November 2022

『カレヴィ・アホ』
BIS SACD 2466 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) contemporary/classical

 
カレヴィ・アホ(1949–)
 ヴァイオリン協奏曲第2番(2015)
 チェロ協奏曲第2番(2013)
  エリナ・ヴァハラ(ヴァイオリン)
  ヨナタン・ローゼマン(チェロ)
  キュミ・シンフォニエッタ オラリ・エルツ(指揮)
 
[楽器 Cello: David Tecchler, 1707]
  
録音 2019年4月24日–26日(ヴァイオリン協奏曲)、2021年12月2日–4日 クーサンコスキ・ホール(コウヴォラ、フィンランド)

 
フィンランドのカレヴィ・アホ Kalevi Aho は、今も協奏曲の委嘱がつづき、多忙を極めていると言われます。BIS のシリーズの最新アルバムには、2015年の《ヴァイオリン協奏曲第2番》と2013年の《チェロ協奏曲第2番》が収録されています。
 
《ヴァイオリン協奏曲第2番》は、古典的な3楽章の枠組みをとりながら、ヴァイオリンという楽器の「極限」に迫る「サウンド」で書かれた作品です。キュミ・シンフォニエッタが、エリナ・ヴァハラ Elina Vähälä(1975–)のために委嘱。2016年11月30日、ヴァハラのソロ、ユージン・ツィガーン指揮キュミ・シンフォニエッタにより初演されました。
 
《チェロ協奏曲第2番》は、ナーンタリ音楽祭とラハティ交響楽団の共同委嘱による作品です。アタッカで演奏される〈子守歌(Berceuse)〉〈プレスト(Presto)〉〈アダージョ(Adagio)〉〈アレグレット(Allegretto)〉〈エピローグ. アダージェット(Epilogue. Adagietto)〉の5楽章。2014年6月5日、アルト・ノラスとオスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団の共演で初演されました。この録音は、シベリウス・アカデミーでマッティ・ロウシに学んだフィンランド系オランダのチェリスト、ヨナタン・ローゼマン Jonathan Roozeman(1997–)がソリストに起用されています。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『日の目を見た作品集(Works Unveiled)』
BIS SACD 2550 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906–1975)
 交響曲第14番 Op.135《死者の歌》
 (ソプラノ、バス、ピアノと打楽器のための版)*
 ヴァイオリン・ソナタ(1945)(未完)**
 革命の犠牲者追悼の葬送行進曲(1917?)(ピアノのための)
 郷愁(1918?)(ピアノのための)
 森の歌(1919)
 バガテル(1919)
 マーラー《交響曲第10番》第1楽章断片の編曲(c.late 1920s)
 (4手のピアノのための)
  ニコラ・スタヴィ(ピアノ、チェレスタ *)
  エカテリーナ・バカノワ(ソプラノ)*
  アレクサンドロス・スタヴラカキス(バス)*
  フロラン・デジョレ(打楽器)*
  セドリック・ティベルギアン(ピアノ)*
  パク・スーイエ(ヴァイオリン)**
 
録音 2021年12月7日–10日 ブレーメン放送ゼンデザール(ブレーメン、ドイツ)

 
ショスタコーヴィチ自身が「ソプラノ、バス、ピアノと打楽器のため」に編曲した《死者の歌》は、ソプラノとバスのソロと打楽器はそのまま、弦楽オーケストラの部分をピアノ用に書き換えたバージョン。世界初録音。マーラーの「《交響曲第10番》第1楽章断片」は、最初の3分の1を「4手のピアノのため」に編曲した約8分の未完の作品。個人的な研究目的と音楽学者ソレルチンスキーがレニングラードに設立したマーラーの協会の会員のために作ったとされます。1945年に筆を起こしながらも作曲を断念したという未完の《ヴァイオリン・ソナタ》。《革命の犠牲者追悼の葬送行進曲》など、ショスタコーヴィチが正式に作曲を学び始めた少年時代に試作した4つのピアノ曲。ドミニク・メルレに学んだフランスのピアニスト、ニコラ・スタヴィ Nicolas Stavy(1975–)をメインに、2013年のフェニーチェ歌劇場の来日公演で注目されたソプラノのエカテリーナ・バカノワ Ekaterina Baknova(1984–)、ギリシアのバス、アレクサンドロス・スタヴラカキス Alexandros Stavrakakis、韓国のヴァイオリニスト、パク・スーイエ Sueye Park、フランスのピアニスト、セドリック・ティベルギアン Cédric Tiberghien による演奏。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『Mirrored in Time』
BIS SACD 2616 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) contemporary/classical

 
ブライス・デスナー(1976–)
 トロンボーン五重奏曲 - 第1楽章
ジョン・ダウランド(1563–1626)(ニコ・ミューリー(1981–) 編曲)
 私の愛しい人が泣くのを見た(I Saw My Lady Weep)
ニコ・ミューリー(1981–)
 All Perfections Keep(2021)
 (ダウランドの《私の愛しい人が泣くのを見た》による変奏曲)
ベーラ・バルトーク(1881–1945)(ディミタール・ボドゥロフ(1979–) 編曲)
 ブルガリア・リズム その1(《ミクロコスモス第4巻 第113番》)
ディミタール・ボドゥロフ(1979–)
 内なる声(Inner voice)
ベーラ・バルトーク(1881–1945)(ディミタール・ボドゥロフ(1979–) 編曲)
 ブルガリアのリズムによる6つの舞曲 第2番
 (《ミクロコスモス第6巻 第149番》)
ガブリエル・フォーレ(1845–1924)(スティーヴン・フェルヘルスト(1981)編曲)
 漁師の歌(Chanson du pêcheur)
ヤコブ・TV(ヤコブ・テル・フェルトハイス)(1951–)
 シラキュース・ブルース(Syracuse Blues)
エリック・サティ(1866–1925)(ヨルゲン・ファン・ライエン(1975–) 編曲)
 グノシエンヌ第1番(Gnossienne no.1)
フローリアン・マグヌス・マイアー(1973–)
 糸(Fadenschein)
ロベルト・シューマン(1810–1856)(ヘールト・ファン・クーレン(1943–) 編曲)
 幻想小曲集(Fantasiestücke) Op.73 
マルタイン・パティング(1956–)
 シューマンの最後の行列(Schumann’s Last Procession)
キエル・マイエリング(1954–)
 Rock That Trombone(2012)
  ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)
  アルマ四重奏団
   マルク・ダニエル・ファン・ビーメン(第1ヴァイオリン)
   ベンジャミン・ペレド(第2ヴァイオリン)
   イェルン・ヴァウトストラ(ヴィオラ)
   クレマン・ペイニェ(チェロ)
 
録音 2021年10月14日–19日 ジンゲル教会(アムステルダム、オランダ)

 
トロンボーンという楽器は、長い歴史があるにもかかわらず、室内楽のレパートリーはごく限られています。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエン Jörgen van Rijen は、こうした状況を正すため、彼の楽器トロンボーンと室内楽のもっとも完成された形態の弦楽四重奏のコラボレーションを始めました。『Mirrored in Time』と題したこのアルバムは、ブライス・デスナー Bryce Dessner の曲とキエル・マイエリング Chiel Mejering の曲を「フレーム」に、ニコ・ミューリー Nico Muhly、ディミタール・ボドゥロフ Dimitar Bodurov、マルタイン・パティング Martijn Padding たちの新しい作品と彼らが素材に使った作品の編曲の「5組のペア」を「時を隔てた鏡像」に見立てた構成で作られています。2014年にアムステルダムで結成された弦楽四重奏団「アルマ四重奏団 Alma Quartet」の共演。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『宗教改革の賛美歌(Reforming Hymns)』
Dacapo 8.226142 early music

 
「Singing professionals」
Ad te leuaui animan meam
(『Niels Jespersen: Gradval. En Almindelig Sangbog』(Copenhagen 1573)から)
オルランド・ディ・ラッソ(1532–1594)
 Ad te leuaui animan meam a 6
 (《Mottetta, Sex Vocvm》(Munich 1582)から)
O Stierners skaber i Himmelske huss
(『Hans Thomissøn:  Den danske Psalmebog』(Copenhagen 1569)から)
ルートヴィヒ・ゼンフル(c.1486–1542/43)
 Conditor alme siderum a 5
 (after a manuscript in the Royal Danish Library(Copenhagen)(GKS 1872, dated 1541)
「From professionals to congregational singing」
Kyrie missa II(『Graduale Romanum』(Paris 1961))
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(c.1525–1594)
 Kyrie a 4(《Missa “In majoribus Duplicibus”》から)
Kyrie, fons bonitatis(『Niels Jespersen: Graduale』から)
Kyrie/Gud Fader alsom høyeste trøst
(『Niels Jespersen: Graduale』から)
モーウンス・ペーザスン(c.1585–1623)
 Kyrie/Gud Fader alsom høyeste trøst a 5
 (『Pratum Spirituale(魂の牧場)』(Copenhagen 1620)から)
「From secular song to hymn」
アルノルト・シュリック(c.1455–66–dopo 1521)
 Maria zart/von edier art
 (《Tabulaturen Etlicher lobgesang vnd lidlein》(Mainz 1512)から)
O Jesu bold met megit vold
(『Niels Jespersen: Den danske Psalmebog』から)
Ich seüfftz vnd klag/vil langer tag a 4
(『Johann Kugelmann, Concentus novi』(Augusburg 1540)から)
アルノルト・シュリック(c.1455–66–dopo 1521)
 Maria zart/von edier art
 (《Tabulaturen Etlicher lobgesang vnd lidlein》から)
O Christe huor vaar din kundskaff
(『Hans Thomissøn:  Den danske Psalmebog』から)
ルートヴィヒ・ゼンフル(c.1486–1542/43)
 Rosina, wo was dein Gestalt a 4
 (《Johann Ott: Hundert vnd fünftzehen guter newer Liedlein》(Nuremberg 1544)から)
Dig Herre mild/ jeg tacke vil
(『Hans Thomissøn:  Den danske Psalmebog』から)
エラスムス・ローテンブッヒャー(c.1525–1586)
 Von edler art/geporen ward
 (《Bergkreyen》(Nuremberg 1551)から)
「The Reformation’s new core hymns」
Fader vor vdi Himmerig
(『Hans Thomissøn:  Den danske Psalmebog』から)
モーウンス・ペーザスン(c.1585–1623)
 Fader vor vdi Himmerig(『Pratum Spirituale(魂の牧場)』から)
Vater unser im Himmelreich
(Anoymous organ chorale after a manuscript from Gdańsk 1591)
Nu bede wi den hellig Aand
(『Hans Thomissøn:  Den danske Psalmebog』から)
ヨハン・ヴァルター(1684–1748)
 Nu bitten wyr den heyligen geysl
 (《Wittenbergisch Gesangbüchli》(Strasbourg 1537)
マテウス・ル・メストル(c.1505–1577)
 Nv bitten wir den heiligen Geist
 (《Geistlische und weltliche Teusche Geseng》(Wittenberg 1566)から)
モーウンス・ペーザスン(c.1585–1623)
 Nv bade vi den Heiligaand(『Pratum Spirituale(魂の牧場)』から)
Christ laa i Dødens baande
(『Hans Thomissøn:  Den danske Psalmebog』から)
ヨハン・ヴァルター(1684–1748)
 Christ lag ynn todes banden a 4
 (《Geystliche Gesang》(Wittenberg 1524)から)
 Christ lag ynn todes banden a 5(《Geystliche Gesang》から)
ルプス・ヘリンク(1493/94–1541)
 Christ lag inn todes banden
 (based on a vocal setting in『Newe deudsche geistliche Gesange für die gemeinen Schulen』
 (Wittenberg 1544))
「To each his own」
Christe du est den klare dag
(『Hans Thomissøn:  Den danske Psalmebog』から
ニコラウス・ゴットチョヴィウス(c.1575–dopo 1624)
 Christ der du bist her helle tag
(《Centuriæ sacrarvm cantiovm》(Rostock 1608)
  ムシカ・フィクタ ボー・ホルテン(指揮)
  フレゼリク・ボク(リュート)
  セーアン・クリスチャン・ヴェスタゴー(オルガン)
 
録音 2022年1月6日–8日 Koncertkirken(コペンハーゲン)、2022年2月19日 Trinitatis Kirke(三位一体教会)(コペンハーゲン)
制作・録音エンジニア・ミクシング・マスタリング プレーベン・イーヴァン

 
宗教改革の時代、賛美歌は人々の世界観を変えるために使われました。デンマークでは、中世から伝わる作品や他言語の作品を借用した多くの賛美歌が歌われていました。ボー・ホルテン Bo Holten とムシカ・フィクタの新しいアルバムは、デンマーク宗教改革の賛美歌の歴史的展開とレパートリーと国際的影響を探る、音楽学者ビャーケ・モー Bjarke Moe を中心とする研究プロジェクトの成果を示すものとして制作されました。新しいプロテスタント教会で歌われたグレゴリオ聖歌からインスピレーションを得た作品から、現在の姿に近い、世俗のメロディと会衆によって歌われる17世紀の賛美歌によるルター賛美歌まで、さまざまな曲が集められています。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『パルムグレン ソロ・ピアノ作品全集 第6集』
Grand Piano GP 909 classical

 
セリム・パルムグレン(1878–1951)
 祝祭前奏曲(Juhlaprelude) Op.93B(1934 or before)
 葬送前奏曲(Prélude fun) SP225(1921 or before)
 小伝説曲(Pieni legenda) SP217(1925 or before)
 6つのピアノの小品《青春(Ungdom)》 Op.28(1908)
  前奏曲(Praeludium) 影の島(Skuggornas ö) 伝説(Saga)
  母が歌う(Mor sjunger) 白鳥(Svanen)
  リングダンス(Ringdans)
 3つのピアノの小品(3 Pianostycken) Op.54(1916 or before)
  雨だれ(Regndroppar) かわいいワルツ(Valse mignonne)
  月の光(Månsken)
 前奏曲(Preludi) SP226(1940 or before)
 練習曲 ハ長調(Harjoitelma) SP76(1940 or before)
 アリエッタ(Arietta) SP10(1940 or before)
 練習曲 変ロ長調(Harjoitelma) SP75(1940 or before)
 日の光(Aurinkoa) SP12(1937 or before)
 スケルツォ(Scherzo) SP247(1898 or before)
 ハンガリー舞曲(Ungarischer Tanz) SP318(1901)
 2つの練習曲(c.1900)
 ピアノ・スケッチ(Klavierskizzen) Op.35(1913)
  ユーモラスな舞曲 I(Tanz-Humoreske I)
  古いフィンランド子守歌(Altfinnisches Wiegenlied)
  鬼火(Irrlicht) ユーモラスな舞曲 II(Tanz-Humoreske II)
 ワルツ=カプリース(Walse-Caprice) Op.1 no.4(1898 or before)
 メフィストワルツ(Ein Mephistowalzer) Op.37(1916 or before)
    ヨウニ・ソメロ(ピアノ) 
 
[Piano: Steinway & Sons Model D]
 
録音 2022年1月8日–9日、6月12日 クーサーホール(クーサンコスキ、フィンランド)

 
価格 2,255円(税込価格)(本体価格 2,050円)

『ペレアスとメリザンド』
Harmonia Mundi HMM 935352/4 3CD’s classical [旧譜新装再リリース]

 
クロード・ドビュッシー(1862–1918)
 歌劇《ペレアスとメリザンド(Pelléas et Mélisande)》
  ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ、メリザンド)
  ジュリアン・ベール(テノール、ペレアス)
  アレクサンドル・デュアメル(バリトン、ゴロー)
  マリ=アンジュ・トドロヴィチ(メゾソプラノ、ジュヌヴィエーヴ)
  ジャン・テジャン(バス、アルケル)
  ダミアン・パス(バスバリトン、医師)
  アドリアン・ジュベール(ボーイソプラノ、イニョルド)
  マチュー・グルレ(バス、牧童)
  リール歌劇場合唱団 レ・シエクル
  フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
 
録音 2021年3月 リール歌劇場(リール)、ラ・セーヌ・ミュジカル「Auditorium Patrick Devedjian」(ブローニュ=ビヤンクール、フランス)
芸術監督・録音エンジニア イジー・ヘーガー

 
レ・シエクル(Les Siècles)とフランソワ=グザヴィエ・ロト François-Xavier Roth の《ペレアスとメリザンド》(HMM 905352)が、CDブックからクラムシェルボックスのパッケージに仕様を変更して再リリースされます。
 
価格 5,170円(税込価格)(本体価格 4,700円)

『I Wish I Were Water』
Losen Records LOS 280-2 contemporary/world music/jazz/classical

 
『I Wish I Were Water』
ミルサイード・ホセイニ・パナー
  The Fish Romantically - The One Who Says I Love You…
 Romantically - The World Is Like a Temporary Residence…
 Song of Wanderers I Wish I Were Water Funeral Speech
 Bright Horizon
  アマーリエ・コングススン(ヴォーカル:ソプラノ)
  マーリカ・シュルツェ(ヴォーカル:メゾソプラノ)
  ニョル・スパルボ(ヴォーカル:バス)
  トーラ・ロストヴィーク(フルート)
  グラシア・オルテガ・ナバーロ(クラリネット)
  エスペン・ニューストーグ・オース(バス・クラリネット)
  ヨナタン・サンドクヴィスト(ファゴット)
  マーリ・ビルギッテ・ボルゲン・ハルヴォシェン(第1ヴァイオリン)
  カヤ・ペルニレ・オステルヴォル(第2ヴァイオリン)
  クリストフェル・ロッセボー(ヴィオラ)
  マレク・ビエンクンスキ(チェロ)
  ミルサイード・ホセイニ・パナー(サントゥール)
  ディミトリウス・スプーラス(指揮)
 
録音 2022年9月21日–22日 レインボースタジオ(オスロ)
制作 ミルサイード・ホセイニ・パナー
録音エンジニア・ミクシング・マスタリング マッティン・アブラハムセン

 
イランの作曲家、伝統の打弦楽器サントゥールのプレーヤー。 ミルサイード・ホセイニ・パナー Mirsaeed Hoseiny Panah は、テヘラン大学の作曲修士課程とノルウェー国立音楽大学の修士課程で学び、修士号を取得しました。ペルシア古典音楽、ワールド・ミュージック、ジャズ、クラシカル音楽と、ジャンルの境界を柔軟に越える作曲と演奏活動をオスロを拠点に行なっています。2021年には「ボレアリス・ヤング・コンポーザー(Borealis Ung Komponist)」プログラムのひとりに選ばれ、ヴォーカル・アンサンブル「タブラ・ラサ」のための作品を作曲しました。『I Wish I Were Water』(私が水であればいいのに)は、ファルシ語(ペルシア語)で歌われる伝統のペルシア音楽と新世界の出会いが創りあげたアルバムです。現代イラン詩を代表する詩人のひとり、アフマド・シャムルー Ahmad Shamlou(1925–2000)の詩をテクストにした7つの曲が、オラトリオやオペラの歌手として名高いバスのニョル・スパルボ Njål Sparbo たち3人の歌手、木管四重奏と弦楽四重奏、パナーの弾くサントゥールのアンサンブルによって演奏されます。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2,150円)

『3 Generations』
ACT ACT 9958-2 3CD’s jazz
ACT ACT 9958-1 3 Vinyl LP’s jazz

 
『3 Generations』
[Disc 1]
 Let's ACT Together(trad./Canned Heat)
 Little Jump(Lars Danielsson)
 You Are a Friend of Mine(Julian & Roman Wasserfuht)
 White Moon(Chris Beier)
 Eternal Beauty(Michael Wollny/Eva Svensson)
 Lenny(Jan Lundgren)
 Hurt(Trent Reznor)
 Gammal Fäbodpsalm(Oscar Lindberg)
 Send in the Clowns(Stephen Sondheim)
 Greta(Nils Landgren)
[Disc 2]
 Dear Diary(Esbjörn Svensson/Per Holknekt)
 Hide and Seek(Iiro Rantala/Anna Gréta)
 Danny’s Dream(Lars Gullin)
 Bizarre(Camille Bertault)
 The Return of Mohammed(Esbjörn Svensson)
 Mountain(Anna Gréta)
 Olu(Nils Landgren)
 Fire and Rain(James Taylor)
 Riverendings(Adam Bałdych)
 My Heart’s in the Highlands(Arvo Pärt/Robert Burns)
[Disc 3]
 Weltall(Joachim Kühn)
 And So It Goes(Billy Joel)
 Blue Corner(Jasper van’t Hof)
 Mosaîque Blue(Leonhard Kuhn/Patricia Römer)
 Modal Submission(Magnus Lindgren)
 Früchte(Vincent Meissner)
 Doll of the Bride(trad.)
 Silent Way(Wolfgang Haffner)
 Don’t Stop(Nils Landgren Funk Unit/China Moses)
 Young at Heart(Johny Richards & Carolyn Leigh)
  ニルス・ランドグレーン(トロンボーン、ヴォーカル)
  ヨアヒム・キューン(ピアノ) ミヒャエル・ヴォルニ(ピアノ)
  イーロ・ランタラ(ピアノ) ラーシュ・ダニエルソン(ベース)
  セシーリエ・ノアビュー(ヴォーカル)
  ヴィクトリア・トルストイ(ヴォーカル)
  ヴォルフガング・ハフナー(ドラム)
  ウルフ・ヴァケーニウス(ギター) ヤン・ルンドグレーン(ピアノ)
  イーダ・サンド(ピアノ) ユン・サン・ナ(ヴォーカル)
  ヴァンサン・ペイラーニ(アコーディオン)
  エミール・パリジャン(サクソフォーン)
  ダーヴィト・ヘルボック(ピアノ)
  マリウス・ネセット(サクソフォーン) ネスリーヌ(チェロ)
  ユリアン&ローマン・ヴァッサーフュール(トランペット&ピアノ)
  アンナ・グリェータ(ヴォーカル)
  ヨハンナ・ズンメル(ピアノ) ヤーコプ・マンツ(サクソフォーン) 他
 
録音 2022年6月7日–9日 Jazznova Studio(ベルリン)
制作 シギ・ロッホ、ニルス・ランドグレーン
録音エンジニア トマス・シェッティ

 
ACT Music は、1992年の創設以来、「ジャズの精神で(In the Spirit of Jazz)」をモットーに現在と未来を洞察するアルバムを数多く制作してきました。『3 Generations』は、レーベル30周年を記念するアルバムです。ACT Music の中心アーティストのひとり、スウェーデンのニルス・ランドグレーン Nils Landgren を “Spiritus Rector”(精神的指導者)に「3世代」の ACT アーティスト約40人が参加。2022年6月の3日間、ベルリンのスタジオで30のトラックを録音しました。ジャズ、ポップ、フォーク、コンテンポラリー・ミュージックなど多様なジャンルを反映する曲によるプログラムには、スウェーデン、ダーラナ地方の懐かしい《Gammal fäbodpsalm(夏の牧舎の古い賛美歌)》、一年前に亡くなったスティーヴン・ソンドハイムの《Send in the Clowns》、アルヴォ・ペルトがロバート・バーンズの詩に作曲した《My Heart’s in the Highlands(わが心はハイランドにあり)》といった作品も選ばれています。
 
価格(CD) 5,555円(税込価格)(本体価格 5,050円)
価格(LP) 7,315円(税込価格)(本体価格 6,650円)

『Happy』
ACT Music ACT 9054-2 jazz

 
『Happy』
 Happy(Marius Neset) Wildlife(Marius Neset)
 Good Night(Marius Neset/Elliot Galvin)
 The Unknown(Marius Neset) A Hand to Hold(Marius Neset)
 Kingdom(Marius Neset/Anton Eger)
 Hearts(Marius Neset/Anton Eger)
 Islands(Marius Neset/Anton Eger)
 Diamonds(Marius Neset/Anton Eger)
  マリウス・ネセット(テナー・サクソフォーン、ソプラノ・サクソフォーン)
  エリオット・ガルヴィン(キーボード)
  マグヌス・ユート(ピアノ)
  コナー・チャップリン(エレクトリック・ベース)
  アントン・エーゲル(ドラム、パーカッション)
 
録音 2022年6月 The Village Studio(コペンハーゲン)
制作 マリウス・ネセット、アントン・エーゲル
録音エンジニア・ミクシング アウゴスト・ヴァングレーン
マスタリング トマス・エーベリエル

 
サクソフォーン・プレーヤーのマリウス・ネセット Marius Neset(1985–)は、「ダウンビート」誌から「未来ではなく『今』のヨーロッパ・ジャズ」と言われ、ノルウェー国内だけでなく国際的な人気を誇っています。ACT Music も「世界広しと言えども彼ほどのテナーサックス・プレーヤーはいない。そういっても決して大げさではない」と語り、ソロ・アルバムとリーダー・アルバム、サイドマンとしてのアルバムをコンスタントに制作しています。
 
ネセットのリーダー・アルバム最新作『Happy』。1980年代のポップ、ソウル、ファンクを取り入れたアルバムとして作られ、ネセットが単独で書いた5曲とアントン・エーゲル Anton Eger(1980–)と共作した4曲のプログラムを演奏しています。
 
セッションは、2019年の『Viaductd』(ACT 9048-2)のクインテットを組みなおしたメンバーで行われました。ドラムのアントン・エーゲルのドラムはそのまま、キーボードにイギリスのエリオット・ガルヴィン Elliot Galvin(1991–)、ピアノに主にデンマークで活動するスウェーデンのマグヌス・ユート Magnus Hjorth(1983–)、ベースにアイルランドのコナー・チャップリン Conor Chaplin が起用されました。異なる個性をもつプレーヤーたちの相互作用による新たな化学反応もアルバムの核のひとつとなっています。
 
価格 2,860円(税込価格)(本体価格 2,600円)

『シューマン 交響曲・序曲集』
BIS SACD 2569 3SACD’s hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
ロベルト・シューマン(1810–1856)
[Disc 1: BIS SA-1569]
 交響曲第1番 変ロ長調 Op.38《春(Frühling)》
 序曲《メッシーナの花嫁(Braut von Messina)》Op.100
 歌劇《ゲノフェーファ(Genoveva)》 Op.81 - 序曲
 交響曲  ト短調 WoO 29《ツヴィッカウ(Zwickau)》
 序曲、スケルツォとフィナーレ(Ouvertüre, Scherzo und Finale) Op.52
[Disc 2: BIS SA-1519]
 交響曲第2番 ハ長調 Op.61
 交響曲第4番 ニ短調 Op.120(初稿)
 ゲーテのファウストからの情景(Szenen aus Goethes Faust)- 序曲
 序曲《ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)》 Op.128
[Disc 3: BIS SA-1619]
 交響曲第3番 変ホ長調 Op.97《ライン(Rheinish)》
 劇詩《マンフレッド(Manfred)》 Op.115 - 序曲
 序曲《ヘルマンとドロテア(Hermann und Dorothea)》 Op.126
 交響曲第4番 ニ短調 Op.120(改訂稿)
  スウェーデン室内管弦楽団 トマス・ダウスゴー(指揮)
 
録音 2005年3月、2006年3月、10月、12月、2007年5月、8月 オレブルー・コンサートホール(オレブルー、スウェーデン)

 
価格 5,555円(税込価格)(本体価格 5,050円)

『Thumbs Up』
Caprice CAP 21935 Vinyl LP jazz

 

『Thumbs Up』
[Side A]
 The Opener/Closer(Ornette Coleman)
 From “La Belle Helen”(Jacques Offenbach)
 8 Limited(trad. arr. Bengt Berger)
 Thumbs Up(Bengt Berger) 
 Penye Gahu(trad. arr. Bengt Berger)
[Side B]
 Först 83’(Sergei Muchin)
 Kora Song(Don Cherry)
 Kopula de Tri(Bengt Berger)
 Babar(Bengt Berger)
 The Opener/Closer(Ornette Coleman)
  チャプター・セブン
   ベンクト・ベリエル(ドラム、パーカッション)
   アンデシュ・シェルベリ(ドラム、パーカッション)
   アンデシュ・ヨルミン(ベース)
   セルゲイ・ムーチン(ベース)
   トマス・グスタフソン(テナーサックス、ソプラノサックス、
    パーカッション)
   ローランド・シェイセル(テナーサックス、ソプラノサックス)
   レッナールト・オーベリ(テナーサックス、ソプラノサックス)
   ニルス・ランドグレーン(トロンボーン)
 
録音 1987年12月6日–7日 レインボースタジオ(オスロ)
制作 ルード・デ・セーラ、ベンクト・ベリエル
制作(LP)・マスタリング ユーナス・クルハンマル(LP)
録音エンジニア・ミクシング ヤン=エーリク・コングスハウグ

 
スウェーデンのドラマー、ベンクト・”ベケ”・ベリエル Bengt “Beche” Berger(1942–)(ベングト・ベルガー)は、スウェーデン・ジャズを牽引するプレーヤーのひとりとして、80歳の今も活動をつづけています。1970年代からジャズシーンに新しい風を吹かせる活動を始め、ローランド・シェイセル・カルテットが前身の「Arbete & Fritid(アルベーテ&フリーティード)」や、「Rena Rama(レーナ・ラーマ)」といったグループに参加。ドン・チェリー、ベルント・ルーセングレーンといったプレーヤーたちと共演するとともに、自身のさまざまなプロジェクトを進めていきました。
 
「チャプター・セブン(Chapter Seven)」は、”ベケ”が1986年に結成したグループです。サックス・プレーヤーのレッナールト・オーベリ Lennart Åberg(1942–2021)、アルベーテ&フリーティードで一緒にプレーしたローランド・シェイセル Roland Keijser(1944–2019)、トマス・グスタフソン Thomas Gustafsson(1948–)。キャリアをスタートさせたばかりのトロンボーン・プレーヤー、ニルス・ランドグレーン Nils Landgren(1956-)(ニルス・ラングレン)、ベーシストのアンデシュ・ヨルミン Anders Jormin(1957–)とセルゲイ・ムーチン Sergei Muchin。そして、アンデシュ・シェルベリ Anders Kjellberg(1952–)と”ベケ”自身がドラムとパーカッションを担当しました。
 
チャプター・セブンの『Thumbs Up(サムズアップ)(いいぞ)』は、スウェーデン国立コンサート機構(Svenska Rikskonserter)と Caprice Records がスウェーデン・ジャズを代表する若いアーティストやグループに録音とツアーの機会を与える目的で1972年に始めた「Jazz in Sweden」賞の「1988年アーティスト」に選ばれて作られたアルバムです。1987年12月、ヤン=エーリク・コングスハウグ Jan-Erik Kongshaug の主宰するオスロの「レイーボースタジオ」で録音。CD(CAP 21361)とカセットでリリースされ、1988年の「スウェーデン・グラミー賞」を受賞しました。
 
このアルバムは「vinyl」リリースされたことがなく、レッナールト・オーベリとローランド・シェイセルが2021年と2019年にそれぞれ「地球に別れを告げた」こともあり、今回初めて LP アルバムが作られました。曲目は、トラック順を変えただけですべてオリジナルと同じ。180グラムの「イェロー・ヴァイニル」による「スペシャル・エディション」です。
 
価格 3,630円(税込価格)(本体価格 3,300円)

『Powerplay』
Prophone PCD 304 jazz

 
『Powerplay』
 Powerplay(Victor Rydström)
 Period Double(Victor Rydström/Simon Jonsson/Oskar Cederblad)
 Sex, Drugs & Rock’n’roll(Victor Rydström)
 Marklandsgatan(Victor Rydström)
 FU(Victor Rydström) Midday Lullaby(Victor Rydström)
 Goldish(Simon Jonsson) It Ain’t Swingin’(Simon Jonsson)
 One Size Too Big(Victor Rydström/Simon Jonsson/Oskar Cederblad)
  オルガニック・オルガン・トリオ
   ヴィクトル・リュードストレム(ギター)
   シモン・ヨンソン(ハモンドオルガン)
   オスカル・セーデルブラード(ドラム)
 
録音 Studio Epidemin(ヨーテボリ、スウェーデン)
制作
録音エンジニア・ミクシング オーケ・リントン

 
「オルガニック・オルガン・トリオ(Organic Organ Trio)」。ヨーテボリ大学 舞台芸術・音楽学校で学んだハモンドオルガン・プレーヤー、シモン・ヨンソン Simon Jonsson を中心に結成されました。ヨーテボリ在住のプレーヤー、自身のカルテットで『Be an Arsit』(Imogena IGCD 252)を録音したヴィクトル・リュードストレム Victor Rydström のギターと、実験的ジャズ・グループ「Kungen Jazz」のメンバーでもあるオスカル・セーデルブラード Oskar Cederblad のドラム。ヨーテボリを拠点に独自のアイデンティティを探る活動しています。
 
『Powerplay』は、今のジャズと過去のスタイルからインスピレーションを得て書かれたオリジナル曲で作られました。タイトル曲の《Powerplay》は、モダン・オルガン・ジャズとサム・ヤエル・トリオの影響が濃い曲。オルガンが素朴に演奏されていた1960年代を振り返る《Period Double》。「北欧メランコリー」の《Midday Lullaby》とヨーテボリのホーグスブーの通り「マルクランズガータン」を曲にした《Marklandsgatan》。かつてのスウィングの感覚とシンプルなゴスペルを結んだ軽いタッチの《FU》と《It Ain’t Swingin’》。ブルースの《Goldish》は、アメリカのオルガン・プレーヤー、ラリー・ゴールディングズへのオマージュとして作曲されました。
 
「古典的オルガン・トリオのレガシーに取り組む姿勢が素晴らしい……一方で、Bernstein, Stewart & Goldings を思わせる、さらに現代的なサウンドを感じる」と、先輩ギタリストのグスタフ・ルンドグレーから評されたアルバム。「美しい響きの録音」(ピアニスト、ベン・パターソン)は、ベテランのエンジニア、オーケ・リントン Åke Linton が担当しました。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2,150円)

『Swedish Waltz(スウェーデン・ワルツ)』
Prophone PCD 307 jazz

 
『Swedish Waltz(スウェーデン・ワルツ)』
 Småland Detour(Mattias Åström) Trip to Corea(Mattias Åström)
 Triangulation(Mattias Åström) Letter to Monk(Mattias Åström)
 Letting Go(Mattias Åström) Swedish Waltz(Mattias Åström)
 Until Further Notice(Mattias Åström)
  マッティアス・オーストレム・トリオ
   マッティアス・オーストレム(ピアノ)
   エーリク・オヤラ(ベース)
   ダニエル・オールソン(ドラム)
 
録音 2022年5月22日 Kultivator Studio(バンドハーゲン、スウェーデン)
制作 マッティアス・オーストレム
録音エンジニア・ミクシング・マスタリング ユーナス・オーロフソン

 
マッティアス・オーストレム Mattias Åström は、スモーランド育ちのスウェーデンのジャズ・ピアニストです。ヴェートランダ在住のオーストリアのピアニスト、ヴィルヘルム・ボブルに学び、ティーネイジャーのころにはストックホルムにまで足を運び、レッド・ミッチェルからベースのレッスンを受けました。スコーネのスクルプでジャズを学び、このとき、ボッセ・ブルーゲリ、ルーランド・カイセル、ヨースタ・ルンドクヴィスト、ヤン・ストリンホルム、レッナールト・オーベリ、ベンクト・ハルベリといった少し前の世代のジャズ・ミュージシャンに接し、共演する機会を得ています。
 
「マッティアス・オーストレム・トリオ(Mattias Åström Trio)」は、ウプサラで彼が出会ったプレーヤーたちと組んだグループです。バークリー音楽大学でマーク・ジョンソンに学んだベーシストのエーリク・オヤラ Erik Ojala と、ヨーテボリ大学 舞台芸術・音楽学校出身のドラマーのダニエル・オールソン Daniel Olsson。ふたりとは20年以上に渡り、色々なバンドやギグで一緒に演奏してきました。
 
『Swedish Waltz(スウェーデン・ワルツ)』は、最初の録音がアルバムでリリースされなかったため、彼らの実質的に第2作のアルバムです。《Småland Detour》(スモーランド回り道)から《Until Further Notice》(追って通知があるまで)まで、7曲すべてオースとレムが作曲しました。うち3曲が「ワルツ」です。バラードの《Letting Go》は「コントロールすることをやめて」プレーしたことが、曲名にされました。
 
2022年5月22日、ストックホルム郊外のバンドハーゲンにあるユーナス・オーロフソン Jonas Olofson の「素敵なグランドピアノ」を置いた「素敵なスタジオ」で1日のセッションで録音されました。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2,150円)

『小生物音楽大全(Small Creatures)』 Selection
Waon WAONCD 400 contemporary/classical

 
『小生物音楽大全(Small Creatures)- 音楽の鳥獣戯画』
「陸の生き物たち」
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944–2008)/カレヴィ・アホ(1949–)
 藻岩のリス(Moiwa no risu)(Sciurus lis)
シロ・デルヴィジオ(1986–)
 ネコ(O Gato)(Felis catus)
フアン・アントニオ・ムロ(1945–)
 小さくヒステリックな生き物(イタチ)(Le petite bëte hystérique)
 (Mustela nivalis)
ヴィッレ・ラーサッカ(1977–)
 ペットモンキーの手のひら(Pet Monkey Paw Moation)
 (Saimiri sciureus)
マイケル・パーソンズ(1938–)
 ハリネズミ(Siili)(Erinaceus europaeus)
ポウル・ルーザス(1949-)
 クロネズミ(Rattus rattus)
ユルキ・ミュラリネン(1961–)
 タマオシコガネ(Scarabeo)(Scarabaeus sacer)
ロドリーゴ・シガル(1971–)
 カマキリ(Mantis)(Mantis religiosa)
カルロ・ドメニコーニ(1947–)
 カマキリ(Praying Mantis)(Mantis religiosa)
ペトリ・クメラ(1974–)
 太ったハタネズミのためのパッサカリア
 (Paksun myyrän parempi passacaglia)(Myodes glareolus)
キンモ・クオッカラ(1973–)
 アイアイ(Ai-ai)(Daubentonia madagascariensis)
アダム・ヴィラギ(1977–)
 マングース(Mangustit)(Herpestidae)
イルッカ・ハンモ(1983–)
 タイリクモモンガ(Liito-orava)(Pteromuys volans)
ヤルッコ・ハルティカイネン(1981–)
 クマムシ(Tardigrade)(Hypsibius dujardini)
ヴェリ=マッティ・プーマラ(1965–) 
 ニワオニグモとタシギ(Hämähäkki ja Taivaanvuohi)
 (Araneus diadematus & Gallinago gallinago)(つづく)
「空の生き物たち」
ヴェリ=マッティ・プーマラ(1965–)
 ニワオニグモとタシギ(Hämähäkki ja Taivaanvuohi)
 (Araneus diadematus & Gallinago gallinago)
オスモ・タピオ・ライハラ(1964–)
 ムナジロアマツバメ(Kalliokirskuja)(Aeronautes saxatalis)
ヨアヒム・F・W・シュナイダー(1970–)
 アンナハチドリ(Calypte Anna)
カルレ・コスタ(1959–)
 ハチドリ(Hummingbird)(Trochilidae)
パーヴォ・コルピヤーッコ(1977–)
 オオボウトウ(と、変態におけるその不思議な消失)
 (Cossus cossus (and its mystical disappearance during metamorphosis))
ハビエル・コントレラス(1983–)
 コウチュウたち(Coleopteros)(Coleoptera)
ホセ=マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968–)
 マルハナバチ(El Abjorro)(Bombus)
イェンナ・ヴァイニオ(1972–)
 カササギの骨(Maggpie Bones)(Pica pica)
リーッカ・タルヴィティエ(1970–)
 キクイタダキの女の子(Pieni hippiäistyttö)(Regulus regulus)
ウルヤス・プルッキス(1975–)
 アワテミミズクの狩り(Ööpö metsästää)(Bubo bubo)
ジミー・ロペス・ベリード(1978–)
 テントウムシ(Ladybug)(Coccinellidae)
「水の生き物たち」
カレヴィ・アホ(1949–)
 タイリクスナモグリ(Törö)(Gobio gobio)
サミ・クレモラ(1973–)
 ヨーロッパザリガニ(Rapu)(Astacus astacus)
オッリ・ヴィルタペルコ(1973–)
 ヒロクチヨウジウオ(Särmäneula)(Syngnathus typhle)
平野一郎(1974–)
 平家蟹(Heikigani)(Heikeopsis japonica)
アキ・ユリ=サロマキ(1972–)
 アメンボ(Vesimittari)(Gerridae)
アンッティ・アウヴィネン(1974– ) 
 チビミズムシ(Mullluainen)(Micronecta scholtzi)
ミンナ・レイノネン(1977– ) 
 ゲンガゼ(Merisiili)(Dieadema setosum)
ロッタ・ヴェンナコスキ(1970–)
 バルトニシン(Silakka)(Clupea harengus membras)
ラウリ・スッポネン(1988–)
 メキシコサンショウウオ(Aksolotli)(Ambystoma mexicanum)
マウリツィオ・ピサーティ(1959–)
 デニース、シルバー、それからホタル
 (Denise (Denise, Sokeritoukka ja Tulikärpänen))
 (Hippocampus denise, Lampyris noctluca, Lepsima saccharina)
  ペトリ・クメラ(ギター)
 
[楽器 Guirat: Gabriele Lodi]
 
録音 2018年3月7日、5月15日、2019年4月2日、9月2日 Pro Audio Studio(ヘルシンキ、フィンランド)
制作 ペトリ・クメラ
録音エンジニア マッティ・ヘイノネン

 
フィンランドのギタリスト、ペトリ・クメラ Petri Kumela(1974–)は、創造性とイマジネーションあふれる演奏活動で知られ、“Visionary guitarist”(明確なビジョンと洞察力をもったギタリスト)と呼ばれています。
 
2018年の10月から11月にかけて彼が初めて日本ツアーを行った際、広島のソロ・コンサートでとてもユニークな曲を演奏してくれました。それがこの『小生物音楽大全』の抜粋でした。
 
「伝統的なギターのレパートリーという形式をとった、小さな動物や昆虫を描いた無数の小品」を彼がコラボレーションをしてきた作曲家たちに依頼して作ってもらうというアイデア。2007年ごろ浮かんだこの考えを作品に実現するプロジェクトは進み、「作品の長さは短いものとする」と「生き物の大きさは、ネコと同じかそれより小さい生き物とする」という条件でフィンランドと国外の作曲家たちが自由に「小生物」を選んで書いた作品が、彼の元に少しずつ集まっていきました。
 
2018年と2019年にヘルシンキのスタジオで録音された『小生物音楽大全』には、クメラの元に届けられた作品から35曲が収められています。「愉快なものから真面目なもの、超絶技巧にアナーキック、瞑想的、そして驚かされるようなものまで、ありとあらゆる音楽的スタイルを網羅した」(ペトリ・クメラ)。
 
録音エンジニアリングは、Pro Audile のマッティ・ヘイノネン Matti Heinonen が担当しました。クメラの『ギターのためのトランスクリプション』(Alba ABCD 244)のエンジニアです。「ギターの生音」ではなく「ギターの音楽」を伝えるという彼の哲学が、この録音にも反映されています。
 
このアルバムは、クメラと親交のある Waon Records のプロデューサー、小伏和宏氏が、彼から受け取ったサンプルを気に入って「一も二もなく制作を引き受けた」という経緯で日本でのリリースが決まりました。「オリジナルのアルバムの美しさを活かす」ため、フィンランドで作られたディスクとデジパックのアルバム、エリカ・カッラスマー Erika Kallasmas のイラストでデザインしたオリジナル・ブックレットに、日本で制作監修した日本語ブックレットをつけた「国内流通」仕様でリリースされます。
 
「The Recording Industry’s EMMA-award(フィンランド・グラミー賞)」「The Finnish Broadcasting Company(YLE)(フィンランド国営放送)- The Record of the Year award」を受賞。「フィンランドで出版されたもっとも美しい芸術音楽CD」にも選ばれました。
 
価格 2,805円(税込価格)(本体価格 2,550円)

『Collective Heart』
ACT Music ACTLP 9953-1 Vinyl LP jazz

 
『Collective Heart』
 Intro(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa)
 Leave Me Be(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa)
 Collective Heart(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa)
 Confusion of Reality(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa)
 Maze(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa)
 Reminisce(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa)
 Prelude(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa)
 Those Who Are Near(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa) 
 Pretnding(Ylva Almcrantz/Andrea Hatanmaa)
  ディアレスト・シスター
   ユルヴァ・アルムクランツ(ピアノ、ローズ、シンセサイザー)
   アンドレーア・ハタンマー(リード・ヴォーカル、シンセサイザー、
    バッキング・ヴォーカル)
   エレン・ペッテション(フリューゲルホルン)
   ヨアキム・リスミュール(ベース)
   リーアム・アムネル(ドラム、パーカッション)
  ゲスト・ミュージシャン
   ペッテル・ヘングセル(トロンボーン)
   エーリク・ロネール(ホルン)
   トマス・ルンデルクヴィスト(ホルン)
 
録音 2019年6月、10月 Studio Sickan(マルメ、スウェーデン)
録音エンジニア・ミクシング ヨアキム・リンドベリ
マスタリング マグヌス・リンドベリ

 
スウェーデンのグループ「ディアレスト・シスター(Dearest Sister)」のデビュー・アルバム。
 
このグループは、ピアニストのユルヴァ・アルムクランツ Ylva Almcrantz とシンガーでキーボード奏者のアンドレーア・ハタンマー Andrea Hatanmaa のデュオを核に、マルメ音楽大学でジャズとポピュラー音楽を学んでいる時に出会った、フリューゲルホルン奏者のエレン・ペッテション Ellen Pettersson、ベーシストのヨアキム・リスミュール Joakim Lissmyr、ドラムとパーカッション・プレーヤーのリーアム・アムネル Liam Amner を加えて結成されました。グループ名は、アストリッド・リンドグレーンの『Allrakäste Syster(ひみつのいもうと)』に因んでいます。「北欧の広大な音風景とサウンド」の創造。伝統的なジャズではない「彼らの世代」の音楽言語とテーマを「ポップ」に偏ることを避けながら取り入れたスタイルは「ジャズの技量とソングライティングの感覚の出会い」といわれています。
 
180g Vinyl LP。ハイレゾ・ダウンロードコード付きのリリースです。
 
価格 4,400円(税込価格)(本体価格 4,000円)

『ロシア・ギターの歴史 第1集』
dB Productions DBCD 206 classical

 
イグナーツ・フォン・ヘルト(1764–1816)
 ギターのためのソナチネ ト長調 ポロネーズ
アンドレイ・オシポヴィチ・シクラ(1773–1850)
 練習曲 ト短調 メランコリックな練習曲
 小さな輪(ニコライ・バクメティエフによる) 幻想曲
セミオン・アクシオノフ(1784–1853)
 練習曲 ト長調(ダニエル・シュタイベルトによる_
 《People Blame Me》による変奏曲
ミハイル・T・ヴィソツキー(1791–1837)
 22の前奏曲 - 第16番 ロ短調 第20番 ト短調 第22番 ト長調
 《Go Home Dear Cow》による変奏曲
ヴラディーミル・イヴァノヴィチ・モルコフ(1801–1864)
 長調と短調による24の前奏曲 - 第1番 ハ長調
  第22番 ト短調(ジョゼっぺ・ヴェルディによる) 第6番 ロ短調
 2つの練習曲 - 第2番 ハ短調
 練習曲 ト長調 練習曲 ト短調
 練習曲:ヴィヴァーチェ(ジュリアーニによる)
 カプリッチョ(シクラ/ヴェーバーによる)
  モッテン・ファルク(7弦ギター)
 
[楽器 Guitar: Ivan Kransnochikov Guitar, c.1860/Modern Copy of Earl S. Marsh, c.2019]
 
録音 2020年10月16日–18日 スウェーデン国教会「リムハムン教会」(マルメ、スウェーデン)

 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『Portfolio - Selected Recordings 2005–2022』
Mats Bergström Musik MBCD 07 4CD’s classical

 
『Portfolio - Selected Recordings 2005–2022』
[Disc 1]
『The Bach Brothers and 18th Century Stockholm(バッハ兄弟と18世紀ストックホルム)』
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
 アダージョシッシモ(Adagiosissimo)
シニョール・バッハ(Signor Bach)(ヨハン・ヤーコプ・バッハ(1682–1722)(?))
 ソナタ ハ短調
ダーヴィト・ケルナー(1670–1748)
 シャコンヌ イ長調 カンパネッラ ニ長調 アリア ニ長調 ジーグ ニ長調
カール・ミーケル・ベルマン(1740–1795)
 フレードマンの手紙(Fredmans Epistlar)から
[Disc 2]
『The Spanich Guitar(スペインのギター)』
フェルナンド・ソル(1778–1839)
 エチュード ニ長調 Op.35 no.17 エチュード ロ短調 Op.35 no.11
フランシスコ・タレガ(1852–1909)
 ラグリマ(涙)(Lágrima)(前奏曲)
イサーク・アルベニス(1860–1909)
 アストゥリアス(伝説)(Asturias (Leyenda))
マヌエル・デ・ファリャ(1876–1946)
 ファルーカ(粉屋の踊り)(Farruca (Danza del molinero))
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891–1982)
 夜想曲(Nocturno)
[Disc 3]
『Guitar Music of Our Time(われらの時代のギター音楽)』
ソフィヤ・グバイドゥーリナ(1931–)
 セレナード(Serenade)
ウィリアム・ウォルトン(1902–1983)
 5つのバガテル(Five Bagatelles)
スタンリー・マイヤーズ(1933–1993)
 カヴァティーナ(Cavatina)
アンドレ・シーニ(1945–)
 När jag blir stor(大きくなったら)
アンデシュ・ニルソン(1954–)
 鏡(Spegeln)
[Disc 4]
『Songs without Words(無言歌)』
ゲオルク・リーデル(1934–)
 Sommarvisa(夏の歌) Serenade för Percy(パーシーのセレナード)
ペーテル・グッリン(1959–) 
 Finldändsk vals(フィンランド・ワルツ)
コルネリス・ヴレスヴィーク(1937–1987) 
 Ångbåtsblues(蒸気船ブルース)
パウラ・アーヴ・マルムボリ=ヴァルド(1962–)
 Melankoli(メランコリー)
イリアーヌ・イリアス(1960–)
 Moments
シコ・ブアルキ(1944–)
 Quem te viu, quem te vê
エドゥ・ロボ(1943–)
 Casa Forte
アン・ロネル(1905–1993)
 Willow Weep for Me(柳よ泣いておくれ)
ジョージ・ガーシュウィン(1898–1937)
 Promenade(Walking the Dog)(プロムナード(犬の散歩))
ジミー・ウェッブ(1946–)
 The Moon Is a Harsh Mistress(月は無慈悲な夜の女王)
  マッツ・ベリストレム(ギター) [曲目詳細

 
スウェーデンのギタリスト、マッツ・ベリストレム Mats Beergstöm は、1961年、ヤヴレに生まれ、ストックホルムで育ちました。王立ストックホルム音楽大学で学び、1982年、芸術修士号を得て修了。1983年にロンドンのウィグモアホールでリサイタル・デビューしました。コンサート活動と録音活動を積極的に行い、1986年の最初のソロ録音以後、60近いアルバムを作ってきました。『シューベルト 編曲作品集』(Proprius PRSACD 2053)をはじめとするソロ・アルバム、室内楽のアルバム、マレーナ・エルンマン、アンネ・ソフィ・フォン・オッター、ウッレ・ペーションたちヴォーカリストと共演したアルバムと、彼のディスコグラフィは実に変化に富んでいます。
 
ベリストレムは、2012年にスタートさせた自主制作レーベル「Mats Bergström Musik」からも個性的な内容のアルバムをリリースしてきました。ユーハン・リリエダールやエッダ・マグナソンたちが参加した『Electric Counterpoint』(MBCDBD 01)、『Dadodado』(MBCDBD 02)。スヴァンテ・ヘンリソンとマグヌス・ペーションと作った『Music for Trio』(MBCD 03)とJ・S・バッハの「ソロ」曲を弾いた『Sei Solo』(MBCD 05)はそれぞれ、2016年と2018年のスウェーデングラミー賞にノミネートされました。
 
最新作の『Portfolio(ポートフォリオ)』は、ベリストレムが2005年から2022年にかけて録音したアルバムから選んだ32曲と「新録音」の46曲を収録したCD4枚セットのアルバムです。J・S・バッハ、彼の兄でストックホルムの宮廷楽団のフルート奏者を務めたヨハン・ヤーコプ・バッハ、ルーマンたちの作品を集めた『バッハ兄弟と18世紀ストックホルム』。ソル、タレガ、アルベニスたちの『スペインのギター』。映画『ディア・ハンター』のテーマ音楽の《カヴァティーナ》の新録音やアヴァンギャルド・デュオ「ラッド(Ludd)」の《Hudnära》をグバイドゥーリナ、ウォルトン、ライヒたちの音楽とならべた『われらの時代のギター音楽』。スカンディナヴィア、ブラジル、アメリカの「歌詞のない歌」と、ABBA のベニー・アンデション、モニカ・ドミニクたちの「スウェーデンの愛好曲」を演奏した『無言歌』にはベーシストのゲオルク・リーデルをフィーチャーしたナンバーもあり、ベリストレムの日常がうかがえるアルバムに作られています。
 
価格 5,830円(税込価格)(本体価格 5,300円)

『Wishes and Candles(願い事とキャンドル) - アメリカのクリスマス音楽』
Resonus Classical RES 10309 classical

 
伝承曲(スーザン・ラバー(1981–)編曲)
 天使ガブリエル(The Angel Gabriel)
メリッサ・ダンフィ(1980–)
 おお、明けの星よ(O Oriens)
モーテン・ローリゼン(1943–)
 おお大いなる神秘(O magnum mysterium)
ジェラルド・カスター(1953–)
 子守歌(Balulalow)
ダン・フォレスト(1978–)
 The Work of Christmas(クリスマスの務め)
メロディ「クリスマス」(ダン・フォレスト(1978–)編曲)
 While Shepherds Watched Their Flocks(羊飼いたちが群れを見守っていると)
エリック・ウィテカー(1970–)
 黄金の光(Lux aurumque)
フランツ・グルーバー(1787–1863)(スティーヴン・ポーラス(1949–2014)編曲)
 きよしこの夜(Silent Night)
スティーヴン・ポーラス(1949–2014)
 In the Moon of Wintertime(冬の月のなかで)
 The Holly and the Ivy(ひいらぎと蔦は)
ルネ・クラウセン(1953–)
 おお大いなる神秘(O magnum mysterium)
アルフレッド・バート(1920–1954)
 The Star Carol(星のキャロル)
アビー・ベティニス(1980–)
 Carol of the Stranger(見知らぬ人のキャロル)
ティモシー・C・タカーチ(1978–)
 ヨゼフ(Joseph)
ジェイク・ルーネスタッド(1981–)
 Sleep Little Baby(お眠り、かわいい赤ちゃん)
伝承曲(マシュー・カロトン(1976–)編曲)
 Tomorrow Shall Be My Dancing Day(明日は僕の踊りの日)
ミヒャエル・プレトーリウス(1571–1621)(マシュー・カロトン(1976–)編曲)
 甘き喜びのうちに(もろびと声あげ)(I dulci Jubilo)
マシュー・カロトン(1976–)
 子守歌(Balulalow)
フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847)(マシュー・カロトン(1976–)編曲)
 天にはさかえ(Hark! The Herald Angels Sing)
スティーヴン・ポーラス(1949–2014)
 Wishes and Candles(願い事とキャンドル)
  イボア・シンガーズ ポール・ゲームソン(指揮)
  レイチェル・デント(ハープ) ジェーン・ライト(オーボエ)
 
録音 2020年3月10日–11日、2022年4月28日–30日 National Centre for Early Music(ヨーク、イングランド)
制作・録音エンジニア・編集 アダム・ビンクス

 
ヨークの旧名をグループ名にした北部イングランドのヴォーカル・アンサンブル「イボア・シンガーズ(Ebor Singers)」(エボア・シンガーズ)は、1995年、芸術監督のポール・ゲームソン Paul Gameson により創設されました。この合唱団は、「17世紀フランスの宗教音楽」がテーマの論文でヨーク大学の博士号を取得、客員教授として17世紀フランスとイギリスの声楽を教えるゲームソンの研究の一環でもあり、このジャンルをレパートリーの中心に活動しています。Resonus Classics にはこれまで『騎士のクリスマス(A Cavalier Christmas)』(RES 10202)と『困難な時代の音楽(Music for Troubled Times)』(RES 10194)のアルバムを録音してきました。
 
『Wishes and Candles(願い事とキャンドル)』は、アメリカのクリスマス音楽のアルバムです。モーテン・ローリゼン Morten Lauridsen、エリック・ウィテカー Eric Whitacre、ジェイク・ルーネスタッド Jake Runestad たちのオリジナル作品に加え、《天使ガブリエル》《きよしこの夜》《天にはさかえ》といった伝統のキャロルをスーザン・ラバー Susan LaBarr、ダン・フォレスト Dan Forrest、スティーヴン・ポーラス Stephen Paulus、マシュー・カロトン Matthew Culloton が編曲した作品が歌われます。
 
価格 2,420円(税込価格)(本体価格 2,200円)

『ルイ・グラス 交響曲第4番』
cpo 777 898-2 classical

 
ルイ・グラス(1864-1936)
 交響曲第4番 ホ短調 Op.43(1910–11)
  ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
  ダニエル・ライスキン(指揮)
 
録音 2014年6月24日–7月1日 Rhein-Mosel-Halle(コブレンツ、ドイツ)

 
 ライン州立フィルハーモニー管弦楽団とダニエル・ライスキン Daniel Raiskin によるデンマークのルイ・グラスの交響曲シリーズ第3作。夢想家で神秘思想に心酔したこの作曲家のもっとも長大な《交響曲第4番》がリリースされます。「エアステズ公園のブルックナー」とも呼ばれた1901年の《森の交響曲》(第3番)の後、1905年に構想され、1910年から1911年にかけて完成されたとされています。第1楽章が「ソステヌート-アレグロ・リゾルート-メノ・アレグローテンポ・プリモ-メノ・アレグロ」。第2楽章が、中間部の弦楽合奏とハープの抒情的な音楽の印象的な「スケルツォ」。「アダージョ」の音楽が美しい第3楽章。「アレグロ・アパッショナート」で始まり劇的に展開してゆく第4楽章。《森の交響曲》と同じく、フランクとブルックナーの影響が指摘されている作品です。1911年にコペンハーゲンで初演。同地で再演を重ね、サンクトペテルブルク、オスロ、ストックホルムでも演奏されました。
 
価格 2,860円(税込価格)(本体価格 2,600円)

『Hollywood Gala(ハリウッド・ガラ)』
Euro Arts 20 69224 Blu-ray film music
Euro Arts 20 69227 CD film music

 
『Hollywood Gala(ハリウッド・ガラ)』
 映画『スーパーマン』- スーパーマン・マーチ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『ワンダーウーマン』- セミッシラ(Themyscira)
 (ハンス・ジマー 曲)
 映画『ボディガード』- オールウェイズ・ラヴ・ユー(I Will Always Love You)
 (ドリー・パートン 作詞・作曲)
 映画『ムーラン・ルージュ』- ネイチャー・ボーイ(Nature Boy)
 (エデン・アーベ 作詞・作曲)
 映画『ブレイブハート』- For the Love of a Princess(ジェームズ・ホーナー 曲)
 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンス・チェスト』
 - He’s a Pirate/Davy Jones(ハンス・ジマー、クラウス・バーデルト 曲)
 映画『グラディエーター』- ついに自由に(Now We Are Fress)
 (ハンス・ジマー 曲)
 映画『E. T.』- フライング・テーマ(ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『タイタニック』- My Heart Will Go on(ジェームズ・ホーナー 曲)
 映画『明日に向かって撃て!』
 - 雨にぬれても(Raindrops Keep Falling on My Head)
 (バート・バカラック 曲/ハル・デイヴィッド 詞)
 映画『シェルブールの雨傘』- I Will Wait for You
 (ミシェル・ルグラン 曲/ジャック・ドミ 詞/ノーマン・ギンベル 英語歌詞)
 映画『アルフィー』
 - メイン・テーマ(バート・バカラック 曲/ハル・デイヴィッド 詞)
 映画『ハリエット』- スタンド・アップ(Stand Up)
 (シンシア・エリヴォ、ジョシュア・ブライアン・キャンベル 作詞・作曲)
 映画『アリー/スター誕生』- シャロウ(Shallow)
 (レディー・ガガ、ブラドリー・クーパー 作詞・作曲)
 映画『ジュラシック・パーク』- ジュラシック・パークへようこそ
 (ジョン・ウィリアムズ 曲)
 映画『ハンガーゲーム』- ハンギング・ツリー(The Hanging Tree)
 (ジェームズ・ニュートン・ハワード 曲)
 映画『ムーラン・ルージュ』- カム・ワット・メイ(Come What May)
 (デイヴィッド・ベアウォルド、ケヴィン・ギルバート 作詞・作曲)
  デンマーク国立交響楽団 デンマーク国立ジュニア合唱団
  アンドレーア・ルゲ・ウーレンスレーヤー(ヴォーカル)
  ディルクシャンジャヤラトナ(ヴォーカル)
  ルートヴィヒ・ヴィッキ(指揮)
 
収録 2022年5月 DR(デンマーク放送)コンサートホール(コペンハーゲン)(ライヴ)
 
[Blu-ray: 1080/60i 16:9 Full HD PCM stereo/Dolby Atmos 86min Region All]

 
Euro Arts がリリースするデンマーク国立交響楽団の「ガラコンサート」シリーズの 『GALAXYMPHONY II』(20 68714)につづく第7作『Hollywood Gala(ハリウッド・ガラ)』。「オスカー」を獲得した作品と「主題歌賞」に選ばれたオリジナルとスタンダードのヴォーカル曲をメイン・プログラムにアカデミー賞授賞式に倣った装いを施したデンマーク放送コンサートホールで行われたコンサートをライヴ収録したアルバムです。
 
ハンス・ジマー Hans Zimmer が作曲した『グラディエーター』の《ついに自由に》。『ボディガード』でホイットニー・ヒューストンが歌い、評価のわかれた映画をよそに世界でヒットした、ドリー・パートン Dolly Parton 作詞作曲の《オールウェイズ・ラヴ・ユー》。バート・バカラック Burt Bacharach が音楽を担当した映画『明日に向かって撃て!』でブッチ・キャシディ役のポール・ニューマンとエッタ・プレース役のキャサリン・ロスが自転車に乗る場面に B. J. トマスの歌で流れる、ハル・デイヴィッド Hal David 作詞の《雨にぬれても》と、マイケル・ケイン主役の『アルフィー』の主題歌。バズ・ラーマン監督の『ムーラン・ルージュ』に使われた《ネイチャー・ボーイ》と《カム・ワット・メイ》。レディー・ガガが、自身主演の映画『アリー/スター誕生』のために書いた《シャロウ》。ミシェル・ルグラン Michel Legrand とジャック・ドミ Jacques Demy のミュージカル映画『シェルブールの雨傘』の「駅の別れ」の場面で歌われる《I Will Wait for You》。
 
ソロとデュオを歌い、少女合唱とも共演している歌手は、デンマークの若いふたり。アンドレーア・ルゲ・ウーレンスレーヤー Andrea Lykke Oehlenschlager は、20代なかばですでに、スティー・ロセン、アントネッリ・オーケストラ、マス・ランゲといったアーティスたちと共演してきました。男性ヴォーカリストのディルクシャン ジャヤラトナ Diluckshan Jeyaratnam は、デンマークでミュージカルを学んでいた時、アニメ映画『プリンス・オブ・エジプト(The Prince of Egypt)』のミュージカル舞台化で主役モーセに起用された「ラッキー・ボーイ」として知られています。
 
指揮者のルートヴィヒ・ヴィッキ   Ludwig Wick は、ルツェルン生まれ。映画音楽を主に演奏する「21世紀交響楽団(21st Century Symphony Orchestra)」を創設し芸術監督を務めています。
 
価格(Blu-ray) 4,950円(税込価格)(本体価格 4,500円)
 

 
追記 『ハリウッド・ガラ』は、Blu-ray と同じ曲目を収録したCD(20 69227)もリリースされます(収録時何 80分)。
 
価格(CD) 3,190円(税込価格)(本体価格 2,900円)
 

『カラーズ・オブ・クリスマス(Colours of Christmas)』
LAWO Classics LWC 1231 classical

 
キム・アンドレ・アルネセン(1980–)
 クリスマスの夜(Julenatt)
ジョン・ラター(1945–)
 カラーズ・オブ・クリスマス(Colours of Christmas)
キム・アンドレ・アルネセン(1980–)
 フライト・ソング(Flight Song)
フレードリク・シクステン(1962–)
 娘シオンよ、大いに踊れ(Rejoice!)
トーヴェ・クヌートセン(1951–)
 いちばん小さい星(Den minste stjerna)
カーリン・レーンクヴィスト(1957–)
 暗闇をこわがらないで(Var inte rädd för mörkret)
キム・アンドレ・アルネセン(1980–)
 ゆりかごの歌(Cradle Hymn)
 I Will Light Candles This Christmas
 (こんどのクリスマスにはキャンドルに火を灯そう)
ジョン・ラター(1945–)
 キャンドルライト・キャロル(Candlelight Carol)
伝承曲(エド・ロジェスキ(1942–2020)編曲)
 ディンドン、空高く(Ding Dong! Merrily on Hight)
キム・アンドレ・アルネセン(1980–)
 Searching Love(愛を探り)
スヴァイン・モッレル(1958–1999)
 Surely Goodness and Mercy(命のある限り恵みと慈しみはいつも)
Z・ランドル・ストループ(1953–)
 ルクス・エテルナ(永遠の光)(Lux Aeterna)
ミコラ・レオントヴィチ(1877–1921)
 鐘のキャロル(Carol of the Bells)
フレードリク・シクステン(1962–)
 神よ、あなたをほめ讃えましょう!(God We Praise Thee!)
  ブラゲーネス教会ユース合唱団
  器楽アンサンブル
   ボグミラ・ドヴラシュ・ニューステット(ヴァイオリン)
   アマンダ・ホーオイ・ホルン(ヴァイオリン)
   ヘンニンゲ・ランドース(ヴィオラ)
   アンネ・スティーネ・ダール(チェロ)
   フローデ・ベルグ(コントラバス)
   スンニヴァ・ロードラン(ハープ)
   イングリ・ホルメン(フルート)
   ヤン・ベッテルセン(オーボエ)
   オッド・ニルセン(トランペット)
   アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン、ピアノ)
   アンデシュ・クレグネス・ハンセン(打楽器)   
  ベアーテ・ストロンメ・フェヴァング(指揮)
 
録音 2019年4月27日、6月16日、2021年5月2日–3日、5月10日 ブラゲーネス教会(ドランメン、ノルウェー)
制作・マスタリング ヴェーガル・ランドース
録音エンジニア・編集 トマス・ヴォルデン [DXD(24bit/352.8kHz)録音]

 
首都オスロの南西44キロほどのところにあるドランメン市は、多くの詩人、哲学者、画家、音楽家、スポーツ選手を育んできました。ブラゲーネス教会 Bragernes kirke は、この町の音楽活動の一翼を担い、聖歌隊、少女合唱団、少年合唱団などが、さまざまな活動を行なっています。「ブラゲーネス教会ユース合唱団 Bragernes Kirkes Ungdomskor」もその団体のひとつ。終身指揮者ベアーテ・ストロンメ・フェヴァング Beate Strømme Fevang の下、十代の女性たちが集まってコンサートとツアーを行い、ニューヨークのセント・パトリック大聖堂やウィーンのシュテファン大聖堂でも歌いました。新しいクリスマス・アルバム『カラーズ・オブ・クリスマス』では、「クリスマスのメッセージ」を伝えるキャロルの中からメンバーが選んだ、初録音の作品も含む、15曲を歌っています。
 
ノルウェーでもっとも国際的に人気のある作曲家のひとり、キム・アンドレ・アルネセン Kim André Arnesen が、ユアン・テイト Euan Tait(1968–)、アイザック・ワッツ Issac Watts(1674–1748)、ハワード・サーマン Howard Thurman(1899–1981)の詩に作曲した5曲。ノルウェーのトーヴェ・クヌートセン Tove Knutsen はアルヴィド・ハンセン Arvid Hanssen(1932–1998)の詩、スヴァイン・モッレル Svein Møller は『詩編23番』をテクストに使っています。スウェーデン生まれ、ニーダロス大聖堂のカントルを務めたフレードリク・シクステン Fredrik Sixten は、今もトロンハイムに住み、宗教作品を中心に作曲しています。《娘シオンよ、大いに踊れ》は『旧約聖書』の『ゼカリア書』と『新約聖書』の『ヨハネによる福音書』、《神よ、あなたをほめ讃えましょう!》は、マルティン・ルターをテクストにした作品です。
 
イギリスのジョン・ラター John Rutter の《キャンドルライト・キャロル》とウクライナのミコラ・レオントヴィチ Mykola Leontovich の《鐘のキャロル(キャロル・オブ・ザ・ベル)》は、クリスマスの季節の歌として定着しました。アメリカのZ・ランドル・ストループ Z. Randall Stroope の《ルクス・エテルナ》は、「レクイエム・ミサ」のラテン語の典礼文による作品です。
 
アカペラで歌われる曲。オスロ・フィルハーモニックのボグミラ・ドヴラシュ・ニューステット Bugumila Dowlasz Nystedt をはじめとするプレーヤーたちのアンサンブルが共演する曲。ブラゲーネス教会のオルガニストで音楽監督のアンデシュ・アイステン・ダール Anders Eidsten Dahl がオルガンとピアノを弾いています。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『マッティン・スカフテ』
Toccata Classics TOCC 0640 contemporary/classical

 
マッティン・スカフテ(1980–)
 12の前奏曲 第1巻(Tolv preludier - Bok 1)(2012 rev.2013)
  På väg hemåt/Going Home(…Les sons…)
  Från och till/Now and Again(…Minstrels)
  Dimman har många röster/Eloquent Mist(…Les sons…)
  Och vintern var ovanligt lång/A Long Winter Season(…Des pas…)
  Linjer och tidslinjer/Lines and Timeliness(…Danseuses…)
  Ni är inget utan mig/You’re Nothing without Me(…La sérénade…)
  Det återfunna minnet/Finding Memory Again(…La fille…)
  Förväntansfullt/In Suspense(…Ce q’a…)
  Svaga band/Weak Ties(…Le vent…)
  Ska vi leka?/Shall  We Play?(…Voiles)
  Ett vällkommet avbrott/A Welcome Break(…Les collines…)
  Inte idag/Not Today(…Les cathédrals…)
 12の前奏曲 第2巻(Tolv preludier - Bok 2)(2015 rev.2017)
  I hörnet/In the Corner(…feuilles mortes…)
  Och vägarna formar/The Paths Decide(…Les tierces…)
  Flyktiga språng/Leaping Lightly(…les fees…)
  Fyra steg åt sidan/Four Steps to the Side(…Brouillards…)
  Vit vind/White Wind(…Bruyères…)
  Galas navel/Gala’s Navel(…Ondine…)
  En strid och en seger/Emerging Victorious(…Hommage…)
  Där ute finns både och/It’s All out There(…Canope…)
  En tid för allt/A Time for Everything(…General Lavine…)
  På återbesök/Revisiting(…La Puerta…)
  Avkylda drömbilder/Faded Expectations(…La terrasse…)
  En sista tillbakablick/One Last Look back(…Feux…)
  ユーナス・オールソン(ピアノ)
 
録音 2021年12月6日–7日 Malmö Palladium(マルメ、スウェーデン)

 
マッティン・スカフテ Martin Skafte(1980–)は、ヨーテボリ在住のスウェーデンの作曲家です。ゴトランド音楽学校で作曲を学び、ヨーテボリ大学舞台芸術・音楽学校でさらに5年間、作曲の研究を続けました。ボストン音楽院、バークリー音楽大学、ノルウェー国立音楽大学、マルメ音楽大学から客員講師に招かれてきました。ショパンの「マズルカ」による《Three translatons of Mazurkas by Chopin》(2008)、クラリネット、チェロとピアノのための《Mot vågorna(波に向かって)》(2014)、《ヴィオラ、チェロとピアノのための三重奏曲》(2016)など、ピアノ曲と室内楽曲を主に手がけてきました。ピアノのための《12の前奏曲 第1巻》と《12の前奏曲 第2巻》は、彼がずっと魅了されてきたというドビュッシーの同名の2つの曲集を引用しながら、自身の音楽語法を織りこんで作り上げた作品です。スウェーデンのピアニスト、ユーナス・オールソン Jonas Olsson は、ヨーテボリでハンス・ポールソン、フランクフルトでピエール=ローラン・エマールに教わり、現代の作品を中心にしたレパートリーで活動しています。この2つの曲集は、2018年4月17日、ボストンでオールソンが初演しました。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2,150円)

『The Orchestral Album(オーケストラ・アルバム)』
Dacapo 8.226719 contemporary/classical

 
エルセ・マリーエ・ペーゼ(1924–2016)
 エチュード(Étude)(1965)(ヴァイオリンと管弦楽のための)
 パラメーター(Parametre)(1962)(弦楽オーケストラのための)
 色についての7つの小品(Sept pièces en couleurs)(1953)(室内管弦楽のための)
 トランペットと管弦楽のための協奏曲(Concerto for Trumpet and Orchestra)(1954)
  クリスティーナ・オストラン(ヴァイオリン)
  ミケール・フランク・ムラー(トランペット)
  マルメ歌劇場管弦楽団 ヨアキム・グスタフソン(指揮)
 
録音 2021年5月20日–21日、24日–28日、11月17日–18日 マルメ歌劇場リハーサルホール(マルメ、スウェーデン)
制作・録音エンジニア・編集・ミクシング・マスタリング ダニエル・デーヴィズセン

 
エルセ・マリーエ・ペーゼ Else Marie Pade(1924–2016)は主にデンマーク電子音楽のパイオニアとして知られます。2001年に再評価されたことから、デンマークと海外で彼女の作品が広く認められることになりました。そのペーゼがアコースティックなオーケストラ作品を書いていたことを知る人はほとんどなく、彼女自身もそうした作品のことは話さなかったと言われています。「ヴァイオリン協奏曲」として書かれた《エチュード》は、「リゲティ風」の音世界をもち、オーケストラのプレーヤーがソリストを囲むよう配置が指定されています。〈Spæd(幼児)〉〈Munter(明るい)〉〈Sværmerisk(夢想的)〉〈Dynamisk(ダイナミック)〉〈Kolerisk(胆汁質)〉〈Mild(穏やかな)〉〈Smertefuldt(悲痛な)〉〈Længselsfuldt(憧れの思いを抱いて)〉の8つの部分で構成される作品です。弦楽オーケストラのための《パラメーター》は、「音のユーモア」も含む3楽章の音楽。〈Pièce blanche(白の小品)〉〈Pièce rouge(赤の小品)〉〈Pièce jaune(黄色の小品)〉〈Pièce verte(緑の小品)〉〈Pièce bleue(青の小品)〉〈Pièce indigo(藍の小品)〉〈Pièce noire(黒の小品)〉の《色についての7つの小品》。十二音技法で書かれながら、伝統的な管弦楽法による《トランペット協奏曲》。すべて初録音の作品です。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『不穏な時代(Urolige tider)』
Danacord DACOCD 945 classical

 
ヨーゼフ・ハイドン(1732–1809)
 弦楽四重奏曲 ニ短調 Hob.III:76 Op.76 no.2《5度(Quintenquartett)》(1797)
ハネ・トフテ・イェスパセン(1956–)
 弦楽四重奏曲第1番《不穏な時代(Urolige tider)》(2018–20)
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976)
 弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.25(1941)
  ノルディック弦楽四重奏団
   キアスティーネ・スナイダー(第1ヴァイオリン)
   マス・ハウステズ・ハンセン(第2ヴァイオリン)
   ダニエル・エークルンド(ヴィオラ)
   レーア・エミーリェ・ブランデール(チェロ)
 
録音 2022年5月30日–31日 ハアスホルム教区教会(ハアスホルム、デンマーク)(ハイドン)、2月19日–20日(イェスパセン)、5月22日–23日(ブリテン) 聖ラウレンティウス教会(ロスキレ、デンマーク)
制作 トーステン・イェセン

 
ユラン半島北東部、ラナス市の室内楽協会「BRAGE」(ブラーイ)は、1852年に設立され、芸術性を基本にしながら地域の人たちを楽しませることを目的とする活動を続けています。アルバム『不穏な時代(Urolige tider)』は、協会の会長を務めるチェリストのアクセル・ニルセン Aksel Nielsen と作曲家ハネ・トフテ・イェスパセン Hanne Tofte Jespersen の2018年の会話から始まった弦楽四重奏プロジェクトから生まれました。
 
「1790年から2020年の歴史的展望をコンテクストに」と題したプロジェクト。ハイドンがフランス革命後の1797年に作曲した『エルデーティ四重奏曲』の弦楽四重奏曲 ニ短調《5度》と、ブリテンが第二次世界大戦中の1941年に滞在中のカリフォルニアで作曲した弦楽四重奏曲第1番をメインに、そのコンテクストに沿ったイェスパセンの新作によるプログラムで構成。2020年春に予定されたノルディック弦楽四重奏団による初演が COVID-19 の最初のロックダウンで延期され、二度目のロックダウン直前の2020年11月4日に初演が実現しました。
 
ノルディック弦楽四重奏団は、2013年結成のアンサンブルです。フェロー諸島出身のハイウルン・ペータセン Heiðrun Petersen の第1ヴァイオリン、デンマークのマス・ハウステズ・ハンセン Mads Haugsted Hansen の第2ヴァイオリン、スウェーデンのダニエル・エークルンド Daniel Eklund のヴィオラ、デンマークのレーア・エミーリェ・ブランデール Lea Emilie Brøndal のチェロ。彼らの音楽は高く評価され、デンマークのナショナル・レーベル Dacapo Records のペレ・グズモンセン=ホルムグレーンの弦楽四重奏曲(第1集)(Dacapo 8.226217)とナンシー・ダルベアの弦楽四重奏曲(6.220555)に起用されました。この「不穏な時代」は、ペータセンが育児休暇に入ったため、デンマークのキアスティーネ・スナイダー Kirstine Schneder が第1ヴァイオリンを担当して録音されました。
 
ロシア軍のウクライナ侵攻。気候変動に因り地球のいたるところで発生する災害。経済と政治の不安、さまざまな脅威、希望と平和のビジョンといった思いをこめて制作されました。
 
価格 2,640円(税込価格)(本体価格 2,400円)

『すべての年齢の人に(For All Ages)』
Danacord DACOCD 947 classical

 
トーベン・エングホフ(1947–) ピアノのための小品(2009–2019)
 小さなテディベアのためのワルツ(Vals for to små Bamser)
 小さな犬のディーヴァに(Den lille Hund, til Diva)
 自転車に乗ってイプの家へ(Når jeg cykler forbi Ibs Hus)
 いい気分!(Godt Humør) 冬の光(Vinterlys)
 マフィへの歌(Sang til Muffy) 火曜の楽しみ(Glæden ved Tirsdag)
 遊び場で(Vi leger) 六月の雨(Juniregn)
 祈りと驚き(Bøn og Undren)
 ちょっとした春のワルツ(En lille Forårsvals)
 庭にいるキアステン(Kirsten i sin Have)
 きっとうまくいく(Det går nok)
 おやすみのメロディ(Godnat melodi) 夕暮れの歌(Aftensang)
 十一月(November)
 [bonus track] 雪のダンス(Sneens Dans)
  クリスティーナ・ビャアケー(ピアノ)
 
録音 2022年8月 デンマーク国立音楽アカデミー(オーゼンセ、デンマーク)

 
デンマークの「作曲家」トーベン・エングホフ Torben Enghoff(1947–)のピアノ・アルバム。コペンハーゲンの楽譜出版社「Edition Wilhelm Hansen(ヴィルヘルム・ハンセン)」の音楽帳『For All Ages(すべての年齢の人に)』から採った16曲にボーナス・トラックを1曲加えたプログラムが、クリスティーナ・ビャアケーの演奏で収録されています。
 
ジャズ・サクソフォーン奏者のエングホフは、作曲を独学で学び、ルールによらず耳だけを頼りに作曲していると言います。「ちょっとしたアイデアが浮かび、鉛筆と五線紙がちょうど手元にあれば、楽譜に書きさえすればいい」。このアルバムで演奏される小品は、エングホフ自身がほとんどピアノを弾けないという事情もあり、「シンプル」に徹して書かれた作品ばかりです。「単純なものを書くのは、複雑なものを書くのと同じくらい、実にむずかしい。すべての音をかなり慎重に決めなければならず、『シンプル』はきつい挑戦だ」。
 
そう語るエングホフの曲に挑むクリスティーナ・ビャアケー Christina Bjørkøe(1970–)は、デンマークを代表するピアニストのひとりとして活動しながら、オーゼンセのデンマーク国立音楽アカデミーで教えています。作品の深みを探る洞察力とチャーミングさを備えた彼女の音楽は、評価、人気とも高く、2009年の「DR P2 Music Award」(デンマーク放送音楽賞)を受賞したカール・ニルセンのピアノ作品の全曲録音などのCD録音でも親しまれています。
 
価格 2,035円(税込価格)(本体価格 1,850円)

『希望への遺書(A Testament to Hope)』
Danacord DACOCD 948 classical 

 
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 エロイカ変奏曲(Eroica Variations)
 (ピアノのための15の変奏曲とフーガ 変ホ長調) Op.35(1802)
 ピアノための6つの変奏曲 へ長調 Op.34(1802)
 ピアノソナタ第23番 へ短調 Op.57《アパッショナータ(Appassionata)(熱情)》(1804–05)
  クリスチャン・リスエーヤ(ピアノ)
 
[楽器 Piano: Steiinway & Sons]
 
録音 2022年7月4日–7日 王立デンマーク音楽アカデミー(コペンハーゲン)
制作・録音エンジニア フェデリーコ・マッティオリ

 
デンマークのピアニスト、クリスチャン・リスエーヤ Kristian Riisager(1996–)のデビュー・アルバム。クリスチャン・リスエーヤは、中央ユラン、ハズステーンのファウアスコウ音楽学校とオーフスのグラドゥス・ピアノ学校で学び、2015年からハンス・アイスラー音楽大学ベルリンのビルギッタ・ヴォレンヴェーバーとエルダー・ネボルシンに師事。2020年2月の卒業後、秋から王立デンマーク音楽アカデミーのイェンス・エルヴェケーアに師事、2022年の秋からスウェーデンのインゲスンド・ピアノセンターでユリア・ムストネン=ダールクヴィストの下で学んでいます。研究をつづけながら、ソリスト、室内楽奏者、歌曲の共演者としてデンマーク、スウェーデン、ドイツ、リトアニア、ジョージアのコンサートやフェスティヴァルに出演。ソプラノのルイーセ・マクレラン・ヤコブセンと参加した2021年のルーズ・ランゴー・コンペティションで第1位に選ばれました。
 
初めて録音するアルバムにクリスチャン・リスエーヤは「希望への遺書」のタイトルをつけました。ベートーヴェンが、1802年10月に『ハイリゲンシュタットの遺書』を書く前に完成させた《エロイカ変奏曲》と《ピアノための6つの変奏曲 》、ウィーンに戻り、1804年から1805年にかけて作曲した《アパッショナータ・ソナタ》。「ベートーヴェンが絶望の間際にありながら書いた、生気とエネルギーとユーモアにみちた」(クリスチャン・リスエーヤ)2つの作品と「彼の経験した絶望と希望」を内蔵する作品。若いピアニストのベートーヴェンへの思いと意欲が示されるプログラムです。
 
価格 2,640円(税込価格)(本体価格 2,400円)

『Canticles of Light(光の頌歌)』
Signum Classics SIGCD 729 contemporary/classical 

 
ボブ・チルコット(1955–)
 Canticles of Light(光の頌歌)(2000)
 (児童合唱、混声合唱と管弦楽のための)
  Te lucis ante terminum(この日の終わる前に)
  Christe, qui, splendour et dies(光にして日なるキリストよ)
  O nata lux de lumine(おお光より生まれし光)
 Move Him into the Sun(陽の当たるところへ彼を運べ)(2018)
 (高声、混声合唱と室内管弦楽のための)
  Song of Songs(歌の中の歌) Spring Offensive(春の攻撃)
  Apologia pro Poemate meo(わたしの詩への言い訳)
  Futility(むだなこと) Winter Song(冬の歌)
セシリア・マクドウォール(1951–)
 Standing as I Do before God(神の御前と同じように立ち)(2013)
 (ソプラノ・ソロと混声五部のための)
フランシス・ポット(1957–)
 Lament(哀歌)(2011)(アカペラ混声六部のための)
ジェイムズ・マクミラン(1959–)
 A Child’s Prayer(子供の祈り)(1996)
ボブ・チルコット(1955–)
 Sing the Colour of Peace(平和の色を歌え)(2019)
 (テノール・ソロとアカペラ混声合唱のための)
ボブ・チルコット(1955–)
  NFM 合唱団 NFM ヴロツワフ・フィルハーモニック管弦楽団員
  アグニェシュカ・フランクフ=ジェラズニ(指揮)
 
録音 2019年3月23日–26日

 
ヒューストン室内合唱団の『Circlesong』(SIGCD 703)など、ボブ・チルコット Bob Chilcott のアルバムを8枚リリースしてきた Sighum Classics の新作。ポーランドの「NFM 合唱団」が、チルコットの3つの作品とイギリスの3人の作曲家による作品を歌ったアルバムです。
 
チルコットの《Canticles of Light(光の頌歌)》は、トマス・タリスとロバート・ホワイトが同じテクストに作曲した作品をチルコットが聖歌隊で歌ったことのある「Te lucis ante terminum(この日の終わる前に)」など「暗く美しい、それでいながら極めて親しみやすい」3曲の作品です。《Move Him into the Sun(陽の当たるところへ彼を運べ)》は、第一次世界大戦で命を落とした詩人ウィルフレッド・オーウェン Wilfted Owen(1893–1918)の詩による曲集です。『Futility(むだなこと)』の冒頭の一節を曲名にとり、「Sing me at dawn but only with your laugh(夜明けに歌ってくれ、ただし笑いながら)」と始まる〈Song of Songs(歌の中の歌)〉など従軍中の5つの詩が使われました。《Sing the Colour of Peace(平和の色を歌え)》は、イギリスの詩人チャールズ・ベネット Charles Bennett の詩をテクストに、NFM 合唱団のために作曲されました。
 
セシリア・マクドウォール Cecilia McDowall の《Standing as I Do before God(神の御前と同じように立ち)》は、第一次世界大戦中にドイツ軍によって銃殺されたイギリスの看護師イーディス・キャヴェル Edith Cavell(1865-1915)の処刑前夜の言葉に作曲された作品。フランシス・ポット Francis Pott の《Lament(哀歌)》は、アフガニスタン紛争で戦死した爆弾処理の専門家、オラフ・シュミット軍曹を追悼する、感情的にも音楽的にも強い説得力のある作品。ジェイムズ・マクミラン James MacMillan の《A Child’s Prayer(子供の祈り》は、1996年3月にスコットランドのダンブレイン小学校で17人の生徒が殺された事件の後に作曲された、強く感情に訴えかける作品。
 
NFM 合唱団は、2006年、ヴロツワフ・フィルハーモニック管弦楽団のレジデント・アンサンブルとして創設され、2014年に「National Forum of Music」のグループとして再編成されました。アグニェシュカ・フランクフ=ジェラズニ Agnieszka Franków-Żelazny が創設時から芸術監督を務めています。
 
価格 2,165円(税込価格)(本体価格 2,150円)

『The Gallery Concerts II – Jazz Poetry』
ACT Music ACT 9960-2 jazz

 
『The Gallery Concerts II – Jazz Poetry』
 It Was Good While it Lasted(Jan Lundgren)
 The Unexpected Return(Jan Lundgren)
 Polska No.1(Mats Edén)
 Gårdsjänta(農家の娘)(traditional)
 A Thousand Kisses Deep(Leonard Cohen/Sharon Robinson)
 Lacrimosa(Wolfgang Amadeus Mozart)
 Svante(Jan Lundgren)
 She’s Leaving Home(John Lennon/Paul McCartney)
 Tricotism(Oscar Pettiford)
 Stella by Starlight(Victor Young)
  ヤン・ルンドグレーン(ピアノ)
  ハンス・バッケンルート(ベース)
 
録音 2022年5月4日 Act Art Collection Gallery(ベルリン、ドイツ)(ライヴ録音)
制作 シギ・ロッホ

 
シギ・ロッホが主宰する ACT Music がモットーとする「The Art in Music」は、アルバムのカバー・デザインに示されてきました。ベルリンの「Act Art Collection Gallery」で行うコンサートのライヴ録音をアルバムに作る、新しい「The Gallery Concerts」のシリーズは、このモットーを別の姿で示すために始められました。フィリップ・ターフェ、ゲルハルト・リヒター、マルティン・ノエル、マルティン・アッシヒたちの現代アートとシギ・ロッホに招待された聴衆に囲まれるジャズ。ヤコブ・マンツとヨハンナ・サマーによる最初のアルバム(ACT 947-2)につづく第2作は、スウェーデンのヤン・ルンドグレーン(ラングレン) Jan Lundgren とハンス・バッケンルート(バッケンロート)Hans Backenroth の2022年5月4日のコンサートの録音です。
 
価格 2,860円(税込価格)(本体価格 2,600円)

『A Bird Fancyer’s Delight(鳥愛好家の楽しみ)』
Ars Produktion ARS 38619 early music/classical

 
ジョン・ウォルシュ(1666–17360
 ムクドリ(The Starling)
ヘンリー・パーセル(c.1659–1695)
 鳥の前奏曲(A Birds Prelude) ソナタ ハ長調 Z.808
ウィリアム・ウィリアムズ(1675_1701)
 ソナタ第2番(Sonata Secunda)
アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ(1615–1681)
 パッサカリア ト長調(Passacaille en sol majeur)
ジャック=マルタン・オトテール(1673–1763)
 甘い眠り(Doux sommeil)
 Pourquoy doux rossignol(なぜ、優しいナイチンゲールが)
ジャン=フィリップ・ラモー(1683–1764)
 鳥のさえずり(Le rappel des oiseaux)
マルコ・ウッチェリーニ(1603/10–1680)
 3声のソナタ第17番(Sonata decima settima a tre)
 《ラ・ベルガマスカ》によるアリア(Aria sopra ‘La bergamasca’)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567–1643)
 おお、あなたはなんと優しいことか(O come sei gentile, caro augellino)
ウィリアム・ウィリアムズ(1675_1701)
 鳥を模したソナタ第6番(Sonata sesta in imitation of birds)
アンサンブル・ソノリタ
 即興《森の中で》
タルクィニオ・メールラ(1594/5–1665)
 シャコンヌ(Ciaccona)
  アンサンブル・ソノリタ
 
録音 2012年10月17日–21日

 
「アンサンブル・ソノリタ Ensemble Sonoritá」は、2つのリコーダー、チェンバロ、チェロ、アーチリュートまたはバロックギターによる古楽器アンサンブル。イギリス、フランス、イタリアのバロック期の作曲家たちが、鳥の声を描写したり、自然の風景からインスピレーションを得て作曲した音楽のコレクション。
 
価格 2,970円(税込価格)(本体価格 2,700円)

『サーリアホ チェロのための作品集』
Dux DUX 1686 contemporary/classical

 
カイヤ・サーリアホ(1952–)
 Petals(1988)(チェロとライヴ・エレクトロニクスのための)
 Spins and Spells(1996)(チェロ・ソロのための)
 Près(1992–94)(チェロとライヴ・エレクトロニクスのための)
 Sept papillons(2000)(チェロ・ソロのための)
 Neiges(1998)(8つのチェロのための)
  ヨアンナ・グトフスカ(チェロ)
 
録音 2020年8月 ポーランド、12月 ロンドン

 
カイヤ・サーリアホ Kaija Saariaho のチェロのための作品集。フィンランドのチェリスト、アンシ・カルトゥネンに献呈した3曲などすべて、彼女のこのジャンルを代表する作品です。《Petals(花びら)》は、カルトゥネンの委嘱で書かれ、弦楽四重奏とエレクトロニクスのための《Nymphea》が素材に使わています。「いろいろと変化しながら『回るこま』と、音の色彩とテクスチュアを中心に動きつづける時間」(サーリアホ)を曲名にした《Spins and Spells》は、1997年にパリで行われた「第6回ロストロポーヴィチ・コンペティション」の委嘱作。「Carrefour des Littératures Européennes de Strasbourg」の委嘱による《Près》は、「姉妹作」の「チェロ協奏曲」の《Amers》と同時に作曲され、曲名は、この曲とポール・ゴーガンの『By the Sea』に関連すると言われます。チェロのパートもエレクトロニクスのパートも IRCAM で制作されました。「Dolce, leggiero, libero」の「Papillon I」から「Molto espressivo, energico」の「PapillonVI」まで《Sept papillons(7羽の蝶)》は、Rudolf Steiner Nachverlassung の委嘱作。ボヴェ市から委嘱された《Neiges(雪)》は、〈Nuages de neige(雪の雲)〉〈Etoile de neige(雪の星)〉〈Etoile de neige 2(雪の星 2)〉〈Aiguilles de glace(つらら)〉〈Fleurs de neige(雪の花)〉の5楽章の作品です。
 
ヨアンナ・グトフスカ Joanna Gutowska はポーランド生まれ。ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、2020年に『Kaija Saariaho’s cello works as an example of new qualities of sound and expressin』でクラクフのクシシュトフ・ペンデレツキ音楽アカデミーの博士号を取得しました。彼女はこのアルバムを「a real labor of love(好きで作った)」と言っています。8つのチェロのための《Neiges》は、彼女がすべてのパートをひとりで演奏した多重録音です。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2.150円)

『Snowflakes in December(十二月の雪のひとひら)』 
Ladybird 79556871 jazz

 
『Snowflakes in December(十二月の雪のひとひら)』
 Have Yourself a Merry Little Christmas(Hugo Martin/Ralph Blane)
 Winter Wonderland(Felix Bernard/Richard Bernhard Smith)
 Snowflakes in December(Hannah Svensson)
 The Christmas Waltz(Sammy Cahn/Jule Styne)
 Merry Christmas Baby(Lou Baxter/Johnny Moore ) 
 River(Joni Mitchell)
 Let It Snow(Sammy Cahn/Jule Styne)
 Jeg vet en dejlig rosa(美しいばらを知っている)(traditional)
 White Christmas(Irving Berlin)
 Jingle Bells(James Pierpont)
 The Christmas Song(Bob Wells/Mel Tormé)
  ハンナ・スヴェンソン(ヴォーカル)
  クラース・リンドクヴィスト(サクソフォーン)
  スヴェン=エーリク・ルンデクヴィスト(ピアノ)
  マッティアス・スヴェンソン(ベース)
  パウル・スヴァンベリ(ドラム)
 
録音 2022年 ギューラ・スタジオ(Gula Studion)(マルメ、スウェーデン)
制作 ハンナ・スヴェンソン
録音エンジニア ダーヴィド・カールソン
ミクシング オーケ・リントン

 
ジャズ・シンガーソングライター、ハンナ・スヴェンソン Hannah Svensson は、1986年、スウェーデン西海岸のファルケンベリで生まれました。ジャズ・ギタリストの父エーヴァン・スヴェンソンから音楽を学び、ピアノとギターをマスター。17歳のころエヴァ・キャシディの歌を聴き、歌うことへの興味が目覚め、21歳の時、父もギターで参加した「Hannah & The Acoustic 3」を結成、シンガーの道を歩み始めました。「アメリカの歴史的ジャズと北欧のトーンのボーダーラインで育った音楽」でスウェーデンとヨーロッパをコンサートとツアーで周り、これまでに6枚のアルバムを作ってきました。彼女は、ソングライターとしてだけでなく、具象と抽象をブレンドしたスタイルの画家としても活動しています。
 
アルバム『Snowflakes in December(十二月の雪のひとひら)』。十二月が扉をたたくと、またクリスマスがやってくる。家々の飾りつけも進み、子供たちの歌うキャロルが聞こえてくる。「美しいばらを知っている、ユリのように白い花……」。笑い、泣いた、たくさんの思い出のある「十二月」を彼女は《Snowflakes in December》に作り、新しく編曲したスカンディナヴィアの民謡と古典的なクリスマスの歌と一緒に歌っています。クラース・リンドクヴィスト Klas Lindqvist のサクソフォーン、マッティアス・スヴェンソン Matthias Svensson のベース、パウル・スヴァンベリ Paul Svanberg のドラム、そして、若い世代でもっとも個性的なピアニストのひとり、スヴェン=エーリク・ルンデクヴィスト Sven-Erik Lundeqvist のピアノ。
 
「外は吹雪いているけれど、ここには温い暖炉の火、行くあてのない僕ら、このまま雪よもっと降れ……」。さまざまな感情を蘇らせる歌へのオマージュとして作られました。「ささやかなクリスマスをあなたが見つけ、心が明るくなるように」。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2,150円)