September 2022

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『80 – Live at Jazzcup』
Stunt Records STUCD 22062 jazz

 
『80 – Live at Jazzcup』
 Oh Gee!(Matthew Gee) Body and Soul(Johnny Green)
 Just Friends(John Klenner) If I Had You(Ted Shapiro)
 Blue ’n’ Boogie(Dizzy Gillespie)
 Sweets to the Sweet(Hugo Rasmusssen)
 Tenderly(Walter Gross) I Remember April(Gene de Paul)
 Memories of You(Eubie Blake)
 Like Someone in Love(Jimmy van Heusen)
 Stardust(Hoagy Carmichael)
 Lester Leaps in(Lester Young)/Montmartre Blues(Oscar Pettiford)
  イェスパー・ティロ・カルテット
   イェスパー・ティロ(テナーサックス、クラリネット)
   セーアン・クリスチャンセン(ピアノ)
   ダニエル・フランク(ベース)
   フランス・リフビェア(ドラム)
 
録音 2022年2月4日–5日 ジャズカップ(Jazzcup)(コペンハーゲン)

 
ジャズ・ミュージシャン、イェスパー・ティロ Jesper Thilo は、テナーサックス、アルトサックス、クラリネットのトップ・プレーヤーのひとりとしてデンマークのジャズ・シーンで活躍してきました。彼は、1941年にコペンハーゲンのクリスチャンスハウンで生まれ、アマチュアのディキシーランド・ジャズバンドでクラリネットとトロンボーンを演奏した後、王立デンマーク音楽アカデミーでクラシカル・クラリネットを学びました。学生時代に参加したジャズ・オーケストラのアーンヴェズ・マイアーに勧められてサクソフォーンに転向、マイアーのバンドでベン・ウェブスターやコールマン・ホーキンズといったプレーヤーとの共演を経験しました。1966年から1989年までデンマーク放送ビッグバンド(DR Big Band)でパレ・ミケルボーやサド・ジョーンズの下で演奏。1989年に DR のバンドとアーニー・ウィルキンズのビッグバンドを離れ、セーアン・クリスチャンセン、オリヴィエ・アントゥネスたちが参加する、自身のバンドを結成しました。
 
『80 – Live at Jazzcup』は、2021年に80歳を迎えたティロが、彼のホームグラウンドだったコペンハーゲンのジャズクラブ「ジャズカップ」で行ったコンサートをライヴ収録したアルバムです。ジョニー・グリーンの《Body and Soul》、ジョニー・クレナーの《Just Friends》、ホーギー・カーマイケルの《Stardust》といった「スタンダード」がどう響くか。彼のバンドで演奏したフゴ・ラスムセン Hugo Rasmussen の《Sweets to the Sweet》もプログラムに組みこまれています。セーアン・クリスチャンセン Søren Kristiansen のピアノ、ダニエル・フランク Daniel Franck のベース、フランス・リフビェア Frands Rifbjerg のドラム。80歳でもかくしゃくとしていることを示してみせた、彼自身のバンドの初めてのライヴ・アルバムです。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『Nocturnes』
Stunt Records STUCD 22112 jazz

 
『Nocturnes』
 Stockholm Night Lights(Mikkel Ploug)
 Mignon – und die Sonne geht unter(ミニヨン - そして太陽は沈む)
 (Bent Sørensen)
 Sænk kun dit hoved, du blomst(花よ、ただ頭(こうべ) をしずめなさい)
 (Carl Nielsen)
 Lacrimosa(ラクリモーサ)(Bent Sørensen)
 Und die Sonne geht auf(そして太陽は昇る)(Bent Sørensen)
 Mitternacht mit Mignon(真夜中にミニヨンと)(Bent Sørensen)
 Monet(モネ)(Mikkel Ploug)
 Sigrids Wiegenlied(シーグリ(シイリズ)の子守歌)(Bent Sørensen)
 Peace Chant(Mikkel Ploug) Nocturnal(Mikkel Ploug)
 Song Can Tend the Ailing Spirit(Valentin Silvestrov)
  ミケル・プロウ・グループ
   マーク・ターナー(テナーサックス)
   ミケル・プロウ(ギター)
   ショーン・カーピオ(ドラム)
   イェペ・スコウバケ(ベース)
 
録音 2022年4月 STC Studios(コペンハーゲン)

 
デンマークのギタリストで作曲家のミケル・プロウ Mikkel Ploug(1978–)は、ヨーロッパ、アメリカ、ブラジルと広く活動。COVID-19 の2020年には「孤独」なアルバム『Balcony Lullabies(バルコニーの子守歌)』(STUCD 20102)をリリースして注目されました。プロウは、アメリカのテナーサックス・プレーヤー、マーク・ターナー Mark Turner(1965–)と12年間にわたり共演しツアーを行い、2018年にはデュオ・アルバム『Faroe』をリリース。「グラミー賞」の「最優秀インストルメンタル・ジャズ・アルバム賞」にノミネートされました。
 
プロウが「夜のためのアルバム」とみなす『Nocturnes(ノクターン)』は、カール・ニルセンの《有節歌曲集》の〈花よ、ただ頭(こうべ)をしずめなさい〉やベント・サーアンセンの《12の夜想曲(12 Nocturner)》といった既存の曲と彼が書いた新曲に即興を加え、ターナーとの音楽的つながりをより明確に示してみせた作品です。プロウがサイドマンとして参加した「WoWos」を主宰するショーン・カーピオ Sean Carpio のドラム、ターナーと共演したことのあるデンマークのイェペ・スコウバケ Jeppe Skovbakke のベース。
 
プログラムの最後にウクライナの作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフの《Song Can Tend the Ailing Spirit(歌は病んだ心に力を貸せる)》を演奏。「ロマンティックなものが心の中にある」ことを認めるプロウは、セッションを「楽しかった、最高だった」と振り返りました。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『フィンランドの印象(Finnish Impressions)』
Alba ABCD 514 classical

 
イルマリ・ハンニカイネン(1892–1955)
 妖精の踊りFltentanz)(1914)
 2つのバラード(Kaksi balladia)(1907)
 印象(Tunnelmia) Op.11b
  夕べのやすらぎ(Iltarauha) 夜想曲(Yölaulu)
  会話(Keskustelu) 問い(Kysymys)
  はじめての雪(Ensi Lumi) 思い出(Souvenir)
 忘れられたメロディ(Melodie oubliée/Unohdettu sävel) Op. 12 no.1
 泉のほとりで(A la fontaine/Suihkulähteellä) Op.12 no.2
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 6つの即興曲(Kuusi impromptua) Op.5(1890-93)
  モデラート レント-ヴィヴァーチェ モデラート(アラ・マルチア)
  アンダンティーノ ヴィヴァーチェ コモード
 2つのロンディーノ(Two Rondinos) Op.68(1911)
  第1番 アンダンティーノ 嬰ト短調 第2番 ヴィヴァーチェ 嬰ハ短調
ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902–1982)
 ソナティネ(Sonatine) Op.14(1939)
テルヒ・ドスタル(1978–)
 ソナティナ(Sonatina)
  テルヒ・ドスタル(ピアノ) [楽器 Piano: Steinway D]
 
録音 2021年11月22日–23日、2022年2月5日–6日 Studiobörne45(ベルリン、ドイツ)
制作・録音エンジニアリング・編集 ミヒャエル・ハーフェンシュタイン

 
フィンランドのピアニスト、テルヒ・ドスタル Terhi Dostal(1978–)は、コウヴォラで生まれ、シベリウス・アカデミでエーリク・T・タヴァッシェルナ、マッティ・ラエカッリオに学び、イタリアのイモラ国際ピアノアカデミーでボリス・ペトルシャンスキーに師事してディプロマを取得しました。2010年にシベリウス・アカデミーの博士課程を修了。ブラームスを中心にした多様なレパートリーでソリストとして活動し各地の音楽祭に出演してきました。NIX ピアノ四重奏団のメンバーです。
 
『フィンランドの印象』は、彼女の初めてのソロ・アルバムです。
 
イルマリ・ハンニカイネン Ilmari Hannikainen は、フィンランドでもっとも重要なピアニストのひとり。シベリウス・アカデミーの最初のピアノ科教授を務め、ロマンティシズムと印象主義のスタイルのピアノ曲と歌曲の作曲家として音楽史上に名を残しました。《妖精の踊り》は、ハンニカイネンがフランツ・シュレーカーに作曲を学んだウィーン時代に完成したとされる、ヴィルトゥオーゾ性の高い、未出版の作品。《2つのバラード》は、「2つのピアノの小品」として出版され、後に作曲者自身が最初のバラードを中心に大幅な改訂が加えられました。ユヴァスキュラのフィンランド音楽キャンパスの図書館が所蔵する改訂版による初録音です。《印象》は、〈夕べのやすらぎ〉〈夕べのやすらぎ〉など6曲で構成された、彼のもっとも有名な作品のひとつ。ラヴェルの影響のみられる《泉のほとりで》は、フィンランドのピアニストたちに広く愛されています。夢見る気分の《忘れられたメロディ》は、曲名のとおり、ほとんど演奏されることがなかったという作品です。
 
シベリウスの《6つの即興曲》は、《クッレルヴォ》と同じころ、1890年から1893年にかけて作曲された作品です。シベリウスがカレリア地方の民謡と踊りやカンテレの演奏に興味をもっていたことを反映した、特徴的なリズムをもった音楽です。この曲集の第5曲と第6曲を基に弦楽オーケストラのための《即興曲(抒情アンダンテ)》が作られました。1911年に初演された《2つのロンディーノ》は、シベリウスがより現代的な響きの音楽語法を探っていたころの作品です。
 
ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902–1982)は、フィンランドの女性作曲家で初めて、3つの交響曲をはじめとする大きな編成の管弦楽作品を書き、近年、あらためて注目されるようになっています。《ソナティネ》は、「コン・モート」「アンダンテ・カンタービレ」「アレグレット・スケルツァンド」の3楽章で構成した、ネオクラシカルな響きとよどみないピアニスティックなテクスチュアが特徴的な作品です。
 
ドスタルの《ソナティナ》は、COVID-19 のパンデミックのためコンサートがすべてキャンセルされた2020年、ドレスデンでマティアス・ドルーデ教授に作曲を学んでいた時に作曲されました。印象主義とヴィルトォーゾ・スタイルの「アレグロ・スピリトーゾ(精神をこめて速く)」「アンダンテ・カンディード(ありのままのアンダンテ)」「プレスト・フェッブリレ(熱狂的にきわめて速く)」の3楽章の作品です。
 
価格 2,255円(税込価格)(本体価格 2,050円)

『Fikta - 現代アイスランド・アコーディオン作品集』
Dacapo 8.226720 contemporary/classical

 
フィンヌル・カルルソン(1988–)
 アコーディオン協奏曲(2020)*
アトリ・インゴウルソン(1962–)
 Radioflakes(2004)(アコーディオン・ソロのための)
アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938–2019)
 Lieder und Intermezzo(歌と間奏曲)(1996)
 (ソプラノとアコーディオンのための)**
ソルケトル・シーグルビョルンソン(1938–2013)
 Mobillissima Visione(1972)(アコーディオン、打楽器とギターのための)***
フリズリク・マルグリェータル=グヴズムンソン(1993–)
 Fikta(2018)(アコーディオン・ソロのための)
  ヨウナス・アウスゲイル・アウスゲイルソン(アコーディオン)
  ソルグンウル・アンナ・オットルノウルスドウッティル(ヴォーカル)**
  カテリーナ・アナグノスティドゥ(打楽器)***
  ミケル・スコウ(エレクトリック・ギター)***
  エルヤ・アンサンブル
  ビャルニ・フリーマン・ビャルナソン(指揮)
 
録音 2020年6月20日–21日、2021年1月16日、2022年4月15日 王立デンマーク音楽アカデミー コンサートホール(コペンハーゲン)、2022年1月3日 ハルパ「ノルズルリョウス・リサイタルホール」(レイキャヴィーク、アイスランド)(アコーディオン協奏曲)
制作・録音エンジニア・編集・ミクシング・マスタリング ラグンヘイズル・ヨウンスドウッティル

 
アコーディオンは、楽器による音楽が長年禁じられていたアイスランドで、19世紀になり、もっとも一般的に演奏されるようになった最初の楽器のひとつと言われます。近年、優れたアコーディオン奏者も多く生まれ、ヨウナス・アウスゲイル・アウスゲイルソン  Jónas Ásgeir Ásgeirsson もそのひとりです。このアルバムで彼は、3世代に渡るアイスランドの作曲家が作曲した1972年から2020年までの作品を演奏しています。
 
フィンヌル・カルルソン Finnur Karlsson(1988–)の〈A Dream about Flying〉〈one and a〉〈Thread/Longed for〉〈two and a〉〈Bontempi’s Ghost〉〈three and a〉〈Et Cetera〉の7つの部分で構成される《アコーディオン協奏曲》。アイスランド芸術大学を卒業後、劇場とダンスと視覚メディアの活動で知られるフリズリク・マルグリェータル=グヴズムンソン Friðrik Margrétar-Guðmundsson(1993–)の《Fikta》。この2曲は、ヨウナス・アウスゲイルのために書かれた作品です。
 
Radio France がノルウェーのプレーヤー、フローデ・ハルトリのためにアトリ・インゴウルソン Atli Ingólfsson(1962–)に委嘱した《Radioflakes》。ロシアの詩人オシップ・マンデリシュターム(1891–1938)の3つの詩のパウル・ツェランによるドイツ語訳をテクストにしたアトリ・ヘイミル・スヴェインソン Atli Heimir Sveinsson(1938–2019)の《Lieder und Intermezzo》。デンマークのアンサンブル「Trio Mobile(トリオ・モービレ)」のために作曲されたソルケトル・シーグルビョルンソン Þorkell Sigurbjörnsson(1938–2013)の《Mobillissima Visione》。20世紀アイスランドを代表する作曲家たちがそれぞれに、アコーディオンの表現の可能性を追求しています。
 
価格 2,695円(税込価格)(本体価格 2,450円)

『Papillon(蝶々)』
Swedish Society Discofil SCD 1187 classical

 
ヒューゴ・アルヴェーン(1872–1960) アカペラ混声合唱作品集
 蝶々(Papillon)(1936)
 気分「影がみな長くなり」(Stemning “Alle de voksende Skygger”)(1938)
 子供の日の子供の島の歌(En visa om Barnens Ö på Barnens Dag)*
 ウタツグミ(Taltrasten)(1941)(混声合唱のための)*
 アンデシュは元気のいい作男(Anders, han var en hurtiger dräng)(編曲)(1941)
 クリスマスの賛美歌(Julhymn)*
 鳴れ、わたしの美しい鐘(Klang min vackra bjällra)(編曲)*
 クリスマスの歌「見よ、クリスマスの星が」
 (Julsång “Se, julens stjärna strålar klar”)(1934)
 空にある星のように(Som stjärnan uppå himmelen)(編曲)
 (ソプラノと混声合唱のための)
 オーロフ青年と妖精たちの踊り(Herr Olof i älvornas dans)(編曲)(1943)*
 泥棒と呼んでやる(Tjuv och tjuv det ska du heta)(編曲)(1941)
 百合の枝にとまった鳩の歌(Duvans sång på liljekvist)
 (ソプラノと混声合唱のための)*
 エルヴダーレンの牧場の歌「リム・リム・リーマ」
 (Vallvisa från Älvdalen “Limu, limu, lima”)(編曲)
 ふたりだけの牧場で(Uti vår hage)(編曲)(1923)
 ばらとすみれ(Rosor och violer)(編曲)(1914)
 おお、わたしは嘆くまい(Å inte vill jag sörja)(編曲)(1936)
 報い(Vedergällningen)(編曲)(1942)
 (ソプラノ、バリトンと混声合唱のための)
 子守歌(Vaggvisa)(1933)
 夕べ(Aftonen)(1942)
 娘は踊りの輪に入る(Och jungfrun hon går i ringen)(編曲)(1941)
  エーリク・ヴェストベリ・ヴォーカルアンサンブル
  エーリク・ヴェストベリ(指揮)
  テレーセ・アントンソン(ソプラノ・ソロ)
  アンドレーアス・E・オールソン(バリトン・ソロ)
 
[* 世界初録音]
 
録音 (データ後報)

 
スウェーデンの合唱グループ「エーリク・ヴェストベリ・ヴォーカルアンサンブル Erik Westbergs Vokalensemble」は、1993年、北部スウェーデンとフィンランドのソリスト、教会音楽家、音楽教師たちが集まり、ノルボッテン県のピーテオーで結成されました。メンバーの数は16人から20人。指揮者エーリク・ヴェストベリ Erik Westberg(1956–)とともに、多様性のある特徴的なプログラムでコンサートと国内外のツアーを行なってきました。録音活動も活発に行い、2021年にオリヤン・ファールストレムの「合唱とジャズ・オーケストラ」の組曲《ポエシス(Poesis)》(SCD 1181)、2022年にサーミのアーティストとのコラボレーションによる『Sápmi(サプミ)』(SCD 1184)をリリースしました。
 
2022年の新しい『Papillon(蝶々)』は、スウェーデンの人びとからもっとも愛されている作曲家のひとり、ヒューゴ・アルヴェーン Hugo Alfvén(1872–1960)の生誕150年を記念するアルバムです。《夕べ》《気分》《蝶々》《クリスマスの歌》やアルヴェーンの編曲で広く歌われている民謡《空にある星のように》《リム・リム・リーマ》《ふたりだけの牧場で》といったよく知られている曲と、《子供の日の子供の島の歌》《ウタツグミ》(混声合唱版)《クリスマスの賛美歌》《鳴れ、わたしの美しい鐘》《オーロフ青年と妖精たちの踊り》《百合の枝にとまった鳩の歌》の初録音曲が含まれています。
 
王立スウェーデン音楽アカデミーの「スウェーデン音楽遺産(Swedish Musical Heritage)」とのコラボレーションで制作されました。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2,150円)

『Ravel』
ACT Music ACT 9952-2 jazz

 
『Ravel』
 Menuet sure le nom de Haydn(ハイドンの名によるメヌエット)(Maurice Ravel)
 Quatuor(四重奏曲)(Maurice Ravel)
 Trio(三重奏曲)(Maurice Ravel)
 Pavane pour une infante défunte(亡き王女のためのパヴァーヌ)(Maurice Ravel)
 Alborada del gracioso(道化師の朝の歌)(Maurice Ravel)
 Bolero(ボレロ)(Maurice Ravel)
 Valse II(ワルツ II)(Maurice Ravel)
 Adagjio assai(アレグロ・アッサイ)(Maurice Ravel)
 Sonatine(ソナチナ)(Maurice Ravel)
 Pavane de la belle au bois dormant(眠りの森の美女のパヴァーヌ)(Maurice Ravel)
 Le jardin féerique(妖精の園)(Maurice Ravel)
  ディーター・イルグ(ベース)
  ライナー・ベーム(ピアノ)
  パトリス・エラル(ドラム)
  
録音 2019年11月26日–27日 バウアー・スタジオ(Bauer Studios)(ルートヴィヒスブルク、ドイツ)
制作 ディーター・イルグ
録音エンジニア・ミクシング・マスタリング アドリアン・フォン・リプカ

 
ドイツのベーシスト、ディーター・イルグ Dieter Ilg は、ヨーロッパのもつクラシカル音楽の遺産を現代に蘇らせることをライフワークにしていると言われ、『Mein Beethoven(わがベートーヴェン)』(ACT 9582-2)『B-A-C-H』(ACT 9844-2)などのアルバムを作ってきました。新作は『ラヴェル』。ラヴェルが、ピアノのソロ、4手のピアノ、弦楽四重奏、ピアノ三重奏のために書いた作品をピアノ・トリオで演奏しています。
 
ジャズに対して「耳を開いていた」というラヴェルの音楽は、ジャズとの融和性が高く、スウェーデンのジャズ・ピアニスト、ヤコブ・カールソンが録音した『モーリス・ラヴェルをインスピレーションとするピアノの即興』(Caprice CAP 21786)も、新鮮で自然な音楽が共感を呼びました。
 
価格 2,860円(税込価格)(本体価格 2,600円)

『シリアクス=ペーション=ライティネン』
Arcantus ARC 20022 classical

 
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.3(1794)
 弦楽三重奏曲第2番 ニ長調 Op.9 no.2(1798)
 弦楽三重奏曲第3番 ハ短調 Op.9 no.3(1798)
  トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン
   セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
   ヨハンナ・ペーション(ヴィオラ)
   カティ・ライティネン(チェロ)
 
録音 2017年10月 ヴェステロース・コンサートホール(ヴェステロース、スウェーデン)

 
スウェーデンのセシリア・シリアクス Cecilia Zilliacus とヨハンナ・ペーション Johanna Persrson、フィンランドのカティ・ライティネン Kati Raitinen が1999年に結成した「トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン」は、スウェーデン放送がJ. S. バッハの《ゴルトベルク変奏曲》のスタジオ演奏を放映、大きな反響を呼びました。別のセッションでスタジオ録音したアルバム(Caprice CAP 21695)もリリースされ、2005年の「スウェーデン・アカデミー賞」に選ばれました。2010年にはモーツァルトの《弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調》(CAP 21795)をリリース、最初のアルバムと同様、各国のメディアで称賛され、多くの賞を受けました。
 
ドイツのプロデューサーふたり、マルティン・ナゴルニとファビアン・フランクがブレーメンに設立したレーベル「Arcantus」がリリースする新しいアルバムでは、ベートーヴェンが20代で作曲した弦楽三重奏曲を3曲、演奏しています。《弦楽三重奏曲 変ホ長調》は、ベートーヴェンが手がけた初めての弦楽三重奏曲。2つのメヌエットを含む6つの楽章で構成された「ディヴェルティメント」の性格の作品です。《弦楽三重奏曲 ニ長調》《弦楽三重奏曲 ハ短調》は、ベートーヴェンが1799年にウィーンで出版し、彼を支援していたヨハン・ゲオルク・フォン・ブロウネ=カミュ伯爵に献呈した「Op.9」に含まれる作品です。温もりのある親密な気分の楽章と悲痛な音楽の楽章が対照を見せる、「室内楽」の伝統に沿った4楽章の《ニ長調》。「ベートーヴェンのハ短調」の特徴をもった「アレグロ・コン・スピリト」から「終曲:プレスト」の4楽章の《ハ短調》。第1曲の「ト長調」とともに「作曲家ベートーヴェン」の里程標とみなされている作品です。
 
価格 2,640円(税込価格)(本体価格 2,400円)

『into the Light』
Signum Classics SIGCD 723 contemporary/classical

 
伝承曲(フランスのクリスマスキャロル)(ソーンダー・チョイ 編曲)
 荒れ野の果てに(Angels We Have Heard On High)
ケネス・ジェニングズ(1925–2015)
 ベツレヘムの小さな町(ああベツレヘムよ)
 (O Little Town of Bethlehem)
ジョン・ジェイコブ・ナイルズ(1892–1980)(ポール・ジョン・ルドイ 編曲)
 なぜイエスは(めぐり歩きながら思いめぐらす)
 (I Wonder As I Wander)
ジョニ・ミッチェル(1943–)
 River(リバー)
シェリル・カム
 Alleluia! into the Light(アレルヤ!光の中へ) 
クリス・フォス
  Love, the God Eternal
B. E. ボイキン(1989–)
 おお大いなる神秘(O Magnum Mysterium)
アフリカ系アメリカ・スピリチュアル(ウィリアム・C・パウエル 編曲)
 Glory Hallelujah to Duh Newbo’n King
フランシスコ・グラウ・ベガラ(1947–2019)
 平和のメッセージ(Mensaje de Paz)
伝承曲(ジョー・ギルバート、エディー・ブラウン 編曲)
 Children Go!
伝承曲(レジナルド・ボウエンズ 編曲)
 三艘の舟を見た(I Saw Three Ships)
伝承曲(フィリピンのクリスマスキャロル)(ジェリー・ブランディ)(ソーンダー・チョイ 編曲)
 Aguinaldo Carols(アギナルドのキャロル)
伝承曲(オーストリアのキャロル)(アーロン・ハンブル 編曲)
 Still, Still, Still(シュティル、シュティル、シュティル)(静かに、静かに)
伝承曲(フランスのクリスマスキャロル)(ソフィア・セーデルベリ 編曲)
 新しいクリスマス(Noel Nouvelet)
フランツ・クサヴァー・グルーバー(1787–1863)(クリストファー・H・ハリス 編曲)
 聖しこの夜(Silent Night)
クリス・フォス
 Twas the Night before Christmas(クリスマスの前の夜だった)
リンダ・キャケルマイアー(1965–)
 We Toast the Days
  カントゥス
   ジェイコブ・クリストファー(テノール)
   アレクザンダー・ニシブン(テノール)
   ポール・ショルツ(テノール)
   マシュー・ショーテン(テノール)
   ロッド・ケリー・ハインズ(バリトン)
   ジェレミー・ウォン(バリトン)
   クリス・フォス(バス)
   サミュエル・グリーン(バス)
 
録音 2021年7月

 
アメリカの男声アンサンブル「カントゥス(Cantus)」は、ミネソタ州ミネアポリスを拠点に活動。ニューヨークのリンカーン・センターやワシントンのケネディ・センターをはじめ全米各地でコンサートを行なってきました。ルネサンスから21世紀の作品まで、数少ないフルタイムで活動するヴォーカル・アンサンブルとして新しい合唱音楽を創造することでアメリカの音楽シーンに存在を示しています。
 
『Manifesto』(SIGCD 686)『The COVID-19 Sessions』(SIGCD 819)につづく Signum Classics の第3作。「COVID-19 パンデミック下の暗く不確かな日々。時の過ぎゆく先に明るい日々のあることを願い、楽天的な気分で」録音したというアルバムです。
 
カントゥスが献身的に進める「レパートリーの多様性」を反映したプログラム。ジョン・ジェイコブ・ナイルズ John Jacob Niles とケニー・ジェニングズ Kenny Jennings から、ジョニ・ミッチェル Joni Mitchell とB. E. ボイキン(ブリトニー・エリザベス・ボイキン) B. E. Boykin まで、幅広い作曲者と編曲者による、5つの言語の曲が歌われます。プログラムのうち6曲は、ジナルド・ボウエンズ Reginald Bowens とクリストファー・H・ハリス Christopher H. Harris が手がけた2つの新編曲を含み、カントゥスのために作られた作品です。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2,150円)

『As One(ひとつになって)』
Albany Records TROY 1902 classical

 
ロバート・オーウェンズ(1925–2017)
 Silver Rain(銀色の雨) Op.11(1958)(ラングストン・ヒューズの詩)
  In Time of Silver Rain(銀色の雨が降る時) Fulfillment(達成感)
  Night(夜) Silence(沈黙) Carolina Cabin(カロライナの小屋)
  Songs(歌) Sleep(眠り)
ネッド・ローレム(1923–)
 Youth, Day, Old Age and Night(青春、昼、老年そして夜)(1958)
 (ウォルト・ホイットマン『草の葉』から)
 Clouds(雲)(1953)(ポール・グッドマンの詩)
 The Lordly Hudson(威厳あるハドソン川)(1947)
 (ポール・グッドマンの詩)
 See How They Love Me(わかるか、彼らが私をどう愛しているか)(1958)
 (ハワード・モスの詩)
ザカリー・ワズワース(1983–)
 The Place for No Story - Five Poems of Robinson Jeffers
 (ストーリーのいらない場所 - ロビンソン・ジェファーズの5つの詩)
  Love the Wild Swan(野生の白鳥を愛せ)
  Carmel Point(カーメル・ポイント)
  The Place for No Story(ストーリーのいらない場所)
  Animals(動物) The Epic Stars(叙事詩的な星)
スラル・アーヴィング・グリック(1934–2002)
 Two Landscapes for Tenor and Piano
 (テノールとピアノのための2つの風景)(1973)
 (ケネス・パッチェンの詩)
  The Sea is Awash with Roses(海はバラでいっぱいだ)
  We Must Be Slow(われわれはペースを落とさなければいけない)
リビー・ラーセン(1950–)
 My Ántonia(私のアントニア)(2000)
 (ウィラ・キャザーの小説による)
  Landscape - From the Train(風景 - 列車から)
  Ántonia(アントニア)
  Landscape II - Winter(風景 II - 冬)
  The Hired Girls(雇われの娘たち)
  Landscape III - Prairie Spring(風景 III - 草原の春)
  Ántonia in the Fileds…(畑のアントニア…)
  Landscape IV - Sunset(風景 IV - 日の入り)
  ジョス・ミルトン(テノール)
  メリンダ・カフィ・アームステッド(ピアノ)
 
録音 2021年9月25日–30日 ヒドゥン・バレー・ミュージック・セミナー(Hidden Valley Music Seminars)(カーメル・バレー、カリフォルニア州)

 
「芸術家が人間と地球のつながりに捧げるオマージュ」(ジョス・ミルトン)。今日の芸術歌曲作家たちが「われわれの世界の偉大さに焦点を当てた、地球をテーマとするテクスト」に作曲した歌によるプログラム。ロバート・オーウェンズ Robert Owens(1925–2017)、ネッド・ローレム Ned Rorem(1923–)、ザカリー・ワズワース Zachary Wadworth(1983–)、スラル・アーヴィング・グリック Srul Irving Glick(1934–2002)、リビー・ラーセン Libby Larsen(1950–)。ジョス・ミルトン Jos Milton は、トリニティ大学、マサチューセッツ大学、ピーボティ音楽学校で学び、「カーメル・バッハ・フェスティヴァル合唱団」や「コンスピラーレ」などのグループでアンサンブル・アーティストとしての経験を積みました。コンスピラーレの『マシュー・シェパードを考える』(Harmonia Mundi HMU 807638)にも参加しています。ミシシッピ大学准教授。2019年のカーメル・バッハ・フェスティヴァルではプリコンサート・レクチャーを行いました。共演のメリンダ・カフィ・アームステッド Melinda Coffey Armstead は、ソロと室内楽のプレーヤーとして活動するピアニストです。
 
価格 2,255円(本体価格)(本体価格 2,050円)

『管楽器のための協奏曲 第1集』
Claves 50 3050 classical

 
ヴァルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791)
 フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313/285d
 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299/297c
 フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314/285d
 アンダンテ ハ長調 K.315/285e(フルートと管弦楽のための)
  アレクシス・コセンコ(フルート)
  ヴァレリア・カフェルニコフ(ハープ)
  リ・アンジェリ・ジュネーヴ ステファン・マクラウド(指揮)
 
[楽器 Flute: Martin Wenner d’après August Grenser (1709) a 1 clé, en grenadille (K.313, 315), Martin Wenner d’après August Grenser (1709) a 1 clé, en ébène (K.314), Martin Wenner d’après August Grenser (1709) a 8 clé, en grenadille/Harp: simple mouvement Etienne Chaillot, fin du 18e siècle]
 
録音 2021年6月 ランドフガストホフ・リーエン「大祝祭ホール」(リーエン、スイス)
芸術監督・録音エンジニア・編集・マスタリング  マルクス・ハイラント

 
スイスのバス・バリトン歌手ステファン・マクラウド Stephan Macleod(1971–)が2005年に結成した「リ・アンジェリ・ジュネーヴ Gli Angeli Genève」は、バッハの《マタイ受難曲》(Claves 50 3012/13)と《ミサ曲 ロ短調》(50 3014/15)の声楽と器楽のパートの配置など巧みなバランス設計による独自の解釈による演奏で注目されました。
 
モーツァルトの「管楽器のための協奏曲」のシリーズ第1集は、フルートのための4つの協奏的作品。ソリストは、「レ・ザンバサドゥール」などのアンサンブルの指揮者としても名高いフランスのフルート奏者アレクシス・コセンコ Alexsis Koenko(1977–)と、ウクライナのキーウ生まれのハープ奏者ヴァレリア・カフェルニコフ Valeria Kafelnikov。彼女は、2003年にロトの「レ・シエクル」のメンバーになり、「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」でも演奏しています。
 
2つの《フルート協奏曲》と《アンダンテ》のカデンツァは、レイチェル・ブラウン Rachel Brown とコンラート・ヒュンテラー Konrad Hünteler の作品を基にコセンコが即興演奏。《フルートとハープのための協奏曲》は、シルヴァン・ブラッセル Silvain Blassel のカデンツァで演奏されます。 
 
価格 2,970円(本体価格)(本体価格 2,700円)

『dear body』 Selection
Daphne DAPHNE 1074 singer-songwriter/classical

 
『dear body』
 In my silence(Annasara Lundgren)
 There’s a heartbeat(Annasara Lundgren)
 Surrounded by love(Annasara Lundgren)
 Let’s play(Annasara Lundgren)
 Dear Body(Annasara Lundgren)
 Surrendering(Annasara Lundgren)
 I am not broken(Annasara Lundgren)*
  アンナサーラ(ヴォーカル、ピアノ、ヴァイオリン)
  マッティン・ヴァンベリ(ヴォーカル)*
  アメリア・ヤコブソン(チェロ)
  ユーハン・ブリッジャー(マリンバ)
  シモン・ペッテション(ベース)
  
録音 (データ後報)

 
スウェーデンのシンガーソングライター、アンナサーラ Annasara のアルバム第4作『dear body』。
 
アンナサーラ・ルンドグレーン Annasara Lundgren は、1982年、ヴェステルヨートランドのトロルヘッタンで生まれ、スコーネ地方のマルメでヴァイオリンを学びました。フリーランスのオーケストラと室内楽のプレーヤーとして10年ほど活動した後、マルメに近いセルスホーグに移って作曲を学びました。そして、シンガーソングライターとしての最初のソロアルバム『Annasara』を2014年に発表しました。
 
Daphne Records がリリースする新しい『dear body』も、これまでと同様、フランス印象主義を中心とするクラシカル音楽の影響を受けて彼女が作った作品を歌ったアルバムです。「わたしは、夢の中にいるようなネオクラシカルな音楽を作ります。わたしの歌があなたの心に届き、あなたを内省と瞑想の世界に連れていくことがわたしの願いです」(アンナサーラ)。6曲は、インストルメンタル伴奏で書かれ、彼女自身がピアノとヴァイオリンを演奏。アメリア・ヤコブソン Amelia Jakobsson のチェロ、打楽器奏者ユーハン・ブリッジャー Johan Bridger のマリンバ、シモン・ペッテション Simon Peterson のベースが、いくつかの曲で共演しています。最後の《I am not broken 》は、友人のテノール、マッティン・ヴァンベリ Martin Vanbeerg とのデュエット。すべての編曲をアンナサーラが手がけ、彼女の自宅スタジオで録音セッションが行われました。
 
アルバム・タイトル曲《Dear Body》ではシベリウスの《ヴァイオリン協奏曲》のテーマが冒頭とコーラス部分の素材に使われ、シンガーソングライターとクラシカル音楽の世界の出会いが、時を超えた内省の気分を醸し出します。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)
 
このアルバムは Vinyl LP(DAPHNE 1074 LP)もリリースされます。
 
価格 3,520円(税込価格)(本体価格 3,200円)

『Longing(憧れ)』
Daphne DAPHNE 1075 contemporary/classical

 
マリア・リテル・フリューグ(1965–)
 Längtan(憧れ)(2021)
 (メゾソプラノ、クラリネット、アコーディオン、弦楽四重奏と
  ヴォーカルハーモニーのための)
  イヴォンヌ・フックス(メゾソプラノ)
  リーサ・グルーテルス(クラリネット)
  リーサ・ロングバッカ(アコーディオン)
  フィリップ・グローリア(第1ヴァイオリン)
  アルヴァ・プレス(第2ヴァイオリン)
  エーリク・ホルム(ヴィオラ)
  アンドレーア・ラヴォータ(チェロ)
  ヴォーカルハーモニー フレードリク・マルムベリ(指揮)
 Bestigning(登山)(2019)(ソプラノ、クラリネットとピアノのための)
 Du are min renaste tröst(あなたは私のもっとも純粋な慰め)(2020)
 (ソプラノとピアノのための)
 Nära ögat(かもしれない)(2020)
 (ソプラノ、クラリネットとピアノのための)
 Stjärnorna(星)(2020)(ソプラノ、チェロとピアノのための)
  リーサ・カーリオート(ソプラノ)
  マッティン・ステュルフェルト(ピアノ)
  ヨハンナ・シュンネソン(チェロ)
  ニクラス・アンデション(クラリネット)
 Vid Vesuvius brant(ヴェスヴィオの崖で)(2020)(木管四重奏のための)
  ストックホルム木管四重奏団
   マデレイネ・ユーハンソン(フルート、ピッコロ)
   ヨハンナ・オッリエ(オーボエ)
   ユーハン・セーデルルンド(クラリネット)
   ペーテル・ギュルクヴィスト(ファゴット)
 
録音 (データ後報)
録音エンジニア イェルケル・エークルンド

  
マリア・リテル・フリューグ Maria Lithell Flyg(1965–)は、ストックホルム生まれ。ストックホルム王立音楽大学で学び、カーリン・レーンクヴィストの下で作曲の修士号を取得しました。レーンクヴィストは民俗音楽から前衛音楽まで多彩なスタイルととりどりの音楽家とのコラボレーションで知られ、フリューグも、彼女の思考と姿勢を受け継ぎながら作曲家と歌手としてスウェーデンの音楽シーンを中心に活動しています。
 
Daphne Records がリリースする新しいアルバムでは、フリューグの室内楽作品が6曲、演奏されます。《Längtan(憧れ)》は、メゾソプラノ、クラリネット、アコーディオン、弦楽四重奏とヴォーカルハーモニーで演奏される作品。心の深みを表現する「4つの歌」はそれぞれ、グレータ・スンドベリ、カーリン・ボイェ、ヴィスワヴァ、シンボルスカ、エーディト・セーデルグランの詩がテクストに使われています。この4曲はソプラノのリーサ・カーリオート Lisa Carlioth が歌い、ステーンハンマルの『ピアノ作品集』(Hyperion CDA 67689)を録音したマッティン・ステュルフェルト Martin Sturfält(1979–)が共演。チェロのヨハンナ・シュンネソン Johanna Sjunnesson とクラリネットのニクラス・アンデション Niklas Andersson は、Daphne Records のオーナー、ビョーン・ウッデーンがかつて所属したスウェーデン放送交響楽団のプレーヤーです。《Vid Vesuvius brant(ヴェスヴィオの崖で)》は木管四重奏のための音楽。
 
フリューグのもっとも個人的な思いが強いという作品を聴き手と共有することをめざすアルバムです。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『There Is No Greater Love』
Storyville 101 8493 jazz

 
『There Is No Greater Love』
 There Is No Greater Love(Isham Jones/Marty Symes)
 Just One of Those Things(Cole Porter) First Smile
 Django(John Lewis) My Foolish Heart(Bill Evans)
 C Jam Blues(Duke Ellington)
  ダド・モロニ(ピアノ)
  イェスパー・ロンゴー(ベース)
  リー・ピアソン(ドラム)
 
録音 2016年5月20日–21日 Jazzhus Montmartre(コペンハーゲン)(ライヴ録音)

 
ケニー・バロンとのデュオ活動で知られるイタリアのピアニスト、ダド・モロニ Dado Moroni、デンマークを代表するベーシストのひとり、イェスパー・ロンゴー Jesper Lundgaard、ハンク・ジョーンズとケニー・バロンにも教わったアメリカのドラマー、リー・ピアソン Lee Pearso。2015年4月にデンマークのベーシスト、ニルス=ヘニング・アアステズ・ペーザセン Niels-Henning Ørsted Pedersen(NHØP)の生誕70年の記念コンサートで初めて顔を合わせた3人が、2016年5月の NHØP を記念するコンサート・シリーズの一環としてコペンハーゲンのジャズクラブ「モンマルトル」で行ったライヴの録音。
    
価格 2,420円(税込価格)(本体価格 2,200円)

『パヴェウ・ウカシェフスキ』
Ondine ODE 1406-2 contemporary/classical

 
パヴェウ・ウカシェフスキ(1968–) 宗教的合唱曲
 Oratio pro adventus(待降節の祈り)(2013)*
 Popule meus(わが民よ)(2019)*
 Rosary Prayer(ロザリオの祈り)(2015)*
 Ubi caritas(慈しみと愛のあるところ)(2016)
 Anima Christi(キリストの魂)(2018)
 Deus miseratur nostri(神がわたしたちを憐れみ)(2012)*
 Ego sum pastor bonus(わたしは良い羊飼いである)(2014)*
 Prayer for Those Who Shall Return(帰り来る者たちへの祈り)(2019)*
 Corpus Christi Hymnus(聖体の祝日の聖歌)(2019)*
 Salve Regina(サルヴェ・レジナ)(2009)*
 Veni Crator(来たり給え創造主なる聖霊よ)(2004)
  ラトビア国立合唱団 マーリス・シルマイス(指揮)
 
録音 2021年10月12日–15日 聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)

 
ラトビア国立合唱団 State choir Latvija は、1942年に創設され、1947年に「国立合唱団」の名が冠せられました。創設者ヤーニス・オゾリンシュ、ヤーニス・ドゥーミンシュ、ダウマンツ・ガイリス、イマンツ・ツェピーティス、アウスマ・デルケーヴィツァたち歴代の指揮者によって演奏技術と表現技術を磨かれ、ラトビアでもっとも編成の大きいプロフェッショナル合唱団としてラトビアの音楽文化を支えてきました。ラトビア音楽アカデミーとオーストリアのグラーツ音楽演劇大学で学んだマーリス・シルマイス Māris Sirmais(1969–)が、1997年から芸術監督と首席指揮者を務めています。
 
ポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキ Paweł Łukaszewski(1968–)は、チェストホバで生まれ、ワルシャワのフレデリク・ショパン音楽アカデミーでチェロと作曲を学びました。ポーランドの宗教音楽と合唱音楽を代表する作曲家のひとりとして、ヘンリク・グレツキ、クシシュトフ・ペンデレツキ、アルヴォ・ペルト、ジョン・タヴナーといった人たちの後継者と目されています。彼の静謐で美しい音楽は広く親しまれ、ポーランドのほか、イギリス、ドイツ、イタリア、アメリカ合衆国、ベルギー、デンマーク、アイスランド、ウクライナ、中国など海外の100を超す数の音楽祭で演奏されてきました。イギリスの合唱団も彼の作品をレパートリーにもち、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団による『合唱音楽』(Hyperion CDA 67639)、ナイジェル・ショート指揮テネブレの『Daylights declines』(Signum Classics SIGCD 521)をはじめとする録音をリリースしています。
 
2021年10月にリガの聖ヨハネ教会でセッション録音されたこのアルバムでは、2004年の《Veni Crator(来たり給え創造主なる聖霊よ)》から2019年の《Prayer for Those Who Shall Return(帰り来る者たちへの祈り)》まで、初録音の8曲を含む11の作品が歌われています。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『トマス・アデス』
Ondine ODE 1411-2 contemporary/classical

 
トマス・アデス(1971–)
 ホテル組曲(Hotel Suite)(2018)
 (歌劇《Powder Her Face(彼女に化粧を)》から)
  序曲(Overture) 歌のある情景(Scene with Song)
  結婚行進曲(Wedding March) ワルツ(Waltz) 終曲(Finale)
 見出された場所(Lieux retrouvé)(2009/2016)
 (チェロと小管弦楽の版)*
  川(Les eaux) 山(La montagne) 畑(Les champs)
  市街:不気味なカンカン(La ville : Cancan macabre)
 おとぎ話の踊り(Märchentänze)(2020/2021)
 (ヴァイオリンと管弦楽の版)**
 夜明け(Dawn)(2020)
  フィンランド放送交響楽団 ニコラス・コロン(指揮)
  トマス・ヌニェス(チェロ)*
  ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)**
 
録音 2021年10月(ホテル組曲)、2022年4月(見出された場所、おとぎ話の踊り)、2022年5月 ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド)

 
2021年月から首席指揮者としてフィンランド放送交響楽団を指揮するイギリスのニコラス・コロン Nicholas Collon の第2作アルバム。イギリスのトマス・アデス Thomas Adès の作品を4曲、演奏しています。
 
《ホテル組曲》は、アデスが24歳の時に作曲した貴族階級のスキャンダルを題材とする歌劇《Powder Her Face(彼女に化粧を)》から作曲者自身が作った3つの管弦楽組曲のもっとも新しい作品。
 
《見出された場所(Lieux retrouvé)》は、スティーヴン・イッサーリスのために2009年に作曲された作品です。オリジナルの「チェロとピアノ」の版は、彼が作曲者と共演して初演。『チェロとピアノの音楽』(Hyperion CDA 67948)にも録音しました。〈川〉〈山〉〈畑〉といった「絵画風」のタイトルをもつ曲とオッフェンバッハの《カンカン》を引用した〈市街〉の作品です。このディスクの「チェロと小管弦楽」の版は、2016年に作られました。
 
《おとぎ話の踊り》も最初は「ヴァイオリンとピアノ」のための曲として書かれました。ルイ・ヴィロン財団と東京オペラシティ文化財団が共同で委嘱。オペラシティの「コンポージアム 2020」で予定された初演が、COVID-19 の余波で中止され、2021年10月、ペッカ・クーシスト Pekka Kuusisto と作曲者によりパリで初演されました。イギリスの民話からインスピレーションを得た、〈ヒバリ(A Skylark)〉など4曲。フィンランド放送(YLE)の委嘱で作られた「ヴァイオリンと管弦楽」の版による演奏です。
 
「任意の間隔で配置された管弦楽のためのシャコニー(シャコンヌ)(Chacony for Orchestra at Any Distance)」の副題をもつ《夜明け》は、COVID-19 のパンデミック下の「2020 BBC Proms」の委嘱作。2020年8月30日、サイモン・ラトルがロンドン交響楽団を指揮して初演しました。
 
このアルバムの曲はすべて、初めて録音される作品です。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『Heat of the Moment』
Sterling CDA 1858/1859-2 2CDR’s classical

 
[Disc 1]
ジュール・マスネ(1842-1912)
 歌劇《ヴェルテル(Werther)》(1885–87)
  おお、恵みにみちた自然よ(O Nature Pleine de grâce)(第1幕)
  別の男が彼女の夫だなんて…僕はこの胸に
  (Un autre est son époux…J’aurais sur ma poitrine)(第2幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   王立スウェーデン管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム(指揮)
  [録音 1999年1月15日 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]
  どうして僕を目覚めさせるんだ(Pourquoi me réveiller)(第3幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   王立スウェーデン管弦楽団 グレゴル・ビュール(指揮)
  [録音 2006年秋 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]
ジャック・オッフェンバック(1819–1880)
 歌劇《ホフマン物語(Les Contes d’Hoffman)》(1880)
  クラインザックの歌(Va pour Kleinazch)(プロローグ)(スウェーデン語歌唱)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   ラーシュ・マグヌソン(テノール)
   王立スウェーデン歌劇場合唱団男声合唱
   王立スウェーデン管弦楽団 ステファン・ソリヨム(指揮)
  [録音 2003年春 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813–1901)
 歌劇《オテロ(Otello)》(1887)
  私を恐れるな(Niun mi tema)(第4幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   マグヌス・シューレ(テノール)
   ビョーン・ブルムクヴィスト(バス)
   ペール=アルネ・ヴァールグレーン(バリトン)
   王立スウェーデン管弦楽団 クリスチャン・バデア(指揮)
  [録音 2004年春 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]  
 歌劇《トロヴァトーレ(Il Trovatore)》(1853)
  ああ、あなたこそ私の恋人(Ah! si, ben mio)(第3幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   王立スウェーデン管弦楽団 クリスチャン・バデア(指揮)
  [録音 2006年春 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]    
ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
 歌劇《トスカ(Tosca)》(1900)
  星は光りぬ(E lucevanle Stelle)(第3幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   王立スウェーデン管弦楽団 クリスチャン・バデア(指揮)
  [録音 2007年春 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)] 
 歌劇《マノン・レスコー(Manon Lescault)》(1893)
  これほど美しい女(ひと)を見たことがない(Donna non vidi mai)(第1幕)
  あなた、あなたなの?恋しいお方(Tu, tu, amore? Tu?)(第2幕)
  そうだ!見てください、僕は狂っている(No! Guardage! Pazzo son!)(第3幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   イネッサ・ガランテ(ソプラノ)
   王立スウェーデン管弦楽団 ピエル・ジョルジオ・モランディ(指揮)
  [録音 2009年春 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)] 
カミーユ・サン=サーンス(1835–1921)
 歌劇《サムソンとデリラ(Samson et Dalila)》 Op.47(1867–76)
  ごらんください、この惨めさ、ああ、この苦しさ!(Vois ma Misere)(第3幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   王立スウェーデン管弦楽団 王立歌劇場合唱団
   グレゴル・ビュール(指揮)
  [録音 2008年春 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)] 
ウンベルト・ジョルダーノ(1867–1948)
 歌劇《アンドレア・シェニエ(Andrea Chenier)》(1896)
  五月の晴れた日のように(Come un bel di di Maggio)(第4幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール) 王立スウェーデン管弦楽団
   ピエル・ジョルジオ・モランディ(指揮)
  [録音 2010年秋 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]
フロマンタル・アレヴィ(1799–1862)
 歌劇《ユダヤの女(La Juive)》(1833–35)
  さあ私の死を宣告しろ(Va prononcer ma Mort)(第4幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   ヨーテボリ歌劇場管弦楽団 ピエール・ヴァレ(指揮)
  [録音 2014年春 ヨーテボリ歌劇場(ライヴ録音)]
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
 歌劇《フィデリオ(Fidelio)》 Op.72(1805/14)
  神よ!ここはなんという暗さだ(Gott! Welch dunkel hier)(第2幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   シュータツカペレ・ヴァイマール ステファン・ラノ(指揮)
  [録音 2017年10月 ドイツ国立劇場(ヴァイマール)(ライヴ私的録音)]
フランツ・レハール(1870–1948)
 歌劇《ほほえみ国(Das Land des Lächens)》(1929)
  君こそわが心のすべて(Dein ist mein ganzes Herz)(第2幕)(スウェーデン語歌唱)
ジャコモ・プッチーニ(1858–1924)
 歌劇《トスカ(Tosca)》(1900)
  妙なる調和(Recondita Armonia)(第1幕)
   ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
   ヴェルムランド歌劇場管弦楽団 ラルフ・キルヒャー(指揮)
  [録音 2020年1月 カールスタード会議センター講堂
   (カールスタード、スウェーデン)
   (ライヴ私的録音)]
[Disc 2]
 リヒャルト・ワーグナー(1813–1883)
  舞台神聖祭典劇《パルジファル(Parsifal)》(1865–82)
   ただひとつの武器だけが(Nun eine Waffe taugt)(第3幕)
    ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
    王立スウェーデン管弦楽団 シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(指揮)
   [録音 2003年 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]
   アンフォルタス!あの傷!(Amfortas! Die Wunde!)(第2幕)
    ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
    スタヴァンゲル交響楽団 スティーヴン・スローン(指揮)
   [録音 2012年1月26日 スタヴァンゲル・コンサートホール
    (スタヴァンゲル、ノルウェー)(コンサート・ライヴ録音)]
  楽劇《トリスタンとイゾルデ(Tristan und Isolde)》(1857–59)
   ならばいっそ死んでしまったほうが(So stürben wir um ungetrennt)(第2幕)
    ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
    ニーナ・ステンメ(ソプラノ)
    マリアンネ・エクレーヴ(メゾソプラノ)
    王立スウェーデン管弦楽団 グレゴル・ビュール(指揮)
  [録音 2008年秋 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]
   イゾルデが来る!イゾルデが近づく!(Isolde kommt! Isolde naht!)(第3幕)
    ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
    アイルランド国立交響楽団 ファーガス・シェイル(指揮)
  [録音 2012年11月24日 「Open Company Wide Open Opera」ボード・ガイス・エナジー劇場
   (ダブリン、アイルランド)(ライヴ・ステージ録音)]
  楽劇《ジークフリート(Siegfried)》(1851–71)
   ホーホー!ホーホー!ホーハイ!鍛えろ、かなづち、堅い剣を
   (Hoho! Hoho! Hohei! Shmiede, mine Hammer, ein hartes Schwert)(第1幕の終結)
    ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
    ニクラス・ビョーリング・リューゲット(テノール)
    王立スウェーデン管弦楽団 マルコ・レトーニャ(指揮)
   [録音 2017年春 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]
  楽劇《神々の黄昏(Götterdämmerung)》(1848–74)
   奇蹟のように素晴らしいひと(Mehr gabst du, Wunderfrau)(序幕)
    ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
    ニーナ・ステンメ(ソプラノ)
    王立スウェーデン管弦楽団 マルコ・レトーニャ(指揮)
   [録音 2017年春 ストックホルム王立歌劇場(ライヴ録音)]
   ミーメという名のむら気の小人が(Mime hiess ein mürrischer Zwerg)(第3幕)
    ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
    ハンス=ペーター・ケーニヒ(バス)
    管弦楽団・合唱団 ファビオ・ルイージ(指揮)
   [録音 2013年春(ライヴ録音)]
  歌劇《タンホイザー(Tannhäuser)》(1842–45/47/59–60/61–67)
   かつていかなる贖罪者も抱いたことのない熱情を胸に(Inbrunst im Herzen)(第3幕)
    ラーシュ・クレーヴェマン(テノール)
    バイロイト祝祭管弦楽団 トマス・ヘンゲルブロック(指揮)
   [録音 2011年7月25日 バイロイト祝祭劇場(ライヴ録音)]  
 
制作総指揮 ブー・ヒュットネル
マスタリング・編集 クット・カールソン [全トラック ステレオ録音]

 
ラーシュ・クレーヴェマン Lars Cleveman(1958–)は、ストックホルム生まれ。ミュージシャンでプロデューサーのマッティン・ロッセルと一緒に立ち上げた、イギー・ポップの歌のタイトルに因んで「Dom Dummate」と名付けたスウェーデン初のエレクトロニック・アングラ・グループで1984年まで活動しました。その後、声楽とオペラを学び、1984年、ストックホルム・ミュージックドラマ・アンサンブル(SMDE)が上演したブリテンの《ヴェニスに死す》のホテルのポーター役で初めてソロを歌いました。1996年にストックホルムの王立歌劇場に加わり、《ボリス・ゴドゥノフ》のドミトリー、《ラインの黄金》のフロー、《さまよえるオランダ人》のエリック、《オテロ》のカッシオといったテノール役を歌っています。1999年、難役といわれるマスネの《ヴェルテル》の主役を演じて一躍注目され、《カルメン》のドン・ホセや《ドン・カルロ》の主役に起用されることになりました。2009年、ロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場で上演された《トリスタンとイゾルデ》でベン・ヘップナーの代役としてトリスタン役を歌い、2011年のバイロイト音楽祭に出演。2013年に《ニーベルングの指輪》のジークフリート役で初めてニューヨークのメトロポリタン歌劇場の舞台に立ちました。
 
『Heat of the Moment』(激情)と題したアルバムには、1999年にセーゲルスタムの指揮で歌った《ウェルテル》から、2020年の《トスカ》まで、王立歌劇場を中心とする公演で歌った「アリア」が、私的な収録も含む「ライヴ録音」で収録されています。2008年秋の《トリスタンとイゾルデ》と2017年春の《神々の黄昏》は、スウェーデンを代表するソプラノ歌手のひとり、ニーナ・ステンメがイゾルデとブリュンヒルデを歌った公演です。
 
価格 4,950円(税込価格)(本体価格 4,500円)
    

高品質メディア(Sony DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-Rによるリリースです。

『Fantasia』
Champs Hill CHRCD 168 classical/contemporary

 
ジェルジュ・リゲティ(1923–2006)
 無伴奏チェロソナタ(1948–53)
モーリス・デュリュフレ(1902–1986)
 Trois strophes sur le nom de Sacher(ザッハーの名による3つのスタンザ)(1976)
ベント・サーアンセン(1958–)
 Farewell-Fantasia(別れの幻想曲)(2021)
アラム・ハチャトゥリヤン(1903–1978)
 無伴奏チェロのための幻想ソナタ Op.104(1974)
ゾルターン・コダーイ(1882–1967)
 無伴奏チェロソナタ Op.8(1915)
  ヨーナタン・スヴェンセン(チェロ)
 
録音 2021年9月7日–9日 Champs Hill Music Room(パルバラ、イングランド)

 
ヨーナタン・スヴェンセン(ジョナサン・スウェンセン) Jonathan Swensen(1996–)は、デンマークのゲントフテ生まれ。王立デンマーク音楽アカデミーのトーケ・ムルドロプのクラスを卒業、オスロのノルウェー国立音楽大学でトゥールレイフ・テデーンに学び、ニューイングランド音楽院の大学院でローレンス・レッサーの下で研究を続けています。2016年のデンマーク弦楽器コンペティションの第1位。2017年のレオニー・ソニング・タレント賞と2019年のヤコプ・ゲーザ奨学金を獲得。2018年のヤング・アーティスト・スーザン・ワズワース国際オーディションとハチャトゥリヤン国際チェロ・コンペティション、2019年のウィンザー国際弦楽コンペティションで第1位。2022年にはエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを受賞。共同で創設したクラシカル音楽祭「Festival & Friends」の2020年の芸術監督を務めるなど、積極的に活動しています。師のテデーンとは違い、「チェロという楽器」と向き合う姿勢が見られる音楽家です。王立デンマーク音楽アカデミー出身のフィリプ・シュトラウフと共演したシューベルトとラフマニノフのソナタ(Danacord DACOCD 834)を2018年にリリースしています。
 
『Fantasia』は初めてのソロ・アルバム。ベント・サーアンセン Bent Sørensen が彼の委嘱で作曲した《Farrewell-Fantasia(別れの幻想曲)》と、リゲティやコダーイたちが作曲した無伴奏チェロのための「スタンダード」曲によるプログラムを演奏しています。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『Quanta - エイナル・トルフィ・エイナルソン』
Kairos 0015112KAI contemporary

 
エイナル・トルフィ・エイナルソン(1980–)
 Nine Tensions(2008)(12人の音楽家のための)
 Seven Intensions(2008–09)
 (フルート、バスクラリネット、ハープ、ピアノ、打楽器のための)
 Tendencies(2009)(オーボエ、バスクラリネット、トランペット、
  トロンボーン、ヴァイオリンとコントラバスのための)
 Quanta(2010)(12人の音楽家のための)
 Non-vanishing vacuum state(2011)
 (バスフルート、バスクラリネット、トランペットとチェロのための)
 Desiring-Machines(2012)(24人の音楽家のための)
  Asko|Schuönberg ELISION Enssemble Ensemble Adapter
  Ensemble Intercontemporain(アンサンブル・アンテルコンタンプラン)
  Klangforum Wien(クラングフォールム・ヴィーン)
  スサンネ・マルッキ(指揮) Manuerl Nawri(指揮)
  エンノ・ポッペ(指揮) クラーク・ランデル(指揮)
 
録音 2009年–2012年

 
エイナル・トルフィ・エイナルソン Einar Torfi Einarsson(1980–)は、レイキャヴィーク音楽大学、アムステルダム音楽院、グラーツ国立音楽大学で作曲を学び、イングランドのハダースフィールド大学のアーロン・カシディの下で作曲の博士号を取得。サルヴァトーレ・シャリーノ、ブライアン・ファーニホウ、ベアート・フラー、ペーター・アブリンガーにマスタークラスと私的な場で学んでいます。彼の音楽は、クラングフォールム・ヴィーンやアンサンブル・アンテルコンタンプランといったヨーロッパのアンサンブルによって演奏、放送され、いくつかの賞を受けました。ポスト構造主義の哲学に基づく記譜法と、インターディシプリナリー・アートとポストディシプリナリー・アートに関心をもち、音楽とインストレーション・アートやビジュアル・アートとの境界を探ることを試みています。
 
価格 2,640円(税込価格)(本体価格 2,400円)

『Vam Gogh in Me(私の中のゴッホ)』
Alpha Classics ALPHA 638 classical

 
カミーユ・サン=サーンス(1835–1921)
 2つの合唱曲(2 Chorus) Op.68
  夜の静けさ(Calme des nuits)
  花々と木々(Les fleurs et les arbres)
クロード・ドビュッシー(1862–1918)(クリトゥス・ゴットヴァルト(1925–)編曲)
 お告げの鐘(Les Angélus) L 76
クロード・ドビュッシー(1862–1918)
 シャルル・ドルレアンの3つの歌(Trois Chansons de Charles d’Orléans) L 92
  神よ、あの女(ひと)を眺めることは(Dieu! qu'il l'a fait bon regarder)
  太鼓の音を聞くと(Quand j'ay ouy le tabourin sonner0
  冬よ、おまえは嫌なやつだ(Yver, vous n'estes qu'un vilain)
クロード・ドビュッシー(1862–1918)(クリトゥス・ゴットヴァルト(1925–)編曲)
 雪の上の足跡(Des pas sur la neige)(《前奏曲 第1巻》
エリック・サティ(1866–1925)(ウィリアム・ナイト 編曲)
 ジムノペディ第1番(Gymnopédie no.1)
リヒャルト・シュトラウス(1864–1949)
 夢の中の光(Der Gutzgauch)
グスタフ・マーラー(1860–1911)(クリトゥス・ゴットヴァルト(1925–)編曲)
 原光(Urlicht)
アルマ・マーラー(1879–1964)(クリトゥス・ゴットヴァルト(1925–)編曲)
 なま暖かい夏の夜(Laue Sommernacht)
グスタフ・マーラー(1860–1911)(クリトゥス・ゴットヴァルト(1925–)編曲)
 夕映えに(Im Abendrot)(《交響曲第5番》の「アダージェット」)
アルマ・マーラー(1879–1964)(クリトゥス・ゴットヴァルト(1925–)編曲)
 静かな町(Die stille Stadt)
グスタフ・マーラー(1860–1911)(クリトゥス・ゴットヴァルト(1925–)編曲)
 私はこの世に捨てられて(Ich bin der Welt abhanden gekommen)
 (《リュッケルトの詩による5つの歌》)
アルノルト・シェーンベルク(1874–1951)
 千年を三たび(Dreimal tausend Jahre) Op.50a
 地には平和を(Friede auf Erden) Op.13
  オランダ室内合唱団 ペーター・ダイクストラ(指揮)
  
録音 2022年2月 ハーレム・フィルハーモニー(ハーレム、オランダ)

 
オランダの合唱指揮者ペーター・ダイクストラ Peter Dijkstra(1978–)は、2007年から2018年までスウェーデン放送合唱団の首席指揮者を務め、在任中の2015年、オランダ室内合唱団の首席指揮者に就任しました。
 
オランダ室内合唱団とダイクストラの新しいアルバム『Vam Gogh in Me(私の中のゴッホ)』は「an immersive journey through the times of Van Gogh and Klimt(ヴァン・ゴッホとクリムトの時代を実体験する旅)」のコンセプトで作られました。サン=サーンス、リヒャルト・シュトラウス、シェーンベルクのアカペラ作品。スコラ・カントルム・シュトゥットガルトを創設したドイツの作曲家クリトゥス・ゴットヴァルト Clytus Gottwald がアカペラ合唱のために編曲したドビュッシー、グスタフ・マーラー、アルマ・マーラーの歌曲や器楽曲。
 
サティの《ジムノペディ第1番》は、イギリスのテノール歌手で作曲家のウィリアム・ナイト William Knight が、オランダ室内合唱団の芸術監督ティド・ヴィッセル Tido Visser の発案を受け、アカペラ合唱曲のために編曲した作品です。歌詞には、ゴッホと同時期にモンマルトルに住んでいた、サティの友人、J. P. コンタミーヌ・ド・ラトゥール J.P. Contamine de Latour の詩『Les Antiques』が使われました。
 
価格 2,860円(税込価格)(本体価格 2,600円)

『シベリウス』
Alpha ALPHA 645 classical

 
ジャン・シベリウス(1865–1957)
 交響曲第5番 変ホ長調 Op.82 交響曲第3番 ハ長調 Op.52
 交響的幻想曲《ポホヨラの娘(Pohjolan tytär)》Op.49
  ヨーテボリ交響楽団
  サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指揮)
 
録音 2019年6月(第5番)、2018年5月(第3番)、2022年6月 ヨーテボリ・コンサートホール(ヨーテボリ、スウェーデン)

 
価格 2,860円(税込価格)(本体価格 2,600円)

『ムストネン』
LAWO Classics LWC 1243 contemporary/classical

 
オッリ・ムストネン(1967–)
 ピアノ五重奏曲(2014)*
 弦楽四重奏曲第1番(2016)
  オッリ・ムストネン(ピアノ)*
  エンゲゴール四重奏団
   アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)
   アレックス・ロブソン(ヴァイオリン)
   ジュリエット・ジョプリング(ヴィオラ)
   ヤン・クレメンス・カールセン(チェロ)
 
録音 2021年5月31日–6月1日、9月7日–8日 ソフィエンベルグ教会(オスロ) [DXD(24bit/352.8kHz)録音]

 
フィンランドのオッリ・ムストネン Olli Mustonen は、彼の世代を代表するピアニストのひとりとして国際的に知られています。その一方、彼は、表現の方法のひとつとして作曲をピアノ演奏と同等に重視。「ネオクラシカルでややラヴェル風」の《ディヴェルティメント》を12歳の時に書いて以来、作曲を手がけてきました。1985年に作曲したピアノと弦楽オーケストラのための《幻想曲》は、「ミニマリストの音型とロマンティックに色づけした豊かな和声を結合した」音楽が評価され、初期のもっとも重要な作品とみなされています。音楽学者キンモ・コルホネンは、ムストネンの音楽を「リズミカルな推進力をもったロマンティックな語法」と定義づけています。
 
《ピアノ五重奏曲》は「Dramatico e passionato(劇的で情熱的に)」「Quasi una passacaglina (Andanntino)(パッサカリア風に)」「Finale (Misteioso)(終曲)」の3楽章、エンゲゴール四重奏団の委嘱による《弦楽四重奏曲第1番》は、古典とロマンティシズム時代の4楽章構成の「弦楽四重奏曲」を現代の音楽語法で表現したという、「Con fuoco all’Ungharese(ハンガリー風に燃えるように)」のヴィルトゥオーゾ性の高い、陶酔の音楽で閉じる作品です。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『来たれ(Veni)- クリスマスの歌 II』 Selection
BIS SACD 2511 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
ジョン・フランシス・ウェイド(1711–1786)(デイヴィッド・ウィルコックス(1919–2015) 編曲、グレーテ・ペーデシェン(1960–)、イェルムン・ラーシェン(1981–) 追加編曲)
 アデステ・フィデリス(神の御子は今宵しも)(Adeste Fidelis)
 (合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニウム)
トマス・ベック(1899–1963)(イェルムン・ラーシェン・トリオ 編曲)
 聖なるクリスマスイブ(Sæle jolekveld)
 (ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニウム)
チャールズ・アイヴズ(1874–1954)
 クリスマス・キャロル(A Christmas Carol)(合唱)
アルネ・ムデーン(1936–2015)(イェルムン・ラーシェン(1981–) 編曲)
 教会の旋律(Kyrklåt)(合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース)
伝承曲(アンドレーアス・ユートネム(1973–) 編曲)
 クリスマスの酒を作ろう(Me ska bryggja te jul)
 (アルト・ソロ、合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース)
ブルガリア、ノルウェー、バスク伝承の子守歌(デイヴィッド・ウィルコックス(1919–2015) 編曲、グレーテ・ペーデシェン(1960–) 追加追加)
 幼子イエス/ねんねんダミヤンチョ
 (The Infant King/Nani mi, nani, Damyancho)
 (バス・ソロ、合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース)
伝承曲(スチャン・カーシュテンセン(1971–)、イェルムン・ラーシェン(1981–)、ソンドレ・マイスフィヨルド(1975– ) 編曲)
 ディンドン、空高く(Ding dong! Merrily on high)
 (ヴァイオリン、アコーディオンとベース)
伝承曲(グンナル・エーリクソン(1936–) 編曲)
 見失った羊(Den bortkomne sauen)
 (ソプラノ・ソロ *、アルト・ソロ、合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
 モテット「イエスよ、来たれ(Komm, Jesu,komm)」 BWV 229
 (合唱、オルガン、チェロとヴィオローネ)
伝承曲(セテスダールの民謡)(ヨハン・クヴァンダール(1919–1999)の編曲に基づき、ヨン・ロルマルク(1967– )/グレーテ・ペーデシェン(1960–) 編曲)
 おお、ここではたくさんのものが(Å her møter mangt)
 (アルト・ソロ、合唱、ヴァイオリンとニッケルハルパ)
ウィリアム・ジェームズ・カークパトリック(1838–1921)(アンデシュ・オールヴァル(1932–2012)、デイヴィッド・ウィルコックス(1919–2015) 編曲)
 まぶねの中で(En krybbe var vuggen)
 (合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとベース)
伝承曲(グンナル・エーリクソン(1936–)、トロン・クヴェルノ(1945–) 編曲)
 見よ、太陽の美しい光と輝きを(Se solens skjønne lys og prakt)
 (ソプラノ・ソロ **、合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパとハルモニウム)
即興(マルコ・アンブロジーニ(1964–)、ソンドレ・マイスフィヨルド(1975– ) )
 カリヨン(Carillon)(ニッケルハルパとベース)
ジョン・ゴス(1800–1880)(デイヴィッド・ウィルコックス(1919–2015) 編曲)
 ごらん、静かな冬の夕べに(ほら、冬の雪のさなかに)
 (Sjå i stille vinterkveld/See, amid the Winter’s Snow)
 (合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニウム)
伝承曲(セテスダールの民謡)
 クリスマスの歌(Julestev)(ソプラノ・ソロ *)
伝承曲(テリエ・クヴァム(1944–) 編曲)
 この世はうるわし(Deilig er jorden)
 (合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニウム)
イェルムン・ラーシェン(1981–)
 歩き歌(Gångmarsj)
 (合唱、ヴァイオリン、ニッケルハルパ、ベースとハルモニム)
  ノルウェー・ソリスト合唱団 グレーテ・ペーデシェン(指揮)
  イェルムン・ラーシェン(ヴァイオリン)
  マルコ・アンブロジーニ(ニッケルハルパ)
  ソンドレ・マイスフィヨルド(ベース)
  アンドレーアス・ユートネム(ハルモニウム)
  クヌート・ヨハンネセン(ハルモニウム)
  ステャン・カーシュテンセン(アコーディオン)
  ケート・ハーン(チェロ)
  ヨアキム・ペーテション(ヴィオローネ)
  クリスチャン・ショス(オルガン)
  インゲボルグ・ダールハイム(ソプラノ・ソロ)*
  ハンネ・マーリト・モルダール(ソプラノ・ソロ)**
  マーリ・アスクヴィーク(アルト・ソロ)
  デイヴィッド・マッキューン(バス・ソロ)
 
録音 2021年12月 ロヴィーセンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作 ヨルン・ペーデシェン
録音エンジニア オスガイル・グロング

 
ノルウェー・ソリスト合唱団とグレーテ・ペーデシェン Grete Pedersen は、初めてのクリスマス・アルバム『バラ(Rós)』(BIS SA 2029)を2013年にリリースした後、毎年クリスマス・コンサートを開催してきました。ノルウェーの人たちと子供たちからもっとも愛されている音楽家のひとり、イェルムン・ラーシェン Gjermund Larsen もアルバムにつづいて参加するコンサートは、聴衆が心待ちにする、寒い季節の暖かい時間として定着したと言われます。
 
「12月は期待の時。私たちは待ち、望む」。ノルウェー・ソリスト合唱団のクリスマス・アルバム第2作『来たれ(Veni)』も「芸術音楽とトラッド・ミュージックがひとつになって」という同じコンセプトで作られました。「トラッド」からは、イェルムン・ラーシェンの他、キーフィドルのヒッケルハルパを弾くマルコ・アンブロジーニ Marco Ambrosini とベーシストのソンドレ・マイスフィヨルド Sondrer Meisfjord が参加。《神の御子は今宵しも》《まぶねの中で》《この世はうるわし》といった広く親しまれたキャロルにノルウェーの民謡、アイヴズの《クリスマス・キャロル》、ニッケルハルパとベースによる「即興」などを交えた、ユニークな編曲も加えたプログラムを、変化をつけた編成で演奏しています。
 
2021年12月、オスロのロヴィーセンベルグ教会で録音セッションが行われました。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『カストラポリス(Castrapolis)-ナポリのカンタータとアリア』
BIS SACD 2585 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) early music/classical

 
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699–1783)
 Non piangete, amati rai(泣かないで、愛しい目よ)
 (歌劇《認められたキュロス(Ciro riconosciuto)》(1751) 第1幕から)
ジュゼッペ・ポルジーレ(1680–1750)
 歌劇《ウリッセの祖国への帰還(Il ritorno di Ulisse alla patria)》
  エルヴィラのアリア「Sventurato chi piagato(哀れ、心を射られた者)」(第2幕第19場)
  クレオンテのアリア「Tu sei crudel così(おまえはなんと残酷な)」(第2幕第10場)
  テレーマコのアリア「Apri Cirene lumi(目を開けろ、キュレネ)」(第1幕第8場)
  テレーマコのアリア「Fiero sdegno dell’alma guerriero(戦士の魂の高慢な侮蔑が)」(第1幕第15場)
  クレオンテのアリア「Quel volto vezzoso(あの美しい顔が)」(第2幕第5場)
  テレーマコのアリア「Mi preparo a trionfar(勝ち誇る準備はできています)」(第3幕第7場)
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660–1725)
 カンタータ「かの心地よき平安は(Quella pace gradita)」
ドメニコ・アウレッタ(1723–1753)
 協奏曲 ハ長調(チェンバロ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
朗読
 Dimmi bel neo che faì(話しておくれ、美しいほくろよ)
ドメニコ・ナターレ・サッロ(1679–1744)
 カンタータ「Dimmi bel neo che faì(話しておくれ、美しいほくろよ)」
伝承曲
 ガルガーノのタランテラ(Tarantella del Gargano)
 (声とバロック・ギターのための)
  ニコロ・バルドゥッチ(カウンターテナー)
  アンナ・パラディーゾ(チェンバロ、共同音楽監督)
  ドルチ・アフェッティ
   ダン・ダウリン(第1リコーダー)
   ケート・ハーン(第2リコーダー)
   シェシュティン・フローディン(第1オーボエ)
   イーア・ノイミュラー(第2オーボエ)
   マッツ・クリングフォシュ(ファゴット)
   マリア・リンダール(ヴァイオリン、リーダー)
   カロリーナ・ヴェーバー・エークダール(ヴァイオリン)
   ヨエル・スンディーン(ヴィオラ)
   通奏低音:
   アンナ・パラディーゾ(チェンバロ)
   ケート・ハーン(チェロ)
   トゥーマス・イェットンソン(コントラバス)
   ドーヒョ・ソル(アーチリュート、バロック・ギター)
  ダン・ラウリン(音楽監督)
 
[楽器 Harpsichord: François Paul Ciocca, Riccia 2008, after Nicolas & François Blanchet 1730/Recorder: Alto recorder by Francesco Livirghi] 
 
録音 2021年7月12日15日 デューヴブー教会(スンドビュベリ、スウェーデン)
制作・録音エンジニア トーレ・ブリンクマン

 
スウェーデンのバロック・アンサンブル「ドルチ・アフェッティ Dolci Affetti」のアルバム第1作がリリースされます。リコーダー奏者のダン・ラウリン Dan Laurin と夫人のアンナ・パラディーゾ Anna Paladiso が、ナポリ音楽院図書館の所蔵するナポリ音楽コレクションを探求する目的で結成。ヴァイオリンのマリア・リンダール Maria Lindal やオーボエのシェシュティン・フローディン Kerstin Flödin といったスウェーデンのバロック音楽シーンで活躍する音楽家たちが参加しました。
 
ナポリのカンタータとアリアを歌ったアルバム。フランスの小説家ドミニク・フェルナンデスが1974年の小説『ポルポリーノ(Porpolino ou les mystères de Naples)』で「数多くのカストラート・ソプラノが結集した南の首都」を表すために使った言葉「カストラポリス」が、アルバム・タイトルに採られました。
 
プログラムの最初は、アレッサンドロ・スカルラッティに学ぶためナポリを訪れたヨハン・アドルフ・ハッセ Johan Adolf Hasse がメタスタージオの台本に作曲した《認められたキュロス》から、リコーダーとオーボエを2つずつともなって歌われる〈Non piangete, amati rai(泣かないで、愛しい目よ)〉。ジュゼッペ・ポルジーレ Giuseppe Porsile の《ウリッセの祖国への帰還》は、当時23歳だったカストラート歌手のドメニコ・ゴッツィがプロ・デビューで歌った作品です。モンテヴェルディの歌劇と同じホメロスの『オデュッセイア』の物語を題材にしながら、別の作家による台本に作曲されています。アレッサンドロ・スカルラッティの《かの心地よき平安は》は、リコーダーの他、ソロ・ヴァイオリン、チェロと通奏低音をともなう、ソプラノのためのソロ・カンタータです。
 
ドメニコ・アウレッタ Domenico Auletta は、ナポリで生まれ、30歳で没しました。チェンバロ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための《協奏曲 ハ長調》は、ナポリ音楽院図書館が楽譜を保存している作品です。ドメニコ・ナターレ・サッロ Domenico Natale Sarro は、トラーニで生まれ、サントオノフリオのナポリ音楽院で学びました。声と通奏低音のためのカンタータ《話しておくれ、美しいほくろよ》も、ナポリ音楽院図書館の所蔵する作品です。カンタータの演奏に先立って最初のレチタティーヴォ「Dimmi bel neo che faì」の朗読がはさまれます。
 
アルバムの最後、サッロ、カストラート歌手ファリネッリ、アンナ・パラディーゾ、ニコロ・バルドゥッチが生まれたアプリア(プーリア)地方に伝わる「タランテラ」が歌われます。
 
バロック音楽を得意とするソプラニスタ、カウンターテナーのニコロ・バルドゥッチ Nicolò Palducci は、1999年、イタリアのカノーザ・ディ・プーリア生まれ。ソプラノ歌手アンア・マリア・ステッラ・パンジーニに最初に教わり、マテーラの音楽院の学士号を、バロック歌唱をジェンマ・ベルタニョッリに学んだヴィチェンツァ音楽院の修士号を取得しました。ヴェネツィアのジョルジョ・チーニ財団やヴィテルボのストラデッラ音楽祭に招かれ、第1位に選ばれたニコロ・ピッチンニなどのコンペティションに参加してきました。ヴィテルボの「フェスティヴァル・ストラデッラ」でダン・ラウリンと出会ったことが、2020年から2021年のシーズンのコンサートへの出演とこの録音につながりました。
 
スンドビュベリのデューヴブー教会 Duvbo kyrka でのセッション録音です。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『ダウランドの島(Isle of Dowland)- リュート・ソングの黄金時代』
dB Productions DBCD 205 early music

 
トマス・モーリー(1557–c.1603)
 手をつないで(Joyne Hands)
 ごらん、わたしの美しい宝石を(See, see, myne owne sweet jewell)
 クラント(La Coranto)
ジョン・ダウランド(1563–1626)
 もしも私のうけた苦しみが情熱を動かすなら
 (If my complaints could passions move)(《歌曲集 第1巻》)
 夢(A Dream) P 75
 去れ、夜ごとの悩み、安らぎの敵よ(Go nightly cares, the enemy to rest)
 (《歌曲集 第4巻「巡礼者の慰め(A Pilgrimes Solace)」》)
 ジグ(Jig) P 78
トマス・フォード(1580?–1648)
 美しく、甘く、残酷な(Faire, sweet, cruel)
 (《Musicke of Sundrie Kindes》
ジョン・ダニエル(1563/34–c.1626)
 美しい鳥よ、どうすれば会えるだろう(Thou Pretty Bird, How do I See)
 リュートのように(Like as the Lute Delights)
トマス・キャンピオン(1567–1620)
 幾多の風雪に耐えた帆が
 (Never weather-beaten saile more willing bent to shore)
 (《歌曲の本 第2巻》)
トバイアス・ヒューム(c.1569–1645)
 わが希望は朽ち果て(My Hope Is Decayed)(《エア集 第1巻》
トマス・キャンピオン(1567–1620)
 もしも1日か(What if a Day)
ジョン・ダウランド(1563–1626)
 君よ、それほど私を困らせたいなら(Lady if you so spite me)
 (《音楽の饗宴》)
 彼女は僕の過ちを許してくれようか(Can she excuse my wrongs)
 (《歌曲集 第1巻》)
 ラクリメ(涙)(Lachrimae) P 15
 放っておいてくれ、わが生よ、死なせてくれ
 (Lasso vita mia, mi fa morire)
 (《歌曲集 第4巻「巡礼者の慰め(A Pilgrimes Solace)」》)
フランシス・ピルキントン(c.1565–1638)
 眠れ、うるわしのニンフ(Rest Sweet Nimphs)
ジョン・ダウランド(1563–1626)
 おお、今こそ別れねばならぬ(Now, O Now I Needs Must Part)
  アンナ・サンデル(メゾソプラノ)
  マリア・リンダール(ヴァイオリン)
  カレン・ブルース・ヴェステルルンド(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  カール・ニューリーン(リュート)
 
録音 2021年3月13日–15日 サルトショーバーデン教会(ストックホルム)

 
リュート奏者のカール・ニューリーン Karl Nyhlin は、スウェーデン北部のウーメオ生まれ。ストックホルムとマルメでリュートと通奏低音を学び、アメリカのフルブライト奨学金を得てインディアナ大学ブルーミントン校のナイジェル・ノースに教わりました。ストックホルムに住み、ベルギーの「B’Rock Orchestra」やフランスの「レ・タラン・リリク」などのアンサンブルで演奏、ドロッとニングホルム宮廷劇場管弦楽団の首席リュート奏者を務めています。エリザベス朝の音楽を特集したアルバム。エマ・カークビーやナイジェル・ノースに学んだメゾソプラノのアンナ・サンデル Anna Zander、『カストラポリス』(BIS SA 2585)の「ドルチ・アフェッティ」のリーダー、 マリア・リンダール Maria Lindal、北欧バロック四重奏団の『Northern Delights』(Simax PSC 1224)のセッションに参加したヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のカレン・ブルース・ヴェステルルンド Karen Burce Westerlund という、スウェーデンの古楽シーンで活躍するミュージシャンが参加したセッションで録音されました。
 
価格 2,585円(税込価格)(本体価格 2,350円)

『ポウル・ルーザス』
OUR Recordings  6.220680 SACD hybrid (Multichannel/stereo) classical

 
ポウル・ルーザス(1949–)
 クラリネット五重奏曲(2014)
 王座(Throne)(1988)(クラリネットとピアノのための)
 ピアノ四重奏曲(2016)
  ルーザスデール・チェンバー・プレイヤーズ
   ヨーナス・フレーロン(クラリネット)
   クリスティーネ・プリュン(ヴァイオリン)
   ミナ・フレド(ヴィオラ)
   ヨン・エーデ(チェロ)
   マルエル・エスペリージャ(ピアノ)
 
録音 2022年3月10日–11日(五重奏曲)、2021年6月17日–20日 ネーロム降臨教会(ネーロム、デンマーク)

 
ルーザスデール・チェンバー・プレイヤーズ(Rudersdal Kammersolister)は、2017年、ヴァイオリニストのクリスティーネ・プリュン Christine Pryn がポウル・ルーザス Poul Ruders の作品を演奏するために結成したアンサブルです。ピアノ四重奏を核にフルート、クラリネット、弦楽器を曲によって追加するフレキシブルな形態で運用しています。
 
このアルバムでは、1988年の《王座(Throne)》、2014年の《クラリネット五重奏曲》、2016年の《ピアノ四重奏曲》と、30年近い間隔で作られた3つの作品が演奏されます。
 
《クラリネット五重奏曲》は、エネルギッシュな「Avanti alla breve(速い速度で前進)」、美しく静謐な「Adagio sognante(夢みるアダージョ)」、クラリネットにアクロバティックな跳躍が求められる「Animato(活き活きと)」の3楽章。クラリネットとピアノのための《王座(Throne)》は、アーチ形式の構造で書かれた作品。《ピアノ四重奏曲》は、「like the dewy petals of a flower(涙にぬれた花弁のように)」(ルーザス)という「Awakening(目覚め)」、優しく控えめな「Inncoent(無邪気な)」、スケルツォ「Sprightly(活発に)」、1日の終わりと夜の訪れを告げる、メランコリックな「Translucent(半透明な)」の4楽章で構成されています。
 
2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『ヴィルャミ・ニーテュコスキ、ルーツ・ミュージック作曲家』
Alba ABCD 468 traditional/classical

 
ヴィルャミ・ニーテュコスキ(1895–1985)
 カウスティネンの行進曲(Kaustislainen marssi)
 夏の思い出(Kesän muisto) 響きの波(Sävellaineita)
 喜びと悲しみと(Iloa ja surua) 楽しいポルスカ(Iloinen polska)
 嘆きの行進曲(Surunvoittoinen marssi)
 思い出のバラ(Muistojen ruusuja)
 移りゆく気分(Tunnelmasta toiseen)
 ポルカ・メドレー(Polkkasikermä)
 短調のシリア・ワルツ(Silia valssi mollissa)
 演奏者の挨拶(Soittajan tervehdys)
 自然の音(Luonnon ääniä) 愉快にやろう(Reipasta menoa)
 お別れの行進曲(Jäähyväismarssi)
 スピードの魅惑(Vauhdin hurmaa) 憂鬱の秋(Syyssynkkyyttä)
 アダージョ(Adagio) 夏の感覚(Suvitunnelma)
 音で遊ぼう(Leikkivät sälvelet)
  オストロボスニア室内管弦楽団
  マーリン・ブルーマン(音楽監督)
 
録音 2021年9月13日–15日 スネルマンホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音エンジニア・編集 マルック・ヴェイヨンスオ

 
フィンランドでもっとも国際的に知られるオーケストラのひとつ、オストロボスニア室内管弦楽団は、1972年、指揮者ユハ・カンガスにより中部ポホヤンマー県のコッコラに学生オーケストラとして創設されました。1989年にプロ・オーケストラに改組。2013年からカンガスの後任としてサカリ・オラモが芸術監督を務め、2019年秋、スウェーデンのマーリン・ブルーマン Maroij Broman が音楽監督に就任しました。
 
オストロボスニア室内管弦楽団の創設50周年を記念するアルバムではルーツ・ミュージック作曲家」のヴィルャミ・ニーテュコスキViljami Niittykoski(1895–1985)の音楽が特集されます。ニーテュコスキは、毎年7月にフォーク・ミュージック・フェスティヴァルが開催されることで知られるカウスティネン市のサロンキュラ地区で生まれ、指物師や両親が開墾した農場の仕事で生計を立て、土地の人々が伝えてきた音楽に触れて育ちました。19歳の時に最初の曲《思い出のバラ》を作り、1930年代の初期には地域のフィドル弾きを集め「サロンキュラ・オーケストラ」も組織。1985年に没するまでに100を超す数の曲を作りました。
 
このアルバムでは、「オスカル・メリカント、レーヴィ・マデトヤ、ヘイッキ・クレメッティといったナショナル・ロマンティシズム期の作曲家に倣った世俗と宗教の歌曲、合唱曲」「サロンオーケストラ・スタイルの器楽曲」「カウスティネン民俗音楽祭に合わせて書いたフォーク・スタイルの小曲」とスタイル分けされる彼の作品が19曲、演奏されます。
 
ニーテュコスキ自身のオーケストレーションによる《音で遊ぼう》以外の曲は、ティモ・アラ=コティラ Timo Ala-Kotila(1959–)、イルッカ・コタヤ Ilkka Kotaja(1980–)、ラウリ・プラッカ Lauri Pulakka(1962–)、『フォーク・シーズン』(ABCD 402)のクレータ=マリア・ケンタラ Kreeta-Maria Kentala(1964–)が編曲。プラッカが編曲した《自然の音》は「かなり速いテンポ」の〈春の鳥(Kevätlinnut)〉、「自然なリズム」の〈寄せるさざ波(Laineiden läikettä)〉〈カッコウの鳴き声(Käen kukuntaa)〉、「ゆっくりと深く」〈松の葉のささめき(Honkain huminaa)〉と〈コーダ(Coda)〉の5つの部分からなる小曲です。
 
価格 2,255円(税込価格)(本体価格 2,050円)

『ソワレシュテュッケ(夕べの小品)(Soiréestücke)
Alba ABCD 512 classical

 
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 幻想小曲集(Fantasiestücke) Op.73(1849)
 (クラリネットとピアノのための)
 3つのロマンス(Drei Romanzen) Op.28(1839)(ピアノのための)
 - 第2曲 簡素に(Einfach)
クララ・シューマン(1819–1896)
 3つのロマンス(Drei romanzen) Op.22(ヴァイオリンとピアノのための)
ニルス・W・ゲーゼ(1817–1890)
 4つの幻想的小品(4 Fantasiestücke/Fantasistykker)Op.43(1864)
 (クラリネットとピアノのための)
ロベルト・シューマン(1810–1856)
 ピアノソナタ第2番 ト短調 Op.22(1833–35)
 3つのロマンス(Drei Romanzen) Op.94(1849)
 (オーボエとピアノのための)
 夕べの歌(Abendlied) Op.85 no.12
  ラウリ・サッリネン(クラリネット)
  アンナ・クヴァヤ(ピアノ)
 
[楽器 Clarinet: Henri Selmér Paris Récital in A & B♭/Piano: Steinway D]
 
録音 2021年5月14日–17日 クフモ芸術センター「レントゥア・ホール」(クフモ、フィンランド)
制作・録音エンジニア・編集 マルック・ヴェイヨンスオ

 
メシアンやベリオたちのソロ・クラリネット曲による『孤独の歌』(ABCD 413)のラウリ・サッリネン Lauri Sallinen(1982–)と、シベリウスやラヴェルのピアノ曲を弾いた『河に住む』(ABCD 386)のアンナ・クヴァヤ Anna Kuvaja(1979–)のデュオによる『ソワレシュテュッケ』。フィンランドの音楽家ふたりは、COVID-19 の引き起こした地球規模のパンデミックのせいで、われわれの生活から失われてしまったものを「ひとつの記録」して表すため、このアルバムを作りました。
 
夕べの集いの音楽……親密さ、人と会うこと、一緒に音楽を作り、その瞬間を共有する。そのためにふたりがプログラムに選んだのは、ロベルトとクララのシューマン夫妻、そしてニルス・ゲーゼの曲。クラリネットとピアノのデュオの作品の他、ヴァイオリン、オーボエ、あるいは4手のピアノのために書かれた作品も含まれています。
 
ロベルト・シューマンが1849年に作曲した《幻想小曲集》は、ハーモニー、旋律線、反復が出版譜と大きく異なる「手稿譜」を基本にした演奏。彼がクララ・ヴィークに贈ったピアノ曲《3つのロマンス》から第2曲〈簡素に〉。クララ・シューマンがヴァイオリンとピアノのために書いた「アンダンテ・モルト(Andante molto)」「アレグレット:優しい語り口で(Alegretto: Mit zartem Vortrage)」「情熱をこめて速く(Leidenschaftlich schnell)」の《3つのロマンス》。デンマークの「ロマンティスト」ニルス・W・ゲーゼの《4つの幻想的小品》は、第3曲の〈バラード〉が伝説の英雄物語を思わせる、作曲当時から人気を集めた作品です。〈アンダンティーノ〉の第2楽章が美しいシューマンの《ピアノソナタ ト短調》。オーボエとピアノのために書かれた《3つのロマンス》は、2つの〈速くならないで(Nicht schnell)〉の間に〈簡素に、心から(Einfach, innig)〉がはさまれる作品です。
 
プログラムの最後に《小さな子供と大きな子供のための12の4手のピアノ小品》から、シューマン自身が「ヴァイオリンとピアノ」の版を書いたという第12曲〈夕べの歌〉がアンコールとして演奏されます。
 
価格 2,255円(税込価格)(本体価格 2,050円)

『ユッカ・ハルユ、ホルン』
Alba ABCD 517 classical

 
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750)
 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007
 無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV 1008
 無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV 1009
  ユッカ・ハルユ(ホルン)
 
[楽器 Horn: Alexander model 103]
 
録音 2020年6月16日–18日 ラウッタサーリ教会(ヘルシンキ)(第1番・第2番)、2022年5月3日–4日 カルヤロホヤ教会(ウーシマー、フィンランド)
制作・録音エンジニア・編集 マルック・ヴェイヨンスオ

 
J.S. バッハの《無伴奏チェロ組曲》は、20世紀初期から注目され、今ではチェロ奏者の基本的レパートリーとして広く演奏されています。この6曲には、他の楽器の奏者も関心を寄せ、最近ではファゴットのブラム・ファン・サムベークが『Bach on the Bassoon』のアルバム(BIS SA 2637)に第1番を録音しました。
 
2008年からフィンランド放送交響楽団のソロ・ホルン奏者を務めるユッカ・ハルユ Jukka Harju(1975–)も、「私たちの楽器の作品にはない特質と知的視野をもつ」バッハの組曲に魅せられたというひとり。「管楽器のプレーヤーにとって頭の痛いダブルストップや分散和音(ブロークン・コード)」といった課題に挑戦、「ソロ楽器」による究極の「音風景」の創造のための練習プロセスを楽しんだと言います。
 
価格 2,255円(税込価格)(本体価格 2,050円)

『Doppio esressivo(ドッピオ・エスプレシーヴォ)』
BIS SACD 2509 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical 

 
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
(コントラバス・パート編曲:マレイン・ファン・プローイェン)
 協奏曲 ト短調 RV 531(チェロ、コントラバス、弦楽と通奏低音のための)*
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821–1889)
(ボグスワフ・フルトク(1967–) 弦楽アンサンブル編曲)
 ラ・セレナータ(La Serenata)
 (ロッシーニの《カンツォネッタによるファンタンジア》から)**
 パッショーネ・アモローサ(Passione amorosa)**
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
(マレイン・ファン・プローイェン 編曲)
 アリア「喜びとともに会わん(Vedró con mio diletto)
 (歌劇《ジュスティーノ》 RV 717 から)
 (コントラバス、弦楽と通奏低音のための)
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1812–1865)
(ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821–1889) 編曲)
 エルンストのエレジー(Elégie par Ernst)
 (弦楽アンサンブル編曲:マレイン・ファン・プローイェン)
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678–1741)
(コントラバス・パート編曲:マレイン・ファン・プローイェン)
 協奏曲 ホ短調 RV 409(コントラバス、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)***
 (原曲:チェロ、ファゴット、弦楽と通奏低音のため)
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821–1889)
(マレイン・ファン・プローイェン 編曲)
 デュエット(Duetto)(ファゴット、コントラバスと弦楽のための)
 (原曲:クラリネット、コントラバスと管弦楽のため)
  リック・ストーティン(コントラバス)
  ヨハンネス・ロスタモ(チェロ)*
  オリヴィエ・ティエリ(第2コントラバス)**
  ブラム・ファン・サムベーク(ファゴット)***
  カメラータ RCO
   シャーン・オーメン(第1ヴァイオリン)
   クーン・スタペルト(第2ヴァイオリン)
   エーディト・ファン・ムールガステル(ヴィオラ)
   フレット・エデーレン(チェロ)
   フェリクス・ラシュマル(コントラバス)
  クリスティーナ・エデーレン(チェンバロ)
  スーレン・ロイポルト(テオルボ)
 
[楽器 Double bass (Stotjin): Panormo School, 19th Century/Cello: Antonia Stradivari, Cremona 1698/Double bass (Thiery): Cesare Candi, c.1920/Bassoon: Heckel 1970]
 
録音 2021年10月 ジンゲル教会(アムステルダム、オランダ)
制作 イェンス・ブラウン
録音エンジニア ノーラ・ブランデンブルク

 
スウェーデン放送交響楽団の首席コントラバス奏者、オランダのリック・ストーティン Rick Stotijn(1982–)の『Back to StockHome』(BIS SA-2379)につづく BIS Records の第4作。”Doppio espressivo” - 二倍のヴィルトゥオジティ、二倍の表現。「ヴィヴァルティがボッテジーニが同じ時代に生まれていれば、技巧的で魅力的なコントラバス協奏曲をたくさん書いていただろう」というストーティンの確信から生まれたコンセプトで作られたアルバム。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『ヴィルムス ピアノ協奏曲集 第2集』
BIS SACD 2524 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772–1847)
 協奏曲 へ長調 Op.32(ピアノと管弦楽のための)
 協奏曲 変ホ長調 Op.55(ピアノと管弦楽のための)
  ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
  ケルン・アカデミー マイケル・アレクサンダー・ウィレンズ(指揮)
 
録音 2021年8月 インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
制作 インゴー・ペトリ

 
ベートーヴェンと同時代を生きた作曲家ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムスの生誕250年と没後175年を記念してロナルド・ブラウティハムとケルン・アカデミーが録音した「ピアノ協奏曲」のシリーズ。現存する5曲のうち3曲を収めた第1集(BIS SA 2504)につづく第2集には「へ長調」と「変ホ長調」の2曲が収録されました。古典からロマンティシズムへさしかかる時代を反映した、穏やかで心地よい音楽。先のアルバムと同様、現存する楽譜からウィレンズの助言を入れながらブラウティハム再構築した版による演奏です。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『エレーヌ・ド・モンジュルーの練習曲』
BIS SACD 2603 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
エレーヌ・ド・モンジュルー(1764–1836)
 《ピアノ教育のための完全教程》から29の練習曲
  第37番 ト長調 第36番 へ長調 第35番 ハ短調 第34番 へ長調
  第28番 ホ長調 第26番 ト長調 第38番 イ短調 第41番 変ホ長調
  第51番 へ短調 第53番 ホ短調 第52番 ハ長調 第55番 へ短調
  第66番 ハ短調 第62番 変ホ長調 第65番 変ホ短調 第67番 ロ長調
  第74番 ハ短調 第89番 変イ短調 第82番 ハ短調 第97番 ト短調
  第99番 ハ短調 第100番 変ロ短調 第101番 嬰ハ長調
  第103番 嬰へ短調 第106番 ロ長調 第104番 嬰ト短調
  第107番 ニ短調 第110番 イ長調 第111番 ト短調
   クレア・ハモンド(ピアノ)
 
[楽器 Piano: Steinway D]  
 
録音 2021年12月17日–20日 ワイアストーン・コンサートホール(モンマス、ウェールズ)
制作・録音エンジニア トーレ・ブリンクマン

 
エレーヌ・ド・モンジュルー Hélène de Mongeroult は、1764年、リヨンの貴族の家にエレーヌ・ド・ネルヴォとして生まれました。子供のころから早熟の音楽才能を示し、二十代の初めには当時もっとも優れたピアニストと即興家のひとりとみなされました。アンシャン・レジームの末期にモンジュルー侯爵(マルキ・ド・モンジュルー)と結婚。フランス革命の時代を迎えます。極秘の外交ミッションで赴いたロンドンから帰国後の1793年、夫妻は外交官としてナポリ王国をめざす途中オーストリア兵に拉致され、侯爵は死亡。釈放されたエレーヌはパリに戻ります。新設された国立音楽学校を支える仕事についた彼女は、「恐怖政治」の時代、投獄され公安委員会に喚問されるものの、革命歌《ラ・マルセイエーズ》による即興演奏が裁判官を感動させたことから、釈放。国立音楽院のピアノ科の教授に任命されました。
 
初めての女性の教授として彼女のピアノ教育への貢献は大きく、特に、1788年から1812年にかけて作曲した114曲の「練習曲(étude)」をまとめた《ピアノ教育のための完全教程(Cours complet pour l’enseignement du forte-piano)》は、実践的な効果をあげる教本として当時、重宝されました。
 
イギリスのピアニスト、クレア・ハモンド Clare Hammond は、「知られざる音楽」に熱意を注ぎ、世界初録音の作品数は45を超すと言われます。このアルバムでは、モーツァルトとショパンをつなぐピアノ音楽の「宝石」ともみなされているド・モンジュルーの練習曲を29曲弾いています。
 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『ポール・ウェー』
BIS SACD 2615 SACD hybrid (5.0 surround/stereo) classical

 
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770–1827)
(フランツ・リスト(1811–1886) 編曲)
 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 《エロイカ(Eroica)》
ヴァルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791)
(シャルル・ヴァランタン・アルカン(1813–1888) 編曲)
 ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
  ポール・ウェー(ピアノ)
 
録音 2021年9月10日–15日 ワイアストーン・コンサートホール(モンマス、ウェールズ)

 
価格 2,915円(税込価格)(本体価格 2,650円)

『Three Seconds/Kolme toista』
Challenge Records CR 73545 jazz

 
『Three Seconds/Kolme toista』
 The Veil(Jussi Reijonen) Transient(Jussi Reijonen)
 The Weaver, Every So Often Shifting the Sands Beneath Her(Jussi Reijonen)
 Verso(Jussi Reijonen) Median(Jussi Reijonen)
  ユッシ・レイヨネン(フレットレス・エレクトリックギター、
   エレクトリックギター、クラシカルギター、ウード)
  ジェイソン・パーマー(トランペット、フリューゲルホルン)
  ブルト・ギューレン(トロンボーン)
  ライス・シディク(ヴァイオリン)
  ナジーム・アルアトラシュ(チェロ)
  ウタール・アルトゥン(ピアノ)
  カイル・マイルズ(アコースティック・ベース、
   フレットレス・ベース)
  小川慶太(パーカッション)
  ヴァンシル・クーパー(ドラム)
 
録音 2021年5月–6月、2021年10月 アメリカ

 
 ユッシ・レイヨネン Jussi Reijonen は、フィンランドのロヴァニエミ生まれ。現在、マサチューセッツ州ボストンに住み、ギターとウードのプレーヤー、作曲家、バンドリーダーとしてジャズ・シーンを中心に活動しています。サーミの土地(ラップランド)、中東、東アフリカ、ボストンと、彼が育ってきた土地を行き来しながら吸収した音と香りと文化が彼の音楽に反映され、「第三文化」の音楽家と呼ばれています。『Three Seconds/Kolme toista』は、2013年秋、彼が自主レーベルでリリースして高評価を得た『un』につづくアルバム第2作です。
 
価格 2,530円(税込価格)(本体価格 2,300円)

『Duo Dialog plays Astor Piazzolla(デュオ・ディアログ、アストル・ピアソラを演奏する)』
Proprius PRCD 2087 classical

 
アストル・ピアソラ(1921–1992)
 タンゴ組曲(Tango Suite)
 カンペロ(Campero)(《5つの小品(Cinco Piezas)》から)
 エチュード第3番(Etude No.3)
 (《6つのタンゴ・エチュード(6 Tango Etudes)》から)
 ナイトクラブ1960年(Nightclub 1960)
 (《タンゴの歴史(Histoire du Tango)》から)
 エチュード第4番(Etude No.4)
 (《6つのタンゴ・エチュード(6 Tango Etudes)》から)
 コンパードレ(Cimpadre)(《5つの小品(Cinco Piezas)》から)
 エチュード第5番(Etude No.5)
 (《6つのタンゴ・エチュード(6 Tango Etudes)》から)
 カフェ1930年(Café 1930)
 (《タンゴの歴史(Histoire du Tango)》から)
  デュオ・ディアログ
   ダン・ラーション(クラリネット)
   マグヌス・グロンルンド(ギター)
 
[楽器 Clarinet: B♭, A, C and Basset, Buffet Crampon, France/Guitar: Per Hallgren, Sweden]
 
録音 ユーロ教会(ユールハムン、スウェーデン)
制作・録音・編集・ミクシング トビアス・デルヴィンゲル

 
豊かな色彩とトーンのギターと幅広いダイナミクスの潜在能力をもつクラリネット。クラリネット奏者のダン・ラーション Dan Larsson とギタリストのマグヌス・グロンルンド Magnus Grönlund は、「デュオ・ディアログ」を結成以来、ふたつの楽器の特性を活かして作られた多様なスタイルの作品をレパートリーに活動をつづけ、高い評価を獲得してきました。
 
「デュオ・ディアログ」は、2008年リリースのデビュー・アルバム『Duo Dialog』(Caprice CAP 21787)でクリスティーナ・フォシュマン、ケント・オーロフソン、イングヴァル・カルコフといった現代スウェーデンの作曲家たちの作品を演奏していました。Proprius Records のリリースするアルバム第2作で彼らは、20世紀音楽の歴史でもっとも偉大な作曲家のひとり、アストル・ピアソラ Astor Piazzolla の作品を取り上げています。2つのギターのために書かれた《タンゴ組曲》の全3曲を「導入部」として演奏した後、《5つの小品》とフルートとギターのための《タンゴの歴史》から選んだ2曲と《6つのタンゴ・エチュード》の3曲を「モザイク」のように配したプログラムです。この録音でラーションは、曲によって「ビュフェ・クランポン」の4種のクラリネットを使い分けています。
 
ストックホルム群島のユールハムンに1683年に軍の礼拝堂として建てられたユーロ教会 Djurö kyrka で行われたセッションの録音です。
 
価格 2,365円(税込価格)(本体価格 2,150円)

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