲、幻想曲といった技巧的なソロ・ピアノの作品に始まり、近年は、管弦楽をともなう規模の大きな作品も手がけるようになっています。自身をロマンティックな思考と感覚のアーティストとみなし、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト、ラフマニノフのようにピアノと作曲を両立させながら活動した音楽家たちの「ヴィルトゥオージティと内面の精神性」を併せもった音楽を追求していると言います。オーケストラ共演のピアノ協奏曲第1番《扱いにくい人に捧げる》と《運命の門》、ソロ・ピアノのための《夢の情景》。すべて初録音の作品です。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『Invitation』
Losen Records LOS 270-2 jazz 

 
『Invitation』
 Blue in Green(Meredith D’Ambosio/Miles Davis/Bill Evans)*
 I’ll Be Seeing You(Irvin Kahal/Sammy Fain)**
 Invitation(Paul Francis Webster/Bronislau Kaper)***
 Broadway Blues(Ornette Coleman)
 Love for Sale(Cole Porter)†
 Crystal Silence(Chick Corea)††
 You Must Believe in Spring(Michel Legrand)
  トールン・エーリクセン(ヴォーカル)**
  ヒルデ・ヘフテ(ヴォーカル)*
  カーリ・イーヴェラン(ヴォーカル)†
  ヒルデ・ノルバッケン(ヴォーカル)***
  ロルフ・クリステンセン
  (エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター)
  アレン・ハインズ(エレクトリック・ギター)††
  トリユス・ヴィエルリ(ピアノ、ギタレット)***
  ベルント・モーエン(ピアノ、エレクトリック・ピアノ)
  ヨハンネス・ヘトラン(キーボード)
  シェティル・ダラン(エレクトリック・ベース)**
  ヤン・マティーアソン(エレクトリック・ベース)
  ペール・エリーアス・ドラブロス(エレクトリック・ベース)
  ホーヴァル・ヘンリクセン(ベース)
  ヤンゴ・ニルセン(ドラム)
  アンドレーアス・スコルペ・ショーエン(ドラム)
  ビョルン・ロンネスコウ(クラリネット)
  ウェングラン・ウー(フルート)
  トリグヴェ・リペストル(サクソフォーン)
  アンデシュ・シェルダール(トランペット)
  ライドゥン・オッテシェン(トロンボーン)    
 
録音 アグデル大学(UiA)スタジオ、サンデン・スタジオ、キルデン・スタジオ(クリスチャンサン、ノルウェー)
制作 ロルフ・クリステンセン
録音 ローアル・ロスベルグ、ロルフ・クリステンセン、エーリク・ペッテシェン、シーメン・スタイナション・ヘフテ

 
「Secret Gargen(シークレット・ガーデン)」のメンバー、ギタリストで作曲家のロルフ・クリステンセン Rolf Kristensen の『Timelines』(LOS 200-2)につづく Losen Records の第2作。彼の曲だけを演奏して好評だった前作に対し、新しいプロジェクトでは『Great American Songbook』の「美しくオリジナリティのある」音楽に挑みました。マイルズ・デイヴィスとビル・エヴァンズの作曲したバラード《Blue in Green》からミシェル・ルグランの『ロシュフォールの恋人たち』の《You Must Believe in Spring》まで、クリステンセンがすべてのナンバーでギターを弾き、ノルウェーの女性ヴォーカリストたち、トールン・エーリクセン Torun Eriksen、ヒルデ・ヘフテ Hilde Hefte、カーリ・イーヴェラン Kari Iveland、ヒルデ・ノルバッケン Hilde Norbakken の4人が一曲ずつ歌を担当。ナタリー・コールたちのライヴと録音をサポートしたアメリカのギタリスト、アレン・ハインズ Allen Hinds が、録音の行われていたころ、コンサートとマスタークラスのためクリスチャンサンを訪れていて、チック・コリアの《クリスタル・サイレンス》のセッションに参加しました。ツアーやアグデル大学で教える合間に見つけた時間に少しずつ、大学のスタジオで録音されたアルバムです。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『Portrait of Bohuslän Big Band』
Prophone PCD 259 jazz

 
『Portrait of Bohuslän Big Band』
ヤン・レーヴァンデル(作曲・編曲)
 Gathering & 1st movement “Draft in 6/4”
 2nd movement “Behind the canvas”
 3rd movement “ In brushing the path”
 4th movement “Anamorph”
 5th movement “Serial landscapes”
 6th movement “dual mode fantasie”
 7th movement “Willem Breaker in memoriam”
 8th movement “Formal elements”
 9th movement “Graffiti”
  ブーヒュースレーン・ビッグバンド
   ヨアキム・ルーランドソン(アルトサックス・ソロ)
   カーリン・ハンマル(トロンボーン・ソロ)
   ウーヴェ・インゲマション(テナーサックス・ソロ)
   トミー・コッテル(ピアノ・ソロ)
   ヨーラン・クルーン(ドラム・ソロ)
   サミュエル・オールソン(トランペット・ソロ)
   ユーハン・ボリストレム(ソプラノサックス・ソロ)
   ニクラス・リュード(バストロンボーン・ソロ)
   森泰人(ベース・ソロ)
   クリステル・オーロフソン(トロンボーン・ソロ)
   ヤン・エリーアソン(トランペット・ソロ)
   アルベルト・ピントン(クラリネット・ソロ、
    バリトンサックス・ソロ)
   ミーケル・カールソン(テナーサックス・ソロ)
   ダニエル・ヴェスビュー(フリューゲルホルン・ソロ)
 
録音 (後報)

 
スウェーデンの作曲家でマルチプレーヤーのヤン・レーヴァンデル Jan Levander は、17歳の時にジャズの魅力にとらわれ、ジャズに焦点をあてることが彼の音楽活動の中心になりました。演劇、オペラ、オーケストラ、ビッグバンドと、多角的に作曲。「クロスオーバー」を看板にかかげ、即興音楽、室内楽、スウェーデン民俗音楽と、ジャンルを行き来する創作を行っています。レーヴァンデルと「ブーヒュースレーン・ビッグバンド(ボーフスレン・ビッグバンド) Bohuslän Big Band」のコラボレーションは、2000年代ずっと続き、木管セクションでのサックス・プレーヤーとして演奏するとともに、編曲、作曲、プロジェクトの演出を手がけてきました。バンドの「ポートレート」。彼が個性やユニークな表現やテクニックを熟知したメンバーとバンドの姿が「4分の6拍子下書き」「カンバスの後方に」から「落書き」まで9つの楽章に描かれています。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『Fragments of Spring(春のかけら)』
Prophone PCD 293 jazz

 
『Fragments of Spring(春のかけら)』
 Introduction(Linnea Jonsson) Morning Light(Linnea Jonsson)
 Wheels(Linnea Jonsson)* Hymn of the Forest(Linnea Jonsson)
 Fragment(Linnea Jonsson) Fragments of Spring(Linnea Jonsson)
 Landscapes(Linnea Jonsson) Ylime(Linnea Jonsson)
  リンネア・ヨンソン(トランペット)
  ブリタ・ヴィルヴェス(ピアノ)
  ビャルニ・マウル・インゴウルソン(ギター)
  イングリッド・シューボリエル(ベース)
  クリスチャン・レムネリウス(ドラム)
  アンナ・グリェータ・シーグルザルドウッティル(ピアノ)*
 
録音 Yardhouse Studio(ストックホルム)、ストックホルム王立音楽大学(スウェーデン)
録音 マンネ・スカーヴェンステット、ニクラス・ベリストレム
ミクシング、マスタリング ヤコプ・シュト・ヴォーム(Finlandstudio)(オーフス、デンマーク)

 
「リンネア・ヨンソン・グループ Linnea Jonsson Group」は、2019年の春、王立ストックホルム音楽大学(KMH)の学生たちが集まってスタートさせたカルテットにギターを加え、5人のアンサンブルとして活動を始めました。ストックホルムのジャズクラブ「ファッシング」、「女性国際ジャズ・フェスティヴァル」のグリューネヴァルド・ホールのコンサート、ユースタード・ジャズ・フェスティヴァルをはじめとするステージに立ち、もっともエキサイティングな若いジャズ・アンサンブルのひとつに挙げられています。『Fragments of Spring(春のかけら)』は、このグループのデビューアルバム。ヨンソンが学生の時に作曲した8曲が演奏されます。
 
暗い秋が過ぎて戻ってくる光を音楽にした《Morning Light(朝のひかり)》。子供のころの無邪気な森の冒険を思い出して作った《Hymn of the Forest(森の賛歌)》。抒情のジャズ・アルバム『Brighter』(PCD 197)をリリースした人気シンガーソングライター、アイスランド生まれのアンナ・グリェータ(アンナ・グレータ) Anna Gréta がゲストとしてピアノを弾いた、メランコリックで気まぐれなメロディの《Wheels(車輪)》。「素敵な春」の訪れを喜びながらも、COVID-19 のパンデミック下にある新しい季節への戸惑いをのぞかせる《Fragments of Spring(春のかけら)》。ピアノのブリタ・ヴィルヴェス Britta Virves、ギターのビャルニ・マウル・インゴウルソン Bjarni Már Ingólfsson、ベースのイングリッド・シューボリエル Ingrid Schyborger、ドラムのクリスチャン・レムネリウス Kristian Remnelius、トランペットのリンネア・ヨンソン。2021年に KMH を卒業した彼らの音楽の旅は始まったばかり。「春と自然」をテーマに彼らの旅の気分と想いを表現していきます。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『Interacting』
Prophone PCD 294 jazz

 
『Interacting』
 Lightsome(Helge Albin) Interacting(Helge Albin)
 Gumdrops(Helge Albin) Dancing Shoes(Helge Albin)
  トルヴァン・ビッグバンド
  ヘルゲ・アルビン(アルトサックス・ソロ、リーダー)
  フレードリク・ダーヴィドソン(トランペット・ソロ)
  ケンネト・ヨンソン(ソプラノサックス・ソロ)
  ヴィンセント・ニルソン(トロンボーン・ソロ)
  インゲ・ペッテション(テナーサックス・ソロ)
  ペッテル・ダールグレーン(トロンボーン・ソロ)
  アルトゥル・トゥズニク(ピアノ・ソロ)
  レッナールト・グルーヴステット(ドラム・ソロ)
 
録音 2021年10月10日 The End Studios(ストングビュー、ルンド 、スウェーデン)
制作 
録音・ミクシング  ペッテル・ダールストレム
マスタリング ウルフ・ブルムベリ 

 
スウェーデンのジャズ・グループ「トルヴァン・ビッグバンド Tolvan Big Band」(TBB)は、1979年、マルメと周辺地域のミュージシャンたちが集まって作られました。18人編成のアンサンブル。アルトサックス奏者で作曲家、1984年から2011年にかけて4つジャズ賞を受けたヘルゲ・アルビン Helge Albin が発足以来リーダーを務め、ディジー・ギレスピー、デーヴ・リーブマン、マイケル・ブレッカーたちとコラボレーションを続けてきました。「国際ジャズタウン」マルメ市のイメージ作りに貢献している TBB のアルバム第14作。バンドの異なるセクションが、アルビンのオーケストレーションによってどういう「相互作用」を見せるか。そのことに焦点を当てるため『Interacting』のタイトルが付けられました。「ビッグバンドがカルテットのように柔軟に演奏するといいのにと、ずっと思ってきた」(ヘルゲ・アルビン)。すべてアルビンの作曲と編曲です。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『Classics』
Stunt Records STUCD 22032 jazz

 
『Classics』
 I Think of You(Scott Hamilton/Sergei Rachmaninov)
 The Lamp Is Low(Scott Hamilton/Maurice Ravel)
 If You Are but a Dream(Scott Hamilton/Anton Rubinstein)
 Theme from Swan Lake(Scott Hamilton/Pyotr Tchaikovsky)
 My Reverie(Scott Hamilton/Claude Debussy)
 Yours Is My Heart Alone(Scott Hamilton/Franz Léhar)
 Moon Love(Scott Hamilton/Pyotr Tchaikovsky)
 Humoresque(Scott Hamilton/Antonin Dvořák)
 Skymning(Scott Hamilton)
  スコット・ハミルトン(テナーサックス)
  ヤン・ルンドグレーン(ピアノ)
  ハンス・バッケンルート(ベース)
  クリスチャン・レト(ドラム)

 
アメリカのテナーサックス・プレーヤー、スコット・ハミルトン Scott Hamilton の Stunt Records 第6作。「クラシカル音楽」の古典的作品を彼がジャズ・カルテットのために再構築した8曲とオリジナルの《Skymning(たそがれ)》によるプログラムです。ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第2番》の主題による《I Think of You》。アントン・ルビシテインの《ロマンス》(Op.44 no.1)の《If You Are but a Dream》。チャイコフスキーの《白鳥の湖》と《交響曲第5番》の第2楽章のメロディによる《Theme from Swan Lake》と《Moon Love》。レハールのオペレッタ《微笑みの国》のアリア〈君はわが心のすべて(Dein ist mein ganzes Herz)〉の《Yours Is My Heart Alone》とドヴォルザークの《ユモレスク(Humoresque)》。《The Lamp Is Low》と《My Reverie》は、それぞれ、ラヴェルの《亡き王女のためのパヴァーヌ》とドビュッシーの《夢想》による作品です。『デンマーク・バラード&モア』(STUCD 18102)で共演したヤン・ルンドグレーン Jan Lundgren、ハンス・バッケンルート Hans Backenroth とクリスチャン・レト Khristian Leth のトリオとのセッション。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)
 

このディスクは、初回、Stunt Records の最新コンピレーション・アルバム(Sumdance SU 9104-2)が Bonus Disc として添付されます。

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